(補足資料) 外付けブラインド「エーデルヴァレーマ」の特徴 −クーラー稼働率の大幅削減に直結する建物外部の「日差し対策」− 自然エネルギーを利用して温熱環境を調整する「パッシブソリューション」と呼ばれる手法が注目を集めていま す。東邦レオでは、これまで40年培ってきた「断熱技術」を基本に、日射遮蔽・空調・換気など、様々な技術を トータル的に考えることで、無駄なく無理なく省エネ効果を実現するための提案・施工を実施しています。 「エーデルヴァレーマ」は、日差しによる熱エネルギーの流入を、季節 ごとに効果的に制御する屋外設置型可変ブラインドです(製造:環境 先進国であるドイツ「WAREMA社」)。角度の調整ができるため、夏は 日ざしを遮り、冬は日ざしを積極的に取り入れることで、温熱環境の快 適性を維持しながら冷暖房の使用低減を実現します。 ■2∼3倍の遮熱効果(リリース本文「※1」補足情報) 日本では、日差し対策として室内側にブラインドやカーテンが設けるこ とが一般的です。しかしこの場合、窓ガラスと室内に設けられたブライ ンドやカーテンの間の空気が温室効果で暖められ、室温を高めてしま い、効果が十分発揮されないケースも発生しています。外付けブライ ンドの場合、窓の外で日射を遮るため室内への熱エネルギーの流入 を抑える効果があります。 外付けブラインドの場合 内付けブラインドの場合 外付けブラインドは、太陽光エネルギーの 透過率を20∼10%以下に抑え、室内の 気温上昇を防ぎます。 内付けブラインドでは、窓ガラスと室内に 設けられたブラインドやカーテンの間の空 気が温室効果で暖められ、室温を高めて しまいます。 (日よけ資材別の遮熱効果・・・数字が低いほど効果が高くなります) ガラス面のη値(日射熱取得率) ガラスの仕様 日射遮蔽物の種類 なし レースカーテン 内付けブラインド゙ 外付けブラインド 普通複層ガラス 0.79 0.50 0.44 0.16 Low-E 複層ガラス 0.75 0.55 0.49 0.16 Low-E 複層ガラス 0.59 0.47 0.43 0.14 Low-E 複層ガラス 0.42 0.32 0.29 0.11 住宅の次世代省エネルギー基準と指針より ■「可動式」で日射角度ごとに日差しをコントロール メンテナンスフリーのモーターでブラインドの昇降やスラット(羽の 部分)の角度調整を行います。室内に取り付けるスイッチを操作す るだけで、夏には日差しを遮り、冬には日差しを取りれるなど、日 射を自由にコントロールすることが可能です(手動式のタイプもあり ます)。 モーター部分詳細 ■屋外設置による「耐候性の確保」と昇降時の「ノイズ」に対応 「エーデルヴァレーマ」は、屋外への長期間設置となるため、雨や紫外線など の厳しい気候条件に対応した耐腐食処理が施されています。また外付けブラ インドの羽部分(スラット)は、アルミ合金製で、室内ブラインドに比べ幅が広く 厚さは2倍以上あり、容易に破損しない強度を持っています。強風時の「ブライ ンドの揺れ」や昇降における「ノイズ」に対処するため、ブラインド左右のレール を通す「スリット部分」にはプラスチックシールが装着され、昇降時のノイズを抑 スラット(羽の部分) える構造になっています。 ■豊富なカラーバリエーション 「エーデルヴァレーマ」は、13種類の中から色を選択することが可能です。特に壁 面の意匠性に大きく影響するスラット(羽の部分)や収納ボックスは、それぞれに色 を選択できるため、建物のスタイル・外壁に合わせた個性溢れるファサードの演出 が可能になります。 ( 「エーデルヴァレーマ」 施工事例 ) 豊富なカラー バリエーション
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