スクリプト収集ファイル出力 ~ Ver.2.6.0(スタンダード版)用 Ver.2.6.0

~ スクリプト収集ファイル出力 ~
Ver.2.6.0(スタンダード版)用
Ver.2.6.0(エンタープライズ版)用
2011 年 8 月リリース
操作マニュアル(スクリプト収集ファイル出力)スタンダード版/エンタープライズ版 Ver.2.6.0
目
次
1. はじめに ................................................................................................................... - 3 2. スクリプトの記述方法 .............................................................................................. - 3 2.1. 新規にスクリプトを登録する ........................................................................................- 3 2.2. 登録済のスクリプトを編集する ....................................................................................- 4 2.3. 登録済のスクリプトを削除する ....................................................................................- 4 3. スクリプトの適用方法 .............................................................................................. - 5 3.1. 機器テンプレートで設定する ........................................................................................- 5 3.2. 個別に設定する..............................................................................................................- 6 3.3. ファイル出力周期について............................................................................................- 7 3.4. 両方設定された時の優先順位 ........................................................................................- 7 4. スクリプト実行結果ファイルの閲覧方法 .................................................................. - 7 4.1. ファイル閲覧画面 ..........................................................................................................- 8 4.2. 機器名による検索 ..........................................................................................................- 9 4.3. ページ移動 ...................................................................................................................- 11 5. スクリプト記述時の注意点 ..................................................................................... - 11 6. 環境変数によるパラメータの受け渡し.................................................................... - 12 7. ユーザ定義パラメータ ............................................................................................ - 12 8. ユーザ名とパスワードは機器のパラメータ設定...................................................... - 13 -
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操作マニュアル(スクリプト収集ファイル出力)スタンダード版/エンタープライズ版 Ver.2.6.0
1. はじめに
本書では、NetworkKeeper の持つスクリプト収集ファイル出力機能について説明しています。
本文中、例えば「TOP>機器>編集」のような表記をしています。この場合は「
『TOP 画面』の
メニュー『機器』をクリックし表示された『機器』画面のサブメニュー『編集』をクリックした
時に表示される画面」のことを指します。本書ではこのように、記号「>」を使用して画面遷移
を表しています。
2. スクリプトの記述方法
ファイル出力用スクリプトの登録・編集・削除は TOP>テンプレート>ファイル出力画面で行
ないます。
2.1. 新規にスクリプトを登録する
1. TOP>テンプレート>ファイル出力画面を開きます。
2. 各入力項目に記入し、「追加」ボタンをクリックします。
項目名
タイトル
種別
必須
入力
○
説明
登録するスクリプト名を入力
※全半角スペースがある場合、リスト表示上は同じもの
となってしまいます。(ブラウザ仕様)
スクリプト
入力
タイムアウト[秒]
入力
○
実行するスクリプト内容を入力
タイムアウトの時間を秒で入力。この時間を経過しても
応答がなかった場合、処理を終了する。
3. 登録が完了すると、ファイル出力テンプレート一覧に追加されます。
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操作マニュアル(スクリプト収集ファイル出力)スタンダード版/エンタープライズ版 Ver.2.6.0
2.2. 登録済のスクリプトを編集する
1. TOP>テンプレート>ファイル出力画面を開きます。
2. ファイル出力テンプレート一覧より編集するスクリプトタイトルを選択し、「選択」ボタン
をクリックします。
3. 画面右側に選択したスクリプトの登録内容が表示されるので、必要に応じて編集し、
「適用」
ボタンをクリックします。
2.3. 登録済のスクリプトを削除する
1. TOP>テンプレート>ファイル出力画面を開きます。
2. ファイル出力テンプレート一覧より削除するスクリプトタイトルを選択し、「削除」ボタン
をクリックします。
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操作マニュアル(スクリプト収集ファイル出力)スタンダード版/エンタープライズ版 Ver.2.6.0
3. スクリプトの適用方法
ファイル出力テンプレート画面で登録したファイル出力用スクリプトは、次の画面で設定するこ
とができます。
・TOP>テンプレート>機器
・TOP>機器>編集の詳細設定(機器)画面で「個別に設定」を選択した場合
3.1. 機器テンプレートで設定する
1. TOP>テンプレート>機器画面を開きます。
2. 機器設定のファイル出力スクリプト設定の各項目に設定します。
項目名
種別
ファイル出力 1 スクリプト
選択
ファイル出力 1 出力周期
選択
必須
説明
登録するスクリプト名を選択
○*
ファイル出力 1 スクリプトの出力周期を選択
「5 分」
「30 分」
「2 時間」
「24 時間」
*ファイル出力 1 スクリプト設定時は入力必須
ファイル出力 2 スクリプト
選択
ファイル出力 2 出力周期
選択
登録するスクリプト名を選択
○*
ファイル出力 2 スクリプトの出力周期を選択
「5 分」
「30 分」
「2 時間」
「24 時間」
*ファイル出力 2 スクリプト設定時は入力必須
ファイル出力 3 スクリプト
選択
ファイル出力 3 出力周期
選択
登録するスクリプト名を選択
○*
ファイル出力 3 スクリプトの出力周期を選択
「5 分」
「30 分」
「2 時間」
「24 時間」
*ファイル出力 3 スクリプト設定時は入力必須
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項目名
種別
ファイル出力 4 スクリプト
選択
ファイル出力 4 出力周期
選択
必須
説明
登録するスクリプト名を選択
○*
ファイル出力 4 スクリプトの出力周期を選択
「5 分」
「30 分」
「2 時間」
「24 時間」
*ファイル出力 4 スクリプト設定時は入力必須
3.2. 個別に設定する
1.
TOP>機器>編集画面を開きます。
2.
検索、ソート、ページ送りなどを使用してファイル出力スクリプトを設定する機器を表示
させ、該当機器の「選択」ボタンをクリックし、機器情報画面を表示します。
3.
機器情報画面が表示されるので、機器の設定「詳細」ボタンをクリックして、詳細設定(機
器)画面を表示します。
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4.
プルダウンリストより「ファイル出力スクリプト」を選択し、ファイル出力のプルダウン
リストより「個別に設定」を選択します。
5.
個別に設定することができる入力項目が表示されるのでファイル出力 1~4 スクリプト/フ
ァイル出力 1~4 出力周期のプルダウンリストより選択します。
3.3. ファイル出力周期について
ファイル出力周期は、次の 4 パターンから設定することができます。各設定内容による出力タ
イミングは次の表の通りです。
ファイル出力周期
ファイル出力タイミング
5分
毎時 0 分、5 分、10 分、15 分…55 分
30 分
毎時 00 分、30 分
2 時間
0 時 00 分、2 時 00 分、4 時 00 分、6 時 00 分…22 時 00 分
24 時間
0 時 00 分
3.4. 両方設定された時の優先順位
スクリプトの設定は機器テンプレート画面と機器の個別設定画面の 2 か所で設定することがで
きます。両方に設定がされていた場合は、機器の個別設定画面の登録情報が優先されます。
4. スクリプト実行結果ファイルの閲覧方法
設定したファイル出力スクリプトの実行結果は、次の画面で閲覧することができます。
・TOP>ファイル閲覧
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4.1. ファイル閲覧画面
1. TOP>ファイル閲覧画面を開きます。
2. ファイル出力スクリプトの実行結果が一覧で表示されているので、閲覧したいファイルの
「表示」ボタンをクリックします。
3. 選択した出力結果をポップアップウィンドウにて閲覧することができます。
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操作マニュアル(スクリプト収集ファイル出力)スタンダード版/エンタープライズ版 Ver.2.6.0
4.2. 機器名による検索
機器名により一覧の表示内容を絞り込むことができます。ワイルドカードには「%(半角のパー
セント)」を使用することができます。
1. 「機器名」に検索文字を入力し、
「検索」ボタンをクリックします。
↓
2. 初期表示に戻す場合は「機器名」の入力内容をクリアし、
「検索」ボタンをクリックします。
4.3. ファイル出力テンプレートによる検索
ファイル出力テンプレート名により一覧の表示内容を絞り込むことができます。
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1. 「ファイル出力テンプレート名」を選択し、「検索」ボタンをクリックします。
↓
2. 初期表示に戻す場合は「ファイル出力テンプレート名」の入力内容をクリアし、「検索」ボ
タンをクリックします。
4.4. ステータスによる検索
ステータスにより一覧の表示内容を絞り込むことができます。
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1. 「ステータス」を選択し、
「検索」ボタンをクリックします。
↓
2. 初期表示に戻す場合は「ステータス」の入力内容をクリアし、「検索」ボタンをクリックし
ます。
4.5. ページ移動
表示内容が複数ページにまたがる場合は、画面上部にページ移動ボタンが表示されます。
項目名
種別
必須
説明
|<
ボタン
先頭ページへ移動
<
ボタン
1 つ前のページへ移動
>
ボタン
1 つ後のページへ移動
>|
ボタン
最終ページへ移動
現在のページ数
入力
総ページ数
表示
page
ボタン
現在のページ数を表示。または、表示したいページ数を入力。
総ページ数を表示
「現在のページ数」に入力されたページへ移動
ページ移動ボタン「|<」「<」「>」「>|」をクリックすることにより、検索結果のページを移動
させることができます。それぞれ、先頭ページ、1 つ前のページ、1 つ後ろのページ、最終頁に
移動します。
ページ数入力部分に表示したいページ数を入力し「page」ボタンをクリックすると、指定した
ページへ移動します。
5. スクリプト記述時の注意点
スクリプトを記述するにあたり、次の点について注意して下さい。
1 行目には起動するインタプリタを#!形式で記述します。想定しているインタプリタは次の表の
通りです。省略した場合は、#!/bin/sh を挿入します。
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インタプリタ
書式
Born シェル
#!/bin/sh
C シェル
#!/bin/csh
bash
#!/bin/bash
perl
#!/usr/bin/perl
php
#!/usr/bin/php
スクリプト欄には実際に実行するスクリプトを記述するだけでなく、別途用意した外部スクリプ
トを指定する、という記述もできます。
別途用意した外部スクリプトを指定する場合、外部スクリプトの作成時に次の点について注意す
る必要があります。
① 文字コードは「UTF-8」を使用します。
② 改行コードは「LF」を使用します。
③ ご使用のエディタによって、ファイルの先頭に「ef bb bf」等の不可視データを付加する場
合がありますので、その場合は除去します。
不可視データの例)
od -txCz –Ax
XXX.pl | head
000000 ef bb bf 23 21 2f 75 73 72 2f 62 69 6e 2f 70 65
>...#!/usr/bin/pe<
000010 72 6c 0d 0a 23 23 23 23 23 23 23 23 23 23 23 23
>rl..############<
000020 23 23 23 23 23 23 23 23 23 23 23 23 23 23 23 23
>################<
6. 環境変数によるパラメータの受け渡し
スクリプトへは環境変数によるパラメータの受け渡しが可能です。
スクリプトで参照できる環境変数は次の表の通りです。
環境変数名
値
$DATE
現在日付(yyyy/mm/dd)
$TIME
現在時刻(HH:MM:SS)
$NAME
スクリプト名
$EQUIPMENT
機器名
$IP
IP アドレス
$COMMUNITY
コミュニティ名
$EQTYPE
機器タイプ
$EQTEMPLATE
機器テンプレート
$EQNOTE
機器備考
$USER
機器ユーザ名
$PASSWORD
機器パスワード
$SNMPVER
snmp バージョン
7. ユーザ定義パラメータ
環境変数以外にも、ユーザ定義パラメータ入力欄に記述することで、任意のパラメータを定義す
ることが可能で、機器とインターフェースの両方で使用することができます。
ユーザ定義パラメータは、次の 2 か所で記述することができます。
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・TOP>テンプレート>機器
適用範囲:本機器テンプレートを使用している全ての機器・インターフェースのスクリプト
・TOP>機器>編集の「パラメータ」ボタンクリック後のパラメータ設定画面
適用範囲:当該機器の、機器・インターフェースのスクリプト
ユーザ定義パラメータはシェル実行されるため、固定値だけでなく、環境変数や、コマンドの実
行結果を指定することも可能です。
ユーザ定義パラメータの設定例
USER=aec
固定値を指定できます
PASSWORD=aec
ENABLE_PASSWORD=aecaec
VIP_DB=192.168.100.243
SYS_NAME=`snmpget -v1 -c $COMMUNITY $IP SNMPv2::sysName.0`
任意のコマンドの実行
結果を指定できます
$環境変数名によっ
て、環境変数を指定
できます。
8. ユーザ名とパスワードは機器のパラメータ設定
環境変数の$USER(機器ユーザ名)と$PASSWORD(機器パスワード)は各機器で個別に設定
する必要があります。
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・TOP>機器>編集の「パラメータ」ボタンクリック後のパラメータ設定画面
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