ア2 ド0 1 バ 6 ン年 ス度 ト コ ー ス 心 理 臨 床 セ ミ ナ ー 一般財団法人広島カウンセリング・スクール 受 講 生 募 集 〒730-0854 広島市中区土橋町6番33号中国新聞別館ビル5階 Tel:090-4103-0803/企画委員会 URL:http://www.h-c-s.biz/ アドバンストコース心 理 臨 床 セミナー 年間テーマ:生きづらさを抱えた人を援助する―援助活動としてのカウンセリング― <ご挨 拶 > アドバンストコースは昨年から始まりました。カウンセリング・スクールの専門 コースで学ばれた方々のために次のステップとなる学習の場として開講しました。 この心理臨床セミナーは、実践に役に立つことを目標にしての学びです。専門的 なテーマや内容ですが、昨年の参加者は熱心に学ばれ、大きな成果を上げることが できました。 今年度は、連続セミナー、ワンデイ・セミナー、映画で学ぶカウンセリング・セ ミナーのほかに、新しく特別セミナーを加えました。実際の援助活動では人のここ ろの成り立ちをわかっていることが必要です。ここでは「こころの発達論」をしっ かり学びます。 今年度あらたに受講される方々の積極的なご参加を期待しています。 また、昨年度とテーマ・内容を変えて実施しますので、すでに受講された方々も 続けて学習されることをおすすめします。 一般財団法人広島カウンセリング・スクールでは、法人活動のひとつの目標とし て「カウンセリング・センター」設立を目指しています。アドバンストコースで学 び、皆さま方の実践の場として、カウンセリング・センターで活躍していただける ことを期待しています。 理事長 鑪 幹八郎 「研 修 証 明 書 」とポイント制 について 1.研修証明書 アドバンストコース心理臨床セミナーは選択制のため修了証書はありません。 受講された講座ごとに「研修証明書」を発行いたします。 「研修証明書」は学習したことの証明として皆さまの活動にお使いください。 ただし欠席された場合は発行できませんので、できる限り出席されることをおすすめします。 欠席の場合は CD で学習します。 2.ポイント制 ポイントはカウンセリング・センター実践コースにすすむ場合に必要になります。 *学習時間2時間→1ポイント *40ポイント取得→カウンセリング・センター実践コースに進む。 「研修証明書」明記の時間数に従ってポイントをカウントします。 プログラムの各セミナー案内の時間数のところにポイントを明記しています。 3.ごあんない アドバンストコース心理臨床セミナーは、毎年、テーマ・内容を変えて実施しますのでくりかえし学習 されることをおすすめします。40ポイント取得された方は、ぜひ、カウンセリング・センターの実践 コースへお進みください。いくつかの要件がありますが、詳細はあらためてお知らせします。 ** カウンセリング・センター2017年度開設を目指して計画中! ** 学習体系チャート カウンセリング・センター カウンセリング&スーパーヴイジョン (専門学習のカリキュラムを含め計画中) 現在の仕事や活動 *職場・家庭・ボランティア等の活動 に学びを活かす。 *自己啓発等生涯学習として学ぶ。 実践コース カウンセリング・スクール アドバンストコース 在学期間の定めなし/選択制 実習 学び:心理臨床セミナー ⑤グループ学習 ① 連続セミナー(6回) *6名1グループ 全 6 回 ② ワンデイ・セミナー (5回) 講師のオフィスで事例検討、 ③ 映画で学ぶカウンセリング・セミナー(1回) カウンセリングの学習 ④ 特別セミナー(1回) ⑤ 特別セミナー(1回) ⑥ 映画で学ぶカウンセリング・セミナー(1 回) *上記①~⑤のうち、希望のものを選択して受講します。在学期間の定 ⑦ ワンデイ・セミナー (5回) めはなく同じセミナーを毎年受講することも可能! ⑧ ワンデイ・セミナー(5 回) *①~④は毎年、テーマ・内容がかわる! ⑨ 映画で学ぶカウンセリング・セミナー(1 回) *40 ポイント取得後、カウンセリング・センター実践コースに! ④ 特別セミナー(1 回) *⑤のグループ学習は6人のメンバーで学習!継続も可能! 専門コースⅠ・Ⅱ・Ⅲ 学び *特講 (4 回) 一般コース 学び *講義 (20 回) 3 年間/カリキュラム制 < 実習 *演習(13 回) *ワークショップ(2 回) 1 年間/カリキュラム制 > 実習 *演習(6 回) *グループワーク (1 回) *フォロアップ・セッション(1 回) 1.連 続 セミナー「熟 練 カウンセラーから学 ぶ」 全6回 実際に現場で活躍しているカウンセラーによる講座です。テーマごとに問題の心理学的理 解を深めるための講義と、講師自身が臨床現場で培ってきた臨床に役に立つことば、大切 にしている視点などを、演習形式もしくは事例を題材にして相互的に学習します。 講師とともにメンバー同士の交流も含めて全6回、楽しく学びあう講座です。各回カウン セリング場面に登場する諸問題を扱う内容です。第 3 回のみ心理力動的理論を学びます。 定員:26 名 受講料:60,000 円(消費税込み) 開講時間:6 回とも 土曜 17:30~19:30(2h) 日曜 10:00~15:00(4h) 1 回/6h ポイント 3×6 回 連 続 セミナー スケジュール 日程 第1回 5月 講師 14 日(土) カウンセリングの実践活動に向けて 鑪 幹八郎 15 日(日) 老いとうつ 2 日(土) 第2回 7月 テーマ 西本 智恵 3 日(日) ~統合に向かう危機~ 支配と暴力 ~DV 家族に何が起きているのか~ 27 日(土) 第3回 8月 宮田 智基 転移・逆転移に取り組む 小早川 久美子 心の傷を乗り越えて ~性被害によるサバイバーのレジリエ ンス・外傷後成長に焦点をあてて~ 水谷 剛司 関わりからの退避 ~ひきこもりの病理と援助を考える~ 古元 邦子 愛着と分離の問題 ~現代の子育ての困難さに向き合う~ 28 日(日) 15 日(土) 第4回 10 月 16 日(日) 26 日(土) 第5回 11 月 27 日(日) 第6回 2017 年 2月 18 日(土) 19 日(日) 連続セミナー シラバス 第1回 講師:鑪幹八郎 5 月 14 日テーマ:カウンセリングの実践活動に向けて カウンセリングの学習は3つの柱があります。第 1 は、人の心の性質や働きについて学ぶこと。 第 2 は、自分がカウンセリングを受けてみて、実際に役にたつのか体験を通して学ぶこと。そし て第 3 は、自分が実際にクライエントさんたちに出会ってカウンセリングを行い、そこから学ぶ こと。これはスーパーヴィジョンという形で指導を受けながらやっていく実践の学習です。第 1 はこのコースでしっかり学びます。第 2 のことは少し後回しにして、今回は、第 3 の学習につ いて話します。第 3 で大事なことは、頭で学習したことを、体験レベルで学び取るにはどうした らよいかということです。そこに焦点を当て、ケース・スタディとして学びたいと思っています。 5 月 15 日テーマ:老いとうつ~統合に向かう危機~ 人生の最終の主題は老いということです。肉体の老化はすべての人におとずれます。例外があり ません。この老化と死を避けようとすることは、天に唾を吐くようなものです。しかし、どこか で私たちは天に唾を吐きたくなります。不老不死を願いたくなります。それが叶わないというこ とは悲しいことです。そして前に壁が立ちはだかったように、動きが取れなくなります。その時 に訪れるのが『うつ』という辛い体験です。このうつは力がありますから、私たちを打ち砕くこ ともあります。それに対しては、正面からこれまでの人生を見つめ、来た道を見つめ、喜び、苦 しみ、悲しみ、喪失を含めて味わいながら、納得するほかにありません。この仕事をどのように したらよいか。この仕事を求めている高齢者にどのように接したら目的を達せられるかを考えて いきます。人生マップなどを描きながら考えてみたいと思います。 第2回 講師:西本智恵 テーマ:支配と暴力~DV 家族に何が起きているのか~ 幸せを願い、あたたかな居場所を築こうと交際・結婚するカップル。そんな本来暴力とは無縁の はずの関係の中で生じてくるのが DV です。近年では DV に対する社会の認知度も増してきま したが、 「別れてしまえばいい」と言われても簡単に解決しない難しさがこの問題にはあります。 ここでは、ロールプレイを交えながら加害者・被害者双方の心情についての理解を深め、支援は どうあるべきか考えていきます。また、児童虐待との関連についても触れ、現代の家族の持つ困 難さについても検討する機会としたいと思います。 第3回 講師:宮田智基 テーマ:転移・逆転移に取り組む クライエントの抱える『生きづらさ』は、端的に『対人関係』の中に現れてきます。サリヴァン は、クライエントの『対人関係のパターン』の背景にある『生の困難(difficulty in living)』を 明確にすることが、セラピーの目的だと考えました。 そして、そうした『生きづらさ』は、『クライエント・セラピスト関係』の中に立ち現れてきま す。つまり、『転移・逆転移』に取り組むことこそが、クライエントの『生きづらさ』に取り組 むことに直結するわけです。今回の連続セミナーで取り扱われる様々な対人関係の困難をひも解 くカギも、『転移・逆転移』の理解にあると言えるでしょう。 第 4 回 講師:小早川久美子 テーマ:心の傷を乗り越えて~性被害によるサバイバーのレジリエンス・ 外傷後成長に焦点をあてて~ 近年自然災害、犯罪、DV、児童虐待等による心理支援が行われるようになり、トラウマへの理 解も深まりつつあります。ここでは危機介入時の心理支援ではなく、通常の心理面接で語られる 性被害のテーマについて取り上げます。その際、サバイバーのレジリエンス・心的外傷後成長の 視点から理解を深めるとともに、面接者自身の二次心的外傷、共感疲労の理解についても言及し ます。素材として小説・映画などを取り上げ、受講生同士による学びのシェアも行なう予定です。 第5回 講師:水谷剛司 テーマ:関わりからの退避~引きこもりの病理と援助を考える~ 内閣府は、他者と交わらない形での部分的な外出を行なうが社会的参加を回避し 6 ヵ月以上に わたって家庭にとどまり続けている状態にある広義のひきこもりを 69.6 万人と推計しました (内閣府「ひきこもりに関する実態調査」2015 年) 。 近年、ひきこもりは単一の疾患や障害によって生じているのではなく、様々な要因が背景にある ことはよく知られるようになってきました。この講義ではひきこもりの背景の要因や病理につい ての理解を深め、現代のひきこもりの人たちの援助のあり方について一緒に考えていきます。 第6回 講師:古元邦子 テーマ:愛着と分離の問題~現代の子育ての困難さに向き合う~ 少子化が大きな社会問題となり、さまざまな子育て支援制度が拡充され、子育てを社会で担って いこうとする動きがあります。しかし、共働き世帯やひとり親世帯が増え、地域の人間関係が希 薄になっているなかで、実際に子どもを育てているお母さんたちの負担感は大きくなっていま す。育児放棄という形になったり、逆にお母さんの不安から子どもとべったり密着してしまうと いう場合もあります。母と子の愛着と分離の問題について、事例を通して考えてみたいと思いま す。 2.ワンデイ・セミナー 日曜日に開催。こころの問題を抱えて苦しんでいる人は、専門家に相談をしたり、治療施 設で治療を受けたりします。このセミナーでは、それぞれの治療に当たっておられる第一 線の先生方から、実際の臨床のなかで実感されていることや工夫されていることなどを教 えていただきます。 定員:各回 26 名 開講時間:日曜 10:00~15:00 1回/計 4h ポイント 2×回数 受講料:1 回 8,000 円(消費税込み)1回ごとの申し込み可 5 回全回申し込みの場合 36,000 円(消費税込み) ワンデイ・セミナー スケジュール 日程 講師 第1回 8月 7 日(日) 松田 文雄 第2回 9月 11 日(日) 玉田 和子 第3回 10 月 2 日(日) 上地 雄一郎 第4回 12 月 4 日(日) 岡本 百合 15 日(日) 生田 麻耶 2017 年 第5回 1月 テーマ 児童・思春期の子どもの精神療法と親治療 気付きと感情のためのワーク season2:不安のコントロールを中心に メンタライジング・アプローチの視点から あなたの面接を見直す 心身症について ~こころとからだのクロストーク~ 子どもへの心理的援助 ~見立てと心理療法~ ワンデイ・セミナー シラバス 第1回 講師:松田 文雄 テーマ:児童・思春期の子どもの精神療法と親治療 子どもと面接を行う場合、相手が子どもであることを意識しすぎてしまい、どのように接しどの ような言葉使いでどのようなやり取りをすれば良いのか迷うことがあると思います。子どもの実 年齢や精神年齢、そしてその子どもの親子関係にも留意しながらの対応が求められます。基本的 な考え方や具体的な対応について述べたいと思います。また、子どもの治療は、親とのかかわり が重要であることは言うまでもありません。親治療という観点から具体的に親とのかかわり方に ついても紹介します。 第2回 講師:玉田 和子 テーマ:気付きと感情のためのワーク season2:不安のコントロールを中心に 不安というのはとても身近な感情です。怒りの背後にも実は不安が潜んでいます。昨年行った「気 付きと感情のためのワーク:認知、感情、感覚、そしてマインドフルネス」を下敷きとして、今年 は不安のコントロールのワークを中心に、イメージや身体的な気付きを大切にしながら自己調整に ついて考えます。自分の持つ強みや資源を開発し、不安を外在化し、不安に立ち向かう方法も学び ます。体験型の学習ですので動きやすい服装でお越し下さい。 第3回 講師:上地 雄一郎 テーマ:メンタライジング・アプローチの視点からあなたの面接を見直す 自己と他者の行動の背後にある精神状態を推測し、認識する心的行為としての「メンタライジング」 の視点からカウンセリングのあるべき姿を考え、自分自身の日頃の実践を見直しましょう。講義と 簡単な実習によって、メンタライジング的応答を実感的に理解します。 第 4 回 岡本 百合 テーマ:心身症について~こころとからだのクロストーク~ ストレスが身体の健康に大きな影響を与えることは、よく知られています。人のこころとからだ は相互に影響しあっており、それを心身相関といいます。様々な身体の病気がその発症や経過に ストレスの影響を受けているのです。治療においても、こころの治療とからだの治療の両面から のアプローチが重要になります。今回はそういった心身相関や代表的な心身症について紹介した いと思います。 第5回 生田 麻耶 テーマ:子どもへの心理的援助~見立てと心理療法~ 子どもの支援ではどんな機関が中心となり、どんな方法で何を目的や焦点にして支援を進める か、援助の方向性を決める初期の「見立て」が大切になります。心理検査や発達検査、生育歴の 聞き取り、行動観察といった見立ての手法やポイント、他機関との連携について紹介します。さ らに見立ての伝え方を一緒に考えたいと思います。また箱庭や遊戯療法など子どもへのカウンセ リングの実際についても、症例を交えて説明します。 3.映画で学ぶカウンセリング・セミナー 映画のおもしろ味は何でしょうか。映画を見て、私たちは涙したり、笑ったり、腹を立て たりしています。人生のドラマに参加できるのが映画です。カウンセリングも人生の苦し み、喜び、悲しみなどに参加することです。映画を見ながら、この喜びや悲しみ、しんみ りとした人生の断片を一緒に味わいましょう。セミナーのあとは、忙しい日ごろの生活を 少しの間忘れて、人生の問題について考え、語り合いましょう。スナックと飲み物つきで。 貴重な時間が体験できます。ご参加をお待ちしています。 *映画タイトルは、当日講師が提示します。 定員: 26 名 開講日時:11月13日日曜 13:00~17:00 計 4h ポイント 2 受講料: 8,000 円(消費税込み) 講師:鑪 幹八郎 *17:15~18:45 スナックタイム *当日 1,000 円参加費別途徴収 4.特別セミナー テーマ:心の発達論を学ぶ J.ボールビィの愛着理論、M.マーラーの分離個体過程理論について学びます。ビデオや 事例をとおして理解を深めていただけるよう工夫します。 また、マターナルデプリベーション(母性剥奪)、児童虐待、世代間伝達などの問題にも 触れ、乳児院や児童養護施設の事例を紹介しながらお話します。 定員: 26 名 開講日時:6月4日土曜 10:00~15:00(4h) 6月5日日曜 10:00~15:00(4h)計 8h 受講料: 15,000 円(消費税込み) 講師:河﨑 佳子 テーマ:こころの発達論を学ぶ ポイント 4 講師紹介 アルファベット順 古元 邦子 (ふるもと くにこ) 臨床心理士/所属:心理相談室アフォーダンス 1985 年京都大学教育学部教育心理学科卒業。1996 年広島大学大学院教育学研究科博士課程 臨床心理士/所属:**** 前期修了。研究生としてプレイセラピーや母親面接の研修を積み、情緒障害児短期治療施設やリ ハビリテーション病院での心理療法に従事。1997 年から精神科病院において、心理療法・心理 検査の業務に従事しながら、臨床心理士の指導にあたる。2014 年心理相談室アフォーダンスを 開室。一般財団法人広島カウンセリング・スクール理事 生田 麻耶 (いくた まや) 臨床心理士/所属:医療法人ハートフルあまのクリニック 広島大学大学院教育学研究科心理学専攻前期課程修了。研究生として遊戯療法などの研修を積ん だ後、医療法人ハートフルあまのクリニック勤務。乳幼児期から老年期を対象に、心理療法や心 理検査業務に携わる。 上地 雄一郎 (かみじ ゆういちろう) 博士(心理学)・臨床心理士/所属:岡山大学大学院教授 広島大学大学院教育学研究科博士課程後期修了博士(心理学)。精神科臨床、学生相談、産業臨 床、教育臨床などを経験。広島大学保健管理センター、岡山県立大学短大学部、甲南女子大学を 経て、2008 年より岡山大学大学院教育学研究科教授。 最近の著作(翻訳)アレン、フォナギー、ベイトマン、 「メンタライジングの理論と臨床:精神分析・ 愛着理論・発達精神病理学の統合」北大路書房 2014. (著書) 「メンタライジング・アプローチ入門:愛着理論を生かす心理療法」北大路書房 河﨑 佳子 (かわさき よしこ) 教育学博士・臨床心理士/所属:神戸大学教授 京都大学大学院教育学研究科博士課程修了、佛教大学「心理クリニックセンター」勤務、佛教大 学教育学部助教授、京都女子大学現代社会学部教授を経て、2010 年より神戸大学発達科学部 教授。専門は臨床心理学。乳幼児期の発達、母子臨床を中心に実践研究を続け、乳児院・児童養 護施設での心的支援のあり方を模索している。また、1990 年の手話との出会いをきっかけに 聴覚障がい者の心理臨床に取り組む。(著書)きこえない子の心・ことば・家族(明石書店) 小早川 久美子 (こばやかわ くみこ) 博士(心理学)・臨床心理士/所属:広島文教女子大学教授 広島大学大学院博士課程前期修了後、3 年間研究生として在籍し、単科精神科病院、神経内科ク リニックで心理療法士として 20 年近く勤務後、私設相談室を開室した。平成 14 年広島文教女 子大学心理学科並びに臨床心理士養成指定大学院新設にあたり助教授として着任。現在、心理学 科教授、並びに心理教育相談センター長。平成 24 年 3 月広島大学にて博士(心理学)の学位 を取得した。 一般社団法人広島県精神保健福祉協会理事 一般財団法人広島カウンセリング・スクール理事 松田 文雄 (まつだ ふみお) 児童精神科医師/所属:医療法人翠星会松田病院 理事長並びに院長 児童精神科医として児童思春期精神科医療に 35 年間従事。通院治療(児童思春期専門外来)や 入院治療(児童思春期専門病棟)に当たる。大学病院・精神科病院、児童相談所嘱託医、青少年 センター相談医、学校校医(特別支援学校・高校)、幼稚園嘱託医、養護施設嘱託医、中学校巡 回相談、保健センター相談医などを兼務。専門家育成のための教育活動として、医学部医学科、 心理学科、心理学科大学院授業、通信教育スクーリング講師、各種講演会・研修会講師などを年 数十回行う。複数の症例検討会の助言者としても活動。 日本児童青年精神医学会理事、日本 ADHD 学会理事、日本司法精神医学会理事ほか 宮田 智基 (みやた ともき) 臨床心理士・KIPP 精神分析的心理療法家/所属:(公財)関西カウンセリングセンター 関西大学大学院 社会学研究科博士課程前期課程修了。KIPP 精神分析的心理療法家養成プログラ ム修了。長年、清風会香良病院にて精神科臨床に従事し、兵庫県スクールカウンセラー、関西大学 心理相談室のスーパーヴァイザーを兼務する。2013 年より(公財)関西カウンセリングセンターに て、心の相談室長および専任講師として勤務。 専門:対人関係精神分析 水谷 剛司 (みずたに つよし) 臨床心理士/所属:医療法人緑誠会 光の丘病院 1994 年広島修道大学大学院 人文科学研究科 博士前期課程修了。これまで病院臨床に従事す る傍ら専門学校・大学等の非常勤講師や小・中・高校でのスクールカウンセラーなどの教育臨 床にも携わる。2006 年からは広島県臨床心理士会理事として、2012 年より同会副会長とし て臨床心理士の普及・発展や人々のこころの健康の保持向上にも努めている。2013 年からは 司法・矯正臨床のコンサルテーション並びに海上保安庁第六管区ストレス対策ネットワーク臨 床心理士を担当している。現在、医療法人緑誠会 光の丘病院 臨床心理士。 共著: 「集団精神療法的アプローチ」 (集団精神療法叢書) 「心理学検定模擬問題集」 (久美出版) 西本 智恵 (にしもと ちえ) 臨床心理士/所属:京橋心療クリニック 2002 年広島大学大学院教育学研究科心理学専攻博士課程単位取得退学。大学院時代より精神 科病院、クリニックを中心に研修を重ねる。その後は精神科病院、クリニックに勤務。カウンセリ ング業務に従事する。 現職は、京橋心療クリニック非常勤カウンセラー。 岡本 百合 (おかもと ゆり) 精神科医師/所属:広島大学保健管理センター 関西医科大学卒業、広島大学医学部精神医学教室、県立広島病院精神神経科、広島大学病院精 神科神経科、国立療養所賀茂病院(現:賀茂医療センター)、広島大学精神医学教室(助手)、広島 県立総合精神保健福祉センター医師。2000 年より広島大学保健管理センター助教授。2007 年同准教授。 専門:臨床精神医学、思春期青年期精神医学、心身医学。主な研究分野:摂食障害の病態解明 と治療、思春期青年期心性と病態 玉田 和子 (たまだ かずこ) 博士(文学) ・臨床心理士・シニア産業カウンセラー・学校心理士 所属:錦病院オフィスメンタルサポートいわくに 東京女子大学文理学部英米文学科卒業。安田女子大学大学院文学研究科教育学専攻博士後期課程 修了(博士:文学)。人生半ばに広島カウンセリング・スクールで臨床心理学に出会い、働きなが ら大学院にて教育学を専攻し博士後期課程修了。病院の経営、雇用管理、職員のメンタルヘルス に携わりながら(旧)日本郵政公社中国支社職員のカウンセリングやハラスメント相談を中心に、 産業臨床に積極的に取り組む。精神科クリニックを経て刑務所での処遇カウンセラーや、教育現 場で心理相談活動を行い、専門学校ではコミュニケーションの授業を担当。産業系相談機関では、 EAP などに関わっている。 2009 年より錦病院オフィスメンタルサポートいわくに室長 オフィスインテグラル株式会社パートナーカウンセラー 鑪 幹八郎 (たたら みきはちろう) 教育学博士・臨床心理士・WAWI精神分析家/所属:ふたばの里精神分析研究室 京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。教育学博士。広島大学名誉教授。京都文教大学名誉 教授。元京都光華女子大学大学院教授、京都文教大学前学長。日本心理臨床学会前理事長。日本 精神分析学会理事などを歴任。現在、一般財団法人広島カウンセリング・スクール理事長。 心理療法、精神分析の専門家のスーパーヴィジョン、コンサルテーションをおこなっている。 著書・訳書など多数 受講申し込み要項 対 象 HCS ライフコース・カウンセラーを取得された方が対象です。 なお、現在、資格を取得されていなくても専門コース3年課程を修了された方なら、 どなたでも受講していただけます。 定 員 各 26 名 開講場所 広島カウンセリング・スクール事務局 〒730-0854 広島市中区土橋町 6-33 中国新聞別館ビル 5 階 受講料 (すべて消費税込み) ・連続セミナー全6回(一括) 60,000 円 ・ワンデイ・セミナー 1回 8,000 円 *全5回一括申込の場合 36,000 円* ・映画で学ぶカウンセリング・セミナー 8,000 円 ・特別セミナー 15,000 円 申し込み方法 ・同封の申し込み用紙に必要事項をご記入の上下記へ「郵送」でお申し込み下さい。 広島市中区土橋町6-33 中国新聞別館ビル5階 (一財)広島カウンセリング・スクール事務局 企画委員会 〒730-0854 ・すべて先着順での受け付けになります。 定員に達した時は応募期間中でも締めきらせていただきますのでご了承ください。 受講申し込み期間 平成28年 2 月 13 日~3 月 15 日 払い込み期限 ・お申し込み受付後、受講決定通知書とお支払いのご案内を郵送します。 ・決定通知書が届きましたら、2週間以内にお支払いください。 ・一度納入いただいた受講料は原則として返却いたしかねますので、あらかじめご了 承下さい。 申し込み・問い合わせ 広島カウンセリング・スクール事務局 企画委員会 Tel:090-4103-0803 事務局 Tel:082-231-1075 至 横 川 ← →至紙屋町 土橋電停□ 至己斐← → 至 江 波 広島 カウンセリング スクール● 中 国 新 聞 社 ○ 至己斐← 平和大通り →至比治山 平 和 公 園
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