時代を拓き 世界に貢献する人を目指して Global View 2016 年 9 月 29 日 Newsletter 第 46 号 仙台白百合学園中学・高等学校 国際教育部 「中学生対象 第 1 回 The Summer Sunflower English Camp 実施!!」 AA 英語科主任 亀谷 朋広 中学生(英検 4 級から準 2 級所持者)の希望者を対象に、夏休みの 5 日間を English only で過ごす集中講 座を今年度初めて実施しました。期間は 8 月 1 日(月)~5 日(金)で、1 年生 10 名、2 年生 8 名、3 年生 2 名の合計 20 名が参加しました。実施前にプレースメントテストを行い、生徒の英語力に応じて 20 名を予 め 2 つのグループに分けて、2 教室を使用して同時進行で授業やアクティビティが行われました。カリフォ ルニア州立大学から東北大学大学院に留学しているネイティブスピーカーの大学院生 5 名(内 2 名は紫山イ ングリッシュアカデミーで英語の講師も務めています)が講師を務めてくださり、1 つのグループ(クラス) に 2~3 名ずつ講師が付いてご指導いただきました。内容としては、主に午前中は日常生活の話題を取り上 げて会話するコミュニケーションアクティビティ、動名詞・現在分詞・比較・関係代名詞・受身形などの文 法項目を取り上げたリーディングやライティングの授業が行われ、午後は講師の先生方を英語で案内しなが ら校内散策をしたり、米国人の知り合いの中学生が仙台にやってくることを想定して仙台 1 日ツアーのプラ ンを立てて、 案内を英語でプレゼンテーションしたり、といったさまざまなグループ活動が展開されました。 とにかく使える言語は英語のみ、という環境で過ごした 5 日間、最初はかなり生徒たちにも堅さが見られ て苦労もありましたが、日ごとに講師の先生方と英語でコミュニケーションが取れるようになり、授業中の 笑顔が増えていきました。最終日には、一人一人の表情に、5 日間のプログラムをやり遂げた達成感と満足 感が見てとれました。今回の集中講座で学んだことを、今後の英語学習に是非役立てていってほしいと願っ ております。 ※オリジナル T シャツは本校の佐藤かな先生(美術)がデザインしてくださいました。 ≪参加者の声≫ ▶1 年 1 組 有川 智彩 さん 最初は緊張していましたが、後半になってくると、だんだん緊張がとけて 3 日目くらいからテンションが上 がってとても楽しかったです。本当に楽しかったです。 ▶1 年 1 組 石川 凛 さん 私は、初めてこのようなプログラムに参加するので緊張していたけど、外国人の先生が優しく接してくれた おかげで英語をいつも通り話せました。いろいろな企画がたくさん用意されていて、とても楽しかったです。 ▶1 年 1 組 川口 真矢さん 5 日間という短い期間でしたが、新しい英語の知識を楽しく学ぶことができて良かったです。少し難しく感じ る部分もありましたが先生がていねいに教えてくださったおかげで理解することができました。イングリッシ ュキャンプに参加して良かったと思いました。 ▶1 年 1 組 松居 旺子さん このキャンプで沢山のことを学びました。いろいろな方々と英語で会話をしたり、発表原稿をつくったりと、 普段とは違う経験をすることができ、とてもうれしく思いました。これからも英語の実力を伸ばせるよう努力 していきたいです。 ▶1 年 1 組 由良 心咲さん 私は、サマーキャンプに参加して、沢山のことを学びました。プレゼンテーションでは旅行の計画を立てた り、図書館へ行っておすすめの本を紹介したりなど貴重な体験をすることができました。学んだことを活かし 頑張りたいです。 ▶1 年 2 組 高野 慈さん 最初、とても緊張していましたが、2 日目から次第に話すことができ、先生とも少しずつ会話できるように なりました。1 日中英語という貴重な経験ができ、これを機にどんどん英語と身近になれたら嬉しいです。 ▶1 年 2 組 中山 菜々さん 私は、このような朝から英語!というのを体験したことがなかったので、今回キャンプに参加してとても良 い経験ができたと思います。グループになり、お互い意見を英語で述べ合ったりと、コミュニケーションの楽 しさに改めて気付かされました。 ▶1 年 2 組 沼倉 紗葉さん 今回参加して沢山のことを学びました。海外の人と話すことがあまりなかったので、少し緊張しましたが、 いっぱい話しかけてくださいました。わからなかった部分を一つ一つ教えてくださってすごくよかったです。 ▶1 年 2 組 屋代 桜都葉さん 前よりも英語が好きになりました。先生方の英語を聞き取れるように一生懸命頑張りました。ゲームのよう に楽しく英語を学べて、1 週間がとても短く感じました。また機会があったら参加したいです。 ▶1 年 2 組 山本佳乃子さん たった 5 日間だったけれどたくさんのことを学べました。今回、普段の授業では体験できない、生の英語にふ れるというとても貴重な体験ができたので、今後に生かしたいです。 ▶2 年 1 組 池田 遥香さん ネイティブの先生と会話をする機会となり良かったと思います。日本語が通じない中でコミュニケーション をとるために単語を並べて会話をしていました。それでも通じてよかったです。今回学んだことをいかして今 度は自分で文をつくれるように頑張ります。 ▶2 年 1 組 大浦 千鶴さん 私は今回の体験で英語を頑張ろうと再確認できました。初めは緊張して自らの意見をしっかり伝えられるか 心配しましたが、最後は楽しく終われました。5 日間の中でもっと英語を知りたいと思いました。このキャンプ で学んだことを今後の英語に生かしたいです。 ▶2 年 1 組 佐藤 伶さん 今回、初めてこのような英語づけの日々を送り、英語を積極的に話せるようになりました。英語でのコミュ ニケーション力はあまりなく、消極的な私でしたが、楽しい先生達のおかげで少しコミュニケーション力がつ いたと思います。今後もこの体験を生かし日々英語を勉強していきたいと思います。 ▶2 年 1 組 鈴木 優維さん 普段あまり体験できないことがたくさん体験できたと思います。同じ学年ではない人達ともお話しする特別 な機会になったと思います。先生方が優しく接してくださいました。英語力が重要視されてくる現代を生きる 私達にとってとても良い機会になり、とても充実していました! ▶2 年 3 組 小泉 沙耶香さん 初めは緊張してあまり話せませんでしたが、積極的に話すことで少しですがコミュニケーションが取れたか なと感じました。普段の生活や授業ではこんなに英語を使うことができないのでとても楽しかったです。 ▶2 年 3 組 日下 由希さん 英語でコミュニケーションをとることに少し自信をもつことができたと思います。説明もすべて英語なので、 普段あまり身につけることができない英語力がついたと思うので、とても良い体験ができたと思います。 ▶2 年 3 組 清水 結月さん 今まで知らなかった英文法を知ることができました。また、先生が英語で話したりするので先生が何を言っ ているのかなとよく考えながら聞けたとも思います。とても充実した 1 週間になりました。 ▶2 年 3 組 寺川 倫代さん 初めは緊張していましたが、自ら話しかければ相手もちゃんと言葉を返してくれます。五日間、共に過ごし ていると、まるで外国に行っているかのように英語にふれることができ、改めて英語は楽しいなと思いました。 ▶3 年 1 組 小野寺ゼイン多美花さん 今回のサマーキャンプに参加して、英語の聞き取りがしやすくなりました。英語は苦手意識が強く、参加 には抵抗がありましたが、ゲームや文法の学習を通して、ネイティブの英語に触れることができた時はとても 嬉しかったです。また参加したいです。 ▶3 年 2 組 菊地 美優さん 夏休みの活動報告 「第 50 回宮城県高等学校国際理解生徒研修会」 「真の国際人たるに相応しい見識を習得すること」を目的に行われている研修会に今年度も本校の生徒が 参加しました。 今回は JICA 二本松青年海外協力隊訓練所を訪れました。以下、参加した代表生徒の感想です。 ▷高校Ⅲ年 3 組 庄子 佳那さん(国際理解 授業選択者) JICA 二本松を訪れて感じたことは、青年海外協力隊を志望する人は、他者への貢献を目指して日々努力してい るということです。まだ会ったことのない人のために多くの時間を割くことは、簡単なことではないと思います。 彼らのように、遠く離れた国の人の幸せと安全を願い活動している人が多くいることは、人として見習うことが 多くあると思います。今回の訪問で感じたことを心に留め残りの学校生活を有意義なものとしていきたいです。 ▷高校Ⅲ年 4 組 安斎 有南さん (国際文化交流部部長) 国際理解生徒研修会に参加するのは今年で 2 回目でした。今年は青年海外協力隊の訓練所への訪問で、あまり 知識のない私には不安な状態での参加となりました。隊員の活動をまとめたビデオをみたり、施設の見学などを していくうちに、今まで私の中にあった厳しそうなイメージがなくなっていきました。確かに訓練内容は決して やさしいものではありませんでしたが、皆で力を合わせて成し遂げている姿はとても素敵でした。この研修会に 参加して世界観が大きく変わりました。学んだことを自分の中だけで終わりにせず、周りへ発信していきたいと 思います。 「TOMODACHI サマー 2016 ソフトバンク・リーダーシップ・プログラム」高校Ⅲ年 大橋 広佳さん 私は 7 月 21 日から 8 月 11 日の 3 週間、TOMODACHI サマー 2016 ソフトバンク・リーダーシップ・プ ログラムに参加しました。アメリカのカリフォルニア州にあるカリフォルニア大学バークレー校の寮に滞在し、 現地ではリーダーシップや地域貢献について学びました。岩手県、宮城県、福島県いずれかの場所で東日本大震 災を経験した高校生 100 人が渡米しました。 オークランドという場所を視察し、その場所が持つ問題点を見つけ、解決策をチームごとに考えました。その 後、市長の前で英語でプレゼンしたことが強く印象に残っています。 今年はプログラムが 5 周年を迎え、記念パーティーが行われました。そこでは、現在キャロライン・ケネディ 大使が務めている駐日アメリカ大使の前任であるジョン・ルース氏とお話しできるなど、貴重な体験をすること ができました。 2 泊 3 日のホームステイではアメリカの生活や文化を身をもって感じることが出来ました。 日本ではできない経験ができ自分の将来を見つめ直す良い機会になりました。本当に充実した 3 週間を過ごすこ とができました。この経験を今後に生かしていきたいと思います。 100 人全員集合写真 前駐日大米使 ジョン・ルース氏と ホームステイ先にて 報告 「アメリカ一年留学」 Ⅱ年 2 組 畠山 芽 さん(LI コース) 私の人生において貴重な経験のひとつだった 1 年間の留学。それは、苦しいことや楽しいことを体験し、 自分のやりたいことを見つけることができた、とても有意義なものでした。 留学当初、私は何事も消極的で、人との関わりや新しい挑戦を避けていました。 しかし、それによって生まれた数々の後悔が糧となり、毎日充実した楽しい生活を 送ることができました。そして、家族や友だちとの時間が増えるにつれ、私の「伝え たい」という気持ちが強くなりました。大まかな気持ちや自分の感じたことは不自由 なく話せるようになった私ですが、細かく、思ったことを全て伝えることは想像以上 に難しかったです。単語によって少しずつ異なる意味を把握し、即座に使い分ける。 それは、1 年の留学生活を経た今でも変わらず難しいです。 留学をすると英語がペラペラになるとよく聞きますが、実際は、英語に対する課題 が見つかるものです。私は私の課題を克服するため、これからも大好きな英語と関わり 続けていきたいです。 「ポーランドからの留学生を迎えます!」 震災をきっかけとして交流が始まったポーランドクラクフ日本語学校から、今年も 3 か月間留学生をお迎 えします。充実した留学生活になるよう、皆さんぜひお手伝いしてください。よろしくお願いします。 アグネシュカ・パウカ(Ⅰ年 3 組在籍予定) はじめまして。私の名前はアグニェシュカで、17 歳のポーランド人の高校生です。 趣味は描くことと踊りで、学校の科目の中で一番好きなのは数学です。数年前から 日本に興味を持ち初め、日本語を勉強したりアニメを見たり日本の文化などについて 色々読んだりしています。知識が広がるのに伴い、関心も高まりますので日本での本当 の生活を体験出来るようになり、とても嬉しく思います。 仙台白百合学園の皆さん、皆さん自身のことや日本のことについて色々教えてください、 そして友達になりましょう。 ダリア・マギェラ(Ⅰ年 4 組在籍予定) はじめまして。私はダリアと申します。現在、17 歳の高校 2 年生です。ポーランドの クラクフに生まれ、サンスターという日本語学校に通い始めたのが 3 年半前でした。 子供の頃、姉にセーラームーンというアニメを見せられたのがきっかけで、日本に興味を 持ち始めました。今回、仙台白百合学園での留学が現実のものになってとても嬉しいです。 日本のことを深く調べることができ、日本人とよく会話し、一生の大事な経験になること でしょう。皆さんと仲良くなりたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。 今後の国際教育部主催の主な行事 10 月 14 日(金)留学説明会(中 3・高ⅠLI・LS コース対象) 12 月 10 日(土)LE 帰国報告会 ~帰国直後の LE の生徒からの報告~ 「せんだい地球フェスタ 2016」 ポーランドのお友達へ お手紙を送りたい生徒 は、職員室平岡(国際教 育部)机上のポストま で。学年、クラス、氏名 10 月 10 日(月祝)10~16 時 仙台国際センター展示棟 を忘れずに書いてくだ せんだい地球フェスタは、市民の国際交流、国際協力、多文化共生等の さい。 国際活動を紹介し、さまざまな出会いと学びの場を提供するイベントです。 毎年、約 80 団体と多くのボランティアが参加し、フェスタを運営しています。
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