NEC プロジェクタ Image Express Utility 2 for Mac OS 基本操作ガイド Mac OS X 10.2.8 以降に対応 1 1. Image Express Utility 2 でできること 2 2. 動作環境 3. プロジェクタの LAN の 設定を行う 3 4. Macintosh の LAN の 設定を行う 4 5 SELECT 3D REFORM AUTO ADJUST SOURCE PC LAMP CARD STATUS POWER AND ON/ST BY PC USB CARD COMPONE NT LAN IN S-VIDEO IN VIDEO Cb/Pb IN AUDIO Cr/Pr IN COMPUTER L/MONOAUDIO 3 IN COMPUTER R 1 IN AUDIO OUT COMPUTER MONITOR OUT 2 IN PC CONTROL AC IN 5. Image Express Utility 2 をインストールする 6 6. Image Express Utility 2 を使ってみる 7 7. 参考:IP アドレスなどを入力 して接続する場合の設定方法 対応プロジェクタ LT380J/LT280J/LT265J/LT245J/WT615J/WT610J 1 はじめに このたびは、NECプロジェクタをお買い上げいただき誠にありがとうございます。 本書は「Image Express Utility 2 for Mac OS」を使用するための基本的なLANの設定 方法や操作方法を説明しています。 詳しい説明は 「Image Express Utility 2 for Mac OS」 のヘルプをご覧ください。 「Image Express Utility 2 for Mac OS」は、Macintoshの画面表示をLAN(無線/有 線)を経由してプロジェクタへ送信し、スクリーンに投写するためのソフトウェアです。 「Image Express Utility 2 for Mac OS」 は、 Mac OS X 10.2.8以降で動作します。 以降、本書では「Image Express Utility 2 for Mac OS」を「Image Express Utility 2」 と省略します。また、本書の操作説明は、 Mac OS X 10.3.6を使用して説明しています。 ● ● ● Macintosh、Mac OS X、AirMac、AirMac Extremeは、米国Apple Computer社の登 録商標です。 PowerPCは、米国International Business Machines Corporationの登録商標です。 その他本書に記載されているメーカー名および商品名は、 各社の登録商標または商標です。 ご注意 (1)本書の内容の一部または全部を無断転載することは禁止されています。 (2)本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。 (3)本書は内容について万全を期して作成いたしましたが、 万一ご不審な点や誤り、 記載もれ などお気付きのことがありましたらご連絡ください。 (4)本機の使用を理由とする損害、 逸失利益等の請求につきましては、 当社では (3) 項にかか わらず、いかなる責任も負いかねますので、あらかじめご了承ください。 2 目次 目次 はじめに ……………………………………………………………… 表紙裏 目次 ……………………………………………………………………………3 1. Image Express Utility 2でできること ………………………………4 2. 動作環境 ……………………………………………………………………5 2-1. 対応プロジェクタ ……………………………………………………… 5 2-2. 動作環境 ………………………………………………………………… 5 3. プロジェクタのLANの設定を行う ………………………………………6 4. MacintoshのLANの設定を行う ………………………………………8 5. Image Express Utility 2をインストールする …………………… 10 5-1. インストール ………………………………………………………… 10 5-2. アンインストール …………………………………………………… 10 6. Image Express Utility 2を使ってみる …………………………… 11 6-1. プロジェクタと接続する …………………………………………… 11 6-2. 画面の送信を停止する/再開する ………………………………… 14 6-3. Image Express Utility 2を終了する …………………………… 14 7. 参考:IPアドレスなどを入力して接続する場合の設定方法 ……… 15 7-1. プロジェクタ側の設定 ……………………………………………… 15 7-2. Macintosh側の設定 ……………………………………………… 15 ダウンロードサービスのご案内 ………………………………………… 18 お問い合わせ窓口 ………………………………………………………… 18 3 1. Image Express Utility 2でできること 1. Image Express Utility 2でできること ● ● ネットワークを利用して、 パソコンの画面をプロジェクタへ送信し、 スクリーンへ投写する ことができます。無線LANを利用すれば、ケーブルレスでプロジェクタを使用することが できます。 1台のパソコンから複数台のプロジェクタへ画像を送信することができます。 SELECT 3D REFORM AUTO ADJUST SOURCE ON/STA PC LAMP CARD STATUS POWER ND BY PC USB CARD COMPONENT LAN IN S-VIDEO IN VIDEO Cb/Pb IN AUDIO Cr/Pr IN COMPUTER L/MONOAUDIO 3 IN COMPUTER R 1 IN AUDIO OUT COMPUTER MONITOR OUT 2 IN PC CONTROL AC IN SELECT 3D REFORM AUTO ADJUST SOURCE ON/STA PC LAMP CARD STATUS POWER ND BY PC USB CARD COMPONENT LAN IN S-VIDEO IN VIDEO Cb/Pb IN AUDIO Cr/Pr IN COMPUTER L/MONOAUDIO 3 IN COMPUTER R 1 IN AUDIO OUT COMPUTER MONITOR OUT 2 IN PC CONTROL AC 4 IN 2. 動作環境 2. 動作環境 2-1. 対応プロジェクタ Image Express Utility 2は、次のNEC製プロジェクタに対応しています(2005年10月 現在)。 LTシリーズ LT380J / LT280J / LT265J / LT245J WTシリーズ WT615J / WT610J 2 2-2. 動作環境 対応OS 動 作 環 境 Mac OS X 10.2.8以降必須 Mac OS X 10.3.0以降推奨 プロセッサ PowerPC G3 600メガヘルツ以上必須 PowerPC G4 800メガヘルツ以上推奨 メモリ 128メガバイト以上必須 256メガバイト以上推奨 ネットワーク環境 ・TCP/IPをサポートした有線LANまたは無線LAN環境必須 ・無線LANカードは、AirMacとAirMac Extremeのみ動作を保証 ・「かんたん接続」は、AirMacとAirMac Extremeのみ対応 解像度 VGA(640x480)以上必須 XGA(1024x768)推奨 画面の色 約32,000色カラー、約1,670万色カラー必須 ※256色以下には対応していません。 参考 プロジェクタで使用可能な有線LANカードについては、 NECプロジェクタ・カス タマサポートセンターにお問い合わせください。 5 3. プロジェクタのLANの設定を行う 3. プロジェクタのLANの設定を行う 本書では、無線LANを利用した「かんたん接続」について説明します。 プロジェクタに添付している説明書を参照して「かんたん接続」ができる状態にします。 ● ● LT265J/LT245Jの場合は「ネットワーク活用ガイド」 LT380J/LT280J/WT615J/WT610Jの場合は「ネットワーク設定ガイド」 「かんたん接続」とは パソコンとプロジェクタを無線LANを利用して接続する場合に、IPアドレスやサブ ネットマスクなどの面倒な設定を省略できる独自の通信モードです。 1 プロジェクタの電源を切り、プロジェクタに無線LANカードをセットする。 〈MENU〉 ボタンを押してオンスクリーンメニュー 2 プロジェクタの電源を入れ、 を表示する。 3 オンスクリーンメニューで[セットアップ]→[設置]タブ→[LANモード]を選 択する。 [LANモード]画面が表示されます。 LT380J/LT280J/LT265J/LT245Jの場合 6 WT615J/WT610Jの場合 3. プロジェクタのLANの設定を行う 4 「かんたん接続」を設定する。 ● LT380J/LT280J/LT265J/LT245Jの場合 ①[PCカード] タブを選択し、 プロファイルが[かんたん接続] に設定されていることを確 認する。 ②[再接続]にカーソルを合わせ、 〈ENTER〉ボタンを押す。 画面に砂時計マークが表示されます。 ③ 砂時計マークが消えたら、 [確定]にカーソルを合わせ〈ENTER〉ボタンを押す。 ④〈EXIT〉ボタンを何回か押して、オンスクリーンメニューを消す。 ● WT615J/WT610Jの場合 ① プロファイルが[かんたん接続]に設定されていることを確認する。 ②[再接続]にカーソルを合わせ、 〈ENTER〉ボタンを押す。 画面に砂時計マークが表示されます。 ③ 砂時計マークが消えたら、 [確定]にカーソルを合わせ〈ENTER〉ボタンを押す。 ④〈EXIT〉ボタンを何回か押して、オンスクリーンメニューを消す。 3 LAN プ ロ ジ ェ ク タ の の 設 定 を 行 う 7 4. MacintoshのLANの設定を行う 4. MacintoshのLANの設定を行う 本書では、プロジェクタと「かんたん接続」を行う場合の設定方法を説明します。 1 アップルメニュー( ) をクリックし、 [システム環境設定...] をクリックする。 システム環境設定ウィンドウが表示されます。 2 クリック 2 [ネットワーク]をクリックする。 ネットワークの設定ウィンドウが表示されます。 7 クリック 3 クリック 5 クリック 6 クリック 8 4. MacintoshのLANの設定を行う [新しい場所...]をクリックする。 3 [場所]をクリックし、 [OK]ボタンをクリックする。 4 新しい場所の名前を入力し、 ここでは、例として「IEU2」と入力します。 [AirMac]をクリックする。 5 [表示]をクリックし、 ● 有線LANを利用する場合は[内蔵Ethernet]をクリックします。 [内蔵Ethernet] に変更したら、 [IPv4を設定] を 「手入力」 にしてIPアドレスなどを設 定するか( 15ページ)、 「DHCPサーバを参照」にしてください。 4 注意 Macintosh Macintosh本体にAirMacカードまたはAirMac Extremeカードがセットされてい ない場合は、 [AirMac]は選択できません。 6 [今すぐ適用]ボタンをクリックする。 7 ネットワーク設定ウィンドウの左上の「 」をクリックする。 LAN の ネットワーク設定ウィンドウが閉じます。 の 設 定 を 行 う 9 5. Image Express Utility 2をインストールする 5. Image Express Utility 2をインストールする 5-1. インストール 1 User Supportware 3 CD-ROMをCD-ROMドライブにセットする。 デスクトップにCD-ROMアイコンが表示されます。 2 CD-ROMアイコンをダブルクリックする。 3 「Mac OS X」フォルダをダブルクリックする。 4 「Image Express Utility 2.dmg」アイコンをダブルクリックする。 デスクトップに「Image Express Utility 2」アイコンが表示されます。 5 Image Express Utility 2 フォルダをアプリケーションフォルダにドラッグ &ドロップする。 5-2. アンインストール 1 「Image Express Utility 2」フォルダをゴミ箱に入れる。 2 Image Express Utility 2 の環境設定ファイルをゴミ箱に入れる。 ● Image Express Utility 2 の環境設定ファイルは、 「/ユーザ/あなたのユーザ名/ラ イブラリ/Preferences/jp.co.nec.nevt.ImageExpressUtility.plist」 にあります。 10 6. Image Express Utility 2を使ってみる 6. Image Express Utility 2を使ってみる 6-1. プロジェクタと接続する 1 プロジェクタの電源が入っていることを確認する。 2 MacintoshのメニューバーのAirMacステータスアイコン( )をクリック し、 「AirMacを入にする」をクリックする。 」に変わります。 Image Express Utility 2 AirMacステータスアイコンが「 」または「 ● AirMacステータスアイコンの種類と意味 …AirMac:切 …AirMac:入(インフラストラクチャ接続時) …AirMac:入(アドホック接続時) 参考 メニューバーにAirMacステータスアイコン( いないときは ① アップルメニュー ( / / )が表示されて ) をクリックし、 [システム環境設定...] をクリックする。 システム環境設定ウィンドウが表示されます。 ②[ネットワーク]をクリックする。 ネットワークの設定ウィンドウが表示されます。 ③[表示]をクリックし、 「AirMac」をクリックする。 次ページに続く 11 を 使 っ て み る 6 6. Image Express Utility 2を使ってみる 参考 ④[AirMac]タブをクリックする。 AirMacの設定項目が表示されます。 ⑤ 設定項目の1番下の「□メニューバーにAirMacステータスを表示する」の チェックボックスをクリックし、チェックマーク( )を付ける。 メニューバーにAirMacステータスアイコン ( / / ) が表示されま す。 ⑥ ネットワーク設定ウィンドウの左上の 「 」をクリックする。 ネットワーク設定ウィンドウが閉じます。 3 「Image Express Utility 2」フォルダ内の「Image Express Utility 2」アイ コンをダブルクリックする。 ● 初回起動時は、 「ソフトウェア使用許諾契約」ウィンドウが表示されます。 画面の内容をよく確認し、 「使用許諾契約の条項に同意します」 をクリックし、 [OK] ボ タンをクリックしてください。 続いて「認証」ウィンドウが表示されます。 12 6. Image Express Utility 2を使ってみる 4 お使いのMacintoshの管理者の名前とパスワードを入力して[OK]ボタンをク リックする。 Image Express Utility 2 [プロジェクタ選択]ウィンドウが表示されます。 5 接続するプロジェクタ名の左側のチェックボックスをクリックしチェックマー ク( )を付け、 [接続]ボタンをクリックする。 を 使 っ て み る Macintoshとプロジェクタが無線LANで接続され、Macintoshの画面がプロジェク タから投写されます。 6 SELECT 3D REFORM AUTO ADJUST SOURCE PC LAMP CARD STATUS POWER AND ON/ST BY PC USB CARD COMPONEN LAN T IN S-VIDEO IN VIDEO Cb/Pb IN AUDIO Cr/Pr IN COMPUTER L/MONOAUDIO 3 IN COMPUTER R 1 IN AUDIO OUT COMPUTER MONITOR OUT 2 IN PC CONTROL AC IN 13 6. Image Express Utility 2を使ってみる 6-2. 画面の送信を停止する/再開する ■ 画面の送信を停止する [送信停止]をクリックする。 1 メニューバーの[ツール]をクリックし、 画面の送信が一時的に停止します。 ■ 画面の送信を再開する [送信開始]をクリックする。 1 メニューバーの[ツール]をクリックし、 画面の送信が再開します。 6-3. Image Express Utility 2を終了する [Image Express 1 メニューバーの[Image Express Utility 2]をクリックし、 Utility 2 を終了]をクリックする。 Image Express Utility 2 が終了します。 14 7. 参考:IPアドレスなどを入力して接続する場合の設定方法 7. 参考:IPアドレスなどを入力して接続する場合の設定方法 7-1. プロジェクタ側の設定 「かんたん接続」を利用せず、プロジェクタにIPアドレスやサブネットマスクなどを設定する IP 手順については、 「ネットワーク活用ガイド」 (LT265J/LT245J) や 「ネットワーク設定ガイ 参 ド」 (LT380J/LT280J/WT615J/WT610J)をご覧ください。 考 ここでは、次のように設定しているものとして、以降の説明を行います。 : ア ド レ IPアドレス「192.168.100.010」 ス な サブネットマスク「255.255.255.0」 ど プロジェクタ名「LT265 Series」 (LT265J/LT245Jの工場出荷状態) を 入 SSID「NECPJ」 (工場出荷状態) 力 通信モード「802.11アドホック」 し て WEP「無効」 (工場出荷状態) 接 (注) [LANモード]の設定を変更した場合は、 LANモード設定画面の[再接続]を実行 続 す し、 [確定]してください。 る 場 合 の 7-2. Macintosh側の設定 設 定 「かんたん接続」を利用せず、プロジェクタに接続するためのIPアドレスやサブネットマスク 方 法 などを設定する場合は、次のように設定します。 無線LANを選択 1 アップルメニュー( ) をクリックし、 [システム環境設定...] をクリックする。 システム環境設定ウィンドウが表示されます。 2 クリック 15 7 7. 参考:IPアドレスなどを入力して接続する場合の設定方法 2 [ネットワーク]をクリックする。 ネットワークの設定ウィンドウが表示されます。 3 [場所]→「新しい場所...」をクリックして、設定名を入力し[OK]ボタンをクリッ クする。 4 [表示]で「AirMac」をクリックする。 ● 有線LANを利用する場合は「内蔵Ethernet」をクリックします。 なお、有線LANを利用する場合は、SSIDとWEPの設定は必要ありません。 5 [TCP/IP]タブをクリックする。 「手入力」をクリックする。 6 [IPv4を設定]をクリックし、 IPアドレスやサブネットマスクの入力欄が表示されます。 7 プロジェクタのLANの設定に対応した[IPアドレス]と[サブネットマスク]を 入力する。 ここでは、例としてIPアドレス「192.168.100.20」、 サブネットマスク「255.255.255.0」と設定します。 9 クリック 3 クリック 4 クリック 5 クリック 6 クリック 7 入力 8 クリック 8 [今すぐ適用]ボタンをクリックする。 [システム環境設定]→[ネットワーク]→[AirMac]タブの[デフォルトで、次に参加す る]の項目で設定されているネットワークへ接続を試みます。 16 7. 参考:IPアドレスなどを入力して接続する場合の設定方法 9 ネットワーク設定ウィンドウの左上の「 」をクリックする。 ネットワーク設定ウィンドウが閉じます。 0 メニューバーのAirMacステータスアイコン( / ) をクリックし、 接続す るプロジェクタのSSIDをクリックする。 ● ここでは、 「NECPJ」をクリックします。 IP 参 考 : ア ド レ ス な ど を 入 力 Macintoshとプロジェクタが無線LANで接続されます。 し て 接 プロジェクタ側で、 WEPを設定している場合は、 [パスワード入力] ウィンドウが 続 参考 す 表示されます。 プロジェクタ側のWEPで設定している文字列を入力して [OK] を る 場 クリックしてください。 合 の 設 以降は、 「6-1. プロジェクタと接続する」と同様に操作します( 11ページ)。 定 方 法 7 17 ダウンロードサービスのご案内 ダウンロードサービスのご案内 Image Express Utility 2のバージョンアップ情報については、 当社プロジェクタのサポー トページをご覧ください。 URL:http://support.nevt.co.jp/vlclub/download/index.html お問い合わせ窓口 NECプロジェクタ・カスタマサポートセンター TEL 0120-610-161 受付 18 9:00∼12:00 13:00∼17:00 (土日祝祭日、および当社指定日は除く) NECプロジェクタ Image Express Utility 2 for Mac OS 基本操作ガイド 2005年5月 2版 NECビューテクノロジー株式会社 © NEC Viewtechnology, Ltd. 2005 NEC ビューテクノロジー株式会社の許可なく複製・改変などを行うことはできません。 19 Image Express Utility 2 for Mac OS 基本操作ガイド 20
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