トラック事業の総合安全プラン2009 交通事故半減

トラック事業の総合安全プラン2009
トラック事業の総合安全プラン2009
交通事故半減アクションプラン
社団法人
広島県トラック協会
広島県の事業用貨物自動車が全国で関与した交通事故の現状
※出所:(社)全日本トラック協会 「事業用貨物自動車の交通事故の傾向と事故事例」
社団法人広島県トラック協会
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広島県内における事業用貨物車の交通事故の現状
出所:広島県警から情報提供される死亡事故データをもとに広ト協で手集計
社団法人広島県トラック協会
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広島県内における事業用貨物車の交通事故の現状
•
広島県内における事業用貨物車の事故は、追突事故948件(全事故
の46%)、交差点周辺事故588件(全事故の28.5%)と全体
の74.5%を占めていることから、事故半減目標達成のためには、
追突・交差点事故防止を最重点とした施策を展開することが重要であ
る。
広島県内における営業用トラックの交通事故類型(第1当事者)
車
対
車
区 分
人対車
正面衝突
追突
出合頭、右左折等
交差点事故
その他
単独
計
過去5年間の平均
総件数
154
37
948
死者数
15
4
4
負傷者数
141
52
1440
588
8
642
304
29
2,060
3
4
38
357
27
2,659
412
8
532
(H19~H23累計)
出所:広島県警から情報提供される死亡事故データをもとに広ト協で手集計
社団法人広島県トラック協会
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トラック事業における総合安全プラン2009
1.トラック事業における総合安全プラン2009 とは
国土交通省が平成21年3月に事業用自動車総合安全プラン2009を発表したこ
とを受け、全日本トラック協会が同年11月、「トラック事業における総合安全プラン
2009」を策定した。取組みとして、今後10年間を事故削減のための集中期間と
位置付けた国の計画に呼応し、平成30(2018)年までに事故死者数220人以下、
人身事故件数を1万5,000件以下にする数値目標を設定し、飲酒運転について
は、ゼロを目指す取組みである。
広島県トラック協会の事故削減目標
事業用貨物車が第1当事者となる事故について、平成20年の死者数、人身事故件数を
平成30年までに半減させる。
〇 死者数
11人(平成20年) → 6人以下(平成30年)
〇 人身事故件数 655件(平成20年) → 325件以下(平成30年)
〇 飲酒運転の根絶
社団法人広島県トラック協会
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トラック事業における総合安全プラン2009
2.事故削減に向けた今後の取組み方針
「トラック事業における総合安全プラン2009」の交通事故
半減目標を達成するため、広島県警察本部の統計資料に
基づき、残り6年間(平成25年~30年)を2分割し、3年毎
に事業用貨物車が関与した交通事故による死者数、事故
件数の半減等に向けた計画(アクションプラン)を作成し、
交通事故防止に取り組む。
社団法人広島県トラック協会
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今後の交通事故半減に向けた重点対策プランの全体像1
1.プランの名称
交通事故半減アクションプラン
期間
コンセプト
2013年1月~2018年12月(6年間)
広ト協会員の交通事故半減を目指して
2.削減目標
(平成25年~27年)
(平成28年~30年)
社団法人広島県トラック協会
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今後の交通事故半減に向けた重点対策プランの全体像2
3.継続施策
・
・
・
・
・
安全体質の確立
安全・事故防止活動の展開
交通環境の調査・研究
広報・啓発活動の展開
交通安全・事故防止助成事業の継続
重点取組み事項
1.
2.
3.
4.
ドライブレコーダ導入促進
運転記録証明の活用、無事故・無違反挑戦(トライ・ザ・セーフティinひろしま)への参加
交通事故防止広島県大会の開催
事故防止フォローアップセミナー
★ ドライブレコーダ動画による「ヒヤリ・ハット集」活用
★ 国交省 トラック追突事故防止マニュアル活用
社団法人広島県トラック協会
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トラック事業における総合安全プラン2009
重点取組み事項
1. ドライブレコーダ導入促進
交差点・追突事故の削減、省エネ、事故処理経費の削減
2. 運転記録証明の活用、無事故・無違反挑戦(トライ・ザ・セーフティinひろしま)への参加
・ 運転者の安全運転指導のために運転記録証明の活用を継続実施
・ トライ・ザ・セーフティに積極的に参加し、無事故・無違反の安全運転の実践
3.「交通事故防止広島県大会」の開催
・ 平成24年度中 開催予定 (第1次 事故半減アクションプランの周知徹底)
・ 平成25年度~30年度 毎年1回開催予定(重点施策の検証、報告)
4. 事故防止フォローアップセミナー
セミナーの開催(平成25年度~30年度)
★ ドライブレコーダを活用した「事故、ヒヤリ・ハット集」の活用セミナー
★ 国交省「トラック追突事故防止マニュアル」の活用セミナー
社団法人広島県トラック協会
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ドライブレコーダ普及・導入計画
~ 会員保有車両27,431台の50%以上を装着目標とする ~
1.効果
・ 事故(追突事故、交差点事故など)の減少
・ エコドライブの実践
・ 事故処理経費の削減
2.現状
・ 平成20~平成23年度までの約4年間の導入台数 2,601台(導入率 9.5%)
3.基本目標
・ 平成25年~平成30年度までに 12,000台(1年…2,000台)の装着を目標
・ 予算措置 年間:約6,000万円 3億6千円を予算計上 (25年度~30年度)
【ドライブレコーダ年度別 普及・導入計画】
区分
第一次
アクションプラン
第二次
アクションプラン
社団法人広島県トラック協会
各年度
平成20~23年
平 成 2 4 年(見込含む)
平成25年
平成26年
平成27年
平成28年
平成29年
平成30年
導入目標台数
-
1,392台
2,000台
2,000台
2,000台
2,000台
2,000台
2,000台
導入累計
2,601台
3,993台
5,993台
7,993台
9,993台
11,993台
13,993台
15,993台
導入率
9.5%
14.6%
21.8%
29.1%
36.4%
43.7%
51.0%
58.3%
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