九州歯科大学同窓会報

九 州 歯 科 大 学 同 窓 会 報
九州歯科大学同窓会報
第
号
82
平成
年 2月
24
日発行
25
九州歯科大学同窓会報
第82号 2012年2月25日発行
発行人:松 延 彰 友
編集人:浦 田 保 信
発行所:〒803-8580 北九州市小倉北区真鶴二丁目6-1
九 州 歯 科 大 学 同 窓 会
TEL 093-561-5077
FAX 093-592-3632
E-mail [email protected]
http://kyushidoso.sixcore.jp
印刷所:株式会社 アークマウントコーポレーション
No.
82 2012
CON T E N T S
No.82 2012
表紙の言葉
浅 岡 紀 良(大21)
昨年 10 月初め、日本で一番早い紅葉を撮ろうというこ
とで、北海道に幼馴染の写真友だちと4泊5日、1400 キロ
の撮影旅行に。表紙の写真は、夜明け前、霧が立ち込めて
きた神秘の湖「オンネトー」です。この日は快晴で雌阿寒
岳に登り、湖全体も望むことができました。まさか 40 年ぶ
りに百名山を登頂できるとは、まだまだ現役頑張ります。
4
6
巻 頭 言
学 長 福 田 仁 一
36
会 務 報 告
平成23年5月1日
∼
会 長 松 延 彰 友
20
平成23年10月30日
39
31
「東日本大震災義援金」のご報告とお礼 永松奨学会だより
21
32
学術委員会だより
42
44
シリーズ教室紹介 リレー随筆
九 州 歯 科 大 学 四 方 山 話
44.
すれ違い 合の受圧加圧条件の
私 の 一 症 例
改善にインプラントを用いた症例
富山県
山 崎 史 晃(大43)
42. 口腔顎顔面外科学講座
42. 病態制御学分野
教 授
冨 永 和 宏(大30)
47クラブ・同好会レポート 53
ビリヤード部のあゆみ
逸 見 祐 太(大63)
バドミントン部の歩み
木 村 和 義(大20)
充 実の日曜日
鹿児島県
橘 木 裕(大41)
59
『ようこそ!横田ペリオ道場へ』
―命と心と歯周病―
『歯科医療管理』
∼医療の質と安全確保のために∼
『ボーンオグメンテーションの実践
Practice for Bone Augmentation』
―今すぐ役立つ骨増大の実践テクニック―
ロゴマーク紹介
会 員 異 動
震災お見舞い御礼
65 わ れ ら 同 窓 生
66
紹介
62
本部同窓会からのお知らせ
54
共同研究報告
地 区 だ よ り
北海道、広島県、香川県、神奈川県、静岡県、愛知県、
京 都 府、大 阪 府、和 歌 山 県、兵 庫 県、岡 山 県、東 北、
城県、山口県、福岡県飯塚、福岡県八女筑後、宮崎県、
泉友会、福岡県直方、福岡県田川、熊本県、東京都 64
キャンパス通信
102 クラス会だより
大9、大14、大47、大18、
大36、大23、弓道部、
大35、大48
平成
23年10月29日(土)30日(日)
大学祭に、同窓会として
初めて出店いたしました !!
今回初めての企画はまず学生、研修医の皆さんに同窓会のあり方を同じ目線で話し合い、
理解をしていただくことが目的でした。 全国都道府県歯科医師会入会金や、開業シミュレーション、開業 Q&A などの資料に加え
て、全国同窓会のご協力により相談窓口ネットワークや地元北九州はじめ関東・関西から見
学を受け入れていただける OB 医院のリストも準備されました。
当日はあいにくの雨模様ではありましたが、研修医や57期のお手伝いの先生方によりダー
ツと飲み物スナックなどが提供され、テント内では来店の学生さんや研修医の先生が将来に
ついて役員と熱心に語り合う姿も見受けられました。
同窓の先生は東京、兵庫、山口など遠来からも駆けつけられ終日賑わいを見せ、松延会長
も着ぐるみ姿で率先垂範の活躍でした。
ダーツ
「同窓会の店」では、 ダーツ
と景品(もちろん歯科関連物
品他)が準備され、なかなか
の賑わいを見せていました。
あいにくの天候ではありま
したが、来店された方々は楽
しんでいる様でした。
進路相談
)
進路相談では、学生(6年生)
や研修医が訪れ、全国各地
より駆けつけてくださった
同窓の先生方の「熱い語り」
に耳を傾け、資料を見なが
ら自身の進路などについて
相談をしていました。やは
り、
「同 窓 の 先 輩」は 心 強 い
ものです !!
ご 挨 拶
九州歯科大学同窓会 会長
松 延 彰 友
全国同窓会員の皆様方におかれましては、新たな年をお健やかにお迎えになられたこととお慶び
申し上げます。
23年は、3・11東日本大震災と、それに続く福島原発問題、そして台風と本当に天災に対して
人間の無力さを感じさせられた1年でした。11月に東北地区同窓会総会に出席した際には、被災
会員の皆様から「東日本大震災に対して、多くの会員の温かいご支援を頂いたことに、同窓会の絆
の強さを改めて感じました」と感謝の言葉を多く頂きました。私は、その絆の強さこそが同窓会の
原点であろうかと思っています。
さて、歯科医師会においても同窓会においても、未入会問題が大きな問題になっていますが、現
在の若い先生方がなぜ入会しないかの根本的理由を知らなければその解決にはなりません。義務と
権利は表裏一体であり、義務を果たさずに権利を主張することは許されないことです。例えば、医
療費についても社団の努力により診療報酬の適正化が論じられていますが、その組織に所属してい
ない非会員も、その果実を甘受することは許されることがあってはならないことと思います。同窓
会もまず出発点は母校愛からではないでしょうか。我々の源泉は九州歯科大学にあります。歯科医
師を天職とするには、母校で研修した結果、今があるのです。その延長線上に同窓会が有ると思い
ます。同窓会のメリットをあげる事は困難ですが、敢えていうなら同窓としての絆であると思いま
す。今回被災された先生が「学生時代話したことのない同期生からお前無事かというはげましの電
話を貰った。これが同窓の絆なんですね」と感動されていました。
同窓会では、未加入者問題解決の一手段として学生時代に同窓会を認識して貰う為、学生交流会、
学年代表者会等を行ってきました。ウエルカムKDCを提案したのも保護者の方に理解して頂きた
いという思いからでした。今回、あり方検討委員会の有識者会議から、学生さんと同じ目線で話を
するため、大学祭に同窓会も参加すべきというご提案をいただき、早速歯大祭に同窓会史上初めて
の出店をし、学生諸君と触れあいました。また、都道府県学生サポート窓口を設置しました。今回
の問題点を反省しつつ、今年はより充実したものにしていきたい所存です。そして同窓会員がこの
場に集うホームカミングデイに出来ればと思っています。
又、今年度卒業する6年生に対し、国家試験直後、彼らの国家試験の慰労とともに同窓会を身近
に感じていただく為の懇親会を企画しています。
現在、全国の若手サポートメンバーを立ち上げ、若い先生方の率直な意見を聞き、未入会問題解
決の一助としたいと計画しているところです。
今年も同窓会と会員の皆様の発展のために全力を注ぐ所存ですので、皆様のご理解とご協力をお
願い申し上げます。
4
ご 挨 拶
九州歯科大学 学長
福 田 仁 一
新しい年を迎え、全国の同窓の皆様には、つつがなくご健勝にてお過ごしの事とお慶び申しあげ
ます。昨年の3・11東日本大震災は被災者のみならず、私達すべての人生観、社会観を根底から
揺るがせる事態になりました。大地震を霞が関で体感し、帰宅難民となり浜松町駅で一夜を明かし
た経験は社会基盤の大切さを改めて実感させられました。震災復興元年に当たる今年は辰のパワー
を結集し、充実した年にしたいものです。
歯科医師需給問題がマスコミで喧伝され、歯科大学・歯学部の志願者が減少し、定員割れする大
学が続出する中で、今後養成される歯科医師の臨床力の担保にまで問題が波及してくる様相が見ら
れます。いま、大学教育における重点項目として卒業時の学生の臨床力を重視するようになってき
ました。これは文部科学省からの「歯学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議第一次報告」
に記載されている『臨床力を備えた歯科医師養成』に応える方策に一つです。そのため、病院実習
で参加型臨床実習が求められています。さらに、平成24年から始まる改訂版のコア・カリキュラ
ムにも参加型臨床実習の充実のために臨床実習の項が新設され、到達目標が明確にされました。数
年後には臨床実習終了時に客観的臨床能力試験(OSCE)による臨床力の卒業判定が導入されること
が考えられます。この臨床実習と卒後臨床研修との整合を図ることにより、国民に説明のできる『臨
床力を備えた歯科医師』が育つものと思います。
さて、平成26年に迎える九州歯科大学創立100周年記念事業のその後の準備状況ですが、昨年夏
に記念事業のテーマを『和(やわらぎ)の100年から新たな世紀へ』と決めました。これは創立以来
100年の歩みは「和(やわらぎ)」の道であり、大学関係者のたゆまぬ献身と努力の結晶が今日の九
州歯科大学であるということで、創立100年に感謝し、今後の100年に思いを馳せることを意味し
ています。その後、テーマに対するロゴマークを募集し、7題の応募の中から2題に絞り、原案を
元に専門家に修正をお願いし、昨年末の記念事業準備委員会で最終決定をしました。図柄は別頁を
参照していただきますが、その意味は100年の歴史の歩みをクラッシクな雰囲気で表現し、100の
数字の0と0が握手をすることで、これから先も伝統が受け継がれるようにとの思いが込められた
ものです。記念事業については記念講演、市民公開講座、公開フォーラムなどを主な柱として企画
を練っている所です。記念事業のテーマとロゴマークが決まりましたので、今後幅広く広告をして
まいります。同窓の諸先輩のご協力、ご支援を宜しくお願いいたします。
5
会 務 報 告
本 部 関 係
平成23年
5月2日 永松奨学会常務理事会
場 所 永松奨学会事務室
出席者 上野常務理事
10日 第1回総務部会
場 所 同窓会事務局
出席者 松延会長 他
13日 京都支部総会
場 所 京都歯科医師会館
出席者 松延会長 14日 平成22年度監査会
場 所 同窓会事務局 出席者 松延会長、進常務理事、中野監事、
花野監事、事務局
熊本県同窓会総会
場 所 和食 仲むら
出席者 遠山副会長 18日 九州歯科大学創立100周年準備会
場 所 九州歯科大学 大会議室
出席者 松延会長 他
21日 千葉県同窓会総会
場 所 スカイウインドーズ東天紅
出席者 大庭副会長
鹿児島県同窓会総会
場 所 ホテルパレスイン鹿児島
出席者 片山副会長、武井常務理事 長崎県同窓会総会
場 所 桃華園
出席者 遠山副会長、浦田常務理事 愛媛県同窓会総会
場 所 ㈱松山三越
出席者 松延会長 佐賀県同窓会総会
場 所 四季彩ホテル 千代田館
出席者 上野常務理事、立和名常務理事
28日 小倉支部総会
場 所 小倉飯店
出席者 松延会長
28、29日 九州歯科学会総会・懇親会
場 所 九州歯科大学 講堂
6
自 平成23年5月1日
至 平成23年10月31日
出席者 豊永専務理事、上野常務理事
30日 永松奨学会評議員会
場 所 永松奨学会事務室
出席者 松延会長、遠山副会長、豊永専務理
事、武井常務理事、上野常務理事
6月2日 被災地復興に向けて元気を送る会
場 所 ホテルニューオータニ
出席者 松延会長
4日 平成23年度第1回理事会・合同委員会
場 所 小倉リーセントホテル
出席者 松延会長、豊永専務理事 他
6日 永松奨学会監査会
場 所 永松奨学会事務室
出席者 上野常務理事
8日 学生交流会
場 所 九州歯科大学 501講義室
出席者 松延会長、豊永専務理事 他
11日 岐阜県同窓会総会
場 所 ホテルグランヴェール岐山
出席者 小澤副会長
城県同窓会総会
場 所 テラス・ザ・ガーデン
出席者 松延会長
13日 永松奨学会常務理事会
場 所 永松奨学会事務室
出席者 上野常務理事
14日 第2回総務部会
場 所 同窓会事務局
出席者 松延会長、豊永専務理事 他
15日 福岡県歯科医師会との懇談会
場 所 料亭 浄水茶屋
出席者 松延会長、豊永専務理事 他
広報委員会
場 所 同窓会事務局
出席者 浦田常務理事、三浦担当理事 他
18日 島根県同窓会総会
場 所 出雲・玉造温泉 白石屋
出席者 松延会長、立和名常務理事 21日 第一回泉友会定時総会
場 所 大学本館6階 601講義室
出席者 松延会長、豊永専務理事 他
23日 学祭店長会議
27日
7月3日
5日
6日
9日
11日
12日
14日
17日
20日
23日
場 所 大学本館3階 301講義室
出席者 豊永専務理事、林常務理事
永松奨学会理事会
場 所 永松奨学会事務室
出席者 松延会長、豊永専務理事、武井常務
理事、上野常務理事
北陸同窓会総会
場 所 ユアーズホテルフクイ
出席者 松延会長、武井常務理事 他
近畿・北陸地区連合会総会
場 所 ユアーズホテルフクイ
出席者 松延会長、武井常務理事 他
永松奨学会行政書士との打合せ
場 所 永松奨学会事務室
出席者 上野常務理事
広報委員会
場 所 同窓会事務局
出席者 浦田常務理事、三浦担当理事 他
学術振興会
場 所 ステーションホテル小倉
出席者 松延会長、豊永専務理事 他
山口県同窓会中央支部総会
場 所 吉南医師会館
出席者 遠山副会長、笠原常務理事 宮崎県同窓会総会
場 所 ホテル浜荘
出席者 松延会長、立和名常務理事 永松奨学会評議員会
場 所 永松奨学会事務室
出席者 松延会長、遠山副会長、豊永専務理
事、武井常務理事、上野常務理事
第3回総務部会
場 所 同窓会事務局
出席者 松延会長、豊永専務理事 他
学術委員会
場 所 同窓会事務局
出席者 立和名常務理事、森担当理事 他
台湾同窓会
場 所 台湾台中市永豊桟ホテル
出席者 松延会長
九州歯科大学創立100周年準備会
場 所 九州歯科大学 大会議室
出席者 松延会長 他
全国歯科大学同窓・校友会懇話会 場 所 東京ドームホテル
出席者 松延会長、大庭副会長、菊池関東地
区連合会副会長、豊永専務理事
30日 栃木県同窓会総会
場 所 宇都宮東武ホテルグランデ
出席者 松延会長、大庭副会長、豊永専務理事
31日 埼玉県同窓会総会
場 所 ロイヤルパインズホテル
出席者 松延会長、大庭副会長、豊永専務理事
8月3日 第4回総務部会
場 所 同窓会事務局
出席者 松延会長、豊永専務理事 他
4日 講師派遣事業反省会
場 所 九州歯科大学 501講義室
出席者 松延会長、豊永専務理事 他
5日 広報委員会
場 所 同窓会事務局
出席者 浦田常務理事、三浦担当理事 他
8日 衛生学院同窓会との協議会
場 所 同窓会事務局
出席者 松延会長、豊永専務理事、上野常務
理事、林常務理事
10日 評議員会資料点検
場 所 同窓会事務局
出席者 豊永専務理事、武井常務理事、進常務
理事、上野常務理事、浦田常務理事
17日 永松奨学会機構改革会議
場 所 永松奨学会事務室
出席者 武井常務理事、上野常務理事
18日 広報委員会
場 所 同窓会事務局
出席者 浦田常務理事、三浦担当理事 他
20日 福岡県同窓会理事会
場 所 キッチン「ちか菜」
出席者 片山副会長、浦田常務理事 20、21日 学術連絡会
場 所 ホテル名古屋ガーデンパレス
出席者 立和名常務理事、森担当理事 21日 生涯研修セミナー
場 所 株式会社モリタ 名古屋支店
講 師 船越栄次先生
出席者 立和名担当常務理事、森担当理事、
青木委員長、福山委員
関東地区連合会平成23年九歯大現役学生とOBとの懇談会
場 所 東京国際フォーラム G510会議室
出席者 松延会長
22日 大学法人との協議会
場 所 九州歯科大学 大会議室
出席者 松延会長、豊永専務理事、武井常務
理事、上野常務理事、浦田常務理事
7
25日 学祭打合せ
場 所 伊万里
出席者 豊永専務理事、林常務理事 29日 永松奨学会選考委員会
場 所 伊万里
出席者 上野常務理事、林常務理事 9月3日 平成23年度第3回理事会
場 所 九州歯科大学 402講義室
出席者 松延会長、豊永専務 他
平成23年度第1回都道府県同窓会長会議
場 所 九州歯科大学 401講義室
出席者 松延会長、豊永専務 他
平成23年度第1回評議員会
場 所 九州歯科大学 402講義室
出席者 松延会長、豊永専務 他
5日 永松奨学会理事会
場 所 永松奨学会事務室
出席者 豊永専務理事、上野常務理事、武井
常務理事 8日 日本歯科医師会代議員と同窓会との懇談会
場 所 グランドヒル市ヶ谷
出席者 松延会長、豊永専務理事
13日 第5回総務部会
場 所 同窓会事務局
出席者 松延会長、豊永専務理事 他
15日 経営協議会
場 所 九州歯科大学 大会議室
出席者 松延会長
17日 四大学協議会
場 所 京都
出席者 豊永専務理事、上野常務理事、小原
理事
20日 広報委員会
場 所 同窓会事務局
出席者 浦田常務理事、三浦担当理事 他
26日 永松奨学会機構改革会議
場 所 永松奨学会事務室
出席者 武井常務理事、上野常務理事
27日 広報委員会反省会
場 所 アトリエ・プラス
出席者 浦田常務理事、三浦担当理事 他
28日 あり方検討委員会
場 所 同窓会事務局
出席者 林常務理事、福永理事 他
29日 学術委員会
場 所 同窓会事務局
出席者 立和名常務理事、森担当理事 他
8
10月4日 衛生学院同窓会との協議会
場 所 同窓会事務局
出席者 松延会長、豊永専務理事、上野常務
理事、林常務理事
6日 関東地区泉友会
場 所 泉カントリー倶楽部
出席者 松延会長
8日 大阪歯科大学100周年記念講演会
場 所 国際会議場
出席者 松延会長、豊永専務理事、武井常務
理事
11日 第6回総務部会
場 所 同窓会事務局
出席者 松延会長、豊永専務理事 他
12日 九州歯科大学創立100周年準備会
場 所 九州歯科大学 大会議室
出席者 松延会長 他
15日 九州歯科医学大会
場 所 サンプリエール
出席者 松延会長、豊永専務 他
19日 永松奨学会評議員選考委員会
場 所 永松奨学会事務室
出席者 上野常務理事、浦田常務理事、林
常務理事
23日 衛生士リカバリー研修会
場 所 九州歯科大学 501講義室
出席者 松延会長、豊永専務理事、林常務理事
24日 永松奨学会機構改革会議
場 所 永松奨学会事務室
出席者 武井常務理事、上野常務理事
29、30日 歯大祭
場 所 九州歯科大学駐車場
出席者 松延会長、豊永専務理事 他
30日 愛知県同窓会総会
場 所 ホテルキャッスルプラザ
出席者 松延会長
平成23年度第1回評議会
日時:平成23年9月3日(土) 午後4時∼午後6時 場所:九州歯科大学 402講義室
1.開会の言葉
○遠山副会長
皆さん、こんにちは。台風接近で交通事情、お足元の悪
い中、ようこそおいでくださいました。全国各地から本当
に大変だったと思います。只今から第1回九州歯科大学同
窓会評議員会を開催致します。
2.挨拶
○松延会長
皆さん、こんにちは。只今挨拶ありましたように台風
12号が四国から西に向かっているということで、その地
区の評議員の先生がご欠席されております。私が同窓会の
役をして20年近くになりますが、大体天気が良かったの
で先ほども言いましたけれど新しい都道府県の会長さんか
評議員の先生に雨男がいたのかな、とそういうふうに思っ
ております。私は決して雨男ではございません、晴男でご
ざいます。本当にそういう中に皆様方の御出席、有難うご
ざいました。また福田学長には他の学会を途中で抜けて頂
いての御出席、本当に有難うございます。それから河野名
誉会長ですが、本日は体調が悪いということでご欠席の御
連絡を頂いております。
まず始めに東日本大震災におきましては本当に皆様方の
暖かい御支援、有難うございました。九百二十数万円も集
りました。それを東北地区とそして関東地区の連合会、そ
して私と専務が入りまして分配委員会を設置いたしまし
た。その結果、7:3で、7を東北地区、3を関東地区と
いうことで配分させて頂きました。内容につきましては関
東地区は一律、東北地区は状態によって金額を分配すると
いうことで、後ほどまた報告があるかもしれません。これ
に関しまして播磨関東地区連合会長は各一軒一軒を っ
て、直接手渡しされております。一緒に られました関東
地区連合会の外山専務理事、本当に同窓会の気持ちを本当
に表してくださったと思っております。また、東北地区に
おきましても被災会員の方々を目黒先生に集めて頂き、直
接、長谷川先生が御渡しされ、非常に喜んで頂いておりま
す。長谷川会長始め、各先生方からお礼の手紙が直接私の
ところに届いております。しかしながら大変な状況にある
ということは間違いない事でございますので、我々もでき
るだけ精神的にも応援できればと思っております。
それから、前回の評議員会で基金から一千万円寄付する
ということが決まりました。そこで早速、福岡県の小川県
知事の方に直接持って参りました。なぜ福岡県かと言いま
すと、小川県知事は新任でございます。今まで麻生県知事
でしたが、新たに県知事になられたわけでございます。そ
ういう意味で、九州歯科大学の存在、そういうものをやは
り知って頂きたい、そしてまた、九州歯科大学は福岡県の
力によって設置されているということに対して、感謝の意
を込めて御渡ししました。それとともに九州歯科大学同窓
会のPRということも兼ねましたし、小川県知事も九州歯
科大学同窓会の団結力が本当に分かりましたと発言されて
おります。本当に有難うございました、心から御礼申し上
げます。
それから、前回の評議員会において私がもう一期会長を
させて頂くことになりました。非常に微力でございますし、
とにかく老害にならないようにやっていきたいと思いま
す。それで今期から若い常務理事を加え、平均年齢を下げ
ておりますので、大いに若い常務理事に声をかけて頂けれ
ばと思っております。そして今、全国同窓会、総会に呼ば
れた時に、私自身この二年間どのような事をするかという
事を所信表明させて頂いています。先ほど会長会議でも話
をさせて頂きまして、重複する点があると思いますが、お
聞き頂ければと思います。まず大学の発展ということが目
的の第一に挙げられているわけでございます。そのために
は我々は大学と色々な面で意思の疎通をはかるということ
が大事だと思っております。特に現在は法人、理事会とそ
して大学の二つの組織があるわけですが、その中でも法人
との会話は非常に大事だと思っております。昨年の8月に
経営協議会の委員に任命されました。三回ほど出席させて
頂きましたが、まだまだ内容的には私自身十二分に理解で
きていないところがございますし、その中でも時間的に一
時間半という時間で、どうしても大学側の理事長の報告で
時間が費やされるという環境を見ており、やはり経営協議
会として他者の意見が聞けるようなそういう時間があれば
いいかなと思っておりますし、それは理事長の方にお願い
をしたいと思っています。
それから平成26年5月10日、大学の100周年ということ
でございます。現在準備委員会が設けられ、着々と大学側
のほうで準備をして頂いているようでございますが、学長
曰く、九州歯科大学同窓会80周年記念式典よりもはるか
に上の式典をやりたいと言われておりますから、どのよう
な式典になるかは期待したいと思います。充分に大学とコ
ンタクトを取るということが私達に課せられたことだと思
いますが、法人それから教授会、それから事務局、そうい
う面々と協議会を開いていって意思の疎通を図りたいと
思っております。法人に関しましては先ほど申しましたが、
経営協議会に入ったことで一歩進んだ意思の疎通ができて
いると思っておりますし、8月22日に法人と同窓会の協
議会を行ないました。その時点で今まで我々が希望してお
りました新入生の住所、氏名等々の情報を頂けるというこ
と、それからまた施設使用に関しましては、会議等におき
ましては使用料を頂かないという前向きなお言葉を頂いて
おります。我々と致しましてはできるだけ法人と意思の疎
通を図りながら、今まで以上に成果が出ていると思います
し、疎通ができていると思いますが、今一歩進んでやって
いこうと思っております。
それから二番目に歯学の向上ということでございます。
学術は私は同窓会のメイン事業だと思っております。そう
いう意味で学術セミナーの充実、ということを是非やって
行きたいと思います。その代わり、多くの会員に機会均等
ができるように地区連合会、都道府県同窓会にご協力をお
願いしたいと思います。今、泉友会の方と話して進めてい
るのですが、研究者派遣事業というものがあります。今ま
9
では准教授以下がメンバーになっておりましたが、今回か
ら教授も含めて派遣事業に入っていただくことになりまし
た。ということはどういうことかというと、教授であって
も講演料は3万円です。そしてまた、交通費は同窓会の本
部から出します。ですから都道府県として出して頂きたい
のは宿泊料と講演料の3万円だけです。ただし、これは研
究者派遣事業の場合だけです。これが地区連合会の学会だ
とか、その他の場合はこれは準じません。先ほど申しまし
た派遣事業の時のみです。第一回目に寺下先生に手を挙げ
ていただき、島根県で講演をして頂きました。今は数名の
教授の名前が挙がっておりますので、いずれホームページ
等々で御報告したいと思っております。それからもう一
つ、全国研究者名簿の作成でございます。数年前にできて
おりますが、段々変わってきておりますので改めて研究者
名簿を作って頂きたいと、泉友会の方にお願いをしており
ます。いずれにしましても皆様方が学会を行なう時に講師
の選択に苦労していると聞いておりますので、是非その辺
りをフォローできればと思っております。それからもう一
つ、同窓会の会員の講演者名簿の作成。これはどういうこ
とかといいますと、80周年の記念学会で講演された先生
は須貝先生を除いて、全て還暦を越えた先生方ばかりでご
ざいます。これから先の新しい九州歯科大学の学術を支え
るには、もう少し若い先生方、はっきり言って30期以降
の先生方の名前をどんどん出して頂いて、そして各県にお
呼びしたい。そしてそういう方を九州歯科大学の同窓の代
表だと言えるようにしていきたいと思っております。その
ためには、お互いに名前が出たときにはその話を聞いてき
てやろうよというようなことでして頂ければありがたいと
思います。
第3番目に会員の福祉増進と親睦でございますが、会員
厚生委員会及びあり方検討委員会を中心に、現在色々と準
備しているところでございますが、特に入会促進にあたり
ましては学生へのアプローチ、これをやっていかなければ
今からは卒業しても同窓会に入らない。早く同窓会という
意義を知って頂く為に、我々は学生の頃からアプローチし
たいということで、数年前から学生交流会、学年代表者会
議等々をやっております。実は今年の2月に有識者会議を
行なった時に、「先生方はもっともっと下のレベルに目線
を向けなければならない。学生にレベルを合わせないと
ダメですよ」と言われました。そこで今年の10月の29日、
30日に歯大祭がございます。そこに同窓会は出店させて
頂きます。それによって学生さんたちと色々な事を話して
交流しますし、同窓会の事、また卒業した後の事、開業の
事等色々な相談窓口を開いて、意思の疎通を図りたいと
思っております。ですから是非皆様方も大学に来て頂いて、
顔を出して頂き、多分クラブの後輩等いると思いますので
その方々に声をかけて頂ければと思っております。
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それから連合会と各県の総会等に関しまして、私自身、
私が空いている限り出来る限り出席させて頂くつもりでご
ざいます。ただどうしても重複する場合には、優先順番と
して一番早く連絡をいただいたところ、それから昨年行っ
ていないところ、そういう順番で決めさせて頂きますが、
私が行けないときには副会長に行って頂く、その副会長も
できるならばその地区推薦の副会長ではなく、近隣の副会
長に行って頂いてやはり交流をして頂きたいと思っており
ます。今年も副会長の片山先生、遠山先生には長崎、鹿児
島等々に行って頂いております。出来るだけ私の行けない
ところには副会長、それと出来るだけ若手の常務理事を一
緒に連れて行って頂いて、意思の交流といいますか、そう
いうものをして頂くことによって次世代を作る、そういう
ふうに考えております。その他、今回の目的達成に必要な
こととありますが、同窓会あり方検討委員会の有識者会議
で色々出ました内容を吟味致しました。そして今、考えな
いといけないのは高いと言われている入会金の問題、これ
をどうするのか。それに付随して弔慰見舞金をどういうふ
うにするのか。また、年会費をどうするか。諸々のことを
しっかり考えていきたいと思っております。出来れば来年
の9月にはそういうものを協議に出して最後の4月の評議
員会に議題に出し、皆様方のご意見を聞きたいと思ってお
ります。その間、来年の2月、6月に理事会がございます
ので、評議員の方々も理事会の方々にお互いに意見を出し
合って頂いて、本部といいますか、我々が出した素案に色々
と意見を出して頂き、そして最終的には纏めていきたいと
思っておりますので、宜しくお願い致します。今までの4
年間から少し脱皮した2年間を目的としてやっていきたい
と思います。どうか皆様方の暖かい支援とご協力をお願い
致しましてご挨拶とさせて頂きます。本日はどうも有難う
ございました。
○福田学長
皆さん、こんにちは。今日は口腔外科学会の九州地方会
が福岡であっていますので同窓会の理事会には出席できま
せんでした。失礼致しました。いつものように大学の報告
をさせていただきます。先ほど会長のお話でもありました
ように100周年の準備は着々と行なわれております。同窓
会のホームページにも出して頂きましたが、100周年記念
テーマ「和らぎの100年から新たな世紀へ」にあった、ロ
ゴマークを募集することをお願いしております。締切が9
月30日となっておりますので、皆様方に色々な案を出し
て頂きたいと思っておりますので、宜しくお願い致します。
また、式典の日は決まっておりますが記念講演については
色々な意見がございます。前年の2013年に、大学発祥の
地である福岡で講演を予定し、2014年にはこの小倉の地
で記念講演或いは公開フォーラムを企画する予定で学術的
なことをいくつか組み合わせるということを考えて準備を
しています。それから先については追々ご報告をさせて頂
き、お願いもさせて頂くことと思います。
ちょうど平成18年に法人化をして中期計画の第一期が
平成24年の3月まででございます。ここまでが第1期の
中期計画ですが、法人化して理事長、学長として再任させ
て頂き、この第1期の終末を迎えることになります。あと
半年残っていますが、一応そこが一つの区切りだと思って
おります。その中で第2期の中期目標、すなわち次の6年
間の目標を立てなければなりません。そしてそれにあった
中期計画をたてるわけですが、これは県と大学とで立てて
いくことになります。そのためには第1期の中期目標に
沿った中期計画がどの程度進 しているかを途中ですが評
価しなければなりません。そこで昨年の分を含めて5年分
の評価、暫定評価をして、その中で課題として残ったも
の、或いはそこからでてきた新しいものを次の第2期中期
計画の中に入れています。このようなことで昨年末から今
年、それから来年にかけては非常に忙しい時期でした。こ
の5年分の暫定評価を見ますと、5段階評価で35点満点で、
残念ながら27点でした。4点評価がほとんどですが、3
点評価が一つありますので、今年の残りの半年で何とか頑
張って3点を4点に上げなければなりません。大体4点を
取っておけばよいのだと思います。と申しますのは大体9
割以上目的を達成した時に3点とするわけで、100%を超
えてはじめて4点という評価をもらえるわけです。それに
+αで5点という評価になるわけですので4点という評価
をもらえれば評価としては良い評価となるだろうと思って
おります。そういうことで課題が少し残っております。そ
れを今年の残り半分で頑張っていくつもりでおりますが、
この暫定評価が出てきたのが8月17日でして、31日に全
学の教職に対して説明して、結果を報告をしております。
次の新しい第2期の中期目標に何が入っているかという
と、第1期のときは法人化をしたことから、とにかく組織
を軌道に乗せ、新しい組織体制を確立させることが目的で
したが、第2期になりますとやはり大学ですから教育に力
を入れることになります。特にこの歯科保健医療に貢献す
る、歯科医療人を育成する。ありきたりな言葉ですが、こ
れを表に出し、その上に特色のある大学院教育をするとい
うことで、次の第2期は教育に力を入れるということにな
ります。一方、法人化をして今まで県からの事務職員が派
遣できていましたが、3年経つと帰るということで中々知
識が維持できないということで質も中々上がってこないと
いうことなどから、次の6年間でプロパー化をする、大体
半分くらいをプロパー職員に替えていこうということを県
の方で企画しております。これに加えてもう一つ入ってい
ますのが、全国に公立大学としてのブランドイメージを醸
成することです。これは松延会長も以前から言っておられ
ましたが、県もこのことを中期目標に入れてきましたので、
同窓会の応援をもらえるとやっていけるのではないかと思
います。以上次期の中期計画に関する報告をしておきます。
もう一つは歯科医師国家試験の制度を改める、改善の検
討会が始まりました。これは公開な診査ですから、ホーム
ページを開くと載っています。今週ありましたが、これは
平成26年から国家試験の出題傾向を決めるものです。そ
のための会議がこの9月から始まったということだけ御報
告をしておきます。以上、大学の報告を兼ねまして挨拶と
させて頂きます。
3.議長・副議長の選出
議 長 浪花 保(東九州地区連合会)
副議長 武富 啓起(西九州地区連合会) 4.議事録署名人
鬼塚 一徳(東九州地区連合会)
吉川 昌男(福岡地区連合会)
5.物故者の黙祷(氏名別掲)
6.報告
1)会務報告
豊永専務理事より説明
2)事業報告
各担当常務理事より報告
3)会計報告
進担当常務理事から7月分月報の報告
4)その他
3月11日の東日本大震災の義援金の窓口閉鎖について
義援金の分配について報告
○豊留理事(学生)
今年度歯大祭の方に同窓会が出店するということで、会
員の先生方に色々とご協力を頂き、ありがたいと思ってお
ります。今の歯大祭というのは規則が厳しくて、あまり騒
げないし、お酒も飲めないとか色々制約が多いのですが、
是非一緒に楽しみたいと思いますので、宜しくお願い致し
ます。それと今の同窓会の先生方には色々開業のこととか
で考えて頂いている事があるということですので感謝して
いるのですが、一応学生の方の話を聞いていると意外と開
業以外の勤務する場合だったり、大学院へ進んだり、研究
をすることであったりする人もいるので、そういうことに
関しても御検討頂ければとてもありがたいと思っておりま
す。宜しくお願いします。ありがとうございました。
○浪花議長
有難うございます。他に報告はありませんでしょうか?
それでは質問をお受けします。尚、質問の際には挙手の上、
所属連合会名と氏名をお願い致します。
○目黒評議員
東北地区連合会の目黒でございます。この度は多大なご
支援と義援金を頂きまして本当に有難うございました。本
日は被災地の会員の代表として参加させて頂いております
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ので、改めてお礼を申し上げたいと思います。本当に有難
うございます。松延会長と豊永専務は本当に何度も何度も
お電話をして頂いたという感じがあって、本当に感銘を致
しました。本日お集まりの先輩方にもたくさんご支援を頂
きました。私達被災地の会員としてお礼の言葉というのを
各地区の連合会の会長先生方へ出させて頂きました。一人
でも多くの会員の先生方にもお礼を申し上げたいと思いま
して、事務局の方にお願いをして、ホームページと会報に
掲載させて頂くようお願いをしております。多少会報がで
きるまでにはタイムラグがあるようですが、我々には忘れ
ることの出来ない温かなありがたさを感じておりますので
是非お読み頂ければと思っております。どうも有難うござ
いました。
○浪花議長
質問、ありませんでしょうか。はい、どうぞ。
○中島評議員
西九州地区連合会の中島です。会員厚生の笠原先生から
弔慰金とか見舞金とかの見直しを考えていると御報告があ
りましたが、どのように考えておられるのでしょうか。
○豊永専務理事
入会金とか弔慰金に関しましては昨年の会議の席でも申
しました。評議員会の席ではまだ話しておりませんが、理
事会の席でちょっとお話をさせて頂きました。それから会
員厚生委員会にお願いしまして6月の理事会の時に、私が
口頭で説明させて頂いて、9月の会議の時に数字の資料を
元に検討できるような資料を提供させて頂いて、今後検討
を進めて頂きたいと思っております。実はその資料がすで
に会員厚生委員会に色々会費のシミュレーションをして頂
いています。それこそ5年10年にわたってのシミュレー
ションですので、実は私達の目に入ったのも3、4日前な
のです。それを急遽印刷して先ほどの理事会の席では資料
としてださせて頂きました。私共常務会でもまだ具体的に
どういうふうな概要で改訂するかというのは十分なコンセ
ンサスを作り上げていないという状況で、今日初めて役員、
所謂理事者の方々に数字の資料を提示させて頂いて今から
御検討頂いて、今からのスケジュールとして来年1年間か
けて評議員会で協議題として出させて頂いて、それを元に
また充分なご審議を頂いて早ければ24年度の最後の評議
員会で案件として私達として提案させて頂ければいいかな
と思っております。その資料は地区連合会の理事の方々の
お手に渡っているはずですから、多分今日会議が終わった
後、地区内の先生方のお手元にコピーなりが届くはずです
ので、それを元に今から充分に御検討いただきたいという
ことで、決まっているわけではありませんので、私たちも
完全に100%改定ありきということで動いているわけでは
ありませんけど、その方向性だけはこういう方向も数字の
シミュレーションを立てた上で先生方に御検討いただきた
12
いということです。
○浪花議長
宜しいでしょうか?それでは他にございませんでしょう
か?
○中島評議員
すみません。佐賀県ですが、今年本会の互助共催費もか
なり厳しくなってきております。本部からの死亡弔慰金が
13万円ということで、この間話がありましたように花輪
代を含むと、この花輪代の3万円を県の方の供花に入れ込
んで改正したのです。また今度弔慰金が変わってくるとま
た考え直さないといけないかなということがありますの
で、今までは会員の先生へこのままお金を御渡ししており
ましたが、会員数の減少で厳しくなってきております。こ
の弔慰金の額を考えなおすということは大体減額の方向で
いっているということでしょうか。
○豊永専務理事
今の状況で弔慰金の額を上げるというのは会長の頭にも
先生方の頭にも100%ありえないということで話は進んで
います。それから今先生の発言の中で気になったのですが、
あの13万円というのは本部からその故人へお渡しするべ
き費用ですので、それを都道府県で一部をこちらへ、一部
をこちらへ入れるというのは本来おかしな事案です。
○浪花議長
宜しいでしょうか。他にありませんか、はい、どうぞ。
○薬師寺評議員
関東地区連合会の薬師寺です。この前まで本部の立場で
いたわけですが、今回は評議員の立場です。4点ほど質問
がございます。まず一つは口腔保健学科と同窓会の合併問
題はその後どのように進んでいるか。それから先ほどから
リカバリーの研修会をやっていると聞きましたが、現実と
してそのリカバリーの話が関東地区に、例えば未就労の衛
生士さんがいるのか。もしあればいいわけですが、その研
修会が関東地区ではないということは重々分かっておりま
すが、もしあるようであれば御検討頂ければと思います。
○浪花議長
はい、どうぞ。
○豊永専務理事
まず最初の保健学科の事ですが、これは昨年度の会長の
話にも度々出てきます。基本的には保健学科生も今最高学
年生が2年生、今年1年生が25名、25名です。基本的に
は彼女、彼らがどういう組織作りを考えるかというところ
がまずスタートだと思います。私達が無理やり引き込むな
りなんなりするというのは別の話だと思います。彼女達が
同窓会組織を作って昨年理事で出てきた方はおわかりだと
思いますが、例えばの話、九州歯科大学同窓会という肩書
きの組織があり、そこに九州歯科大学歯学部同窓会、歯学
科同窓会、口腔保健学科同窓会というのがぶら下がる形の
組織もありますが、それは一案として基本的には彼女達の
意見を十二分に尊重して、早ければ今年度中に、私個人的
に実は口腔保健学科の准教授の久保田先生に、是非機会が
あったら彼女達と話の場を持たせて頂きたいということを
伝えています。今度個人的に久保田先生に状況をお尋ね、
相談させて頂いた上で、正式には保健学科長の柿木先生な
りを通して、正式な彼女達との話の場を作りたいと思って
います。その話し合いの場というのは、九州歯科大学には
こういうふうな組織があって、私達はこういうふうな歴史
があって、事業をしていますよと。その前身として附属衛
生学院の1600名の同窓生、OBがいますよと。その方々
の意向も伺ってますから彼女達に御伝えしなければいけな
いし、その上で彼女達が同窓会というものをどう意識し、
組織作りをするか。そして組織を作ろうとした時にやっぱ
り、入会金の問題とか会費の問題とか周辺状況の諸々、問
題がたくさん出てきますので、まずは彼女達の意向を充分
に尊重してということで、今年度中の早い時期に彼女達と
一応お話をする機会をということは心積もりしておりま
す。
それからリカバリー事業の件に関して、ちょっと私聞き
逃したんですが、リカバリーの開催地は今は基本的に母校
なんです。福岡県から外れた衛生士さんにも受講の機会を
与えてほしいということでしょうか?
○薬師寺評議員
そういう人がいるかいないか、そういうことまでは分か
らないでしょうか。
○豊永専務理事
うちの附属衛生学院の同窓会名簿は1600名把握してお
りますので、もし福岡県外に出た方がいらっしゃったら追
跡調査は済んでいるので、文書は届いているはずです。た
だ今年の開催につきましては先ほど林先生のほうからあり
ましたように、福岡県内の6教育施設に開催のお願いの通
知はしましたし、他大学はちょっと存じませんが、うちの
付属衛生士学院の同窓生に関しては開催案内は届いている
はずです。
○浪花議長
2つの件について宜しいでしょうか。それでは残りの2
つをお願いします。
○薬師寺評議員
有難うございました。たまたま僕も理事をやっていたこ
とがありますので、分かる部分もあるのですが、確認とい
う意味を含めてお話させて頂きました。
まず100周年の件ですが、学長、会長共々命があるとい
うのはひどいもんだなと。そうしますとこの前関東地区で
お話したときには同窓会長をもう1期やらなければならな
いのではないかという話になりましたが、学長の任期はど
のようなものだろうかと。学長とは同期でございますので。
それから永松奨学金が一時返済が滞っておりましたが、そ
の後どのようになりましたでしょうか。色々問題が出まし
たので、そこのところをお教え下さい。
○福田学長
100周年事業というのは100周年の年にする事業でござ
いまして、その準備はしていかなければいけないので今立
ち上げているわけです。学長の任期は決まっておりまして
来年の3月で終わります。それから先は次の人が考えるこ
とになるので、全ての継続性は特別意識することはないと
思います。その時期に当たった学長が中心になってやると
いうことになると思います。そのために準備委員会ができ
てますから準備は滞りなくできると思います。
○松延会長
右に同じです。
○上野常務理事
永松奨学会に関しては数年前より元の守田常務理事、そ
れから武井常務理事が奨学会の理事に入られておりました
頃に色々対策を練り、未納者より返済がかなり完済されて
おります。中にはやはり諸事情により、例えば女性の出産
ですとかでの一時休職で、先般の返還猶予願というものを
出して頂き、その後返還ということで現在順調にいってお
ります。返還漏れということはもうほとんどなくなってき
ていると考えて頂いて結構です。
○浪花議長
それで宜しいでしょうか。他に質問はありませんでしょ
うか。なければ次に移りたいと思います。宜しくお願い致
します。
5)監査報告
中野 邦佑監事より、監査報告
7.議事
・第1号議案 平成22年度決算及び財産目録について
進常務理事から資料に基づき説明
○浪花議長
それでは質問をお受けいたします。何かございますで
しょうか。
○新城評議員
東九州地区連合会の新城です。初めての評議員会とい
うことで緊張しておりますが、お教え頂きたいと思いま
す。まず支出の方の、第3款の第2項の給与手当費ですが、
140万円余っておりますが、その理由を伺いたいと思いま
す。それから、第3款第4項の役員手当が124万円となっ
ておりますが、0が一つ少ないのではないかと思いました
ので申し上げます。といいますのが、同窓会の会員数が約
4300人ほどおられますが、私は沖縄県に所属しておりま
すが、約10分の1の会員数でございます。申し上げれば
うちの場合は会長先生の役員手当が年間約180万円ありま
す。沖縄県はお金があると思われては困りますので、年間
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の診療報酬は下から数えて2、3番目ですし、決して裕福
なわけではございません。そういう中で我々は会長に先ほ
ど申し上げました金額を御渡ししておりますので、本当に
金額の0が一つ少ないのではないかと驚いておりますが、
その辺りの執行部のご意見を伺いたいと思います。
○豊永専務理事
まず一点目の給与手当費ですが、144万円不要と出てお
りますが、事務員は固定給なのですが、残業すればその分
の残業手当が出ますし、日曜出勤すれば休日手当が出ます
し、その分を考えておかなければいけません。この予算と
いうのはとにかく皆さんもご存知の通り不足額が出るのが
これほど困ったことはないのです。その分も見越しての数
字とご理解下さい。それから役員手当費ですが、先生の仰
る通り0を増やして頂ければ御の字なんですが、交通費に
関しましても私達は本当に貴重な会費の中から、私達の仕
事に対してお話いただけるというのは本当に有難く使わせ
て頂いておりますので、これで今のところ不足はありませ
ん。
○浪花議長
宜しいでしょうか。他にございませんでしょうか。はい、
どうぞ。
○新城評議員
本当に松延会長にも理事の先生にもご苦労様でございま
す。やはりそういった状況ではございますが、やはり役員
の先生方もある意味では身を犠牲にしてそういった活動を
されていると思います。そういった中で先ほど専務も仰っ
ておりましたが、会費の値上げはないということでしたが、
あのようなことを考えて執行部の役員の先生方が、松延会
長がもう一期されるということがあれば、その辺りも考え
て頂ければと思います。以上です。
○松延会長
有難うございます。早速来年度から0を一つつけさせて
頂きます。実は同窓会というのはどうしてもボランティア
という心で我々はやっておりますので、こうやって楽しめ
ばいいかということで、私自身会長として土地土地へ行っ
てそして和気藹々とできるということだけでいいかと思い
ます。将来は、会長手当とか、退職金があるかもしれませ
んが、今の時点では今の先生方の中ではボランティアとい
う精神でやっております。有難うございました。
○浪花議長
他にございませんでしょうか。なければ決をとりたいと
思いますが、宜しいでしょうか。それでは、第1号議案平
成22年度の決算及び財産目録について、賛成の方は挙手
をお願い致します。
賛成多数で可決、承認された
8.協議
○浪花議長
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執行部、何かございますでしょうか。
○豊永専務理事
ございません。
○浪花議長
それでは会員の方で何かございませんでしょうか。はい、
どうぞ。
○福岡地区 吉川予備評議員
福岡支部の予備評議員の吉川と申します。今年から福岡
支部の専務理事になりました。うちの会員の中に、二人だ
け会費免除の申請をしている先生がいらっしゃいます。私
は初めて専務理事になりましたので、同窓会に問い合わせ
をしたら、診断書もしくは、それに準ずる書類という御返
事を頂きましたので、すみません、診断書を必要としてい
るので送って頂けませんかとお二人の先生へお願いをしま
した。そうしましたら一人の先生から診断書を頂きました。
そういたしましたら悪性リンパ腫と書いてありました。今
まで何十年も母校の為に同窓会費を払い続けてきて自分が
働ける年なのに病気になって働けなくなり、会費免除を出
しますといった時に、また病院にいって診断書をもらわな
いといけないものですか?あんまりかわいそうだと僕は思
いました。それで、診断書の中にその他準ずるものとあり
ましたので、本部の方に問い合わせたら、県会長の同意書
のようなものだと。私は同窓会の最小単位というのは支部
だと承知しておりますので、支部長の同意書があればいい
のではないかと私は思いました。診断書と書いてあると、
同窓会の事務の人もどうしても診断書をと私のところへ
メールを送ってきます。そのまま、先生のところへお願い
をしてしまったのですが、診断書を送ってきたときにすご
く生々しいものを感じましたのでこれをどうにかして頂き
たいなと思いましたので、今回時間がないのであれば次の
時でも、次の次のときでもいいので、御検討頂きたいと思
います。
○松延会長
吉川先生が仰っていることはよく分かります。実はこれ
について検討しているのですが、会費免除ですとか死亡時
に死亡診断書を出すとか、古い会則がまだありますので、
我々としては死亡診断書はいらないと思っております。現
在支部というのは現在ありませんから、各県の会長の意志
があれば私はいいと思っております。ただ、これはまだ今
から検討して最終的に弔慰見舞金の規定を見直すという形
にさせて頂きたいと思います。
○浪花議長
他に何かありませんでしょうか。はい、どうぞ。
○福岡地区 福間議員
福岡県同窓会の専務をしております、福間と申します。
八幡支部の野田先生の代わりにお尋ねします。八幡支部に
報告なしで行方不明になられて会費の納入もないし、ご本
人の退会の意思表示も確認できない場合は、その支部で退
会として認めて届を提出して宜しいでしょうか。
○豊永専務理事
現実その先生にアクセスできなければそういう対応は、
とらざるを得ないと思います。
○浪花議長
他にございませんでしょうか。なければこれで終わりた
いと思います。これをもちましてすべて終わりましたので、
議長、副議長の役を終わらせて頂きます。有難うございま
した。
9.閉会のことば
○片山副会長
皆様、長時間のご審議有難うございました。今日出まし
た議案のほかにも色々検討している議案もあるようでござ
います。これにつきまして松延会長、会長以下全役員が努
力をしていきますので、何卒ご理解とご協力をお願い致し
ます。
それでは平成23年度第一回評議員会を終わらせていた
だきます。有難うございました。
議事録署名人
東九州地区連合会 鬼塚 一徳 印
福岡地区連合会 吉川 昌男 印
会 員 厚 生 委 員 会
学生交流会開催(平成23年6月8日開催)
大学祭出店予定(平成23年10月29、30日)
学
術
委
員
1) 生涯研修セミナー
第138回臨床セミナー
「大臼歯の感染根管処置」
日時:平成23年6月4、5日(土、日)
場所:九州歯科大学501講義室
相互実習室
講師:下川 公一先生
受講者:20名
第139回臨床セミナー
「支台歯形成・印象採得」
日時:平成23年7月23、24日(土、日)
場所:九州歯科大学501講義室
相互実習室
講師:甲斐 康晴先生
受講者:15名
2) 基礎臨床セミナー
第49回基礎臨床セミナー
「歯周」
日時:平成23年3月20日(日)
会
場所:九州歯科大学501講義室
講師:中島 啓介先生
(歯周病制御再建学分野准教授)
伊藤 真実先生
(北九州市上野歯科医院勤務歯科衛生士)
受講生:55名
第50回基礎臨床セミナー
「歯内」
日時:平成23年3月20日(日)
場所:九州歯科大学501講義室
講師:立和名靖彦先生
(北九州市開業)
受講生:55名
第51回基礎臨床セミナー
「保存」
日時:平成23年4月10日(日)
場所:九州歯科大学501講義室
講師:森 章先生
(筑紫野市開業)
受講生:46名
第52回基礎臨床セミナー
「義歯」
日時:平成23年4月10日(日)
場所:九州歯科大学501講義室
講師:脇本 貢先生
(福岡市開業)
受講生:54名
3) 都道府県同窓会学会
大分県同窓会
日 時:平成23年3月19日(土)
講 師:松本 雅企先生(大44期 大分市開業)
会 場:大分全日空ホテルオアシスタワー
東京都同窓会
日 時:平成23年4月16日(土)
講 師:塚原 光男先生(日本体操協会副会長)
会 場:グランドヒル市ヶ谷
岡山県同窓会
日 時:平成23年4月24日(日)
講 師:寺山隆司先生
(大41期 岡山大学大学院医歯薬学総合研
究科准教授)
会 場:岡山プラザホテル
千葉県同窓会
日 時:平成23年5月21日(土)
講 師:河原博先生
(大30期 鶴見大学歯学部歯科麻酔学講座
教授)
15
会 場:スカイウインドーズ東天紅
鹿児島県同窓会
日 時:平成23年5月21日(土)
講 師:増山 智美先生(大34期 鹿児島市開業)
会 場:ホテルパレスイン鹿児島
佐賀県同窓会
日 時:平成23年5月21日(土)
講 師:豊島 邦昭先生
(口腔組織機能解析学分野 教授)
会 場:四季彩ホテル 千代田館
島根県同窓会
日 時:平成23年6月18日(土)
講 師:寺下 正道先生(総合診療学分野 教授)
会 場:出雲・玉造温泉 白石屋
近畿・北陸地区連合会
日 時:平成23年7月2日(土)
講 師:筒井照子先生(大18期 北九州市開業)
会 場:ユアーズホテルフクイ
宮崎県同窓会
日 時:平成23年7月9日(土)
講 師:上窪高志先生
(大32期 宮崎県北諸県郡 開業)
会 場:ホテル浜荘
山口県同窓会中央支部
日 時:平成23年7月9日(土)
講 師:北村 知昭先生
(大37期 齲 歯髄疾患制御学分野 教授)
会 場:吉南医師会館
広
報
委
員
会
1)会報81号(平成23年8月25日発行)
平成23年度役員名簿作成
2)IT推進
学術事業掲載および、セミナー報告
都道府県同窓会関係報告更新
あ り 方 検 討 委 員 会
リカバリー研修会開催
(平成23年10月23日、平成23年11月6日)
そ
の
他
1.学術振興会
平成23年度テーマの決定
チーム研究
1.ファイバーポスト支台築造の最適な構成材料弾性率の
模索−残存歯質内応力集中に対する有限要素感度解析
による最適化−
16
田島清司(生体材料学・講師)、永松有紀(生体材料学・
助教)、中村恵子(顎口腔欠損再構築学・助教)、永松
浩(総合診療学・助教)、 見進一(顎口腔欠損再構築学・
教授)
2.日常臨床で遭遇する難治性歯痛における歯原性 痛と
非歯原性 痛の鑑別法の確立
鷲尾絢子(齲 歯髄疾患制御学・助教)、北村知昭(齲
歯髄疾患制御学・教授)、西野宇信(齲 歯髄疾患制
御学・助教)、永吉雅人(齲 歯髄疾患制御学・助教)、
市丸美希(齲 歯髄疾患制御学・助教)、平田志津(齲
歯髄疾患制御学・大学院生)、吉居慎二(齲 歯髄疾
患制御学・大学院生)、西藤法子(齲 歯髄疾患制御学・
大学院生)、廉炅勲(齲 歯髄疾患制御学・大学院生)、
中川愛加(齲 歯髄疾患制御学・大学院生)、柿木保明
(摂食機能リハビリテーション学・教授)、椎葉俊司(歯
科侵襲制御学・准教授)
3.開業歯科医師のよくある疑問点に関する研究−疑問に
簡略に答える−
椎葉俊司(歯科侵襲制御学・准教授)、久保田浩三(口
腔科学・准教授)、吉野賢一(摂食嚥下支援学・准教授)、
吉田充広(歯科侵襲制御学・助教)、兒玉正明(病態制
御学・助教)、永吉雅人(齲 歯髄疾患制御学・助教)、
槙原絵理(顎口腔欠損再構築学・助教)、 原葉子(摂
食機能リハビリテーション学・助教)
奨励研究
1.超音波遺伝子・薬剤導入法を用いた口腔乾燥症の根治
的治療法の開発
岩永賢二郎(病態制御学・助教)、高橋理(病態制御学・
助教)
2.小児期の肥満におけるアディポサイトカイン異常と骨
粗鬆症との関連
藤田優子(口腔機能発達学・助教)、牧憲司(口腔機能
発達学分野・教授)
3.歯内治療における術後 痛の分析−(2)根尖狭窄部の
通が根管治療中に生じる術後 痛に及ぼす影響の検
討−
永吉雅人(齲 歯髄疾患制御学・助教)、北村知昭(齲
歯髄疾患制御学・教授)、西野宇信(齲 歯髄疾患制御
学・助教)、鷲尾絢子(齲 歯髄疾患制御学・助教)、
市丸美希(齲 歯髄疾患制御学・助教)、平田志津(齲
歯髄疾患制御学・医員)、吉居慎二(齲 歯髄疾患制
御学・大学院生)、西藤法子(齲 歯髄疾患制御学・大
学院生)、廉炅勲(齲 歯髄疾患制御学・大学院生)、
中川愛加(齲 歯髄疾患制御学・大学院生)
4.歯髄・歯肉支配神経の電気的特性における比較
小野堅太郎(生理学・准教授)
2.大学関係
1) 研究者の派遣事業
島根県同窓会
日 時:平成23年6月18日(土)
講 師:寺下 正道先生(総合診療学分野 教授)
演 題:歯冠色保存修復材料の適正な使用方法とその
予後
3.渉外・国際協力
4.永松奨学会
平成22年度九州歯科大学同窓会監査報告書
九州歯科大学同窓会会則第19条6号の規定に基づき監
査を実施したので報告します。
記
1.監査の日時:平成23年5月14日(土)午後4時
2.監査の場所:九州歯科大学同窓会事務局
3.監 査 人:監事 中野邦佑、花野正純
4.出 席 者:会 長 松延彰友、
会計担当常務理事 進拓眞
事務局 山口沙央里、伊藤あゆみ
5.監査の種類:平成22年度定時監査
6.監査の対象
自 平成22年5月1日 至 平成23年4月30日
1) 業務監査
業務全般にわたって担当者の説明を求め精査した
2) 会計監査
平成22年度決算に関し、関係帳簿の内容、保管状況、
金銭の出納状況、金融機関との取引残高、予算執行、
財産目録等について精査した。
⑴ 平成22年度一般会計歳入・歳出決算書
⑵ 平成22年度基金積立金特別会計
⑶ 平成22年度名簿積立金特別会計
⑷ 退職金積立金特別会計
⑸ 共同研究費
⑹ 研修センター関連費
⑺ 預金・不動産及び財産目録
7.監査所見と意見
1) 業務の執行並びに運営は適正且つ良好で関連書類、
帳簿等の管理状況は確実になされていた。
2) 会計簿及び帳簿書類の記帳、領収証等の保存につい
ては、適正確実に処理されていた。
3) 金融機関との取引状況は適確に記帳され、不動産及
び備品については財産目録と照合し誤りのないこと
を認めた。
以上の通り報告します。
監事 中 野 邦 佑 ㊞
監事 花 野 正 純 ㊞
平成22年度九州歯科大学同窓会
一 般 会 計 歳 入 歳 出 決 算 書
収入額 82,608,389円
支出額 73,189,330円
差引顎 09,419,059円
歳入の部(単位:円)
款 項
平成22年度予算額
第1款 会 費 57,585,000
第1項 会 費 57,584,000
第2項 過年度会費
1,000
第2款 入 会 金
7,000,000
第3款 寄 付 金
1,000
第4款 受 講 料
8,890,000
第5款 雑 収 入
1,530,000
第1項 利 子
700,000
第2項 雑 入
830,000
第6款 繰 入 金
1,000
第7款 繰 越 金
7,000,000
計
82,007,000
自 平成22年5月1日
至 平成23年4月30日
平成22年度決算額
56,578,000
56,572,000
6,000
5,760,000
0
6,930,000
2,119,778
702,678
1,417,100
0
11,220,611
82,608,389
増 減 額
−1,007,000
−1,012,000
5,000
−1,240,000
−1,000
−1,960,000
589,778
2,678
587,100
−1,000
4,220,611
601,389
平成22年度決算額
12,316,598
2,388,367
5,634,202
4,294,029
27,115,221
775,560
940,460
507,792
568,933
2,175,750
2,176,792
10,982,801
5,000,000
1,000,000
2,800,000
187,133
21,386,511
5,058,200
5,233,768
848,822
1,240,000
0
4,576,852
2,291,210
232,780
30,992
281,480
914,341
678,066
3,000,000
8,370,000
1,001,000
0
1,000,000
1,000
0
73,189,330
増 減 額
999,102
411,633
765,798
−178,329
1,764,779
224,440
159,540
92,208
−68,933
−275,750
823,208
497,199
0
0
0
312,867
3,373,489
241,800
1,466,232
151,178
0
10,000
1,443,148
−291,210
67,220
169,008
18,520
75,659
21,934
0
1,630,000
1,000
1,000
0
0
1,049,300
8,817,670
歳出の部(単位:円)
款 項
平成22年度予算額
第1款 会 議 費 13,315,700
第1項 総会費・評議員会費
2,800,000
第2項 役 員 会 費
6,400,000
第3項 諸 会 議 費
4,115,700
第2款 事 業 費 28,880,000
第1項 広報委員会費
1,000,000
第2項 学術委員会費
1,100,000
第3項 会員厚生委員会費
600,000
第4項 あり方検討委員会費
500,000
第5項 一般慶弔費
1,900,000
第6項 渉 外 費
3,000,000
第7項 学 会 費 11,480,000
第8項 学術振興会
5,000,000
第9項 国際保健医療協力費
1,000,000
第10項 連合会組織強化費
2,800,000
第11項 表 彰 費
500,000
第3款 事 務 費 24,760,000
第1項 旅 費
5,300,000
第2項 給与手当費
6,700,000
第3項 福利厚生費
1,000,000
第4項 役員手当費
1,240,000
第5項 臨時雇用費
10,000
第6項 印 刷 費
6,020,000
第7項 通 信 費
2,000,000
第8項 備 品 費
300,000
第9項 消 耗 品 費
200,000
第10項 傷害保険費
300,000
第11項 需 用 費
990,000
第12項 雑 費
700,000
第4款 助 成 費
3,000,000
第5款 弔 慰 見 舞 費 10,000,000
第6款 積 立 金
1,002,000
第1項 基金積立金
1,000
第2項 名簿積立金
1,000,000
第3項 退職金積立金
1,000
第7款 予 備 費
1,049,300
計
82,007,000
17
全国都道府県同窓会員現況表
弔 慰 金 支 給 現 況
平成23年3月1日∼平成23年7月末日現在
平成23年7月末日現在
地区連合会名 都道府県同窓会名 会員数 地区連合会名 都道府県同窓会名 会員数
東北・北海道 北 海 道
(36) 東
北
城 県
栃 木 県
関 東 埼 玉 県
(356) 千 葉 県
17
鳥 取 県
27
19
島 根 県 42
中 国
35
岡 山 県 72
(448)
17
広 島 県 142
53
山 口 県 165
67
徳 島 県
24
東 京 都 121 四 国 香 川 県
神奈川県 63 (189) 愛 媛 県
53
長 野 県
28
岐 阜 県
東 海
静 岡 県
(181)
愛 知 県
11
高 知 県
84
福 岡
30 (1,362)
福 岡 県 1,362
三 重 県
佐 賀 県 93
西九州
長 崎 県 183
(500)
22
熊 本 県 224
北
26
陸
滋 賀 県
38
80
大 分 県 184
19 東九州 宮 崎 県 102
32 (447) 鹿児島県 122
京 都 府
近畿・北陸
大 阪 府 109
(319)
兵 庫 県 106
沖 縄 県
39
台
13
湾
奈 良 県
16
学生会員 410
和歌山県
11
名誉会員
30
直属会員
34
合
計 4,324
※都道府県同窓会員1名含
見 舞 金 支 給 現 況
平成23年3月1日∼平成23年7月末日現在
都道府県同窓会名
卒回
氏 名
福
岡
県
大2
榊 正 支
大
阪
府
大26
岡 北 武 俊
大
分
県
大15
高 橋 誠 治
福
岡
県
大20
城 戸 和 夫
長
崎
県
大20
石 原 和 彌
高
知
県
大11
西 本 紀 彦
山
口
県
大12
長 田 録 郎
鹿 児 島 県
大4
新 原 健 郎
合計……8名
18
都道府県同窓会名
岡
山
県
宮
崎
県
佐
賀
県
熊
本
県
熊
本
県
福
岡
県
福
岡
県
岡
山
県
福
岡
県
福
岡
県
福
岡
県
福
岡
県
香
川
県
山
口
県
福
岡
県
宮
崎
県
宮
崎
県
島
根
県
広
島
県
東
京
都
滋
賀
県
福
岡
県
神 奈 川 県
長
崎
県
鹿 児 島 県
大
分
県
福
岡
県
大
分
県
愛
知
県
卒回
専17
県1
専20
県6
専17
大13
大20
県1
専19
大10
県6
大5
県6
大24
大10
大8
県2
専18
専13
大1
県3
大7
大7
大5
県4
専17
大21
大8
大5
氏 名
山 室 英 夫
伊 井 誠 二
牟 田 晴 次
鬼 塚 義 行
杉 野 政 敏
安河内 洋 起
吉 永 一 彦
古 矢 寿賀一
吉 木 淳
本 平 賢 治
田 中 強
加 藤 裕 彦
高 橋 弘 一
松 下 伸 一
野 正 哲 夫
末 原 利 秀
河 崎 章
山 本 孝 一
瀬 川 巌
中 島 典 久
尾 松 譲
北 村 正 明
相 良 豊
土井添 政 治
牧 角 龍 治
佐 藤 義 尚
住 田 信 昭
河 村 文 夫
渡 辺 久 松
合計……29名
物
故
者
名
簿
平成23年3月1日∼平成23年7月末日受付
都道府県同窓会名
宮 崎 県
岡 山 県
香 川 県
熊 本 県
熊 本 県
福 岡 県
福 岡 県
岡 山 県
福 岡 県
福 岡 県
東 京 都
卒回
県1
専17
県6
専17
県6
大13
大20
県1
県6
大10
大1
氏 名
伊 井 誠 二
山 室 英 夫
高 橋 弘 一
杉 野 政 敏
鬼 塚 義 行
安河内 洋 起
吉 永 一 彦
古 矢 寿賀一
田 中 強
本 平 賢 治
中 島 典 久
死亡年月日
H23. 2 .19
H23. 2 .22
H23. 2 .25
H23. 3 . 7 H23. 3 .12
H23. 3 .17
H23. 3 .23
H23. 3 .24
H23. 3 .29
H23. 4 .11
H23. 4 .19
都道府県同窓会名
山 口 県
宮 崎 県
福 岡 県
宮 崎 県
滋 賀 県
広 島 県
島 根 県
鹿 児 島 県
福 岡 県
神 奈 川 県
長 崎 県
大 分 県
福 岡 県
大 分 県
愛 知 県
卒回
大24
大8
大10
県2
県3
専13
専18
県4
大7
大7
大5
専17
大21
大8
大5
氏 名
松 下 伸 一
末 原 利 秀
野 正 哲 夫
河 崎 章
尾 松 譲
瀬 川 巌
山 本 孝 一
牧 角 龍 治
北 村 正 明
相 良 豊
土井添 政 治
佐 藤 義 尚
住 田 信 昭
河 村 文 夫
渡 辺 久 松
死亡年月日
H23. 4 .23
H23. 4 .23
H23. 4 .30
H23. 4 .30
H23. 5 . 4 H23. 5 . 7 H23. 5 . 9 H23. 5 .14
H23. 5 .14
H23. 5 .18
H23. 5 .26
H23. 6 . 9 H23. 6 .24
H23. 6 .24
H23. 7 . 3 合計……26名
財
産
1.一般会計資産
1)一般会計
2)共同研究費
3)研修センター関連費
2.特別会計資産
1)基金積立金
2)名簿積立金
3)退職金積立金
4.備 品
1 会議用テーブル 2脚
2 会議用椅子 12脚
3 事務用デスク 2台
4 事務用デスクタイプワゴン
5 小デスク 2台
6 パソコンデスク
7 事務用回転椅子 4脚
8 書庫 9台
9 書庫カウンター 3台
10 ロッカー
11 シュレッダー
12 ペーパーカッター
13 掃除機
目
一
153,344,324 円
9,527,192 円
5,216,335 円
合計 189,599,921 円
14 食器棚
15 デジタルカメラ
16 液晶プロジェクター
17 冷蔵庫
18 パソコン 3台
19 プリンター 1台
20 テレビ
21 電話機
22 ムラタファクシミリ
23 富士通スナップスキャン
24 応接セット
会
計
○共同研究費
差引残高
支 出
収 入
0円
5,400円
4,835,376円
4,840,776円
摘 要
3,181,594円
3,181,594円
8,302,235円
差引残高
産
利息
西日本シティ室町支店普通預金 8,302,235円
○研修センター関連費
科 目
繰 入 金
雑 収 入
前年度繰越金
ネクタイピン・スカーフピン
合
計
資
平成23年4月30日現在
科 目
収 入
繰 入 金 5,000,000円
雑 収 入
1,220円
前年度繰越金 6,482,609円
研究材料費外
合
計 11,483,829円
録
9,419,059 円
8,302,235 円
3,790,776 円
般
平成23年4月30日現在
支 出
摘 要
ネクタイピン売上、利子
1,050,000円
1,050,000円
西日本シティ室町支店定期預金 2,000,000円
西日本シティ室町支店普通預金 1,790,776円
3,790,776円
積 立 金 特 別 会 計
○基金積立金
平成23年4月30日現在
科 目
収 入
繰 入 金
0円
雑 収 入 18,028,928円
前年度繰越金 139.328.079円
合
計 157,357,007円
差引残高
支 出
同窓会用地売却代、利子
4,012,683円 同窓会用地売却による税金及び諸経費
4,012,683円
みずほ信託銀行普通預金 017,214,184円
西日本シティ室町支店定期預金 100,000,000円
西日本シティ室町支店普通預金 014,005,004円
福銀南小倉支店定期預金 021,730,422円
福銀南小倉支店普通預金 000,394,714円
153,344,324円
○名簿積立金
科 目
繰 入 金
雑 収 入
前年度繰越金
合
計
差引残高
平成23年4月30日現在
収 入
1,000,000円
20,439円
8,506,753円
9,527,192円
支 出
0円
西日本シティ室町支店定期預金 4,010,000円
西日本シティ室町支店普通預金 3,841,599円
西日本シティ室町支店普通預金 1,675,593円
9,527,192円
差引残高
収 入
1,000円
8,601円
5,206,734円
摘 要
利息
○退職金積立金
科 目
繰 入 金
雑 収 入
前年度繰越金
事務職員退職金
合
計
摘 要
平成23年4月30日現在
支 出
5,216,335円
5,216,335円
摘 要
利息
0円
0円
西日本シティ室町支店定期預金 4,510,000円
西日本シティ室町支店普通預金 0,706,335円
19
「東日本大震災義援金」のご報告とお礼
多くの会員の皆様から、同窓被災者の方々へ義援金をお寄せいただ
き誠に有難うございました。
義援金活動(3/22∼ 9/30)の結果をご報告申し上げます。
義援金総額:948万1,561円
被災地の一日も早い復旧をお祈りしますとともに、ご協力をいただ
きました皆様に心から厚くお礼申し上げます。
お預かりいたしました義援金は、同窓会東北地区連合会、関東地区
連合会を通じて被災された同窓の先生方にお渡し致しました。
九州歯科大学同窓会 会長 松 延 彰 友
20
学術担当常務理事 立和名 靖 彦あ
東北に復興の
音が響き始めたようです。
政治の混迷や世界経済の混乱の中、東北の皆様が再び前に進んでいこうとされているのは、
日本人として喜ばしくもあり、誇らしくもあります。同窓会員の一人として今後も、支援、応
援、声援を送りたいと思います。
さて、2012年の最初の同窓会報にて、まずご報告いたしたいのは、東北北海道地区連合会
学術講演会の事であります。2012年8月5日(日)仙台の宮城県歯科医師会館にて、講師に下
川公一先生をお迎えして、開催することが決定しました。震災後1年あまりの開催であります
ので、かなりの困難があったものと拝察いたしますが、東北地区同窓会役員の皆様と講師の下
川先生の心意気で開催までこぎつけたものと思われます。単に同窓の先生のみならず被災地の
歯科医師の皆様に聴講いただけるよう、震災復興に少しでもお役に立てるよう、東北同窓会の
皆様と協力しながら準備のお手伝いを進めてゆきたいと存じます。
次に、本部学術委員会の事業といたしまして、4月1日(日)に学術講演会が控えております。
講師に筒井照子先生(北九州市開業)をお迎えし、
「態癖 力のコントロール ∼ストマトロジー
の観点から歯科臨床を見直す∼」という演題で、福岡県歯科医師会館にてたっぷり1日お話を
お聞きします。内容といたしましては、歯
、歯列の位置が変わることで引き起こされる、不
定愁訴に代表される様々な身体の変調を、筒井先生がどのように捉え、対処をしているかのお
話です。お聞きいただいた先生方が、ともすれば、修復歯科治療にとらわれがちな臨床を反省
し、脱却し、口腔科医を目指すよい機会になるのではないかと思います。
平成24年度の生涯研修セミナー日程は、別途掲載しておりますが、今年度は県外開催とし
て東京で筒井先生のセミナー、岡山で下川先生のセミナーが行われます。開催地近隣の先生方
のご参加をお待ちしております。前年度より継続の4つのセミナーの内容も、講師の先生にお
願いして少しずつ変更していただいています。詳しくは生涯研修セミナーのパンフレットをご
覧ください。また、新しいセミナーとして、高齢者、有病者への歯科的対応に役立つ、麻酔科
の椎葉准教授による「浸潤麻酔の基本と歯科鎮静法、1次救命処置」を内容とした1日セミナー
を開催いたします。どうぞ、ご参加ください。
新しい学術委員会は18名の大所帯です。このため連帯意識が希薄にならないよう委員を委
員会運営部、セミナー部、情報発信部の3つのグループ(事業部)に分け、それぞれのグループ
長のもと、活動していただいています。しかしながら、まだまだ不慣れで十分な成果は出せて
いません。今後とも、同窓貴兄の為、よりよい同窓会活動を行えるよう努力を重ねてまいりま
す。ご指導、ご支援のほどお願いいたします。
21
平成23年度生涯研修セミナー
(実習コース)
報告
支台歯形成・印象採得∼審美修復成功へのアプローチ∼
講師 甲 斐 康 晴 先生
北九州市でご開業の甲斐康晴先生の実習付きセミナーが平成23年7月23,24日、九州歯科
大学において開催されました。
このセミナーは今年度から始まりましたが、卒後間もない若手歯科医師から、ベテランの先
生まで本当に年齢層の広い受講生に集まっていただけました。
今回のテーマは支台歯形成・印象採得でしたが、臼歯部、前歯部の支台歯形成はもとより、
歯肉圧排からTEK作成、印象採得までと日々の診療に役立つとても実践的な内容となりまし
た。
印象に残ったのは、臼歯部の支台歯形成のところで、 合面の形態を補綴物、天然歯をイメー
ジして形成することが大切であること、歯科医師が、技工士にこの形のCKしか作れないとい
う形にして渡すべきであると、説明されたことです。平坦な形成にすると平坦なCKとなりや
すく、そのような形態のCKを装着すると他の歯
が干渉されるとおっしゃっていました。
また、形成時に溝を入れるときも、平衡側、作業側、前方時と、それぞれの運動時に干渉し
やすいところを理解して削合することをお話されましたが、まさに
合調整時も同じように考
えて削るとよいのだと理解しました。
実習時はインストラクターの小松先生とともに一人一人非常に丁寧に指導され、講義の内容
を実習でさらに確認することができたと思います。また、甲斐先生のお人柄のせいだと思いま
すが、事後アンケートでも、とても質問しやすい良い雰囲気だったと回答が寄せられました。
甲斐先生、ありがとうございました。
(矢野 裕子)
22
インプラントのための骨造成のスキルアップ∼ GBRとサイナスリフトの基本的外科手技
講師 高 橋 哲 先生
高橋哲先生のインプラントコースが平成23年9月10,11日、九州歯科大学において開催さ
れました。このコースは人気セミナーの1つであり、2日間コースになって8回目を迎えます。
毎回感じていることですが、今回も講義・実習ともにバージョンアップされ、より充実したも
のとなりました。
1日目にインプラント治療における適応症・禁忌症・術前検査・診断など基本的知識につい
ての講義から始まりました。特に全身疾患をもたれている患者さんへの、外科的歯科治療の制
限に関しては細かく説明がありました。高血圧・糖尿病等、どのような数値でどの程度の外科
を行って良いのか最近の知見をふまえてまとめられ、インプラント以外の外科治療でも大変参
考になるお話が聞けました。またインプラント治療で死亡事故があったことから、特に注意す
べき解剖学的な留意点もわかりやすいイラスト・写真を用いながら説明されました。その後、
模型を使ったインプラントの埋入実習で1日目を終了しました。
2日目の午前はサイナスリフトに関する講義に続き、卵と模型を用いた実習が行われました。
さらに午後には骨増生に関する講義、続いてブタ顎骨を使用して切開・減張・縫合、さらには
インプラントの埋入からメッシュを用いた骨増生法の実習が行われました。また最後のまとめ
の話として、ご自身がご経験された症例も含めて、インプラント治療の偶発症を数多く紹介頂
きました。どうしても、その治療法の利点ばかりが強調されがちなセミナーの中で、きっちり
と負の面にも触れられたことは大変印象的であり高橋先生のすばらしさだとも感じます。
以上のように、1日半の短い時間で盛りだくさんの内容となったのですが、必要な講義と実
習が繰り返される洗練された形態で、受講生の先生方にも非常に身のあるセミナーとなったよ
うです。
(今村 均)
23
エムドゲインを用いた再生療法
講師 船 越 栄 次 先生
平成23年8月21日、名古屋モリタセミナールームにおいて船越栄次先生のセミナーが開催
されました。
東海地区を中心に遠くは高知県、石川県、福岡県などからも総受講者数33名、先生方の年
代は、上は19期から下は58期まで、他大学からの受講者が5名とバラエティーにとんだ多く
の先生方にご参加していただきました。
セミナーの内容は、午前に歯周外科及び再生治療の歴史や、エムドゲインによる再生治療の
理論的な背景の講義、船越歯科医院や関連医院の臨床成果の紹介などがあり、昼食をはさんで、
午後より船越先生が実際オペを行っているDVDなどを用いた術式の説明のあと、豚の下顎と
実際のエムドゲインを用いた臨床実習が行われました。
最後の質問の時間には、受講された先生方が普段から疑問に思われていた歯周治療の内容に
ついての質問や、エムドゲイン治療を成功させるための勘所、エムドゲイン以外の再生治療に
ついて等々の質問に、世界の第一線で働かれている知識と経験に基づいた的確なお答えとアド
バイスがあり、受講された先生方にも、本やDVDのみでは得られない貴重な知識が得られた
ことだと思います。
最後になりましたが今回のセミナーを開催するにあたってご尽力いただきました、東海地区
連合会の同窓の先生方に感謝いたします。
(福山 一郎)
24
合療法∼下顎位の模索とTアライナー∼
講師 筒 井 照 子 先生
筒井照子先生による
合療法コースが平成23年10月1日(土)、2日(日)の2日間にわたり、
九州歯科大学にて開催されました。毎回好評の本コースは今回で3回目を迎え、講義・実習も
より充実したものとなりました。
「
合療法とは生体が元に戻るのをどう手助けするのかを考えること」セミナーの中で先生
が一番おしゃっていた言葉で、かつ私が感銘を受けた言葉でもありました。これは「
が整わないと治癒しない」ことにも関係し、
合は形
合関係の回復がいかに重要であるかを物語って
おりました。また先生は「歯を動かすことで崩壊した口腔を立て直し、健康を維持できるが、
反対にその方法を間違えると、口腔や全身を壊してしまう」
「もともと口腔は、長時間の噛み癖・
生活習慣など、種々の影響で体・顔面も含め、必ずひずみを受け、変形・偏位しているが、そ
れらを修正するものとして各種スプリント、矯正装置がある」ともおっしゃっておりました。
そしてこれらの中で「口腔を治癒に導く」最も理想的な方法が、今回のセミナーのテーマであ
る下顎位の模索とTアライナーということになります。
実習では、リラックスポジションの採得、アムステルダム型スプリントの調整、筒井照子先
生考案のT-アライナーの調整をご指導して頂きました。先生以外に2名のインストラクター
と1名のスタッフも加わり、非常に丁寧かつわかりやすい説明がなされました。受講生の方々
はもちろんのこと、学術委員である我々にとっても非常に有意義なセミナーとなりました。
(原野 望)
25
平成23年度ポストグラディエートセミナー報告
欠損歯列のマネージメント
講師 永 田 省 蔵 先生
平成23年11月20日(日)に5回コースである平成23年度ポストグラディエートセミナー(P
GS)の第一回目が、九州歯科大学にて行われました。講師に熊本市でご開業の永田省蔵先生
をお招きし「欠損歯列のマネージメント」の演題にて講演いただきました。
行楽シーズンの日曜日にもかかわらず、年間コース受講の先生方、単独受講の先生方が多数
参加されました。
まずセミナーは、「欠損歯列の捉え方」からスタートしました。欠損形態を見る際は、「上下
顎の支持・対向関係を見なければ何も見えてこない、欠損歯列の流れを読むことが重要である」
と述べられました。忙しい毎日の日常臨床では、上顎だけ、下顎だけといった片方だけ診がち
です。
合支持域および
合支持歯数を診て、各症例における歯列や顎位の崩壊度を評価しな
ければなりません。また、その評価結果によって、補綴設計を変える必要があるのです。
補綴に関しましては、従来からのエーカースクラスプ、Iバー、アタッチメント、テレスコー
プなど他様々な補綴装置を永田先生の症例写真を提示しながら詳しくご紹介されました。
中でも、先生ご推薦は従来のコーヌステレスコープではなく、AGCテレスコープでした。
AGCはエレクトロフォーミング法という電鋳によって製作された純金のキャップで、この
キャップをテレスコープの外冠の内張として接着させて利用します。AGCは、先生の日常臨
床においても成績が良く「間違いない!」と太鼓判でした。
最後に症例の崩壊の段階に応じて、①歯冠外アタッチメント②RPIクラスプ③コーヌステ
レスコープ④根面アタッチメントの選択方法を御講義され、
合採得の手法説明でセミナーは
終了いたしました。
朝から夕方までの長時間でしたが永田省蔵先生の優しい語り口、そしてご自身の経過不良症
例もご提示し、熱心に講演される姿は本当に歯科医師として素晴らしく尊敬いたしました。終
了後、わたし自身も明日から受講したことを患者さんに還元したいと思うPGSセミナーでし
た。
(今井 光)
26
歯内療法
講師 北 村 知 昭 先生
講師 永 吉 雅 人 先生
講師 木 村 英 生 先生
平成23年12月18日(日)に平成23年度ポストグラディエートセミナー(PGS)の第2回目が
行われました。今回のテーマは歯内療法ということで、午前中は九州歯科大学口腔治療学齲蝕
歯髄疾患制御学講座教授の北村知昭先生と同講座助教の永吉雅人先生より「大学病院における
歯内療法」について講演していただきました。午後からは北九州市若松区開業の木村英生先生
より「開業医にとって理想の根管治療とは」という演題で臨床現場における実際的な歯内療法
についての講演がありました。
午前中の講演では北村先生より大学で行われている歯内療法についての説明がありました。
現在、大学ではマイクロスコープを積極的に使用しており、根管拡大、根管洗浄、水酸化カル
シウムによる根管貼薬などにおいて活用している状況がビデオなどを用いてわかり易く紹介さ
れました。また永吉先生からは歯内療法時における
痛について研究結果の報告がありました
が、感染根管治療時に根尖狭窄部を保存して治療した場合と意図的に根尖狭窄部を拡大した場
合を比較して
痛発生の違いを説明されていました。
午後からは木村先生が師匠である下川公一先生による「下川エンド」に基づいて行われてい
る歯内療法について講演されました。まず根管ごとに根管内の状態を診断し根管拡大・形成す
ることの重要性を強調されていました。FCによる根管内の無毒化、ストッピングと光アイオ
ノマーによる二重仮封、GP+AH26による根管充填などのテクニックがビデオを用いて分
かり易く説明されました。現在の保険制度においては効率的かつ効果的な根管治療が求められ
ていますが、ユーモア
れる話術で非常に役立つ内容の講演をしていただきました。
今回は会場が満員になるほどの参加者があり、歯内療法への関心が高いことが窺われたセミ
ナーでした。
(小松 智成)
27
平成23年度 九州歯科大学同窓会学術講演会
態癖 力のコントロール
∼ストマトロジーの観点から歯科臨床を見直す∼
講 師
北九州市開業
1970年
筒 井 照 子 先生
九州歯科大学卒業
1970年∼75年 九州歯科大学矯正学教室在籍
1975年
北九州市八幡西区にて開業 現在に至る
1980年
学位取得
日本矯正歯科学会専門医・認定医
昭和大学歯学部兼任講師
九州歯科大学非常勤講師
筒井塾・
合療法研究会・JACD主宰
●日 時:平成 24 年 4 月 1 日
(日)午前 9 時 45 分∼午後 4 時
●場 所:福岡県歯科医師会館 5F大ホール
●会 費:前納(昼食付)
歯科医師 9,000 円 コ・デンタルスタッフ 5,000 円
当日(昼食なし) 歯科医師 10,000 円 コ・デンタルスタッフ 5,000 円
※前回同窓会報81号で開催時間が午前9時∼午後4時になっていましたが、
午前9時45分∼午後4時の誤りです。お詫びして訂正いたします。
お申し込み方法・お申し込み先
同封されている平成 23 年度学術講演会チラシの裏面にある申し込み用紙に必要事項を記入の上、
FAXまたは郵便にてお申し込み後、会費を下記の学術講演会受講料振込先にお振り込み下さい。入
金をもって参加登録と致します。なお、受講料は返金致しませんので、ご了承下さい。
また、九州歯科大学同窓会ホームページからも申し込みができるようになりました。下記ホームページ
にアクセスし、申し込みフォームに必要事項を入力の上、送信して下さい。
●振込先:西日本シティ銀行 室町支店 普通口座 1244674
名義 : 九州歯科大学同窓会 代表者 松 延 彰 友(マツノブ アキトモ)
宛 先
《九州歯科大学同窓会事務局》
〒803-8580 北九州市小倉北区真鶴2丁目6番1号
TEL:093-561-5077●FAX:093-592-3632
〈ホームページ〉
九州歯科大学同窓会
28
検索
《今後の日程のお知らせ》
平成22年度九州歯科大学ポストグラディエートセミナー
No.5 平成24年3月25日
インプラント ∼失敗しないインプラント治療のための基礎知識∼
外科的な側面から 9:30∼12:00
講師 土生 学先生(顎顔面外科学病態制御学分野 助教)
臨床医の立場から 13:00∼15:30
講師 水上 哲也先生(福津市開業)
ポストグラディエートセミナー スケジュール
9:30∼12:00
12:00∼13:00
13:00∼15:30
15:30∼16:00
講 演
休 憩
講 演
質疑応答
■場 所/本館5F・501講義室
■時 間/《午前の部》9:30∼12:00《午後の部》13:00∼15:30
■定 員/80名
■受講料/
年間会員
(すべてのコースを受講できます)
単独セミナー受講
/
お 申 し 込 み 方 法
九歯大同窓会会員
:25,000円(年間) /10,000円
ポストグラディエートセミナーに参加ご希望の方は、官製ハガキまたはFAXにてご希望のセミ
※1
ナー名、郵便番号、住所、氏名(漢字とローマ字)、電話番号、出身大学名と卒業年度をお書きの上
九歯大同窓会優待会員
:27,500円(年間) /11,000円
、下記の宛先までお申し込み下さい。後日振り込み用紙をお送りしますので、受講料の納入をお済
非会員
:30,000円(年間) /12,000円
ませ下さい。入金をもって参加登録と致します。なお、受講料は返金致しませんのでご了承下さい
※1 九歯大同窓会正会員医院勤務者、九州大学歯学部、福岡歯科大学、長崎大学歯学部、鹿児島大学歯学部同窓会員
。それぞれ定員になり次第締切らせていただきます。
◆宛先 九州歯科大学同窓会事務局
〒803-8580 北九州市小倉北区真鶴2丁目6番1号 TEL:093-561-5077 FAX:093-5
92-3632
29
平 成 24 年 度 生 涯 研 修 セ ミ ナ ー ( 実 習 コ ー ス )
2日間コース 同窓会会員 40,000円 優待会員 45,000円 会員外 50,000円
1日間コース 同窓会会員 20,000円 優待会員 22,000円 会員外 25,000円
外科処置におけるぺインコントロールとリスクコントロール
∼安全な診療を目指して∼
講 師:椎 葉 俊 司 先生(生体機能科学専攻 生体機能制御学講座歯科侵襲制御学分野 准教授)
日 時:平成24年7月1日(日)
場 所:九州歯科大学
スプリントに強くなろう ∼ストマトロジーの分類に沿ったスプリントの使用法∼
講 師:筒 井 照 子 先生(北九州市開業)
日 時:平成24年7月28日(土)、29日(日)*2日間コース
場 所:東京国際フォーラム
エムドゲインを用いた再生療法
講 師:船 越 栄 次 先生(福岡市開業)
日 時:平成24年8月26日(日)
場 所:九州歯科大学
インプラントのための骨造成のスキルアップ
∼GBRとサイナスリフトの基本的外科手技∼
講 師:高 橋 哲 先生(生体機能科学専攻 口腔顎顔面外科学講座形態機能再建学分野 教授)
日 時:平成24年10月6日(土)、7日(日)*2日間コース
場 所:九州歯科大学
大臼歯の感染根管処置 ∼その盲点を探る∼
講 師:下 川 公 一 先生(北九州市開業)
日 時:平成25年2月23日(土)、24日(日)*2日間コース
場 所:岡山県歯科医師会館
生涯研修セミナーに参加ご希望の方は、官製ハガキまたは生涯研修セミナーパンフレットの申込書をFAXにて、ご希
望の生涯研修セミナー名・郵便番号・住所・氏名(漢字とローマ字)・電話番号・九州歯科大学卒業期または出身大学名
と卒業年度をお書きの上、下記の宛先までお申し込み下さい。また、九州歯科大学同窓会ホームページからも申し込み
ができるようになりました。下記ホームページにアクセスし申し込みフォームに必要事項を入力の上、送信して下さ
い。後日振り込み用紙をお送りしますので、受講料の納入をお済ませ下さい。入金をもって参加登録と致します。なお、
受講料は返金致しませんので、ご了承下さい。それぞれ定員になり次第、締切らせていただきます。
宛 先
〈ホームページ〉 h t t p : // k y u s h i d o s o . s i x c o r e . j p
優 待 会 員 と は
九歯大同窓会正会員医院勤務者、九州大学歯学部、福岡歯科大学、長崎大学歯学部、鹿児島大学歯学部同窓会員
30
財団法人 永
松 奨 学 会
常務理事 上 野 道 生
公益法人改革が施行され、多くの社団法人、財団
法人が平成25年11月30日までに公益法人か一般財団
へ移行しなければなりません。財団法人永松奨学会
平成 23 年度 寄 付 者 一 覧
平成 23 年 4 月 1 日∼平成 24 年 1 月 31 日現在
も、それに向けて検討中です。公益財団をめざすの
平成 23 年 4 月、5 月
が当然かもしれませんが、多くの問題を抱えていま
新入生 保護者様
730,000 円
す。事業内容は、公益目的事業に十分値するのです
が、監督官庁に提出する書類の複雑さや経理、税制、
平成 23 年 4 月 7 日
情報公開の事務処理を行うには、専門職が必要とな
大学 38 期 臨床研究会より
120,000 円
りそうです。行政の報告徴収、立入検査、勧告・命
令等に、対処する組織がしっかりしていなければな
平成 23 年 10 月 20 日
りません。役員等についても、毎月の出務や多くの
菊池 洋子様
負担がかかってきます。現在、ボランティア活動で
故菊池 直浩氏
(大学 39 期)
ご家族
1,000,000 円
運営している財団を公益法人にする必要性が見えて
きません。また、奨学金は九州歯科大学学生に限ら
平成 24 年1月 28 日
れています。さらには、公益法人の認定を受けると、
河原 英雄先生(大学 15 期)
150,000 円
一般社団に戻ることはできません。一般財団に移行
するにも、公益目的支出計画を尊重、実行しなけれ
総合計 2,000,000 円
ばなりません。財団の特徴から、これをクリアする
のも大変です。今回は、とりあえず、一般財団を目
指し、将来、組織的に公益法人の認定を受けれる体
以上ご報告させて頂きますと共にお礼申し上げます。
制が整えば、再度考えるべきだろうと考えています。
本年度も多数のご寄付を賜りました。心より御礼
申し上げます。
31
共 同 研 究 報 告
平成22年度 九州歯科大学同窓会共同研究費
チ ー ム 研 究
合採得法の違いが顎関節に及ぼす影響
糖尿病性歯周炎発症の分子機構の解明と治療薬開
発のための基礎研究
張 皿(口腔病態病理学分野)
インスリン非依存性のⅡ型糖尿病は高血圧、動
見進一1,大乗 衛1,清水雄二1
森本泰宏2,田中達朗2
1
2
( 顎口腔欠損再構築学分野 画像診断学分野)
[目的]日常臨床において,片側臼歯部に補綴装
置を装着する際の
合採得は,通常,同側上下
脈硬化などの重篤な合併症の他に糖尿病性歯周炎
合面間に
を誘発する。さらに糖尿病性歯周炎は通常の歯周
られている.しかしながら,片側のみで
病の治療では十分な効果が得られないことも多
を行うと,
く、未だにその発症機構も含め打開策がない。本
能性があり,誤った
実験では、糖尿病性歯周炎の特異的な発症メカニ
あると思われる.そこで,片側および両側で
ズムを細胞・分子レベルで明らかにすること、糖
採得(臼歯部に
尿病性歯周炎抑制剤の開発を検討することを目的
とする。
y
まず、Ⅱ型糖尿病モデルマウス
(KK-A )と対
照群マウス(C57BL6J)脛骨および大
骨から骨
合採得材を介在して採得する方法がと
合採得
合採得材介在側に下顎が偏位する可
合採得が行われる危険性が
合
合紙を介在させて噛ませる)した
場合の下顎頭の位置について検討した.
[方法]被験者は,
合学の基礎教育を受けてい
ない九州歯科大学学生1,2年生の中から,顎運
動機能に問題のない正常有歯顎者で実験の主旨を
髄細胞を調製し、破骨細胞誘導因子RANKLで刺
理解して同意を得た男性3名,女性2名計5名,
激したところ、形成された破骨細胞数に有為な差
平均年齢23±2.0歳とした.すべての被験者に対
はなかった。次に両マウス頭蓋冠より骨芽細胞を
し,1.
調製し、LPSで刺激したところ、RANKLおよび
指示(CO)2.両側に
破骨細胞分化抑制因子、オステオプロテジェリン
さい」と指示(BC)3.右側のみに
の発現量に有為な差はなかった。このことから、
し「噛んで下さい」と指示(RC)の3通りの方法
Ⅱ型糖尿病モデルマウスと対照群マウスの骨系細
で両側の顎関節規格X線撮影を行った後,関節結
胞そのものに大きな違いはないと思われた。Ⅱ型
節と錐体鼓室裂を結び下顎窩最深部に垂線を引
糖尿病モデルマウスと対照群マウスの下顎骨を摘
き,45°ずつに区分したのち,各線分の下顎窩−
出し、培地中にLPSを加え、培地中に溶け出し
下顎頭間の距離を計測した.
合紙を介在せずに「噛んで下さい」と
合紙を介在し「噛んで下
合紙を介在
たカルシウムイオンの濃度を測定したところ、両
[結果]
マウス間に有為な差はなかった。そこで、Ⅱ型糖
(BC)とでは,BCの方が両側顎関節とも上方に偏
合 紙 非 介 在(CO)と 両 側
合紙介在
尿病モデルマウスと対照群マウスの下顎歯肉に
位していた.また,COと右側
LPSを1週間投与し、歯槽骨の吸収程度をμCT
は,RCの方が上方に偏位していた.さらに,BC
で評価したところ、Ⅱ型糖尿病モデルマウスで有
とRCでは,RCの方がより後上方に偏位していた.
為な骨吸収が認められた。これらの結果より、糖
[考察]以上の結果から,両側
合紙介在(RC)で
合面間に
合紙
尿病性歯周炎の発症には破骨細胞や骨芽細胞その
を介在した場合には,無意識に強く噛みしめてい
ものの分化や機能異常ではなく、炎症局所での環
ること,また,片側
境的要因の違いが大きく関わることが示唆され
場合には,無意識に介在側を作業側とした
た。今後、病理組織学的解析および歯周組織周囲
行っていることが示唆された.ヒトは,上下
に浸潤するリンパ球の性格づけを行うことで、環
面間に物体を置いて「噛んで下さい」という指示
境的要因の一端を明らかにすることができると考
をすると,無意識のうちに,物体が置かれた側(が
えられる。
わ)を作業側として
歯部に
32
合面間に
合紙を介在した
合を
合
合する.すなわち,片側臼
合紙を介在し,術者が単に「噛んで下さ
[
)
,
.
│ 共 同 研 究 報 告 │
い」という指示をすると,無意識のうちに下顎を
合紙介在側に偏位させ,作業側として
合する
の実験は、歯髄神経の実験を行う前に解決すべき
問題点の1つでした。互いに後根神経節実験の経
ことが十分考えられる.
[結論]実験結果より,
神経節と同じであるかについて検討しました。こ
合採得する際に片側の
験はあったものの、三
神経節では経験がなく、
合採得材を介在させて採得することは,下
初めは実験に大変苦労しました。特に、酵素処理
顎位を偏位させてしまう危険性があることがわ
により神経細胞をきれいに1個ずつにバラバラに
かった.したがって,たとえ片側のみの補綴装置
する必要がありましたがなかなかうまくいかず、
の
最終的に許先生の発案である遠心分離法を試した
みに
合採得時であっても,
合採得材は両側に介
在させて行う必要があり,また,
合させるとき
ところ、劇的に実験条件が改善されました。
には決して噛みしめないよう指示することが重要
このブレイクスルーにより、パッチクランプ法
であると考えられた.
という神経活動記録法にて200以上の神経細胞の
電気生理学的特性を調べあげる事ができました。
興味深いことに、三
奨 励 研 究
神経節の神経は辛味成分で
あるカプサイシンに対する反応性はほとんど後根
神経節と同じであるのに対し、酸やATPに対す
歯髄支配神経の電気的特性と歯髄炎による変化
小野 堅太郎(生理学分野)
る反応性が大きく異なることがわかりました(Xu
ら, J Neurophysiol, 2010)。また、痛みには鋭痛
を担う有髄神経(Aδ線維)と鈍痛を担う無髄神経
まず初めに、昨年度の奨励研究補助金交付に関
(C線維)が関わっていますが、この有髄と無髄の
して、この場を借りまして、同窓会の皆様に厚く
分布バランスが異なっていることもわかりました
御礼申し上げます。この研究テーマは、動物実験
(Onoら, Neurosci Lett, 2010)。すなわち、三
にて歯髄炎による痛みが神経のどのような仕組み
神経節は後根神経節と似て非なるものであること
によって引き起こされるのかを明らかにするとい
を証明できました。この違いが、歯痛の激烈さに
うものでした。残念ながら、いくつかの大きな技
関わっているのかもしれません。近い将来、皆様
術的な壁があり、歯髄炎の痛みについてまだ解明
に歯髄痛についてご紹介出来るよう、現在も研究
できておりませんが、その理解の基礎となる実験
は継続中です。
結果を得ましたので、それについてご報告させて
いただきます。
痛みの研究のほとんどは実験の容易な後根神経
節という体幹部を支配する神経で実験が行われて
います。一方、歯科で取り扱う口腔顔面領域は三
ナノバブルを利用した超音波遺伝子・ドラッグデ
リバリーシステムの確立
岩永 賢二郎(病態制御学分野)
神経節の神経によって支配されており、実験の
困難性からあまり研究されていません。一般的に
近年,がん治療における薬剤の有効性を高める
は体幹部と口腔顔面は同じように痛みを伝えると
方法として,ナノスケールの運搬体を利用してが
考えられており、後根神経節での実験結果を三
ん組織に選択的に薬剤を送達することを目的とす
神経節にも当てはめることで口腔顔面の痛みも理
るターゲティング型DDS(Drug delivery system)
解されてきました。しかし、口腔顔面は歯
が注目を集めている.臨床では,ドキソルビシン
、歯肉、
舌、眼、鼻粘膜と特殊な器官の集まりであり、特
含有PEGリポソーム(ドキシル®)がステルスリポ
に歯の痛みは体に起きる痛みより激烈であること
ソーム(PEG 修飾リポソーム)として,カポジ肉
はよく知るところです。そこで、私と当時特別研
腫や卵巣癌などの治療に使われている.ドキシル
究生であった許聖弘先生は歯髄支配神経を含む三
®は体内で安定性が高く,腫瘍分布性も良好であ
神経節の神経の電気生理学的特性が本当に三
るが,分布量ほど薬効が見られないという欠点が
33
あった.そこで,われわれはドキシルから新規
顎下腺管とは異なるこれらの血管と考えられる構
ナノバブルリポソーム(Encapsulated Doxorubicin
造物が同定可能な場合があることがわかった。当
Bubble Liposomes;EDBL)を作製し,ヒト歯肉
科においての年間CT検査件数は2000件に迫る勢
平上皮癌細胞株Ca9-22において,EDBLと超
いでこの10年で顕著に増加している。また、造
音波との併用による致死活性効果について検討し
影CTは年々増加し年間500∼ 600件程度施行して
た.EDBLと超音波発振装置を用いてドキソルビ
いる。そのうち平成20年から平成21年にかけて
シンをCa9-22細胞に導入した.ドキソルビシン
の約1年間で上記血管と考えられる構造物が比較
の致死活性効果はフローサイトメーターを用いて
的明瞭に認められたのは30件程度であった。血
検討した.超音波照射96時間後では,コントロー
管様構造物が認められる場合、下顎小臼歯∼大臼
ル:100%に対し,Doxilのみ:89.6%,EDBLのみ:
歯部相当部の下顎舌側皮質骨と近接することが多
42.8%,超音波のみ:96.1%,Doxilと超音波併用:
い。しかも多くの症例でその距離は1mm以下で
84.2%と細胞数の減少を認めた.EDBLと超音波
あった。さらに一部の症例では下顎頬側皮質骨と
を併用群では3.7%と有意な細胞数の減少を認め
近接して走行する血管様構造物(顔面動脈本幹と
た.超音波照射48時間後では,コントロールと
考えられる)も認められた。インプラントの埋入
比較し,EDBLと超音波を照射した群のみ細胞質
手術の際の下顎頬舌側皮質骨の
が膨張し,形態的変化を認めた.また,subG1の
であることが再認識された。インプラント埋入時
著明な増加(コントロール:1.7%,EDBLと超音
の出血による事故を防ぐ為には皮質骨を
波併用群:22.5%)
を認めた.さらに,EDBLと超音
いようにインプラント術前CTを撮影することが
波を照射した群で細胞核の断片化を認め,細胞死
絶対に必要である。
がアポトーシスによるものと考えられた.In vitro
ではなく、顎骨の形態によるものも考えられる。
においてヒト歯肉
平上皮癌細胞株Ca9-22細胞
今回の研究では顎下腺窩、舌下腺窩の形態により
へのEDBLと超音波を用いたところ,致死活性効
孔の可能性が高まると考えられる症例も認めら
孔は非常に危険
孔しな
孔の原因は血管の走行だけ
平上皮癌細胞株
れた。現在、2010年12月に更新された16列マル
Ca9-22細胞へのナノバブルリポソームと超音波
チディテクター CT にてさらに薄いスライス厚
を用いたDDSの開発が示唆された.
でのデータを蓄積している。
下顎骨内側に存在する血管の走行を探る
歯内治療における術後
果の増強を認めた.ヒト歯肉
ー安全なインプラント埋入の為にー
鬼頭 慎司(画像診断学分野)
下顎舌側皮質骨の
痛の分析
ー(1)根管治療中の術後
根尖孔
通が術後
痛の発生頻度と
痛出現に与える影響の解析ー
永吉 雅人(齲
歯髄疾患制御学分野)
孔に伴う血管の切断はしば
しば致命的な医療事故となっている。これまでに
現在の歯内治療では,抜髄時の根管形成につい
国際的ジャーナルに報告された生命を脅かすよう
ては根尖狭窄部直前で留めるべきというコンセン
な偶発症は20件程度であるが、それは氷山の一角
サスが得られています.しかしながら根尖性歯周
であると言われている。我々はこの研究において
炎に対する感染根管処置時の根管形成に関して
通常の単純CTでは描出されない下顎骨周囲の血
は,十分なコンセンサスは得られていません.根
管を造影CTを施行した症例の画像を用いて解析
尖性歯周炎は根尖孔外に病巣があるため,根尖孔
した。造影CT画像上で舌動脈の分岐である舌下
外象
動脈、顔面動脈の分岐であるオトガイ下動脈をは
狭窄部の拡大を行う必要があるという考え方と,
じめとする血管を同定出来た症例を分析した。今
根尖狭窄部の拡大は根尖孔外病巣を刺激し感染・
回の研究では5mmスライスの造影CT画像上でも
炎症を拡大するので行うべきではないという考え
34
質に及ぶ感染の除去には根管形成時に根尖
(
。
)
,
│ 共 同 研 究 報 告 │
方があります.また,根尖狭窄部の拡大は歯根膜
間結紮して萎縮耳下腺モデルを作成した後、生理
を刺激し術後
痛の出現頻度が増大する可能性が
食塩水あるいは催唾剤(ピロカルピンあるいはセ
考えられます.昨年度,我々の研究チームは,九
ビメリン)を一週間連続投与し、萎縮からの組織
州歯科大学同窓会共同研究として,当分野で確立
的・機能的回復におよぼす催唾剤投与の効果につ
した歯内治療における治療方針と治療法を統一し
いて検討した。2週間の結紮により、耳下腺組織
た歯内治療用クリティカルパスに基づいた根管治
は、湿重量の半減、腺房構造の消失、導管あるい
療を行った際に生じる術後
痛の発生頻度ならび
は導管様構造の増加、刺激唾液分泌量の減少など
痛の程度を調査するとともに,感染根管処置
の顕著な後退的変化を示し、耳下腺の萎縮が誘導
に
時における根尖狭窄部の
通の有無による術後
されたことが確認できた。結紮解除後、生理食塩
痛出現頻度を比較分析しました.その結果,根尖
水投与群では、わずかな湿重量、腺房構造、刺激
孔
通の有無によって術後
痛の発生頻度に差が
唾液分泌量の増加が観察された。ピロカルピン投
認められず,一方,術前の
痛が消退するまでの
与群では、湿重量は生理食塩水投与群と同程度に
通群のほうが多い傾向が認め
までしか回復しなかったが、腺房構造は有為に増
来院回数は根尖孔
られました(第71回九州歯科学会総会にて発表).
加した。しかし、刺激唾液分泌量は生理食塩水投
以上の結果は,根尖性歯周炎に対する感染根管処
与群と同程度の増加にとどまった。一方、セビメ
置において,根尖狭窄部を
リン投与群では、生理食塩水投与群と比べ、湿重
通することが術後
痛を誘発する直接的な要因ではないことを示して
量、腺房構造、刺激唾液分泌量すべてにおいて有
います.今後は術後痛をおこす要因となる術前症
為に増加した。以上の結果より、催唾剤、特にセ
状の解析と,根尖狭窄部を
通したことが感染根
ビメリンの連続投与が、萎縮からの組織的・機能
管処置後の予後に与える影響を検討していきたい
的回復に対して有効であることが示された。この
と思っております.
結果はシェーグレン症候群に由来する口腔乾燥患
者にサリグレン(セビメリン)を長期間投与する
と、刺激唾液分泌量自体に増加が認められるとい
萎縮唾液腺の再生に対する催唾剤投与の効果
増田 渉(分子情報生化学分野)
QOLの向上にとって良好な口腔内環境の維持
う過去の報告と一致したものとなった。今回の実
験結果からは、どのようなメカニズムで催唾剤の
連続投与が萎縮からの組織的・機能的回復を促し
たのかについては不明である。また、ピロカルピ
は重要である。「唾液」は口腔内を健康に保つ重
ンとセビメリンは共にムスカリン受容体に作用す
要な因子の一つに挙げられる。炎症、放射線照射、
るにもかかわらず、萎縮からの組織的・機能的回
ストレスなどの様々な要因により唾液腺が損傷を
復に対して異なる効果を示した理由も不明であ
受けると、唾液分泌量が減少し、口腔乾燥症が引
る。今後、これらの事柄についてさらに検討を加
き起こされる。口腔乾燥症の治療にはサラジェン
えることが必要であり、これらの解明がより有効
(ピロカルピン)やサリグレン(セビメリン)などの
な口腔乾燥症の治療、ひいてはQOLの向上につ
催唾剤が用いられ、これらは唾液腺腺房細胞のム
ながると考える。
スカリン受容体に作用し、腺房細胞からの唾液分
泌を即時的に誘導する。一方、シェーグレン症候
群に由来する口腔乾燥症患者にサリグレンを長期
間投与すると、即時的な唾液の分泌誘導のほかに
刺激唾液分泌量も増加することが報告されてお
り、催唾剤の長期連続投与が唾液腺組織の再生を
促す可能性が考えられる。そこで本研究では、7
週齢Wistar系雄ラットの耳下腺排出導管を2週
35
富山県
山 崎 史 晃(大 43)
Ⅰ はじめに
ラグビー漬けの6年間を過ごし、北田栄治先生
口腔内所見:欠損歯
7654321 1234567
7654321 12 4 (大31)の医院にて7年間お世話になった。分院
上顎の顎堤はしっかりしているが、下顎残存歯
長も経験させてもらい、治療のみならず経営につ
対顎の左上臼歯部顎堤には若干吸収が認められ
いても学ばせていただいた。その後、出生地の富
る。残存歯である 3567 は、歯根が長くしっか
山県で開業し、この春で10年になる。
りしている。右下の顎堤は、パノラマXrayでは
開業後に入会したスタディーグループ「富山劔
それほど吸収がないように見える。しかし実際は、
の会」では、口腔内写真やレントゲンといった規
非可動粘膜が少なく顎堤幅も狭いため、顎堤の支
格性のある資料をもとに、治療を行い経過を追う
持能力は乏しい(図1)。義歯を入れた状態でのデ
臨床の大切さを学んだ。その中でも、受圧加圧条
ンタルプレスケール(GC)による
件が良くないすれ違い症例はいつも苦労してい
ターでは、残存歯がある左側は215N、残存歯の
る。今回は、受圧加圧条件の改善にインプラント
を用いた症例について報告したい。
合力測定デー
ない右側は58Nと左右差に4倍近い開きがあった
(図2)。上顎義歯が安定しないのは、この
合力
の左右差が原因であると考えられた。
Ⅱ 症 例
患者:75歳 女性
主訴:右下並びに左上の粘膜が痛い。入れ歯がす
36
Ⅲ 治療方針
この症例では、コーヌスクローネ等のリジット
ぐ外れる。上顎総義歯は、何度も壊れた事
な設計でも、
がある。
難しい。そのため、動きの少ない義歯で両側の後
合力の左右差を改善させることは
、
図1
図3
図4
図2
ろ噛みを達成するためには、欠損形態の改変が必
要である。改変方法には、残存歯の抜歯、自家歯
移植またはインプラントが考えられた。今回は、
顎堤幅が狭く移植は難しいこと、可撤性の補綴物
図5
を既に患者が受け入れていることから、下顎右側
にインプラントを1本用いたインプラントオー
並びにレストを切断し義歯の挙動を試した。
(図5)
バーデンチャーを計画した。
すると今まで痛みの出た事のなかった、 2 並び
に 6 相当部に傷ができた。これは、インプラン
トを支点とした回転運動が起こった為で、動かな
Ⅳ 治療経過
いインプラント支持と歯粘膜のある天然歯支持で
治療用義歯として、 357 レストのクラスプ義
は、義歯の動きが異なる事が考えられた。
歯を作製したが、右下欠損部の義歯による痛み並び
そこで、回転を抑制させるために、スリープさ
に上顎義歯が外れるという主訴を改善する事ができ
せていた 6 のインプラントも支持として用い
なかった。そこで、右下にインプラントを埋入す
る事にした。インプラント1本支持と2本支持
ることにした。埋入は、比較的骨幅のある 4 相
のプレスケールデーターでは、右側の
当部に行った。また、患者の年齢を考慮すると再
手術は厳しいため、 6 相当部に予備のインプラ
合力が
134→182Nに、左右差が2.5倍→2倍に改善した。
(図6)患者さんの感想は、さらに食べやすくなっ
ントを埋入しスリープさせておいた(図3)。3ヶ
たとプレスケールのデーター以上に好評であった。
月後にヒーリングキャップ上に仮義歯をのせて
これまでの治療経過から、右下は2本のインプ
合力を測定した。右下の
合力は58N→134Nに
ラント、左下残存歯は2重冠を用いたワンユニッ
合力の差も4倍→2.5倍に改善し
トのインプラントオーバーデンチャーにて最終補
増え、左右の
た。右下の義歯の痛みもなく、上顎義歯も外れな
綴を行うことにした(図7)。
くなったと患者さんの評価は高かった(図4)。
インプラントオーバーデンチャーは、加圧的要
最終義歯の設計を決めるために、 7 のクラスプ
素が強く、通常の義歯よりも
合力が強くなるた
37
図6
図7
図8
図9
図10
図11
めに、義歯のフレームを3D構造の破折に強い設
い。今回の症例では、一本のインプラントを軸に
計とした(図8)。また、人工歯もインプラント
回転運動が起こる事がわかり、予備の為に埋入し
オーバーデンチャーに対応できるように開発され
たインプラントを使う事にした。最初から2本使
た、すり減り難くさらに審美的なナノハイブリッ
う目的であれば、74 相当部にインプラントを埋
ト人工歯を用いた(図9、10)。仮義歯と最終義
入した方がフルクラムラインが安定しただろうと
歯装着後3ヶ月のプレスケールデーターでは、左
考えている。術後、
右差に変化は認められなかったが、全体の
合力が安定しているのは、
合力
ワンユニットにしたため歯根膜のセンサーがはた
が557N→495Nと、心配していた程 合力が強くな
らいていることも一つの要因かもしれない。今後
り過ぎるということはなかった。患者の主観的評
人工歯の摩耗と共に経過を見て行く必要がある。
価方法であるOHIP14の結果からも、患者が審美的、
機能的に満足してくれていることが分かる
(図11)
。
Ⅴ 考 察
【
Ⅵ 最後に
私の医院で作られる総義歯は、年間100床。部
分床義歯に至っては、多すぎて数えた事はないが、
少数歯残存症例においても、少ない本数のイン
その何倍も需要がある。今後さらに研鑽し、機能
プラントを用いて受圧加圧条件を改善させる事は
的で長期経過に耐え得る可撤性義歯を提供できる
有効であるが、どの位置に何本埋入し天然歯とど
歯科医師を目指したいと思っている。同窓の諸先
のように連結するのが良いのか分からない点も多
輩方にご指導ご
38
撻をお願いしたい。
、
、
九州歯科大学
No. 44
43
口腔顎顔面外科学講座
病態制御学分野
教 授
冨 永 和 宏(大 30)
病態制御学分野(1口外)の流れ
棟が新築され、60床の病棟を持つ当時としては
九州歯科医学専門学校(大正10年7月∼昭和19年3月)
長浜茂樹教授
大正10年7月∼大正14年3月
永松勝海教授
大正14年4月∼大正15年3月
世良利次教授
大正15年4月∼昭和2年6月
大橋二郎教授
昭和2年7月∼昭和6年3月
新畑小一郎教授
昭和6年4月∼昭和16年12月
高橋武雄教授
昭和17年1月∼昭和19年4月
福岡県立医学歯学専門学校
(昭和19年4月∼昭和24年3月)
河野健佑教授
昭和19年5月∼昭和20年3月
高橋武雄教授
昭和20年4月∼昭和21年3月
福岡県立九州歯科大学(昭和24年4月∼平成18年3月)
平川正輝教授
昭和24年4月∼昭和49年12月
池尻 茂教授
昭和33年8月∼昭和52年7月
昭和41年大学院設置と同時に2講座に分離
平川正輝教授
昭和41年4月∼昭和49年12月
山田長敬教授
昭和50年3月∼平成4年3月
福田仁一教授
平成5年11月∼平成19年3月
公立大学法人九州歯科大学(平成18年4月∼ )
福田仁一教授
平成18年4月∼平成19年3月
冨永和宏教授
平成19年4月∼
日本一の病床数を持つに至っています。昭和41
【当分野の歴史】
年の大学院設置とともに口腔外科学教室が第1口
腔外科(1口外)と第2口腔外科(2口外)に別れ、
平成16年の講座再編により1口外が病態制御学
分野、2口外が形態機能再建学分野と名称変更と
なっています。平成18年に公立大学法人となり、
初代理事長に前任教授の福田仁一学長が就任さ
れ、平成19年に福田学長・理事長が主任教授を
ご勇退されたため、その後任として私が分野を担
当させていただくようになりました。なお、福田
学長には特任教授として引き続きご指導いただい
ております。表に当分野の流れを示します(以上
の記述は九州歯科大学60年史を参考にしていま
す)。
【臨床】
教室を引き継がせていただいてからの4年間は
九州歯科大学は大正3年(1914年)に九州歯科
毎年約2500名の新患患者さんを診させていただ
医学校として福岡市でスタートしましたが、大正
いていますが、紹介率は平均84%です。これも
10年に4年制の九州歯科医学専門学校に昇格し
1口外の長い歴史と信頼に基づくものと感謝して
た時から口腔外科学教室の歴史はあります。昭和
おります。患者さんは北九州市内だけでなく、飯
11年に学校が小倉に移転した際に治療室、手術
塚・直方や中津、下関などからも来院されてお
室、X線室、病棟が口腔外科部として確立されま
り、地域の拠点病院の中核を担っているとの自負
した。昭和24年の大学昇格後、昭和37年に臨床
を持って医局員一同努力しております(図1)。
39
われました。口腔外科的疾患の内、外科的手法を
使わない部分の診断・治療は口腔内科という診療
科で行うこととなりました。口腔保健学科所属の
引地尚子科長の下に1口外と2口外から1名ずつ
を半年から1年交替で口腔内科に出向させ、顎関
節症や口腔粘膜疾患の診断と治療を担当していま
す。手探り状態でのスタートで、まだまだ解決す
べき問題もありますが、今後、よりすっきりとし
た形で口腔内科を独立できるようにすることを目
指しています。
図1:1口外の新来患者の来院エリア 2007-2010
【教育】
臨床前教育は4年生に2口外と分担しつつ、講
最近の患者の特徴としては、高齢化に伴いいろ
義を行ってきました。しかし、先述の口腔内科の
いろな全身疾患を持った患者さんの抜歯などを全
立ち上げに関連して、口腔外科と口腔内科という
身管理下で行うという事例が増えています。その
括りで講義のシラバスを立て直す必要に迫られて
ため、全身管理能力も重要なファクターとなりま
おり、学生により理解させやすいような教育体系
すが、当分野は、助教はもとより医員に至るまで
作りを検討しているところです。
佐賀大学医学部を中心に麻酔科での研修を積んで
臨床実習も国家試験に臨床に即した難問(奇
きていますので、歯学部単科ではありますが、そ
問?)が取り上げられている現状を鑑み、臨床の
のような対応は比較的うまくできていると思って
カンファレンスに学生を積極的に関わらせ、基本
います。ただ、悩ましいのはビスフォスフォネー
的な診断や治療の考え方を理解させる工夫を行っ
トを使用している患者です。ポジションペーパー
ています。
に従った対応しかないのですが、何とかしなけれ
大学院教育では主科目、副科目で基本的な口腔
ばならない問題だと思っています。
外科的診断や治療を身に付けさせながら、研究手
また、高齢社会になるとどうしても避けられな
法、論文作成がなされていくようにしています。
いのが、癌患者の増加です。2008年に兒玉正明
3年前からスタートした九州工業大学(九工大)と
助教(大50)に横浜市立大学に研修に行ってもら
の歯工学連携事業では、私が九州歯科大学側のま
い、抗癌剤を癌の局所の栄養動脈に直接投与する
とめ役を任されている関係から、連携大学院とし
超選択的動注化学療法の手法を学んできてもらい
て積極的に九工大の学生を受け入れたり、本学の
ました。産業医科大学歯科口腔外科(大矢亮一准
大学院生が九工大で研究したりということを実行
教授(大32))などと協力して、超選択的動注化学
しています。他の学部との交流は大学院生にとっ
療法と放射線療法を組み合わせ、できるだけ手術
ても私にとっても大きなプラスで、知識と研究の
侵襲を少なくし、機能障害を減らした治療ができ
幅が大きく広がりました。
るよう努力しています。一方で、やはり口腔癌の
【研究】
治療の中心は切除であることも厳然たる事実で
助教一人ひとりが研究に携わることを目指し、
す。十分な切除が治療成績の向上に有用であるこ
それぞれにテーマを与え、大学院の指導を含めた
とも明らかで、その場合はきちんとした再建が必
研究を行ってもらっています。
須です。2011年には土生 学助教(大46)に恵佑
先述の歯工学連携事業に関する共同研究も大き
会札幌病院でマイクロサージェリーの研修を積ん
な部分を占めており、歯工学連携の九工大側の責
できてもらい、今後、彼が再建チームを率いて行っ
任者である竹中教授との共同研究では、癌細胞の
てもらうことを期待しています。
テロメラーゼ(細胞の寿命を掌るテロメアを調節
昨年、病院組織の改変により診療科の再編が行
する酵素;癌ではこれが異常に増加している)を
40
(
。
、
電気化学的に検出するシステムを使って、わずか
歯工学連携と離れて、兒玉助教が福岡の企業と
な癌細胞からも口腔癌を発見する検診システムを
開発した癌の切除の確実性をただちに超音波を用
開発しています。これには兒玉助教と森大学院生
いて評価するシステムがあります。舌癌などでは
に関わってもらっていますが、本年の日本口腔外
すでに確かな効果を確認しており、現在は産業医
科学会総会と日韓合同バイオマイクロセンシング
科大学と協力して乳癌の切除後の評価に用いる試
シンポジウムで優秀ポスター賞をいただきました
みを行っています。
(図2)。そう遠くない将来、このシステムを使っ
國領真也助教(大46)は鶴島大学院生、坂口大
て患者が自己検診をしたり、歯科医院で粘膜疾患
学院生とともに歯科界の大問題であるビスフォス
の細胞診をする日が来ると考えています。
フォネート製剤による骨壊死(BRONJ)のモデル
を世界に先駆けて開発しました。このモデルを用
いてBRONJの原因や治療法の開発につなげるつ
もりです。
最後に西川 健助教(大52)は大学院時代の研
究テーマであった手の不自由な方のための超音波
を用いた自動口腔洗浄装置の開発を福岡の企業と
行っています。下顎に装着しても水の漏れないト
レーの開発に成功し、超音波をかけた水での口腔
洗浄で歯垢を除去する試みです。まだまだ解決し
なければならない問題点も多いのですが、大きな
図2:日本口腔外科学会で優秀ポスター賞を受賞した
森久美子大学院生(大56:写真左)と兒玉助教
(写真前)。
ニーズがあると思われ、がんばって仕事をしてい
ます。
【おわりに】
土生助教と今年、福岡大学の喜久田利弘教授(大
現在の医局員は大学院生と臨床研修医を入れて
25)のところに赴任した大谷泰志先生(大54)とで
もわずか20名で、准教授も講師も居ないという
取り組んでもらっているのは、ファジー理論で有
厳しい状況ですが、土生、国領、馬杉、兒玉の4
名な九工大の山川研究室との共同研究で、粘膜疾
名が口腔外科専門医で、それ以外のものも学位、
患の画像を使って診断を支援するシステムの開発
専門医、世界に羽ばたく研究などを目指し頑張っ
です。専門医などの経験をファジー理論で動くコ
ています。まだまだ、人材不足で人材育成が急務
ンピュータに学習させ、人間が考える確からしさ
ですが、老舗の教室として九州歯科大学の屋台骨
を使った判断で、コンピュータが診断を支援する
となれるよう全員で努力しています。今後とも同
というものです。日常的に粘膜疾患を診ることの
窓の先生方のご指導、ご
少ないGPの先生方の診断を助けるものにしよう
し上げます。
撻をよろしくお願い申
と努力しています。
岩永賢二郎助教
(大48)と高橋 理助教
(大54)
は新規の抗癌剤の開発に取り組んでいます。感染
分子生物学分野の西原達次教授(大29)のご指導
の下、ナノバブルという微小気泡に抗癌剤を取り
込ませて超音波を使って癌組織に選択的に抗癌剤
を取り込ませる手法を帝京大学薬学部と共同で
行っています。また、彼らは九工大の西野名誉教
授が開発した新規の抗癌剤の研究に藤井大学院生
とともに取り組んでいます。
図3:2011年度の第1口腔外科同門会総会
41
充実の日曜日
32
鹿児島県
橘 木 裕(大 41)
とある日曜日の午前5時、目覚しの音でたたき
途中、コンビニに立ちより、缶コーヒーを飲み
起こされる。そう今日は鹿児島県歯科医師会野球
ながら一服。
部の練習日。10月にある九州地区歯科医学大会野
球大会(九地連)優勝を目ざして月2回野球バカが
先輩曰く「あーかったるい。雨降って中止にな
集まる日である。昨夜は調子にのって夜中2時ま
んねぇかなぁ。」
で飲んでいたので正味2時間しか眠っていない。
筆者曰く「だめですよ先生。今の時期に体を作っ
受験生の息子をほったらかして、向う先は先輩
ておかないと。」
の林川貴志先生
(大34)宅。なんとこの先輩51才
にしてパパになったそうです。羨ましいとは思い
そんな会話をしているうちに30分くらいで野
ませんがスゴイです。乳飲み子をほったらかして
球場に到着。いよいよ練習開始。ゲロをがまんし
きた先輩をひろい、郡山町にある野球場に向けて
ながらランニング。体操。キャッチボール、トス
再び出発。
が一通り終了。
続いてバッティング練習。ピッチャーは還暦の
村岡建夫先生(大24)。ボックスに入って、バット
を振るが球が速すぎて当たらない。とても60才
の投げる球ではない。「しっかり腰を入れて振ら
んか。このままだと林川とブルペンキャッチャー
争いだぞ」山中冨士夫監督(大27)の怒号がつき
ささる。結局一球も外野に飛ばないまま終了。い
つも優しい田中一路先生(大32)からなぐさめら
れ、気をとりなおす。
写真1 がんばってネ、パパ。林川先生
42
写真4 普段はナイスガイ、江籠先生。
酔うと声がデカくなります。
写真2 ユニホームを着ると、
鬼になる山中先生。
く全くバットに当たらない。しかもヘラヘラ笑っ
ている。ダメだこの人は。脳天気なのだ。全く参
考にならないので、続いて後輩江籠三浩先生(大
49)を観察。週末のキャバクラ通いは欠かさない
つわものだ。スイスイと打っている。しかもスイ
写真6 野球のない日曜は
愛妻とドライブへ。
先輩の比志島剛先生(大35)を観察。自分と同じ
写真5 期待のホープ、茶圓先生。
写真3 野球センスピカイチ、
能天気比志島先生。
他人のバッティングでも見てやろうと、まずは
ング滅茶苦茶。あれでよくバットに当たるものだ。
やはり若いからか。
バッティング、ノック、体操が終り本日の練習
は終了。その後皆で温泉へ。そうです、ご存知の
だらだらと書いてきましたが、充実の日曜日で
通り鹿児島は温泉天国なのです。中でも郡山温泉
した。今年こそは九地連優勝したいものです。
は名湯で、一日の疲れを癒してくれます。たまっ
た疲れとオヤジ臭を落とすにはこれが一番です。
湯船で後輩茶圓卓郎先生(大52)との会話。
「茶圓、
開業したばっかりだけどがんばってる?」
「当然で
す。点数上げないとかみさんが恐いですから。」
なんだ俺といっしょじゃん。
次回は川村隆造先生
(大47)
にお願いいたします。
43
『ようこそ!
横田ペリオ道場へ』
―命と心と歯周病―
著者:横田 誠(大18)
著者である横田誠先生(大18)は、九州歯科大
の訓練といった「修行」が必要と位置づけ、本書
学歯周病制御再建学分野の教授として、長年に渡
のタイトルに「横田ペリオ道場」を名付けたそう
り歯周病分野における研究や教育に従事され、去
である。
る2011年3月に退官された。退官後は九州歯科
本書の内容は、歯周基本治療の中でも歯科衛生
大学名誉教授に就任されるとともに、横田塾を主
士が中心になって行うことが多いスケーリング・
宰し、現在も歯周病学の教育に熱心な先生である。
ルートプレーニングやプラークコントロールにつ
九州歯科大学在職中から歯周病治療におけるス
いて、研究成果をベースに独自に開発した方法を
タッフ教育の重要性について説いており、歯科衛
披露している。また、患者さんの精神的ストレス
生士を対象としたセミナーを頻繁に行い、歯周治
と歯周病との関係や歯周治療に対する心理やモチ
療の普及に努めてきた。そんな横田先生が長年の
ベーションにも言及している。そして、横田先生
研究で得られた知見を歯科衛生士向けに分かりや
の長年の研究対象であった
すく解説するためにデンタルハイジーン誌
(医歯薬
についての知見は、現在の歯周病学の正書では詳
出版)で2009年1月から10月にわたり連載された
しく語られることがないものである。その治療に
記事をベースに加筆、修正したものが本書である。
対する考え方は、「病気にならない」
「なったら治
横田先生は、専門職として歯周治療を行うにあ
す」
「再発させない」といった予防的な「事前対応
たりきちんと患者さんに向き合い、そして上手に
型歯周治療」に根ざしており、歯科衛生士のみな
伝える技術を身につけることが大切であると考
らず、日々の歯周治療に悩む歯科医師が読んでも
え、それを実践するためには日々患者さんと向き
学ぶところが多い一冊である。
合う間合いのとり方やプラークコントロールの腕
発行 医歯薬出版株式会社 定価 4,000円
44
中
合と歯周病との関係
村
太
志(大48)
『歯科医療管理』
∼医療の質と安全確保のために∼
編 集:日本歯科医療管理学会
この度、医歯薬出版より日本歯科医療管理学会
歯科医師会より歯科医療管理学としての基本的な
編集により「歯科医療管理」が発刊された。
標準項目を取り入れた全国共通書籍の執筆が待ち
歯科医療管理学は、学んだ医学をどの様に患者
望まれていた。
に対して応用していくかを研究していく学問であ
「歯科医療管理」は歯学部学生、臨床研修医、
る。医学をハードととらえるならば、歯科医療管
開業歯科医および各地区歯科医師会の担当者が基
理学は、患者にその医学をどの様に応用していく
礎的事項から応用までを学ぶのに最適な内容と
かという正にプログラムたるソフトの部分を受け
なっている。
持つ。
日本歯科医療管理学会編集の共同執筆となって
その内容は多岐に渡るために、今までは関係す
おり、母校から、白圡清司(大26)、今村佳樹(大
る多くの参考書籍により網羅されてきた。そのた
29)、笠井史朗(大29)が執筆陣に加わっている。
め、全国の歯科大学の教育現場あるいは各地区の
永 松 浩(大38)
)
発行 医歯薬出版株式会社 定価 5,600円
45
『ボーンオグメンテーション
の実践
Practice for
Bone Augmentation』
―今すぐ役立つ骨増大の実践テクニック―
著者:八木原淳史(大43)
近年のインプラント治療において、安定した
これまで難易度の高い手技が必要で躊躇されてい
長期予後や審美性の獲得のために骨増大
(Bone
た症例などにおいても、シンプルで安全なインプ
augmentation)テクニックの習得は必須となって
ラント治療が提案されています。
います。
ラテラルあるいはクレスタルアプローチ(歯槽
本書はPOIインプラント公認インストラクター
頂もしくはソケット)の上顎洞底挙上術や狭窄し
である八木原淳史先生(大43)らが、エビデンス
た歯槽骨へのインプラント処置、さらには抜歯即
を基に臨床医の視点でさまざまな骨増大
(Bone
時埋入などの臨床において求められる低侵襲な術
augmentation)のテクニックをわかりやすく解説
式と治療内容が、豊富な臨床写真やイラストを用
した一冊です。
いて解説されています。
一般的にはアドバンステクニックとされる骨増
各テクニックの理解を高め、シンプルかつ安全
大について、各々のテクニックのポイントを明確
に臨床応用するためにも、チェアサイドに置いて
にし、わかりやすく簡潔にまとめられています。
おきたい必読のテキストブックとなるでしょう。
また、数多く存在する骨移植材の情報整理をはじ
め、骨増大のテクニックをサポートしてくれる最
新の器具・器材も数多く紹介されていますので、
発行 ゼニス出版 定価 8,800円
46
平
島
惣
一(大43)
)
ビリヤード部のあゆみ
逸 見 祐 太(大 63)
こんにちは、ビリヤード部です。
その他の試合は、部内戦やOB戦、他校との交
私たちビリヤード部は創部2年目を迎え、現在
流戦を行っています。
男子14名、女子5名の計19名で活動しています。
ほとんどの部員はビリヤード未経験者でした
部活動は週に2回、本校近くにある ビリヤー
が、現在では他のビリヤード場で行われているハ
ド淡路 でJPBA(日本プロポケットビリヤード
ウストーナメントや公式戦に出場し成績を収めて
協会)所属の北谷好宏プロ、北谷英貴プロに御指
いる部員もいます。
導頂いております。
部員同士のチームワークはとても良く、部活動
目標としている大会は、毎年10月に行われる
以外の日でも淡路に足を運ぶと練習をしている部
九州学生ナインボール大会(個人戦)、九州学校対
員がおり、いつでも気軽にビリヤードが楽しめる
抗戦(団体戦)です。特に、団体戦は3人1組での
ような雰囲気です。
チーム戦で、優勝すると3月に行われる全国大会
創部したばかりですが、部員一同絆を深めなが
の出場権を得ることができるので、大きな目標と
ら頑張っています。これからもビリヤード部をど
なっています。そのため、部員一人一人全国大会
うぞよろしくお願い致します。
への出場を胸に練習に励んでいます。
《成 績》
平成22年度
個人戦:ベスト4(1名)、ベスト8(1名)
団体戦:準優勝、ベスト4(1チーム)
平成23年度
個人戦:準優勝、ベスト16(5名)
団体戦:ベスト4(1チーム)、ベスト8(2チーム)
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バドミントン部のあゆみ
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福岡県小倉
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木 村 和 義(大 20)
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「バドミントンは紳士のスポーツである。」
の前身の同好会の活躍に始まる。昭和30年福井
20
バドミントンはインドで行われていたブーナー
健一(大5)を主将として正式に部に昇格して以来
21
ゲームが原型で、イギリス人将校がイギリスに持
活躍を続け、特にオールデンタルにバドミントン
22
ち帰り、クロスター州バドミントン村の英国貴族
部門が昭和47年第5回大会から新設され、17年
23
の別荘で紹介し広まった。1988年ルールが統一
間他校に一度も渡す事なく総合優勝17連覇を果
24
され、ここに近代のバドミントン競技が確立された。
たした輝かしい歴史は、同窓会報33号に掲載(15
25
この「紳士のスポーツ」という精神を引き継い
連覇まで掲載)しているので、その後について述
26
だ我が九州歯科大学バドミントン部の歴史は、そ
べる事とする。
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【写真1】
写真中央の優勝
カップでおいし
いお酒をいただ
いた。
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48
<オールデンタル15連覇以降>
41)が務める事となった。大39期の部員が一度に
第19回大会の年は大41期の小池明子、淵朋子
6名卒業という不安な船出となり、大会では男子
らが入部し、男子主将笹口博彰(大37)、女子主
団体5位、女子団体準優勝、総合3位という結果
将武富晶子(大37)で試合に臨んだ。北海道の旭
に終わった。のちに淵(濱嵜朋子、現、九州女子
川で行われ、男子は準決勝で北海道大学に2−3
で敗れ団体戦3位に終わったものの、女子が団体
優勝し、総合優勝となり連覇を「16」と伸ばした。
第20回大会は千葉県市川で行われた。男子主
将安藤徹(大38)、同期に女子がいなかったため、
岩田和久(大38)が女子主将を務めた。この年より
九歯大の入学定員が95名となり部員獲得も困難
になったが、大42期の田中利昌、今井弘貴らが
入部し男子はダブルスで笹口・西本淳一
(大39)
組、安藤・保科守(大39)組の成長があったもの
の、明海大学(旧城西歯科大学)に敗れ、またも涙
【写真2】オールデンタルを終えて。前部長川村先生と
安達先生を囲んで
を飲んだ。女子は大39期の郷原百合子、井上稔恵、
大学家政学部栄養学科教授)は、「初の女子キャプ
吉佳子、大江和泉らが安定した力を発揮し団体
テンという事で部員をまとめる事に必死で、あっ
優勝し、総合優勝17連覇の原動力となった。
という間の1年間であったがOBの先生方に温か
第21回大会は男子主将西本淳一、女子主将郷
く、かつ厳しく見守って頂き感謝している。戦績
原百合子(大39)で男子は石川直義(大43)が入部
としては残念な結果となったが、このあと後輩達
したが、女子学生の入部は0であった。大会は岡
が盛り返してくれ6年生時には、再び優勝カップ
山で行われ、大会3日目岡山大学と対戦しダブル
でお酒を飲むことが出来たことは、忘れられない
ス1−1、シングルス1−1で、試合は第3シン
思い出となった。」と語っている。
グルス勝負となり、第1セットを取られ、第2セッ
第24回大会は神奈川で行われ、主将田中利昌
トを取り返し、ファイナルセットへもつれ込んだ。
(大42)のもと、今井弘貴(大42)、今井光(大44)
、
第3セットは終始リードを許し、最後に相手のス
石 川 直 義( 大43)、 川 村 則 夫( 大45)、 田 部 大( 大
マッシュがコートに決まり、この瞬間にオールデ
46)らの必死の粘りで、決勝トーナメントの1回
ンタルに於ける総合優勝の連覇記録も「17」で
戦、東日本学園大学に3−0、2回戦で北海道大
ストップした。
学に3−1、決勝でも明海大学に3−1で勝ち、
第22回大会は男子主将野口一馬
(大40)、女子
男子は団体優勝、男子ダブルスでは田中・川村組
主将佐伯康子(大40)で部の再建を目指し、体育
が3位という成績となった。
教官の鯨吉夫先生(現口腔機能科学専攻医療人間
第25回大会は新潟で行われ、主将は石川直義
形成学講座総合教育学分野講師)の指導を仰ぎ、
(大43、現在人気小説作家「七尾与史」でもある)
部員一丸となって練習に取り組んだ。大会は横須
で、総合優勝、男子団体優勝し、田中・川村組が
賀で行われ、大会3日目前年と同じく岡山大学と
男子ダブルス3位、川村が男子シングルスにも4
あたり西本、保科の活躍で2−2の対とし、主将
位にくい込んだ。
野口が期待に応え2−0で下し、前年の雪辱を果
第26回大会は北海道の地で開催された。北海
たした。これで波に乗り準優勝、決勝と3−0で
道は真夏、しかし九歯大のあの蒸し暑い体育館で
相手を退け、女子も優勝し4年ぶりのアベック優
鍛えぬいた部員達は、男子主将今井光、女子主将
勝となった。
鬼塚千絵(大44)に率いられ、他大学の選手がバ
第23回大会は北九州で行われたが、大41期に
テル中、涼しげな顔でプレーを展開した。結果、
は男子部員がおらず、女性初の主将を淵朋子(大
男子団体優勝、総合優勝、また個人も川村・今井
49
組が男子ダブルス優勝、男子シングルス2位に川
ある。」と述懐している。
村、4位に今井と表彰台を独占した。当時、九歯
第29回大会は故・木村勝彦(大47)が主将で神
大バドミントン部は宿泊施設から会場まで走って
奈川で行われたが、予選敗退した。木村は平成
いくという伝統があり、他大学の注目の的になっ
22年9月24日に亡くなったので、この時の資料
ていたという。
は木村と同期の塘英亮(大47)から頂いた。
第27回大会は静岡県富士宮市で開催された。こ
続いて北九州で行われた伊藤貴博(大48)主将
の時の主将は川村則夫(大45)で女子部には長谷
の第30回大会も予選敗退と低迷を続けたが、そ
川陽子と大津ナツミ(大49)が入部した。男子団
の低迷を打破すべく九歯大バド部魂ともいえる猛
体は4連覇を目指して練習してきたが、現役部員
練習、地獄のランニングに励むなか、講義の間だ
に経験者も少なく苦しい戦いを予想していた。と
け除いて朝から晩まで続く練習の後で、先輩達に
ころが実際に試合が始まると6年生の今井弘貴が
飲み会でお世話になるなど古き良き伝統は今も続
奮闘、岡山大学との決勝でも最終シングルスで厳
いている。
しい相手に気合で勝利した。部員全員で声を張り
第31回大会は再び同期に男子がいないため長
上げ練習不足の6年生を叱咤し続けた事、主将の
谷川陽子(大49)が主将となり、東京で行われた
川村は「無責任な現役部長&部員達ではあった。」
試合では女子団体2位、長谷川陽子が女子シング
と当時の感想を述べている。おかげで成績は男子
ルス3位という成績に終わった。
団体優勝、この年は女子も頑張り団体2位で総合
第32回大会は主将太田黒裕美(大50)、名古屋
優勝し、男子シングルス優勝、男子ダブルス2位、
で行われ女子団体は最初から最後まで圧倒的な強
女子シングルス2,3位、女子ダブルス3位とい
さで優勝した。この試合中、左膝前十字
う好結果を残す事が出来た。
断し、ドクターストップで棄権した長谷川陽子で
第28回大会は岐阜県であった。主将は久しぶ
あるが、試合会場からそのまま名古屋駅に行き新
りの女子キャプテンの田中美和(大46、溜畑)で、
幹線で小倉に強制送還され、翌日、即入院となっ
大50期の平林、児玉、太田黒裕美、大宅永里子、
た。デンタル直後に予定していた他大学の大学院
千原理絵、中原昌美ら新入部員の久々の大量獲得
入試は受験できず、大学院の願書を出していた2
に活気づいた。当時の新入生獲得合戦では山口
校の残り1校に行く事が、自動的に決定した運命
県土井ガ浜海水浴場へのドライブが恒例となっ
の大会となった。また、歯科医師国家試験前にも
ていたが、副部長の故・木村勝彦(大47)をはじ
かかわらず計2ヶ月入院して、二度と激しいバド
め、部員達は新入生そっちのけで騒いで楽しんで
ミントンを出来なくなってしまったのである。
いたようである。大会の戦績は前主将川村の男子
以上、紙面と資料の関係で第32回大会までで
シングルス優勝、広瀬朋子(衛33)の女子シング
筆を置く事とする。
ルス4位、広瀬・立山史子(衛33)組の女子ダブ
ルス8位が何とか花を添えた形に終わった。主将
田中は「九歯大バドミントン部の氷河期へ突入さ
せてしまった事は、まことに遺憾である。この場
を借りて先輩方にお詫び申し上げる。」と述べて
いる。また「実力はいまいちの我々であったが別
名、酒科大学の名に恥じることなく何かにつけて
集まっては飲んで、騒いでいたが、いつの頃から
か進学部棟前の運動場の一角でお花見をするよう
になり、当然桜そっちのけで騒いでいた写真を見
つけた。この親密な繋がりを得ただけでも バド
ミントン部で良かったなぁ と思い返すところで
50
【写真3】お花見と称して飲み語り !!
酒科大学ならではの光景。
帯を切
<OB会の歴史、その発展>
代OB会長に就任した。以来合宿の費用のみなら
OB会についても同窓会報33号に掲載されてい
ず、シャトルコック代、試合の遠征費、実技の指
るが、バドミントン部の活躍に欠くべからざる存
導など有形無形の援助を続けている。
在のその活動について、いま少し詳しく述べてみ
昭和45年頃からはOB会員と現役部員との親睦
たい。
をはかる為、最初は秋に、現在は毎年5月の第3
小倉西高でのバドミントン経験者であった松延
土曜日にOB総会を、原則小倉の地で開催してい
彰友(大15、現同窓会長)は、吉松主税(大7)ら
る。また翌日曜日には動かぬ身体を気合で動かし
の第1期黄金時代から久しく停滞気味であった部
OB戦を楽しんでいる。
に新しい息吹を与えるべく初めての合宿を思いつ
OB総会では主な目的である部、及び部員に対
いた。そこで当時のバレー部主将落合厳と唐津の
する援助、OB会の運営、発展についての検討、
体育館周辺の旅館を訪ね歩き、たまたま従姉妹の
ときには学生の為にOBによる講演をする事もあ
嫁ぎ先に居合わせたおばさんに「満月荘」を教え
る。ちなみに平成19年の総会では、かの著名な
ていただき、交渉、一泊三食米持参の700円で快
筒井塾の故・筒井昌秀先生(大18)に、母校の臨
く引き受けて頂いた。そして昭和39年の春、学
床教授就任のお祝いを兼ねた講演をお願いしてい
部2年で主将として初めての合宿を行い、その成
た。しかし体調を崩しその約束を果たす事なく平
果が九州インカレ、学生選手権で団体ベスト8、
成19年6月にご逝去された。この紙面を借り衰
個人戦ダブルス松本・松延組ベスト8、松延シン
惜の意を表します。この総会のあと、懇親会へと
グルスベスト16という成績を挙げた。ただこの
移るのであるが、部の試合成績の報告、新旧幹部
合宿は多大な費用がかかり、単発で終わらせない
交代、新入部員の紹介を盛り込みながら、2次会、
為にこれを援助する目的で出来たのがOB会であ
3次会へと流れ、ここが本当の懇親の場となるの
る。高校時代からお世話になっていた吉松主税に
である。
相談したところ、初代主将の福井健一(大5)に音
翌日は酔っぱらったままのOB戦となるが、以
頭を取ってもらう様に指示を受け、お宅に伺い快
前はOBと現役部員との対戦であったが、近年は
諾を得る事ができ、昭和39年早速第1回OB会を
OBと現役がペアを組み、リーグ戦からトーナメ
行う運びとなった。OB会会則を作り小倉飯店で
ント戦へと戦い、その中で和気藹々のチームワー
7∼8人位の先輩諸先生方に説明、福井健一が初
クが生れるのである。
【写真4】平成8年度 新歓コンパ すごかやに於いて 平成8年5月 25 日
51
【写真5】
第24回大会
神奈川での何年ぶりかの
歓喜の総合優勝
さてOB会長であるが、初代会長を福井健一が
1994年には「九歯大バドミントン部OB会」結成
10年程務め、会員も増え部員もオールデンタル
30周年記念号を刊行した。
で優勝出来る実力となり、基盤が出来たところで
平成17年第6代会長を引き継いだ私、木村和
会長を吉松主税に譲った。
義
(大20)は歴代会長、OB会員の意思を活かすべ
久留米市在住の第2代会長吉松主税(大7)は、
く、OB会の活性化、更なる発展の為、支部の設置、
大学に対してだけでなく、昭和42年4月久留米
そして支部長会を設けて現在に至っている。
市バドミントン連盟が発足した当初から顧問とし
て多大の功績を残し、またバドミントン普及の為
に多くの選手、愛好者の育成に励んだ。惜しくも
平成16年11月に亡くなったが、久留米市ではそ
の功績を称え平成17年より「吉松主税杯」と冠
した大会を発足した。
第3代会長の原幸雄(大11、椿)は同窓会報第
33号にOB特集レポート、バドミントン部 栄光
の歩み を掲載している。当時の少ない資料をか
き集め、各地に散ったOBの乏しい記憶を頼りに
執筆したその苦労がしのばれる。
この頃から現役部員との日々の接触、親しみ
の少なさを憂えていた第4代会長の松延彰友(大
【写真6】岐阜城の一角でパチリ。皆でその土地を観光
してまわるのもデンタル旅行の楽しみの1つ。
15)は、北九州及び近隣に在住のOBに呼びかけ、
オールデンタル15連覇の後の部の歩みについ
部の新入生歓迎コンパ、卒業生の追い出しコンパ
て、大会を軸に第32回大会まで述べて来たが、
にも出かけ、体育館練習にも参加し指導なども行
その記録、資料の無さ、少なさを痛感している。
うなど現役との積極的な懇親をはかった。
部の栄光、伝統を現役部員に伝え、これを自覚す
第5代会長松本英嗣(大15)は長いバドミント
る事が重要であり、更なる部の発展に繋がる事と
ン部の歴史、特に 栄光の17連覇 について、そ
確信している。
してその部活動に貢献したOB会の歴史について
最後にこの稿を掲載するにあたり、聞き取りを
も記録する必要を感じていた。そこで少ない資
させて頂いたOB諸先生、資料・写真などを送っ
料、試合の成績の記録、さまざまな場面での写真、
て頂いた歴代主将、そして資料集めに協力して頂
忘れ去られない内にOBの記憶から聞き取った記
いたOB、現役の方々にこの誌面をお借りしてお
録などから、1992年「歯羽界」創刊号、続いて
礼申し上げます。
52
、
。
、
。
本部同窓会からの
お知らせ
平成 24 年 4 月 1 日より
同窓会 HP 会員コーナーの ID・パスワードが変更になります。
ID : kdc
パスワード: doso
本部同窓会ではコンテンツの充実を図っております。
同窓会ホームページ(HP)へ情報をお寄せください !!
HP への掲載の為、
OB クラス会情報、部活情報、
都道府県情報提供を
ご提供ください。
〔メールアドレス〕
[email protected]
震災お見舞い御礼
九州歯科大学同窓会役員並びに
全国の同窓会会員各位
九州歯科大学東北同窓会 会 長 長 谷 川 了(大30)
大学(以下九歯大と略)同窓会により、被害が甚大
であった岩手、宮城、福島の会員11名に多額の
義援金が送られました。偏に松延章友会長、豊永
壽博専務を始めとした同窓会役員皆様が奔走され
た結果の賜物だと聞いております。私達に心配り
されたことに対して、九歯大同窓の皆様方に厚く
平成23年3月11日東日本太平洋側を襲った大
御礼しますと共に感謝申し上げます。今回の未曾
地震に伴う未曾有の大津波およびそれを引き金と
有の大震災における東北の状況と個人的な感想を
した原発事故は4カ月を経過した今でも収拾、回
以下報告いたします。
復の確実な道筋すらたっておりません。未だ被災
M9.0、最大震度7の大地震がおきたのは3月
住民は塗炭の苦しみを嘗めております。
11日午後2時46分、当院では午後の診療がスター
発災当初より本部同窓会松延会長をはじめ豊永
トした時刻であります。5分ぐらい続く、ユサユ
専務、全国の会員の先生方よりお見舞いの電話、
サした大きな揺れを感じました。宮城県では最近
Faxや励ましのお言葉を頂き東北同窓会会員は
は約3年間隔で比較的大きな地震が発生していま
同窓の暖かい絆にたいへん勇気づけられました。
す。そのため、地震に慣れてしまっているので、
また今回は全国の同窓会会員より集められました
あまり深刻には考えませんでした。しかし、今回
多大な義援金を頂いたことは誠に身に余る幸甚で
は揺れの大きさも大きいのですが、それにもまし
あります。
て、揺れの時間が異常にながかったと記憶してい
ここに東北同窓会として松延会長をはじめとす
ます。
る本部同窓会役員の先生方および全国の同窓会会
カルテラックからカルテが飛び出し、技工室の
員の先生方に篤く御礼申し上げます。
ファーネスが火を吹いたまま床に落下し、電気、
私どもは今後とも被災地域の歯科治療を担い、
電話がまったく通じなくなり、水も出なくなりま
それにより被災住民の苦悩を少しでも軽減できる
した。予約の患者がおりましたのでしばらく後片
よう努力していく所存であります。
付けをしながら待っていましたが、誰一人患者は
ここに東北同窓会を代表いたしまして、すべて
来ません。明日にでもなれば、インフラも通じ、
の九州歯科大学同窓会会員の先生方に篤く御礼申
診療を始められるかと思いながら、診療所を出て
し上げます。
車で帰途につきました。
途中、信号は作動せず大渋滞、地下鉄、バス等
お 礼
の交通機関のストップのためか、歩いて家路に急
ぐ人々で道路は大混雑でした。警察、消防のサイ
宮城県仙台市 レンは鳴りっ放し、ラジオからはニュースが流れ
九州歯科大学東北同窓会 てはいますが、まったく自分達の置かれている状
副会長 宇 根 岡 實(大27)
況がつかめませんでした。
3月といえども東北はまだ寒く、氷点下の夜を
3月11日に発生した大地震に対し、九州歯科
54
暖房なしで、ジャンパーを着込み自宅の後片付け
、
、
、
をしました。懐中電灯でタンス、食器、本、家電
行している時期です。歯科の急性期対応は終わっ
製品が散乱し足の踏み場もない状態の我が家を人
ていますが、口腔ケア、義歯関連の需要がまだま
が通れるように通路を作ることから始めました。
だ有るようです。それに増してもハエの大量発生
電話は通じませんし、テレビも見れません。状況
(水産加工所の魚介類ヘドロのせいか)には驚かさ
を把握するのはラジオしかありません。ラジオで
れました。
は津波の報道を繰り返ししておりましたが、私の
ガレキは数ヶ所にまとめられていますが、復興
方は沿岸部ではありませんので、正直実感がわき
にはまだ相当の時間がかかりそうです。石巻市(宮
ませんでした。まんじりともしない一夜を過ごし
城県第2の市)の中心部でさえも信号が点灯せず、
ましたが、翌日には通常の生活が送れると考えて
警察官の誘導指示で車を運転している状態です。
おり、これほどまでの惨状が待っているとは予想
また、福島では3月11日の地震発生により、
だにしていませんでした。新聞も地元紙が翌日昼
福島第1原発の1、2、3号機が自動停止しま
頃号外が出ましたが、大手紙は翌々日です。
した。翌々日には1号機の水素爆発、14日には3
地震翌日の夜に電気が通じ、テレビを通して、
号機、15日には2号機、4号機でも爆発が起き、
東北の太平洋沿岸部の津波報道を目にし、映像で
4月12日に原子力施設事故の深刻度を示す国際
初めて事態の深刻さを認識することができまし
評価尺度
(INES)で最悪の「レベル7」に相当す
た。テレビに釘付けになりながらも生活への格闘
ると政府は発表、その後も関係者の懸命の努力は
が始まりました。
あるにせよ、一向に収束する様子はありません。
食料品、水、ガソリンを求めて、どこへ行って
現在はマスコミ報道の通り、水産物、農畜産関係
も長蛇の列です。私も12時間ガソリンスタンド
への被害は県境を越えて広がっているのはご承知
に並びましたが、購入できないこともありました。
のことと存じます。
診療所の方も気掛かりです。1週間後に再開は
地震、津波、原発事故で東日本太平洋沿岸地域
しましたが、電気は通じましたが、水が無く、ポ
は滅亡の危機に晒されていると言っても過言では
リタンクに水を入れ診療所に運び1日4∼5人の
ない状況です。福島県の歯科医師もかなりの数の
患者をこなしておりました。2週間程度で水道も
方々が避難しているそうです。被災された方々に
復旧しましたが、今度は患者が来ず、絶望的な気
とっては「人生一寸先は闇」という言葉の通りだっ
持ちになりました。
たと思います。
宮城県でも沿岸部を中心に50∼ 60軒程度の歯
以上こちらの状況を簡単に報告させて頂きまし
科診療所が流され、5人の歯科医師が亡くなりま
た。九歯大同窓会の心のこもった義援金に厚く感
した。3月31日に宮城県の気仙沼市に身元確認
謝致します。また新潟から義援金をわざわざ届け
のための検視に行きましたが、ビルの上に船、車
て下さいました長谷川了東北同窓会会長、この間
が乗っていたり、ガレキの山を目の前にした時は
の実務を担当されてきた目黒一美専務理事の両先
テレビ、雑誌等で見てはいましたが、身体が震え
生にもあらためて感謝する次第です。
ました。遺体も寒さのせいか、それほど腐敗は進
私たち九歯大東北同窓会一同は東北の復活、地
んでなく白蝋化しておりました。警察官と消防士
域歯科医療の復興に全力で取り組む所在です。今
がご遺体を手際よく扱っておりました。遺体安置
後とも同窓会の皆様方のご高配を賜りますようお
所には身元が確認された方のご遺族が訪れ、突然
願いし、お礼の言葉とさせて頂きます。
の別離に嗚咽している姿は忘れることはできませ
ん。
7月17日に大阪、東京(九歯大51期生の森田健
太郎先生も参加)のボランティアチームと一緒に
宮城県女川町、石巻市雄勝地区に歯科医療救護に
行ってきました。避難所から徐々に仮設住宅に移
55
ご支援の同窓の皆様へ
宮城県石巻市 阿
部
清
御 礼
岩手県遠野市 頴(大8)
田
中
昭
彦
(大27)
この度の大震災に、手厚いご支援を頂き誠に感
拝啓 猛暑の候、九州歯科大学同窓会の諸先生
謝にたえません。厚く御礼を申し上げます。
方におかれましては、益々ご健勝の事と存じます。
震災後4ヶ月を過ぎてもいまだ余震が続いてい
さて、このたびは過分なる義援金をいただきま
ます。朝早くから行方不明者の搜索に、瓦礫の処
して恐縮いたしております。どうもありがとうご
理と全国からの支援が続いています。三陸沖でト
ざいました。
モダチ作戦として日本を救出した時に日本の防衛
この度の大震災では沿岸部は壊滅的な状況にな
もしていた米軍が撤収して静かな空に戻っていま
りましたが、幸い私のところは沿岸部のように診
す。この地石巻の診療所の1kmの先は壊滅的な
療所が流された訳でもなく、地震による外壁の損
光景です。当地は海岸から2kmで、道路は80cm
傷や機器の損壊などの被害はありましたが、診療
の冠水で、濁流で車が流され、建物は60cmで、
はできる状態です。ただ、ライフラインの復旧ま
二重ドアーにタオルで防水し、12月に新調した
では診療ができず、また再開後もガソリン不足か
ユニット、レントゲン等は浸水から免れました。
ら患者様の来院がままならず、開店休業状態の日
貯水ポンプ、給湯器等の交換、2階の雨漏りの応
が続きました。
急修理、多量の流木等の除去と、割合に電気、水
岩手県内の歯科診療所のうち、全損が48件と
道の復活が早かったので、4月から診療再開が出
いう状態で、遠野市の隣の
来ました。被災従業員も二交替で対応しています。
また、大
診療再開までの間は当院長は、震災翌日腰まで
れてしまいました。そのため、5月までは交代で
泥にまみれ自転車で3時間かけて12kmの自宅ま
大
でたどり着き、一安心でしたが翌日から食べ物の
てましたが、仮設歯科診療所ができ、被災された
少ない中毎日検視活動でした。一人でも多く(300
町内の先生たちが診療を始めたので、今は後方支
遺体)ご家族にお返ししたい一心で2週間続けて
援にまわっています。
います。
初めて大
自宅は30m先の新北上川のバイパスが防潮堤と
まりの変貌に言葉も出ませんでした。自然の恐ろ
なり難を免れましたが、街の用水路から津波が押
しさをまざまざと見せつけられたような気がしま
し寄せたので一時避難が200階段上の神社の拝殿
した。
となり二次避難の折に、階段で足を滑らせ腰を強
また、今回の震災に際しましては、多くの九歯
く打って、もう時刻も夜7時となり寝返りもでき
大の同級生、先輩がたからもお見舞いのお電話や
ず一日だけの避難でも道路は寸断等の困難状況の
メール等をいただき、遠く離れていても九歯大同
ため、自宅でトルマリン軟膏のマッサージ療法で
窓生の絆を実感いたしました。
症状軽快するまで3ヵ月要しました。先日は又ご
最後になりましたが、九歯大同窓会の諸先生方
支援のおかげで3ヵ月ぶりに風呂に入れました。
のますますのご健勝を祈念いたしましてお礼の言
持病の脳
葉とさせていただきます。
塞も発症せず、それに意欲が湧くので
す。まさしく皆様からの勇気で一日も早い本格的
な復旧に努めていきたいと思います。ご安心くだ
さい。以上現状までの経緯をご報告しまして御礼
のご挨拶と致します。ありがとうございました。
平成23年7月
56
石市は半数以上が、
町では歯科医院6軒が全て津波で流さ
町の避難所に臨時歯科診療や口腔ケアに行っ
町の避難所に行ったときは、町のあ
敬 具
御 礼
)
。
、
常を取り戻すにはまだまだ長い年月が必要なのだ
ろうと実感しています。
宮城県塩
熊
谷
市 そんな中、今回同窓会の皆様からいただいた御
茂
厚情は身にしみてありがたく感じています。今後
宏(大28)
はこの御恩に報いるためにも被災地域の復興に貢
このたびは義援金をいただきありがとうござい
献し、機会を得て同窓会に対してもご恩返しをし
ました。私の住んでいる所は太平洋沿岸の塩
て参りたいと考えています。この度は本当にあり
市
ですが、幸い高台にあり、診療所や自宅に大きな
がとうございました。
被害は無く、また人的被害もありませんでした。
3月11日の震災後は電気や水道、ガスなどのラ
イフラインがストップしたため、しばらく診療は
できない状態で、その中で遺体の検視作業にあ
御 礼
たっていました。現在はほぼ元の生活に戻りつつ
宮城県仙台市 井
川
恭
子
(大37)
ありますが、福島の原発事故の問題もあり、震災
の影響はまだ続きそうです。ご支援に感謝しつつ、
謹啓 酷暑の候 先生方におかれましては、ま
これからも地域の復旧・復興に向けて努力する所
すますご清栄のこととお喜び申し上げます。
存です。ありがとうございました。 さてこの度の震災に際しましては、先生方の暖
かいお気持のこもった義援金を賜り、誠に有難う
ございます。同時に大変恐縮いたしております。
御 礼
連日の報道の通り、未だにたくさんの方が困難
宮城県伊具郡 目
黒
一
美(大36)
な状況にあります。
私の被害はわずかではございますが、状況をお
伝えいたします。仙台の自宅マンションはひびが
今回の私たちがかつて経験したことのない大震
入り、共有廊下の天井が崩落、4月中旬のライフ
災に対しましては松延会長、豊永専務からは地元
ラインの復旧まで不自由な生活が続きました。大
の歯科医師会より早い震災直後から、度々の安否
学勤務の夫が何度か被災地域の検死にあたり、私
確認と救援物資のお申し出をいただきました。ま
は障碍者への口腔ケア・ボランティアへの同行す
た、全国の同窓会の諸先輩方や36期の同級生には
る機会をいただきました。
本当に数多くの激励の言葉と心からのお見舞いを
福島県南相馬市にある私の実家は津波を免れま
頂戴いたしました。遠くから自分の安否を気遣っ
したが原発事故が発生し、私はいやがる両親を説
てくださる沢山の方々のお言葉には心から感激い
得し東京や北海道まで避難しました。避難中父が
たしました。その上、この度は過分なるお見舞金
体調を崩したので、様々なストレスを考えた末、
まで賜りまして心から深く感謝申し上げます。
避難生活をやめ南相馬市に戻りました。原発から
早いもので震災から4ヶ月の月日が流れ、通勤
25kmの緊急避難準備地区に該当しますが、お蔭
途中で見える瓦礫の風景もだいぶ少なくなり、あ
様でなんとか生活しております。
ちらこちらの空き地に急ピッチで仮設住宅の建設
この度の諸先生方のご厚志を生涯忘れることは
も進んでまいりました。幸いにして当院は大きな
ないでしょう。今後は承った先生方の高い志や私
被害は免れましたが、来院する患者さん、スタッ
のわずかな経験を何かの形で社会に還元できるよ
フなど周りの人々の多くが家族や家や仕事を失っ
う心がけて参りたいと存じます。
ており、また、福島県との県境に位置する当地域
末筆となりましたが、先生方のご健勝と更なる
では子供たちの屋外活動が制限される事態も起こ
ご発展をお祈り申し上げます。
りつつある状況でもあり、未曾有の大災害から日
謹 白
57
御 礼
ど、まだまだ本当の復興にはほど遠い状態と言え
ます。
宮城県多賀城市 有
馬
吉
伸(大39)
しかし、この度の同窓生の皆様の御厚意への感
謝の気持ちを忘れずに、母校へ恩返しができるよ
う頑張っていこうと思っております。まずはお礼
九州歯科大学同窓会会員の皆様、この度は多大
かたがたご挨拶申し上げます。
な義援金を頂き、誠にありがとうございました。
39期卒業、九州出身の私が、縁あって宮城県
に開業して10年余りが過ぎました。
普段は遠くにいますので、大学を思い出し、語
お礼の手紙
るのは年に1回の東北同窓会の時ぐらいでした
城県日立市 鯨
岡
昌
寿
(大26)
が、今回の支援は本当に勇気づけられました。
私が住む多賀城市は2/3が冠水しましたが、幸
記録的な暑さの毎日でございます。
いにも、私の住居・診療所は津波を免れ、被害は
先日はお忙しいなかを、遠方の地である水戸へ
軽微なもので済みました。
城県同窓会のために、お出ましいただき誠にあ
ライフラインの影響は大きかったですが、4月
りがとうございました。
末からは、ほぼ生活も仕事も元通りとなりました。
このたびは、お手紙に感動いたしました。
多くの同窓生の皆様にこの場を借りて、厚く御
同窓の皆様の優しさや絆、温かさが心に染み込
礼申し上げます。
みました。
義捐金とお励ましの手紙とを届けてくださった
お礼の手紙
関東地区連会長の播磨先生、専務の外山先生の温
かいお人柄にも触れ、また母校の発展の様子を
東京都渋谷区 境
野
綾(大56)
伺って、元気をいただきました。
当日の揺れは、天地がひっくり返ったかと思う
ほどでしたが、患者、職員、家族に被害がないの
前略
が幸いでした。
この度の東日本大震災に際しましては多額の義
頂戴いたしました、ご厚情によって、九州歯科
援金を賜りまして、厚くお礼を申し上げます。九
大卒業の誇りを持って歯科医師人生を過ごしてゆ
州を離れて4年目になりましたが、同窓生の皆様
こう、人生を楽しく頑張って過ごしてゆこうと元
一人一人のお心遣いに改めて母校への熱い思いが
気と勇気をいただきました。先生のご活躍と同窓
こみ上げてまいりました。
会の益々のご発展を心からお祈り申し上げます。
今回の地震で宮城県は大きな被害を受けました
ありがとうございました。
が、幸い自宅は内陸部のため、津波の被害は受け
ず、一部損壊程度ですみました。石巻で勤務して
いた妹も奇跡的に津波からは免れ家族全員怪我も
ありませんでした。
また、私は単身山形で勤務していたため、地震
による直接的な被害はありませんでしたが、停電、
その後の物不足に直面していつまでこの状態が続
くのだろうと不安に思う時もありました。
震災から4ヶ月経ち、元の状態に戻りつつあり
ますが、原発事故による放射能の問題、節電な
58
)
。
新
都道府県 卒業期
同 窓 会
栃
木
大50
氏 名
〒
入
会
員
住 所
藥 師 寺 陽 子 321-0138 (自)栃木県宇都宮市兵庫塚2-20-3
320-0846 (勤)栃木県宇都宮市滝の原3-1-3
電 話
028-655-2308
FAX028-655-2308
028-635-0382
FAX028-636-5253
玉
大45
上 島 潤 一 135-0062(自)東京都江東区東雲1-9-21-1405
神奈川
大53
岡 本 高 太 郎 241-0003 (自)横浜市旭区白根町2-43-6ハイブリッヂPAO 201
212-0016 (勤)川崎市幸区南幸町2-8オーベル川崎101
080-3183-2749
044-533-8148
FAX044-533-8165
北
大43
山 崎 史 晃 930-0086 (自)富山市鹿島町1-4-3
076-422-7555
FAX076-422-7555
0766-52-7748
FAX0766-52-7748
埼
陸
03-3531-3707
FAX03-3531-3707
048-622-5555
331-0048 (診)さいたま市西区清河寺大塚23マルエツ西大宮駅前店2F
うえしま歯科 西大宮デンタルケア
939-0234 (診)富山県射水市二口438-1
やまざき歯科医院
大
阪
大51
小 谷 力 593-8327 (自)大阪府堺市西区鳳中町8-260-6
大
阪
大57
井 ノ 上 馨 之 547-0016 (自)大阪市平野区長吉長原4-7-7ビーバーハイツ302
090-7769-7546
06-6707-4057
547-0013 (勤)大阪市平野区長吉長原東3-1-71 2F
竹森歯科
FAX06-6707-4057
大
阪
大57
髙 橋 洋 介 576-0061 (自)大阪府交野市東倉治4-5-7-101
576-0036 (勤)大阪府交野市森北1-37-2-101
医療法人 楠元歯科医院
080-5218-9341
072-810-5588
FAX072-810-5588
兵
庫
大40
野 口 一 馬 651-0056 (自)神戸市中央区熊内町6-3-2
663-8501 (勤)兵庫県西宮市武庫川町11
兵庫医科大学口腔外科
0798-45-6670
FAX0798-45-6940
兵
庫
大48
兵
庫
兵
庫
072-264-0198
FAX072-264-0166
072-290-6411
590-0115 (勤)大阪府堺市南区茶山台1-2-4パンジョ西館メディカルセンター 3F
富歯会 川上歯科医院パンジョ診療所
FAX072-290-6411
福 永 圭 祐 651-2276 (自)神戸市西区春日台3-3-21
651-2276 (診)神戸市西区春日台3-3-21
078-961-6727
078-961-1827
FAX078-961-1827
大48
福 永 文 美 651-2276 (自)神戸市西区春日台3-3-21
651-2276 (診)神戸市西区春日台3-3-21
078-961-6727
078-961-1827
FAX078-961-1827
大51
川 畑 博 史 673-0025 (自)兵庫県明石市田町1-9-30
078-923-7170
FAX078-923-7288
(旧姓:佐野)
(診)兵庫県明石市田町1-9-30
兵
庫
大52
前 田 晋 三 651-1332 (自)神戸市北区唐櫃台4-3-4
兵
庫
大53
仲 井 伸 介 651-1112 (自)神戸市北区鈴蘭台東町4-2-28
657-0038 (診)神戸市 区深田町3-1-15
ライオンズマンション六甲道第3-201
仲井歯科クリニック
078-987-3620
FAX078-987-3620
079-556-5551
669-1321 (勤)兵庫県三田市けやき台1-6-2ウッディタウンサティ一番館
FAX079-556-5552
078-591-3893
078-822-8100
FAX078-822-8101
59
都道府県 卒業期
同 窓 会
福
岡
(八幡)
大45
氏 名
〒
住 所
山 本 秀 一 郎 807-0871 (自)北九州市八幡西区浅川学園台3-24-6-101
807-1152 (勤)北九州市八幡西区高江5-4-25
電 話
093-692-5345
FAX093-692-5345
093-618-4181
FAX093-618-4181
福
岡
大46
諸 冨 孝 彦 810-0045 (自)福岡市中央区草香江2-13-20パーク・ノヴァ大濠306
814-0193 (勤)福岡市早良区田村2-15-1
092-515-3976
092-801-0411
FAX092-871-9494
福
岡
大42
濱
0942-32-1085
0943-32-7800
FAX0943-32-7801
熊
本
大19
村 上 繁 樹 837-0917 (自)熊本県大牟田市草木282-13
865-0062 (勤)熊本県玉名市富尾888
九州看護福祉大学
(勝山会)
(八女筑後)
修 830-0039 (自)福岡県久留米市花畑2-5-10-902
834-0113 (診)福岡県八女郡広川町川上586-1
はまさき歯科クリニック
0944-59-0382
0968-75-1913
FAX0968-75-1913
総 会 開 催 公 示
日 時 平成 24 年 4 月 15 日
(日) 評議員会終了後
場 所 小倉リーセントホテル
(小倉北区大門1−1−17)
九州歯科大学同窓会会長
松 延 彰 友
60
住
都道府県 卒業期
同 窓 会
氏 名
〒
所
変
更
住 所
電 話
埼
玉
大51
森 田 健 太 郎 344-0032 (自)埼玉県春日部市備後東1-6-12ライオンズマンション春日部南207
048-734-1388
埼
玉
大29
石 岡 克 司 360-0026 (自)埼玉県熊谷市久下121ライオンズマンション行田弐番館710
048-524-0463
埼
玉
大42
高 垣 雄 一 郎 346-0002 (自)埼玉県久喜市野久喜549-1ロイヤルシティ久喜807
0480-53-6405
東 京
大42
中 村 博 幸 474-8511 (勤)愛知県大府市森岡町源吾35
国立長寿医療研究センター
歯科口腔先進医療開発センター 再生歯科医療研究部
050-5806-7914
静 岡
大37
伊 藤 暢 秀 424-0831 (自)静岡市清水区入江2-1-13-505号
424-0047 (診)静岡市清水区鶴舞町3-17
054-368-6765
FAX054-368-6765
054-367-4181
FAX054-367-4181
大 阪
専13
吉 田 芳 雄 559-0006 (自)大阪市住之江区浜口西2-10-13
兵 庫
大33
渡 辺 雅 子 650-0001 (自)神戸市中央区加納町6-5-1
兵 庫
大40
古 土 井 春 吾 662-0085 (自)兵庫県西宮市老松町1-31
広 島
大16
河 底 晴 一 720-0055 (自)広島県福山市胡町4-29
愛 媛
大36
元 屋 地 聡 790-0942 (自)愛媛県松山市古川北3-10-29
福 岡
大46
岡 部 幸 子 803-0817 (勤)北九州市小倉北区田町6-24
ひびき歯科
福 岡
大49
今 林 大 輔 822-1303 (自)田川郡糸田町桃山3960-19
福 岡
大9
福 泉 喜 久 夫 812-0061 (自)福岡市東区筥松新町4-20エクレール箱崎708
092-623-8803
FAX092-623-8803
福 岡
大17
山 㟢 恵 二 812-0016 (診)福岡市博多区博多駅南1-4-4FUSHIビル203
092-451-7400
FAX092-451-7400
長 崎
大5
熊 本
大56
金 城 博 己 861-4101 (自)熊本市近見9-9-78チェリーブラッサム206
鹿児島
大52
茶 圓 卓 郎 890-0011 (自)鹿児島県鹿児島市玉里1-25-103
899-2201 (勤)鹿児島県日置市東市来町湯田3614
ゆのもと記念病院内歯科
沖 縄
大50
平 林 孝 将 902-0061 (自)沖縄県那覇市古島2-2-18サンサイド朝305
098-885-5041
902-0061 (診)沖縄県那覇市古島2-11-3-1F
098-886-5000
ひらばやし歯科
FAX098-886-5100
直 属
大47
外 丸 雅 晴 370-0826 (自)群馬県高崎市連雀町41-2ヒューニティ高崎301
直 属
大32
十 亀 輝 811-3436 (勤)福岡県宗像市東郷1-2-1
福岡県宗像総合庁舎2F宗像・遠賀保健福祉環境事務所
大56
蔵 田 清 香 803-0844 (自)小倉北区真鶴2-11-14-605
大58
米 山 慶 108-0023 (自)東京都港区芝浦4-22-1-3504
(小倉)
(田川)
(福岡)
(福岡)
林 正 夫 852-8061 (自)長崎市滑石2-1-51
06-6672-1588
FAX078-322-6052
093-591-5711
FAX093-591-5711
095-857-1049
FAX095-857-1049
099-274-1180
FAX099-274-1185
027-315-3190
61
九州歯科大学創立百周年記念ロゴマークの
決定について
九州歯科大学創立百周年記念事業準備委員会
委員長 福 田 仁 一
平素より、同窓会の先生方には、本学の事業に関してご協力を賜り、誠にありがとう
ございます。
さて、本学は来たる2014年5月に創立100周年を迎えることから、同窓会の先生方とも
協議して、百周年事業準備委員会を設立し、記念事業に関する協議を重ねてまいりまし
た。
記念事業については、100周年を迎える2014年5月10日(土曜日)に、本学を中心に開催
することになり、特別講演や記念事業などについて事業準備委員会において企画中です。
また、記念事業にあわせて、創立100周年記念のロゴマークの作成についても検討し、
2011年夏に募集しましたところ、学内から4件、同窓の先生から2件、計6件の応募を
いただきました。事業準備委員会における選考の結果、本学顎口腔機能矯正学分野の野
代悦生先生の原案が採択され、その原案をもとにプロのデザイナーに6つのデザイン案
を作成していただきました。準備委員会では、これらのデザイン案の中から本学の100周
年事業にふさわしいロゴマークを選択し、先日の委員会で決定いたしましたので、ここ
に、お知らせいたします。
このロゴマークは、九州歯科大学のスクールカラーであるエンジと校章のグリーンを
基調に、100年の長い歴史の歩みをクラシックな雰囲気で表現するようにエンブレム調の
デザインで表現されています。100の0と0が握手することで、これから先も伝統が引き
継がれていくようにとの想いが込められています。
ロゴマークは、100周年事業に関連したポスターやパンフレット、大学封筒などへの利
用のほか、名刺などにも利用できるように考えておりますので、今後ともご協力ご支援
のほどよろしくお願い申し上げます。
62
63
学生自治会長
豊 留 宗一郎
(大 61)
学生自治会総務委員会を引き継いでから、早い
さて、61期学生自治会では大きな行事を終え
もので一年が過ぎようとしております。この一年
る前に、図書館へ図書の寄付を行いました。その
間を振り返ってみると、松延会長を始め多くの同
内容としては、入学したばかりの1年生や基礎医
窓会の先生方との交流ができ、非常に貴重な経験
学の授業が本格的に始まる2年生が、すぐには慣
をさせて頂いたと思っております。また、私達学
れない歯学部の学習内容を補うことができるよう
生自治会に対して温かいご援助を頂き、誠に感謝
に、図書館に基礎生物系や基礎医学系の図書にい
しております。
たしました。一人でも多くの学生がより良い学校
10月には第59回歯大祭が行われ、無事に終え
生活が送れるように、これからの学生自治会にも
ることができました。同窓会の先生方にはお忙し
伝えていきたいと思います。
い中にも関わらず歯大祭に出店して頂き、私自身
最後に、この一年間の自治会活動を終えるにあ
も大変貴重な体験をさせていただきました。歯大
たり、これからの学生を取り巻く環境は日々変
祭という年に一度の大きな行事を成功できたの
わっていくものだと思います。しかし、そのよう
も、先生方のお力添えあってのことだと思います。
な中でも九州歯科大学の良き伝統の一つは多くの
ありがとうございました。
人との繋がりであり、この一年間でその大切さを
現在、6年生は卒業を間近にして一年間続いた
より強く感じた次第です。61期学生自治会はま
登院が修了し、卒業試験が行われております。国
もなく次の学生自治会に引き継ぎますが、この一
家試験が年々難しくなっているといわれて久しい
年間の経験を忘れずに、後輩に伝えてこれからの
ですが、6年生の先輩方はそれに打ち勝つだけの
学生生活に生かしていきたいと思います。同窓会
気迫を持っており、私達後輩も見習う点が多いと
の先生方には、これからも温かいご指導とご
思います。先輩方が国家試験で満足のできる結果
の程をよろしくお願いいたします。
を残せるように後輩一同願っております。5年生
は登院実習が始まり、日々緊張して登校する毎日
です。いざ患者さんを前にすると、自分が歯科医
師に一歩ずつ近づいていることを痛感します。立
派な歯科医師として世の中に貢献できるようにこ
れからの実習を真
に取り組んでいこうと思いま
す。4年生は2月にCBT、3月にOSCEが控えて
おり、これに向けての勉強を始めているところで
す。CBTの勉強は登院実習を受けるためのもの
ですが、この勉強が将来の国家試験の勉強にも生
きてくることと思います。
64
撻
1
2
わ
れ
ら
同
窓
3
4
5
生
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
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21
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24
25
26
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29
30
31
32
地 区 だ よ り
33
34
35
クラス会だより
36
37
38
39
40
41
42
65
われら同窓生
北 海 道
に頑張っていきましょう!」と力強いお言葉をい
ただきました。
引きつづき懇親会が行われました。美味しいカ
ニ料理を食しつつ、お酒も入ったところで各会員
「北の国から」
どうしが、より親睦を深め合い、会話や笑いが絶
えない、あっと言う間の二時間でした。なかでも
W杯で優勝した「なでしこジャパン」の話題や、
モニター 長内 則夫(大45)
九州と北海道という、我々にとってはどちらも由
縁のある「ホークス」と「ファイターズ」が、首
位争い(当時)をしているという、願ってもない状
況は、会を大いに盛りあげました。最後は遠路は
同窓会北海道支部では、毎年北海道デンタル
るばるお越しいただいた伊藤先生による締めの乾
ショーの開催に合わせて、総会および懇親会が行
杯で閉会致しました。
われております。今年は、北海道らしくカニ料理
その後、酔った面々は一次会の勢いそのままに
の店で、8月20日に行われました。北海道支部
スナックに場所を移し二次会へ突入。これはいつ
は当然のことながら九州歯科大出身者が少ないの
もの流れですが、カラオケでは毎回先陣を切って
ですが、少人数ながらも毎年非常に盛りあがる会
いただく新副会長佐藤先生のSMAPそして本格派
となっております。
村山先生の斉藤和義、若手有望株の三輪先生が
総会ではまず、先の東日本大震災で犠牲となっ
EXILEなら、安保先生はファイターズの応援歌、
た多くの方々に対し、哀悼の意を込めて会員一同
ならば対抗するのは渡部先生のホークス応援歌
で黙祷を行いました。
(今やこれは、校歌のようにみんなが歌います)
、
次に前号の会報で村山先生からすでに発表がご
そして私は、ホステスさんとイチャつくというい
ざいましたが、今春より新執行部となり各協議の
つもの構図。
議論ならびに予算報告の承認が行われ、安保議長
そんな感じで夜も更け、二次会を終えたメン
のもと速やかに進行致しました。
バーは、小島先生を先頭に「すすきの」の闇へ姿
新会長の能登原先生からの挨拶では「道内の不
を消すのでありました。
景気や東北の震災など、暗い話題が多いですが、
※写真は、元写真部の川口(大49)先生が撮影。
我々北海道の同窓生は、日々明るく前向きで元気
お酒が入る前は、まじめです。
66
ご協力ありがとうございました。
一次会の最後は、もうこんな感じです。
われら同窓生
広 島 県
、
。
た、砂かぶりシート、横になって観戦できる寝ソ
ベリアシート、パーティールーム、ファミリーシー
同窓会親睦会と
在校生との懇親会
モニター 泉川 卓也(大40)
、
、
れるほどの開放感あふれる形状となっている。ま
ト、焼肉しながら観戦できるびっくりテラス等、
趣向をこらしたシートが多数あり、何度行っても
飽きないしかけが盛り沢山である。
皆様も機会があれば是非広島で観戦されること
をお勧めする。
●大学在校生との懇親会
8月20日(土)広島市中区流川の「ビアローゼン」
で標記の会が37名(うち在校生勤務医は19名)の
●同窓会親睦会∼プロ野球観戦
出席のもと開催された。
7月30日(土)広島県同窓会会員とその家族、
最初に光山武文会長(大20)が挨拶され、「この
総勢79名で広島市南区「マツダスタジアム」で
会も今回で26回目を迎えますが、今まで学生の
開催された広島・中日戦を観戦した。晴天猛暑が
皆さんに、卒後の同窓会活動への理解を深めても
連日続く中、ほぼ満席のスタジアムで熱くカープ
らい、スムーズに同窓会に入会していただいてい
を応援した。昨年と同じく、「パーティールーム」
るので、有効な会ではないかと思っております。
での観戦で、試合を見入る人、ビールやお茶を飲
また、困ったことがあれば、なんでも相談くださ
みながらくつろぐ人、話に夢中になる人など、自
い。」と述べられた。引き続き、三谷信行副会長(大
由なスタイルで試合を楽しんだ。
26)の乾杯の音頭で宴に入った。田中慎吾専務理
試合の方は、幸い、広島カープの篠田投手の投
事(大32)の同窓会の現状説明があり、卒業後の
打にわたる活躍、サファテのファインセーブで、
同窓会の状況について丁寧に説明された。
3−0と完封勝利となり、参加者全員楽しい一夜
「卒後進路の相談」と「同窓会会員の増員」と
を過ごした。
いう思惑から始まった懇親会だか、26年続き、
同窓会親睦会の一環として年一回行っている
大学での新入生歓迎会や卒業生送別会にも同窓会
が、長年使用されていた広島市民球場から、広島
幹部が出席するなど、その親睦は密になってきて
駅近くに新設されたマツダスタジアムに移転して
おり、学生にも「卒後頼れる先輩がいる」との意
以降、会員からの要望もあって野球観戦がここ三
識が浸透しているようである。同窓会の発展のた
年続いている。
めにもこの親睦は続けていきたい。
大リーグ球場を意識して造られたといわれるマ
ビールを飲みながら、和気藹々のうちに、
ツダスタジアムは、新幹線からも観客席等が見ら
義弘副会長(大16)の閉会の挨拶の後、三々五々、
田
二次会会場へ場所を移し盛況裏に終了した。
同窓会親睦会∼プロ野球観戦
大学在校生との懇親会
67
われら同窓生
香 川 県
間ほど御講演頂きました。
MTMについてはわれわれ開業医は全顎矯正よ
りも楽だからと、簡単に手を付けがちですがむし
秋期学術講演会
の
開
催
モニター 磯崎 裕騎(大35)
ろ全顎矯正より難度が高いとのご指摘。症例を含
め臨床に役立つヒントをたくさん提示して頂きま
した。またコーンビームCTを導入され半年間活
用された感想を、こちらもまた症例を含め幅広く
紹介頂きました。
個人開業がほとんどである我々臨床医はCTの
有用性を理解しているものの、多様な理由におい
て導入が簡単ではありません。しかしながら最終
九州歯科大学同窓会香川県支部に置いては他府
受益者である患者さんにどれだけの医療を提供で
県の同窓会支部とは異なり、九州歯科大学卒業生
きるかを考えた時、CTの有用性は非常に高いも
に関わらずその活動は大学の枠を超えて行われて
のであることがはっきりしています。その導入に
おります。九州歯科大学卒業生はもちろんのこと
際して誰もが悩むであろうポイントや実際の導入
九州の各大学歯学部の卒業生を含め、九歯会と言
にどう対処したかも含め、具体的にお話頂けまし
う名前の元に仲良く各種行事を開催しておりま
た。メーカーの方も同席いただき、実際の患者さ
す。
んの3D画像を動かしてどのように見ることがで
毎年恒例として行われる行事として年に何度か
きるか、また、各症例においてどのように有用な
の学術講演会、家族を含めた親睦会、新年会や忘
のかをご説明頂けました。
年会など毎回、多彩な歯学部卒業生によりにぎ
講演会終了後には懇親会も用意されており、講
わっております。
演の内容についての質問も白熱しながら参加者全
今回ご報告させていただくのは平成23年10月
員が食事を楽しみながら会員との交流を深めてお
29日に行われました秋期学術講演会です。
りました。秋期学術講演会は講師が九歯会と、身
九歯会として毎回旬のトピックをテーマとして
内であることもあって会場もおしゃれなイタリア
学術講演会は行われますが、特に秋期学術講演会
ンレストランで行われ、終始フランクな雰囲気の
については九歯会会員を講師として迎えて行うの
中で全員が楽しめたものと思います。
が恒例となっております。今回は長崎大学歯学部
最後にはエールと九歯会を代表して九州歯科大
ご卒業、香川県三豊市ご開業の浜田先生に御講演
学校歌を全員が肩を組んで歌い、お開きとなりま
頂きました。
した。
浜田先生は矯正が専門であることから講演の
香川県同窓会支部ではこのように九州卒業生全
テーマは「失敗が少なくなるMTMのコツ」及び、
員の同窓会として機能しており、多彩な人材が特
「コーンビームCT導入後半年の変化」と題し1時
68
色となっている同窓会です。
われら同窓生
せられる一日となりました。
神 奈 川 県
以下に要旨を掲載致します。
学 術 講 演 会
メタボリックドミノ
最下流への対応
モニター 七栗 隆行(大35)
平成23年10月2日(日)、10時から12時まで神
奈川県歯科医師会館において、「心筋
塞・脳卒
中と歯科治療」―メタボリックドミノ最下流への
対応―という演題で河原博先生(大30)を講師とし
てお迎えし、学術講演会を開催致しました。
品川学術担当理事の講師紹介・當房会長の挨拶
の後、講演会が始まりました。
河原先生には本年1月30日に、「糖尿病と歯科
治療」―歯科麻酔科の立場から―という演題で講
演していただきましたが、次回は是非心筋
塞・
脳卒中をお願いしたいという会員の声に応えてい
ただき、前回に引き続き講演していただきました。
メタボリックドミノの概念から始まり、心筋
塞・脳卒中の種類・症状、そして歯科治療を行う
際の注意点等をわかりやすく2時間にわたり丁寧
に講義して頂きました。
出席は16名で質問にもそのつど詳しく答えて
いただき、大変充実した講演会となりました。永
尾副会長の閉会の辞にて終了となり、その後行わ
心筋
れた懇親会でも質問が続き、歯科における全身管
理等の歯科麻酔学的な知識の必要性を益々感じさ
塞・脳卒中と歯科治療
―メタボリックドミノ最下流への対応―
鶴見大学歯学部歯科麻酔学講座教授 河原 博
平成19年に施行された第5次改正医療法で、い
わゆる4疾病5事業の4疾病として糖尿病、急性
心筋
塞、脳卒中、がんが定められました。一見
関連のないようにも思えるこの4疾病のうち、糖
尿病、心筋
塞、脳卒中の3疾病は、実は密接に
関連している疾患です。
69
われら同窓生
生活習慣の乱れからはじまり最終的には重大な
疾病に至る過程をドミノ倒しに例える、メタボ
リックドミノという概念が最近よく使われるよう
になりました。メタボリックドミノはおおまかに
は、【過食過飲・運動不足・ストレスによる生活
習慣の乱れ】→【体重増加・肥満】→【インスリ
ン抵抗性】→【メタボリックシンドローム】→【生
活習慣病(糖尿病・高血圧症)】→【失明・腎不全・
心筋
塞・脳卒中】という過程を経ていきます。
すなわち、糖尿病、心筋
塞、脳卒中はいずれ
もメタボリックドミノを構成する疾病となってい
ます。そして、今回の講演テーマの心筋
塞・脳
卒中は、メタボリックドミノの最下流に位置する
生命をも脅かす最も重大な疾病となります。
心疾患があり、身体活動が著しく制約される
Ⅲ度 安静時には愁訴はないが、比較的軽い日常労
作でも、上記の主訴が出現する
心疾患があり、いかなる程度の身体労作の際
にも上記愁訴が出現し、また、心不全症状、
Ⅳ度
または、狭心症症候群が安静時においてもみ
られ、労作によりそれらが増強する
心不全指標と歯科治療の可否
NYHA
心機能分類
左室駆出率
(心エコー)
血中BNP濃度
Ⅰ度
Ⅱ度
Ⅲ・Ⅳ度
可
リスク低∼中
リスク高
55以上
40∼ 55
40未満
可
リスク低∼中
リスク高
リスク低
リスク中∼高
100未満
100以上
本日の講演では、メタボリックドミノの概念を
脳卒中 (stroke)
柱に、心筋
1.脳
塞 2.脳出血 3.くも膜下出血
1.脳
塞(cerebral infarction)
塞・脳卒中について歯科麻酔科医の
立場からお話をさせて頂きます。
講演項目
頻度
・メタボリックドミノと心筋
・心筋
塞・脳卒中
塞と歯科治療
・脳卒中と歯科治療
心筋
塞 (myocardial infarction)
急性心筋 塞
狭 心 症
虚血による心筋
一過性の心筋虚血
病 態
壊死
動脈硬化による冠動脈狭
血栓による冠動
窄(冠動脈攣縮や血栓の
脈の完全閉塞
ことも)
締 め 付 け ら れ る 締め付けられるような胸
症 状
ような強い胸痛 痛
胸痛の
30分以上
20分以内
持続
ニトログリセリン 無 効
有 効
原 因
原因
発症
危険因子
アテローム
血栓性
脳 塞
30%
脳主幹動脈 数時間 脂質異常症
の粥状硬化 ∼数日 糖尿病
ラクナ
40%
微小粥腫
微小動脈
塞栓
20%
心房細動の
左房血栓
数秒
心房細動
人工弁由来 ∼数分 人工弁置換
の血栓
塞
心原性
脳塞栓症
脳
高血圧
塞のFAST
F ace(顔面)
一方の顔面が動かない
A rm(腕)
一方の上肢が動かない
S peech(会話) 不明瞭な発音、話せない
T ime to act fast (直ちに対応)
2.脳出血
NYHA心機能分類
心疾患があるが、身体活動には特に制約がな
Ⅰ度 く日常労作により、特に不当な呼吸困難、狭
心痛、疲労、動悸などの愁訴がない
心疾患があり、身体活動が軽度に制約される
もの
Ⅱ度 安静時または軽労作時には障害がないが、日
常労作のうち、比較的強い労作(階段昇降、坂
道歩行など)によって、上記の愁訴が出現する
70
部位 頻度(%)
症状
手術適応
病巣と反対側の片麻痺、
あり
被殻
50
感覚障害、共同偏視
病巣と反対側の
視床
30
強い感覚障害
最 も 重 症、 四 肢 麻 痺、
橋
10
眼球正中固定
小脳
10
めまい、嘔吐、頭痛
あり
われら同窓生
3.くも膜下出血
原因 脳 動 脈 瘤 破 裂(80%) 脳 動 静 脈 奇 形
外傷
抗血栓療法
心筋
塞、脳
塞に対して行われる
抗血小板薬 主に動脈の血栓を予防
●動脈瘤好発部位
:アスピリン、パナルジンなど
抗 凝 固 薬 主に静脈の血栓を予防
:ワーファリン
INR = 患者のPT/平均正常PT PT:プロトロンビン時間
ワルファリンのモニタリング指標
通常2.0∼ 3.0でコントロール
観血的処置に際し、抗血小板薬・抗凝固薬を休薬
するか否か
抗血小板薬: 休薬しない
抗 凝 固 薬: INR値3.0以下なら休薬しない
保険診療勉強会
静 岡 県
▼
保険診療勉強会
の
開
催
平成23年9月10日、静岡駅ビルの会議室に於
いて静岡県社会保険専任審査委員の田中國寅先生
をお招きして、保険診療勉強会を開催致しました。
例年、保険改定の際の注意事項や変更事項等を教
▼
挨拶する鳥巣会長
モニター 中村 哲也(大36)
授していただいていましたが、本年度は改定のな
なりました。
事前質問は34問程集まりましたが、予定して
いた時間2時間ぎりぎりまでかかる盛りだくさん
の内容で、同窓会員からも追加質問や日頃の請求
時の疑問などが飛び出し、狭い会場が熱気でムン
ムンになるほどでした。田中先生にも、非常に答
▼
をいただくという形で講習をしていただくことに
静岡県社会保険専任
審査委員の田中國寅先生
い年ですので、事前に質問を募集し、それに回答
えにくい質問まで親切に対応して頂きました。最
後には、最近多い返戻のパターンについても解説
わどい質問まで飛び出し、田中先生も苦笑する場
を頂きましたが、時間が足りないほどでした。
面も見られました。
講習後は、田中先生を交えて、ビアホールで乾
今後も、できうる限り毎年開催したいと考えて
杯。お酒が入ると、日頃聞けないような、更にき
います。
71
われら同窓生
愛 知 県
学 術 講 演 会・
懇親会を開催
モニター 松井 雅俊(大33)
総会 瓜生会長挨拶
平成23年10月30日(日)13:50より名古屋駅前
のホテルナゴヤキャッスルにて平成22年度の九
州歯科大学愛知県同窓会総会、学術講演会、懇親
会が開催されました。
総会では23年4月1日より愛知県同窓会の会
長に就任された瓜生隆夫先生(大21)のご挨拶に
始まり、東海地区連合会の小澤晃先生(大18)の
お話を頂戴しました。
続いて本部同窓会会長の松延彰友先生(大15)
より執行部の活動について、母校の発展を第一に、
総会風景
益々の同窓会の発展を図りたい事。近年の九州歯
科大の国試合格率の上昇(全国第4位)について。
同窓会への講師派遣依頼に対して若手ばかりでな
く教授も対象とし依頼しやすい体制を整えた事。
学祭に今年初めて同窓会が出店した事。(松延先
生はぬいぐるみを着て歯ブラシを配っていたそう
です。)などのお話を頂戴しました。
報告では宮村秀樹専務(大35)を中心に、会員
の現状報告、会務報告、事業報告、決算報告など
行われました。
議題では23年度の事業計画の説明のほか、収
総会 松延会長
入・支出予算(案)の承認、役員改選の承認等が滞
りなく議決されました。その他、松井康先生(大
14)より会計資料の分かりにくさの指摘があり、
旧態依然とした総会資料の改善へ一考を促す貴重
な意見も出されました。
しばしの休憩の後、学術講演会では講師に川崎
市ご開業で同窓会のポストグラジュエートコース
も担当されている須貝昭弘先生(大30)をお招き
し2時間半にわたるご講演を頂きました。
「時間軸で考える歯科医療」をテーマに医療と
72
学術講演会 風景
われら同窓生
医業の違い、その一時期にどういう治療をしたか
愛知県歯科医師会副会長の内堀展保先生、大阪歯
ではなく歯科医師として臨床にあたるであろう
科大学愛知県同窓会会長の長谷川勲先生、明海大
年数(35年程か)を長い目で見て今どうあるべき
学歯学部同窓会愛知県支部長の高木芳彦先生、朝
か?自分の役割とは何かを考えながら真
日大学歯学部同窓会愛知県支部長の野田高史先生
に治療
にあたる事を強調されていました。20年、ある
をお迎えし、小澤晃先生の乾杯で始まりました。
いはそれ以上にわたる長期ケースを多数提示さ
多くの若手会員の出席もあり終始賑やかに宴は
れ、そのすべてが同じアングル、明るさ、拡大率
盛り上がりました。大ビンゴ大会では松延先生、
で画像化されており、まさに目から鱗の素晴らし
須貝先生ともに賞品を獲得され益々宴はヒート
いご講演でした。須貝先生、ありがとうございま
アップして行きました。締めは若手のホープ、山
した。
本真広先生(大52)のエール、全員で肩を組んで
引き続き開催された懇親会は、庄田征弘先生(大
の校歌斉唱で散会となり、元気な先生方は2次会
46)の名司会のもと、松延先生、須貝先生の他、
へと進まれ、名古屋の夜は更けていきました。
懇親会 瓜生会長
賞品ゲットの須貝先生
若手のホープ 山本真広先生
懇親会 松延会長
乾杯のご発声 小澤 晃先生
懇親会 (50名強の出席)
73
われら同窓生
総会終了後、ひき続き懇親会となりました。
京 都 府
松尾弘先生(県4)から乾杯の前にお話しがあり
ました。
京料理木乃婦
で 総 会 開 催
モニター 浦岡知加子(大37)
「今期は日本歯科医師会に、山崎陽司先生(大
35)が歯科医療安全対策委員として、また布袋充
先生(大37)が疑義解釈委員並びに保険適用検討
委員として就任されておられます。中村亮一先
生(大17)は京歯株式会社の社長をされています。
山崎陽司先生におかれましては、平成23・24年
度京都府歯科医師会代議委員議長に選ばれていま
す。代議員会の議長といえば、歯科医師会の会長
平 成23年 6 月18日( 土 )午 後 5 時 よ り 京 料 理
に匹敵する、いやそれ以上のポジションであり
木 乃婦で総会が行われました。議長に中村亮一
ます。京都府歯科医師会会員1350名に対し、九
先生(大17)が選出され、22年度会計決算、23年
歯同窓会京都府支部は総数33名であり、全体の
度事業計画案、会計予算案の承認が済み、次期会
3%にもみたない九歯同窓会より3名もの重要な
長選出の件では、選考委員会が招集され別室で真
POSTにつく人材を輩出したことは誠に喜ばしい
剣討議されました結果、会長は守谷桂樹先生(大
ことであり、名誉なことであります。」
22)に決定いたしました。
このお話を聞いて一同、九歯大同窓生であるこ
その後、京都府歯科医師会保険担当常務理事の
との誇りを再認識いたしました。乾杯のあとの
布袋充先生(大37)から、保険診療における指導
ビールの美味しさは格別でした。会場となりまし
されるポイント等々、一番私たちが知りたい情報
た『木乃婦』は、京都でも屈指の料亭で、食材と
をお話しして下さいました。出席者一同熱心に耳
いい、お味といい本当に最高のお料理でした。
を傾けられ、メモをとられる姿も見られました。
記念撮影
74
われら同窓生
平成23・24年度の役員は以下の通りです。
会 長 守谷 佳樹(大22)
副会長 高尾 直樹(大29)
副会長 下川 学(大31)
副会長 西川 洋一(大32)
庶 務 西川 洋一(大32)
会 計 田中 利昌(大42)
広 報 浦岡知加子(大37)
。
広 報 杉 典子(大45)
学 術 山崎 陽司(大35)
学 術 中川 善郎(大36)
渉 外 小泉 博(大22)
保険担当理事の袋布先生のお話を熱心に聞いています。
渉 外 石田 登(大22)
監 事 佐々間 寛(大11)
日本歯科医師会の委員の
袋布 充先生と山崎陽司先生
校歌斉唱♪
松尾 弘先生の音頭で「乾杯∼!」
新会長 守谷 佳樹先生
75
われら同窓生
「あっと驚く為五郎」というのがありました。歌
大 阪 府
「
いながら食卓を思いっきりたたいて食べ物がこぼ
れるのでこれが始まると下級生がそそくさとテー
ブルをかたづけ始めたものでした。夏のくそ暑い
大阪支部だより
ときに何十人もの学生さんが試験も近い(と言う
「
話)なのに集まってくれるとは「ほんまにあっと
驚く為五郎」です。
モニター 青木 修一(大29)
これからも近北の風物詩と言われるように毎年
聞きますので多数の御参加お願いいたします。
「サマー懇親会開かれる。8月20日(土)
大阪市北区のニューミュンヘン本店」
今年もまたまた「サマー懇親会」が開催された。
近畿北陸地区の老若男女、学生とOBが大阪に
あるドイツ=「ニューミュンヘン」で集まり話の
花を咲かせ蜂の巣をつついたようになっておりま
した。
和歌山県立医科大学教授 藤田茂之先生
(大29)
徳島大学歯学部教授 羽地達次先生(大25)にも
来ていただきました。
サマー懇親会 卒業生と在校生
羽地先生が学生の頃コンパで歌う得意の歌に
サマー懇親会 会終了後全員で
76
「
われら同窓生
「ワンコイン講習会開催 10月22日(土)
大阪アールエフ営業所」
高濱 勉先生
「アンチエイジングとは何か
当院における取り組みついて」
岩田和久先生
「知らなきゃ損やで∼、こんな保険請求」
若い先生にフレッシュな情報をお伝えするを合
言葉に初めての試みワンコイン講習会が開催され
ました。(ワンコインとは講習会費500円の意味)
講師は大阪のスーパーデンティストと呼ばれる
アンチエイジングの達人高濱 勉先生(大40)と
保険の達人岩田和久先生(大38)。
高濱先生はアンチエイジングの定義から説き起
こし栄養、歯科とのかかわり、初めて歯科医がた
故 山本克彦先生 遺影
ずさわっていくにはどうするべきか深い内容を分
「山本克彦先生ご逝去 しのぶ会行われる
かり易く教えていただいた。
10月23日 なんば 鳥よし」
岩田先生は歯科医が日々悩む保険診療と患者さ
んとの接点を実例を挙げお話いただいた。
会場のRF(よくDMの来るデジタルレントゲ
前回同窓会誌で大阪府同窓会会長を勇退された
ンの会社)の受付のかわいい女性が岡田克也先生
ことをお伝えしたばかりの山本克彦先生が御逝去
の患者さんだったのに参加者が盛り上がったのは
されました。
ご愛嬌でした。
重い肝臓の病と闘いながら8年間も会をひっ
講師の岩田和久先生
(大38)
ぱってこられて細々やってきた会をここまで盛り
上げ作り上げてこられました。
しかし大阪大学で学位を取られた知識人である
と同時に北新地でも人気者で粋で愛嬌のあるだれ
からも愛されるお人柄でした。
雨のそぼ降る10月23日、難波で行われたしの
ぶ会に100名近い人々が集まってくれました。大
阪府同窓会の持っている陽気な結束力でしめやか
にそしてにぎやかに執り行われました。
中央に置かれた生前の写真は「みんなが俺のた
めに泣いている」と語っているようでした。
これからいろいろ教わりたかったのに……悔し
いです。
次に追悼文を掲載いたします。
講師 高濱 勉先生(大40)
77
われら同窓生
「山本克彦先生去来今 戸倉良樹(大19)」
「あー先生」とおっとりした穏やかな口調で話
しかけてくれる笑顔が一番先に思い浮かびます。
誰にでも穏やかな優しさで応対してくれるあの
温和な…どのような時でも「怒」と言うものを顔
に出すことのなかった先生……。
母校九州歯科大学を卒業後、大阪大学で学位を
修得されて医局に奉職。後進の指導に当たられ、
母校卒業の後輩の先生方も大変お世話になったと
聞いております。
親しかった西本達也先生(大28)
又当同窓会に於いても、会長の重責を長年に
亘って果たされ「九州歯科大学同窓会」を在阪各
歯科大学同窓会に於いて確固たる地位を築かれた
と思います。
有難うございました。
先生は学生時代から一定の生活リズムがあり、
それは生涯を通して変わらなかった様に思いま
す。それは「朝、不調。昼、まあまあ、夜に元気
で研究三昧」その成果は、南新地歯科大学准教授
に!
遺影に語りかける元村太一郎先生(大23)
私は何故か研究助手、実験台、発表会等々に参
加させてもらった時の事を思うと何故かミナミの
街並みと雑踏、そこに二人が溶け込んでいる風景
が目に浮かぶ…歳のせいかつい目頭が熱くなる。
又先生は母校同窓会の現状、将来的ビジョンなど
も良く考えておられました。会長在任中に健康上
のこともありいろいろなことを考え、思い、等々
は若い先生に伝えてこられたのではないでしょう
か。会長退任後に先生は現執行部の岡谷先生を始
め役員の先生方の活躍を確信している。と話され
ていました。先生は成すべきことを成した安らぎ
近畿大学 浜田教授と山本歯科のスタッフだった白浜さん
のうちに旅立たれたのではないでしょうか。
平成23年10月30日 戸倉 良樹
山本克彦先生と大学同期の戸倉良樹先生(大19)
78
われら同窓生
切丁寧に講演していただき、優しい先生の人柄を
和 歌 山 県
表したようないい講習会になりました。
17日の講習会後の懇親会では、木村仁彦会長
学術研修会及び
懇 親 会 開 催
モニター 山西 章仁(大42)
(大21)より、和歌山に甚大な被害をもたらした
9月3日の大型の台風12号により被災した玉置
泰弘先生(大27)の無事と近況について教えてい
ただき、少しは安
しました。いつもみんなに元
気をくれる玉置先生の顔を早く見たいです。
和歌山県同窓会では平成23年9月17日(土)、
18日
(日)和歌山市のモリタ和歌山支社にある研
修室にて上田益稔先生(大35)による「笑みのこ
ぼれる義歯作り」という題材で研修会を開催いた
講演中の上田先生(右)と松谷先生(左)
しました。この研修会は、平成23年6月11日(土)
に九州歯科大学和歌山県同窓会定時総会が開催さ
れた時に上田先生に1時間ほど講演していただい
た内容であり、患者さんが、総義歯でうまそうに
リンゴをまるかじりしている動画を見てすごく驚
かされました。もっと詳しく講演していただきた
いという要望を聞いて頂いて実現したものです。
動画と実習を交えながら、誰でもできるよう懇
研修会後、みんなそろって
和歌山県同窓会の面々です。
79
われら同窓生
兵 庫 県
庶務常務理事 岩 瀬 勝 也(大40)
学術常務理事 西 村 則 彦(大41)
会計常務理事 清 水 拓(大42)
神戸ポートピアホテル
にて総会開催
モニター 新田 典夫(大33)
去る平成23年7月9日(土)、神戸ポートピア
ホテルにて我が九州歯科大学兵庫県同窓会平成
23年度総会が開催され兵庫県各地から多数の同
窓会員が参集しました。
午後3時から開会され物故会員慰霊黙祷、吉位
尚会長の挨拶、議長選出、議事録署名人選出、各
報告事項、平成22年度会計収入支出決算・平成
23年度事業計画・平成23年度収入支出予算・役
員改選の件が協議され満場一致で可決承認されま
広 報 理 事 湖 山 芳 郎(大34)
〃
川 畑 博 史(大51)
〃
中 島 英 行(大42)
総 務 理 事 中里健次郎(大37)
北 野 佐 季(大47)
福 祉 理 事 大 塚 隆 宣(大37)
庶 務 理 事 坂 口 智 計(大47)
〃
三 島 信 之(大47)
〃
安 原 豊 人(大42)
学 術 理 事 野 口 一 馬(大40)
〃
中塚美智子(大50)
会 計 理 事 中 野 有 史(大39)
監
〃
〃
相
した。
〃
事 玉 岡 哲 朗(大30)
渡 辺 雅 子(大33)
談
役 江頭喜久磨(県4)
〃
高 田 學(大15)
〃
池 伸 和(大12)
元村太一郎(大23)
その後は恒例の学術講演会となり小川孝雄先生
(大27)に「ネパールにおける口腔保健」という
題目で話して頂きました。
講演会終了後は、場をホテル上階の中華料理店
に移し懇親会となりました。三木弘好副会長の開
会の辞に始まり、吉井尚会長の挨拶、来賓の兵庫
県歯科医師会会長の挨拶、永末勝利先生
(大15)
の
乾杯の音頭と続き楽しいひと時を過ごしました。
そして中里健次郎理事のエール、参加者による校
歌斉唱、竹森哲司副会長の閉会の辞で締めくくり
懇親会を終了しました。
吉位会長の挨拶
平成23・24年度兵庫県同窓会役員は以下の通
りです。
会
副
長 吉 位 尚(大31)
〃
竹 森 哲 司(大31)
会
〃
長 壷 坂 久 次(大24)
福 水 秀 樹(大34)
専 務 理 事 古土井春吾(大40)
広報常務理事 新 田 典 夫(大33)
総務常務理事 山 川 達 也(大35)
福祉常務理事 畑 弘 倫(大38)
80
総会風景
われら同窓生
小川孝雄先生の講演会
懇親会にて
乾杯の音頭をとる永末先生
エールをきる中里理事
ポートアイランドから見る神戸の町並み
81
われら同窓生
岡 山 県
平成23年8月27日(土)・28日(日)
大
高原
恒例のサマーキャンプを8月27日、28日に大
恒例のサマー
キャンプ開催
モニター 柴田 宏(大31)
高原にて、福歯大同窓会の先生方をお誘いして
実施いたしました。参加者は九歯大15名、福歯
大10名で、年長の先生から開業間もない若手の
先生まで、幅広い年齢層の先生方に参加していた
だきました。心配された夕立もなぜかここだけは
避けて通り、雷鳴が遠くに聞こえていました。湖
畔から涼しい風が吹き抜け、快適な時間を過ごせ
ました。
平成23年6月
今年のセミナーは、福歯大OBの小出先生のお
渡里会長が宮城県で歯科医療支援 話し。小出先生は岡山大学歯学部ペリオの大学院
日歯・医療従事者派遣の要請に手を挙げられた
を出られ病院歯科に勤務されており、要介護者の
渡里浩明会長(大27)は、岡山県チーム(歯科医師
口腔ケアについて入院患者さんを対象にして実践
4名、歯科衛生士4名)の団長として6月12日か
されています。歯の治療だけでなく患者さんの全
ら18日、宮城県の被災地にて医療救護活動をさ
身の健康を診られる歯科医師をめざして診療され
れました。渡里先生の強力なリーダーシップのも
ている姿に感動しました。
と、被災者に寄り添った診療や口腔ケアを実践さ
セ ミ ナ ー の 後 は、 お 待 ち か ね の 焼 き 肉 パ ー
れ、岡山県チームへの感謝の言葉も多く寄せられ
ティーです。大井先生の「今年も大いに楽しみま
たとのことです。報告会の席で渡里先生は「歯科
しょう」の乾杯を合図に、ビールが渇いた喉を潤
診療での被災者との交流を通じて、心が折れそう
し、おいしい焼き肉や、焼き鳥がどんどんお腹に
になるのをじっと我慢して、ひたむきに以前の自
入っていきます。またホルモンうどん、蒜山焼き
分を取り戻そうと毅然とした被災者の姿に唯々頭
そばも加わり舌鼓をうちながら、日頃の喧噪を忘
が下がる思いだった。被災者の目線で考え、真
れてわいわい話に花が咲きました。パーティー終
な気持ちで被災者の方の心に寄り添うことの重み
了後温泉に浸かりリラックスし、そして麻雀をし
を痛感した。」と感想を述べられた。支援を終え
たり、二次会に参加したりと楽しく時間を過ごす
て帰った後も、この災害の惨状と自分の無力さを
ことが出来ました(写真2,3)。
思い、しばらくは寝つけない日々が続いたとのこ
(報告:萩原和繁(大31))
とでした。本当にご苦労様でした(写真1)。
写真1:岡山県歯チームと松本歯大チーム
82
写真2:「今夜は寝ささんぞー!(福山)」
)
われら同窓生
写真3:「これで全員か?(渡里)」
;
(西)」
③ 「まだ起きてこない人が……^^
訃報
佐熊正史先生(大28)
10月20日夜、佐熊正史先生(大28)が急性心筋
塞のため亡くなられました。学生時代は、山岳
部に在籍し、自治会では副会長として活躍をされ
ました。卒業後は長崎大学医学部大学院にて学位
取得。その後鹿児島大学歯学部解剖学教室に在籍。
平成3年出身地である新見市で開業。カルスト共
立歯科診療所所長としてへき地医療に従事。そ
の長年の貢献に対し平成15年、岡山県知事表彰・
へき地医療功労賞を受賞されました。また、ネパー
ル歯科医療協力会のメンバーとして、たびたびネ
パールにも行って医療支援活動をされました。歯
写真4:診療室での佐熊先生(平成23年8月)
科医療の他でも地域の障害者福祉事業にも力をそ
そがれ、福祉ワークセンター阿新理事長の要職に
ありました。
私は個人的にも学生時代一緒にケービング
(洞窟
探検)
をさせていただき、たくさんの思い出があり
ます。いつも温厚な先生の笑顔の奥には研究者と
しての鋭い観察力と、人間味のある優しさがあり
ました。これから、もっと教えていただきたいこ
ともあったのに残念でなりません。23日の告別式
は多数の弔問者があり、あまりにも早い先生のご
逝去に、多くの方が悲しみを深くされていました。
謹んでご冥福をお祈りいたします
(写真4,
5)。
写真5:ネパール第18次歯科医療協力隊で診療中の佐熊先生
(平成16年12月)
83
われら同窓生
東 北
大震災のお見舞いに対する重
ねてのお礼と大規模災害に
備えた取り組みへのお願い
モニター 目黒 一美(大36)
隣に仮設歯科診療所の建設も進んで参りましたが、
宮城県の沿岸部では未だ再開の見通しが立たない
先生や既に再開を断念した先生も居られます。幸
いにして、当同窓会員は今回深刻な被害を免れま
したが、詳しい安否の確認が出来るまでには相当
の日数を費やしました。その間、松延会長、豊永
専務が一軒一軒に何度も電話をしてようやく安否
の確認ができたと聞いております。今回被災した
東北同窓会の会員は20名弱でしたが、今後想定
される東海沖や東南海地震においては数百名単位
の会員の安否の確認が必要になると思われます。
今回の大震災に対して同窓生各位より過分なる
今回の大災害を教訓に本同窓会としても連絡網の
お見舞金を賜りましたことについては、改めまし
整備など、大規模災害に対する備えが望まれると
て厚く御礼申し上げます。東北同窓会として感謝
考えました。今後担当部局で検討していただけれ
の気持ちを文集にして本同窓会報に掲載していた
ば幸いです。
だいておりますので、お目通しいただければ幸い
です。
さて、震災後すでに半年が過ぎ、仮設住宅の近
城 県
療に支障を来たしている1名や、チェアーやレン
トゲンが破損、あるいは玄関や基礎に亀裂が入り、
ずれた等、一部損壊6名や、4月に入ってからの
テラス・ザ・ガーデン
水戸で総会開催
モニター 八木原淳史(大43)
余震で足首を骨折、松葉
となった1名の存在な
どが明るみに出ました。被害の大きい会員ほど今
回総会に参加できていませんので、生の声を聞け
てはいないのですが、ここでお見舞いを申し上げ
るとともに、すべて解決してまた同窓会で元気に
お会いし飲みながらお話をお伺いできることを楽
しみにしています。
総会は閉会となり、そのまま懇親会が始まりま
6月11日、東日本大震災からちょうど3ヶ月
のその日に、九州歯科大学
城県同窓会総会が、
JR水戸駅前、ホテル「テラス・ザ・ガーデン水戸」
にて行われました。19時30分、金子満昭庶務(大
31)の進行による武内康会長(大30)挨拶、会務報
告、22年度会計、監査、23年度事業計画案、23
年度会計予算案、各役員について等、次々と議案
が承認されてゆきました。
そ の 中 で 武 内 会 長 よ り、
城 会 員35名 へ の
FAXアンケートと電話聞き取りによる「東日本
大震災被災状況」が報告され、診療所が半壊し診
84
す。来賓に同窓会本部より松延会長先生、関東地
、
。
、
われら同窓生
区連合会より播磨会長先生、東京都同窓会より米
山会長先生にお越しいただき、いろいろなお話を
いただくことが出来ました。
松延先生からは震災に関して同窓会でも義援金
が集まっている。配分その他考えないといけない。
これとは別にすでに県を通して同窓会から一千万
円を寄付した。などの同窓生の義い気持ちや、大
学に新たに4年制の口腔保健学科ができたこと、
に伴い衛生学院が61年の歴史に幕をおろしたこ
と、今後の九歯大同窓会は今まで通り歯学科卒業
のお言葉、東北、関東地方の同窓に対してありが
生だけで構成、口腔保健学科卒業生は衛生学院同
たい寄付がたくさん集まっているやに聞いてい
窓会と一緒に。国家試験合格率昨年9位から今年
る、東北に11名の大被害者もいる、東北に重点
は4位に。学生の質の低下を招かぬように注視助
配分したい、原発問題もあり天災人災との長いお
言してゆく。平成26年5月10日に創立100周年記
付き合いを余儀なくされる。科学と技術を徹底追
念式典のあること。22年は次の医療、介護のダ
及実施しないと事故になるのは歯科治療も同じで
ブル改正をにらんで口腔保健フォーラムを行っ
は?自問せよ。実は今日は松延先生にも、余震を
た、詳細は夏の会報と共に届く。未就衛生士の掘
体験していただきたかった。など。米山先生から
り起こしも歯科医師会とは別に行っている。学術
は、
も今後の若い才能の台頭に期待。今年初めて歯大
だいているので今日はお礼のつもりで来てみまし
祭に出展しアピールする。など小倉を遠く離れた
た、が車窓がだんだん暗く心細くなってきていま
我々にも大学の状況や同窓会の活躍する様子がみ
したが、水戸駅前はビックカメラとヤマダ電機で
えるようでした。
さながら新宿のようです。九州歯科大東京同窓会
播磨先生からは、3.11被災者へのお見舞い
は60周年式典を平成24年4月21日にグランドヒ
城からは東京の方に何かといつも来ていた
ル市ヶ谷で行う。詳しくはホームページで。是非
ご参加ください。とのことでした。
乾杯の御発声は阿部浩(大11)先生で、あとは、
もう、硬い話に軟らかい話に花が咲き、比較的う
まいと我々数人のなかで合意されたホテルのコー
ス料理と、飲み放題だというのにホテルの給仕が
体育祭での先輩よろしく注ぎ注ぎ注いでくるビー
ルにワインに水割りに、「なるほど。新参ホテル
が水戸のトップを獲ろうちゅうわけやね。」等と
脳にアルコールが
り始めながらも「忘れちゃい
けない、医者たるもの科学者であり教育者でもあ
り役者で易者である。ああれっ!なんか一個足り
ない。」等とやっているうちに次第に席も入り混
じり、時間いっぱいで万歳三唱、お開きとなりま
した。が!なんと!これから水戸駅に到着される
先生がおられるという。関東地区連合会専務理事、
外山泉先生その人を皆で駅でお出迎えし、そのま
ま2次会へ繰り出し、いつものように無事、同窓
会の夜は更けてゆきました。
85
われら同窓生
山 口 県
右田信行先生
日歯代議員会
議 長 就 任
モニター 蔵清 正一(大31)
員の為に働きたいと抱負を述べられました。
6月25日、山口市「西の雅常盤」において就
任祝賀会が開催されました。野中清貴山口県歯科
医師会専務理事(大29)の司会進行のもと、福田
【
豊同副会長(大23)開会のことば、永冨稔同顧問
(県6)発起人代表挨拶に続き、高村正彦元外務大
臣、河村建夫元官房長官、安倍晋三元内閣総理大
臣、岸信夫参議院議員、林芳正参議院議員令夫人
「
林裕子様、柳居俊学山口県議会議長、渡辺純忠山
口市長、松浦正人防府市長ほか多くの来賓祝辞を
頂き、県議会議員、関係団体、郡市歯科医師会か
右田信行先生日歯代議員会議長就任
ら多数の御出席があり、盛大な祝賀会になりました。
右田信行山口県歯科医師会会長(大16)が、平成
23年6月2日に開催された日本歯科医師会第168
【
回臨時代議員会において、代議員会議長に就任さ
れ、今後2年間、全国の歯科医師会員の為に代議
員会の円滑で活力のある議事運営にその手腕を振
るうことになられました。就任の御挨拶で、まず
全ての代議員の先生方に感謝の意を伝えられ、大
久保執行部での常務理事の経験、前期における代
議員会副議長の経験を生かし、日歯65,000名の会
【
山口国体・山口大会開催される
(文責 福永恭紀 大32)
「東日本大震災復興支援 第66回国民体育大会」
が10月1日∼ 11日に、
「第11回全国障害者スポーツ
大会」が10月22日∼ 24日に開催され、多くの歯科
医院、歯科医師が緊急時の出務、待機診療所として
協力しました。
86
。
)
」
われら同窓生
私は、2年前から情報支援ボランティア
(手話)
登
萩市では、大会前に磁気ループを設置した市内循
録をして、数か月にわたる研修を受け、リハーサル
環バスを2台導入。裁判員裁判の法廷や演劇・コン
大会参加等準備万端で大会に臨みました。
サートホール、映画館、野球場でもシステムの導入
【おいでませ! 山口国体】
が進んでいます。
開会式が行われた山口市の維新百年記念公園に隣
接して設置された交流広場「ちょるる広場」は、記
念品販売・物産展等でにぎわいました。一番人気は
「未来への葉書」コーナー。
「10年後のわたしに、葉
【岐阜国体・岐阜大会】
来年は岐阜国体です。岐阜県同窓会の先生方のご
活躍を祈念いたします。
書を送ろう!」というもので連日長蛇の列。山口県
の星・石川佳純選手が出場した萩市の卓球会場は、
入場制限が行われるほどの人気ぶりでした。
1963年前回大会では0.4点差で2位に泣いた山口
県は、今回悲願の総合優勝・天皇杯を獲得しました。
【おいでませ! 山口大会】
山口大会とは、全国障害者スポーツ大会のことで、
毎年国体終了後に同じ開催地で行われます。
「全国
障害者スポーツ大会」は、それまで別々だった「全
国身体障害者スポーツ大会」と「全国知的障害者ス
ポーツ大会」を統合して、2001年に宮城県で第1回
ちょるる広場案内所・ろう者と一緒に
が開催されました。
私は、障害者卓球競技の選手招集・審判の手話通
訳を担当。手話に出会ってから2年半の稚拙な私で
も楽しく大会に参加する事が出来ました。
私の診療所の患者さんも県代表として2名出場さ
れ、水泳で金メダル、ボウリングで4位と好成績を
収められました。
【情報保障席】
情報保障席という言葉をご存知ですか。各会場に
大型スクリーンを設置して、その周りの一区画に手
障害者卓球会場にて
話通訳、要約筆記の担当者を配置。また、
「磁気ルー
プ」という機材を施設しています。これは診療所の
院内LANに似ていて、一区画に磁界を発生させる
ワイヤーを わせ補聴器を補助する放送設備です。
難聴者は補聴器で聴力を補っていますが、騒音が
多い屋外や人が集まる場所では音声を正確に聞くこ
とが困難です。磁気ループの場所で、自己の補聴器
を切り替えるか、会場で貸与される受信機材
(携帯
ラジオをイヤホンで聞くようなもの)
を利用すれば、
会場の案内放送をクリアな音声で聞くことができま
す。
情報保障席
87
われら同窓生
福 岡 県 飯 塚
山口県萩市へ
会員親睦旅行
道中倉員先生のお酒の量が例年より少ないこと
が気になりますが、先輩後輩和気あいあいと無事
に宿泊先である常茂恵旅館に到着です。
大正14年山口県萩で創業した老舗旅館です。
文化と歴史の薫る宿で、萩の迎賓館としての圧倒
的な佇まいで私たちを迎えてくれました。
お風呂で汗を流した後、海の幸、山の幸を味わ
モニター 石 慶太(大41)
いながら歌い談笑し楽しいひと時を過ごしまし
た。久々の相部屋で遅くまで各部屋電気がともり、
各部屋ごとに催しがあったようです。(今年は渡
辺先生は無傷でした!)
平成23年8月6日(土)・7日(日)の同窓会旅
翌日は黄檗宗東光寺を訪ねました。明末、清初
行について報告させていただきます。
の中国風の雄大華麗な建築美と静寂、そして幾何
さて毎年恒例の九州歯科大学同窓会飯塚支部会
学美をもつ毛利氏
員旅行の時期がやってまいりました。
500基が整然と立ち並び、周囲には老杉檜の大樹
いまどき若手の先生(30代∼?)から80を越え
が生い茂り森厳な霊域が我々を待ち構えていまし
られる先生方までが一緒に旅行をする機会などな
た。プロ顔負けのカメラマンの先生方の腕の見せ
かなかありません。なんと素晴らしい事でしょう
所です。そして松陰神社と観光を楽しみ、西長門
か!
リゾートホテルではフレンチに舌鼓を打ちながら
特に今年は大塚蒼太先生が支部長となられてか
昼食を楽しみ、家路につきました。
らの初めての旅行です。楽しみです!(花野先生
大変有意義な時間を共有でき、また明日への活
今までお疲れ様でした)
力につながる素晴らしい旅行でした。
飯塚消防署前に停められた大型バスに総勢19
皆様、役員の先生方お疲れ様でした。
名(暑さのせいか少な目)が乗り込み出発です。
88
所がみどころです。石灯籠約
文責 小野 貴司(大51)
われら同窓生
。
、
)
石灯籠の間を悠然と歩く倉員先生!! 東光寺にて
無事帰還を真剣に願う? 渡辺先生!!
(メガネなくしませんように!!)
大塚支部長のあいさつ。いつまでも若々しいです!!
常茂恵旅館での集合写真!! 19名の勇姿!
89
われら同窓生
福岡県八女筑後 韓 国
山
2泊3日の旅
モニター 浜崎 修(大42)
7月16日、午前の診療を終え、九州歯科大学
福岡県同窓会八女筑後支部会員7名は、2泊3日
の日程で、韓国
山へ大韓航空機で出発しまし
た。参加者は横山茂(大8)、山下征四朗(大16)、
井口正二郎(大17)、野田直亮(大19)、山村芳郎(大
25)、近藤元司(大33)、浜崎修(大42)の7名です。
宿泊地「ロッテホテル
山」に到着したのはすで
に午後9時を過ぎていたため、お腹は皆ぺこぺこ
でした。一日目はホテル近くの食堂で韓国料理を
堪能するだけで終わりましたが、土曜日の夜の韓
国
山の賑わいを同時に味わうことができまし
(ボモサ)を見学しました。暑い日にもかかわらず、
たくさんの参拝者がいました。2日目は古城、 古
た。
山から西へ車で2時間ほどの位置に
寺と、これぞ研修旅行と言える内容を十分に味わ
ある歴史の町、晋州(ジンジュ)へ行きました。通
い、夕方以降は晩飯を除き自由時間となり、各自
常は新羅の古都、慶州見物でしょうが、日韓の共
免税店などでの買物や垢すりなどを楽しんだよう
通した歴史を勉強したいという会員の声に応え、
です。垢すり初体験のある会員によりますと、素っ
晋州へ行くことにしました。晋州城
(ジンジュソン)
裸の禿げた親
は、日本では文禄慶長の役、韓国では壬辰倭乱丁
大事なところも持ち上げられて、内またから股間
酉倭乱と呼ばれた豊臣秀吉の朝鮮出兵時の大激戦
をとおり反対の内またまでも擦られたそうです。
地でした。1592年の文禄の役で日本軍2万人は
その時は苦笑したとのことでした。そして仕上げ
3800人の朝鮮軍に撃退され、翌年10万人におよ
は、頭からバザーバザーと容赦なくお湯をぶっか
ぶ日本軍が晋州城を陥落、朝鮮側には7万人にも
けられ終わったそうです。若い美人に、アロマ漂
およぶ犠牲が出た壮絶な戦いであったそうです。
う部屋でやさしく垢すりされる想像とは大幅に異
城内を歩き、国立晋州博物館を見学し日韓の歴史
なり、たいへん驚いたようでしたが、観光用でな
をほんのわずかではありますが学び、そしてその
い現地の普通の垢すりを体験でき、むしろ喜んで
あとご当地名物の鰻と穴子を味わいながら、本当
いました。
に近い国であるにもかかわらず、韓国が日本に歩
3日目は国際市場、ジャガルチ市場でのお土産
み寄れない歴史の一部について真面目に語り合い
などの買い物を楽しみました。超円高になってい
ました。ご当地グルメの鰻と穴子のお味の方は、
ますので、むしろ免税店での買い物の方が、質も
日本の柳川に軍配が上がるようです。さて、そこ
良くお得だったかもしれませんが、雰囲気として
から次は678年に創建された
は免税店よりはやはり闇市のような国際市場で
2日目は
90
山の古刹、梵魚寺
に全身をゴシゴシされ、もちろん
われら同窓生
しょう。しかしここでは買物よりもむしろお昼に
食べた「サムゲタン」が絶品でした。最終日の疲れ、
あるいは夏バテを解消するのにピッタリの料理
で、また、ビールなどの飲み物を含めても1人当
たり1000円という安さでした。こうして、楽し
い旅行も後は帰るだけとなりました。出発のとき
は、皆身軽な出で立ちでしたが、帰国の際は、行
商人のように荷物を抱え、そして明日からまた仕
事頑張ろうと、お互い励まし合っていました。こ
うして「食(飲)」、「買」、「遊」、そして「学」も
しかしたら秘かにカジノで「打」を楽しんだ会員
もいたかもしれませんが、誰ひとりトラブルもな
く、無事帰国し、2泊3日の有意義な研修旅行は
終了しました。皆さま、お疲れさまでした。
、
。
91
われら同窓生
宮 崎 県
総会・社保講習会・
懇 親 会・ ゴ ル フ
コ ン ペ 報 告
の整理は大いに役立つと思われました。強く賢い
ことよりも危機に直面して変化できることが最も
重要である!…と聴講者を激励されました。
モニター 廣瀬 裕一(大28)
●総会
武田泰三郎副会長の開会の辞に始まり、田口健
専務理事の進行にて、物故会員への黙祷、浪花保
会長の挨拶に続きまして、本部同窓会より松延彰
友会長・立和名靖彦学術担当専務より近況報告が
ありました。続いて、各担当理事より平成23年
度事業計画報告及び会員現況報告のあと、議長に
岩木秀文先生、副議長に山内浩次先生が選出され
議題の協議可決を行いました。同窓会便り(広報
担当)、平成22年度写真集(厚生担当)、2011年度
会員名簿(庶務担当)がそれぞれ配布され、植田寿
副会長の閉会の辞にて閉会しました。
●懇親会
今回は老舗の『ホテル浜荘』。今井武士先生の
乾杯に始まり、4つの長いテーブルの間をコップ
片手に行きかい、老若男女おおいに語り合い大盛
況でした(49名)。恒例の肩を組んでの校歌斉唱
のあと、田部大先生の一本締め(?)で盛会のうち
にお開きとなりました。
●社保勉強会
宮崎県歯科医師会社保担当常務理事、上窪高志
先生より『忘れていませんか、この点数‼』と題
して宮崎県歯科医師会で実施中の各歯科医院の保
険請求の個別診断 M−FUTURE の意義・分析に
よる傾向と対策が提案されました。また、保険点
数の解釈と注意事項など日ごろの診療のPOINT
92
われら同窓生
●ゴルフコンペ
がコンペ・デビューされました。今後の上達が期
翌日7月10日(日)故末原利秀先生の愛された
待されます。
名門宮崎カントリークラブにて、うだるような
(文責:厚生理事・岩切健太郎(大36))
暑さの空の下で16名もの参加者で行われました。
本部の松延彰友会長もご参加になり、大いに盛り
上がるコンペとなりました。結果は上位1∼3位
を山崎殖章先生、田中義哉副会長、田口健専務理
事と都城3人組が占め、さすが遊びも一生懸命と
いうところでした。今日のコンペは 末原利秀先
生を偲んで ということで開催したのですが、子
息の秀之先生より記念品をいただき、賞品の一部
とさせていただきました。どうもありがとうござ
いました。また、久々の大型新人の甲斐敬章先生
役 員 名 簿
会
長 浪 花 保(大27) 顧
問 迫 田 隅 男(大21)
事 末 原 靖 之(大13)
副
会
長 武田泰三郎(大16) 監
副
会
長 田 中 義 哉(大26)
副
会
長 植 田 寿(大21) 監
事 渡 邉 喬 一(大14)
本 部 理 事 井 上 陽 一(大18)
専 務 理 事 田 口 健(大28)
理 事( 学 術 )
比江島俊行(大19)
理 事( 学 術 )
泉 隆(大31)
理 事( 学 術 )
牟 田 謙 一(大34)
理 事( 広 報 )
廣 瀬 裕 一(大28)
理 事( I T )
加世田稔秋(大30)
理 事( 会 計 )
相馬裕一郎(大30)
理 事( 会 計 )
宮 路 光 一(大33)
理 事( 厚 生 )
尾 池 康 暢(大35)
理 事( 厚 生 )
岩切健太郎(大36)
理 事( 庶 務 )
前 崎 俊 郎(大37)
理 事( 庶 務 )
河 野 保 彦(大37)
庶 務 委 員 花 田 剛 典(大32) 学術厚生委員 岩 切 美 幸(大36)
武 田 泰 行(大44) 大田原典子(大36)
中 武 勝 巳(大45) 末 原 秀 之(大37)
広 報 委 員 池 野 右 文(大37) 岡 本 善 満(大38)
松 田 康 臣(大48) 井 川 加 織(大45)
I T 委 員 目 井 潔(大31) 西 村 秀 一(大48)
後 藤 誠 一(大37) 田 部 大(大46)
93
われら同窓生
泉 友 会
(准教授)、金久弥生(助教)、
健康管理学講座は日高勝美(教授)、秋房住郎(教
授)、
2年目を迎えた
口腔保健学科
久保田浩三(大26)
澤利行(准教授)で、
医師1名、歯科医師5名、歯科衛生士3名、基礎
系教員3名の構成です。
アドミッションポリシー(求める学生像)
●豊かな人間性とコミュニケーション能力を身に
つけ、相手の気持ちを理解できる人
●保健・医療・福祉に対して意欲的に取り組み、
新しい課題に意欲的にチャレンジする人
歯科衛生士教育において、歯科医療の高度化や
在宅医療の必要性の増加などの社会的要因によ
り、3つの歯科衛生士業務(予防処置、診療補助、
●口腔保健に強い興味を持ち、生涯を通じて学習
意欲を持続できる人
●口腔保健活動を通じ、国民の健康増進および国
保健指導)をツールとして統合し、科学的に業務
際社会に貢献しようという強い意欲を持った人
を実施するための教育が求められることになりま
を基に教育に当たっています。主な履修科目とし
した。そのため、2004年に2010年3月末までに
て、全身関連治療系科目、栄養学関連科目、歯科
教育課程を3年以上に変更する文部科学、厚生労
保健医療連携演習、歯学科との合同科目(歯科医
働省令の改正が行われました。本学では社会的要
療人育成学)が行われます。
請に応え、歯科医療の高度化や高齢者への口腔ケ
口腔保健学科では、歯科衛生士の免許取得だけ
アの需要拡大に対応できる高い資質を持った歯科
でなく、職域の健康の維持増進に寄与できるよう
衛生士を育成するため、2011年3月をもって62
第1種衛生管理者資格の取得ができるような科目
年の歴史を閉じた、九州歯科大学附属歯科衛生
も設置されています。
学院(卒業生総数2137名)の後を受けるかたちで、
2010年4月より九州歯科大学歯学部口腔保健学
臨床実習
科が開設されました。最新の施設と設備、蓄積さ
3年生4月(1期生2012年4月)より、4年生
れた知的・人的財産を有効に活用して、優れた理
前期まで臨床実習が大学附属病院および学外で
解力、思考力や倫理観を有し、高度な知識と技術
行われます。大学附属病院での実習は、平成24
を兼ね備えた口腔保健学士を育成することを目指
年4月に開設されます口腔保健科(附属病院2F:
しています。全国衛生士教育4年制8校の1つで
旧予防歯科)を基軸(キーステーション)としたユ
九州では、初めて(私立九州看護福祉大学:熊本
ニット(他に総合歯科、保存科、歯周病科、義歯
と共に)となります。
科など)と専門科をローテーションするユニット
口腔保健学科教員は12名で、学科長は柿木保明
(口腔外科、口腔内科、矯正歯科、放射線科など)
教授(歯学科、摂食リハビリテ−ション学分野教
で行われます。学外実習は、リハビリテーション
授と併任)で、口腔科学、口腔学環境学、摂食嚥
病院、介護福祉施設、老人ホーム、総合療育セン
下支援学、健康管理学の、4つ講座に分かれてい
ター、特別支援学校、幼稚園などで行われます。
ます。
口腔科学講座は引地尚子(教授)、久保田浩三(准
4年生では、アドバンスコースとして専門的な
教授)、高橋由希子(助教)、
施設(小児歯科専門、歯科矯正、病院など)への実
口腔学環境学講座は井上博雅(教授)、千綿かおる
習も選択できます。また、4年生では卒業研究も
(教授)、園木一男(准教授)、
摂食嚥下支援学講座は柿木保明(教授)、吉野賢一
94
課せられます。(図1)
(
、
われら同窓生
進路・就職(図2)
健学科教員は、下部組織の就職支援検討会議の一
4年生の口腔保健学科の卒業生は、どのような
員となっています。また、本館6階に大学の学生
ところに就職するのか、一番興味あるところだと
相談室、健康管理室と共に就職支援室が設置され
思います。1期生の進路希望アンケートでは、2
る予定です。
年生夏までの段階で就職希望19/23(23名回答)
83%で、非臨床系の希望者は24%でした。
同窓の皆様方にも口腔保健学科をご理解頂き、
カリキュラムとして、1年次よりキャリアデザ
今後ともご支援頂きますようお願い致します。
インの能力を身につけるための時間が設けられて
います。また、大学も就職を支援するために学長
を委員長とする就職支援会議を立ち上げて、就職
支援をして頂くことになっています。我々口腔保
(図1)
(図2)
)
。
95
われら同窓生
福 岡 県 直 方
を先取りしていることになります。直方が時代の
最先端になる日が生きているうちに訪れるとは正
直思っていませんでした。そして最底辺の私が、
マリンテラスあしや
にて総会開催
モニター 藤田 孝一(大43)
罰ゲームのようにこのレポートを書くハメに。
それはさておき、懇親会では普段から真面目な
会員を象徴するよう、コンパニオンも一切無く、
ただひたすら日々研鑽する模様をああでもない
こうでもないとディスカッションし続けました。
やっぱり総会より盛り上がりました。結果翌日覚
えていることはほとんどありませんでした。
翌日と言えば、近くの鮮魚市場「とと市場」に
8月27日から28日の1泊2日で、となり町の
て、新鮮な魚をショッピング。午前中には解散し
遠賀郡
屋町にあるマリンテラスあしやにて、平
ました。名残り惜しかった私は午後から家族を連
成23年度の総会を開きました。近場で手抜きに
れてまたとと市場に戻り、昼食を食べました。夏
見えますが、会場はなかなか予約が取れない人気
休み最後の日曜日、ついでに家族の親睦も図れて
ホテルです。行きのバスの中では到着時間に合わ
助かりました。参加の先生方、お疲れ様でした。
せて、ビールのミニ缶が用意されていましたが、
複数本飲んだのでいつもとあまり変わりませんで
した。 到着後、休憩を挟んでからの総会では、すっか
り酔いも冷め、いくつかの議題を会長の園田先生、
議長の河野先生の進行の元、スイスイこなしまし
た。途中、直方支部の年齢構成が話題に登りまし
たが、高齢化がかなり進み、グラフにすれば完全
なる逆ピラミッド型です。日本は2050年にこの
形になると言われていますので、40年近く時代
96
われら同窓生
福 岡 県 田 川
太っ腹に感謝でした。美味しい料理があれば当然
お酒も進みます。酔いが回ってくると口が回らな
くなりますが、そんなことは気にも留めず先輩方
、
田川支部講演会・
懇
親
会
、
。
モニター 村城 信也(大39)
にお酒をついで回ります。九州歯科大学の伝統が
しっかりと受け継がれているのを再体験している
間にお開きの時間となり、今林大輔先生(大49)
の音頭でみんな肩を組み校歌斉唱してから夜の街
に繰り出しました。
平成23年12月9日(金)に、いけす太助において
九州歯科大学福岡県同窓会田川支部講演会及び懇
親会が開催されました。今年度は健康促進科学専
攻健康増進学講座 保健医療フロンティア科学分
野教授の安細敏弘先生をお招きして、「こういう
切り口もある病診連携」という演題で睡眠時無呼
吸症候群や口腔乾燥、サルコペニアなどの特徴を
解説していただき、日常診療での観察力を身につ
け病診連携を推進することの重要性を教えていた
だきました。
講演会終了後は懇親会へとうつり、石橋正規支
部長
(大18)の挨拶があり、来賓の松延彰友本部
同窓会会長と遠山敞夫福岡県同窓会会長からも挨
拶をいただきました。宮城二郎先生(大7)に乾杯
のご発声をいただき宴会が始まりました。
ふぐ刺しにはじまり、ふぐ唐揚げ、ふぐしゃぶ
しゃぶ、ふぐ鍋、ふぐ雑炊までのフルコース。更
にひれ酒や白子酒まで出していただき、店長の
97
われら同窓生
熊 本 県
行だったように聞こえるかもしれませんが、実際
にやっていることと言えば、他地区の九歯大同窓
会でもそうだと思うのですが、ただひたすら酒を
熊 本 支 部
親睦旅行報告
モニター 工藤謙太郎(大46)
飲む、飲む、飲む。学生時代に培われた九歯大ス
ピリットは今回もやはり健在でした。
熊本市内から、貸切バスで1時間30分程度で
現地まで到着するのですが、8名でビール20本、
焼酎1升が開いたということです。私は同乗して
いなかったのですが、まさに学祭のような状況
だったことが伺われます。
それから、ホテル到着後温泉につかり一息つい
2年に一度の熊本支部親睦旅行が9月17日、
たらすぐに懇親会へと移動。そのころには、参加
18日に開催されました。これまでは県外への旅
者28名が
行が多かったのですが、河端会長の意向もあり、
河端憲司会長(大25)の挨拶、神戸威先生(大14)
今回は熊本県内(天草)への旅行となりました。そ
の乾杯により懇親会が始まりました。天草の新鮮
のことにより、天草郡市の先生方にも多く参加し
な海産物に舌鼓を打ちながら、またさらに飲み、
て頂くことが出来ました。多くの同窓の先生方が
飲ませ、笑い、叫び(?)と大いに盛り上がりまし
繋がり、情報交換や互いに研鑽を積むことで、日々
た。最後には、熊本支部恒例の大川智弘先生(大
の歯科医療の一助となるという同窓会の意義を見
35)のエール、もひとつおまけの馬場一英先生(大
直すいい機会となりました。
42)の振りのないエール(笑)、九歯大校歌を全員
と、こういう風に書けば、非常にすばらしい旅
で斉唱し、同窓の絆を深める熱い夜になりました。
98
い、鬼塚専務理事(大27)の司会の下、
われら同窓生
そして、2日目はゴルフ組と観光組に分かれて
ます。
楽しみました。観光組は天草の海でイルカウォッ
最後に、2日間自分自身も楽しむことが出来ま
チングを満喫し、昼食は海鮮バーベキューという
したし、参加された先生方が楽しそうに過ごされ
ことで、またまた暴飲暴食。皆様胃袋が丈夫に出
ているのを見ると同窓会はやはりいいものだなと
来ているようで。ちなみに、ゴルフの優勝者は、
感じさせて頂きました。明日から2年後の旅行に
山室紀雄先生(大11)でした。おめでとうござい
向けて頑張るぞ。(何を?)
、
、
)
、
。
99
われら同窓生
東 京 都
した。関東地区連合会播磨利通会長、米山和伸会
長、本部同窓会大庭靖士副会長(大12)のご挨拶、
ご来賓の東京都歯科医師会会長浅野紀元先生から
東
京
都
同 窓 会 総 会
モニター 假屋 隆彦(大36)
ご祝辞を戴き、懇親会は小倉利通先生の乾杯の音
頭で始まり、関東各県会長紹介、デンチャーズの
演奏と共に歓談の後、蒔田裕先生(大32)の指揮
で、全員肩を組んでの校歌斉唱、米山和伸会長と
田原昌宜先生のエールのリレーで盛り上がりは最
高潮に達し、最後に東京都同窓会白橋知幸副会長
(大25)の閉会の辞で散会となりました。
写真と原稿は能勢隆介先生(大37)のご厚意に
平 成23年 4 月16日( 土 )ホ テ ル グ ラ ン ド ヒ ル
より掲載させていただきます。
市ヶ谷にて、平成22年度東京都同窓会総会が開催
されました。東京都同窓会米山和伸会長(大23)
挨拶の後、議長には小倉利通先生(県5)が選出さ
れ、最初に東日本大震災の被災者へ黙祷を捧げま
した。
小原眞和専務(大31)の会務報告、齋田宗生監
事(大17)の監査報告の後、田原会計担当理事(大
51)による第1号議案決算、第2号議案事業計画
案から第3号議案予算案まですべて可決承認され
ました。
医療管理講習会
会員表彰は、本部表彰として横田玄徳先生(大
平成23年7月9日(土)午後6時30分より、新
8)。古希のお祝いの記念品が播磨利通先生(大
宿安与ホールにて講演会が開催されました。講師
15)宮下元先生(大17)へ贈呈されました。
に東京都歯科医師会医事処理担当理事、稲葉孝夫
続いて同じ会場にて関東地区連合会総会が行わ
先生をお招きし、「最近の医療事故の状況とその
れた後、特別講演会が開催されました。講師には
例から」という演題で御講演頂きました。内容は
オリンピックで金メダル5個を獲得、月面宙返り
多岐にわたり、さまざまな医療事故の事例と具体
を生んだ、日本体操協会副会長・塚原光男氏をお
的な医事紛争への対応を、非常に解り易く解説し
招きして「果てしなき挑戦∼金メダルへの道」と
ていただきました。講演終了後は居酒屋にての懇
いう演題にてご講演いただきました。国民的英雄
親会となり、大いに盛り上がりました。
である同氏の実物の金メダルを参加者に触ってい
ただくなど飾
らない雰囲気
と、 金 メ ダ ル
獲得時の秘話
などその卓越
した語り口で
会場は大いに
盛り上がりま
した。
その後、同ホテル宴会場にて懇親会が開かれま
100
、
われら同窓生
学術講演会
平成23年9月10日(土)国際東京フォーラム会
議室にて、講師に九州歯科大学口腔再建リハビリ
テーション学分野の正木千尋先生をお招きして学
術講演会が開催されました。講演内容は、ファイ
バーポストの特徴、オールセラミックの有効性フ
レキシブルデンチャーの特徴、接着性ブリッジの
適応症、インプラントにおけるガイデットサー
ジェリーの有用性と問題点など多岐にわたる注目
すべき内容でした。参加者には若い先生方も多く
質疑も活発なものとなりました。
サンセットクルージング
平成23年10月2日、東京湾サンセットクルー
ズが開催されました。美味しいバイキング料理と
共にゆっくり会話を楽しむ今回の企画は大変人気
で、会員、家族、スタッフ総勢43名の参加があ
りました。日の出埠頭を4時30分にスタートし
少し曇り気味のお天気でしたが表情豊かな東京湾
の景色を見ることができました。またこのクルー
ジング企画にご尽力いただいた外山先生の計らい
で、本来は中に入ることのできない操舵室を特別
に見学させてもらうことができ、お子様たちにも
大好評でした。
101
われら同窓生
卒 後 50 周 年 記 念 会
大 9 期 生
9期生卒後50周年記念会は、最も多感な時代
歯科大へ進学する一貫教育となったのである。5
に2年間の教養課程を送った思い出の地、久留米
年後には全てが小倉の坂の上へ移転し、大学12
にて、過日10月15日(土)、当時はレンコン堀で
期生からは小倉での6年間教育となる。したがっ
あった埋立地に建つホテルマリタ−レ創生にて開
て久留米はわれわれにとっては、格別の地で思い
催された。
入れが深い。
われわれは、久留米大学商学部に九州歯科大学
そのため9期生会は、久留米、小倉ならびに福
の歯科進学課程が設立された折の1回生である。
岡の3箇所で、5年ごとに持ち回りで行われてき
それ以前は、医科進学課程で2年終了すると各自
たが、平成13年の小倉での40周年を最後に中止
の実力に照らして全国の医学部、歯学部を受験出
となった。その後は、持ち回りでゴルフ会だけは
来る制度であった。しかし、われわれからは、2
年1回行い、ここ数年は福岡で続けられてきた。
年間で所定の単位を取ると、そのまま小倉の九州
しかしながら、50周年が近づくにつれ、
「久留米
を最後に」との気運が高まり、昨年のゴルフ会に
筑後から唯一出席した坂田君が引き受けてくれた
のが、50周年記念会の始まりであった。
記念会のお世話をしたのは亀山会(きざん会)の
面々である。この会は、平成元年に筑後と隣接す
る荒尾、佐賀の同期生12名で、年1回の食事会
として始まった。今日までに半数が他界し、残っ
ている6名(後述)で50周年の準備を行った。
50周年記念会当日は、早朝から小郡CCでの
ゴルフで始まった。記念会出席者32名中12名が
参加し旧交を温め合った。その後、記念式典が開
催され、世話人代表(亀山)から故人の紹介と不明
者の情報交換がされ、物故者に対する黙祷を捧げ
た。さらに本会の今後について議論されたが、結
論を出すには至らず、ゴルフは今まで同様福岡の
人々で継続していくこととした。
今回、講話をされた香月名誉教授は、本年6月
に韓国ソウルで開かれた国際唇顎口蓋裂学会総会
で、長年に亘り続けられている未開発地域でのボ
ランティア医療(唇顎口蓋裂治療)で国際賞を授与
された(写真1)。このことはわれわれ同期生に
とっても大変名誉な事で、この会でもお祝いをと
写真1
102
なり講話をお願いした。
。
われら同窓生
さらに今月、今年度保健文化賞を授与され、二
ている平島君(今回の出席者で最も遠い処からご
1
重の喜びとなった。保健文化賞は、昭和25年に
参加頂いた)の乾杯で祝宴となり、アルコールが
2
第一生命保険株式会社主催のもと創設され、保健
入るにつれ三々五々に声高に昔話に興じた。途中、
3
衛生の発展に寄与された団体および個人が表彰さ
受付と会計を担当頂いた本日の紅1点・翁玉香さ
4
れる権威ある賞として高い評価を受けている。こ
んから香月先生へ記念品贈呈が行われた。さらに
5
の度、第63回保険文化賞を香月先生が受けられ
ゴルフのお世話をした藤丸君と北原君からゴルフ
6
たことは、9期生にとってはもとより九歯大に
の成績発表があり、優勝者は乾杯の音頭をしてく
7
とっても栄えあることと考え紹介させて頂いた。
れた平島君であった。
8
香月先生の講話は、ビデオを中心に保健文化賞
最後に今後ゴルフを継続して頂くにあたり、次
9
の流れと先生の足跡をお話し頂いた後、別室にて
回開催の世話役となった福岡の王丸君の万歳三唱
10
集合写真の撮影を行った(写真2)。先生のボラン
で懇親会は閉会となった。
11
ティア医療の詳細については、写真1に示すよう
この後2階のカラオケホ∼ルで二次会を用意し
12
に著書が出版されているので、ご一読頂けたら幸
ていたが、集まったのは12名で遅くまで自慢の
13
いである。
声を競いあっていた。残りは久留米の夜の町へ消
14
懇親会は、末益君の開会の辞により開催され、
えていった。福岡へ帰宅したものもいるが、最後
15
今回のお世話役・福の神となった坂田君の歓迎挨
の久留米の味 豚骨ラ∼メン を堪能された方も多
16
拶後、青年会議所保存会による有馬陣太鼓が披露
かったのではなかろうかと想像している。
17
亀 山 忠 光
された。これは有馬藩に続く戦場で兵士を鼓舞し、
戦略を指示する軍法の一つとされている。重厚で
激しい太鼓と銅鑼の響きに全員ききいった。
(末益俊彦,坂田光輝,藤丸武,北原照玉,翁玉香,
亀山忠光.世話人一同)
18
19
20
その後、地元八女出身で、現在埼玉で開業され
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103
われら同窓生
卒後 45 周年記念総会*祝賀会
大 14 期 生
昭和35年入学時記憶に有るのは木造の附属病
し元気に再会出来る事が新会長の切なる希望で
院の前に立ち、これが大学かと思われる程の建物
あった。
であり、現在の母校を見るに隔世の感あり、又己
7月9日7時より記念祝賀会を博多
の白髪を見卒後45年の経過もさも有りなんと思
賑わう街で楽しく過ごそうのコンセプトのもとマ
われる。これを記念し現会員111名、物故者27名
リエラ号による博多湾ナイトクルージングにした。
の現況で卒後45周年記念事業を次の要領で博多
博多は9日の前日
園山笠で
鬱陶しい梅雨であったが朝に
園山笠で賑わう博多で開催し70名の参加者を
は梅雨明け宣言され、クルージングには絶好の天
得た。平成23年7月9日博多ベイサイドプレイ
気となった。夕焼けで赤く染まった博多湾に向
スの『ライトハウス』に於いて記念総会。
かって定刻7時に船が静かに港を離れて行き、右
空前絶後の東日本大震災に見舞われた年に一生
には夕日に映える志賀島、能古島を眺めながら進
忘れる事の出来ない同期会と成った。この震災で
む中、花田の名司会で吉田会長の挨拶後一番遠方
福島県在住の会員一人被災された。尚総会に先立
より参加予定の池の乾杯で開宴となる所であった
ち今回震災で命を落とされた方と卒後40周年以
が、沖縄の離島の為天候不順により船が欠航で欠
降鬼籍に入られた中村(福岡)松本(福岡)山本(熊
席となり急遽平下(東京)にお願いして無事乾杯を
本)に黙祷を捧げた。
終え開宴となった。
その後瀬尾の司会で議事に入り今後14期会を
暮れ行く博多湾の夜景を眺めながら盃を交わす
解散するか継続するかの協議により継続する事に
内、懐かしい昔話しや近況に花が咲き、飽きる事
決定し、吉田現会長退任に伴う新会長選任に入り
無く話は弾み、会場は蜂の巣をつついた様に成り、
出席者全員一致により西嶋を選任しお願いする事
さすがの名司会者花田も実力発揮出来ず一時休業
となった。
状態となり食事に没頭していた。途中国から表彰
尚、新役員と50周年記念の開催に就いては新
された西嶋、井ノ口、堤、清水、道津各氏のお祝
会長に一任とし後日次の様に決定した。会長・西
いの披露があった。食事をしながらの談笑のみの
嶋(山口)副会長兼庶務・登根(山口)副会長・米村
2時間であったが、アッと言う間に過ぎ福岡市内
(北九州)会計・西嶋(山口)監事・吉田(福岡)黒川
の夜景を見ながら帰港が近くなり校歌斉唱となっ
(福岡)5年後に50周年記念事業を行う事に決定
た。リードは田島にお願いした。彼は腰が痛いの
104
。
われら同窓生
で欠席したいと言うのを無理に出席してもらい腰
心配であったが、全員何事も無く帰路につかれた
1
が痛い割には元気に美声で歌ってもらった。この
事に安
した。最後にご多用の中を9年に渡って
2
日は鎮痛剤を飲んで寝たそうだが、痛くて眠れな
緻密で行き届いた庶務担当されスムーズな同窓会
3
かったそうで申し訳なかったと思っている。最後
運営をされた瀬尾に感謝とお礼を申し上げたい。
4
に新会長の西嶋に心のこもった力強い万歳三唱
永い間ご苦労様でした。
5
で締めて頂き下船したその足で全員が2次会会
場『ライトハウス』に移動し又話が弾んだ人、真
剣にマジックをみた人、外のガーデンで話に夢
中になる人と時を忘れ1時間半程でお開きとし
三三五五、ホテル、3次会、家路と散会した。
7月10日朝9時より希望者24名で柳川まで足
を延ばし炎天下の中、熱中症にならぬ様に笠を被
りお茶を片手に川下りをした。名物の鰻を食し、
精をつけたものの余りの暑さにくたくたになり、
予定の大宰府の国立博物館見学を取り止め博多駅
に直行し散会した。震災の津波が頭をよぎりク
ルージングを少し心配したがトラブルもなく安
新役員の各支部長は以下の通り
黒 川 一 正
7
福岡北支部……黒川 山 口 支 部……登根
福岡南支部……古賀 中 国 支 部……村上
北九州支部……米村 四 国 支 部……清水
大 分 支 部……矢田 関 西 支 部……宇宿
佐 賀 支 部……北島 中 京 支 部……松井
長 崎 支 部……道津 関 東 支 部……小林
熊 本 支 部……関
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14
宮 崎 支 部……荒武
15
鹿児島支部……竹ノ内
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沖 縄 支 部……当山
17
(全文敬称略させて頂きました)
した。又何分にも皆さん前期高齢者で体調の事も
6
18
19
20
小野堅太郎先生、本学生理学分野准教授に昇進
21
大 47 期 生
、
22
23
小野堅太郎先生は平成11年に卒業後、九州歯
発は難しい……」など研究について熱く語り、我々
24
科大学大学院、生理学分野の助教を経て、平成
に刺激を与えてくれます。
25
23年4月1日付で本学生理学分野の准教授に昇
来年の秋にはニューヨーク大学への留学が決
26
進されました。同期生より心からお祝い申し上げ
まっており、今後益々のご活躍が期待されます。
27
ます。
学部学生時代より稲永教授のもとで研究を開始
28
片 岡 真 司
29
し、現在では脳室周囲器官および視床下部に
30
よる体液調節機構、唾液腺機能における生理
31
学的解析、口腔顔面領域における痛覚発生機
32
構をテーマに数多くの論文を発表されており
33
ます。
34
同期生が学内に4人おり、集まった際には
35
学生時代のように「歯髄炎モデルマウスの開
36
37
38
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105
われら同窓生
卒 後 40 周 年 記 念 同 窓 会
大 18 期 生
遅ればせながら昨年7月に40周年記念同窓会が
が参加してくれて、さらに盛り上がりました。
盛大に行われましたので報告いたします。この記
総会では田中修二君が、次回は広島が引き受け
念同窓会は、門司港ホテルで行いました。全国か
てくれたということを、手短に述べて賛同を得ま
らなんと70名もの18期生が参加してくれました。
した。当日は、2次会にも大勢集まっていただき
参加本当に有難うございました。諸般の事情から
ました。さらに3次会では、牛島君が気を利かし
梅雨の真最中の7月という季節を選んでしまい、
て場を設定してくれたお陰で何と25名も集まり、
天気の事を心配しておりました。しかし、まるで
皆さん本当に楽しまれていました。また今回は、
心配が嘘のように、当日は晴天に恵まれ、日中は、
さまざまな事情で来れなかった方々のことを思い
それぞれ観光や、ゴルフを楽しんでいただく事が
ますと、次は是非お会いできたらと思っております。
できました。
また今年の4月に行われた私の退官パーティー
卒後40年の記念同窓会ということで、今回は
では昨年、記念同窓会が終わったばかりなのに
企画運営のために北九州市在住の9名が、忙しい
33名もの18期生がお付き合いくださいまして本
中、月一度集まり、知恵を出し合いました。本当
当にありがとうございました。また広島でお会い
にご苦労様でした。この機会は、近くにいても日
しましょう。これで18期生の卒業年記念同窓会
ごろ滅多に顔を合わすことのない同期のメンバー
開催と私の退官記念式典の報告を終わります。
達を近づけてくれました。また、途中から堀田君
2011年 10月31日 幹事一同、代表 横田 誠
集合写真、門司港ホテルにて
106
われら同窓生
門司カントリークラブに
て、15名のゴルフメンバー
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トロッコ電車による門司港・下関観光グループの写真
師岡君のサックス演奏
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内俊文先生、近畿大学理工学部教授に昇進
26
大 36 期 生
27
28
本年、同期の安細先生が、母校の保健医療フロ
で危機一髪の時がありましたね。いつも早い
内
29
ンティア科学分野(予防歯科)の教授になられたの
君が、もう始まりそうなのに来ていない。今のよ
30
に続き、
うに携帯電話もないし、どうしようかと言ってい
31
学科の教授になられたので、ご紹介します。
るうちに、神の助けか、なぜか野良犬が教室に迷
32
知り合ったのはもう30年前になりますが、学
い込んできて、みんながそっちに気を取られて、
33
生時代、
時間をくっている間にいつのまにか、
34
内俊文先生が近畿大学理工学部生命科
内君と私は、入学から卒業まで同じ班
内君が到
で、70番と71番だったと思います。クラブも同
着していました(笑)いい時代でしたね。
35
じバドミントン部でした。クラシック音楽と落語
卒業後は、疎遠になり年賀状くらいでしか近況
36
が好きで、酒も強かったですねぇ。お互い大学か
がわからない状態でしたが、奈良県立医大大学院
37
ら1分くらいのところに下宿していたので、よく
の腫瘍病理で、医学博士を取って海外にも長く行
38
行き来もしました。そういえば、病理と口腔外科
かれてました。学生のみなさん、歯学部でもこの
39
は特に良く勉強していたし、そつのない感じの
ような道もあるんですよ。
内先生、がんの基礎
40
内君でしたが、何年の時のなんだったか詳細は忘
研究で、次はぜひノーベル賞を取ってください。
41
れましたが、遅刻や欠席で一発留年する実習試験
渡井口 賢一
42
107
われら同窓生
「花と夢たち」近況報告
大 23 期 生
昭和48∼ 49年頃、早朝野球リーグが学内で開
第、挨拶もそこそこに口角泡を飛ばしながら(時
催され、23期の有志たちも丁度いい人数でチー
折ビールの泡が混じります)、熱い口調(熱燗がい
ムを編成した。「花と夢たち」は我々のチーム名
つも不足です)で顔を真っ赤にしながら(少々酒の
である。因みに命名は野田雅俊君で、チーム名だ
せいかも)深夜まで友情を確かめながら深い議論
けは評判であった。週に2、3回のペースで練習
と笑顔に花を咲かせている。いつのことだったか
や試合をしたが、優勝したかどうかは定かでない。
定かではないが、園田三千夫君の名言が残ってい
当時の九州大会でベストナインで表彰された野球
るので、ご披露します。「昨今の世情を嘆いては
部の山下君を有したチームであったが、リーグ戦
美味いモノを食い、歯科界の未来、というか自分
の成績についてはいい記憶がない。
の未来を憂いては酒を飲んでいるうちに気がつけ
小生、若い頃は早起きが苦手で迷惑をかけること
ば大いに盛り上がり、次の日のゴルフのことなど
も度々であったが、苦楽を共にした思い出が心に
誰ひとり考えてなくて、中村(進)君の責任感だけ
強く刻まれていて、学生時代の友情を強く結束せ
が感心させられた。」まさに私達研究会の真髄を
しめたことは唯一であり確かである。昭和50年
言いえて妙である。翌日は大概ゴルフということ
3月にはチーム全員が優秀な成績で 無事 卒業を
になっているが、スタート前はそれぞれ、普段は
果たし、歯科界への夢と希望を一心不乱に抱きし
80前半でプレーするとか自慢げに話しているが、
め、それぞれの師を求めて各地に旅立っていった。
いざスタートするとプレー中も昨晩の議論がまた
卒後1年間は、医療人として社会人として緊張
また蒸し返され、フロントナインの後のビールも
の連続で 光陰矢の如く 過ぎ去るが、2年目には
加わり、激論と大笑いの中で結局100前後が大半
やや余裕(懐具合も)もできたことから学生の頃の
のスコアである。愉快な仲間たちの交流が30年
友情を再確認したくなり、それぞれ連絡を取り合
以上も続いている。九歯大万歳!
いながら連休の季節には飲み会を持つことにな
る。学生の頃は全く手の届かなかった新車に乗っ
て、京都あたりから高速を使って熊本までやって
きては自慢げに話す野田清高君が懐かしく思い出
される。今でも変わらず学生のままだ。数年が経
過した頃に、かつての「花と夢たち」に声掛けを
して年1回の定例会を持つことにすんなりと意見
がまとまり、熊本で開業の中村君に音頭をとって
いただき、以来これまで30数年間、熊本の温泉
宿を中心に毎年欠かさず友情を暖めあってきた。
学生の頃から学習意欲が異常に強かった我がメ
卒後35周年が過ぎた今年、チームの中で最若
ンバーは、ただの飲み会だけでは物足りないので、
手の中村進君が還暦を迎えて全員晴れて60代に
これからの歯科界を考える勉強会にしようとの発
突入となった。ここ暫くは毎年誰かの還暦祝いが
案があり、勉強会の名称を「真鶴臨床歯科研究会」
続いていたが、30数年前の若き情熱家たちは未
と大見得を張り、「歯科医療と政治・経済・社会」
だ皆、自我を主張しながらも協調することに少し
をメインテーマに、時には外来講師をお招きして
づつ悟り始めて、和気藹々と元気に頑張っている。
大激論を交わしたりしている。歯科医療への情熱
ゴルフの後には風呂場での語らいも盛り上がる
が一段と強い同志たちだから、会場に集まり次
ものだが、お尻の少々のたるみと白髪が気になる
108
われら同窓生
ぐらいで皆、
といけないと考えます。歯科界の危機は国民の健
1
若々しい体
康被害につながります。学術の面からあるいは組
2
格と精神を
織や個人の政治的手腕を駆使しながら、手段や方
3
堅持してい
法は多種多様にあると思うので、それぞれのやり
4
る。
方で国民の歯科医療の安定的確保と医業経営の健
5
全化に尽力しましょう。心に余裕を持ちながら!
6
科研究会」
締めに我々のメンバーを紹介します。
7
はこれから
赤尾英夫・千枝(大阪)、阿部伸雄(東京)、有吉啓
8
も【古希祝】
一(福岡)、井原幹雄(徳島)、植田英澄(山口)、小
9
を全員で迎えようと意気盛んに、勤勉で、楽しく、
田和人(熊本)、木村賢治(福岡)、喜屋武満(沖縄)、
10
遊びながら会を続けるつもりだ。還暦を過ぎた熱
久保啓司(福岡)、園田三千夫(福岡)、谷口邦久(福
11
き23期のご同輩、学生時代に戻って遊び心を復
岡)
、仲西 修
(福岡)
、中村武利
(福岡)
、中村 12
活させ、長い間にたまった心の塵芥を洗濯しにご
進(熊本)、西銘達生(熊本)、野田雅俊(鹿児島)
、
13
一緒しませんか。ご照会は幹事の中村進君まで!
野田清高(京都)、目代澄男(大分)、森永修二(千
14
歯科界はかつてないほどの憂いをもって厳しい
葉)、山下義文(東京)、和田 昇(広島)、もっと
15
経営環境になっています。私達の誇りである九歯
頑張れ、九歯大そしてOB諸兄。
16
「真鶴臨床歯
喜屋武 満
大を中心に日本の歯科医療をもっと活性化しない
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、
。
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創部 50 周年記念祝賀会・記念射会予告
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弓 道 部
32
33
〈記
念
祝
賀
会〉 日 時:平成24年6月30日(土)18:00∼
34
場 所:ホテルニュータガワ
35
北九州市小倉北区古船場3−46
36
TEL:093−521−7000
37
〈記念総会・記念射会〉 日 時:平成24年7月1日(日)9:00∼
場 所:総
38
会 九州歯科大学旧進学校舎会議室
39
記念射会 九州歯科大学弓道場 10:00∼
40
詳細は後日、書面にてお知らせいたします。
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三 浦 彰(大29)
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109
われら同窓生
卒 業 25 周 年 の ご 案 内
大 35 期 生
下記要領で九歯大35期生卒業25周年記念式典
※詳細は、追って連絡いたします。
を開催させて頂きます。是非ご出席いただきたく、
今後のタイムスケジュール
ご案内申し上げます。
H23.2 25周年記念事業に向けアンケート発送
記
(回収済み134名中90名回答頂きました)
日時:H24年11月24日(土)
H24.6 25周年記念事業最終案内発送
15時 ∼受付開始
H24.7 出欠の返事最終締切
16時 ∼総会&講演会
H24.8 会費&サンゴの会維持費納入締切
18時 ∼懇親会
H24.11 25周年記念事業開催
20時半∼2次会
左記予定で今後進めて行きます。関東地区35
場所:ザ・プリンスパークタワー東京
期は、卒業以来毎年1回なんだかんだ理由をつけ
東京都港区芝公園4-8-1
集まって参りました。なんと25周年準備委員会
TEL03-5400-1111(総会&講演会&2次会)
という名目では、すでに4年前から活動を開始い
会費:参加者;2万円 不参加者;5千円
たしました。
但し会費のうち5千円はサンゴの会維持
関東地区には、陰山はじめユニークな面々がそ
費として徴収させていただきます。
(金額
ろっております。25周年を皆様の記憶に残る一
は予定です)
夜にする自信を執行部全員が持っておりますの
連絡先:おがた歯科小児歯科医院
で、どうぞスケジュールの調整をお願いいたしま
TEL&FAX049-258-2205 小肩敏江(旧姓崎山)
す。写真はある日の小役員会です。クイズ!! 誰
親善ゴルフ:11月23日(金)祝日
が誰だかわかりますか????
※千葉方面を予定しています
ある日の小役員会……顧問、会長、会計、学術、庶務が集まり、今後の活動のための予算案を練りました。
110
)
われら同窓生
1
有吉渡君、准教授就任及び卒後 11 周年
2
大 48 期 生
3
4
同期の有吉渡君が平成23年4月1日付けで九
有吉渡君准教授就任および48期卒後11周年の同
5
州歯科大学感染分子生物学分野の准教授に着任さ
窓会が行われる運びとなりました。同窓会開催に
6
れました。
あたり尽力してくれた吉見 浩・麻紀ご夫妻をは
7
有吉先生は形態機能再建学分野にて大学院修了
じめとした福岡地区の同期の皆様に感謝いたしま
8
された後、同分野の助教に着任されました。大学
す。
9
院時代から感染分子生物学分野の西原達次教授に
5周年での同窓会と比べて、結婚や開業などで
10
師事し、研究を行ってきた縁があり、形態機能再
取り巻く環境の劇的な変化を迎えた人が多く(私
11
建学分野助教を退官し、海外留学をされました。
個人はあまり環境が変わらなさ過ぎて浮いていま
12
そして、帰国後に九州歯科大学の非常勤講師とし
したが)、各々の近況について語り合い、その後
13
て大学に復帰されていました。
の2次会まで楽しい時間を過ごしました。
14
48期は諸般の事情から、卒業後10周年での集
有吉君の今後ますますのご活躍と卒後15周年
15
合が叶わず、有吉君の准教授就任を期に同窓会を
の同窓会での再会を期待して散会となりました。
16
行おうという機運が高まり、平成23年7月17日
中 村 太 志
17
18
にJR博多駅近くにあるセントラーザホテルにて
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42
111
新春に指宿菜の花マラソンに参加しました。15キロ近くの池田湖畔で並走した中年ランナーの
背中にあった「焦らず、腐らず、諦めず」の文言に力を戴き完走できました。
皆様の冬号へのご投稿に感謝いたします。 −浦 田−
花束を持った和装の女優・冨士純子が、戸畑にある西日本工業倶楽部(旧松本亭)でサントリーの
化粧品CMに出演していたが、最近北九州市が邦画のロケ地として頻繁に登場するようになった。
いつの日か、我が母校もロケ地として選ばれるのではないかと秘かに期待する毎日である。
−三 浦−
「楽しいことは何故すぐ終わる?」
「苦しいこともすぐ終わるためさ。」楽しい時間も苦しい時間も
等しく流れていきます。楽しい時間だけが続かないように、苦しい時間ばかりも続きません。私達
も日本も前を向いて進みましょう。 −笠 井−
在学中ホークスが福岡に移転して以来の大ファンです。昨年はダメもとでチケットとった日本シ
リーズ第7戦、目の前で日本一の胴上げを味わいました。主力流失で苦戦必至ですが、今年もがん
ばって応援します。 −河 原−
平成23年3月に襲われた東日本大震災から1年がたとうとしています。被災された会員をはじ
め、すべての被災地の方のがんばりと、それを支える方のいろいろな動きに胸が熱くなります。十
分なヒト、モノ、カネが投入され、復興されることを祈ります。 −永 松−
早いもので卒業して20年になります。今年は卒後20周年記念を楽しみにしております!
話は変わりますが、最近、学生時代のクラブの先生方とよく飲みます。先日もご一緒させていた
だきました。「俺は学生時代、お前が本当に馬鹿だと思っていたけど、最近はお前が少しマシになっ
て本当に嬉しいよ」と言われました。先輩、私にとっては最高の褒め言葉ですよ! −島 田−
編集雑記を、昨年に続き今年も雪が舞い落ちる中、書いています。この同窓会誌が先生方のお手
元に届く頃には、外も暖かくなっていますでしょうか? −田 中−
先日、久しぶりにカラオケに行きました。お店で歌のコントローラーを開いてみたところ、知ら
ない曲ばかり……。でも、現在の技術?はすごいです!自分の年代から曲が探せるようになってる
んですね!! 探してみると出てきました! しかし、カテゴリーは「懐メロ」に類する曲ばかり
……もう若くない自分を感じてしまった一瞬でした。 −西 野−
去年の会報からクラブ紹介を担当しております。本年もよろしくお願いします。
今年は本厄なので無理せず頑張って行きます。 −小 谷−
今回は編集の仕事よりもの書きの仕事の方が多かったような? 次回も自作自演でがんばります。
−中 村−
1
九 州 歯 科 大 学 同 窓 会 報
九州歯科大学同窓会報
第
号
82
平成
年 2月
24
日発行
25
九州歯科大学同窓会報
第82号 2012年2月25日発行
発行人:松 延 彰 友
編集人:浦 田 保 信
発行所:〒803-8580 北九州市小倉北区真鶴二丁目6-1
九 州 歯 科 大 学 同 窓 会
TEL 093-561-5077
FAX 093-592-3632
E-mail [email protected]
http://kyushidoso.sixcore.jp
印刷所:株式会社 アークマウントコーポレーション
No.
82 2012