母としての自分 を表す漢字は『愛』

2011 年 4 月 18 日
「エビータ 50 才から研究会」が母の日を前にアンケート調査を実施
母としての自分 を表す漢字は『愛』
∼50 代は、母でありながら女性としての自分も取り戻すターニングポイント∼
株式会社カネボウ化粧品
株式会社カネボウ化粧品は、5月8日の「母の日」
を迎えるにあたり、
「エビータ 50 才から研究会」の活
動の一環として、子供を持つ 50 代女性とその子ども
合計 1000 名を対象に、現代の母親像やその生き方に
ついてインターネット調査を実施しました。
50 代女性に
母としての自分
を漢字一字で表現
してもらったところ、
「愛」が最も多く挙げられました。
調査全体を通して見えてきた現代の“50 代お母さん”
は、愛にあふれた優しい母でありながら、女性として
の自分自身も取り戻して、充実した日々に向かうター
ニングポイントにあることがわかりました。
■トピックス
☆ 母としての自分 を表す漢字は「愛」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆子どもの方が高評価!50代お母さんの「母力・妻力・女力」・・・・・・・・・・・
☆年代に比例して、いきいきと積極的に自分の生活を楽しむ女性たち・・・・
☆きれいのために「気をつけたいこと」1位は体型・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■調査概要
【調査期間】2011 年 2 月
【調査地域】全国
【調査対象】合計 1,000 名
①子どもを持つ 40 代、50 代、60 代の女性 各 200 名
②50 代の母親がいる男女
各 200 名
【調査方法】インターネット調査
1
P.2
P.3
P.4
P.5
1.50 代女性に聞いた、 母としての自分 を表す漢字は「愛」!
50 代の母親像を漢字一字で表現してもらったところ、50 代の母親自身からは「愛」
(9.0%)
が最も多く挙げられました。理由として、
「母が子どもに対する気持ちは愛しかありません」
「子どもに対して自然に湧き上がってくるもの」
「常に大きな愛で包み続けることが大事で
あり、要求されるもの」などが挙げられました。
次いで多かったのは「優」(6.0%)。理由は「常にホッとできる我が家であるように、心
配りをしているつもりです」「母性は優しさだと思うから」など。3位には対照的な2文字
「楽」と「忍」
(それぞれ 5.0%)が挙げられました。
「楽」は「子どもと一緒に楽しむこと
が好き」「 らく
ではなく、楽しい。楽しそうに見えていると思う」、「忍」は「子育てに
は忍耐が必要」「自分の時間を犠牲に尽くすから」といった理由で、子供を大切に思うから
こそ楽しくもあり、我慢もありの様子がうかがえます。
注目は、唯一、50 代で「女」が5位(3.0%)にランクインしたこと。
「若々しくいたい
から」「母、妻である前に女であることはいつも頭においておきたい」「いつまでも女性と
しての身だしなみを忘れたくない」と、女性としての自分自身も大切にしたいと思ってい
ることがうかがえます。
逆に子どもの立場からは、1 位「優」(8.5%)、2 位「愛」(6.0%)
、3 位「強」
(5.0%)
がランクインしました。
「優」の理由は、「優秀で優しいから」「どんな時でもいつも味方に
なってくれる」など。「強」は「自分が子どもを産んだことにより、お母さんの偉大さ、強
さをより感じるようになった」「家事も仕事もこなす母は強い」など、尊敬の念が示された
一字のようです。
Q:お母さんを漢字一字で表すと・・・
(母親は自分自身について、子どもは自分の母親について回答)
母親
40代
1位
愛
9.5
2位
強
6.0
3位
楽
5.0
4位
師
4.0
5位 友、笑
3.5
50代
愛
9.0
優
6.0
楽、忍 5.0
友
4.0
女
3.0
子ども
60代
愛
全体
男性
18.0 愛 12.2
優
女性
全体
9.5
優
7.5
優
8.5
友
6.0 友
4.3 愛、強 5.5
愛
6.5
愛
6.0
頼
5.0 優
3.8
頼
5.0
強
5.0
優、心 4.0 楽
守、新
強、暖
2.5 強
心
3.0
3.5 楽、人 2.5 強、楽 4.5 楽、頼 3.5
3.3 頼、耐 2.0
明
4.0
心
2.8
*母親 40 代・50 代・60 代、子ども男女 各 N=200、単位(%)
Q:お父さんを漢字一字で表すと・・・
また、子どもに 父親像 も聞いたところ、1 位
子ども
は母親と同じく「優」
(6.5%)、2 位は「静」
(3.8%)
、
3 位は「頼」(3.5%)となりました。
「静」は「い
つも物静か」
「基本的に無口」など。50 代の母親を
全体
1位
持つ子どもから見ると、両親像は“いつも優しく愛
2位
にあふれたお母さん”“静かだけど優しくて頼れる
3位
お父さん”といったところでしょうか。
4位
5位
2
優 6.5
静 3.8
頼 3.5
楽、強 3.0
尊 2.8
男性
女性
頼
4.5 優
10.0
優、楽
強、厳
静、尊
働
3.0 静
5.0
2.5 自
3.5
酒
2.0
楽、強
尊、固
3.0
頼、力
2.5
2.子どもの方が高評価!50 代お母さんの「母力・妻力・女力」
現代のお母さんは家事に育児に仕事にと大忙し。そのパワー配分はいったいどうなって
いるのでしょうか。
50 代のお母さんが、自分のパワーを誰のために発揮しているのか、子どものための「母
力」、夫のための「妻力」
、自分のための「女力」の3つに分け、「5点=発揮している」か
ら「1点=発揮していない」までの5段階で自己採点してもらいました。同時に、子ども
にも自分の母親の「母力・妻力・女力」について採点してもらいました。
結果は、50 代母親自身の平均値(自己採点)は「母力 3.44」「妻力 2.89」「女力 2.69」。
「母力」は3点を上回ったものの、他2項目についてはあまり発揮できていないと感じて
いる様子がうかがえます。しかし、子どもの目から見た採点では、すべての項目で母親自
身よりも平均値が高く、母親が自分で思っているよりもずっと高く評価していることがわ
かりました。
女力
50代母と子ども
妻力
母力
3.44
50 代母親
50 代母親
2.89
50 代母親
子ども
子ども
3.88
子ども
3.50
子ども
子ども
2.69
2.98
また、母親の自己採点を年代別にみると、「母力」には変化がなく、何歳になっても子ど
もを思う気持ちは変わらないことがわかります。一方、「妻力」「女力」は年齢を重ねるに
つれて右肩上がりとなっています。
母力
女力
妻力
母親 年代別
40 代
3.42
40 代
50 代
3.44
50 代
60 代
3.45
60 代
40 代
2.67
50 代
2.89
3.22
母親の「母力・妻力・女力」を5段階で評価
母親
母力
3.42
妻力
2.67
女力
2.47
50代
3.44
2.89
2.69
母親年代別
40代
子ども
60代
全体
男性
女性
3.45 3.88 3.80 3.96
3.22 3.50 3.44 3.56
2.88 2.98 2.93 3.03
*母親 40 代・50 代・60 代、子ども男女 各 N=200、数値は平均値
*5段階評価の選択方法 発揮していない>>1・2・3・4・5<<発揮している
3
60 代
2.47
2.69
2.88
3.年代に比例して、いきいきと積極的に自分の生活を楽しむ女性たち
50 代は充実した日々への入り口!
同年代の女性と比べて、どの程度若々しく積極的に生きているかを、以下の6項目につ
いて5段階(「同年代と同じ」を3点として、1点から5点まで)で採点してもらいました。
結果をみると、50 代女性の平均値は「見た目=3.47」
「好奇心=3.59」
「行動力=3.37」
「社
交性=3.12」「趣味の多さ=2.93」「趣味にかける時間=3.07」。趣味の数ではやや自信がな
いものの、その他の5項目は同年代と同じ(3点)を上回りました。
年代別に見てみると、40 代は社交性、趣味の多さ、趣味にかける時間の3項目が3点以
下でしたが、60 代では6項目すべてで3点を上回りました。どの項目も、40 代から 60 代
に向かって平均値が高くなっています。年代が上がるにつれて、若々しく積極的に自分の
生活を楽しんでいる様子がうかがえます。
見た目が若々しい
4
趣味にかける
時間が長い
好奇心が強い
3
40代
50代
60代
2
趣味が多い
行動力がある
社交性がある
Q:同年代の女性と比べて自分は・・・
40 代
50 代
60 代
見た目が若々しい
3.38
3.47
3.52
好奇心が強い
3.41
3.59
3.73
行動力がある
3.21
3.37
3.57
社交性がある
2.76
3.12
3.18
趣味が多い
2.85
2.93
3.27
趣味にかける時間が長い
2.83
3.07
3.34
*母親 40 代・50 代・60 代、子ども男女 各 N=200、数値は平均値
*5段階評価の選択方法 「同世代と同じ」を3点として、あてはまらない>>1・2・3・4・5<<あてはまる
4
4.きれいでいるために「気をつけたいこと」 1位は「体型」!
母親自身にはきれいでいるために「変えたい、気をつけたいこと」、子どもには母親に対
して「変えてほしい、気をつけてほしいこと」を尋ねました。
50 代女性は、1位「体型」(77.5%)
、2 位「肌(シミ、シワなど)」(66.5%)、3 位「髪
(色、型)」
(59.5%)となりました。前後の 40 代、60 代と比べると、シミ・シワ、ファン
デーションなど、肌にも関心があるようです。女性の 50 代は、更年期の影響を受ける年代
です。更年期とは閉経前後の約 10 年間を指し、この間に女性ホルモンの分泌量が急激に低
下します。女性の身体は女性ホルモンに守られている部分が多いので、更年期にはさまざ
まな症状が現れます。加えて加齢に伴う皮膚機能の低下や、これまでの生活習慣の乱れな
ども影響し、肌にもシワ・シミ・たるみ・くすみ・乾燥といった悩みが顕在化するようで
す。
また、子どもが 50 代の母親に気をつけてほしいことは、1位「体型」、2 位「ファッショ
ン」、3 位「髪(色、型)」。男性は「体型」や「ファッション」など大きく目立つところに集
中しています。一方、女性は 7 割近くが「ファッション」と回答していますが、男性と比
べ「肌」「手や爪」「眉毛」など細かな部分まで注目していることもうかがえます。
Q:きれいでいるために変えたい、気をつけたいことは?
(母親は自分自身について、子どもは自分の母親について回答)
母親
50代母親ランキング
50 代
子ども
40 代
60 代
全体
男性
女性
1位
体型
77.5
①85.0 ①77.5 ①56.0 ①58.5 ②53.5
2位
肌(シミ、シワなど)
66.5
③60.5 ②62.0
3位
髪(色、型)
59.5
②62.0 ③61.0 ③45.0 ③37.0 ③53.0
ファッション
53.5
48.5
58.5 ②55.8 ②42.0 ①69.5
5位
肌 (ファンデーション)
20.0
13.0
18.0
11.5
7.0
16.0
6位
手や爪
19.5
19.0
29.0
10.5
7.0
14.0
7位
眉毛
18.0
14.0
19.0
8.3
2.5
14.0
8位
口もと(口紅など)
16.5
12.5
17.0
8.3
4.0
12.5
目もと
16.0
15.0
18.0
8.5
4.5
12.5
5.5
5.0
5.5
6.3
4.5
8.0
4 位 (洋服、アクセサリーなど)
9 位 (アイシャドウ、マスカラなど)
10 位
その他
*複数回答、母親 40 代・50 代・60 代、子ども男女 各 N=200、単位(%)
*○内の数字は順位
5
34.8
28.5
41.0
参考資料
◆「エビータ 50 才から研究会」とは
株式会社カネボウ化粧品は、2009 年 10 月 1 日に、当時、発売 10 年目を迎えた「エビー
タ」の経験と知見を結集し、
「エビータ 50 才から研究会」を発足させました。同研究会は、
新しいエイジングの考え方を提案することを目的に、女性にとって人生のターニングポイ
ントである
50 才から
の人生を楽しく素敵に謳歌するための調査・研究を行っています。
今後も、50 才からの女性を応援したいと考える有識者と協力し、美容、健康をはじめと
するライフスタイル全般に関わる幅広い情報について、定期的にリリース等を通じ発信し
ていきます。現代の 50 才からの女性のポジティブな生き方を応援するとともに、アンチエ
イジングだけにこだわらない、加齢を前向きに受け入れて充実した日々を過ごすという、
新しいエイジングの考え方を提唱していきます。
◇研究会メンバー:
主
宰
: 株式会社カネボウ化粧品
セルフブランドグループ(商品開発・マーケティング)
スキンケア研究所
価値創成研究所
エステティックライフラボラトリー
広報・ブランディンググループ
宣伝グループ
スーパーバイザー : 嘉門芳子
株式会社カネボウ化粧品
美容研究所・エステティックライフラボラトリー担当
兼
アドバイザー
カネボウトータルビューティアカデミー校長
: 風吹ジュンさん(女優)
樋口可南子さん(女優)
◇「エビータ 50 才から研究会」WEB サイト
http://www.evita.jp/50
◆「エビータ」 とは
「エビータ」は、50 才からをいきいきと美しく楽しむ女性たちのため
に生まれた、50 才からの女性を応援するセルフ化粧品ブランドです。
2000 年の発売以来、50 才からの女性が抱える「乾燥」という大きな
肌悩みに対応し、保湿を超えた「高保潤」を叶える商品を展開してい
ます。化粧品ブランドとして初めて「50 才」という年齢を明記した
パッケージなども話題を呼び、ターゲットから高い支持を獲得する
ことに成功し、2007 年には 100 億円を超えるブランドへと成長。
50 代セルフ化粧品シェア No.1 を維持し続けています。
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