粉 粒 流 体 技 術 のトータル サ ポ ート ベ ル ヌ ー イ の 定 理 を 応 用 フルードのエゼクタ&エゼクタ式空気輸送装置 プラス “ + ”なのに どんどん吸い込む!不思議? “+”圧なのに 粉、 粒、流体をどんどん吸い込みます! 実は、不思議でも何でもありません。ベルヌーイの定理とベンチュリ管の応用技術により、 エゼクタにはこのようなことができるのです。 ▲エゼクタ式空気輸送装置 ▲エゼクタ エゼクタとエゼクタ式空気輸送装置 特 長 流体管路にベンチュリ管を設けると、そのスロート部では管路 が狭まるため、 流速が上がります。 このため、 ベルヌーイの定理 ・可動部分がない により圧力エネルギは速度エネルギに変換され、圧力が降下 ・空気音以外には騒音がない します。 ここへ外部から粉、粒や流体を供給すると吸い込み、 あるいは吸い込みやすい環境になります。この後方のディ ・運転保守が不要 フューザで圧力回復をさせ、 “+”圧に戻すのがエゼクタです。 ・潤滑油が不要でオイルフリー また、このようにして圧送させる輸送装置がエゼクタ式空気 輸送装置です。 ・空気源以外には運転動力不要 ●エゼクタの圧力勾配線 クタ 圧力勾配線 ●エゼクタの圧力勾配線に対応する位置 P 圧力 (+) 0 (大気) A B (−) D E C b エゼクタ c a A 等速部 B 加速部 C 粉粒流体供給部 D ディフューザ部 E 等速部 d e a b c d e ⊿P ブロワ 空気配管部 輸送配管部 分離器 大気 エゼクタ部の圧力損失 A B C D E 粉 粒 流 体 技 術 のトータル サ ポ ート 使用方法 圧送式空気輸送装置等の送り元に使いますが、大きく分けて次の二つの使い方があります。 シール機構無しで、直接 粉・粒・流体を吸い 込ませる方法 シール機構を併用する方法 これは比較的圧力損失の少ない条件下で、ロータリバルブ 構と併用して使います。この方法は圧力損失が大きく、エゼ 等の空気シール機構を入れたくないときに使用されます。 クタ部で負圧まで下げられないとき、あるいは磨耗性粉に 圧力損失の大きなところで、ロータリバルブなどのシール機 対して、送り元での差圧を下げて漏れ風量を減じ、磨耗を防 止したいときなどに使われます。 ●フローシート例 ①直接吸込輸送の例 フィルタ ②炉内吹込用の例 炉 スクリウフィーダなど 上流側機器 検視管 レシーバ シフタなど 上流側機器 ロータリバルブ 検視管 ブロワ ブロワ エゼクタ エゼクタ ③ロータリバルブ併用式の例 ④ダクト内吹込用の例 バグフィルタ ダクト サイロ 検視管 袋など ロータリバルブ 検視管 ブロワ エゼクタ ●外形図 H DP 2 L1 L0 エゼクタ DP[A] DP[A] 1 2 25 25 32 32 40 40 50 50 65 65 80 80 100 100 125 125 150 150 175 175 200 200 250 250 300 300 DI ●寸法表 DI DP 1 ブロワ 型 式 PEJAP- 25- ※ 32 40 50 65 80 100 125 150 175 200 250 300 L0 L1 H 質量 [㎏] 都度設計となります。 (記)1.※は材質記号が入ります。 2.内部詳細は、その都度設計となります。 3.仕様により、外形寸法も変わることがあります。 4.このサイズ以外のものも製作します。 エゼクタの輸送風量と圧力損失 輸送風量 圧力損失 輸送風量は、通常の空気輸送に比べ吸い込み部からの空 圧力損失は、通常の空気輸送と違い、供給部での流出入 気流出入があるので複雑です。弊社技術部にて厳密に検 空気の影響に加え、エゼクタ部での損失も考慮する必要 討の上、 設定させていただく必要があります。 があり、やっかいです。このため、輸送風量同様 弊社技術 部にて厳密に吟味の上、 設定いたします。 納入先および納入事例 ●主な納入先例(順不同、敬称略) ●納入事例(粉粒流体名) ・東亜外業 ・ホクト ・難燃 PS ペレット ・太平洋エンジニアリング ・更埴きのこセンター ・PP 複合材ペレット ・ユアサ商事 ・明和 ・リサイクル品(肉骨粉) ・真弓興業 ・三洋化成工業 ・排ガス ・山九 ・日立造船 (スチーム、 エア、 コークス粉塵、 CO、 CO2、SO2 等) ・三菱化学エンジニアリング ・イデックスエコエナジー ・高分子凝集剤 (旧 三菱レイヨン・エンジニアリング) ・樫村工機 ・BF 乾燥品 ・木質チャー ・宇部テクノエンジ ・クレハ環境 ・粉末活性炭 (ドライ) 姉妹機 ■圧送用混相器 ■吸引用混相器 ■吸込ノズル バルク状または容 器に入ったままの 粉粒体の中に差し 込み、 効率良く輸送 物を吸い込みます。 船、トラック、貨車、 倉庫、ドラム缶やコ ンテナなどの中か 圧送用送り元部のロータリバルブなどの下に 吸引用送り元部に取り付けて使用されます。 設置し、供給される輸送物と媒体となる空気 圧送とは流れの状態が大きく違いますので、形 やガスとを効率よく混相させます。 状は似ていても構造は異なります。 また、外形 ら吸い込ませると きに便利です。 も大幅に変えなくてはならないこともあります。 フルード工業のカタログに共通する事項 製造・販売 5. 塗装色のご指定・表示のないものは弊社標準色マンセル5G6/4となりま す。なお、高温仕様品、 ゲート弁、 バタフライバルブはシルバ、Lシリーズロー タリバルブは防錆になります。 ■ご照会に際しましては、 別途、必要事項の記入用紙がございます。 アンケート感覚で簡単にご記入できますのでお使いくださると便利です。 ▲ 1. FIS………JIS標準数に準拠し定めた、 フルード規格であることを示します。 2. 表中※印部は全機種に共通、 −印部は標準外であることを示します。 3. 供給、排出にかかわる特性、能力は全て容積効率ηv=100%で表示してあ りますので、 実際の能力は、容積効率ηvを見込む必要があります。 なお、容積効率ηvの値につきましては、 詳細データを添えて、 弊社技術部ま でお問合わせください。 4. ディメンション表示のない数字は全て 〔mm〕 です。 ホームページからもお引き合いいただけます。 http://fluideng.co.jp 代 理 店 本社 〒112-8700 東京都文京区小日向 4-6-19 共立会館ビル TEL 03-3944-7111 (代)FAX 03-3944-8411 URL http://fluideng.co.jp E-mail info@fluideng.co.jp つくばテクノセンタ・関東工場・新松戸事業所 ※この資料は製品の改良のため予告なく変更されることがありますので、予めご了承ください。 CAT.No.43E15
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