(No.226号) (PDF:563.4 KB)

2011 年 4 月 28 日 No.226
成田空港の運用状況 (2011 年 3 月 )
区 分 航空機発着回数(回)
国 際 線
旅 客 便
貨 物 便
そ の 他
国 内 線
旅 客 便
そ の 他
航 空 旅 客 数(人)
国 際 線
日 本 人
外 国 人
通 過 客
国 内 線
航 空 貨 物 量(t)
積 込
輸
出
仮 陸 揚
取 卸
輸
入
仮 陸 揚
給 油 量 (kl)
1月
15,690
13,873
12,155
1,609
109
1,817
1,785
32
2,513,862
2,370,536
1,216,128
641,908
512,500
143,326
146,658
67,943
54,079
13,864
78,715
65,310
13,405
392,111
2月
14,340
12,703
11,037
1,509
157
1,637
1,624
13
2,365,919
2,233,800
1,232,871
610,381
390,548
132,119
140,608
65,786
54,722
11,064
74,822
64,336
10,486
345,238
(注)1.航空機発着回数は回転翼機を除く。 3.2月、3月は速報値。 航空機発着回数
前年同月比▲ 3%(411 回減、一昨年同月
比▲ 2%)、3 ヶ月ぶりに前年同月を割り込み
ました。
路線別でみると旅客便は台湾線、オセアニ
ア線、香港線などが減少、貨物便は台湾線、
欧州線、アジア線の減少が目立ちます。
航空旅客数
前 年 同 月 比 ▲ 29 %(883,949 人 減、 一
昨年同月比▲ 21%)、5 ヶ月連続で前年同
月を割り込みました。
全 国 ベ ー ス(JNTO 速 報 値 ) で み る と 訪
日外国人は東日本大震災の影響により、
3月
前月比(%) 前年同月比(%)
15,545
108
97
14,000
110
96
11,892
108
96
1,840
122
97
268
171
136
1,545
94
107
1,516
93
107
29
223
138
2,175,406
92
71
2,043,888
91
70
1,185,056
96
71
494,326
81
66
364,506
93
73
131,518
100
98
161,119
115
83
72,815
111
82
57,196
105
86
15,619
141
72
88,304
118
84
72,942
113
87
15,362
147
74
317,266
92
78
日平均
501
452
384
59
9
50
49
1
70,174
65,932
38,228
15,946
11,758
4,243
5,197
2,349
1,845
504
2,849
2,353
496
10,234
2.国内線旅客数は回転翼機によるものを除く。
4.航空貨物量は東京税関の資料による。
単月としては過去最大の減少幅 ( 前年同
月 比 ▲ 50.3 % ) と な り ま し た。 出 国 日 本
人数も旅行自粛ムードが広がったことか
ら 2010 年 9 月以来 6 ヶ月ぶりに減少しま
した。
航空貨物量
前年同月比▲ 17%(32,165 トン減、一昨
年同月比 +18%)、5 ヶ月連続、前年同月を割
り込みました。
東 京 税 関 資 料 に よ る と、 ド ラ イ 貨 物 は
17 ヶ月ぶりにマイナスとなったほか、生鮮
貨物も野菜等、果物、動物等、水産物、植物
がいずれも大きく減少し 4 ヶ月連続のマイナ
スとなりました。
空港の運用状況 (2010 年度 )
区 分 2008年度
2009年度
2010年度
前年度比(%)
日平均
航空機発着回数(回)
191,331
187,051
191,426
102
524
国 際 線
177,686
171,788
171,724
100
470
旅 客 便
150,824
147,991
147,617
100
404
貨 物 便
24,639
21,816
21,840
100
60
そ の 他
2,223
1,981
2,267
114
6
国 内 線
13,645
15,263
19,702
129
54
旅 客 便
13,299
14,905
19,380
130
53
そ の 他
346
358
322
90
1
32,648,605
32,847,453
32,520,566
99
89,097
国 際 線
31,514,468
31,518,506
30,829,076
98
84,463
日 本 人
17,018,917
16,695,589
16,698,680
100
45,750
外 国 人
8,546,107
8,243,729
8,420,072
102
23,069
通 過 客
5,949,444
6,579,188
5,710,324
87
15,645
国 内 線
1,134,137
1,328,947
1,691,490
127
4,634
1,880,936
1,962,600
2,068,382
105
5,667
883,775
919,394
972,154
106
2,663
647,201
665,974
761,243
114
2,086
236,574
253,420
210,911
83
578
997,161
1,043,206
1,096,228
105
3,003
776,104
798,471
895,522
112
2,453
221,057
5,210,556
244,735
4,783,460
200,706
4,677,404
82
98
550
12,815
航 空 旅 客 数( 人)
航 空 貨 物 量(t)
積
込
輸
出
仮 陸 揚
取
卸
輸
入
仮 陸 揚
給 油 量 (kl)
(注)1.航空機発着回数は回転翼機を除く。 3.航空貨物量は東京税関の資料による。
2.2010年度は速報値。
航空機発着回数
前年度比 +2% (4,375 回増 )、3 年ぶりに
前年を上回りました。国際線はほぼ平年並み
だったものの、国内線は JAL や ANA による国
内路線への新規就航や増便のほか、国際線扱
いだった JAL の名古屋線・関空線が国内線扱
いに変わったことなどにより大きく伸びまし
た。
航空旅客数
前年度比▲ 1% (326,887 人減 ) となり
ま し た。2010 年 度 上 半 期 に か け て 7 ヶ 月
連続で前年同月を上回ったものの 11 月以
降 は 羽 田 空 港 の 国 際 化、 冬 ダ イ ヤ か ら の
減便により前年同月割れが続きました。
路 線 で 見 る と 9 月 の 尖 閣 諸 島 沖 ヨンビョン
での中
国漁船衝突や 11 月の北朝鮮による延坪島
へ の 砲 撃 な ど に よ り、 台 湾 線、 中 国 線、
韓国線が目立ちました。
航空貨物量
前年度比 +5% (105,782 トン増 )、2009 年
10 月から 2010 年 10 月にかけて 13 ヶ月連続
で前年同月を上回っていたものの、同年 11
月以降は 5 ヶ月連続で前年同月を下回りまし
た。
GW 旅客推計
NAA は 2011ゴールデンウィーク旅客推計を発
表しました。
期間中 ( 対象期間 2011 年 4 月 28 日( 木 ) ~
2011 年 5 月 8 日( 日 ) の 11日間 ) の旅客数は前
年同期比 52.0%の 38 万 2,400 人を見込んでい
ます。過去 10 年の GW 実績において、SARS の
影響を大きく受けた 2003 年実績 ( 出入国前年
同期比 61.9% ) を下回る結果となりました。こ
れは、東日本大震災、原発事故、航空会社の
減便及び羽田空港への流出の影響を受けたもの
と推測されます。
出国のピークは 4 月 29 日( 金 ) の 26,300 人、
入国のピークは 5 月 5 日( 木 ) の 25,400 人と予
測されています。
単位(人)
区 分
出 国
2011年推計数
計
1ビル
2010年実績数
計
2011/4/28
4/29
4/30
5/1
5/2
5/3
5/4
5/5
5/6
5/7
5/8
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
△ 44,283
◎ 45,946
39,465
○ 44,912
34,405
27,628
27,904
27,872
24,118
21,911
25,237
○ 25,100
◎ 26,300
△ 21,600
19,000
15,800
16,500
12,900
12,100
13,900
12,500
16,000
2010年実績数
2ビル
13,800
14,800
11,500
11,400
9,500
9,900
8,200
7,600
9,100
7,700
9,600
計
11,300
11,500
10,100
7,600
6,300
6,600
4,700
4,500
4,800
4,800
6,400
入 国
2011年推計数
計
1ビル
合 計
2010年実績数
2ビル
2011年推計数
26,343
28,141
27,723
30,274
27,804
32,628
○ 40,492
◎ 50,418
37,890
31,328
△ 38,773
12,800
13,900
15,600
15,500
10,500
14,000
19,600
◎ 25,400
18,400
△ 21,700
○ 23,300
8,100
8,800
8,700
9,300
6,000
8,300
11,200
15,200
11,300
12,600
12,900
4,700
5,100
6,900
6,200
4,500
5,700
8,400
10,200
7,100
9,100
10,400
70,626
△ 74,087
67,188
○ 75,186
62,209
60,256
68,396
◎ 78,290
62,008
53,239
64,010
△ 37,900
◎ 40,200
37,200
34,500
26,300
30,500
32,500
37,500
32,300
34,200
○ 39,300
合 計
363,681
191,700
113,100
78,600
371,814
※2010年の実績は、2010年4月28日(水)から2010年5月8日(土)までの旅客数を採用
190,700
112,400
78,300
735,495
382,400
凡例:◎第1ピーク ○第2ピーク △第3ピーク
単位 ( 人 )
30,000
25,000
20,000
15,000
10,000
出国旅客
入国旅客
5,000
0
28
日
29
日
30
日
1
日
2
日
3
日
4
日
5
日
6
日
7
日
8
日
NAA 放射線情報提供
成田国際空港公式 WEB サイトでは 3 月 30 日
から成田空港における最新の放射線測定データ
を発表しています。
空港内に設置された放射線測定機器で独自
に計測した数値が午前 10 時と午後 7 時の 1 日 2
回掲載されています。
掲載を開始した 3 月29 日19 時時点では 0.150
μSv/h(マイクロシーベルト/時 )でしたが、徐々
に低下し 4 月 25 日 19 時現在では 0.108 μ Sv/h
で年換算で 0.946mSv(ミリシーベルト)となって
います。この数値は、WHO が発表している、人
が通常の生活で浴びる年間平均の放射線である
3.0mSv を大きく下回っています。
【参考】( 文部科学省 HPより)
・胸の X 線検診 (1 回 )…0.05mSv
・東京~ニューヨーク航空機で 1 往復…0.2mSv
・胃の X 線検診 (1 回 )…0.6mSv
公衆エリアで無線 LAN サービスはじまる
5 月 1 日から成田空港の無料無線 LAN エ
リアが拡大します。今までの第 1PTB 制限エ
リア 5 箇所と第 2PTB 制限エリアのインター
ネットカフェでの無料サービスに加え、今
回は両 PTB1 階到着ロビー公衆エリアにア
クセスポイントが設置されます。
5 月末には出発ロビー公衆エリア、また
8 月頃には、制限エリアの搭乗待合スペー
スなどにおいてもサービス提供エリアが拡
大される予定です。
N.PASS の対象年齢拡大
空港周辺地域在住の 60 歳以上の方を対
象としたシニア向け成田空港パスポート
「N.PASS」については年齢枠を撤廃、4 月か
ら空港周辺 14 市町在住のすべての方に発行
できるようになりました。
「N.PASS」は、提示するだけで空港への
入場が可能になるほか空港内店舗での割引
や記念品サービスなどの特典があります。
発行の申請には、パスポートサイズ(45
㎜× 35 ㎜)の証明写真 1 枚と現住所が確認
できる公的身分証明書が必要。NAA 本社ビ
ル、北地域 ( 成田市 )・南地域 ( 芝山町 )・
茨城地域 ( 河内町 ) 相談センターで受け付
けています。
U/L ルールを一時停止
4 月 22 日、国交省は東日本大震災が発生
した 3 月 11 日から 2011 年夏ダイヤの末日
(10 月 29 日 ) ま で 「U/L(Use it or lose
it)ルール 」 を一時的に停止することを決
定しました。
U/L ルールは国際航空運送協会 (IATA) が
定めた国際ルール。混雑空港である成田空
港と羽田空港では限られた発着枠を有効活
用するため、航空会社に配分された発着枠
の 80 % 以 上 を 実 際 に 使 用 し な か っ た 場 合
は、翌年にその発着枠に対する優先権を失
います。東日本大震災や東京電力福島第一
原子力発電所の事故の影響を受け、両空港
では需要減少に伴う欠航が生じています。
過去にも同様に U/L ルールの適用を一時
的に停止したことがあり、近年では 2009 年
夏ダイヤ対応(リーマンショックや新型イ
ンフルエンザの流行)以来となります。
国際航空運賃 総額と内訳の表示義務化
国交省は、4 月 1 日から国際航空運賃に
ついて「総額」と「内訳」の表示を義務化
する通達を出しました。
具体的には、利用者に対し、運賃、特別
付加運賃(燃油サーチャージ)、料金、公租
公課など費目ごとの額及び総額を表示する
ことになります。日本の航空会社は実施済
みですが、一部海外航空会社、代理店など
では未実施のため対応が必要となります。
表示を正しく行っていないと運賃の許可が
取り消される場合もあります。
航空局 「 日本の空の現況 」HP 開設
3 月 29 日、国交省航空局は東日本大震災
後、日本の空の安全に関するホームページ
を立ち上げました。
国内外の利用者の方々に安心して日本の
空の旅を楽しんでいただくため、正確な情
報をタイムリーに発信するものです。日本
の拠点空港の運用状況、放射線測定値、国
際定期便の復便状況、国内線の運航状況な
どが確認できます。
【東北地方太平洋沖地震後の日本の空をめぐる現況について】
http://www.mlit.go.jp/koku/flyjapan/
「震災特例旅券」発給へ
4 月 18 日、政府は東日本大震災で旅券 ( パ
スポート ) を紛失した被災者を対象に、手
数料無料で 「 震災特例旅券 」 を再発行でき
る旅券特例法案を国会に提出する方針を固
めました。
ICAO 日本への航空輸送に 「 安全宣言 」
4 月 14 日、国際民間航空機関 (ICAO) は
日本の現在の放射線レベルは旅客や乗務員
の健康や輸送の安全に支障はないとの声明
を発表。今回の原発事故の評価がレベル 7
に引き上げられたものの日本の空港や港湾
の周辺における放射線モニタリングは、引き
続き放射線レベルが健康上十分に安全な範囲
内であるとしています。
また、震災後、一時的に発着空港を変更
又は他の空港の経由便となっていた国際定
期便も通常通りの運航とする動きが出てい
ます。
アリタリア-イタリア航空
・成田-ローマ線
関西経由成田発着
・成田-ミラノ線
関西経由成田発着
→ 成田直行 (4月12日出発便~
(一部4月13日出発便~))
→ 成田直行 (4月12日出発便~)
ルフトハンザドイツ航空
・成田-フランクフルト線
・成田-ミュンヘン線
仁川経由成田発着
仁川経由成田発着
→ 成田直行 (4月16日出発便~)
→ 成田直行 (4月16日出発便~)
エアカラン〔エア・カレドニア・インターナショナル〕
・成田-ヌーメア線
関西経由成田発着
→ 成田直行 (4月16日出発便~)
スイスインターナショナルエアラインズ
・成田-チューリッヒ線
中部経由成田発着
→ 成田直行 (4月16日出発便~)
オーストリア航空
・成田-ウィーン線
北京経由成田発着
→ 成田直行 (4月17日出発便~)
キャセイパシフィック航空
・羽田-香港線
関西経由羽田発着
→ 羽田直行 (4月17日出発便~)
カンタス航空
・成田-シドニー線
香港経由成田発着
→ 成田直行 (4月19日出発便~)
ANA ボーイング 787 の導入準備
4 月 18 日、ANA は世界で初めて導入する
最新鋭機ボーイング 787 の就航に向け、機
長 10 名を対象に 787 パイロット養成訓練
を開始したと発表しました。訓練期間は
約 1 ヶ月で、アメリカシアトルの Boeing
Training & Flight Services 社と ANA 羽
田訓練センター 2 ヶ所で最新のフライト
シュミレータを活用し実施しています。
787 型 機 の ANA へ の 第 1 機 目 の 納 入 は、
7 月~ 9 月頃の予定。同社は今年度に約 80
名のパイロットを養成する計画です。
SKY「成田シャトル」構想を発表
4 月 12 日、 ス カ イ マ ー ク は 2011 年 10
月 30 日から運航を開始する成田空港から
の国内路線を「成田シャトル」と名づけ、
羽田空港発着の路線よりも低価格で販売す
ると発表しました。
就航する 4 路線は旭川・札幌・福岡・那
覇線。搭乗 28 日前までに予約をするスカ
イバーゲン運賃では、一部について片道
980 円の運賃を設定するとしています。
UPS 台北、広州の直行便を新規開設
近鉄エクスプレス 自家発電機器を設置
ユナイテッド・パーセルサービスは、成
田発-台北行きと広州行きの直行便の運航
を開始しました。台北行きは 3 月 30 日か
ら週 4 便、広州行きは 4 月 2 日から週 1 便
で運航されています。
近鉄エクスプレスは 3 月 31 日、成田ター
ミナル(芝山町大里)に非常用自家発電機
を設置しました。
電力会社からの受電停止時のみ自動切換
により稼働。最大 72 時間(大規模災害時の
インフラ復旧の目処は 3 日と想定/オイル
タンクに 2 万リットル給油)電力供給が可
能となり、大規模災害時にも通関・倉庫業
務が行えます。
NCA 救援物資の無償輸送を継続
4 月 13 日、日本貨物航空は 3 月 14 日か
ら行っている東日本大震災被災地への復興
救援物資の無償輸送を当面継続すると発表
しました。
4 月 26 日現在、ニューヨーク、ロサン
ゼルス、アムステルダムから延べ 50 トン
の医薬品、衣服、食料、飲料水が無償輸送
されています。
ANA“SUITE CHECK-IN”スタート
JGS 関係会社 6 社が合併
4 月 1 日、㈱ JAL グランドサービス (JGS)
の関係会社 6 社が合併し「㈱ JAL グランド
サービス東京」として新たにスタートしま
した。
合併したのは、㈱ JAL グランドサポート
成田、㈱ JAL グランドアビエーション、㈱
JAL グランドサポート羽田、㈱ JAL グラン
ドエアーサービス、㈱ JAL グランドメンテ
ナンス、つるや航業㈱の 6 社。
成田及び羽田空港においてグランドハン
ドリング分野における競争力及び機能の一
層の強化、効率的な運営体制の構築を目指
し高品質なサービスを提供していくとして
います。
4 月 25 日、ANA は 第 1PTB 南 ウ イ ン グ 4
階出発ロビーにおいて国際線ファースト
ク ラ ス 利 用 者 等 が 利 用 す る 新 施 設“ANA
SUITE CHECK-IN”を始めました。 羽田の同社国内線で導入されている搭乗
手続きや保安検査の優先サービスを国際線
にも導入するものです。ANA とスターアラ
イアンス加盟の一部航空会社のファースト
クラス搭乗者、ANA ダイヤモンドサービス
メンバーが対象です。
3 月 31 日、 関 西 国 際 空 港 は 2011 年 度 事
業計画が国土交通大臣から認可されたと発
表しました。
計画の中には、LCC( ローコストキャリア )
4 月中に 5 つの店舗がオープンしました。
関連施設の整備を盛り込んでおり、同社は、
第 1PTB に は 4 月 2 日 に 小 さ な 手 ぬ ぐ い
4 月 8 日から LCC 旅客ターミナルビル新築
でお菓子を包んだ「まめぐい」、第 2PTB 制
工事の受注企業の公募を開始しました。公
限エリアには同 14 日に「タリーズコーヒー」
募資料によると、ターミナルビルは平屋建
「改造社書店」「DRUG BOX」が複合店とし
( 一部 2 階建 ) の国内・国際線一体型で、ター
てオープンしたほか、同 20 日にはこれま
ミナルビル本体は 20,000 ㎡、搭乗コンコー
で期間限定ショップだった「三愛水着楽園」
スは 9,000 ㎡。建設場所は二期空港島内。
が常設店舗としてオープンしました。
完成は 2012 年 9 月末としています。
関空 LCC 関連施設の整備に着手
ターミナルに新店舗
頑張ろう! NIPPON From NARITA AIRPORT プロジェクト始動
NAA は、 東 日 本 大 震 災 を う け、 海 外 と の 窓 口
である成田空港だからこそできることをコンセ
プ ト に「 頑 張 ろ う! NIPPON From NARITA
AIRPORT」 プ ロ ジ ェ ク ト を 立 ち 上 げ ま し た。 現 在
「NARITA か ら 伝 え る エ ー ル、 そ し て あ り が と う 」
と 題 し、NIPPON を 応 援 す る メ ッ セ ー ジ、 海 外 か
ら の 支 援・ 援 助 に 対 す る 感 謝 の メ ッ セ ー ジ を 募 集 し
ています。募集期間は 5 月 8 日 ( 日 ) まで。選考さ
れたメッセージは、第 1・第 2 ターミナルの出発ロ
ビーで掲出します。
(メッセージ募集ポスター)
応募先 メール:[email protected] ツイッター:#narita_oasis
CS セミナーで中国語会話講座
4 月 27 日、 成 田 空 港 CS 協 議 会 主 催 の 速 戦 中
ニーハオ
国 語 セ ミ ナ ―「 你 好 ! か ら 始 め よ う 」 が 開 催 さ れ ま
した。
講師は空港振興協会でインフォメーション業務を
担 当 し て い る 菊 川 育 実 さ ん。 空 港 で の 対 応 を 想 定
したセミナ―は実際の案内業務のエピソードを交え
た 実 用 的 な も の。 参 加 者 か ら は「 わ か り や す く 楽 し
か っ た 」 と 好 評 で し た。 同 セ ミ ナ ー は 今 後 も 毎 月 開
催される予定です。
(セミナー風景)
成田空港におけるゴールデン
ウィーク期間中の旅客数見込みは昨
年 比 % の 減 少。 開 港 以 来 最 大 の 落
ち 込 み で あ り、 今 の と こ ろ 回 復 の 兆
しは見えていない。
空港関連各社のほとんどが今まで
にない厳しい事業見通しを口にして
いる。
これまで成田空港各社においては、
災害等あらゆる角度からリスクマネ
ジメントのマニュアルを時間と労力
を か け 詳 細 に 検 討 し 作 成 し て き た。
今 回 の 大 災 害 直 後、 そ し て 時 間 経 過
とともに発生する問題事案に対して
どれほどそのマニュアルが役に立っ
て い る の だ ろ う か? 恥 ず か し な が ら
私の場合は情報の連絡表を取り出し
た ぐ ら い で、 ほ と ん ど マ ニ ュ ア ル を
見ていない。
苦境に立たされてどの様な行動を
と る か で 真 価 が 問 わ れ る と い う が、
状況が好転するまでじっと耐えるの
か、 リ ス ク を 覚 悟 で 何 ら か の 行 動 に
出 た 方 が 良 い の か … ヒ ス テ リ ッ ク
な悲観論だけを振り回し信頼関係を
切り裂くような人員整理のコスト
カ ッ ト で は 能 が な い、 と 言 っ て 泰 然
と構えていられるだけの余裕もない。
い ず れ に し て も「 何 と か し な け れ
ばならない」と一人一人が立場に応
じて悩み考えている組織は強いよう
な気がする。 Y
(・S )
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