うつのみや市民討議会2012

<目
次>
はじめに
1
「うつのみや市民討議会2012」の開催にあたって
2
うつのみや市民討議会とは
3
開催までの経緯
4
運営の結果
5
討議会のプログラム
6
討議会のテーマ
7
討議会の様子
8
情報提供の内容
11
討議意見のまとめ
15
開催前アンケート集計結果
23
参加者アンケート集計結果
25
ファシリテーターアンケート集計結果
27
下野新聞アンケート集計結果
29
おわりに
30
はじめに
本報告書は、2012年8月 25 日(土)に開催されました「第5回うつのみや市民討議会2012~明るい
未来へ向けて~」の成果を踏まえ、実行委員会によって作成したものです。市民討議会開催までの経緯、運営状
況、ご参加頂きました市民の皆様による討議結果等を取りまとめております。
本討議会は、無作為抽出で選ばれご参加いただいた討議者である市民35 名、ボランティアとして討議の進行
役としてご協力いただいたファシリテーター19 名、アシスタントスタッフ 14 名、合計 68 名で開催致しました。
ご参加ご協力いただきました全ての皆様に心より感謝申し上げます。
本討議会の目的は次の各点になります。
① 無作為に抽出した市民の参加による討議を実施し、市民の声を市政に活かしていけるようにすること
② 市民が参加できる機会を設けることで、意見を持ちながらも発言する機会がない方々、どのようにして発言
するか分からなかった方々の声を市政やまちづくりに活かし、自分達の住むまちをより良くしていくこと
③ 課題や問題点について共有し、自分たちの住むまちの問題解決・再生へ取り組む意識づくりに繋げていくこ
と
④ 行政だけに任せるのではなく、自分達でできることを皆で考えること
本年で5回目を迎えた本討議会は、更なる市民主体型の討議会へと発展させるために、ファシリテーター(討
議の進行役)として社会人と大学生計 19 名の市民の皆様にご協力いただきました。ファシリテーターの皆様に
は、スムーズな進行を担っていただくために事前に3回に及ぶ勉強会にご参加いただき、市民討議会の基本知識
や討議進行のポイントなどをご理解いただきました。
テーマにつきましては、1つ目のテーマに、昨年の東日本大震災以降、関心の高まる分野であるエネルギーの
使用についてスポットを当てた「省エネ対策の推進~一人ひとりにできること、みんなで取り組むこと~」を選
定致しました。2つ目のテーマには、年々進む人口減少と少子高齢化の現象にスポットを当てた「超高齢社会に
おける地域コミュニティーのあり方について~地域で支え合う明るく楽しい老後~」を選定致しました。
上記の各テーマについて、8 つのグループに分けてご討議いただきました。討議前に、市役所担当者よりスム
ーズな討議を進めるための情報提供もあり、各テーブルで積極的な討議が行われ、多くの貴重な意見が発せられ
ました。本討議会で発せられた市民の声が、一つでも多く市政に反映されることを期待致します。また、多くの
市民が市政やまちづくりに関心を持ち、前向きな討議をする機会が増えることを願っております。
結びに、宇都宮市役所政策審議室の皆様には、長期間にわたり、多大なるご協力をいただき、心より感謝申し
上げます。
公益社団法人宇都宮青年会議所
政策委員会
1
委員長
金
克彦
「うつのみや市民討議会2012」の開催にあたって
このたび、「うつのみや市民討議会2012」が開催されますことを、心からお祝い申し上げますとともに、
公益社団法人宇都宮青年会議所を始め、関係者の皆様の御尽力に深く感謝申し上げます。
近年、少子高齢化の進展により、地域においては、コミュニティーの希薄化、地域活動の衰退化が顕著になり、
様々な地域課題が散在しています。これらに対して的確に対応していくためには、市民・事業者・行政の適切な
役割分担のもと、これまで以上に市民の皆様に市政への参画をしていただき、市民の皆様が主体となったまちづ
くりを推進することが重要であります。
このような中、これまで市政への関心や参加の機会がなかった方に対し、参加の機会を提供し、市政に対する
意見やアイディアを幅広くお聴きし、市政に反映させる新たな手法として注目される「市民討議会」が全国的に
広がりを見せています。
本市での開催は5回目を迎え、今回、1500名の市民の皆様に参加をお願いしたところ、80名の方から参
加の御意向をいただき、抽選の結果40名の市民の皆様を選定させていただきました。
今回は新たに、まちづくりセンターや宇都宮大学の学生など、19 名の方にファシリテーターをお願いしてお
ります。仕事などとの両立は大変困難な中、こうした活動に積極的にご協力いただき、改めてお礼申し上げます。
ファシリテーターの皆様におかれましては、これまでの経験を生かし、討議のまとめ役として存分に力を発揮
いただければ幸いです。
さて、今年度の討議テーマの1つ目は、「省エネ対策の推進~一人ひとりにできること、みんなで取り組むこ
と~」と題して、私たちの日常生活の中で、省エネ対策や省エネ活動をさらに推進するには何が必要かとういう
ことを討議いただきます。また2つ目のテーマとして、「超高齢社会における地域コミュニティーのあり方につ
いて~地域で支えあう明るく楽しい老後~」と題して、超高齢社会において、高齢者が健康で生きがいを持ち、
安心して自立した生活を送るために必要な地域コミュニティーとはどうあるべきか、また私たちにどのようなこ
とができるのか討議いただきます。
これらは、本市におきましても喫緊に取り組まなければならない重要なテーマであり、解決には、市民の皆様
や事業者の協力が不可欠であります。参加される皆様の柔軟な発想で、我々行政が気付かない対応策が提言され
ることを大いに期待しております。
結びに、本日の討議会でいただいた御意見につきましては、適宜、本市の施策・事業に反映していきたいと考
えております。参加される皆様には、活発で忌憚のない討議をお願い申し上げます。
平成24年8月25日
宇都宮市長
2
佐藤
栄一
うつのみや市民討議会とは
市民参加の重要性が指摘され、多くの自治体で市民参加の討議会が開催されていますが、主な特徴として、
・参加市民は本人の立候補により選定する。
・学識経験者らが会議運営を支援する。
・ボランティアであり、参加報酬はない。
という場合が多いです。それゆえ下記の問題点が指摘されることがあります。
・参加市民が本人の立候補により選定されるため、必ずしも市民全体の平均的な意見とは一致しない。
・行政から委嘱された学識経験者が会議を主導する場合があり、間接的に行政の意向が反映されやすい。
・参加報酬がないため、責任をもって取り組まない市民が存在することが否定できない。
これらの問題点を解決するべく、1970年代にドイツで考案された、「プラーヌンクスツェレ」という手法
が注目されるようになりました。この手法の主な特徴は、
①
参加市民を立候補ではなく無作為に抽出する。
②
学識経験者らからテーマに関する情報提供のみを受け、議論は参加市民が行う。
③
参加市民に一定の報酬を支払い、仕事として責任をもって取り組んでもらう。
④
数名のグループに分け、各グループの意見について投票により傾向をみる。
という点にあります。このような手法は、サイレントマジョリティーと呼ばれる一般市民の「声なき声」を抽出
できる方法として、有効であると評価されています。本討議会においても、この手法を取り入れて実施致しまし
た。
~討議会の概要~
①
住民基本台帳より無作為に参加市民を抽出する。
②
情報提供を受け知識を共有する。
③
各グループに分かれて討議テーマについて意見を出し合う。
④
出された意見を3つの意見に集約し、所定の模造紙に記載する。
⑤
各グループの発表者が、模造紙をもとに意見を発表する。
⑥
各参加市民が各グループの意見に対し投票する。
3
開催までの経緯
うつのみや市民討議会の歴史
2005年 社団法人東京青年会議所千代田区委員会が主催し、国内初の「市民討議会」が開催されました。
2008年
宇都宮市と社団法人宇都宮青年会議所との共催により開催されました。
<討議テーマ>
・魅力あるうつのみやに必要なもの・こと
・地産地消~どのように推進していくか~
・交通問題を考える~交通弱者をどう考えるか~
2009年
宇都宮市と社団法人宇都宮青年会議所との共催により開催されました。
<討議テーマ>
・ゴミ分別について~どうしてゴミの分別でECOにつながるの?~
・宇都宮のブランド力UP~私たちの住むまちの魅力を引き出そう~
・地域ぐるみの子育て~現在の社会背景にマッチする子育てとは~
2010年
宇都宮市と社団法人宇都宮青年会議所との共催により開催されました。
<討議テーマ>
・地域社会を子供シェルターに~虐待ゼロを目指して~
・中心市街地の活性化~今、問題となっていることとその対策~
2011年
宇都宮市と社団法人宇都宮青年会議所との共催により開催されました。
<討議テーマ>
・住みよいまちづくり~住みよいまちに必要なもの~
・災害対策について~安心安全なまちづくり~
うつのみや市民討議会2012開催までの経緯
7月
9日
宇都宮市と公益社団法人宇都宮青年会議所との間で、市民討議会の開催に関する協定が締結
されました。また、市民討議会において討議の支援をしていただくファシリテーターの皆様を
対象に第1回勉強会が開催されました。市民討議会の開催意義、今回の討議テーマ、プラーヌ
ンクスツェレの内容などについて、理解を深めていただきました。
7月31日 ファシリテーターの皆様を対象に第2回勉強会が開催されました。模擬討議会を実施し、ファ
シリテーターの方々に市民役でご参加いただき、市民討議会を体験していただきました。
8月10日 ファシリテーターの皆様を対象に第3回勉強会が開催されました。模擬討議会を実施し、本番
さながらの予行演習を行いました。
8月25日 うつのみや市民討議会2012が、コンセーレにおいて開催されました。参加された市民の皆
様は、熱心に討議・意見発表に参加されていました。
4
運営の結果
無作為抽出による参加者募集
参加者の無作為抽出は宇都宮市が住民基本台帳に基づき行いました。
1500名の市民を抽出し、郵送により案内状を発送、また市民討議会へのアンケートも同封しました。
なお、公益社団法人宇都宮青年会議所は、この段階では個人情報保護法の観点から作業には関与してお
りません。
●抽出対象:宇都宮市全域
●募集対象:市内在住の18歳以上80歳未満までの男女
●抽出数
:1500名
うつのみや市民討議会
うつのみや市民討議会 2012 年代別対象者送付先
年代
10 代
20 代
30 代
40 代
50 代
60 代
70 代
計
男性
女性
計
人数(人)
29
28
57
割合(%)
3.9%
3.7%
3.8%
人数(人)
130
131
261
割合(%)
17.3%
17.5%
17.4%
人数(人)
134
134
268
割合(%)
17.9%
17.9%
17.9%
人数(人)
134
134
268
割合(%)
17.9%
17.9%
17.9%
人数(人)
134
134
268
割合(%)
17.9%
17.9%
17.9%
人数(人)
96
96
192
割合(%)
12.8%
12.8%
12.8%
人数(人)
93
93
186
割合(%)
12.4%
12.4%
12.4%
人数(人)
750
750
1,500
割合(%)
100.0%
100.0%
100.0%
5
うつのみや市民討議会
うつのみや市民討議会2012
市民討議会2012 プログラム
【日時】
日時】2012年8月25日(土)
【場所】
場所】コンセーレ
時
9:45~16:10
大ホールA
間
内
容
9:45~10:00
15 分
参加者受付開始
10:00~10:05
5分
10:05~10:20
15 分
市民討議会説明
10:20~10:45
25 分
ファシリテーター紹介、アイスブレイク、自己紹介
公益社団法人宇都宮青年会議所理事長あいさつ
第 1 回目話し合い(テーマ①『省エネ対策の推進』)
10:45~11:05
20 分
テーマ①についての情報提供
11:05~11:55
50 分
テーマ①についての話し合い
11:55~12:45
50 分
昼食
12:45~12:50
5分
12:50~13:15
25分
発表
13:15~13:25
10 分
投票
13:25~13:35
10 分
休憩・準備
宇都宮市長あいさつ
第 2 回目話し合い(テーマ②『超高齢社会における地域社会のコミュニティーのあり方について』)
13:35~13:45
10 分
自己紹介
13:45~14:05
20 分
テーマ②についての情報提供
14:05~14:55
50 分
テーマ②についての話し合い
14:55~15:20
25 分
発表
15:20~15:30
10 分
投票
15:30~15:50
20 分
休憩・ティータイム
15:50~16:05
15 分
アンケート記入
16:05~16:10
5分
16:10~
主催者あいさつ及び謝辞
報酬等手続き後・随時解散
6
討議会のテーマ
テーマ1
省エネ対策の推進
~一人ひとりにできること、みんなで取り組むこと~
2011年3月11日に発生した東日本大震災は、社会システムそのものを根底から覆すような甚大
な影響を与えました。この震災の影響は、1年以上経過した現在に至っても、ライフラインの基礎であ
る電力供給に影響を与えている状況です。
このような中、火力発電などへの電力依存が高まる一方で、これまで以上に CO2 削減に取り組んで
いく必要があり、私たちの日常においても、引続き省エネの取り組みを進めていかなければなりません。
そのため、これまでの取り組みを再度見つめ直し、さらに一歩進んだ省エネ対策や省エネ活動につい
てご討議いただきます。
テーマ2
超高齢社会における地域コミュニティーのあり方について
~地域で支え合う明るく楽しい老後~
2011年9月15日の推計人口によると、日本の65歳以上の人口は、2980万人で総人口に占
める割合は23.3%と過去最高を更新し、いよいよ超高齢社会に突入しました。
高齢化がさらに進むことにより、私たちの身近なコミュニティーも変化しなければならなくなってき
ており、現役世代だけではなく引退世代の方々につきましても、これまで以上に社会の担い手になって
いただく必要があります。
このような中、多様化する高齢者のニーズに対応しつつ、健康で生きがいを持ち、安心して自立した
生活を送るために必要なコミュニティーとはどうあるべきか、また私たちにどんなことが出来るかにつ
いてご討議いただきます。
7
討議会の
討議会の様子
1 グループ分
グループ分け
テーマごとに、異なるメンバーで討議が行えるように、事前にグループ分けを行いました。また、グループ
ごとに討議を支援するファシリテーター及びアシスタントを配置しました。
2 情報提供
各テーマについてご討議いただく前に、テーマに関連する情報提供を、市役所関係部署のご担当者に行って
いただきました。説明の際に用いられた資料の内容については、
「情報提供の内容」においてご紹介致します。
3 役割分担
各グループにおいて、自己紹介と係(書記係・まとめ係・発表係)の選任を行いました。また、初対面の市
民の皆様に、打ち解けた雰囲気でご討議いただくため、アイスブレイクとして「絵心しりとり」を行いました。
8
4 討議
(1)意見交換
ファシリテーターの進行により、市民の皆様に自由な意見交換をしていただきました。テーマに関する意
見を附箋に記入し、模造紙に貼り付けながら、その内容を説明致しました。
2)意見集約
意見が出そろった段階で、グループごとに、意見を3つに集約しました。また、集約した意見の他に、残
したい意見を選定致しました。
5 意見発表
グループごとに、3 つの意見について議論の背景に触れつつ、意見を発表致しました。
9
6 投票
共感する意見に投票を行いました(一人 5 票)。1つの意見に5票全部を投じる方や、5つの意見に1票
ずつ投票する方もいました。意見や投票結果については、
「討議意見のまとめ」においてご紹介いたします。
10
情報提供の内容
1
討議テーマ1の提供内容
11
2
討議テーマ2の提供内容
12
13
14
討議意見のまとめ
討議意見のまとめ
・「意見」は、各テーブルにて市民の皆様に出して頂いたアイディアです。
・「まとめ」は、各テーブルで出して頂いたアイディアをまとめたものです。
・「残したい意見」は、まとめには反映されないが、グループで残したいと思ったアイディアです。
・「投票数」は、参加市民1人当たり5票を持ち、共感する意見に投票したものです。
討議テーマ
討議テーマ1
テーマ1:省エネ対策
エネ対策の
対策の推進
グループ1
鈴木(勝)、中島、篠原、鈴木(美)、岩上
意
・ 風の流れを考えて窓を開け、エアコンをあまり使わない。
見
・ 『大事にする』・『やさしくあつかう』心で使うこと。
・ 使わなくなった物を、誰かに使ってもらう。
・ ゴミを減らす。
・ 家族団欒をして、個々の部屋にいる時間を短くする。
・ テレビを一家に1台にする。
・ 圧力鍋等を利用して省エネする。
・ 無駄な待機電力を減らす(テレビ等)。
・ 給湯ポットなどで湯沸かしの回数を減らす。
・ 化学燃料でなく自然燃料を利用する。
・ 地域で集まり、みんなで楽しく過ごす。
・ クールシェア・ウォームシェアを進める。
・ 移動手段として、出来るだけ自転車を利用する。
・ デマンドタクシーを整備利用する。
・ 集合バスを有効に使う。
・ 使用済のものを、再利用できるか考え直す。
・ 電気自動車・ハイブリットカーの利用を促進する。
ま
と
め
① 移動手段を考える。
10票
② みんなで楽しく省エネ。
9票
③ 家庭で楽しく省エネ。
3票
残したい意見
なし
グループ2
田村、大嶋、大森、田島
意
・近所の買い物は、徒歩か自転車で行く。
見
・部屋に無駄な家具を置かない。
・冷蔵庫にのれん等で、省エネ対策をする。
・エアコンの温度設定をあげて、扇風機を併用する。
・電気をこまめに切る。
・エレベーターを使わない。
15
・省エネ性の高い機器を使う。
・LED 電球に変える。
・エコカーに乗る。
・リサイクル品の使用。
・ヒートテックなどを着用しウォームビズを広める。
・なぜ省エネが必要なのか、子供たちに教え、意識させる。
・専門家の出前授業が必要。
・省エネの取り組みを広報する。
ま
と
め
残したい意見
① 省エネに関する学校教育の実践。
20票
② こまめに努力。
5票
③ 冬場の省エネを考える。
8票
コミュニティーをつくり、みんなが集まることで節電。
宇都宮の省エネの日を作る。
グループ3
金子、郡山、福富、塚原、木下
意
・エネルギー早見表を利用(子供に遊びながら省エネを意識させる)。
見
・待機電力を意識して減らす。
・生活スタイル確認表の作成。エネルギー使用を認識する。
・節約ポイントを付ける。
・無料バス・乗合いの推進。
・エネルギーの共有化。公共機関マップを PR。
・地熱発電の利用を促進する。
・薪ストーブの使用。
・LED 照明の使用。
・クーラーをこまめにつけるのは、消費電力が多くなるので注意する。
・電気料金の可視化。
・LED 電球のまとめ買い。
ま
と
め
① 早見表等による『もったいない』の意識改革。
② 自分でできること、やっていること。
③ もったいないを可視化するしくみ。
残したい意見
子供の教育、遊びながらもったいないを学ぶ。
グループ4
大根田、玉野、市村、長谷
意
・風や光を取り入れられる家を建てる。
見
・省エネ家電への買い替えを促す。
・よしず等を利用し、直射日光をさえぎる。
・道路への散水機の設置。
・街灯を太陽光発電で灯す。
・街路樹を増やす。
・LED 電球の使用に補助金を出す。
16
22票
0票
14票
・電気やハイブリットのバスを増やす。
・自転車の利用を増やす。
・公共交通の整備。
・市内主要道路に電車を設置し、自家用車の数量を制限する。
ま
と
め
① CO2 排出量の多い車両を改善(LRT の推進および、電
7票
気・ハイブリットの実現)。
② 住宅の省エネ化の推進(断熱・太陽光の利用)。
2票
③ 照明の LED 化、街灯の太陽光発電。
5票
残したい意見
観光地へ補助金を出して旅行に行くようにする。
グ ル ー プ 5
佐藤、高島、山倉、古保、泉谷
意
・自転車が気楽に乗れるように道路を整備する。
見
・新小型自動車に期待。
・カーシェアリングを利用する。
・安くて品質のいい物を扱う会社の応援。
・シンプルに生きる。
・グリーンカーテンを作る。
・電気をこまめに ON・OFF、LED 化。
・食事をまとめてつくる。ガス使用減。
・夜間電力を利用。
・コンビニや自販機を減らす。
・エコポイントを付ける。
・弱者にもメリットのあるポイントシステムを構築する。
・サマータイムを普及させる。
・公共の場所を利用する。
ま
と
め
残したい意見
① ガソリンをなるべく使用しない移動方法。
② 節約・質素など個人の意識を高める。
12票
③ 電力・ガスの使用を減らす暮らし方。
5票
政治力。
格差の少ない社会。
グループ6
上野、高橋、神田、池田、田崎
意
・学校で省エネの考え方を子供達に教える。
見
6票
・町内単位で省エネに関する資料を配る。
・公共施設の利用を増やす。
・エネルギー消費に関する認識と実態の差を周知させる。
・シャワーのだしっぱなしを無くす。
・エアコンと扇風機の併用。
・照明器具のワット数を落とす。LED 電球にする。
・電気のつけっぱなしを無くす。
17
・電気自動車の充電場所を増やす。
・乗り合いや自転車を利用し、車の使用を控える。
・安全運転をする。
・車間距離を多めにとる。
・バスの乗り継ぎ・料金を見直す。大通りで空のバスが多い。
ま
と
め
① 省エネ活動・方法の啓蒙。
7票
② 家庭内での電気機器の使用方法の提案。
6票
③ 省エネを考えた移動手段の選択。
5票
残したい意見
なし
グループ7
小野、小林、佐川、今野、深澤
意
・照明のアンペアを下げる。電気を使用する部屋を減らす。
見
・グリーンカーテンを進める。
・日中はまとまってリビングで過ごす。
・電気とガスのどちらが省エネなのか分からない。
・家族会議を開き、「もったいない」を頭において生活する。
・路線バスを増やす。
・エスカレーターが多いので、構造を工夫する。
・市内の移動が不便。
・太陽光発電を、市のお金でつける。
・省エネとエコを実行するには、お金がかかる。
・会社で省エネ活動はするが、個人では行っていない。
ま
と
め
① アンペアを下げ、エアコンをつける部屋を限定し、家族が
4票
同じ部屋で過ごす。
② ガスと電気で省エネを比較する。また、どんなものが省エ
6票
ネにつながるのか家族で話し合い、生活に生かす。
グリーンカーテン化を進める。
1票
残したい意見
省エネ対策やエコな事をすると、どうしてもお金がかかる。
2票
グループ8
佐々木、大池、阿久津、廣田
意
見
・緑を増やす。グリーンカーテン化。
・冷蔵庫を開ける回数を減らす。
・ゴミの分別化を推進する。
・生ゴミを入れるポストを作り、ゴミをリサイクルする。
・LED 電球に切り替える。
・水道水の使用を減らす。風呂水の利用。
・省エネ DAY を家庭で作る。
・待機電力を減らす。
・宇都宮市 ECO グランプリの開催。
・省エネの教育を家庭で行う。
18
・省エネのパンフレットを制作する。
・市で雨水タンクを配る。
・バス路線を増やし、中型バスを増やす。
・自転車の利用。
・公共交通の利用。
・世帯に公共交通機関の回数券を発行してほしい。
ま
と
め
残したい意見
① 公共交通の充実。
6票
② 市からの省エネ対策の提案。
2票
③ 家庭での取り組み
1票
宇都宮市 ECO グランプリの開催。
7票
討議テーマ
討議テーマ2
テーマ2:超高齢社会にお
超高齢社会における
における地域
ける地域コミュニティーのあり
地域コミュニティーのあり方
コミュニティーのあり方について
グループ 1
大池、篠原、山倉、金子
意
・会員制の TEL サービス事業。個人・法人を集める。
見
・老人会や教育機関が協働することによって生きがいを作り出す。
・教育での改善。介護施設などでの実習。
・高齢者のデマンドタクシー等で、外出する機会を作る。
・声を掛け合い、挨拶をする。
・隣人との付き合いから、広がりを作り出す。
・老人会のキーマン教育。
ま
と
め
① 労働(仕事)として、関係を作り出す。託児所など。
15票
② スーパー・コンビニなどに、高齢者サービスの提示。
4票
③ 老人会のキーマン教育(市で教育)。
残したい意見
各○○会の育成(市で支援)。
代行サービス。
地域コミュニティーの格差の是正。
グループ 2
田村、大嶋、鈴木、池田
意
・学校や公民館を開放し交流を図る。
見
・デイサービスと幼稚園の交流を図る。
・隣近所でいろいろな集まりに参加する。
・年齢・性別などで壁を作らず、気楽に交流できる場を作る。
・できること、できないことをシェアする。
・自分の家を開放し、お茶や世間話をする。
・バスの料金などの見直し。
・バスカード支給ではなく、有効に予算を使ってほしい。
・地域利用のタクシーがあると自由に動ける。
・企業に負担にならないような高齢者の再雇用を考える。
・旅行をプレゼント、もしくは格安で提供。
19
17票
・メディアでコミュニティーの存在を広報。
・高齢者自身が自分の体調・健康にもっと気をつかう。
・無料健康お悩み相談を実施する。
ま
と
め
残したい意見
① 地域参加交流の充実。
5票
② 移動手段の充実。
7票
③ 健康増進。
6票
・情報・サービスの充実。
・高齢者の雇用促進。
グループ3
鈴木、佐川、阿久津、泉谷、田崎
意
・シニアの宮コンみたいなイベントを企画。
見
・高齢者でも働ける職場を作る。
・団地等に住んで合鍵を持ち寄る。
・市が行政として企業を誘致し、若者世代を宇都宮に呼び戻す。
・身近な街サロンを作る。
・お茶飲み友達を作る。
・小さなコミュニティー・情報交換の場をつくる。
・町内会や老人サークルで同趣味者を集める。
・地域住民の交流を深めるイベントを市で提案してもらいたい。
・世間話を超えた交流。温故知新。
・子育て環境を整える。
・行政に頼らず民間でまちおこし。
・医療費を中学3年まで無料にする。
ま
と
め
① 頼むよ行政…。
8票
② 町内会コミュー・ナウ。
5票
③ 世代間交流・温故知新。
3票
残したい意見
子育て環境を整える。
グループ4
市村、高島、岩上、上野
意
・高齢者が集まれる場。コミュニティーセンターや学校、市役所を開放
見
する。
・高齢者への情報発信を多くする。チラシを町内会で配る。
・元気な高齢者が集まれる趣味同好会などを作る。
・若い介護士を積極的に養成する。
・高齢者のバス年間利用パスの発行。
・高齢者・民政委員・行政・医者との密接な組織作り。
・要介護者にならないための生活を心がける。
・高齢者の魅力的なまちづくり。
ま
と
め
① 高齢者が集える場所を設ける。
4票
② 支える人たち及び手段の充実。
3票
20
③ 高齢者に魅力的なまちづくり。
残したい意見
12票
マナーとエチケットを守る人。
衣食住→医・殖・寿。
グループ5
佐藤、大根田、木下、大森、佐々木
意
・高齢者同士の交流。
見
・高齢者の意見を聞く場所を作る。
・:外出を増やし、友人を作る。
・高齢者は受け身なのでもっと積極的になる。
・ビンゴ大会などイベントを行う。
・交流会を多様化して実施する。
・趣味や交流会をもっと気軽にできるようにする。
・地域の交流のための回覧板を作る。
・少し豪華な交流会・地域の特産品試食会などを行う。
・高齢者と若い人の交流。
・高齢者の社会進出の方法を考える。
・包括支援センターの周知。
・認知症などの説明会をもっと開く。
・お知らせなどを多くしてみる(郵送・CM)。
・バス等の移動手段を充実させる。
・要介護者を抱える家族のケア。
ま
と
め
① 交流を増やす(高齢者同士・地域社会・家族)。
② 支援センター等の認知度の向上(説明会・CM・広報)
。
3票
12票
③ 移動手段のバリアフリー化(移動・利用しやすく)。
1票
残したい意見
要介護者を抱える家族へのケア。
4票
グループ6
小林、玉野、神田、小野
意
・一人暮らしの方の見回りをする。
見
・閉じ籠りを無くす。
・ウェルカム・オープンな自治会を作る。
・高齢者の社会参加の場を作る。
・高齢者向けの低層階マンションを作る。
・介護サービスを受けられる施設を増やす。
・定年退職後にも働ける場所を作る。
・年齢制限などを決めず、やりたい人の心を折らないで欲しい。
・高齢者は早起きなので、朝方の仕事で働く場を作る。
・共同農業をできる地域をつくり、県外から住む人を増やす。
ま
と
め
① 生きがい×社会貢献。
5票
② 住環境の充実。
0票
③ 心のつながりのあるコミュニティー。
1票
21
残したい意見
学生による介護体験。
グループ7
古保、田嶋、今野、福富、長谷
意
・地域にある同好会の明示をする。
見
4票
・学校などのイベント参加のお願いをする。
・公園にウォーキングできるスペースが少ない。
・高齢者同士で大会をする。
・気楽に行ける場所を教える。
・高齢者が気楽に集まれる施設を作る。
・高齢者同士のルームシェアをする。
・高齢者になっても付き合える人間関係を築く。
・参加しない人が参加できるようにアンケートを取る。
・公園に体を動かせる運動器具がほしい。
・高齢者移動手段の確保。
・ヘルパー資格を取りやすくする。
・在宅医療介護を増やす。
・地域包括支援センターを活用する。
ま
と
め
① 高齢者の集まれる場所及びイベントの考案実施。
7票
② 高齢者に如何にモチベーションを与えられるか。
12票
③ 若手に望むこと(ヘルパー資格の取得・在宅医療介護資格
8票
取得)。
残したい意見
地域包括支援センターの積極的な活用。
グループ8
高橋、中島、郡山、深澤
意
・健康や生きがい作りのため、情報交換の場を提供する。
見
1票
・同趣味の同好会を作る。
・特技を活かして社会参加する。
・学校の授業の中で年配者の活動の場を作る。
・身の回りの事で、できることを自ら実施する仕組みづくり。
・高齢者で健常者はボランティア等に参加して生きがいを見つける。
・老人ホーム等への入居を国が補助して欲しい。
・超高齢者にもっと医療行政が目を向けて欲しい。
ま
と
め
① 健康で生きがいのある生活の実現。
② 自分のできることを活かした地域社会への参加。
③ 安心した生活ができる地域社会。
残したい意見
若者の自治会参加が少ない。
22
3票
17 票
2票
開催前アンケート
開催前アンケート集計結果
アンケート集計結果
今回、無作為で1500名の市民の皆様に参加希望のアンケートを発送したところ390名の方から返送があ
りました。ご協力いただきました市民の皆様、ありがとうございました。
質問1.「うつのみや市民討議会 2012」の参加依頼書を見たとき、どのようにお感じになりましたか?
① 面白そうだと思った。
154票
② 不安に思った。
82票
③ あまり関心がないと思った。
111票
④ その他
40票
(その他
その他の意見)
意見)
・突然なので驚いた。
・見識者や偉い方々が揃っていそうで、自分の出る幕ではないと思った。
・いろいろな意見が出そうだと思った。目的が討議会で終わらないでほしい。
・必要な事だと感じたが、発言に自信が持てず不安を感じてしまう。
・まちの発展には良い討議会だと思います。
・テーマが大きすぎる、もう少し細かくした方が話し合いやすいのでは?
・自分の意見を考えて説明することが難しい。
・よくわからない。
・是非活気のある宇都宮にして下さい。
・意見を聞いて頂けることは良いことだと思います。
・いろいろな意見を聞けるのは興味深かったが、人前で自分の意見を言うのは苦手です。
・まず、何だろう?と思いました。内容は今の日本に適しているテーマだと思った。
・まとめた意見がどう市政に活かされるか不明。
・全く関心がない訳ではないが、知らない人たちと討論する性格ではないので。
・内容が難しそうなので。
・初対面の方の前で自分の意見を言うのは苦手です。
・積極的な方が良いと思います。
・何だろうと思った。
・介護が必要な方、託児が必要な方の意見を聞きにくい状況設定をしていることに懸念を感じた。
・市民の声を紙面ではなく、ホールでの意見会だと本音で言えない事もあるのでは?
・幅広い意見、なかなか自分からの参加ができにくい人にも後押しする形で良いと思う。
・迷惑だと思った。
・地域コミュニティーセンターの各所でやれば本当の地域の本音が出ると思う。
質問2.スケジュール【8 月 25日(土)】について
①1日間は長時間に感じる、半日程度だったら参加したいと思う。
85票
②1日間は時間が短く感じる、2 日間だったら参加したいと思う。
1票
③土・日は都合が合わない。
78票
④今回は都合が合わない。
185票
23
57票
⑤その他
(その他
その他の意見)
意見)
・子供が小さいので長時間では参加できない。
・障害者のため参加できない。
・病気治療中のため参加できない。
・体調が悪い。
・小さい子供がいて、預ける先がない。
・仕事で参加できません。残念に思います。
・夏休み期間中は子供がいるので、週末は子供と過ごしたいと思う。
・高齢のため無理。
・人工透析に行っているため参加できない。
・休みが取れない。
・1人だと不安。
・アンケート調査という形であれば参加したいと思います。
・この場所に行くのが大変。
・大学生で宇都宮に住んでないため。
・季節は秋のほうが良い。
・長時間だと体調に不安がある。
・母の介護の為、参加は難しい。
質問3.次回、このようなイベントの参加依頼書が届いたら、どうしますか?
①日程が合えば、参加したいと思う。
118票
②テーマに興味があれば参加する。
152票
③できれば、参加したくない。
103票
④その他
38票
(その他
その他の意見)
意見)
・託児所があれば参加したい。
・体調不良のため参加は出来ない。
・開催場所が公共交通の多い場所であれば良かった。
・市民の声は本当に受け止められるのでしょうか?
・若い人たちに考えて頂きたい、自分のことで精一杯だ。
・面白そうだとは思うが、自分の意見を言うことが苦手なため、自分には無理です。
・欠席はしますが、後にその結果の報道等がありましたら読みたいと思います。
・例えば年齢別でくくりが入って、同世代の方で話す機会などがあれば面白そうだと思う。
・アイディア等を出し合っても実際問題として活かされるのか?
・アンケート等には出来るだけ回答したいとは思いますが、参加はしたくない。
・どんな内容のイベントなのかわらないので、参加は考え難い。
24
参加者アンケート
参加者アンケート集計結果
アンケート集計結果
1.
2.
参加された動機についてお聞かせ下さい
a)公募であっても参加しましたか?
はい
19票
いいえ
16票
b)謝礼が無くても参加しましたか?
はい
30票
いいえ
5票
情報提供について感想をお聞かせ下さい。
・分かりやすかった
24票
・分かりにくかった
1票
・もっと詳しく聞きたかった
8票
・その他
2票
『各グループの発表だけでなく、市役所、青年会議所の意見も聞きたかった』
『欲しい情報より説明の方が長かったと思います』
『話す内容にそってポイントを絞って欲しかった』
『20分の時間は短いです』
3.
話し合いの方法について感想をお聞かせ下さい。(複数回答可)
・話しやすい方法だった
21票
・最初は言葉が出にくかった
10票
・話しづらかった
1票
・時間が短いと感じた
12票
・時間はちょうど良いと思う
22票
・時間が長いと感じた
1票
・グループに人数が多いと感じた
1票
・グループの人数はちょうど良いと思う
27票
・グループに人数が少ないと感じた
5票
その他
『もう少し進め方の先導を積極的に行って欲しかった』
4.
今回、市民討議会を開催し、無作為抽出により参加者を選ばせて頂きましたが、この方法についてどう
思いますか?
・無作為抽出の方が良いと思う
24票
・公募の方が良いと思う
6票
・その他
5票
どちらでも良い。
両方(抽出と公募)で選んでもいいと思います。
意見の募集も有りだと思います。
参加者に年齢層の偏りを感じた。各世代に分けて抽出した方が良いのでは?
25
5.
最後になりますが、「うつのみや市民討議会 2012」に参加された感想をお聞かせ下さい。
・様々な世代の色々な意見が聞けて、とても良かったと思います。
・今ある問題を正面から向き合う良い機会になった。
・このような会で市民としての意見が反映されるなら、これからも行って欲しいし、機会があればまた
参加したい。
・ファシリテーターの方々は大変感じ良く、意見を出しやすい環境を作ってくれて良かったです。
・すばらしい企画だと思いますが、今後のアンケートの結果をどのように活用していくのかも知りたい。
・最初は謝礼も貰えるしと、軽い気持ちで参加したが大変勉強になりました、来年公募になれば是非参
加したいです。
・このような場に参加させていただきありがとうございました。考える機会を与えていただき感謝して
います。
・心配しながら参加しましたが気軽に話が出来て良かったです。
・市の各担当者とも話し合いたかった。
・楽しい時間であった。また世代間の意見も参考になった。今回の討議内容が市の行政に活かされるこ
とを望みます。
・貴重な時間をありがとうございます。
・昼食も質が良くてモチベーションが上がった。お菓子も銘菓で良かった。
・市民の意見が言える場所があっても良いと思う。
・文字を書くということを事前に知らせて欲しかった。
・何回も開いている割には、バタバタしているようで、進め方伝え方が甘いような感じがした。
・最後まで1つも意見を出さない方がいて残念でした。
・参加に際しては少々悩みましたが、テーマに興味を持ち参加しました。初めての経験でしたが大変勉
強になり参加して良かったと思います。1日有意義に過ごせました。
・普段の生活では、なかなか真面目に考えたりしないテーマなので良かったと思う。
・進行に関して、聞き取りづらい部分があった。もう少し余裕が欲しい。
・是非この参加された方の意見を無駄にしないで欲しいと思います。
・自分の知らない部分がたくさんあることを実感した。色々な話を聞く機会があり、また発言できる場
に来ることが出来て良かった。
26
ファシリテーターアンケート集計結果
ファシリテーターアンケート集計結果
ファシリテーターのアンケート記載者18名
1.現在の所属団体をお聞かせください。
・まちづくり団体所属
(7)
・大学生
(7)
・昨年の経験者
(4)
2.参加された動機についてお聞かせください。
・誘われて。
・ファシリテーターに興味があったため。
・市民の声を直に聞きたかったから。
・昨年参加してとても良かったため。
・良い経験になると思い。
・授業として。
・ファシリテーターという、重要な役割を無料で体験・学習できるから。
・「まちづくり」を知るために参加した。
3.事前勉強会について感想をお聞かせ下さい
①回数について
・多かった
(3)
・少なかった
(0)
・丁度よい
(15)
・その他
(0)
『1度の時間が短ければ多くても良い』
『2回くらいでよいのでは』
②内容について
・分かりやすかった
(16)
・分かりづらかった
(0)
・その他
(1)
『実際に「模擬」として体験できてよかった』
③開催時間について
・昼間がよい
(5)
・夜がよい
(9)
・どちらでも
(4)
・その他
(0)
『開催場所がバス停や駅に近ければどちらでも良い』
4.話し合いの方法について感想をお聞かせ下さい
・話しやすい方法だった
(複数回答可)
(12)
27
・最初は言葉が出にくかった
(6)
・話しづらかった
(0)
・時間が短いと感じた
(5)
・時間は丁度良いと思う
(12)
・時間が長いと感じた
(2)
・グループに人数が多いと感じた
(2)
・グループの人数は丁度良いと思う
(13)
・グループの人数が少ないと感じた
(1)
・その他
『全員に役割を与えても良いと思う、誰かにまかせきりになるため』
『形式化すると場慣れした人は発言しやすいが、不慣れな人は口籠ってしまう』
5.再度ファシリテーターとして参加してみたいと思いますか?
・思う
(12)
・思わない
(2)
・その他
(3:テーマによります)
6.最後になりますが、「うつのみや市民討議会 2012」に参加された感想をお聞かせ下さい。
・市民の意識の高さに感心した。身近な問題を正直に話され、自分の問題としても考えさせられた。
・地域貢献に役立った。
・想像していたより市民の皆様がルールを守ってくださいました。
・多くの人々の意見を聞けて有意義だった。
・意識の高い市民が集まってしまうため、サイレントマジョリティーの意見を吸い上げる方法を再考
する必要を感じた。
・「行政」への敷居が低くなった。
・時間が1日に2つのテーマは、少なかったかなと感じました。
・参加者の年齢がとても高く感じた。
・雰囲気が少し硬いのでグループごとに場所を変えたり、アメを置いたりするともっと意見が表面的
なものから深層的なものになるのかなと思いました。お菓子とお弁当は格別でした。
・貴重な経験でした。見ず知らずの他人の意見を十分に掘り出し、合意形成を図ることの難しさを感
じました。
・老若男女、職種等多様な市民が集まって意見交換できる機会は貴重だと感じました。
・模造紙を扱う話し合いの中で紙コップやグラスで飲み物を用意するのは不安になった。
・事前練習をしたのでスムーズに進行できました。言いたいことも言わせてもらい済みだったのでよ
かった。
・多様な身分の方と交流できて良かった。
28
下野新聞アンケート集計結果
29
おわりに
宇都宮のまちで「市民討議会」が開催されるようになり、今年で 5 年目となりました。当初より、宇都宮市佐
藤栄一市長をはじめ、宇都宮市役所の様々なご担当部署の皆様に多大なるご理解ご協力を賜り開催しております
ことに深く感謝を申し上げます。
“まちづくり”この言葉には夢があります。“まち”は私たちが当たり前に住み暮らす場所でありましたが、
当たり前で無いと言うことを痛感させられた東日本大震災と福島第一原発の問題が発生致しました。私たちはあ
の日、受け継いできた“まち”が一瞬にして無くなる様、愛する故郷に戻ることが出来ない理不尽な様、その現
実を目の当たりにしました。でもそこには、復興をめざし行動する“まちづくり”があります。子どもが笑顔で
暮らせる街・高齢者が住みやすい街・活気溢れ経済に活力のある街、どんな“まち”を目ざすのか…そこへ進む
のは私たち自身であります。その一端を担っているのだという強い気概は本来誰もが持っているものであると思
っております。
私は主催者として、今回の市民討議会で改めて再確認し、そして確信いたしました。“まちづくり”の主人公
は自分自身であります。主人公である私たちが、今年度、伴に考えて頂きました、さらにより良くなる宇都宮へ
向かうアイディアと言う名のシナリオは、必ずやこの愛する故郷宇都宮で、必要不可欠な貴重なご意見であった
と確信しております。これからもこの“まちづくり”という夢を、宇都宮という共通のステージにいる私たちが
共に、真剣に未来を考えながら取り組んで参りましょう。
公益社団法人宇都宮青年会議所
2012 年度理事長
30
山本
和紀