平成17年1月24日 各 位 福島県いわき市小名浜字高山34番地 日 本 化 成 株 式 会 社 ( コ ー ド : 4 0 0 7 ) 合成石英に関する事業の譲受けについて 日本化成株式会社(住所:福島県いわき市、社長:一万田道敏。以下「日本化成」という。 )は、本 年4月1日をもって、親会社である三菱化学株式会社(住所:東京都港区、社長:冨澤龍一。以下「三 菱化学」という。 )から、その合成石英粉及びメソポーラスシリカ(以下総称して「合成石英」という。) に関する事業を譲り受けることについて、本日開催した当社取締役会で決議し、三菱化学と契約を締結 いたしました(概要は別紙のとおり) 。 当社は、三菱化学グループにおける無機事業の中核会社として、昨年12月に三菱化学のアンモニア 系製品に関する事業を当社に統合することで、競争力の強化・発展を図ってまいりましたが、今般、そ の一環として、三菱化学の無機事業の一つである合成石英事業についても当社が譲り受けることといた しました。 合成石英粉については、平成元年に三菱化成株式会社(現三菱化学)黒崎事業所(福岡県北九州市) において製造・販売を開始し、シリコン単結晶引き上げ用石英ルツボ並びに各種石英ガラス製品の原料 として利用されております。また、合成石英粉と同じくケイ素を原料とする機能性多孔質材料であるメ ソポーラスシリカは、平成14年に研究開発を開始し、現在、実用化を検討しております。 当社は、先に統合したアンモニア系製品事業に今回の合成石英事業を加えた無機化学品事業分野を中 心に安定した経営基盤の確立を目指して参りますとともに、今回移管された事業を、既存の機能商品群 とともに、将来、堅実に収益をあげる事業の一つとなるよう育成して参ります。 以 上 [本件に関するお問合せ先] 日本化成株式会社 総務部 ℡:03-5540-5863 別 紙 <合成石英事業移管の概要> 1.三菱化学から日本化成へ移管される事業の内容 現在三菱化学が行っている合成石英粉並びにメソポーラスシリカの製造・販売事業 ◇当該事業の工場 三菱化学・黒崎事業所内 シリケート工場(福岡県北九州市) 2.期日 平成17年4月1日(予定) 3.対象事業の業績(平成18年3月期の日本化成移管後の業績見込) 売上高 1,200百万円 営業利益 70百万円 <両社の概要> (平成16年3月31日現在) 1. 三菱化学株式会社の概要 (1)名 称 三菱化学株式会社 (2)主な事業内容 製造業(総合化学) (3)設立年月日 昭和9年8月1日 (4)本 店 所 在 地 東京都港区芝五丁目33番8号 (5)代 表 者 取締役社長 冨澤 龍一 (6)資 本 の 額 145,086百万円 (7)従 業 員 数 5,285人 (8)大株主構成および持株比率 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 10.0% 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 7.0 明治安田生命保険相互会社 5.2 日本生命保険相互会社 4.1 株式会社東京三菱銀行 3.3 2. 日本化成株式会社の概要 (1)名 称 日本化成株式会社 (2)主な事業内容 製造業(化学工業) (3)設立年月日 昭和12年9月1日 (4)本 店 所 在 地 福島県いわき市小名浜字高山34番地 (5)代 表 者 取締役社長 一万田 道敏 (6)資 本 の 額 6,593百万円 (7)従 業 員 数 204人 (8)大株主構成および持株比率 三菱化学株式会社 52.7% 三菱商事株式会社 12.1 株式会社みずほコーポレート銀行 3.5 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 1.6 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 1.2 以 上
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