鯨館へ行こう 常設展示室 ここには、マッコウクジラとミンククジラの骨格標 本が展示されています。マッコウクジラはハクジラ類 最大の種類で、展示されている骨格は完全標本として は世界最大級。 この骨格標本ができるまでには、なんと3年の月日 が費やされています。前須賀海岸の砂地に埋め油抜き をしたあと、鯨の研究者の指導の下、地元の人たちや 児童・生徒によって丁寧に掘り出されたものです。展 示室内のミニシアターでは、この骨格標本が出来上が るまでの物語をご覧いただくことができます。 また、鯨や捕鯨に関する資料も豊富に展示。マッコ ウクジラの骨の一部やミンククジラのひげは手で触る こともできます。 ◆館内マップ 世界の捕鯨の歴史 クジラの一生と寿命 常設展示室 マッコウクジラの骨格 深海の生物の生態 海水の性質 恐 竜 の 骨 み た い ! 下 か ら 見 上 げ る と クジラの進化と 海洋への進出 海中プロムナード 常設展示室 ラウンジ OUT 3Dシアター ミンククジラの骨格 WC 円柱型水槽 WC 地球と海の歴史 特別展示室 海中プロムナード エントランス ホール OUT 磯の生物の世界 マッコウクジラ の実物大模型 1F 海の広さと深さ 風と海洋の循環 IN 特別展示室 2F 海中プロムナード 大きな吹き抜けの空間は、全体で海中を表現してい ます。らせん状のスロープの途中には、リアス式海岸 特有の入り組んだ山田湾・船越湾で育つ多種多様な海 藻の標本を展示。また、大小の魚や磯辺の小動物など の海洋生物がグラフィックで描き出されています。 三陸の漁業や鯨に関する資料をパネルで紹介、山 田で行われていた捕鯨の様子も写真で見ることがで きます。また、大型のアンモナイトの化石なども展 示。そのほか年に数回、独自の企画展を開催してい ます。 【3】
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