洞爺湖町で「平和のつどい」と平和行進実施される。 2008 年 5 月 28 日 立野広志 国民平和大行進が今年で50周年を迎えます。 2008 年洞爺湖町国民平和大行進 行動内容 洞爺湖町は、2006 年3月の町村合 5 月 27 日(火) 併で、昭和 63 年 3 月に旧洞爺村議会 ○13 時 30 分~14 時 00 分・虻田高校内での引継ぎ式 が「平和非核の村」宣言を決議した <伊達市平和委員会 17 名、洞爺湖町 6 名> ことが白紙となりましたが、今年3 ○14 時 00 分~14 時 30 分・虻田高校教頭先生との懇談 <ペナント記名、サミット申入れ賛同署名> 月議会で「非核平和の町宣言」決議 ○14 時 45 分~15 時 15 分・洞爺湖町長 懇談(総務部長対応) を実現し、核兵器廃絶と平和なまち <ペナント記名、募金、サミット申入れ賛同署名> づくりのスタートを踏み出しました。 ○15 時 15 分~15 時 45 分・洞爺湖町教育長 懇談 同時に、洞爺湖町は、7月7日か <ペナント記名、募金、サミット申入れ賛同署名> ら9日の期間、G8北海道洞爺湖サ ○15 時 45 分~16 時 15 分・洞爺湖町議会議長 懇談(議会事務局対応) <ペナント記名、募金、サミット申入れ賛同署名> ミットが開催されます。 ○16 時 30 分~17 時 00 分・洞爺湖町 商工会長(朝倉英隆氏)懇談 <ペナント記名、募金、サミット申入れ賛同署名> 2008 年国民平和大行進・洞爺湖町 5 月 28 日(水) 実行委員会は、従来の平和行進のほ ○9 時 30 分~10 時 00 分 ・洞爺高校 訪問(教頭先生対応) かに、平和のつどいも開催すること、 <ペナント記名、サミット申入れ賛同署名> 自治体・議会訪問の他に民間団体と ○10 時 45 分~11 時 15 分・医療福祉法人幸清会 大久保和幸会長との懇談 <ペナント記名、募金、サミット申入れ賛同署名> の懇談に努めることなどを決めまし ○13 時 00 分~14 時 00 分・平和のつどい 開催(ひまわり団地集会所)21 人 た。 ○14 時 15 分~14 時 45 分・平和行進(ひまわり団地~旭団地前小公園)15 人 ○15 時 00 分 豊浦町実行委員会に引継ぎ (実行委員会構成)高教組虻田高校 班、北教組虻田支部、新婦人虻田支部、洞爺湖町生活と健康を守る会、 日本共産党洞爺湖町委員会と個人参加のメンバー12 名です。 今年の通し行進者の森悦子さんと渡邊正郎さん(いずれも東京在住) を迎え、27 日午後に、虻田高校会議室で伊達平和委員会からの引継ぎ 式を行いました。 虻田高校内での引継ぎは、高教組虻田高校班の尽力によるもので、伝 統的な活動となっています。 全ての訪問先で賛同署名に協力 訪問と懇談は、自治体・議会訪問の他に、洞爺湖町商工会長、従業員 1 千名を擁する医療福祉法人の会長、 道立虻田高校、町立洞爺高校などに伺い、核兵器の廃絶や平和行進の目的などを説明し、協力をお願いし ました。どこでも「ペナント」への記銘や「G8 サミットに向けた申入 れ」の賛同署名に快く応じてくれました。 特に、サミット開催地として、洞爺湖町の町長はじめ全ての訪問先で、 温暖化問題で最大の環境破壊は戦争行為であること、「核兵器廃絶」を サミットの議題とすることに、 「大切なことですね」(真屋教育長)と述べ、 賛同署名に協力を得たことは大きな意義があります。 平和のつどいー平和の尊さ深めあう 28 日には、町立洞爺高校の教頭先生と懇談。その後、地域の集会所で 21 名の参加で「平和のつどい」を開催しました。 つどいでは、二人の通し行進者から、行進者を希望した動機、礼文島出発後の貴重な出会いや体験が語 1 られ、参加者から感銘を受けました。 参加者からは、自らの戦争体験や平和への想いがこもごも語られる とともに、「平和宣言にふさわしい町の取り組みを実現するために、 継続して運動しよう」とか、「虻田高校では、今年の修学旅行は広島 と決め、いま、生徒が事前学習に頑張っている。千羽鶴も 3000 羽以 上折り終わった」などが紹介されました。同時に、「平和宣言した町 から、世界大会に代表を出したいね」との想も強まりました。 町内 1.2km を行進 沿道の声援に元気もらう 宣伝カーを先頭に、洞爺湖町内の国道で平和行進を行いました。 行進者の「こんにちは」の大きな掛け声に、下校途中の小学生や中 学生からは、「こんにちは」と声が返ってきます。中には、行進の列 に走りよって、手を振ってくれる人もいました。 物珍しげに眺めていた大人も、ニッコリとして手を振ったり、お辞 儀してくれるなど、私たちも元気をもらいました。 2
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