2 4 4 治療のお知らせを配付した児童数 94人 治療を

山の下小学校
保健室
H23.3.11
NO.22号
3月も中旬にさしかかるというのに、雪が降り寒い日が続いています。でも学校
の花壇のチューリップの芽は少しずつ大きくなっています。また、子どもたちは卒
業式に向けて練習もがんばっています。もうすぐ春です。
3月に入り、山の下小学校ではインフルエンザは一段落でしたが、今週から新たなインフルエンザ罹患者が
出ています。また先週は、吐き気や嘔吐、腹痛などの症状での欠席者が増えました。インフルエンザだけでな
く、冬から春にかけてはノロウイルスやロタウイルスによる、感染性胃腸炎も流行する季節となります。引き
続き、手洗い・うがい、換気、休養に十分ご注意いただき、来週と終業式・卒業式を元気に迎えてほしいと思
います。
全校の欠席数
3月7日(月)
インフルエンザ
(人)
病気欠席
(人)
3月8日(火)
3月9日(水) 3月10日(木) 3月11日(金)
1
0
2
4
4
6
3
1
3
4
~今年度の歯科治療完了率(3/10現在)~
治療のお知らせを配付した児童数
94人
治療を完了した児童数
41人
治療完了率(%)
43.6%
治療完了のしていないお子さんに、今日お知らせをわたしました。
乳歯や生えたての永久歯は、歯の表面のエナメル質がまだ薄くてやわらかい状態です。 そのためむし歯
の原因である酸に溶けやすく、むし歯になるとあっという間に進行してしまうといわれています。来週から
午前放課や、春休みになります。この時期に1日も早い受診をお願いします。お子さんの歯を守ってあげら
れるのは、ご家族だけです。
裏面に答えを掲載しました。
Q1 乳歯のむし歯だから、抜けるのを待てばいい?
Q2 小学生だから、もう仕上げみがきはいらない?
(→ http://www.lionshop.jp/ から)
A1 乳歯の虫歯を放置すると、永久歯の歯並びや歯質に悪い影響がありま
す。
乳歯は生え変わるからと、虫歯になっても放置していると、永久歯に思わぬ影響
があります。
まず永久歯の歯並びへの影響があります。乳歯には永久歯が生えてくる場所を確
保するという大切な役割があるので、乳歯をひどい虫歯にしたり、早い時期に失
ってしまうと、隣り合っている歯が移動して永久歯が生えるスペースが確保でき
ず、歯並びが乱れたり永久歯が生えてこれなくなったりすることがあります。
また、乳歯の虫歯が重症で、歯の根の先などに膿がたまるくらいひどくなると、
乳歯のすぐ下でつくられている永久歯の表面のエナメル質を溶かしてしまうこ
とがあります。
その他にも、歯の痛みで噛めない物ができたり、顎の発達が不十分になるなどの
影響もあります。
虫歯になってしまったら放置せず、きちんと治療を受けましょう。もちろん虫歯
にしないように予防していくことがなによりです。定期的に検診を受け、毎日の
歯みがきでお口の中を清潔に保つようにすることが大切です。
乳歯の虫歯が重症で、根の先に病巣
がある場合、直下の永久歯の歯質に
影響することがあります。
乳歯を早期に失うと、隣り合った
歯の移動が起き、永久歯が生える
スペースがなくなることがあり
ます。
A2 お子さん自身でも上手にみがけるようになる8〜9歳ころまで仕上げ
みがきは必要です。
小学校へあがる頃になると、仕上げみがきをやめてしまう場合が多いようです
が、この頃は、乳歯から永久歯へ「歯の交換期」を迎える大切な時期です。
この時期は、常にどこかの乳歯がグラグラしていたり、また新しく永久歯が生え
始めたりと、歯並びが凸凹していてお口の中が不潔になりやすい時期です。
生えたての永久歯は未成熟で虫歯になりやすいので、この時期には保護者による
仕上げみがきが必要です。
お子さん自身で上手にみがけるようになるためには、まだまだ練習が必要なよう
です。
8〜9歳頃までは、1日1回は仕上げみがきをしてあげましょう。