平成23年度各会計決算 審査特別委員会会議録 平成24年9月26日 網 走 10時00分 16時40分 市 議 会 開 閉 会 会 平成24年9月26日 平成23年度各会計決算審査特別委員会議件 1.認定第1号 平成23年度網走市各会計歳入歳出決算について 2.認定第2号 平成23年度網走市水道事業会計の利益の処分及び決算について 3.その他 ○渡部委員長 午前10時00分 再開 おはようございます。 額が出たということでございます。 ○栗田委員 予算に対して1割の執行額なので、PRという 本日の出席委員は9名で、全委員が出席してお ります。 か、多分、予算づけの段階でしっかりとこの事業 を取り組むということをやった中で、その1割の ただいまから、平成23年度各会計決算審査特別 委員会を開きます。 実績だというのは非常にちょっと何かが足りない のかなという気がするのですが、その原因はどこ 本日は、審査日程に基づきまして、最初に認定 第1号平成23年度網走市各会計歳入歳出決算につ いてを議題とし、経済部、観光部、農業委員会、 にあるのでしょうか。 ○嶋田商工労働課長 この事業の周知につきましては、市の広報紙6 水産港湾部、建設部及び企業会計を除く水道部の 月号と9月号によりまして掲載しているほか、物 所管分の細部質疑を行います。 産協会ですとかの会員ですとか、市内の起業者と 次に、この認定第1号の細部質疑が終了した できる限り情報交換をする中で、制度の趣旨につ 後、認定第2号平成23年度網走市水道事業会計の いては努めているところでございますけれども、 利益の処分及び決算についてを議題とし、追加説 ここ数年、そういった事業者の取り組みというの 明があるときは説明をしていただき、その後、水 は年間1件から2件というような申請にとどまっ 道事業会計の細部質疑を行うということで議事を ている状況にあります。 進めますので、御承知を願います。 それでは早速、本日の日程であります認定第1 号中、経済部、観光部、農業委員会、水産港湾 部、建設部及び企業会計を除く水道部の所管分の 細部質疑を行います。 まず、最初に経済部、観光部、農業委員会の所 管分の細部質疑から入ります。 ○栗田委員 となると、予算自体が過大になるということも 考えられませんか。 ○嶋田商工労働課長 最近の傾 向 といたしましては、 先 ほど申し 上げ ましたように申請は 一 、 二 件にとどまっていると ころでございますけれども、市のほうの取り組み 栗田委員。 地域 経済の 発 展 や 雇用 の創出という観点からも 積極的 に取り 組みを進めていきたいという ふ うに考えておりま して、事業によってはこの 補 助 金 が対象経 費 の2 としては新製品の創出事業というのは ○栗田委員 それでは質問させていただきます。 まず、商工のほうで新製品創出支援事業、成果 等報告書の56ページになります。 分の1ということでございますけれども、新製品 ○嶋田商工労働課長 化 事業につきまし ては年間100万円という助成内 容 となっておりま すので、そういった企業から申請があった 場合 に す ぐ に対 応 できるような予算をとっておきたいと いますけれども、予算が500万円に対しまして、 ○栗田委員 当 初 予 算 額 に 対 し て 、 執 行 38万 円 と い う こ と で、10%程度の執行額という点について、まずは その理由について御説明をお願いいたします。 新製品創出支援事業の執行決算についてでござ 決算が30万386円となってございます。 の開発には年間200万円、商品 いうようなことでございます。 ば 当 然 、300万円では3件程 度しかできないというのもわかるのですけれど も、そういう 見方 をするなら ば 予算額はともかく 大きな事業が入れ この内訳でございますけれども……失礼いたし ました。予算現額が372万5,000円に対しまして、 決算が38万円でございます。こちらのほうの対象 となりました事業ですけれども、じゃがいもよう かんの開発事業ということで、3色のジャガイモ の羊羹の製品開発をするに当たりまして助成した ものでございます。 として、執行がその程度だということはしっかり 受けとめながら、そういう努 力 をしなけれ ば 新製 品のそういう部分の開発の努 力 、いろいろなこと をやっていかないと、これはやはりいつまでたっ ても執行できないというか、これが本当にこの事 それで、平成23年度につきましては、この1件 の申請のみでございまして、予算に対しまして残 業が成果を出せるというところまでいかないよう な気がするのです。 - 1 - 代背景 、いろいろなものがあろうかと 思 いま すけれども、これはやはり実績としてやはり 真摯 に 受 けとめる べ きではないかと、この 少 ない額に 関しては、やはり努 力は 僕は足りなかったのでは ないかと、PR等も 含 めて。 もちろん、これはこの事業に関しては民間が ちゃんとやってくれないことには 始 まらない事業 ですけれども、 余 りにも 差異 が多過 ぎ るので、こ れででは決算を 見 たときに、本当にこの事業ちゃ 時 んとやったのかなという疑問が出てくるのもしよ うがないのかなという気がするのですが、その件 に対してどうでしょうか。 ○三島経済部長 新製品創出支援事業につきましては、近年、た だいま 課長 のほうから説明しましたとおり、申請 減 ってきているという状況にございます。 もう 一方 で、事業 化スタ ー トアップ 事業もこれ とあ わ せて事業者の 方 には考えていただいており まして、事業 化スタ ー トアップ 事業のほうも大 幅 に 伸 びるという状況にはなっておりませんけれど が も、さまざま取り組んでいただいておりまして、 化 されてきている事業もございます。 新製品創出事業ですとか、事業 化スタ ー トアッ プ事業、現 在 のいろいろな社 会情勢 の中で企業が 新 た に 新 製 品 に 取 り 組 む と い う 意欲 と い い ま す か、お 金 も時間もかかるということで、そこまで 余裕 がないといったようなことも背景 には考えら れるという ふ うには 思 っておりますけれども、市 として 雇用 の 拡 大、新産業創出、新製品の創出と いうことで、これからの網走の 将来 を考えたとき に非常に大事な事業であるという ふ うに考えてお りますので、 今 後ともPRに努めながら新製品の 製品 取り組み企業に対しての支援といったものも考え ていかなけれ ばならないというように 思っている ところでございます。 ○栗田委員 時 代背景 も当 然 あるだろうと 思 いますし、いろ いろなことが 絡 んでいるのかなと 思 います。 僕 は、予算を少 なくすれという趣旨で言 ってい ないので、やはり各企業、そういうことを周知 徹 底することによって網走 ブランドと 盛 んに 今 、言 われている部分の創出も当然 、入ってくるでしょ うし、全部が全部、成 功例 にはならないでしょう けれども、そういう取り組みをちゃんとやってお かないと 難 しいのかなという気がします。 少 ないということはやはり、ある 面で そういう 盛 り 上 がりが足りないという気もします ので、 引 き 続 きこの 辺 の 力 を入れてしっかりとP 執行額が Rをしながら、各企業にお願いをしていっていた だきたいということをお願いいたします。 続 きまして、エミュー ビジ ネスについてお 伺い をしたいと 思 います。 これは 一般 質問等で内 容 について再 三 、お 話 を し て い る の で 、 今回 で こ の 事 業 、 平 成 23年 度 を もって 打 ち 切 るということで、 今 年度からやっと ひとり 歩きするような状況になっているのでしょ うけれども、ちょっと 心配 なのはここで 打 ち 切 っ たときに、いろいろと 幼鳥 の 補 助だとか、いろい ろ 買 ってもらうことをいろいろ 推 進してきたので すが、本当にこの事業、これから 先 きちっとやっ ていけるかという部分がちょっと見えないので す、あるもの 含 めて。その 辺 が 直接 、この決算と は 関係 ないのですけれども、お考えがあれ ば お 伺 いをしたいと 思 います。 ○嶋田商工労働課長 エミュー ビ ジネス の支援事業につきましては、 ただいま委員から御 指摘 のあったように平成23年 度で終了した わ けでございますけれども、この事 業は ひ なを 買 い入れるときに 費用 の2分の1、1 万円を限度に助成を行ってきたところでございま すけれども、この取り組みを初めて23年度で3年 目 に な り ま し て 飼育 業 者 も 6 事 業 者 に ふ え ま し て、 飼育 の 羽 数も 昨 年の6月現 在 で1,000 羽 に 拡 大したところでございます。 解 体とかも年間250から30 羽 程度の 解 体処理 能 力が 可能になったということもございまして、今 の 飼育羽 数の1,000 羽 と、それから 解 体する 能力 が 今 は 均衡 が 図 られているというような状況で、 現 在 も エミュ ーからとれる オ イ ル とかも 順調 に 販 売されているという ふうに伺 っております。 ○栗田委員 加工のほうの 技術 というか、 心配 された部分が あれなのですが、 要 するに ハ ー ブ として オ イ ル と か、 一番 大事なのは 食肉 ですよ ね 、 肉 の部分が 一 番多いのですけれども、これについてもきちっと 販売ル ート というのも確立されているという ふう に考えてよろしいですか。 ○嶋田商工労働課長 オ イ ルにつきましては 既に 販売ル ー トは 確立さ れているのですけれども、現 在 、 課 題となってい - 2 - るのは委員御 ます。 指摘 のように肉 の 販売 となっており 今 、 東京 農大バ イ オイ ンダストリ ーのほうでは そ の 肉 の 販売 に つ い て い ろ い ろ 加 工 技術 と か を 今、 研究しながらイ ンタ ーネット等で 販売 に取り 組んでいるという状況でございます。 ○栗田委員 現況というのがよく わ かりました。 推奨 というか、こういう ふうに 補助 金をつけて 一般の事業者に対して補 助をしながら 普及するという新事業の創出ということで取り組 んできた事業ですから、 補 助というか、予算が 打 ち 切 りになった段階でそれで終 わ りということで はなしに、 今 後、 場合 によってはまた予算づけも 必要 な ケー ス も出てくるかなと 思うのです。 そういうところをしっかりと 把握 しながらやっ ていかないと、予算が終 わ ったのです べ て終 わ り という 形 にはなかなかならないと。本当の ビ ジ ネ スですから、やっとその事業 化 としてしっかりと 収益を出せる段階まで見守る 必要が当 然あろうか と思います。あくまでも民間の仕事ですけれど も、こういう市が 絡 んだ部分についてある程度の 責任 を 持ってしっかりと取り組んでいただきたい と 思 います。 次、網走 フェア についてお 伺 いをいたします。 この中で、実績のほうに成果等報告書59 ページ なのですが、 ホテル 、これは 札幌 の ホテルオ ー ク ラのほうで フェア が開催 で、 期 間中1 カ月間の入 り 込 み数が6,000名ということが書かれておりま すけれども、この内 容 についてちょっとお 聞 きを したいと 思 います。 ○嶋田商工労働課長 昨 年10月から1 カ 月間、札幌 のホテルオ ー クラ で開 催 されました網走 フェア でございますけれど も、こちらの ホテルオ ー クラ のほうには 和洋 中、 3件の レストラン がございます。そちらのほうで 洋食 の レストラン に つ き ま し て は ランチ と ディ ナーの コー ス を設けてございまして、中華料 理は ランチ 、それから 和食は ディナ ーというような形 で4 種類 を 提供 している わ けでございますけれど も、その中で 洋食 のほうの ランチ が 期 間中1,769 名、これは前年 比 で17% 増 という 形 になってござ います。 洋食 の ディナ ーにつきましては606名、 こ ち ら も 前 年 比 24 % の 増 と い う こ と で ご ざ い ま す 。 あ と 、 中 華 の ランチ に つ き ま し て は 期 間 中 これは市が 来店 がございまして、これも前年 比 23% の 増 、 和食 につきましては ディナ ーになりますが 716名で、前年 比 11%の 増 ということで、 ト ー タ ルで6,000名ということとなってございます。 ○栗田委員 説明の中で ディナ ー、 ランチ 、 和洋 中と 聞 いた のですが、ちょっと ぴ んと 来 ないのがどういうこ とを網走の 食材 をPRする中で、 例 え ばメニュ ー 一つがみんな網走の物なのか、 食材 のその中にア レン ジしてつくってもらっているのかという状況 が ぴ んと 来 ないのですけれども、 教 えていただき たいと 思 います。 ○三島正昭経済部長 網走 フェア ですけれども、 ホテルオ ー クラ で 和 洋中それぞ れ網走の 食材 を使 ったメニューを 提供 しているということなのですが、 例 え ば洋食 であ れ ば 網走 湖 産の シ ジ ミ を 使 った シ ジ ミチ ャ ウダ ー で す と か 、 行 者 菜 を 使 い ま し た 豚 の ステ ー キ に ソ ー ス と し て 使 っ て お り ま す け れ ど も 、 ギョウ ジ ャ 菜ソ ー ス で す と か 、 中 華 で は 釣 り キンキ を 使った 料理ですとか、そういった形 で網走産の食 材を 使 った メニュ ーということでPRをしながら 食べ ていただくという内 容のものでございます。 ○栗田委員 ということは、 メニュ ーの中に網走産の 食材 が 目立 って入るという 形ですから、それに対する当 然 P R で す か ら 、 メニュ ー 表 の 中 に は 網 走 産 の 何 々 、網走産何 々 という 形 が書かれているという ふうに理解 してよろしいですか。 ○三島経済部長 ホテルオ ー クラ の レストラン の中にそういった ポスタ ーも 含 めまして、そういったこの料 理は網 走産の何 々 を 使 っていますということでのPRを 1 カ 月間やっておりまして、 同 じ 料 理をお 客 さん に 提供 したという内 容 でございます。 ○栗田委員 内 容 については わ かりました。 そこで、 ホテルオ ー クラ ですから、 昔 から道内 の中では レストラン 部 門 では 一流 と 言わ れている 場所です。ここにお 集まりになるお 客様というの は 、 正直言 っ て か な り 所 得層 の 高 い 方 が 多 い で す、 ランチ も全部 含 めて。 一般 の 方 の 安 い バ イ キ ング とは別にしても、比較的 そういう ター ゲット をそこに 絞 って考えたということで理 解 してよろ 2,582名 しいですか。 - 3 - ○嶋田商工労働課長 この フェア の周知につきましては、 主 に 女性生 活誌 であります「オントナ」 という情報誌 がある のですけれども、こちらは道 央圏 の 北海 道新 聞 の 夕刊 で 毎週 水 曜日に 配られている、 無料で 配布さ れている情報誌なのですけれども、やはりこう いった 夕刊 をとられている 世帯 というのは、それ なりの所 得 の 高 めの 方 だということで、また タ ー ゲット もその 女性向 きにということで 絞ってPR をしているということもありますので、 ランチ も 含めて ディナ ーのほうも 好評 をいただいているの ではないかという ふ うに考えております。 ○栗田委員 そ う い う 意味 で は 、 俗 に 言 う ロ イ ヤルカスタ マーと 言わ れる、ある程度の 家 の人 たちを ね らっ ているのかなという気がします。 女性 も非常に食 の部分には 敏感ですし、そうい う非常に ふ えているのですが、ではそういう 形 で 成果が当 然 、出ているという ふ うに理 解 をいたし ます。 戻 ってきたときに、ではこんなに おいしい物があるのであれ ば 、網走のほうに 戻 っ たときに市内の 飲食店 でそれと 同 じようなものが 食べ られるということはあるのでしょうか。 ○三島経済部長 その 料 理につきましては、 料 理 長 がこの網走ま で 来 ていただきまして、いろいろな 食材 を 見 た中 からできるだけ、 余 り 普 段 提供 していない 素材 で すとか、 余 り 料 理として 使わ れていないような 素 材をということでいろいろと 見 て歩 いておりまし て、それを オ ー クラ の 料 理のほうでつくって 提供 では、網走に しているということでございまして、それが網走 同 じようなものが 提供されているかと いいますと、それは現 在 のところ 聞 いておりませ んし、ただ、行者 菜 の ソ ー ス につきましては何と かこれを商品 化 できないだろうかという 話 も実は 去年、 試食 に行ったときからそういう 話が出てお りまして、 ホテルオ ー クラ の 料 理 長 も協 力 はしま すよというお 話 はいただいているのですが、ただ 地元 で行者 菜 を使 ったステー キソー ス というので すか、そういった ソ ー ス をつくれる、製 造 できる でそのまま 企業がなかなかないということもございまして、 化までいっていないという状 況にございますが、 今 後、 ホテルオ ー クラ に定 期 的に網走の 食材が 仕 入れをしていただくこととあ なかなかそれが商品 - わせて、網走の食材 を使 った 料 理というものを札 幌市 民 、またそこは観光 客も多く泊 まっていらっ しゃいますので、そういった 方々 に 食べ ていただ いて、実 際 にその 食材 を出している網走に 来 てい ただいて、また 違 った、 同 じ 素材 でも 違 ったもの を 食べ ていただきたいということで考えていると ころでございます。 ○栗田委員 理 解 いたしました。 す ば らしいことではないかなと 思 います。 一流 の シェフ がきちっとしたものをつくることによっ て、やはり 付 加 価値 が何 十倍 にも 上 がったりす ば らしいものですから、 ぜひ とも市内の利 用 者、網 走 に は セントラルホテル も ご ざ い ま す し 、 各 旅 館、 ホテル もございますので 湖畔のほうに、そう いう 方々 と協 力 しながら、 同 じように情報を 共有 して、やはり 勉強 していただいて、まるっきり 同 じでなくてもいいから、その 素材 はきちっと網走 に 来 たときも 同 じような 食べ られるというほうに 持っていかないと何の意味もないでしょうし、ど ちらかというとこちらが本 家 でなくてはいけない の で 、 も っ と 違 っ た 部 分 で 優位性 を 持 っ て い っ て、やはり網走 来 てもらいないことは何もならな いですから、当 然 、 食材 の部分もあるのでしょう けれども、それだけの 価値 ではないという ふ うに 考えますので、非常に 可能性 がある事業だと 思 う のです。 人 の 口コミ というのは、今 の情報 化 時代 の中に あっても、非常に 有効 な 宣伝 になるのです。いろ いろなことで 今 、イ ンタ ー ネット も 普 及されて、 いろいろなことがでるのですが、実 際 に 食べ てみ たその 人 の 生 の 声 というのが 一番 やはり 宣伝力 が あるということです。それをどんどん 普 及させて いかないとだめだなという気がしますので、この 僕はいい事業だと 思うのです。なる べくいい形 で網走に 結びつけていただきたいなと いうことをお願いしておきます。この質問は終 わ 事業、本当に ります。 政 のほうに入りたいと思 いますが、成果等報 告書の66ページ、ペ レットスト ー ブ に 移 りたいと 思います。 こ の ペ レット に つ い て も 種々 議 論 が あ り ま す し、 昨 年度 来 というか、ことしになってからの報 道では 結構 、 購 入者が ふ えているというようなお 話も 聞 いております。 農 4- 購入をしてPRをしている成果なのかなと いう ふ うに考えますし、このペ レットスト ー ブ に ついてはいろいろな考え 方 があって、 僕 も全 面的 に 賛 成はしていないのですけれども、そこは 置 い ておいて、市で 購 入を 担 う 姿勢 、実は 去 年、 私 が 運営 委員をやっている潮見コミセン のほうについ たのですが、それについての実績の 稼働 等の デ ー タというのはおとりになっているのでしょうか。 ○川合農政課長 昨 年につきましては、 潮見コミュニティ ー セン ターのほうに 展示 ということでしていただいてお 市が ります。 その中で、実 際 の デー タというのは 詳細につい ては、そこまではとっていないのが状況です。 ○栗田委員 貴重 な税金 を使 って購 入したPR 用 のスト ーブ 2 台 なのですが、その デ ー タ をとらないというの はどういうことなのですか。 買 いっ ぱ なしでただ そ こ に つ け て P R す る 、 展示 だ け す る と い う の は、どれだけの 消費 があって、どれだけの 熱量 が 出たり、いろいろな細かなことはあると 思 うので すけれども、その デ ー タ をとらないというのはど うも理 解 ができないのですが。 ○川合農政課長 失礼しました。 潮見コミセンに設 置をしまして、そのペ レット の 燃料代 は 一応7 万2,000円ほどかかっておりま す。 レット の 消費 の ほ う な の で す が、こちらのほうは大体1,200 キロぐ らいを 使 っ ているというのが現状です。これをことしは今 後、 北コミセン に設 置 をして、また 今 後はPRの それで、このペ ほうをしていきたいと考えております。 ○栗田委員 非常に アバウト な デ ー タ なので、 一 日どの ぐ ら いの 量 を 使 ってというのは、やはりなかなか 預 け ている 関係 があると 思 うのです。管理者に 預 けて いる 関係 があって 難 しいのでしょうけれども、そ こまでしっかり 把握 して、初めて市 民 に対してP Rするという、これだけのものですよというもの 購 入したいと考えている 人 もやはりコ スト というのは非常に意識する わけです。 業者が 言 う コスト と現実の コスト の 差異 がかな りあるように 聞 いていますので、その 辺 について ただそこに 置 いてPRということではなくて、こ がないと、 スト ーブ の 優位性 というものを含 めて検証 する ために 買 ったのではないのかなという気がするの の ですけれども、そこはどうなのでしょうか。 ○川合農政課長 確 かに委員のおっしゃるとおり、 検証のほうが 不十 分なところもあったと思 います。 ことし、また 北コミセン に設 置 をしますので、 その 詳 細な デ ー タ をまた 改 めてとりまして、 今 後 のPRにも 役立 てていきたいと考えております。 ○栗田委員 そこで 提案 ではないのですけれども、 潮見 のほ うでは管理者が非常にまめに管理をしていただい 寒 い、 暑 いの情報等、1日 幾ら 使 っている、 灰については 幾ら出ているという、実はデ ー タを て、 とってくれてあります。 側 からしっか りと 要 請をしないと、 向 こうから 喜 んで 提 出する ものではないので、そういう 指導 ではないので、 実は 詳 細に 一 月ごと、 毎 日の 量 も全部細かくなっ ですから、それはこちらから、市 ているらしいです。 容 をきちっと見 ていませんが、そういう 方向 なので、もし 要 請があれ ば提出をしてしっか り 活用 し て ほ し い と い う こ と を 言わ れ て い る の で、 昨 年つけた 潮見 についてはそういう デ ー タ が あるということで、しっかりとことしも 含 めてや その内 はりどういうものなのかというのをしっかり、 我々 も 直接 、それを 使ったことがないので、いい 悪いとも何とも判断 しがたいので、非常に 高価な 物ですから、 一般 の 石油スト ー ブ から 見 ると非常 にそういう部分では 負担 になるので、その後 含 め て、あとは 耐用 年数等のことも出てくると 思 いま す。しっかりと 検討 していただきたいなという ふ うに思います。これは買ってしまったものなの で、しっかりその 是 非を別にしてもやってほしい と 思 います。 農 政 について、農 地・ 水事業なのですが、この 事業全体にちょっと 減 額に平成2 4年度からなって いると 思 うのですけれども、農業者の 方々 も非常 にこの事業に 関 してはやっと 慣 れてきたといいま すか、物の考え 方 が定 着 してきまして、 活用 の 仕 方もそれぞ れ各部会ごとに一生懸命活用する 方向 で、 通 年で考えているのですが、やはり 心配 なの はこの事業が 例 え ば政権 が 変わ ることによってな くなってしまったり、そういうことも考えられな いとは - 5 - 言えないので、そういうことも 含めて 将来 見通 しです ね、当 面は 継続 、24年度も継続 する のですが、 来 年度に 向 けてもこれはある程度、 長 期化 できちっとした予算づけがされるのかどうか ということについてお 伺 いをしたいと 思 います。 ○川合農政課長 この農 地・ 水 保 全管理対 策 事業につきましてで すが、こちらの事業は平成19 年度から 始 まってご ざいます。ことし24 年度からは 負担金 のほうは10 アー ル 当たり1,200円から 900円に 減 額にはなって ございますが、この事業は24 年から28年までの 5 カ 年 間 実 施 を 継続 し て や る 事 業 と な っ て お り ま の す。 ○栗田委員 平成28年までは 担保されたということでよろし ね。はい、ありがとうございます。 そうすると、事業というのはその 場 での 期 間が ありますので、各やりたい、 地域 ごとにやりたい ことをしっかり 継続 しながらやれるということで 安心 するのではないかなという気がします。これ は 確 認です。 次、観光部行きます。まず大 曲湖畔園地 の事業 なのですが、これは 我々 会 派 のほうの 空 議員のほ うからも 一般 質問の中で質問があります。その部 いです 分については別にしますけれども、いろいろなこ 種々議 論 されて、この湖畔園地 については非 常に問題が 山積 しているのかなという気がするの ですが、 一番 の問題は 一 体この 湖畔園地 がどっち の 方向 に行くのだと、これだけ 毎 年 毎 年、額は 少 しずつ多い 少 ないは別にしても全体からすると 小 出しにしながらこういう ふ うに 整備 を進めている のですが、最終 的 にどっちの 方向 に行くのだとい うのが 見 えない限り、予算をつけたり、こうやっ て決算が 上 がってきても、本当にそれがもう 直轄 で す か ら 、 網 走 市 の 直轄 で や っ て い る 事 業 な の で、これに 関 しては本当に 方向性 というのは前 々 僕も 見 えないし、どっちの方向 に行くのだという こともちょっとお 聞 かせ願いたいのですがどうで とが しょうか。 ○田口観光課長 大 曲湖畔園地 ですけれども、大 曲湖畔園地 につ きましては平成18年に取 得 いたしまして、平成18 年 か ら 緑肥 等 の 整備 を 5 年 間 進 め ま し て 、 そ の 間、平成21年には大 曲湖畔園地整備 実 施 計 画 を 策 定、 検討 会のほうから 提 出されております。 それに基づきまして 整備 を進めるということに 的な状況とかも あったり、 東 日本大 震災 もあったりしまして 困 っ していたのですけれども、経済 ている状況にございます。 昨 年、大 曲湖畔園地整備利 用推進協議会 のほうで ワ ー キンググル ー プ をつくりまして、 今 後の 整備方針 について 検討 しておりまして、 今 年 度、利 用方法 、 今 後の利 用 について 一 定の 方向 を 検討 しながら進めていきたいという ふ うに考えて それで おります。 ○栗田委員 形 にしたいのだということを聞 いているのです。終 結 点、 完 成で物事ですから 目 標というか、それがないと場 当たり 的 にことしは これを 植 えましょうとか、 畑 でないので、 畑 だっ て計 画 して 輪作 やるのですから、そういうもので 最終 的 な終 着 点をどこに 持 っていって、どういう 活用 の 仕方 をするというのが最初の 目的から大分 最後はどういう ずれているような気がするのですけれども、果た 方向 にやりたいのかというのが 見え ない部分がみんなあるのではないかと 思 うのだけ してどっちの れども、それについてどうでしょうか。 ○田口観光課長 基本 的 には農業の体 験型 の 園地 にしたいという ふうに考えております。 ○栗田委員 それは わ かっているのです。それは、そういう 目的 で当然 あれですから、そういう 意味からいう とこの間、質問に出ていたように農 地 の部分があ るというのも 納得 はできるのです。そういう 活用 の 仕方 を し な い の で あ れ ば 、 農 地 か ら 外 し て 当 然、 転用する べきことなので、ただ農 地の 場合は あの質問の中にもありましたが農業者でないとな 難しい部分があるのです ね、農 地法 の 関係 がありますので、だからそこを 置 いておいて、で は 今 のあの 仮 設に等しいような ト イ レ 、そういう も の で 対 応 し て 網 走 市 の 観 光 農 園 、 市 が 直営 で やっている観光農 園 というものがあの 形 でいいの かというと、やはりいいとは原 課 は 思 っていない と 思 うのです。 それにはやはり、定 期的 な 整備 で 一回 にきちっ と大きなものを 箱 物を建てれという わ けではなく て、 今 管理している中も 見 ていると本当に間に 合 わせで、かろうじて 草刈 り機 も全部 含 めて、現況 だましながらやっているような状況が 見 えるので す。ただ、それで本当に網走市の観光農 園 という かなか - 6 - 形なのかと、お客 さんにPRしたりして今 、観光 客も バスも入るような状況なのですけれども、バ スが入ったときにあのト イレ でどうやって対 応す か、ああいう 含めて 方向性 というのは まだまだ 見 えないですし、これはやはり市 長 の考 え 方 だと 思 うので、その 辺 しっかりと 詰 めながら のでしょうか。 るのだということもあるのです。 だから、それもこれも やっていかないとだめなのではないでしょうか。 ○田口観光課長 大 曲湖畔園地 につきましては、体 験型 農業 公園 を 目指 すということで進めておりますが、平成21 年に出されました大 曲湖畔園地整備 実 施 計 画 の中 では、 施 設の 関係 についても 整備 するということ が出されていたのですけれども、 今 の状況から考 えて、 施 設を 先 に 整備 するのはなかなか 難 しいな と考えておりまして、とりあえず 園地 の利 用 の 方 向性 をはっきりさせて、そして市民 も観光 客 も使 える体制をつくってから 一 定の 整備 を行いたいと いう ふ うに考えております。 それで今、委員もおっしゃられましたけれど も、 ト イ レ 等につきましては 恒久的 な 施 設ではな く、当 面 、 簡易的 な ト イ レ を 増 設したという状況 にございます。 ○栗田委員 わ かるのですけれども、最 低限 度の ハ ー ド の 投資 がないと観光農 園 としての 機能 が何にもできない わ けです。 雨宿 りする ス ペー ス も 今 、 昔 からある 刑務 所の所 有 の時 代 、 法務省 が 持っていたときからの小屋1 軒 ですよ ね。 そういうことを考えると、やはり 仮 設といって いいのか、 簡易的 なものでもいいからやはりある 程度の 整備 が 必要 なのか、そういうものがない。 それをやるためにも 将来 の 方向性 、計 画 そこがな いと、全 然 進まない 話 なのです。 だから、 僕 が 言 っているのは、それがちゃんと 方向 づけを決めない限りいつまでたっても 場 当た り 的 に何かやっていても進まないようということ そういう理由は なのです。 違った 場面 でも言わ せて いただきますので、この 辺 は 確 認と 方向性 を早く 見せてほしいと、どういう形でしっかりやるの か、どういう 整備 計 画 が 必要 なのだということを 見せてほしいということをお願いしたいと 思 いま これについては、また す。 サンゴ草 についてお伺 いをいたします。 平 成 23年 度 の 決 算 で 、 23年 度 事 故といいます 形になりまして、予算づけをしてい ただきました。種取りをして現在があるのです が、現況、 僕 も最近は行っていないので わ からな いのですが、現況、何割程度 回復 を 見 られている ○田口観光課長 一昨 年 に 地域 が 、 市 と も 一 部 、 協 議 を し な が ら、また 北海 道とも協議をしながら 地域主導 で 園 地に 手 を加えた状況にございまして、その点につ いては委員のおっしゃる 通 りの状況となっており まして、 昨 年、 壊滅的 な状況になっているという ことです。 昨 年、10月にサンゴ草 の種 を取りまして、あそ こに 播種 をして 回復 に努める、それからその前に 地域 が入れた 土砂 を全部 撤去 して、もとの状 態に 戻して 播種 、 種まきをしたわ けですけれども、現 況におきまして残 念 ながら 昨 年よりも 少 し 悪 いか ら 同 じ ぐ らいの程度という状況と認 識 しておりま す。 ○栗田委員 昨 年、私 も 見させていただきましたが、さんご 草祭 りのときにはほとんど全体のうちの何割とい うか、何%、 五 、 六 % ぐ らいの 感 じだったのです が、その後、 回復 等はしていないのですか。 ○田口観光課長 そのときの状況から 変わ っていないと 思わ れま す。 ○栗田委員 努 力 された、ああいう事 故 ですからいろいろな 部分でその原因も 調 査しなくてはいけないし、い ろいろあったので経過 措置 なのですが、 結 果、 種 もとってあれしたのですが、ことしまいたと 春先 に。現況としては全 然回復 はしていないというこ となので、どうなのでしょうか非常に 卯 原内観光 についてはあれしかないという ぐ らいのものだと 思うのです。それが 壊滅的で、ことしの状 態 はま た、ことしは 皆 さんその状況は 違 うのだけれども と説明しながらお 祭 りを開 催 しました。 では、 来 年も 手 だてを 余 り基本 的 なことをやら なけれ ば同 じ状況は 続 くのではないかと 心配 する のですが、これは基本 的 には観光協会が 主催 とい うか、中 心 になってやっていることなので、 民 間 レベル で考えようということなのか、市が再 生に 対して本腰を入れるのか、どちらなのでしょう - 7 - か。 ○田口観光課長 昨 年 、 東京 農 業 大 学 、 そ れ か ら 卯 原 内 観 光 協 会、それから 卯 原内 町 内会、それから網走市と網 走市 能 取 湖サンゴ草 再 生 協議会というものを 結 成 しております。 東京農大の研究の 結 果も 参 考にしなが ら、この協議会で 整備 に努めていきたいという ふ ここで、 うに考えております。 ○栗田委員 整備、それは協議会ですから当 然 、い いのですが、早い 話 がそんなに時間はないのだよ ということで、 来 年、もう1 回 程度になりますけ れども、 来 年に 向 けてはどういう 整備 計 画 を 持 っ 協議会で ていますか。 ○田口観光課長 東京 農 大 に お か れ ま し て は 、 昨 年 の 10月 以降 ずっとデータをとってきておりまして、現状を ずっと 把握 してきております。 その中で、 一 部、水が 少 ないとか、そういうよ うなことも出てきておりますので、 回復 に 向 けて そういう水の 導 入も 検討 、さらには 昨 年も行いま したけれども、 播種 の 継続 、これらの 整備 を 続 け ていきたいという ふ うに考えております。 ○栗田委員 それは わ かるのですが、ことしこの 結 果の決算 の内 容 からいくと、そういう ふ うに 種 を取ってこ とし 植 えて、その成果が出ていないと。では、 来 年も 引 き 続 き水だけ足して 種 は、 種 を取るといっ てもあの 場 所からはほとんど取れない わ けですか ら、 能 取 湖 の 群生地 から 持 ってきてという 形 にな るのだろうと 思 うのですが、それで 来 年も テスト してみてちゃんとした 復活 が 見 られない 場合 どう するのですか。 ○井上範一観光部長 サンゴ草 につきましては、 先 ほど 課長から経過 をお 話 をしていますが、最近の 東京 農大の分 析 の デー タ から 判 明したことは、 昨 年、し ゅんせつ土 をある程度取ったということでの、ことしは 春先 からのP H が 良好 に 推移 はしてきたということが 一つあったのですが、御 案内のとおり 7月の 干ば つ の た め 、 群生地 そ の も の は 乾燥化 し た こ と に よって、P H が 一 気に 低下 してしまったというこ とが、ことしの 群生地 の 回復 を 妨げ たという最大 の 要 因と、これをいろいろ分 析 をした 結 果、やは り 干ば つの状況の中に、さらに 川からの水がなか なか入ってこないという状況だということから、 来年に 向けては何らかの 形で 川 からの水を 引 き入 れるということで 乾燥化 を 防ぐ ということは非常 に 重要 だということが、この間の協議会の中で報 告をされておりまして、その問題ともう 一 つあ わ せ て 昨 年 の 種 の 採 取 時 期 は 10月 下旬 と い う こ と で、 種 が 十 分に 確保 できなかったと、この 二 つが 大きな 阻害要 因だという ふ うに認 識 をしておりま すので、まず 種 の 採 取については 今 月の30日、 今 度の日 曜 日に 地域 と市、そして 東京 農大の協 力 の も と に 卯 原 内 以外 の 能 取 、 そ し て レ イ クサ イ ド パー ク といった2 カ 所で、その 群生地 の生育 に支 障のない範囲 で種 を 採取するということとあ わせ まして、 川 からの水の 注 入については、これは 公 園法 のいろいろな 手続きの問題もございまして、 それまでの 試験注 水だとか、そういった 上 でのそ の デ ー タ を と り な が ら 、 来 年 度 の 中 で ぜひ そ う いったことが 可能 となるように 今 、 検討 しながら 農大とも協議をしながら 来 年に 向 けた 準備 を 今 、 進めていると、こういうことでございますので、 一 気に回復 するという ことは自 然界 の問題もあって 難 しいとは 思 います けれども、 私 どもは市と 地域 が 一丸 となって、そ して 専門的 な アドバ イ ス を 受 けながら 着 実にその ものを 積 み 上げ ていくということがあそこの最大 の 回復 につながるものという ふ うに考えておりま すので、御理 解 をいただきたいと 思 います。 ○栗田委員 考え 方 は理 解 します。ただし、では スピ ー ド と か、そのやり方というのは全然理解できないで す。そんな 悠長 なことを 言 って ゆ っくりむっくり やっていて、では本当に 回復 、だれが 見 たって 火 山灰 で 不陸 もたくさんあって、 レベル もとれてい ないところに何 ぼ 水を入れたところで何かなるの かなと、これは 素人 が考えても、 畑 という考え 方 をしても、田ん ぼ と 言 ったほうがいいかな、ある 程度の レベル 、水平 レベル がとれて初めてああい あうものというのは 育 ってくる 環境 なのです。 ことし 枯 れたところも全部 見 ると 重粘土 、 火山 灰が、 火山灰 とかああいうものには多分、 サンゴ 草というのは 生育 できないのでしょう。そういう 環境 、 素人目 にもそういうふ うに見 えるものを、 そこに 手 を入れないで、その原因から全部 調べ た ときに、きちっとしたものが デ ー タ も大事でしょ なかなかああいった部分が - 8 - う、いろいろなことが大事でしょうけれども、 物というものをしっかり考えたときに、その 植 畑が 然 、進んでいかないだろう と、 来 年もそういう 干ば つ、水だけ入れれ ば いい のかと、それは 真 水がいいのか、では 海 水のちょ うどいい ミックス した 湖畔 の水がいいのかという のもはっきりとまず デ ー タ的 に出ていないのでは しっかりしない限り全 ないですか。 ○井上観光部長 一 つ 目の水の問題でございますけれども、 今、 委員のほうからお 話 があったとおり、 塩 分 濃 度が どの程度のものがいいのかと、これは 川 の 上流 か ら取るのか、あるいは 河口 のほうから取るのかと いうことがあるのかと 思 います。そんなことも 含 め て ど う あ る べ き か と い う と こ ろ の 今 、 検討 を くなるでしょう。 回 入れてしまったものをどういう 形で 撤去 す る の か 、 そ れ も 軟弱地 で す か ら い ろ い ろ な、ただ平らに取るという わ けにはいかないです から 難 しい問題があると理 解 した 上 で、だけど 急 ぐのだよと、 来年には少 なくとも復活 の見通 しが つく ぐ らいのじ ゅ うたんができ 上 がっていないと まずのだよということで 緊急性 を 要 するというこ とで 私 は申し 上げ たので、そのためには 試験的 に その部分だけで 区画 を 区切 って部分 的 にやってみ るだとか、そういう 動 きが 正直言 ってもどかしい ぐらい 遅いのです。その 辺をしっかりやってほし ただ、1 いなということをお願いしたいのですが、どうで しょうか。 必 ず そ う い う 手続 き が 必要 だ と い う こ 手続きをするときに、な ぜ そう ○大澤副市長 サンゴ草 のことにつきましては、はっきり 言っ ていろいろな 試 行 錯誤 の中で 今 、進んでいるのも 事実だと 思 います。 どうすれ ば どうなるということは、農大のその 先生 と議論 しながらいろいろ進めているわ けです けれども、こうすれ ば こうなるのだというところ はよく 見 えていないというのが実 態 であります。 したがって、ことしこうすれ ば来 年は間 違 いな く再 生 するというようなことはやはり わ からない 中で、 今 、現状、P H値 だとか、いろいろその 辺 デー タ を含 めて詳 細に申請時に説明をしなければ ならないということからすると、経 験的 なことだ けではなかなかそういう申請が 通 らないというこ ともございまして、その 辺 は 東京 農大の プロ ジ ェ クトチ ー ム の デ ー タ な り 、 そ う い っ た も の も 十 分、 根拠立 てとして 積 み 上げ て 手続 きをとると、 こういう 必要 がございますので、委員の御 指摘 は 十分理 解しているつもりですけれども、手続 き的 ば より改善 に結 びつくかというところでは、や はりそこが農大の 力 、それから 長 年 サンゴ草 の 育 成にかか わ ってきた 地域 の 方々 、それから市とや はりそこのところは 十 分議 論 しながら進めていく という 立場 に 立 って 今 日、進めている わ けです。 委員おっしゃるとおり、このままでは 来 年、ま た 同 じような状況が 生 まれてしまうのではないか という、そういった 危惧 の中での御質問だと 思 い やっているところでございます。 ゅんせつ土 の問題、畑 の問題という お 話 でございますけれども、これは 一 気に 回復 す るということの中で、まだ取り 切 れていないとい それと、し うことで、さらにまた大がかりなことをやるとい 方も 一 つあるのでございますけれども、し かし 先 ほど 言 いましたとおり、ここは 公園法 の 縛 う考え りがかかっておりまして、いろいろなことをやる ためには と、さらにはその いうことをするかということの説明をいろいろな にはある程度、制限があるということについても 現状としてあるということでございます。 ○栗田委員 それは、いろいろな のこともありますけれども、どのようなことをす れ ますけれども、どうしたらいいかというのはなか わ からない中ではありますけれども、いろい ろな議 論 、 意見 の中から 川 から水を入れることの ほうがよりいいのではないかだとか、それから 堤 防の状況は 下げた わ けですけれども、さらに 下げ る 必要 があるのかだとか、そういったことも何 回 か議 論 をして進めておりますので、 私 どもも 一 日 も早いその再 生 を願っての 活動 をしていますけれ ども、 結 果そのことに 結 びつくかどうかというの は非常に わ からないところもありますけれども、 今後もしっかり取り組んでいきたいという ふ うに なか 縛 りがあるということも理 解しての上 でお話 をしているのですけれども、制 度 は 制 度 で クリア で き な い こ と は な い の で 、 き ちっとした 手続 きを 踏 め ば どんなことでも多分で きるだろうと、そこに 重機 を入れて 整地 をするこ とも 可能 でしょうし、 今 、 堤防 が 築 かれた部分を どういう ふ うにするかという部分も 含 めて、 言 う なれ ば昔 の状 態 に 戻 せ ば また 復活 する 可能性 は 高 - 9- 思います。 ○栗田委員 副 市 長から 答弁 をいただきました。 十分、その ようなことだろうということで理 解 はしているの ですけれども、いかんせんやはり民間の話なの で、非常に経済というものも 絡 み 合 っている部分 で 心配 する部分であります。 最後にお 聞 きしたいのですが、この部分につい て 必要 な予算が 必要 になってくると 思 うのです。 それは、 的確 に市のほうとしても対 応 していくと いう考え 方 でよろしいですか。 ○井上観光部長 それについては、来年どうするかということ は、ことしからの取り組みも 含 めて 今 いろいろと 精査中でございます。委員がおっしゃいましたと おり、 必要 なこれについての 回復 に 向 けての 必要 な予算は 十 分計 上 する決 意 で 今 、取り組んでいる ところでございます。 ○栗田委員 ります。 はい、ありがとうございました。 我々 もできる範囲でいろいろ 民間 レベル ではいろいろなことをやる 可能性 はあるので、も 本当に し足りないとか、いろいろなことも出てくるで しょうし、そういう部分でみんなで再 生 に 向 けて 頑張 ってやっていくというスタンス を 持っていた だきたいと 思 います。 最後になります、中 国 の 宣伝 PR事業について お 伺 いします。 これもずっと 頑張 ってやってらっしゃるのです が、 今 の 尖閣 の問題等で中 国 のほうは 今 とまって いるような状況ですが、 急 にそういう状況だから といって 来 月 以降変わ る、 急 に 変化 があるという ことでもないでしょうし、 突 発 的 な問題が起きた の で 非 常 に 苦慮 さ れ て い る の か な と 思 う の で す が、 聞 くところによりますと中 国 のこういうPR 事業というのは各自 治 体、かなりの数が中 国 に 押 しかけて 言 うなれ ば争奪戦 を 繰 り広 げ ているよう なことをお 聞 きするのですが、当市としてその中 国の 富裕層 の観光 客 を網走に 来 てもらうための手 法として目玉 といいますか、特色あるものもちゃ んと持っていってPRをやっているということ で、その内 容 についてちょっと 教 えていただきた いのですが。 「フェ イチェンウ ー ラオ」の ロケが網走であった ということで、平成21年度の 映画 でそれが中 国 に 公開されまして大 ヒット したことがあって、中国 から観光 客 が網走にも 来 るようになったという経 緯にございます。 その後、 東 日本大 震災 等ありまして、 昨 年は非 常に 少 ない数になったのですけれども、最近、 若 干、 回復傾 向 にあったところに 尖閣 の問題が起き てしまって非常に残 念 な状況になっております。 ことしにおきましても、6月1日から 5 日にお き ま し て 上海 、 北京 、 そ れ か ら 台 湾 の プロ モ ー ション を行っておりますけれども、その中では女 満別 空 港を利 用して網走市内に 宿泊 していただけ れ ば 、その 旅 行 エ ージ ェント に対して2,000円の 助成をするという 補 助制度を 昨 年つくりまして、 それを 目玉 としまして、あ わ せまして 女満 別 空 港 の発 着料金 の 免 除、それから 空 港 ビル の 使用料 の 免除、これらを武器 にプロモー ション を行ってお ○田口観光課長 中 国 の 観 光 客 に つ き ま し て は 、 平 成 20 年 に ○栗田委員 お 土 産を 持 っていってちゃんとやっているとい うことだと 思 うのです。 エ ージ ェント というのは リベ ー トというか、 バックマ ージン の 世界 でやっ てらっしゃる業 界 ですから、当 然 、何も リタ ー ン なしには何も 乗 ってこないという、特にこの 国 は そういうことが 激 しいらしいです。 そういう 意味 から、過 剰 に 乗 りす ぎ るのもいか がなものかなという気がしますけれども、特色な 続 けていても、100 陳 情に行け ば みんな 同 じような 形 で、ただやっているというこ とであれ ば 何の 効 果もないので、非常に 一党独裁 の 国 で す か ら 、 日 本 の 文化 、 風習 と 全 然違 う の で、非常に 難 しい 環境 ではあるのかなと 思 うので すが、ここで原 課 に 聞 いても わ からないと 思 うの ですけれども、 今 後もこの事業は 継続 してつな ぎ ながら、その 動向 は別にして、 突 発 的 な 動向 は別 にしてもやっていくという考え 方 でよろしいです いものをずっと か。 ○田口観光課長 今 後につきましても中 国の マ ーケットの大きさ を考えれ ば継続的 に プロ モー ション を行っていく べきと考えております。 ○栗田委員 ほかにも、中 国 だけではなくて 国 内のPRも 含 めてやってらっしゃるのですが、 継続 してやるこ - 10 - 意味がある、ただし 毎年 毎 年、 検証しながら 形を 変 えていかないと、 変化 させていかないと効 果がだんだん 薄 くなってくるのです。 だから、その 都 度その 都 度しっかり決算ごとで も 構 いません、しっかりと 検証 しながらPRの中 身を 変 えていかないと時 代とともに全部変化 する ということは 十 分理 解 していると 思 うのですが、 旅行者すべ て 含めて、そのときそのときで 変わっ とに てきます。 辺 は本当にPR事業というのはす ぐ形 にならないものに多大なる 費用 を 費やさなく て は 、 先 行 投資 し な く て は い け な い 部 分 な の で す、非常に 難 しい部分ではあるのですが、 絶 対に 形骸化 されたPR事業にならないように、それを 本当に 心配 するので、 毎 年 毎 年、 検証 しながらき ちっと新しい メニュ ーを 盛 り 込 みながらやってほ しいなということをお願いして、 私 の質問を終 わ だから、その ります。 ○渡部委員長 ここで、 暫 時 休憩 いたします。 午前10時58分 休憩 午前11時07分 再開 意味で、この間の取り組みを見 ていて 私が非常に疑問に 思 っているのは一 つはサンゴ草 が 生育 できる 環境 をまず 回復 しないと、 幾 ら 種 を まいてもそれは 意味 がない。つまり、 育 つ 環境 を どうやって 以 前のような、委員会 室 のそこに ポス ターありますけれども、そういった 環境をまずつ くらなけれ ば ならない。そのためには、 土壌 がま ずし ゅ んせつ 土 を 置 いたために、 幾 らし ゅ んせつ を取り除いたとしても、その 影響 が出ているのだ そういう 私 は 今、 思 っております。 塩 水、海 水が適 度に 混 ざると、こういう 環境 をい わゆ る 以 前の 環 境をどうやって早く 回復 するのかと、そのことが 一番 大事ではないかというふ うに思 うのですけれ ども、その 辺 、この間そういった 思 いで取り組ん できていると 思 うのですけれども、 私 はそういう ふうに考えていますが、その 辺 の原 課 としての考 えをお 示 しいただきたいと 思 います。 ○田口観光課長 松浦 委員のお話 ですけれども、私 どもは 昨 年、 サンゴ草が 壊滅的 な状況になりまして、まずはも との 環境 に 戻 そうということで考えまして、 搬 入 されました 土砂 の 撤去 等を行い、そして 今 も 東京 農大のほうで 調 査を進めておりますけれども、そ れはあくまでも サンゴ草 が 適正 に 育 てる 環境 をつ それから、水の問題、それから くるということで取り組んでいるところでござい ます。 ○松浦委員 ○渡部委員長 休憩 前に 引 き続 き、再開をいたします。 質疑を 続 行いたします。 松浦 委員。 ○松浦委員 先 ほどサンゴ草 の 関係 の質疑が栗田委員からあ りました。 私 のほうからも サンゴ草 の 関係 で最初 に質問したいと 思 います。 今回 のサンゴ草 の 壊滅的打撃 を受 けた、それは 結局 、自然 に対して 人の 手が 余 りにも過剰 に 手を 入れることによって、その 環境 が 壊滅的打撃 を 受 けたと、こういうことの象 徴 だとして 私 は 思 って います。 と ふ うに取り組んでいるのだけれども、 そういう中で 去 年、 種 をまいたと、しかし 育 たな かったというのは 結局 、 環境 が 育 つ 環境 になって いないということだろうと 思 うのです。 そういう 意味 では、もっともっと 今 の 環境 を 改 善しない限り 無理だと、それから今 、まだ 堤防が あるようですけれども、それについても基本 的 に どうするのかということ、 私 は 撤去 す べ きだとい う ふ うに 思 います。 以 前のようなああいう 形 での 環境 をつくらない限り、つまり 人の 手 もあそこは 以前、 地元 の観光協会の 人たちが中 心 となって人 工の 手 も 確 かに入っていますけれども、やはりそ れはこの 環境 を 守 るための 手 をある程度、入れる けれども入れ過 ぎ ないということをしてきたと、 今回 、たまたまああいう 形で入れ過 ぎ てしまうと そういう いうことでございます。 意味では、やはり早く以 前の環境 をつ くるために、だからそういう 意味 では サンゴ草 の 育つ 土壌の 改良、さらには水 環境、 海 水の 環境、 こういったものをしっかり 整 える 必要 があると、 そういう 意味 ではもっともっと 調 査をする 必要 が あるだろうという ふ うに 思 うのです。その 辺 での そういう お考えはいかがでしょうか。 ○田口観光課長 昨 年、土砂 の撤去 を行って、 一定の現状に 回復 した状況がありまして、そして 東京 農大により 継 - 11 - 続的 に 調査をしてきているところでございます。 先 ほど、観光部 長 のほうからお話 もありました が、ことしの 春 の段階においては 土 においても 一 定のP H を、中 性 に近いP H の数 値 を 維持 してい たのですけれども、それが 夏 になってだんだん 雨 の 降 らない時 期 もちょっと 続 いたりしまして、 雨 水が 少 なくなってきたと、それに 伴 ってだんだん P H値 が 下 がってきたような状況があったという ことで、これは 調 査を 続 けていかなけれ ばわ から ない状況でございまして、それを何とか 改善 して いきたいと、そのように 今 後も 継続 していくしか ないことだという ふ うに考えております。 ○井上観光部長 ちょっと 補 足しますけれども、 堤防 を 撤去 す べ きだというお 話 でございますけれども、 地域 では そういう 話 もいろいろ出ているという ふ うには承 知をしておりますが、 私 は 私 なりにちょっと現 地 を何 回 か行ってみて、あるいは 潮位 の 高 いときも 行ってみて、 具 体 的 に申しますと 一番高 い大 潮 の ときの120 センチ の 潮位 があっても、い わゆ る 湖 口側 の 蛇かごが積 んであるところから入ってくる 水の 量 というのは、周りに 素掘 りで 掘 ってある 側 溝の部分が 潤 う程度しかないのです。 ということは、 今 の 堤防 の部分の 若干 、残って いますけれども、その部分を除いたとしてもよほ ど 潮位 が高 いときに、しけたときにでないと 奥ま で水が入ってくるということが考えにくいという ふうに 今、 判断をしています。 ということと 合わ せまして、実はこういう ポス ターなど見 てもわ かるのですけれども、サンゴ草 が 一番赤 い状 態 の中であんなに水が入っていると いうのが、どういう ふ うにしてつくられたかとい うことなのです。これはことしになって 判 明した のですが、これは 一 つは 以 前、 東京 農業大 学 に 在 籍をされた 先生がここの サンゴ草についても 十分 いろいろかか わ っていた 先生 がいらっしゃいまし て、その 方 と 私 もいろいろな 意見 交換をする 場 が ございまして、 昔 は 卯 原内の 橋 のところから水を 引き入れてこの中に入れていたと、そして 湖口の ほうから水が 巡回 して出ていったのだと、だから 常に水があったから、ここはこういう 環境 で 育 っ ていたのだという実はお 話 もございました。 先 ほどお 話 ししたとおり、やはり 7 月に 雨 が少 なかったということと 干ば つとあ わ せて 土壌 が 乾 燥化 によるP H低下 と、これが決定 的 だったと、 二 つのことを考えれ ば、 堤防の問題というよ りも、どうやって早く水を、つまり 湖 水の 塩 分の 高い部分と 川 の上流 からの真 水等の部分の 塩 分濃 度の割 合 をうまく考えた 上 で、どの 位置 から常時 あそこに水を入れるかということが最 優先 の 課 題 かなという ふ うに考えているところです。 ○松浦委員 私 も全く 素人ですから、素人的に 感 じたことを 述べ ただけですけれども、今 、部長 が 言ったこと である程度、理 解 をしました。 いずれにしても、 環境 が 整わ ない限り サンゴ草 が 育 たない、そういう 立場 で 急 いでいるという 話 も 確 かにありますけれども、これほどこの 打撃 が 大きい状況までいったときには、やはり 一 定の年 数はかかってしまうだろうと、こんな ふ うに 思 い ますけれども、そういう点では最大限の努 力 をす るということでの取り組み、ましてや 地元 の 人 た ちと協 力 をして取り組んでいくということは非常 に大事だなと、これはこの点で納めておきまし て、 サンゴ草 についてはこれで終 わ ります。 次に、経済部の 関係 の 重 点分 野雇用 創 造 事業と いうことで、これは 国 の経済対 策 の 関係 で取り組 まれている事業でして、18の分 野 で 短 いところで は3 カ 月の 雇用 、 長 いところでも12 カ 月というよ うなところでなされて、決算額 9 ,101万7,000円、 全額これは交 付金 という 形 で取り組まれました。 この事業全体についての原 課 としての 評価 はど のようにしているのか 伺 います。 ○嶋田商工労働課長 重 点分野雇用創出の事業についてでございます けれども、基本 的 には 短期雇用 の事業ということ でございますけれども、この中でも 継続 して 例 え ば長期 のパ ー ト雇用 があるものがございます。中 には、 継続 されて、そのまま 継続 されて 正社 員に なられた 方 も1名いらっしゃいます。 全体で申しますと、 継続 して パ ー ト で 雇用 され た 方 は10名いらっしゃいます。それで 今 、申し 上 げました正社 員が1名ということで、この事業は 雇用 の創出が 図られたということで 有意義 な事業 であったという ふ うに理 解 しています。 ○松浦委員 9,100万円ですから、 金 額 的 にも 相 当大きなも のであるということで、 今 、 伺 ったように 引 き 続 き パ ー ト というのが10名、 正職 員が1名というこ とで、これは非常に 運 がよかったなという ふ うに この - 12 - 思 うのですけれども、この2名とか4名とか5 名という 雇用 者の数が 示 されていますけれども、 そ れ ぞ れ 各 応募 者 と い う の は ど の ぐ ら い い た の は か、それはつかんでいますか。 ○嶋田商工労働課長 こちらの事業の予算につきましては、 一括 で商 労働課のほうに計 上されているわ けなのですけ れども、実 際 の実 務 に当たってはそれ ぞ れの 担 当 課のほうで実 施しておりまして、詳 細につきまし ては 私 どものほうで 把握 してございません。 ○松浦委員 わ かりました。 この事業はあくまでもつな ぎ といいますか、そ ういった 緊急的 な 雇用 ということでありますけれ ども、それが 結 果として 一 部であるけれども、 雇 用につながっている点ではよかったかという ふう に 思 いますし、 今 後、 国 のほうもどうなるか わ か りませんけれども、こういった 形 のものがあるか どうか わ かりませんが、この 重 点分 野 については 大 変 よかったことだという ふ うには 思 います。 次に、 空 き 店舗 事業についてであります。 予算が 44 0万円、決算額が53万円とあります。 この制度ができたのは平成17年、この間、14 の 店 舗が新 規出 店 をしてきましたけれども、五 つの店 舗が 閉店となっているという ふ うにあります。こ の 閉店 となった理由はつかんでおりますか。 ○嶋田商工労働課長 こちらの 空 き 店舗活用 事業についてでございま 工 すけれども、市のほうの助成につきましては1年 家賃 の半 額を助成するという内容 になってござ います。その後、 通 常の 家賃 を事業者が 払わ なけ れ ば ならないということで、やはり 家賃 の 負担 が 大きいのではないかというふうに考えておりま 間 す。 ○松浦委員 家賃 が高 くて払 えないというのもありますけれ ども、やはりそれ ぞ れ新しく出 店 した 人 たちの考 え 方 、あるいは ニ ー ズ が 合 っているかというよう なことも多分あるのだろうという ふ うに 思 うので す。 合致 していれば お 客さんもつ くだろうし、 少々家賃 が 高 くても 払 うことができ るだろうと、 今 の 課長 の 答弁 だと 結局 、 一 定数の 月数が過 ぎ てしまうと 家賃 が支 払 えなくて 閉鎖 し そういったものが か、やはりそういうことではないだろうと。 確か 要 因だけれども、やはり私 はそういった 出 店 するという ふ うな 応募 があったときに、どん な対 応 をしているのかと、その 場 で、市として。 どんな 仕 事で、どういうことを 目指 しているのか と、こういった 聞 き取りなんかはしていないので にそれも しょうか。 ○三島経済部長 現 在 までに 5店舗 が 閉店 をしておりますが、 先 ほど 課長 が 話 をしましたとおり、1年間の助成の 後 に 2 分 の 1 の 家賃 の 補 助 が な く な っ て し ま っ て、 通 常の 家賃 を 払 うということで、それが経 費 として 膨 らんでくるということが 一 つの 要 因とし てはあるという ふ うに 思 いますけれども、 私 ども に当初、4 条 の 空 き 店舗 を 活用 して 店 を開きたい ということで 相談 があったときには、どんな 仕 事 をしていたのかですとか、 今 後の事業計 画 はどの ようなことを考えているのか、 資金面 も 含 めまし ていろいろと 話 を 聞 きながら 補 助をすることで決 定をし、支援をしていっておりますし、開 店 をし た後につきましても商工会議所の中にあります中 小企業 相談 所の方 、 相談 員が定 期的 に 訪問させて いただいて、 相談 に 乗 っていると。 また、商 店街 の 方々 も経 営 についてのいろいろ な 相談 があれ ばアドバ イ ス をしているという状況 にございますけれども、そういった支援を行って きておりますが、 5店の中の2 店は 洋 品店 、 洋服 店で実 際はございました。それが、この網走でそ ろえた 洋服 の 種類 がこの 地域 のお 客 さんに 合 って いたのかどうかということは、 確 かになかなか 難 しいところはあったのだろうと、それで 資金繰 り も 含 めまして 閉店 をせざるを 得 なかったというこ ともあるというふうには聞いておりますけれど も、当初の段階、当初の 相談 があった段階で、あ なたこれは4 条 では 難 しいからやめたほうがいい ですよというところまでは、市としてはそういう 補助をしないという立場 ではございません ので、出 店 した後に何とか 継続 して 営 業していた だくということでいろいろな 面 での 相談 に 乗 って ことで いくということはしてきておりますけれども、残 念 な が ら 5店 が 閉店 し て し ま っ た と い う 状 況 に なっています。 ○松浦委員 てしまうということに認めてしまうといいます - 13 - よくその 部 辺わかりました。 長言わ れたように、これは 合いませんよとい ふ うにはなかなか、それはよほどのことでない 限りは 言 えないという ふ うに 思 います。 やはり大事なのは 店 が開いた後、どうやってそ の 人 たちを支援し、それこそ商 店 なんか 含 めて支 援していくかということだろうという ふ うに 思 い ますから、ただやはりせっかく 来 た 店 が1年を過 ぎたらやめていくというのは、それまた非常に ショックも大きいのです。イ メ ージも 悪くなる、 その 場 所が非常にイ メ ージ 悪 くなるというような こともありますから、その 辺 は ぜひ やっているの でしょうけれども、 今 後ともその 辺 、対 応 をしっ かりやっていく 必要 があるだろうという ふ うに 思 う います。 移ります。 ラルズの建物の 関係です。これは、市民 によく 聞かれるのです、 一 体いつまであの状 態で 放置す るのだと、 私 も非常に 答弁 に 困 る わ けですけれど も、そういう中でいろいろなう わ さも実は出てき たりしているというようなことで、 今 現 在 、どん な状況なのか、その 辺 まず 言 える 範囲 である程度 構いませんけれども、御説明いただきたいと 思い 次に ます。 ○三島経済部長 ラルズ、 金 市館ビルの 関係 ですけれども、平成 21年の4月に ラルズ の網走 店 が 撤退 しまして、3 年 半 が経過しようとしておりますけれども、これ まで ラルズ の 閉店 を 迎 えるという 話 を 聞 いた 半 年 前から 地元 の商 店街 、経済 団 体等とその対 策 につ いていろいろと協議をしてきておりましたけれど も、残 念ながら閉店 をしてしまったという状況に なっております。 ビルの所 有者であります 金 市館 と、ま た 金 市 館 から委 託 を 受 けております コンサルタン トとさまざまな開 店 に向 けた取り組み、話 し 合い その後、 についていろいろと協議をしてきておりました。 提案 がされたわ けですけれども、具 体 的 にはなかなか出 店 、後 継テナント として出 店 をしてくれるところが 見 つからないという状況の 中で現 在 まできている状況にございます。 さまざまな そうした中で、いつまでもこのままでいいとい 7日 になりますけれども、商工会議所、商 店街振興 組 合、日 専連 網走、この3者で ビルの所 有者であり ます 金 市 館 の加 藤 会 長 にお会いし、 要望 書を 渡 し うことでは考えておりませんで、本年、6月 てきております。 - 1 その中で、 地元 としてはこの 金市 館ビル店舗が 老朽化 が非常に進んできているということと、多 くの市 民 の 方 から 防犯上 、 景 観 上 、問題があると いうことも 指摘 をされていて、このままこれ 以上 放置 をしておくということはまちづくりの 上 から も 好 ましい状況ではないという ふ うに 地元 として は認 識 しているので、所 有 者として 可 及 的 、速や かに何らかの 善 後 策 を 講 じてほしいということで 要望 を 今のところしております。 その 要望 書を 提 出した中で、 金 市 館 の加 藤 会 長 からはこれまで テナント誘致 、 売却 も考えて 種々 対 応 してきているというところであるが、 厳 しい 状況であると、なかなか後 継テナント が 埋 まらな いと、また 売却 が進まないという状況にあるとい うことを 聞 いております。 また、現 在 、年間 維持費 が 固 定 資 産 税 も 含 めま して2,000万円 ぐ らいかかっているということも あって、 金 市 館 としては何とかしたいという考え だということも 話 していたという ふ うに報告を 受 けているところでございまして、市としましても 店街 、経済 団体等とこのままの状 態 ではやはり なかなか4 条 のお 客 さん、 買 い物 客 を 戻 すという ことの 一 つの足かせになっているという状況もあ るということから、その対 応 についていろいろと 商 協議を進めてきているところでございます。 ○松浦委員 わ かりました。 と に か く 商 店街 の ど 真 ん 中 の ど 真 ん 中 で す か ら、そういう 意味 では市 民 も非常に 心配 をしてい るといいますか、部 長 が 言わ れたように足かせに なっているというのも、 確 かにそうなので、 今 後 の対 応 も ぜひ しっかりしていただきたいという ふ うに 思 います。 次に、中 小 企業 融資 制度について 伺 います。決 算委員会の 資料 の中で出ておりますけれども、 融 資制度が利 用 状況が出ておりますけれども、この 間の 融資 制度の利 用 状況を 見 てどのような 評価 と いいますか、どのような認 識 をしているのか、い わゆ る中小 企業の経 営状況について、その 辺 、も し わ かれ ば教 えていただきたいと 思 います。 ○嶋田商工労働課長 現 在 の市の 融資 制度は6 種類 ございますけれど も、現 在 利 用 されているのは 一般資金 と 東 日本大 震災関連特別 資金 、それと起業 化資金 の3 種類で ございますけれども、 一般資金 につきましては 昨 4- 比較 いたしまして、昨 年度といいま すか、平成22年度と23年度を 比較 いたしまして新 規貸 し出しの件数については3件減少 しておりま す。 金 額は6,608万3,000円の 増 額という 形 になっ 年度の実績と ております。 末の残 高は、件数は7 件が増 加し、 金 額も 1 億 227万3,000円の 増 額というような 形 になって ございまして、新 規貸 し出しの 金 額も 増 加に 比較 いたしまして、年度 末 残 高 の 増 加 幅 が大きいとい う こ と か ら 、 以 前 よ り も 融資期 間 を 長 く 設 定 し て、 毎 月の 償還 額を 少 なくした 形 で、 負担 の 少 な いような 形 でこの 借 り入れをしているというよう な傾 向 があるのではないかという ふ うに認 識 して 年度 います。 ○松浦委員 長引 く不 況といいますか、こういう中で中 小零 細企業の経 営 も非常に大 変 だということでは、 資 金も 借 りたからには 返す、返 すためには月 々 の支 払いをできるだけ 少 額にするという、そういう知 恵といいますか、そういうことをせざるを 得 ない 状況があるのだろうという ふ うに 思 います。 や は り 、 こ れ ま で も 私言 っ て お り ま す け れ ど も、基本 的 にはこの制度を 使 うには 金融機関 が 窓 口になるということであります。この 金融機関で なかなか数 字 が全部つかみ 切 れていないのですけ れども、どれほどの 相談 件数があって、その 結 果 としてこの件数なのだと、この 辺 が何とかつかめ ないのかなという ふ うに 思 うのですけれども、そ の 辺 、つかめないのでしょうか。 ○嶋田商工労働課長 相談 件数等につきましては、 私どものほうでも 把握 していない状況にあります。 ○松浦委員 そういう 意味 では、 金融機関 に対して ぜひ その デー タ をとってほしいと、つまり市の 融資 制度を 受けたいというふ うに来 ている 人は何 人いて、確 かに 借 りたくても 条 件に 合わ なけれ ば金融機関 も 当 然断 りますから、だからやはりその 辺 の状況を やはりしっかりつかむ 必要 があるのだろうと 私 は 思うのです。 それが、どれほど 今 の網走市内の中 小零 細業者 の 苦 しい状況をつかむ 上 では大事なことではない かという ふ うに 思 うのですけれども、その 辺 で取 り組むという考えはないでしょうか。 ○三島経済部長 融資 制度の 関係 でございますけれども、 金融機 関の 方々といろいろな話 をする中で、中小 企業の 方々 か ら は 市 の 融資 制 度 を 使 い た い と 、 例 え ば 1,000万円、市の 融資 制度を 使 いたいという 相談 ではなくて、 資金繰 りとして1,000万円 借 り入れ をしたいのだということでの御 相談 がある。その 中で 金融機関 として、この企業に対してどの 資金 を 使 うのが 一番 いいのかということで、 国 の 政府 系の 資金なのか、 北海道の資金 なのか、市の 融資 制度なのかということで、 場合 によっては 半 分 半 分ということもあるということで、 一番使 いやす くて、 借 り入れの 方 が 負担 が 少 ないのは 金 利も 低 くて 保証料 も助成をしてくれる市の 融資 制度をま ず 一番 に考えているという 話 は 聞 いておりますけ れども、ただいま委員のおっしゃいましたよう 融資 制度の 相談 件数が何件あったかとい う、その 相談 の時点でその 振 り分けをする、つか むということは、それはなかなか 難 しいことであ るという ふ うに 聞 いておりますし、現 在 、 金融 円 滑化法 の関係 もございますから、相談 があった企 業に対してはできるだけ経 営改善 の 指導 もしなが ら、できるものであれ ば融資 に 応 じていくと、 可 能な限り融資 に応 じていくというふ うに聞 いてご に、市の ざいます。 ○松浦委員 聞 くところによると、 帯広あたりでは相 当、地 元 の 信用金庫 あ た り が 相 当 、 丁寧 な 相談 業 務 を やっているというようなお 話 も 伺 っているところ でありますけれども、そういう点ではまだまだ網 金融機関の中小 企業に対する支援の あり 方 という 面 では、 私 はまだまだ 冷 たさがある のかなと、こんな 印 象を 持 っているところであり ますが、いずれにしてもこの市の 融資 制度という のは非常に大事な中 小 企業を 守 る 上 では非常に大 事 な 資金 だ と い う ふ う に 思 い ま す か ら 、 今 後 も しっかり取り組んでほしいものだという ふ うに 思 走あたりでの います。 伺いたいのは、 店舗改善資金 が平成23年から ゼロ 、工 場 等進出 資金 も経 営安 定 資金 も 相当前から利 用がないと、それから起業化 等 資金 も平成23年度は新 規 が ゼロ と、こんな ふ う になっておりますけれども、この状況と 今 後、こ の 資金 についてはどういう 方向 になるのか 伺 いた いと 思 います。 ○嶋田商工労働課長 - 15 - それで、もう1点 今 お 話のありました、起業 化 等資金 につきまし ては、これはほかの 資金 とはまた別でして、特定 の分 野 で事業を起こす 方 を対象としておりますこ とから、年によっては実績がない 場合 もございま す。 今 、委員から御 指摘のありました工 場等進出資 金につきましては平成2年に1件、 融資実行が行 われたのが最後となっております。 また経 営安 定 資金 につきましては、平成15年に 1件、 融資 が実行されたということで、現 在 のと ころは 融資 残 高 は残っていないというような状況 になっております。 場 等 進 出 資金 や 経 営安 定 資金 に つ き ま し て は、最近はそういった新 規貸 し出しはない わ けで ございますけれども、ほかの 政府系 とか道の 融資 制度が 使わ れている 場合 もあろうかと 思 いますけ れども、 融資 制度 資金 の 種類 等の 見直 しとかをす るような予定は 今 のところは考えておりません。 ○松浦委員 たまたまこういう 資金 を 使 う チ ャ ンス がまだ 来 ていないということであって、 今 後、実はあるか 工 もしれないという点では残すということで、それ 解 いたしました。 次に、 卯 原内 ダム 等の管理事業で 伺 いますが、 決算書では227ページですけれども、 卯 原内 ダム 等管理事業として2,9 55万8,771円、決算額があり ますけれども、実はここでの農 家 の 負担 というの があって、それは農 家 の 耕作面積 なんかもいろい ろあって、 個々 別 々 だとは 思 うのですけれども、 今現 在 、農 家 の負担 の状況というのはどんな ふう になっているか 伺 いたいと 思 います。 ○川合農政課長 卯 原内ダム の管理 費用 につきましてですが、こ ちら 今 、 卯 原内 ダム を利 用 している 方 は現 在 、平 成23年度で109 件となってございます。 こちらの農 家 の 負担 についてですが、こちらは 受益者の方 から分 担金として 面積当たりで 負担金 を 徴収 しているところであります。 面積 当たりの 単価 ですが、10 ア ー ル 当たり256円をいただいて は理 おります。 ○松浦委員 例 え ば多い 人でどのぐ らい、 少ない 人でどのぐ らいというのは わ かりますか。 ○川合農政課長 今 、 詳細な デー タ は持 っては 来ていないのです 西地区 といいますか、網走市の農 地保有面積 の中で、1 世帯 当たり34ヘクタ ー ルぐ らいという ことですので、平 均的 には34ヘクタ ー ルぐ らいの 皆さんは所 有 していると、多い 方でいけば 50ヘク ター ルぐらいの所 有 ということです。 ○松浦委員 面積 に応 じてこういった一 定の負担 はしている が、 ということであります。 離 農した場合 、新たに土地 を引 き 継 いだ 人 の 負担 はどんな ふ うになるのでしょう か、 以 前の 人 の 負担 をそのままその 人 が 引 き 継ぐ それで、問題は ということになるのでしょうか。 ○川合農政課長 離 農した 方 の場合 ですが、 離 農した 場合 は、そ の 離 農した 方 の農 地 は新しく 賃貸 なり、 売買 なり で 転居 、 移転 をしてございますので、新しく 権 利 を取 得 した 方 がその 面積 について 負担 していくと いうところでございます。 ○松浦委員 意味で、 卯原内地区 でこの間、ここ数 年の中で 離 農があって、そしてその 離 農者の後を 継いだ 人は現実にはいらっしゃるのですか。 ○川合農政課長 やはり 今 の農業は 高齢化 の 方 、 高齢 で後 継 者の いない 方 もいらっしゃいますので、 離 農して、そ の農 地 を 売買 なり 賃貸 しているということはござ そういう います。 ○松浦委員 その 場合 、その 負担金 について トラブル といい ますか、このことによってなかなか交 渉 があずっ たとかというようなことは 今 のところないでしょ うか。 ○川合農政課長 この 卯 原内 ダム の 簡 水によって、 皆 さん水の 確 保というのが大変楽 になってきているということ もございまして、そういったところでの トラブル がございません。 ○松浦委員 この 卯 原内 ダム の 場合 は、 一戸一栓 ではないで すよ ね 。 拠 点 拠 点にあって、それ ぞ れ農 家 の 人 が 必要 に 応じてそこから水をくんでいるというよう なことですけれども、そういった 形 でも 今 の 負担 金というのは 変わ らないということなのでしょう か 、 水 の 使 い 方 に は 関係 な い と い う こ と な の で しょうか。 - 16 - ○川合農政課長 こちらのほうは 今 のところ 金 額については 変更 する予定はございません。 ○松浦委員 その 辺 は わ かりました。 農 家 にとっては水は 重要 な問題でありますけれ ども、いろいろな議 論 があるものではありますけ れども、 相 当、当初より農 家 の 負担 が ふ えてきた というようなこともありますけれども、その 辺 は 確認しましたので、 わかりました。 次に 流氷館 の特別会計の 関係 で 伺 いたいと 思 い ます。 上げ られました。 答弁 によりますと、10月中には基本 構想が出され るというような 方向 の 答弁 があったかという ふ う に 思 います。 流氷館の経 営危機 が明 確になったのは昨 年のこ の決算審査特別委員会での 飯 田議員の質疑の中で 明らかになった わ けです。 監 査 意見 書の収 支状況を見 ますと、平成22年で 3,59 7万6,000円が産業 振興 基 金 からの 繰 り入れ、 平成23年度も 同 じように産業 振興 基 金 から2,727 万6,000円、さら に 一般 会 計から716万 3,000円 、 合計3,443万9,000円の繰 り入れがあります。 流氷 館収 入 は5,297万 9,000円 、 諸収 入が61万8,000円 の 合 計8,803万7,000円となっております。 歳 出 に つ い て も 、 総務費 と し て 6,52 9 万 8,000 円 、 公債費 2,273 万 9 ,000 円 、 合 計 8,803 万 7,000 円。歳入歳出 ゼロ 、実質 収 支も ゼロ 、 単 年度 収 支 も ゼロ という ふ うになっておりますが、この状況 についてどのようにお考えか 伺 います。 ○田口観光課長 流氷館特別会計の 収支状況ですけれども、特別 会計ということで 収 支が ゼロ にはなっている状況 にございますが、 今 、委員の説明がございました とおり、基 金 を 使 いまして、さらには 不 足分を 一 般会計で補 っているという状況でございまして、 入 館 者数が非常に 減少 してきている状況、非常に 厳しい状況であるというふうに認識しておりま 9月議会でもこの問題が取り す。 ○松浦委員 今 、実は 公債費がこれからも引 き 続き 払っていかなけれ ば ならないということですけれ ども、 今 後、どんな 来 年度、 一 定 金 額が 公債費 と してい わゆ る 借金払 いですけれども、この 推移 と その中で いうのはどういう ふ うになっていきますか。 ○田口観光課長 現 在 の 公債費 につきましてですが、 一 つは平成 16年度の リニュ ー アル 工事、それからもう 一 つは 平成18年度の ハ イ ビ ジ ョン映像 を 導 入したときの 起 債 となっております。 それで、平成16年度の リニュ ー アル 工事の 償還 につきましては、 来 年度、平成25年をもちまして 終了する予定となっております。平成18年度の ハ イ ビ ジ ョン映像 にかか わ ります起 債 につきまして は、平成28年度が最終の 償還 となっております。 ○松浦委員 最 初 の 平 成 16年 の 分 に つ い て の 単 年 度 の 金 額 と、平成18年の ハ イ ビ ジ ョン の 関係 で平成28年ま でのそれ ぞ れの年の支 払 額はどの ぐ らいになりま すか。 ○田口観光課長 リニュー アル 工事におきます 償還 額 で す が 、 平 成 24 年 度 に お き ま し て は 1,5 43 万 4,000 円 、 平 成 25 年 度 に つ き ま し て は 1,518 万 平成16年度の 6,000円となっております。 ハ イ ビジ ョン映像につきましてで すが、 今 年度、平成24 年度につきましては69 2万 7,000円 、それか ら平成25年度が681万 4,000円 、 以下 、 順次 少 しずつ 減っていきまして、最終、平 成28年度には6 47万 4,000円が最終となっておりま 平成18年度の す。 ○松浦委員 いずれにしてもこの特別会計につきましては、 金 もなくなって、 一般 会計からも 繰 り入れをし ないと成り 立 たなくなっているという点では、ま さに 危機的 状況といいますか、 独立 したものには なり 得 ない状況に 今 なっているという ふ うに 思 い 基 ます。 館 、 流氷館 に対する入 館者の 見込 みというのは、その議論 を 見てみます と大体1 9万 人 とか20万 人ぐ らいしか 見込 めないの ではないかと、こんな ふ うにも 思 っているところ ですが、その 辺 の認 識 はそれで間 違 いないかまず 確認したいと 思います。 ○田口観光課長 今 後の入 館 者の 見込みでございますけれども、 これまでのさまざまな入 これにつきましてはさきの議会でも説明させてい 在、基本 構想調 査を行ってい る状況でございまして、その中で 検討 していきた ただきましたが、現 - 17 - ふ うに考えております。 ○松浦委員 今 、いずれにしてもそういう建てかえの 構想を 行っている わ けですけれども、つまりこれまでの 流氷館 特別会計の、あるいは観光客 の入り 込 み状 況、こういった 流 れをしっかりつかむ、そして何 が 必要 かということも明 確 にしていかなけれ ば な らないのだという ふ うに 思 います。 それで、平成24 年度、 今 年度の予算の中では入 いという 館 料 と し て 4 , 4 0 0万円、テ ナント等の使用料で 1,017万8,000円 、 一般 会 計 か 繰 り入れが2,952万1,000円だと、それから 雑 入が10万円というようなことで、8,379 万 9 ,000円 らの となっておりました。 流氷館特別会計としては、 先 ほど 言 いましたよ うに、そういう 意味 では非常に 深刻 な状況に 陥 っ ている、こういう状況の中で実は建てかえの 方向 が出ているということなので、この 辺 での 整合性 といいますか、建てかえによって本当の 意味 での 集客 ができるのかどうか、この 辺が非常に大事に なってくるのだろうと 思 うのですけれども、その 辺での 展望 といいますか、その 辺はどんな ふ うに 考えていますか。 ○田口観光課長 今 後の入り 込みの状況でございますけれども、 観光 客 全体が 人口 の自 然減 というのがございまし て、全体 的 な数 値 は 減 っている状況にはあると 思 います。 しかし、網走の観光を 維持 していくために、絶 的 観光客 が ふえるということは考えにくいとこ ろなのですけれども、大 曲 、 天都山 、それから道 の 駅 を中 心 とした 川筋地区 、この3 地 点を周 遊 さ せる観光をつくることによって、何とか観光 客 の 維持 を 図っていきたいという ふ うに考えておりま 対 す。 ○松浦委員 今 、 私のところにもいろいろな市 民 から 賛否両 論があります。全く 必要 ないと、もうやめてしま えというような、 極端 な 意見 を 言 う 人 もいます。 あとは、とにかくもっとしかっりと リニュ ー アル して 人 を 集 めなけれ ば ならないという、そういう ふうな考えを 持っている 人もいます。 そういう 意味 では、もっと市 民 の 声 を 集約 する 必要 があるのだろうと、 私どもも変 に 安易 な 形で 意見 など 言 えない状況かなという ふ うに、そう い う 意味 で は 意見 を 聞 い て い る 状 況 で す け れ ど も、いろいろな 意見 を 集約 して、そして大事なの はいずれにしても 今 、現状の建物は バリアフリ ー にはなっていないし、 エレベ ー タ ーもない状況で いえ ば 、それはもう 改善 しなけれ ば ならないのは もう 言 うまでもないと、これは 私 も 思 います。 ただ、やはり大事なのはこれまでの 流氷館 とい うのは 私 なんかもそうですけれども、 普 段はまず 行くことがない。よそから 珍 しいお 客 さんが 来 た ときに、ではどこ行くといったら、そうしたら 流 氷館 に行くかということ ぐらいです。それではや はりだめなのだろうと、やはり 地元 の市 民 が 憩 い の 場的 な、あるいは 子供 たちと気 軽 に行ける、そ ういった 場 所 プラス 観光 客 の 人 たちが 魅力 ある建 物で、こんな ふ うなものでなけれ ば ならないだろ うなという 思 いはあります。 そ の 辺 で は 、 ぜひ 市 民 の 声 を 聞 く と い う こ と に 、 10月 に 基 本 構想 と い う の が 出 る と い う こ と で、たたき 台 ということでありますから、そうい う中でいろいろな 意見 を 聞 く 必要 があると 思 いま す。その 辺 での 今 後の対 応 、どのようにお考えで の しょうか。 ○田口観光部次長 今 、 松浦 委員のお 話あったとおり、この問題に ついてはいろいろな御 意見 があるというのも 私 ど も認 識 しております。 その中で、 賛否両論 という部分での何に対して の 賛否両論 なのかというのも、いろいろな御 意見 がありまして、 収 益 性 の部分で 今 後、 不安 がある ので 要 らないという 意見 なり、それから建てかえ の 場 所にかかる御議 論 もあって、そこにもあると いうことだと 思 います。 流氷館の建てかえの大きな 方向性 につきまして は、建てかえ 可能性調 査 検討 委員会の中で市 民 の 方々 のいろいろな御 意見 等いただいて、その中で いろいろな御議 論 、後段、委員がおっしゃられま した市 民 の 活用 というものが非常に多くの 声 をい ただいておりましたので、それはそのとおりだと ふ うに 思 っておりまして、やはり大事なのは 市 民 の 皆 さんが何に対して わ からないのでだめだ というような部分もあると 思 うのです。 その部分を 今回 の基本 構想 の中ではっきりさせ ていって、何のために 必要 なのだ、どうしてこの 場所なんだ、それからその収 益 性はどうなのだと いう - 18 - 丁寧 な説明 をしながらおっしゃられましたように議 論 のたた き 台 としまして 今 後、進めていかなけれ ば いけな いという ふ うに考えておりますし、またちょっと 先ほども言 いましたが市 民活用 というのは、まさ におっしゃるとおり現 在 についてはおおむ ね 観光 客と 言われる 方を タ ーゲット にしていた施 設のも ともとの発 想 で、 今 後につきましてはやはり市 民 も 活用 できて、そこに観光 客 も 来 るというような 施設は 見るだけはなくて 学習 なり、体 験なりでき るというものが観光 客 も市 民 も 楽 しめるような、 そういう 方向 に 持 っていかなけれ ば いけないとい う ふ うに理 解 しておりますので、それにつきまし ても 構想 の中でまずお 示 しをして、いろいろな議 論をいただきたいという ふうに考えております。 ○松浦委員 今 、次長 から言わ れましたように、 確かに発想 はこれまでの建物というのはよそから観光 客 の 人 たちの 来 る 施 設ということは、そのとおりだと 思 います。だから、なかなか網走市 民 にとって 身 近 なものでないと、だから 今 、いろいろな 意見 が 極 論含 めて出てくるのだと 思います。 そういう点では、 私 はある 意味 、それだけ網走 市 民 は 興味 を 持 っている、特にいつでしたか網走 タイ ムズにどかんと 写真 が出たと、あのイ メ ージ が 強 く残っている、いまだに残っています。 そういう 意味 では、それらも 含 めてしっかりと した市 民的 な議 論 、これが大事だという ふ うに 思 います。その点で 今 後の取り組みには大いに 注目 をしていきたいなという ふ うに 思 います。 私 のほうからは 以上であります。 ○渡部委員長 ここで、 昼食 のため 休憩 をいたします。 いうのを明らかにして、それでそれを 再開は、午後1時といたします。 午後 0 時00分 休憩 午後1時00分 再開 ○渡部委員長 休憩 前に 引 き続 き、再開をいたします。 質疑を 続 行いたします。 立崎 委員。 ○立崎委員 それでは、 私 のほうからは各委員さんいろいろ と質問をやっていましたが、そこの部分と 重複 し ない部分を 聞 きたいと 思 います。 - 1 9 下 のほうに 雇用 対 策 事業というのがあります。その中に、 技能功労 者 表彰 、それから勤労青年 表彰 というそれぞ れ事業 があるのですけれども、その成果をお聞きしま まず決算書の21 ページ、 す。 ○嶋田商工労働課長 技能功労 者 表彰 の事業につきましては、 昭和51 年に創設された制度でございまして、平成23年度 方 が受賞 をされております。 また、 勤労青 年 表彰 につきましては、 昭和44年 までに106名の に制度が制定されまして、平成23年度までに276 方 が受賞 されております。 こういった 受賞 をされたことによりまして、 受 賞者の 皆さんはこれからの自 身 の技能 の研 さんに 備えたり、あとは 勤労青 年表彰 につきましては職 場得へ の定 着率の 向上とか、こういったものにつ ながっているという ふ うに考えております。 ○立崎委員 わ かりました。 どちらの 表彰 に 関 しても、それから 受 けた後、 事業に対しての 思 い入れというのですか、やはり 意識改革につながっていることなのだろうなとい う ふ うにとらえております。 この 選 考基 準 をお 聞 かせください。 ○嶋田商工労働課長 表彰 の基 準 につきましては、 技能功労者 表彰に つきましては市内に 住 んでおられていて、 同 じ 職 種 に 25年 以上 の 経 験 を 有 し 、 現 在 も そ の 職 に あ り、 卓越 した 技能 を 持 って本市において10年 以上 の後 継 者の 育 成に努め、産業発 展 に 貢献 のあった 方を 表彰するものでございます。 また、 勤労青 年 表彰 につきましては、 7 月の 青 年の日におきまして、 同一 事業者に3年 以上継続 して 働 いていた 方 で、 勤務 成績が 優秀 で他の 模範 となるものということで、こちらの 方 につきまし ても市内に 住 所があって、市内の事業所に 勤務 し て い る 25歳 未満 の 方 と い う こ と に な っ て お り ま す。ただし、大 学 とか各 種学校 を 卒 業された 方 に つきましては28歳 未満 ということでございます。 あと、こちら 両方 とも 推薦 をいただいた後、 選 考委員会にお 諮 りをいたしまして、市のほうに報 告をいただいて、市 長 が 表彰 するという 形 になっ 名の てございます。 ○立崎委員 わ かりました。 9- 方 でも網走に 在住 ということと、それ ぞれ 技能功労 者に対しては後 継 者10年 育成という のが入ったので、すごいいいことだなという ふ う に 思 います。 それから、 勤労青 年のほうも3年 以上 で 勤務 成 績の 優秀 な 方 、 模範 になるようなという 意味合 い からいっても、次に入ってくる 方々 に対して本当 にすばらしいことなのだなというふうに思いま どちらの す。 選 考委員会を実 施 していて、そちらからの報告 ということで、商工のほうではやはりなかなか 把 握するのは 難 しいことだと、それはそれでいい方 法なのだろうなというふ うに 思 います。 これは今まで受けた方というのは業種ですと か、そういうのは 偏 ってはいないですか。 ○嶋田商工労働課長 勤労青年 表彰につきましては、平成23年度は1 名の 方 だったのですけれども、 N P O法人 で 福祉 関係 の業務 に 携わ る 方でした。24年度も表彰式終 わっておりますけれども、ことしにつきましては 6名の 方 が 受賞 されておりますけれども、 冷凍倉 庫の管理業 務 の方 と、飲食店 の 関係 の 方がことし は多くございまして、 飲食店 の 方 が 5 名というよ うな内訳になっております。 ○立崎委員 わ かりました。 僕が 思 うに 勤労青 年 表彰 を 受 けられた 方 がいずれ 今 度、 技能功労 者 表彰 を 目指 して網走の経済を支えていくのだろうなとい う ふ うに考えます。 この事業に 関 してはそうなのですけれども、 雇 用対 策 という事業、大きいお題 目がついているの ですけれども、そういうとらえ 方 でよろしいので いずれにしましても、 しょうか。 ○嶋田商工労働課長 勤労青年 表彰につきましては、若 年者の 雇用の 安定といいますか、定着率の 向上を 図 ることを目 的としておりますことから、こういった事業の分 類と考えております。 ○立崎委員 どちらも 雇用 という大きな 枠 の中で定 着率 を 上 げるということでは、これは大 変だという ふ うに 受けとめたいと思 います。 いずれにしましても、こういう経済の 厳 しい時 代なので、なるべ く企業 側もやはりたくさん本当 人 を 使っていろいろ仕 事があれば よろしいので しょうけれども、なかなか 難 しい時 代 なのでこう いう ふ うにやっていって、企業というか、経済に つながっていけばいいかなというふうに思いま す。このことについては 以上 でございます。 それから成果等報告書の61ページ、 下 段のほう に シスト 対 策 というのがございますけれども、こ れは 読 んで わ かるとおり 検診 の 補 助です ね 、 土壌 検診 の 補助という ふ うに 感じております。 今 後 の 方向性 と し て 種バレ イ ショ の 産 地 と し て、 存続 が 危ぶ まれることから 継続 して行いたい という ふ うになっておりますが、現状、実績のと ころで1,299圃場 という ふ うになっております。 こ れ は 平 成 23年 の 話 だ と 思 う の で す け れ ど も 、 年 々拡 大してっているということは、当 然 、 把握 していると 思 います。 今 後、これは種バレイ ショ という ふ うに 一応書 いてある、限定という ふ うな 言 い 方 をさせてもら うのですけれども、当市の経済の中でやはり バレ イ ショ でん 粉 というものに 関 して 言 え ば 、限定す る、しないがいいとかとは 言 いません。ただ、そ の 検診 のみだけでいいのでしょうかというところ をお 尋ね したい。 ○川合農政課長 ただいまの御質問ですが、ジャガイモ シストセ ンチュウは網走の 圃場のほうに 毎年、 検査をして おりまして、ちょっとずつ 微増 で ふ えていってい は る状況にはございます。 食いとめるかということで、 土壌検診ということも必要であると考えておりま すし、また 土壌 の管理ということもありまして、 圃場 に入る 際 には足のカバーをするとか、 機械を 使 っ た と き に は 洗浄 の 徹底 と い う と こ ろ も 手 が け、 シストセンチュウ の 蔓延 を 防止 していきたと その中で、いかに 考えております。 ○立崎委員 わ かりました。 ただ、この シストセンチュウ のことなのですけ れども、 意外 とこういう ふ うに書かれてはいるの ですけれども、 今 までは本当にまだ 少 なかったの でそんなにも 重要視 されてきていなかったのかな というのが自分なりの 思 いもあります。 これというのは、 一 度 シストセンチュウ が発 生 しましたよとなった 場合 、 一生消 えないというの は農 政課 のほうでも わ かっていることだと 思 うの - 20 - 辺のことも 含めて、当 然 、農 協にも 普 及 センタ ーにも 呼 びかけて対 策用 の品 種 ですけれども、その をつくるというのはいろいろ開発されている、開 発しようとしているというのは らのほうにも わかります。そち 少し 手 助けをするとかというお考え はないでしょうか。 ○川合農政課長 今 現 在、網走にも 抵抗性品 種ナツフブキ 、 サク ラフブキ というものが123 ヘクタ ー ル ほど 植 えら れていると、 作付 けされているというところなの ですが、 今 、まだ 小玉 のため 収量 が 落 ちたり、 野 良イモの発 生 ということでなかなか定 着しずらい というところでございます。 シストセンチュウ にこれから 有効で あるというものが コナフブキ という品 種 がござい まして、こちらのほう平成25年から 作付 けしてい そんな中で くということもありますので、こちらのほうに品 種の 改良、こちらのほう農協と 連携 しながらやっ ていきたいと考えております。 ○立崎委員 抵抗性品 種 に関 してはまだ 量的にも 少ないとい うのがありまして、なかなか 普 及していない状況 というのも 私 も 十 分 わ かっております。 今 後、この 種子バレイ ショ をつくっているとこ ろでも、実は発 生 しつつあるのかなと、やはり 抵 抗性 品 種が 皆 さんに間に 合うようにしていただか ないと、あとは間に 合 うのも当 然 なのですけれど も、 金 額が 高 いということがあります。その 辺 も 何らかの処 置 をしていただかなけれ ば 、なかなか 難しいのかなという ふうに思 います。 それから、 先 ほど足 カバ ーをしてだとか、 機械 洗浄 だとかというお 話がありました。 郊外地域で は、ここは 畑 なので入らないでくださいという 看 板、 皆 さんお 目にしたことがあると 思 います。意 外と 心配なのは、これから秋 の 季節 になって、ま た 山菜採 り の 時 期 に な り ま す 。 そ う い っ た と き に、 私 物の 山 という 言 い 方 をしていいのかな、そ ういうところにやはり 山菜採 りを趣 味 でやられて いる 方 もたくさんいらっしゃるので、入っていた だくのは、入って 来 るのは 構わ ないのですけれど も、取っていくのも 僕 は 個人的 にはそれは 仕方 が ないかなと 思 うのですけれども、そういったこと を 例 え ば 市 民 の 方 にも周知していただくという、 当 然 、 看板 は自 主防衛 で 立 てていはいるのですけ れども、 意外 と 読 まない、 僕 も 立 っててもなかな 読 まないなという ふうに思 います。 目立 つよう にはつくっているのですけれども、そういった 形 の 何 か 方策 が あ れ ば お 聞 か せ 願 い た い と 思 い ま か す。 ○川合農政課長 今 、 立崎 委員のおっしゃったように、圃場 には 今、ことし 看板を 立 てて 圃場 には入らないように という 注意喚 起の 看板 が設 置 されております。 今 後、ジャガイモのシストセンチュウというの は 一般 の 方 はまだ 余 り認知はされていないという ふうには思 っています。なので、今 後、圃場 のほ うに入らないということを市の広報紙なりで周知 しながら、その シストセンチュウの対 策について は進めていきたいと考えております。 ○立崎委員 ぜひ と も お 願 い し た い な と い う ふ う に 思 い ま す。 何でもかんでもだめとは 言 いません、やはり僕 看板なりで告知はしていますし、それからこ れは当市だけの問題ではなくて、 オホ ー ツク圏 全 体の 話 になってくると 思 います。というのは、や はり当市だけでなくて、 殿 原 バレ イ ショ を 栽培 し ているのが 斜里 3 町 、それから常 呂 、 美幌 、大 空 ととても広い 地域 でやっていますので、 皆 さんそ れ ぞ れ 振興局 や何かとお 話 をして、 振興局 という の は 普 及 センタ ー で し ょ う け れ ど も 、 そ れ ぞ れ が、それ ぞ れの自助努 力 で 看板 を 立 てて 拡 大 防止 を 図 っていますので、 山菜採 りの 方々 にもやはり 周知していただきたいなという ふ うに 思 いますの で、その件に 関 しては理 解 しました。 それから63ページの網走市 家畜 自 衛防疫 組 合負 担金 というのがあります。最近というか、数年前 に 鳥 イ ンフルエンザ が 大 き く 取 り ざ た さ れ ま し た。これも 家畜 を特に網走は ホワ イ トファ ー ム や 何かありまして、すごく 僕 のところにも実は 鳥 を 飼っている 方 がいらっしゃらないということで問 い 合わ せがあったり、それから 飼 っている 鳥 がい れ ば 申告してくださいという 話 もありました。 なおかつ、 濤沸湖 、これは観光の部分になるの ですけれども、 渡 り 鳥 なものなのですから 病 気を 持ってくるというのも、これは自然 の原理で 仕方 がないのかなという ふ うに 思 います。 今 後、この事業に 関しても 皆 さんも 忘れかけて いる 可能性 が全くないとは 思 いません。 改 めて周 知する 必要 があるのではないのかなという ふ うに らも - 21 - 思うのですけれどもどうでしょうか。 ○川合農政課長 こ ち ら 網 走 家畜 自 衛防疫 組 合負担金 の 件 で す が、平成22年の 宮崎 の 口蹄疫 発 生 から、それを 契 機としまして 家畜伝染病 予防法 も改正 があったと ころです。 この中で、 家畜使用者の管理なり、管理基 準と いうのが定められておりまして、その中でまずは 家畜 、 必要 であれ ば防疫 をしなさいというところ もうたってあります。 衛防疫組 合 の体制も強 化するということも 必要 なことですから、予 防接 種の 負担金 なり、市内の観光 施 設に 消毒マットを 設 置 させていただきまして、 被害 の 防止 に努め、 その中でPRというか、 注意喚 起はさせていただ また、網走市、また、自 いております。 ○立崎委員 シストと 同じだと思 うのですけれ ども、出てからはでは多分、とめようがないと 思 これもやはり います。 風評被害 等があった場合に、 宮崎 の 金額の 面で は 僕 はちょっと 勉強不 足で 把握 はしていないので すけれども、当市の 場合 はやはり 相 当な 打撃 を 受 けると 思 います。 せっかく基 盤整備 事業だとか、いろいろな事業 を 引 っ 張 って 頑張 ってやってきていても、 結局 、 予 防策 を 怠 ったことによって入ってくるというこ とがあった 場合 に、ではどうするのだ、だれが 責 任をとるのだという 話にもなると思 います。 水 際 で 防ぐ という 形 にしかならないのかもしれ ないですけれども、でもとても 重要 なことだと 思 うので、 引 き 続 き 関係機関 と協 力 し 合 いながら、 その 辺 は対 応 していってほしいなという ふ うに考 えます。 私 のほうからは 以上です。 ○渡部委員長 金兵 委員。 ○金兵委員 私 のほうからまず59ページの 空き 店舗活用 事業 補助 金 についてお 伺 いさせていただきます。 先 ほど松浦 委員のほうからも質問があったかと 思うのですけれども、平成23年度の実績で新 規実 績が1件と、なかなか 活用 されていない現状があ ろうかと 思 いますが、これについて 担 当 課 ではど のようにとらえていらっしゃいますか。 ○嶋田商工労働課長 空 き 店舗活用事業でございますけれども、 昨年 は1件ということでございます。 在 9件の 空き 店舗 があるという ふ うに 把握 しているのですけれども、そのお 店の 店舗の 大きさとか、それから 場 所とかといったような問 題もあろうかと 思 います。 実 際 に、新 規 に4 条 といいますか、中 心 市 街地 に出 店 を 希望 するという事業者といいますか 希望 者が 余 り 見 当たらないというような状況ではない かという ふ うに考えております。 ○金兵委員 事業者が 余 り 見 当たらないということでしたけ れども、平成22年度のお 話 で 積極的 な取り組みと して 空 き 店舗 に加入してもらうのを 待 っているだ けでなく、その 場 所に 必要 な業 種 のお 店 を 誘導 し ていくというような取り組みも 必要 だという考え も 持 っていますというようなお 話 もあったかと 思 うのですけれども、その 辺 の取り組みについて何 かされたことがあれ ば教 えていただきたいなと 思 市内に現 います。 ○嶋田商工労働課長 商 店街 の 方 といろいろ情報交換をしながら、そ ういった 希望 者等の情報 収集 には努めているとこ ろではあるのですけれど、なかなか 的 を 絞 って周 知なり 誘導 するというような取り組みが 十 分にな されているという状況ではないと考えています。 ○金兵委員 昨年度のお話にもあって、こういう考え方を もって進めていっていただけれ ば 、やはりよりよ い 方向 に進んでいくのではないかということで進 めていってほしいという 話 をさせていただいてお りますので、これについてはもう 一 度、 検討 して いただいて、こういった 方向 も進めていっていた だくような 形 にしていただけたらなという ふ うに 思っていますけれども、ただいま課長 の御 答弁の 中で4 条通 には9件 空 き 店舗 があるというお 話 が ありましたけれども、 主 に4 条通 に 絞 って行 わ れ てきた事業であるというふうに思いますけれど も、 私 どもは 従来 から 縦通 も 含 めて中 心 市 街地 と いうことで対象 地域 を 拡 大する 必要性 について申 し 上げ てきております。 昨 年の御 答弁のほうにも中 心 市街地 の活性化の 議 論 も3 条 、 5条 も 含 めたような議 論 も 始 まって きているという ふ うにおっしゃっておりましたけ - 22 - れども、この対象 地域を 拡大する必要性について いかが考えますか。 ○嶋田商工労働課長 一般 質問でも対象 地域 の拡 大については御質問 をいただいていることがあるのですけれども、 昨 年、中 心 市 街地活性化ビ ジ ョン を 昨 年の12月に 策 定いたしまして、その 策 定の段階でも委員の中か ら、 検討 部会の中からそういった対象 範囲 の 拡 大 というお 話 も出まして、その中では現 在 も4 条通 がまだ 空 き 店舗 があるというような状況でござい ま し て 、 そ の ほ か に も 範囲 を 広 げ て い く こ と に よってどれだけの新 規 の出 店 が 見込 めるかという ようなことが 今 のところまだ 見 えない状況の中で ありますので、まずは4 条通 を 埋 めていくという こ と が 最 優先 に な る と い う ふ う に 考 え て お り ま す。 ○金兵委員 条通というお考えだということですけ れども、中 心 市 街地 に 人 が 集 まるということが 活 性化 であって、4 条 から 埋まることが 活性化 では ないと 思 うのです。あの 辺 の 一帯 に 例 え ば 3 条 な り 5条 なり 縦通 なり 店 ができれ ば人 が 集 まる、 人 が 集 まるからまた出 店 するというような 形 で進ん でいくと 思 います。 そういった考えを 持 つことが 重要 で、まず4 条 を 埋 めるというところに 目的 を 持 っていってはい けないのではないかと 思 うのですけれども、いか まずは4 がですか。 ○三島経済部長 中 心 市 街地 の 活性化 をどう 図 っていくかという ところなのですけれども、 昨 年、商 店街 、経済 団 体等の 若手 を中 心 として、 今 後の中 心 市 街地 どう いう 形 で 持 っていく べ きかという議 論 をさまざま 行って計 画ビ ジ ョン を 立 てたところでありますけ れども、4 条 を中 心 という考え 方 、基本 的 にはあ そこの 活性化 をどうしていくかということが 今 、 最大の 課 題かなという ふ うに考えておりますけれ ども、4 条 も 含 めて3 条 、 5条 も 活性化 を 図 って いかなけれ ば ならないという ふ うには 皆 さん、 メ ンバ ー の 皆 さ ん は 認 識 は 一緒 の と こ ろ で あ り ま す。 空き 店舗対 策 事業についてでございますけ れども、この事業を 立 ち 上げ た当初はやはり4 条 通、網走の 顔 である4条通の 空洞化 をどう 防 いで いくかというところに 視 点を 置 いて、そこに出 店 この をしていただこうと、そこを 埋 めることによって 心 市 街地 の 活性化 の一 つ柱 としていくという考 え 方 でこの事業は スタ ー ト しています。 ですから、4 条通 だけに ぎわ え ば いいというこ とではなくて、やはり 今 、市として進めておりま すまちなか 居住 も 含 めて、この中 心 市 街地 をどう 活性化 させていくかという考え 方は当 然、 持 って おりますので、 先 ほど 課長 から 言 いましたように 3 条 、 5条 の 空 き 店舗 事業をやれ ば埋 まっていく のかどうなのか、 飲食店 が非常に多い 通 りでござ いますので、そういったことも 含 めて 今 後、もう ちょっと広 げ ていくかどうかも 含 めてもう 少 し 検 討したいということで考えております。 ○金兵委員 おっしゃっていることは理 解 はいたしますけれ ども、あの 辺一帯 という広い 視 点でやっていって いただきたいという思いも私のほうにはありま 中 す。 心市街 地の 活性化 を議論 するに当たり、昨 年 西山通 が開 通しましたので、 車 の流 れが 変わって 重点対 策の ほうも 変わ ってくるのではないかというお 話 もさ せていただいたと 思 いますし、あとは網走に 外 か ら 来 た 方 がおっしゃられたことに2 条通 、 バス 会 社の前の通 り、あの 辺、 車の 通 りがいっぱ いある ところに、ああいうところに御 飯 を 食べ る 飲食店 がないというのも、 少 ないというのも何か 不思 議 な 感 じがするなという ふ うにおっしゃっていまし たので、その 車 の 流 れによって 重 点対 策 のほうも 何か 変わ ってくるのではないかなという ふ うに 思 いますけれども、その辺についてはいかがです それで、もう1点なのですけれども、中 か。 ○三島経済部長 西山通の開 通につきましては、もうかなり前か ら工事が 始 まっておりまして、さかの ぼ れ ば 4 条 通の 一方通 行をどちらの 方向 にするかという議論 の中でも、 西山通 の開 通 ということが 将来 、計 画 があるということで、それらも考えた中で 西 から 東へ流 すということの一 つの 判断もあったという ふうに 聞いておりまして、昨 年の活性化、中 心市 街地 の 活性化ビジ ョンの中でも 西山通 の開 通 を見 込んでといいますか、それらを 踏まえて中 心 市街 地のまちづくりをどうしていくかという議 論 も当 然、入っておりました。 実 際 、開 通 しましたら、交 通量 もかなり 西山通 - 23 - 通 ってエコ ーセンター、総合振興局 のほうに流 れる 車 が 夕方 、 朝 、非常に多くなってきていると いう状況がありますので、そういった道 路 を 使 う お 客 さんをいかに中 心 市 街地 の4 条通 を 含 めた中 心地 のほうに 流れていくかということも考えてい かなくてはならないという ふ うには 思 っておりま すし、 具 体 的 にそれではどうすれ ば いいのかとい うことは非常に 難 しいのですけれども、当 然 、そ れは考えながら現 在 も進めていかなけれ ば ならな いという ふ うに考えております。 2 条通 の 飲食店 につきましては、 確 かに現 在 、 非常に 少 ないという状況になっておりまして、そ この 飲食店 も 含 めて、2 条通 の 活性化 をどうして いくかということも 一 つの 課 題かなという ふ うに は考えておりますけれども、まだ 具 体 的 な 検討 ま を では入ってく段階ではございません。 ○金兵委員 難 しいところがあるのかなという ふう に 思 いますけれども、やはり 私 も 子供 のころは何 かあれ ば 4 条 の、あの 辺 の中 心 市 街地 に 買 い物に 行っていた 世代 でもありますので、あそこがに ぎ わっていただけれ ば いいなということで、決して 否定するものではないのですけれども、積極的に い ろ い ろ な 方面 か ら 広 げ る と い う 視 点 も 持 っ て やっていただきたいということをお 伝 えして、こ の質問を終 わ りたいと 思 います。 続 いて、63ページの薬用作 物 栽培促 進事業 補助 金、こちらは 薬用作 物の 導入を 図っていこうとい うことで平成23年度は4件で センキュウ を 試験栽 培を 始 めたという ふ うに 伺っております。この平 成23年度の状況と 評価 についてお 伺 いします。 ○川合農政課長 平成23年度 薬用作 物についてでございますが、 平 成 23年 度 は 22年 度 に 作付 け を し ま し て 、 セン キュウ は16ヘクタ ー ル作付けしております。それ を23年に 収穫 をいたしまして、その 収穫量 は6万 4,895キロ となっております。 ○金兵委員 今 までこの 薬用作 物、中国 で 主に 生 産をされて いたかと 思 うのですけれども、この 試験栽培 の 結 もろもろ 果、網走産の物が品質がよいと、日本でつくられ 安 全面 が 高いという 評価 がされている という ふ うに 私 のほうも 聞 いているのですけれど も、 一方 で 栽培 をされている 方々 のほうから他の 作物との収穫 の時 期 が重 なるといったようなさま ているので - 2 課題があるいうふ うに 伺 っておりますけれ ども、 今 後、 作付 け 面積 を ふ やしていく 方向性 な のかなという ふ うに 思 っておりますけれども、そ の 辺 の 課 題の 解 決についてどういう ふ うに考えて いるかお 伺 いします。 ○川合農政課長 こちらの 薬用作 物については、 ツムラ でも 今 ま で中 国 のほうでつくっていたものを日本に シフト してくるということで、網走なり 斜里 3 町 で 栽培 ざまな をしているところです。 金兵 委員の御指摘 のあったように ビ ート との収 穫時 期 が重 なるということもあります。そのため に ビ ー ト の 機械 を 重複 して 使 うということもあり ますので、 センキュウ専用 の 機械 ということで4 地区 に 補助 金 を出しながら整備 を進めているとい うところであります。 薬用作物については除 草剤 を 使えないと いうことで、 手 間がかかるということもありまし て 、 今 そ の 除 草剤 が 認 可 さ れ な い か と い う こ と で、その 辺 の 要 請はしているところです。 また、 今 後、 収量 や 面積 が ふ えてくるに当たり まして、 乾燥施 設の 整備 ということも考えていか なけれ ば ならないと 思 っておりまして、その 辺 は また、 また農協と協議しながら進めていきたいと考えて おります。 ○金兵委員 話 で除草剤が 使 えないというお話 と 乾燥施 設の 整備 ということでお 伺 いしましたけ れども、 センキュウ に限らず 薬用作 物は 結構 たく さんの 種類 があって、除 草剤 の認 可 がおりている 作物、 今ちょっと名前が出てこないのですけれど も、 トウキ という 薬草作 物だったかと 思 うのです け れ ど も 、 除 草剤 は 使 え る と い う 作 物 も あ り ま ただいまのお す。 乾燥施 設のほうも、その薬 用作 物を乾燥 するための工場 というのもできてき ているという ふ うに 伺 っておりますので、その 辺 をうまく 有効活用 しながら、 センキュウ にとら わ られずに、他の 作 物も、その 使 う会 社 さんのほう で 求 めているというお 話 を 聞 いておりますけれど も、その 辺 は市としてとらえていらっしゃいます そして網走のほうに か。 ○川合農政課長 トウキ以外 の作 物についてでございますが、南 部 地区 のほうでは ソウ ジ ュツ の 栽培試験 、また ト 4- ウキ の 栽培試験というのも音根 内でやってござい ます。 栽培試験が 順調にといいますか、網走でも 生産ができるということになれ ば、こちらのほう の 薬用作 物のほうについても 栽培 のほうは 促 進、 増加させていきたいと考えております。 ○金兵委員 薬用作物については網走が 地域的 に 合ったとい うもので、大きな チ ャ ンス なのではないかなとい う ふ うに 思 っておりますので、 今 後もっともっと 積極的 に進めていっていただきたいという ふ うに 思っております。 続 きまして、決算書の239 ページにあります道 内 修学旅 行 誘致 対 策 事業 補 助 金 についてなのです けれども、平成23年度は御 存 じのとおり 東 日本大 震災 が発生 して、観光客 が激減 してしまったとい うことは 皆 さん御承知だと 思 うのですけれども、 それを何とかしようということで 関係 者の 皆 さん の努 力 の 結 果、道 央圏 の 修学旅 行の行き 先 が 東北 から網走 方面へ と 目的地 を 変更 し、 修学旅 行の 団 体が 増 加したということは大 変評価 したいという ふうに 思っておりますけれども、この取り組みの 効果はどうなのかなということでお願いします。 ○田口観光課長 昨 年、東 日本大 震災がございまして、道 央圏の 修学旅 行が 東北地方 のほうに 修学旅 行に行かない その という現象が起きました。 私 ども道 央圏 の中 学校が 北海道内の地 域に 修学旅 行に流 れてくるというふ うに伺 いまし たものですから、観光協会と 連携 をとりまして 修 学旅 行の誘致 に努めてきたところでございます。 その 結 果、 昨 年度、観光 客 が 激減 すると 思わ れ た6月、 7 月に 修学旅 行、道 央圏 から 修学旅 行を 導くことができまして、観光 客 の大 幅 な減少 を食 いとめることができたという ふ うに考えておりま それで、 す。 ○金兵委員 あの 緊急的 な対 応 の中で、たくさんの 修学旅 行 が 来 ていただいたと、本当にす ば らしいことでは ないかなという ふ うに 思 っておりますけれども、 せっかくこういった機会というか、こういった チャ ンスに 見舞わ れましたので、いろいろありま したけれども、 修学旅 行というのは基本 的 には数 年前から行き 先 の 検討 を行うという ふ うに 聞 いて おりまして、 今 後もこういう 継続 して 来 ていただ 適切 な時 期 に適切 な取 り組みを行っていくということが 必要 であると 思 うのですけれども、 今 後についてはどのような考 えを 思 っていらっしゃいますか。 ○田口観光課長 本年度におきましても、 昨 年度、道 央圏 の中 学 校が道 東方面 にも 修学旅 行に 来 ていただいたこと もありまして、 札幌 の 旅 行 エ ージ ェント を中 心 に プロ モ ー ション を 行 わ さ せ て い た だ い て お り ま くということを考えると、 す。 央圏の中 学校 の 修学旅行につきましては、札 幌を除き苫小牧、 小樽方面の 学校につきましては ほとんど 東北 、それから 関東 のほうに 修学旅 行が 戻っている状況にあるのですけれども、札幌圏の 札幌 市内の中 学校 におきましては、まだ北海 道に 残っているところもありまして、そこに 向 けて プ ロモー ション を行ってきたところでございます。 今 後につきましては、その 札幌圏 の中学校 の修 学旅 行 誘致 も 含め、また道外 からの 修学旅 行の誘 致を 含 めまして導 いていきたいという ふうに考え ておりますけれども、観光協会と 連携 をとりなが ら進めるのはもちろんなのですけれども、 北海 道 オホ ー ツク総合振興局とも連携 をとりながら、広 域的 な 連携 をつくって誘致をしていきたいなとい う ふ うには考えております。 ○金兵委員 これについては、 今 後の努 力 を、さらなる努 力 を 期待 しますということで次に 移 らさせていただ 道 きます。 9 決算書の21 ページに シルバ ー 人材センタ ー 運 営事業という事業があったのですけれども、これ についてはちょっとお 伺 いしたかったのですけれ ど も 、 シルバ ー 人材センタ ー さ ま ざ ま な 仕 事 を やっていただいているということと、会員の 方 は 継続 し て 仕 事 が で き る と い う こ と が 生 き が い に なっているということで、この シルバ ー 人材セン ターの 運営 事業については評価 しているところで はあるのですけれども、 先 日、報道で シルバ ー 人 材センターに 登録 している会員のお年 寄りが委託 された 作 業中にけがをして、 医療機関 に 運ば れて 受診 したのですけれども、保険 の適用 がされず自 己負担 になる ケー ス があるというようなニュ ース があったのですけれども、これについて網走市と しては、網走ではそういった ケ ース があるとか、 作業中の事 故 であるとかということについてどの - 25 - 把握 されているでしょうか。 ○嶋田商工労働課長 網走の シルバ ー 人材センタ ーに 確 認いたしまし たところ、年間、 一 、 二 件の 軽 いけが程度はある ということでございますけれども、 骨折 とか入 院 するようなけがは 今 のところ発 生 していないとい う ふ うに 聞 いております。 ○金兵委員 それらのけがで 病院 にかかったとき、 今 、問題 ように になっているようなことが網走で起きているとい うことはないでしょうか。 ○嶋田商工労働課長 その 軽 いけがにつきましても、それ ぞ れの会員 さんが御自 身 の 保険 等で対 応 されているというこ とで、 シルバ ー 人材センタ ーが 今回 、問題になっ ているような ケ ー ス はないという ふ うに 聞 いてお ります。 ○金兵委員 これについてはちょっと せていただきました。 確 認のために御質問さ 以上 です。 ○渡部委員長 山 田委員。 ○山田副委員長 私 のほうからは、 労働費56ページなのですけれ ども、56ページのところに事業 化 等 スタ ー トアッ プ支援事業と、新製品創出支援事業 補 助金 、それ から新製品等 プロ モー ション 支援事業があるので すけれども、この事業自体は 一連 の 流 れがあるな という ふ うに 思 っています。 例 え ば、事業化 で スタ ート した後に新製品創出 事業に 流 れて、最後は プロ モー ション に 流 れてい くような 流 れでつくっているのかなという ふ うに 事業を 見 たのですけれども、この 辺 はどうなので しょうか。 ○嶋田商工労働課長 ただいま委員御 指摘 のとおり、事業 化 等 スタ ー トアップ支援事業につきましては、きっかけづく りということに 着目 した助成制度でありまして、 そこで製品 化 等の 掘 り起こしを行った後に、次の 新製品創出支援事業のほうに 移 行していくような ことで考えてございます。 上がった後につきまして も、PR等の 関係 での プロ モー ション ということ で の 支 援 も し て い る と い う こ と で 一連 の 流 れ と また、新製品ができ なってございます。 ○山田副委員長 今 、御説明あったとおり、この流 れに乗 ってい けれ ば かなり事業 的 にはいいなと 思 うのですけれ ども、事業自体、これを 見 ますと製 造 業が多いの ですけれども、その他の事業とか、 例 え ばサ ー ビ ス業とか、あるいは建設業とか、そういった 流れ でできるような取り組みになっているのかどう 辺がちょっとわからないのですけれど も、 生 産物、特に 食 品加工等に中 心 を 置 いている のか、あるいはそうではないのか、その 辺 どうな か、その のでしょうか。 ○嶋田商工労働課長 これまでの支援している事業につきましては、 生 産加工品というと ころが 主 になっているというか、 目立 っていると こ ろ な の で す け れ ど も 、 中 に は 機械類 、 そ ば粉 100%でそ ば を 打 つ 機械 とか、そういったものも ありますし、あとは トラック の 荷台 の後ろの 荷 ど めといいますか、それを自 動的 に 操作 できるよう な 装置 の開発とかといったようなものもございま どちらかというとそういった す。 ○山田副委員長 今 の御説明でわ かりました。 食 品と限らず、 機械製品やそういうところも過 去にはあると。今 後につきましてなのですけれど も、 スタ ー トアップ 事業の中に起業 化 の ア イ デア プラン と か と あ る の で す け れ ど も 、 こ の 辺 が ちょっと 個 別に入っていきますと わ かりづらいと ころがあるのですけれども、起業 化 の ア イ デア・ プラン というのは業 種にとら わ れずやれるような プラン なのかなと 思 うのですけれども、その 辺、 ちょっと 詳 しく 教 えてほしいのですけれども。 ○嶋田商工労働課長 こちらのほうの ア イ デア・プラン と申しますの は、 具 体 的 な最終 的 な商品とか、製品のイ メ ージ がまだでき 上 がる前のこんなものがあったらいい のではないかとか、そういったような本当の最初 の段階からこの制度は支援するというような部分 でございます。 ○山田副委員長 まず 今 の 話 で わ かったのですけれども、事業 化 する 上 で ア イ デア を出すときは 相談 には行くので すけれども、そのときなかなかこれが 採用 される のかどうか わ からない ケ ー ス 、よくあるのは 既存 - 26 - にある商品とか、そういったもののちょっとした 夫 程度では対象にならないのかなと 思ったりす る 場合 があるのですけれども、その 辺 の加 減 とい うのは、審査の 上 ではどのようにやられているの かなと 思 うのですけれども、利 用 しやすいのか、 しづらいのか、その 辺 が わ からないのですけれど 工 も。 ○嶋田商工労働課長 市といたしましては、その新製品等の 掘 り起こ べ く進めていきたいという考えのもとで 進めておりまして、事 務局レベル の段階でこの商 品をはだめとかいいとかというような 判断 をする ものではなくて、中 小 企業 振興促 進審議会という 組 織 が委員会がございますので、そちらの委員の 方にもお諮 りして、 皆さんの 意見をいただきなが しをなる ら決めていくということになっております。 ○山田副委員長 今 のお話 で 一応わ かったのですけれども、そこ で新製品創出事業 補 助 金 なのですけれども、ここ まで第 二 段階に 来 た段階で、過 去 の事業を支援す る 中 で 、 今回 、 じ ゃ が い も よ う か ん と い う 形 で なっていますけれども、過 去 にやはりいろいろ 上 がってきたと 思 うのですけれども、それが 今 、網 走で 有 名になっているといったらおかしいのです けれども、 有 名にならないまでも商品 化 されてい る ぞ というものはあるのでしょうか。 ○嶋田商工労働課長 こちらの新製品創出支援事業ででき 上 がった商 品につきましては、す べ てではないのですけれど も新製品等 プロ モー ション 支援事業で テレビCM などで 放送 されるような商品もございます。 そういった中には、最近でいきますと ホタテ の 貝殻 を 使った 洗浄剤 とか、あとは野菜 のお 菓子、 菜根糖 、あとはお 魚 のすり身 を利用 したお 魚ドー ナツ 、あと 土 産用 のガラス製品といったようなも のもございまして、そういった プロ モー ション 、 CM に 乗せることによっての 引 き合 いとかという のも、大 変 、 反響 があるという ふ うに 聞 いており ます。 ○山田副委員長 いい製品もあるというようなことであります。 CMに 乗 せる というところまでいければいいなというふうに 思っています。 こういう事業というのは、いつも製品製 造 を行 これを認知するためにはやはり、 うものにとっては非常に コスト がかかることや心 配いろいろあります。ですから、この事業が周知 されて、みんなが 使 えるような 形 にしていくとい うような 今 後の取り組みもお願いするというとこ ろでございます。 ヒット すると相 当なものです。 ヒッ トすると、網走で 売 るだけではなく、よそに 向け て 売 る ケ ー ス があって、ある網走の商品が網走で はなくて日本全 国 に 向 けてという取り組みをやっ ている会 社 もあります。そのようになるような 形 でこれも事業を進めていただきたいという ふ うに 思います。 一応 、この 辺については終 わ りますが、次の質 問に 移 ります。 次のページの57ページなのですけれども、中 小 企業 人材育 成 補 助 金 というのがあるのです。これ は、中 小 企業大 学校 に 研修 を 受講 すると出る事業 でございます。この事業に 関 しては、商工会議所 もやっています。それから、網走 信金 もやってい 新しい商品 ます。 容 というのが、かなりいいもので、この 事業を 受 けることによって会 社 の スキルアップ と か、あるいは 意識改革 があって、会 社 の レベル が 上がっていくというような取り組みだと思いま この内 す。 今回 の決算の中を 見て 約半分 ぐ らい の決算だという ふ うに 思 っております。この 講習 会というか、 研修 会のときには 個人 というか、 小 さな企業といったらおかしいですけれども 人 数が 少ないところはなかなか行きづらいという 話 には なっているのですけれども、行くことによって 異 業 種 交 流 とか、あるいはお 客 さんができるという 可能性 もある事業でとてもいいという ふうに 思っ ところが、 ています。 恐 らく1 回利 用 した会 社は 何 回 か行っているけれども、新 規 の 方 はなかなか 来られないと 思うのですけれども、 昨 年の実績で は新 規 の会 社 があったり、あるいは 繰 り 返 しの会 社もあると 思 うのですけれども、どのような利用 形態 に、状況になっているでしょうか。 ○嶋田商工労働課長 平成23年度につきましては、この制度を利 用 し たのは10件でございまして、そのうち会 社 の数で いきますと4 社 でございます。 今 、 手元 にその前の資料がございませんので、 - 27 - それで、この事業は ちょっと新 規 についてはちょっと把握 、今 、お答 えすることができません。 ○山田副委員長 多分、 繰 り 返 し利 用 している企業が多いと 思 う のです。ですから、できるだけ新 規 を ふ やしてい ただいて、 例 え ば折 りをもって企業周りまでは 必 要かどうか わ かりませんけれども、事業者と会う ような 機 会があったら、この支援を利 用 できる体 制にしていただけれ ば いいかなという ふ うに 思 い ます。 恐 らく、これを利 用するところが企業には 負担 がかからない、そういう 補 助 金 制度をつくれ ば 、 そしていろいろな スキル を アップ できるという 形 ですので、 ぜひ この 辺 も進めていただけるように 思います。 ここまでは終 わ るのですけれども、もう 一 つ大 曲湖畔園地関係、67ページに 植樹祭 実 施事業とあ るのですけれども、これは当 然 いいのですけれど も、 去 年、市 民 を交えて開 催 がある 5 月15日に 植 樹に行ったのですけれども、 私 も、 皆 さんも行か れたと 思 うのですけれども、このときに 植林 した 場所が 湿地 のようなところで、たまたま前の日、 雨降 ったのだろうと 思うけども、湿地 のあそこで 水はけが 悪 いと、そこに 木 を3本 植 えたのですけ れども、あの 湿地 の中に 植林 するということは 木 にとってはどうなのかと、また次の年も 枯 れてし まって 植林 するようなことはないのかなという 危 惧をしているのですけれどもいかがなものでしょ うか。 ○川合農政課長 ことしは 5 月に実 施 しましたが、前日の大 雪 も ありまして、かなり 湿地 というか、水が 浮 いた状 態になっておりまして、これはあそこの場 所で今 でも 木 のほうは 植 えて 育 っているということもあ りまして、また 植樹祭 で 植栽 した後にも管理、 下 刈りをしておりまして、 今後も管理をしていきた いと考えております。 ○山田副委員長 今 ほど言 ったのは、湿地なもので 心配だったの で 結 果を 聞 いた わ けであります。 次に決算書235ページ、あ ば しり 七福神 まつり 補助 金 とオホ ーツク屋台村補 助 金というのがある のですけれども、このイ ベント に対する 補 助 金 の 成果ということで、その 補 助 金 というのは 恐 らく 地方 自 治法 第232 条 の2で、 普通地方公共団 体は 公 益上必要がある場合において 寄附、または 補助できると、そういうところからす べてそうな のですけれども、やられている 形 なのですけれど も、何年かやられていますけれども、この 辺 はほ かの観光 客 の入りとか、あるいは網走市 民 のみし か利 用 していないようなこととか、いろいろ成果 があると 思 うのですけれども、この 辺 は 今 後の取 り組みも 含 めていかがなものでしょうか。 ○嶋田商工労働課長 あ ば しり 七福神 まつりにつきましては、平成24 年度で1 9回目 を 迎 えた わ けですけれども、当初、 まちなかに 人 を 呼 び 込 むということが 目的 で、ど ちらかというと市 民 を対象にしたイ ベント として 始まったところでございます。 ですが、最近、全 国 から 味覚 市等などのイ ベン トの内容も充実してまいりまして、近年は周辺 の、近 隣 の市や 町 からも 来場 者があるというよう なことで、特にことしは 来場 者数が前年 比 7,000 人 多く3万7,000 人 の入り 込 みがあったというこ とで、網走のみならず近 隣 の 地域 、または観光 客 に対しましても 好評 を 得 ているところでございま その す。 オホ ーツク屋台村 につきましても、こちらは流 氷まつりの 期 間と 合わせた時 期 に開 催 しておりま して、こちらは 流氷 観光に 訪 れている 方 をまちな かのほうに 呼 び 込 んで、商 店街 や 夜 の 飲食店 のほ う へ誘導 しようということでの取り組んでいる事 業でございまして、こちらのほうも道内からも、 札幌 あたりからもお 客さんが 来 ているということ で、こちらも市 民 のみならず、観光 客 の入り 込 み があるというイ ベント でございます。 ○山田副委員長 今 の取り組みで非常に 効果が 上がっていると、 長い 期 間はそういうことをやるとだんだん 効 果が 上がるというのが わ かります。 19 年、これはあ ば しり 七福神 まつりですと1 9回 目ということで、当初の 思惑 から大きく広がって いったという ふ うなお 話 しがありました。 ただ 一 つは マンネリ化 をしているのではないか という 方 もいるのですけれども、 今 後の取り組み は市でやる べ きものではありませんけれども、そ ういうお 祭 りに対する市として 補 助する 上 で新し い取り組みを 提案 していくというようなことはあ るのでしょうか。 ○嶋田商工労働課長 - 28 - 七福神まつりにつきましては、商 店街のほうの 方が メ ーン になって実行委員会をつくって実 施し ているということでございまして、ことしの1 9回 目の 七福神 まつりを 見る限りでは、 今 までに 比べ て ステ ージイ ベント なんかもかなり 充 実して、 ス テージでは 絶 え間なく何かやっているというよう な状況で、 絶 えず ステ ージ前にもお 客 さんが 滞留 していたというようなことで、イ ベント の中 身 と しては 毎 年、年 々充 実していっているような 印 象 を 受 けております。 また、出 店 されている 食べ 物とかお 土 産とか、 そういった商品のを実 演販売 等につきましても、 街区 に テント が並 び 切れない ぐ らい 張 りついてい る状況で、こちらについてはもうこれ 以上 、 充 実 させるのは大 変 かなというようなところまできて いるのかなという ふ うに考えておりまして、 今 の ところ市としてこうしたらいいとかというような 助 言 というのは考えては、今 のところは思 い 浮か びません。 ○山田副委員長 今 のお話 のとおり、この部分は補 助して 民 間活 力でやってくださいというものでありますので、 当 然 そうだと 思 います。 ですから、 長 い支援というのですか、そういう ことを 今 後もお願いして、もっともっと発 展 でき ることを 希望 いたします。 あと 一 つなのですけれども、237ページであり ます。観光に関することなのですけれども、一 応、網走市と観光協会は 一体のような 感じで事業 展開をしているわ けでございますが、そういう補 助金を出している上で観光協会を市から見た状 況、い わゆ る 達 成状況を 見 てどのように 評価 され ているのかなという ふ うに 思 うのですけれども、 いかがでしょうか。 ○田口観光課長 観光協会ですけれども、 今 の事務局長になって 積極的 な事業の取り組みを行っているという ふうに 思っております。 しかし、これはいろいろなところから 指摘 され ている部分があるのですけれども、 私 どもとか商 工 会 議 所 と か 、 そ し て 観 光 協 会 と か の 連携 が 若 干、 希薄になっているのではないかなという 指摘 も 受 けているのは事実でございまして、その 辺 に ついては 我々 も 積極的 にかか わ り 方 を考えていき たいという ふ うには 思 っております。 から - 2 ○山田副委員長 今 、 お 話 が あ っ た よ う に 我々 も 知 っ て い ま す し 、 僕 も 観 光 協 会 の 一 員 な の で も っ と 一枚岩 に なってほしいなという気 持 ちがあります。 やはり、中間 的 な 立場 といえ ば 網走市でありま すので、そこら 辺 をうまく 連携 いただきまして、 網走の観光がもっとよりよくなるようにお願いし たいという ふ うに 思 います。 私 の質問は、この程度で終 わ らせていただきま す。 ○渡部委員長 ここで、 暫 時 休憩 をいたします。 午後2時05分 休憩 午後2時15分 再開 ○渡部委員長 休憩 前に 引 き続 き、再開をいたします。 質疑を 続 行いたします。 近 藤 委員。 ○近藤委員 それでは 私 からは 天都山 周 辺花園 管理 育 成事業 についてから 順 次、 伺 っていきたいと 思 います。 成果報告書68ページの部分でありますが、決算 ふうに理解 をしたいところなのですけれども、市 民手 づくり の 花畑 をつくって観光 地 にしていこうという取り 組みそのものは非常にやり始めた当時は先進的 で、すっかり網走観光の名所としても定 着 しつつ あるという ふ うに 私 は認 識 しているのですが、 一 方で ボランティア として 参加をされている 方々、 今回 平成23年度については 41 団 体、800名という ふうに書かれておりますが、当 然、 ボランティア で や っ て い た だ い て い る わ け で す か ら 、 簡単 に 言ってしまえ ば疲 れてきたと、なかなかメンバー を 維持 す る の は 大 変 だ と い う と こ ろ で 、 ボラン ティア の維持 が難 しくなってきている 側面 がある 額につきましては、そうですかという のかないのか。 一つ、 ボランティアさんの中で 意見 を 聴 取する 機 会、 担 当 課 としてはあるかと 思 うの ですけれども、その ボランティア さんからこのは なてんとについてどういう 意見 が出ているのかと いうを明らかにしていただきたいと 思 います。 ○田口観光課長 まず最初に、はなてんとにおける 参 加 団 体、 ボ ランティア ですね 、 維持 が難 しいのか 難しくない そしてもう 9- 話で 伺 いますが、基本 的 にはやはり ボランティア というのは多少 、 苦痛 といったらお かしいかもしれませんけれども、 労力 を 使 う わ け ですから、その 人 の時間を 使 う わ けですから、 若 干なりともやはりその人 にとっていろいろな支障 があるという ふ うには 思 っております。 のかというお そのような状況の中で、はなてんと、平成15年 今 の協議会をつくりまして、16年から 宿根草 を 植 える 形 をとっているのですけれども、だんだ ん 面積 が大きく広 げ ていった状況もありまして、 各 団 体 に 負担 が 大 き く な っ て き た の は 事 実 だ と 思っております。 そのような状況を 私 どもは 掌握 しているような 状況もございまして、 皆 さんが大 変 になってきて いる、組 織 を 維持 するのが大 変 だよという 声 も 聞 かれるようになってきましたので、 若干 、 以 前は 少しでも花 を多く 植 えるために多くの 面積 を 使っ て 花植 えをするなどをしていたのですけれども、 少しでも負担 を軽減 させるような方法 をとりたい ということで、 側面 とか、 一番下 の部分とかは 宿 根草 を 植えたりしたりして、 皆 さんの 負担 を 軽減 させるような 方向 で何とか組 織 の 維持 を 図 ってい きたいという ふ うに努めているところでございま から す。 意見を 聞 ける状態 があるのかというこ とですけれども、協議会を 先 ほど 言 いましたとお り平成15年につくりまして、その 運営 協議会を 毎 年3 回 ほど開いております。その中で、 皆様 に 意 見を出していただいているのですけれども、この はなてんとの協議会は 皆 さん、 結構 、 積極的 です し、 責任感 を 持 ってやってくれるので、その会議 も部 屋 に入り 切 れない ぐ らい、 私 どもが予 想 して いる 以上 に 来 たりしている、非常にいい協議会に なっていて、その中でも 意見 をかなり 積極的 に出 していただいていると、その 意見 をなる べ く 私 ど もも次年度に 反映 できるように努めてやっている それから ような状況にございます。 ○近藤委員 ボランティアとしてかかわ りやすい 形をつくり 上げ ていくという部分では心 を 砕いていただきた いということと、あともう 一 つは 意見 を 聞 く 機 会 で、どういう 意見 が出ているかという部分でお 伺 いしたかったのは、 要 は 今 、はなてんとに 植 えて いる 花 の 種類 が ボランティア のやっている 側 から 見てどういう ふうに 受けとめられているのかとい 意見 としてどういう ふ うに出ているかと いうのを 聞 きたかったのです。 というのも、 今 、 北海 道内、各 地花 観光が 盛 ん で、いろいろなところに 花畑 をつくるという取り 組みが広がってきています。そのときに、大体 目 にする 花 というのが、まさにその 今 、はなてんと で 植 えられているような 種類 の 花々 であるという うことを ことであります。 そうなってくると、やはりほかの 花畑との 差別 化がだんだん 難しくなってきてくるので、やはり 花についても 今ぐ らいの 花が本当に、 今まではよ かったのかもしれないですが、これからはどうし 少し考えていかなければ いけない 局面 が 来 ているのではないかなという ふ うに 私 自 身 は 思 っているのですけれども、そのあ ていくのかという部分で たりはいかがでしょうか。 ○田口観光課長 平成15年にこの協議会をつくりまして、当時は 宿根草 、マ ーガレットとか、 コスモ ス とか、そう いう 花 であそこの 花園 をつくろうということをし たり、実 際 、平成15年はそれでやったのですけれ ども、 余 りの 雑草 の多さに大 変 だということで、 これは協議会の中から 意見 が出て 一 年 草 にかえた というような経 緯 がございます。 その経緯がそのまま引き継いできまして、現 在、その花 になっている わけですけれども、 今の ところ、 花 をかえてほしいという 意見 は出ていな くて、 模様 、 植 え 方 をどうしたらいいかとか、 字 をつくってみたらいいのではないかとか、そうい 意見 がたくさん出ております。 それは、協議会の中でいろいろと 検討 して、 結 果としてできないという状況で 続 いている わ けで す け れ ど も 、 た だ 花 を ふ や し た い と い う 意向 は 我々 も 持っておりまして、ずっとマリ ーゴ ー ルド と サルビア で 植栽 を 続 けてきたのですけれども、 昨年度から 系統を加えて、ことしも 赤 のほかにオ レン ジの系統 とかもやってみましたけれども、花 を 少 しずつ ふ やしていますし、 フラワ ー マスタ ー さんの 好意 もありまして、いろいろなペ チュニア とか、そういう 花 も 植 えていただいているという うような ような状況にございます。 今 のところ、新たに花 をかえてほしいという積 極的 な 意見 はないです。 ○近藤委員 ボランティアさんの中ではそういう議論 が出て - 30 - いると。 花 をきれいに見 せるためには、僕 も 詳しい わけ ではないのですが、 花 をやっている 人 たちに 伺 う と、 緑 色、 葉 っ ぱ の部分の 存在 も 必要 で、それが あることで 花 の色が 引 き 立 つというような バラン スがあるらしいのです。 実 際 に 富良野 の ファ ー ム富 田さんなんかも、も ともとは ラベンダ ー 一 色の 花畑 を 整備 したりとか していたところなのですが、今は色とりどりの 花々 の間で、 例え ば 大麦 を植 えて緑 色のアクセン トをつけるとか、そういう取り組みをやっている ところもあるのです。 ですので、はなてんとについてもやはり 来た方 へのイ ンパクトがあるような 形 の見 せ 方を常日ご ろから考えていっていただきたいという ふ うに 思 います。 ○田口観光課長 協議会の中でそのようなことについても て、協議会の中で実 提案し 際にお話 をしてみたいという ふうには思 います。 ○近藤委員 はなてんとに 関係 にして、はなてんとだけでは なくて、これは 一 つの御 提案 なのですけれども、 天都山エリア に集積 している観光地 、その 流氷館 の建てかえもあるということで、どういう ふ うに 集客 するかとか、いろいろな議 論が 今 、起きてい る わ けなのですけれども、そのはなてんと、それ か ら 流氷館 、 博 物 館 網 走 監獄 、 北方民族博 物 館 等 々 のさまざまな 施 設で 横 の 連携 をとって情報交 換をするような テ ー ブル が 必要 な時 期 に 来 ている のではないのかなと 思 うのですけれども、そうい う取り組みは市として 今 までやったことがあるの でしょうか、そういった 恒 常 的 に 意見 交換できる ような 場 があるのでしょうか。 ○田口観光課長 今 まではそのような取り組みを行った経 緯 はな いと 思 います。 ○近藤委員 流氷館建てかえも 含めて、これから 天都山 をエ リア として 売 っていくということが 必要になって くると 思 うのですけれども、その 際 、やはり 個々 の 施 設が 勝手 に ば ら ば らにやっていては 意味 がな いと 私 は 思 っていまして、やはり情報交換ができ る テ ー ブル 、つまり 例 え ば天都山 利 活用推 進協議 会ようなものがあるといいなという ふ うに 思 うの ですが、このあたりを ○田口観光課長 伺 います。 今のところないの ですけれども、市 民 の 意見 を 今 後、 聞 いていろい ろやっていくという中で、市 民 だけでなく周りの 関係団 体ともうまく 連携 をとった話 し 合いができ る 場 を 持 っていくような 方向 を 検討 してみたいと 思います。 ○近藤委員 その中でいろいろと 検討 していっていただきた いと 思 います。 そのような協議会については 最後にもう1点、決算書の235ページにありま 振興費 の企業情報 保護意向調 査事業、65万 7,300円というのがあるのですが、これは 東 日本 大 震災 の後に 災害 が 節電 による 突 発 的 な 停電 など の リスク を 回避 するために デ ー タセンタ ーなどを 網走に 移動 させる 意向 を 首都圏 の企業が 持 ってい るかどうかという 調 査だと 思 うのですけれども、 この 調 査の 結 果がどういう 結 果だったのかという ことと、それをどういう ふ うに 今 後、 生 かしてい こうとしているのかという部分をお 聞 かせ願いた いと 思 います。 ○嶋田商工労働課長 今 、委員からお 話 があったように、この事業は 大 震災 後の企業が デ ー タ の バックアップ 等の 危機 す商工 管理に対してどのように考えていくかということ 調 査したものでございまして、これは電話 によ る 調 査 、 アンケ ー ト で ご ざ い ま し た け れ ど も 5,000 件 に か け た 中 で 、 回答 が 得 ら れ た 件 数 が を 3,855件でありました。 デ ータ の バッ クアップ機能 の候補地として網走を 検討できるか といったような設問に対しては 「 はい 」 と 答 えの が 42件という デ ー タ がございました。 こういった 調 査 結 果を 受 けまして、 首都圏 にあ る 電 気 メ ー カ ーのほうと 意見 交換といいますか、 情報 収集 をしたところによりますと、そういった バックデー タ の設 備 を整備するにはまず幾 つかの 課題がございまして、まず耐震化に 備 えた設 備で あること、 災害 などでの 危機 管理体制の 整備 、ま た事 故 の 際 の 迅 速な対 応 といったような 課 題がご ざいまして、この メ ー カ ーとお 話 しした中では自 治体がやるというよりも、民 間の専門機関 がこう いったことをやるのが 望 ましいのではないかとい うような 意見 をいただいたところでございます。 - 31 - そのうち、設問の中でそういった ○近藤委員 今 、その 意見をいただいて現 在、どうなってい るのですか。 意見 を い た だ き ま し た 、 「 は い 、 わ か り ま し た 」 でとまっているという状 態 なのでしょうか。 それとも、 先 ほど 42 社 が網走の進出を 検討 してい るという ふ うに 回答 されたという御 答弁 がありま したけれども、その 辺 、 4 2社 に何らかの アプロ ー チを 継続しているということなのでしょうか。 ○嶋田商工労働課長 先 ほど申し 上げ ました 42件につきましては、網 走を 候補地 として考えられるかどうかということ で、 候補地 の 一 つとして考えてもいいという 回答 でございますので、 具 体 的 に網走 へ 進出というよ うなことではございませんでした。 在 の状況ですけれども、そういったことで具 体 的 に 誘致活動 等の取り組みは、 今 は行っていな 現 い状況であります。 ○近藤委員 確 認します。ある 東京 の企業さんから、それは 民間 ベ ース でやったほうがいいのではないのとい う アドバ イ ス を 受 けて、これは自 治 体では 難 しい なという 判断 をしてとめたということでよろしい ですのですか。全体の状況、 今 の 答弁 では。 ○三島経済部長 当初は 震災 後です ね 、 バックアップデ ー タ 、 都 心を中 心としたバックアップデ ータ が2カ 所 目の 候補 としてほかの 地域に 移していくといったよう な 流 れがあったということから、 北海 道もその 候 補の 一 つであるということから、実 際 に都心 の企 業が網走で考えられるのかどうかということで ア ンケ ー ト調 査を行ったところでございまして、当 初はどの程度の 機能 を 持 った デ ー タセンタ ーであ れ ば可能 なのかですとか、どういった 課 題がある のかといったようなことをまず 把握 をしないと取 り組めないということもあったのですけれども、 東京 の 実 際 に バックアップデ ー タ と し て やっている企業を 訪 問して、いろいろな 意見 を交 換させていただいて、さまざまな 課 題が 浮 き 彫 り それで になったと。 治 体としてそれをやっていくということは非 常に 難 しいということで、どこか、できれ ば地元 の企業でそういったようなやれるところがあれ ば ということも 検討 はしたのですけれども、なかな か進まない状況で、この事業を行ったことが 今 現 自 在、 完 全にやめてしまいますということではなく て、 バックアップデ ー タ というのは 今 もいろいろ なところで 動 いている わ けですから、網走もその 候補地 の一 つとして何らかの 形 でこの網走に 持っ てこれないかということは 探 っている状況であり ますけれども、 具 体 的 な進 展 はないといったよう な状況です。 ○近藤委員 わ かりました。 42の会社 が 候補 の 一つとしてでも網走の名前が 挙がったという点では、これは 一つの 意義 があっ たと 思 いますので、これは何らかの 形 でその 誘致 に 結 実をさせていくような取り組みをやっていく 必要 があるだろうという ふうに考えています。 以上 です。 ○渡部委員長 全体の状況等 ほかにありませんか。 ○渡部委員長 (「 なし」 の 声あり ) 以上 で、認定第1号中、経済部、観 光部、農業委員会の所管に 関 する細部質疑を終了 それでは、 いたしました。 理事者入れかえのため、 暫 時 休憩 いたします。 午後2時31分 休憩 午後2時32分 再開 ○渡部委員長 休憩 前に 引 き続 き、再開いたします。 認定第1号中、水産港湾部の所管に 関 する細部 質疑に入ります。 栗田委員。 ○栗田委員 聞 きしたいのですが、成果等報 告書74 ページ、 沿岸浅海域漁場造 成事業 費 で、こ の事業、予算自体はこの事業にしてはすごい 少 な い事業ではあるのですが、非常に近年、 漁場 、特 にこの近 海 のこういう ウニ だとか ナマコ の 漁場 と いうのが 荒 れているという 話 をお 聞 きしています し、現状 見 たところいそやけ等の 被害 もかなり出 ているということで、この部分はしっかりと 力 を 入れていかなくてはいけないのだという ふ うに考 1点ちょっとお えていますが、まずはこの部分で225万円ですか ら、その 魚礁 を何 個 か入れて、 保育礁 を6基入れ て、その成果が出ているということなのですが、 今後、この行き先 というのはそういう現況を 押さ - 32 - えながら原 か。 課としてはどのように考えています ○河野水産漁港課長 栗田委員のおっしゃるとおり 浅海域 が砂場 とか 荒廃 してきているということもございまして、こ れは平成22年からやっている事業なのですけれど 昨 年、23年度の事業としてはナマコの 保育礁 だ と か 、 そ れ か ら ウニ だ と か の 移植 と か 、 そ う も、 いったことをやっております。 将来的には 国の事業もございますので、 今 のと ころ市の 単独 事業でやっていて、その実 証 を 踏 ま えそれがある程度、 効 果があるということをつか めれ ば 、その 国 の 補 助、大 規模 の 沿岸漁 業 整備 の 事業に実 施 していきたいという ふ うに考えており ます。 ○栗田委員 実 証試験 ではないのですけども、 小規模 な 形 で 実 施 をしてみて、 今 後の 方向性 を 見 たいという考 え 方 だということを理 解 いたします。 北海 道網走のウニ というのは 味覚 、 味、品質と もにの 一 等という部分でいくと、やはり利 尻 、礼 文の大 型の バフンウニにはかな わないのかなと、 市 場価格 だけでいうと、ただ 味 だけでいうとまさ る と も 劣 ら な い 立派 な も の で す し 、 少量 な が ら しっかりとした網走の ブランド化 もある 面 では 築 かれているのです。 今 、 釣り キンキ だとかそういう部分が全 面出ていますけれども、網走の本当のその 資源、 内水というか近 海 の 資源 としては非常に大事な 資 源だろうかと 思いますし、これに携わ っている漁 業者の 方 も 今 、 荒廃 している状況というのは非常 に 苦慮 されているということで、何せこの 環境 、 海の 環境というのはいろいろ 私 たちの 生活 も 含め ていろいろな部分で 影響 があると 思 います。近年 の 温暖化 も多 少 、 影響 しているという ふ うにも 言 われておりますし、大切 なウニ のえさである 昆布 等、 わ かめ等の 資源 が 枯渇 してきているのも現況 もあるのかなという気がしますので、 一 つやはり ウニ 、網走の ウニ は本当に食べ ておいしいという ことで、 皆 さんその時 期 だけ限定なされています けれども、非常にこれからの観光 資源含 めて大 切 な 財 産なのかなという気がします。 そういう 意味 からも、この部分については 国 等 の大 規模 なそういう 政策 につな げ る 可能性 がある ということをお 聞 きしたので、 ぜひ ともそういう とかく 方向 でしっかりと対 応していただきたいのと、こ の部分はやはりきょう、あしたということではな スパンで、10年 スパンぐらいの話 になってしまうと 思 うのですけれども、 ぜひ とも この 辺 はしっかりとやっていただきたいと 思 いま くて、何年もの す。 ナマコに 関 しては、今 、近年、非常に一般 質問 の質問と 関連 するのですけれども、 二ツ岩地区 と いうのは 密漁 が多いそうですが、この件について 情報等、原課で押さえているところはあります か。 ○河野水産漁港課長 沿岸 の部分の密漁 につきましては、まだ当 課の ほうには入ってきておりません。 ○栗田委員 これは 警察 等の情報ですけれども、組 織的 な部 分で 深夜 に 密漁 が多発していると、何分にも 密漁 というのは現行 犯逮捕 というのが原 則 なので、 警 察のほうも 逐 次やっている瞬 間に行かなくていけ ないのですが、組 織的 なもので全部にいろいろと 情報の 伝達人 がいて、 今 、非常に問題 化 している のは事実だそうです。 ナマコ というのはいろいろな部分で 高価 に取り 引 きされるので、そういう 暴力団関係 者の 格好 の 資源 になっているということなので、 これはやはり網走の 地域 でそういうものが 頻繁 に 行 わ れるというのは 黙 っておけないなということ なので、 ぜひ ともその 関係 、所 轄 、網走の 場合 は 警察署 になりますけれども、いろいろと情報をと りながら、そういう 関係 のほうもやはり 少 し気を 使っていただければというふうに思っています かなりその が、どうでしょうか。 ○河野水産漁港課長 やはり 沿岸資源 が 荒 らされるという、特に 暴力 団の 資金源 になってしまうというのは非常に大変 だという ふ うに 思 いますので、そこら 辺 はやはり 警察 と 協 力 し な が ら 、 漁 協 と 連携 を と り な が ら しっかりしていかなけれ ば なという ふ うに考えて おります。 ○栗田委員 私 のほうから質問終わ ります。 ○渡部委員長 次、 松浦 委員。 ○松浦委員 私 のほうからは、網走港整備 特別会計の 関係で - 33 - 伺 いします。 港湾 用地 の 関係 で 昨 年の4月22日に港湾 用地売 却基 準 額の 改 定というのがなされました。これを 見ると、新港 区及び新港 船だまり地区 の平 米 あた り そ れ ま で 2 万 1,000円 だ っ た の が 、 1 万 8,9 00 円、それは基 準価格 。特別 価格 としては1,000平 米以上 の購 入者に対する 価格 については、各段階 の割 引 を2%ごとに 上げ る、そして 上 限をこれま で20%だったのが30%にするというような内 容 に 改定されました。 改 定の理由の中で近隣用地 の 価格下落に 伴 いと いうことで、 標準価格 と実 勢価格 に 乖離 が 生 じた ということ、港湾 用地 の 売却促 進を 図 るために 両 地区 の基準価格と特 例価格の 改 定を行うのだと、 こんな ふ うな理由がありました。 平成23年度の 未売却地 は12万7,880平 米 とあり ます。 改 定前と 改 定後を 比較 しますと、 単純 に計 算すれ ば幾 らの 損 失といいますか、 価格差 が 生 じ るのか、その 辺 を 単純 計算すれ ば 出てくるように 思うのですが、その 辺は出ておりますか。 ○酒井港湾課長 改 定する前は新港 地区 については2万3,000円 と2万1,000円と 二 つの 価格 体 系 を 持 っておりま お ○酒井港湾課長 企業を 誘致 するというような趣旨でもともと 造 成しているので、できるだけ大きい 画地 で 買 って い た だ き た い と い う ふ う の が 根底 に は ご ざ い ま す。ですので、その 買 うお 客様 にとって広い 土地 をお 求 めに当たって、それを 買 いやすくという 形 で考えておりますので、その分は割 引率 を 手厚 く したという ふ うにしています。 ○松浦委員 そうすると、また 先 ほど 言 った 金 額よりも、ま たこの部分でたくさん 売 れ ば売 るほど、この 格差 というのは出てくるという ふ うに 思 います。 それで、この 昨 年の経済建設委員会の 資料 だと 思うのですが、この中で ①、 ② 、③ 、 ④とありま して、この ③ のところにちょっと 私 、理 解力 がな いものですから、よく わ からなかったのですけれ ども、 土地 利 用 に対する 阻害 度が大きいと認めら れる 場合 は、大 面積 特 例 を考 慮 した 上 で、 個 別に 評価 することができる。 端的 にいうと、どういう ことなのかちょっと わ かりやすいように説明して ください。 ○酒井港湾課長 億円前後の 影響 額が出るということ わゆる 不整形地 というもの で、 例 え ば同 じ 面積 を 買 っていても 長方形 とか 正 方形 の 土地 というのは非常に 使 い勝手 がいいので す け れ ど も 、 こ の 同 じ 面積 は 三角形 に な っ て い る、そういう 形 であれ ば 非常に 使 いづらいという ことで、この部分についてはさらに 配慮 するとい う ふ うな理 解 となります。 ○松浦委員 これも わ かりました。となると、それまた 価格 の点では当初よりは 相手側 と交 渉 しても 合意 ので きるような 方向 をとるのだろうという ふ うに 思 い 売 る 側にとってはそれだけ利益が 減 るというこ とになりますけれども、 買 う 側 にすれ ば安 けれ ば 安いほうがいいというようなことにもなります。 それで、 若干 、気になったのは特 例価格 という のがありまして、そこで1,000平 米以上 の 場合 、 2%ごとの割 引 、それがこれまでは20%だったの 言葉 は悪 いのですけれども、 相当この間、 安く してきているという点で、そうなると 例 え ば今 あ る 未売却地 がこういった 形 で特 例価格 で 相 当数を 売ると、い わゆる 繰上充用金 は 十五 、 六億 円とな りますが、それは果たして大 丈夫 なのかどうか、 その 辺 の計算も 含 めてこういった 価格 にしたので 米 を 超えると 改 定前の 約倍 近い割 引といいますか、 補 助率 ということはつまり、そ の分、 安 くするという ふ うに 私 は 受 けとめたので ○酒井港湾課長 先 ほども申し 上げ ましたが1万8,900円の 単価 で す べ て が 売 れ る と 2 4億 円 と い う こ と に な り ま した。 ね 、ではそれらはす べ て売 れたら 幾 らぐ らいかということで、 今 の自分の 記憶 なのですけ れ ど も 、 大 体 28 億 円 ぐ ら い で す 。 現 在 、 1 万 8,900円で 両方一律 で 改 定しましたので、これが 全部 売 れた 場合 となりますと、これは 今 、数 字把 握 しているのが24億 1,500万円、大体それ ぐ らい おおむ に考えております。 ○松浦委員 おおよそ4 だろうと 思 います。 が30%ということであります。 特に、1万平 すが、そういうことでよろしいですか。 - 3 それについては、い ます。 しょうか。 す。 4- べ ての 土地が70%の大面積価格 特 例の 適用に なるということは、現実にはあり 得 ないと 思 いま 下方修正、利 用状況の下 方修正 をしても今 なおまだ、利 用率 は 半分という べ て 適用 に な っ た と し て も、2 4億 円 掛 ける0. 7で計算すると、大体16 億 円 ぐらいになろうかと 思いますが、繰上充用金 を下 回ることはないと考えています。 ○松浦委員 私 も計算してみたらそうなりました。 それで、実は平成23年度に1,735平 米 が 売却 さ れているけれども、その中で1,000平 米以上 の 購 形 で非常に今 さらど うにもならない わ けですけれども、とにかく 先 ほ どの 土地売却 の問題も 含 めて、これだけ 価格 を 引 き 下げ るというようなことをしても、こういう状 態の中で簡単 には 売 れない状況にはあると、しか し 売 らない限りはこの 繰上充用金 に 頼 るというこ とにしかならない わ けで、そしてそれが 土地 が 売 れない限り 減少 しないということでありますか ら、これからの取り組みが非常に 重要 になってく るのだろうという ふ うに 思 いますが、 今 後の 今 年 度も 含 めてどういった 形 でこの 土地 の 売 り 込 みを しようとしているのか 伺 います。 ○酒井港湾課長 土地 の売却 に関 するセ ールス ということで、土 地の 価格を 改 定にしてから、その土地 を買 いたい というような 打診 といいますか、それが件数とし て 上 がったことが事実でございまして、 一番 とし ては 今 、 漁 業 活動 されている、網走で 漁 業 活動 さ れ て い る 、 あ る い は 漁 業 団 体 、 農 業 の 関係 者 の 方、あとは市内で事業をやっている 方 、そういう 方から問い 合わせが 来るようになりました。 基本 的 には 今 の 小型船 だまりを初めとする 漁 港 区です ね、そちらについては 漁 業者に 売却 すると いうことをまず 優先 という 形 で、 今 、 長期 で 貸 し 地 し て い る 方 、 そ れ か ら 一 度 で も 問 い 合わ せ が あったような 方 に 継続 してお 話 をしていく、商港 区の 場合につきましては事業されている方 に 引き 続き 話 をしていったり、またはそういった 方々、 アンテナを 持 っている方々からまた情報を 聞 き出 して、また次の 形 で 折衝 していきたいということ す す。 ただ、もしそれがす 入者はいらっしゃいますか。 ○酒井港湾課長 昨 年は3件ほど 売 れたのですけれども、その中 で1件、1,000平 米超 える 購 入者が出ました。 約 1,200平 米購 入されました。 ○松浦委員 そういう点では 売 りやすくなってきたのだろう なという ふ うにも 思 います。 いずれにしても、 未売却地 が 売 れない限りはな かなか特別会計というのは 厳 しさがあるという ふ うに 思 います。 もう1点、利 用 状況、港湾の利 用 状況について 質問したいのですが、この間、利 用 計 画 について も何 回 かの 下方修正 をしてきたという ふ うに 思 い ま す 。 し か し 、 そ れ で も 外貨 は 減少 、 内 貿 も 重 油、あるいは 石油 については 伸 びてはいるのです が、それ 以外 はほとんど 横ば い、あるいは 減少 と いう 形 です。 現 在 の利 用 状況についてですけれども、平成23 年度でいえ ば 、 目標 の数 値 から 見 てどんな ふ うな 達成、利用率 になっているのか 伺います。 ○酒井港湾課長 今 の港湾計 画、平成21年に 改訂しているのです けれども、そこでは85万 トン の 目標 を設定してお ります。 際の 貨 物の取り扱 い 量と いうのは 4 7万7,000 トン 、これは平成23年の数 字 ですけれども、 約半 分に近い数 字 かなという ふ う に 思 っております。利 用 状況としては現状、大体 それに対しまして、実 50%前後くらいかなと。 ○松浦委員 重要 港湾そのものが、当初から 私ど もは過大な 投資 だということで 批判 もしてきまし つまりこの た。 そういう中にあって、 ことです。 いずれにしても、そういう です。 ポ ートセー ルスといいますと、 ほかの 町 のほうに出 張 で行った 際 に 関連 する企業 とかにもお 伺 いしますので、そちらのほうからも また、あ わ せて情報 収集 していきたいなという ふ それと、あとは うに考えております。 ○松浦委員 積極的 に 売 ら な け れ ば 問 題 は 解 決 し ま せ ん か ら、ただ、いずれにしてもまだ12万7,000平 米以 上残っているという点では半端 な面積 ではないと いうことでは、非常に 不安 の 抱 える特別会計だな という ふ うに 思 っております。 - 35 - そういう点では、これまでも ましたけれども、 私ども 反対してき 今回もそういうことになろうか 思 います。 網走港 整備 特別会計については 以上 ですが、最 後に 能 取 漁 港 整備 特別会計について 伺 いますが、 そ の 前 に レ イ クサ イ ドパ ー ク・ の と ろ の 利 用 状 況、ここはほとんどは パ ー クゴルフ の利 用 者が全 体の 90% 以上 ということになるのだろうなという ふうに 思っているのですが、平成23年度の利 用状 況を 見 ますと、 オ ー トキ ャ ンプ で2,09 8 人 と、そ れから 備 品等の レンタル料 も 4 0万2,000円という ことで、それなりの利 用 もあるのかなという ふ う に 思 っておりますけれども、この 辺 での原 課 とし ての 評価 といいますか、どのように 見 ているのか 伺いたいと 思 います。 ○河野水産漁港課長 松浦 委員のおっしゃるとおり、パ ー クゴルフ場 のほうは非常に利 用率 が近年 上 がってきておりま す。 昨 年につきましては、御 存 じのとおり 震災 が ございまして、非常に観光 客 等、そういった 流 れ がなかったということで、非常に利 用率 が 下回 っ と ております。 ただ、近年はことしに入りましてまた、そう いった部分が ぶり返してきておりまして、そう いった部分ではいい状況にはなってきているので はないかという ○松浦委員 ふ うに考えております。 去 に経 緯 があって、こうい う 形 になっておりますけれども、 例 え ばパ ー クゴ ルフ場 でいいますと、ちょっと 意見 が、特にこと しなんかは暑かった日が多かったので、もう ちょっと日陰がほしいという声もいただきます が、そういった 要望 というのはほかから 上 がって ここはいろいろな過 きていないでしょうか。 ○河野水産漁港課長 正式 には、こちらのほうに特に上 がっていませ んけれども、 人伝 えでそういった広い 土地 なもの ですから、そういったことも 聞 こえてきていると きはあります。 ○松浦委員 ぜひ 、これらについては新年度予算の中で パー クゴルフ協会なんかもありますし、 指 定管理者の 方もいると 思 いますから、その 辺、 声 が上 がって いるかという ふ うに 思 いますので、それらを ぜひ 生かしていただきたいなという ふうに 思います。 伺いします。 メ ガ ソー ラ ーの進出ということで、市有財 産特 別会計に2 億 3,500万円で 売却 になったというこ とです。つまり、 能 取の特別会計から市 有財 産特 別会計に 隣 の 財布 に 移 ったということではありま す け れ ど も 、 た だ こ れ は 有償 で 所 管 が え で す か ら 、 能 取 漁 港 整備 特 別 会 計 だ け を 考 え て み ま す と、それだけ 赤字 が 減 ったことになりますから、 これはこれで特別会計にとってはいいことだと 思 それで、特別会計についてお います。 しかし、これはそんなにそんなにあることでは 殊 な例 だという ふうには思 うのですけれども、やはり基本は 売却 、 土地 の 売 却をしなけれ ば問題は解 決しないということであ りますけれども、そのほかにこの 能 取 漁 港 整備 特 別会計の中で 土地売却 にかか わ って問い 合わ せ等 がこの平成23年度はあったのかどうかお 伺 いしま ないということで、特 す。 ○河野水産漁港課長 平成23年度中には、たしか 正確にはなかったと 思います。 24 年に入りましては、 二 、 三 問い 合わ せがござ いました。ただ、 同 じ ソ ー ラ ー パネル をつけたい というような、 場 所を 確 認したいということがご ざいまして、それでいろいろ 検討 したのですけれ ども、 メ ー カ ー 側 、 ソ ー ラ ー パネル の メ ー カ ー 側 のほうで 塩害 等がやはり 厳 しいということで、そ れで 断念 したといったことでございます。 ○松浦委員 ああいった 環境 ですから、 海 の水が 直接吹 いて くるというような状況ですから、なかなか大 変 な ものだという ふ うには 思 います。 それで、現 在 、この 能 取 漁 港 整備 特別会計にあ る 未売却地 というのはどのくらいになりますか。 ○河野水産漁港課長 約 17万平 米 となっております。 ○松浦委員 ここも 土地 の 価格 を 引 き 下げ て 売 りやすくする というようなことの 措置 がとられておりますけれ ども、現 在 の 価格 で全部 売 れた 場合 にどの ぐ らい になるのか、そしてその 結 果として 幾 ら 赤字 が残 る 可能性 があるのか 伺 います。 ○河野水産漁港課長 売却 予 定 地 と し て は 17 万 650 平 米 ご ざ い ま し て、それに 単純 に3,500円を 掛 けますと 5億9,727 - 36 - 万5,000円でございます。 今回 、 赤字 が 約 6 億9,100万円となり ますが、 差 し 引 きで 土地 を全部 売 ったとしても 約 9,400万円ほどの 赤字 が残るという 単純 計算にな それで、 ります。 ○松浦委員 計算 上 はそれでも、ここまで大分、 縮小 してき たという点では、この特別会計だけを 見 れ ば改善 されてきたのは間 違 いない。 しかし、 土地 が 民 間の企業に 売 れたからという も の で は な く て 、 結 果 と し て 一般 会 計 で 買 っ た り、市 有財 産特別会計で 買 ったりという特 殊 な 例 の中で行 わ れてきたということだろうという ふ う にも 思 います。 い ず れ に し て も 、 全 部 売 れ て も 6 億9,000 万 円、 5億9,700万何がしということでありますか ら、まだまだ道のりは遠いということでありま す。 そういった点では非常に問題を 抱 えて、当時か 私 どもも問題点を 指摘 しながら、そもそもの部 分から問題 提 起をして 反 対をしてきたところであ りますけれども、この状況は 改善 されてきている とはいえ、まだまだ問題を 抱 えているということ ら であって、これは認定という点にはならないとい 表 明して、 私からの質問を終 わります。 ○渡部委員長 山 田委員。 ○山田副委員長 74 ページの新 資源・ 新 技術 開発 試験研究 事業と う考えを いうのがあるのですけれども、この事業について 余 り 目立 たない事業でありますが、モクズ ガニ の 資源 に 関 する基 礎調 査とあります。 そこで、これは 昔 、網走には 相 当数、網走の 川 のところに 生息 しておりました。そこで、 今 はほ とんどいないのですけれども、その カニ の 資源調 査については、 東京 農大でされているという ふ う は に書いてあります。 カニ を研究した 結果、 有用魚種に 影響 を 与えるという ふうに結論 が出ているのです けれども、この 辺 ちょっと 教 えていただきたいと 思います。 ○河野水産漁港課長 本事業は 未 利 用資源 の 増殖 対象の 検討 を行うと いうことで、平成21年から3 カ 年かけまして 東京 農大に委 託 しました。モ クズ ガ ニ の 資源調 査、 生 そこで、この 態等 調 査しております。 1年 目 は 季節的 な 生育 状況の 把握 、2年 目 は 生 殖周 期 及び 食性の 把握、3年 目 は増殖 時における 生態系への 影響、イ ンパクト という 生育研究 を行 いました。 山 田委員のおっしゃるとおり、結 果 的には網走 湖の シ ジミ を 捕食 しているということがわ かりま して、それを 増殖 するということになりますと、 非常に 有用魚種 に 与 えるイ ンパクト が非常に大き いということが わ かりましたので、 一応 そこまで わかったということについて 評価しております。 ○山田副委員長 今 の 話で大体わ かるのですけれども、僕 はこの 研究 でいいものであれば今、このカニ が非常に資 源として有効 なものであればふ やして 食品加工等 の原 料 等に 使 うのか、あるいは 輸 出する 方向 にい けるのかという気 持 ちでいたのですけれども、網 走 川 に 生息 する 魚種 、網走 川 と限らず 有用魚種 に 影響 を 与えるということなのです。 昔 の 話をしてもしようがないのですけれども、 昔はたくさんいて 魚種に 影響 を 与えていたのかな と考えますと、余り与えていなかったのかなと 思ったりしていたのです。 この 辺 、大 学 の 先生 が 研究 されてこれはだめだ よ と い う こ と で あ れ ば 、 こ の カニ は 駆 除 対 象 に なったりするのでしょうか。 ○河野水産漁港課長 先 ほど御説明いたしましたように、これを 増殖 して ふ やすということになれ ば 、やはり 影響 が大 きいだろうと。 今 のところ、それほど シ ジ ミ 等に は 影響 を及 ぼ すほどの 量 は 生息 していないという ことでとりあえず 駆 除するほどでもないというこ とでございます。 ○山田副委員長 参 考までに、昔 は網走 川にたくさんいたけれど も、 今 現 在 は 生息地 はどの 辺 なのでしょうか。 ○河野水産漁港課長 網走港から網走 川 の 河口 にかけて全 般的 にいる ようです。 ○山田副委員長 今 、 河口側 にいるという、現 在はかなり 少 ない ので 有用魚種 に 与 える 影響 は 少 ないけれども、ほ うっておいても何の問題もない ぞ というような段 階です ね 。 それで、ちょっと気になったもので、モ クズ ガ - 37 - ニの 将来性 というもの、 私も 個人的 に 思ったもの で質問をいたしました。 今 のお話 によると将来性がないのかなと いう ふ うな 感 じで 受 けとめます。 ○河野水産漁港課長 モ クズ ガ ニ が全く 将来性 がないということでは なくて、 今 現 在 の 有用資源 、 シ ジ ミ だとか、 ワカ サギ 、 シラウオとかございますけれども、ここら 辺の 資源が 減少になってきて、次の 資源を何かつ くらなけれ ば ならないといったときには、これは やはり 増殖 対象として 有用魚種 という ふ うにとら ただ、 えております。 今 はまだそういう状況ではないと。 ○山田副委員長 補 足ありがとうございます。なる べ く昔 からい る 生 物でありますので、 減 らさないというか、こ のままの状況でまず 様子 を 見 ていただき、 将来的 に 有用 であれ ばふ やしていただきたいという ふ う に 思 います。 これで 私 の質問を終 わ ります。 ○渡部委員長 ただ、 ほかにございませんか。 (「 なし」 の 声あり ) ○渡部委員長 それでは 以上 で、認定第1号中、水産港湾部の 所管に 関 する細部質疑を終了いたしました。 ここで、 暫 時 休憩 をいたします。 午後3時08分 休憩 午後3時17分 再開 ○渡部委員長 休憩 前に 引 き続 き、再開いたします。 認定第1号中、建設部の所管に 関 する細部質疑 に入ります。 松浦 委員。 ○松浦委員 昨 年もそうですけれども、ここ数 年、 豪雨 といいますか、大 雨 、 短期 間に 集 中 的 に 降るという状況が 続 いて、昨 年も平成23年度もそ れによって 冠 水したり、あるいは道 路 などが水 没 し た り 、 路肩 が 崩 れ た り と 、 そ の よ う な こ と が あったというふうに思うのですけれども、この 間、ことしも 含 めると 相 当、 豪雨 があって、その 結果としてやはり網走の 地理 的 な状況もあって、 やはりどちらかというと特定の 地域 がそのたびに まず最初に、 冠水や、あるいは 路肩が決壊 したりと、そのよう なことが起きているのではないかという ふ うに 思 いますが、その 辺 でこの間の特 徴 なんかについて どんな ふ うに 把握 しているかお 伺 いしたいと 思 い ます。 ○石川都市開発課長 災害 、よく 被災 を 受ける箇 所ということですけ れども、やはり道 路 の 地形 に起因しているところ が大きいと。やはり、 山 、 坂 ありますので、道 路 の 低 い、 高 いがあります。ちょうど 両脇 が 高 くて 地盤 が 低いところですね 、そういうところにどう しても 舗装 を 伝 って 雨 水、 雨 が 集 中するというこ とがありますので、そういう 箇 所について 冠 水な り、 路肩 の 洗掘 が起きやすいという状況が発 生 し ているという考え 方 です。 ○松浦委員 私 、なんか 素人 で 見てもやはり特定のところが いつも 冠 水したりしているという状況、 今 、 災害 が起きたときには現状 回復 というのが基本になっ ていまして、だから 結局 、そういう状況を 繰 り 返 すとまた 同 じような大 雨 が 来 ると 同 じような状況 が起きると、こういうことが 繰 り 返 しているとこ ろもあるのかなという ふ うに 思 います。 そういう点では、やはりそういう特に ひ どいと ころというのはやはり 抜 本 的 なといいますか、 一 定の 改善 を 図 らない限り、特にこの数年の 短 時間 に 集 中 的 に 雨 が 降 るということを考えたときに、 どうしても 飲 み 込 めないという、そしてく ぼ みに あるところに 集 中 的 にあって、そしてことしなん かもそうですけれども、 駒場 や 潮見 やあるいはま ちなかも 含 めて、 低 いところにとにかく水 没 する ような状況が起きるということでありますから、 辺 、過 去 の経 験 からいってやはり 場所によっ ては現状 回復 でなくて、それ 以上 の対 応 をす べ き ところがあるのではないかという ふ うに 思 うので すけれども、その辺どのようにお考えでしょう その か。 ○石川都市開発課長 前 回 の委員会等でも御説明しておりますけれど も雨水管につきましては一定の基準がありまし て、その基 準 にのっとってやっていると。また 災 害復旧 事業につきましても、特に公共 の場合 につ いてはおっしゃったとおり原 形復旧 が原 則 という ことで、 グレ ー ドアップ する部分については別 途 費ということになるのが現状です。 - 38 - 話 ありましたとおり、集 中 豪雨 の 発 生頻 度 も 大 き く 、 被害 も そ れ な り に 大 き く なっております。ことし ぐ らいから、よく 被災 を 多く 受 けている 例 え ば 市 外 の 冠 水を 受 ける 場 所、 それから 郊外地 についても 先 ほど 言 った 低目 のよ りのり 面 の 崩壊 する 場 所につきましては、 今回 の 復旧 で 例え ば ますを大きくする、ますの数を ふや すというようなことで、再度、ある程度の 量 の 雨 水の 能力アップ といいますか、そういうことが 順 次やっていこうと考えておりますし、実 際 にそう ただ、最近、お いうことで進めております。 ○松浦委員 的 には平成23年度の 状況を 見 て、い わゆ る平成25年度の予算に 生 かし ていくという点では、ことしも 含 めその 辺 の対 応 をしていっていただきたいなという ふ うに 思 いま す。次に 移 ります。 工 種 別 ・ランク 別 工 事 等 発 注 状 況 と い う こ と で 、 決 算 委 員 会 の 資料 の 中 で 4 0ペ ー ジ に あ り ま す。それを 見 て 私 なりに 感 じたのは、 例 え ば土木 工事でいうと Bランク だけが 伸 びております。そ れから建 築 工事 関係 では、 C 、 Dランク が 半減 し ていると、それから 電 気工事 関係 では Aランク が 半減以下 、 Bランク 、 Cランク が 3 分 の 1 以下 決算委員会ですから、基本 と、こんな状況になっています。管工事はさほど 変化 はありません。 委 託 の 関係 でいいますと、 技術資料 が平成21年 比 でいうと8.5 倍 になっている、それから 測量 で は2分の1 以下 、 作 業委 託 も2分の1 以下 という ことで、 不 況が大きく 影響 しているという ふ うに も 思 うのですが、これらの数 字 を 見 てどのように 判断 しているのか 伺 いたいと 思 います。 ○佐藤建設部長 ランク別発 注状況であります、これは発 注 に当 たって工事 金 額ですとか、委 託金 額によって実 施 Aに何 社、 B に何 社 というような格付 けをしてい るのですけれども、そのときに近年の傾 向 として Bランクにいく事業がどうしても多いという 場合 は、 Bランク にある程度、業者を多 目 に 格付 けを するというようなことで 調整 しておりますので、 それは 単 年 単 年です ぐ動 かすかというのはちょっ と 難 しいのですけれども、ある程度、傾 向 を 押 さ えてそういった 格付 けなんかで 調整 をしていると いうような状況になってございます。 ○松浦委員 その 辺 の努 力 は わ かるのですけれども、やはり C、 Dクラス はやはり苦戦しているのかなという ふうな 印象を 私なりに受 けたものですから、どう しても 力 の 弱 いといいますか、そういうところが 仕事もなくなってきたというようなこともあっ て、 厳 しい状況に追い 込 まれているという ふ うに 認 識 しておりますが、その 辺 での建設部としての 考えはどんな ふ うにお考えでしょうか。 ○佐藤建設部長 下 の ランク だけではなくて、実は Aランク 、最 高ランクについても 昔から比べ れば相 当低 いとい うことであります。 今 、工事 量 が 相 当 減 っている ということでして、発 注 基 準 自体がそういったこ とで非常に工事が 減少 しているというのと、工事 金額が1件当たりの工事 金額も非常に 小さくなっ ているということがございまして、そういった部 例 え ば 1,000万円 以上 の工事ですとか、300万円 以上 の工事という のは、その年度年度でどうしても 動 きがあるとい うことで、その年度にあ わ せてなかなか 調整 する 金額ははっきりした金 額は言 えませ んけれども、 例 え ば その Aランク が1 億 円 以上 と いう基 準 であったものが、近年の傾 向 から 見 て1 億円 以上の工事というのは、 例 えば5 本ぐ らいし かないというような状況がちょっと 続 いていたも のですから、発 注金 額自体も全体に 均 等に行き 渡 るようにある程度、 見直 しをしたというのがおと としに 見直 しをしております。 ですから、ある程度、 私 どもの発 注 できる事業 費全体と、それをどういうような工事に分けて出 すかというような 兼ね合 いを 見 て、ある程度、 D も 含 めて、全体にある程度、 均 等に行き 渡 るよう な 配慮 をするということで、発 注金 額の 見直 し、 格付 けに貼 り 付ける業者の数というものを 調整し 得 ないというのと、もう 一 つはそういった近 年の傾 向 から 見 て、 例 え ばBランク 、 土木 の Bラ ンク が多いのですけれども、そういった部分につ いては 毎 年、 指 名の 格付 けをする段階で、 例 え ば ○松浦委員 ぜひ 、地元 の建設業者、今 、 一番 大 変な時 期だ とは 思 います。 そういう中で、最大限 守 れるような状況、 必要 できるという工事がございます。 その年度年度でそういった、 ということができないものですから、こうならざ るを - 3 分でちょっと ながら行っているというような状況です。 9- ふ うに 思いますので、その 辺、 今後とも取り組みを 強めていただきたいというふ うに 思 います。 次に市 営住宅 のことで 伺 います。これも決算委 員会の 資料 の中で出ておりますが、平成22年から 24年まで出ておりますけれども、きょうは23年度 の決算ですから、23年度を 見 ますと入 居 状況を 見 ま す と 1 階 層 が 全 体 の 76 .1% と い う ふ う に な っ て、2階 層 を 見 ると6. 3%など、 8 階 層 まであっ て、それ 以上 になると 高 額者という ふ うになって なのだろうという います。 言 うまでもなく、 公営住宅 は 住宅 に 困窮 してい る 世帯 で 安価 な 住宅 を 提供 するという ふ うなこと を 目的 として建てられているという ふ うに認 識 し ておりますけれども、そのことからいえ ば 1階 層 が全体の76%を 超 えているというのは、 妥 当なこ とだという ふ うには 思 います。 そこで 伺 いますけれども、それだけ 収 入の 低 い 人 た ち が 多 い と い う こ と は 、 家賃 に つ い て も 結 構、 苦労しているところもあるのかなという ふう に 思 うのですが、 家賃 の 滞納 状況というのはどん な ふ うになっていますでしょうか。 ○角田建設部参事 家賃 の滞納 につきましては、平成23年度に 調定 が 4, 949 万2,000円となっておりまして、 約 18%の 収納率 と い う こ と に な っ て い ま す 。 未収 額 が 4,059万1,000円となっております。82%の 未収納 率、 収納率 は17.8%。 ○松浦建築課長 平成23年度の現年度の 収納率 が 97 .65%です。 滞納繰越分の 収納率 が17.098%と、それからそれ を 合わ せますと全体の88 . 36%ということになり ます。 ○松浦委員 見 えてきました。 それで、それ ぞ れ 滞納繰 り 越 しのために原 課 と しても努 力 をしているという ふ うには 思 うのです けれども、この間、支出といいますか、そのよう な 位置 づけになって、結 果として退去 してもらう と い う よ う な こ と が 、 平 成 23年 度 は あ っ た の で しょうか。あったのであれ のか。 ば 、どの ぐ らいあった ○角田建設部参事 退去 者につきましては、裁判 で直接 執行された 件数が1件です。もう1件は 裁判 の最中に取り 下 - げということで、 家賃を 払うということで1件の 方は現 在も入 居されているということです。 ○松浦委員 わ かりました。 それで、 高 額者というのは平成23年に1 人 、24 年でいえ ば 2 人 おりますけれども、これはあり 得 ることなのですよ ね 、実は 家族 で 働 いていて、 働 き 手 が ふ えたりすると、 瞬 間 的 に 確 かにそういっ たことが起き 得 るのです。 ここにある平成23年度の中にある1件というの は、これはどういう状況の います。 人 なのか 伺 いたいと思 ○松浦建築課長 ちょっと 調べ させていただきたいと 思 います。 時間内に 調べ させていただきます。 ○松浦委員 いずれにしても、 高 額の所 得 の 人 については、 瞬間 的 に収 入があった場合は、これは後にその収 入がまた 高 額者でない入 居 に 妥 当な 人 であれ ば 、 そのままいられると 思 うのですけれども、問題は そのまま 続 けているという ふ うになると、それま た本 来 の市 営住宅 のあり 方 からすれ ば 、やはり問 題だという ふ うに 思 います。 これは、 機械的 に出ていきなさいという ふ うな こともなかなかならない。それはやはり、入 居 者 との 相談 交 渉 というのが 必要 になってくるのだろ うと 思 いますけれども、その 辺 での基本 的 な考え 方を 伺 いたいと思 います。 ○松浦建築課長 基本 的 には 今 、 松浦 委員が 言わ れたとおりであ りまして、 収 入によっては 変動 があると、それか ら 家族 の状況にも 変動 があるので、 高 額が 続 いて いる 場合 については出ていただく 作 業になると 思 いますし、 高 額者認定した時点であなたの 場合 こ ういう 形 になっていますという 形 で本 人 と 面談 な り、 文 書なり 差 し 上げ て、そういうのをこのまま いくといられなくなりますという 形 では説明させ ていただきます。 ○松浦委員 基本 的 にそういうことだろうと、やはりまさに 生活 に 困窮 、 住宅 に 困窮 し、 安価な 住宅に 安心し て 住 めるということを 保障 するのが 公営住宅 の 役 割だろうという ふ うに 思 いますから、その点 ぜひ 心して、毎 年、あるいは定期的 に収 入の申告をす るという システム になっている わ けですから、こ 40 - 辺 は チェックができるという ふうに 思うもので すから、その 辺 ではしっかりやっていただきたい なという ふ うに 思 います。 私 のほうからは 以上です。 ○渡部委員長 金兵 委員。 ○金兵委員 私 のほうから1点だけ御質問させていただきた いと 思 います。 成果等報告書の79 ページ、 生活 道 路整備 事業に ついてなのですけれども、こちらの取り組み内 容 といたしましておおむ ね5戸以上 の 沿 道利 用 者が いる 未舗装 の 生活 道 路 の 整備 を行いますという事 業なのですけれども、これの 整備 の進 捗 状況はど の の程度進んでいますか。 ○石川都市開発課長 生活 道路 の 整備 でございますけれども、事業の 内 容 としましては市道 以外 で、 例 え ば民有地 の道 路になっている、い わゆ る公 道になっている部分 の 舗装化 ということでございます。 実はこの事業、平成13年度から実 施 をしており まして、計 画 対象 路線 で 約 200 カ 所 ぐ らいを13年 度から進めております。 平成23年度 末 ですけれども、205 路線 のうち197 路線 、 率 に し て 85% 程 度 の 整備率 と い う ふ う に なってございます。 ○金兵委員 今 後もまた計 画的 に 整備 はされていく という ふ うに 思 うのですけれども、100%に 到達 するにのはあとどれ ぐ らいかかるものですか。 ○石川都市開発課長 それでは 路 についてというふ うに明 記 されていま すけれども、 例 え ば おおむ ね5戸以上 という ふ う になっていますけれども、 戸 数は 少 ないのですけ れども、 斜面 に 面 しているため 雨 の日には 土砂 が 流出してしまうなんていう道 路 、いろいろな問題 抱えた道路 も出ているというお 話も 聞 くのですけ れ ど も 、 5戸以上 で は な く て 基 準 の 変更 も 含 め て、 今 後、 整備 を進めていくという考えについて お 伺 いいたします。 ○石川都市開発課長 実は原 則的 には 5戸以上 というような基 準 で ス ター ト してございますけれども、途 中、見直 しの 中で 例 え ば5戸未満 でも特別な 要 因、 例 え ば公共 施設がその 奥 にあるですとか、 不特定多数の 通り 抜け道 路になっている箇 所、そういう特別な事情 がある 路線 については基 準 を 満 たさないところも これまで 見直 しの中で 含 めてやってきているとい 当する道 う現状がございます。 今 後も残った箇 所も進めていくのはもちろんで すけれども、そのほかにも基 準 に 該 当しないけれ ども、 先 ほど 言 ったような特別な事情があるとい う 路線 についてはこの事業で 整備 をしていくとい うような考え 方 を 持 っております。 ○金兵委員 わ かりました。 今 の御 答弁 で理解 をさせていた だきます。 私 の質問は 以上 です。 ○渡部委員長 栗田委員。 ○栗田委員 2点、ちょっと質問させていただきます。 字上 はなりますけれども、実は民有地なもので 例え ば不在 の 地主 さんですとか、例 え ばもう実態 がない会 社 の所 有 とか、そういう処理ができない 土地 も中に 含 まれてございます。 ですから、残り15%と申しましても、実質、 5 %程度の残りかなという ふ うな 押 さえ 方 をしてし 営住宅 の取得 事業なのですが、平成23 年度に 潮見 、 駒場 の道 営住宅 を取 得 としたという ことで、 今 後、新たな予定はないということなの ですが、これが市 営住宅 に換算される 形 になると 思うのですが、先 ほど市 営住宅 の話 も出ていまし たが、この道 営住宅 も 含 めて市 営住宅 で現状とし てまだまだ 需要 があるという ふ うに考えてよろし 費 ついていましたけれども、 今後につき ましては 二 、 三カ 年程度で残りの 路線 について終 了させたいという ふ うに考えております。 ○金兵委員 今 の御答弁 でわ かりました。 それで、 今 後の 方向性 のところに 整備 基 準 に 該 ○松浦建築課長 需要 があるかということであれば 、 公募 をする た び に 倍率 が 2 倍 か ら 3 倍 程 度 に な っ て い る の で、 需要 があるという 判断 ができるのですが、た だ23年度において 長寿命化 の計 画 の中で市 営住宅 の管理 戸 数をどうするかと、それは 構造 体の 話 も 85%程度、残り15%程度残っているということ 数 ておりまして、これから平成23年度は3,000万円 程度事業 - まずは道 いですか。 41 - 将来 の 人口 についてのこともあるも のですから、最終 的 には現 在 1,744戸 の 住宅 で10 年後には1,550 戸 程度が 望 ましいということで数 字的 には出しております。 それから、全道における 保有戸 数の中では、前 に議会でもお 話 ししておりますけれども、 旧 産 炭 地を 抜 きますと士 別市、網走市という 形で、ずっ と 上位 のほうに網走市の 保有戸 数も 保有率 も多い ものですから、その 辺 も 含 めまして 少 し 減 らすと いうことが 結 果 的 に 減 らさせていただきました。 ○栗田委員 将来的には 減らしていくということでしょうけ れども、現況ではまだまだ 倍率 がそれだけ 高 いと いう 需要 が、入りたい 希望 者もいっ ぱ いいるとい うことになろうと 思 います。 非常にいろいろな議 論 の中でもう市 営住宅 の建 てかえというのはほ ぼ 決定している 話 なので、そ の前 倒 しをして早 期 に 着 工してはどうかという 意 見もあったのも事実ですし、 私 もできるだけ早い 時 期 に、次年度も早い時 期 にそういう計 画 を 遂 行 ありますし、 したほうがいいような気がするのですが、そこで 尋ね をしたいのですが、当市において道 営住宅 とならなくても、 例 え ば 大きな 既 設 官舎 、開発の 官舎 だとかいろいろな団 体の、道で所 有したり、 国に 直轄のものもあるでしょうけれども、そうい うものが多々あるのですけれども、そのすべて 100%利 用 されているのかなというのもちょっと 見て 歩 くと、かなりいい 場所でいい建物がそのま ま閉まった状態にあるという現況もあるのです が、原 課 としてはその 辺 の状況というのは 押 さえ お ているのでしょうか。 ○松浦建築課長 実数として押さえているという形はありませ ん。 今 お 話しありましたように開発の 官舎で すとか、 国 の 機関 が 縮小 しているとか 北海 道のも のもどんどん 縮小 している 形 の中で 空 き 家 になっ ているという状況については 把握 しております。 ○栗田委員 ただ、 どこが所管する、道が所管しようが、市が所管 しようが 税金 でつくったものには変わ りはない建 思います。 その 有効活用 、もしまだ 使 えるのであれ ば 、市 営住宅 として利用 できるという 検討 も 僕はしてみ てもいいのかなと、いろいろな 規 制だとかいろい 物だと - 法的なこともあるでしょうけれども、そこは おいといて当市にあるものでこれから 先 、 使 う予 定がないと、まだ 寿命的 には 使 える、 手直 しをす れ ば使 えるというものについて、やはりそんなに たくさん数ある わ けではないですから、そういう 部分をしっかりと 把握 する 必要性 もあるのではな ろな いかと考えるのですけれども、どうでしょうか。 ○松浦建築課長 それをどう 活用 するかということで、 今 、 私 ど も市 営住宅 という 形 で 家賃 ですとか、 国 の 補 助 金 が入る 形 の中で考えております。 そういうものは、その 国 の 補 助体 系 に 乗 らない というものがほとんどなのです。そういう 形 のも ので 家賃 の算定 ベ ー ス という ふ うな 形 も 含 めまし て、現実 的 には 少 し 難 しいかなという ふ うな 判断 をしております。 ○栗田委員 難 しいのは最初からわ かっていて質問をしてい るのです。現況として、多分、 使わ れていないと いうのは、道のほうもかなり 職 員数も 削 っていま すし、 振興局 もかなり 削 ってきて、いろいろなこ とで網走に 在駐 する 方 が 少 なくなっている現実が あります。 ばいいです 有効に 使わない予定であれ ばいろいろな 手法 を利用 してその取 得 なり、 譲渡 をしていただいてということも 不可能 ではないの そういう部分で、当市においていれ から、その部分でもし です。 だから、そういうこと 含めてまだ 使 えるもの、 それをではいつまでやっているのだという、いつ 解体の予定だとか、現実に駒場 の道 営住宅 なんか も 解 体をしてくれましたけれども、いつまでも入 らないものがそのままの状 態 で 置 いてあるという のも、またいかがなものかなと、その 辺 も 含 めて 当市としての当市にある 公共的 な 住宅施 設につい てはどういう ふ うに考えるかということを 検討 し てほしいということなのです。 ○大澤副市長 今 お っ し ゃ ら れ た 国 な り 道 が 保有 し て い る 官 舎、利 用していないということは相 当、古 くなっ ているものが多いのだなという ふ うに 思 っていま す。 使えるという状態 であれ ば、本 来であれば 用途廃止したら当 該 自治 体に対して 購 入の 意思が あるかというところから 始 まってくる わ けです。 まだ 42 - 私どもとしてはそれが何らか の 活用 が 図 られるかどうかというのは内部で 検討 して、まだ 使 えるなという ふ うに 踏 め ば 、それは 購入をしてということはあり 得 るかと 思います。 国 や道の 保有のままで市が 使 うということは、 ちょっと 仕 組み 的 にはあり 得 ないのかなという ふ うに 思 っていますし、実 態調べ たことはちょっと 余りありませんけれども、恐 らくは 相 当、 古 い建 物で、 逆 にお 荷 物になってしまうなというところ もあるのではないかという ふ うに 今 の段階ではそ んな 感 じでございます。 ○栗田委員 それはよく わ かっています。もちろん、どこが 所 有 するかによって 変わ ってくるということも 含 めて、そうであれ ば 早 期 に 解 体の 要 請をしたり、 だんだん時間を 置 くに 従 って 危険 度、その周 辺住 民に対するいろいろなことが出てくるので、その 辺は市としてはやはり要 請したり、いろいろな形 をしていく べ きだという ふ うに考えます。これは 要望 、 調査 検討してほしいということをお願いし そういったときに、 てやめます。 整備 事業、 単独 事業について お 伺 いをしたいのですが、 昨今 のいろいろな 国 の 補助 金 の関係 もありまして、非常に 苦慮されてい る部分で予算づけの部分で大 変 な部分だとは 思 う の で す が 、 近 年 、 特 に 郊外 な の で す が 、 郊外地 域、 車両の大 型化 、 国土 交通省 の増トンの 関係で 積 載 重量 も 相 当 上 が っ て い ま す し 、 痛 み も 激 し い、まして 砂 利道 舗装化 されていない部分で支 障 を 来 す、 畑 のほうに 砂 利が 飛 んだり、いろいろな 状況もたびたび 言わ れることなのですが、それも 含めてですが、これは本当に道 路工事というのは 単独 で、市 単独で 長 い距離をやるというのはしば らくの間は難しいのかなという気がするのです が、 適 時、 少 しずつでも対 策 をしていかないと、 やはり利 用 数が 少 ないから 要 らないとかと 言 いま すけれども、 砂 利にしておくのか、 簡易舗装 をか けるかによって、管理 コスト は 逆 に 簡易舗装 をか けたほうが 安 い 場合 が出てくるのではないかと、 先ほど 来、出ている 災害 に対してもちゃんと道路 整備 をしたほうがいいという部分もあると 思 うの もう1点、市道の です。 課 では 陳 情等で各地域 から 上がっていると思 います。それを優先順位 をつけ ながら、しっかりと対 応 していただいているので 非常にいろいろな原 - 手つかずの部分が 多いという現状もありますし、 住民 の 要望 という のは日 々増 加しているのも事実なので、その 辺 も 含めてお考え 方を 郊外地域の 舗装に 関 して、 舗装 と い う か 道 路 の 舗装 で す ね 、 舗装化 に つ い て ちょっとお 伺 いをしたいのですが。 ○石川都市開発課長 郊外地域 の道路 の 舗装化ということでございま すけれども、近年の道 路整備 事業につきましては 予算の制 約 等もございまして、市 街地 の 通学路 で すとか、 老朽化 した 舗装 のやりかえ等について 集 中 的 にやってきているのが現状となります。 一 部 、 郊外地 も 実 施 は し て い る の で す け れ ど も、市 街地 に 比べ ると 需要 が 少 ないというような 状況が 続 いております。 おっしゃったとおり、 郊外地 の道 路整備 につき ましてもたくさん 要望 が 上 がってきている状況が ございます。それとあ わ せまして、近年の農業 運 搬車両 の大 型化等につきまして、非常に困 ってい る 路線 もあるという ふ うに御 要望 をたくさん 受 け ておりますし、そういうことで 例 え ば 農業 車両 が かなり多く 通 る 場 所ですとか、 スク ー ルバス の 路 線ですとか、そういう箇 所もありますので、 今後 につきましては 郊外地 につきましても、 例 え ば郊 外地 の 路線 というのは長 くて大きなお 金がかかる ところが多いのですけれども、 例 え ば住宅 の 付 近 のみを 歯抜 けになりますけれども 優先的 に、部分 的にやっていくですとか、いろいろな 方法 を考え ながら 郊外地 についても 少 しずつ 整備 をしていき たいという ふ うには考えています。 ○栗田委員 そういう 形 で進めていただきたいと、 一 つは 舗 装化 するに当たって、多分、市の基 準 としては規 定の中である程度の 車幅 というのですか、道 路 の 幅も 含 めまして確保 しなくてはいけないというこ ともあると 思 うのですが、 例 え ば そこの基 準 に 満 たなくても 表面的 な 簡易舗装 で間に 合わ すといっ たらちょっと 変 な 言 い 方 なのですが、そういう 手 法 と い う の は 曲げ て や る こ と は で き な い も の で すが、いかんせん何分にもまだ しょうか。 ○石川都市開発課長 郊外地の道 路ということですけれども、 郊外地 の道 路 についてもいろいろと パタ ー ン がありまし て、 例 え ば昔 、農業の事業等、 置 きかえをして 砂 利の 整備 をしたところ、それから全く 整備 をしな 43 - 例 えば敷 き砂 利程度の場 所等ございまして、 例え ば ある程度の 路盤が入っているところにつき ま し て は 、 路盤 を 若干整正 を し て 舗装 を か け る と、ある程度、 安価 に 整備 ができるということも あるのですけれども、 路盤 が全く入っていない 場 所等につきましては、きちっと 置 きかえをして大 型に 耐 え得 る 路盤 を入れてやらないと、舗装 した はいいけれども、す ぐ舗装 が 傷 んでしまうという 状況が発 生 しますので、これはやはりきちっと 規 格に 沿 った 改良をしなければ ならないというよう なものですから、 路盤 が入っていないところにつ いては 相 当大きなお 金 がかかると、 簡易的 なやり 方、その路盤 の入っていないところについてはで いで きないというような考えをしておりますので、や るからにはきちっと 長持 ちするような 舗装 をしな ば ならないと 思 っております。 ○栗田委員 もちろん 地山 の 上 に 舗装 をしてという 話 をして いる わ けではなくて、ある程度の 路盤 を 確保 する のですが、その基 準 、交 差 できるような道 路幅 の 部分というものを、それなりに満たない部分で あっても、ある程度の 砂 利が入って、しっかりし た 路盤 ができているものであれ ば 、 快適 なもので ごまかすといったら 変 です、 我慢 してもらうとい うものを 一 つの 手法 になるかなと、そうすること によって多額の 費用 をかけないでできるかなとい うことと、これは 専門的 なこともございますし、 ち ょ っ と 検討 を し て い た だ け れ ば な と い う こ と で、非常に 要望 の 強 い部分です。 郊外地域 につい ては。ただ、 少 ないから、 舗装 になっているに 越 したことはないと 僕 も 思 いますし、 安 全、全部の 面からできるなら ば そういう 環境を 整 えてあ げた いということで、いろいろなことがあるので 優先 順位 もその他あると 思いますけれども、ぜひ とも 何かのときにしっかりと 把握 しながら進めていた だけれ ば なと 思 っております。 以上 です。 ○松浦建築課長 先 ほどの 高 額所 得 者の件ですが、3 人世帯 で夫 婦共稼ぎで 高 額世帯 の認定になっている方 がござ けれ います。 ○松浦委員 今 現在 もそういう状況が 続 いていて、 そして状況はどうなっているのか。その 辺わ かり それで、 ますか。 - ○松浦建築課長 現 在 も 続 いております。 ○松浦委員 ということは、まだ 高 額のまま入 居 して、これ から…… ○松浦建築課長 これから、 先 ほど申しましたように 住宅 にいれ ませんというような 話 をまずさせていただくとい うことになっております。 ○松浦委員 わ かりました。 ○渡部委員長 次の質問ございますか。 山 田委員。 ○山田副委員長 私 のほうでは1件だけ質問をさせていただきま す。 78ページの 住宅リフォ ーム資金貸付・保証料補 助事業であります。前にも質問をしたことがある のですけれども、予算現額が4 算で4 億4,600万円で決 億 1,800万円となっておりますけれども、 そろそろ予算現額に近づいてきているというよう 感 じがしております。 その リフォ ー ムロ ー ン というのは非常に ニ ー ズ が 高 くて、 恐 らく 今 後の 方向性 に書いてあるとお り、 今 度は バリアフリ ーとか、いろいろな 方向 で 必要 となる事業だと、そう思 っております。 そこで、この 住宅リフォ ー ム の 今 後の 展 開を 含 めてお知らせいただきたいと 思 います。 ○松浦建築課長 平成14 年からやっている制度です。 既 に 462件 程度の利 用 で、 私 どもも 今 後とも 続 けていきたい な と考えているところです。 相 当いろいろなものに利 用 でき るという 形 にはなっております。 一番 最初から 始 まった部分でも、 バリアフリ ーですとか、 断熱改 修ですとか、 門、 塀 まで認めておりますので、ど う ぞ 御利 用 くださいということで 門戸 を広 げ て ただ、当初から やっております。 的には件数が減 っております。 既に 10年 以上 やっている 形 の中で、ある程度の やれる 方 についてはやられたのだろうなという 形 で、これが現実かなと 思 っております。 ○山田副委員長 今 のお話 でしたけれども減 っているのです ね。 ただ、現実 44 - 当初、すごく 人気がありまして、ほとんど 使 って 休憩 前に 引 き続 き、再開をいたします。 認定第1号中、水道部の所管に 関 する細部質疑 いったというところです。 あれから10年たって、 一応 あのころ 借りた 方は 償還が終 わりごろだろうと。そこで10年たつ と、 恐 らく新 築 にしない限りはさらに、もう1 回 またという ニ ー ズ がこれから出てくる 可能性 が 僕 は 高 いという ふ うに 思 っております。また、あの ころやった 方 がある程度の 老齢化 で、 今 ここに書 いてありますように バリアフリ ーというような 方 向にも 流れていっている 形があるので、できるだ もう けこの制度はなくならようにお願いしたいという に入ります。 なお、認定第2号の水道事業会計の利益の処分 及び決算につきましては、後ほどの審査となりま すので、御承知を願います。 ございませんか。 (「 なし」 の 声あり ) ○渡部委員長 それでは 以上 で、認定第1号中、水道部の所管 分の細部質疑を終了いたしました。 ことでございます。 方 から 要望があったのです けれども、前にも 言 ったのですけれども新 築 のほ うに何か利 用 できる 方法論 がないかということが やはり 結構 あるのです。 その 応用 という考え 方 はどうでしょうか、 今 後 あるのでしょうか、新 築 のほうには。 ○松浦建築課長 2年ほど前、議会の中でも 改築 と書いてあるの で、それを 読 みかえて新 築 にできないかという質 そして、建設業者の 問もありました。 方 は基本 的には現存 あるも のについていじるということ、 リフォ ー ム という ことを前 提 としているので、それについてはでき ないというお 答 えをしておりますので、それにつ いてはまず現状の考え 方 でいきたいと 思 っており それについても考え ます。 ○山田副委員長 今回 は決算なので、新たなことを 言 うこともな いのですけれども、しかし 将来的 にこれとは別の 制度で、建 築 のほうで 検討 していただけれ ば とい うことで、 短 いですけれども 私 の質問、 要望 を終 わります。 ○渡部委員長 ほか質疑ございませんか。 (「 なし」 の 声あり ) ○渡部委員長 以上 で、認定第1号中、建設部の所管に 関 する 細部質疑を終了いたしました。 理事者入れかえのため、 ○渡部委員長 暫 時 休憩 いたします。 午後3時59 分 休憩 9 午後4時0 分 再開 - 次に、認定第2号平成23年度網走市水道事業会 計の利益の処分及び決算についてを議題といたし ます。 既に本会議 上 で提案 説明 は終えておりますが、理事者部 局 から追加説明が 本件につきましては、 ありましたら説明をしていただきます。 ○下間水道部長 ございません。 ○渡部委員長 それでは早速、認定第2号平成23年度網走市水 道事業会計の利益の処分及び決算についての細部 質疑に入ります。 金兵 委員。 ○金兵委員 まず、 先 日 私 もたまたま 歩 いていて 漏 水を発 見 して、早 期 の対 応 をされていたということがあっ たのですけれども、平成23年度から 私 も議員とし てやらさせていただいておりますので、最近、そ 漏 水 箇所が ふえているという 印象もありますけ れども、どのような 印 象を 持 たれているかお 伺 い の します。 ○佐々木施設課長 ただいまの 漏 水 箇 所の 増 加についての御質問で ございますが、近年、 配 水管の 漏 水に加えまして 個人 の 給水管、それとメ ータ ー 手前の 止水 栓 、こ ちらのほうの漏水が非常に多くなってございま す。 配 水管のほうも 法 定 耐用 年数 40年を経過して いる部分が全体のまだ4割も残っておりまして、 漏 水のほう、だんだんふ えて、 このまま ふ える予 想 がされると 思わ れます。 ○金兵委員 わ かりました。 今 後もまだまだ漏 水が起こる可 能性 があるというようなことだと思 います。 そちらも 踏 まえて、 有収率 についてお 伺 いした こちらについても 45 - 思 います。 決算審査 意見 書の2 9、30ページ、 資料 10でござ いますけれども、 有収率 はこれが実 際 に 買 取され ていくと 老朽 管の 更 新などによる 漏 水 防止 対 策 が どの程度進んでいるかということが わ かる 目安 に なるというものなのですけれども、網走市は 有収 率は 90%以上 を目安 に近づけていくという考えが あったかと 思 いますけれども、 昨 年度、平成22年 度よりも 下 がってしまったということについてど いと のようにとらえていらっしゃいますか。 ○佐々木施設課長 有収率につきましては、残 念 ながら平成21年度 から22年度にかけて2%程度、 上昇 したものの、 今回 、21年度と同 等という形 で 下がってしまった という 形 になっております。 有収 水量 につきましては、 有効に 使 っています 無収 水 量も加えまして、 90%を目安 にすると、 北 海道の水道事業のほうで 目安 になっております。 90%を 超えた自治 体につきましては 95%を 目指す ということになっております。 今 後、老朽 管の 布 設がえを行っておりますが、 年間、 二 、 三キロ という 形 で 今 の状況では 推移 し ておりますので、 今 後もそのように進めてまいり ますが、 漏 水については 断 水を 生 じさせないよう な 形 で特に、 配 水管の 幹線 について予 防的 に 調 査 を実 施 して 漏 水を 生 じさせないような対 策 も 布 設 が え と と も に 強化 し て い か な け れ ば な ら な い と 思っております。 ○金兵委員 それでは計 画的 に 9 0% 以上目安 にしながらとい うことだということで理 解 させていただきます。 続 いて、 給 水収 益 比率 についてなのですけれど も、これは 料金改 定の 一 つの 目安 として 用 いられ る 指標 で、50% 以下 が 望 ましいという ふ うに書い てあるのですけれども、これは 去 年と大きな 変化 はありませんけれども、 今 後、 料金改 定をしない で済む限 界 はこの数 字 だとどれくらいだという ふ うに考えていらっしゃいますか。 ○下間水道部長 給 水 収益対 総費用 ということです。 ○金兵委員 企業 債元 利 償還金 対 給 水 収 益 比率 61. 7%という ことなのですけれども。 ○山崎営業課長 これにつきましては、 毎年の企業 債 の元 利 償還 - 金が 給 水収 益に対する割 合がどうなのかというこ とを 指標 で 示 してるものでございまして、50% 以 下が 望 ましいという ふうにされております。 現状では、 今 の水道事業の 拡張 に 伴 う企業 債 が 大部分残っておりますので、これに対する 元 利 償 還金 が 平 成 28年 度 ピ ー ク を 迎 え る と い う こ と に なっております。 給 水 収 益が 減少 しているという ことがありますが、 比率 としては 今 後、 上昇 して いくという ふ うに 思わ れております。 今 、現実 的 には23年度61.7%ということで、全 道平 均 が 今 69. 2%ということで、 若干 、 落 ちては おりますが、この50%に 向 けて 徐々 に 下げ ていき たいなという ふ うに考えております。 ○下間水道部長 今 のお話 で、今 後20年、30年の財政見通 しとい うものを大 方 とってはあるのですが、 今 後10年後 ぐらいに大体、今 度は5 割近く、ほ ぼ5割程度に 近づくという予 測 は 持 っております。 これが 改 定との 関係 ということになりますと、 例え ば この 指標を 持 って 改定ということではなく て、やはり 収 支 均衡 を 図 っていくための 改 定とい うのが 従来 の 手法 でありまして、この 指標 だけで 判断 するのは 難しいのですけれども、ただ60%を 超えているというのは、やはり 高い部 類には入っ ておりますので、 今 後、企業 債 の残 高 が 落 ちてく れ ば 、 落 ちても 買 い 手 がないとか、そういうこと に 直接 はつながらないと 思 います。 ○金兵委員 状況は わ かりました。 今 後、先 ほども申しましたけれども、漏 水 箇所 が ふ えてきているとか、計 画的 に 更 新をしていか なけれ ば ならないという ふ うに 思 いますけれど も、そのためにやはり 財源 が 必要 になってくるの ではないかなという ふ うに 思 います。 その 財源確保 の対 策 として、 幾 らでも 料金 の中 に組み入れることも 視野 に入れて 検討 していくと いうような考えはありますか。 ○下間水道部長 導 水管の 更 新、 配 水管もそうですけれども、導 水管に 関 しましてはさきの委員会、議会等でも 今 後10年程度、20年程度のまだ 耐力 なり 持 っている ということで、 昨 年の 漏 水事 故 の 調 査 検討 委員会 の中でそういう 意見 をいただいておりますので、 基本 的 には 今 後20年程度、平成 四十二 、 三 年をめ どに 導 水管の 更 新について 今 、内部 的 には 検討 し 46 - ております。 財源 につきましては、当然 、 料金 の 改定という こともありますけれども、ただうちの水道の場 合、創設当初から 借 入金 で行ってきているという のもありますので、 今 、 導 水管 更 新のために 貯金 をしてやるというのはなかなか 急激 な 料金改 定を 生みますし、その 辺 で当 然、企業債 を 使っていく わけですけれども、後年度に 負担を大きくしない 程度に 先 ほど 言 ったように10年後 ぐ らいには起 債 の 償還率 が 5 割 ぐ らいに 落 ちていますので、その 辺を 目 がけて起債 を 有効 に使 って更 新工事なりを 進めていきたいと 思 っております。 ただ、 料金改 定というのはどうしても 給 水 収 益 が 減 ってきているという状況では 避 けて 通 れない 問題ですので、それはその 都 度、御 相談 をさせて いただくことなると 思 います。 ○金兵委員 以上 です。 ○渡部委員長 松浦 委員。 ○松浦委員 まず 身 近なところから、水道水のペ ットボトル での 販売 をしているという ふ うに 思 います。 今 、 私が 持 っているのは古 い 型ですけれども、 今のはまた 斬 新でいいかなというふ うに思 います が、 今 現 在 、この製 造 が 以 前と 違 うところでして いるのかなと 思 うのですけれども、この 辺 どう なっているか 伺 います。 ○山崎営業課長 委 託先 についてですが、平成20年度から23年度 までにつきましては、大 空町 の 銀河 というところ に製 造 委 託 していました。 今 、製造 の 能力 とかコスト 、 コスト を下げ ない とやはり 単価的 にも 落 ちてきませんので、そうい うのも 含 めまして事業 展 開していくに当たりくし て、 今 年度につきましては 札幌 とか 旭川 とか、道 内のペ ットボトル を多く 扱 っている、 恵庭 の ニチ ロサンパック というところに製 造依頼 をかけてお ります。 ロット数につきましては1 ロット 、最小ロット で2万8,800本を製 造 して、 今 、 販売 しておりま す。 ○松浦委員 ットボトル そのものは近間でな くて 遠 くから、それは 輸送費 も 含 めてもそのほう そうすると、ペ - が 安上 が り だ と 、 こ う い う こ と で よ ろ し い で す か。 ○山崎営業課長 今 までやはり製 造 本数というものが大体、1万 本程度ということで、 単価的 にも100円 ぐ らいか かっておりました。 販売 に関 しては80円 ぐらいの卸 しでない となかなか市内に 販売 できないということで、こ としは ロット 数を 上げ ることによりまして製 造単 価が75円という形 で、税込み75円という形 でかな り 落 ちたということで、市内を中 心 に 扱 っていた だける 店舗 を 募集 しているという状況です。 ○松浦委員 その 辺 は わ かりました。 次に、企業 債 について 伺 いますけれども、 一覧 表を 見 せていただきましたけれども、まだ平成7 年 以 前の部分というのは4% 台 後 半 、あるいは 安 いところでも3. 7%とか3 . 65%とかという ふ うに なっておりまして、これをざあっと 合 計すると9 億4,000万円 ぐ らいの 金 額になる わ けですけれど も、当 然 、 繰上償還 なんかも最 低 限できるように 努 力 はしているのだろうという ふ うに 思 いますけ れども、この 辺 は 今 後どんな ふ うな 見通 しなので 実質、 しょうか。 ○山崎営業課長 繰上償還 の 話 に な っ て い る と 思 い ま す け れ ど も、 一応 平成1 9年から21年度に 5 % 以上 の 高 利の 部分についてはすべて借かえを終わっておりま す。現実 的 にいけ ば 、最 高 利のものは平成 元 年の 4.95%というのが最 高利 率でございます。 未償還 額につきましては、 今 、63 億 5,000万円という状 況です。 今 後、借 かえに当たりましては、市内の 金融機 関と交 渉しながら経済情 勢が 不安定な時期 であり ま す の で 、 残 年 数 が 10年 を 超 え る も の に つ い て は 、 金 利 変動 が 大 き く な る 予 定 で ご ざ い ま す の で、 借 り入れ年数を 短縮 するなりの努 力 はしてい きたいなという ふ うに 思 っております。 ○松浦委員 政府系、あるいは 地方公共団 体、 金融機関 とか という ふ うになっておりまして、そういう点で 今 後の 償還 できるものについてはできるだけ 金 利に ついても 低 い 形 で 押 さえる部分の努 力 はしてほし いなという ふ うに 思 います。 あとは 先 ほど 金兵 委員から 有収率 について質問 47 - わ けですけれども、あえて 伺 いますけれ ども、つまり 今 現 在 、81 .4%という 率 、これは 一 番 いいのは100%が 一番 いいに決まっているので すけれども、この ロス というのは基本 的 には 漏 水 がほとんどだという ふ うに 押 さえてよろしいので があった しょうか。 ○佐々木施設課長 有収率 80%と100%の 差 ですが、全部が 漏 水と いう わ けではございません。 無収 水 量 と 言わ れて いるように 配 水管を新 規 に 変 えるときに 洗浄 した りですとか、水質 悪化防止 のために 排泥 をかけた りですか、この 辺 、 有効 に 使わ れている 無収 水 量 もございます。 差 し引 いたもの、その分に ついては 漏 水で処理しているという 形 になってご ですから、その分を ざいます。 ○松浦委員 老朽化 し て き て い る と い う よ う な こ と も あ っ て、当 然 のごとく 漏 水というのは考えられる わ け ですけれども、 地下 にあるものですから、 表 に出 てくるまでには 相 当時間がかかるというのが基本 だという ふ うに 思 いますし、ただ、 検 査をする 機 械もあります。しかし、これもまた 車 の通 ってい るようなところではもう わ からないから、 都 会あ たりは 真夜 中にやると、しかしこれも大 変 な 熟練 しないと 簡単 には 聞 き分けられないといった 話 も 聞いております。 網走としては、 今 現 在 その 漏 水が発 見 とかとい うのは 目 に 見 える 形 はいいのですけれども、 見 え ないところでの 漏 水を発 見 する 作 業というのはど んな 形 でやっているのでしょうか。 ○佐々木施設課長 漏 水の探 知の仕方 の方法ですが、 音 を聞 いて、 漏 水 音 を 実 際 に 聞 い て 漏 水 箇 所 を 探 知 す る 方法 と、 相関図 といいまして 仕切 り 弁 等に センサ ーを つけて、その 距離 をはかって、どの 位置 に 漏 水が あるかという、 相関図 という 方法 がございます。 さらに 昨 年、 仕切 り 弁 に24 時間 センサ ーをつけ まして 記録 を残して、 漏 水状況を 把握 するという 機械 も新たに 購入してございます。 確 かに夜 中のほうが騒音とか、音 を 聞く 場合に はないほうが 調 査できるのですけれども、そうい うずっと24 時間、設 置 して 記録 をとるような部分 については、そういう 昼夜 間を問 わ ず計 測 できま すので、 今 後そういうのも 活用 して 漏 水 箇 所を特 - 定して 修繕 という 形 で行っていきたいと思 ってお ります。 ○松浦委員 その 辺 よく わ かりました。 これを 見 るとやはり、 相 当、1年間といいます か、 有収率 が 下 がっていくというようなこともあ りますから、その 辺 、 今 後とも努 力 をしていただ きたいなと 思 います。 あと、 用途 別 給 水 量 及び 給 水 収 益をこれを 見 て 驚いたのはここ数年、家庭用 、 営業 用 、団 体 用な どが 節 水しているのかどうか わ かりませんけれど も 順調 に 下 がってきているといいますか、これは 市 長的 にはいいけれども、水道企業会計にとって はなかなか 悩 ましい状況だという ふ うに 思 ってい るのですが、この 辺 の 要 因はどういうものが原因 となっているのでしょうか。 ○山崎営業課長 今 、 松浦 委員が 言われたとおりだと 思うのです けれども、やはり 社 会情 勢 の 変化 ということもあ りまして、 不 況もあるということで、大体、 家庭 内の 節 水 機 も 普 及ということで、 ト イ レ とか 洗濯 機の 普 及がまず大きいのと、また大 口需要化 の節 水という、 井 水の 活用 というのも 上げ られます。 あと近年ではやはり観光 客 、特に大 震災以降 の 観光 客低迷 による 営 業 用 の大 幅 な 減少 というもの が 主 な 要 因という ふ うに考えております。 ○松浦委員 一方 では 浴場用 というか、お ふろ 屋 さんのとこ ろは 相 当 ふ えていると、それから工業 用 も 若干伸 びている わ けですけれども、ここはどんな 要 因で ふえているのかわ かりますか。 ○山崎営業課長 工業 用 は基本 的 には 漁 業 関係 の水産加工 場 とい うことで、やはり近年、 漁獲高 がいいということ でこの 辺 は ふ えてきているという ふ うに 解釈 して います。 ○松浦委員 その 辺 、 わ かりました。 導 水管の 漏 水事 故 の関 係で、これは平成23年度もかか わっているという ことで、この間いろいろと議 論 をしてまいりまし それで平成22年ですか、 た。 漏 水箇 所の導 水管についてであります けれども、 私 どもはその第2 漏 水 箇 所そのものを やはり 掘 り出して 調 査する べ きだということを 主 特に第2 48 - 張し 続 けてきたわ けです。 調 査 依頼 についてもメ ーカ ーではなくて、他の 調査 機関で行うことが必要ではないかという ふう にも 求 めてきたところです。 しかし、なかなかそう水道としてはそういう 判 断ではなく、24年度の早い時 期 に導 水管の 布 設が えが 完 了するということで、 漏 水 箇 所ではない、 近くの 牧草地 に 埋 設されている 既 設管の 一 部を 試 験体として 健 全度 調 査をして、 今後の 維持 管理に 資するために現況を 把握 すると、このように 言っ ております。 調 査 機関 も他に出す 必要 がないと、 こんな ふ うにも 答弁 をしているところです。 そこで、大事なことは事 故 が起きたのは 真冬 、 2月でありました。 結 果として 断 水になって、多 くの市 民 があの 寒 い中を 列 をつくって水を 確保 す るために 耐 えていたということで、ああいう中で 逆に市 民の中で水を 融通 し合 うという、そういう 連帯 と い う の も 起 き て は い ま す け れ ど も 、 そ う いった事 故 を起こしてしまったということにおい て、やはりこういうことを 二 度と 繰 り 返 さないた め の 対 応 が 必要 だ と 、 こ ん な ふ う に 思 う わ け で す。その点で、水道部としてはどのようなお考え 伺いたいと 思 います。 ○佐々木施設課長 なのか 平成22年2月にああいう網走市としては 今 まで 形で 導 水管の 漏水が生 じまして、多くの市 民 の 方 に 御 不便 を お か け し た と こ ろ で ご ざ い ま にない す。 関係 で、今回 、第2漏 水 箇所につきまして は、 昨 年度から 布 設がえの工事に取りかかってお りまして、 今 年度につきましては間 接 工事のほう は終 わ りまして、ちょうどあしたから 既 設管と新 設管を 切 りかえる工事が開 始 されます。 10月 末 までには新設管のほうに 切 りか わ りまし て、 一番 、水 圧 の 高 い 危険 な 稲富地区 の 導 水管の 箇所については解消 されるというふ うになってお その ります。 先 ほど委員のほうからお話 があった近くの大平 さんの 牧草地 なのですけれども、そこについても 今後、 今まで 使っていた 導水管がどのような状況 であるか、これを サンプル 管として 切 り出して、 昨年度、導 水管の事 故調 査検討 委員会の副 委員長 でありました大 阪 大 学 の 南教授 のほうに、そちら のほうについては 健 全度について 調 査していただ くということで、その 結 果をもって 今 後の 導 水管 - のほうの対 す。 策 についても 講じたいと 思 っておりま ○松浦委員 私ども 繰り 返し 言 っておりますけれ ども、 一番 いいのは事 故 が起きたそのものを 見 る のが 一番 、 正確 に 判断 ができると 思 うのです。 私 はそう 思 うのです。 それ 以外 、 確 かに 参 考になるかもしれないけれ ども、しかしその 断面 を 見 ない限り、やはり 正確 な 判断 というのはできにくいだろうと、こういう ふうに 思うのです。 この間の議 論 の中で ホワ イ トファ ー ム において 鳥を 飼育していると、こういう中で大きな 音 や振 動を 与 えると 鳥に 影響するというようなお 話 もあ りましたけれども、しかしやはり 真相 を 究 明する という点では、 私 は ホワ イ トファ ー ム にもしっか りその 辺 の事情を 話 をすれ ば絶 対だめだという ふ うにはならないのではないかと、こんな ふ うにも 思うのです。 そういう点でも 真相解 明のためにはやはりその ものの管を サンプル として 調 査をす べ きだと、こ んなふうに思いますが、その辺では考え方は変 わっていないのですか。 ○佐々木施設課長 今 の 以前から議 論 になっていろいろお話 をさせ ていただいたところだったのですけれども、今 回、 導 水管の ピンホ ール漏水、実際 のところは鋼 管の 溶接箇 所にその近 傍 かもしれませんが、実 際 に物を 上げ ていませんので、その 辺 で 漏 水が起き たという状 態 になっております。 実 際 、 今 後、前の 調 査段階では20年、 今 の状 態 では 導 水管はもつだろうと、その間に 更 新工事を 終えるという 形 になっておりますが、その 期 間、 20年 の 期 間 、 そ の 溶接箇 所 に つ い て 大 体 同 じ 年 数、2 系統 あるのでそれ ぞ れ 違 いますが、 昭和 20 年 代 と 4 2年 代 、その 溶接箇 所の ぐ あいを 見 て20年 という、うちで前 回 出している 調 査 結 果に基づい たのはそのとおりなのかどうなのか、さらに 詳 し い 専門家 の 試験結 果を 見 て、それについて 判断 し て 更 新計 画 を 立 てるというのが 一番 、 重要 だと 今 でも考えておりますので、 調 査 方法 についてはそ のとおり進めさせていただきたいと 思 います。 ○松浦委員 多分、考え 方 は 変わ らないのだろうということ これまでも であります。 49 - 私 はやはり 真相 を知るという点では本物 を 調 査するのが 一番 、 幾 ら近くにあるものであっ ても、これは 参 考にしかならない、こんな ふ うに 思いますから、そういう点では 今、事 故を 究 明す るという点では、 私 はその 辺 が 納得 しがたい、 私 ども議員 団 としては 納得 しがたいという 立場 であ りますから、それはそれとしてしっかり原因 究 明 していただきたいのですけれども、その 辺 の 私 ど もの考え 方 としては 意見 を 表 明しておきたいとい ふうに 思います。 以上 です。 ○渡部委員長 ただ、 ほかございませんか。 (「 なし」 の 声あり ) ○渡部委員長 以上 で、本日の日程であります認定第2号平成 23年度網走市水道事業会計の利益の処分及び決算 についての細部質疑を終了いたしました。 皆様には 長期 間に わ たり 誠心誠意 審査 に御協 力 をいただき 心 からお礼を申し 上げ ます。 理事者の ありがとうございました。 再開は、審査取りまとめのため、9月28日、午 前 10時 と い た し ま す の で 御 す。 参集 お 願 い い た し ま 賛否 、 認 定、 不 認定について 総括的 な御 意見 及び 付帯意見 を 付 すか 否 かについてそれ ぞ れ発 言 をしていただ きたいと 思 いますので、よろしくお願いいたしま なお、取りまとめに当たりましては す。 本日は、これで 大 散 会いたします。 変 、御 苦労さまでした。 4 午後4時 0分 散会 - 50 -
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