有価証券報告書 - アイティフォー

有価証券報告書
(証券取引法第24条第1項に基づく報告書)
事 業 年 度
(第 45 期)
自
至
平成15年4月1日
平成16年3月31日
株式会社アイティフォー
(401523)
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本書は、EDINET(Electronic Disclosure for Investors’ NETwork)システムを利用し
て金融庁に提出した有価証券報告書の記載事項を、紙媒体として作成したものであります。
EDINETによる提出書類は一部の例外を除きHTMLファイルとして作成することとされ
ており、当社ではワードプロセッサファイルの元データをHTMLファイルに変換することによ
り提出書類を作成しております。
本書はその変換直前のワードプロセッサファイルを原版として印刷されたものであります。
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目次
表紙
頁
第一部 企業情報
………………………………………………………………………………………………………
1
企業の概況 ………………………………………………………………………………………………………
1
1. 主要な経営指標等の推移 ……………………………………………………………………………………
1
2. 沿革 ……………………………………………………………………………………………………………
3
3. 事業の内容 ……………………………………………………………………………………………………
4
4. 関係会社の状況 ………………………………………………………………………………………………
4
5. 従業員の状況 …………………………………………………………………………………………………
5
事業の状況 ………………………………………………………………………………………………………
6
1. 業績等の概要 …………………………………………………………………………………………………
6
2. 生産、受注及び販売の状況 …………………………………………………………………………………
9
3. 対処すべき課題 ………………………………………………………………………………………………
10
4. 事業等のリスク ………………………………………………………………………………………………
11
5. 経営上の重要な契約等 ………………………………………………………………………………………
12
6. 研究開発活動 …………………………………………………………………………………………………
12
7. 財政状態及び経営成績の分析 ………………………………………………………………………………
13
設備の状況 ………………………………………………………………………………………………………
14
1. 設備投資等の概要 ……………………………………………………………………………………………
14
2. 主要な設備の状況 ……………………………………………………………………………………………
14
3. 設備の新設、除却等の計画 …………………………………………………………………………………
14
提出会社の状況 …………………………………………………………………………………………………
15
1. 株式等の状況 …………………………………………………………………………………………………
15
2. 自己株式の取得等の状況 ……………………………………………………………………………………
20
3. 配当政策 ………………………………………………………………………………………………………
21
4. 株価の推移 ……………………………………………………………………………………………………
21
5. 役員の状況 ……………………………………………………………………………………………………
22
6. コーポレート・ガバナンスの状況 …………………………………………………………………………
24
経理の状況 ………………………………………………………………………………………………………
26
財務諸表等 ……………………………………………………………………………………………………
27
第6
提出会社の株式事務の概要 ……………………………………………………………………………………
61
第7
提出会社の参考情報 ……………………………………………………………………………………………
62
第1
第2
第3
第4
第5
第二部 提出会社の保証会社等の情報
……………………………………………………………………………
[監査報告書]
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63
【表紙】
【提出書類】
有価証券報告書
【根拠条文】
証券取引法第24条第1項
【提出先】
関東財務局長
【提出日】
平成16年6月25日
【事業年度】
第45期(自
【会社名】
株式会社アイティフォー
【英訳名】
ITFOR Inc.
【代表者の役職氏名】
代表取締役社長
【本店の所在の場所】
東京都千代田区一番町21番地
【電話番号】
(03)5275−7902
【事務連絡者氏名】
取締役
【最寄りの連絡場所】
東京都千代田区一番町21番地
【電話番号】
(03)5275−7902
【事務連絡者氏名】
取締役
【縦覧に供する場所】
株式会社アイティフォー
平成15年4月1日
須賀井
常務執行役員
至
平成16年3月31日)
孝夫
常務執行役員
管理本部長
基昭
小林
基昭
管理本部長
小林
西日本事業所
(大阪府大阪市西区新町二丁目4番2号(ニッセイなにわ筋ビル))
株式会社アイティフォー
中部事業所
(愛知県名古屋市中村区名駅四丁目10番25号(名駅IMAIビル))
日本証券業協会
(東京都中央区日本橋茅場町一丁目5番8号)
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第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
回次
第41期
第42期
第43期
第44期
第45期
決算年月
平成12年3月
平成13年3月
平成14年3月
平成15年3月
平成16年3月
10,923,819
11,484,244
9,991,819
9,897,135
10,514,091
1,246,456
1,311,659
839,533
975,082
1,017,343
544,899
747,852
473,003
410,229
582,078
−
−
−
−
−
955,000
955,000
955,000
955,000
955,000
発行済株式総数(株)
5,514,000
5,514,000
5,514,000
5,514,000
5,514,000
純資産額(千円)
4,002,455
4,790,444
4,898,744
5,116,544
5,664,731
総資産額(千円)
8,678,783
9,625,337
8,291,171
8,941,250
9,920,448
725.87
868.78
902.99
936.14
1,055.24
売上高(千円)
経常利益(千円)
当期純利益(千円)
持分法を適用した場合の投資利益
(千円)
資本金(千円)
1株当たり純資産額(円)
1株当たり配当額(円)
(内1株当たり中間配当額)(円)
1株当たり当期純利益(円)
12.00
(−)
12.00
(−)
14.00
(−)
14.00
(−)
20.00
(−)
103.75
135.62
86.42
68.61
99.20
−
−
−
67.77
96.36
46.1
49.8
59.1
57.2
57.1
自己資本利益率(%)
16.10
17.01
9.76
8.19
10.80
株価収益率(倍)
76.14
22.11
11.42
8.85
12.80
配当性向(%)
12.14
8.80
16.06
20.41
20.16
営業活動によるキャッシュ・フ
ロー(千円)
2,016,627
478,908
874,224
788,823
2,214,154
投資活動によるキャッシュ・フ
ロー(千円)
△959,722
△184,276
△111,818
△366,432
△646,035
財務活動によるキャッシュ・フ
ロー(千円)
△90,380
△647,753
△392,727
△373,250
△611,378
現金及び現金同等物の期末残高
(千円)
2,347,479
1,994,357
2,365,468
2,414,711
3,371,472
296
313
319
335
338
潜在株式調整後1株当たり当期純
利益(円)
自己資本比率(%)
従業員数(名)
− 1 −
(1) / 2004/06/30 9:39 (2004/06/30 9:39) / 401523_01_020_2k_04153829/第1企業/os2アイティフォー/有報
(注)1.当社は連結財務諸表を作成しておりませんので連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移については、
記載しておりません。
2.売上高には、消費税等は含まれておりません。
3.持分法を適用した場合の投資利益については、持分法を適用すべき重要な関連会社が存在しないため、
記載しておりません。
4.第43期より自己株式を資本に対する控除項目としており、また、1株当たり純資産額、1株当たり当期
純利益金額の各数値は発行済株式総数から自己株式数を控除して計算しております。
5.第44期から、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利
益金額の算定に当たっては、「1株当たり当期純利益に関する会計基準」(企業会計基準第2号)及び
「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第4号)を適用してお
ります。また、配当性向につきましても、上記会計基準を用いて算出しております。
6.第41期の1株当たり配当額には、株式店頭公開記念配当2円を含んでおります。
7.第43期の1株当たり配当額には、創立30周年記念配当2円を含んでおります。
8.第43期以前の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、新株引受権付社債及び転換社債の発行
がないため、記載しておりません。
− 2 −
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2【沿革】
昭和34年5月
各種事務用機器の輸出入及び販売を目的として大阪市北区に日本システマティック㈱を設立。
昭和47年12月
千代田情報機器㈱に商号変更。
昭和48年4月
東京都千代田区麹町4丁目に本社を移転。
昭和48年9月
大阪市北区に大阪支店を開設。
昭和48年10月
東京都千代田区麹町5丁目に本社を移転。
昭和50年12月
福岡市中央区に福岡駐在所を開設。
昭和51年4月
名古屋市中区に名古屋支店を開設。
昭和57年6月
名古屋市中村区(第2豊田ビル東館)に名古屋支店を移転。
昭和58年10月
東京都新宿区に技術開発本部を開設。(昭和61年10月廃止)
昭和61年4月
福岡駐在所を福岡営業所に改称。
昭和61年11月
東京都豊島区に池袋事業所を開設。(平成8年12月廃止)
昭和62年5月
第三者保守サービス体制を施行、保守拠点を拡大。
平成元年9月
東京都東村山市にCJKテクノセンターを開設。
平成2年10月
大阪市西区に大阪支店を移転。
平成3年4月
埼玉県所沢市に所沢事業所(CJK所沢ビル)を開設。
平成5年5月
埼玉県所沢市にCJKテクノセンターを移転。
平成6年4月
福岡市博多区に福岡営業所を移転。
平成9年12月
名古屋市中村区(名駅IMAIビル)に名古屋支店を移転。
平成12年2月
日本証券業協会に株式を店頭登録。
平成12年8月
㈱アイティフォーに商号変更。
平成14年12月
東京都千代田区一番町21番地に本社を移転。
− 3 −
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3【事業の内容】
当社は、ネットワークシステム、ソリューションシステムおよびカスタマーサービスの3事業を核に、ネット
ワーク・セキュリティ、流通システム、eコマースシステム、CTIシステム等についてのコンサルティングか
らシステム構築・運用管理に至るトータル・ソリューション・サービスを提供しております。
当社グループは、当社と関連会社1社で構成されております。関連会社㈱シー・エス・デーはアミューズメン
ト業界向けPOSシステムの開発・販売を行っており、当社はその一部を仕入れ、販売しております。また同社は
当社のソフトウェアの外注先でもあります。
事業名
主な事業
ネットワークシステム事業
インターネットを含むあらゆる通信システムのコンサルティングから構築、保守
に至る一貫したソリューションの提案とサービスの提供
・キャリア(通信事業者)向けソリューション
・データ・音声・ビデオ統合ソリューション
・企業内LAN、無停止型ネットワーク・ソリューション
・セキュリティ・システム・ソリューション等
ソリューションシステム事業
顧客ニーズのヒアリングをベースにシステム分析から、最適ソリューションの提
案、設計、開発、保守、運用迄の一貫した下記システムに関するサービスを提供
・ファイナンシャル・ソリューションシステム
・CTIシステム(コンピュータテレフォニーインテグレーション)
・eコマースシステム(電子商取引)
・流通/物流POSシステム
その他システム事業
アミューズメント業界向けPOSシステム、プリンター等コンピュータ周辺機器の
販売
カスタマーサービス事業
顧客システム保守業務、各種システム構築に関するコンサルティング及びアウト
ソーシングサービスを提供
・ネットワークサービスメニュー(既存設備評価サービス、導入サービス、リ
モート監視サービス等)
・保守サービス
・24時間365日の各種サービス
・データ・セキュリティサービス(データ復元サービス、データ完全消去サービ
ス等)
4【関係会社の状況】
関連会社は、次のとおりであります。
名称
㈱シー・エス・デー
住所
愛知県瀬戸市
資本金
(千円)
13,500
主要な事業内容
コンピュータ応用
機器の製造・販売
議決権の所
有割合(%)
24.1
− 4 −
(4) / 2004/06/30 9:39 (2004/06/30 9:39) / 401523_01_020_2k_04153829/第1企業/os2アイティフォー/有報
関係内容
当社仕様の機器の製
造。
役員1名の兼任あ
り。
5【従業員の状況】
(1)従業員数、平均年齢、平均勤続年数及び平均年間給与
平成16年3月31日現在
従業員数(名)
338
平均年齢(才
ヶ月)
平均勤続年数(年
37才5ヶ月
ヶ月)
11年2ヶ月
(注)1.従業員は就業人員であります。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
(2)労働組合の状況
労働組合は結成されておりませんが、労使関係は良好であります。
− 5 −
(5) / 2004/06/30 9:39 (2004/06/30 9:39) / 401523_01_020_2k_04153829/第1企業/os2アイティフォー/有報
平均年間給与(円)
6,198,302
第2【事業の状況】
1【業績等の概要】
(1)
業績
当事業年度におけるわが国経済は、主に米国経済の拡大および中国経済の成長を背景とした輸出の増加とデ
ジタル家電を中心とした製造業の設備投資の拡大に支えられ企業収益が回復、また、株式市況が好転し金融不
安も後退したことからゆるやかに回復いたしました。
このような状況下、当社はネットワークシステム事業の新展開への布石を打つとともに、ソリューションシ
ステム事業におきましては、「新流通トータルパッケージ」や「ECパッケージ」の開発に注力いたしました。
ネットワークシステム事業につきましては、従来から注力してまいりましたVolPソリューションを一層
強化するため韓国のWOOKSUNG
Electronics社へ出資し、インターネットテレビ電話(I
Tfone)の国内販売を開始するなどVoIP対応のプロダクトラインを拡充いたしました。
ソリューションシステム事業につきましては、当社独自のEC&Rシステム、ファイナンシャルソリュー
ションシステム、CTIシステムを統合化した「新流通トータルパッケージ」を開発し、1号ユーザーへ納入
いたしました。CTIシステムにつきましては、デジタルボイスロギングシステムで引続き多くの新規案件を
発掘し、積極的な販売活動を展開いたしました。ファイナンシャルソリューションシステムにつきましては、
新商品の投入を行ったものの投資抑制の影響を受け、受注増にはつながりませんでした。
カスタマサービス事業につきましては、セキリュティ対策等のサービスメニューの拡充を行い、引続き堅調
な伸びを確保いたしました。
各事業の概況は以下の通りであります。
ネットワークシステム事業
ネットワークシステム事業につきましては、インフラ投資手控え等の厳しい環境が続きましたが、通信事業
者の広域LANサービスが拡大したことから、ATM関連製品の販売は順調に増加いたしました。また企業向
けVoIPソリューション、セキリュティ関連ソリューションやストレージ商品の拡販に注力いたしました。
しかしながら売上につきましては、VoIPソリューションやセキリュティ関連ソリューションの販売が堅
調であったものの、期待された大規模IP−PBX、IP電話の販売が当初計画を下回ったことから、当事業
年度の売上高は2,012百万円(前年同期比5.4%減)に留まりました。
セキリュティ関連ソリューションにおきましては、猛威を振るうコンピューターウィルスや多発する個人情
報漏洩問題に対して、その問題の重要性に鑑み経営者の視点に立った抜本的な考え方を取り入れた「個人情報
漏洩対策統合システム」の開発に着手いたしました。
ソリューションシステム事業
ソリューションシステム事業につきましては、ファイナンシャルソリューションシステムが若干の減収に
なったものの、CTIシステム、EC&Rシステムが大幅な増収となり、当事業年度の売上高は5,134百
万円(前年同期比14.5%増)となりました。個別事業は以下の通りであります。
「ファイナンシャルソリューションシステム」
金融業界は金融機関の合併・再編や不良債権処理の促進およびシステム共同化等厳しい環境が続きました。
債権管理システムにつきましては、業界トップを誇る「延滞債権管理システム」や「サービサー管理システ
ム」で新規ユーザーの開拓と既存ユーザーのシステム拡張への積極的な対応を図ったほか、審査支援システム
につきましても、リレーションシップバンキングを指向する銀行を中心とした「住宅ローン自動審査システ
ム」、「途上与信審査システム」、「ビジネスローンコンタクトセンターシステム」の拡販を図りました。
また、新商品として四半期決算開示や新BIS規制施行に対応するための「プロパー融資債権管理システ
ム」を投入いたしましたが、ニーズ掘り起こしに時間を要し、全体をカバーするまでにいたりませんでした。
「CTI(コンピュータ・テレフォニー・インテグレーション)システム」
デジタルボイスロギングシステムにつきましては、引続き金融業においてシステム導入が増加したほか、幅
広い業界において新規案件を獲得し、大幅な売上増を達成いたしました。また、当社で日本語化し販売を開始
した「エージェント評価システム」につきましては、コンサルティングサービス営業を展開し、多数の受注を
− 6 −
(6) / 2004/06/30 9:39 (2004/06/30 9:39) / 401523_01_030_2k_04153829/第2事業/os2アイティフォー/有報
獲得いたしました。その結果、デジタルボイスロギングシステムにつきましては、国内およびアジアパシ
フィック地区「No.1」の地位を確立いたしました。
コンタクトセンターシステムにつきましては、引続き大規模ユーザーからボイスロギングシステム連動のC
TIトータルシステムの新規受注を獲得、またアプリケーションを主体とした小規模ユーザー向けソリュー
ションシステムの受注を拡大いたしました。
「EC&Rシステム」
流通業界は、個人消費の本格回復には至らず、依然厳しい状況が続きました。このような環境の中で、流通
システムにつきましては「新流通トータルパッケージ」を開発、1号ユーザーへ納入し大幅な増収を達成いた
しました。「新流通トータルパッケージ」は流通業の生命線である販売・商品管理システムに新しいビジネス
モデルのeコマースシステム、さらに金融ビジネスとしてのクレジットシステムを統合した業界初のシステム
であり、完成度の高いシステムとの評価を得ております。
eコマースシステムにつきましては、インターネットの常時接続化と定額料金化およびモバイルコマースの
普及により市場環境が成熟してきましたので、長年の経験とノウハウおよびお客様の生の声を集大成させた
「ECパッケージ(ITFOReC)」の開発に着手し、受注活動を開始いたしました。お客様の関心は高く、
既に数社の受注を獲得いたしました。
「ソフトウェア」
ソフトウェア開発につきましては、流通システムでは従来ホストコンピュータで構築されていたシステムを
オープンシステム環境で稼動させる「新流通トータルパッケージ」の開発を完了し導入いたしました。ファイ
ナンシャルソリューションシステムでは、「バックアップサービサーシステム」、「ビジネスローンコンタク
トセンターシステム」の開発を完了し導入いたしました。また、eコマースシステムでは、「ECパッケージ
(ITFOReC)」の開発に着手いたしました。
以上のとおり、ソフトウェア開発を活発化させたことにより設備投資額は514百万円となりました。
その他システム事業
アミューズメント業界は二極化が進んでおり業務環境は厳しい状況が続きましたが、店舗の大型化等により
製品の出荷が増加し、全体として若干の増収となりました。
コンテンツマネジメントシステムにつきましては、積極的な販売活動を行ってまいりましたが、いまだ市場
が成熟せず、2004年3月に撤退いたしました。
この結果、当事業年度の売上高は1,084百万円(前年同期比1.2%増)となりました。
カスタマーサービス事業
カスタマーサービス事業につきましては、2004年2月にISMSおよびBS7799認証を取得し、従
来以上にセキュリティの強化を図り、安全で高品質のサービスを提供できる体制を確立いたしました。また、
お客様のセキュリティニーズに即座に対応できる体制を整えるとともに、サービスメニューに内部情報漏洩対
策のソリューションを加え、コンサルティングサービスの内容の充実を図りました。
安定収益基盤の保守サービス売上は、引続きCTIシステム事業で増加したことにより、受注・売上とも堅
調に推移いたしました。
この結果、当事業年度の売上高は2,283百万円(前年同期比3.1%増)となりました。
この結果、当事業年度の業績は、売上高は10,514百万円(前年同期比6.2%増)、営業利益996
百万円(前年同期比0.1%増)、経常利益1,017百万円(前年同期比4.3%増)、当期純利益582
百万円(前年同期比41.9%増)となりました。
− 7 −
(7) / 2004/06/30 9:39 (2004/06/30 9:39) / 401523_01_030_2k_04153829/第2事業/os2アイティフォー/有報
(2)キャッシュ・フロー
当事業年度における現金及び現金同等物は(以下「資金」という)につきましては、税引前当期純利益が
1,017百万円(前年同期比34.9%増)と大きく増加したことおよび、売上債権も積極的に回収した結
果、前事業年度末に比べ956百万円増加し、当事業年度末には3,371百万円となりました。
また、当事業年度中における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は2,214百万円(前年同期比180.7%増)となり
ました。
これは、主な増加要因として、税引前当期純利益1,017百万円を計上したこと、減価償却費299百万
円、売上債権の減少536百万円および仕入債務の増加556百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は646百万円(前年同期比76.3%増)となりました。
これは主な増加要因として、投資有価証券の売却による収入が70百万円および有価証券の売却による収入が
829百万円あり、減少要因としては、有形固定資産の取得の304百万円および無形固定資産の取得540
百万円、投資有価証券の取得の121百万円および有価証券の取得の649百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果使用した資金は611百万円(前年同期比63.8%増)となりました。
これは主な増加要因として、長期借入金の返済額435百万円、自己株式の取得100百万円および配当金の
支払額75百万円であります。
− 8 −
(8) / 2004/06/30 9:39 (2004/06/30 9:39) / 401523_01_030_2k_04153829/第2事業/os2アイティフォー/有報
2【生産、受注及び販売の状況】
(1)商品仕入実績
項目
(自
至
第45期
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
前年同期比(%)
ネットワークシステム事業(千円)
1,549,670
104.0
ソリューションシステム事業
(千円)
1,638,734
129.7
その他システム事業(千円)
619,304
113.0
カスタマーサービス事業(千円)
129,317
93.3
3,937,026
114.5
合計(千円)
(注)
上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)受注状況
(自
至
項目
第45期
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
受注高(千円)
前年同期比(%)
ネットワークシステム事業
2,089,984
107.9
198,182
164.6
ソリューションシステム事業
5,076,823
96.5
2,252,961
97.5
その他システム事業
1,075,662
115.4
41,910
82.2
カスタマーサービス事業
2,337,721
105.8
790,372
107.4
10,580,191
102.3
3,283,427
102.1
合計
(注)
受注残高(千円)
前年同期比(%)
上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(3)販売実績
項目
(自
至
第45期
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
前年同期比(%)
ネットワークシステム事業(千円)
2,012,233
94.6
ソリューションシステム事業
(千円)
5,134,017
114.5
その他システム事業(千円)
1,084,744
101.2
カスタマーサービス事業(千円)
2,283,095
103.1
10,514,091
106.2
合計(千円)
(注)
上記金額には、消費税等は含まれておりません。
− 9 −
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3【対処すべき課題】
ADSLに代表されるブロードバンドの普及とIT促進税制導入により、企業の情報化投資は経営効率化や競
争力強化を目的として今後ますます拡大していくものと考えられます。
このような環境のもと当社は、ソリューションシステム事業につきましては、自社開発の「新流通トータル
パッケージ」に続き、インターネットショッピングに対応する「ECパッケージ(ITFOReC)」を開発中
のほか当社の事業ドメインである金融、流通、CTIの各分野で新商品開発を積極的に行い、他社との差別化を
図っております。
ネットワークシステム事業につきましては、豊富な経験と技術力を生かしVoIPソリューションの新提案を
積極的に行うとともに、セキュリティ関連ソリューションの拡販に努めてまいります。
安定収益基盤でありますカスタマーサービス事業につきましては、ISMSおよびBS7799認証に適合し
た情報セキュリティサービスを提供し、お客様の信頼獲得とサービス向上に努めてまいります。
内部情報漏洩問題に対しましては、既にオフィスへの入退室管理、PCの操作ログ取得および本体のマシン
ルームでの集中管理を実施し、情報の持ち出しが出来ないような諸対策をとっております。さらに、セキュリ
ティ委員会を設置し情報セキュリティ対策の企画、立案および管理強化を常時行う体制を確立しております。
また、人材は当社の最重要資産であるとの認識のもと、引続き優秀な人材の確保と育成を行うとともに、年功
序列にとらわれない若手人材の登用を積極的に行い、組織の活性化を図ってまいります。
− 10 −
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4【事業等のリスク】
当社の経営成績、株価、および財務状況等に影響を及ぼす可能性があるリスクには以下のようなものがありま
す。文中における将来に関する事項は、事業年度末日現在において当社が判断したものであります。
(1)競合について
当社は、事業戦略展開分野を流通業界向けシステムや、金融業向けシステム等それに関連する分野に集中す
ることにより他社比優位なシステムノウハウを蓄積し、その分野で独自のソリューションとネットワークイン
フラを含むハード、ソフトトータルのサービスを提供しております。
しかしながら、既存の大手コンピュータ・メーカーや専業システムインテグレーターとの競合が厳しくなっ
ております。また、当社は質の高いソリューションをご提案することにより売上の拡大を図っておりますが、
情報通信機器類の価格の低下にともない単価の引き下げ圧力が強まっております。このような企業間競争のさ
らなる激化と販売価格の下落傾向が続いた場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
(2)為替相場の変動について
当社の商品仕入の約3割が輸入仕入であり、主に米国ドル建ての取引となっております。当社は、為替相場
の変動によるリスクを軽減するため、為替先物予約取引を外貨建買掛金および発注高の範囲内で行っておりま
す。先物為替予約取引の契約先は、いずれも信用度の高い国内の銀行であり、相手先の契約不履行による、い
わゆる信用リスクはほとんどないと判断しております。
しかしながら、先物為替予約取引により為替相場の変動による影響を緩和することは可能であっても、間接
的な影響を含め、すべてを排除することは不可能であり、円安傾向が続くとコストアップ要因となることから、
為替相場の変動により当社の業績が影響を受ける可能性があります。
(3)商品開発力について
当社の取扱う情報通信機器類のライフサイクルは、年々短くなる傾向にあります。当社は、国内外から最新
の情報技術および機器類をお客様へ提供しておりますが、技術進歩に遅れをとった場合や商品戦略を誤った場
合には、当社の業績が影響を受ける可能性があります。また、当社が保有する2年以上経過した在庫品につい
ては、売却可能性がない場合は廃棄処分とし、在庫水準の適正化に努めております。
当社が独自開発し、高いシェアを確保しております特許権が成立していないシステム等で、類似品や競合品
の出現により、当社の業績が影響を受ける可能性があります。
また、当社は、ISO9001(2000年度版)の認証を取得し品質の向上を図っておりますが、当社商
品によりシステムトラブル等が発生した場合、それに起因する損害の賠償をお客様から求められる可能性があ
ります。
(4)情報管理について
当社は、保守サービスを提供する過程において、お客様の了解を得た上で、個人情報等の重要情報に接する
機会があります。
当社ではオフィスへの入退出管理、PCの操作ログ取得および本体のマシンルームでの集中管理を実施し、
情報の持ち出しが出来ないような諸対策をとっております。さらにセキュリティ委員会を設置し情報セキュリ
ティ対策の企画、立案および管理強化を常時行う体制を確立しております。
引続き情報管理には万全の対応を図ってまいりますが、万一、当社から重要情報が流出するような事態が生
じた場合には、事業の継続に重大な影響を及ぼす可能性があります。
(5)災害等について
当社ではデータセンターを本社に設置しておりますが、大地震等による災害が発生した場合には、業務の遂
行に影響を及ぼす可能性があります。
− 11 −
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(6)業績の季節変動について
当社の属する情報サービス業においては、お客様への出荷や納期が9月および3月に集中する傾向がありま
す。これにより、事業年度における各四半期の売上高、営業利益等との間に変動があり、今後も同様の傾向が
続く可能性があります。
平成15年3月期および平成16年3月期の業績変動の状況は以下の通りです。
平成15年3月期
売上高(千円)
第1四半期
第2四半期
第3四半期
第4四半期
事業年度計
1,977,155
2,523,801
2,059,963
3,336,215
9,897,135
(構成比)
営業利益(千円)
(構成比)
経常利益(千円)
(構成比)
(20.0%)
(25.5%)
(20.8%)
(33.7%)
(100.0%)
44,706
342,243
125,910
482,606
995,466
(4.5%)
(34.4%)
(12.6%)
(48.5%)
(100.0%)
46,100
349,993
125,415
453,572
975,082
(4.7%)
(35.9%)
(12.9%)
(46.5%)
(100.0%)
平成16年3月期
売上高(千円)
第1四半期
第2四半期
第3四半期
第4四半期
事業年度計
1,679,112
2,711,169
2,040,553
4,083,255
10,514,091
(構成比)
(16.0%)
営業利益(千円)
(構成比)
166
(0.0%)
経常利益(千円)
(構成比)
50
(0.0%)
(25.8%)
(19.4%)
(38.8%)
(100.0%)
259,876
200,537
536,269
996,848
(26.1%)
(20.1%)
(53.8%)
(100.0%)
270,176
202,281
544,835
(26.5%)
(19.9%)
(53.6%)
1,017,343
(100.0%)
(7)業務提携等について
当社は平成16年2月に従来から注力してまいりましたVoIPソリューションを一層強化するため韓国のW
OOKSUNG Electronics社へ出資いたしました。
また、平成16年4月14日付にて、メモレックス・テレックス株式会社より米国のASTEA INTERN
ATIONAL社との販売代理店契約に基づくCRMソフトウェアに関する事業を譲り受けました。
当社は、今後も当社事業の拡大と安定を図るための業務提携等を積極的に進めていく方針ですが、当社が当
初想定したシナジー効果が生じない場合や提携・出資先企業の業績によっては、当社の業績に悪影響を及ぼす
可能性があります。
5【経営上の重要な契約等】
該当事項はありません。
6【研究開発活動】
平成16年3月期は、WindowsXPを組み込んだコンパクトで信頼性の高いPOSシステムおよび「新
流通トータルパッケージ」の開発を行いました。
なお、当事業年度における研究開発費の総額は、38,680千円となっております。
− 12 −
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7【財政状態及び経営成績の分析】
文中における将来に関する事項は、事業年度末日現在において当社が判断したものであります。
(1)会計上の見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき記載されております。
この財務諸表の作成に当りまして当社は、決算日における資産・負債の報告数値および偶発債務の開示ならび
に報告期間における収入・費用の報告数値等会計上の見積りを必要とする事象およびその見積りに影響を与え
る要因を把握し、把握した要因に関し、適切な仮定を設定しております。さらに設定した仮定に基づき適切な
情報を収集し、適切な仮定および情報による見積り金額を計算しております。
以上の方針に基づき、継続して評価を行っております。また、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられ
る様々な要因に基づき、見積りおよび判断を行い、その結果は他の方法では判断しにくい資産・負債の簿価お
よび収入・費用の報告数字についての判断の基礎としております。実際の結果は、見積り特有の不確実性があ
るため、これらの見積りと異なる場合があります。
(2)財政状態
当社は、仕入れ等による支払いと販売代金の回収期間がほぼ一致しており、売上増加による増加運転資金が
発生しにくい事業構造となっております。また、営業活動により生じたキャッシュフローをもって借入金の返
済に努めてきた結果、当事業年度末において無借金となりました。
その結果、自己資本比率は57.1%と高い水準を維持しております。また、流動比率は182.5%、固定比率は
54.3%と健全な財務体質となっております。
キャッシュフローにつきましては安定的に利益を計上していることから、営業活動によるキャッシュフロー
と投資活動によるキャッシュフローを合計したフリーキャッシュフローは常にプラスとなっており、将来の投
資へも十分対応できる財政状態となっております。
(3)当事業年度の経営成績の分析
当社の当事業年度の経営成績は好調なソリューションシステム事業に牽引される形で、売上高は前年同期比
6.2%増の10,514百万円と3期ぶりに100億円台に乗せております。デジタルボイスロギングシステムが引続き
金融業においてシステム導入が増加したほか、幅広い業界において新規案件を獲得できたことにより、CTI
システムの売上が前年同期比25.7%増となりました。また、流通業界向けに新規開発した「新流通トータル
パッケージ」を第一号ユーザーへ納入したことにより、流通システムの売上が前年同期比140.2%増と大きく
伸びたことがソリューションシステム事業の伸張に寄与しております。
業者間競争は激化しておりますが、事業領域を得意分野に絞り込み、自社開発のパッケージソフトウェアを
用いた付加価値の高いソリューション提案を行うことにより競合他社との差別化を図った結果、売上総利益率
は35.5%と例年並の水準を維持しております。また、全社的に経費節減に努めたことや、本社移転にともなう
特別損失の影響もなくなったことから、当期純利益は前年同期比41.9%増の582百万円となっております。
− 13 −
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第3【設備の状況】
1【設備投資等の概要】
当事業年度の設備投資総額は、673百万円であり、その主なものは以下のとおりであります。
①事業拡大のための保守用機器および開発機器等の設備取得
109百万円
②市場販売目的のためのソフトウェア開発
514百万円
なお、当期において重要な設備の除却、売却等はありません。
2【主要な設備の状況】
平成16年3月31日現在
帳簿価額(千円)
事業所名
(所在地)
設備の内容
本社
(東京都千代田区)
販売・開発・保守設
備
統括業務設備
102,233
−
−
907,762
1,009,996
254
所沢事業所
(埼玉県所沢市)
在庫管理設備
研究開発設備
408,222
5,488
149,565
(767㎡)
22,535
585,811
19
中部事業所
(名古屋市中村区)
販売・開発・保守設
備
2,056
−
−
16,259
18,315
17
西日本事業所
(大阪市西区)
販売・開発・保守設
備
584
−
−
28,219
28,804
41
福岡営業所
(福岡市博多区)
販売・開発・保守設
備
−
−
−
123
123
3
(注)
機械及び
装置
建物
土地
(面積㎡)
その他
合計
帳簿価額のうち、「その他」の主なものは工具器具備品及びソフトウェアであります。
3【設備の新設、除却等の計画】
(1)重要な設備の新設等
該当事項はありません。
(2)重要な設備の除却等
該当事項はありません。
− 14 −
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従業員数
(人)
第4【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類
(注)
会社が発行する株式の総数(株)
普通株式
22,000,000
計
22,000,000
「株式の消却が行われた場合には、これに相当する株式数を減ずる」旨定款に定めております。
②【発行済株式】
種類
事業年度末現在発行数(株)
(平成16年3月31日)
普通株式
計
提出日現在発行数(株)
(平成16年6月25日)
5,514,000
5,514,000
5,514,000
5,514,000
上場証券取引所名又は登録
証券業協会名
内容
権利内容に
何ら限定の
ない当社に
おける標準
となる株式
日本証券業協会
−
−
(2)【新株予約権等の状況】
商法第280条ノ20及び第280条ノ21の規定に基づき発行した新株予約権は、次のとおりであります。
①
平成14年6月27日定時株主総会決議
事業年度末現在
(平成16年3月31日)
新株予約権の数(個)
提出日の前月末現在
(平成16年5月31日)
4,810
新株予約権の目的となる株式の種類
普通株式
新株予約権の目的となる株式の数(株)
4,710
同左
481,000
新株予約権の行使時の払込金額(円)
自
至
新株予約権の行使期間
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の
発行価格及び資本組入額(円)
471,000
616
同左
平成16年6月28日
平成21年6月27日
同左
発行価格
616
資本組入額 308
同左
− 15 −
(15) / 2004/06/30 9:39 (2004/06/30 9:39) / 401523_01_050_2k_04153829/第4提出会社/os2アイティフォー/有報
事業年度末現在
(平成16年3月31日)
提出日の前月末現在
(平成16年5月31日)
・権利行使時においても、
当社の取締役又は従業員
の地位にあることを要す
る。ただし、取締役の任
期満了に伴う取締役の再
任候補に選ばれない場合
の退任及び従業員の定年
退職の場合はこの限りで
はない。
同左
・新株予約権の質入その他
の処分は認めない。
同左
・その他の条件について
は、当社と新株予約権者
との間で締結した「新株
予約権付与(割当)契
約」に定めるところによ
る。
同左
新株予約権を譲渡するとき
は、当社取締役会の承認を
要する
同左
新株予約権の行使の条件
新株予約権の譲渡に関する事項
(3)【発行済株式総数、資本金等の推移】
年月日
発行済株式総
数増減数
(千株)
発行済株式総
数残高
(千株)
資本金増減額
(千円)
300
5,514
255,000
平成12年2月15日
(注)
有償一般募集
300千株
発行価格
2,500円
資本組入額
資本金残高
(千円)
955,000
資本準備金増
減額(千円)
資本準備金残
高(千円)
450,000
1,052,000
850円
(4)【所有者別状況】
平成16年3月31日現在
株式の状況(1単元の株式数 100株)
区分
政府及び地
方公共団体
金融機関
証券会社
その他の
法人
外国法人等
外国法人等
のうち個人
個人その他
単元未満
株式の状
況(株)
計
株主数(人)
−
18
8
40
4
1
2,339
2,409
−
所有株式数
(単元)
−
14,488
134
6,082
2,193
30
32,243
55,140
−
所有株式数の
割合(%)
−
26.26
0.25
11.03
3.98
0.05
58.48
100
−
(注)1.「その他の法人」の中には証券保管振替機構名義の株式が16単元含まれております。
2.自己株式190,800株(1,908単元)は、「個人その他」に含めて記載しております。
− 16 −
(16) / 2004/06/30 9:39 (2004/06/30 9:39) / 401523_01_050_2k_04153829/第4提出会社/os2アイティフォー/有報
(5)【大株主の状況】
平成16年3月31日現在
氏名又は名称
所有株式数
(千株)
住所
発行済株式総数に
対する所有株式数
の割合(%)
アイティフォー社員持株会
東京都千代田区一番町21番地
445.8
8.08
日本トラスティ・サービス信
託銀行㈱(委託者ブラザー工
業)
東京都中央区晴海1−8−11
284.0
5.15
㈱三井住友銀行
東京都千代田区有楽町1−1−2
235.0
4.26
㈱横浜銀行
神奈川県横浜市西区みなとみらい3−1−
1
235.0
4.26
村上
東京都三鷹市下連雀4−15−33−608
167.0
3.02
千葉県柏市松葉町6−15−1
132.9
2.41
明治安田生命保険相互会社
東京都中央区晴海1−8−12
130.0
2.35
須賀井
埼玉県入間市新光306−644
125.9
2.28
ゴールドマン・サックス・
インターナショナル
東京都港区六本木6−10−1
114.3
2.07
日本トラスティ・サービス信
託銀行㈱(信託口)
東京都中央区晴海1−8−11
108.1
1.96
1,978.0
35.87
光弘
佐々木
三郎
孝夫
計
(注)
−
当社は、自己株式190,800株を保有しておりますが、上記の大株主から除いております。
(6)【議決権の状況】
①【発行済株式】
平成16年3月31日現在
区分
株式数(株)
議決権の数(個)
内容
無議決権株式
−
−
−
議決権制限株式(自己株式等)
−
−
−
議決権制限株式(その他)
−
−
−
権利内容に何ら限定のない
当社の標準となる株式
完全議決権株式(自己株式等)
普通株式
190,800
−
完全議決権株式(その他)
普通株式 5,323,200
53,232
同上
−
−
同上
発行済株式総数
5,514,000
−
−
総株主の議決権
−
53,232
−
単元未満株式
(注)
「完全議決権株式(その他)」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が1,600株含まれております。
また「議決権の数」欄には、同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数16個が含まれております。
− 17 −
(17) / 2004/06/30 9:39 (2004/06/30 9:39) / 401523_01_050_2k_04153829/第4提出会社/os2アイティフォー/有報
②【自己株式等】
平成16年3月31日現在
自己名義所有
株式数
(株)
他人名義所有
株式数
(株)
所有株式数の
合計
(株)
発行済株式総数
に対する所有株
式数の割合
(%)
東京都千代田区一番
町21番地
190,800
−
190,800
3.46
−
190,800
−
190,800
3.46
所有者の氏名又は名称
(株)アイティフォー
所有者の住所
計
(7)【ストックオプション制度の内容】
当社は、ストックオプション制度を採用しております。当該制度は、商法第280条ノ20および第280条ノ21
の規定に基づき新株予約権を発行する方法によるものであります。当該制度の内容は、以下の通りでありま
す。
(平成14年6月27日定時株主総会決議)
商法第280条ノ20および第280条ノ21の規定に基づき当社の取締役および従業員に対して特に有利な条件を
もって新株予約権を発行することを、平成14年6月27日の定時株主総会において特別決議され、平成14年11
月12日の取締役会で決議されたものであります。
決議年月日
平成14年6月27日
付与対象者の区分及び人数
取締役9名および従業員115名(注1)
新株予約権の目的となる株式の種類
普通株式
株式の数
500,000株(5,000個)
新株予約権の行使時の払込金額
616円(注2)
新株予約権の行使期間
平成16年6月28日から平成21年6月27日まで
新株予約権の行使の条件
・新株予約権者は、権利行使時においても、当社の取
締役または従業員の地位にあることを要する。ただ
し、取締役の任期満了に伴う取締役の再任候補に選
ばれない場合の退任および従業員の定年退職の場合
はこの限りではない。
・新株予約権の質入その他の処分は認めない。
・その他の条件については、第43回定時株主総会およ
び新株予約権発行に関する取締役会決議に基づき、
当社と新株予約権者との間で締結する「新株予約権
付与(割当)契約」に定めるところによる。
新株予約権の譲渡に関する事項
新株予約権を譲渡するときは、取締役会の承認を要す
る。
(注)1.平成14年11月12日開催の取締役会決議にもとづき、新株予約権を発行。
2.新株予約権1個当たりの払込金額は、616円とする。
新株予約権発行後、当社が株式分割または株式併合を行う場合は、次の算式により払込金額を調整し、
調整により生ずる1円未満の端数は切り上げる。
調整後払込金額=調整前払込金額×
1
分割・併合の比率
また、時価を下回る価額で新株式の発行(ただし、時価発行として行う公募増資並びに新株予約権およ
び新株予約権証券の行使に伴う株式の発行を除く。)を行う場合は、次の算式により払込金額を調整し、
調整により生ずる1円未満の端数は切り上げる。
既発行株式数+
調整後払込金額=調整前払込金額×
新規発行株式数×1株当たり払込金額
1株当たりの時価
既発行株式数+新規発行株式数
− 18 −
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(平成16年6月25日定時株主総会決議)
商法第280条ノ20および第280条ノ21の規定に基づき、当社の取締役、執行役員および従業員に対して特に
有利な条件をもって新株予約権を発行することを、平成16年6月25日の定時株主総会において特別決議され
たものであります。
決議年月日
平成16年6月25日
付与対象者の区分及び人数
取締役、執行役員および従業員(注1)
新株予約権の目的となる株式の種類
普通株式
株式の数
500,000株
新株予約権の行使時の払込金額
(注2)
新株予約権の行使期間
平成18年6月26日から平成23年6月25日まで
新株予約権の行使の条件
・新株予約権の割当を受けた者(以下「新株予約権
者」という。)は、権利行使時においても、当社の
取締役、執行役員または従業員の地位にあることを
要する。ただし、取締役の任期満了に伴う取締役の
再任候補に選ばれない場合の退任、従業員の定年退
職の場合、その他取締役会が認める正当な理由があ
る場合はこの限りでない。
・新株予約権の質入その他の処分は認めない。
・その他の条件については、第45回定時株主総会およ
び新株予約権発行に関する取締役会議に基づき、当
社と新株予約権者との間で締結する「新株予約権付
与(割当)」に定めるところによる。
新株予約権の譲渡に関する事項
新株予約権を譲渡するときは、取締役会の承認を要す
る。
(注)1.平成16年6月25日以降の取締役会にて決定する予定です。
2.新株予約権1個当たりの払込金額は、以下に定める1株当たりの払込金額に新株予約権1個当たりの目
的となる株式数を乗じた金額とする。
1株当たりの払込金額は、新株予約権発行の日の属する月の前月の各日(取引が成立しない日を除
く。)における日本証券業協会における当社普通株式の最終価格の平均値に1.05を乗じた金額とし、1
円未満の端数は切り上げる。ただし、その金額が新株予約権発行の日の最終価格(取引が成立しない場
合はそれに先立つ直近日の最終価格)を下回る場合は、新株予約権発行の日の最終価格とする。
なお、新株予約権発行後、当社が株式分割または株式併合を行う場合は、次の算式により払込金額を調
整し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げる。
1
調整後払込金額=調整前払込金額×
分割・併合の比率
また、時価を下回る価額で新株式の発行(ただし、時価発行として行う公募増資並びに新株予約権およ
び新株予約権証券の行使に伴う株式の発行を除く。)を行う場合は、次の算式により払込金額を調整し、
調整により生ずる1円未満の端数は切り上げる。
新規発行株式数×1株当たり払込金額
既発行株式数+
1株当たりの時価
調整後払込金額=調整前払込金額×
既発行株式数+新規発行株式数
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2【自己株式の取得等の状況】
(1)【定時総会決議又は取締役会決議による自己株式の買受け等の状況】
①【前決議期間における自己株式の取得等の状況】
【株式の種類】普通株式
イ【定時総会決議による買受けの状況】
平成16年6月25日現在
区分
株式数(株)
価額の総額(円)
定時株主総会での決議状況
(平成15年6月27日決議)
200,000
240,000,000
前決議期間における取得自己株式
174,600
240,000,000
25,400
−
12.70
−
残存授権株式の総数及び価額の総額
未行使割合(%)
(注)
前定時総会決議された株式の総数を前定時株主総会の終結した日現在の発行済株式の総数で除して計算し
た割合は3.62%であります。
ロ【子会社からの買受けの状況】
該当事項はありません。
ハ【取締役会決議による買受けの状況】
該当事項はありません。
ニ【取得自己株式の処理状況】
平成16年6月25日現在
処分、消却又は移転株式数
(株)
区分
処分価額の総額(円)
新株発行に関する手続きを準用する処分を行った取得
自己株式
−
−
消却の処分を行った取得自己株式
−
−
合併、株式交換、会社分割に係る取得自己株式の移転
−
−
ホ【自己株式の保有状況】
平成16年6月25日現在
区分
株式数(株)
保有自己株式数
263,600
②【当定時株主総会における自己株式取得に係る決議状況】
平成16年6月25日現在
区分
株式の種類
自己株式取得に係る決議
(注)
−
株式数(株)
−
価額の総額(円)
−
平成16年6月25日開催の定時株主総会において定款の一部を変更し、「当社は、商法第211条ノ3第1項
第2号の規定により、取締役会の決議をもって自己株式を買受けることができる。」旨を定款に定めてお
ります。
− 20 −
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(2)【資本減少、定款の定めによる利益による消却又は償還株式の消却に係る自己株式の買受け等の状況】
①【前決議期間における自己株式の買受け等の状況】
該当事項はありません。
②【当定時株主総会における自己株式取得に係る決議状況等】
該当事項はありません。
3【配当政策】
当社の配当方針は、安定的な経営基盤の確保ならびに株主資本利益率の向上に努めるとともに長期的な安定配当
を維持継続することを基本方針としてまいりました。
当期の業績につきましては、増収増益を達成し、今後も順調な業容拡大ができる基盤が整ってまいりましたので、
今般上記配当方針の一部を改め、株主との一体感をより一層高めるため、長期安定配当の方針を配当性向に連動す
る方式に変更することといたしました。この方針にしたがい当期の期末配当金を、配当性向20%とすることを平成
16年4月27日開催の取締役会にて決議いたしました。
つきましては、平成16年6月25日開催の第45回定時株主総会において、前期の利益配当金14円に6円を加え、1
株につき20円に増配させていただきました。
4【株価の推移】
(1)【最近5年間の事業年度別最高・最低株価】
回次
第41期
第42期
第43期
第44期
第45期
決算年月
平成12年3月
平成13年3月
平成14年3月
平成15年3月
平成16年3月
最高(円)
17,700
8,000
3,400
1,020
1,370
最低(円)
6,700
1,770
770
500
600
(注)
最高・最低株価は日本証券業協会によるものであります。なお、当社株式は平成12年2月15日に店頭売買
有価証券として登録されておりますので、それ以前については該当ありません。
(2)【最近6月間の月別最高・最低株価】
月別
平成15年10月
11月
12月
平成16年1月
2月
3月
最高(円)
1,370
1,210
1,060
1,090
1,020
1,340
最低(円)
850
970
850
990
940
970
(注)
最高・最低株価は日本証券業協会によるものであります。
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5【役員の状況】
役名
職名
氏名
生年月日
略歴
所有株式数
(千株)
昭和48年7月 当社入社
昭和62年6月 当社取締役
取締役社長
須賀井 孝夫
代表取締役
昭和18年2月19日生
平成3年4月 当社常務取締役
平成6年6月 当社専務取締役
125.9
平成7年4月 当社代表取締役社長(現
任)
昭和50年4月 当社入社
平成元年6月 当社取締役第五事業部長
平成8年6月 当社常務取締役東日本第一
事業部長
平成11年1月 当社常務取締役事業本部長
取締役
常務執行役員
ネットワーク
ソリューショ
平成13年6月 当社常務取締役事業本部長
新美 收
昭和21年2月25日生
ン事業部長
兼テクニカルサポート事業
62.9
部管掌
平成15年4月 当社常務取締役ネットワー
クソリューション事業部長
平成15年6月 当社取締役常務執行役員
ネットワークソリューショ
ン事業部長(現任)
昭和43年4月 ㈱日本長期信用銀行(現㈱
新生銀行)入行
取締役
常務執行役員
平成6年6月 同行大阪支店副支店長
管理本部長
小林 基昭
昭和20年4月1日生
平成7年12月 同行人事部付参事役
24.8
平成9年6月 当社常務取締役管理本部長
平成15年6月 当社取締役常務執行役員管
理本部長(現任)
昭和48年7月 当社入社
平成4年4月 当社東日本情報システム事
業部営業第一部長
平成9年4月 当社ソリューションシステ
ム事業部長
ソリューショ
平成10年6月 当社取締役ソリューション
ンシステム事
取締役
常務執行役員
システム事業部長
業部長兼CT
Iシステム事
東川 清
昭和25年11月26日生
業部およびソ
平成11年10月 当社取締役ソリューション
システム事業部長兼CTI
システム事業部およびソフ
フトウエア事
トウエア事業部管掌
業部管掌
平成15年6月 当社取締役常務執行役員ソ
リューションシステム事業
部長兼CTIシステム事業
部およびソフトウエア事業
部管掌(現任)
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16.3
役名
職名
氏名
生年月日
略歴
所有株式数
(千株)
昭和58年3月 当社入社
平成8年4月 当社東日本第一事業部バー
チャルビジネス営業部長
平成9年2月 当社営業本部業務管理部長
平成11年1月 当社テクニカルサポート事
取締役
CTIシステ
執行役員
ム事業部長
宮川 基
昭和24年9月12日生
業部長
平成11年9月 当社CTIシステム事業部
1.0
長
平成15年6月 当社執行役員CTIシステ
ム事業部長
平成16年6月 当社取締役執行役員CTI
システム事業部長(現任)
昭和49年4月 当社入社
平成6年4月 当社西日本事業部大阪支店
TS部長
平成11年4月 当社テクニカルサポート事
業部東京TS二部長
テクニカルサ
取締役
ポート事業部
執行役員
神谷 和美
昭和27年2月4日生
長
平成11年9月 当社テクニカルサポート事
業部長
1.1
平成15年6月 当社執行役員テクニカルサ
ポート事業部長(現任)
平成16年6月 当社取締役執行役員テクニ
カルサポート事業部長(現
任)
昭和48年7月 当社入社
常勤監査役
前澤 俊一
昭和14年12月11日生
昭和57年6月 当社取締役
平成2年6月 当社常務取締役
64.3
平成6年6月 当社常勤監査役(現任)
昭和48年7月 当社入社
常勤監査役
野津 省三
昭和18年8月28日生
平成8年6月 当社取締役
29.7
平成15年6月 当社常勤監査役(現任)
平成3年10月 太田昭和監査法人(現新日
本監査法人)入所
平成4年3月 公認会計士登録
平成12年12月 太田昭和監査法人(現新日
本監査法人)退所
監査役
中山 かつお
昭和40年5月9日生
平成13年1月 中山公認会計士事務所開設
(現任)
0.3
平成13年10月 株式会社モスインスティ
テュート取締役管理本部長
平成15年6月 当社監査役(現任)
平成15年11月 株式会社綜合臨床薬理研究
所常勤監査役(現任)
計
326.3
(注)1.代表取締役社長須賀井孝夫は、平成15年4月1日付をもって事業本部長を兼務しております。
2.監査役前澤俊一、中山かつおは、「株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律」第18条第1項
に定める社外監査役であります。
− 23 −
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6【コーポレート・ガバナンスの状況】
コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社は、経営組織体制を充実させ、公正かつ透明性の高い経営を実施することを重要な課題と位置づけており
ます。
1.会社の機関の内容および内部統制システムの整備状況
(1)会社の機関の基本説明
①
経営の意思決定・監督機関である取締役会は、全員社内取締役であり、代表取締役1名、取締役5名の
計6名で構成されております。
②
経営の意思決定・監督機能と業務執行機能を分離し、経営環境の変化に迅速に対応するため、平成15年
6月27日より執行役員制度を導入しております。取締役5名が執行役員を兼任しております。
③
当社は、監査役制度を採用しており、現在監査役3名のうち2名は社外監査役であります。
(2)会社の機関・内部統制の関係を示す図表
株
主
総
会
選任・解任
取
選任・解任
締
役
監
会
査
役
会
重要な事項について決定
監査
業 務 執 行 委 員 会
日常業務について決定
執
行
役
員
(3)会社の機関の内容および内部統制システムの整備の状況
①
経営の意思決定・監督機関である取締役会は、月1回の定例取締役会のほか随時必要に応じ開催し機動
的かつ迅速な意思決定を行っております。当期におきましては、定例取締役会を12回、臨時取締役会を12
回開催いたしました。また、取締役の経営責任を明確化し、経営体質の強化を図るとともに経営環境の変
化に柔軟に対応できる体制を可能とするため、取締役の任期を1年としております。
②
代表取締役および執行役員で構成される業務執行委員会は、月2回の定例業務執行委員会のほか随時必
要に応じて開催され、日常業務の執行方針に関する事項の審議決定および取締役会に付議を要する議案の
審議調整を行っております。当期におきましては、定例業務執行委員会を17回、臨時業務執行委員会を4
回開催いたしました。
③
監査役3名は監査役会が定めた監査の方針に従い、「マーケティング関連業務監査」「エンジニアリン
グ関連業務監査」「会計監査」の職務分担を決め、執行役員及び各事業部、部門の業務の試査を行うとと
もに、取締役会や業務執行委員会等の重要な会議に出席し積極的な発言により、取締役の業務遂行の監査
を実施しております。監査役会は、毎月1回開催し、監査役間での情報交換を緊密にし、経営監査機能の
充実を図っております。当期におきましては、監査役会を14回開催いたしました。
なお、社外監査役と当社との取引等利害関係はありません。
− 24 −
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2.リスク管理体制の整備
(1)業務上生じるリスクの管理
当社では、フロントとバックオフィスに業務を分離しており、バックオフィス業務につきましては管理本
部が担当しております。受注・売上に関する業務は営業管理部が、仕入・外注に関する業務は業務管理部が
それぞれ担当することで牽制が働くようにしております。また、社長直轄の内部監査室は、会社の業務活動
が社内諸規程に準拠して運営されているかを監査する体制としております。
(2)財務上生じるリスクの管理
為替相場の変動リスクをヘッジするため、経営管理部が社内規程にしたがって先物為替予約取引を実行・
管理しており、管理本部長は月例の業務執行委員会にて報告を行っております。
当社は、平成16年3月期に銀行借入を全て返済いたしましたが、将来の資金ニーズに備えて国内銀行7行
との間でコミットメントライン(特定融資枠契約)を総額20億円締結しております。
(3)法務上生じるリスクの管理
管理本部内に法務知財室を設置し、知的財産権の取得・管理、各種契約書の内容チェック、訴訟への対応
等を行っております。また、弁護士事務所と顧問契約を締結し、専門的なアドヴァイスを受けております。
インサイダー取引規制への対応といたしましては、「内部情報管理および内部者取引に関する規程」を制
定し、取引先重要情報や自社株式の売買の管理を行うほか、社内研修等で啓蒙しております。
(4)内部情報の管理
当社では、オフィスへの入退室管理、PCの操作ログ取得および本体のマシンルームでの集中管理を実施
し、情報の持ち出しが出来ないような諸対策をとっております。
また、社内の電子情報および社内情報システムのセキュリティを確保し、事業活動を正常かつ円滑に行う
ことを目的とした「電子情報管理規程」を平成15年8月より施行しております。情報セキュリティ対策の企
画、立案をセキュリティ委員会が担当し、各事業部長が情報管理責任者となり、各部署に情報管理担当者を
配置して管理する体制となっております。さらに、全ての従業員等に対してセキュリティの確保は当社の死
活問題であることを認識し、セキュリティ管理遵守の意識を持たせるため、社内研修やイントラネットで教
育を行っております。
3.役員報酬の内容
当年度における当社取締役および監査役に対する役員報酬は以下のとおりです。
役員報酬:
取締役に支払った報酬
161,880千円
監査役に支払った報酬
20,010千円
計
181,890千円
4.監査報酬の内容
当社が新日本監査法人と締結した監査契約に基づく監査証明に係わる報酬は12,900千円となっております。
− 25 −
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第5【経理の状況】
1.財務諸表の作成方法について
当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下
「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、第44期事業年度(平成14年4月1日から平成15年3月31日まで)は改正前の財務諸表等規則に基づき、
第45期事業年度(平成15年4月1日から平成16年3月31日まで)は改正後の財務諸表等規則に基づいて作成して
おります。
また、当事業年度(平成15年4月1日から平成16年3月31日まで)については、「財務諸表等の用語、様式及
び作成方法に関する規則等の一部を改正する内閣府令」(平成16年1月30日内閣府令第5号)附則第2項のただ
し書きにより、改正前の財務諸表等規則に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、証券取引法第193条の2の規定に基づき、第44期事業年度(平成14年4月1日から平成15年3月31日
まで)及び第45期事業年度(平成15年4月1日から平成16年3月31日まで)の財務諸表について、新日本監査法
人により監査を受けております。
3.連結財務諸表について
当社は、子会社がないため、連結財務諸表は作成しておりません。
− 26 −
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【財務諸表等】
(1)【財務諸表】
①【貸借対照表】
前事業年度
(平成15年3月31日)
区分
注記
番号
当事業年度
(平成16年3月31日)
構成比
(%)
金額(千円)
構成比
(%)
金額(千円)
(資産の部)
Ⅰ
流動資産
1.現金及び預金
1,914,514
2,071,122
640,696
678,793
2,382,637
1,807,629
4.有価証券
999,974
1,620,263
5.商品
177,952
219,487
6.仕掛品
98,909
131,207
7.貯蔵品
13,929
15,795
8.前渡金
16,763
−
9.前払費用
82,995
72,190
120,327
204,197
49,859
22,714
貸倒引当金
△4,415
△745
流動資産合計
6,494,145
2.受取手形
3.売掛金
10.繰延税金資産
11.その他
Ⅱ
72.6
6,842,655
69.0
固定資産
1.有形固定資産
(1)賃貸用資産
減価償却累計額
(2)建物
減価償却累計額
(3)機械及び装置
減価償却累計額
(4)工具器具備品
減価償却累計額
(5)土地
有形固定資産合計
211,320
200,176
211,320
11,143
200,698
941,921
389,057
932,712
552,863
410,302
22,080
15,428
522,409
22,080
6,652
16,592
1,316,003
807,738
10,621
5,488
1,376,902
508,264
933,119
172,494
1,251,419
443,782
161,882
14.0
1,144,184
− 27 −
(27) / 2004/06/30 9:39 (2004/06/30 9:39) / 401523_01_060_2k_04153829/第5−1財務諸表等/os2アイティフォー/有報
11.5
前事業年度
(平成15年3月31日)
区分
注記
番号
当事業年度
(平成16年3月31日)
構成比
(%)
金額(千円)
構成比
(%)
金額(千円)
2.無形固定資産
(1)商標権
16,694
14,315
6,968
454,025
10,000
43,668
(4)電話加入権
7,579
−
(5)電話施設利用権
1,002
−
−
8,487
(2)ソフトウェア
(3)ソフトウェア仮勘定
(6)その他
無形固定資産合計
42,245
0.5
520,496
5.3
3.投資その他の資産
(1)投資有価証券
420,887
780,254
(2)関係会社株式
3,250
3,250
(3)従業員長期貸付金
1,232
596
808
157
(5)長期前払費用
−
4,333
(6)繰延税金資産
381,098
244,345
(7)敷金及び保証金
259,466
258,941
(8)会員権
118,257
28,477
(9)保険積立金
65,649
99,552
貸倒引当金
△97,207
△6,795
(4)破産債権・更生債権
その他これらに準ず
る債権
投資その他の資産合計
1,153,441
12.9
1,413,112
14.2
固定資産合計
2,447,105
27.4
3,077,793
31.0
資産合計
8,941,250
100.0
9,920,448
100.0
− 28 −
(28) / 2004/06/30 9:39 (2004/06/30 9:39) / 401523_01_060_2k_04153829/第5−1財務諸表等/os2アイティフォー/有報
前事業年度
(平成15年3月31日)
区分
注記
番号
当事業年度
(平成16年3月31日)
構成比
(%)
金額(千円)
構成比
(%)
金額(千円)
(負債の部)
Ⅰ
流動負債
1.支払手形
※1
690,409
871,973
2.買掛金
※1
1,177,611
1,559,926
435,300
−
85,061
194,489
150
41,982
6.未払法人税等
250,000
378,454
7.未払消費税等
61,553
71,177
8.前受金
232,210
248,689
9.預り金
393
12,878
10.賞与引当金
255,000
353,000
11.設備等支払手形
150,141
−
17,704
17,177
3.1年内返済予定長期借
入金
4.未払金
5.未払費用
12.その他
流動負債合計
Ⅱ
3,355,538
37.5
3,749,749
37.8
固定負債
1.長期未払金
24,867
18,504
2.退職給付引当金
166,961
185,553
3.役員退職慰労引当金
277,340
301,910
固定負債合計
負債合計
469,168
5.2
505,967
5.1
3,824,706
42.8
4,255,717
42.9
− 29 −
(29) / 2004/06/30 9:39 (2004/06/30 9:39) / 401523_01_060_2k_04153829/第5−1財務諸表等/os2アイティフォー/有報
前事業年度
(平成15年3月31日)
区分
注記
番号
当事業年度
(平成16年3月31日)
構成比
(%)
金額(千円)
金額(千円)
構成比
(%)
(資本の部)
Ⅰ
資本金
Ⅱ
資本剰余金
※2
1.資本準備金
955,000
1,052,000
資本剰余金合計
Ⅲ
10.7
955,000
9.6
1,052,000
10.6
1,052,000
1,052,000
11.8
利益剰余金
1.利益準備金
94,356
94,356
10,476
5,425
2,682,500
2,982,500
498,281
671,461
2.任意積立金
(1)プログラム準備金
(2)別途積立金
3.当期未処分利益
利益剰余金合計
3,285,615
36.7
3,753,743
37.8
Ⅳ
その他有価証券評価差額
金
※6
33,653
0.4
213,840
2.2
Ⅴ
自己株式
※3
△209,724
△2.3
△309,852
△3.1
資本合計
5,116,544
57.2
5,664,731
57.1
負債資本合計
8,941,250
100.0
9,920,448
100.0
− 30 −
(30) / 2004/06/30 9:39 (2004/06/30 9:39) / 401523_01_060_2k_04153829/第5−1財務諸表等/os2アイティフォー/有報
②【損益計算書】
前事業年度
(自平成14年4月1日
至平成15年3月31日)
区分
Ⅰ
注記
番号
当事業年度
(自平成15年4月1日
至平成16年3月31日)
百分比
(%)
金額(千円)
百分比
(%)
金額(千円)
売上高
7,682,770
2.カスタマーサービス収
入
2,214,364
Ⅱ
1.システム売上高
売上原価
974,902
売上総利益
※1,
2
営業利益
Ⅳ
100.0
5,315,305
2.カスタマーサービス原
価
販売費及び一般管理費
9,897,135
2,283,095
10,514,091
100.0
6,785,799
64.5
※2
1.システム売上原価
Ⅲ
8,230,995
5,761,267
6,290,208
63.6
1,024,531
3,606,926
36.4
3,728,291
35.5
2,611,460
26.4
2,731,442
26.0
995,466
10.1
996,848
9.5
43,655
0.4
23,160
0.2
1,017,343
9.7
営業外収益
1.受取利息
273
152
2.有価証券利息
974
699
6,121
5,525
−
17,857
5.受取保険金
2,453
1,644
6.貸倒引当金戻入益
1,178
3,714
7.販売促進協力金収入
9,174
5,332
8.雑収入
6,569
3.受取配当金
4.投資有価証券売却益
Ⅴ
26,746
0.3
8,729
営業外費用
1.支払利息
11,773
5,194
2.貸倒引当金繰入額
3,927
−
3.固定資産除却損
5,913
3,593
18,198
−
5,999
6,927
−
2,373
4.会員権評価損
5.支払手数料
6.投資有価証券評価損
7.雑損失
経常利益
1,317
47,129
0.5
975,082
9.9
5,071
− 31 −
(31) / 2004/06/30 9:39 (2004/06/30 9:39) / 401523_01_060_2k_04153829/第5−1財務諸表等/os2アイティフォー/有報
前事業年度
(自平成14年4月1日
至平成15年3月31日)
区分
Ⅵ
注記
番号
当事業年度
(自平成15年4月1日
至平成16年3月31日)
百分比
(%)
金額(千円)
百分比
(%)
金額(千円)
特別利益
1.投資有価証券売却益
Ⅶ
61,033
61,033
0.6
−
−
−
−
−
1,017,343
9.7
435,264
4.1
582,078
5.5
特別損失
1.投資有価証券評価損
109,577
2.本社移転費用
172,313
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事
業税
法人税等調整額
当期純利益
前期繰越利益
当期未処分利益
−
281,891
2.8
754,225
7.6
426,688
△82,692
−
506,000
343,995
3.5
410,229
4.1
△70,735
88,052
89,382
498,281
671,461
− 32 −
(32) / 2004/06/30 9:39 (2004/06/30 9:39) / 401523_01_060_2k_04153829/第5−1財務諸表等/os2アイティフォー/有報
製造原価明細書
システム売上原価
前事業年度
(自平成14年4月1日
至平成15年3月31日)
区分
Ⅰ
労務費
Ⅱ
経費
注記
番号
構成比
(%)
金額(千円)
※1
当期総製造費用
期首仕掛品たな卸高
当事業年度
(自平成15年4月1日
至平成16年3月31日)
構成比
(%)
金額(千円)
562,485
29.8
601,300
23.5
1,326,748
70.2
1,954,608
76.5
1,889,234
100.0
2,555,909
100.0
184,787
127,012
2,074,022
2,682,921
127,012
121,877
−
520,206
当期製品製造原価
1,947,010
2,040,837
期首商品たな卸高
300,322
172,275
3,301,245
3,807,709
3,601,568
3,979,984
172,275
217,107
60,997
42,446
当期商品売上原価
3,368,295
3,720,430
システム売上原価
5,315,305
5,761,267
前事業年度
当事業年度
計
期末仕掛品たな卸高
他勘定への振替高
※2
当期商品仕入高
計
期末商品たな卸高
他勘定への振替高
※1
※3
経費の主な内訳は次の通りであります。
項目
外注加工費(千円)
1,180,722
1,734,618
減価償却費(千円)
29,869
78,886
賃借料(千円)
49,222
75,398
※2
他勘定への振替高の内容は次の通りであります。
項目
前事業年度
当事業年度
ソフトウェア(千円)
−
504,980
前払費用(千円)
−
15,226
−
520,206
合計(千円)
※3
他勘定への振替高の内容は次の通りであります。
項目
前事業年度
当事業年度
貯蔵品(千円)
18,700
5,633
工具器具備品(千円)
40,535
13,491
1,761
23,321
60,997
42,446
その他(千円)
合計(千円)
(原価計算の方法)
当社の原価計算は、個別原価計算による実際原価計算であります。
− 33 −
(33) / 2004/06/30 9:39 (2004/06/30 9:39) / 401523_01_060_2k_04153829/第5−1財務諸表等/os2アイティフォー/有報
カスタマーサービス原価
前事業年度
(自平成14年4月1日
至平成15年3月31日)
区分
Ⅰ
労務費
Ⅱ
経費
注記
番号
構成比
(%)
金額(千円)
※1
当期総製造費用
当事業年度
(自平成15年4月1日
至平成16年3月31日)
構成比
(%)
金額(千円)
302,800
35.5
326,927
36.1
549,847
64.5
577,948
63.9
852,647
100.0
904,876
100.0
期首仕掛品たな卸高
6,359
22,970
859,006
927,846
22,970
9,330
−
26,600
当期製品製造原価
836,036
891,916
期首商品たな卸高
5,975
5,677
138,568
129,317
144,544
134,994
期末商品たな卸高
5,677
2,380
当期商品売上原価
138,866
132,613
カスタマーサービス原価
974,902
1,024,531
前事業年度
当事業年度
計
期末仕掛品たな卸高
他勘定への振替高
※2
当期商品仕入高
計
※1
経費の主な内訳は次の通りであります。
項目
外注加工費(千円)
378,118
409,314
減価償却費(千円)
103,523
101,689
24,737
22,773
保守消耗品費(千円)
※2
他勘定への振替高の内容は次の通りであります。
項目
前事業年度
前払費用(千円)
当事業年度
−
(原価計算の方法)
当社の原価計算は、個別原価計算による実際原価計算であります。
− 34 −
(34) / 2004/06/30 9:39 (2004/06/30 9:39) / 401523_01_060_2k_04153829/第5−1財務諸表等/os2アイティフォー/有報
26,600
③【キャッシュ・フロー計算書】
区分
Ⅰ
注記
番号
前事業年度
(自平成14年4月1日
至平成15年3月31日)
当事業年度
(自平成15年4月1日
至平成16年3月31日)
金額(千円)
金額(千円)
営業活動によるキャッシュ・
フロー
税引前当期純利益
754,225
1,017,343
減価償却費
238,989
299,635
15,000
98,000
△5,817
18,592
31,330
24,570
貸倒引当金の減少額
△1,128
△93,273
受取利息及び受取配当金
△6,395
△5,677
支払利息
11,773
5,194
為替差益
△101
△19
投資有価証券売却益
△61,033
△17,857
投資有価証券評価損
109,577
2,373
固定資産売却益
-
△2,299
固定資産売却損
-
913
固定資産除却損
70,342
3,593
3,927
-
18,198
-
△38,000
△38,000
△725,743
536,753
たな卸資産の増減額(増
加:△)
218,317
△75,698
仕入債務の増加額
537,800
556,097
4,113
9,628
賞与引当金の増加額
退職給付引当金の増減額
(減少:△)
役員退職慰労引当金の増加
額
会員権貸倒引当額
会員権評価損
役員賞与の支払額
売上債権の増減額(増加:
△)
未払消費税等の増加額
− 35 −
(35) / 2004/06/30 9:39 (2004/06/30 9:39) / 401523_01_060_2k_04153829/第5−1財務諸表等/os2アイティフォー/有報
区分
注記
番号
前事業年度
(自平成14年4月1日
至平成15年3月31日)
当事業年度
(自平成15年4月1日
至平成16年3月31日)
金額(千円)
金額(千円)
その他流動資産の増減額
(増加:△)
△95,090
64,678
その他流動負債の増加額
21,871
186,903
1,102,154
2,591,452
6,395
5,678
△11,998
△5,430
△307,727
△377,545
788,823
2,214,154
有価証券の取得による支出
△739,707
△649,779
有価証券の売却による収入
689,718
829,534
有形固定資産の取得による
支出
△379,892
△304,005
有形固定資産の売却による
収入
-
16,478
無形固定資産の取得による
支出
△13,056
△540,248
投資有価証券の取得による
支出
△23,805
△121,107
投資有価証券の売却による
収入
136,356
70,605
貸付による支出
△1,542
-
貸付金の回収による収入
2,361
1,085
その他投資の増減額(増
加:△)
△36,864
51,401
投資活動によるキャッシュ・
フロー
△366,432
△646,035
小計
利息及び配当金の受取額
利息の支払額
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・
フロー
Ⅱ
投資活動によるキャッシュ・
フロー
− 36 −
(36) / 2004/06/30 9:39 (2004/06/30 9:39) / 401523_01_060_2k_04153829/第5−1財務諸表等/os2アイティフォー/有報
区分
Ⅲ
注記
番号
前事業年度
(自平成14年4月1日
至平成15年3月31日)
当事業年度
(自平成15年4月1日
至平成16年3月31日)
金額(千円)
金額(千円)
財務活動によるキャッシュ・
フロー
長期借入金の返済による支
出
△297,300
△435,300
自己株式の取得による支出
-
△100,128
△75,950
△75,950
財務活動によるキャッシュ・
フロー
△373,250
△611,378
Ⅳ
現金及び現金同等物に係る換
算差額
101
19
Ⅴ
現金及び現金同等物の増減額
49,243
956,760
Ⅵ
現金及び現金同等物期首残高
2,365,468
2,414,711
Ⅶ
現金及び現金同等物期末残高
2,414,711
3,371,472
配当金の支払額
※1
− 37 −
(37) / 2004/06/30 9:39 (2004/06/30 9:39) / 401523_01_060_2k_04153829/第5−1財務諸表等/os2アイティフォー/有報
④【利益処分計算書】
区分
Ⅰ
注記
番号
前事業年度
(株主総会承認日)
平成15年6月27日
当事業年度
(株主総会承認日)
平成16年6月25日
金額(千円)
金額(千円)
当期未処分利益
498,281
671,461
Ⅱ 任意積立金取崩高
1.プログラム準備金取崩
高
5,050
合計
5,050
3,638
503,332
3,638
675,099
Ⅲ 利益処分額
1.配当金
75,950
106,464
2.役員賞与金
38,000
47,500
(2,160)
(2,700)
(うち監査役賞与金)
3.任意積立金
別途積立金
Ⅳ
300,000
次期繰越利益
413,950
420,000
89,382
− 38 −
(38) / 2004/06/30 9:39 (2004/06/30 9:39) / 401523_01_060_2k_04153829/第5−1財務諸表等/os2アイティフォー/有報
573,964
101,135
重要な会計方針
項目
1.有価証券の評価基準及び
評価方法
(自
至
前事業年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(1)満期保有目的債券
(自
至
当事業年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
(1)満期保有目的債券
償却原価法(定額法)によっており
同左
ます。
(2)関連会社株式
(2)関連会社株式
移動平均法に基づく原価法によって
同左
おります。
(3)その他有価証券
(3)その他有価証券
時価のあるもの
時価のあるもの
同左
期末決算日の市場価格等に基づく
時価法(評価差額は全部資本直入
法により処理し、売却原価は移動
平均法により算定)によっており
ます。
時価のないもの
時価のないもの
移動平均法に基づく原価法によっ
同左
ております。
2.デリバティブ等の評価基
準及び評価方法
3.たな卸資産の評価基準及
び評価方法
デリバティブ
デリバティブ
時価法によっております。
同左
(1)商品
(1)商品
総平均法に基づく原価法によってお
同左
ります。
(2)仕掛品
(2)仕掛品
個別法に基づく原価法によっており
同左
ます。
(3)貯蔵品
(3)貯蔵品
総平均法に基づく原価法によってお
同左
ります。
4.固定資産の減価償却の方
法
(1)有形固定資産
(1)有形固定資産
定率法(ただし、平成10年度税制改
同左
正以降取得した建物(附属設備を除
く)については定額法)によってお
ります。
なお、取得価額10万円以上20万
円未満の少額減価償却資産について
は、3年間の均等償却をしておりま
す。
なお、主な耐用年数は以下のとおり
であります。
建物
3∼50年
工具器具備品
3∼15年
− 39 −
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項目
(自
至
前事業年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(2)無形固定資産
(自
至
当事業年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
(2)無形固定資産
定額法によっております。
定額法によっております。
なお、ソフトウェア(自社利用)に
なお、市場販売目的のソフトウェア
ついては、社内における利用可能期
については、見込販売期間(3年以
間(5年)に基づく定額法によって
内)における見込販売数量に基づく
おります。
償却額と販売可能な残存有効期間に
基づく均等配分額を比較し、いずれ
か大きい額を計上しております。ま
た、自社利用目的のソフトウェアに
ついては、社内における利用可能期
間(5年)に基づく定額法によって
おります。
5.外貨建の資産及び負債の
本邦通貨への換算基準
同左
外貨建金銭債権債務は、期末日の直物為
替相場により円貨に換算し、換算差額は
損益として処理しております。
なお、為替予約等の振当処理の対象と
なっている外貨建金銭債権債務について
は、当該為替予約等の円貨額に換算して
おります。
6.引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
(1)貸倒引当金
同左
債権の貸倒れによる損失に備えるた
め、一般債権については、貸倒実績
率による計算額を、貸倒懸念債権等
特定の債権については、個別に回収
可能性を検討し、回収不能見込額を
計上しております。
(2)賞与引当金
(2)賞与引当金
従業員に対して支給する賞与の支出
同左
に備えるため、支給見込額基準に基
づき計上しております。
(3)退職給付引当金
(3)退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当
同左
事業年度末における退職給付債務及
び年金資産の見込額に基づき計上し
ております。
数理計算上の差異は、各事業年度の
発生時における従業員の平均残存勤
務期間以内の一定の年数(10年)に
よる定額法により按分した額をそれ
ぞれ発生の翌事業年度から費用処理
することとしております。
(4)役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支払いに備える
(4)役員退職慰労引当金
同左
ため、内規に基づき期末要支給額を
計上しております。
− 40 −
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項目
7.リース取引の処理方法
(自
至
前事業年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(自
至
当事業年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
同左
リース物件の所有権が借主に移転すると
認められるもの以外のファイナンス・
リース取引については、通常の賃貸借取
引に係る方法に準じた会計処理によって
おります。
8.ヘッジ会計の方法
(1)ヘッジ会計の方法
(1)ヘッジ会計の方法
同左
繰延ヘッジ処理によっております。
なお、為替予約が付されている外貨
建金銭債務については、振当処理を
採用しております。
(2)ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段
(2)ヘッジ手段とヘッジ対象
同左
ヘッジ対象
為替予約・・・・・ 外貨建買掛金
外貨建未払金
外貨建予定取引
(3)ヘッジ方針
(3)ヘッジ方針
当社の内部規程である「為替リスク
同左
管理規程」に基づき、為替変動リス
クをヘッジしております。
(4)ヘッジ有効性評価の方法
ヘッジ手段の変動額の累計額とヘッ
(4)ヘッジ有効性評価の方法
同左
ジ対象の変動額の累計額を比較して
有効性の判定を行っております。
9.キャッシュ・フロー計算
書における資金の範囲
キャッシュ・フロー計算書における資金
同左
(現金及び現金同等物)は、手許現金、
随時引き出し可能な預金及び容易に換金
可能であり、かつ、価値の変動について
僅少なリスクしか負わない取得日から
3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投
資からなっております。
− 41 −
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項目
(自
至
10.その他財務諸表作成のた
めの基本となる重要な事
項
前事業年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(1)消費税等の会計処理方法
(自
至
当事業年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
(1)消費税等の会計処理方法
消費税及び地方消費税の会計処理
同左
は、税抜方式を採用しております。
(2)自己株式及び法定準備金の取崩等に
──────
関する会計基準
「自己株式及び法定準備金の取崩等
に関する会計基準」(企業会計基準
第1号)が平成14年4月1日以後に
適用されることになったことに伴
い、当事業年度から同会計基準に
よっております。これによる当事業
年度の損益に与える影響はありませ
ん。
なお、財務諸表等規則の改正によ
り、当事業年度における貸借対照表
の資本の部については、改正後の財
務諸表等規則により作成しておりま
す。
(3)1株当たり情報
──────
「1株当たり当期純利益に関する会
計基準」(企業会計基準第2号)及
び「1株当たり当期純利益に関する
会計基準の適用指針」(企業会計基
準適用指針第4号)が平成14年4月
1日以後開始する事業年度に係る財
務諸表から適用されることになった
ことに伴い、当事業年度から同会計
基準及び適用指針によっておりま
す。なお、これによる影響について
は、「1株当たり情報に関する注
記」に記載しております。
表示方法の変更
(自
至
前事業年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(自
至
前期まで負債の部の「支払手形」に含めて表示してい
当事業年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
前期まで区分掲記しておりました「電話加入権」(当
た「設備等支払手形」は、負債及び資本の合計額の100
期末残高7,579千円)及び「電話施設利用権」(当期末
分の1を超えることとなったため区分掲記することに変
残高831千円)は、資産の総額の100分の1以下であるた
更しました。
め、無形固定資産の「その他」に含めて表示することに
なお、前期における「設備等支払手形」の金額は
18,472千円であります。
しました。
前期まで区分掲記しておりました「設備等支払手形」
(当期末残高7,780千円)は、負債及び資本の合計額の
100分の1以下となったため、流動負債の「支払手形」
に含めて表示することにしました。
− 42 −
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注記事項
(貸借対照表関係)
前事業年度
(平成15年3月31日)
当事業年度
(平成16年3月31日)
※1.関係会社に対する資産・負債
※1.関係会社に対する資産・負債
区分掲記されたもの以外で各科目に含まれている
区分掲記されたもの以外で各科目に含まれている
関係会社に対する主なものは、次の通りでありま
関係会社に対する主なものは、次の通りでありま
す。
す。
支払手形
69,399千円
支払手形
65,799千円
買掛金
17,762千円
買掛金
12,698千円
※2.授権株式数
発行済株式総数
普通株式
普通株式
22,000,000株 ※2.授権株式数
5,514,000株
※3.自己株式
発行済株式総数
普通株式
22,000,000株
普通株式
5,514,000株
※3.自己株式
当社が保有する自己株式の数は、普通株式89,000
当社が保有する自己株式の数は、普通株式190,800
株であります。
株であります。
4.偶発債務
4.
──────
債務保証
保証先
株式会社モンタボー
金額
内容
23,889千円 割賦代金支払
保証
5.コミットメントライン(特定融資枠契約)
5.コミットメントライン(特定融資枠契約)
同左
運転資金の効率的な調達を行うため、取引銀行7
行とコミットメントライン(特定融資枠契約)を締
結しております。この契約に基づく当事業年度末の
借入未実行残高は次のとおりであります。
コミットメントラインの総額
借入実行残高
差額
コミットメントラインの総額
2,000,000千円
借入実行残高
−千円
差額
2,000,000千円
6.配当制限
2,000,000千円
−千円
2,000,000千円
6.配当制限
商法第290条第1項第6号に規定する資産に時価を
商法施行規則第124条第3号に規定する資産に時価
付したことにより増加した純資産額は33,653千円で
を付したことにより増加した純資産額は213,840千円
あります。
であります。
− 43 −
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(損益計算書関係)
(自
至
前事業年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(自
至
※1.販売費と一般管理費のおおよその割合は、販売費
当事業年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
※1.販売費と一般管理費のおおよその割合は、販売費
63%、一般管理費37%であります。
58%、一般管理費42%であります。
主な費目および金額の内訳は次の通りでありま
主な費目および金額の内訳は次の通りでありま
す。
す。
給料手当
給料手当
1,072,068千円
1,051,395千円
法定福利費
146,759千円
法定福利費
208,085千円
役員報酬
162,000千円
役員報酬
181,890千円
賞与引当金繰入額
154,332千円
賞与引当金繰入額
216,521千円
退職給付費用
74,109千円
退職給付費用
94,171千円
役員退職慰労引当金繰入額
31,330千円
役員退職慰労引当金繰入額
38,930千円
賃借料
281,759千円
賃借料
244,531千円
減価償却費
104,296千円
減価償却費
119,059千円
※2.一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発
※2.一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発
費は、36,496千円であります。
費は、38,680千円であります。
(キャッシュ・フロー計算書関係)
(自
至
前事業年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(自
至
1.現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲記
1.現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲記
されている科目の金額との関係
現金及び預金勘定
有価証券勘定
されている科目の金額との関係
1,914,514千円
999,974 〃
計
預入期間が3ヶ月を超える定期
預金
当事業年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
2,914,488千円
-千円
現金及び預金勘定
2,071,122千円
有価証券勘定
1,620,263 〃
計
預入期間が3ヶ月を超える定期
預金
3,691,385千円
-千円
償還期間が3ヶ月を超える債券
等
△499,777 〃
償還期間が3ヶ月を超える債券
等
△319,913 〃
現金及び現金同等物
2,414,711千円
現金及び現金同等物
3,371,472千円
− 44 −
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(リース取引関係)
(自
至
前事業年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(自
至
当事業年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの
以外のファイナンス・リース取引
以外のファイナンス・リース取引
1.貸手側
1.貸手側
①
固定資産に含まれているリース物件の取得価額、
①
固定資産に含まれているリース物件の取得価額、
減価償却累計額及び期末残高
減価償却累計額及び期末残高
賃貸用資産
207,470千円
取得価額
207,470千円
減価償却累計額
196,690千円
減価償却累計額
197,096千円
期末残高
②
②
10,373千円
未経過リース料期末残高相当額
1年内
14,899千円
1年内
15,291千円
1年超
34,786千円
1年超
19,495千円
合計
49,686千円
合計
34,786千円
受取リース料、減価償却費及び受取利息相当額
受取リース料
④
期末残高
10,779千円
未経過リース料期末残高相当額
③
賃貸用資産
取得価額
③
受取リース料、減価償却費及び受取利息相当額
受取リース料
16,723千円
減価償却費
2,083千円
減価償却費
受取利息相当額
2,257千円
受取利息相当額
利息相当額の算定方法は、リース料総額と見積残
④
16,723千円
406千円
1,823千円
同左
存価額の合計額からリース物件の購入価額を控除し
た額を利息相当額とし、各期への配分方法について
は、利息法によっております。
− 45 −
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(有価証券関係)
1.満期保有目的の債券で時価のあるもの
前事業年度(平成15年3月31日)
種類
時価が貸借対
照表計上額を
超えないもの
貸借対照表計
上額(千円)
(1)その他
合計
時価
(千円)
当事業年度(平成16年3月31日)
差額
(千円)
貸借対照表計
上額(千円)
時価
(千円)
差額
(千円)
499,777
499,777
-
119,952
119,861
△90
499,777
499,777
-
119,952
119,861
△90
2.その他有価証券で時価のあるもの
前事業年度(平成15年3月31日)
種類
貸借対照表計
上額が取得原
価を超えるも
の
貸借対照表計
上額が取得原
価を超えない
もの
取得原価
(千円)
(1)株式
小計
(1)株式
合計
(注)
貸借対照表計
上額(千円)
差額(千円)
貸借対照表計
上額(千円)
差額(千円)
203,497
269,846
66,349
276,696
635,759
359,063
203,497
269,846
66,349
276,696
635,759
359,063
245,765
126,871
△118,894
9,161
9,000
△161
10,164
4,920
△5,244
-
-
-
255,930
131,791
△124,139
9,161
9,000
△161
459,427
401,637
△57,789
285,858
644,759
358,901
(2)その他
小計
当事業年度(平成16年3月31日)
取得原価
(千円)
株式の一部について時価が著しく下落したため、減損処理を行っております。減損した処理金額は前事業
年度は109,577千円、当事業年度は2,373千円であります。
なお、減損処理にあたっては、期末における時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合には全て減損処
理を行い、30%∼50%程度下落した場合には、回復可能性等を考慮して必要と認められた額については減
損処理を行っております。
3.前事業年度及び当事業年度中に売却したその他有価証券
前事業年度(自平成14年4月1日至平成15年3月31日) 当事業年度(自平成15年4月1日至平成16年3月31日)
売却額(千円)
売却益の合計額
(千円)
売却損の合計額
(千円)
売却額(千円)
売却益の合計額
(千円)
売却損の合計額
(千円)
107,171
61,035
1
81,585
17,857
−
− 46 −
(46) / 2004/06/30 9:41 (2004/06/17 0:29) / 401523_01_080_2k_04153829/第5−3リース取引/os2アイティフォー/有報
4.時価評価されていない主な有価証券の内容
前事業年度(平成15年3月31日)
当事業年度(平成16年3月31日)
貸借対照表計上額(千円)
貸借対照表計上額(千円)
(1)満期保有目的の債券
コマーシャル・ペーパー
-
199,960
中期国債ファンド
100,008
-
マネー・マネジメント・
ファンド
400,188
1,300,349
非上場株式(店頭売買株
式を除く)
19,250
135,495
(2)その他有価証券
5.その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の今後の償還予定額
前事業年度(平成15年3月31日)
1年以内
1年超5年以内
当事業年度(平成16年3月31日)
1年以内
1年超5年以内
1.債券
その他(千円)
499,777
-
119,952
-
-
-
199,960
-
499,777
-
319,913
-
2.その他
コマーシャル・ペーパー
(千円)
合計(千円)
(注)
5年超のものはありません。
− 47 −
(47) / 2004/06/30 9:41 (2004/06/17 0:29) / 401523_01_080_2k_04153829/第5−3リース取引/os2アイティフォー/有報
(デリバティブ取引関係)
1
取引の状況に関する事項
(自
至
①
前事業年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(自
至
取引の内容及び利用目的等
①
当社は、通常の営業過程における輸入取引の為替相
当事業年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
取引の内容及び利用目的等
同左
場の変動によるリスクを軽減するため、先物為替予約
取引を行っております。
②
取引に対する取組方針
②
取引に対する取組方針
同左
先物為替予約取引については、主としてドル建ての
仕入契約をヘッジするためのものであるため、外貨建
買掛金及び発注高の範囲内で行うこととし、投機目的
のための先物為替予約取引は行わない方針でありま
す。
③
取引に係るリスクの内容
③
取引に係るリスクの内容
同左
先物為替予約取引には、為替相場の変動によるリス
クを有しております。
当社の先物為替予約取引の契約先は、いずれも信用
度の高い国内の銀行であるため、相手先の契約不履行
によるいわゆる信用リスクは、ほとんどないと判断し
ております。
④
取引に係るリスク管理体制
④
先物為替予約取引の実行及び管理は、管理本部経営
取引に係るリスク管理体制
同左
管理部にて行っておりますが、取引限度額は経営委員
会で決定されております。さらに、管理本部長は、月
ごとの定例経営委員会に先物為替予約取引を含んだ財
務報告を行っております。
2
取引の時価等に関する事項
前事業年度
(平成15年3月31日)
当事業年度
(平成16年3月31日)
デリバティブ取引の契約額等、時価及び評価損益
同左
ヘッジ会計が適用されているものについては記載の対
象から除いているため、当期については注記すべき事項
はありません。
− 48 −
(48) / 2004/06/30 9:41 (2004/06/17 0:29) / 401523_01_080_2k_04153829/第5−3リース取引/os2アイティフォー/有報
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社は、確定給付型の制度として適格退職年金制度及び退職一時金制度を設けております。
また、この他に複数事業主制度による総合設立型の厚生年金基金に加盟しております。
2.退職給付債務及びその内訳
前事業年度
(平成15年3月31日)
①
退職給付債務(千円)
②
年金資産(千円)
③
未積立退職給付債務(千円)
④
⑤
当事業年度
(平成16年3月31日)
△717,256
△725,790
359,083
397,009
△358,173
△328,780
未認識数理計算上の差異
(千円)
191,212
143,227
退職給付引当金(千円)
△166,961
△185,553
3.退職給付費用の内訳
(自
至
前事業年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(自
至
当事業年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
①
勤務費用(千円)
38,306
57,649
②
利息費用(千円)
16,382
14,345
③
期待運用収益(千円)
△9,373
△7,181
④
数理計算上の差異の費用処理
額(千円)
11,187
20,668
⑤
退職給付費用(千円)
56,502
85,481
(注)
上記の退職給付費用のほか、複数事業主制度による総合設立型の厚生年金基金への拠出額59,809千円があ
ります。
4.退職給付債務の計算基礎
前事業年度
(平成15年3月31日)
当事業年度
(平成16年3月31日)
①
割引率
2.00%
2.00%
②
期待運用収益率
2.50%
2.00%
③
退職給付見込額の期間配分方
法
ポイント基準
④
数理計算上の差異の処理年数
10年
各事業年度の発生時における従業員の
平均残存勤務期間以内の一定の年数に
よる定額法により按分した額をそれぞ
れ発生の翌事業年度から費用処理する
こととしております。
同左
10年
同左
− 49 −
(49) / 2004/06/30 9:41 (2004/06/17 0:29) / 401523_01_080_2k_04153829/第5−3リース取引/os2アイティフォー/有報
5.厚生年金基金に関する事項
前事業年度(平成15年3月31日)
当事業年度(平成16年3月31日)
厚生年金基金は、複数事業主制度による総合設立型の
厚生年金基金は、複数事業主制度による総合設立型の
ため、除外して記載しております。
ため、除外して記載しております。
なお、厚生年金基金の平成16年3月31日現在の年金資
なお、厚生年金基金の平成15年3月31日現在の年金資
産額等は次の通りであります。
産額等は次の通りであります。
(単位:千円)
①
年金資産額(時価)
②
加入人数(基金全体)
③
加入人数(当社分)
6,102,907
(単位:千円)
①
年金資産額(時価)
1,321人
②
加入人数(基金全体)
349人
③
加入人数(当社分)
7,407,680
1,325人
352人
(税効果会計関係)
前事業年度(平成15年3月31日)
当事業年度(平成16年3月31日)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別
の内訳
の内訳
繰延税金資産
繰延税金資産
未払事業税否認
22,237千円
未払事業税否認
33,295千円
会員権評価損否認
59,626千円
会員権評価損否認
47,703千円
事業用土地評価損否認
112,459千円
事業用土地評価損否認
112,459千円
143,635千円
賞与引当金損金算入限度超過額
91,204千円
賞与引当金損金算入限度超過額
退職給付引当金損金算入限度超過額
58,190千円
退職給付引当金損金算入限度超過額
39,388千円
貸倒引当金損金算入限度超過額
貸倒引当金損金算入限度超過額
役員退職慰労引当金否認
112,849千円
その他
繰延税金資産合計
32,280千円
528,236千円
繰延税金負債
プログラム準備金
役員退職慰労引当金否認
その他
繰延税金資産合計
69,932千円
2,865千円
122,847千円
63,734千円
596,475千円
繰延税金負債
△3,722千円
プログラム準備金
△1,226千円
その他有価証券評価差額金
△23,088千円
その他有価証券評価差額金
△146,706千円
繰延税金負債合計
△26,810千円
繰延税金負債合計
△147,932千円
繰延税金資産の純額
501,425千円
繰延税金資産の純額
448,542千円
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担
率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因
率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因
となった主要な項目別の内訳
となった主要な項目別の内訳
法定実効税率
42.05%
(調整)
率との間の差異が法定実効税率の百分の五以下である
交際費等永久に損金に算入されない項目
0.80%
受取配当金等永久に益金に算入されない
項目
△0.15%
住民税均等割
1.53%
税率変更による期末繰延税金資産の減額
修正
1.79%
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担
ため注記を省略しております。
△0.41%
45.61%
− 50 −
(50) / 2004/06/30 9:41 (2004/06/17 0:29) / 401523_01_080_2k_04153829/第5−3リース取引/os2アイティフォー/有報
前事業年度(平成15年3月31日)
当事業年度(平成16年3月31日)
3.繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用した法
──────
3.
定実効税率は、地方税法の改正(平成16年4月1日以
降開始事業年度より法人事業税に外形標準課税を導
入)に伴い、当期における一時差異等のうち、平成16
年3月末までに解消が予定されるものは改正前の税率
(42.05%)、平成16年4月以降に解消が予定される
ものは改正後の税率(40.69%)であります。この税
率の変更により、当期末の繰延税金資産の金額(繰延
税金負債の金額を控除した金額)が12,737千円減少
し、当期費用計上された法人税等調整額の金額が
13,509千円、その他有価証券評価差額金が771千円、
それぞれ増加しております。
(持分法損益等)
持分法を適用すべき重要な関連会社が存在しないため記載しておりません。
【関連当事者との取引】
前事業年度(自
1
住所
㈱シー・
愛知県
関連会社 エス・
瀬戸市
デー
(注)
至
平成15年3月31日)
子会社等
会社等
の名称
属性
平成14年4月1日
資本金
事業の内
又は出
容又は職
資金
業
(千円)
議決権等の
所有(被所
有)割合
関係内容
役員の兼
任等
事業上の
関係
当社製品
コンピュー (所有)
の購入及
タ応用機器 直接 24.1%
13,500
兼任 1名 びソフト
の製造・販 (被所有)
ウエア外
売
直接 0.1%
注
取引の内容
取引金額
(千円)
科目
期末残高
(千円)
商品の購
営業 入及びソ
取引 フトウエ
ア外注
158,458
買掛金
支払手形
17,762
69,399
上記金額のうち取引金額は消費税等を含まず、残高には消費税等を含んで表示しております。
取引条件及び取引条件の決定方針等
商品の購入についての価格その他の取引条件は、市場の動向等を勘案して、定期的に協議し決定しており
ます。
当事業年度(自
1
会社等
の名称
属性
住所
㈱シー・
愛知県
関連会社 エス・
瀬戸市
デー
(注)
平成15年4月1日
至
平成16年3月31日)
子会社等
資本金
事業の内
又は出
容又は職
資金
業
(千円)
13,500
議決権等の
所有(被所
有)割合
関係内容
役員の兼
任等
事業上の
関係
コンピュー (所有)
当社仕様
タ応用機器 直接 24.1%
兼任 1名 の機器の
の製造・販 (被所有)
製造
売
直接 0.1%
取引の内容
取引金額
(千円)
科目
期末残高
(千円)
商品の購
営業 入及びソ
取引 フトウェ
ア外注
159,763
買掛金
支払手形
12,698
65,799
上記金額のうち取引金額は消費税等を含まず、残高には消費税等を含んで表示しております。
取引条件及び取引条件の決定方針等
商品の購入についての価格その他の取引条件は、市場の動向等を勘案して、定期的に協議し決定しており
ます。
− 51 −
(51) / 2004/06/30 9:41 (2004/06/17 0:29) / 401523_01_080_2k_04153829/第5−3リース取引/os2アイティフォー/有報
(1株当たり情報)
(自
至
前事業年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
1株当たり純資産額
(自
至
936.14円
当事業年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
1株当たり純資産額
1,055.24円
1株当たり当期純利益金額
68.61円
1株当たり当期純利益金額
99.20円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
67.77円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
96.36円
当事業年度から「1株当たり当期純利益に関する会計
基準」(企業会計基準第2号)及び「1株当たり当期純
利益に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用
指針第4号)を適用しております。
なお、同会計基準及び適用指針を前事業年度に適用し
て算定した場合の1株当たり情報については、以下のと
おりとなります。
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益金額
895.99円
79.48円
なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額につ
いては、前事業年度に潜在株式が存在しないため記載し
ておりません。
(注)
1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとお
りであります。
(自
至
前事業年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(自
至
当事業年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
1株当たり当期純利益金額
当期純利益(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円)
(うち利益処分による役員賞与金)
普通株式に係る当期純利益(千円)
期中平均株式数(株)
410,229
582,078
38,000
47,500
(38,000)
(47,500)
372,229
534,578
5,425,000
5,388,853
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
普通株式増加数(株)
(うち新株予約権)
67,547
158,589
(67,547)
(158,589)
− 52 −
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(重要な後発事象)
前事業年度
(自 平成14年4月1日
至 平成15年3月31日)
──────
当事業年度
(自 平成15年4月1日
至 平成16年3月31日)
1.平成15年6月27日開催の定時株主総会におきまし
て、商法210条第1項の規定に基づき、自己株式の取
得に関する取締役会への授権決議(普通株式200,000
株、取得価額240百万円)を行っております。
これを受けて、自己株式の市場買付を行ってまいり
ましたが、平成16年4月27日開催の取締役会におきま
して、自己株式(普通株式)98,200株、取得価額139
百万円をそれぞれ上限として市場買付を行う旨決議し
ております。(買付期間平成16年4月28日∼平成16年
6月24日)
上記市場買付の結果、平成16年6月25日現在、普通
株式72,800株(取得価額139百万円)を約定しており
ます。
──────
2.当社は平成16年4月1日に行われました取締役会議
に基づき、平成16年4月14日付にて、メモレックス・
テレックス株式会社より米国ASTEA
INTER
NATIONAL社との販売代理店契約に基づくCR
Mソフトウェアに関する事業を譲り受けました。
今回の営業譲り受けにより、優秀な顧客基盤の獲得
を通じてカスタマーサービス事業の強化・拡大を図る
とともに、当社の既存顧客に対してもCRMソリュー
ションの強化が実現できるものと考えております。譲
り受ける資産はCRM事業に関する前払費用と固定資
産の総額9百万円であり、負債は引き継ぎをいたして
おりません。
− 53 −
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⑤【附属明細表】
【有価証券明細表】
【株式】
銘柄
㈱横浜銀行
462,087
282,797
500,000
115,250
16,460
106,990
㈱三井住友フィナンシャルグループ
115
89,127
ジェット証券㈱
200
32,400
173,793
29,544
ダイコク電機㈱
10,000
28,150
㈱ヤマトヤシキ
50,000
18,250
カンダコーポレーション㈱
43,000
17,630
6,200
12,400
64,895
47,714
1,326,751
780,254
1,326,751
780,254
WOOKSUNG
nics
Electro
イオンクレジットサービス㈱
投資有価証
券
その他有
価証券
貸借対照表計上額
(千円)
株式数(株)
㈱北銀フィナンシャルグループ
因幡電機産業㈱
その他9銘柄
小計
計
【債券】
銘柄
券面総額(千円)
貸借対照表計上額
(千円)
オリックス㈱
有価証券
満期保有
目的の債
券
コマーシャルペーパー
200,000
199,960
第865回割引みずほ銀行債券
100,000
99,956
第864回割引みずほ銀行債券
20,000
19,996
320,000
319,913
320,000
319,913
小計
計
【その他】
種類及び銘柄
投資口数等(千口)
貸借対照表計上額
(千円)
大和証券投資信託委託㈱
マネー・マネジメント・ファンド
有価証券
その他有
価証券
800,227
800,227
500,122
500,122
1,300,349
1,300,349
1,300,349
1,300,349
国際投信投資顧問㈱
マネー・マネジメント・ファンド
小計
計
− 54 −
(54) / 2004/06/30 9:40 (2004/06/30 9:40) / 401523_01_090_2k_04153829/第5−4附属/os2アイティフォー/有報
【有形固定資産等明細表】
資産の種類
前期末残高
(千円)
当期増加額
(千円)
当期減少額
(千円)
当期末残高
(千円)
当期末減価償
却累計額又は
償却累計額
(千円)
当期償却額
(千円)
差引当期末残
高
(千円)
有形固定資産
賃貸用資産
211,320
−
−
211,320
200,698
522
10,621
建物
941,921
5,178
14,387
932,712
410,302
34,342
522,409
機械及び装置
22,080
−
−
22,080
16,592
1,164
5,488
工具器具備品
1,316,003
143,485
82,586
1,376,902
933,119
200,943
443,782
土地
172,494
−
10,612
161,882
−
−
161,882
計
2,663,820
148,663
107,586
2,704,898
1,560,714
236,972
1,144,184
商標権
23,786
−
−
23,786
9,470
2,378
14,315
ソフトウエア
16,848
506,464
−
523,312
69,287
59,407
454,025
ソフトウェア仮勘定
10,000
43,668
10,000
43,668
−
−
43,668
電話加入権
7,579
−
7,579
−
−
−
−
電話施設利用権
3,432
−
3,432
−
−
−
−
−
11,127
−
11,127
2,639
210
8,487
61,646
561,260
21,011
601,894
81,397
61,996
520,496
3,027
5,000
3,027
5,000
666
666
4,333
−
−
−
−
−
−
−
計
−
−
−
−
−
−
−
(注)
当期増加額の主な内容は次のとおりであります。
無形固定資産
その他
計
長期前払費用
繰延資産
工具器具備品
社内システム(デモ・・評価・開発用)他
ソフトウェア
開発(市場販売目的)ソフト
ソフトウェア仮勘定
25,265千円
保守用機器
486,799千円
開発(市場販売目的)ソフト
28,181千円
【社債明細表】
該当事項はありません。
− 55 −
(55) / 2004/06/30 9:40 (2004/06/30 9:40) / 401523_01_090_2k_04153829/第5−4附属/os2アイティフォー/有報
83,866千円
【借入金等明細表】
前期末残高
(千円)
区分
短期借入金
1年内に返済予定の長期借入金
当期末残高
(千円)
平均利率
(%)
返済期限
−
−
−
−
435,300
−
−
−
−
−
−
−
6,458
6,362
5.8
−
24,867
18,504
5.8
平成18年
466,626
24,869
−
−
長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。)
その他の有利子負債
1年内に返済予定の長期未払金
長期未払金(1年以内に返済予定のものを除
く。)
合計
(注)1.平均利率の算定については、当期末の借入利率及び借入残高を基に行っております。
2.その他の有利子負債(1年以内に返済予定のものを除く。)の貸借対照表日後5年内における返済予定
額は以下のとおりであります。
1年超2年以内
(千円)
2年超3年以内
(千円)
3年超4年以内
(千円)
4年超5年以内
(千円)
6,454
12,049
−
−
その他の有利子負
債
【資本金等明細表】
区分
資本金(千円)
普通株式(注1)
資本金のうち
既発行株式
普通株式
(株)
(千円)
前期末残高
当期増加額
当期減少額
当期末残高
955,000
−
−
955,000
(−)
(−)
−
−
(−)
(−)
(5,514,000)
955,000
(5,514,000)
(5,514,000)
955,000
計
(株)
(5,514,000)
計
(千円)
955,000
−
−
955,000
(千円)
1,052,000
−
−
1,052,000
(千円)
1,052,000
−
−
1,052,000
(千円)
94,356
−
−
94,356
プログラム準備金
(注2)
(千円)
10,476
−
5,050
5,425
別途積立金(注2)
(千円)
2,682,500
300,000
−
2,982,500
計
(千円)
2,787,332
300,000
5,050
3,082,282
(資本準備金)
資本準備金及
びその他資本
剰余金
株式払込剰余金
計
(利益準備金)
(任意積立金)
利益準備金及
び任意積立金
(注)1.期末現在における自己株式数は190,800株であります。
2.当期増加額及び当期減少額は、前期決算の利益処分によるものであります。
− 56 −
(56) / 2004/06/30 9:40 (2004/06/30 9:40) / 401523_01_090_2k_04153829/第5−4附属/os2アイティフォー/有報
【引当金明細表】
区分
前期末残高
(千円)
当期増加額
(千円)
当期減少額
(目的使用)
(千円)
当期減少額
(その他)
(千円)
当期末残高
(千円)
貸倒引当金
101,622
903
90,367
4,617
7,540
賞与引当金
255,000
353,000
255,000
−
353,000
役員退職慰労引当金
277,340
38,930
14,360
−
301,910
(注)
貸倒引当金の当期減少額の「その他」は、一般債権の貸倒実績率による洗替額であります。
− 57 −
(57) / 2004/06/30 9:40 (2004/06/30 9:40) / 401523_01_090_2k_04153829/第5−4附属/os2アイティフォー/有報
(2)【主な資産及び負債の内容】
①
資産の部
イ
現金及び預金
区分
金額(千円)
現金
2,473
預金
当座預金
738,791
普通預金
619,558
外貨預金
298
定期預金
610,000
譲渡性預金
100,000
ロ
小計
2,068,648
合計
2,071,122
受取手形
(イ)相手先別内訳
相手先
金額(千円)
ダイコク電機(株)
402,264
日販コンピュータテクノロジィ(株)
82,527
リコーテクノシステムズ(株)
63,190
ペンタックス(株)
40,227
日比谷総合設備(株)
15,900
その他
74,682
合計
678,793
(ロ)期日別内訳
期日別
金額(千円)
平成16年4月
285,156
5月
148,934
6月
143,039
7月
57,076
8月
44,585
合計
678,793
− 58 −
(58) / 2004/06/30 9:40 (2004/06/30 9:40) / 401523_01_100_2k_04153829/第5−5主な資産/os2アイティフォー/有報
ハ
売掛金
(イ)相手先別内訳
相手先
金額(千円)
日本テレコム(株)
214,979
ダイコク電機(株)
81,168
山陰総合リース(株)
79,233
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)
74,608
日販コンピュータテクノロジィ(株)
68,207
その他
1,289,432
合計
1,807,629
(ロ)売掛金の発生及び回収並びに滞留状況
前期繰越高
(千円)
当期発生高
(千円)
(A)
(B)
2,382,637
(注)
11,072,994
当期回収高
(千円)
次期繰越高
(千円)
(C)
(D)
11,648,002
1,807,629
回収率(%)
滞留期間(日)
(C)
――――― × 100
(A) + (B)
(A) + (D)
―――――
2
――――――
(B)
―――――
366
86.57
69.25
当期発生高には消費税等が含まれております。
ニ
商品
区分
金額(千円)
ネットワークシステム事業
91,728
ソリューションシステム事業
102,143
その他システム事業
23,134
カスタマーサービス事業
2,481
合計
ホ
219,487
仕掛品
区分
金額(千円)
ソフトウェア仕掛品
131,207
合計
へ
131,207
貯蔵品
区分
金額(千円)
保守用機材
15,795
合計
15,795
− 59 −
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②
負債の部
イ
支払手形
(イ)相手先別内訳
相手先
金額(千円)
(株)シー・エス・デー
65,799
(株)アトコス
44,784
沖電気工業(株)
39,606
ユニダックス(株)
37,927
岡本無線電気(株)
37,351
その他
646,504
合計
871,973
(ロ)期日別内訳
期日別
金額(千円)
平成16年4月
202,284
5月
220,139
6月
215,187
7月
234,361
合計
ロ
871,973
買掛金
相手先
金額(千円)
ディーアイエスシステム販売(株)
173,218
(株)沖電気カスタマアドテック
165,077
(株)日本データーコントロール
150,356
(株)アイセル
70,863
丸紅ソリューション(株)
70,849
その他
929,561
合計
1,559,926
(3)【その他】
該当事項はありません。
− 60 −
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第6【提出会社の株式事務の概要】
決算期
3月31日
定時株主総会
6月中
株主名簿閉鎖の期間
──────
基準日
3月31日
株券の種類
100株券 1,000株券
中間配当基準日
9月30日
1単元の株式数
100株
10,000株券
株式の名義書換え
取扱場所
東京都港区芝三丁目33番1号
中央三井信託銀行株式会社 本店
代理人
東京都港区芝三丁目33番1号
中央三井信託銀行株式会社
取次所
中央三井信託銀行株式会社 全国各支店
日本証券代行株式会社 本店および全国各支店
名義書換手数料
無料
新券交付手数料
無料
単元未満株式の買取り
取扱場所
東京都港区芝三丁目33番1号
中央三井信託銀行株式会社 本店
代理人
東京都港区芝三丁目33番1号
中央三井信託銀行株式会社
取次所
中央三井信託銀行株式会社 全国各支店
日本証券代行株式会社 本店および全国各支店
買取手数料
株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額
公告掲載新聞名
日本経済新聞
株主に対する特典
なし
(注)
決算公告については、当社ホームページ上に貸借対照表及び損益計算書を掲載しております。
(ホームページアドレス
http://www.itfor.co.jp/kessan/index.html)
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第7【提出会社の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。
(1) 有価証券報告書及びその添付書類
事業年度(第44期)(自 平成14年4月1日
至
平成15年3月31日)平成15年6月27日関東財務局長に提出。
(2) 自己株券買付状況報告書
報告期間(自
平成15年6月27日
至
平成15年6月30日)平成15年7月14日関東財務局長に提出。
報告期間(自
平成15年7月1日
至
平成15年7月31日)平成15年8月8日関東財務局長に提出。
報告期間(自
平成15年8月1日
至
平成15年8月31日)平成15年9月11日関東財務局長に提出。
報告期間(自
平成15年9月1日
至
平成15年9月30日)平成15年10月10日関東財務局長に提出。
報告期間(自
平成15年10月1日
至
平成15年10月31日)平成15年11月13日関東財務局長に提出。
報告期間(自
平成15年11月1日
至
平成15年11月30日)平成15年12月12日関東財務局長に提出。
報告期間(自
平成15年12月1日
至
平成15年12月31日)平成16年1月15日関東財務局長に提出。
報告期間(自
平成16年1月1日
至
平成16年1月31日)平成16年2月13日関東財務局長に提出。
報告期間(自
平成16年2月1日
至
平成16年2月29日)平成16年3月12日関東財務局長に提出。
報告期間(自
平成16年3月1日
至
平成16年3月31日)平成16年4月15日関東財務局長に提出。
報告期間(自
平成16年4月1日
至
平成16年4月30日)平成16年5月13日関東財務局長に提出。
報告期間(自
平成16年5月1日
至
平成16年5月31日)平成16年6月11日関東財務局長に提出。
(3) 有価証券報告書の訂正報告書
平成15年12月15日関東財務局長に提出。
自
平成14年4月1日
至 平成15年3月31日事業年度(第44期)の有価証券報告書に係る訂正報告書でありま
す。
平成16年6月25日関東財務局長に提出。
自
平成14年4月1日
至 平成15年3月31日事業年度(第44期)の有価証券報告書に係る訂正報告書でありま
す。
(4) 半期報告書
(第45期中)(自
平成15年4月1日
至
平成15年9月30日)平成15年12月16日関東財務局長に提出。
(5)半期報告書の訂正報告書
平成16年6月25日関東財務局長に提出。
自
平成15年4月1日
至 平成15年9月30日(第45期中)の半期報告書に係る訂正報告書であります。
(6) 臨時報告書
平成16年5月11日関東財務局長に提出。
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の規定に基づく臨時報告書であります。
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第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
− 63 −
(63) / 2004/06/30 9:40 (2004/06/30 9:40) / 401523_01_110_2k_04153829/第6株式/os2アイティフォー/有報
独立監査人の監査報告書
平成15年6月27日
株式会社アイティフォー
取締役会 御中
新日本監査法人
代表社員
関与社員
公認会計士
今泉 敏栄
印
代表社員
関与社員
公認会計士
森﨑 実
印
代表社員
関与社員
公認会計士
麻生 和孝
印
当監査法人は、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている
株式会社アイティフォーの平成14年4月1日から平成15年3月31日までの第44期事業年度の財務諸表、すな
わち、貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書、利益処分計算書及び附属明細表について監査を行っ
た。この財務諸表の作成責任は経営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から財務諸表に対する意見を表明する
ことにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、
当監査法人に財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めている。監査は、試査を
基礎として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め
全体としての財務諸表の表示を検討することを含んでいる。当監査法人は、監査の結果として意見表明のための合理
的な基礎を得たと判断している。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式
会社アイティフォーの平成15年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する事業年度の経営成績及び
キャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
会社と当監査法人又は関与社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
上
(注)上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管しており
ます。
(58) / 2004/06/30 9:40 (2004/06/30 9:40) / 401523_26_0303_2k_04153829/監査H15単体/os2アイティフォー
独立監査人の監査報告書
平成16年6月25日
株式会社アイティフォー
取締役会 御中
新日本監査法人
代表社員
関与社員
公認会計士
森﨑 実
印
代表社員
関与社員
公認会計士
麻生 和孝
印
当監査法人は、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている
株式会社アイティフォーの平成15年4月1日から平成16年3月31日までの第45期事業年度の財務諸表、すな
わち、貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書、利益処分計算書及び附属明細表について監査を行っ
た。この財務諸表の作成責任は経営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から財務諸表に対する意見を表明する
ことにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、
当監査法人に財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めている。監査は、試査を
基礎として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め
全体としての財務諸表の表示を検討することを含んでいる。当監査法人は、監査の結果として意見表明のための合理
的な基礎を得たと判断している。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式
会社アイティフォーの平成16年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する事業年度の経営成績及び
キャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
会社と当監査法人又は関与社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
上
(注)上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管しており
ます。
(58) / 2004/06/30 9:40 (2004/06/30 9:40) / 401523_26_0403_2k_04153829/監査H16単体/os2アイティフォー