地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産総合研究所 食とみどり技術センター 食品機能実験室 共同利用要項 (趣旨) 第1条 この要項は、地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所(以下、 「研究所」という。) 食とみどり技術センターに設置する食品機能実験室(以下「実験室」という。 )の外部利用者の 共同利用について必要な事項を定めるものとする。 (目的) 第2条 農や食に関わる府民、団体、事業者等に実験室を共同利用させるにより、研究所で開発された 技術を広く普及させるとともに、事業者への技術支援・指導を行うことを目的とする。 (利用内容) 第3条 恒常的な営利利用(自社等の実験室として継続的な利用等)を禁止し、次号の利用目的とした 共同利用に限る。 一 農産物や食品の分析・評価方法について研究所の支援・指導を受ける 二 食品の試作・加工・評価方法について研究所の支援・指導を受ける 三 競争的資金等への研究所との共同申請を目的とした研究 四 研究所の受託研究への依頼を目指した試行的な研究 五 研究所の依頼試験への依頼を目指した試行的な分析・試験 六 その他地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所理事長(以下「理事長」という。) が必要と認めた事項 (利用者) 第4条 共同利用できる外部利用者は、原則として府内に事務所または事業所などを有する法人・団体・ 機関に所属する者、もしくは府民に限る。 (利用時間と使用料) 第5条 実験室の利用時間は、センター開庁日の午前10時00分から午後5時00分までとする。た だし、理事長が特別の理由があると認めるときは、利用時間を延長することができる。 2 実験室および機器の共同利用にかかる使用料は無料とする。ただし、実験等に必要な消耗品等は外 部利用者が用意するものとする。 (利用の申込み) 第6条 実験室を共同利用しようとする者(以下「利用申込者」という。)は、原則として利用する日の 1ヶ月前までに電話または来訪により研究所職員に利用について事前に相談しなければならない。さ らに、利用しようとする日の1週間前までに「食品機能実験室共同利用申込書」(様式第1号)を 理事長に提出し、その承認を受けなければならない。また、承認を受けた場合、使用するまでに「誓 約書」 (様式第5号)を理事長に提出しなければならない。 (利用の承認) 第7条 理事長は、第3条の条件を満たしている場合は、実験室の共同利用の承認を与えることができ る。 2 理事長は、利用の承認を与えるときは、「食品機能実験室共同利用承認書」(様式第2号)、「食品機 能実験室共同利用マニュアル」を利用申込者に交付するものとする。 3 理事長は、次の各号のいずれかに該当する場合には、実験室の共同利用の承認を与えることはでき ない。 一 研究所の業務に支障をきたすとき 二 暴力団関係者が含まれるとき 三 恒常的な営利利用、もしくは前回の利用で不適切な利用が発覚したとき 四 五 六 七 八 政治活動又は布教活動に関わるとき 責任者が不明確なとき 他人に危害又は迷惑を及ぼす恐れがあるとき 施設、設備、備品等を破損し又は滅失する恐れがあるとき 前各号に掲げるもののほか、理事長が不適当と認めるとき (転貸等の禁止) 第8条 前条の規定により共同利用の承認を受けた者(以下「利用者」という。)は、共同利用の承認に 基づく権利を譲渡し、又は他人に利用させてはならない。 (利用の承認の取消し等) 第9条 理事長は、利用者が次の各号のいずれかに該当する場合は、実験室の共同利用の承認を取消し、 又はその利用を制限し、若しくは停止させることができる。 一 実験室の利用の申込みに偽りがあったとき 二 他の利用者に危害若しくは迷惑を及ぼし、又はその恐れがあるとき 三 実験室の設備若しくは備品を破損若しくは汚損し、又はその恐れがあるとき 四 理事長の許可を受けないで寄付金の募集、物品の販売、商品、行事等の宣伝その他これに類する 行為をしたとき 五 実験室の管理上支障があると認められるとき (利用者の責務) 第10条 利用者は、利用上の条件及び注意事項等を遵守するとともに、利用にかかる事故防止に万全 を期するものとする。 2 利用中に設備、備品等の破損又は亡失したときは、直ちに関係職員に連絡するとともに、理事長に 書面による破損・亡失届(様式第3号)を提出し、その指示を受けなければならないものとする。 3 破損又は亡失が利用者の責に帰する事由によるときは、利用者が原状に回復するものとし、それに 係る経費は利用者が負担するものとする。 4 利用者は、実験室の共同利用を終えたときは「食品機能実験室共同利用結果報告書」 (様式第4号) を理事長に提出しなければならない。 5 利用者は、実験室の共同利用により得たデータ等の結果を公表する場合、事前に理事長の許可を得 なければならない。 (事故等の責任) 第11条 実験室の共同利用に伴って発生した事故、盗難等の責任は、利用者が負うものとする。 (委任) 第12条 この要項に定めるもののほか、実験室の共同利用について必要な事項は、理事長が別に定め る。 附 則 この要項は、平成21年5月1日から施行する。 この要項は、平成23年4月1日から施行する。 この要項は、平成26年9月16日から施行する。 様式第1号(第6条第1項関係) 食品機能実験室共同利用申込書 平成 年 月 地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産総合研究所理事長 様 住 所 団 体 名 申請者氏名 電話番号 ( ) FAX番号 ( ) 次のとおり、食とみどり技術センター食品機能実験室を共同利用したいので申込みます。 利用日時 責任者と 利用人数 平成 年 月 日( ) 時 責任者 住 所 氏 名 利用人数 分~ 時 分 人 利用目的 利用内容 利用機器等の名称 添付資料 * 利用日時については、あらかじめ共同利用が可能であるかどうか、当研究所に確認の上、記入してください。 * 添付資料:事業のチラシ、開催通知書等を添付してください。また、団体で利用する場合は、規約、広報誌 など、団体の活動内容が判断できるものを添付してください。 なお、申請に添付された資料は返却しませんので御了承ください。 日 様式第2号(第7条第2項) 食品機能実験室共同利用承認書 平成 年 月 日 様 地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所理事長 下記の条件を付けて、食とみどり技術センター食品機能実験室の共同利用を承認します。 記 利用日時 平成 年 月 日( ) 時 分~ 時 分 責任者 住 所 責任者と 利用人数 氏 利用人数 名 人 利用目的 承 認 番 号 H - 利用内容 利用機器等の名称 1 承認された内容(利用日時、利用人数、利用内容等)は厳守してください。 2 地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所(以下「研究所」という。)の業務で使用している他の区域には 決して立ち入らないでください。 3 実験室の準備及び後片づけは利用時間内に各自でお願いします。 4 危険物は持ち込まないでください。また、音響機器等は大音量を発するような利用はしないでください。 5 研究所の設備や備品を破損または亡失したときは、直ちに研究所の関係職員に連絡するとともに、書面による破損(亡 失)届を提出してください。当該破損または亡失が利用者の責任によるときは、利用者が原状に回復するものとし、そ れに係る経費は利用者に負担していただきます。 6 実験室の共同利用により得たデータ等の結果を公表する場合、事前に理事長の許可を得てください。 (注) 利用の際は、この承認書を担当者に提示して下さい。 様式第3号(第10条第2項関係) 食とみどり技術センター食品機能実験室共同利用に係る破損・亡失届出書 平成 年 地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産総合研究所理事長 様 届出者 住 所 団体名 責任者氏名 電 話 次のとおり、食品機能実験室の共同利用に際し設備・備品等の破損・亡失を生じ ましたので届出します。 利用日 区 分 破損・亡失内容 平成 年 □ 設備 月 日( ) □ 備品 □ その他 月 日 様式第4号(第10条第4項関係) 食品機能実験室共同利用結果報告書 地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産総合研究理事長 様 標記実験室の共同利用について次のとおり報告します。 利用日時 平成 年 月 日( ) 時 分~ 時 分 利用責任者氏名 電話番号 (団体名) ( 利用人数 ) 人 利用内容 利用結果 又は 感 想 後片づけの確認を行ってください □内にレ印を付 □利用した設備や備品を利用前の状態に戻した。 □設備や備品に破損、亡失はない。 けてください。 □後片づけをした。 □実験台等の清掃をした。 □忘れ物はない。 □消灯した。 報告書受理者 氏名 *この報告書は、公開対象の書類となります。 様式第5号(第6条第1項関係) 誓 約 書 地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所食とみどり技術センターに設置する食 品機能実験室を共同利用するにあたり、地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所 食とみどり技術センター食品機能実験室共同利用要項を誠実に遵守することを誓約します。 平成 年 地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産総合研究所理事長 様 責任者 住 所 団体名 氏 名 法人にあっては、所在地、 名称及び代表者の職・氏名 印 月 日 食品機能実験室共同利用マニュアル(利用者向け) 地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産総合研究所 1.利用内容及び範囲 実験室は、研究活動のための施設であり、農や食に関する実験を対象とします。実験室の共同利用 では、恒常的な営利利用(自社等の実験室として継続的な利用等)を禁止し、技術支援・指導や共同 研究等を目的とした利用に限ります。ここでの技術支援・指導とは、農産物や食品の分析・評価・試 作・加工などの方法について研究所職員から支援・指導を受けること、共同研究とは、競争的資金等 への研究所との共同申請を目的とした研究、受託研究への依頼を目指した試行的な研究、依頼試験へ の依頼を目指した試行的な分析・試験等のことです。 2.利用できる者 実験室を共同利用できる人(以下「利用者」という。)は、原則として府内に事務所または事業所 などを有する法人・団体・機関に所属する者、もしくは府民で、上記の利用を目的とした者に限り ます。 3.利用日及び利用時間 (1) 実験室を共同利用できる日は、平日です。土曜日、日曜日、祝休日及び12月29日から翌 年の1月3日は利用できません。 (2) 利用時間は、準備及び後片づけの時間を含めて午前10時から午後5時00分までです。 4.使用料等 実験室の共同利用は無料です。ただし、実験に必要な消耗品等は利用者が用意してください。そ の他必要な器具や使用薬品など詳細には研究所の担当者と事前に打ち合わせを行ってください。 5.利用方法 (1)実験室を共同利用する場合は、まず地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所食品技 術グループ(以下、 「食品技術グループ」という。 )に電話等でご相談ください。 ○利用目的 ○利用する団体名と申込み(責任)者名と連絡先電話番号 ○利用したい希望日と利用時間 ○利用内容 (2)実験室の利用内容について、あらかじめ研究所の担当者とご相談ください。 (3)実験室を共同利用する場合は、利用しようとする日の1週間前までに「食品機能実験室共同利 用申込書」を食品技術グループに提出してください。 (4)共同利用の申込みが適当と認められるときは、後日に「食品機能実験室共同利用承認書」を利 用申込者に交付します。 (5) 利用承認を受けた場合、使用するまでに「誓約書」 (様式第5号)を理事長に提出してくださ い。 6.利用者の責任及び義務 (1) 実験室では、研究所職員が研究業務等を行っていますので、利用者はその業務の妨げや支障 をきたす行為を行わないように注意して下さい。 (2) 利用者は、利用上の注意を遵守するとともに、利用に係る事故防止に万全を期してください。 (3) 利用者が設備、備品等を破損又は亡失したときは、理事長の指示するところにより原状に回 復していただくか、それに係る経費を負担していただく場合がありますので十分に注意して ご使用ください。 (4) 利用者は、利用終了後、使用責任者が確認したのち、 「食品機能実験室共同利用結果報告書」 を食品技術グループに提出してください。なお、報告書は公開対象書類となります。 (5) 利用者は、実験室の共同利用により得たデータ等の結果を公表する場合、事前に理事長の許 可を得てください。 7.利用上の注意事項 (1) 承認した使用目的及び利用機器以外は使用しないでください。 (2) 許可なく危険または有害な物を持ち込まないでください。 (3) 実験室の利用者は、実習しやすい服・靴を着用してください。 (4) 実験室の使用後は、後片づけをし、使用したガラス器具等の洗浄や実験台及び床等の清掃を してください。 (5) 実験室では、皆さんの分析や実験に使っていただく使用機器類を用意していますが、必要な 薬品類などの消耗品は利用者の負担となります。 (6) 事故が生じた場合は、利用者が責任をもって対処してください。 8.事故報告等 利用者は、利用中の人身事故、器物破損等何らかの事故が発生した場合、直ちに地方独立行政法 人大阪府立環境農林水産総合研究所の関係職員に報告し、必要な指示を受けてください。
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