千葉商科大学 人間社会学部 医療・福祉経営人財養成プログラム

千葉商科大学 人間社会学部
医療・福祉経営人財養成プログラム
〈履修証明プログラム対応〉
後援:厚生労働省・東京商工会議所
2016 年度秋学期
受講者募集要項
問合せ先:
千葉商科大学 学部事務課 人間社会学部 履修証明プログラム係
〒272-8512
千葉県市川市国府台 1-3-1
E-mail:[email protected]
TEL:047-371-2178
FAX:047-373-9944
URL:http://www.cuc.ac.jp/
※開講は、東京都千代田区『丸ノ内サテライトキャンパス』です。
「医療・福祉経営人財養成プログラム」
1.プログラムの概要
2016 年 10 月より、千葉商科大学人間社会
学部主催による履修証明制度「医療・福祉経営
人財養成プログラム」(以下、履修証明プログラム)
を開始します。
少子高齢化社会の到来を受け、医療・福祉関
連事業の人財育成に関する社会的要請は喫緊の
課題になっており、関係官庁でも重点的に支援策
が実行されています。
しかし、その重点は介護等の専門家育成を目的
としており、事業経営者の育成といった観点からの
対応は不十分となっているのが現状です。本学では、こうした社会的要請に対応するため人間社
会学部を設立し、医療福祉関連事業者の経営者となるべき人財育成に取り組んでいますが、今
般、すでに社会に出ている専門家、或いはこれから当該分野に進出する事を考えている企業人を
対象に、実務的な経営者教育を実施します。また世界的に日本の医療・福祉関連産業を成長
させていくために、経営専門家を育成することが求められており、そうした観点での貢献も視野に入
れています。
【履修証明制度について】
平成 19 年の学校教育法の改正により、大学、大学院、短期大学、高等専門学校、専門学校におけ
る「履修証明制度」が創設され、12 月 26 日より施行されました。
大学等においては、これまでも科目等履修生制度や公開講座等を活用して、その教育研究成果を社会
へ提供する取組が行われてきたところですが、より積極的な社会貢献を促進するため、学生を対象とする学
位プログラムの他に、社会人等の学生以外の者を対象とした一定のまとまりのある学習プログラム(履修証
明プログラム)を開設し、その修了者に対して法に基づく履修証明書(Certificate)を交付できることと
しました。
(文部科学省 Web サイトより) http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shoumei/
【履修証明制度の特徴】
(1)修了者には学校教育法 105 条及び学校教育施行規則第 164 条の規定に基づき修了の事実を証
する証明書(履修証明書)を授与。
(2)大学の学位に比べ、短期間での修得が可能。
(3)キャリアアップに役立つ社会人向けの専門家育成教育。
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「医療・福祉経営人財養成プログラム」
2.対象者
医療・福祉関連事業の経営者をめざす者
例:医師、歯科医師、看護師などの医療関連従事者
企業、社会福祉法人等の従事者
3.募集人員
20 名(※応募者多数の場合には選考があります)
4.受講料
1 学期
90,000 円(税込)
2 学期 180,000 円(税込)
※1科目 30,000 円
※開始時期は秋学期、春学期を問いません。
5.履修認定
連続する2年以内に、本学が規定をする履修証明プログラム(春・秋学期 合計6科目修
得)を修了した者に、修了の事実を証する証明書(履修証明書)を交付します。
6.申込方法
申込書を申込期間内に下記宛にご提出下さい。
【提出締切】 秋学期 2016 年9月 23 日 必着
春学期 2017 年 2 月 28 日 必着
〒272-8512 千葉県市川市国府台 1-3-1
千葉商科大学 人間社会学部 履修証明プログラム係
※申込書の紛失を防ぐため、封筒の表書きに「申込書類在中」と朱書きして下さい。
申込書が届き次第、学内にて書類審査をします。その後、手続き書類(受講料金のお振込み
について等)を郵送致します。
秋学期の受講日初日は、2016 年 10 月 6 日 12:00 に Galleria 商.Tokyo(千葉商科
大学 丸の内サテライトキャンパス)までお越し下さい。
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「医療・福祉経営人財養成プログラム」
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7.申込書類
申込書類
提出上の注意
①申込書
本学所定の申込書にご記入下さい。
②職歴書
直近2社の業務従事歴をご記入下さい。(申込書裏面)
・申込書類に不備があるものは受け付けられないことがあります。
・記載事項に不正が認められた場合は、受講を取り消すことがあります。
・一度受理した申込書類は返却できません。
・必ず黒のインクペンまたはボールペン(消せるものは使用不可)で記入して下さい。
8.受講手続き
2016 年度秋学期受講者の振込先などの詳細については、受講手続き書類にてご案内します。
一旦、納入された受講料は返金いたしかねますのでご了承下さい。(振込手数料はご負担下さ
い)
9.審査
申込者が募集人員を大幅に上回った場合、申込書類に基づき審査を行います。2016 年度
秋学期の審査結果については 2016 年 9 月 27 日(火)までにお知らせし、合格者には受講
手続き書類を発送します。
10.履修証明書交付方法
①連続する2年以内に本学が規定をする春学期3科目、秋学期3科目、合計6科目を修得
して下さい。
②6科目修得後、以下の書類を揃えて履修証明書発行の申請をして下さい。
③申請後、本学より履修証明書を発行致します。
④履修証明書発行には、千葉商科大学学則第 21 条に規定された各号の一に該当する者に
限ります。該当しない方は、証明書の発行が出来かねますのでご注意下さい。
【必要書類】
①履修証明書発行申請書
②(最終学歴)卒業証明書
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「医療・福祉経営人財養成プログラム」
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11.履修証明書交付資格
・高等学校を卒業した者
・千葉商科大学学則第 21 条に規定された各号の一に該当する者
第21条 本学に入学することのできる者は、次の各号の一に該当する者とする。
(1) 高等学校若しくは中等教育学校を卒業した者
(2) 通常の課程による12年の学校教育を修了した者(通常の課程以外の課程によりこれに相当する学校
教育を修了した者を含む。)
(3) 外国において学校教育における12年の課程を修了した者又はこれに準ずる者で文部科学大臣の指定し
た者
(4) 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した在外教育施設の当該課程
を修了した者
(5) 文部科学大臣の指定した者
(6) 高等学校卒業程度認定試験規則により文部科学大臣の行う高等学校卒業程度認定試験に合格した
者(旧規程による大学入学資格検定に合格した者を含む。)
(7) 本学において、個別の入学資格審査により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者
で、18歳に達した者
12.カリキュラム概要
講義回数
秋学期
春学期
(2016 年 10/6 スタート)
(2017 年 4/13 スタート)
1 回目
2016/10/6 (木)
2017/4/13 (木)
2 回目
10/13(木)
4/20 (木)
3 回目
10/20(木)
4/27 (木)
4 回目
10/27(木)
5/11 (木)
5 回目
11/10(木)
5/18 (木)
6 回目
11/17(木)
5/25 (木)
7 回目
11/24(木)
6/1
(木)
8 回目
12/1 (木)
6/8
(木)
9 回目
12/8 (木)
6/15 (木)
10 回目
12/15(木)
6/22 (木)
11 回目
12/22(木)
6/29 (木)
12 回目
2017/1/12 (木)
13 回目
1/19 (木)
7/13 (木)
14 回目
1/26 (木)
7/20 (木)
15 回目
2/2
7/27 (木)
(木)
7/6
(木)
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「医療・福祉経営人財養成プログラム」
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【秋学期】
秋学期1限 13:10~14:40
科目名
科目概要
担当講師:和田義人
地域包括ケアシステム構築におけるケアマネジメントのあり方━自治体ビジョンの設定━
この講義は、2025年に向けた医療・介護供給体制改革の軸になる「地域包括ケ
アシステム」の本質的な理解と実践に向けて必要とされるケアマネジメントについて学ぶこと
を目的とする。地域包括ケアシステムは全国標準のスタンダードがあるわけではなく、地域
の実情に応じた効率的かつ効果的な地域づくりの方策を実践しなければならない。
そのベースは“ビジョンの策定”である。地域財政改革による慢性的な財源不足に陥って
いる市町村は地域ニーズをシビアに分析・発掘するとともに、それを反映したサービスを開
発することも求められている。
地域包括ケアシステム構築に向けて、住民参加型取組みの重要性、高齢者社会参加
の重要性を学ぶ。
秋学期2限 14:50~16:20
科目名
科目概要
担当講師:吉田正人
簿記原理
簿記は組織が行う取引を帳簿に記録する記帳技術であり、組織の経営活動を計数
的に捉え、記録・計算・整理することで、財産管理や経営活動を把握することができる。
本講座では、組織において用いられる複式簿記の仕組み、貸借対照表・損益計算書
等、各帳簿の記帳・作成方法、仕訳等、簿記一巡の手続きを体系的に理解することを
目的とする。
秋学期3限 16:30~18:00
科目名
科目概要
担当講師:吉竹弘行(オムニバス)
医療・福祉事業を取り囲む環境と戦略
本講義は、官民で各業務に携わっている専門家から学ぶオムニバス形式で、医療福祉
事業を取り囲む環境と戦略の現状を確実に理解し、実務に具体的に反映していくため
に、高齢社会対応に重点を置いた医療・福祉事業の特色とあり方、事業環境分析、行
政対応、危機管理、健康管理について学ぶ。
まず、事業の特色、事業者としての対応のあり方、リーダーシップ論、人財教育と人事・
労務管理、会計のポイント、海外の福祉政策と実態を学ぶ。また事業環境分析として市
場分析、事業計画、高齢者住宅関連事業の動向、有料老人ホーム入居者の望むも
の、高齢者の変化と対応の基礎、そして行政対応としての地域包括ケアと医療福祉関
係法人への監査の仕組み、さらに医療福祉事業におけるリスクマネジメントや危機管理と
しての保険戦略、信託・成年後見制度、健康管理のための口腔ケアや食品について学
ぶ。
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「医療・福祉経営人財養成プログラム」
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【春学期】
春学期1限 13:10~14:40
科目名
科目概要
担当講師:吉田正人
営利組織・非営利組織の会計
事業体の経営活動の結果を数値化した会計に関する情報を入手するときは、その情
報利用者は事業体が公表する財務諸表から情報を得ることになる。事業体が提供する
財務諸表とは、貸借対照表や損益計算書等のことをいうが、外部に公表する財務諸表
は好き勝手に作成されるものではなく、一定のルールの下で作成されることになる。そのル
ールに準拠して作成されるからこそ外部に公表できることになる。
複式簿記の仕組みを基本にして簿記一巡の手続きによって財務諸表が作成される点
で、企業であろうと非営利法人であろうと会計の理論やルールは変わらない。本講義で
は、複式簿記の基本的知識を前提とした会計理論の理解を目的とする。
春学期 2 限 14:50~16:20
科目名
科目概要
担当講師:吉竹弘行(オムニバス)
医療・福祉事業の組織と経営
本講義は、実務に具体的に反映していくために、各業務に携わっている専門家から学
ぶオムニバス形式で、事業運営におけるマネジメントのポイントを事業・施設別に実際に事
業を経営している専門家から学ぶとともに、地域の専門職との連携の在り方について理解
する。
具体的には、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、有料老人ホーム、グループ
ホーム、デイサービスセンター、小規模多機能ホーム、病院・診療所、介護予防・いきいき
プラザ、地域包括支援センター、訪問看護付小規多機能施設、ケアマネジメント、訪問
看護といった事業について学ぶ。
また地域の専門職との連携に関しては、医師会、歯科医師会、薬剤師会の役割につ
いて、それぞれの組織の幹部から学ぶ。
春学期 3 限 16:30~18:00
科目名
科目概要
担当講師:吉竹弘行(オムニバス)
医療・福祉施設計画
本講義では実務に具体的に役立たせることを目的に、官民の実務担当者から学ぶオ
ムニバス形式を採用し、医療福祉施設を計画するために必要な事業環境分析、行政対
応、資金調達、施設・設備計画、健康管理関係の内容を学ぶ。
まず事業環境分析としては、介護職員の能力把握とモチベーション向上のためのキャリ
ア段位制度と事業比較のための介護情報公表システムについて学ぶ。また行政対応につ
いては、行政の専門家から高齢者対応政策、地域ネットワーク、事業開始にあたっての
行政への相談のポイント、そして資金調達については、医療・福祉施設の融資制度、金
融機関としての融資判断のポイントについて金融機関の担当者から学ぶ。
さらに施設・設備計画について、医療・福祉施設の設計ポイントと設計者の選び方、
備品・設備計画、ユニバーサルデザイン、ロボット化、福祉機器先進メーカー・福祉用具レ
ンタル企業の動向、医療・福祉施設における給食、栄養計画について学ぶ。
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「医療・福祉経営人財養成プログラム」
13.履修証明プログラム Q&A
Q1:出願は年に何回ありますか?
A1:年に2回、出願が可能です。
2016 年度 秋学期 2016 年 8 月 1 日 から 9 月 23 日 必着
2017 年度 春学期 2017 年 2 月 1 日 から 2 月 28 日 必着
Q2:修得した科目の有効は?
A2:連続する2年間です。2年間に、春・秋学期計6科目を修了した者に、修了の事実を
証する証明書(履修証明書)を交付します。
Q3:人間社会学部への進学を考えています。履修証明プログラムでの単位修得科目の扱いは
どうなりますか?
A3:学部入学後、履修証明プログラムで修得をした科目の修得単位認定はありません。
Q4:履修証明プログラムを修了して人間社会学部に入学をした場合、学費減免制度はありま
すか?
A4:履修証明プログラム修了後の学費減免制度はありません。
Q5:履修証明プログラムと科目等履修生の違いは?
A5:科目等履修生は修了をしても、修了の事実を証する証明書(履修証明書)の交付は
ありません。
Q6:1回の講義時間・回数は?
A6:週1日3講義(1講義 90 分)を 15 回受講します。
14.開講場所
Galleria 商.Tokyo(千葉商科大学 丸の内サテライトキャンパス)
場所詳細 URL:
http://www.cuc.ac.jp/access/index.html
東京都千代田区丸の内 3-1-1 国際ビル 1F
(お堀側)
TEL:03-3216-5220
»JR「有楽町駅」より徒歩 2 分
»東京メトロ有楽町線「有楽町駅」直結
»都営地下鉄三田線「日比谷駅」直結
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