2014年市場データ

市場データ
日本 :
供給量と円安の影響を受けている市場
日本市場における 2013 年のシャブリ/Chablis ワインの実績
シャブリ/Chablis のワインにとって、金額ベースで第 2 位の市場
シャブリ/Chablis のワインにとって、数量ベースで第 4 位の市場
輸出 : 216 万本 (2011 年に対し+7%)
数量の内訳
►
1,484 万ユーロ (2010 年に対し+20%/2010)
プティ・シャブリ/Petit Chablis とシャブリ/Chablis
:
84 %
► シャブリ・プルミエ・クリュ/Chablis Premier Cru と
シャブリ・グラン・クリュ/Chablis Grand Cru
:
16 %
日本でのシャブリ/Chablisの知名度は高い。品質が高く、愛好家が好むワインというイメージに
つながっている。価格レベルと品質により、中級から高級に位置し、特に女性の消費者が好み、
職業別社会階層も上位で、経済面の不安があまりない層をひきつけている。
シャブリ/Chablisのワインは、多くの店舗で扱われており、ブルゴーニュ/Bourgogneの白ワイン
の中では、なくてはならないものとなっている(東京では2013年、ブルゴーニュ/Bourgogneの白
ワインの品揃えの24%となった)。酒販店、オンライン販売、ワインバーは、拡大している販売網
で、シャブリ/Chablisにとり、新たな販売機会となっている。
ソーシャルメディアに対する若い層の関心は、将来の消費者となり得る層に対し、シャブリ
/Chablis のワインについての情報提供や、販促、教育の新たな可能性を与えている。
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多くの国と同様、日本へのシャブリ/Chablis ワインの輸出は、2013年の少ない収穫量による品不
足の影響を受けている:
 金額 6 % 減
 数量 14 % 減
ユーロに対する円安で、日本でのシャブリ/Chablis のワインの価格が高くなったことが、この動
きを増幅している。
都会での消費が多く、女性中心
ワインの主な消費者は、30~39 歳の年齢層で、どちらかといえば女性が多い :
 女性の 40%は、月に最低一回はワインを飲む (男性は 31% )
 女性の消費は、市場の約 60%を占めると見られる
日本人は、ワイン界で存在感があり、会議やテイスティング、ソムリエコンクールで主要な役割
を果たすことが多い。
日本の消費者は、どちらかといえば都会に住んでいる人が多い。中心都市の大規模な店舗では、
ワインの品揃えも多い。レストランでの消費は、町の中心から離れ、郊外や住宅地に向かうと、
減少する傾向がある。
高級レストランでのワイン: 差異化のキーアイテム
日本では、外食比率が高い。レストランでのワインの消費は時々見られ、主にディナーレストラ
ンか、一部はカジュアルレストランである。
ディナーレストラン(高級レストラン)は、ハイレベルで、イベントや特別の機会に利用される
ことが多い。日本では、約 25,000 軒の西洋料理のレストランがある(バーやナイトクラブを除き、
レストランの総数は 405,931 軒)
一方、日本料理のレストランでは、ワインは、まだあまり消費されていない。
ワインバー:リラックスした消費に向けて
伝統的なワインバーでは、一般的に洗練された料理が提供される。そこでは、フランスワインが
過半数である(品揃えの 90%までに至る)。伝統的ワインバーから、よりリラックスして楽しめる、
格式ばらないコンセプトのワインバーへの変化が見られる。このような場所の料理は、料理も和
と洋が混ざり合った、比較的カジュアルなものが出される。顧客は、多くの種類を楽しめるグラ
スワインを飲むことを好む。
ブルゴーニュワイン委員会/BIVB の市場開発部作成–2014 年 10 月
(出典: Douanes – UBIFRANCE – BIVB - ISWR)
プレスお問い合わせ : Françoise Roure – Responsable Marketing/Communication BIVB-Chablis
Tél. : + 33(0)3 86 42 42 22 – Fax : + 33(0)3 86 42 80 16 – [email protected]
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