アフリカサヘル地域の持続可能な⽔水・衛⽣生システム開発 ⽉月報 **************** 2010年11月の出来事 **************** ⽇日付 11⽉月 上旬 11⽉月 24⽇日 活動 購⼊入機材の調達⼿手続き 研究⽅方針討論会(研究室内) 11月も10月に続いて出張者の来訪や会議等はありませんでしたが、 機材の調達手続き、実験用の コンポストトイレの建設準備を進めつつ、研究室内で研究方針を討議するなど、徐々に研究活動が始動 しています。 **************** 機材調達の進捗 **************** 納期などを考慮して3つのロットに分けた機材のうち、納期が一番長い90日のLot1から手続きを 開始しました。手順としてはプロジェクトで購入する機材の仕様書を作成し、業者へ見積を依頼、仕様 を満たす見積の中で一番安価な見積を提出した業者を選択し契約を結びます。 Lot1に関しては、11月中に契約までの手続きを済ませ、12月1日に契約が結ばれ、2011年の3月 1日までに到着する予定です。なお、Lot2に関しては12月中、Lot3に関しては1月上旬の契約を予定 しています。 **************** 研究⽅方針の討論会 **************** 9月のワークショップ以来、研究室全体での討議は行われていませんでしたが24日に第一回のグル ープ毎の研究発表、討論の場としてミーティングを行いました。今回はグループ1(要素技術:コンポ ストトイレ)から今後の研究方針や方法について発表がありました。 実験用の装置のイメージや具体的な方法について検討する初めての場であり、現地の実情に即した 意見やアイディアや活発に交換されました。 討論の様⼦子 プレゼン⾵風景 Bulletin mensuel vol.05 (Novembre 2010) 第05号(2010年11⽉月) 実験用トイレの建設のため、資機材の見積を取得したり、現地で入手可能な機材を探していました が、入手困難と思われていたし尿分離型の便器を製造している業者も見つかり、少しずつ形が見えてき てたところです。 **************** 今後の活動予定 **************** ⽇日付 活動予定 2011年1⽉月1⽇日 ⾼高知⼯工科⼤大学 村上教授(4⽇日まで滞在)、北海道⼤大学 ⼟土⽅方研 究員(12⽇日まで滞在) ブルキナファソ出張 2011年1⽉月4⽇日 7⽇日 2011年1⽉月11⽇日 25⽇日 北海道⼤大学 船⽔水教授 ブルキナファソ出張 伊藤先⽣生 業務⼀一時帰国 2011年3⽉月30⽇日 第3回技術委員会 2011年4⽉月 4⽇日 第2回合同調整委員会 休暇等: 12月23日∼1月3日:2iEクリスマス、年末年始休暇 12月20日∼1月5日:業務調整大野 一時帰国(休暇、私事) **************** 編集後記 **************** 11 月 は プ ロ ジ ェ ク ト の 活 動 と は 関 係 あ り ま せ ん が 、 SIAO ( 国 際 工 芸 見 本 市 、 HP : http://www.siao.bf/ )という2年に1度行われているイベント(民芸品展やステージ発表などもある 万博のような催し)や、大統領選挙などブルキナファソにとっては大きなイベントが続きました。気候 も、大分過ごしやすく(現地の人たちは、 「冬だ。寒い。」と言い、上着も日本だったら冬に着るような ジャンパーを着ている人もいます)、朝晩は冷え込むため長袖長ズボンが必須、日中は30度を超します が屋内に居れば冷房が無くてもさほど暑くはありません。また、雨季の後ということもあり、野菜や果 物の種類が多く入手可能です。もし、ブルキナファソに訪問を考えている方がいらっしゃれば(なかな か難しいとは思いますが!)、今の時期は一番過ごしやすいのではないかと思われ、お勧めです。 AMELI-EAUR 業務調整員:大野雪子 Le projet dʼ’amélioration du système durable dʼ’approvisionnement en eau potable et de lʼ’assainissement dans la région sahélienne en Afrique (Cas du Burkina Faso)
© Copyright 2024 Paperzz