MICRO CADAM→AutoCAD 図形要素変換

「変換アトム」変換規約（MICRO CADAM→AutoCAD）
2001.11
□ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ→ＡｕｔｏＣＡＤ図形要素変換
●ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ →ＡｕｔｏＣＡＤ変換時の図形要素の変換対応です。
ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ
ＡｕｔｏＣＡＤ
図形要素
図形要素
備考
※１
点(ＰＯＮＴ)
点(ＰＯＩＮＴ)
直線(ＬＩＮＥ)
線分(ＬＩＮＥ)
円(ＣＩＲＣ)
円(ＣＩＲＣＬＥ)
円弧(ＣＩＲＣ)
円弧(ＡＲＣ)
楕円・楕円弧(ＥＬＰＳ)
楕円・楕円弧(ＥＬＬＩＰＳＥ)
注記(ＳＵＰＴ)
文字(ＴＥＸＴ)
折線スプライン(ＬＳＰＬ)
ライトウェイトポリライン(ＬＷＰＯＬＹＬＩＮＥ)
※２
マルチライン(ＭＬＴＬ)
ライトウェイトポリライン(ＬＷＰＯＬＹＬＩＮＥ)
※２
スプライン(ＳＰＬＮ)
ライトウェイトポリライン(ＬＷＰＯＬＹＬＩＮＥ)
※２･３
子図定義・配置子図
複合図形(ＢＬＯＣＫ∼ＥＮＤＢＬＫ) ＋挿入図形(ＩＮＳＥＲＴ)
※４
(ＢＥＧＤ＋ＤＩＴＯ)
ユーザー定義シンボル
複合図形(ＢＬＯＣＫ∼ＥＮＤＢＬＫ) ＋挿入図形(ＩＮＳＥＲＴ)
※５
(ＳＹＭＢ∼ＳＹＭＥ)
文字付き矢印(ＡＲＯＷ)
風船(ＢＡＬＮ)
デルタ記号(ＤＥＬＴ)
小丸シンボル(ＤＯＴ)
矩形シンボル(ＲＥＣＴ)
十字形シンボル(ＲＩＶＴ)
矢視(ＳＥＣＴ)
正三角形シンボル(ＴＲＩＡ)
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複合図形(ＢＬＯＣＫ∼ＥＮＤＢＬＫ)＋挿入図形(ＩＮＳＥＲＴ)
複合図形(ＢＬＯＣＫ∼ＥＮＤＢＬＫ)＋挿入図形(ＩＮＳＥＲＴ)
複合図形(ＢＬＯＣＫ∼ＥＮＤＢＬＫ)＋挿入図形(ＩＮＳＥＲＴ)
複合図形(ＢＬＯＣＫ∼ＥＮＤＢＬＫ)＋挿入図形(ＩＮＳＥＲＴ)
複合図形(ＢＬＯＣＫ∼ＥＮＤＢＬＫ)＋挿入図形(ＩＮＳＥＲＴ)
複合図形(ＢＬＯＣＫ∼ＥＮＤＢＬＫ)＋挿入図形(ＩＮＳＥＲＴ)
複合図形(ＢＬＯＣＫ∼ＥＮＤＢＬＫ)＋挿入図形(ＩＮＳＥＲＴ)
複合図形(ＢＬＯＣＫ∼ＥＮＤＢＬＫ)＋挿入図形(ＩＮＳＥＲＴ)
※６
※６
※６
※６
※６
※６
※６
※６
1
「変換アトム」変換規約（MICRO CADAM→AutoCAD）
2001.11
ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ
ＡｕｔｏＣＡＤ
図形要素
図形要素
備考
ＡＮＳＩ寸法(ＤＩＭＡ)
水平・垂直・平行
水平・垂直・平行寸法線(ＤＩＭＥＮＳＩＯＮ)
※７・８
法線
平行寸法線(ＤＩＭＥＮＳＩＯＮ)
※７・８
半径
半径寸法線(ＤＩＭＥＮＳＩＯＮ)
※７・８
直径
直径寸法線(ＤＩＭＥＮＳＩＯＮ)
※７・８
角度
角度寸法線(ＤＩＭＥＮＳＩＯＮ)
※７・８
カーブ(円周)
複合図形(ＢＬＯＣＫ∼ＥＮＤＢＬＫ)＋挿入図形(ＩＮＳＥＲＴ)
累進(水平)
基準寸法線(ＤＩＭＥＮＳＩＯＮ)
※７・８
累進(垂直)
基準寸法線(ＤＩＭＥＮＳＩＯＮ)
※７・８
水平・垂直・平行
水平・垂直・平行寸法線(ＤＩＭＥＮＳＩＯＮ)
※７・８
法線
平行寸法線(ＤＩＭＥＮＳＩＯＮ)
※７・８
半径
半径寸法線(ＤＩＭＥＮＳＩＯＮ)
※７・８
直径
直径寸法線(ＤＩＭＥＮＳＩＯＮ)
※７・８
角度
角度寸法線(ＤＩＭＥＮＳＩＯＮ)
※７・８
ＩＳＯ寸法(ＤＩＭＩ)
カーブ(円周)
複合図形(ＢＬＯＣＫ∼ＥＮＤＢＬＫ)＋挿入図形(ＩＮＳＥＲＴ)
累進(水平)
基準寸法線(ＤＩＭＥＮＳＩＯＮ)
※７・８
累進(垂直)
基準寸法線(ＤＩＭＥＮＳＩＯＮ)
※７・８
面取
複合図形(ＢＬＯＣＫ∼ＥＮＤＢＬＫ)＋挿入図形(ＩＮＳＥＲＴ)
●下記のＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ図形要素は変換対象外です
パターン(ＢＥＧＡ∼ＥＮＤＡ)
要素およびセットの属性(ＥＬＭＮ)
セット定義(ＳＥＴＳ)
属性テーブル定義(ＡＴＲＢ)
グリッド(ＧＲＩＤ)
システムシンボル−破断線(ＢＲＫＴ)
テキストライン(ＴＸＴＬ)
円錐曲線(ＣＮＩＣ・ＣＮＣ２)
拘束定義
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オーバーレイ図面(ＯＶＬＹ)
プロットデータ(ＰＬＯＴ)
標準部品(ＧＲＰＴ)
一般部品(ＬＰＲＴ)
一般部品の囲み情報(ＣＮＴＲ)
参照部品(ＲＰＲＴ)
文字記号(ＳＹＭＶ)
ＡＮＳＩ寸法−曲線[スプライン]寸法(ＤＩＭＡ)
その他図形要素変換にない図形要素
※１
パラメータファイル設定の[モード設定]−[点]で“変換しない”を設定した場合は変換しません。
※２
パラメータファイル設定の[フォーマット設定]−[出力フォーマットバージョン]で“Ｒ１３Ｊ”以下を
設定した場合は、ＡｕｔｏＣＡＤのポリライン(ＰＯＬＹＬＩＮＥ)として変換します。
※３
パラメータファイル設定の[モード設定]−[スプライン]で“単純要素として変換”を設定した場合は、
スプライン曲線を線分近似し、線分要素に分解して変換します。
※４
パラメータファイル設定の[モード設定]−[配置子図]で“単純要素として変換”を設定した場合は、そ
の構成図形要素に対応するＡｕｔｏＣＡＤの単純要素として変換します。
※５
パラメータファイル設定の[モード設定]−[ユーザー定義シンボル]で“単純要素として変換”を設定し
た場合は、その構成図形要素に対応するＡｕｔｏＣＡＤの単純要素として変換します。
※６
パラメータファイル設定の[モード設定]−[システム定義シンボル]で“単純要素として変換”を設定し
た場合は、その構成図形要素に対応するＡｕｔｏＣＡＤの単純要素として変換します。
※７
パラメータファイル設定の[寸法線設定]−[寸法線変換]で“形状重視型”を設定した場合は、Ａｕｔｏ
ＣＡＤ複合図形として変換します。さらに、“単純要素として変換”がチェックされている場合は、寸
法線の各構成図形要素に対応するＡｕｔｏＣＡＤ図形要素に分解して変換します。
※８
パラメータファイル設定の[寸法線設定]−[寸法線変換]で“属性重視型”を設定した場合は、ＭＩＣＲ
ＯＣＡＤＡＭ寸法線が持っている定義点より、各構成要素を作成し、ＩＳＯ形状のＡｕｔｏＣＡＤ寸
法線として変換します。
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□ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ→ＡｕｔｏＣＡＤ線種の変換
●ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ →ＡｕｔｏＣＡＤ変換時の線種の変換対応です。パラメータファイルに設定がある場合は、
パラメータファイルの設定内容が優先します。
ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ線種名
ＡｕｔｏＣＡＤ線種名※１
※１
説明表記
実線(中線)
ＣＯＮＴＩＮＵＯＵＳ
ＳＯＬＩＤ(Ｍ)
実線(細線)
実線-細線
ＳＯＬＩＤ(Ｌ)
実線(太線)
実線-太線
ＳＯＬＩＤ(Ｈ)
破線(中線)
破線-中線
ＤＡＳＨ(Ｍ)
破線(細線)
破線-細線
ＤＡＳＨ(Ｌ)
一点鎖線(細線)
一点鎖線-細線
ＣＥＮＴＥＲＬＩＮＥ(Ｌ)
二点鎖線(細線)
二点鎖線-細線
ＰＨＡＮＴＯＭ(Ｌ)
ＮＣライン(中線)
ＮＣライン-中線
※２
ＮＣＬＩＮＥ(Ｍ)
破断線(中線)
破断線-中線
※２
ＢＲＥＡＫＬＩＮＥ(Ｍ)
破線１
破線１
ＤＡＳＨ１
破線２
破線２
ＤＡＳＨ２
破線３
破線３
ＤＡＳＨ３
破線４
破線４
ＤＡＳＨ４
破線５
破線５
ＤＡＳＨ５
破線６
破線６
ＤＡＳＨ６
二点鎖線１
二点鎖線１
ＰＨＡＮＴＯＭ１
二点鎖線２
二点鎖線２
ＰＨＡＮＴＯＭ２
二点鎖線３
二点鎖線３
ＰＨＡＮＴＯＭ３
一点鎖線１
一点鎖線１
ＣＥＮＴＥＲＬＩＮＥ１
一点鎖線２
一点鎖線２
ＣＥＮＴＥＲＬＩＮＥ２
一点鎖線３
一点鎖線３
ＣＥＮＴＥＲＬＩＮＥ３
一点鎖線４
一点鎖線４
ＣＥＮＴＥＲＬＩＮＥ４
一点鎖線５
一点鎖線５
ＣＥＮＴＥＲＬＩＮＥ５
セットバックライン１
セットバックライン１
ＳＥＴＢＡＣＫＬＩＮＥ１
セットバックライン２
セットバックライン２
ＳＥＴＢＡＣＫＬＩＮＥ２
マッチライン
マッチライン
ＭＡＴＣＨ
ステッチライン
ステッチライン
ＳＴＩＴＣＨ
※１
ＡｕｔｏＣＡＤ線種名は出力フォーマットバージョンにより使用できる文字の種類が違います。出力フ
ォーマットバージョンの設定がＧＸ３・ＧＸ５・Ｒ１２Ｊの場合は、全角文字は使用できないため、シ
ステムで固定の名前規則により変換します。
※２
ＡｕｔｏＣＡＤ側に該当する種類の線種がないため、線種名は上記の通り変換されますが、線種として
は実線(パターン数０)で変換します。
※３
ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ線種が持っている実線部の長さ・間隔は、ＡｕｔｏＣＡＤ線種のダッシュの長さ
として変換します。
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□ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ→ＡｕｔｏＣＡＤ色番号の変換
●ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ →ＡｕｔｏＣＡＤ変換時の色番号の変換対応です。パラメータファイルに設定がある場合
は、パラメータファイルの設定内容が優先します。
ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ
ＡｕｔｏＣＡＤ色情報
色番号
色番号
赤(Ｒ)
緑(Ｇ)
青(Ｂ)
０
７
２５５
２５５
２５５
１
３
０
２５５
０
２
４
０
２５５
２５５
３
１
２５５
０
０
４
２
２５５
２５５
０
５
２２０
２５５
０
１９１
６
１００
０
２５５
６４
７
２３０
２５５
０
１２８
８
２０
２５５
６４
０
９
１６０
０
６４
２５５
１０
５
０
０
２５５
１１
２１６
７６
０
７６
１２
１０３
８３
１６６
１０４
１３
１３２
０
１６６
１６６
１４
１４０
０
１９１
２５５
１５
８０
６４
２５５
０
１６
９３
８３
１６６
８３
１７
１２１
１２８
２５５
２２３
１８
１４１
１２８
２２３
２２５
１９
８０
６４
２５５
０
２０
１００
０
２５５
６４
２１
１２０
０
２５５
１９１
２２
４
０
２５５
２５５
２３
１６
７６
０
０
２４
２１６
７６
０
７６
２５
２２４
１２８
０
９６
２６
２０２
１２４
０
１６６
２７
１９０
１２８
０
２５５
２８
２４
１２８
３２
０
２９
２０５
１１２
６４
１２８
３０
１８３
１０４
８３
１６６
３１
１９０
１２８
０
２５５
３２
３４
１２８
６４
０
３３
２４５
１２８
６４
８０
３４
１９３
１２４
８３
１６６
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「変換アトム」変換規約（MICRO CADAM→AutoCAD）
ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ
2001.11
ＡｕｔｏＣＡＤ色情報
色番号
色番号
赤(Ｒ)
緑(Ｇ)
青(Ｂ)
３５
１７１
１２８
１２８
２５５
３６
５４
１２８
１２８
０
３７
２５３
１８７
１８７
１８７
３８
１６３
８３
１０４
１６６
３９
１７１
１２８
１２８
２５５
４０
５４
１２８
１２８
０
４１
６２
１２４
１６６
８３
４２
１４３
８３
１４５
１６６
４３
１６１
１２８
１５９
２５５
４４
６４
９６
１２８
０
４５
６２
１２４
１６６
８３
４６
１３３
８３
１６６
１６６
４７
１５１
１２８
１９１
２５５
４８
７０
１２８
２５５
０
４９
９１
１２８
２５５
１２８
５０
１１１
１２８
２５５
１９１
５１
１４１
１２８
２２３
２５５
５２
７０
１２８
２５５
０
５３
９１
１２８
２５５
１２８
５４
１１１
１２８
２５５
１９１
５５
１３１
１２８
２５５
２５５
５６
１２
１６６
０
０
５７
２４２
１６６
０
４１
５８
２３２
１６６
０
８３
５９
２１２
１６６
０
１６６
６０
２００
１９１
０
２５５
６１
２２
１６６
４１
０
６２
２３２
１６６
０
８３
６３
２１２
１６６
０
１６６
６４
２００
１９１
０
２５５
６５
２２
１６６
４１
０
６６
１３
１６６
８３
８３
６７
２１３
１６６
８３
１６６
６８
１９１
１９１
１２８
２５５
６９
４２
１６６
１２４
０
７０
２３
１６６
１０４
８３
７１
２１３
１６６
８３
１６６
７２
１９１
１９１
１２８
２５５
７３
４２
１６６
１２４
０
７４
４３
１６６
１４５
８３
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「変換アトム」変換規約（MICRO CADAM→AutoCAD）
ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ
2001.11
ＡｕｔｏＣＡＤ色情報
色番号
色番号
赤(Ｒ)
緑(Ｇ)
青(Ｂ)
７５
２１３
１６６
８３
１６６
７６
１９１
１９１
１２８
２５５
７７
５２
１６６
１６６
０
７８
５３
１６６
１６６
８３
７９
２５３
１８７
１８７
１８７
８０
１５１
１２８
１９１
２５５
８１
６０
１９１
２５５
０
８２
５３
１６６
１６６
８３
８３
１１１
１２８
２５５
１９１
８４
１４１
１２８
２２３
２５５
８５
６０
１９１
２５５
０
８６
７１
１９１
２５５
１２８
８７
１１１
１２８
２５５
１９１
８８
１３１
１２８
２５５
２５５
８９
７
２５５
２５５
２５５
９０
１
２５５
０
０
９１
２３０
２５５
０
１２８
９２
２２０
２５５
０
１９１
９３
６
２５５
０
２５５
９４
２０
２５５
６４
０
９５
２３０
２５５
０
１２８
９６
２２０
２５５
０
１９１
９７
２１１
２５５
１２８
２５５
９８
２０
２５５
６４
０
９９
１１
２５５
１２８
１２８
１００
２３１
２５５
１２８
１９１
１０１
２１１
２５５
１２８
２５５
１０２
３０
２５５
１２８
０
１０３
１１
２５５
１２８
１２８
１０４
２４１
２５５
１２８
１５９
１０５
２１１
２５５
１２８
２５５
１０６
３０
２５５
１２８
０
１０７
２１
２５５
１５９
１２８
１０８
２３１
２５５
１２８
１９１
１０９
２１１
２５５
１２８
２５５
１１０
４０
２５５
１９１
０
１１１
３１
２５５
１９１
１２８
１１２
２１
２５５
１５９
１２８
１１３
２１１
２５５
１２８
２５５
１１４
４０
２５５
１９１
０
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「変換アトム」変換規約（MICRO CADAM→AutoCAD）
ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ
2001.11
ＡｕｔｏＣＡＤ色情報
色番号
色番号
赤(Ｒ)
緑(Ｇ)
青(Ｂ)
１１５
４１
２５５
２２３
１２８
１１６
３１
２５５
１９１
１２８
１１７
７
２５５
２５５
２５５
１１８
２
２５５
２５５
０
１１９
５１
２５５
２５５
１２８
１２０
７
２５５
２５５
２５５
※１
ＡｕｔｏＣＡＤ側の色パレットが２５５色固定で、ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ側の色パレットは変更でき
るため、変換前後で完全には一致しません。
□ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ→ＡｕｔｏＣＡＤビューの変換
●パラメータファイルに設定がない場合、下記の表の様に変換されます。設定がある場合、パラメータファイルの設
定内容が優先されます。
ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ ※１
ＡｕｔｏＣＡＤ画層情報
ビュー番号
ビュー名
画層名 ※２
線種名
色番号
０
ＰＶ
０ ※３
ＣＯＮＴＩＮＵＯＵＳ
７
１
任意
ＭＣビュー名
ＣＯＮＴＩＮＵＯＵＳ
７
：
任意
ＭＣビュー名
ＣＯＮＴＩＮＵＯＵＳ
７
９
任意
ＭＣビュー名
ＣＯＮＴＩＮＵＯＵＳ
７
：
任意
ＭＣビュー名
ＣＯＮＴＩＮＵＯＵＳ
７
６３
任意
ＭＣビュー名
ＣＯＮＴＩＮＵＯＵＳ
７
：
任意
ＭＣビュー名
ＣＯＮＴＩＮＵＯＵＳ
７
９９９
任意
ＭＣビュー名
ＣＯＮＴＩＮＵＯＵＳ
７
※１
ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭビューが持っているスケールやビュー色は変換しません。
※２
ＡｕｔｏＣＡＤ画層名とＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭビュー名で使用できる文字が違います。ＭＩＣＲＯＣ
ＡＤＡＭビュー名にＡｕｔｏＣＡＤで使用できない文字が含まれる場合は、システムで固定の名前規則
により変換します。
※３
ＡｕｔｏＣＡＤ画層名“０”の画層はパラメータファイルの設定内容に関係なく必ず変換します。
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「変換アトム」変換規約（MICRO CADAM→AutoCAD）
2001.11
□ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ→ＡｕｔｏＣＡＤ先端形状の変換
●ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭの先端形状は、下記のように変換されます。
ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ先端形状
ＡｕｔｏＣＡＤデータ項目への変換内容
なし
変換しない
矢印（内）
図形要素の先端に複合図形の３０°開矢印を挿入
矢印（外）
図形要素の先端に複合図形の３０°開矢印を挿入
丸印
図形要素の先端に複合図形の白丸１を挿入
４５°矢印（内）
図形要素の先端に複合図形の直角矢印を挿入
４５°矢印（外）
図形要素の先端に複合図形の直角矢印を挿入
６０°矢印（内）
図形要素の先端に複合図形の直角矢印を挿入
６０°矢印（外）
図形要素の先端に複合図形の直角矢印を挿入
斜線＋
図形要素の先端に複合図形のティックを挿入
丸印＋
図形要素の先端に複合図形の白丸１を挿入
斜線
※３
図形要素の先端に複合図形のティックを挿入
塗りつぶし矢印（内）
※３
図形要素の先端に２Ｄ塗りつぶし(ＳＯＬＩＤ)を挿入
塗りつぶし矢印（外）
※３
図形要素の先端に２Ｄ塗りつぶし(ＳＯＬＩＤ)を挿入
１０°矢印（内）
図形要素の先端に複合図形の開矢印を挿入
１０°矢印（外）
図形要素の先端に複合図形の開矢印を挿入
※１
ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭとＡｕｔｏＣＡＤの両システムで表現される先端形状が違うため、変換前後の
形状は完全には一致しません。
※２
矢印サイズや丸印半径はパラメータファイル設定の[寸法線設定]−[寸法スタイル]で設定されている
設定値で変換します。
※３
該当先端形状はＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭＶ４(Ｈｅｌｉｘ)より追加されたものです。
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「変換アトム」変換規約（MICRO CADAM→AutoCAD）
2001.11
□ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ→ＡｕｔｏＣＡＤ寸法スタイルの変換
●ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ →ＡｕｔｏＣＡＤ変換した場合、ＡｕｔｏＣＡＤの寸法スタイルは以下の通りに変換しま
す。
ＡｕｔｏＣＡＤ寸法スタイル項目※１
※１
項目の内容・値
スタイル名
ＧＸ５∼
ＤＩＭＳＴＹＬＥ
標準フラグ
ＧＸ５∼
０
ＤＩＭＰＯＳＴ(接頭／末尾表記)
ＧＸ５∼
“”
ＤＩＭＡＰＯＳＴ
ＧＸ５∼
“”
ＤＩＭＢＬＫ(矢印名)
ＧＸ５∼
[寸法線設定]−[寸法スタイル]の設定値
ＤＩＭＢＬＫ１(矢印名１)
ＧＸ５∼
[寸法線設定]−[寸法スタイル]の設定値
ＤＩＭＢＬＫ２(矢印名２)
ＧＸ５∼
[寸法線設定]−[寸法スタイル]の設定値
ＤＩＭＳＣＡＬＥ(寸法の尺度)
ＧＸ５∼
１．０
ＤＩＭＡＳＺ(矢印サイズ)
ＧＸ５∼
[寸法線設定]−[寸法スタイル]の設定値
ＤＩＭＥＸＯ(補助線間隔)
ＧＸ５∼
[寸法線設定]−[寸法スタイル]の設定値
ＤＩＭＤＬＩ(寸法線間隔)
ＧＸ５∼
ＤＩＭＴＸＴ(寸法文字の高さ) × １．５
ＤＩＭＥＸＥ(補助線延長長さ)
ＧＸ５∼
[寸法線設定]−[寸法スタイル]の設定値
ＤＩＭＲＮＤ(丸めの値)
ＧＸ５∼
０．０
ＤＩＭＤＬＥ(寸法線延長長さ)
ＧＸ５∼
[寸法線設定]−[寸法スタイル]の設定値
ＤＩＭＴＰ(最大許容差)
ＧＸ５∼
０．０
ＤＩＭＴＭ(最小許容差)
ＧＸ５∼
０．０
ＤＩＭＴＸＴ(寸法文字の高さ)
ＧＸ５∼
[寸法線設定]−[寸法スタイル]の設定値
ＤＩＭＣＥＮ(中心サイズ)
ＧＸ５∼
２．５
ＤＩＭＡＳＺ(斜線サイズ)
ＧＸ５∼
０．０
ＤＩＭＡＬＴＦ(併記変換係数)
ＧＸ５∼
０．０３９４
ＤＩＭＬＦＡＣ(長さの係数)
ＧＸ５∼
１．０
ＤＩＭＴＶＰ(縦方向位置)
ＧＸ５∼
０．０
ＤＩＭＴＦＡＣ(許容差尺度)
ＧＸ５∼
１．０
ＤＩＭＧＡＰ(寸法ギャップ)
ＧＸ５∼
[寸法線設定]−[寸法スタイル]の設定値
ＤＩＭＡＬＴＲＮＤ(併記丸め単位)
Ｒ１５∼
０．０
ＤＩＭＴＯＬ(許容差表示)
ＧＸ５∼
０
ＤＩＭＬＩＭ(許容限界表示)
ＧＸ５∼
０
ＤＩＭＴＩＨ(補助線内水平)
ＧＸ５∼
０
ＤＩＭＴＯＨ(補助線外水平)
ＧＸ５∼
０
ＤＩＭＳＥ１(補助線省略１)
ＧＸ５∼
０
ＤＩＭＳＥ２(補助線省略２)
ＧＸ５∼
０
ＤＩＭＴＡＤ(寸法線上記入)
ＧＸ５∼
１
ＤＩＭＺＩＮ(０省略表記)
ＧＸ５∼
８
ＤＩＭＡＺＩＮ(角度寸法０省略)
Ｒ１５∼
０
ＤＩＭＡＬＴ(２単位併記)
ＧＸ５∼
０
(併記接頭／末尾表記)
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「変換アトム」変換規約（MICRO CADAM→AutoCAD）
2001.11
ＡｕｔｏＣＡＤ寸法スタイル項目※１
※１
項目の内容・値
ＤＩＭＡＬＴＤ(併記寸法精度)
ＧＸ５∼
４
ＤＩＭＴＯＦＬ(寸法線内側記入)
ＧＸ５∼
１
ＤＩＭＳＡＨ(矢印切り替え)
ＧＸ５∼
０
ＤＩＭＴＩＸ(寸法値内側設定)
ＧＸ５∼
０
ＤＩＭＳＯＸＤ(外側寸法線省略)
ＧＸ５∼
０
ＤＩＭＣＬＲＤ(寸法線の色)
ＧＸ５∼
[寸法線設定]−[寸法スタイル]の設定値
ＤＩＭＣＬＲＥ(補助線の色)
ＧＸ５∼
[寸法線設定]−[寸法スタイル]の設定値
ＤＩＭＣＬＲＴ(寸法文字の色)
ＧＸ５∼
[寸法線設定]−[寸法スタイル]の設定値
ＤＩＭＡＤＥＣ(寸法角度精度)
Ｒ１５∼
０
ＤＩＭＵＮＩＴ(寸法単位)
Ｒ１３∼
２
ＤＩＭＤＥＣ(寸法精度)
Ｒ１３∼
４
ＤＩＭＴＤＥＣ(寸法許容差精度)
Ｒ１３∼
４
ＤＩＭＡＬＴＵ(併記寸法単位)
Ｒ１３∼
２
ＤＩＭＡＬＴＴＤ
Ｒ１３∼
４
ＤＩＭＡＵＮＩＴ(角度単位)
Ｒ１３∼
０
ＤＩＭＦＲＡＣ(分数形式)
Ｒ１５∼
０
ＤＩＭＬＵＮＩＴ
Ｒ１５∼
２
ＤＩＭＤＳＥＰ(寸法小数点区切り)
Ｒ１５∼
４６
ＤＩＭＴＭＯＶＥ(寸法値移動規則)
Ｒ１５∼
０
ＤＩＭＪＵＳＴ(寸法値水平位置)
Ｒ１３∼
０
ＤＩＭＳＤ１(寸法線省略１)
Ｒ１３∼
０
ＤＩＭＳＤ２(寸法線省略２)
Ｒ１３∼
０
ＤＩＭＴＯＬＪ(許容差垂直位置)
Ｒ１３∼
１
ＤＩＭＴＺＩＮ(寸法許容差０省略)
Ｒ１３∼
０
ＤＩＭＡＬＴＺ(併記寸法０省略)
Ｒ１３∼
０
ＤＩＭＡＬＴＴＺ
Ｒ１３∼
０
ＤＩＭＦＩＴ(寸法値フィット)
Ｒ１３∼
３
ＤＩＭＵＰＴ(寸法値位置指定)
Ｒ１３∼
０
ＤＩＭＴＸＳＴＹ(寸法文字スタイル)
Ｒ１３∼
ＤＩＭＴＸＴＳＴＹＬＥ
ＤＩＭＬＤＲＢＬＫ(引出線矢印名)
Ｒ１５∼
[寸法線設定]−[寸法スタイル]の設定値
ＤＩＭＬＷＤ(寸法線太さ)
Ｒ１５∼
−２(ＢｙＢｌｏｃｋ)
ＤＩＭＬＷＥ(寸法補助線太さ)
Ｒ１５∼
−２(ＢｙＢｌｏｃｋ)
(併記寸法許容差精度)
(長さ寸法表記形式)
(併記寸法許容差０省略)
※１
パラメータファイル設定の[フォーマット設定]−[出力フォーマットバージョン]の設定により、出力さ
れる項目が違います。また、“ＧＸ３”の場合は、寸法スタイル(ＤＩＭＳＴＹＬＥ)自体を変換しませ
ん。
※２
上記のＡｕｔｏＣＡＤ寸法スタイル項目の中で、赤色で着色されたものはＡｕｔｏＣＡＤ図面ヘッダ部
のヘッダ変数としても変換します。
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「変換アトム」変換規約（MICRO CADAM→AutoCAD）
2001.11
□ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ→ＡｕｔｏＣＡＤ文字スタイルの変換
●ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ →ＡｕｔｏＣＡＤ変換した場合、ＡｕｔｏＣＡＤの文字スタイルは以下の通りに変換しま
す。
<<通常文字に対する文字スタイル名
<<通常文字に対する文字スタイル名>>
通常文字に対する文字スタイル名>>
ＡｕｔｏＣＡＤ文字スタイル項目
出力される項目の値
文字スタイル名
[文字設定]−[文字スタイル]の設定値
標準フラグ
６４(固定)
固定された文字高さ
[文字設定]−[文字スタイル]の設定値
幅の係数
[文字設定]−[文字スタイル]の設定値
傾斜角度
０．０
文字作成フラグ
０
最後に使用された高さ
[文字設定]−[文字スタイル]の設定値
第１フォントファイル名
[文字設定]−[文字スタイル]の設定値
第２フォントファイル名
[文字設定]−[文字スタイル]の設定値
<<寸法文字に対する文字スタイル名
<<寸法文字に対する文字スタイル名>>
寸法文字に対する文字スタイル名>>
ＡｕｔｏＣＡＤ文字スタイル項目
出力される項目の値
文字スタイル名
ＤＩＭＴＸＴＳＴＹＬＥ
標準フラグ
６４(固定)
固定された文字高さ
[寸法線設定]−[文字スタイル]の設定値
幅の係数
[寸法線設定]−[文字スタイル]の設定値
傾斜角度
０．０
文字作成フラグ
０
最後に使用された高さ
[寸法線設定]−[文字スタイル]の設定値
第１フォントファイル名
[文字設定]−[文字スタイル]の設定値
第２フォントファイル名
[文字設定]−[文字スタイル]の設定値
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「変換アトム」変換規約（MICRO CADAM→AutoCAD）
2001.11
□MICRO CADAM→AutoCAD 変換時の制限事項
１．ビュー
ビュー
①アイソメトリック図や透視図等で、ビューに回転等を与えている図形要素については正しい形状で変換されませ
ん。
２．スケール
スケール
①ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭデータのビュースケールは変換しません。この場合、座標値はスケール値で補正されて
ＡｕｔｏＣＡＤデータに変換します。但し、パラメータファイル設定の[座標設定]で“ビュースケールによる座
標補正を行う”がチェックされていない場合は、座標値をそのまま変換します。
３．塗りつぶし
塗りつぶし
①ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭデータの塗りつぶし(ＳＯＬＩＤ)および小丸シンボル・矩形シンボル・正三角形シンボ
ル・ユーザー定義シンボル・配置子図に付加された塗りつぶし機能は変換しません。
４．ハッチング
ハッチング
①ハッチング(パターン)およびユーザー定義シンボル・配置子図に付加されたハッチング機能は変換しません。
５．先端形状・線幅・ペン幅
先端形状・線幅・ペン幅
①ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭとＡｕｔｏＣＡＤの両システムで表現できる先端形状は違うため、変換前後の形状は完
全には一致しません。
②ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭが持っている線幅・ペン幅は変換時無視します。
６．点（ＰＯＮＴ）
点（ＰＯＮＴ）
①ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭとＡｕｔｏＣＡＤの両システムで表現できる点の形状が違うため、変換前後の形状は一
致しません。
７．線分（ＬＩＮＥ）
線分（ＬＩＮＥ）
-6
① ①始点と終点の座標が一致する場合は微小な線分として変換します。（変換精度：１０
）
８．円・円弧（ＣＩＲＣ）
円・円弧（ＣＩＲＣ）
-6
② ①円弧の始角と終角が一致する場合は微小円弧として変換します。（変換精度：１０
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）
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「変換アトム」変換規約（MICRO CADAM→AutoCAD）
2001.11
９．楕円・楕円弧（ＥＬＰＳ）
楕円・楕円弧（ＥＬＰＳ）
①楕円弧の始角・終角は、ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭとＡｕｔｏＣＡＤの両システムでデータの持ち方が違うため、
変換前後で一致しません。
１０．スプライン（ＳＰＬＮ）
スプライン（ＳＰＬＮ）
①ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭデータで頂点が２つしかないスプラインや伸縮(ＲＥＬＩＭＩＴ)されたスプラインの変
換結果は元図とは一致しません。
②ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭデータでオフセットスプラインは変換しません。
１１．ユーザー定義シンボル（ＳＹＭＢ∼ＳＹＭＥ）
ユーザー定義シンボル（ＳＹＭＢ∼ＳＹＭＥ）
①ＢＭＩデータでＣＡＤＢＭＩ(ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭデータ→ＢＭＩデータ変換)実行時のコントロールファイ
ルの設定で、ＳＹＭＥＸＰ＝ＮＯ(展開なし)の設定になっている場合は変換しません。(ＢＭＩデータのみの制限
事項)
１２．文字（ＳＵＰＴ）
文字（ＳＵＰＴ）
①ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭとＡｕｔｏＣＡＤの両システムでは文字フォントが違うため、変換前後で表示される文
字形状は完全には一致しません。
②ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭで外字登録された文字の変換結果は正しくありません。
③ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭの注記データでは、１つ１つの文字の幅は一定ですが、ＡｕｔｏＣＡＤでは１つの文字
列内でも文字の種類によって表示上ではそれぞれの文字が異なった文字幅で表示されます。したがって、変換前
後で文字列全体の幅(文字列の左端から右端までの長さ)が異なる場合があります。
ａ.パラメータファイル設定の[文字設定]−[文字幅拡縮比率]で“文字幅補正あり”がチェックされている場
合、上記の現象を回避し、文字列全体の幅が表示上極力一致するように文字幅を補正して変換します。こ
の場合、データ上の文字幅は変換前後で一致しません。
ｂ.パラメータファイル設定の[文字設定]−[文字幅拡縮比率]で“文字幅補正あり”がチェックされていない
場合、ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭデータが持っている文字幅をそのまま変換します。この場合、変換前後の
表示上の文字列全体の幅は一致しません。
④ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭデータの注記でテキスト制御・特殊文字が含まれる場合は下記のように変換されます。
但し、これらの文字が混在する場合は正しく変換されない場合があります。
ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭテキスト制御／特殊文字列
ＡｕｔｏＣＡＤ図面データへの変換内容
行替え(半角及び全角文字＄)
２つの文字要素(ＴＥＸＴ)に分解して変換
直径記号(半角及び全角文字{)
直径記号（半角文字％％ｃ）に変換
角度記号(半角及び全角文字！)
角度記号（半角文字％％ｄ）に変換
±記号(半角文字コード０ｘＥＦ)
±記号（半角文字％％ｐ）に変換
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「変換アトム」変換規約（MICRO CADAM→AutoCAD）
2001.11
１／２トレランス
２つの文字要素(ＴＥＸＴ)に分解して変換
１／１トレランス
２つの文字要素(ＴＥＸＴ)に分解して変換
３／４トレランス
２つの文字要素(ＴＥＸＴ)に分解して変換
アンカー寸法
２つの文字要素(ＴＥＸＴ)に分解して変換
可変ボックス(開始・区切・終了)
ボックス部を線分要素(ＬＩＮＥ)に分解して変換
オーバースコア(上線)
％％ｏ(開始)∼％％ｏ(終了)に変換
アンダースコア(下線)
％％ｕ(開始)∼％％ｕ(終了)に変換
ひし形
ひし形部を６つの線分要素(ＬＩＮＥ)に分解して変換
％（半角文字）
％％％(半角文字)に変換
１３．ＡＮＳＩ／ＩＳＯ寸法（ＤＩＭＡ／ＤＩ
ＡＮＳＩ／ＩＳＯ寸法（ＤＩＭＡ／ＤＩＭＩ）
ＡＮＳＩ／ＩＳＯ寸法（ＤＩＭＡ／ＤＩＭＩ）
①パラメータファイル設定の[寸法線設定]−[寸法線変換]の設定が“形状重視型”の場合
寸法線形状は元図に近い形状で変換しますが、ＡｕｔｏＣＡＤデータの複合図形／挿入図形として変換する
ため、変換後データをＡｕｔｏＣＡＤ上で寸法編集できません。さらに、パラメータファイル設定の[寸法線
設定]−[寸法線変換]で“単純要素として分解”がチェックされている場合は、寸法を構成する各図形要素を
分解して変換します。
②パラメータファイル設定の[寸法線設定]−[寸法線変換]の設定が“属性重視型”の場合
ａ.ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭの寸法データの定義点より、寸法線形状を作成するため、変換前後での形状は一
致しません。また、寸法データのタイプ(ＡＮＳＩ／ＩＳＯ)に関係なく、ＩＳＯ形状の寸法線として変
換します。
ｂ.寸法線形状を作成する場合に、下記の項目はパラメータファイル設定の[寸法線設定]−[寸法線変換]の設
定内容を採用します。
(Ａ) 寸法線延長長さ
(Ｂ) 寸法線色
(Ｃ) 補助線延長長さ
(Ｄ) 補助線オフセット
(Ｅ) 補助線色
(Ｆ) 文字高さ
(Ｇ) 文字ギャップ
(Ｈ) 文字幅尺度係数
(Ｉ) 文字色
(Ｊ) １番目の矢印
(Ｋ) ２番目の矢印
(Ｌ) 矢印サイズ
ｃ.寸法線の先端形状の変換は、「先端形状の変換」の項を参照してください。
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「変換アトム」変換規約（MICRO CADAM→AutoCAD）
2001.11
１４．その他
その他
①ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭデータで下記の図形要素は変換対象外となっています。また、これらのデータを含む図
面全体が正しく変換されない場合があります。
パターン(ＢＥＧＤ＋ＰＯＬＧ＋ＳＴＲＫ＋ＥＮＤＡ)
要素およびセットの属性(ＥＬＭＮ)
属性テーブル定義(ＡＴＲＢ)
グリッド(ＧＲＩＤ)
システムシンボル−破断線２(ＢＲＫＴ)
円錐曲線(ＣＮＩＣ・ＣＮＣ２)
テキストライン(ＴＸＴＬ)
拘束定義
オーバーレイ図面(ＯＶＬＹ)
プロットデータ(ＰＬＯＴ)
標準部品(ＧＰＲＴ)
一般部品(ＬＰＲＴ)
一般部品の囲み情報(ＣＮＴＲ)
参照部品(ＲＰＲＴ)
文字記号(ＳＹＭＶ)
ＡＮＳＩ寸法−曲線(スプライン)寸法
その他図形要素変換対応にない図形要素・属性
②ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ図面で、ＨｅｌｉｘのＶ４Ｒ２より上位のバージョンで作成されたものは変換されない
場合があります。
③ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ図面で、オーバーレイ機能により作成されたペアレント図面は変換しません。
④ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ図面で、データタイプがＶ３の場合に、圧縮された図面は変換しません。
⑤ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ図面で、非表示属性の図形要素は変換しません。
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「変換アトム」変換規約（MICRO CADAM→AutoCAD）
2001.11
□エラーメッセージについて
●変換アトムによるデータ変換の結果は、ログファイルに書き込まれます。このログファイルは変換アトムの［ログ
ファイルの表示...］コマンドより参照できます。
●メッセージコードは次の通りです。
メッセージコード分類
１１００１∼１１＊＊＊
メッセージ内容及び対処方法
システムエラー
・メモリ不足の場合は、他のアプリケーションを終了後、再度変
換を行ってください。
１０１００１∼１０１＊＊＊
ＡｕｔｏＣＡＤデータ読み込みエラー
１１１００１∼１１１＊＊＊
・ＡｕｔｏＣＡＤファイルが何らかの原因で壊れている可能性が
あります。ＡｕｔｏＣＡＤファイルの出力元に連絡し確認して
ください。
１２１００１∼１２１＊＊＊
パラメータファイルエラー
・パラメータファイルの書式に誤りがあります。該当するパラメ
ータファイルを削除後、パラメータファイル設定［ＡＣ−ＭＣ］
でパラメータファイルを設定し直してください。
３０１００１∼３０１＊＊＊
ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ図面ファイルＩ／Ｏエラー
３２１００１∼３２１＊＊＊
・読み込み図面ファイルの場合は、ＭＩＣＲＯＣＡＤＡＭ図面フ
ァイルが何らかの原因で壊れている可能性があります。ＭＩＣ
ＲＯＣＡＤＡＭ図面ファイルの出力元に連絡し確認してくだ
さい。
・書き込み図面ファイルの場合は、ディスク領域がないか、また
はファイルが書き込み禁止になっている可能性があります。デ
ィスク領域がない場合は、ディスク領域を確保してください。
ファイルが書き込み禁止の場合は、別のファイル名で登録して
下さい。
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