科 目 マルチメディア演習 担 当 時間数:90分×1時限×16回(週1回) 竹内 信 履修区分:選択 履修学年 2年 開講期間 前期 単位数 2単位 【授業目標・到達目標】 基礎的なマルチメディアの表現や活用が社会から要請されている。この科目では、2次元の画像(静止画および動 画)処理および3次元グラフィックスの作成を体験し、マルチメディアに関する高度な知識および技術を習得することを 授業目標とする。到達目標は、2次元および3次元のCG編集ツールを利用して、オリジナル作品を制作する知識や 技術を修得することとする。なお、1年次のマルチメディア情報論より発展した課題を行うのでマルチメディア情報論 の単位を修得していないと演習の内容をこなすことは難しい。 【履修注意】 各回が連続しているので、欠席は厳禁である。 各自のパソコンで演習および課題を行う。演習中に必要となるソフトのインストールをする。データー保存用の記憶 媒体として、USB フラッシュメモリ(容量2GB 以上)を用意することが望ましい。 【評価方法】 毎回の課題(50%)、中間試験(20%)、期末試験(30%)とし、60%以上の評価を得た学生を単位認定する。 教職科目という関係上、授業の出席・参加態度も個人の人的資質として厳しく評価する。 【出席について】 欠席回数が4回に達した場合は、中間・期末試験の受験資格を喪失する。また、原則として 15 分以上の遅刻者は 欠席扱いとする(課題提出は認める)。やむを得ない場合、“公欠届”および“診断書”等の提出を義務付ける。 【試験について】 中間試験・定期試験 : 筆記試験 再試験対象者の条件: 中間・期末両試験の既受験者であり総合評価が 60%未満の学生。 【予習 復習】 重要な部分あるいは理解できなかった部分を繰り返し復習することが次回への予習にもつながる。 【教科書】 資料・教材はすべて電子データーを配布するので購入教科書はない。 【講義計画・内容】 回数 項 目 内 容 1 マルチメディアの基本概念 オリエンテーション、ディジタル画像の特徴・ファイル形式 2 透過 GIF とアニメーション GIF 透過 GIF とアニメーション GIF の特徴と作成 3 WEB での透過 GIF 利用 WEB での透過 GIF 利用、画像のリサイズ・リサンプル 4 画像の合成 画像の合成とアニメーション GIF の作成 5 画質の調整 画質調整について知る 6 視覚情報について 明視論(視覚情報) 7 明視論②と錯視 コントラスト、空間周波数、動体視力、グレア、錯視 8 立体視 奥行き知覚と立体視の原理 9 中間まとめ 前半のまとめ 10 ベクターグラフィックの作成 ラスターグラフィックとの違いを体験する 11 3DCG の作成 3DCG の作成にチャレンジする。 12 Flash 入門① Flash での描画、アクションスクリプトの利用 13 Flash 入門② オブジェクトのアニメーション 14 Flash 入門③ 描画の応用、簡単なアニメーションの作成 15 Flash 入門④ 図形の変形、レイヤーを使ったアニメーション 16 期末試験 総まとめ
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