オープン ファイルの高度な保護

W H I T E
P A P E R
オープン ファイルの高度な保護
VERITAS Backup Exec™ 9.1 for Windows Servers
Advanced Open File オプション
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目次
はじめに ................................................................................................................................................................................ 3
Advanced Open File オプションの仕組み .............................................................................................................................. 4
ポイントインタイム レコード................................................................................................................................................. 4
ファイルの変更.................................................................................................................................................................. 4
サポートされているスナップショット テクノロジ..................................................................................................................... 5
静的ボリューム ................................................................................................................................................................. 5
Advanced Open File オプションを使用する利点 ................................................................................................................ 6
データベースの適切な保護................................................................................................................................................ 7
Advanced Open File オプションの使用.................................................................................................................................. 7
Advanced Open File オプションを使用したバックアップの実行........................................................................................... 7
すべてのバックアップのデフォルトとしての Advanced Open File オプションの設定............................................................. 8
Advanced Open File オプションの要件 ............................................................................................................................. 8
まとめ.................................................................................................................................................................................... 9
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はじめに
今日の IT 管理者は、企業のデータの適切な保護を通じて中断のないビジネス
を保証するという困難な仕事に取り組んでいます。ヘテロジニアスな環境と、稼
動中でもバックアップする必要があるアプリケーションに要求されるアベイラビリ
ティを向上するため、バックアップ操作は次第に複雑になってきています。バック
アップ操作にあたって IT 管理者が直面する 3 つの主な課題を次に挙げます。
主な利点
• NEW! すべてのボリュームの
一貫したリカバリとすべての
ボリュームを同時にスナップ
する機能を提供します。
• 100 % のアプリケーション ア
ベイラビリティを実現します。
• 100 % のデータ整合性を提
供します。
• 100 % 完全なバックアップを
実現します。
• 不完全なバックアップ。Strategic Research Corporation の調査によれば、
オープン ファイルが原因で 97 % のバックアップは不完全な結果に終わりま
す。高品質のバックアップの 1 つの評価基準は、すべてのファイルが完全に
バックアップされ、ポイントインタイム リカバリ機能が提供されることです。
ファイルのリストアまたはリカバリが必要な場合、ポイントインタイム リカバリ
機能はデータの整合性を保証します。
• バックアップ ウィンドウの最小化または解消。今日のようにペースが速く競
争の激しいビジネス環境では、ネットワークを 24 時間稼動状態にしておく必要があります。Web サイト、E メー
ル システムおよびその他のデータベースは、24 時間 365 日年中無休で使用可能であることが必要です。つまり、
バックアップ操作のためにシステムやネットワーク全体を停止させることは許されないのです。
• データの保全性の維持。ファイルが開かれたままになっていてバックアップ中に変更された場合、適切なオープン
ファイル保護ソリューションがなければファイルが破壊される可能性が高くなります。破損ファイルはリストアする
ことができないため、バックアップは意味を無くします。障害発生時に企業はリカバリ不能な状態に陥ってしまい
ます。
VERITAS Backup Exec 9.1 for Windows Servers Advanced Open File オプションは、アプリケーション アベイラ
ビリティを向上するとともに、バックアップ中のオープン ファイルを保護することでバックアップも向上します。
Advanced Open File オプションは、次の機能によりこうした課題を軽減し、高品質のバックアップを保証します。
• 100 % の完全なバックアップ。バックアップ時にもファイルを開いたままにしておけるため、Advanced Open File
オプション は特定の時点での完全なデータバックアップを提供するため、一貫性のあるバックアップ イメージを作
成することができます。企業がすべてのデータをある特定の時点の状態にリカバリする必要がある場合、リカバリ
の一貫性は重要です。Advanced Open File オプション には、ある時点のバックアップ対象として選択されたす
べてのボリュームのスナップショットを作成する機能もあります。
• 100 % のシステム アベイラビリティ。Advanced Open File オプションを使用したバックアップでは、すべてのシス
テムが使用可能であるため、生産性に影響することがありません。
• 100 % のデータ整合性。バックアップ操作中にデータを破壊することなく変更できるメカニズムが、リカバリに不
可欠です。Advanced Open File オプションにはデータのポイントインタイム スナップショット作成機能があり、
バックアップ中に開いていたすべてのファイルをデータ破壊なしでリカバリできます。
Advanced Open File オプションの新しい機能として、バックアップジョブ時のすべてのボリュームを同時にスナップ
することができます。この結果、ある時点のすべてのボリュームに対して、一貫性のあるデータ セットのリカバリを提
供します。これにより、異なる時点ではなく、ある特定の時点の状態のバックアップセットを取得することができます。
さ ら に 、 Advanced Open File オ プ シ ョ ン で は 、 VERITAS Snapshot Provider 、 Windows VSS 、 VERITAS
FlashSnap など異なるスナップショット プロバイダを使用することができるため、お客さまそれぞれに固有な環境に
対応したデータプロテクションのカスタマイズができます。
VERITAS Backup Exec™ 9.1 for Windows Servers Advanced Open File オプションは、VERITAS Backup
Exec 9.1 for Windows Servers に追加してご利用いただく有料オプションとして、別ライセンスにより提供させてい
ただいています。
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Advanced Open File オプションの仕組み
Advanced Open File オプションには、バックアップ時のデータ変更を可能にしたまま、データのポイントインタイム レ
コードまたはスナップショットを作成する機能があります。
ポイントインタイム レコード
1.
2.
3.
図 1 は、Advanced Open File オプションが選択された Backup Exec バックアップジョブが Windows Server
上のバックアップ ボリューム C にスケジュールされている様子を示しています。ジョブの開始がスケジュールさ
れると、Backup Exec は Advanced Open File オプションにバックアップが開始されようとしていることを通知し
ます。
Advanced Open File オプションが通知を受け取ると、ボリューム C のスナップショットが作成されます。写真撮
影と同様に、スナップショットはデータの正確なポイントインタイム レコードを提供します。たとえば、バックアップ
ジョブが正午に開始された場合、テープに書き込まれるデータは、正午にボリューム C に存在したものとまった
く同じです。
スナップショットが作成されると、バックアップジョブが開始し、ボリューム C のデータがテープに書き込まれます。
ファイルの変更
4.
バックアップジョブの間、ファイルを開いてデータを変更することができます。Advanced Open File オプションで
は、元のデータのコピーを作成することによりデータの変更が可能になります。スナップショットはデータの変更
を追跡します。図 2 はこの様子を示しています。
たとえば、オープン ファイルである Word 文書のブロック 1、2、3 に
データ A、B、C が含まれているとします。
i. バックアップジョブ中、B はブロック 2 の D に変わります。
ii. ブロック 2 の元のデータは静的ボリュームにコピーされます。この
場合、B が元のデータです。
iii. 変更されたファイルが、今度は最新のファイルになります。
5.
図1
Backup Exec 9.1 for Windows
Servers を実行している
Windows Server
スナップショットが変更されたブロックに来ると、これらのブロックが静
的ボリュームの元のデータに置換されてからテープに送信されます。
次にスナップショットはポイントインタイム データを Backup Exec に
送信します。その後データはテープに書き込まれます。
1
3
バックアップが完了すると、スナップショットは解放されます。
図2
ボリューム
C:
Word ファイル(状態 ‐ オープン)
バックアップ
ジョブの開始
元の
ファイル
データ
A
B
C
ブロック
1
2
3
B
4
2
スナップ
ショット
C:
5
B
i
ii
元のデータのコピー
4
「静的ボリューム」
D
iii
バックアップ
ジョブの終了
変更済み
ファイル
データ
A
D
C
ブロック
1
2
3
4
サポートされているスナップショット テクノロジ
ボリュームのスナップショットを作成する際、Backup Exec Advanced Open File オプションには次の高度なスナップ
ショット テクノロジを認識して、ポイントインタイムまたはボリュームのスナップショットを作成してバックアップできるよ
うに、ハード ドライブへの書込み処理を一時的に停止する機能があります。
• VERITAS Volume Snapshot Provider を使用した VERITAS Advanced Open File オプション
• VERITAS Volume Manager FlashSnap Option
• Microsoft ボリュームシャドウコピーサービス
サード パーティのソフトウェア ベンダーから、Microsoft ボリュームシャドウコピーサービス と関連して動作する追加
のテクノロジが多く提供されています。ライターと呼ばれるこれらのテクノロジは、Microsoft ボリュームシャドウコピー
サービス がバックアップ対象のボリュームのスナップショットを作成する前に、コンピュータのメモリーに常駐している
オープン ファイルを閉じるのに使用されます。Microsoft ボリュームシャドウコピーサービス とともにライターを使用
することにより、ボリュームの完全なバックアップが保証されます(ソフトウェア ベンダーが提供しているライターにつ
いての詳細は、ソフトウェア マニュアルを参照してください)。バックアップ選択を行って Advanced Open File オプ
ションを選択すると、Backup Exec はサーバーにインストールされている上記のいずれかのスナップショット テクノロ
ジを認識することによってパフォーマンスを向上させ、オープン ファイルのバックアップの最適化にあたってユーザー
が優先オプション(ライター)を選択できるようにします。優先オプションに指定した場合、Backup Exec がユーザー
に代わって自動的に決定します。
適切なスナップショット テクノロジの選択にあたっては、次の表を参考にしてください。
実行中のソフトウェア
推奨されるオプション
VERITAS Advanced Open File オプション
VERITAS Volume Snapshot Provider – Microsoft の各オペ
レーティング環境(Windows NT 4.0、Windows 2000、
Windows XP または Windows Server 2003)で利用可能。
Backup Exec のコア機能として提供されています。
Windows 2000 環境のみの VERITAS Volume
Manager
VERITAS Volume Manager FlashSnap Option – VERITAS
Volume Manager FlashSnap Option に関する詳細は、
FlashSnap Option のホワイトペーパーを参照してください。
http://eval.veritas.com/downloads/pro/fsnap_guide_wp.pdf
Windows XP または Windows Server 2003 と
ともにベンダー固有の、サード パーティのソフト
ウェア
Microsoft ボリュームシャドウコピーサービス – この テクノロジ
では、サード パーティのハードウェアおよびソフトウェア ベン
ダーが Microsoft のテクノロジで使用できるスナップショット プ
ラグインを作成することができます。
静的ボリューム
前に示したように、Advanced Open File オプションを選択してバックアップジョブが送信されると、バックアップ対象
のデータが選択された各ボリュームのスナップショット ビューがすべて一度に作成されます。バックアップ中にファイ
ルが変更されると、元のデータが静的ボリュームという一時使用領域にコピーされます。変更済みのデータではなく、
データの元のコピーがバックアップされます。この方法は、一般的にコピーオンライトと呼ばれます。
バックアップ対象として選択されたファイルが複数のボリュームにわたって存在する場合、Backup Exec は対象の
データを含むボリュームごとに静的ボリュームを作成します。たとえば、バックアップするデータが 1 つのボリューム
上にある場合は、単一の静的ボリュームが作成されます。4 つのボリュームにデータが存在する場合は、4 つの静
的ボリュームが作成されます。選択したファイルのバックアップが完了すると、静的ボリュームは削除されます。
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Backup Exec Advanced Open File オプションでは、バックアップに必要な静的ボリュームのサイズと場所を自動的
に計算するか、または Advanced Open File オプション ウィザードを使用して静的ボリュームのサイズと場所の特定
の値を入力できます。ただし、バックアップ対象に選択されたデータ量がボリュームの合計データ量に対して極端に
少ない(30 %以下)場合、(Backup Exec に自動的に計算させずに)Advanced Open File オプション ウィザードを
使用して静的ボリュームのサイズを縮小するとバックアップを高速化できます。
注: この割合は、Advanced Open File オプション ウィザードからユーザーが変更できます。ただし、静的ボリューム
のサイズを直接手動で入力するときには注意してください。詳細については、該当するマニュアルを参照してください。
Advanced Open File オプションを使用する利点
Advanced Open File オプションを選択しない場合、Backup Exec 9.1 for Windows Servers はユーザーにオープ
ン ファイルのバックアップのための別の方法を提供します。Backup Exec ソフトウェアでは Advanced Open File オ
プション以外のオープン ファイル バックアップ方法も選択できますが、これらの方法には制限と短所があり、オープ
ン ファイルの完全なバックアップ機能はなく、データの保全性も確保されません。
Advanced Open File オプションを使用しない場合は、次のような方法があります。
オープン ファイル バックアップ 説明
の選択肢
バックアップしない
短所
こ の オ プ シ ョ ン を 選 択 す る と 、 Backup 完全なバックアップでない危険性
Exec はバックアップ操作中 に検出し た
オープン ファイルをスキップします。スキッ
プしたファイルの一覧はバックアップのジョ
ブ ログに表示されます。
ファイルがクローズするまで待つ こ の オ プ シ ョ ン を 選 択 す る と 、 Backup
待ち時間 X 秒
Exec はファイルがクローズするまで指定
した時間を待ってからバックアップします。
指定した時間内にファイルがクローズしな
い場合は、スキップします。スキップした
ファイルの一覧はバックアップのジョブ ロ
グに表示されます。
複数のファイルがオープンしてい
る場合、Backup Exec はそれぞ
れのファイルについて指定時間待
機します。このため、オープン ファ
イルの数によっては著しくバック
アップ時間が増大します。
ファイルをロックしてバックアップ こ の オ プ シ ョ ン を 選 択 す る と 、 Backup
する
Exec は使用中のファイルをロックしようと
します。ファイルがロックできた場合、他の
プロセスはそのファイルに書き込めなくなり
ます。
オープン ファイルのバックアップ
は、アプリケーションをクローズし
て整合性のある状態でファイルを
バックアップするほど効果的では
ありません。
ファイルをロックしないでバック こ の オ プ シ ョ ン を 選 択 す る と 、 Backup バックアップされたファイルのデー
アップする
Exec はファイルをロックしないでバックアッ タに整合性がなかったり、破損し
プします。この場合、他のアプリケーション ている可能性があります。
はバックアップ操作中も、そのファイルに
データを書き込むことができます。
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データベースの適切な保護
Exchange、SQL、Oracle などのデータベース保護では、パフォーマンスの高い Backup Exec エージェントを使用する方
法が推奨されます。Backup Exec エージェントは、データのオンライン バックアップ、きめ細かいデータ バックアップおよ
びデータの選択的リストアを提供し、データベース アプリケーションとの統合性を高めトランザクションの部分的なバック
アップを防止します。
Advanced Open File オプションはデータベースと同じプラットフォームで使用することができ、他のアプリケーションに対
してオープン ファイル バックアップをサポートします。Advanced Open File オプションは、Backup Exec エージェントがサ
ポートしていない一般的なデータ保護を提供します。
Advanced Open File オプションの使用
Advanced Open File オプションは特定のバックアップジョブに対して使用することも、すべてのバックアップジョブのデ
フォルトとして設定することもできます。バックアップ対象として選択したボリュームが Advanced Open File オプションを
使用するための推奨条件に適合していない場合は、別のオープン ファイル バックアップ オプションを選択してバックアッ
プを実行できます。たとえば、「バックアップジョブのプロパティ」ダイアログボックスでオープン ファイルをロックしてバック
アップするオプションを選択すると、Advanced Open File オプションがそのボリュームに適用できない場合には、このオ
プションがバックアップジョブに適用されます。
各ジョブが完了したら、バックアップ時に Advanced Open File オプションが使用されたことをジョブ ログで確認しま
す。
Advanced Open File オプションを使用したバックアップの実行
単一のバックアップジョブで Advanced Open File オプションを設定するには、次の手順を実行します。
1. ナビゲーション バーで、「バックアップ」をクリックします。
2. 「バックアップ選択」ツリーからバックアップするデータを選択するか、「名前」フィールドから既存の選択を選択します。
3. 「プロパティ」ペインで、「設定」の下の「Advanced Open File」をクリックします。
4. 「Advanced Open File オプションを使用する」を選択して、ジョブで使用するように Advanced Open File オプション
をアクティブにするか
5. その他の適切なオプションを選択して「OK」をクリックします。
6. 「開始」をクリックしてただちにジョブを開始するか、「プロパティ」ペインの「スケジュール」の下の「開始日時と繰返
し」をクリックして、後でジョブを実行するようにスケジュールします。
7. バックアップジョブが正しく設定されていることを確認し、「確認」をクリックします。必要があれば、「戻る」をクリックし
て修正します。
8. 処理中の操作を監視するには、ナビゲーション バーで「ジョブ モニター」をクリックし、監視するジョブをダブルクリッ
クします。
9. バックアップ時に Advanced Open File オプションが使用されていることをジョブ ログで確認します。
各ジョブが完了したら、バックアップ時に Advanced Open File オプションが使用されたことを再びジョブ ログで確認
します。
7
すべてのバックアップのデフォルトとしての Advanced Open File オプションの設定
Advanced Open File オプションを、すべてのバックアップジョブで使用するデフォルトとして設定できます。バックアップ対
象として選択したボリュームが Advanced Open File オプションを使用するための条件に適合していない場合は、選択し
た別のオープン ファイル バックアップ オプションが適用されます。たとえば、「バックアップジョブのプロパティ」ダイアログ
ボックスでオープン ファイルをロックしてバックアップするオプションを選択すると、Advanced Open File オプションがその
ボリュームで実行できない場合には、このオプションがバックアップジョブに適用されます。
Advanced Open File オプションをデフォルトとして設定するには、次の手順を実行します。
1.
2.
3.
「ツール」メニューで「オプション」をクリックします。
「ジョブ設定」をダブルクリックし、「Advanced Open File」をクリックします。
「Advanced Open File オプションを使用する」を選択します。このオプションを選択すると、Backup Exec は、
すべてのバックアップジョブに対して Advanced Open File オプションが使用されます。
注: Backup Open Files の各オプション(「バックアップしない」、「ファイルがクローズするまで待つ 待ち時間
30 秒」、「はい、ファイルをロックしてバックアップする」、「はい、ファイルをロックしないでバックアップする」)
は、バックアップ対象として選択したボリュームが Advanced Open File オプションを使用するための要件を
満たしていない場合にのみ適用されます。
注: Windows 2000 のボリュームで Advanced Open File オプションを使用している場合は、「ジョブ設定」の下
の Backup サブ ノードにある「接続点以下のファイルとディレクトリをバックアップする」オプションのチェック
ボックスをオフにする必要があります。この設定をしないと、ジョブは失敗します。
4. その他の適切なオプションを選択して「OK」をクリックします。
Advanced Open File オプションの要件
リモート Windows NT/2000/XP/Windows Server 2003 またはワークステーション、およびそれらのシステムのボ
リュームに対して、メディアサーバーで Advanced Open File オプションを使用するには次の条件を満たしている必
要があります。各サーバーまたはワークステーションを保護するには、Advanced Open File オプションを購入する
必要があります。
メディアサーバーは次の要件を備えている必要があります。
• Backup Exec 9.1 for Windows Servers がインストールされている
• Pentium クラスのプロセッサ
• Advanced Open File オプションをローカルで使用する場合、メディアサーバーに Advanced Open File オプショ
ンがインストールされている
• Backup Exec Advanced Open File オプションがロードされている間、その他のオープン ファイル バックアップ
ソリューションをロードまたは実行しない
Advanced Open File オプションでバックアップするリモート コンピュータは、次の要件を備えている必要があります。
• Windows NT Workstation または Server(バージョン 4.x)、Windows 2000、Windows XP または Windows
Server 2003
• Pentium クラスのプロセッサ
• Advanced Open File オプションがインストールされている
• Windows リモートエージェントがインストールされている
• Advanced Open File オプションが静的ボリュームに割り当てることのできる、未割当てのドライブ文字がある
注: Advanced Open File オプションは CD-ROM またはフロッピー ディスクでは使用できません。
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まとめ
完全な、ポイントインタイム バックアップは、標準的なバックアップ アプリケーションでは至難の業です。オープン ファ
イルまたは使用中のファイルのバックアップを実行できる機能がなければ、IT 管理者は不完全なバックアップを余儀
なくされ、バックアップの実行に伴う容認できないダウンタイムを招くだけでなくデータの保全性を確保することもでき
ません。こうした問題は、障害復旧が必要になった場合にビジネスを危険にさらすことになります。Backup Exec の
Advanced Open File オプションは、データの保全性を確保し、クリティカルなデータのポイントインタイム リカバリを
実行できるうえ、中断のない完全なバックアップを提供することにより、これらの課題を軽減します。
ベリタスソフトウェアの詳細な製品情報につきましては、
弊社の Web サイト(http://www.veritas.com/jp)
をご覧ください。
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登録商標です。その他の会社名、製品名等は、それぞれ各社の商標または登録商標です。製品の仕様、性能等は予告なく変更する場合がありますので、ご了承ください。
ベリタスソフトウェア株式会社
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〒100-0011 東京都千代田区内幸町 2 丁目 2 番 2 号 富国生命ビル
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