第2号 7月 - 小郡大刀洗広域シルバー人材センター

公益社団法人 小郡大刀洗広域シルバー人材センター
安全就業委員会発行 会員ニュース第2号
(平成23年7月)
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しています。
傷害事故
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① 発生日時
② 場
所
③ 会
員
④ 事故内容
賠償責任事故
① 発生日時
② 場
所
③ 会
員
④ 事故内容
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傷 害 事 故
61日
賠償責任事故
55日
交通事故(車両)
24日
若干、急ぐ気持ちがあったとご本人が言われていました。全て
の作業に共通することですが、急ぎ作業や省略行為は事故を招き
ます。時間と気持ちに余裕をもち、手順を守って落ち着いて作業
をしましょう。加齢によって足腰が老化し、視力やバランス感覚
等身体能力が衰えていることも十分に自覚してください。
5月14日(土)10時頃
大刀洗町高樋 個人宅
大刀洗支所 水道メーター検針 74才 女性
水道メーター検針業務のうちの配付物をポスティングする作業で、個人宅の玄関横にある郵便受けに配付物を入れるた
めに、庭のスロープにあがろうとして段差につまずき転倒した。右半身を打ち、特に右手首を付近にとめてあったバイ
クにぶつけて負傷(捻挫、打撲)。スロープには途中辺りの横側からあがろうとしたために段差があった。
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このケースでは、消毒作業以外の「池に水を入れる」ということをしたた
5月20日(金)11時頃
めに起きたものと考えられます。親切心でも受注内容以外のことはしないで
大刀洗町冨田 発注者宅
ください。発注者には、作業の説明や確認をきちんとすることも必要です。
大刀洗支所 植木消毒 72才 男性
会員2名で植木消毒に就業。庭に池があったため消毒液がかからないようにブルーシートで被い作業をした。終了後、
池に流れ込んでいる水の量が少なかったので近くの蛇口より水を流し、30分ほどで止めるように娘さんに頼んで帰
った。当日夕方になって発注者より池の鯉数匹が死んでいるとの電話が入った。原因は特定できていないが、井戸水
でなく水道水を入れたことによるものと思われる。
交通事故(対物賠償責任事故)
① 発生日時
② 場
所
③ 会
員
④ 事故内容
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連続無事故日数(7/14現在)
たった3ヶ月間で、昨年度1年間の全事故件数に迫る勢いとなっていま
す。3年前の事故が多発した頃の状態に戻ることがないように、今一度、
全会員が気持ちを引き締めて就業にのぞんでください。
5月,6月に発生した事故の報告
安全就業強化月間特集号
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ミラーで確認したにもかかわらず、行けると思いとっさに発進した
判断ミスが一番の原因です。処分場の受付時間がせまり、急いでいた
ことが無理な進入になったのだと思います。事故後の班会議では、裏
道でなく幹線を通る、より安全なルートを検討してもらいました。
「だ
ろう運転はしない、指差し呼称を用いて安全意識を高める、時間に余
裕をもつように就業先と人員を考える」などの意見が出て、今後の対
策とすることに決まりました。信号機のない交差点は危険が一杯です。
確実に停止して安全確認をしてください。
6月20日(月)16時30分頃
筑前町朝日交差点
大刀洗支所 植木剪定 72才 男性
剪定作業後、軽トラックで残材を処分場へ
運搬途中、信号の無い交差点で一旦停止を
十分にせずに進入して衝突した。進入時は
前方のカーブミラーに右方向から直進してくる乗用車を確認し、会員は安全に通過できるものと思ったが、相手車のス
ピードが出ていたため軽トラックの後部に衝突された。軽トラックは回転してガードレールを押し倒し、道路脇の農業
用水路に引っかかり危うく落ちる状態だった。相手側乗用車の前方は大破し、軽トラックに積んでいた残材は付近の田
んぼに散乱。双方ケガは無かった。
全国統一スローガン「安全は
一声かける ゆとりから」
増え続ける会員の就業中及び就業途上における事故を無くすため、全国のシルバー人材センターにおいて、
「全国安全週間」に合わせ
7月を「安全・適正就業強化月間」と定めて様々な取組みが行われます。
平成23年度も昨年度同様に『重篤事故につながる就業の見直し』をするようにと指導されています。以下は昨年度のおさらいです。
1.「危険・有害作業を受託しない」 高齢者にふさわしい仕事であるかよく吟味をし、受注段階で事故につながりやすい危険作業を排
除する。会員さんはよく「その程度ならできる。危なくない。」と言います。発注者の希望に応えたいという気持ちでしょうか、現役
時代の経験からでしょうか…。“できる”ということ =“受注して良い”ではありません。現在、多くの職群で会員さんに見積をお
願いしていますが、受注にはシルバー人材センターとして決められている基準に基づいた判断が必要です。安全就業基準第5条であ
げている作業はもちろん、その他でも危ないと感じたら断わる勇気を持ってください。迷ったときには必ず事務局に相談していただ
くようお願いします。
2.
「安全保護具の着用徹底」 作業別安全就業基準による安全保護具を必ず着用してください。屋外作業・自転車使用時におけるヘル
メット、剪定での安全帯、刈払での保護メガネ等、作業毎に決められた保護具があります。未装着者には就業停止等の措置をとるよ
うにとの踏み込んだ指導もなされています。まずは、会員同士で注意し合える雰囲気作りを心がけましょう。
3.「健康診断による健康チェックと健康増進」 毎日の体調管理と年に一度の健康診断で健康状態に起因する事故を未然に防いでく
ださい。
どうですか? 昨年度からお願いしていることですが、日頃実践されているでしょうか?
実施中!
平成23年7月 ∼ 10月
安全就業で4ヶ月間無事故を達成しよう!
⇒
両面刷りです
皆で協力、周囲の人に気を配り
とくに身体が暑さに慣れていないこの時期は要注意です!
45%は高齢者
《 熱中症にならないために 》
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日頃の体調管理をする(十分な睡眠と栄養価の高い食事をとる、就業前日は深酒をしない)
こまめな水分・塩分補給と休憩(あまり渇きを感じなくても水分を補給し、休憩はなるべく涼しい場所で)
体温を下げる工夫(涼しい服装をする、保冷剤・熱中症対策用品などの活用)
不調を感じたら決して無理をしない(環境条件と個人の体調による影響で発生が高まる)
室内でも熱中症は発症(屋内作業や就寝時も温度調整を)
安全・適正就業強化月間のメイン行事でもある平成23年度
の 安 全 就 業 促 進 大 会 が 7 月 1 日( 金 )小 郡 市 生 涯 学 習 セ ン タ − 、
七夕ホールにて開催されました。
理事長挨拶のあと事務局から昨年度事故報告、石橋安全就業委員長
の委員会報告、小郡警察署の交通講話、健康講話、安全標語の表彰、
安全就業宣言等2時間にわたって安全啓発を行いました。
池田理事長挨拶
地 域 班 長 さん 、出 欠 集 約 のご協 力 ありがとう ご
ざいました!
大会には会員225名(小郡本所183名、大刀洗
支所42名)の出席がありました。昨年度より1%減
り約55%の出席率となりましたが、今回はほとんど
の地域で班長さんが、欠席理由の確認などきめ細かい
対応をしてくださり、事務局の出る幕がないほどしっ
かりと集約していただきました。本当にありがとうご
ざいました。
出欠の連絡がなかった会員には、班長の方から電話
連絡をしていただいております。ある班では、「自分
から言ってきたのは2人だけ。あとは、こっちが電話
をしても、何があるんですか?と平気で言うような人
ばかりだよ。」という状況だったようです。
安全大会に限りませんが、全ての会員が“ただ仕事
をする”だけではなく、この組織を支えている一員と
して自覚をしていただきたいものです。安全意識もそ
うしたことと連動しているように思います。
白石安全就業
委員による
安全就業宣言
∼健康講話より∼ 和やかな指体操風景
管内で事故の多い場所として、
小郡警察署 梅﨑交通課長の講話
① 小郡郵便局前の500号線と七夕
通りとの交差点付近
② 西鉄電車沿いの道路(とくに大保
から三国が丘あたりの踏切りを渡る
とすぐ道路が交差する場所)
③ 小郡インター南から大刀洗ナフコ
に行く通りのパチンコ屋付近
の 3 ヶ所をあげられました。
皆さん、気をつけましょう!
ご応募いただいた皆様、ありがとうございました。
安全標語 受賞者の皆さん
応募総数79点より、以下4作品が選ばれました。
《 最優秀賞
気のゆるみ
《 優 秀 賞
よかろうだろうは
ケガのもと
井手
良介
(立石3区)
緒方
高義 (大保原・西島)
長沼
公雄
(力武・横隈)
山下
等
(味坂)
》
今日もまた
ちょっとした
安全は
会員氏名の敬称は省略します
》
初心に戻り
安全作業
ルール破りが
忙しい時こそ
再認識
事故を呼ぶ
⇒
両面刷りです