当 別 町 の 財 政 状 況 ◎地方交付税の大幅な減少 財政状況悪化の要因 ○ 公債費(借金返済)の増加 公債費(借金返済)の増加 ○ 基金(貯金)の減少 基金(貯金)の減少 地方交付税の大幅な減少 公債費(借金返済)の増加 基金(貯金)の減少 当別町において、地方交付税は、収入 全体の約 4割を 占 める大きな財源ですが、小泉内閣が打出 した三位一体 改革 とそれ以降も引き続く大幅削減により、急激かつ大 幅 に減少しております。 バブ ル経済崩壊後、国は景気対策のため、有利な貸付 条件等を提示し、「公共 事業の 促進」を実施しま した。 当別町 もこれに呼応し、教育施設の建設整備、地域会 館の整備、道路・ 街路整備、農業基盤整備などの公共事 業を実施しました。 こうし た結果、町債残高は上昇を続け、平成15年度には 197億円にまで達し、公債 費も平成18年度には20億円に 達しまし た。 歳入は 、地方交付税が大きく減少し、歳出は、公債費 (借金返済)が増加していく中で、事務事業の見直し を徹 底しまし たが、なお不足する財源については、基金(貯金) を取り崩さざるを得ない状況が続き、不測の事態に対応 するための貯金(財政調整基金)はほぼ枯渇した状況に あります。 行財政システ ム再構築プランで見 込んだ額との比較 (単位:百万円) 4,800 4,600 (単位:百万円) 4,479 4,542 決算及び見込額は平成15 年度から20年度ま でに、 10億円以上も減少する見 込みとなっております。 4,400 4,145 4,200 4,104 4,000 3,800 町債残高 (借金残高) 公債費 (借金返済額) 町債発行額 (借金額) H1 1 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 1 7,140 18 ,241 19 4 , 56 19 ,451 19 6 , 95 19 5 , 22 19 0 , 36 18,3 40 18,1 65 17,20 0 1 ,522 1,571 1 ,844 1 ,854 17 , 50 18 , 32 1,9 28 2,0 46 2,0 53 2,03 4 2 ,380 2,131 2 ,523 1 ,331 15 , 29 12 , 35 1,0 50 9 83 1,4 40 58 6 ※H19・H20は見込であること (単位:百万円) 20,000 19,500 19,000 18,500 18,000 3, 885 3,000 3,720 3,626 3,824 3,600 3,678 3,400 3,503 3,200 公 2,500 債 費 2,000 ・ 町 1,500 債 発 1,000 行 額 500 17,500 17,000 16,500 16,000 15,500 0 3,000 H14 H15 H16 地方交付税等決算及び見込額 H17 H18 H19 (見込) H20 (見込) 行財政再構築プランでの見込額 15,000 H11 H 12 H 13 H 14 H15 H 16 H 17 H 18 H19 H 20 公債費 (借 金 返 済 額) 16 , 00 町債 発 行 額 (借 金額 ) 町 債残 高 (借 金残 高 ) (単位:百万円) 1,486 ※H19 ・H20 は見込である こと 1,294 14 , 00 公債費・町債発行額・町債残高の推移 3, 974 3,880 基金残 高の 状況 12 , 00 816 10 , 00 1, 002 601 8 00 町 債 残 高 618 651 583 6 00 370 507 4 00 219 2 00 300 256 H1 1 H 12 207 165 63 81 83 125 H13 H1 4 H15 H16 減債基金 ○H17年度 ○H18年度 ・季節保育所(廃止) 5,900 ・幼稚園(統合) 5,823 ・中小屋中学校(統合) 8,400 ・中小屋小学校 (統合) 9,176 ・医療費助成(削減) 35,001 ・コミュニティバス導入効果 5,224 ・小中学校公務補(削減) 4,976 ・下水道事業繰出金(削減) 59,872 ・農業委員会定数減 7名 3,360 ・三役・一般職・議員 ・三役・一般職・議員 期末勤勉手当 (削減) 55,015 期末手当等(削減) 53,724 など 計 661,007 など 計 475,199 482 63 431 58 340 329 173 H17 その他特定目的基金 平成14 平成14年度以降に廃止・大幅削減した主な事務事業 年度以降に廃止・大幅削減した主な事務事業 ○H14年度 ○H15年度 ○H16年度 ・健康管理手当(廃止) 12,890 ・町有牧野(廃止) 12,331 ・敬老祝い金(廃止) 4,740 ・老人憩いの家(廃止) 5,368 ・中小屋スキー場(休止) 11,687 ・除排雪業務(削減) 41,450 ・駐在員制度(廃止) 3,797 ・救急医療業務(削減) 30,050 ・公園管理業務(削減) 12,869 ・カメ虫防除補助事業(廃止) 4,842 ・臨時職員減 18名(削減) 13,441 ・町内会運営補助(削減) 3,230 ・敬老年金(削減) 17,290 ・公用車台数減 10台(削減) 3,200 ・職員旅費(削減) 5,984 ・町長等交際費(削減) 2,020 ・管理職手当(削減) 5,561 ・三役・一般職・議員 ・三役期末手当(削減) 1,500 期末手当等(削減) 27,714 など 計 386,613 など 計 488,987 など 計 88,066 275 95 65 115 0 財政調整基金 70 415 437 283 379 52 237 90 90 90 H1 8 H19 (見 込) H2 0 ( 見込) 合計 (単位:千円) ○H19年度 ・へき地保育所 2箇所(廃止) 9,151 ・蕨岱小学校(統合) 9,537 ・学校プール(一部廃止) 5,519 ・議会政務調査費(休止) 2,090 ・議会議員定数減 5名 15,649 ・三役・一般職・議員 期末勤手当等(削減) 223,146 など 計 587,579 ※退職者等に係る欠員の一部不補充は、各年度継続して実施
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