2.擁壁・外構等に関する規定 (PDFファイル/約37KB)

2.擁壁・外構等に関する規定
(1)
(1)地盤の高さは造成完了時の地盤高さ(設計GL)を変更できませ
ん。但し、隣接宅地との高低関係が逆転しない範囲の盛土はこの
限りではない。かつ、2宅地を連続して所有する場合は高い側に
合わせるための盛土は認めるものとする。
(2)道路沿に設置する擁壁の見かけ高さは1m以下とすること。道路
沿に1m以上の擁壁を設置する場合は擁壁の前面と道路境界の
間に0.5m以上の緑地帯を設けること。
( 見かけ高さ1mを超える
擁壁の構造は宅造法の規定に準拠すること。)
(4)
(3)道 路 沿に設 置する擁 壁 の 構 造 はコンクリート造(化 粧 C Bを含
む。)又は、石積み・型枠化粧ブロック等強固で安全なものとする
こと。
(見 かけ高さが 1 mを超える擁 壁にはコンクリート空 洞ブ
ロックは使用しないこと。)
(4)擁壁上部に法面を設ける場合は、その勾配を30°
以下とすること。
(5)隣地境界沿の土留擁壁及び、フェンスは地盤の高い側の宅地に
設ける。但し、隣地間の地盤高さが同じ場合は、道路勾配の高い
側が設ける。
(駐車場を設置するために掘削する場合は原因者
側に設置する。)
(6)隣地境界部の土留擁壁等は敷地境界線から4cm離して設ける。
隣地境界部の土留と土留の間の処理は後から設ける宅地の方
においてモルタル等で土砂の流れ止め処理を行う。
※緑地帯の定義
幅0.5m以上(縁石等を含む。)で低木又は地被類植栽を
密植(混植)させたもの。生垣又は中高木による植栽も可とします。
(5)
(7)フェンス等を設ける場合は、宅地地盤面より1.5m以下の透過性・
通風性が良いものとする。
(8)10cm以上のアプローチ階段の1段目は道路境界から0.5m以
上離す。
(スロープを設置する場合、道路境界から0.5mの範囲
はその落差は10cmとすること。)
(9)門柱及び門塀は道路境界から1m以上離す。
(10)門柱及び門塀の見つけ高さは1.8m以下とし、門扉・門塀の左
(10)
右の長さは2m以下とする。
(普通コンクリート空洞ブロック(無
化粧タイプ)使用禁止)
※土留めと併用する場合は擁壁規定に準ずる。
※門柱、門塀は必ず有筋構造とすること。
(最低鉄筋D10#@400 タテヨコ以上)
(11)駐車場(車庫)の位置は造成完了時の漉き取りがしてある道路
側に設置すること。
(は・ひブロックは除く。)また、交差点隅切部
分からの出入りは危険防止のため避けるよう配慮すること。
(12)屋外広告の掲示は原則禁止とします。但し、自己用で小規模の
ものはこの限りでない。
※ 網掛け部分 は地区計画の規定を示す。
※太字は厳守事項とし、細字は推奨事項とする。