キャリアデザイン

甲南大学 プラクティカル・キャリアデザイン
2013/9/24~2014/1/7
キャリアデザイン
講師:本田勝裕
http://www.ponta.co.jp
- 0 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
■ 受け
ける授業
業から、創る授
授業・創る
るキャリ
リアへ ■
ま
まず君に質問
!
◆【W
WHYの問い
いかけ】あな
なたはなぜこ
この授業を選
選んだの?
?
「おもしろそうだっ
ったから」「進
進路に不安が
があるから」「単
単位取得のた
ため」などなど
ど。このなかに
にあな
答えはある?
?それとも違う
う答えがある?考えてみて
て。
たの答
この
の問いは「動機
機」についての
の質問。講師
師に答える必
必要なし。今か
から始まるこの
の授業の主役
役は講
師では
はなく、あなた
た。就職活動
動するのもあ
あなた。自分の
の動機を軸に
に、授業とその
の向こう側の
の将来
(キャ
ャリア)を創ろう
う(デザイン)。
では
は次の質問。
◆【H
HOWの問い
いかけ】あな
なたはこの授
授業が終わ
わる 1 月 7 日、どうなっ
日
っていたい?
?
自分
分の理想の
の姿を想像し
しよう。
「やりたい仕事を
を見つけてい
いる」「教員にな
なるか企業に
に就職するか
かを決めている」「人と話す
すのが
になっている
る」などなど。他
他に理想の自
自分の姿はあ
あるかな?考えよう。
得意に
これ
れを目標という
う。それも「自
自分で作る目標
標」。その目標
標にむかって
て 90 分の授業を創ってい
いこう。
そして
て一回の授業
業で、一歩その
の「理想の目標」に近づい
いていこう。
つま
まりこの授業は
は「受ける授
授業」ではなく、自分の考え
えと相手への
の問いを重ねな
ながら「創る授業」。
しかし
し「動機」と「目
目標」が明確になっていた
たとしても、それ
れを一人で「「悩んでいる」」だけで終わら
らせて
はつま
まらない。ここ
こは授業。異
異なる動機と異
異なる目標を
をもつ人が集まるところ。「「共感したり発
発見で
きる意
意見やアイデ
デアの箱」に僕
僕らはいる。つ
つまり就職を
を中心にした多
多様なキャリアデザインの
の方法
論と実
実践が可能に
になるところ。
。異なる仲間
間、新しい仲間
間とともに、お
お互いにHOW
W?を問いか
かけな
がら多
多様性・多元
元性・複眼性を
をそなえよう。それに自分
分の将来は決
決して「ひとつ
つ」ではなく「い
いろい
ろ」。理
理想の姿も途
途中で変わる
るかもしれないし、それもまたOK。つまり現時点で
で将来の目標
標が明
確でな
なくてもいいの
のだ。これから見つけにい
いけばいいの
のだ。
ただ
だ講師として譲
譲れないメッセ
セージは以下
下の 4 点。
同意
意の学生は、次のページを
を開いて授業
業を創りながら、理想に向
向かって一歩ずつ踏み出し
してゆ
こう。 ところで君の
の動機と理想
想ってなんだっ
っけ?
アソリューショ
ョニスト 本田
田勝裕
【講師】キャリア
- 1 ©2013-2014KATSUHIIRO[PONTA]H
HONDA
■ 理想と現実の目標シート ■
■ 今の素直な自分の考えを書いておこう。授業進行ごとに自分が書いたことを読み返してみて、
初心に戻ったり、役に立つことを使ってみたり、自分の成長を感じてみよう、考えてみよう。
授業途中に色違いのペンで書き換えても OK。文章でもよいが、キーワードになる単語でも OK。
この授業の目標
時間の流れ
キャリアデザインの目標
理想
・
最高
可能性
可能性
必要
最低限
(現実的)
 「したい」「したいと思う」という願望や感想から、
「する」「してゆく」という宣言へ
 自分が書いた目標は、叶えやすい
 理想は現実の線上にかならずある
 無理な 100 歩より、現実的な一歩に価値がある
 スモールステップで一歩進めば理想に近づく
 自分で書いた目標は、公開した方が実現しやすい  理想の上に、まだ見ぬ理想がある
(有言実行)
 理想はカタチを変えて実現することが多い
- 2 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
■学び方とルール■
全体テーマ 【OPEN&SHARE→共感と発見→強くて弾力性のある自分エンジン】
■自分のキャリアを創り上げていくための授業。そのために『自分エンジン』を多様な方法
で発見し、主体的で自分らしい行動ができるようになることを目的とする。
就職活動や起業準備のテクニックと、それを支えるキャリアデザインの考え方を実践的
に学ぶ。実践的に学ぶためには、講義もするがワークショップも多用する。ペアワーク、グ
講義の
目的・内容
ループワークも実施する参画型授業。授業を講師と学生が一緒に創り上げるので前期
と後期では内容が異なる。テキスト重視より、目的のための状況重視で進める。
そもそもキャリアデザインには決まった正解がない。成長する人にとって自分らしさとは共
感・発見・開発していくものでもある。つまり「聴く」「書く」「話す」「問う」「発表する」ことを
通じて、自分らしさを発見し、育て、自分独自のキャリアデザインを仕上げ実践していくこ
とが、君にとってのこの授業の目的である。
・テキストは毎回持参すること(君の書き込みが、後で重要になる)
・「受ける教育」から「参画する学習」へ
黙っているとつまらなくて役に立たない授業。参画して「学ぶ楽しさ」を知る授業へ
・1講座を分割(2分割、3分割など)
<2 分割・例>45 分・講義およびゲストトーク「聴く力と質問の抽出」/45 分・質問
「理解を深め質問力を上げる」またはプレゼンテーション「自己表現力」
・毎回、席替えのこと(仲良しチームでは、発見の機会は減る)
講義方法
・宿題は「書く」「問う」「話す」「考える」などがある。提出するものと、しないものがある。
・私語厳禁(退出を命ずる)。遅刻厳禁。途中退出の場合再入場不可。ビジネスセン
スアップのために脱帽のこと(この授業は学校と社会のブリッジで行っている)
・10 分以上の遅刻は入室を禁じる
・授業の最新情報をデジタルテキストで確認。WEB&LIVE 学習で学習効果アップ
(http://www.ponta.co.jp/KONAN.pdf )
・本田勝裕の Facebook(http://www.facebook.com/katsuhiro.p.honda)
Facebook 上の友達申請時には、必ずメッセージを添えること
・成績評価は、講師採点と学生による自己採点で決定する
・講師採点は、出席回数 2/3 以上でおこなう(2/3 未満は採点対象外)
・講師採点は、授業で提出するレポートの内容や出席状況等により評価する
成績評価
など
・レポートはすべての授業でおこない、講師が読みコメントを書く。スモールステップで前進
するために、提出時と授業前に確認しておくこと
・自己採点は自己責任において評価することが前提。その上で自分の成長度合いを鑑
み評価する(テキスト&レポートを読み返し、成長の事実を重視するとよいだろう)
・最終授業で自己採点を提出し、テストはおこなわない
- 3 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
■参考資料と活用とスタンスについて■
~大きく学び生かして、大学生であろう~
・ポンタのキャリアゼミ http://www.ponta.co.jp (本田勝裕ウェブサイト)
・デジタルテキスト http://www.ponta.co.jp/KONAN.pdf(変化対応すること)
・らーのろじー株式会社(コーチングの基本について)
・資料
・株式会社ソリューションフォーカスコンサルティング(ソリューションフォーカスについて)
ウェブ
参考書
・株式会社ヒューマンロジック研究所(FFS 理論について)
・コーチング入門 (日経文庫) 本間正人・松瀬理保著 日本経済新聞社
コーチングの基本を学びたい人に最適
ー
ク・マカーゴウ共著・青木安輝訳 ダイヤモンド社刊
ソリューションフォーカスの基本を学びたい人に最適・企業での実例が豊富
・「[入門]チーム・ビルディング」小林惠智著 PHP研究所刊
組織心理学 FFS 理論の基本を学びたい人に最適・FFS 理論簡易テスト掲載
・「WORK SHIFT」リンダ・グラットン著 プレジデント社刊
21 世紀の社会や組織の変化を洞察しながら、如何に働くかを提言している
・「私たちはどうつながっているのか」増田直紀著 中公新書刊
科学的に人間の関係を学び、実践したい人に最適
・「これからの思考の教科書」酒井穣著 ビジネス社刊
垂直思考水平思考統合思考の 3 つを学び、これからの思考方法と実践が可能
・「20 歳のときに知っておきたかったこと」ティナ・シーリグ著 阪急コミュニケーションズ刊
起業志向の強い学生に最適・教育関係に進みたい人にも薦める
・「宇宙飛行士選抜試験」大鐘良一・小原健右共著 光文社
おそらく日本でもっとも厳しい就職活動のルポを読める良著
・毎週、授業開始前に、■理想と現実の目標シート■を確認しておく
自分を
伸ばすコツ
・毎週、おもしろがって宿題をやってくる
・発見したこと(キーワード)はテキストにメモをして、自分オリジナルのテキストにする
・わからないことは、授業中に問う(?→!)
・授業で学んだことを、使う、さらに調べる、他の社会人や仲間にも問う
キャリアを学ぶ者として「挨拶をすること」と「時間を守る」ことは必須。講師である私も開
授業における
始終了とも時間を厳守する。火曜日の朝 9 時に出席することはつらいだろう。だからこそ
スタンス
挨拶ではじめ、楽しみながら自分の将来のために活用できる授業を一緒に創ろう。自分
について
のキャリアデザインをしながらキャリアのスタンス(構えや態度)も身につける。
「受ける授業から、創る授業」へ。やがて「創るキャリアへ」
- 4 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
書 籍
人間は、「知らない」ことを「やりたい」とは
思わない。知ることは自分の可能性を拓く。
・「組織の成果に直結する問題解決法ソリューションフォーカス」ポール・Z・ジャクソン・マ
■授業構成■
~「変化こそ基本」 授業内容は人数と進行具合にあわせてバージョンアップ~
□ オリエンテーション -キャリアデザインとは
講師自己紹介と講義の解説。授業形式を実践で学ぶ。自分の現在・過去・将来を仲間と
話しながら、共感と発見のスタート。キャリアデザインの概論も触れる。キーワードは「オープン
第1回
9/24
&シェア」。共感と発見はココから生まれる。
□ キャリアデザインの基本Ⅰ -就職活動の構造と流れを確認しよう
就職活動の全体的な構造を学び、その中で一体なにが問われているのかを知ろう。全体を
把握して、自分が就職活動するイメージを具体化する。キーワードは「全体と自分」。
考 え 方
□ キャリアデザインの基本Ⅰ -自分の現在地を確認しよう
就職活動の向こう側について語り合おう。理想と必要最低限のゴールについて。
□ キャリアデザインの基本Ⅱ -日本全体と甲南大学の実態
データに基づいて環境を知り、卒業後の進路を描きはじめよう。キーワードは「リアル」。具体
第2回
10/1
的にイメージできるまで聴いてみよう。さらに自分を主語に置き換えていこう。
ゲスト キャリアセンター事務室 石野 麻子 氏
□ キャリアデザインの基本Ⅲ -組織構造、規模、グローバルそして自分の関係
右肩上がりの成長社会から成熟社会へ移行した今、自分と組織の関係性を理解し、規模
の大小のメリットデメリットに視野を移そう。キーワードは「自分主語の社会や組織」。
第3回
10/8
第4回
10/15
第5回
伝 え 方
10/22
第6回
10/29
□ 課題解決の効果的思考 -問題志向から、ソリューションフォーカスへの転換
この授業の進め方でもあり、これからの就職活動の進め方でもあり、キャリアデザインの進め方
でもあるソリューションフォーカスを体感し、活用しよう。キーワードは「解決への小さな一歩」。
 コミュニケーションの基本 -コーチングに学ぶコミュニケーションの伸ばし方
話すこと、聴くこと、問うことのバージョンアップ。コーチングを活用したコミュニケーションスキルを
身につける。キーワードは「自分らしいコミュニケーション」。
 エントリーシート、模擬グループディスカッション①、模擬面接①
□ 自己分析Ⅰ -自分エンジン・グラフ作成と模擬面接②(自己 PR)
『自分エンジン・グラフ』をベースに自己 PR へ。自分が伝えたいことをよりリアルに仕上げて、模
擬面接へ。キーワードは「ないものを探すのではなく、あるものを使う」。
□ 自己分析Ⅱ -個性と価値観を知り、自分らしさを活かすと模擬面接③(自己 PR)
FFS 理論による科学的な個性分析をおこなう。キーワードは「個性尊重」。診断結果から自
第7回
11/5
分の個性と適性を知り、自己 PR に活用する。
□ 自己分析Ⅲ -価値観を知り、他者との異なりに学ぶ
二つのワークシートを活用し、自分にとっての就職の価値観を形成する。キーワードは「理想
的な価値観」。自分の価値観を知り、社会の調べ方を身につけてゆく。
- 5 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
□ 社会研究・企業研究Ⅰ -自分の理想の価値観チェック
第8回
前週から仕上げた自分の価値観を OPEN&SHARE して確認し、行動に転換してゆく。
11/12
□ 社会研究・企業研究Ⅱ -グループワーク①
体験学習をつうじて自分と社会の接点を探そう。キーワードは「日常生活から学ぶ」。
ゲスト講師 キャリアコンシェルジュ石川雅嗣氏
第9回
11/19
□ 社会研究・企業研究Ⅲ -グループワーク②
第 8 回と同様に、自分が調べてきたことを OPEN&SHARE してチームでの結論を導こう。キー
ワードは「ポジティブ・フィードバック」。ゲスト講師 キャリアコンシェルジュ石川雅嗣氏
□ 社会研究・企業研究Ⅳ-人事部の考えと行動から学ぶ
第 10 回
11/26
就職活動解禁本番直前に、企業の人事部の方を招いて、本質的で現実的な企業研究の
方法を学ぶ。キーワードは「対象者から学んで問う」。黙って座って受ける授業にサヨウナラ。
ゲスト未定
□ 自分エンジン・グラフ活用と模擬面接④(志望動機)
本番のための実践(
ワークショップ中心)
第 11 回
12/3
一社企業を想定して、実際に志望動機を伝えあいながら、改善を目指す。
□ 社会研究・企業研究Ⅴ -俯瞰図で見る力を養う
自分の価値観とリンクする業界・企業・仕事の探し方を学ぶ。あわせて「やりたいこと」に頼ら
ない就職活動の方法を考える。キーワードは「組織の役割・自分の役割そして接点」。
□
社会研究・企業研究Ⅵ-ディベート①
第 12 回
同じグループワークでもグループディスカッションとは異なるディベートの基本を学ぶ。多様な視
12/10
点と他者に対する想像力を磨く。競争力をつけて議論に強い学生を目指す。キーワードは
「高めあうチームづくり」。ゲスト講師 授業コンサルタント西野毅朗氏
第 13 回
12/17
第 14 回
12/24
□
社会研究・企業研究Ⅶ-ディベート②
ディベートをつうじて相手の考え方もとらえて、競争力をつけて議論に強い学生を目指す。
キーワードは「強いチームづくり」。ゲスト講師 授業コンサルタント西野毅朗氏
□
理想と現実の目標設定・自分宣言
P.2 のシートを使って、現在地から見た理想のゴール、必要最低限のゴールを描こう。そしてそ
のゴールに向かうためのスモールステップはなんだろう。そして宣言へ。
□ エントリーシート模擬グループディスカッション模擬面接④
(ES+自己 PR+志望動機+志望内容)
模擬面接の最終回。まずは壇上模擬面接でリアルに学ぶ。いいところと、改善点を把握し
第 15 回
2014/1/7
て、自分に活かす。そして各チーム内で自己 PR と志望動機を話す。キーワードは「もっと失敗
しよう」。
□ キャリアデザイン実践・最終作戦会議
就職活動だけではなく、将来の長い見通しを、創造と想像を使いながら立てはじめよう。もち
ろん向かう先は「理想のゴールとスモールステップ」である。
□ 自己採点
- 6 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
Text & Workbook
□ オリエンテーション -キャリアデザインとは
講師自己紹介と講義の解説。授業形式を実践で学ぶ。自分の現在・過去・将来を仲間と
話しながら、共感と発見のスタート。キャリアデザインの概論も触れる。キーワードは「オープン
第1回
9/24
&シェア」。共感と発見はココから生まれる。
□ キャリアデザインの基本Ⅰ -就職活動の構造と流れを確認しよう
就職活動の全体的な構造を学び、その中で一体なにが問われているのかを知ろう。全体を
把握して、自分が就職活動するイメージを具体化する。キーワードは「全体と自分」。
□ キャリアデザインの基本Ⅰ -自分の現在地を確認しよう
就職活動の向こう側について語り合おう。理想と必要最低限のゴールについて。
□ オリエンテーション -キャリアデザインとは
 定義「過去のリソースを基礎に、現在ある知識、体験、能力などを伸ばしながら、
将来の仕事や仕事環境を描いてゆく思考と行動」
 キャリアデザインにおける正解の在り処 納得解、自分オリジナル解
 立ち竦んで悩んでいても、答えはでない(行動力ではなく、行動)
 一人で孤立していてもできないこと。OPEN&SHARE でチームで創ること
 恥と恥ずかしいはベツモノ(一生モンの恥をかきたくなければ、今恥ずかしい経験をしておこう)
 学問だから、学び問うこと。 “WHY?” “HOW?” “ELSE?”
 「最後は必ずうまくいく」と決めておく
■ キャリアの“理想の上の理想”(就職活動の基本の前に)
 今、君が描いている理想は、本当に理想だろうか?
- 7 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
□ キャリアデザインの基本Ⅰ -就職活動の構造と流れを確認しよう
■ 「就職活動分解図」から、就職活動全体構造を学ぼう
就職活動分解図
君の就職活動
自分
企業
社会
・個性
・業界
・つながり
・価値観
・理念やビジョン
・取り引き
・能力
・職種
・ビジネス
・資格
・日常の仕事
:
:
:
企業の採用活動
©2010KATSUHIRO[PONTA]HONDA
 就職活動の現在地と、就職活動のゴールはどこ?
 2本の線の違いは?
 リクナビ、毎ナビ、日経ナビ、エンジャパンって知ってる?
アニメ「残念面接」を観てみよう
 今から自分がやること3つは、なに?(上にある3つの吹き出し)
 内定は誰が出すの?(下にある最後の吹き出し)
「行蔵は我に存す 毀誉は他人の自由 我に与らず我に関せず」勝海舟
「考えてもシャーナイことにサヨナラ。できることにコンニチハ」Ponta
「不安も自分エンジン。行動から解消と解決がはじまる」Ponta
- 8 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
■ 就職活動スケジュールを知り、就職活動のイメージを具体化させよう
セミナー
参加
セミナー
エントリー
ウェブ
エントリー
就活
ポータルサ
イト登録
就活スケジュール(A社バージョン)
内々定
最終面接
SPI
筆記試験
グループワ
ーク面接
一次面接
エントリー
シート提出
入社式
内定者
研修
内定式
内定者
懇談会
これらは一つのサンプル。企業ごとにスケジュールと内容は異なることが基本
C社の場合
B社の場合







セミナー(ウェブ・エントリー)
加点評価
エントリーシート記入(ウェブ・エントリー&郵送&面接会場)
加点評価
SPI、適性診断テスト(言語・非言語)、時事問題テスト
適性・減点評価
面接(集団面接・個人面接・プレゼンテーション面接)
加点評価
グループワーク(グループディスカッション、ビジネスシミュレーション) 加点評価
最終面接
加点評価・減点評価
ところで☆は、なに?
★ 今週の宿題:就職活動をしている人へのインタビュー。具体的なスケジュールを尋ねてくること、そ
れを記録しておくこと。同時にそれは理想的な進路か、必要最低限の進路か尋ねよう。
- 9 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
□ キャリアデザインの基本Ⅱ -日本全体と甲南大学の実態-
データに基づいて環境を知り、卒業後の進路を描きはじめよう。キーワードは「リアル」。具体
第2回
4/16
的にイメージできるまで聴いてみよう。さらに自分を主語に置き換えていこう。
ゲスト キャリアセンター事務室 石野 麻子氏
□ キャリアデザインの基本Ⅲ -組織構造、規模、グローバルそして自分の関係-
右肩上がりの成長社会から成熟社会へ移行した今、自分と組織の関係性を理解し、規模
の大小のメリットデメリットに視野を移そう。キーワードは「自分主語の社会や組織」。
□ キャリアデザインの基本Ⅱ -日本全体と甲南大学の実態-
■2012 年度卒業生 データから見る就職状況(2013 年 3 月現在)
2012年度(2013年3月)卒業生 卒業後の進路(統計データ)②
2012年度(2013年3月)卒業生
業種別就職者割合
卒業後の進路(統計データ)①
卒業後の希望進路
建設・不動産業
甲南大学全体
男性
女性
81%
19%
就職希望者
就職以外の進路
就職内定率
89%
11%
総計
84%
16%
甲南大学全体
男性
女性
総計
92.7% 95.7% 94.0%
就職内定率
甲南大学全体
男性
(※2013年3月31日現在)
卒業後の進路(統計データ)③
従業員数
規模別
男性
女性
計
3000人以上
巨大企業
14% 21%
17%
500人から2999人
大企業
37% 39%
38%
1人から499人
中小企業
40% 36%
38%
7%
7%
7%
20%
14%
18%
商社
18%
11%
15%
9%
13%
11%
13%
23%
17%
ソフトウェア・情報通信業
8%
6%
8%
旅行・ホテル・レジャー・運輸業
4%
6%
5%
マスコミ
1%
2%
2%
医療・社会福祉・教育
2%
4%
3%
その他のサービス業
7%
10%
8%
教員
1%
1%
1%
小売業
金融保険業
公務員
計
8%
2%
6%
100%
100%
100%
1%
1%
22%
総計
9%
4%
1人
2人~5人
5人~9人
10人以上
7%
100% 100% 100%
計
メーカー
2012年度(2013年3月)卒業生
卒業後の進路(統計データ)
1社に対する内定者数
2012年度(2013年3月)卒業生
公務員・教員
女性
76%
- 10 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
2 0 12 年 度( 2 01 3 年3 月 )卒 業 生
内 定者 の 多い 企 業一 覧 (統 計 デー タ )④
2 0 12 年 度( 2 0 1 3 年 3 月 ) 卒 業
卒業後の進路(統計データ)1人だけ






1
兵庫県警察本 部
24
2 011
年 度
17
2
(株 )三 井 住 友 銀 行
20
11
3
尼崎信用金庫
14
4
4
み な と銀 行
12
7
5
神戸信用金庫
11
7
8
神戸市役所
9
0
8
野村證券株式 会社
9
5
8
播州信用金庫
9
7
10
池田泉州銀行 株式会社
8
2
10
日本生命保険 相互会社
8
6
順位
2 01 2
年度
企 業 名 (内 定 先 )
企 業 名 (内 定 先 )
(株 )カ ネ ボ ウ 化 粧 品
西宮市消 防局
(株 )キ ーエ ン ス
日 本 航 空 (株 )
(株 )極 洋
(株 )日 本 旅 行
サ ン トリ ー ホ ール ディ ン グ ス (株 )
ホ ー チ キ(株 )
新 明 和 工 業 (株 )
(株 )星 野 リゾ ート
住江織物株 式会社
(株 )Paltac
(株 )デ ン ソ ー
三 井 物 産 スチ ー ル (株 )
凸版印刷(株)
(株 )レ リ ア ン
東急不動産 株式会社
ロ ー ト製 薬 (株 )
東京都庁
(株 )ワ ーク スア プ リ ケ ーシ ョン ズ
(50音 順 )
マクロから見る、ミクロから見る数値理解(事実)と解釈(意見)
甲南大学全体から見た数値理解(事実)と解釈(意見)
業界・規模・企業ごとに見た数値理解(事実)と解釈(意見)
ランキング数値の理解(事実)と解釈(意見)
学生単位からみた数値理解(事実)と解釈(意見)
自分に置き換えて考える力
- 11 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
■組織構造を理解しておこう
 家や学校やアルバイト先など身近な所属先で考えよう・調べよう
■企業規模と自分の関係はどうだろう?
 規模と歴史、現在、未来の関係を重ねてみるとどうだろう?
- 12 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
■グロ
ローバル社会
会とは?(人
人口構造変化
化から)
 マーケット
トはどこだ?
■アジア人として
て、日本人として
 行動半径
径が小さいと
とどうなる?
- 13 ©2013-2014KATSUHIIRO[PONTA]H
HONDA
■「内定ロジック」と目的と目標




内定は目的になり得るか?
目的、大目標、中目標、小目標、手段
内定を目的に来る学生を採用するだろうか?
採用担当者が内定を出す学生はどんな学生なのか?
■スモールステップ PDCA
★ 今週の宿題:身近な社会人 1 人に「規模と自分について」「理念行動ができているかどうか」を
訊ねてくること、それを記録しておくこと。
- 14 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
第3回
10/8
□ 課題解決の効果的思考 -問題志向から、ソリューションフォーカスへの転換
この授業の進め方でもあり、これからの就職活動の進め方でもあり、キャリアデザインの進め方
でもあるソリューションフォーカスを体感し、活用しよう。キーワードは「解決への小さな一歩」。
■ 問題分析ができても、解決できるとは限らない
 Problem Focus ≠ Solution Focus
 問題についての問いかけは問題を生み、解決についての問いは解決を生む。by
Steve de Shazer(スティーブ ド シェーザー;精神療法家)
■ ソリューションフォーカスを使って、解決に向かう力を養う
 コーチングとブリーフセラピーの組合せ
 問題に目を向けるのではなく、解決に目を向けるという発想
* SIMPLEの原則:
S (Solutions not problems)問題ではなく解決
I
(Inbetween)人と人の間で--変化は相互作用の中に
M (Make use of what's there)あるものを利用する
P (Possibilities)可能性--過去、現在、未来
L (Language)言葉--簡潔な表現
E (Every case is different)全てのケースはユニーク
by Mark McKergow PhD MBA
 理論のための理論ではなく、実践のための理論であること
 理論を実践しやすくするための方法は「練習」と「力を抜く」こと
参考書籍:「組織の成果に直結する問題解決法 ソリューションフォーカス」マーク・マカーゴウ、ポール Z ジャクソン 共著
青木安輝 翻訳 ダイヤモンド社刊
- 15 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
■ シンプルなポジティブ・フィードバック「OSKARモデル」
 コーチングとブリーフセラピーの組合せで最先端の理論「ソリューションフォーカス」
 問題に目を向けるのではなく、解決に目を向けること
OSKAR
目的
質問キーワード例
欲しい結果(ゴール)
「なにを達成しようとしているの?」
「どうなると理想的?」
スケーリング(ものさし)
「達成を 10 としたら今いくつくらい?」
「3」 「どこまで進んでいるの?」
「なにが達成されているの?」
3.Know-how
ノウハウ
「どうすれば 4 になるかな?」
「なにがあれば 4 になるかな?」
「ほかには?」
4. Affirm
& Action
OK(肯定)メッセージ
実行
「そうだよねえ」
「それいいねえ!」
「よしやってみよう」
振り返り
「どうだった?」
「どこがうまくいった?」
「小さな変化はあった?」
1. Outcome
2.Scale
5. Review
※OSKAR モデルはポール Z.ジャクソン氏作成
※日本語翻訳および質問ワード集は青木安輝氏作成、質問キーワードは本田勝裕追加作成
□ ソリューションフォーカスの使い方のコツ
 ワンダウン・ポジション(一歩下がる)
「こうしたらええんとちゃう」「ちゃうやろう」「そうなんや~」「わかるわ~」
 両者快モード(相手の不快を快に転換するために気を配る)
「うまくいったことはあるか?」「悩んでるんや~。ほな解決したいんや!」
 「ほかには?」
「使えるもんはないか?」「誰かに聞ける人はいるか?」「できることある?」
 「うまくいっていること」「できたこと」に目を向ける
「うまくいったことはあるか?」「うまくいきそうな部分はあるか?」
(青木安輝氏研修資料を参考に作成)
参考 URL:株式会社ソリューションフォーカスコンサルティング
- 16 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
□ 自分を主語にして、ソリューションフォーカスを使ってみよう
 今ある課題を一つ思い浮かべてみよう
 ペアワークで質問開始
 最後までいって、やってみようと思ったことや変わったことはなにかな?
 スケーリングで自分の位置(ポジション)を知ろう
 ジャイアントステップよりも、グレート・スモールステップへ
 「うまくいかなかったこと」ではなく、「うまくいったこと」が大事
■ 2 つのゴール設定で可能性を広げる発想と行動(成功の思考・行動原理)
 厳しい環境で、自分がフツーであることの価値(フツーこうだろう・フツーにすべきこと・フツー就活)
 一人ずつが異なることの価値・異なりを重ねあうことの価値
 理想は、現実の線上にあるという事実
★ 今週の宿題:キャリア上の理想と現実のゴールが両方言える人に出会い、それを伝えてみよう。
- 17 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
第4回
10/15
 コミュニケーションの基本 -コーチングに学ぶコミュニケーションの伸ばし方
話すこと、聴くこと、問うことのバージョンアップ。コーチングを活用したコミュニケーションスキルを
身につける。キーワードは「自分らしいコミュニケーション」。
■ 得意なコミュニケーション、苦手なコミュニケーション
 話すのが得意?聞くのが得意?
 得意なことを伸ばしたい?苦手なことを克服したい?
 解決(上達)しやすいのは、どっちか?
■ 教えると学ぶ ~ティーチングとコーチングの異なり~
 方程式や正解のあること、方程式や正解のないこと
 スポーツコーチング、ビジネスコーチング、パーソナルコーチング、セルフコーチング
 コーチは「答えは相手(自分)の中に必ずある」と信じる
 コーチングの定義
コーチングとは、
人間の無限の可能性と学習力を前提に、
一人ひとりの多様な成長を認め、
現実・具体的で達成可能な目標を設定し、
お互いに学びあい、サポートする
コミュニケーション・スキルです。
(本間正人氏研修資料を参考)
- 18 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
□ コミュニケーションスキル ~4つの実験でコミュニケーションを体感~
 座ってみよう実験
① 対面型、距離と縄張り、アイコンタクト
② ベンチシート型、L字型、ハの字型
 立ってみよう実験
① 安全な距離は人によって異なる
② 高さの違い、向いている方向
 声 実験
① 小さな声・大きな声
ま
② 高い声・低い声、リズム(間)&メロディ
 態度 実験
① ポーカーフェイス
② 否定、無視
腕組み、ため息、ペン回し、よそ見、独り言……
言葉による否定<アホちゃう、本気で言ってるの、がっかり、つまらん>
③ 無反応から感じること・身振り手振りや笑顔で伝わること
□ 実験(体感)結果から、言葉(内容)・音声(声)・身体(態度)の到達度を考えよう
☆ 言葉(話の内容)
ま
☆ 音声(声、リズム&メロディ、抑揚、間など)
☆ 身体(姿勢、態度、笑顔、アイコンタクトなど)
参考:メラビアンの法則、佐藤綾子氏「パフォーマンスの構成要素」どちらもネットで検索可能
- 19 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
□ コーチング活用術 ~「聞く」から「聴く」へ そして「問う」力~
 反応することを意識して、否定しないで、最後まで聴く
1. 音の出るキャッチャーミットを用意する(相手の言葉を繰り返す、など)
2. 相手の目を見て、身体で聴く(うなづく、微笑む)
3. 全部言い終わったかを確認する(自分が話す前に、相手の完了を確認)
 質問のレパートリーを増やす
1. 相手が答えやすい質問から話す
2. 相手が自分で考えて出した答えは、相手の心と頭にずっと残る
3. 共通理解を成立させるための 5 つの質問
1.
2.
3.
4.
5.
Yes/No で尋ねる質問
Yes だけを引き出す質問(念押し、確認)
選択肢で尋ねる質問
自由回答で事実を尋ねる質問
自由回答で意見を尋ねる質問
 質問に関する留意点
1. 訊きやすい質問が答えやすいとは限らない
2. 否定的、過去に関する質問は可能性を狭めてしまう
3. 「原因のリスト」で、人と事を分ける
4. セッションの最後に本人の意志を確認する
参考書籍:コーチング入門 (日経文庫) 本間正人・松瀬理保著 日本経済新聞社
★ 今週の宿題①:「コミュニケーションスキル~4 つの実験」を、日常生活で使った感想とそれを記
録しておくこと。
★ 今週の宿題②:エントリーシートを作成してくること。
以下選択肢:①テキスト巻末のエントリーシート(コピーすること)②モギ就・エントリーシート③甲
南大学指定履歴書④今春仕上げたインターンシップ用エントリーシート
- 20 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
第5回
 エントリーシート、模擬グループディスカッション①、模擬面接①
10/22
□ 模擬面接ワークショップ① -用意したものを、即体感へ
 模擬面接ワークショップ
1. この模擬面接で、なにをスモールステップで前進するか決めておこう
2. テキストとエントリーシートを交換し、相互フィードバックして評価に慣れよう
 面接官用自己 PR 質問集(面接官は挨拶の後、以下の質問から選んで質問)
○学生時代にもっとも力を注いだことは? ○あなたの性格はどんな性格ですか?
○これだけは誰にも負けないという自分の強みはなんですか? ○あなたは友達からど
んな人だと言われていますか? ○自己PRをどうぞ
☆上記質問を皮切りに、以下の質問を重ねていこう☆
○それはなぜ? ○どこでその力を発揮したの? ○それはどうやって? ○目標はな
んだったの? ○もっと具体的に ○数字で言えるかな? ○どんな方法で? ○そこで
の君の役割はなに? ○その成果は? ○そこで得たことは? ○ほかには?
☆もちろん他の質問をしても構わない☆
Aさん
Bさん
Cさん
ROUND 1
学生
面接官
評価記入者
ROUND 2
評価記入者
学生
面接官
ROUND 3
面接官
評価記入者
学生
・
・
・
学生は、自分のエントリーシートを面接官に、テキストを評価記入者に渡す
面接官は、学生の話を聴き、質問を中心に会話をしよう
評価記入者は、学生のテキストに記入しながら評価に集中
 ではいよいよ面接タイム。ROUND1 です。
時間は1ラウンド=
分
これを 3 回転
フィードバック =
分
 フィードバックの進め方
・ ラウンド終了ごとにポジティブ・フィードバックをしよう
・ フィードバックは、具体的に良かった点と、具体的な改善策を話し合おう
・ どう判断すればいいのかわからないところは、講師に質問しよう
 本番ではこれに志望動機・志望内容・将来のビジョンが加わる。(P.14 内定ロジッ
ク参照)
- 21 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
フィードバックメモ
疑問質問メモ<?>
<具体的な良い点 3 つ以上・具体的な改善点 1 つ>
★ 今週の宿題:「自分エンジン・グラフ」を作成してくること。
- 22 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
面接評価シート
評価者氏名:
- 23 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
第6回
10/29
□ 自己分析Ⅰ -自分エンジン・グラフ作成と模擬面接②(自己 PR)
『自分エンジン・グラフ』をベースに自己 PR へ。自分が伝えたいことをよりリアルに仕上げて、模
擬面接へ。キーワードは「ないものを探すのではなく、あるものを使う」。
■ 自己分析Ⅰ -自分エンジン・グラフ作成-
 エントリーシートに記載するのも、面接で話すのもこれが軸になる
 『自分エンジン・グラフ』を作成(過去の「やる気」を発見する)し、グループで発表
 自分の「プラス・エンジン」を探し、将来への活かし方を探る





ここに書き上げたのは、自分の事実と気持ちの歴史である
歴史を否定する必要はない。すべてエンジンになっている
マイナスの事実があったから、プラスに向かうという事実がある
プラス・エンジンもマイナス・エンジンも、これから使えるのであれば使おう
プラス・エンジン集もマイナス・エンジン集も抽象的
箇条書きしたことはすべて具体的
この組合せで自己 PR することになる
<原紙はどちらも巻末の綴じ込みにある。「ポンタのキャリアゼミ」から DL も可能>
- 24 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
■ 自己分析② -ペンタ plus ワン自己分析方法で、自分らしさを伝える-
 簡単自己分析法『ペンタ plus ワン』で自己 PR に仕上げよう
 採用担当者にもっとも伝えたいことはなに?(自分エンジン・ハイライト)
 さらに簡単に仕上げていくためのコツ7本
コツその1= 箇条書き
コツその2= 数値、「」、代名詞、役割
コツその3= 2つの役割<肩書きともう一つ>
コツその4= 失敗談&成功談、どちらもOK
コツその5= 過去形&ing
コツその6= ネタはたくさん増やしていこう
コツその7= 将来に活かしたいこと≒志望動機の基
これに企業研究を重ねよう
 これから自己分析は、一人でやる?それとも仲間とやる?
- 25 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
■ ペンタ plus ワン自己分析法(ワーク編)
 『自分ネタ帳』を書いてみよう
 『自分エンジン・グラフ』など、これまでにワークしたものも参考に
 消しゴムは使わないこと!(時間ロスと案外重要になる可能性を消さないこと)
自分ネタ①
キッカケ
具体的な
ピソード
役割
成果
そこから
学んだこと
将来に活か
したいこと
- 26 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
□ 模擬面接ワークショップ② -用意したものを、即体感へ
 模擬面接ワークショップ
1. 前回の課題から、なにをスモールステップで前進するか決めておこう
2. テキストとエントリーシートを交換し、相互フィードバックして評価に慣れよう
 面接官用自己 PR 質問集(面接官は挨拶の後、以下の質問から選んで質問)
○学生時代にもっとも力を注いだことは? ○あなたの性格はどんな性格ですか?
○これだけは誰にも負けないという自分の強みはなんですか? ○あなたは友達からど
んな人だと言われていますか? ○自己PRをどうぞ
☆上記質問を皮切りに、以下の質問を重ねていこう☆
○それはなぜ? ○どこでその力を発揮したの? ○それはどうやって? ○目標はな
んだったの? ○もっと具体的に ○数字で言えるかな? ○どんな方法で? ○そこで
の君の役割はなに? ○その成果は? ○そこで得たことは? ○ほかには?
☆もちろん他の質問をしても構わない☆
Aさん
Bさん
Cさん
ROUND 1
学生
面接官
評価記入者
ROUND 2
評価記入者
学生
面接官
ROUND 3
面接官
評価記入者
学生
・
・
・
学生は、自分のエントリーシートを面接官に、テキストを評価記入者に渡す
面接官は、学生の話を聴き、質問を中心に会話をしよう
評価記入者は、学生のテキストに記入しながら評価に集中
 ではいよいよ面接タイム。ROUND1 です。
時間は1ラウンド=
分
これを 3 回転
フィードバック =
分
 フィードバックの進め方
・ ラウンド終了ごとにポジティブ・フィードバックをしよう
・ フィードバックは、具体的に良かった点と、具体的な改善策を話し合おう
・ どう判断すればいいのかわからないところは、講師に質問しよう
 本番ではこれに志望動機・志望内容・将来のビジョンが加わる。(P.14 内定ロジッ
ク参照)
- 27 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
評価記入者:氏名
・
・
・
・
・
※上は評価記入者が書き、下は本人が面接終了後、記入してみよう
今回の模擬面接で考えた、自分のバージョンアップの課題をメモしておこう
・
・
・
・
・
 ポジティブ・フィードバック・スキルを使って、スモールステップへ。
 余談ですが、考えるだけだと悩みます。言動と行動をすると思考は加速する。
 同じメンバーで組んでいると、迎合と馴れ合いが起こり、成長が低下しやすい。
★ 今週の宿題①:『自分エンジン・グラフ』をかならず一人には見せる。感想を記録すること。
(いずれ就職活動で見せることになるのだから、OPEN&SHARE を慣れておくこと)
★ 今週の宿題②:自分の個性や価値観について、他者から教えてもらうこと。(一人)
- 28 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
□ 自己分析Ⅱ
自
-個性と価値
値観を知り、自
自分らしさを活
活かすと模擬面
面接③(自己 PR)
FFS 理論による科
科学的な個性分
分析をおこなう
う。キーワードは「個性尊重
重」。診断結果
果から自
第7回
11//5
分の個
個性と適性を知
知り、自己 PR に活用する。
□ 自己分析Ⅲ
自
-価値観を知
知り、他者との
の異なりに学ぶ
ぶ
二つの
のワークシートを活用し、自分にとっての就
就職の価値観
観を形成する。
。キーワードは
は「理想
的な価
価値観」。自分
分の価値観を
を知り、社会の
の調べ方を身に
につけてゆく。
□ 自
自己分析Ⅱ -個性と価値観を知
知り、自分らし
しさを活かす
す-
 オンリーワンマトリック
クスと採用時
時の評価ポイ
イントは同じで
である
 新卒採
採用と中途採
採用の異なり
り
 言語化
化しやすいもの
のと言語化し
しにくいもの
■ 価
価値観チェッ
ックボックス
 ハピネス
スエレメンツ【生きがい、お
お金、健康】の優先順位
位を円で描こ
こう
生きがい
お金
健康
 幸せの価
価値観に正
正解なし
 価値観
観は変化が基
基本
- 29 ©2013-2014KATSUHIIRO[PONTA]H
HONDA
■ 個性分析~自己分析方法 FFS理論解説
 自分のFFSデータに基づいて、自分らしさを確認する。そして自分の強みを表現で
きるように進めていこう。
■ 企業の適性診断テストの背景と、FFS理論の解説
 たった数回の短い面接時間で、2~3億円の投資を決定する
 適材・適所を実現したい(組織論・キャリア論)
■ FFS 理論テスト問診
 A~E まで質問は各 2 問。「そうだ」「そうではない」を基準に○か◎を解答欄に、
つけよう。直感を信じて3秒以内に記入すること。
■ FFS 理論テスト解説
小林惠智博士の FFS 理論をベースに本田勝裕が作成
A
B
C
D
E
解答欄
強み
(長所)
弱み
(短所)
仕草や
口ぐせ






となりの友達は、同じ個性か?(個性に正解はない)
強みと弱み、両方に目を向けよう!
自分の強みにエンジンをかけよう!
「自分エンジン・グラフ」のネタや自分エンジンと、整合性はあるか?
自分の強みを活かし、チーム全員の強みを尊重する(チームワーク)
君の「チーム・ワンピース」を創ろう
参考:株式会社ヒューマンロジック研究所(サイト内にFFS理論の解説がある)
- 30 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
□ 模擬面接ワークショップ③ -用意したものを、即体感へ
 模擬面接ワークショップ
3. 前回の課題から、なにをスモールステップで前進するか決めておこう
4. テキストとエントリーシートを交換し、相互フィードバックして評価に慣れよう
 面接官用自己 PR 質問集(面接官は挨拶の後、以下の質問から選んで質問)
○学生時代にもっとも力を注いだことは? ○あなたの性格はどんな性格ですか?
○これだけは誰にも負けないという自分の強みはなんですか? ○あなたは友達からど
んな人だと言われていますか? ○自己PRをどうぞ
☆上記質問を皮切りに、以下の質問を重ねていこう☆
○それはなぜ? ○どこでその力を発揮したの? ○それはどうやって? ○目標はな
んだったの? ○もっと具体的に ○数字で言えるかな? ○どんな方法で? ○そこで
の君の役割はなに? ○その成果は? ○そこで得たことは? ○ほかには?
☆もちろん他の質問をしても構わない☆
Aさん
Bさん
Cさん
ROUND 1
学生
面接官
評価記入者
ROUND 2
評価記入者
学生
面接官
ROUND 3
面接官
評価記入者
学生
・
・
・
学生は、自分のエントリーシートを面接官に、テキストを評価記入者に渡す
面接官は、学生の話を聴き、質問を中心に会話をしよう
評価記入者は、学生のテキストに記入しながら評価に集中
 ではいよいよ面接タイム。ROUND1 です。
時間は1ラウンド=
分
これを 3 回転
フィードバック =
分
 フィードバックの進め方
・ ラウンド終了ごとにポジティブ・フィードバックをしよう
・ フィードバックは、具体的に良かった点と、具体的な改善策を話し合おう
・ どう判断すればいいのかわからないところは、講師に質問しよう
 本番ではこれに志望動機・志望内容・将来のビジョンが加わる。(P.14 内定ロジッ
ク参照)
- 31 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
評価記入者:氏名
・
・
・
・
・
※上は評価記入者が書き、下は本人が面接終了後、記入してみよう
今回の模擬面接で考えた、自分のバージョンアップの課題をメモしておこう
・
・
・
・
・
 メンバーが変わると、空気が変わる。それは本番も同じこと。君は面接前に誰が面
接官になり、どんな評価基準があるのかわからない。だからこそ多種多様なメンバー
と練習をしておけば、本番は楽になってゆく。
つまり今楽して後でストレスをためるか、今緊張をしておいて本番で自分らしさを発
揮するかは、君が選んだ結果である。
★ 今週の宿題①:今日の授業感想と、次回模擬面接の目標を SNS で書くこと。
★ 今週の宿題②:次頁の 2 つのワークシートを書き、疑問点やそれを実現できる仕事を調べること
- 32 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
仕事探しの 16 エレメンツフラワーワークシート
□ 自己分析Ⅲ-価値観を知り、他者との異なりに学ぶ-
 「仕事探しの16エレメンツ・フラワー」を活用し、グループディスカッションをつうじて、
自分にとっての就職の価値観を形成する。(もちろん公務員や教員もこれに含む)
 具体的に書けるものは、より具体的に描こう<ある・なし、差がある・差がない、固有名詞、数字>
 いびつな形で OK。平均点は不要。いびつさが、自分らしさでもある。
 わからないところは書かないで、調べればよい
 価値観は、人に否定されるものではない
> 価値観は、変化が基本
 自分の変化を知りたければ「ポンタのキャリアゼミ」から DL 可能
- 33 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
3 年後の理想・志望動機ワークシート
■ 入社 3 年後の自分の理想を想像しよう
質 問
YES
1
自分の好きなことを仕事にして、ずっと続けてゆく
2
自分の個性やキャラを活かして、仕事ができれば理想的
3
モノを作るよりも、モノを売るビジネスをやれると理想的
4
少ないモノを扱うより、いろいろなもの扱える立場で仕事をしている
5
安いものを大量に扱うより、高いものを少量扱うビジネスをしている
6
いろいろなことではなく、一つのことを人生をかけてやり遂げる仕事をしている
7
自分のアイデアを活かして、仕事を創り上げてゆく
8
じっくり積み上げてゆく仕事より、臨機応変に対応してできる仕事をしている
9
自由に質問ができ、自由に提案して実行できる仕事をしている
10
チームの力よりも、個人の力で勝負し評価を得ている
11
後輩から慕われる先輩や上司になっている
12
ルールを遵守し、規律正しいチームで仕事をしている
13
20 代から責任のとれる、自由な仕事を任されている
14
給料や休みよりも、仕事に夢中になれる仕事をしていれば理想だ
15
大きくて安定している会社で、じっくり働いている
16
楽して働くより、苦しくても楽しみを見つけて働いている
17
今、流行っているものを扱うよりも、これから流行っていくものを扱っている
18
「絶対に辞めないでくれ」といわれるような自分にしかできない仕事をしている
19
上下関係を重んじ、先輩・後輩の関係がしっかりしているチームの一員だ
20
会社のメンバー全員の名前と顔がわかっているチームで働いている
21
自分がいないと動かない縁の下の仕事をしている
22
指示された仕事をするのではなく、自分が指示する側である
23
日本にこだわらず、世界中を飛び回って働いている
24
社長になって、会社を経営している
25
一つの職種にこだわらず、会社の全部の職種を経験できている
26
「あの人には叶わない」といわれる職人の存在である
27
思いも寄らない仕事に関心を寄せて働きつづけてゆく
28
「やりたいこと」よりも「やりたい仲間」と仕事をしている
29
「やりたいこと」「できること」より「すべきこと」をしている
30
(自由作成)
NO
?
 ほかにはないかな?(自由作成を活用して)
 この理想が実現できるところはどこだろう?
 理想と現実のあいだに、努力と工夫がある
- 34 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
□ 社会研究・企業研究Ⅰ -自分の理想の価値観チェック
第8回
11/12
前週から仕上げた自分の価値観を OPEN&SHARE して確認し、行動に転換してゆく。
□ 社会研究・企業研究Ⅱ -グループワーク①
体験学習をつうじて自分と社会の接点を探そう。キーワードは「日常生活から学ぶ」。
ゲスト講師 キャリアコンシェルジュ石川雅嗣氏
□ 社会研究・企業研究Ⅰ -自分の理想の価値観チェック
 宿題で仕上げた価値観を OPEN&SHARE して、共通点と異なりを確認しよう
 事実、なにがわかった?
 それがわかって、どんな気持ちになった?
 ここで調べたことをどうしたらもう一歩前進するだろうか?
□ 社会研究・企業研究Ⅱ -グループワーク①
 まずグループを作ります(4〜5人グループ)
 今日のパートナーを見つけましょう
実習:お題「
」
φ(..)メモメモ
- 35 -
©2013Masashi Ishikawa
©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
無断転用厳禁
第9回
11/19
□ 社会研究・企業研究Ⅲ -グループワーク②
第 8 回と同様に、自分が調べてきたことを OPEN&SHARE してチームでの結論を導こう。キー
ワードは「ポジティブ・フィードバック」。ゲスト講師 キャリアコンシェルジュ石川雅嗣氏
 まずグループを作ります(4〜5人グループ)
 今日のパートナーを見つけましょう
実習:テーマ「
お題:「
ルール:スマホ、タブレット等の使用 OK
」
」
 グループミーティング OK
 必ず 5w2~3H で考えること。
(どんな問題か、何の商品を、誰に、どのようにして届け、誰と協力し、どのような満足を
提供するか、どのくらいの利益が出るかなど)
φ(..)メモメモ
- 36 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
©2013Masashi Ishikawa
無断転用厳禁
■ 就職活動における近年出題されたグループディスカッションのテーマ
 時事問題
東京オリンピックによる経済などの効果について/企業のアジア進出について/震災
からの復興プロセスの優先順位について/原発に代わるエネルギーについて/パンデ
ミックプランについて/TPP 参加の賛否について/CO2 の排出権/BRICsの今後/
就職難への提言/少子化対策/高齢化社会対策/企業コンプライアンスについて
/上場するメリットとデメリット/日本の赤字国債についての対策
 業界の専門的な問題(他業界でも出題されることが多い)
製造業・小売業の海外進出/スマートフォンの活用方法/国産携帯電話のガラパ
ゴス化と国際化について/マスメディアとネットメディアの今後の展開/インターネット
ビジネスの課題/ものづくりに必要なこと3点/TPP 参加の場合の業界の損得/生
産拠点の海外進出について/高齢化とスポーツの接点/今後のユニバーサルデザ
インの必要性/コンサルティング営業に必要な能力/(データに基づいて)ある経営
状態のよくない会社を立て直す計画
 アイデアを出し合う問題(発想力や想像力が問われる)
架空商品の販売(広告)戦略/新製品提案/当社に提案したいこと/当社社員と
して気をつけること/我社のライバルはどこか?/このメンバーが当社の役員だったら
/旅行企画を組み提案する/成人式の新しい形を提案/このメンバーで起業する
ならどんなビジネスか/理想的な選考を企画せよ
 自己分析や価値観
就職活動から学ぶこと/学生と社会人の違いについて/就職活動とは何か?/働く
目的とは?/就職するなら大手?それともベンチャー?/学生はアルバイトをするべ
きか・良い会社の選びかたとは?/良い会社、悪い会社の基準/仕事とプライベー
トをどのように考えるか/能力人事制度について/実力主義について
■ グループディスカッションの問題集は同一企業で同一テーマとは限らない
 「みんなの就職活動日記」は企業採用担当者も見ている
 30 本のテーマから、担当者が直前に選ぶ場合がある
 対策はひとつ。楽しめるまで仲間と練習をすること
★ 今週の宿題:来週のゲストの企業研究と仕事研究して、疑問・質問を 10 本記録しておくこと。
時系列(過去・現在・未来)×人・組織・学生(私)で分類してマトリックス思考へ。
- 37 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
□ 社会研究・企業研究Ⅳ-人事部の考えと行動から学ぶ
第 10 回
11/26
就職活動解禁本番直前に、企業の人事部の方を招いて、本質的で現実的な企業研究の
方法を学ぶ。キーワードは「対象者から学んで問う」。黙って座って受ける授業にサヨウナラ。
ゲスト未定
□ 社会研究・企業研究Ⅳ-人事部の考えと行動から学ぶ
 疑問・質問を OPEN&SHARE しよう
1. 共通の問いはあるか?
2. 独創性のある問いはあるか?
打合せメモ
 君の質問からスタートしよう
質疑応答メモ
- 38 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
質疑応答メモ
★ 今週の宿題:ゲストの方の企業か、合同企業セミナーで訪ねる予定のある企業などから、一社
選定し、志望動機と志望内容を仕上げてくること。巻末のエントリーシートの志望動機と志望内容
欄をコピーし、活用してよい。
(文章にすれば整理がどこまでできているのかがわかる。完成不要)
- 39 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
□ 自分エンジン・グラフ活用と模擬面接④(志望動機)
一社企業を想定して、実際に志望動機を伝えあいながら、改善を目指す。
第 11 回
□ 社会研究・企業研究Ⅴ -俯瞰図で見る力を養う
12/3
自分の価値観とリンクする業界・企業・仕事の探し方を学ぶ。あわせて「やりたいこと」に頼ら
ない就職活動の方法を考える。キーワードは「組織の役割・自分の役割そして接点」。
□ 模擬面接ワークショップ④(志望動機) -用意したものを、即体感へ
 模擬面接ワークショップ
1. この模擬面接で一番重視してのぞむことはなに?
2. テキストとエントリーシートを交換し、相互フィードバックして評価に慣れよう
 面接官用志望動機質問集(面接官は挨拶の後、以下の質問から選んで質問)
○なぜ当社を志望されるのですか? ○当社でどの部署でどんな仕事を希望されてい
るのですか? ○当社にとって、あなたを採用するとどんなメリットがありますか? ○3
年後のあなたの仕事に関するビジョンを聞かせてください?
☆上記質問を皮切りに、以下の質問を重ねていこう☆
○なぜ? ○どうやって? ○どれぐらい? ○もっと具体的に ○数字で言えるかな?
○どんな方法で? ○そこでの君の役割はなに? ○その成果は? ○そこで得るられ
ることは? ○ほかには?
☆もちろん他の質問をしても構わない☆
Aさん
Bさん
Cさん
ROUND 1
学生
面接官
評価記入者
ROUND 2
評価記入者
学生
面接官
ROUND 3
面接官
評価記入者
学生
・
・
・
学生は、自分のエントリーシートを面接官に、テキストを評価記入者に渡す
面接官は、学生の話を聴き、質問を中心に会話をしよう
評価記入者は、学生のテキストに記入しながら評価に集中
 ではいよいよ面接タイム。ROUND1 です。
時間は1ラウンド=
分
これを 3 回転
フィードバック =
分
 フィードバックの進め方
・ ラウンド終了ごとにポジティブ・フィードバックをしよう
・ フィードバックは、具体的に良かった点と、具体的な改善策を話し合おう
・ どう判断すればいいのかわからないところは、講師に質問しよう
- 40 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
評価記入者:氏名
・
・
・
・
・
※上は評価記入者が書き、下は本人が面接終了後、記入してみよう
今回の模擬面接で考えた、自分のバージョンアップの課題をメモしておこう
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
- 41 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
□ 社会研究・企業研究Ⅱ -俯瞰図で見る力を養う
■ 業種見取り図(出版社を中心にマスコミ業界編)
 一言でマスコミといっても、役割と仕事はまったく異なる
製紙会社
印刷会社
編集プロダクション
読 者
フォトグラファー・ライター
書 店
タレント事務所
書 店 取 次 ぎ
CD メーカー
出 版 社
広告
広告代理店
ー
サ
ン
゚
ホ
ス
運送会社





BtoB、BtoBtoC、BtoC:単価とロットが異なる
ブランドについて:表の企業、黒子の企業
メディア:放送局、新聞社、ラジオ局はどこに入る?
ネット企業は?(Facebook, mixi, Twitter, Google, Yahoo, 楽天…)
他業界に転換・共通点と相違点<メーカー><旅行業界><金融>
■ 職種見取り図(出版社を解体すると)
 職種が異なると、日常の仕事も完全に違う(アニメ・ワンピースを参考に)
 外勤と内勤
 役割の確立
 専門性と議論
 プロジェクトチームとは?
 彼らにとって、採用したい人の
基準は?<<重要>>
- 42 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
■ 一歩踏み込んだ、差がついてゆく企業研究・仕事研究
 対比検討
 一社複数プロフェッショナル訪問
 一つの仕事複数社視点と訪問
 誰に?誰と?誰のために?
 どんなビジネスを?そこでどんな交渉がある?いくらで?いくつ?納期は?
 そのために必要なことは?
■ ワークシフトという捉え方
 20 世紀後半の変化と、21 世紀の変化は本質的に異なる現象と要因集
・ 世界人口の増加 ・先進国の少子化社会 ・先進国の高齢化社会
・ 気象変動 ・地象変動
・ 経済的二極化社会(貧困層の増大)
・ OPEN&SHARE 社会と、階層別情報社会(知識社会)
・ PC、3D 技術、ホログラム技術、アバター、インターネット、スマートフォン、半導体、
無線 LAN、人工知能、在宅勤務、など急激な道具、ネットワーク、関係性の変化
と成長
・ 生涯一社勤務、転職、独立起業
・ ジェネラリストとスペシャリスト(職人、クラフツマン、マスター)
・ コア・コンピタンス(これは誰にも負けないといえる技術や知恵)
・ 大手と中小企業の海外進出と、自分の能力発揮
・ 生涯学習、学習更新
・ グローバル・メガ・コンペティション経済における主張と交渉
・ 語学力と自動翻訳の進化
・ 日本人として、アジア人として、地球人として、人類として、動物として
- 43 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
■ ワークシフトへの対策を考えてみよう
 私は大丈夫といえるか?
 「主体的に築く未来」へのアイデア
 OPEN&SHARE
 立派な意見を求めていない、誰かのアイデアへの意見も OK
 誰かのアイデアをパクるのも OK
 誰かのアイデアから思いつくのも OK
「主体的に築く未来」とはリンダグラットン氏著書「WORK SHIFT」から抜粋
対比として「漠然と迎える未来」がある。
■ 体験グループディスカッション②
テーマ:
ルール:
書記・発表者用メモ
- 44 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
グループディスカッション評価シート
- 45 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
①5 名もしくは 6 名のチームをつくる(現行のメンバーでやる)
②対戦カードと肯定・否定を決める(先行が肯定・後行が否定)
③宿題:ワークシートを配布するのでチームでやってくること
謎のディベート王より
★ 今週の宿題:テキスト最終ページか DL して、エントリーシートを記入してくること。志望企業も仮
決定し、調べた上で可能なかぎり、すべてを記入してくること。
- 46 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
□
社会研究・企業研究Ⅵ-ディベート①
第 12 回
同じグループワークでもグループディスカッションとは異なるディベートの基本を学ぶ。多様な視
12/10
点と他者に対する想像力を磨く。競争力をつけて議論に強い学生を目指す。キーワードは
「高めあうチームづくり」。ゲスト講師 授業コンサルタント西野毅朗氏
第 13 回
12/17
□
社会研究・企業研究Ⅶ-ディベート②
ディベートをつうじて相手の考え方もとらえて、競争力をつけて議論に強い学生を目指す。
キーワードは「強いチームづくり」。ゲスト講師 授業コンサルタント西野毅朗氏
1、ディベートって何?
「論題(テーマ)」について
「肯定側」と「否定側」に分かれて議論し、
「第三者」を「説得する」ゲーム
①自身の意志に関係なく、肯定側と否定側は決まる
(=相手の立場を理解するトレーニングでもあるから)
②ディベートの目的は、第三者に最良の意志決定をしてもらうこと
(=肯定側は「仮説」否定側は「検証」、双方の真剣勝負が最良の意志決定に結び付く)
③「思考力」「コミュニケーション力」「チームワーク力」の総合力が求められ、鍛えられる
2、ディベートはチーム戦
①立論…自分達の主張を、短い時間で、端的に、分かり易く伝える。
②質疑…相手の主張の不明点について質問し、より明らかにし議論しやすい土台をつくる。
③第一反駁…相手の主張に対して反論する、また相手の反論に対して再反論する。
④第二反駁…反論、再反論に加えて、双方の議論を比較し、どちらの主張が優っているか
を主張する。
- 47 -
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無断転用厳禁
3、試合詳細
<試合タイムテーブル:計 20 分>
2分:①肯定側立論
1分:②否定側質疑&肯定側応答
2分:③否定側立論
1分:④肯定側質疑
1分:⑤否定側第一反駁
1分:⑥肯定側第一反駁
1分:⑦否定側第二反駁
1分:⑧肯定側第二反駁
2分:⑨講評・判定
3分:⑩振り返り
※各 30 秒間の準備時間があります。
<ルール等>
①誰かがスピーチしている時は喋らない。
(筆談によるフォローはOK)
②後だしジャンケンはしない。
(新しい主張をいきなり反駁でだしたり、第一反駁で言わなかったのに第二反
駁で言ったりしない)
③論拠は出典等も明らかにして提示する
④ジャッジはより納得した方に一票投じる。
※「伝わらなかった」「わからなかった」はディベーターの責任
- 48 -
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無断転用厳禁
©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
4、準備8割
①情報を集める(概要をつかむために大まかに集める→欲しい情報をピンポイントで集める)
●生情報
(現場を見に行く、聞きに行く→省庁、広報課へのTEL等)
●紙情報
(書籍、白書、雑誌、論文、新聞等
→図書館(レファレンス)を活用する。目次を片っ端から。)
●電子情報
(WEB検索→新聞サイト、大学の情報ポータル、論文は
「サイニー」、各省庁)
※原典にあたる。情報の歪曲を防ぐ。
一次情報
生
紙
電子
二次情報
②情報を絞り込む(沢山伝えても“伝わらない”)
●情報を整理する(分類する、組み立てる、流れをつくる)
●情報を選択する(一言で表す、必要重文を目指す、シンプルを目指す)
※シンプルが一番!
③仲間と意思疎通を図る(情報を独り占めしない!情報共有と合意形成)
●報告…「~ということに決まりました!」
●連絡…「~って情報があったよ!」 「明日テストあるらしいよ!」
●相談…「~どうしようかと思っているのだけど、どう思う?」
※情報は発信する人に集まる
- 49 -
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©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
無断転用厳禁
5、チームで
で勝つ
①チー
ームの5要素
素
上手くいって
上
ているチームに
には、そろって
ている(暗黙の時も多い)
上手くいかな
ない時は、5
5つの中の何
何が欠けている
るか考えよう
う
②3つ
つの役割
●役割自覚
覚…自らの役
役割を自覚する。役割を
を分担する。
●役割責任
任…自らの責
責任を果たす
す。
●役割越境
境…自らの責
責任を果たし
した上で、チームメンバー
ーに貢献する
る。
③チー
ームを機能さ
させる3つの力
●
●リーダーシッ
ップ…鼓舞す
する力(鼓舞
舞する=方向
向づける+動
動機づける)
例
例:「やるからに
には人事を唸
唸らせよう!」
「出来る!
!大丈夫!」
●
●マネジメン
ト…人を活か
かして目標を
を達成する
例
例:「▼▼な○
○○さんには
は、△△をやってもらおう!」
●
●フォロワーシ
シップ…貢献
献できることは
はないか、常に探して実行
行する
例
例:「誰も時間
間を計ってない…計ろう」」
「なんだか元
元気ないな。
。拍手しよう!」
- 50 -
©2013TAKERO NIISHINO
©2013-2014KATSUHIIRO[PONTA]H
HONDA
無断転
転用厳禁
④強みを活かし、弱みを補完してもらう
●自分が得意なことは何か。自分が苦手なことは何か。
●自分は誰と組めば力を発揮できるか。相乗効果を生み出せるか。
●常に自分に出来ることを考えよう。(役割は自ら見つけ、自ら貢献する。これがフォロ
ワーシップ)
6、「伝わる」ように伝える
①伝えたい相手は誰?
●相手に合わせた目線 (誰を見て、話している?)
●相手に合わせた言葉 (専門用語? カタカナ用語? 自分しかしらない言葉?)
●相手に合わせた話し方 (相手とペースを合わせる。)
ESに直結!
②伝わりやすい順序は?
●水平伝達(物語を意識する=説明に便利!)
・Aが起こった→Bと思った→Cをした→Dという結果になった
(例:今日はチャーハンを作ります→Aを用意します
→Bをいためます→Cで味付けします→盛りつけます→完成→美味しい!)
●垂直伝達(三角ロジックを意識する=説得に便利!)
・主観的な伝達:結論→理由→具体例→結論
(例:X君は賢い→X君は経済問題に詳しい
→昨日円高の良し悪しについて教えてくれた→X君は賢い)
Assertion
三角ロジック
(AREAの法則)
・客観的な伝達:結論→理由→根拠(データ等)→結論
(例:Yさんは賢い→Yさんは英語ができる
→YさんはTOEICで 900 点をとった→Yさんは賢い) Example
Reasoning
Evidence
③一番伝えたい内容は何?
●“一言”で言うと?
●一番伝えたいことの伝え方
・繰り返す
・前後に間を置く
ESに直結!
・ゆっくり話す
・声を大きくして話す
- 51 -
©2013TAKERO NISHINO
©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
無断転用厳禁
7、思考力
力=質問
問力
①「考
考える」 とは
は 「問う」 こと
こ
②面
面型の質問
横軸
軸質問<5W
W4H>…イ
イメージを具
具体化する
When
n?
いつ?
時
時間
How?
どうやっ
って?
方法
Wherre?
どこで?
場
場所
How many?
どれだけ
け?
分量
Who?
誰が?
主
主語
How long?
いつまで
で?
期間
Whom?
誰に?
対
対象
How much?
いくらで
で?
金額
Whatt?
何を?
内
内容
縦軸質
質問<3W>
>…深堀りして、本質を
を発見する
る
Whatt?
何
何が?
定
定義/具体
体化/抽象化
化
Why so?
な
なぜ?
目
目的/理由
由/背景/過
過去 なぜ
ぜそのアルバ
バイトをはじめ
めた?
So What?
W
そ
それで?
目
目標/希望
望/未来
コミュ
ュニケーショ
ョン力って何
何?
その活動で何を
を学び、どう活かす?
③意
意見と事実を
を分ける=Re
eally?
●
●当たり前を
疑おう!…「人を感動さ
させる仕事=
=(only)お笑
笑い芸人」 「「大手は安定
定?」
【補
補足:ディベー
ートで鍛えられ
れる、3つの思
思考力】
①複
複眼的思考力
力…自分の立場だけでなく、相手の立場、第3者の立場など様々な
な視点から考え
える力
(自分の正解
解にこだわらず
ず、柔軟に思考
考することで、成
成長を促進し
したり、判断をよ
より正確にでき
きる)
②論
論理的思考力
力…筋道立てて
て物事を捉え
える力 (分かり
りやすく説明したり、円滑に物
物事を運ぶこと
とができる)
③批
批判的思考力
力…情報を鵜呑
呑みにすること
となく「本当に?」と一度立ち
ち止まり、真実
実を追求する力
力
(情報を取捨
捨選択してより
り真実に近い答
答えを導き出す
すことができる
る)
- 52 -
©20
013TAKERO
N
NISHINO
©2013-2014KATSUHI
IRO[PONTA]H
HONDA
無断転用厳禁
8、HONKI三原則
【突破力】=高い目標を持ち、最後までやりぬく力
突破力
【本気力】=与えられた環境でベストを尽くす力
本気力
応援力
【応援力】=他者を応援する、他者に応援される力
9、自分フィードバックシート
●1試合目
できたこと
気付いたこと/学んだこと
自分が次に目指す+1点
●2試合目
できたこと
気付いたこと/学んだこと
自分が次に目指す+1点
- 53 -
©2013TAKERO NISHINO
©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
無断転用厳禁
第 14 回
12/24
□
理想と現実の目標設定・自分宣言
P.2 のシートを使って、現在地から見た理想のゴール、必要最低限のゴールを描こう。そしてそ
のゴールに向かうためのスモールステップはなんだろう。そして宣言へ。
■ 理想と現実の目標シート ■
■ 今の素直な自分の考えを書いておこう。授業進行ごとに自分が書いたことを読み返してみて、
初心に戻ったり、役に立つことを使ってみたり、自分の成長を感じてみよう、考えてみよう。
授業途中に色違いのペンで書き換えても OK。文章でもよいが、キーワードになる単語でも OK。
1 年後の目標
時間の流れ
(
)年後の目標
理想
・
最高
可能性
可能性
必要
最低限
(現実的)

理想は現実の線上にかならずある

スモールステップで一歩進めば理想に近づく

理想の上に、まだ見ぬ理想がある

理想はカタチを変えて実現することが多い

ワカモノはバカモノである。知識と経験と人脈が浅いのだ。浅いからできることがある。それは
理想を描くことができるということ。そして時間をかけて達成できる可能性が高いということ。
- 54 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
□ エントリーシート模擬グループディスカッション模擬面接⑤
(ES+自己 PR+志望動機+志望内容)
模擬面接の最終回。まずは壇上模擬面接でリアルに学ぶ。いいところと、改善点を把握し
第 15 回
2014/1/7
て、自分に活かす。そして各チーム内で自己 PR と志望動機を話す。キーワードは「もっと失敗
しよう」。
□ キャリアデザイン実践・最終作戦会議
就職活動だけではなく、将来の長い見通しを、創造と想像を使いながら立てはじめよう。もち
ろん向かう先は「理想のゴールとスモールステップ」である。
□ 自己採点
□ 壇上模擬面接ワークショップ
 壇上でのロールプレイに学ぼう
 学生の視点と面接官の視点の両方で観察しよう
 観察して、いいところ、使えるところ、改善できるところをメモしよう
学生サイドメモ
面接官サイドメモ
- 55 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
 模擬面接ワークショップ
3. この模擬面接で一番重視してのぞむことはなに?
4. テキストとエントリーシートを交換し、相互フィードバックして評価に慣れよう
 面接官用志望動機質問集(面接官は挨拶の後、以下の質問から選んで質問)
○なぜ当社を志望されるのですか? ○当社でどの部署でどんな仕事を希望されてい
るのですか? ○当社にとって、あなたを採用するとどんなメリットがありますか? ○3
年後のあなたの仕事に関するビジョンを聞かせてください?
☆上記質問を皮切りに、以下の質問を重ねていこう☆
○なぜ? ○どうやって? ○どれぐらい? ○もっと具体的に ○数字で言えるかな?
○どんな方法で? ○そこでの君の役割はなに? ○その成果は? ○そこで得るられ
ることは? ○ほかには?
☆もちろん他の質問をしても構わない☆
Aさん
Bさん
Cさん
ROUND 1
学生
面接官
評価記入者
ROUND 2
評価記入者
学生
面接官
ROUND 3
面接官
評価記入者
学生
・
・
・
学生は、自分のエントリーシートを面接官に、テキストを評価記入者に渡す
面接官は、学生の話を聴き、質問を中心に会話をしよう
評価記入者は、学生のテキストに記入しながら評価に集中
 ではいよいよ面接タイム。ROUND1 です。
時間は1ラウンド=
分
これを 3 回転
フィードバック =
分
 フィードバックの進め方
・ ラウンド終了ごとにポジティブ・フィードバックをしよう
・ フィードバックは、具体的に良かった点と、具体的な改善策を話し合おう
・ どう判断すればいいのかわからないところは、講師に質問しよう
- 56 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
評価記入者:氏名
・
・
・
・
・
※上は評価記入者が書き、下は本人が面接終了後、記入してみよう
今回の模擬面接で考えた、自分のバージョンアップの課題をメモしておこう
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
- 57 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
模擬面接用 「面接質問集」
○自己 PR 編
・自己紹介を簡単に
・自己紹介からの質問
・学生時代に一番力を入れたこと、なぜしたのかとそこから得たこと
・学生時代に二番目に力を入れたこと、なぜしたのかとそこから得たこと
・学生時代にその他にしたこと、なぜしたのかとそこから得たこと
・これだけは誰にも負けない、という強みはなに
・自分の長所を伸ばしたり、欠点を改善するためにしている工夫や努力
・成功や失敗したことはどんなこと
・友達からどんな人だといわれているか、それにたいする自分の意見
・授業やゼミで何を学んできたか
・卒論の内容について
・最近感動したことはなにか
これらの問いに続けて
・自分を動物(色、モノ)にたとえるとなにか
「なぜ?」「どうやっ
て?」
「他には?」と重
○志望動機編
ねて聞こう。もちろん
・なぜ、この業種なのか
相手に興味をもって♪
・なぜ、当社を選んだのか
・当社でしたい仕事はなにか、その理由は
・この業界のなかで他社と当社の違いは
・他にどこを受けているのか
・第一志望なのか
○志望内容編
・どの職種に就きたいのか、それはなぜか
・当社でやりたい仕事はなに
・当社の仕事で知っていることってどんなこと
・当社および当社製品やサービスについての課題や意見や提案
・当社で仕事をするために、どんな姿勢や取り組みをしますか
・(具体的な課題を挙げて)それをどうすれば解決できると思うか
・10 年後(5 年後)、どんな仕事をしていたいですか?(将来へのビジョン)
・どんな能力、資格があるのか、活かそうと考えているのか
・結婚したら仕事はどうするのか。続けるのなら家族は?(セクハラ質問)
・(総合職の場合)転勤はできるのか
- 58 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
■ 本田の5ラストメッセージ
 「背伸びせよ」 今の自分に迎合するな。明日の自分を今、育てよ
 「悩むヒマより動け」 走っているとただそれだけで解決することがあるのだから
 「学びあい、育てあい、活かしあう」 孤立よりチームワーク、チームプレイ
 「カンタン=ツマラン/ムズカシイ=タノシイ」 楽する価値より、クルタノシム価値
 「最後は必ずうまくいく」と決めておけ 楽観主義は意志と希望があるからこそ
■ 自己採点をしよう
 自分の成長や変化を数値化すると何点?
1. P.2を読み返そう(変化や成長はあったかな?目標はどうだ?)
2. テキスト全部読み返そう(使えるモノやコトはあるかな?)
3. レポートも読み返そう(ここでの発見や確信はあったかな?)
もう授業課題も宿題もないよ。
授業は終了、そして君のキャリアはスタート。
自己採点を一つの目標達成として、
次にどのステップに進もうか。
スモールステップで一歩だけ前進です。
ポンタ
以上、お疲れ様でした。そしてありがとう。
- 59 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
25 文字×16 行=400 文字
原稿用紙 名前
日付
タイトル:
- 60 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
自分ネタ帳シート
■ ペンタ plus ワン自己分析法(ワーク編)
 『自分ネタ帳』を書いてみよう
 『自分エンジン・グラフ』など、これまでにワークしたものも参考に
 消しゴムは使わないこと!(時間ロスと案外重要になる可能性を消さないこと)
自分ネタ(
)
自分ネタ(
)
キッカケ
具体的な
エピソード
役割
成果
そこから
学んだこと
将来に活か
したいこと
- 61 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
就職活動取材シート
■ 先輩、就職活動について教えてください!
NO.
お名前
.
さんの就職活動シート
(たとえば、時期や方法や自己 PR への流れについて)
自己分析ついて
(たとえば、時期や方法や志望動機・志望内容への流れについて)
業界研究について
(実際の選考やエントリーシートなど、さらに成功談や失敗談、そして私へのアドバイス)
実際の就職活動について
■ 先輩ありがとうございました。私も来年後輩の役に立ちます!
■
感想や調べることメモ
- 62 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
社会人取材シート
■ 先輩、組織と仕事についておしえてください!
お名前
NO.
.
さんの仕事質問シート
資本金
売上げ
利益
会社に
ついて
理念
ビジョン
歴史など
部署名
具体的な仕事内容
今週の仕事内容
仕事の課題
仕事に
ついて
過去の成功談や
失敗談
仕事のやりがい
これからの希望
社長や上司など上
との関係
同期社員や仲間と
職場に
の関係
ついて
部下や後輩との関
係
取引先との関係
感想や調べることメモ
- 63 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
仕事探しの 16 エレメンツフラワーワークシート
□ 自己分析Ⅲ-価値観を知り、他者との異なりに学ぶ-
 「仕事探しの16エレメンツ・フラワー」を活用し、グループディスカッションをつうじて、
自分にとっての就職の価値観を形成する。(もちろん公務員や教員もこれに含む)
 具体的に書けるものは、より具体的に描こう<ある・なし、差がある・差がない、固有名詞、数字>
 いびつな形で OK。平均点は不要。いびつさが、自分らしさでもある。
 わからないところは書かないで、調べればよい
 価値観は、人に否定されるものではない
> 価値観は、変化が基本
 自分の変化を知りたければ「ポンタのキャリアゼミ」から DL 可能
- 64 ©2013-2014KATSUHIRO[PONTA]HONDA
3 年後の理想・志望動機ワークシート
■ 入社 3 年後の自分の理想を想像しよう
質 問
YES
1
自分の好きなことを仕事にして、ずっと続けてゆく
2
自分の個性やキャラを活かして、仕事ができれば理想的
3
モノを作るよりも、モノを売るビジネスをやれると理想的
4
少ないモノを扱うより、いろいろなもの扱える立場で仕事をしている
5
安いものを大量に扱うより、高いものを少量扱うビジネスをしている
6
いろいろなことではなく、一つのことを人生をかけてやり遂げる仕事をしている
7
自分のアイデアを活かして、仕事を創り上げてゆく
8
じっくり積み上げてゆく仕事より、臨機応変に対応してできる仕事をしている
9
自由に質問ができ、自由に提案して実行できる仕事をしている
10
チームの力よりも、個人の力で勝負し評価を得ている
11
後輩から慕われる先輩や上司になっている
12
ルールを遵守し、規律正しいチームで仕事をしている
13
20 代から責任のとれる、自由な仕事を任されている
14
給料や休みよりも、仕事に夢中になれる仕事をしていれば理想だ
15
大きくて安定している会社で、じっくり働いている
16
楽して働くより、苦しくても楽しみを見つけて働いている
17
今、流行っているものを扱うよりも、これから流行っていくものを扱っている
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「絶対に辞めないでくれ」といわれるような自分にしかできない仕事をしている
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上下関係を重んじ、先輩・後輩の関係がしっかりしているチームの一員だ
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会社のメンバー全員の名前と顔がわかっているチームで働いている
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自分がいないと動かない縁の下の仕事をしている
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指示された仕事をするのではなく、自分が指示する側である
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日本にこだわらず、世界中を飛び回って働いている
24
社長になって、会社を経営している
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一つの職種にこだわらず、会社の全部の職種を経験できている
26
「あの人には叶わない」といわれる職人の存在である
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思いも寄らない仕事に関心を寄せて働きつづけてゆく
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「やりたいこと」よりも「やりたい仲間」と仕事をしている
29
「やりたいこと」「できること」より「すべきこと」をしている
30
(自由作成)
NO
?
 ほかにはないかな?(自由作成を活用して)
 この理想が実現できるところはどこだろう?
 理想と現実のあいだに、努力と工夫がある
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学部・学科
氏名
全部やったけど、使うのは一つ。スモールステップでね。by PONTA
このテキストは出席した学生と本田勝裕と甲南大学キャリアセンターが作ったものです。だからぱくれません。
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