空調用送風機 空調用送風機の機種選定について 適材適所の機種選定のために、ストレートシロッコファン、 インダクトファン、斜流ダクトファンの特長をご紹介いたします。 ※性能比較は、ストレートシロッコファン(BFS-100SC) 、斜流ダクトファン(JF-100S1) 、インダクトファン(JD-100S)で行っています。 60 低騒音の機種がほしい。 ●事務室や会議室では、より静かな商品が望まれます。 ↓ ●シロッコ送風機の低騒音性に加え、ストレートシロッコファンは効 率的な消音構造を図っているため、総合的に見て低騒音性に優れてい ます。 ↓ 55 斜流ダクトファン 吸 込 騒 音 ●ストレートシロッコファンをおすすめします。 50 45 インダクトファン ストレートシロッコファン (dB) 40 高静圧の機種がほしい。 35 ●ダクト配管が長い、ダクト曲がりが多いなど、圧損が高い場合には? ↓ ●右の風量・静圧曲線を見てわかるように、ストレートシロッコファ ンは高静圧対応形。インダクトファン、斜流ダクトファンは比較的低 静圧ながら風量が多いという曲線になっています。 ↓ 1000 0 2000 風量(m3/h) 400 φ200 直管30m長さ 300 ●ストレートシロッコファンをおすすめします。 静 圧 静圧はあまりかからないので、大風量の機種がほしい。 ストレートシロッコファン 200 斜流ダクトファン (Pa) ●ダクト配管が短く圧損が少ないので、できるだけ風量を多くしたい 場合には? ↓ ●例えばダクト径300mmの場合、一番風量が多いのはインダクトファ ンです。 ↓ インダクトファン φ300 直管30m長さ 100 0 0 1000 2000 風量(m /h) 3 ●インダクトファンをおすすめします。 250 消費電力の小さい機種がほしい。 消 費 電 力 ●長時間運転するので、維持費を低く抑える場合には? ↓ ●ストレートシロッコファンを低静圧で使用すると消費電力が大きく なります。それに比べてインダクトファンと斜流ダクトファンは、風量 が増えても消費電力はほぼ一定の傾向にあります。従って、静圧をあ まり必要としない場合はインダクトファン、斜流ダクトファンが低消費 電力です。 ↓ ストレートシロッコファン 200 インダクトファン 150 (W) 100 50 斜流ダクトファン 0 1000 2000 風量(m /h) 3 ●低静圧時にはインダクトファン、斜流ダクトファンをおすすめします。 ●高静圧時にはストレートシロッコファンをおすすめします。 ■商品高さ比較(単位mm) ※風量800m3/h機種の場合 低い天井裏にも入る機種がほしい。 ●天井裏が低く、送風機を吊るスペースが小さい場合は? ↓ ●右図のように3機種を比較すると、最も薄いのはインダクトファン、 次にストレートシロッコファンです。 ↓ ストレートシロッコファン インダクトファン 55 斜流ダクトファン 67 ●インダクトファンまたはストレートシロッコファンをおすすめします。 設置する場所、目的に応じ、それぞれの特長をご確認の上、機種を選定してください。 ■機種選定一覧表 機種 ◎特に優れている。 ○優れている。 主な用途 消費電力 大・中・小ビルの事務室・ ストレートシロッコファン 会議室・ホール等の換気に 低騒音 小形・軽量 ◎ インダクトファン 中・小ビル、店舗など、天井 裏が低い建物の換気に ○ 斜流ダクトファン 倉庫・工場・機械室・電気 室の換気に ◎ ○ 特長比較 薄形 ○ ◎ ◎ ◎ 対応ダクトサイズ メンテナンス性 ◎ 価格 ◎ ◎ 空 調 用 送 風 機 機 種 選 定 ○ 600
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