授業の様子 ≪成果と課題≫ ① 成果 ○つかむ過程で、同じニュースの伝わり方をニュース番組と新聞記事で比べたことで、 児童の興味・関心を高めることができ、以降の学習の意欲付けとなった。 児童の自己評価カードの感想より ・新聞とテレビを比べるといっぱい特徴がある。 ・ちょっとニュースに興味を持った。 ・テレビのニュースと新聞の違いが分かった。 ・ニュースを見たが、ニュースで分からない字がいっぱいあった。 ・いいところと悪いところがある。 ・これからもっと考えて比べたい。 ○調べる過程で、 G-TaK やデジタルコンテンツを活用したことにより、見学がバーチ ャル体験できたので、放送局内や新聞社内の様子や働いている人々の仕事の様子を調 べるのに効果があった。また、くらしや産業に役立つ情報を、速く正確に分かりやす く伝えるために使用している道具や機材についても触れられるので、道具や機材から、 人々の努力や工夫に迫ることができた。 児童の自己評価カードの感想より ・たくさん資料を集めることができた。 ・いろいろなことが分かって「へぇー!」と思った。 ・テーマに沿って調べられて、いろいろ分かった。 ・ニュースを伝える人の工夫や苦労が分かって、いろいろなことを調べられた。 ○まとめる過程で、調べたことを聞く人にわかりやすく伝えるために、発表掲示用資料 を必要最小限のことを簡潔にまとめるようにしたことで、表現の工夫を意識して行え るようになった。 児童の自己評価カードの感想より ・少し前よりできるようになった。 ・上手にまとめることができた。 ・絵もかけたし、必要なことも書けた。 ・調べたことをまとめるのは、一番たいへんだった。いろいろな人が工夫している ことに気付いた。 ・まとめていて、ニュースを伝える人はいろいろな苦労をしているんだなと思った。 ○ひろげる過程で、テレビと新聞の特色(共通点・相違点)を調べる学習において、自 分の考えと他の人の考えを比較・関連させながら話し合い活動を行ったことで、これ からの生活の中でどのようにテレビと新聞を活用していくか総合的に考えていくこと ができた。 これからのテレビと新聞の活用について ・テレビは、事件や災害、天気予報など大切な時に。新聞は忙しい時に。 ・テレビはのんびりしたい時に利用する。新聞は朝、家で読む。 ・新聞を読んで分からない所をテレビで見る。 ・その時に応じて何を使えばいいかをよく考えて、自分にあったものを利用すれば いいと思う。 ・テレビと新聞、両方いい所があったので、使う時で必要な方を利用するといいと 思う。 ・色々な時に、必要に応じて使い分けする。(自分の使いやすい方で) ワークシート(第10時) 児童の自己評価カードの感想より ・自分の考えがわかってよかった。自分の考えもまとまった。 ・みんなと話し合いをして、テレビと新聞のいいところを見つけられた。 ・みんなの意見を聞けて、新聞とテレビのよい点が分かった。 ・テレビ、新聞のよいところを見つけられてよかった。テレビ・新聞の使い方がい っぱいあってすごい。 ・テレビと新聞の利用のしかたがわかった。 ②課題 ○教師が進行役を務めて話し合い活動をリードしていたが、子どもたちだけで話し合い 活動が可能であれば、子どもたち同士の意見を高めていくために、子どもたちだけの 討論を目指していく。 ○インターネットで調べ学習を行う際、情報の正確さやサイトを絞り込みなど事前のチ ェックをしっかりと行い、情報の扱いに注意しながら指導を進めていく必要がある。
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