遮熱塗料が変わる。断熱系から進化し排熱系へ。簡単施工で即省エネ・省電力 “冷めやすい”遮熱塗料 日本中央研究所株式会社 「Adgreencoat」は日本中央研究所株式会社の登録商標です。 近年、省エネ・節電、それに伴う室内環境の改 善による快適な空間の確保といった要求が強まり、 手軽に出来る対策として遮熱塗料が注目されてき ました。日本は世界に先駆け2013年に遮熱塗料の JIS化が始まり、建物外皮は遮熱塗装が定番となり つつあります。 「アドグリーンコート®」は他の遮熱塗料と真逆 の理論を基に開発され、「高い機能性」はもとよ り、塗料の本来の目的である、「美観性」「躯体 の保護」も損なうことのない、世界最高峰の遮熱 塗料です。 従来のセラミック系遮熱塗料は、中空バルーン という空気穴をもち熱伝導率の悪い多孔質のセラ 1.遮熱のポイントは“冷めやすい” ミックを配合することで空気層に透過熱を溜め込 遮熱塗料は太陽熱(近赤外線)をいかに効率よ み、熱の伝わりを防ぐという断熱的発想のものが く反射させるかが重要とされる傾向があります。 殆どです。この理論はNASAのロケットが大気圏を しかしながら、機能性の差は反射率ではなく、 通過する一瞬の熱対策の為に開発された技術で、 反射出来ない透過熱の処理能力が大きく関わりま 熱の排熱については考えられていません。 す。 自然環境下においてはジワリジワリと熱だまりを 図1のように反射(反射日射量)と排熱(長波放 おこし、建物を温めます。また陽が落ちた夜間に 出量)、特に排熱機能を追求してこそ、本物の遮 熱を放出するため、ヒートアイランド現象などの 熱塗料といえます。 対策には課題が残る冷めにくい塗料です。 「アドグリーンコート®」は超微粒子の真球無孔 質のファインセラミックスを配合しています。こ のファインセラミックスはトヨタ自動車の子会社 で製造されている素材で、半導体に熱を持たせな い為に世界中で使用されており、携帯電話、パソ コンなど私たちの身近にある機器類の軽量化はこ の素材がなければ成し得なかったといっても過言 ではない、世界の最先端技術です。この技術をト ヨタ自動車の子会社であるアドマテックス社の協 力を得て塗料に応用した唯一の遮熱塗料が「アド グリーンコート®」なのです。このセラミックスは 熱容量が非常に小さく、熱を持てないため、常に 排熱をし、塗膜の温度を外気温に近づけようとし ます。この為、真夏の炎天下、70℃にも上昇す る屋上を塗装後は素足で歩くことが出来ます。 図3 2.優れた耐久・美観・作業性 (図2) 「アドグリーンコート®」は断熱系とは真逆理論の 冷めやすい塗料です。 「アドグリーンコート®」は塗料本来の目的であ る躯体の保護、美観性をも損なっていません。 断熱系で使用される中空バルーンは多孔質で指 先でも潰れる程の非常に脆い素材です。その為、 歩行はもとより、急激な温度変化(真夏の突然の スコールなど)でも破裂し機能性を失う可能性が あります。(図4) 図2 断熱系と排熱系の反射機能の差はそれほどありま せん。大きく機能の差に関わってくるのが、「冷 めやすい」か「冷めにくい」かです。白色など薄 い色は反射率が高いため断熱系塗料でもある程度 の効果は出ます。しかしながら、色が濃くなるに つれ、断熱系は効果を発揮出来なくなります。 (図3) 「アドグリーンコート®」は反射率が悪い濃い色で も常には排熱をするため、高い効果を発揮します。 遮熱のポイント“冷めやすい“を兼ね備えてい るのは「アドグリーンコート®」だけです。 図4 「アドグリーンコート®」のファインセラミック 日新商事、日立システムズフィールドアンドファ スはアモルファス形状の真球無孔質素材で、非常 シリティサービス、明和産業等大手商社が正規特 に硬く、歩行や温度変化等で破壊されるおそれは 約店として販売をし、トヨタ自動車系の工場や販 殆どなく、機能性を損ないません。また中空バル 売店、大手ハウスメーカーの工場等、日本を代表 ーンの粒子は20から500μと大きく、ばらつ する企業が遮熱対策として採用しておりより信頼 きもあるため、塗膜が厚くなります。そのため、 に値する技術を兼ね備えた塗料と言えます。 亀裂、剥がれ等が生じる事が有り、躯体保護にも また、環境にも配慮した商品で、国内のエコマ 課題があります。対して、 「アドグリーンコート®」 ーク認定、中国環境ラベル、台湾グリーンマーク、 ファインセラミックスは0.2μの均一な真球粒 台湾グリーンビルディング、シンガポールグリー 子です。薄膜で仕上げることができ、塗膜のトラ ンラベル取得等、環境にやさしい商品として認め ブルもおこりにくいため、躯体の保護にも優れ、 られています。 作業性も良いため施工コストにもメリットがあり ます。 その他、粒子が大きくばらつきのある断熱系塗 料は塗膜表面にザラつきがあり、汚れもつきやす その他、製造、運搬、施工に関わる温室効果ガ スの排出量を国連が認証したインドの風力発電プ ロジェクト得られる認証済排出削減量と相殺して いるカーボンオフセット付製品です。 く見た目にも課題がありますが、「アドグリーン 「アドグリーンコート®」は技術だけでなく、徹 コート®」は一般塗料と変わらない程、滑らかで汚 底的に地球環境へも配慮した環境型遮熱塗料です。 れもつきにくく、美観性にも優れています。 3.京都大学による研究 5.まとめ 「アドグリーンコート®」の特徴 京都大学大学院の三ケ田均教授は、「アドグ ① 高い反射、排熱機能を持つ唯一の遮熱塗料 リーンコート®」に使用されている超微粒子ファイ ② 美観性に優れる遮熱塗料 ンセラミックスの熱、電磁波に対する作用を4年 ③ 機能性が持続する遮熱塗料 にわたり研究した。結果、このファインセラミッ ④ 作業性、コスト面にメリットのある遮熱塗料 クスの粒子径が太陽光の赤外線を含む光線を最も ⑤ 徹底的に環境に配慮した遮熱塗料 効率的に反射し、更に電磁波となった熱も効率よ く排熱させていることを発見し、研究成果を世界 節電、省エネ、快適な住まい空間、地球環境対策 の物理学会で論文発表されています。 には、徹底的にこだわり抜いた遮熱塗料「アドグ 4.確かな技術と環境へのこだわり 「アドグリーンコート®」は国内特許(特許第 リーンコート®」をおすすめします。 ■お問合せ先 5079497号)、シンガポール、中国の国際特許を取 日本中央研究所株式会社 得している、遮熱塗料唯一の特許商品です。また、 〒135-0064 東京都江東区青海 2-7-4 東京都中小企業振興公社の国内、国外販売支援商 TEL.03-3599-0441 品に選定、国土交通省「新技術情報システムNETIS URL:http://www.nck-inc.com 震災復旧・復興支援品登録」等様々な方面で技術 を認められています。更には、アクロス商事、住 金物産、住電商事、トッパン・コスモ、豊田D&C、
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