* ステップ 6 .長く続 けられ る 仕 事 な の? 「ずっと続けられる仕事に就きたい!」 そう考えて進路を選ぶ人もいると思います。 けれど、世の中に「永遠」はありません。 今人気のある会社も、50年先まで 「ずっと人気」かどうかは分かりませんし、 同じ製品を作り続けるかどうかも分かりません。 ガソリン自動車、白熱電球、カセットテープ… 過去に人気のあったものでも、 「使われなくなる」可能性はあるのです。 だから「絶対確実に長く続けられる仕事」はありません。 けれど「きっと、これから先もあるだろう仕事」 の一つに「美容業」があります。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 考え方その6 どんな仕事なのかを冷静に分析しよう。 理由その1:日本全国(世界中)で必要な仕事だから 1ヶ月に髪の毛は、約1センチ伸びます。 3ヶ月なら3センチ、6か月なら6センチです。 伸びた毛を「切りたい」と思った場合。 「適当に切る」とか「全部、剃る」のであれば 美容師さんは必要ありません。 けれど、 「キレイに切りそろえたい」 「かわいくなりたい」 「流行の髪型にしたい」 という「デザイン性」が必要な髪型には、 「技術」と「センス」が必要になります。 日本全国の人が、 「ヘアスタイルがどうなろうと気にならない」と 思わない限り「技術とセンスのある美容師」は、 必要とされるハズです。 理由その 2:機械やネットで代用できない仕事だから みなさんは服や本を、どうやって買っていますか? 服ならブティック行く場合もあるでしょうし、 大型スーパーや量販店で買う場合もあると思います。 また、古着屋さんやアウトレットで買うかもしれませんし、 通信販売やインターネットかもしれません。 このように「服」や「本」は、 「いろいろな場所で売られている」のが現代であり、 ブティックは、 「大型スーパー」、「古着屋さん」 、 「通信販売」 、 「インターネット」などがライバルとなります。 けれど美容の場合、これらのライバルが存在しません。 「大型スーパーでヘアスタイル買ってきた!」 「ヘアスタイルをリサイクルに出してきた!」 「通信販売で希望の髪型になれた!」 「インターネットで美容室に行ったのと同じ効果!」 これらは「おかしな文章」ですよね! みなさん一人ひとりのヘアスタイルは、 美容師さんと相談しながら、 一人ひとりのために作っていくものです。 「買ってくる」のではなく、 「あなたの頭の上に作っていく」ものであり、 「一人ひとりのオーダーメイド」だから、 ヘアスタイルを作るには、これからも 「美容師さんが必要」なのです。
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