吹き付けアスベスト(石綿)確認フロー

吹き付けアスベスト(石綿)確認フロー
建物が建築されたのはいつですか?
昭和50年以前
平成8年以降
平成7年以前
吹き付け石綿、石綿含有吹き付け材を
使用している可能性があります。
石綿含有吹き付け材を使用してい
る可能性があります。
吹き付け石綿が使用されている
おそれはありません。
建物の天井や壁などを見て、吹き付けられたものが確認できますか?
はい
いいえ
※見えない場所に吹き
付けられていることがあ
りますので、「いいえ」も
確認してください。
建物全体の設計図を確認してください。設計図に記載された吹き付け
材の商品名は別表中(次ページ)にありますか?
不明
ある
建物の見えないところに石綿が
使用されています。改修・解体時
に除去してください。
ない
吹き付け材石綿の有無は不明で
す。有無を調べるためには分析
調査が必要です。
建物の見えないところに吹き付け
石綿は、使用されていません。
吹き付け部分の設計図を確認してください。設計図に記載された吹
き付け材の商品名は別表中(次ページ)にありますか?
不明
ある
露出している吹き付け材に
石綿が使用されています。
ない
吹き付け材石綿の有無は不明です。有無を
調べるためには分析調査が必要です。
露出している吹き付け材には、石
綿が使用されていません。
吹き付け材の状態を確認してください。
「飛散のおそれが大きい」
「飛散のおそれが小さい」
「安定している」
(1)吹き付け表面全体に毛羽立ちがあ
る。
(2)繊維のくずれがある。
(3)繊維の垂れ下がりがある。
(4)吹付け面全体に損傷・欠陥があ
る。
(5)床面に破片が頻繁にみられる。
(6)吹き付け材が下地と遊離している。
(1)~(6)のいずれか一つでもある。
(1)損傷・欠陥は局部的で損傷部等の
吹き付け材は下地にしっかり固着して
いる。
(2)損傷部があってもその環境条件で
は損傷部の拡大が見られない。
(1)吹き付け面に引っかき傷等の物
理的損傷がない。
(2)下地の腐食、ひび割れ等の影
響による損傷がない。
(3)結合剤の劣化による繊維の垂れ
下がりやくずれがない。
(4)下地と吹き付け層との間が遊離
し、浮いた状態でない。
場所の使用頻度高い
場所の使用頻度高い
場所の使用頻度高い
場所の使用頻度低い
直ちに、除去等の措置を
お勧めします。
場所の使用頻度低い
早い時期に、除去等の措置
をお勧めします。
損傷部については、直ちに
補修を行い、点検・記録後、
必要に応じ除去等の措置を
お勧めします。
場所の使用頻度低い
点検・記録による適正管
理をお勧めします。
※本フローチャートはあくまでも参考です。個別事案の詳細や、正確な状況を確認する
際は、専門家等に依頼し適切に対応する事をお勧めします。
―別表―
【吹き付けアスベスト含有材料の一覧】
※この一覧に示した商品が吹き付けアスベスト含有材料のすべてではありません。
※無石綿化年とは、当該商品のうち、アスベストを含有する商品の生産がその年の1月1日
にはすでに終了している年です。この年以降の生産にはアスベストが含まれていません。
※×は、生産が終了している商品です。
●吹き付け石綿
商品名
無石綿化年
商品名
無石綿化年
商品名
無石綿化年
プロベスト
×
リンペット
×
ベリーコート
×
●吹き付けロックウール(乾式または半乾式)
スプレーテックス(耐
商品名
火被覆用)
無石綿化年
S51
商品名
サーモテックス
無石綿化年
S54
商品名
浅野ダイアロック
無石綿化年
×
商品名
オパベストR
無石綿化年
S54
●吹き付けロックウール(湿式)
商品名
トムウェット
無石綿化年
S63
スプレーコートウェッ
商品名
ト
無石綿化年
H2
オパベスト
不明
コーベックスA
×
スプレーテックス(吸
音断熱用)
S55
ニッカウール
不明
コーベックスR
×
バルカロック
S51
ATM-120
S63
サンウェット
×
サーモテックスA
×
ヘイワレックス
不明
トムレックス
×
スターレックス
×
スプレーエース
スプレークラフト
S54
ブロベストR
S51
スプレーコート
S54
ベリーコートR
S52
S50
ヘーワレックス
不明
スターレックス-R
×
タイカレックス
S55
バルカウェット
プロベストウェット
×
S63
スプレーウェット(耐
火被覆用)
S63
●吹き付けバーミキュライト(ひる石吹き付け)
商品名
バーミライト
ミクライト
無石綿化年
S62
H1
●パーライト吹き付け
商品名
無石綿化年
アロック
S62
ダンコートF
×
●その他の吹き付け材等
商品名
無石綿化年
ケニテックス
不明
蛭石プラスター
不明
ウォールコートM折
版用
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