高次方程式の解法の確認 ★ 因数定理や A=B・Q+R を活用することで 3 次以上の方程式も解いてみよう 基本編 1 代入して 0 となる値を探す 問い) を解け POINT とすると 代入する値の候補は ⇒ この場合は よって は を因数にもつ が候補 POINT を代入したら0になる ⇒ ⇒ を因数にもつ 2 因数となる式でもとの式を割る を で割ると POINT 組立除法または筆算で計算を! したがって 3 さらに因数分解または解の公式を POINT より または 2 次式になれば解の公式または因数分解で計算可能! ゆえに解の公式を用いて 4次以上の方程式の場合 POINT 2 次式になれば解の公式または因数分解で計算可能! ⇒①と②の手順を繰り返すことで 「1 次式の積」または「1次式と2次式の積」「2次式と2次式の積」などの 形になるまで変形をする 工夫して解答へ 因数分解で導く 例1) POINT 移項して 例2) 例1)別解 因数分解の公式より とすると または よって ゆえに解の公式を用いて は を 左辺を因数分解すると を因数にもつ または で割ると より したがって より または ゆえに解の公式を用いて ○1の3乗根 ゆえに ◎複 2 次式の場合 ある数を3乗して になるとき、その数を の 3乗根という。すなわち 例3) となる数 が の 3乗根である。 1の3乗根のうち、虚数であるものの1つを (オメガ)とするとき、 も1の3乗根になる。 であり、 は または ゆえに解の公式を用いて であるから の解であり が成り⽴ つ。 例3改) とすると よって は を因数にもつ とすると よって は したがって は を因数にもつ を因数にもつ(割り切れる) ゆえに または ゆえに解の公式を用いて ω(オメガ)で導く
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