目次 研究報告書の発行にあたって 第1章 郵便事業の現状と日本郵便が直面する経営課題 第 1 節 ICT 化の進展と通常郵便物の需要動向 ··································· 1 1.郵便需要の減少と ICT 化による影響 2.高度情報化社会における郵便需要の方向性 第 2 節 国内物流市場における市場競争と需要動向 ····························· 5 1.日本郵便における国内物流市場の位置づけ 2.メール便市場の需要動向と企業間競争 3.宅配便市場の需要動向と企業間競争 第 3 節 日本郵便に課せられているユニバーサルサービス義務 ·············· 10 1.日本郵便株式会社の企業ミッション 2.郵便ユニバーサルサービスに関わる規定とその水準 第 4 節 郵便事業の経営状況と新たなビジネスモデルの構築 ················· 13 1.日本郵便株式会社の経営状況 2.郵便事業における新たなビジネス展開の必要性 第2章 経営多角化の理論と公益企業の事業戦略 第 1 節 経営多角化の理論とその手法 ··············································· 16 1.経営多角化の基本的理論 2.経営多角化の手法と組織構造 第 2 節 民営化企業における経営多角化と事業戦略 ····························· 19 1.公益事業における経営多角化とその誘因 2.JR 各社による経営多角化の状況 3.NTT グループによる経営多角化と競争戦略 4.JT グループによる経営多角化と海外展開 第 3 節 郵便事業における経営多角化とその方向性 ····························· 24 1.欧州の郵便事業における民営化と経営多角化 2.日本郵政グループにおける多角化戦略の展望 第3章 日本郵便におけるマーケティング戦略とその考え方 第 1 節 公共・非営利組織のマーケティングの発展と課題 ···················· 30 1.公共・非営利組織のマーケティングの発展 2.公共・非営利組織のマーケティングの課題 第 2 節 公共部門におけるマーケティング戦略とその特徴 ···················· 32 1. 公共のマーケティングと非営利組織のマーケティング 2. 公共部門におけるマーケティング戦略とその特徴 第 3 節 公共マーケティング事例の考察 ~米国郵便庁~ ···················· 34 1.米国郵便庁の発足と運営の背景 2.米国郵便庁のマーケティング 3.米国郵便庁のマーケティングの考察 第 4 節 日本郵政グループにおけるマーケティング戦略のあり方 ··········· 38 1.セグメンテーションとターゲティングの考え方 2.差別化されたサービスの必要性 第4章 日本郵政の多様なビジネス戦略の可能性 第 1 節 地域における社会環境の変化と地域経済の現状 ······················· 1.大都市と地方の地域間格差 2.地方の現状 3.高齢者の地域社会への参加 第 2 節 地域活性化の必要性と地域ビジネス ······································ 1.他社の地域貢献事業 2.地域貢献のビジネス化 第 3 節 地域における郵便局の役割と地域貢献の現状 ·························· 1.郵便局の地域貢献活動 2.地域貢献活動で成功している局長の特徴 第 4 節 ビジネスを通じた地域貢献のあり方と日本郵政の課題 ·············· 1.地域貢献活動をビジネスにつなげる 2.日本郵政の地域貢献活動の課題 第5章 41 45 49 51 日本郵政の海外進出とその方向性 第 1 節 日系物流企業における東アジア進出の現状 ····························· 1.日系物流企業の中国本土進出 2.韓国・香港・台湾への日系物流企業の進出 第 2 節 東アジア域内の交通インフラネットワーク整備と ビジネスチャンス ······························································ 第 3 節 東アジアにおける物流の課題 ··············································· 1.中国の場合 2.韓国・香港・台湾の場合 第 4 節 日本郵政における東アジア進出の課題と展望 ·························· 1.現地物流事業者の審査・認定事業 2.中国内陸における国際鉄道フォワーディング業 56 61 64 66 3.海外の人口集中地域における狭い商圏での末端拠点構築 4.LCC の活用による日本国内における国際事業の展開 第 5 節 日本国内における海外旅客増への対応 ··································· 70 第6章 社会的問題解決に貢献する日本郵政グループのビジネス展開の方向性 第 1 節 現代の企業に求められる CSR 経営 ······································· 72 第 2 節 CSV の概念と実践事例 ······················································· 73 1.CSR から見た CSV の概念 2.他企業における CSV の具体例 第 3 節 CSV に基づく日本郵政グループのビジネス展開 ······················ 76 1.日本郵政グループにおける CSV の意義 2.郵便局の CSV としての事業活動事例: 千葉県いすみ市周辺の郵便局の実態調査 3.日本郵政グループの CSV 展開の課題 第7章 日本郵便の今後の課題と展望 第 1 節 郵便事業における理想的なネットワークのあり方 ···················· 1.郵便事業における重要地域 2.広域化する郵便事業のネットワーク 3.郵便事業ネットワークの効率性向上の必要性 第 2 節 郵便事業におけるサービスメニューの多様化 ·························· 1.使うほど強くなるネットワーク 2.電子商取引を通じた郵便事業の新展開 3.戦略的提携関係の構築の必要性 4.郵便事業の強みの活用と強化 第 3 節 郵便のサービス品質の考え方と今後の方向性 ·························· 1.海外における郵便サービスの品質低下に向けた動き 2.新規事業を通じた郵便サービス維持の可能性 第 4 節 日本郵便に残された課題と今後の展望 ··································· 1.日本郵政における「グループ一体経営」の必要性 2.明確にすべきユニバーサルサービスコストの負担 84 88 94 97 研究会の構成メンバーとプロフィール ················································· 101 研究会の開催経過 ··········································································· 103 郵便局見学会の調査報告··································································· 105
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