葉山先生(養護) ① 推理小説が好きなので、アガサ・クリスティとか宮部みゆきとか、仁木悦子とか、たくさん読みました。教 2015年7月16日発行 光高校図書委員会 員になって一時期はまったのは、トリイ・ヘイデンです。いろいろ考えさせられました。 ② 大和和紀です。 『あさきゆめみし』が有名だけど、 『はいからさんが通る』が好きですね。 夏休み開始まであとわずか……。夏の読書や勉強に備えて、図書室には今新しい本が続々と入ってきています。 この機会に是非、本を借りて読んでみませんか。 2年4組 図書委員(O・T・H) 第2 弾 ③ 読書家…というほどではないけど、まあまあ読んでいたと思います。アガサ・クリスティを読んでいると、 何人かの友達が、登場人物一覧(?)を見ていろんなストーリーを作って犯人を当てる! というのが、し ばらく流行りました。 ④ やっぱり名作…と言われる本は読んでおいた方がいいのかな~と思います。私もたくさん読んでいませんが、 大人になって何十年も経って、読み返して面白いと感じるのは『こころ』とか『人間失格』とか、です。 川崎先生(事務) 新着任の先生方に、次の各質問に答えていただきました! ①好きな作家、作品 ②好きな漫画、漫画家 ③高校時代の思い出 ① 吉村 昭の『長英逃亡』 『天狗争乱』等の歴史ものをよく読んでいます。どの作品も、史実を綿密に調 ④光高生に 査して描かれており、作中の出来事が現実にあったことだと思うと、まさに「事実は小説より奇なり」 と感じます。 増本先生(国語) ② 寺田ヒロオ、藤子・F・不二雄、横山光輝。3 人とも昭和を代表する漫画家さんですが、今読んでも古 さを感じさせず、純粋に面白い作品が多く描かれています。 ① 遠藤周作の『沈黙』 『海と毒薬』 『深い河』……、三浦哲郎の『忍ぶ川』 『白夜を旅する人々』 『短篇集モザイク』 ③ 日本史が好きだったのですが、今のようにインターネットが一般的ではなかったので、知りたいことは ……、千野隆司の『若殿見聞録』……、三浦しをんの『風が強く吹いている』 『木暮荘物語』……、有川 浩 本を読んで調べるしかありませんでした。昼休みになると、図書室に行って、歴史関係の本を読み漁る の『阪急電車』 『県庁おもてなし課』…… 毎日でした。 ④ 本には様々なジャンルのものがあります。普段あまり読書をしない人も、自分に合った本と出会えば、 ② 『ドカベン』 水島新司/作 片時も手放せなくなると思いますので、まずは興味のある本を手に取ってみてください。 ③ 平均的な高校生だったと思う。読書は好きでした。弓道部にも励んでいました。 内藤先生(事務) ④ 質の高い随筆、短篇小説、名作といわれる作品(小説、評論) 好きな作家や作品は特にないのですが、今、再生医学に興味を持 っているので、そういった類の本を読みたいと思っています。 高岸先生(数学) ① 『敦煌』 井上 靖/著、 『生きるための哲学 ニーチェ「超」入門』 白取春彦/著、 『私の方丈記』 三木 卓/著 ② ディズニーの『ピノキオ』……古い童話ですが、内容は今でも十分に新しい。 ③ 高校時代は、何かとやることがいっぱいあって、あまり本を読まなかったので、後悔しています。教科書に出 てくる本はすべて読んでおくべきです。 ④ 『頭がよくなる思考術』 白取春彦/著……「考えてもわからない、は考えてないことへの言いわけである」に 始まり、 「一番かっこ悪いのは、わからなくていろいろ失敗することではなく、わからないことから目をそむけ て逃げることである」で終わります。 ① ローマクラブ・レポート、特に、 『成長の限界』 『限界なき学習』 牛嶋先生(事務) ② 手塚治虫、水木しげる、高橋留美子 ③ 中学までは読書家でしたが、高校になってからは部活やバンド活動に熱中していました。 ④ 光瀬 龍作『百億の昼と千億の夜』 この夏、1、2 年生は読書感想文か読書ノートの宿題があります。2000 字の感想文を書くのは大変ですが、 良書に出合えたら、その感想を誰かに伝えたくなる、溢れる思いを言葉で表現したくなるもの。次の 3 冊 は、第62 回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書ですが、どれも良書です。読んでみてください。 『希望の海へ』 マイケル・モーパーゴ/作 佐藤見果夢/訳 孤児としてオーストラリアに強制移住させられた父の残したヨットに乗り、真実を求めて 大海原にこぎ出した娘のアリー。コールリッジの詩とアホウドリを旅の友として父の故郷 イギリスを目指す。 『マララ 教育のために立ち上がり、世界を変えた少女』 マララ・ユスフザイ、パトリシア・マコーミック/著 道傳愛子/訳 どんな感想文が、評 価が高いのでしょう か。それを知ることも 大事です。ネットで、 全国コンクールの優 秀作品をチェックして みましょう。 普通の少女が何事も良い方向に考え発言しているうちに、世界の注目を集めるようにな っていた。両親の愛情と理解のもとに育まれたマララが、生きる希望を与え、世界に目を向けさせてくれる。 『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』 渡辺佑其/著 動物の体にデジタル機器を装着させてペンギンやマンボウ、アザラシなど数多くの動物の行動を探った記録。 機器の装着や回収は試行錯誤で、失敗談も含めて研究最前線の様子を伝える。 (以上 毎日新聞より) 小論文・作文、面接対策になる本 リクエストにより入れた本 『ラプラスの魔女』 東野圭吾/著 円華のボディーガードを務めることになった武尾は、彼女が不思議な「力」を持っているのでは、と疑いはじめる。 同じ頃、遠く離れた二つの温泉地で硫化水素による事故が起きていた。その現場で目撃された謎の娘の姿。 東野圭吾、30 年 80 作目に小説の常識をくつがえして挑んだ空想科学ミステリー。物語に翻弄される興奮をぜひ 味わってみてください。 『それでも僕は夢を見る』、この本は 5 分ぐらいで 『それでも僕は夢を見る』 水野敬也/作 鉄拳/画 一気に読めます。でも、読み終わった後に胸が 『過ぎ去りし王国の城』 宮部みゆき/著 じーんと熱くなるのです。自分を愛おしく思えるの 『魔法科高校の劣等生 12~15』 佐島 勤/著 です。 人生について考える本 『変わらないために変わり続ける』 福岡伸一/著 『魔法をかける アオガク「箱根駅伝」制覇までの4000 日』 原 晋/著 『9 日間“プラスのこと”だけ考えると、人生が変わる』 ウエイン・W・ダイアー/著 …以下は、生徒の学習に役立つようにと、先生方が購入を希望された本です。 学習を深めるための本 『植物は何を見ているか』 古谷雅樹/著 『進化とはなんだろうか』 長谷川眞理子/著 『とりかへばや物語』 『沙石集』 『日本漢詩集』…『新編 日本古典文学全集(小学館)』の3巻です。 『小説への誘い 日本と世界の名作 120』 小池昌代・芳川泰久・中村邦生/著 『宇宙一わかりやすい高校物理(力学・波動) 』 鯉沼 拓/著 『長州藩 成立から倒幕まで』 時空旅人編集部/編 『もう一度読みたい 教科書の泣ける名作 再び』 学研教育出版/編 【岩波ジュニア新書】 「新・天文学入門」 嶺重 慎・鈴木文二/編著 「大学で大人気の先生が語る<恋愛>と<結婚>の人間学」 佐藤剛史/著 「数に強くなろう ピーター流数学あそび」 ピーター・フランクル/著 『あん』の単行本は 2 年前に入荷しまし 夏の読書にぴったりの本 気軽に読める文庫本ばかりです。 たが、もっと多くの人に読んでほしいの 『旅のラゴス』 筒井康隆/著 で、今回は文庫本を入れました。映画 『あん』 ドリアン助川/著 化され、話題にもなっています。 『民王』 『ようこそ、わが家へ』 池井戸 潤/著 会話が多くて読みやすいのですが、 「社会の偏見とは」「生きる意味とは」… 『ジャイロスコープ』 『3・6・5・2 伊坂幸太郎エッセイ集』 と考えをめぐらして、自分自身と向き合 伊坂幸太郎/著 える小説、現代の名作といえます。 『学年ビリのギャルが 1 年で偏差値を 40 上げて 慶應大学に現役合格した話 [文庫特別版]』 坪田信貴/著 紛失した同名の単行本は依然として出てきません。でも、読みたい人のために、文庫特別版を購入しました。 『 「いいこと」がいっぱい起こる! ブッダの言葉』 植西 聰/著 『原発事故で、生きものたちに何がおこったか。 』 永幡嘉之/写真・文 『ニッポン景観論』 アレックス・カー/著 『日本は外国人にどう見られていたか』 「ニッポン再発見」倶楽部/著 『救命 ─東日本大震災、医師たちの奮闘─』 海堂 尊/監修 『小学校から英語教育をどうするか』柳瀬陽介、小泉清裕/著 右の 6 冊は、岩波ブック 『 「定常経済」は可能だ!』ハーマン・デイリー、枝廣淳子/著 レット。どれも 70 ページ 『ルポ 虐待の連鎖は止められるか』共同通信「虐待」取材班/著 前後の小冊子。社会問 『ルポ チェルノブイリ 28 年目の子どもたち』白石 草/著 題をとらえるのに最適の 『火山と原発 最悪のシナリオを考える』古儀君男/著 本です。 『3.11 を心に刻んで 2015』岩波書店編集部/編 「なるには Books」シリー ズの、リニューアルされ 『働くための「話す・聞く」 』 上田晶美/著 たものを中心に 31 冊購 今、企業が求めているのはどんな人でしょう。それは、コミュニケーション力 入。職業の実際を知るこ のある人です。どんな職業においても必要とされる力です。コミュニケーシ とができます。 ョン力はあると自信のある人も、なくて不安な人もぜひ読んでみてください。 臨床心理士、理学療法士、社会福祉士、管理栄養士、農業者、銀行員、国際公務員、地方公務員、 警察官、消防官、青年海外協力隊、特別支援学校教師、社会起業家、ネイリスト 等々 作家の室積 光さんは本校の卒業生です。5 月下旬に来校され、御自身著作の本 4 冊を寄贈してくだ さいました。これらの本には直筆サインも入っています。 室積 光さんは 『江戸オリンピック』 『達人 山を下る』 (文庫本) 『史上最強の大臣』 (文庫本) 10 月29 日、本 校で講演をされ 『達人の弟子 海を渡る』 (文庫本) る予定です。そ 10 年前、たった 1 人でカルト教団を崩壊させた世界最強の技を持つ達人・山本俊之 の時までに、先 の存在を知った謹慎中のサッカー部員、晃吉とクロアチア人の在学生、マルコ。2 人 輩の本を読ん は達人がいる山へと向かい、イルジスタン人のアバスとともに修行を始めるが……。 でおきましょう。 戦争、テロにも打ち克つ、本当の強さとは!? 『達人 山を下る』の続編です。 ~夏休みの図書室利用~ ◇開館日時:7/21(火)~8/24(月) いずれも 8:30~16:30 ◇閉館日:土曜日、日曜日 、8/13~14 (お盆休み)、8/4(午前・世界スカウトジャンボリー)、8/19 (学校説明会) ◇図書の貸出:1 人5冊まで *返却期限は 8/25(火) 【利用上の注意点】 ・飲食は厳禁! 静粛に過ごし、図書やその他の設備は丁寧に扱いましょう。 ・エアコンの操作はスイッチ ON、OFF のみ行ってよい。設定温度は変えてはいけない。 ・図書の貸出・返却は各自で行ってよい。(カウンター上のパソコンでの処理、または貸出簿に記入。) ・不明な点等は、司書教諭(井宮先生)に尋ねる。または職員室で尋ねる。
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