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平成27年度
インドネシア・バリ島におけるマングローブ人工造林地
林分プロファイル調査報告書
平成28年6月
一般財団法人 日本森林林業振興会 青森支部
目
次
執筆者
Ⅰ
調査の概要
1.はじめに
2.インドネシア科学院生物研究センターとの協力
3.調査対象地
4.マングローブ人工林に係る経緯
5.プロファイル調査の概要と考察
6.調査の成果
Ⅱ
日本チーム報告書
1.和文報告書
2.英文報告書
インドネシアチーム報告書
1.インドネシア語報告書
2.インドネシア語報告書の和訳
頁
伊藤文彦
1
1~2
2~3
3
4~7
7~8
田淵隆一
9~20
21~32
Ⅲ
( 参考 )
Suhardjono
宮川秀樹
33~90
91~105
Letter of Agreement between Japan Forest Foundation
and Research Center for Biology Indonesian Institute of Sciences
106~113
Ⅰ 調査の概要
1.はじめに
(一財)日本森林林業振興会は、公益目的支出計画に基づき行う実施事業の
一分野に海外における森林整備を掲げ、平成22年度以降ベトナムや中国にお
いて、地球温暖化防止対策としての二酸化炭素の固定等に貢献するための森林
造成に取り組んできている。
本調査は、森林造成を直接行う以外にも地球的規模での造林推進に貢献する
取組として、技術的なデータ蓄積の乏しいマングローブ人工林に目を向け、植
栽後20~22年経過したマングローブ林の林分構造の把握、蓄積量の推定、
成長量と立地条件との関係分析等を試みたものである。
なお、青森支部が本調査を実施した経緯としては、当支部が実施事業の一つ
として東日本大震災による海岸マツ林の津波被害に関する調査活動への支援等
を通じて、従来から密接な関係にある民間研究機関との情報・意見交換の中で
本調査案件が俎上に上ったことによる。日本の海外技術協力により 20 年前に造
成したマングローブ人工林であって最近調査されておらずフォローの必要があ
ること、マングローブの人工林としては世界的にも稀な成功事例でありデータ
収集の価値が十分にあることなどから、実施事業として取り組むこととした。
また、その実施方法について海外協力関係者等に当たったところ、相手国と
の円滑な折衝を期待するならば、当支部自体が実施主体となるべきとのアドバ
イスを踏まえ、趣旨に賛同する研究者、専門家の協力を得つつ、当支部がコー
ディネーターとなって調査を実施することとしたものである。
2.インドネシア科学院生物研究センターとの協力
一般的に、熱帯林を有する資源国は希少な生物資源及びその遺伝情報等の国
外流出への懸念が強く、インドネシアにおいても、外国人が自ら行う調査・研
究はもとより、外国人がイ国の国内組織や研究者との共同研究の場合でも許可
制を強化する傾向にあり、当該許可を得るまで長期間と多大な労力を要するこ
とが知られている。
このため、本調査の意味と必要性について理解を得ることが前提となるため、
JICA の技術協力を通じて培われた人的ネットワークのあるカウンターパート機
関であるインドネシア科学院(LIPI)の傘下にある生物研究センター(RCB)に働
きかけを行い、LIPI 自ら主体的に本調査に取り組むことを提案した。メール文
書による事前交渉を重ねた結果、LIPI が実施主体となること、日本側が経費の
負担とともに調査実施上のアドバイスを行うこと、収集データは双方の共有と
することで合意に至り、その合意内容を協定書(Letter of Agreement)として
1
交換した。RCB 所長の Witjaksono 博士の本件に対する理解ある対応に感謝申し
上げる。
その結果、2016 年 3 月中旬、マングローブ生態学者の Suhardjono 氏をリーダ
ーとするインドネシア・チームが派遣され、短期間でありながらも日本チーム
と連携を取りながら調査を無事終了させることができた。
◆ インドネシア・チーム
スハルジョノ(インドネシア・チーム団長)
:マングローブ生態学者、LIPI
クスマ・ラマワティ・S・フート:研究者、LIPI
ウジャン・ハピッド:技術者、LIPI
◆ 日本チーム
伊藤文彦(日本チーム団長):(一財)日本森林林業振興会青森支部長
宮川秀樹:元 JICA 専門家(保全地域における生態系保全のための
荒廃地回復能力向上プロジェクト)
田淵隆一:国立研究開発法人 森林総合研究所(FFPRI)企画部研究専門員
農学博士
専門分野: 森林生態学;湿地林生態;持続的森林資源利用
3.調査対象地
Ⅴ
Ⅳ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅰ
附図-1.
Bali, Benoa 湾岸 Block 配置
写真左下隅がデンパサール国際空港
2
調査対象地は、インドネシア・バリ島において旧 JICA プロジェクト(後述)
の実施中に植栽された約 500 の林分からなる延べ約 200ha のマングローブ人
工林で、デンパサール国際空港の東側にあるベノア湾北岸の海岸線約 7km に
わたって 5 ブロックに分かれて所在する。現状では、林冠は閉鎖し、良好な
樹高成長が見られるなど、現存するマングローブ人工林としては世界的にも
希少な存在となっている。
このうち、調査地は、後述の通り、1994~96 年の間に植栽された BlockⅡ
とⅢから選定した。
4.マングローブ人工林に係る経緯
インドネシアでは、1980 年にエビトロール漁が禁止され、1984~89 年の第 4
次 5 ケ年計画においては、ジャワ島以外の島に 10 万ヘクタールの養殖池を造成
する計画が推進された。
しかし、エビに蔓延するウイルス性の病気などから1つのタンバックは 5~10
年で放棄され、次々と新たなマングローブ林を求めて開発が進んだ結果、タン
バック跡の放棄地が各地に広がっていった。
これらを復旧するための技術開発を目的として、1992~99 年にかけて JICA の
協力により「マングローブ林資源保全開発現地実証調査」が実施された。
その後、実証調査で開発された植林技術及び知見をインドネシア全体に普及
することを目標とした「マングローブ情報センター計画プロジェクト」が 2001
~2004 年に実施され、さらに、2011~2014 年には「マングローブ生態系保全と
持続的な利用の ASEAN 地域における展開プロジェクト」のモデルサイトとして
利用された。
また、当該人工林サイトを管理していたマングローブ管理センター(MMC-Ⅰ)
は、2007 年 2 月に林業省所管の正式な行政機関となっていたが、2014 年 10 月
に就任したジョコ・ウィドド大統領により林業省は環境省と統合され、当該地
はバリ州政府に移管された。現在は、バリ州林業局の4支所の1つがバリ・グ
ラライ大規模森林公園(Taman Hutan Raya, Bali)として管理している。
インドネシアは、国土の約2/3に当たる 1 億 2,300 万 ha(FAO,2010,Global
Forest Resources Assessment によれば約 94 百万 ha)が森林で覆われており、
森林は、保全林、保護林、生産林に区分されている。
そのうち、マングローブ林は約 380 万 ha あるものの、約 100 万 ha は荒廃状
態にあるとされ、現在、マングローブ林は間伐を含め一切の伐採が禁じられる
保全林に位置付けられている。
3
5.プロファイル調査の概要と考察
以下に、現地調査全般にわたって指導、助言を頂いた田淵博士による報告書
(Ⅱ 報告書)を要約、抜粋して、調査の概要を紹介するが、詳しくは同報告書
を参照されたい。
なお、本調査は少人数、短期間といった制約等から調査箇所が少なく、サン
プルとなった個体数も少数であり、以下のデータ分析、考察とも、断定ではな
く、あくまでも迅速評価による傾向値、暫定的なものでありることに留意頂き
たい。
(1) 調査箇所の選定、留意事項等
調査箇所の選定については、Ⅰ~Ⅴのブロックにわたる約 500 区画の林小班
から、
当初の立地条件データや、JICA から派遣された短期専門家による 2005 年、
2009 年の調査データを参考に、Google Earth を活用して調査候補箇所として 30
箇所を選定した。
実際の調査では、タンバックを区画していたかつての土手が崩壊し、満潮の
時間帯に往来できなくなるなど徒歩によるアクセス上の制約、限られた調査期
間等のため、調査候補箇所として用意していた 30 箇所のうち、計測できたのは
14 箇所に止まった。
留意事項は、JICA プロジェクトの実施時に最も高頻度で採用されたのが ①
2m×2m 間隔(2,500 本/ha)での植栽方法であったこと、成長比較の観点から ②
林齢の近い林分として 1994~96 年植栽の林分としたこと、また、立地環境差に
よる影響の有無を検討するため、③ 冠水が浅い箇所から深い箇所(地盤の高い
箇所~低い箇所)までカバーされるようにしたことであった。
附図-2 Block Ⅱ、Ⅲ林小班図
赤丸〇は調査林分位置
4
(2) 調査方法と測定項目
2m×2m 間隔の列状植栽であるため、隣合う2列について往復で 30~40 本ずつ
を対象に、樹種(spp)、生存/枯死を確認し、生存木の支柱根高(HR)、支柱根
から 30cm 上部での幹直径(D)、そのうち約 10 個体については、最大幹(通常
は複数に分岐)の樹高(H)及び生枝下高(HB)を測定した。(図参照)
フタバナヒルギ(Rhizophora apiculata)
オオバヒルギ(Rhizophora mucronata)
以下、Rhizophora apiculata(フタバナヒルギ)の略を Ra、
Rhizophora mucronata(オオバヒルギ)の略を Rm と表示する
(3) 現況調査の結果と考察
① 生存率
・・・生存率は45~80%の範囲にあり、また、満潮時の冠水深が80~
110cm の範囲で生存率が高く、この範囲が植栽適地と考えられる。
5
② 直径と樹高
・・・14プロットの林分のそれぞれの最大幹直径は13~18cm、また、
それぞれの最大樹高は15~18mの範囲に入るものと見られる。
林分ごとの幹直径(cm: 横軸)と樹高(縦軸: m)の関係
グラフ上部は林分及び Block-Tambak の番号
6
③ 林分の断面積合計(Basal Area m2/ha)
・・・17~54m2/ha と東南アジア周辺国の再生林のデータと比べ、
値の大きな林分も見られ、疎植された人工林に起因するとも考え
られる。
④ 現存量(地上根重を加えた地上部重 ton/ha)の推定値
・・・調査地が小面積のため推定値が過大となり得ることを前提と
するが、暫定的には1994年に植栽されたオオバヒルギの
7林分でも、140~470ton/ha と大きな開きが見られた。
これからは、冠水深の違いが植栽木の成長と林分発達に影響
している可能性が大きいものと考察される。
2016 年時点の立木密度と地上部現存量の関係
6.調査の成果
植栽後約 20 年を経過して現存するマングローブ人工林としては世界的にも希
少である上、林齢や植栽時の状況も明らかであることから、その基本的なデー
タを把握するとともに、造林適地の判断に役立つ目安となる指標を求めること
を本調査の目的としていたところ、一定の成果が得られたものと考える。
冠水深が80~110cm の範囲で植栽木の生存率が高く、この範囲がこの地
域での植栽適地と考えられること、また、冠水深の違いにより、1994 年植栽の
オオバヒルギの 7 林分の現存量に140~470ton/ha と大きな開きが見られ
ることから、二酸化炭素を固定して林分のバイオマス量を増やす観点からは、
冠水深に着目した植栽地の選定を行うべきと考える。
7
これまで、マングローブでは天然林や再生林についての調査が一般的であっ
たが、海岸や河口汽水域で破壊されたマングローブ林を再生し、バイオマスの
増大を図ることは、インドネシアのみならず、東南アジア周辺国にとっても地
球温暖化防止対策として重要な課題であり、本調査から得られた人工林の成長
に関する知見を広く提供するととしたい。
8
Ⅱ 日本チーム報告書
田淵隆一
農学博士
国立研究開発法人 森林総合研究所 企画部研究専門員
1.和文報告書
(1) はじめに
熱帯、亜熱帯域の海岸や河口汽水域に広がるかけがえのない生態系であるマ
ングローブは、沿岸住民にとって様々なインセンティブを発揮して生計を支え
ている。このマングローブはそのアクセスの良さと平坦な地形により、過去お
よそ半世紀の間に多くが破壊され、他の農耕地、住宅地、港湾施設や養魚・エ
ビ養殖池など様々な土地利用形態へと変換されてきた。この土地利用変換は未
だに進行中であり、マングローブ林の生産力回復は沿岸住民のセーフガードと
して基本的な重要性を持つ。
この脅威に立ち向かうため、インドネシア林業省と JICA はバリ州とその周辺
において 1990 年代前半からマングローブ林の植林による再生技術の開発を目的
とした共同プロジェクトを開始し、後継プロジェクトの時期を含めておよそ 20
年間のプロジェクト期間中に約 200ha の植林地が造成された。プロジェクト期
間中に開発された植林技術は有益かつ実用的なものであり、インドネシアの広
い地域でのマングローブ再生に貢献してきた。しかしながらこれら植栽林分の
生産力とそこからの生産物のポテンシャルについては植林地の若さもあり、こ
れまで評価に至っていない。
プロジェクト期間に造成された林分の多くは 2016 年時点で約 20 年生に達し、
その多くは成林し背が高く林冠も閉鎖したものとして 10 年以上育ってきている。
そこで植栽時の立地環境条件と林分の発達程度になんらかの明瞭な関係がみ
られるのかを明らかにすることをめざして今回の林分プロファイル調査を実施
した。20 年生程度の林での生産力を集めて森林造成計画の基本情報を提供する
とともに、なんらかの立地環境と成長との因果関係の有無を明らかにし、将来
他地域で行われる植林事業への貢献を期待する試みである。
(2) 材料
植栽後 20〜22 年経過した Rhizophora mucronata 及び Rhizophora apiculata
林分の林分構造と生産力についての迅速評価を行った。
林分造成はかつて海岸のマングローブ林を伐採し造成された養魚池の放棄跡
地に行われたものである。附図-1、2 にはⅠ~Ⅴ各ブロック配置と養殖池
(Tambak)跡植林地の林小班位置図(照井作図)を示した。
9
今回の評価には、BlockⅡ及びⅢから 1990 年代のプロジェクト実施時に最も
頻度高く採用された 2m×2m 間隔(2,500 本/ha)での植栽地であり、植栽年が
1994、1995 及び 1996 年と林齢が近い林分を成長比較のため、かつアクセスの良
さを考慮し、対象として選定した。
林分間には汀線側から陸側へかけての地盤高勾配、あるいは潮の入り込む水
路との位置関係などが反映されて満潮時の冠水深に最大1m 近い差(調査林分で
は冠水深 54cm~140cm)が見られる。調査林分選定にあたってはまた立地環境差
による影響の有無を検討するため、冠水が浅い箇所から深い箇所(地盤の高い
箇所〜低い箇所)までの広い範囲から対象を求めることに留意した。
対象林分の林況及び 1990 年代初期に測定された冠水深(cm)を表—1に示す。
以下では下表左端の Plot No.を林分番号として用いる。
表-1
調査林分の林況及び環境のパラメータ
幹断面積合計(cm2/本)
幹直径(cm)
Pl ot No.
調査順
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
LIPI報告書
養殖池
による
Bl ock-No.
林分No.
6
12
4
3
8
7
2
8
9
1
11
10
13
30
2-70
2-72
2-17
2-28
2-29
2-30
2-39
3-17
3-29
3-30
2-36a
2-36b
2-7
2-15
植栽年度
1994
1996
1994
1994
1994
1994
1994
1994
1995
1994
1996
1994
1994
1995
2016年の
林齢
樹種
22
20
22
22
22
22
22
22
21
22
20
22
22
21
Rm
Rm
Rm
Rm
Rm
Rm
Rm
Rm
Rm
Ra
Rm
Rm
Ra
Rm
*
生存率
0.57
0.57
0.63
0.75
0.60
0.68
0.75
0.80
0.73
0.45
0.75
0.80
0.68
0.63
立木密度
(本/ha )
1,417
1,417
1,583
1,875
1,500
1,688
1,875
2,000
1,813
1,125
1,875
2,000
1,688
1,563
幹密度
(本/ha )
2,250
4,000
2,667
5,875
4,125
2,625
3,313
5,188
3,938
2,625
9,265
4,063
3,000
3,875
満潮時
冠水深
(cm)
140
104
92
80
54
64
100
94
55
70
114
114
104
94
林分断面
積合計
平均値
最大値
最小値
平均値
最大値
最小値
(m2 )
28.3
28.3
17.4
54.5
48.8
31.3
49.1
44
41.3
23.2
66.1
36.4
27.8
31.2
13.3
9.2
8.7
10.4
12.0
12.0
12.9
10.2
11.3
8.5
8.9
10.2
10.6
9.8
17.5
13.8
11.8
4.3
17.1
17.0
19.8
13.7
16.0
14.8
14.0
17.0
15.2
15.5
8.2
4.0
4.5
16.1
6.0
6.8
6.4
4.2
4.8
4.0
4.5
3.7
4.8
4.5
216
194
99
291
296
164
244
209
201
126
348
172
155
189
358
304
318
95
922
374
604
442
636
366
636
407
316
395
71
55
37
1076
66
41
108
41
53
30
151
66
44
36
想定幹径
(cm)
16.6
15.7
11.2
19.3
19.4
14.4
17.6
16.3
16.0
12.7
21.0
14.8
14.1
15.5
* Ra: Rhizophora apiculata , Rm: Rhizophora mucronata
(3) 調査方法
各林分は一定間隔で列状に植栽されている。林分構造調査では林縁効果の影
響を避けるため、養魚池跡の土手から1〜2本分林内に入った箇所の植栽木か
ら隣会う2植栽列について列沿いにそれぞれ 15 あるいは 20 本分(30〜40m の距
離に相当)の個体のサイズ測定を行った。生存率を求めるため位置から判断して
欠損した枯死木も上記測定本数として数えた。測定結果を面積当たりの値への
変換にあたっては、植栽間隔 2m×2m を考慮し、1 個体(枯死木分も含めて)当
り 4m2 を占めているものとして換算した。
調査では個体毎に以下の項目を確認/測定した。樹種(spp)、生存/枯死状況、
支柱根高(HR)、支柱根から 30cm 上部での幹直径(D)(測定位置より下部で幹が
分岐している場合はそれぞれの幹について)及び 10 個体程度について個体内の
最大幹の樹高(H)及びその生枝下高(HB)を求めた。
ヒルギ科のうち Rhizophora(ヤエヤマヒルギ)属樹種はタコ足に擬される支
10
柱根を発達させる。本属樹種は支柱根の直上で多幹に分岐することがある。今
回の植栽地では Rhizophora mucronata、Rh. apiculata 両樹種とも多幹に株立
ちするものが多く見られた。この傾向は2m 間隔植えなど植栽密度が低い林分で
より明らかであった(Tabuchi 2005: 短期専門家報告)。
天然生林では幹分かれ個体も稀にはあるものの、多幹な株は更新初期の高密
な状況で生育する間に複数個体が癒着することで成立したものが多い。このた
め天然生林ではそれぞれの幹を個体として扱い重量推定を行う。これに対して
植林地で観察される多幹は幹が分岐することで生じたものであり、個体重推定
にあたっては複数の幹を持つものでも複数個体の集合としてではなく、少なく
とも分岐した部分より下部は一個体として取扱うべきである。
分岐した複数幹から個体当りの幹サイズを得るため、個体当りの幹断面積合計
に等しい断面積を与える直径を想定し、これによる値を tree base による推定
値とした(1 式)。
n
D  D 2
i i
---(1)
また分岐した幹ごとに算出したものを stem base の値とした。
分岐個所より上部の幹、枝、葉などの器官重についてはそれぞれの幹直径と
樹高(直径—樹高関係からの推定値を含む)をもとに Komiyama et al. (1988)
あるいは Komiyama et al.(2005)のアロメトリにより推定した。なお支柱根(及
び全根)重推定にあたっては、上式による個体当たりの幹直径を想定して地上根
(あるいは全根)重推定のための上記アロメトリをそれぞれ適用した。マング
ローブ樹種の個体重推定のためのアロメトリとして LIPI は幹直径から幹+枝+
葉の支柱根から上部の重量と、地上根と地下根両者を含む総根重とを推定する
Komiyama (2005)の他に、Ong et al.(2004)ならびにインドネシア林業省版など
も用いている。今回はこれらのアロメトリによる推定値の比較も試みた。
(4)結果・考察
① 生存率
迅速調査から得た 14 林分の生存率は 0.45~0.80 の範囲内にあった。環境パ
ラメータとして用いた満潮時の冠水深と生存率の関係を図-1 に示した。
11
1994 年植栽の Rhizophora mucronata8林分についてみると冠水深でおよそ 80
~110cm の範囲に生存率の高い部分がみられ、その両側では低い値を示した。点
数が少ないため明瞭ではないが、Rhizohora apiculata でもこの範囲内の林分で
より高い生存率を示した。これら両樹種にとっての適地がこの範囲内にあるの
かもしれない。
② 個体当り幹数
個体当たりの分岐した幹本数は林分ごとの値で 1.8~4.9 本、林縁木を含んで
しまった林分の値を除くと 1.8~3.1 本であった。このうち Ra 林の個体当たり
幹本数は 1.8 と 2.1 である。マングローブ樹種は開放された場所に流れ着き更
新するため、初期段階では極めて高密度の群落を形成することが多い。このた
め天然林では複数個体が癒着した株を除くと高密度の時期の競争を経ているた
め複数幹を保つ個体は希である。
今回の調査林分は 2m 間隔と天然林と比較して極めて低密度で生育を開始して
いる。10 年生当時(2005 年)の密度試験地での観察結果では 2m✕2m 植栽林分
での平均個体当たり幹本数は 4.1 本で、植栽密度が高いほど幹の分岐数は低く
なり 0.5m✕0.5m では単幹個体のみであった。
密度が低く利用可能な空間があるほど多くの幹を分岐させている(次頁 図
-2 上)。また個体当たりの想定直径(あるいは断面積合計)と分岐した幹本数と
の間には正相関が認められている(図-2 中)。
今回の値からは 2m✕2m 植栽林分では 20 年生以上の林齢に達しても幹数はあ
まり減少しておらず、密度効果は明瞭ではない(図-2 下)。
12
図-2
2005 年及び 2016 年時点での密度~個体当たり幹本数の関係
(2005 年のデータは密度試験区のもの)
上図:2005 年の密度と個体当たり幹本数
中図:2016 年の個体サイズと個体当たり幹本数
下図:2016 年の密度と個体当たり幹本数
13
③ サイズ構造
○ 直径〜樹高関係
樹高と幹直径の関係を林分毎に図-3 に示す。直径の偏りが見られるなど標本
としてやや不十分なものもあるが、重み付けのある最小自乗法を用い、各林分
での暫定的な直径-樹高曲線を決定した(表-2)。
パラメータとして樹高を必要とするアロメトリ(Komiyama et al. 1988 及び林
業省版)を適用するためである。林分毎の D-H 関係式を表-2 に、式から得られた
曲線を林分間で比較したのが図-3 である。
林分毎の最大幹直径は 13~18cm の、また林分の推定最大樹高を求めると 15
~18m の範囲内にみられるものが多い。BA(あるいは AGB)とこれら最大直径(ま
たは最大樹高)との間には明瞭な関係は認められなかった。
○ 直径頻度分布
幹及び株立ちした個体のサイズ構造を直径及び想定直径の頻度分布で示す
(図-5)。両者ともほぼ一山型の正規的な分布パターンをとった。一斉人工林的
な分布型が 20 年以上経過した時点でも明瞭である。
図-3
林分ごとの幹直径(cm: 横軸)と樹高(縦軸: m)の関係
グラフ上部は林分及び Block-Tambak の番号
14
25.0
1
20.0
2
H (m)
3
4
15.0
5
6
10.0
7
8
9
5.0
10
11
0.0
12
0
10
20
30
40
D (cm)
図-4
13
14
林分毎の暫定 D-H 曲線
表-2
林分ごとの暫定 D-H 式
Block-Tambak No.の後の Ra は R. apiculata 林、95、96 は 1994 以外の
植栽年を示す
Plot No.
Block-Tambak
1
2-70
H = 1
2
2-72 96
3
2-17
H = 1
4
2-28
H = 1
5
2-29
H = 1
6
2-30
H = 1
7
2-39
H = 1
8
3-17
H = 1
9
3-29 95
10
3-30 Ra
11
2-36a 96
H = 1
12
2-36b 94
H = 1
13
2-7 Ra
14
2-15 95
暫定 D-H 式
/ (0.07 / D + 1 / 16.74)
H = 1 / (0.29 / D1.5 + 1 / 15.7)
/ (0.03 / D + 1 / 14.53)
/ (0.11 / D + 1 / 16.98)
/ (0.15 / D + 1 / 19.83)
/ (0.15 / D + 1 / 18.35)
/ (0.18 / D + 1 / 19.74)
/ (0.05 / D + 1 / 15.65)
H = 1 / (0.11 / D + 1 / 17.32)
H = 1 / (1.83 / D2 + 1 / 18.26)
/ (0.21 / D + 1 / 17.15)
/ (2.83 / D2 + 1 / 22.06)
H = 1 / (0.07 / D + 1 / 19.09)
H = 1 /( 0.22 / D + 1 / 22.59)
15
○ 林分の断面積合計
林分当たりの断面積合計(BA: Basal Area m2/ha) は Plot3 の 17.4 が最小であ
り、最大値 54.5 を示した Plot4 との間に 27.1m2 もの大きな開きがあった(Plot11
の値 66.1 は調査面積が狭いので除外)。
南タイ東岸の 20 年生再生林で 29~36 m2、(Kongsanchai 1988)、マレーシア半
島部西岸の Merbok マングローブで 19 年生の再生林で 21.4、南タイ西岸 Ranong
県 Suksamran の Rhizophora が優占する 20 年生程度の再生マングローブ林で 25
~33 程度であった(Tabuchi et al. 2013)のと比較して大きなものがみられる。
Ha 当たり 40 m2 を超えるような大きな BA を持つに至ることは疎植された人
工林の性質なのかもしれない。
図-5
各林分の直径頻度分布
白抜き:幹直径、塗り潰し:断面積合計から推定した個体想定直径
16
○ 現存量推定値
供試木の個体重を 4 種のアロメトリにより推定し、林分当たりの現存量を求
め表-3 に示した。アロメトリ適用にあたっては各幹毎に算出した stem base と
(1)式でもとめた個体サイズによる tree base の両値を併記した(林業省式
は stem base のみ)。なお Komiyama et al. (2005)の、stem 及び tree base の
推定値は地上部現存量の他に根量は地上と地下を含む全木の値として示した。
これ以外の他アロメトリによる推定値は地上部現存量(含地上根)のみである。
No.11 林分 (BlockⅡ-36a 小班)では、林分が小さな島状に孤立していたた
め調査面積が 0.0064ha(枯死木も含めて 16 個体分)と狭く、過大値を与えてい
る。これを除く 13 林分では、林業省式でわずかに低い値をとるものが多いが、
全木現存量である Komiyama et al.(2005)の値以外ではアロメトリ間で顕著に大
きな差は認められない。このため以下では現存量を議論するにあたっては樹高
もパラメータに加えた Komiyama et al.(1988)のアロメトリを用い、stem base
による幹+枝+葉+花・果実の重量に個体当たりの tree base による地上根重を加
えた地上部重(AGB: Above Ground Biomass)を基にした推定値により立地環境
の影響などを検討する。
迅速評価による小面積のため過大となる可能性が高い値ではあるが、AGB には
特に過大と見込まれる No.11 を除く 13 林分の間でも 120~470 ton/ha 台(BAで
は 17.4~54.5)と約 350ton にも及ぶ大きな幅がみられ、同一林齢の 1994 年植
栽 Rhizophora mucronata 7 林分中でも AGB で 140~470 ton/ha 台の開きがあ
った。
表-3
アロメトリ別現存量推定値 (単位: ton/ha)
Plot No.
Komiyama 2005
Ong et al2004 林業省 Komiyama 1988
Base stem
tree
stem
tree
stem
stem
tree
1
350.8 356.8 293.6 297.9 251.6 280.2 281.7
2
270.8 296.5 224.1 238.1 194.6 223.8 235.0
3
162.3 162.9 134.0 135.4 125.0 144.3 144.7
4
551.0 573.7 458.3 476.5 414.8 469.8 473.3
5
512.3 532.8 427.6 445.2 381.8 428.2 435.8
6
329.2 334.6 274.8 278.3 237.0 266.1 267.4
7
535.1 547.6 448.0 458.0 386.3 429.6 432.5
8
430.4 446.2 357.0 368.5 314.0 359.0 363.6
9
424.3 438.7 353.4 365.0 315.7 355.9 358.8
10
152.8 158.3 126.3 130.1 109.6 126.3 127.9
11
641.0 675.5 530.1 560.0 456.6 525.8 530.7
12
368.7 377.3 306.7 312.5 283.0 320.0 326.5
13
277.5 283.5 230.6 234.4 214.9 243.5 245.9
14
306.7 318.5 254.4 262.5 227.8 259.6 264.5
注: Base: stem(幹)または tree(個体)当たり推定値
17
○ 冠水深(地盤高)が林分生産力に及ぼす影響
図-6 に冠水深と幹の断面積合計(BA:m2/ha)との関係を示した。1994 年植栽
林に低い値を示す点が数点見られるが、プロットされた点がおおよそのポテン
シャルな上限値を示すとみなすならば、冠水深がおよそ 80cm より深くなるとB
Aの低下傾向が伺える。同程度の冠水深でも 1995 年植栽林分や 1994 年植栽で
も Rhizophora apiculata 林分ではやや小さい値を示しているが、林齢や樹種間
差を反映するものかどうかの判定にはデータ不足である。また 1996 年植栽のう
ち 1 林分で BA が 66.1 と極めて高い値をとった(tambak 2-36a)が、これは測
定箇所が小さな島状に孤立していたため小面積分のデータのみにより算出した
ため過大値となったとみられる。
図-6
冠水深と幹断面積合計(BA)の関係
図-7 には立木密度と地上部現存量(AGB)の関係を示した。
図-7
2016 年時点の立木密度と地上部現存量の関係
図-7 からは、明瞭でないながらも生存率が高く立木密度が高い林分ほど大き
い AGB を持つ傾向が伺える。通常閉鎖林分では林分発達による AGB 増加につれ
て密度は減少していくが、今回はそれと異なる結果を得た。
18
これら林分の初期植栽密度(2m 間隔植栽:2,500 本/ha)でもすでに林冠は閉
鎖し、個体内の枯死幹や近年に枯死した個体が残存しているなど、部分的には
競争-密度効果が働いていることは明らかであるが、競争は AGB に明瞭には反映
されていないように見える。植栽後初期段階での枯死による本数減が 20~22 年
生に達しても未だに強く影響しているのかもしれない。
⑤ おわりに
Bali、Benoa 湾プロジェクトサイトの養魚池跡地でのマングローブ植林では
20 年以上を経過した 2016 年時点で最小で ha 当たり 140 ton 台、最大で 470 ton
台の現存量を示した。林分間差は極めて大きく、相対地盤高差がもたらす冠水
深の違いが植栽木の成長と林分発達に影響している可能性は高い。
一方立木密度と現存量との間に強い正相関が見られることから、疎植された
各林分ではまだ密度効果は十分に発現するに至っていない。養魚池跡での水の
流れや冠水パターンなど、微地形により植栽後の初期段階で生じた局所的な生
存状況の違いが 20 年ほど経過してもなお強く影響している可能性が高い。
なお林分センサスはある十分な面積の調査区を設定して実施することが多い
が、人的・時間的制約から今回は限られた個体数を対象とした迅速評価による
林分構造のプロファイル把握と林分間比較に留まり、現存量などの推定値も暫
定的なものである。このような林齢や植栽時の状況が明らかな貴重なマングロ
ーブ植林地の成長や炭素蓄積量についての情報を将来広く東南アジア各地で活
用していくためには、より多点かつ面的なデータ集積が今後の課題である。
なお植栽林分を囲む土手は実証調査プロジェクト終了後 15 年以上放置された
状態であり、旧サイト陸側では宅地化が進んだため植栽地への通行が困難にな
った箇所も多く、今回徒歩でアクセスできた林分は極めて限られた。また恒常
的な踏圧を免れたことによりカニ穴が多数生成され、穴を通じて浸透し易くな
った潮の影響を受けて土手は緩み崩壊個所が多出している。より自然な状態へ
の迅速な回復のためには生物活動による環境改変効果は無視できない。生物活
動の活用方法の検討は有益である。
引用文献
アロメトリ出典
*Komiyama A., S. Poiungparn and S. Kato. (2005): Common allometric
equation for estimating the tree weight of mangroves. Journal of Tropical
Ecoloby 2005 21: 471-477
*.E. Onga,*, W.K. Gonga, C.H. Wong. (2004): Allometry and partitioning of
the mangrove, Rhizophora apiculataForest. Ecology and Management. 188.
395–408
19
*Badan Pengembangan dan Penelitian Kehutanan(林業研究開発庁). (2013):
Pedoman Penggunaan Model Alometrik untuk Pendugaan Biomassa dan Stok Karbon
Hutan di Indonesia. Pusat Penelitian dan Pengembangan dan Rehabilitasi,
Badan Penelitian dan Pengembangan Kehutanan Kementerian Kehutanan. Bogor
*Akira Komiyama*, Hitoshi Moriya, Suhardjono Praroatmodjo, Takeshi Toma
and Kazuhiko Ogino (1988): Allometry and partitioning of the mangrove,
Rhizophora apiculate 2. Prillnry Productivity of Mangrove Forest. 97-106.
in BIOLOGICAL SYSTEM OF MANGROVES: A REPORT OF EAST INDONESiAN MANGROVE
EXPEDiTION 1986. KAZUHIKO OGINO and MITSUO CHIHARA eds. MARCH (1988) EHIME
UNIVERSITY.
Kongsanchai J. (1988) : Forest ecological study of mangrove silviculture.
PhD dissertation, Kyoto University, Japan.
Ryuichi TABUCHI, Sarayudh BUNYAVEJCHEWIN and Pipat PATANAPONPAIBOON
(2013): Development of mangrove stands in Southeast Asia -With special
reference to the west coast of the Malay Peninsula-. Global Environmental
Research. Vol. 17 No.2 215-221.
20
2.英文報告書
Introduction
Mangrove forests wrapping coastal lines and expanding at the brackish
estuaries are among the very important ecosystems in the tropics and
sub-tropics as sustaining livelihood of coastal residents with offering
various incentives.
In about past half centuries, mangroves in the world have been destroyed
and converted into other land use e.g. agricultural lands, housing estates,
fish or shrimp ponds and harbor facilities due to its flat and access easy
habitat. The threat of deforestation still is lasting and assistance is
required to renovate mangrove’s productivity as the key safeguard of coastal
residents.
Indonesian Ministry of Forestry and Japan International Cooperation
Agency (JICA) had therefore launched on the joint project to develop the
sound silviculture methods to rehabilitate and sustain mangroves in the
1990th at around Bali as the central site. The challenge lasted nearly a
decade and several techniques for mangrove rehabilitation including
nursery and site preparation as well as site environment evaluation method
for early stages of planting were developed, and about 200 ha of
experimental plantations were established consequently.
The techniques developed during the project term were very practical and
useful, and contributed to restore mangroves in Indonesia widely. However,
it’s still needed to elucidate the productivity of established forest stands
to evaluate the outcome producing incentives.
The ages of mangrove plantation established during the project are nearly
reaching to ca. 20 years old at the present and stands were grown up tall,
canopies were closed and developing as forest over decade. We therefore
try to profile the size structures of those stands planted to evaluate their
development with special reference between initial site environmental
parameter and stand productivity after established as forest stand. We
intend to examine whether if difference of initial site condition is
reflected to the growth of planted trees even after two decades or not.
Material and method
We studied on the structure and productivity of 20 to 22 years-old stands
of Rhizophora mucronata and Rhizophora apiculata established on the
ex-fishpond at Benoa bay mangrove zone as the rapid appraisal.
21
Layout of Block I to V and stand’s number were shown in Appendix maps 1 and
2.
Age and habitat environment of sampled stand
We selected twelve Rhizophora mucronata and two Rhizophora apiculata
plantations in Block II and III as the sample for the growth comparison.
Stands age were in the range between 22 and 20 year-old with initial spacing
of 2m by 2m (2,500 trees/ha). Good access was another key for selection.
There is the large variation of relative ground level as nearly 1m (54 to
140 cm in waterlogging depth by tide) due to the cline from sea to land
and distance to water pass which bring tide water in. We selected target
stands over wide ground level presented in tide depth depth to analyze the
influence of inundation frequency.
Habitat condition and highest tide depth of studied stands are shown in
table 1. Tide depth was surveyed in early 1990’s.
Table-1
Plot No.
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
Stand No.
by LIPI
report.
6
12
4
3
8
7
2
8
9
1
11
10
13
30
Stand conditions
Ta mba k
Bl ock-No.
2-70
2-72
2-17
2-28
2-29
2-30
2-39
3-17
3-29
3-30
2-36a
2-36b
2-7
2-15
pl a nted
yea r
s tand a ge
i n 2016
s peci es
Survi va l
ra te
1994
1996
1994
1994
1994
1994
1994
1994
1995
1994
1996
1994
1994
1995
22
20
22
22
22
22
22
22
21
22
20
22
22
21
Rm
Rm
Rm
Rm
Rm
Rm
Rm
Rm
Rm
Ra
Rm
Rm
Ra
Rm
0.57
0.57
0.63
0.75
0.60
0.68
0.75
0.80
0.73
0.45
0.75
0.80
0.68
0.63
Stand
Stem
Hi ghes t
Ba s a l Area
dens i ty
dens i ty tide depth
(m 2/ha )
(trees /ha ) (s tems /ha )
(cm)
1417
1417
1583
1875
1500
1688
1875
2000
1813
1125
1875
2000
1688
1563
2250
4000
2667
5875
4125
2625
3313
5188
3938
2625
9265
4063
3000
3875
140
104
92
80
54
64
100
94
55
70
114
114
104
94
28.3
28.3
17.4
54.5
48.8
31.3
49.1
44
41.3
23.2
66.1
36.4
27.8
31.2
average baal area per tree
Stem diameter (cm)
Avegare
13.3
9.2
8.7
10.4
12.0
12.0
12.9
10.2
11.3
8.5
8.9
10.2
10.6
9.8
ma x
17.5
13.8
11.8
4.3
17.1
17.0
19.8
13.7
16.0
14.8
14.0
17.0
15.2
15.5
(cm2)
mi n
8.2
4.0
4.5
16.1
6.0
6.8
6.4
4.2
4.8
4.0
4.5
3.7
4.8
4.5
average
216
194
99
291
296
164
244
209
201
126
348
172
155
189
ma x
358
304
318
95
922
374
604
442
636
366
636
407
316
395
a s s umed
tree s i ze
(cm)
mea n
71
55
37
1076
66
41
108
41
53
30
151
66
44
36
16.6
15.7
11.2
19.3
19.4
14.4
17.6
16.3
16.0
12.7
21.0
14.8
14.1
15.5
Ra: Rhizophora apiculata Rm: Rhizophora mucronata
Methods
Trees in these plantations were planted with regular spacing. We applied
the rapid appraisal method for measurement of tree size as well as to judge
their survival/mortality. All trees planted in a couple of adjacent lines
were judged their survival and measured size parameters for living trees
over 30 or 40 m in distance. We excluded trees at stand fringe from
measurement to avoid the edge effect on growth. We counted all trees within
certain distance including dead to determine the survival rate. We gave
4m2 to each tree for further conversion to land area.
We identified species, survival and measured height of root collar (HR:
m), stem diameter at 30cm above root collar (D: cm) of all stems, and
measured total height of largest stem (H: m) as well as its height of crown
bottom (HB; m) for about 10 trees.
Rhizophora species are characterized by stilt root and sometime they
develop multi number of stems at above collar of stilt root. We often
22
observed this multi-stemmed tree of both Rhizophora mucronata and Rh.
apiculata in this site. This phenomenon of developing multi-stem was more
apparent in low density stand such as 2m by 2m spacing (Report of short-term
JICA expert 2005).
Multi-stemmed individual in natural forest is usually those of adhered
consists of some trees so that we treat each adhered stem as the individual
and estimate tree weight respectively. However, in contrast, multi-stemmed
tree in plantation is that developed stems from one tree but not those of
some tree’s adhesion. The part beneath the root collar of these
multi-stemmed tree is, therefore, shall be regarded as that of an
individual.
We assumed a stem diameter which gives the same value as the sum of basal
area of multi number of branched stems calculated by equation (1) to
estimate aboveground root weight as the “individual based” value.
n
D  D 2
i i
--- (1)
We also regarded the value summed up the estimates by each stem diameter
as the “stem based” value.
Results and discussion
Survival
The survival rate of planted trees was varied between 0.80 and 0.45 among
14 stands studied. Fig.1 shows a relationship between survival rate and
inundation depth at highest tide as an environmental parameter influences
on growth.
Fig. 1. Relationship between survival rate and high tide depth
A slight peak at around 80 to 110 cm is observed for Rhizophora mucronata
23
stands planted in 1994 and for Rhizophora apiculata as well. This peak may
suggest the potential preferable condition for this species although the
tendency is not clear due two limited sample number.
Number of stem per individual
Mangrove stands often developed as highly dense stand at their initial
stage since floated seeds of sun demanding mangrove species land at coast
or river bank with open space. Few individuals are multi-stemmed in natural
stand since it experienced competition while being in young and dense stage
except those adhered.
Plantations studied this time were planted with low density as 2m by 2m
(2,500 trees/ha) in spacing and waived the competition during initial dense
stage in comparison with natural stand.
As a result of density study stand examined in 2005 (stand age was 10 years
–old) suggested that average stem number per tree was 4.1 in 2m by 2m spacing
stand, and the denser the average stem number became smaller. No
multi-stemmed tree was observed in 0.5m by 0.5m stand. Rich space allowed
to developing many stems (Fig. 2 left). A positive relationship was seen
between basal area of individual tree and number of branched stem (Fig.2
center).
Average stem number of individual tree in the 2m by 2m spacing plantations
20 years-old in age and over showed not much decrease from that of 10
years-old stand. Competition on the available space for growth was not
clearly taken place (Fig.2 right).
Fig. 2 Relationships between stem number per tree and stand density in
2005 and 2016(data in 2005 were those of density study stands)
Left: Relationship between average stem number per tree and stand density
in 2005.
Center: Relationship between individual based tree size and number of stem
in 2016.
Right: Relationship between average stem number per tree and stand density
I 2016.
24
Stand size structure
D-H relation
Relationships between stem diameter and tree height are shown in Fig.3
by stand with determined D-H curve specific to stand. We determined
tentative D-H curves of each stand with using the weighted least square
method respectively (Table 2) in order to apply allometries using height
as one of key parameter proposed by Komiyama et al. (1988) and/or by Badan
Pengembangan dan Penelitian Kehutanan, Ministry of Forestry, Indonesia (as
MoFor herein after)(2013).
D-H curves determined as in Table 2 were shown in Fig.4.
Maximum stem diameter and height estimate were found within the range
between 13 and 18 cm and between 15 and 18m, respectively. No apparent
relationships were seen between maximum diameter (or maximum height) of
stand and stand Basal area as well as aboveground biomass.
Diameter frequency
Size structures of stem diameter as well as the individual tree size
calculated by Eq. (1) are shown in Fig. 5. Both parameters apparently showed
the a modal distribution pattern of typical to same aged single species
plantation.
25
図-3 Relationships between stem diameter (D: cm) and tree height(H: m)
Numbers above figure is stand and Block-tambak number.
25.0
1
20.0
2
H (m)
3
4
15.0
5
6
10.0
7
8
9
5.0
10
11
0.0
12
0
10
20
30
40
D (cm)
図-4
Tentative D-H curves by stand
Tentative D-H relationships by stand
Ra: R. apiculate stand、95 or 96: planted in 1995 or 1996
Table 2.
26
13
14
Plot No. Block-Tambak
1
2-70
2
2-72 1996
3
2-17
4
2-28
5
2-29
6
2-30
7
2-39
8
3-17
9
3-29 1995
10
3-30 Ra
11
2-36a 1996
12
2-36b 1994
13
2-7 Ra
14
2-15 1995
tentative D-H equation
H = 1 / (0.07 / D + 1 / 16.74)
H = 1 / (0.29 / D1.5 + 1 / 15.7)
H = 1 / (0.03 / D + 1 / 14.53)
H = 1 / (0.11 / D + 1 / 16.98)
H = 1 / (0.15 / D + 1 / 19.83)
H = 1 / (0.15 / D + 1 / 18.35)
H = 1 / (0.18 / D + 1 / 19.74)
H = 1 / (0.05 / D + 1 / 15.65)
H = 1 / (0.11 / D + 1 / 17.32)
H = 1 / (1.83 / D2 + 1 / 18.26)
H = 1 / (0.21 / D + 1 / 17.15)
H = 1 / (2.83 / D2 + 1 / 22.06)
H = 1 / (0.07 / D + 1 / 19.09)
H = 1 /( 0.22 / D + 1 / 22.59)
Stand basal area
Sum of cross section area of all standing stems in certain land area (BA:
m2) is used as one of the parameters to represent stand productivity. There
was large variation in BA among studied stands i.e. 54.5 (stand 4) at the
largest while the smallest was 17.4 (stand 3). We removed the large value
of stand 11 as 66.1 since plot area was too small and caused excessive high
value possibly. The BA of many stands in this site was rather large in
comparison with the reported BA of other region e.g. naturally regenerated
stand in 20 years old at east coast of southern Thailand as 29 to 36, 21.4
for 19 years old stand at Merbok, west coast of Malay Peninsula, 25 to 33
in ca. 20 years old stands in Ranong,west coast of Malay Peninsula. Sparse
planting might cause the large BA of this site as more than 40m2 which waived
competition.
27
Fig. 5. Frequency distribution of stem and tree diameter by stand
Open bar: stem diameter, Solid bar: tree size obtained by
individual basal area
Estimation of above ground biomass (AGB)
Estimates of aboveground biomass (AGB) by four types of allometries were
listed in Table 3 by stand. We applied allometries to calculate both stem
base and tree base weights.
Tree weight estimated by allometry of Komiyama et al. (2005) presented
both above and belowground root as “root” while the other allometries gave
only aboveground root weight.
Stand 11 (Block I 36a) was assumed to give excessively large value due
to small surveyed area since it was isolated as small patch.
Table 3. Biomass estimate by allometry (unit: ton/ha)
Plot No.
Komiyama 2005 Ong et al2004 Mofor Komiyama 1988
28
Base
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
stem
350.8
270.8
162.3
551.0
512.3
329.2
535.1
430.4
424.3
152.8
641.0
368.7
277.5
306.7
tree
356.8
296.5
162.9
573.7
532.8
334.6
547.6
446.2
438.7
158.3
675.5
377.3
283.5
318.5
stem
293.6
224.1
134.0
458.3
427.6
274.8
448.0
357.0
353.4
126.3
530.1
306.7
230.6
254.4
tree
297.9
238.1
135.4
476.5
445.2
278.3
458.0
368.5
365.0
130.1
560.0
312.5
234.4
262.5
stem
251.6
194.6
125.0
414.8
381.8
237.0
386.3
314.0
315.7
109.6
456.6
283.0
214.9
227.8
stem
280.2
223.8
144.3
469.8
428.2
266.1
429.6
359.0
355.9
126.3
525.8
320.0
243.5
259.6
tree
281.7
235.0
144.7
473.3
435.8
267.4
432.5
363.6
358.8
127.9
530.7
326.5
245.9
264.5
AGB estimates were not so much varied by allometries although MoFor’s
showed slightly small values the others.
We tentatively use allomtry of Komiyama et al.(1988) of which involve tree
height as parameter for further analysis on the effect of habitat condition
on stand productivity.
Aboveground biomass estimates varied within wide range between 470 and
120 ton/ha (excluded stand 11 with too large value due to small plot area)
so that large difference as about 350tonwas observed. The large difference
was seen within same age stands planted in 1994 as between 470 and 140
ton/ha.
Influence of tide depth on the stand productivity
We showed the relationship between high tide depth and BA (m2/ha) of
studied stands in Fig.6.
A moderate peak was observed at about 80 cm in depth for stands planted
in 1994. Effect of stand age and species is not clear so far.
29
Fig. 6.
Relationship between BA and high tide depth
The relationship between stand density and AGB is shown in Fig. 7.
Fig. 7. Relationship between AGB and tree density in 2016
Fig. 7 shows the slight but positive tendency that high survival rate
gives large biomass.
The stand development usually comes with the decrease of tree density in
closed forest. The result of this study was, however, quite different from
ordinal pattern.
The competition was obvious since canopy was closed and several trees
recently dead as well as dead stems were observed. We may be able to judge
that competition-density effect worked partly, but this competition looked
was not reflected enough so far.
Depletion of stand density at the early stage of plantation establishment
may still affecting even stands reached to 20 to 22 years old.
Further intensive analysis with area based tree census is required to
clarify the productivity of plantations.
30
Conclusion
We found the productivity of mangrove plantations on ex-Tambak at Benoa
Bay, Denpasar, Bali, Indonesia varied from 140 to 470 ton/ha in AGB at 20
to 22 years-old after planted. The variation in AGB among stands was very
large so that the waterlogging condition caused by the variation in relative
ground level was suspicious as the important factor to influence on the
growth of stand.
The very positive relation between stand tree density and aboveground
biomass may suggest that the competition among sparsely planted trees is
not yet appeared clearly. The difference in survival at very small spots
occurred in the very initial stage caused by the variation in site
conditions e.g. water current and inundation pattern may last even after
two decades.
We applied rapid appraisal to evaluate productivity due to shortage of
time and human resources so that limited number of sample site, trees
allowed only the comparison of profile of stand structures and estimates
of biomass is also quite tentative. It is therefore strongly recommended
to extend the study to cover more stands and more trees on these stands
which histories are very clear. That would be the very valuable challenge
to utilize such important information on stand growth and carbon stock
region- as well as worldwide.
The banks in study site had been abandoned more than decade after the
project terminated. Besides interior part of project site was exploited
as estates. These changes made access to many stands very hard. Abandoned
banks were also free from continuous stamping for long time and biotic
activity e.g. holes boring by crab with infiltration of tide water through
those holes made banks loose and being eroded consequently. The influence
of biotic factor is therefore shall not be ignored both as cause of erosion
and as recovery accelerator of quasi-natural condition.
Reference
On Allometry
*Komiyama A., S. Poiungparn and S. Kato. (2005): Common allometric
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Ecoloby 2005 21: 471-477
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the mangrove, Rhizophora apiculataForest. Ecology and Management. 188.
395–408
31
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Pedoman Penggunaan Model Alometrik untuk Pendugaan Biomassa dan Stok Karbon
Hutan di Indonesia. Pusat Penelitian dan Pengembangan dan Rehabilitasi,
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*Akira Komiyama*, Hitoshi Moriya, Suhardjono Praroatmodjo, Takeshi Toma
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Rhizophora apiculate 2. Prillnry Productivity of Mangrove Forest. 97-106.
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Kongsanchai J. (1988) : Forest ecological study of mangrove silviculture. PhD
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yuichi TABUCHI, Sarayudh BUNYAVEJCHEWIN and Pipat PATANAPONPAIBOON (2013):
Development of mangrove stands in Southeast Asia -With special reference
to the west coast of the Malay Peninsula-. Global Environmental Research.
Vol. 17 No.2 215-221.
Ⅴ
Ⅳ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅰ
Appendix-1.
Block location at Benoa Bay
Appendix-2 Layout of stands in Block Ⅱ、Ⅲ
〇: Studied stands
32
LAPORAN
Pertumbuhan Mangrove Hasil Rehabilitasi
di Lahan Eks Tambak
Taman Hutan Raya (Tahura) Ngurah Rai Bali
PUSAT PENELITIAN BIOLOGI
LEMBAGA ILMU PENGETAHUAN INDONESIA
DAN
JAPAN FOREST FOUNDATION (JFF)
2016
33
Pertumbuhan Mangrove Hasil Rehabilitasi di Lahan Eks Tambak
Taman Hutan Raya (Tahura) Ngurah Rai Bali
Suhardjono, Kusuma Rahmawati dan Ujang Hapid
Pendahuluan
Tahura Ngurah Rai merupakan Taman Hutan Raya yang ditetapkan
berdasarkan Keputusan Menteri Kehutanan No. 544/Kpts-II/1993 tanggal 25
September 1993 dengan luas 1373.50 Ha (Dinas Kehutanan Bali, 2012). Taman
Hutan Raya ini terletak di Kecamatan Kuta, Kabupaten Badung dan Kecamatan
Denpasar Selatan, Kota Denpasar, Propinsi Bali. Kawasan ini merupakan
ekosistem mangrove dengan vegetasi yang terdiri dari 12 jenis tumbuhan
mangrove sejati diantaranya yaitu Rhizophora mucronata, Rhizophora apiculata,
dan Sonneratia alba (Forum Peduli Mangrove Bali, 2016).
Kawasan mangrove di Tahura Ngurah Rai sebagian merupakan hasil
penanaman yang difasilitasi dari The Grant Aid Pemerintah Jepang melalui
Japan International Cooperation Agency (JICA); The Development of
Sustainable Mangrove Management Project (Wahyuni, 2008). Program ini
berhasil mengembangkan teknik restorasi dan rehabilitasi lahan hutan
mangrove bekas tambak seluas 334 Ha. Program ini berlangsung dari tahun
1992 sampai tahun 2004.
Vegetasi mangrove membutuhkan kondisi lingkungan yang spesifik
karena bergantung pada pasang surut air laut, kondisi genangan dan iklim
setempat (Soeroyo, 1992). Oleh karena itu, kegiatan rehabilitasi atau
penanaman kembali jenis-jenis mangrove harus disesuaikan dengan kondisi
lingkungannya. Apabila kondisi lingkungan memenuhi syarat hidup jenis
mangrove tersebut, maka pertumbuhan mangrove dapat berlangsung secara
optimal. Beberapa parameter yang dapat digunakan sebagai tolak ukur
keberhasilan tersebut antara lain: bertambahnya kerapatan, tinggi dan diameter
batang serta kembalinya biota ekosistem mangrove (Saenger, 1983). Dengan
mengetahui tingkat pertumbuhan jenis-jenis mangrove hasil rehabilitasi dan
kondisi lingkungan sekitar diharapkan dapat menjadi bahan pertimbangan untuk
menentukan lokasi-lokasi lahan rehabiltasi yang sesuai untuk penananaman
jenis-jenis mangrove tertentu. Selain itu, pendekatan ini juga dapat dilakukan
untuk memperkirakan jumlah biomassa dan simpanan karbon pada ekosistem
mangrove tersebut.
34
Latar Belakang
Pemerintah Jepang telah melaksanakan kerjasama jangka panjang
dengan Pemerintah Indonesia dalam bidang konservasi mangrove, yang dimulai
dari tahun 1992 melalui “Proyek Pengembangan Manajemen Bakau
Berkelanjutan,” dimana sekitar 250 hektar pohon bakau telah ditanam di Pulau
Bali dan Lombok serta membangun Model Manajemen Bakau Berkelanjutan
(JICA, 2012). Salah satu lokasi penanaman tersebut adalah kawasan mangrove
di pesisir Kota Denpasar. Kawasan ini sebelumnya merupakan areal
pertambakan masyarakat sejak tahun 1974 dan kemudian pemerintah
mengembalikan fungsi kawasan tersebut menjadi Kawasan Hutan Lindung dan
Taman Wisata berdasarkan SK Menhut No.095/Menhut-II/1988. Terakhir
disempurnakan dengan SK Menhut No.544/Kpts-II/1993 menjadi Taman Hutan
Raya (Tahura) Ngurah Rai.
Dengan adanya kerusakan hutan mangrove sebagai akibat perubahan
fungsi hutan yang berlebihan dan semakin parah dari tahun ke tahun,
Departemen Kehutanan mengantisipasinya dengan memulai Proyek
Pengembangan Pengelolaan Hutan Mangrove Berkelanjutan yang dibantu oleh
Japan International Cooperation Agency (JICA) pada tahun 1992-1999. Proyek
ini menggali kemungkinan-kemungkinan investasi untuk mendukung aktivitas
rehabilitasi dan pengelolaan hutan mangrove, dimana salah satunya berupa
penanaman hutan mangrove untuk mendistribusikan teknik-teknik unggulan
yang dikembangkan oleh proyek tersebut kepada masyarakat. Langkah ini
dilakukan melalui penguatan sistem penyuluhan dan peningkatan aktivitas
pengelolaan hutan secara berkelanjutan yang diwujudkan dalam bentuk Pusat
Informasi Mangrove (Mangrove Information Center - MIC) yang dimulai pada 15
Mei 2001 hingga 14 Mei 2004 (Prasasto, 2010). MIC ini dibangun untuk
penyuluhan dan pelatihan teknik dan pengetahuan tentang konservasi
mangrove bukan hanya skala dalam negeri tetapi juga dalam lingkup kawasan
Asia.
Tujuan Monitoring
Tujuan monitoring untuk:
1. Mengetahui pertumbuhan jenis mangrove Rhizophora mucronata dan
Rhizophora apiculata yang ditanam di lahan bekas tambak di Tahura
Ngurah Rai pada tahun tanam 1994, 1995 dan 1996.
2. Mengetahui taksiran kandungan biomassa atas permukaan (above ground)
dan simpanan karbon dari hasil penanaman Rhizophora mucronata dan
Rhizophora apiculata pada tahun tanam 1994, 1995 dan 1996.
35
Lokasi Monitoring
Lokasi monitoring dilakukan di lahan bekas tambak di Tahura Ngurah
Rai untuk Rhizophora mucronata di Blok 2 (10 tambak) dan Blok 3 (2 tambak),
yaitu pada tambak nomor 17, 28, 29, 30, 36b, 39 dan 70 yang ditanam tahun
1994, tambak nomor 15 dan 29 (blok 3) ditanam tahun 1995 dan tambak nomor
17 (blok 3), 36a dan 72 ditanam tahun 1996. Untuk Rhizophora apiculata di
Blok 2 dan Blok 3 masing-masing hanya satu tambak yang ditanam tahun 1994,
yaitu tambak no 7 (blok 2) dan tambak nomor 30 (blok 3).
No
No.
Tam
bak
1
36b
2
28
3
39
4
30
5
17
6
29
7
70
8
29
9
15
10
17
11
36a
12
72
13
7
14
30
Jenis
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
apiculata
Rhizophora
apiculata
Year
Plant
ation
Spacing
1994
2x2
1994
Koordinat
Block
S
E
2
8°43'40.90"
115°11'36.30"
2x2
2
8°43´35.01˝
115°11´45.64˝
1994
2x2
2
8°43´43.31˝
115°11´38.25˝
1994
2x2
2
8°43´37.61˝
115°11´36.61˝
1994
2x2
2
8°43´50.52˝
115°11´34.96˝
1994
2x2
2
8°43´36.35˝
115°11´34.67˝
1994
2x2
2
8°43´36.82˝
115°11´52.46˝
1995
2x2
3
8°43´27.38˝
115°12´10.53˝
1995
2x2
2
8°43´47.25˝
115°11´33.10˝
1996
2x2
2
8°43´34.06˝
115°12´03.29˝
1996
2x2
2
8°43´41.34˝
115°11´39.24˝
1996
2x2
2
8°43´40.53˝
115°11´52.50˝
1994
2x2
2
8°43´42.46˝
115°11´32.00˝
1994
2x2
3
8°43´29.65˝
115°12´08.54˝
36
Gambar Lokasi Petak-petak Tambak Pengambilan Data Lapangan: Warna
Merah: Rhizophora mucronata tahun tanam 1994, Warna Biru: Rhizophora
mucronata tahun tanam 1995, Warna Hijau: Rhizophora mucronata tahun tanam
1996, dan Warna Kuning: Rhizophora apiculata tahun tanam 1994
Bahan dan Metodologi
Pengambilan data lapangan akan dilaksanakan di 14 titik yang mewakili
penanaman Rhizophora mucronata dan Rhizophora apiculata tahun 1994, 1995,
dan 1996 pada lahan bekas tambak di Tahura Ngurah Rai. Adapun waktu
pengambilan data dilaksanakan pada tanggal 15 - 22 Maret 2016.
Struktur tegakan mangrove ditentukan berdasarkan hasil pengukuran tiap
sampel pohon dalam setiap petak bekas tambak dan parameter lingkungan,
yaitu salinitas air dan pH tanah. Fokus pengambilan sampel dilakukan pada 14
petak-petak bekas tambak yang telah dilakukan penanaman pada tahun 1994,
1995, dan 1996. Pengambilan sampel pohon dilakukan dengan mengukur 16-40
individu pohon pada setiap petak bekas tambak. Sampel individu pohon yang
diukur meliputi individu-individu yang memiliki diameter pokok yang bervariasi
mulai dari yang berdiameter terkecil hingga yang terbesar.
Pengukuran individu pohon dilakukan dengan pengukuran diameter
batang 30 cm di atas akar tertinggi, tinggi pohon, tinggi batang bebas cabang
pembentuk kanopi, dan tinggi akar tertinggi setiap pohon. Apabila setiap individu
pohon memiliki lebih dari satu batang pokok, maka semua batang yang menjadi
37
cabang diukur. Khusus untuk pengukuran tinggi pohon dan tinggi batang bebas
cabang pembentuk kanopi, pengukuran dilakukan pada 7-17 individu pohon
pada setiap petak.
Analisis data dilakukan dengan mengelompokkan hasil pengukuran di
lapangan berdasarkan petak-petak yang dijadikan sampel pengambilan data.
Masing-masing tambak dihitung kerapatan/Ha, persentase hidup, nilai basal
area (BA=m2/Ha), jumlah rata-rata batang tiap individu, serta rentang nilai
terbesar hingga terkecil dan rata-rata untuk penghitungan parameter tinggi,
tinggi bebas cabang pembentuk kanopi, diameter batang dan tinggi akar teratas.
Selanjutnya pendugaan biomassa di atas permukaan (above ground)
menggunakan 3 pendekatan, yaitu:
1. Persamaan alometrik Komiyama, et al (2005)
Persamaan alometrik yang dikembangkan oleh Komiyama, et al (2005)
ini merupakan persamaan alometrik yang umum digunakan untuk pendugaan
biomassa di kawasan mangrove Asia Tenggara untuk batang, daun, di atas
permukaan, dan akar. Pendugaan biomassa di atas permukaan merupakan
pengembangan dari Model Pipa Shinozaki dan teori terkait lainnya.
Persamaan alometrik yang dihasilkan yaitu:
Wtop
= 0.251ρD2.46
Keterangan
Wtop
ρ
D
: biomassa di atas permukaan
: berat jenis kayu, untuk Rhizophora mucronata
dan Rhizophora apiculata = 0.71
: diameter 30 cm di atas akar tertinggi untuk jenis-jenis
Rhizophora
2. Persamaan alometrik oleh J.E. Ong, W.K. Gong, & C.H.Wong (2004) dalam
Sutaryo (2009)
Persamaan yang digunakan ini spesifik berdasarkan jenis pohon yang
diukur. Persamaan yang dihasilkan adalah:
Log Y
= 2.420 Log GBH – 1.832
Keterangan:
Y
GBH
: biomassa di atas permukaan (kg)
: keliling batang setinggi dada/30 cm di atas
akar tertinggi (cm)
38
3. Persamaan alometrik berdasarkan Peraturan Kepala Bidang Penelitian dan
Pengembangan Kehutanan No. 01/VIII-P3KR/2012
Persamaan ini ditetapkan menjadi Standar Nasional Indonesia (SNI)
untuk
Pedoman
Pengukuran
dan
Penghitungan
Cadangan
Karbon-Pengukuran Lapangan untuk Penaksiran Cadangan Karbon Hutan
(Ground Based Forest Carbon Counting) Nomor 7724 tahun 2011.
Perhitungan ini menggunakan rumus geometrik volume dengan memasukkan
hasil pengukuran diameter setinggi dada, tinggi pohon dan angka bentuk
batang. Volume yang digunakan dalam perhitungan ini menggunakan volume
tabung, yaitu: 1/4πD2 dengan dikalikan angka bentuk batang, yaitu: 0.60.
Persamaan alometrik yang dihasilkan adalah:
B
= ρ.V.BEFpohon
Keterangan:
ρ
V
BEF
: berat jenis pohon (untuk Rhizophora mucronata
dan Rhizophora apiculata=910 kg/m3)
: volume pohon dikalikan angka bentuk pohon
(nilai angka bentuk pohon =0.60)
: biomass expansion factor adalah rasio biomassa di atas
permukaan tanah terhadap biomassa batang.
Nilai BEF untuk Rhizophora apiculata = 1.61,
Rhizophora mucronata = 1.55
Selanjutnya untuk estimasi simpanan karbon menggunakan pendekatan
dari Brown (1997) dan International Panel on Climate Change/IPCC (2003)
dalam Bismark (2008), yaitu:
C
= B . 50%
Keterangan:
C
= simpanan karbon (ton/Ha)
B
= biomassa (ton/Ha)
Untuk perhitungan kemampuan tegakan dalam penyerapan
karbondioksida (Co2)/ CO2 - ekuivalen, maka menggunakan pendekatan dari
Peraturan Kepala Bidang Penelitian dan Pengembangan Kehutanan No.
01/VIII-P3KR/2012, yaitu:
CO2-ekuivalen = (44/12) . C
Keterangan
:
CO2-ekuivalen : penyerapan/sekuentrasi karbondioksida (ton/Ha)
44/12
: pembagian massa atom relatif CO2(=44) dengan massa
Atom relatif C (=12)
C
: simpanan karbon (ton/Ha)
39
Jenis Tanaman/Umur Tanaman/Kondisi Tanaman
Hasil pengukuran pada tanaman Rhizophora mucronata yang berumur 22
tahun memiliki kerapatan pohon 1417 individu/Ha – 2000 individu/Ha dengan
Basal Area (BA) 17.13 m2/Ha – 54.54 m2/Ha. Tinggi pohon rata-rata 13.08 m –
16.00 m dan pohon tertinggi mencapai 18.4 m. Diameter pohon rata-rata 8.8
cm – 13.3 cm dan pohon terbesar memilki diameter pohon 19.8 cm. Pada
tanaman yang berumur 21 tahun memiliki kerapatan pohon 1563 individu/Ha –
1813 individu/Ha dengan Basal Area (BA) 31.24 m2/Ha – 41.32 m2/Ha. Tinggi
pohon rata-rata 14.7 m – 14.9 m dan pohon tertinggi mencapai 16.3 m. Diameter
pohon rata-rata 9.8 cm – 11.3 cm dan pohon terbesar memiliki diameter pohon
16.0 cm. Pada tanaman yang berumur 20 tahun memiliki kerapatan pohon 1417
individu/Ha – 2000 individu/Ha dengan Basal Area (BA) 28.34 m2/Ha – 73.00
m2/Ha. Tinggi pohon rata-rata 12.5 m – 13.8 m dan pohon tertinggi mencapai
13.8 m. Diameter pohon rata-rata 8.9 cm – 10.2 cm dan pohon terbesar memiliki
diameter 14.0 cm.
Pada tanaman Rhizophora apiculata yang berumur 22 tahun memiliki
kerapatan pohon 1125 individu/Ha – 1646 individu/Ha dengan Basal Area (BA)
16.24 m2/Ha – 27.09 m2/Ha. Tinggi pohon rata-rata 11.7 m – 15.8 m dan pohon
tertinggi mencapai 17.3 m. Diameter pohon rata-rata 8.5 cm – 10.6 cm dan
pohon terbesar memiliki diameter pohon 15.2 cm.
40
Tabel Kondisi Umum Tanaman Mangrove pada Lokasi Penelitian
Tahun
kerapata
Blok
Species
Tana
D (cm)
H (m)
No.
n /Ha
m
2
36b
2
28
2
39
2
30
2
17
2
29
2
70
3
29
2
15
3
17
2
36a
2
72
2
3
7
30
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
14.0-18.
1994 3.7 -17.0 4
13.6-15.
1994 4.3-16.1 5
13.7-17.
1994 6.4-19.8 3
13.9-15.
1996 6.8- 17.0 8
13.0-14.
1994 4.5-11.8 6
6.0
13.9-16.
1994 -17.1
7
13.8-16.
1994 8.2-17.5 2
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
14.0-15.
1995 4.8 -16.0 5
9.11-16.
1995 4.5-15.5 3
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
1996 4.2-13.7
4.5
–
1996 14.0
4.0
1996 -13.8
Rhizophora apiculata
Rhizophora apiculata
14.1-17.
1994 4.8-15.2 3
1994 4.0 -14.8 9.1-15.6
11.6-15.
2
10.5-15.
0
11.3-14.
9
BA
m2/Ha
36.45
2000
54.54
1875
49.17
1875
31.33
1688
17.13
1583
48.80
1500
32.34
1417
41.32
1813
31.24
1563
44.01
2000
66.15
1875
28.34
1417
27.09
1646
1125
16.24
Hasil Monitoring dan Diskusi
Hasil pengukuran pada tanaman Rhizophora mucronata yang berumur 22
tahun petak 28 memiliki jumlah cabang hidup tertinggi dan basal area m2/ha
tertinggi, petak 36b memiliki kerapatan pohon/Ha tertinggi, tinggi pohon tertinggi
dan persentase hidup tertinggi. Petak 39 memiliki diameter batang tertinggi,
tinggi bebas cabang tertinggi dan tinggi pohon tertinggi. Petak 29 memiliki tinggi
akar tertinggi. Pada tanaman yang berumur 21 tahun petak 29 (Blok 3) memiliki
jumlah cabang hidup tertinggi, kerapatan pohon/Ha tertinggi, basal area m2/ha
41
tertinggi, diameter batang tertinggi,
tinggi bebas cabang tertinggi dan
presentase hidup tertinggi, sedangkan petak 15 memiliki tinggi pohon tertinggi.
Pada tanaman yang berumur 20 tahun, petak yang memiliki jumlah cabang hidup
tertinggi, diameter pohon tertinggi dan basal area tertinggi adalah petak 36a.
Petak yang memiliki kerapatan pohon/Ha tertinggi, persentase hidup tertinggi,
tinggi bebas cabang tertinggi dan tinggi pohon tertinggi adalah petak 17
sedangkan tinggi akar tertinggi berada pada petak 72.
Pada tanaman Rhizophora apiculata yang berumur 22 tahun, petak 7
memiliki kerapatan pohon/Ha tertinggi, basal area m 2/ha tertinggi, diameter
batang tertinggi, tinggi bebas cabang tertinggi, tinggi pohon tertinggi dan
presentase hidup tertinggi. Sedangkan petak 30 (Blok 3) memiliki jumlah cabang
hidup tertinggi dan tinggi akar tertinggi.
Persentase Kehidupan
Hasil pengukuran pada tanaman Rhizophora mucronata yang berumur 22
tahun memiliki presentase hidup 56.7% - 80.0 %, dan persentase hidup tertinggi
ditemukan pada Tambak No. 36b, sedangkan persentase hidup terendah pada
Tambak No. 70. Pada pohon yang berumur 21 tahun memiliki persentase hidup
62.5 % – 72.5 %, dan persentase hidup tertinggi ditemukan pada Tambak No. 29
dan persentase hidup terendah pada Tambak No. 15. Pada pohon yang berumur
20 tahun memiliki persentase hidup 56.7 % – 80.0 %, dan presentase hidup
tertinggi pada Tambak No. 17 serta persentase hidup terendah pada Tambak No.
72.
Pada tanaman Rhizophora apiculata yang berumur 22 tahun memiliki
persentase hidup 45.0 % - 67.5 %, persentase hidup tertinggi pada Tambak No. 7
dan persentase hidup terendah pada Tambak No. 30.
42
Tabel Nilai Basal Area (m2/Ha) dan Persentase Hidup Tanaman pada Lokasi
Penelitian
Basal
Age
%
Blok No.
Jenis
Spacing
Area
(Year)
(m2/Ha) Hidup
36.45
80.0
2 36b Rhizophora
2x2
22
mucronata
54.54
75.0
2 28 Rhizophora
2x2
22
mucronata
49.17
75.0
2 39 Rhizophora
2x2
22
Rhizophora
31.33
67.5
2 30 mucronata
2x2
22
mucronata
17.13
63.3
2 17 Rhizophora
2x2
22
mucronata
48.80
60.0
2 29 Rhizophora
2x2
22
mucronata
32.34
56.7
2 70 Rhizophora
2x2
22
mucronata
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
2x2
2x2
21
21
41.32
31.24
72.5
62.5
3 17 Rhizophora
Rhizophora
2 36a mucronata
Rhizophora
2 72 mucronata
mucronata
2x2
2x2
2x2
20
20
20
44.01
66.15
28.34
80.0
75.0
56.7
Rhizophora
apiculata
Rhizophora
apiculata
2x2
2x2
22
22
27.76
16.24
67.5
45.0
3
2
2
3
29
15
7
30
Profil Tanaman (Struktur Tanaman)
Hasil pengukuran pada tanaman Rhizophora mucronata yang berumur 22
tahun memiliki cabang hidup (Stem No.) rata-rata 1 cabang – 7 cabang dan
cabang terbanyak 7 cabang. Tinggi akar (HR (m)) rata-rata 1.5 m – 1.9 m dan
tinggi akar tertinggi 3.3 m. Tinggi bebas cabang (HB (m)) rata-rata 5.9 m – 9.8 m
dan bebas cabang tertinggi mencapai 11.2 m. Tinggi pohon (H (m)) rata-rata 12.5
m – 15.9 m dan pohon tertinggi mencapai 17.3 m. Pada tanaman yang berumur
21 tahun memiliki cabang hidup (Stem No.) rata-rata 2 cabang dan cabang
terbanyak 6 cabang. Tinggi akar (HR (m)) rata-rata 1.5 m – 1.9 m dan tinggi akar
tertinggi 3.1 m. Tinggi bebas cabang (HB (m)) rata-rata 7.6 m – 9.3 m dan bebas
cabang tertinggi mencapai 11.0 m. Tinggi pohon (H (m)) rata-rata 14.7 m – 14.9
m dan pohon tertinggi mencapai 16.3 m. Pada tanaman yang berumur 20 tahun
memiliki cabang hidup (Stem No.) rata-rata 1 cabang – 8 cabang dan cabang
terbanyak 8 cabang. Tinggi akar (HR (m)) rata-rata 0.8 m – 2.5 m dan tinggi akar
tertinggi 2.5 m. Tinggi bebas cabang (HB (m)) rata-rata 3.7 m – 10.5 m dan
bebas cabang tertinggi mencapai 10.5 m. Tinggi pohon (H (m)) rata-rata 12.5 m
-13.8 m dan pohon tertinggi mencapai 15.2 m.
43
Pada tanaman Rhizophora apiculata yang berumur 22 tahun memiliki
cabang hidup (Stem No.) rata-rata 2 cabang dan cabang terbanyak 8 cabang.
Tinggi akar (HR (m)) rata-rata 2.0 m – 2.1 m dan tinggi akar tertinggi 4.2 m. Tinggi
bebas cabang (HB (m)) rata-rata 7.0 m – 9.6 m dan bebas cabang tertinggi
mencapai 11.1 m. Tinggi pohon rata-rata 11.7 m – 15.8 m dan pohon tertinggi
mencapai 17.3 m.
Tabel Lengkap Profil Tanaman dapat dilihat pada Lampiran 1
Penilaian Biomassa dan Taksiran Karbon di Atas Tanah
Penilaian taksiran biomassa untuk pendugaan simpanan karbon di atas
permukaan ini menggunakan tiga pendekatan, yaitu:
1. Komiyama, et al (2005)
Dalam pendekatan ini parameter independen yang digunakan berasal
dari Teori Pipa Shinozaki dan pengembangan teori terkait lainnya (Komiyama,
et al (2005). Alometrik yang digunakan dalam rumus ini merupakan alometrik
umum yang digunakan untuk penghitungan biomassa pada ekosistem
mangrove primer maupun sekunder untuk kawasan mangrove di Asia
Tenggara.
Berdasarkan perhitungan yang telah dilakukan, taksiran kandungan
biomassa di atas permukaan untuk Rhizophora mucronata umur 22 tahun
adalah 110.07 ton/Ha – 383.60 ton/Ha dan kandungan karbon 55.04 ton/Ha –
191.80 ton/Ha dan penyerapan CO2 selama 22 tahun yaitu 201.80 ton/Ha –
703.27 ton/Ha atau dengan rata-rata biomassa 280.87 ton/Ha, simpanan
karbon 140.43 ton/Ha, dan penyerapan CO2 sebesar 514.92 ton/Ha.
Sementara untuk Rhizophora mucronata dengan umur 21 tahun
menghasilkan biomassa di atas permukaan 275.13 ton/Ha – 296.30 ton/Ha,
simpanan karbon 137.57 ton/Ha – 148.15 ton/Ha, dan penyerapan CO2
sebesar 504.41 ton/Ha – 543.22 ton/Ha. Rata-rata biomassa di atas
permukaan 285.72 ton/Ha, simpanan karbon 142.86 ton/Ha dan penyerapan
CO2 sebesar 523.81 ton/Ha. Pada tambak-tambak dengan penanaman jenis
Rhizophora mucronata dengan umur 20 tahun menghasilkan biomassa di atas
permukaan 186.46 ton/Ha – 473.55 ton/Ha, simpanan karbon 93.23 ton/Ha –
236.78 ton/Ha dan penyerapan CO2 sebesar 341.84 ton/Ha – 568.18 ton/Ha.
Rata-rata biomassa di atas permukaan yang dihasilkan adalah 319.24 ton/Ha,
simpanan karbon 159.62 ton/Ha dan penyerapan CO2 sebesar 585.27 ton/Ha.
44
Pada tambak-tambak dengan jenis Rhizophora apiculata umur 22
tahun menghasilkan biomassa di atas permukaan 104.93 ton/Ha – 192.77
ton/Ha, simpanan karbon 52.47 ton/Ha – 96.39 ton/Ha dan penyerapan CO2
selama 22 tahun sebesar 192.37 ton/Ha – 353.41 ton/Ha. Rata-rata biomassa
di atas permukaan dari Rhizophora apiculata ini adalah 148.85 ton/Ha,
simpanan karbon 74.43 ton/Ha dan penyerapan Co2 adalah 272.89 ton/Ha.
Tabel Taksiran Biomassa di Atas Permukaan dan Simpanan Karbon di Lokasi
Penelitian berdasarkan Persamaan Alometrik Komiyama, et al (2005)
Biomas
Sekuentra
Carbon
No.
sa
si
N
Age
Above
Tamba
Jenis
Above
CO2(CO2-e
o
(Year)
ground
k
Ground
kuivalen)
(ton/Ha)
(ton/Ha)
(ton/Ha)
Rhizophora
mucronata
1
36b
22
256.80
128.40
470.80
Rhizophora
mucronata
2
28
22
383.60
191.80
703.27
Rhizophora
mucronata
3
39
22
377.89
188.95
692.80
Rhizophora
mucronata
4
30
22
230.89
115.45
423.30
Rhizophora
mucronata
5
17
22
110.07
55.04
201.80
Rhizophora
mucronata
6
29
22
359.30
179.65
658.72
Rhizophora
mucronata
7
70
22
247.52
123.76
453.79
8
29
9
15
10
17
11
36a
12
72
13
7
14
30
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
apiculata
Rhizophora
apiculata
21
296.30
148.15
543.22
21
275.13
137.57
504.41
20
297.71
148.86
545.80
20
473.55
236.78
868.18
20
186.46
93.23
341.84
22
192.77
96.39
353.41
22
104.93
52.47
192.37
45
2. J.E. Ong, W.K. Gong, & C.H.Wong (2004) dalam Sutaryo (2009)
Persamaan yang dikembangkan oleh J.E. Ong, W.K. Gong, &
C.H.Wong (2004) ini dispesifikkan untuk jenis Rhizophora apiculata.
Mengingat nilai berat jenis dari Rhizophora apiculata dan Rhizophora
mucronata sama, maka alometrik untuk jenis Rhizophora mucronata dihitung
dengan menggunakan persamaan alometrik ini. Pendekatan yang digunakan
dalam penaksiran ini adalah variabel independen diameter setinggi dada
(DBH) atau diameter 30 cm di atas akar tertinggi untuk jenis-jenis
Rhizophora.
Berdasarkan hasil perhitungan biomassa dan karbon untuk jenis
Rhizophora mucronata pada umur 22 tahun yaitu 132.68 ton/Ha – 458.72
ton/Ha dan 66.34 ton/Ha – 229.36 ton/Ha serta penyerapan CO2 adalah
243.25 ton/Ha – 840.99 ton/Ha. Nilai rata-rata biomassa di atas permukaan
adalah 334.82 ton/Ha, simpanan karbon rata-rata sebesar 167.41 ton/Ha dan
penyerapan CO2 rata-rata sebesar 613.84 ton/Ha. Tambak-tambak yang
ditanami jenis Rhizophora mucronata umur 21 tahun menghasilkan biomassa
di atas permukaan 254.67 ton/Ha – 353.77 ton/Ha, simpanan karbon 127.34
ton/Ha – 176.89 ton/Ha, dan penyerapan CO2 sebesar 466.90 ton/Ha –
648.58 ton/Ha . Rata-rata biomassa di atas permukaan adalah 304.22 ton/Ha,
simpanan karbon sebesar 152.11 ton/Ha dan penyerapan CO2 sebesar
557.74 ton/Ha. Hasil biomassa di atas permukaan untuk Rhizophora
mucronata pada umur 20 tahun sebesar 224.28 ton/Ha – 570.27 ton/Ha,
simpanan karbon 112.14 ton/Ha – 285.14 ton/Ha dan penyerapan CO2 senilai
411.18 ton/Ha – 1045.50 ton/Ha. Nilai rata-rata biomassa permukaan tersebut
adalah 383.95 ton/Ha, simpanan karbon sebesar 191.98 ton/Ha dan
penyerapan CO2 sebesar 703.91 ton/Ha.
Tambak dengan jenis Rhizophora apiculata pada tahun tanam 1994
(umur 22 tahun) menghasilkan biomassa di atas permukaan 126.39 ton/Ha –
225.18 ton/Ha, simpanan karbon 63.20 ton/Ha – 112.59 ton/Ha dan
penyerapan CO2 sebesar 231.72 ton/Ha – 412.83 ton/Ha. Rata-rata biomassa
di atas permukaan yang dihasilkan adalah 175.79 ton/Ha, simpanan karbon
87.89 ton/Ha dan penyerapan CO2 sebesar 322.87 ton/Ha.
46
No
1
2
3
4
5
6
7
Tabel Taksiran Biomassa di Atas Permukaan dan Simpanan Karbon di Lokasi
Penelitian berdasarkan Persamaan Alometrik J.E. Ong, W.K. Gong, and
C.H.Wong (2004) dalam Sutaryo (2009)
Sekuentras
Biomass
Carbon
i
No.
Age
Above
Above
Jenis
CO2(CO2-ek
Tambak
(Year)
Ground
Ground
uivalen)
(ton/ha)
(ton/ha)
(ton/Ha)
Rhizophora
mucronata
36b
22
307.02
153.51
562.87
Rhizophora
mucronata
28
22
458.72
229.36
840.99
Rhizophora
mucronata
39
22
448.43
224.22
822.12
Rhizophora
mucronata
30
22
275.03
137.52
504.22
Rhizophora
mucronata
17
22
132.68
66.34
243.25
Rhizophora
mucronata
29
22
428.01
214.01
784.69
Rhizophora
mucronata
70
22
293.88
146.94
538.78
8
29
9
15
10
17
11
36a
12
72
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
21
353.77
176.89
648.58
21
254.67
127.34
466.90
20
357.30
178.65
655.05
20
570.27
285.16
1045.50
20
224.28
112.14
411.18
Rhizophora
apiculata
22
225.18
112.59
412.83
Rhizophora
apiculata
14
30
22
126.39
63.20
231.72
3. Peraturan Kepala Bidang Penelitian dan Pengembangan Kehutanan No.
01/VIII-P3KR/2012
13
7
47
Persamaan alometrik yang digunakan berdasarkan Peraturan Kepala
Badang Penelitian dan Pengembangan Kehutanan No. 01/VIII-P3KR/2012 ini
menggunakan variabel yang berbeda dengan dua persamaan sebelumnya.
Pendekatan yang digunakan menggunakan variabel independen volume
pohon. Volume pohon yang dihitung menggunakan rumus silinder dan
dikalikan dengan angka bentuk pohon. Angka bentuk pohon ini merupakan
rasio volume batang yang sebenarnya dengan volume silinder pada tinggi dan
diameter yang sama. Persamaan ini juga telah digunakan sebagai Pedoman
Pengukuran dan Penghitungan Cadangan Karbon-Pengukuran Lapangan
untuk Penaksiran Cadangan Karbon Hutan (Ground Based Forest Carbon
Counting).
Berdasarkan penghitungan, biomassa di atas permukaan yang
dihasilkan pada Rhizophora mucronata umur 22 tahun adalah 275.67 ton/Ha –
530.96 ton/Ha, simpanan karbon 137.84 ton/Ha – 265.48 ton/Ha dan
penyerapan CO2 selama 22 tahun senilai 505.40 ton/Ha – 973.43 ton/Ha.
Rata-rata biomassa di atas permukaan yang dihasilkan sebesar 432.48
ton/Ha, simpanan karbon 216.24 ton/Ha dan penyerapan CO2 sebesar 792.87
ton/Ha. Pada lahan dengan Rhizophora mucronata umur 21 tahun
menghasilkan biomassa di atas permukaan 320.31 ton/Ha – 377.36 ton/Ha,
simpanan karbon sebesar 160.16 ton/Ha – 188.68 ton/Ha dan penyerapan
CO2 sebesar 587.24 ton/Ha – 691.83 ton/Ha. Rata-rata dari nilai biomassa di
atas permukaan tersebut adalah 348.84 ton/Ha, simpanan karbon 174.42
ton/Ha dan penyerapan CO2 639.53 ton/Ha. Pada Rhizophora mucronata
umur 20 tahun biomassa di atas permukaan antara 242.25 ton/Ha – 295.61
ton/Ha, taksiran karbon 121.13 ton/Ha – 147.81 ton/Ha dan penyerapan CO2
dalam rentang 444.13 ton/Ha – 541.95 ton/Ha. Rata-rata biomassa di atas
permukaan untuk umur 20 tahun ini adalah 273.58 ton/Ha, simpanan karbon
sebesar 136.79 ton/Ha penyerapan CO2 sebesar 501.56 ton/Ha.
Jenis Rhizophora apiculata tahun tanam 1994 (umur 22 tahun)
menghasilkan taksiran biomassa di atas permukaan 186.95 ton/Ha – 391.46
ton/Ha, simpanan karbon 93.48 ton/Ha – 195.73 ton/Ha dan penyerapan
CO2 342.74 ton/Ha – 717.68 ton/Ha. Rata-rata dari biomassa di atas
permukaan tersebut sebesar 289.21 ton/Ha, simpanan karbon 144.60 ton/Ha
dan penyerapan CO2 adalah 530.21 ton/Ha.
48
No
1
2
3
4
5
6
7
Tabel Taksiran Biomassa di Atas Permukaan dan Simpanan Karbon di Lokasi
Penelitian berdasarkan Persamaan Alometrik Peraturan Kepala Bidang
Penelitian dan Pengembangan Kehutanan No. 01/VIII-P3KR/2012
Sekuentras
Biomass
Carbon
i
No.
Age
Above
Above
Jenis
CO2(CO2-ek
Tambak
(Year)
Ground
Ground
uivalen)
(ton/ha)
(ton/ha)
(ton/Ha)
Rhizophora
mucronata
36b
22
335.17
167.59
614.48
Rhizophora
mucronata
28
22
386.64
193.32
708.84
Rhizophora
mucronata
39
22
530.96
265.48
973.43
Rhizophora
mucronata
30
22
491.49
245.75
901.07
Rhizophora
mucronata
17
22
275.67
137.84
505.40
Rhizophora
mucronata
29
22
485.23
242.62
889.59
Rhizophora
mucronata
70
22
522.17
261.09
957.31
8
29
9
15
10
17
11
36a
12
72
13
7
14
30
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
mucronata
Rhizophora
apiculata
Rhizophora
apiculata
21
377.36
188.68
691.83
21
320.31
160.16
587.24
20
295.61
147.81
541.95
20
242.25
121.13
444.13
20
282.87
141.44
518.60
22
391.46
195.73
717.68
22
186.95
93.48
342.74
Berdasarkan pendekatan dari Komiyama, et al (2005) dan J.E. Ong, W.K.
Gong, & C.H.Wong (2004) dalam Sutaryo (2009) yang digunakan di atas, pada
jenis Rhizophora mucronata menghasilkan nilai biomassa di atas permukaan
dan simpanan karbon yang berbanding lurus dengan umur tanaman. Semakin
tua umur tegakan tersebut semakin besar nilai yang dihasilkan. Hal ini
49
dikarenakan variabel independen yang digunakan dalam perhitungan adalah
diameter. Rata-rata diameter tegakan yang berumur 22 tahun memiliki diameter
yang lebih besar daripada tegakan dengan umur 21 tahun dan 20 tahun
meskipun perbedaan tersebut tidak terlalu mencolok. Tegakan Rhizophora
apiculata dengan umur 22 tahun memiliki estimasi biomassa di atas permukaan
dan simpanan karbon yang relatif kecil karena diameter pohon yang kecil dan
persentase hidup di lapangan yang lebih rendah dari jenis Rhizophora
mucronata.
Pada penghitungan berdasarkan Peraturan Kepala Bidang Penelitian dan
Pengembangan Kehutanan No. 01/VIII-P3KR/2012 nilai biomassa di atas
permukaan dan simpanan karbon yang dihasilkan berbeda dengan kedua
persamaan lainnya. Pada perhitungan ini parameter yang digunakan adalah
volume pohon sehingga diameter dan tinggi pohon menjadi penentu dalam
besaran nilai yang dihasilkan. Selain itu, perhitungan ini memasukkan nilai BEF
(biomass expansion factor), yaitu rasio biomassa di atas permukaan tanah
terhadap biomassa batang. Nilai BEF untuk jenis Rhizophora apiculata = 1.61
dan Rhizophora mucronata = 1.55. Nilai BEF yang berbeda pada
masing-masing jenis ini juga mempengaruhi nilai biomassa dan karbon hasil
perhitungan.
Rekomendasi
Lahan-lahan eks tambak di kawasan Taman Hutan Raya Ngurah Rai yang
telah ditanami pada tahun 1994, 1995, dan 1996 dengan jenis Rhizophora
mucronata dan Rhizophora apiculata tumbuh dengan baik. Hal ini dapat dilihat
dari kerapatan individu/Ha, tinggi pohon, diameter batang, tinggi bebas cabang
pembentuk kanopi dan tinggi akar yang sudah diukur. Namun, pada bagian
tengah tegakan terdapat beberapa individu yang mati. Kemungkinan hal ini
akibat persaingan antar individu dalam mendapatkan unsur hara dalam tanah
dan sinar matahari. Diperlukan penelitian lebih lanjut untuk mengamati
pertumbuhan mangrove dan taksiran biomassa di atas permukaanyang
dihasilkan pada jenis tanaman rehabilitasi, tahun tanam dan jarak tanam yang
lebih bervariasi.
Penghargaan
Terima kasih penulis sampaikan kepada Japan Forest Foundation (JFF)
yang telah memfasilitasi kegiatan penelitian ini sehingga dapat berlangsung
dengan lancar; serta Mr. Fumihiko Ito, Dr. Tabuchi Ryiuichi dan Mr. Miyakawa
Hideki yang telah mendampingi dan mengarahkan selama proses pengambilan
data berlangsung.
Ucapan Terima Kasih
Selain itu, ucapan terima kasih penulis sampaikan kepada Kepala P2
Biologi LIPI dan Kepala Bidang Botani P2 Biologi LIPI yang telah memberikan
izin pada penulis untuk melakukan penelitian. Ucapan terima kasih juga penulis
sampaikan kepada Kepala Kepala Dinas Penanaman Modal dan Perijinan
Terpadu Propinsi Bali, Dinas Kehutanan Propinsi Bali, Kepala UPT Tahura
50
Ngurah Rai Bali, Sdri. Riyanti Magfiroh, Niken Rusiyanti dan Diah Sri Lestari
atas kerjasama dan bantuan yang telah diberikan.
Pustaka
Badan Pengembangan dan Penelitian Kehutanan. 2013. Pedoman Penggunaan
Model Alometrik untuk Pendugaan Biomassa dan Stok Karbon Hutan di
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51
Lampiran 1 ( 付属資料 1 )
Profil Kondisi Tegakan Pada Lokasi Penelitian (調査地の林分プロフィール)
Rhizophora mucronata
Blo
ck
Tam
bak
No.
Plan
ted
Year
2
36b
1994
Kerap
atan
/Ha
St
em
No
.
1-5
Ra
ta
St
em
No
.
2
BA
m2/
Ha
HR
(m)
Ra
ta
H
R
D
(cm)
36.
45
0.72.7
1.
7
3.7
-17.0
54.
54
0.52.7
1.
5
4.3-1
6.1
49.
17
1.12.7
1.
9
6.4-1
9.8
31.
33
0.62.4
1.
6
6.817.0
17.
13
1.12.5
1.
6
4.5-1
1.8
48.
80
0.93.3
1.
8
6.0
-17.1
32.
34
1.22.5
1.
8
8.2-1
7.5
41.
32
0.73.1
1.
9
4.8
-16.0
31.
24
0.82.0
1.
5
4.5-1
5.5
44.
01
0.82.4
1.
6
4.2-1
3.7
66.
15
0.92.4
1.
6
4.5-1
4.0
28.
34
1.12.5
1.
7
4.0
-13.8
2000
2
28
1994
1-7
3
1875
2
39
1994
1-5
2
1875
2
30
1994
1-4
2
1688
2
17
1994
1-5
2
1853
2
29
1994
1-6
3
1500
2
70
1994
2-4
2
1417
3
29
1995
1-6
2
1813
2
15
1995
16
2
1-6
3
1563
3
17
1996
2000
2
36a
1996
3-8
5
1875
2
72
1996
2-6
3
1417
52
Ra
ta
D
10
.2
10
.4
12
.9
12
.0
8.
8
12
.0
13
.3
11
.3
9.
8
10
.2
8.
9
9.
2
HB
(m)
6.7-1
1.9
6.8-9
.6
7.0
-11.2
8.7-1
0.8
3.5-8
.6
8.9-1
0.8
5.9-9
.9
8.1-1
1.0
2.5-9
.6
7.3-1
0.5
3.7-8
.0
6.0-1
0.4
Ra
ta
H
B
9.
3
8.
4
9.
5
9.
7
7.
2
9.
8
8.
4
9.
3
7.
6
9.
0
5.
9
8.
6
H (m)
14.018.4
13.615.5
13.717.3
13.915.8
13.014.6
13.916.7
13.816.2
14.015.5
9.1116.3
11.615.2
10.515.0
11.314.9
Ra
ta
H
16
.0
14
.8
15
.2
15
.1
13
.8
15
.9
15
.3
14
.9
14
.7
13
.7
12
.5
13
.8
%
Hid
up
80.
0
75.
0
75.
0
67.
5
63.
3
60.
0
56.
7
72.
5
62.
5
80.
0
75.
0
56.
7
Rhizophora apiculata
Bl
oc
k
Ta
mb
ak
No.
2
7
Pla
nte
d
Yea
r
Kerap
atan/H
a
199
4
St
e
m
N
o.
13
Ra
ta
St
e
m
N
o
2
BA
m2
/H
a
27.
76
1688
3
30
199
4
16
1125
2
16.
24
HR
(m)
1.1
-3.
3
0.9
-4.
2
53
R
at
a
H
R
2.
0
2.
1
D
(cm
)
4.815.
2
4.0
-14.
8
R
at
a
D
10
.6
8.
5
HB
(m)
8.311.
1
4.0
-8.9
R
at
a
H
B
9.
6
7.
0
H
(m)
14.1
-17.
3
9.115.6
R
at
a
H
15
.8
11
.7
%
Hi
du
p
67.
5
45.
0
Lampiran 2 ( 付属資料 2 )
Hasil Pengukuran Salinitas dan pH Tanah (塩分濃度および土壌 pH の測定結果)
Tambak
Jenis
Planted Year
pH
Salinitas (‰)
No.
36b
Rhizophora mucronata
1994
6.50
25.00
28
Rhizophora mucronata
1994
5.50
26.00
39
Rhizophora mucronata
1994
6.00
26.00
30
Rhizophora mucronata
1994
6.25
27.00
17
Rhizophora mucronata
1994
29
Rhizophora mucronata
1994
6.20
27.33
70
Rhizophora mucronata
1994
6.47
26.33
29
Rhizophora mucronata
1995
6.60
25.00
15
Rhizophora mucronata
1995
6.20
20.00
17
Rhizophora mucronata
1996
6.53
28.33
36a
Rhizophora mucronata
1996
6.40
22.50
72
Rhizophora mucronata
1996
6.20
26.00
7
Rhizophora apiculata
1994
6.40
18.00
30
Rhizophora apiculata
1994
6.40
25.00
54
Lampiran 3
( 付属資料 3
)
Daftar Jenis Mangrove di Lokasi Penelitian (調査地のマングローブ樹種一覧)
No.
Family-Valid (Berdasarkan
Plant List, 2016)
Valid (Berdasarkan Plant List, 2016)
TRUE MANGROVE
1
Pteridaceae
Acrostichum aureum L
M
2
Pteridaceae
Acrostichum speciosum (Fée) C. Presl
M
3
Primulaceae
Aegiceras corniculatum (L.) Blanco
M
4
Acanthaceae
Avicennia marina subsp. marina
M
5
Acanthaceae
Avicennia marina (Forssk.) Vierh.
M
6
Acanthaceae
Avicennia marina var. rumphiana (Hallier f.) Bakh.
M
7
Acanthaceae
Avicennia officinalis L.
M
8
Rhizophoraceae
Bruguiera gymnorhiza (L.) Lam.
M
9
Rhizophoraceae
Bruguiera sexangula (Lour.) Poir.
M
10
Rhizophoraceae
Ceriops decandra (Griff.) W.Theob.
M
11
Rhizophoraceae
Ceriops tagal (Perr.) C.B.Rob.
M
12
Euphorbiaceae
Excoecaria agallocha L.
M
13
Combretaceae
Lumnitzera racemosa Willd.
M
14
Rhizophoraceae
Rhizophora apiculata Blume
M
15
Rhizophoraceae
Rhizophora mucronata Lam.
M
16
Lythraceae
Sonneratia alba Sm.
M
17
Meliaceae
Xylocarpus granatum J. Koenig
M
18
Meliaceae
Xylocarpus moluccensis (Lam.) M. Roem.
M
19
Lecythidaceae
Barringtonia asiatica (L.) Kurz
20
Lamiaceae
Clerodendrum inerme (L.) Gaertn.
21
Leguminosae
Derris trifoliata Lour.
22
Leguminosae
Pongamia pinnata (L.) Pierre
55
M
23
Goodeniaceae
Scaevola taccada (Gaertn.) Roxb.
24
Aizoaceae
Sesuvium portulacastrum (L.) L.
25
Passifloraceae
Family-Valid (Berdasarkan
Plant List, 2016)
Passiflora foetida L.
26
Combretaceae
Terminalia catappa L.
27
Malvaceae
Thespesia populnea (L.) Sol. ex Corrêa
28
Compositae
Melanthera biflora (L.) Wild
29
Compositae
Pluchea indica (L.) Less.
30
Verbenaceae
Lantana camara L.
31
32
Rubiaceae
Solanaceae
Morinda citrifolia L.
Datura metel L.
33
Compositae
Cyanthillium cinereum (L.) H.Rob.
34
Malvaceae
Hibiscus tilliaceus L.
35
Lamiaceae
Gmelina elliptica Sm.
36
Anacardiaceae
Lannea coromandelica (Houtt.) Merr.
37
Cucurbitaceae
Cucumis javanicus (Miq.) Ghebret. & Thulin
38
Leguminosae
Sesbania sesban (L.) Merr.
No.
Valid (Berdasarkan Plant List, 2016)
56
TRUE MANGROVE
Lampiran 4
( 付属資料 4
)
Dokumentasi Pengambilan Data Lapangan (oleh Desitarani dan Suhardjono)
Pengambilan Data di Lapangan
Pengambilan Data di Lapangan
Pengambilan Data di Lapangan
Pengambilan Data di Lapangan
57
Lokasi Pengambilan Data
Lokasi Pengambilan Data
Pengambilan Data di Lapangan
Pengambilan Data di Lapangan
Lokasi Pengambilan Data
Lokasi Pengambilan Data
58
Lampiran 5 ( 付属資料 5 )
Hasil Pengambilan Data
No
1
Date
17-Mar-16
Block 2
Member Suhardjono, Ujang Hapid,Kusuma, Niken, Dyah
Tambak No.70
Species
R. mucronata
Note
Planted Year
1994
HR (m) : Height of Still root collar
Initial Density 2 x 2
D (cm) : Stem D at 0.3 m above HR
(or spacing)
H, HB (m) ; for largest stem
TNo
HR (m)
Stem No. D (cm) HB (m)
H (m)
Note
Line 1
1
2.3
1
14.5
7.3
14.9
1.5
2
17.5
7.3
2
1.5
1
15.3
5.9
14.2
0
2
9.4
mati
1.6
3
10.2
1.4
4
9.3
mati
3
2
1
13.5
8.9
15.8
2.3
2
13.1
4
2
1
15.1
7.4
15.6
1.9
2
14.4
0
3
8.3
mati
5
1.8
1
16
7.4
15.2
0
2
7.7
mati
6
2.1
1
13.6
7.6
16.2
8
2
8.1
mati
0
3
7.3
mati
0
4
8.1
mati
7
mati
8
1.5
1
16.9
8.2
15.6
0
2
8.1
mati
0
3
6.1
mati
9
2.5
1
14
9.4
15.9
0
2
10
mati
10
mati
11
mati
12
mati
59
13
14
15
2.5
1.9
0
1.8
0
0
0
1.5
2.1
1
2
3
1
2
3
4
1
2
15.2
12.3
5.2
9.5
5.8
5.1
6.1
13.8
15.2
8.8
15.8
8.8
15.2
1.6
0
1
2
13
6.5
8.7
15.2
2
0
1
2
11.2
8.5
8.5
1.5
0
1
2
11.6
7.5
9.9
2.2
1.7
0
0
1
2
3
4
17.3
9.2
8
8
9.1
1.7
0
0
1.5
2.1
1.4
1.2
1
2
3
1
2
3
4
14.5
13.8
8.5
11.6
13
8.2
9.2
8.8
mati
9.2
15.5
mati
mati
mati
Line 2
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
mati
mati
mati
15.3
mati
mati
mati
mati
14.6
mati
mati
15.7
mati
mati
mati
13.8
mati
mati
9.2
15.3
mati
mati
60
No
2
Date
17-Mar-16
Block 2
Member Suhardjono, Ujang Hapid,Kusuma, Niken, Dyah
Tambak No.72
Species
R. mucronata
Note
Planted Year
1996
HR (m) : Height of Still root collar
Initial Density 2 x 2
D (cm) : Stem D at 0.3 m above HR
(or spacing)
H, HB (m) ; for largest stem
TNo
HR (m) Stem No. D (cm) HB (m)
H (m)
Note
Line 1
1
2.2
1
10.7
6
11.3
1.8
2
8.8
2
3
9.6
1.5
4
6.2
2
1.9
1
9.1
10.4
11.6
1.6
2
8
1.5
3
8.5
1.1
4
4
3
2
1
10.5
2.2
2
11.1
8.1
13.6
4
1.5
1
8.8
8.8
11.8
1.4
2
7.7
1.2
3
6.9
5
1.8
1
8.4
8.7
13.9
0
2
6.2
mati
0
3
6.5
mati
6
2.2
1
8.8
8
14.9
1.6
2
11.5
1.4
3
6.5
7
1.7
1
10.8
8
14.4
1.8
2
13.1
8
mati
9
1.8
1
11.1
9.4
14.7
1.9
2
11.2
2
3
10.7
0
4
8.1
mati
10
mati
11
2.1
1
12.8
9.7
14.5
61
12
2.1
0
0
0
0
1.7
1.6
0
1.5
0
2
3
4
5
6
1
2
3
4
5
9.8
7.2
6.8
6.5
6.1
13.8
11.5
7.2
8
8.2
mati
mati
mati
mati
8.9
14.1
Mati
Mati
Mati
mati
mati
13
14
15
Line 2
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
mati
mati
mati
mati
mati
mati
mati
1.9
1.9
1
2
10
8.5
8.6
14.9
mati
1.8
0
0
2.5
1.4
1.4
2
1.8
0
2
2.1
1.5
1.9
1.6
1
2
3
1
2
3
1
2
3
1
2
3
1
2
13.7
6.2
5
12.7
11.2
8
11.2
10.2
6
9.3
7.1
5.6
8.8
10
62
8.6
14.6
mati
mati
9
14.6
mati
30
1.7
1.8
1.3
1.6
1.4
2.2
1.4
1.4
3
4
5
1
2
3
4
5
8.6
9
4.6
7
6.9
8.4
8.1
6.1
63
No
3
Block 2
Tambak No.17
Species
Planted Year
Initial Density
(or spacing)
TNo
Line 1
Date
17-Mar-16
Member Suhardjono, Ujang Hapid,Kusuma, Niken, Dyah
R. mucronata
1994
2x2
HR (m)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
2.2
2.2
1.5
1.7
1.6
1.1
1.6
2.1
1.3
1.2
1.3
Note
HR (m) : Height of Still root collar
D (cm) : Stem D at 0.3 m above HR
H, HB (m) ; for largest stem
Stem
No.
D
(cm)
1
2
3
1
2
3
1
2
3
4
5
11.8
10.9
11.2
10.9
9.9
4.5
11.4
10.8
8.3
6.5
6.9
HB (m)
H (m)
5.7
13.7
8.5
14.6
3.5
14.2
Note
mati
1.1
1.4
1.3
0
1
2
1
2
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6.3
7.5
5
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14.4
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11.1
6.5
10.3
8.5
13
8.6
13.3
1.7
0
1
2
7.6
4.5
mati
mati
mati
mati
mati
mati
mati
mati
Line 2
16
64
mati
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
mati
1.7
1.8
2.5
0
2.2
1.9
1
2
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2
1
1
7.6
8.8
10.2
5.9
9.5
9.7
mati
mati
mati
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0
1.8
1.5
0
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1.4
2
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1
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1
1
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1
1
1
2
1
2
6.9
4.5
11.5
8.5
4.8
7.5
11.4
7.7
5.8
6.2
6.3
65
mati
mati
No
4
Date
18-Mar-16
Block 2
Member
Suhardjono, Ujang Hapid,Kusuma, Niken, Dyah
Tambak No.28
Species
R. mucronata
Note
Planted Year
1994
HR (m) : Height of Still root collar
Initial Density 2 x 2
D (cm) : Stem D at 0.3 m above HR
(or spacing)
H, HB (m) ; for largest stem
TNo
HR (m)
Stem No.
D (cm)
HB (m)
H (m)
Note
Line 1
1
2.1
1
10.8
6.8
13.6
2
2
9.8
1.7
3
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1.5
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9.5
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8.2
2.1
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10.1
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2
1
9.8
8.4
14.4
1.2
2
7.4
1.3
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1.2
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4.5
0.9
5
6.4
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1.2
1
11.8
7.1
14.7
0.9
2
7.5
1
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4.7
0.5
4
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0.6
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2.3
1
11.8
8.9
14.8
1.3
2
6.6
1.1
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11.8
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1
14.7
9.1
14.9
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2
11.8
1.6
3
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1.2
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8
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1
16
8.1
14.8
2.2
2
13.7
66
9
10
11
12
13
14
15
16
17
2.3
2
1.7
2.1
2.1
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1.5
1.2
1.8
2.2
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1.4
1.6
1
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1
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1
2
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15.6
16.1
14.4
14.7
15.8
13.5
8.8
10.8
10.3
13.9
9.5
8.4
13.5
11.1
15.5
8.8
15.5
mati
1.2
1.9
1
2
9.9
11.5
mati
1.5
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1.2
0.8
0.8
1
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11.3
10.5
10.5
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12.1
13.5
Line 2
18
19
20
21
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23
24
mati
mati
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11
mati
67
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29
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37
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mati
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11.4
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15.1
mati
1.6
1.8
1.8
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1.2
0.8
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1.3
1.3
1
1
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12.8
12.7
12.5
9
9.5
5.2
12
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8
11.7
11.1
11.6
mati
mati
1.9
1.2
1.4
1.2
1
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3
4
11.2
9
8
8.1
mati
1.8
2.3
2
1.9
1
2
3
4
8.1
9.7
9
9.2
68
No
5
Date
18-Mar-16
Block 2
Member Suhardjono, Ujang Hapid,Kusuma, Niken, Dyah
Tambak No.29
Species
R. mucronata
Note
Planted Year
1994
HR (m) : Height of Still root collar
Initial Density 2 x 2
D (cm) : Stem D at 0.3 m above HR
(or spacing)
H, HB (m) ; for largest stem
TNo
HR (m) Stem No. D (cm)
HB (m)
H (m)
Note
Line 1
1
3.3
1
14.7
8.9
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1.3
2
11.6
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1.3
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1.6
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1
9.9
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13.9
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2.4
1
15.7
10.1
16.5
5
mati
6
mati
7
2.8
1
11
10.8
15.3
1.9
2
13.5
2.2
3
14
8
1.8
1
14.3
8.9
14.5
9
1.4
1
11
9.8
16.6
10
mati
11
mati
12
mati
13
2.4
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16.8
9.9
16.7
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13.5
1.9
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13.5
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mati
15
mati
16
mati
69
17
18
19
mati
2.5
2.3
1.5
1.5
1
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2
10.8
13.4
13.2
10
20
10.2
16.4
10.3
16.7
mati
Line 2
21
22
23
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25
26
27
28
29
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2.1
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1.9
2.4
2.7
2.7
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13.8
13.7
10.5
14.1
14
12.9
16.7
16.2
17.1
13.2
mati
2
2.1
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16.1
8.7
14.5
14.6
13.5
11.2
mati
mati
2.3
1.4
2
1.8
1.8
1
2
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3
13.5
12.2
13.1
7.8
10.7
mati
1.3
1.5
1.6
1.6
1.4
1
2
3
4
1
10.7
8.6
8.5
10.4
10
mati
70
35
36
37
38
39
40
No
6
Block 2
Tambak No.30
Species
Planted Year
Initial Density
(or spacing)
TNo
Line 1
1
2
3
4
1.3
1.7
1.2
2.3
1.7
1.4
1
1
2
1
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9.2
14.7
9
13.2
11.5
10.1
mati
1.5
0.9
1.2
1.2
1.5
2.6
1.9
1.7
1
2
3
4
1
2
3
4
14.2
6
10
9.2
10.7
13.2
11.5
8.5
Date
18-Mar-16
Member Suhardjono, Ujang Hapid,Kusuma, Niken, Dyah
R. mucronata
1994
2x2
Note
HR (m) : Height of Still root collar
D (cm) : Stem D at 0.3 m above HR
H, HB (m) ; for largest stem
HR (m)
Stem No.
1.6
1.3
0.7
0.6
2
2
1.3
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2
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4
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D (cm)
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12.9
12.2
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HB (m)
H (m)
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15.1
Note
mati
1.9
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1.6
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14.5
12.5
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10
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mati
2.2
1
15
9.3
15.4
mati
mati
mati
2
1.9
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13.3
13.5
9.5
15.8
mati
1.7
2
1.3
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1
1
14.2
13.9
14.2
10.8
9.9
15.7
15.2
mati
1.9
1.6
1.1
1
1
1
14
13
9.2
1.8
1.3
1.2
1.9
1.9
1.4
1.6
1.7
1.3
1
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1
14
9.5
7.2
17
11.8
7.5
8.3
14.5
9.4
9.9
10.3
14.7
15.6
Line 2
21
22
23
24
25
26
27
28
29
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31
32
33
34
mati
1
1.2
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mati
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14.4
mati
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mati
mati
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2
1.9
1
1
1
1
15.2
14.1
13
12.6
No
7
Date
18-Mar-16
Block 2
Member Suhardjono, Ujang Hapid,Kusuma, Niken, Dyah
Tambak No.39
Species
R. mucronata
Note
Planted Year
1994
HR (m) : Height of Still root collar
Initial Density 2 x 2
D (cm) : Stem D at 0.3 m above HR
(or spacing)
H, HB (m) ; for largest stem
TNo
HR (m)
Stem No.
D (cm)
HB (m)
H (m)
Note
Line 1
1
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1
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7
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2.2
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8.6
13.7
2.2
2
11.4
2.1
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12.3
2.2
4
14.2
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mati
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14.5
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14.6
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11.2
15.8
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1.6
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14.3
1.8
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2
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13.2
10.8
14.8
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mati
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1.9
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10.1
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mati
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mati
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14.5
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20
mati
Line 2
21
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26
27
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29
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31
32
33
34
35
36
37
38
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2.2
1
2
13.5
15.4
mati
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1
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mati
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1
12.2
mati
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1.9
2
1.7
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1.6
1.7
1.7
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2.1
1.3
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1
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1
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1
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14.8
11.8
13.7
16.7
13.1
11
12.5
12.5
14.2
16.1
13.5
15.4
mati
1.9
2.1
2.1
2.1
2.4
2.2
1.3
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2
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2
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19.3
19.2
11
12.1
14.8
10
8
74
40
1.5
1.1
2.5
1.5
2.5
1.3
1.2
4
5
1
2
3
4
5
6.4
8.2
17.1
9.8
15.5
7.5
6.5
No
8
Date
19-Mar-16
Block 3
Member Suhardjono, Ujang Hapid,Kusuma, Niken, Dyah, Desi
Tambak No.17
Species
R. mucronata
Note
Planted Year
1996
HR (m) : Height of Still root collar
Initial Density 2 x 2
D (cm) : Stem D at 0.3 m above HR
(or spacing)
H, HB (m) ; for largest stem
TNo
HR (m) Stem No.
D (cm)
HB (m)
H (m)
Note
Line 1
1
1.7
1
11.9
8.5
11.6
2
1.6
1
11.2
8.8
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9.9
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9.5
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mati
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13.7
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8.9
7.8
13.6
7
mati
8
mati
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2
2
8
2.2
3
12.1
9.7
15.2
10
1.5
1
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10
14.4
1.6
2
9.4
1.8
3
11.5
0.8
4
4.2
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1.9
1
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9.2
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12.5
1.9
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11.7
75
12
13
14
15
16
17
18
19
20
1.8
1.2
1.8
1.8
2.1
1.4
1.8
1.8
1.1
1.4
1.6
1.4
1.5
1
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4
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3
1
2
11.9
10.5
11.4
8.7
10.3
9.2
10.2
7.3
10.2
8.2
7.6
10.9
10.6
22
23
24
25
14.8
9.1
14.7
mati
1.9
1.5
1.6
1
2
3
12
7.3
10.5
mati
1.8
1.7
1.8
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2
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12
11.8
12.5
1.4
1.3
1.5
1.9
1.8
1.5
2
2.1
1.3
2.4
1.3
1.3
1.3
1.6
1.7
1
1
2
3
1
2
3
1
2
3
1
2
3
4
1
2
3
10.4
9.2
8.3
10.7
11.1
8.8
12.7
12.2
8.2
12.2
9.5
10.3
9
10.7
11
9.8
Line 2
21
10.5
76
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
No
9
Block 3
Tambak No.29
Species
Planted Year
Initial Density
1.5
1.7
1.5
1.3
1.4
1.6
1.2
1.2
1.1
2.1
1.6
1.6
1.7
1.8
1
2
3
1
2
3
1
2
1
1
2
3
1
2
12.2
9.5
10.6
10.8
9.2
10.3
8.3
11
9.3
12.1
10
7.8
10.5
12
mati
1.2
2.3
1.6
2
1.5
1
2
3
1
2
11.5
12.8
8.9
12.3
11.2
mati
1.7
1.2
2.1
1
2
3
12.3
12.7
10.2
mati
1.7
2.4
1.5
1.4
2
1.4
1.3
Member
1
2
1
2
3
4
1
10.5
13
7.1
6.5
10
11.1
7.2
Date
19-Mar-16
Suhardjono, Ujang Hapid,Kusuma, Niken, Dyah, Desi
R. mucronata
1995
2x2
Note
HR (m) : Height of Still root collar
D (cm) : Stem D at 0.3 m above HR
77
(or spacing)
TNo
Line 1
HR (m)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
1.9
2.1
2.1
1.8
1
0.7
1.8
1.7
1.7
Stem No.
H, HB (m) ; for largest stem
D (cm)
HB (m)
H (m)
1
2
3
4
5
6
1
2
3
12.2
13.5
14.7
12.7
4.8
5
10.5
12.2
11.8
8.1
14.9
9.7
14.7
Note
mati
mati
1.7
1.6
1.9
1
2
3
10
8.5
10.5
9.3
14.6
8.9
14.9
mati
2.7
2.6
2
1.8
1.9
3.1
2
3.1
2.8
1
2
3
4
5
1
2
3
4
14
11.5
9.7
12.4
9.5
14.5
12.8
14
15.5
9.5
15.5
8.6
15.4
mati
mati
mati
1.8
1.2
2
1.5
1.5
1.8
2.3
1.9
1
1
1
1
2
1
1
2
15
8.5
13.4
10
11.5
12.5
14.5
11.7
78
10
8.4
11
9.4
15.3
14
15
14.9
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
1.7
2
1.7
1.3
1.5
2.1
1.7
1.6
3
4
1
2
1
1
2
3
9.5
12.1
9.1
9
15.5
12
11.5
8.4
mati
2.2
1.7
1
1
13.7
8.8
mati
1.4
2.2
1.7
2.3
2.7
1.3
1.8
1.5
1
1
2
1
2
1
2
3
9
14.2
13.8
12.2
12.1
8.3
7.9
10
mati
mati
2.5
1.6
2.1
1.7
1.4
1.6
1
2
3
4
1
2
12.4
11
12
7.3
7.8
8.2
mati
1.3
1.5
2
2.3
1.9
1.7
2.3
1.8
1.4
1
1
2
1
1
1
1
2
3
9.3
12.1
10.1
12
14.5
8.2
15.1
16
10.2
79
1.6
4
9.5
No
10
Date
19-Mar-16
Block 3
Member Suhardjono, Ujang Hapid,Kusuma, Niken, Dyah, Desi
Tambak No.30
Species
R. apiculata
Note
Planted Year
1994
HR (m) : Height of Still root collar
Initial Density 2 x 2
D (cm) : Stem D at 0.3 m above HR
(or spacing)
H, HB (m) ; for largest stem
TNo
HR (m) Stem No.
D (cm) HB (m) H (m)
Note
Line 1
1
1.6
1
9.2
8.5
13.9
1.4
2
8.7
0.9
3
7
1.6
4
10.2
2
1.3
1
10
8.9
14.7
1.2
2
7.1
1.3
3
4
1.9
4
12.2
1.5
5
10.3
1.2
6
6.7
3
mati
4
2.1
1
13.6
8.1
15.6
2.3
2
11.5
5
mati
6
R. mucronata
7
R. mucronata
8
mati
9
mati
10
2.1
1
11.2
8.4
14.2
11
mati
12
3.3
1
6.8
7.4
10.4
13
R. mucronata
14
R. mucronata
15
R. mucronata
16
1.7
1
8
7.2
10.5
2.4
2
8.5
17
2.8
1
5.3
5.3
9.3
3.4
2
7.2
80
18
19
mati
2.1
2.3
1.8
1.5
1.6
1
2
3
4
5
13.3
6.8
7.6
7.1
9.1
4
9.7
20
mati
Line 2
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
3.1
2.8
1.3
2.4
1.9
1.4
1.5
1.4
1.2
1.4
2.8
2.6
3.9
4.2
1.5
1
2
3
1
1
1
2
1
1
2
1
2
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4
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5.2
4.6
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7
9
7.8
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10
7.5
7.1
10.2
7
8.5
6.3
9.8
5.6
9.1
R. mucronata
R. mucronata
2.9
2.3
1
2
12.6
14.8
mati
R. mucronata
mati
R. mucronata
mati
R. mucronata
R. mucronata
R. mucronata
2.3
2.1
1
2
8
9.8
81
No
11
Date
20-Mar-16
Block 2
Member Suhardjono, Ujang Hapid,Kusuma, Niken, Dyah, Desi
Tambak No.36a
Species
R. mucronata
Note
Planted Year
1996
HR (m) : Height of Still root collar
Initial Density 2 x 2
D (cm) : Stem D at 0.3 m above HR
(or spacing)
H, HB (m) ; for largest stem
TNo
HR (m)
Stem No.
D (cm)
HB (m)
H (m)
Note
Line 1
1
1.7
1
8.8
3.7
10.5
1.4
2
8.5
1.4
3
5.5
1.8
4
8.4
1.6
5
8.5
1.4
6
6.5
1.3
7
9
1.6
8
10.5
2
1.4
1
12.2
7.5
11.6
1.5
2
12.5
1.6
3
10.5
2
4
11.2
3
mati
4
1.8
1
12.8
6
15
2
2
13
1.4
3
6.7
5
1.8
1
11.2
4.7
11.2
1.3
2
6.2
0.9
3
6.1
6
2.1
1
9.5
4.9
13.7
2.2
2
6.5
1.4
3
7.7
7
1.9
1
8.2
7.1
11.2
1.5
2
8.7
1.8
3
9
1.4
4
6.8
1.6
5
9.5
0.9
6
6
Line 2
8
2.4
1
12.5
5.2
11.7
82
2.3
1.6
9
10
11
12
13
14
15
16
2
3
14
10.2
mati
1.6
1.3
2.2
1.2
1.7
1.3
1.6
1.7
1
2
3
4
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12.2
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12.8
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10.8
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10
9.8
8
13.9
mati
0.9
1.8
2
1.3
1.2
1.7
1.8
1.8
2
1.4
1.8
1.3
0.9
1.1
1
2
3
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6
1
2
3
4
5
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8.7
9.6
9.8
7.4
7.5
11.5
9.5
12.3
9.6
9.1
9
4.5
4.7
5.5
3.7
11.5
7.9
14.6
mati
1.9
1.9
1.8
1.6
1.8
1.5
1.9
1.6
2.2
1
1.9
1
2
3
4
1
2
3
4
5
6
7
11
9.8
8.5
7.3
8.5
9.2
8.4
6.7
8.8
5.4
7
83
17
1.1
2
2.1
2.1
1.5
2.3
1.3
1.1
8
1
2
3
4
5
6
7
8
10.6
8.2
10.1
5.4
11.5
6.2
4.6
No
12
Date
20-Mar-16
Block 2
Member Suhardjono, Ujang Hapid,Kusuma, Niken, Dyah, Desi
Tambak No.36b
Species
R. mucronata
Note
Planted Year
1994
HR (m) : Height of Still root collar
Initial Density 2 x 2
D (cm) : Stem D at 0.3 m above HR
(or spacing)
H, HB (m) ; for largest stem
TNo
HR (m)
Stem No.
D (cm)
HB (m)
H (m)
Note
Line 1
1
1.7
1
9.5
8.7
14.7
2.4
2
9.6
2
1.6
1
9.1
10.4
14
2.2
2
12.5
3
1.5
1
6.6
8.2
15.1
1.6
2
9.5
1.8
3
11.5
4
1.4
1
10
6.7
14.1
1.6
2
7.5
1.3
3
6.5
1.5
4
7
1.1
5
5.6
5
1.8
1
11
8.7
15.7
1.7
2
12.7
6
2.1
1
12.5
10
16
1.6
2
9
7
1.2
1
5.2
8.5
16
0.7
2
3.7
1.7
3
9.8
8
1.9
1
13.7
9.7
18.4
1.6
2
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12
13
14
15
16
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1.7
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12.8
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17.9
mati
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1.8
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10.8
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11.9
18.3
mati
mati
mati
2.3
2
1.7
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2
1
16
16.2
15.2
Line 2
21
22
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24
25
26
27
28
29
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31
32
33
34
35
mati
mati
2.1
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2
17
14.3
mati
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2
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2.4
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14.2
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10
13.8
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16
12.2
mati
1.5
1.7
1.5
1.7
1.6
1.4
1
1
2
3
1
2
9.6
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7.8
5.1
12
11.8
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36
37
38
39
40
1.4
1.4
1.7
1.3
1.7
2.7
1.4
1.5
2.2
1.8
1.8
1.8
1.4
2
1.1
3
4
1
2
3
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2
3
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2
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10
10.3
12.8
11.7
6.2
5.9
10
10.5
9.4
10.6
7
6.5
4.5
No
13
Date
20-Mar-16
Block 2
Member Suhardjono, Ujang Hapid,Kusuma, Niken, Dyah, Desi
Tambak No.7
Species
R. apiculata
Note
Planted Year
1994
HR (m) : Height of Still root collar
Initial Density 2 x 2
D (cm) : Stem D at 0.3 m above HR
(or spacing)
H, HB (m) ; for largest stem
TNo
HR (m) Stem No.
D (cm)
HB (m)
H (m)
Note
Line 1
1
2.1
1
9.4
9.5
14.1
1.9
2
10.2
2
1.7
1
13.2
9.5
14.4
3
1.6
1
10
8.9
14.3
4
3.1
1
14.2
9.1
17.3
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1.5
1
10.3
9.2
15.3
6
2
mati
7
2.9
1
13.7
8.3
17.1
2.2
2
12
8
1.9
1
10.2
10.2
16.6
1.2
2
9.8
9
mati
10
3.1
1
15.2
9.1
16.6
2.6
2
12.5
86
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
2.2
1.9
1
2
12.5
13
11.1
17.1
mati
1.9
2.4
1
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10.8
10.5
11
15.5
R. mucronata
mati
R. mucronata
mati
2.9
2.2
1
2
11.5
10.7
mati
2.5
1
8.5
3
1.7
1
2
12
13
Line 2
21
22
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
mati
1.9
1.4
1.6
2.1
1.5
3.3
2.1
1
2
1
2
3
1
2
9.5
10.3
13.4
9
5.6
12
9.4
mati
mati
2
1.6
2.1
1.5
1.3
1.6
1.4
1
2
1
1
2
1
2
11
5.8
7.5
8.5
7.5
9.9
9.5
mati
1.7
1.5
1.1
1
2
3
12.6
11.8
4.8
33
mati
87
34
35
36
37
38
39
40
2.3
1.3
1.9
1.9
1.4
2.3
2.4
2.2
1.7
1
2
3
1
2
1
1
1
2
13.3
10
11.2
9.5
8.7
9.2
13.3
12.8
11.5
mati
1.4
1
9
No
14
Date
21-Mar-16
Block 2
Member Suhardjono, Ujang Hapid,Kusuma, Niken, Dyah, Desi
Tambak No.15
Species
R. mucronata
Note
Planted Year
1995
HR (m) : Height of Still root collar
Initial Density 2 x 2
D (cm) : Stem D at 0.3 m above HR
(or spacing)
H, HB (m) ; for largest stem
TNo
HR (m) Stem No. D (cm)
HB (m)
H (m)
Note
Line 1
1
1.9
1
11.5
2.5
13.6
1.3
2
9.4
1.3
3
4.5
0.8
4
7
2
1.5
1
7
1.4
2
7.8
1.6
3
9.5
1.3
4
11
1.1
5
7.5
1.7
6
11.2
9.4
15.5
3
1
1
6.8
4.8
9.11
4
1.7
1
12
9.6
16.2
1.9
2
12.5
1.8
3
9.2
1.6
4
10.3
5
1.3
1
7.2
8
16.3
1.6
2
11.5
1.2
3
7.2
88
1.7
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
4
12.8
mati
1.7
1.2
1.7
1.8
1.3
1.9
1
2
3
4
1
1
12.6
5.6
11.4
10
10.5
14.5
22
23
24
25
16.3
8.7
7.7
15.2
16.1
mati
mati
mati
mati
mati
1.7
1.9
1
2
12.5
13.5
mati
1.5
1.3
1.6
1.3
1.6
1
1.8
1.2
1
1.8
1.5
1
2
3
4
1
2
1
2
1
2
3
8.5
7
10.8
8.2
11.6
7.2
11.5
6.5
7.1
8.5
8.2
1.5
1.1
1.5
1.7
1.2
1.2
1.6
1.7
1.8
1.5
1
2
3
1
2
1
2
3
1
1
8
7
7.1
9.7
8.5
7.5
8.8
9.6
9.6
11.6
Line 2
21
8.9
89
8.5
14.6
7.6
13.8
1.4
1.3
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
2
3
9
6.5
mati
mati
2
1.3
1.2
1
2
3
15.5
11.5
10
mati
mati
mati
1.6
1.5
1.3
1
2
1
13.5
11
13.5
mati
1.9
1.3
1
2
13.2
8.5
mati
1.5
1.9
1
1
9
13.5
mati
2
1.7
1
2
12
13.4
90
養殖池跡地のマングローブ復旧植林の成長
- バリ・グラライ大規模森林公園 Suhardjono, Kusuma Rahmawati 及び Ujang Hapid
はじめに
グラライ大規模森林公園は、1993 年 9 月 25 日付け林業大臣令第 544 号により面積
1,373.5ha として設定された(バリ州林業局、2012 年)。当大規模森林公園は、バリ州
の Badung 県 Kuta 郡および Denpasar 市 Denpasar Selatan 郡に位置している。当地
域は 12 種の真正マングローブ樹種からなるマングローブ生態系を成し、これらには
Rhizophora mucronata, Rhizophora apiculata 及び Sonneratia alba が含まれる(マン
グローブケアフォーラムバリ, 2016)。
グラライ大規模森林公園のマングローブ地域の一部では、JICA を通じた日本政府の
技術協力「持続可能なマングローブ管理の開発プロジェクト」(Wahyuni,2008 年)によ
り植林がなされている。本プロジェクトは 1992 年から 2004 年まで実施され、養殖池
跡地 334ha のマングローブ・エリアにおける回復・復旧技術の開発を行った。
マングローブ植生は、潮の干満に依存する特殊な環境条件、湛水条件およびミクロ
気象を必要とする(Soeroyo, 1992 年)。そのため、復旧活動又はマングローブ樹種の回
復植林は、環境条件に適したものでなければならない。環境条件がマングローブ樹種
の生育条件を満たしているなら、マングローブの生育は最適なものとなる。植林の成
否を判断するのに用いられるいくつかのパラメーターは、密度の増加、樹高と樹幹直
径、マングローブ生態系の生物相の回復などである(Saenger, 1983 年)。復旧結果のマ
ングローブ樹種の生育レベル及び周辺の環境条件を知ることが、特定のマングローブ
樹種の植林に適した復旧サイトを決定するための判断材料となりうることが期待され
る。そのほか、このアプローチは当該マングローブ生態系におけるバイオマスとカー
ボン蓄積の量を推定するためにも行われる。
背景
日本政府は 1992 年から開始されたマングローブ保全に関するインドネシア政府と
の長期技術協力「持続可能なマングローブ管理の開発プロジェクト」をすでに実施し
た。本プロジェクトではバリ島とロンボク島で約 250ha のマングローブ植林が実施さ
れ、さらにマングローブの持続的管理モデルが開発された(JICA, 2012 年)。植林個所
の一つは Denpasar 市の海浜におけるマングローブ・エリアである。本エリアは 1974
年に開始された養殖池エリアであるが、政府は養殖池跡地の機能回復を目指し、本エ
91
リアを 1988 年の林業大臣通達第 95 号により保護林および自然観光園に指定した。さ
らに、1993 年の林業大臣通達第 544 号によりグラライ大規模森林公園に指定している。
毎年荒廃度を深めていく森林機能の変化によりマングローブ林の劣化に対し、林業
省は 1992-1999 年の間に JICA の支援による「持続可能なマングローブ管理の開発プ
ロジェクト」を実施した。本プロジェクトは、マングローブ林の復旧と管理を支援す
るための資本投資の可能性を探るものであるが、一つの試みとして本プロジェクトに
より開発された優良技術の住民に対する普及のため、マングローブの植林が実施され
ている。これらは普及システムの強化と持続可能な森林管理活動の向上を通じて実施
されたが、その一環として、2001 年 5 月 15 日~2004 年 5 月 14 日の間におけるマン
グローブ情報センター(MIC)の造成がなされている(Prasasto, 2010 年)。MIC は国内の
みならずアジア地域を対象としたマングローブ保全に関する普及および技術・知識研
修のために造成されたものである。
モニタリングの目的
モニタリングの目的は以下の通り:
1. グラライ大規模森林公園の養殖池跡地において 1994 年、1995 年および 1996 年に
植林されたマングローブ樹種、Rhizophora mucronata 及び Rhizophora apiculata
の生育状況を調べる。
2.
1994 年、1995 年および 1996 年に植林されたマングローブ樹種、Rhizophora
mucronata 及び Rhizophora apiculata 林の地上部バイオマス及びカーボン蓄積の量
を推定する。
モニタリングの箇所
モニタリングはグラライ大規模森林公園の養殖池跡地において実施し、Rhizophora
mucronata については、
ブロック 2(養殖池 10 か所)およびブロック 3 (養殖池 2 か所)、
つまり 1994 年植栽の養殖池番号/コンパートメント No.17、28、29、30、36b、39 お
よび 70、1995 年植栽の養殖池番号/コンパートメント No. 15 および 29(ブロック 3)
および 1996 年植栽の養殖池番号/コンパートメント No. 17(ブロック 3)、36a 及び 72
である。Rhizophora apiculata については、ブロック 2 と 3 の各々1 箇所ずつ、つまり
1994 年植栽の養殖池番号/コンパートメント No. 7(ブロック 2)および No. 30(ブロック
3)である。
92
養殖池
No
番号
樹種
植栽年
植栽
ブロ
間隔
ック
緯度経度
南緯
東経
1
36b
Rhizophora mucronata
1994
2x2
2
8°43'40.90"
115°11'36.30"
2
28
Rhizophora mucronata
1994
2x2
2
8°43´35.01˝
115°11´45.64˝
3
39
Rhizophora mucronata
1994
2x2
2
8°43´43.31˝
115°11´38.25˝
4
30
Rhizophora mucronata
1994
2x2
2
8°43´37.61˝
115°11´36.61˝
5
17
Rhizophora mucronata
1994
2x2
2
8°43´50.52˝
115°11´34.96˝
6
29
Rhizophora mucronata
1994
2x2
2
8°43´36.35˝
115°11´34.67˝
7
70
Rhizophora mucronata
1994
2x2
2
8°43´36.82˝
115°11´52.46˝
8
29
Rhizophora mucronata
1995
2x2
3
8°43´27.38˝
115°12´10.53˝
9
15
Rhizophora mucronata
1995
2x2
2
8°43´47.25˝
115°11´33.10˝
10
17
Rhizophora mucronata
1996
2x2
2
8°43´34.06˝
115°12´03.29˝
11
36a
Rhizophora mucronata
1996
2x2
2
8°43´41.34˝
115°11´39.24˝
12
72
Rhizophora mucronata
1996
2x2
2
8°43´40.53˝
115°11´52.50˝
13
7
Rhizophora apiculata
1994
2x2
2
8°43´42.46˝
115°11´32.00˝
14
30
Rhizophora apiculata
1994
2x2
3
8°43´29.65˝
115°12´08.54˝
データ採取を行った養殖池跡地の位置図。赤は Rhizophora mucronata(1994 年植栽)、
青は Rhizophora mucronata(1995 年植栽)、
緑 は Rhizophora mucronata(1996 年植栽)、
黄色は Rhizophora apiculata(1994 年植栽)を示す。
93
材料および方法
データ採取はグラライ大規模森林公園の養殖池跡地のうち、1994 年、1995 年およ
び 1996 年植栽の Rhizophora mucronata 及び Rhizophora apiculata の植林地から 14
箇所をサンプル・サイトとして選定し実施した。
データ採取の時期は 2016 年 3 月 15-22
日の間である。
マングローブの林分構造は、個々の養殖池跡地におけるサンプル木及び環境指標(塩
分濃度及び土壌 pH)の計測結果に基づき決定される。サンプルの選定は 1994 年、1995
年および 1996 年植栽の 14 の養殖池跡地において行った。サンプル木は個々の養殖池
跡地において 17-40 本を対象として実施した。測定された個々のサンプル木は、樹幹
直径の最小のものから最大のものを含むように選定した。
個々の植栽木の計測は、支柱根高(HR)、支柱根から 30cm 上部での幹直径(D)、個体
内の最大幹の樹高(H)及びその生枝下高(HB)である。一本の植栽木が複数個の幹を持つ
場合、全ての樹幹について計測する。しかし、樹高および枝下高については、最大の
樹幹直径を持つ幹についてのみ計測する。各サンプル・サイトにおける計測木は 7-17
本となった。
データ分析はサンプル・サイト毎の計測結果をグループ化して実施した。個々の養
殖池について、ha 当たりの密度、生存率、林分の断面積合計(BA=m2/ha)、個々のサン
プル木の平均樹幹数および樹高、枝下高、樹幹直径並びに支柱根高の最大、最小およ
び平均値を算出した。その後、地上部のバイオマスを以下の 3 通りの方法で推計した。
1. Komiyama, et al (2005 年)のアロメトリック数式
Komiyama, et al (2005 年)により開発された本数式は、一般に東南アジアのマング
ローブ地域において地上部の樹幹、葉及び根のバイオマス量の推計に用いられる。
地上部のバイオマス量の推計は、Pipa Shinozaki モデルおよびその他の関係理論
から開発されたものである。
本アロメトリック数式は、
Wtop=0.251ρD2.46
ただし、
Wtop : 地上部のバイオマス
ρ
: 樹種ごとの比重, Rhizophora mucronata 及び Rhizophora apiculata は
0.91
D
: Rhizophora の樹種については根の上 30cm の樹幹直径
2. Sutaryo (2009 年)に記載された J.E.Ong, W.K.Gong,& C.H.Wong (2004 年)のアロ
メトリック公式
本公式は以下の通り。
Log Y = 2.420 Log GBH – 1.832
ただし、
Y
: 地上部のバイオマス(kg)
94
GBH
: 胸高の/根の上の 30cm の樹幹周囲の長さ(cm)
3. 林業省林業研究開発庁の 2012 年長官令(No.01/VIII-P3KR/2012)に基づくアロメト
リック公式
本公式はカーボン蓄積計測および算出ガイドラインのインドネシア国家標準(SNI)
となるものである (2011 年 No.7724)。本算出では胸高直径、樹高および樹幹係数
の計測結果を体積幾何学公式に用いる。計算に用いる体積は、円筒の体積: 1/4πD2
に樹幹係数(angka bentuk batang) 0.60 を乗ずる。本アロメトリック数式は以下の
通り。
B
= ρ.V.BEFpohon
ただし、
ρ
: 樹種ごとの比重
(Rhizophora mucronata 及 び
Rhizophora
apiculata
は 910 kg/m3)
V
BEF
: 樹種係数を乗じた樹木の体積 (係数は0.60)
: バイオマス拡張ファクター(Biomass Expansion Factor)は枝のバイ
オマスに対する地上部のバイオマスの比率であり、Rhizophora
apiculata は1.61, Rhizophora mucronata は1.55である。
次に、カーボン蓄積の推計については、Brown (1997 年)および Bismark(2008 年)に記
載された International Panel on Climate Change/IPCC(2003 年) の数式を用いる。
つまり、
C
= B . 50%
ただし、
C
: カーボン蓄積 (トン/ha)
B
= バイオマス(トン/ha)
二酸化炭素(CO2)の吸収における林分の能力を算出するために、林業省林業研究開発庁
の 2012 年長官令(No.01/VIII-P3KR/2012)によるアプローチを用いる。
つまり、
CO2-換算糧 = (44/12)・C
ただし、
CO2-換算糧
: 二酸化炭素の吸収/固定量(トン/ha)
44/12
C
: CO2とCの分子量の比率
:カーボン蓄積(トン/ha)
95
樹種/林齢/植林地の状態
林齢 22 年の Rhizophora mucronata の植林地における測定結果は以下の通り。
植栽木の密度: 1,417 ~ 2,000 本/ha、林分の断面積合計 (BA) : 17.13 ~ 54.54 m 2/ha、
平均樹高:
13. 08 ~ 16.00 m、樹高の最大値: 18.4 m、平均樹幹直径: 8.8 ~ 13.3 cm、樹幹直径の
最大値: 19.8 cm.
林齢 21 年の Rhizophora mucronata の植林地における測定結果は以下の通り。
植栽木の密度: 1,563 ~ 1,813 本/ha、林分の断面積合計(BA) : 31.24 ~ 41.32 m2/ha、
平均樹高:14.7 ~ 14.9 m、樹高の最大値: 16.3 m、平均樹幹直径: 9.8 ~ 11.3 cm、樹幹
直径の最大値: 16.0 cm.
林齢 20 年の Rhizophora mucronata の植林地における測定結果は以下の通り。
植栽木の密度: 1,417 ~ 2,000 本/ha、林分の断面積合計 (BA) : 28.34 ~ 73.00m2/ha、平
均樹高:12.5 ~ 13.8m、樹高の最大値: 13.8 m、平均樹幹直径: 8.9 ~ 10.2cm、樹幹直
径の最大値: 14.0 cm.
林齢 22 年の Rhizophora apiculata の植林地における測定結果は以下の通り。
植栽木の密度: 1,125 ~ 1,646 本/ha、林分の断面積合計(BA) : 16.24 ~ 27.09 m 2/ha、
平均樹高:11.7 ~ 15.8 m、樹高の最大値: 17.3 m、平均樹幹直径: 8.5 ~ 10.6 cm、樹幹
直径の最大値: 15.2 cm.
表: 調査サイトにおけるマングローブ植栽木の概況
ブ
コン
ロ
パー
ッ
トメ
ク
ント
樹種
植栽年
直径
(cm)
樹高 (m)
密度
樹幹面積
本/ha
m2/ha
2
36b
Rhizophora mucronata
1994
3.7 -17.0
14.0-18.4
2000
36.45
2
28
Rhizophora mucronata
1994
4.3-16.1
13.6-15.5
1875
54.54
2
39
Rhizophora mucronata
1994
6.4-19.8
13.7-17.3
1875
49.17
2
30
Rhizophora mucronata
1994
6.8- 17.0
13.9-15.8
1688
31.33
2
17
Rhizophora mucronata
1994
4.5-11.8
13.0-14.6
1583
17.13
2
29
Rhizophora mucronata
1994
13.9-16.7
1500
48.80
2
70
Rhizophora mucronata
1994
8.2-17.5
13.8-16.2
1417
32.34
3
29
Rhizophora mucronata
1995
4.8 -16.0
14.0-15.5
1813
41.32
2
15
Rhizophora mucronata
1995
4.5-15.5
9.11-16.3
1563
31.24
3
17
Rhizophora mucronata
1996
4.2-13.7
11.6-15.2
2000
44.01
2
36a
Rhizophora mucronata
1996
4.5-14.0
10.5-15.0
1875
66.15
2
72
Rhizophora mucronata
1996
4.0 -13.8
11.3-14.9
1417
28.34
2
7
Rhizophora apiculata
1994
4.8-15.2
14.1-17.3
1646
27.09
3
30
Rhizophora apiculata
1994
4.0 -14.8
9.1-15.6
1125
16.24
96
6.0 -17.1
モニタリング結果と考察
林齢 22 年の Rhizophora mucronata の植林地における計測結果について、コンパー
トメント 36b は、
生きている枝/幹(jumlah cabang hidup)の総数が最も多く、密度(本/ha)
が最も高く、林分の断面積合計(m2/ha)が最も大きく、生存率も最も高かった。コンパ
ートメント 39 は樹幹直径が最も高く、枝下高が最も高く、樹高が最も高かった。コン
パートメント 29 は、根の高さが最も高かった。
林齢 21 年の Rhizophora mucronata の植林地における計測結果について、コンパー
トメント 29(ブロック 3)は、生きている枝/幹の総数が最も多く、密度(本/ha)が最も高
く、林分の断面積合計(m2/ha)が最も高く、樹幹直径が最も高く、枝下高が最も高く、
生存率も最も高かった。一方、コンパートメント 15 は、樹高が最も高かった。
林齢 20 年生の植林において、生きている枝/幹の数、直径および断面積合計が最大
であるコンパートメントは 36a であった 。密度(本/ha)、生存率、枝下高および樹高
が最大であるコンパートメントは 17 であった。また、根の高さが最大であったのはコ
ンパートメント 72 であった。
次に、林齢 22 年の Rhizophora apiculata の植林地において、コンパートメント 7 は
密度(本/ha)が最も高く、林分の断面積合計(m2/ha)が最も高く、樹幹直径が最も高く、
枝下高が最も高く、樹高が最も高く、かつ生存率も最も高かった。一方、コンパート
メント 30(ブロック 3)は、生きている枝/幹の総数が最も多く、かつ根の高さが最も高
かった。
97
生存率
林齢 22 年の Rhizophora mucronata の植林地での計測結果では、生存率は 56.7~80.
0%のレンジを示し、生存率が最も高かったのはコンパートメント 36b で、最も低かっ
たのはコンパートメント 70 であった。
林齢 21 年のサイトでは、
生存率は 62.5~72.5%を示し、最高がコンパートメント 29、
最低がコンパートメント 15、また、林齢 20 年のサイトでは生存率は 56.7~80.0%を示
し、最高はコンパートメント 17、最低はコンパートメント 72 であった。
次に林齢 22 年の Rhizophora apiculata の植林地について見ると、生存率は
45.0~67.5%のレンジを示し、最高がコンパートメント 7、最低がコンパートメント 30
であった。
表: 樹幹総断面積(m2/ha)及び生存率
No
ブ
ロ
ッ
コンパー
トメント
植栽
樹種
間隔
(m)
林齢
(年)
樹幹総
生存率
断面積
(%)
2
(m /ha)
ク
2
36b
Rhizophora mucronata
2x2
22
36.45
80.0
2
28
Rhizophora mucronata
2x2
22
54.54
75.0
2
39
Rhizophora mucronata
2x2
22
49.17
75.0
2
30
Rhizophora apiculata
2x2
22
31.33
67.5
2
17
Rhizophora mucronata
2x2
22
17.13
63.3
2
29
Rhizophora mucronata
2x2
22
48.80
60.0
2
70
Rhizophora mucronata
2x2
22
32.34
56.7
3
29
Rhizophora mucronata
2x2
21
41.32
72.5
2
15
Rhizophora mucronata
2x2
21
31.24
62.5
3
17
Rhizophora mucronata
2x2
20
44.01
80.0
2
36a
Rhizophora mucronata
2x2
22
66.15
75.0
2
72
Rhizophora mucronata
2x2
22
28.34
56.7
2
7
Rhizophora apiculata
2x2
22
27.76
67.5
3
30
Rhizophora apiculata
2x2
22
16.24
45.0
98
植林地のプロフィール(植林地の構造)
林齢 22 年の Rhizophora mucronata の植林地における計測結果では、1 本の木につ
き生きている枝/幹の数は平均が 1~7 本であったが、最高は 7 本であった。支柱根の高
さは、平均が 1.5~1.9m だが、最高は 3.3m であった。枝下高は平均が 5 .9~9.8m であ
ったが、最高は 11.2m であった。また、樹高は平均が 12.5~15.9m だが、最高は 17.3m
であった。
林齢 21 年の Rhizophora mucronata の植林地における計測結果では、1 本の木につ
き生きている枝/幹の数は平均 2 本であったが、
最高は 6 本であった。
支柱根の高さは、
平均が 1.5~1.9m だが、最高は 3.1m であった。枝下高は平均が 7.6~9.3m であったが、
最高は 11.0m であった。また、樹高は平均が 14.7~14.9m だが、最高は 16.3m であっ
た。
林齢 20 年の Rhizophora mucronata の植林地における計測結果では、1 本の木につ
き生きている枝/幹の数は平均 1~8 本であったが、最高は 8 本であった。支柱根の高さ
は、平均が 0.8~2.5m だが、最高は 2.5m であった。枝下高は平均が 3.7~10.5m であっ
たが、最高は 10.5m であった。また、樹高は平均が 12.5~13.8m だが、最高は 15.2m
であった。
次に林齢 22 年の Rhizophora apiculata の植林地について見ると、1 本の木につき生
きている枝/幹の数は平均 2 本であったが、最高は 8 本であった。支柱根の高さは、平
均がふ 2.0~2.1m だが、最高は 4.2m であった。枝下高は平均が 7.0~9.6m であったが、
最高は 11.1m であった。また、樹高は平均が 11.7~15.8m だが、最高は 17.3m であっ
た。
植林地のプロフィールの完全な表は、付属資料 1 を参照のこと。
地上部のバイオマス及びカーボン量の推定
地上部のカーボン蓄積を測るためのバイオマス量は次の 3 つのアプローチにより推
計される。
1. Komiyama, et al (2005 年)の公式
本アプローチにおいて、用いられる独立パラメーターは Pipa Shinozaki 理論及び
その他の関係する理論から導かれる(Komiyama, et al (2005 年)。本公式で用いられ
るアロメトリックは、東南アジアにおけるマングローブ地域の天然及び二次林マン
グローブ生態系におけるバイオマスの計算に用いられる一般的なアロメトリック
である。
計算結果は以下の通り。林齢 22 年の Rhizophora mucronata の植林地の地上部の
バイオマス量は、110.07~383.60 トン/ha、カーボン量は 55.04~191.80 トン/ha 及び
22 年間の CO2 吸収量は 201.80~703.27 トン/ha となった。これを平均値で見ると、
バイオマス量は.280.87 トン/ha、カーボン量は 140.43 トン/ha 及び CO2 吸収量は
514. 92 トン/ha となった。
99
林齢 21 年の Rhizophora mucronata の植林地の地上部のバイオマス量は、
275.13~296.30 トン/ha、カーボン量は 137.57~148.15 トン/ha 及び CO2 吸収量は
504.41~543.22 トン/ha となった。これを平均値で見ると、バイオマス量は 285. 72
トン/ha、カーボン量は 142. 86 トン/ha 及び CO2 吸収量は 523. 81 トン/ha となっ
た。
林齢 20 の Rhizophora mucronata の植林地の地上部のバイオマス量は、
186.46~473.55 トン/ha、カーボン量は 93.23~236.78 トン/ha 及び CO2 吸収量は
341.84~868.18 トン/ha となった。これを平均値で見ると、バイオマス量は 319.24
トン/ha、
カーボン量は 159.62 トン/ha 及び CO2 吸収量は 585.27 トン/ha となった。
次に林齢 22 年の Rhizophora apiculata の植林地について見ると、地上部のバイ
オマス量は、104.93~192.77 トン/ha、カーボン量は 52.47~96.39 トン/ha 及び CO2 吸
収量は 192.37~353.41 トン/ha となった。これを平均値で見ると、バイオマス量は
148.85 トン/ha、
カーボン量は 74.43 トン/ha 及び CO2 吸収量は 272.89 トン/ha とな
った。
表: Komiyama, et al アロメトリック (2005 年)公式に基づく調査地での地上部バイ
オマス量およびカーボン量の推計
コンパ
No
ートメ
樹種
ント
林齢
(年)
地上部バイ
地上部
CO2 固定量
オマス量
カーボン量
(CO2-換算値)
(トン/ha)
(トン/ha)
(トン/ha)
1
36b
Rhizophora mucronata
22
256.80
128.40
470.80
2
28
Rhizophora mucronata
22
383.60
191.80
703.27
3
39
Rhizophora mucronata
22
377.89
188.95
692.80
4
30
Rhizophora mucronata
22
230.89
115.45
423.30
5
17
Rhizophora mucronata
22
110.07
55.04
201.80
6
29
Rhizophora mucronata
22
359.30
179.65
658.72
7
70
Rhizophora mucronata
22
247.52
123.76
453.79
8
29
Rhizophora mucronata
21
296.30
148.15
543.22
9
15
Rhizophora mucronata
21
275.13
137.57
504.41
10
17
Rhizophora mucronata
20
297.71
148.86
545.80
11
36a
Rhizophora mucronata
20
473.55
236.78
868.18
12
72
Rhizophora mucronata
20
186.46
93.23
341.84
13
7
Rhizophora apiculata
22
192.77
96.39
353.41
14
30
Rhizophora apiculata
22
104.93
52.47
192.37
100
2. Sutaryo (2009 年)に記載された J.E.Ong, W.K.Gong,& C.H.Wong (2004 年)のアロ
メトリック公式
本公式は Rhizophora apiculata に特化したものである。しかしながら Rhizophora
mucronata と Rhizophora apiculata は同じ比重(0.91g/cm3)を持つことから、
Rhizophora mucronata にも本公式を適用する。本推計に用いるパラメーターは
Rhizophora の胸高直径(DBH)又は根の上 30cm の箇所の直径の独立変数である。
林齢 22 年の Rhizophora mucronata のバイオマス量およびカーボン量の計算結
果は、132.68 ~ 458.72 トン/ha 及び 66.34~ 229.36 トン/ha であり、CO2 吸収量 は
243.25 ~840.99 トン/ha であった。平均値はバイオマス量が 334.82 トン/ha、カー
ボン量が 167.41 トン/ha 及びおよび CO2 吸収量が 613. 84 トン/ha であった。
林齢 21 年の Rhizophora mucronata のバイオマス量およびカーボン量の計算結
果は、254.67~353.77 トン/ha 及び 127.34~176.89 トン/ha であり、CO2 吸収量 は
466.90~648.58 トン/ha であった。平均値はバイオマス量が 304.22 トン/ha、カー
ボン量が 152. 11 トン/ha 及びおよび CO2 吸収量が 557.74 トン/ha であった。
さらに、林齢 20 年の Rhizophora mucronata のバイオマス量およびカーボン量
の計算結果は、224.28~570.27 トン/ha 及び 112.14~285.16 トン/ha であり、CO2
吸収量 は 411.18~1045. 50 トン/ha であった。平均値はバイオマス量が 383.95 ト
ン/ha、カーボン量が 191. 98 トン/ha 及びおよび CO2 吸収量が 703.91 トン/ha で
あった。
林齢 22 年の Rhizophora apiculata のバイオマス量およびカーボン量の計算結
果は、126.39~225.18 トン/ha 及び 63.20~112.59 トン/ha であり、CO2 吸収量 は
231.72~412.83 トン/ha であった。平均値はバイオマス量が 175. 79 トン/ha、カー
ボン量が 87. 89 トン/ha 及びおよび CO2 吸収量が 322.87 トン/ha であった。
表: Sutaryo (2009 年)に記載された J.E.Ong, W.K.Gong,& C.H.Wong (2004 年)のア
ロメトリック公式に基づく調査地での地上部バイオマス量およびカーボン量の推
計
No
コンパー
トメント
樹種
林齢
(年)
地上部バイ
地上部
オマス量
カーボン量
(トン/ha)
(トン/ha)
CO2 固定量
(CO2-換算
値) (トン
/ha)
10
36b
Rhizophora mucronata
22
307.02
153. 51
562.87
3
28
Rhizophora mucronata
22
458.72
229.36
840.99
2
39
Rhizophora mucronata
22
448.43
224.22
822.12
7
30
Rhizophora mucronata
22
275.03
137.52
504.22
4
17
Rhizophora mucronata
22
132.68
66.34
243.25
5
29
Rhizophora mucronata
22
428.01
214.01
784.69
6
70
Rhizophora mucronata
22
293.88
146.94
538.78
101
8
29
Rhizophora mucronata
21
353.77
176.89
648.58
9
15
Rhizophora mucronata
21
254.67
127.34
466.90
11
17
Rhizophora mucronata
20
357.30
178.65
655.05
1
36a
Rhizophora mucronata
20
570.27
285.16
1045. 50
13
72
Rhizophora mucronata
20
224.28
112.14
411.18
14
7
Rhizophora apiculata
22
225.18
112.59
412.83
12
30
Rhizophora apiculata
22
126.39
63.20
231.72
3. 林業省林業研究開発庁の 2012 年長官令(No.01/VIII-P3KR/2012)に基づくアロメト
リック公式
本公式は上記の 2 つの公式と異なる変数を用いる。用いるパラメーターは材積
である。材積は円筒公式を用い、樹木の係数を乗じたものである。樹木の係数は
同じ樹高と直径を持つ円筒の体積である樹幹材積の割合である。本推計は森林カー
ボン蓄積の推計のための現地測定および計算ガイドライン(Ground Based Forest
Carbon Counting)である。
計算結果は以下の通り。林齢 22 年の Rhizophora mucronata のバイオマス量は
275.67~530.96 トン/ha 、カーボン量は 137.84~265.48 トン/ha、22 年間の CO2 吸
収量 は 505.40~973.43 トン/ha であった。平均値はバイオマス量が 432.48 トン/ha、
カーボン量が 216.24 トン/ha 及びおよび CO2 吸収量が 792. 87 トン/ha であった。
林齢 21 年の Rhizophora mucronata のバイオマス量は 320.31~377.36 トン/ha 、
カーボン量は 160.16~188.68 トン/ha、CO2 吸収量 は 587.24~691.83 トン/ha であ
った。平均値はバイオマス量が 348.84 トン/ha、カーボン量が 174.42 トン/ha 及
びおよび CO2 吸収量が 639. 53 トン/ha であった。
さらに林齢 20 年の Rhizophora mucronata のバイオマス量は 242.25~295.61 ト
ン/ha 、カーボンは 121.13~147.81 トン/ha、CO2 吸収量 は 444.13~541.95 トン/ha
であった。平均値はバイオマス量が 273.58 トン/ha、カーボン量が 136.79 トン/ha
及びおよび CO2 吸収量が 501.56 トン/ha であった。
林齢 22 年の Rhizophora apiculata のバイオマス量は 186.95~391.46 トン/ha、
カーボン量は 93.48~195.73 トン/ha 、CO2 吸収量 は 342.74~717.68 トン/ha であ
った。平均値はバイオマス量が 289.21 トン/ha、カーボン量が 144. 60 トン/ha 及
びおよび CO2 吸収量が 530. 21 トン/ha であった。
102
林業省林業研究開発庁の 2012 年長官令(No.01/VIII-P3KR/2012)アロメトリッ
ク公式に基づく調査地での地上部バイオマス量およびカーボン量の推計
表:
No
コンパー
トメント
樹種
林齢
地上部バイ
地上部
CO2 固定量
(年)
オマス量
カーボン量
(CO2-換算値)
(トン/ha)
(トン/ha)
(トン/ha)
1
36b
Rhizophora mucronata
22
335.17
167.59
614.48
2
28
Rhizophora mucronata
22
386.64
193.32
708.84
3
39
Rhizophora mucronata
22
530.96
265.48
973.43
4
30
Rhizophora mucronata
22
491.49
245.75
901.07
5
17
Rhizophora mucronata
22
275.67
137.84
505.40
6
29
Rhizophora mucronata
22
485.23
242. 62
889.59
7
70
Rhizophora mucronata
22
522.17
261.09
957.31
8
29
Rhizophora mucronata
21
377.36
188.68
691.83
9
15
Rhizophora mucronata
21
320.31
160.16
587.24
10
17
Rhizophora mucronata
20
295.61
147.81
541.95
11
36a
Rhizophora mucronata
22
242.25
121.13
444.13
12
72
Rhizophora mucronata
20
282.87
141.44
518.60
13
7
Rhizophora apiculata
22
391.46
195.73
717.68
14
30
Rhizophora apiculata
22
186.95
93.48
342.74
上記で述べた Komiyama, et al (2005 年)及び Sutaryo (2009 年)に記載され
た J.E.Ong, W.K.Gong,& C.H.Wong (2004 年)の公式に基づく推計を見ると、
Rhizophora mucronata については林齢の増加に伴い地上部のバイオマス量お
よびカーボン量は増加している。このことは用いた独立変数が樹幹直径である
ことに起因する。一般的に林齢 22 年の林分の樹幹直径は林齢 21 年又は林齢 20
年の林分のそれより、さほど顕著ではないものの大きい。林齢 22 年の
Rhizophora apiculata の林分について、地上部のバイオマス量およびカーボン
量は比較的小さい。これは Rhizophora mucronata
の林分に比較し、樹幹直径がより小さく、生存率がより低いことに起因する。
林業省林業研究開発庁の 2012 年長官令(No.01/VIII-P3KR/2012)アロメトリ
ック公式に基づく推計結果は上記の 2 つの公式に基づく推計結果と異なる。本
推計で用いたパラメーターは材積であり、樹幹直径および樹高は決定的な因子
となる。また、本計算では樹幹バイオマス量に対する地上部バイオマス量の比
率(Biomass Expansion Factor:BEF)を用いている。Rhizophora apiculata およ
103
び Rhizophora mucronata の BEF 値はそれぞれ 1.61、1.55 であり、この違いが
バイオマス量およびカーボン量の計算値に影響したと考えられる。
提言
グラライ大規模森林公園地域の養殖池跡地に 1994 年、1995 年及び 1996
年に植栽された Rhizophora mucronata 及び Rhizophora apiculata の植林地
では、生育は良好である。このことは計測された ha 当たりの固体密度、樹
高、樹幹の直径、枝下高および支柱根高から見て取ることができる。しかし
ながら、林分の中には枯死している個体も見られた。このことはおそらく土
壌中の養分と陽光を奪い合う個体間の競争の結果だと考えられる。今後とも、
より多くの復旧植林樹種、植栽年および植栽間隔についてマングローブの生
育と地上部バイオマスのモニタリングを継続して研究することが望まれる。
謝辞
本研究活動に対する支援をいただいた日本森林林業振興会(JFF)に感謝を
申し上げたい。おかげで本研究はスムーズに進めることができた。また、現
地に同行しデータ採取の間、指導をいただいた伊藤文彦氏、田淵隆一氏及び
宮川秀樹氏に感謝したい。また、本研究を許可していただいた LIPI の生物
研究センター所長及び同センター植物研究部長に感謝したい。さらに、協
力・支援をいただいたバリ州投資・許可局長、バリ州林業局長、グラライ大
規模森林公園所長、Riyanti Magfiroh 氏、Niken Rusiyanti 氏及び Diah Sri
Lestari 氏に対して感謝申し上げる。
参考文献
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Raya Ngurah Rai. Jurnal Ecotrophic Vol. IV No. 1. Hal. 49-56
105
( 参考 )
Letter of Agreement
between
Japan Forest Foundation
and
Research Center for Biology
Indonesian Institute of Sciences
concerning
Joint Study On The Growth Performance Of Mangrove Plantations
Established At The Ex-Tambak In Taman Hutan Raya, Ngurah Rai–
Bali
In Taman Hutan Raya, Ngurah Rai – Bali, over 500 mangrove stands
rehabilitated in ex-aquaculture ponds by Indonesia – Japan technical
cooperation projects conducted over 13 years from 1992 to 2004 are,
after more than twenty years, showing various growth performances
appeared in canopy height with reflecting site conditions.
During the initial phase, JICA experts made a database of site
conditions e.g. soil water salinity, inundation frequency by tide governed
by relative ground level as well as substratum, in order to contribute to
analyze the relationships between initial site condition and growth
performance in the future.
The major objective of this Letter of Agreement (hereinafter referred to as
“LoA”) is to conduct the joint study focusing on analyzing the
relationships between the important factors and then make a table of
site index by which classify each land of ex-aquaculture pond, so as to
judge the order of priorities of the sites to be rehabilitated. The
arrangements to the LoA is as stipulated below:
I.
Organization of the Study
This joint study will be conducted by the following organizations.
A. Indonesian side:
Research Center for Biology, LIPI (hereinafter referred to as
“RCB-LIPI”)
106
Jl. Raya Jakarta – Bogor KM. 46, Cibinong, West Java, 16911,
Indonesia.
B. Japanese side:
Japan Forest Foundation (hereinafter referred to as “JFF”)
1-7-12, Kouraku, Bunkyou-ku, Tokyo 112-0004, Japan.
RCB-LIPI and JFF hereinafter singularly referred to as “Party” and
collectively referred to as “The Parties”.
II.
Objectives of the Study
The major objective of the study is to measure trees and analyze
the relationships between stand growth performances presented as
survival/ mortality, size structure e.g. total height (H), stem diameter (D)
of standing trees as well as their D-H relationships and initial site
condition on well grown up Bali mangroves more than two decades after
planting in order to evaluate the influence of site condition on stand
growth.
It will contribute to prediction of harvest or carbon stock size as the
very fundamental and prime data for further forest rehabilitation and
sound sustainable forest management.
III.
Participants
Indonesian Team:
a. Drs. Suhardjono (Indonesian Team Leader): Researcher from LIPI
b. Kusuma Rahmawati, S.Hut. (Assistant/ Junior Researcher)
c. Research Technician
Japanese Team:
a. Fumihiko Ito (Japanese Team Leader); Manager 0f the Aomori
Branch of JFF
b. Hideki Miyakawa (Researcher); Ex-JICA expert of “The Project on
Restoration of Degraded Ecosystems in Conservation Areas
(RECA)”
c. Ryuichi
Tabuchi
(Researcher);
Ex-JICA
expert
of
“The
Development of Sustainable Mangrove Management Project, Bali,
Republic of Indonesia”
107
IV.
Proposed Time Schedule
a. In Jakarta (2016):
i.
To hold a joint meeting inviting the Indonesian and
Japanese Team members for the purpose of exchange of
information and opinions relating to providing an indication
of mangrove reforestation in ex-aquaculture ponds.
ii.
To make a consensus on utilization and dissemination of the
site index as a result of this study for enhancing carbon
stock by reliable mangrove reforestation as well as mutual
respect for intellectual rights.
iii.
To confirm the necessary activities required and the role of
individual organization in the joint study team enough to
conduct field survey reliably.
b. In Bali (2016);
To conduct field survey on 30 sites, according to the methods
represented by Dr. Tabuch to be mentioned below:
Stand Structure Analysis
i. Stand size structure will be determined at each sample
Tambak at where some environmental parameters e.g.
inundation frequency, soil water salinity as well as condition of
substrate are given by previous studies.
ii. Study plot sized 10 by 10 m2 to 20 by 20 m2 (size depends on
stand condition) will be set and count number of standing trees
to determine stand density as well as the survival rate. Or, as
the alternative of plot setting, one to three lines of planted trees
will be chosen. Ca. 20 trees will be measured along lines as
samples.
iii. Some size parameters of planted tree i.e. stem diameter, height
of root collar will be measured to analyze stand structure.
iv. Stem diameter will be measured at 0.3 meter height above root
collar. Some trees will be measured their total height with
using height measuring rod or some type of dendrometer to
determine D-H relationship.
108
v. Sample trees shall be covered the range from large to small in
stem diameter. Choosing the largest/ tallest tree in stand shall
be emphasized for further estimation of stand size structure. In
case of multi-stem shaped tree, all major stems will be
measured D.
vi. Stand structure is thus given as the density and frequency
distribution of tree size which present plant mass e.g. D and H
per unit land area and their average or range from maximum to
minimum.
Total height measurement
i. Total height will be measured on some trees as covering range
of small to large trees in stand for determining D-H
relationship applied for further biomass estimation. Felling few
trees in each sample Tambak gives precise data of tree size.
Special
consideration
by
collaborator
(LIPI)
for
asking
permission of small scale logging is highly appreciated
estamation of tree weight/ standing biomass.
ii. Existing allometries between tree size and weight by organ e.g.
stem, branch, leaf and aboveground root or their total will be
applied on size structure to calculate individual tree weight
and standing biomass per unit area (ton/ ha) consequently.
Approach
Boat and walk with using GPS and printed maps of Tambak
Census sheet
See Attachment I.
V.
Provision of Convenience
a. LIPI
To nominate Dr. Suhardjono as the Indonesian Team Leader
and one person from LIPI as an assistant who will participate in
joint meeting in Jakarta and visit the survey sites in Bali together
with Japanese Team.
To coordinate with Dinas Kehutanan, Bali Province, for
smooth implementation of the survey at the Mangrove site
109
including permission letter for conducting survey and felling
some trees for canopy height measurement precisely.
b. JFF
To nominate Fumiko Ito as the Japanese Team Leader, Hideki
Miyakawa and Ryuicji Tabuchi as members who will participate
in joint meeting in Jakarta and visit the survey sites in Bali
together with Indonesian Team.
Jointly with Indonesian Team, to coordinate with Dinas
Kehutanan, Bali Province, for smooth implementation of the
survey at the Mangrove site including permission letter for
conducting survey for canopy height measurement.
VI.
Budget
All the cost necessary for implementing the study including travel
costs and honorarium for Indonesian participants shall be born by JFF
in advance accroding to the estimation issued by LIPI.
VII.
Utilizations and Disseminations of The Study Result
a.
Disseminations of the Site Index
i. Any dissemination resulting from this collaboration using materials
of Indonesian Biodiversity shall be authored and/or co-authored by
The Parties.
ii. The Parties have the right to review proposed disseminations of
results obtained under this LoA prior to dissemination.
iii. The Parties agree not to publish scientific results gathered under
this LoA without the other party’s consent.
iv. The Indonesian side of The Parties shall contribute at least in the
writing of any section related to materials obtained in Indonesia to
ensure that the co-authorship comply with international code of
co-authorship.
v. The Parties agree to acknowledge the Government of Indonesia as
the source of the Materials in all disseminations.
b.
Intellectual Property
110
i. Any Intellectual Property (IP) brought by one of The Parties for
the implementation of activities under this LoA shall remain
the property of that Party. However, that Party is liable for
ensuring that the IP is not the result of the infringement of any
third Party’s legitimate Intellectual Property Rights (IPR).
Further that Party shall be liable for any claim made by a third
Party on the ownership and legality of the use of the IP which
is brought in by the aforementioned Party for the
implementation of the cooperation activities under this LoA.
ii. Any IP concerning data and information resulting from
research activities conducted under this LoA shall be jointly
owned by The Parties, and The Parties shall be allowed to use
such property for non-commercial purposes free of royalty.
Should the IP, data and information resulting from
collaborative activities under this LoA be used for commercial
purposes by one Party, the other Party shall be entitled to
royalties on the principle of equitable contribution, based on
(i) the contribution of the party and (ii) materials that include
genetic resources, traditional knowledge and folklore of the
country of origin or contribution of The Parties representing
their country of origin (iii) any income arising from the
research activity. The value of the object materials of
collaboration as part of contribution will be measured by
taking into account the following factors:
1. The scarcity of the object (the rarer the object is, the
higher its value will be);
2. The commercial value of the result of the research (the
higher its commercial value is the higher its worth as
part of the contribution will be);
iii. Referring to point 2, any IP related to data and information
which include, but are not limited to, photographic images,
video and recording shall be jointly owned by The Parties and
The Parties shall be allowed to use such properties for
non-commercial purposes free of royalty.
iv. The utilization of the IP of any research activities under this
LoA outside the territories of the Republic of Indonesia and
Japan by one of The Parties requires prior written approval
from the other Party on a case by case basis.
v. If either Party wishes to disclose confidential data and/or
information resulted from cooperation activities under this
111
LoA to any third Party, the disclosing Party must obtain prior
consent from the other Party before any disclosure can be
made.
VIII.
Dispute Settlement
Any
dispute,
controversy
and
difference
as
to
the
interpretation and implementation of this LoA shall be settled
amicably by mutual consultation between The Parties based on
the principles of cooperation, equality and sincerity. For any
dispute which could not be settled by mutual consultation,
arbitration must be established under the laws of Indonesia.
IX.
Amendment
Each Party may request in writing an amendment or modification of
any part of this LoA. Any amendment or modification shall be agreed
upon by all Parties in writing and shall constitute part of this LoA. Such
amendment or modification shall form an integral part of this LoA and
shall enter into force on such a date as may be determined by all Parties.
112
X.
Entry Into Force, Duration And Termination
a. This LoA shall be in effect from the date of its signing and shall
remain in force until 31 December 2016.
b. This LoA can be extended for a further period of year(s) upon
certain agreement of The Parties.
c. Either Party may terminate this LoA at any time by giving written
notification to the other Party at least 3 (three) months prior to
expiration.
d. The termination of this LoA shall not affect the contract or
activities made during the validity of this LoA until the completion
of such contracts or activities, unless otherwise decided by The
Parties.
IN WITNESS WHEREOF, The Parties hereto have executed this
agreement as of the signature by Authorized Representatives on the
written date below. Each copy which has been provided to The Parties is
considered as being equally authentic.
FOR RESEARCH CENTER FOR BIOLOGY,
FOR JAPAN FOREST FOUNDATION,
INDONESIAN INSTITUTE OF SCIENCES
JAPAN
Dr.Ir. WITJAKSONO, M.Sc.
FUMIHIKO ITO
Director
Manager
Date:
Date:
113
一般財団法人
Japan
Forest
Foundation
AomoriBranch