Title Page NetVault Replicator (NVR) 5.1 ቇҥᚨ⇯⇊⇒ܭ Version 2.0 Release Date 8/1/2007 Copyrights 著作権 © 2007 BakBone Software NetVault Replicator 5.1 簡単設定ガイド Version 2.0 本ガイドは、 NetVault Replicator を初めてご使用される方を対象とし、 NetVault Replicator ソフトウェアの入手方法からインストール、 設定、 レプリケーション開始まで、 基本的な操作方法について簡単に説明しています ( 本ガイドの画面スナップショットは NetVault Replicator 5.1 を使 用しています )。 NetVault Replicator 設定に関する詳細は、 「NetVault Replicator 5.1 アドミニストレーターズ ・ ガイド」 をご覧ください。 アドミニストレーターズ ・ ガイドは、 バックボーン ・ ソフトウエアの WEB サイトからダウンロードいただけます。 http://www.bakbone.co.jp/products/product_documentation_nvr.html ( 製品 > 製品ドキュメント > NetVault Replicator の製品ドキュメント : 製品マニュアル ) step 㶎ᧄ◲න⸳ቯ䉧䉟䊄䈪䈲䇮NVR 5.1䈱Linux 䈫Windows 䈱䉟䊮䉴䊃䊷䊦㪆⸳ ቯᣇᴺ䈱䉂⺑䈚䈩䈇䉁䈜䇯䈠䈱ઁ䈱OS䈱䉟䊮䉴䊃䊷䊦㪆⸳ቯᣇᴺ䈲䇮䈗↪ 䈱NVR䊋䊷䉳䊢䊮䈱䉝䊄䊚䊆䉴䊃䊧䊷䉺䊷䉵䊶䉧䉟䊄䉕䈗ⷩ䈒䈣䈘䈇䇯 1 NetVault Replicator (NVR) ἏἧἚỸỹỴửλẴỦ 4ἬὊἊồ step 2 NVRửỶὅἋἚὊἽẴỦ Linux NVR䉕䉟䊮䉴䊃䊷䊦䈜䉎 Windows NVR䉕䉟䊮䉴䊃䊷䊦䈜䉎 䊧䊒䊥䉬䊷䊃ర 䊧䊒䊥䉬䊷䊃వ 䊧䊒䊥䉬䊷䊃ర 䊧䊒䊥䉬䊷䊃వ ▤ℂ↪GUI䈱䉂 6ἬὊἊồ 7ἬὊἊồ 7ἬὊἊồ 8ἬὊἊồ 8ἬὊἊồ step 3 ▤ℂ↪GUI "Availability Manager" 䉕↪䈜䉎 Windows䈱1ኻ1 (৻ᣇะ) 10ἬὊἊồ NVRỉᚨܭᢃဇửڼẴỦ NVR᭴ᚑ䊐䉜䉟䊦䉕✬㓸䈜䉎 Linux䈱1ኻ1 (৻ᣇะ) 13ἬὊἊồ Linux䈱1ኻ1 (ᣇะ) 15ἬὊἊồ BakBone Software 〒 163-0711 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル 11F TEL: 03-5908-3511 www.bakbone.co.jp NetVault Replicator (NVR) 5.1 ቇҥᚨ⇯⇊⇒ܭ 目次 第 1 章 : NVR ソフトウェアを入手する 4 • WEB サイトからダウンロードする................................................................................................ 4 • インストール CD を入手する ...................................................................................................... 4 第 2 章 : NVR をインストールする 6 • Linux 版 NVR をインストールする .............................................................................................. 6 - インストールの前に ................................................................................................................... 6 - レプリケート元に Linux 版 NVR をインストールする ............................................................................. 6 - レプリケート先に Linux 版 NVR をインストールする ............................................................................. 7 • Windows 版 NVR をインストールする......................................................................................... 7 - レプリケート元に Windows 版 NVR をインストールする ........................................................................ 7 - レプリケート先に Windows 版 NVR をインストールする ........................................................................ 8 - NVR 管理用 GUI “Availability Manager“ のみをインストールする ........................................................... 8 第 3 章 : NVR のレプリケーション設定を行う 10 • 管理用 GUI “Availability Manager“ を使用して設定する ........................................................... 10 - Windows 版 NVR の 1 対 1 ( 一方向 ) のレプリケーション設定を行う ..................................................... 10 • NVR の構成ファイルを編集して設定する ................................................................................... 13 - Linux 版 NVR の 1 対 1 ( 一方向 ) のレプリケーション設定を行う .......................................................... 13 - Linux 版 NVR の 1 対 1 ( 双方向 ) のレプリケーション設定を行う .......................................................... 15 iii 目次 第 1 章 : NVR ソフトウェアを入手する - WEB サイトからダウンロードする 4 はじめに NetVault Replicator (NVR) は、既存のサーバにインストールするだけ 1.1.0 WEB サイトからダウンロードする で、通常の IP ネットワークを介し、そのままデータ複製の運用を開始す 下記 Web サイトからダウンロード申請を行います。 ることができるソフトウェア製品です。レプリケート元とレプリケート先に同 一のハードウェア構成を用意する必要はなく、1 対 1、1 対多、多対 1、多 対多構成の一方向ならびに双方向のレプリケーションに柔軟に対応する ことが可能です。 NetVault Replicator 評価版ダウンロード: http://www.bakbone.co.jp/products/downloads_nvr.html ( 製品 > NetVault 評価版ダウンロード > データ複製ソフトウェア ) 申請したメール・アドレス宛に、ダウンロード先の URL を記載したメール NVR は、OS 混在環境のレプリケーションに対応していますが、本簡単 が送信されますので、本メールに従い、NVR ソフトウェアをダウンロード 設定ガイドでは、下記 3 つの構成に限定してご説明します。 してください。 Linux 版 NVR の 1 対 1 ( 一方向 ) のレプリケーション Linux 版 NVR の 1 対 1 ( 双方向 ) のレプリケーション Windows 版 NVR の 1 対 1 ( 一方向 ) のレプリケーション その他の OS、構成でレプリケーションを行う場合は、「NetVault Replicator 5.1 アドミニストレーターズ・ガイド」をご覧ください。同ガイド は、バックボーン・ソフトウエアの WEB サイトでご覧いただけます。 http://www.bakbone.co.jp/products/ product_documentation_nvr.html ( 製品 > 製品ドキュメント > NetVault Replicator の製品ドキュメント: 製品マニュアル ) 第 1 章 : NVR ソフトウェアを入手する NVR ソフトウェアを入手するには、バックボーン・ソフトウエア社の Web サイトからダウンロードする方法と、インストール CD を入手する方法の 2 通りがあります。 評価版も製品版もモジュール自体は同じです。入手したモジュールをイン ストールすると、そのまま 30 日間フル機能を無償でご試用いただけま す。製品版として使用する場合は、ご購入いただいた製品ライセンス・ キーを入力してください。 NVR の入手可能なモジュールは、下記の対応 OS リストでご確認いただ けます。 NetVault Replicator 対応 OS リスト: http://www.bakbone.co.jp/products/nvr_os.html ( 製品 > 製品ドキュメント > NetVault Replicator の製品ドキュメント: 対応リスト ) 尚、評価期間の延長が必要な場合は、下記からご申請ください。さらに 30 日間ご評価戴ける評価期間延長ライセンスを一回のみ発行させてい ただきます。 NetVault Replicator 評価用ライセンス・キー30 日延長申請書: http://www.bakbone.co.jp/support/evaluation_key_nvr.html ( サポート > ライセンス・キー取得/延長申請書 ) 1.2.0 インストール CD を入手する インストール CD は、下記 Web サイトからお申込みいただけます。本 CD には、対応している OS の全 NVR ソフトウェアが収録されています。 NetVault Replicator 評価版 CD お申込み: http://www.bakbone.co.jp/products/eval_cd_netvault.html ( 製品 > NetVault 評価版 CD お申込み ) ※ 2007 年 9 月よりお申込み受付開始予定です。 5 第 1 章 : NVR ソフトウェアを入手する - インストール CD を入手する 第 2 章 : NVR をインストールする - Linux 版 NVR をインストールする 第 2 章 : NVR をインストールする 6 ※ 上記 2 つの Linux プラットフォームにおいては、インストール方法や設 定方法は同一です。本簡単設定ガイドでは、x86-32 用のファイル名を 用いて説明しています。他のプラットフォームでは、ファイル名を適宜 読み替えてください。 2.1.0 Linux 版 NVR をインストールする ダウンロードした圧縮ファイルを解凍します。下記は、/tmp/nvr に圧縮 ファイルを保存した場合の例です。 2.1.1 インストールの前に NVR をインストールするマシンに、下記のパッケージがインストールされ ているか事前に確認して下さい。これらのパッケージがインストールされ ていない場合、NVR はインストールできません。インストールされていな い場合は、OS CD などからインストールを行ってください。インストール 方法に関しては、OS 用ドキュメントをご覧ください。 # rpm -qa | grep gcc gcc-<version numbers> # rpm -qa | grep binutils binutils-<version numbers> # rpm -qa | grep make make-<version numbers> # rpm -qa | grep xinetd xinetd-<version numbers> # # cd /tmp/nvr # tar xzf nvr_cr-5.1.0-200706221146.tgz # ls nvr_cr-5.1.0-200706221146.i386.rpm nvr_cr-5.1.0-200706221146.tgz release_notes_netvault_replicator_51_linux_x86_32_j.pdf # /tmp/nvr の下に NVR ソフトウェアが準備できます。Release Notes は、 NVR をご利用いただく上で重要な情報が記載されていますので、ご使用 前に必ずお読みください。 ● NVR インストール CD に収録されているファイルの場合: 以下の CD ディレクトリに NVR ソフトウェアがあります。 NVRCD/installation_files/linux_x86_32/Replicator/ ※ CD のディレクトリ構造はご使用の CD により異なることがあります。 Kernel 2.4 系の場合は、下記もご確認ください。 # rpm -qa | grep kernel-source kernel-source-2.4.<version numbers> # Red Hat Enterprise Linux ver.4 および ver.5 の場合は、下記もご確認く 同じディレクトリに含まれる Release Notes は、NVR をご利用いただく上 で重要な情報が記載されていますので、ご一読ください。 Step 2: NVR ソフトウェアのインストール ださい。 rpm コマンドを実行し、NVR ソフトウェアをインストールします。 # rpm -qa grep kernel-devel kernel-devel-<version numbers> # # rpm -ivh nvr_cr-5.1.0-200706221146.i386.rpm Preparing... ################################# [100%] 1:nvr_cr ################################# [100%] -------------------------------------------------To activate your software please visit the url http://www.bakbone.com/support/product_licensing/ -------------------------------------------------hostname = linux_src hostid = 000c2984c2d6 version = 5.1.0 -------------------------------------------------# 2.1.2 レプリケート元に Linux 版 NVR をインストール する Step 1: NVR ソフトウェアの準備 NVR ソフトウェアを入手した方法に応じて、次のいずれかの方法で NVR ソフトウェアを用意します。 ● Web でダウンロードしたファイルの場合: Step 3: WEB から下記ファイル名の Linux 用 NVR ソフトウェアをダウンロードし 環境変数の設定をします。bash をご利用の場合は、/root/.bash_profile ます (2007 年 8 月現在 )。 に以下の指定を組み込みます。他の Shell をご利用の場合は、Shell に Linux (x86-32) 用: nvr_cr-5.1.0-200706221146.tgz Linux (x86-64) 用: nvr_cr-5.1.0-200706221203.x86_64.tgz 合わせて設定を行ってください。 CDI_BASE_DIR=/usr/netvault/replicator/ PATH=$PATH:$CDI_BASE_DIR/bin export CDI_BASE_DIR PATH 7 第 2 章 : NVR をインストールする - Windows 版 NVR をインストールする ファイルを変更した後に、設定を有効にして下さい。 同じディレクトリに含まれる Release Notes は、NVR をご利用いただく上 # /root/.bash_profile(bashの場合) で重要な情報が記載されていますので、ご使用前に必ずお読みくださ い。 本設定を行うことにより、NVR のコマンド群に簡単にアクセスできるよう Step 2: になります。 NVR ソフトウェアのインストール Step 4: 解凍した NVR ソフトウェアのあるディレクトリに移動します。そこで NVR の自動起動を設定します。( 本設定は、レプリケート元のマシンに nvr_cr510-200707031318.exe を実行します。 のみ必要で、レプリケート先のマシンには必要ありません )。 Step 3: # chkconfig nvr_replicator on ライセンス許諾の画面が表示されたら、I Agree ボタンをクリックします。 Step 5: レプリケート元の Linux マシンが複数ある場合は、 上記 Step 1 ~ 4 の 手順を繰り返し、 すべてのマシンに NVR をインストールしてください。 2.1.3 レプリケート先に Linux 版 NVR をインストール する 上記 2.1.2 の Step 1 ~ 3 を行い、レプリケート先の Linux にも NVR を インストールします。Step 4 は必要ありません。 レプリケート先の Linux マシンが複数ある場合は、 上記 2.1.0 の Step 1 ~ 3 の手順を繰り返し、 すべてのマシンに NVR をインストールしてくだ さい。 2.2.0 Windows 版 NVR をインストールする 2.2.1 レプリケート元に Windows 版 NVR をインス トールする Step 1: NVR ソフトウェアの準備 NVR ソフトウェアを入手した方法に応じて、次のいずれかの方法で NVR ソフトウェアを用意します。 ● Web でダウンロードしたファイルの場合: WEB から下記ファイル名の Windows 用 NVR ソフトウェアをダウンロー ドします (2007 年 8 月現在 )。 nvr_cr510-200707031318.zip ダウンロードした圧縮ファイルを解凍します。解凍したディレクトリに含ま れる Release Notes は、NVR をご利用いただく上で重要な情報が記載 されていますので、ご使用前に必ずお読みください。 ● NVR インストール CD に収録されているファイルの場合: 以下の CD ディレクトリに NVR ソフトウェアがあります。 NVRCD\installation_files/windows/Replicator/ ※ CD のディレクトリ構造はご使用の CD により異なることがあります。 Step 4: インストール・オプションを選択する画面が表示されます。全てが選択さ れている事を確認し、Install ボタンをクリックします。 第 2 章 : NVR をインストールする - Windows 版 NVR をインストールする 8 Step 5: Replicator Server サービスが起動しないよう、Windows OS 側の設定 ファイルがコピーされ、セットアップが完了した事を表示する画面になりま す。Close ボタンをクリックします。 で、スタートアップの種類 (E) を手動または無効に設定してください。 Step 6: レプリケート元の Windows マシンが複数ある場合は、上記 Step 1 ~ 5 の手順を繰り返し、すべてのマシンに NVR をインストールしてください。 2.2.2 レプリケート先に Windows 版 NVR をインス トールする "2.2.1 レプリケート元の Windows マシンへの NVR のインストール " の Step 1 ~ 5 の手順を繰り返し、レプリケート先のマシンにも NVR をイン 2.2.3 NVR 管理用 GUI “Availability Manager“ のみをインストールする レプリケート元またはレプリケート先以外の Windows マシンに NVR の ストールします。 管理用 GUI “Availability Manager” をインストールし、レプリケート対象以 レプリケート先の Windows マシンが複数ある場合は、上記 2.2.2 を繰り 外のマシンを管理用端末として使用することが可能です。提供される GUI は、Windows 版のみですが、Windows 版 GUI を使用してその他 返し、すべてのマシンに NVR をインストールしてください。 OS のレプリケーション設定を行うことも可能です。 尚、Windows の場合、デフォルトのインストールで NVR の自動起動が Step 1: 設定されます。レプリケート先として使用する場合は、NetVault 上記 2.2.1 の Step 1 ~ 3 を行います。 Step 2: インストール・オプションを選択する画面が表示されます。NetVault: Replicator Services のチェックを外し、NetVault: Replicator GUI と 9 第 2 章 : NVR をインストールする - Windows 版 NVR をインストールする Start Menu Shortcuts が選択されていることを確認したら、Install ボタ ンをクリックします。 Step 3: セットアップが完了した事を表示する画面になります。Close ボタンをク リックします。 第 3 章 : NVR のレプリケーション設定を行う - 管理用 GUI “Availability Manager“ を使用して設定する 第 3 章 : NVR のレプリケーション設定を行う 10 の順に選択し、NetVault Replicator Availability Manager を起動しま す。 レプリケーションの設定を行うには下記 2 つの方法があります。 1. 管理用 GUI “Availability Manager“ を使用 し て設定する 基本的な構成に限定 し て レ プ リ ケーシ ョ ン設定を行 う こ と が 可能です。 提供 さ れる GUI は、 Windows 版のみですが、 Windows 版 GUI を使用 し てその他 OS のレ プ リ ケーシ ョ ン 設定を行 う こ と も 可能です。 2. NVR の構成 フ ァ イルを編集 し て設定する 全 OS でご利用いただけ、 あらゆる構成のレプリケーション設定 を行うことが可能です。 本簡単設定ガイドでは、これら 2 つの設定方法を使用し、代表的なレプリ ケーション構成の設定方法をご紹介します。 【Source】 = レプリケート元で行う操作 【Destination】 = レプリケート先で行う操作 3.1.0 管理用 GUI “Availability Manager“ を使用して設定する Step 2: 【Source】 Availability Manager 画面が表示されます。 3.1.1 Windows 版 NVR の 1 対 1 ( 一方向 ) のレ プリケーション設定を行う ここでは、下記構成で Windows マシンの 1 対 1 ( 一方向 ) のレプリケー ションを行う場合の設定方法をご説明します。 レプリケート元のホスト名: win-src レプリケート先のホスト名: win-dst レプリケート元のレプリケート対象ディレクトリ: c:\data\ レプリケート先のレプリケート対象データを保持するディレクトリ: c:\dst\ ※ この設定により、レプリケート元の "c:\data\" がレプリケート先 では "c:\dst\data\" として参照されます。 設定を行う Step 1: 【Source】 レプリケート元のマシンで スタート > すべてのプログラム > NetVault Replicator > NetVault Replicator Availability Manager Step 3: 【Source】 はじめに Replication を行うホストを登録します。Availability Manager 上で New Host アイコンをクリックします。 11 第 3 章 : NVR のレプリケーション設定を行う - 管理用 GUI “Availability Manager“ を使用して設定する Step 4: Step 8: 【Source】 Create New Host 画面が表示されたら、レプリケート元のマ 【Source】 Create Replication Set 画面が表示されます。 シンの名前を入力し、Add Host ボタンをクリックします。 Step 5: 【Source】 同じ画面でレプリケート先のマシンを同様に登録します。 Step 9: 【Source】 下記に従って設定を行ってください。 Basic Information の Repset name : 適切な名前 ( ここでは "win_repset") を指定します。 Source SettingのHost: プルダウン・メニューから、レプリケート 元である "win-src" を選択します。 Step 6: Create New Host 画面を閉じます。 Source Setting の Replicate Directories: レプリケーション対 象である "c:\data\" を入力します。 【Source】 2 台のマシンの登録が完了したら Done ボタンをクリックし、 次に、Add Destination ボタンをクリックします。 Destination SettingsのHost: プルダウン・メニューから、レプリ Destination Settings の Directory: レプリケート先である ケート先である "win-dst" を選択します。 "c:\dst" を入力します。 Step 7: 【Source】 次に、repset を作成します。repset とは、レプリケーションの定 義を行う論理的な単位です。New Repset アイコンをクリックします。 第 3 章 : NVR のレプリケーション設定を行う - 管理用 GUI “Availability Manager“ を使用して設定する 最後に Save ボタンをクリックします。 12 Step 12: 【Source】 Availability Manager の設定ファイルとして設定を保存する ため、Availability Manager の File メニューから Save Configuration File を選択します。 Step 13: 【Source】 Availability Manager の File メニューから Exit を選択し、 Step 10: Availability Manager を閉じます。 【Source】 Repset が、正常に作成されたことを示す画面が表示されま す。OK ボタンを押して画面を閉じます。 Step 11: 【Source】 Availability Manager に作成された Repset が表示されま す。右上のペインで Status が Active になっていることを確認して下さ 初期同期を行う い。 Step 14: 【Source】 すでに存在していたファイルは、レプリケート先に自動でコピー されないため、初期同期を行う必要があります。コマンドプロンプトで以下 のコマンドを実行します。 C:\Documents and Settings\Administrator>nvr_sync -d c:\data dirs=c:\data localonly=no remote=all Processing remote systems: Examining remote host win-dst Processing local directory c:\data Marked 2 items for replication / Marked 2 total files [finished] C:\Documents and Settings\Administrator> 13 第 3 章 : NVR のレプリケーション設定を行う - NVR の構成ファイルを編集して設定する Step 15: Step 17: 【Destination】 初期同期が行われ、レプリケート先にデータが正しくコ 【Destination】 レプリケート先に新しく作成されたファイルが複製されてい ピーされたことを確認します。 ることを確認します。 C:\Documents and Settings\Administrator>dir c:\dst\data C:\Documents and Settings\Administrator>dir c:\dst\data ドライブ C のボリューム ラベルがありません。 ドライブ C のボリューム ラベルがありません。 ボリューム シリアル番号は 104C-B0B3 です ボリューム シリアル番号は 104C-B0B3 です c:\dst\data のディレクトリ c:\dst\data のディレクトリ 2007/07/31 16:29 <DIR> . 2007/07/31 16:29 <DIR> .. 2007/07/31 16:29 5 a.txt 2007/07/31 2007/07/31 2007/07/31 2007/07/31 1 個のファイル 5 バイト 19:19 19:19 16:29 19:19 <DIR> <DIR> . .. 5 a.txt 7 newfile.txt 2 個のファイル 2 個のディレクトリ 2,669,527,040 バイトの空き領域 12 バイト 2 個のディレクトリ 2,669,527,040 バイトの空き領域 C:\Documents and Settings\Administrator> C:\Documents and Settings\Administrator> Step 16: 【Source】 レプリケート元で新しいファイルを c:\data の下に作成します。 C:\Documents and Settings\Administrator>dir c:\data\ ドライブ C のボリューム ラベルがありません。 ボリューム シリアル番号は 104C-B0B3 です c:\data のディレクトリ 2007/07/31 2007/07/31 2007/07/31 2007/07/31 3.2.1 Linux 版 NVR の 1 対 1 ( 一方向 ) のレプリ ケーション設定を行う 設定を行う 19:19 <DIR> . 19:19 <DIR> .. 16:29 5 a.txt 19:19 7 newfile.txt 2 個のファイル 3.2.0 NVR の構成ファイルを編集して設定する 12 バイト 2 個のディレクトリ 2,616,266,752 バイトの空き領域 C:\Documents and Settings\Administrator> Step 1: 【Source】 レプリケート元のマシンで設定を行います。NVR が提供してい る構成ファイルの雛形を別の名前でコピーし ( ここでは master.conf) 、設 定ファイルの雛形を用意します。 # cd /usr/netvault/replicator/etc # cp template.nvr.conf master.conf Step 2: 【Source】 master.conf を編集するため、エディタでファイルを開きます。 Step 3: 【Source】 ここでは、下記構成で Linux マシンの 1 対 1 ( 一方向 ) のレプ リケーションを行う場合の設定方法をご説明します。 レプリケート元のホスト名: "linux_src" レプリケート先のホスト名: "linux_dst" レプリケート元のレプリケート対象ディレクトリ: "/data/" レプリケート先のレプリケート・データを保持するディレクトリ: "/" ※ この設定により、レプリケート元の "/data/" がレプリケート先で も "/data/" として参照されます。 第 3 章 : NVR のレプリケーション設定を行う - NVR の構成ファイルを編集して設定する 雛形ファイルの前半 <!-- から --> で囲まれた部分はコメントです。その後 初期同期を行う の部分が設定の内容になります。構成に合わせて雛型を変更していきま す ( 青字斜体の部分 )。 Step 6: <replicator> <source hostname = "linux_src"> <to host = "linux_dst" repset = "linux_repset" されないため、初期同期を行います。 includeregex = "^/data/" /> </source> <destination hostname = "linux_dst"> <from host = "linux_src" deny = "*" repset = "linux_repset" destdir = "/" /> </destination> </replicator> 設定の保存と運用開始を行う Step 4: 【Source】 変更が終わったら master.conf を保存します。 14 【Source】 すでに存在していたファイルは、レプリケート先に自動でコピー # nvr_sync -d /data dirs=/data localonly=no remote=all Processing remote systems: Examining remote host linux_dst Processing local directory /data Marked 4 items for replication \ Marked 4 total files [finished] # 動作確認を行う Step 7: 【Destination】 初期同期が行われ、レプリケート先にデータが正しくコ ピーされたことを確認します。 # ls /data a.txt b.txt c.txt Step 5: Step 8: 【Source】 下記のコマンドを実行し、設定ファイルを各マシンに転送しま 【Source】 設定の確認のため、レプリケート元のマシンで、ファイルを 1 す。この操作によりレプリケート先のマシンにも設定情報が送られます。 つ作成します。 # nvr_puschconfig master.conf sending configuration to host (レプリケート元のIPアドレス)... sending configuration to host (レプリケート先のIPアドレス)... 2 hosts processed, 0 errors. # touch /data/newfile この時点で、レプリケート元ディレクトリに対する変更が、レプリケート先 に転送されるようになります。 エラーが発生した場合は、構成ファイルの中身や、ネットワークの設定を 確認して下さい。 ※ PATH 環境変数の設定を行っていない場合は、コマンドの実行に失敗 します。環境変数の設定を行うか、/usr/netvault/replicator/bin の下の コマンドを直接指定して実行して下さい。 ※ NVR を正しく動作させるには、名前解決 ( 正引き、逆引き ) が正しく設 定されている必要があります。hosts ファイルに各ホストのエントリを追 加してください。 Windows の場合 : c:\windows\system32\drivers\etc\hosts Linux の場合 : /etc/hosts Step 9: 【Destination】 レプリケート先でファイルが作成されることを確認します。 # ls /data/ a.txt b.txt c.txt newfile 15 第 3 章 : NVR のレプリケーション設定を行う - NVR の構成ファイルを編集して設定する 3.2.2 Linux 版 NVR の 1 対 1 ( 双方向 ) のレプリ ケーション設定を行う Step 1: 【Source】 下記は、linux1 と linux2 というマシンの /data/ のディレクトリを 双方向でレプリケートする場合の構成ファイル (master.conf) です。3.2.1 の Step 5 の構成ファイルを、下記に置き換えて設定を行います。 <replicator> <global bidir = "1" /> <source hostname = "linux1"> <to host = "linux2" repset = "test" includeregex="^/data/" /> </source> <destination hostname = "linux2"> <from host = "linux1" deny = "*" repset = "test" destdir = "/" /> </destination> <source hostname = "linux2"> <to host = "linux1" repset = "test2" includeregex="^/data/" /> </source> <destination hostname = "linux1"> <from host = "linux2" deny = "*" repset = "test2" destdir = "/" /> </destination> </replicator> Step 2: 【Source】 すでに存在していたファイルは、 レプリケート先に自動でコ ピーされないため、 初期同期を行います。 双方向レプリケーションの場 合は "nvr_sync -l -d /data" とし、 "-l" オプションを指定します。 これによ り、 相手先マシンにしか存在しないファイルを削除せずに保持すること ができます。 # nvr_sync -l -d /data dirs=/data localonly=yes remote=all Processing local directory /data Marked 4 items for replication \ Marked 4 total files [finished] # Step 3: 【Destination】 必要があれば逆方向でも同期を行います。 # nvr_sync -l -d /data dirs=/data localonly=yes remote=all Processing local directory /data Marked 7 items for replication \ Marked 7 total files [finished] # Step 4: 3.2.1 の Step 7 ~ 9 をそれぞれのマシンで行い、 双方向のレプリケー ションが行えることを確認します。
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