A word from another world A word from another world

No.31
A word from another world
Thank You
Karin Strom
【ちょっと豆知識】宮地晶子
I recently spent some time looking through my photos and articles in preparation for this, my last
結婚するカリンさんに「おめで
article for the Koho publication. After ample clicking from image to image, two things became very
とう。
」と声をかけてあげたいです
clear to me: I’ve cultivated a wealth of warm memories in this town that will linger with me for years
ね。
Congratulations.と言いた
and I have deeply humbling sense of gratitude for the people and experiences I have encountered
いところですが、新婦にそう言う
here.
Living in Higashikawa, I’ve seen many beautiful aspects of Japanese culture. I’ve experienced the
と「いかにも苦労して相手を見つ
respect for others that is shown at every level of society. Whether I’m teaching a class or at the pizza
けた」感じがする、
と聞いたことが
shop, people are friendly and respectful. I’ve also seen the value of team-work demonstrated through
あります。Best wishes on
office rapport and on the field at sports day events. I experienced this first hand while trying not to
your wedding.やAll the best
trip my teammates doing the mukade.. As a member of the board of education, I’ve had the opportuto you and (相手の名前).と言
nity to attend traditional ceremonies and events, such as graduations and school festivals. The richness
ってあげたらどうでしょ
う。
of ceremonial traditions in Japan is a concept I’ve enjoyed learning about and sharing with friends
back home. I will carry these values I have learned into the rest of my life experiences.
At the end of July I will be completing my three year tenure as an ALT in Higashikawa. After going home for a few weeks in August for my
wedding, I will be moving out east to live with my husband, an ALT in Oketo-cho. We met in Sapporo two years ago and are excited to be
staying another year together in Hokkaido. My experience in Higashikawa has been wonderful. Thank you for your kindness and hospitality.
Engaging conversations and Japanese cultural sharing has helped me to gain a deeper understanding of my own cultural identity.
感謝 カリン・ストロム
最近、広報の今までのコラムや写真を見ていました。最後のコラムを書くためです。
カチカチっとクリックして写真を見て
いくうちに、2つのことがわかりました。
それは、
この先何年も心に残るたくさんの温かい思い出ができたということ。
そして
ここで出会った人々と体験に深い感謝の気持ちを持っていることです。
この町に住み、日本文化のさまざまな美しさに出会いました。社会のあらゆるところで人が人に敬意を表す場面に出会
いました。授業中でもピザ屋さんでも、人はみな親切で礼儀正しい。職場の信頼関係が発揮される運動会のグランド。百足
競走で仲間につまずかないようにして、実地にチームワークの価値を学びました。
また教育委員会の一員として、卒業式や
学校祭など伝統的な式や行事に出る機会がありました。
日本の式の伝統の豊かさは学ぶのも楽しく、
自国に戻ったら友人
に伝えたいあり方です。
ここで学んだ価値観をこの先の人生に生かしていこうと思います。
7月の末に、
この町の外国語指導助手としての3年の任期が終わります。8月に数週間アメリカに帰り、結婚式を挙げ
たら、置戸町で外国語指導助手をしている夫と暮らすために東に向かいます。夫となる人とは2年前に札幌で出会い、
とも
にもう1年北海道で過ごせることにわくわくしています。東川での私の経験は素晴らしいものでした。みなさんに親切にし
ていただき、受け入れていただき感謝しています。話をしたり、日本文化を共有できたことで、私自身の持つ文化的なアイ
デンティティーをより深く理解することができました。
(訳:宮地晶子)
英語教育指導員 宮地晶子の
エイゴノマナビカタ
第107回
リスニング
Here I am, once again Feelin’ lost but now and then I breathe it in to let it go…
3月いっぱいまでNHK教育テレビで放送していた「ビクトリア
ス」
というアメリカンコメディー番組の主題歌「Make it shine」
です。
子供がトイレに歌詞を張ったので、気づくと歌っています。
英語の歌は、最初は字余りで歌い切れないものです。でも発
音がこなれてくると歌えるようになります。すると表現も覚えて
発音もよくなり、リスニング力もつきます。
生徒には英語の歌を勧めていて、教科書に載っている曲な
どは一緒に歌っています。ビートルズやカーペンターズを勧め
ると、本人が知らなくてもお父さん、お母さんが知っていて、音
楽CDを持っていることがよくあります。
先日、「ビートルズのCDを貸してほしい」と卒業生が訪ね
てきました。大学入試が近いのにリスニングができなくて、私
の話を思い出してくれたらしい。うれしかったのですがすぐに
試験です。「今はとにかく過去問を解いて、そのシャドウイン
グをすること」を勧めて帰しました。
息子は友だちから英検準1級の「過去問はやったけれど、リ
スニングができない」と相談を受けました。こうなると対策本
だけでは伸びに限界があります。バケツがいっぱいになるの
に十分な英語へのエクスポージャー(expose=露出する)が
必要です。歌も歌いつつ、多読もし、ドラマも見つつ、
「でる単」
で単語を覚えるなど、多方面からアプローチが必要です。「ビ
クトリアス」の後番組「サム&キャット」(水曜日午後7時25分
から)や、世界中の優れたドキュメンタリーを集めている「地
球ドラマチック」(土曜日同7時から)がお勧めです。宇宙、恐
竜、など、多岐にわたるテーマ内容は、英検準1級のレベルに
ちょうどいいでしょう。
Higashikawa 2014 May
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