南 ア ル プ ス 市 議 会 6月定例会会議録

平 成 1 5 年
南 ア ル プス 市 議 会
6月定例会会議録
平成15年6月20日
開会
平成15年7月
閉会
4日
山梨県南アルプス市議会
1
南アルプス市告示第90号
平成15年南アルプス市議会6月定例会を次のとおり招集する。
平成15年
6月13日
南アルプス市長
1.期
日
平成15年
1.場
所
南アルプス市議会議場
2
6 月 2 0日
石 川
豊
○ 応 招 ・ 不 応 招 議 員
応招議員(95名)
1番 金 丸 忠 仁
2番 仙洞田 将 行
3番 西 野 浩 蔵
4番 清 水
5番 志 村 裕 子
6番 向 山 敏 宏
8番 塩 沢
忠
9番 石 川 俊 幸
10番 穴 水 一 正
11番 伊 東 隆 雅
12番 小 林 敏 徳
13番 住 吉 國 雄
14番 小 野 得 温
15番 川 村 浩 一
16番 小 野 秀 雄
17番 秋 山 武 彦
18番 森 岡 千代野
19番 名 取 純 一
20番 近 藤 輝 男
21番 名 執 義 廣
22番 河 野 敬 亮
23番 亀ケ川 正 広
24番 名 取 常 雄
25番 加 藤 和 教
26番 志 村 正 文
27番 内 藤
28番 石 川 珠 美
29番 五 味 栄 吾
30番 河 西 民 雄
31番 齋 藤 秀 男
32番 大 芝 孝 二
33番 小 澤 眞寸穂
34番 清 水 祝 子
35番 山 本 一 彦
36番 深 澤 永 雄
37番 志 村 一 郎
38番 西 海 勝 男
39番 村 松 文 男
40番 小 林 順 一
41番 今 津 三 夫
42番 厚 芝 邦 雄
43番 浅 野 伸 二
44番 清 水 勝 利
45番 樋 川
積
46番 久保田 松 幸
47番 森 本 聖 治
48番 伊 東
徹
49番 伊 東 義 己
50番 飯 野 冨士雄
51番 小笠原
孝
52番 芦 沢 清 人
53番 若 尾 敏 男
54番 齊 藤 哲 夫
55番 野呂瀬 久 雄
56番 齊 藤 勇 二
57番 杉 山 好 幸
58番 河 西 六 市
59番 小 池 正 夫
60番 市 川 元 就
61番 滝 澤 幸 保
62番 小 池 幸 雄
63番 横 内 広 志
64番 内 池 虎 雄
65番 入 倉 善 文
66番 三 枝 幹 男
67番 堀
廣 男
68番 中 島 善 次
69番 戸 沢
70番 鈴 木 徳 平
71番 清 水 忠 次
72番 深 澤 米 男
73番 相 原
74番 内 田
進
75番 清 水 賢 吾
76番 塩 澤 とみ子
77番 東 條 俊 昭
78番 清 水 勝 則
79番 齊 藤
80番 中 込
量
81番 深 澤 忠 夫
82番 小 野 富 夫
83番 清 水 喜代秀
84番 相 原 智 徳
85番 伊 東 健 治
86番 浅 利 尚 男
87番 津久井 豊 雄
88番 市 橋 幸 男
89番 穴 水 俊 一
90番 稲 山 徳 仁
91番 青 木 常 治
92番 中 込 政 巳
93番 横 内 光 明
94番 森 本 今朝盛
95番 築 野 仁 朗
実
7番 井 上 良 輝
豊
正
不応招議員(なし)
3
正
忠
平 成 1 5 年
南 ア ル プ ス 市 議 会 6 月 定 例 会
6 月 2 0 日
4
平成15年南アルプス市議会6月定例会(1日目)
平成15年6月20日
午 前 1 0 時 0 0 分
於
議
会
議
場
1.議事日程
諸 報 告
日程第 1 会議録署名議員の指名について
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 議案第 2号
南アルプス市手数料条例の一部改正について
日程第 4 議案第 3号
アヤメの里伊奈ケ湖周辺保健休養施設条例の一部改正について
日程第 5 議案第 4号
南アルプス市長職務執行者の給与及び旅費に関する条例の廃止
について
日程第 6 議案第 5号
議会の議決すべき事項のうち市長が専決処分することができる
事項の指定について
日程第 7 議案第 6号
平成15年度南アルプス市一般会計予算
日程第 8 議案第 7号
平成15年度南アルプス市国民健康保険特別会計予算
日程第 9 議案第 8号
平成15年度南アルプス市老人保健特別会計予算
日程第10 議案第 9号
平成15年度南アルプス市介護保険特別会計予算
日程第11 議案第10号
平成15年度南アルプス市下水道事業特別会計予算
日程第12 議案第11号
平成15年度南アルプス市芦安農業集落排水事業特別会計予算
日程第13 議案第12号
平成15年度南アルプス市農業体験実習館事業特別会計予算
日程第14 議案第13号
平成15年度南アルプス市総合交流ターミナル事業特別会計予
算
日程第15 議案第14号
平成15年度南アルプス市南アルプス温泉ロッジ事業特別会計
予算
日程第16 議案第15号
平成15年度南アルプス市温泉給湯事業特別会計予算
日程第17 議案第16号
平成15年度南アルプス市山梨県山岳山荘管理事業特別会計予
算
日程第18 議案第17号
平成15年度南アルプス市白根簡易水道事業特別会計予算
日程第19 議案第18号
平成15年度南アルプス市芦安簡易水道事業特別会計予算
日程第20 議案第19号
平成15年度南アルプス市櫛形簡易水道事業特別会計予算
日程第21 議案第20号
平成15年度南アルプス市甲西簡易水道事業特別会計予算
日程第22 議案第21号
平成15年度南アルプス市芦安恩賜県有財産保護財産区管理会
特別会計予算
日程第23 議案第22号
平成15年度南アルプス市中尾山外一字恩賜県有財産保護財産
区管理会特別会計予算
日程第24 議案第23号
平成15年度南アルプス市高尾山外一字恩賜県有財産保護財産
区管理会特別会計予算
5
日程第25 議案第24号
平成15年度南アルプス市城山外一字恩賜県有財産保護財産区
管理会特別会計予算
日程第26 議案第25号
平成15年度南アルプス市雨鳴山恩賜県有財産保護財産区管理
会特別会計予算
日程第27 議案第26号
平成15年度南アルプス市水道事業会計予算
日程第28 議案第27号
平成15年度南アルプス市自動車運送事業会計予算
日程第29 議案第28号
南アルプス市過疎地域自立促進計画について
日程第30 議案第29号
工事請負契約の締結について
日程第31 議案第30号
工事請負契約の締結について
日程第32 認定第 1号
鰍沢町外十三ケ町村伝染病隔離病舎設置一部事務組合の平成
14年度歳入歳出決算の認定について
日程第33 同意案第15号
芦安恩賜県有財産保護財産区管理委員の選任についての同意を
求めることについて
日程第34 同意案第16号
中尾山外一字恩賜県有財産保護財産区管理委員の選任について
の同意を求めることについて
日程第35 同意案第17号
高尾山外一字恩賜県有財産保護財産区管理委員の選任について
の同意を求めることについて
日程第36 同意案第18号
城山外一字恩賜県有財産保護財産区管理委員の選任についての
同意を求めることについて
日程第37 同意案第19号
雨鳴山恩賜県有財産保護財産区管理委員の選任についての同意
を求めることについて
日程第38 請願第 1号
教育基本法改正反対の意見書採択を求める請願
日程第39 南ア議第7号
税源移譲を基本とする三位一体改革の早期実現を求める意見書
6
2.出席議員は、次のとおりである。
(94名)
1番 金 丸 忠 仁
2番 仙洞田 将 行
3番 西 野 浩 蔵
4番 清 水
5番 志 村 裕 子
6番 向 山 敏 宏
8番 塩 澤
忠
9番 石 川 俊 幸
10番 穴 水 一 正
11番 伊 東 隆 雅
12番 小 林 敏 徳
13番 住 吉 國 雄
14番 小 野 得 温
15番 川 村 浩 一
16番 小 野 秀 雄
17番 秋 山 武 彦
18番 森 岡 千代野
19番 名 取 純 一
20番 近 藤 輝 男
21番 名 執 義 廣
22番 河 野 敬 亮
23番 亀ケ川 正 広
24番 名 取 常 雄
25番 加 藤 和 教
26番 志 村 正 文
27番 内 藤
28番 石 川 珠 美
29番 五 味 栄 吾
30番 河 西 民 雄
31番 齋 藤 秀 男
32番 大 芝 孝 二
33番 小 澤 眞寸穂
34番 清 水 祝 子
35番 山 本 一 彦
36番 深 澤 永 雄
37番 志 村 一 郎
38番 西 海 勝 男
39番 村 松 文 男
40番 小 林 順 一
41番 今 津 三 夫
42番 厚 芝 邦 雄
43番 浅 野 伸 二
44番 清 水 勝 利
45番 樋 川
積
46番 久保田 松 幸
47番 森 本 聖 治
48番 伊 東
徹
49番 伊 東 義 己
50番 飯 野 冨士雄
51番 小笠原
孝
52番 芦 沢 清 人
53番 若 尾 敏 男
54番 齊 藤 哲 夫
55番 野呂瀬 久 雄
56番 齊 藤 勇 二
57番 杉 山 好 幸
58番 河 西 六 市
59番 小 池 正 夫
60番 市 川 元 就
61番 滝 澤 幸 保
62番 小 池 幸 雄
63番 横 内 広 志
64番 内 池 虎 雄
65番 入 倉 善 文
66番 三 枝 幹 男
67番 堀
廣 男
68番 中 島 善 次
69番 戸 沢
70番 鈴 木 徳 平
71番 清 水 忠 次
72番 深 澤 米 男
73番 相 原
74番 内 田
75番 清 水 賢 吾
実
7番 井 上 良 輝
豊
進
正
忠
76番 塩 澤 とみ子
78番 清 水 勝 則
79番 齊 藤
80番 中 込
量
81番 深 澤 忠 夫
82番 小 野 富 夫
83番 清 水 喜代秀
84番 相 原 智 徳
85番 伊 東 健 治
86番 浅 利 尚 男
87番 津久井 豊 雄
88番 市 橋 幸 男
89番 穴 水 俊 一
90番 稲 山 徳 仁
91番 青 木 常 治
92番 中 込 政 巳
93番 横 内 光 明
94番 森 本 今朝盛
95番 築 野 仁 朗
3.欠 席 議 員(1名)
77番 東 條 俊 昭
7
正
4.会議録署名議員
5番 志 村 裕 子
86番 浅 利 尚 男
87番 津久井 豊 雄
5.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名(27名)
市
収入役職務代理者
清 水 國 子
内 田 秀 男
企
長
保 坂 俊 朗
保健福祉部長
野 中 茂 男
農林商工部長
名 執 雅 人
建
長
内 藤 希 香
八 田 支 所 長
清 水
白 根 支 所 長
飯 室 好 文
芦 安 支 所 長
青 木 可 行
若 草 支 所 長
荻 野 忠 彦
櫛 形 支 所 長
森 田 煕美雄
甲 西 支 所 長
武 内
栄
企
業
局
長
中 澤
消
長
白 倉 靖 夫
秘
書
課
長
野 中 國 幹
総
務
部
設
部
防
長
石 川
長
豊
画
部
脩
勝
企
画
課
長
中 澤 友 好
総
務
課
長
高 野 敏 男
財
政
課
長
中 澤 都喜夫
市
民
課
長
中 嶌 義 仁
農
林
課
長
浅 原 知 義
建
設
課
長
手 塚
教 育 委 員 長
河 野 浩 士
教
長
野 沢 達 也
教
長
大 芝 政 則
教育総務課長
保 坂 昌 志
代表監査委員
横 山 好 孝
育
次
6.職務のため議場に出席した者の職氏名(6名)
議会事務局長
名 執 俊 一
書
記
古 屋 芳 雄
書
記
笹 本
書
記
河 野 敏 直
書
記
小 沢 勝 博
書
記
今 村 繁 樹
格
8
育
修
開会
午前10時00分
○議長(稲山徳仁君)
おはようございます。
ただいまから、平成15年南アルプス市議会6月定例会を開会いたします。
これより、本日の会議を開きます。
開会にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。
本日ここに、平成15年南アルプス市議会6月定例会が招集されましたところ、議員各位、なら
びに執行部、関係行政委員の皆様には、ご健勝にてご出席いただき、誠にご同慶に堪えないところ
でございます。
さて、県内の大型合併の先鞭となった、南アルプス市が誕生して、早2カ月半が経過し、いよい
よ西に仰ぐ本市の象徴、白根三山、南アルプス連峰の夏山観光を迎える季節へと移ってまいりまし
た。しかしながら、本年は南アルプス山岳観光を支える動脈ともなります南アルプス林道が、4カ
所にわたって崩落災害を受け、開山祭を間近に控えた今もなお、開通に至っていない現状でありま
す。
市名決定の折に実施されました市名公募において、南アルプス市を命名する声がもっとも多かっ
たのも、山岳観光の飛躍的な発展を願う市民の期待の大きさがうかがえるところでもあります。そ
の意味で、このアクシデントは南アルプス市観光元年の出鼻をくじかれてしまいましたが、この林
道を管理する県当局において、1日も早く復旧されることを願わずにはいられません。
次に、市内の動向から国の動向に目を転じて見ますと、現在、国におきましては、国と地方の税
財政のあり方を見直す、三位一体改革の基本方針が、一昨日6月18日の経済財政諮問会議におい
て、政府原案として決定したところであります。この改革の骨子は、国から地方への補助金の大幅
削減と、地方交付税の見直しを図る一方で、その見返りとして国税の一部を地方へ、税源移譲を行
うというものであります。
昭和24年のシャウプ勧告以来、わが国の税制は、所得税や酒税などの直接税や間接税は国に一
括して納付され、地方自治体へは、補助金や地方交付税として国から配分される措置が、今日まで
続けられてまいりました。
今回の改革は、こうした中央集権的なわが国の財政構造の仕組みにメスを入れ、真の地方分権の
確立を目指す、第一歩だとも言われております。
長らく地方自治体の財政は自由裁量財源が乏しいことから、
「自治体あって自治なし」と、やゆさ
れてきたわが国の地方自治体制度が財政的に、自立への道が切り拓かれる好機が到来したものと考
えます。今後も改革案の中身、つまり各論についての決定までには、紆余曲折が予想されますが、
1日も早く具体策がとりまとめられることを望むものであります。
終わりに、本定例会は南アルプス市が目指す「6色の夢きらめく躍動の新文化都市」の実現に向
けて、合併後、初めての年間予算を審議する重要な議会であります。われわれ95人の議員が、合
併協議会で1年11カ月の在任期間を与えられたのも、1にも2にも新市のスタートを見届け、ま
た、66の合併協定項目が新市において実行に移されているのか否かといったチェック機能を果た
すためのものであります。その役割は極めて重要であります。
どうか、住民福祉の立場から十分な審議を尽くし、適切なるご議決を賜りますよう希望いたしま
して、開会のあいさつといたします。
○議長(稲山徳仁君)
次に、報告事項を申し上げます。
9
まず、本市議会の上部団体の加入についてであります。去る6月4日、東京八王子市で開催され
ました、関東市議会議長会に次いで、昨日6月19日に東京日比谷公会堂で行われました全国市議
会議長会の総会におきまして、本市議会の両団体への加入が承認されましたことをご報告申し上げ
ます。
特に関東市議会議長会の定期総会は、新規加入団体として紹介された上で、加入のあいさつを申
し上げる機会をいただいたところでもあります。
いずれも、席上におきまして多くの市議会の皆様が、私との名刺交換に訪れていただき、異口同
音に良い名前を付けられましたねと、お褒めのお言葉をいただきました。私も常々、全国初のカタ
カナ市のネーミングということで、珍しさも手伝って、ある程度は注目されているものと考えてお
りましたが、こうした相次ぐ名刺交換に遭遇して、南アルプス市の知名度は私の想像以上であるこ
とに驚いたと同時に、清新なイメージをもつ南アルプス市の名に恥じないよう、なお一層の努力を
せねばと決意を新たにしたところでもございます。
次に5月28日、この日は第2回臨時会の最終日でありましたが、議会閉会後、産業土木常任委
員会により、南アルプス林道の崩落現場および降雹被害のあった白根塩前地区の現地視察が実施さ
れました。
6月18日には、私と産業土木委員長名で、議会の総意として市長に林道の早期復旧と被害農家
への支援策の取り組みについて、要望書を提出いたしました。
次に、本定例会に提出する議案につき、市長から送付がありました。
提出議案は、議事日程記載の日程第3から日程第37でありますので、朗読を省略いたします。
次に請願第1号として、お手元に配布の請願文のとおり受理いたしました。
次に、内池虎雄君ほか7人から、南ア議第7号 税源移譲を基本とする三位一体改革の早期実現
を求める意見書が提出されました。
次に地方自治法第121条の規定により、市長ならびに関係行政委員会の長に出席を求めたとこ
ろ、お手元に配布の名簿のとおり、説明員の出席ならびに委任の通知がありました。
次に77番、東條俊昭君は、一身上の都合により本日の会議を欠席する旨、届け出がありました。
以上で報告を終わります。
なお、報道関係者等から写真撮影の申し出が出ておりますので、これを許可することにいたしま
したのでご報告いたします。
また、時節柄、上着の着用はご自由にしていただいて結構でございます。
これより、日程に入ります。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(稲山徳仁君)
日程第1 会議録署名議員の指名についてを議題といたします。
会議録署名議員には、会議規則第76条の規定により、
5番 志 村 裕 子 君
86番 浅 利 尚 男 君
87番 津久井豊雄君
を指名いたします。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(稲山徳仁君)
日程第2 会期の決定についてを議題にいたします。
10
お諮りいたします。
本定例会の会期は、お手元に配布の会期予定表のとおり7月4日までの15日間といたしたいと
思いますがこれにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
ご異議なしと認めます。
よって、本定例会の会期は15日間とすることに決しました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(稲山徳仁君)
日程第3 議案第2号から日程第37 同意案第19号までの35案件を一括上程いたします。
市長から、市政一般に対する説明および提出議案に対する説明を求めます。
石川市長。
○市長(石川豊君)
本日、
ここに平成15年6月定例市議会の開会にあたり、
提出をいたしました案件につきまして、
その概要をご説明申し上げ、併せて私の所信の一端を申し述べ、議員各位ならびに市民の皆様のご
理解とご協力をお願い申し上げます。
関東地方も平年より2日遅く、梅雨入りが発表されました。
地球温暖化の影響により年々四季が失われつつありますが、これからは雨季を実感するうっとう
しい日々が続いてまいります。「水の世紀」と言われる現在だけに、自然の恵みとして受け止め、梅
雨らしい梅雨であってほしいと願っております。
さて、わが国が国際協調の観点から、何処まで踏み込めるかが注目されておりました「エビアン・
サミット」が終了をいたしました。
当面の課題でありますイラクならびに北朝鮮問題につきましては、拉致問題を含め、包括的な国
際協調が最重要であるという認識で一致いたし、
ある一定の成果が得られたものと考えております。
一方、国会では、有事関連法案が衆参両院で可決、成立したことは、日本が自主、自立国家であ
るための大きな前進でもありました。これからは、イラク復興支援特別法案の成否に向けての論議
が激しく交わされることと思料いたします。
いわゆるイラク新法案は、国際協調上、わが国にとっては大きなステップになり得るものと考え
ますが、他面、自衛隊員の海外での任務遂行において、身体の危険性も危惧されておりますので、
十分熟慮を重ねながら検討審議されることを願って止みません。
また、今回のサミットにおいて各国が関心を示されたことに、日本経済の再生があげられており
ます。今や、世界のメディアが物価の下落傾向を報道する際の比較に取り上げられるほど、日本経
済の低迷はまったく深刻であります。
こうした現状を認識する中で、小泉内閣においては、今後とも構造改革に積極的に取り組んでほ
しいと思います。しかしながら、臨時議会でも申し上げましたとおり、国の行財政改革の一環とし
て、地方分権推進会議が答申いたしました三位一体の行財政改革の内容は、財源基盤の脆弱である
地方公共団体にとりまして、さらに厳しい課題を抱えることになってまいります。特に、出発して
間もない本市にとりましても、
答申の示す財源不足の解消と地方交付税への依存体質からの脱却は、
誠に厳しい課題でありまして、その方向付けには、大きな不安感を拭い去ることはできません。従っ
て地方公共団体の位置付けを、しっかりと踏まえて将来の地方行政体制の確立を前提とした改革で
あってほしいと願っております。
さて、本年4月初旬には、思いの外の積雪が記録され、同じく下旬には、真夏日が観測されるな
11
ど気候の異変が生じ、南アルプス市の主要農作物への影響を心配しておりました。幸いサクランボ
につきましては、受粉期の適正気温を上回る高温になったことにより、例年に比べ量的には少ない
ものの、観光面においては多くの皆様に南アルプスの味覚を堪能していただいたようであります。
一方先月の23日の降雹により、市内の一部において李の被害が発生いたしました。早速、関係
機関、担当課で現地調査を行いましたが、実が大きくなる大切な時期での被災であるだけに、被害
農家の皆様にはお見舞い申し上げますとともに、樹勢回復への薬剤補助金の交付を行いながら、実
りの秋に向けて一層気象が安定することを願っております。
また、これから南アルプス市が山々を通じて全国にピーアールできる季節を迎えておりますが、
誠に残念なことにその主軸でもあります県営南アルプススーパー林道に、大きな崩落が発生いたし
ました。
先月の議員全体協議会の席上、降雹被害と併せてその現状を報告させていただきましたが、正副
議長さんをはじめ、産業土木常任委員会において、直ちに現地視察を実施していただき、その機敏
な対応に感謝し、改めて御礼を申し上げます。
崩落個所が複数にわたるうえ、大規模であり登山が本格化する7月の復旧は困難であると思われ
ますが、南アルプス観光の生命線でもあり、市といたしましても隣接町村とも協力し、抜本的な解
決策も視野に入れながら、県との協議も積極的に行ってまいります。
残念な報告が続いてまいりましたが、ここで明るい話題を報告させていただきます。
まず、平成15年度豊かなむらづくり優良事例の推薦についてであります。中山間地域の活性化
を図るべく地域全体で取り組んできた、あやめの里加工品組合が農林水産大臣賞の栄に輝くととも
に、関東農政局管内で優良事例の県代表に決定いたしました、ほたるみ館を中心とした自主活動が
認められたもので、各種団体の関係する皆様のご労苦に感謝しながら、関東ブロックの代表に選考
されることを願うものであります。
スポーツ面では、5月18日から13日間にわたり熱戦を繰り広げてまいりました、第54回山
梨県市町村対抗軟式野球大会において、わが南アルプスAチームが優勝し、新市のスタートに華を
添えていただきました。
私が、旧櫛形町の町長として初めて町政をお預かりした年にも、櫛形町は優勝したことを考えま
すと運命的なものを感じるとともに、南アルプスという新市名の宣伝効果は絶大なものがあり、感
動と感謝の気持ちでいっぱいであります。
また、少年野球においては、本市代表の若草エコーズが、学童軟式野球の第23回全日本大会兼
第26回関東大会山梨県大会において見事優勝、8月2日から茨城県で開催される、全日本大会へ
出場することとなり、南アルプス旋風を巻き起こしていただけることを期待いたしております。
さらに、第25回自治労スポーツ大会女子バレーボール大会において、南アルプス市が山梨県大
会で優勝し、来月9日から埼玉県で行われる関東甲大会に出場することとなりました。健闘を称え
ながら全国大会に向けての活躍を願っております。
このように、種目と趣旨は異なりますが、この男女の活躍は、男女共同参画社会の形成を基本理
念とする本市にふさわしい話題であると言えます。
新市のピーアールに通じることでは、総務省の合併推進のポスターに本市が選ばれました。カタ
カナ名の爽やかなイメージと、6町村のスムーズな合併が評価されたものであり、私も総務省で行
われたビデオ撮りとインタビューに協力してまいりました。他にも、合併推進のシンポジウムや講
演等の依頼もあり、全国各地からモデルとして注目されていることに、大変ありがたく思うととも
に、改めてイメージどおりのまちづくりを実施していくことに、誠心誠意、努力してまいりたいと
12
考えております。
さて、ここでこれからの行財政運営の取り組みについて申し上げます。基本的には、選挙の際に
も申し上げましたとおり、基盤の強化とバランスのとれた行政サービスの執行であります。
まず、市民の皆様の行政への参画でございます。
これは、市民、NPO、女性団体等各種団体、商店、企業など地域コミュニティー活動の促進を
図り、新市の発展に生かそうとするものであります。
同時に、市民の皆さんとの協働で新市を経営すること、すなわち自ら治めるという本来の自治体
を目指すことであります。その中で行政の役割は、開かれた市政推進により、市民の市政へのより
一層の参加を促すために、情報を公開し明確な目標を持った政策を提案し、ともに課題を解決して
いこうということであり、具体的には、市内全域で地域懇談会等を開催し、お互いに膝を交えた対
話を重ねてまいりたいと考えております。
2つ目に、新市総合計画の策定であります。
将来の市にとって最も優先すべき施策を見極め、合併効果が最大限生かされる施策の展開を図っ
てまいります。
そのためには、総合計画の策定が重要であります。この総合計画は、合併前に策定いたしました
新市建設計画を検証しつつ、先に委嘱いたしました地域審議会の皆様のご意見をお聞きしながら、
平成16年度中に策定してまいります。現在、市内各地域からの陳情・要望事項を見ますと、道路
舗装、水路改修等生活密着型の整備が多くあげられております。新市建設計画においては、大型プ
ロジェクトを数多く掲げておりますが、時代の流れを汲み取りながら何を行うべきかを見極め、具
体化できる計画としていきたいと考えております。
一方、目下のところ国庫支出金や地方交付税、国と地方の税金配分等、地方税財源のあり方をめ
ぐる論議は不透明であり、経済好転の兆しも見えない渦中にあっては、早期に「南アルプス市行政改
革大綱」を策定し、行政改革に取り組み、限られた財源の中で、効率の良いサービスの提供を実施し
ていきます。
また、財政の基本原則であります、「入るを計って、出ずるを制する」を踏まえ、南アルプス市の
力を市民の皆様とともに認識し、行財政運営に当たってまいります。
3つ目は、防災計画の策定であります。
先般、宮城県沖でマグニチュード7の大きな地震がありました。震源に近い宮城県北部では、震
度6を記録し、南アルプス市でも震度3を記録しました。本県においても、東海地震や南関東直下
型地震が予想され、自然災害や大規模地震、さらには、地球規模環境問題などを背景に、住民生活
に関連する安全意識はますます高まってきています。
旧6カ町村では、それぞれ防災計画を策定し、住民に防災意識の高揚と安全で暮らしやすいまち
づくりを推進してまいりました。市といたしましても、市独自の防災計画を早急に策定し、併せて
消防団をはじめ、自主防災組織の管理・運営を充実し、市民生活の安全を確保してまいりたいと思
います。
また、先の新聞報道に県の住宅耐震診断の補助制度についての報道がありましたが、本市におき
ましても地震に強い安全・安心なまちづくりを目指すため、住宅耐震診断を県と連携しながら実施
してまいりたいと考えております。
4つ目は、南アルプスブランドの確立であります。
全国に発信いたしました南アルプス市という名称は、マスコミ等によって、広く全国に知れわた
りました。南アルプスという自然豊かなイメージから持てる資源を大切に生かしつつ、南アルプス
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ブランドの確立を図り、山岳観光や果樹観光等産業の育成と振興を推進していきたいと考えており
ます。
さらに安全・安心な農産物の生産、環境に配慮した生産技術の普及、定着など消費者の新たなニー
ズに対応した農業振興を図ってまいります。食の安全ということで、地域で生産されたものは、地
域で消費するという地産地消を定着させるとともに、産地直送販売を行うなど新たな販路の拡大を
も図ります。
5つ目に、環境保全への取り組みであります。持続可能な社会を実現するために環境白書は「地域
環境力」により、地域全体としてよりよい環境をつくっていくことを求めています。そのためには、
自然・社会資源と人材の総合力によって、地球規模の環境問題を個人・地域レベルの自主的な取り
組みとして推進していくことを提唱してまいります。
つまり市民が身近に自然と触れ合うよう、森林や里山、農用地、河川などの貴重な自然環境の保
全に努めるとともに、分別収集や、家庭での生ゴミ処理などによるゴミの減量化、リサイクルの推
進などを積極的に行いながら、環境に対する意識啓発等を通じて、地域における循環型社会の形成
を目指してまいります。
6つ目には、安心して子供を産み育てられる環境づくりであります。
核家族化が進行する現在、子育て支援の必要性を痛感しております。そのためには、保育施設の
改善整備に努め、未満児保育の充実をはじめ時間外保育への取り組みを行うなど、若いお母さんた
ちに対する子育て支援対策を積極的に進めてまいります。
また、
高齢者や障害者の社会参加を支えるため、
多様な在宅福祉サービスの強化を図るとともに、
高齢者の生きがいづくりを進め、生涯現役、全員参加のまちづくりを目指してまいります。障害者
福祉につきましても、本年4月にスタートした、障害者に対する支援費制度の趣旨を十分、生かし
た取り組みを進めてまいります。
特に、障害者の高齢化や核家族化の進行などにより、在宅生活への支援の必要性がこれまで以上
に高まっていることから、障害者の生活支援サービスの充実に努め、社会参加を支えてまいります。
7つ目に、次代を担う子供たちの健全育成を目指してまいります。地域づくりは人づくりと申し
ます。地域社会と一体となった教育を実践し、個性を尊重した教育環境の整備、心の通い合う人間
性豊かな人づくり、また、生涯を通じて学習できる環境整備など、創造的教育の展開を推進いたし
ます。
このため、学童保育の充実に進め、働く女性を支援してまいります。さらに、子供たちの個性を
重視し、その多様性に応えながら、よりきめ細かな指導を行うため、今後の国や県の動向を見据え
たうえで、少人数学級の導入について県への要望を行うとともに、小人数教育の更なる充実を図っ
てまいります。
また、赤ちゃんのことばと心を育むため、新たにブックスタート事業を実施いたします。これは、
市内に生まれてきた全ての赤ちゃんに、絵本を渡すもので、南アルプスの温かなぬくもりの中で、
元気で心豊かに成長されることを期待して行うものであります。
なお、小中学校の通学区域の見直しについては、各学校の適正規模、適正配置について教育委員
会、保護者等関係者と協議しながら、単に事務的でなく地域の考え方をしっかり受けとめて対応し
てまいります。
以上、行政執行についての私の考え方の大要を申し述べた次第であります。どうか、議員各位に
おかれましても、こうした新しいまちづくりに対する取り組みにつきまして、深いご理解をいただ
き、ご支援ご協力を賜りますよう、ここに改めてお願い申し上げる次第であります。
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続きまして、本定例会に提出いたしました案件につきまして、ご説明申し上げます。
今定例会に提出いたしました案件は、条例案3件、予算案22件、契約締結案件2件、人事案件
5件、決算認定案件1件、その他2件の合わせて35件であります。
まず、議案第2号 南アルプス市手数料条例の一部改正についてであります。これは、住民基本
台帳法の一部を改正する法律の施行に伴い、住民基本台帳カードの交付について手数料を定める必
要が生じ、南アルプス市手数料条例に所要の改正を行うものであります。
次に、議案第3号 アヤメの里伊奈ケ湖周辺保健休養施設条例の一部改正についてであります。
これは、県民の森グリーンロッジおよびキャンプ場が山梨県から南アルプス市に移譲されたことに
伴い、条例にグリーンロッジの項を加え、使用料等を定めるものであります。
次に、議案第4号 南アルプス市長職務執行者の給与及び旅費に関する条例の廃止についてであ
ります。これは、合併後、選挙により市長が決まったことにより、市長職務執行者を置く必要がな
くなったため廃止するものであります。
次に、議案第5号 議会の議決すべき事項のうち市長が専決処分することができる事項の指定に
ついてであります。これは市営住宅に関する訴えや和解、調停のほか、軽微な和解および調停や損
害賠償の額の決定など、特に迅速な処理を求められているものについて、専決処分により事務を進
める必要があるため提案するものであります。
続きまして、本日提案いたしました一般会計予算案、国民健康保険特別会計予算案ほか18特別
会計予算案、水道事業会計予算案ほか一事業会計予算案、合わせて22会計の予算案につきまして
ご説明申し上げます。
まず、議案第6号 平成15年度南アルプス市一般会計予算案についてであります。
ご案内のとおり、本年度につきましては合併初年度の予算ということで4月から3カ月間、暫定
予算として97億4,977万円を専決予算としてお認めいただき、これまで執行させていただい
たところであります。
従って、本議会では法の定めるところにより、暫定予算も組み入れた平成15年度予算案として
提案させていただいております。
提案させていただきました一般会計予算案ほかは、合併初年でありますので合併した旧6町村が
それぞれ財源を付して編成いたしました事務、
事業費を基本に集計した予算であり、
総額を284億
371万1千円といたしております。本年度の編成につきましては、合併協定書に盛り込まれた協
定項目を尊重するとともに、新市将来構想、新市建設計画に基づいた事業の精査、計画づくりに主
眼をおいております。
特に、合併市町村に特例として認められております375億円の合併特例債につきましては、新
市建設計画に基づく事業の財源としての活用を図ってまいりますが、先に述べた三位一体の改革と
も相まって、現在の国の財政状況下においては不透明であり、確実な財源見通しが立たない難しい
現状であります。
これらの状況を踏まえ、本予算は行政の効率化と財政基盤の強化を基本に、健全財政を維持し、
第2回臨時議会において掲げさせていただきました5つの柱との整合性を図りながら、市民の皆様
の要望の強い生活関連事業を最優先に、新市建設計画施策体系別の都市づくりを予算編成の指針と
いたしました。
以下、体系別に分類し主なものについてご説明申し上げます。
第1に、情報と連携の都市づくりであります。
まず、行財政改革の推進についてであります。
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総合計画策定推進事業につきましては、合併協定書、新市建設計画、新市将来構想と併せて旧6カ
町村の総合計画との総合性を図りながら、アンケートによりさまざまな市民ニーズをも取り入れ、
総合的に新市の将来像を見据えた事業の策定として最も重要なものであります。福祉、教育、環境、
産業、防災等の各分野における諸施策、諸事業を選択し、合併して良かったと実感できる事業を展
開するものであります。市民アンケート、基礎調査費用を含め764万7千円を計上いたしており
ます。
次に、新庁舎建設推進事業についてであります。庁舎建設につきましては合併協議会において、
速やかに検討を開始するようにとの協議結果でありますので、早速庁内検討委員会を設置し、事前
協議に入ります。
次に、市章等公募事業についてであります。
市章につきましては現在公募中でありますが、
発表時期については、
合併記念式典に行う予定で、
合併協定書調印の日である10月17日を記念日とし、開催する計画を進めております。第1回市
制祭と位置付け、当日は合併に際しまして功労のあった皆様の表彰、記念講演会なども開催する計
画であります。
次に、
南アルプス市情報化計画策定事業についてであります。
IT革命により目まぐるしいスピー
ドで情報化が進展する中、本計画の策定は行政改革の柱をなすものであり、遅れることなく確実な
推進が求められております。本年度は計画策定委員会を設置し、先進事例並びに住民意向調査を行
い、2カ年計画で、市情報化計画を策定するものであります。本年度643万7千円を計上いたし
ております。
次に、文書管理システムの導入事業についてであります。いわゆるファイリングシステムによる
文書管理など、事務改善も行政改革の一翼を担うものであり、本年情報公開制度の実施にも対応す
るものであります。予算額735万円を計上いたしております。
次に、国際交流、地域間交流の推進であります。合併協定書によりますと、旧町村において行っ
てきました国際交流・地域間交流につきましては、そのまま新市において引継ぐとされており、合
わせて3,109万3千円を計上いたしております。
次に、男女共同参画社会づくりの推進であります。
本事業の目的であります男女共同参画社会の構築を目指した事業として、全国女性会議への参加
やフォーラムの開催、男女共同参画プラン策定研究会の設立など合わせて324万8千円を計上い
たしております。
次に、安全な環境づくりについてであります。地震等災害対策事業といたしまして耐震性貯水槽
および消火栓施設整備、消防団ポンプ自動車の更新、災害対応特殊救急自動車等の装備充実、さら
に合併したことにより整備が必要となった6地区の防災無線の統一に合わせて2億5,010万
6千円を、地域防災計画を立案する予算857万3千円を計上いたしております。
次に、交通安全対策事業についてであります。交通弱者といわれるお年寄りや子供を交通事故か
ら守るため、
専門交通指導員を6地区に配置し街頭指導や交通教室の開催、
各支所にはカーブミラー
設置、横断歩道等の白線引き事業費を計上し、交通安全に取り組んでまいります。
第2に、にぎわいと活力あふれる都市づくりであります。
まず、商工業の振興についてであります。
指導的な役割を持つ南アルプス市商工会についてであります。市と同様に4月1日に合併いたし
ました。6月からは芦安地区にも相談所を設置して、この地域の商工業の振興に寄与することとし
ております。本年度は、新たな事業への取り組みとして、観光振興事業や地域ビジョン策定事業な
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ど地域活性化事業へ1,793万円補助いたしております。また、この7月に開催されます、青年
会議所関東大会開催補助金として、200万円を計上いたしました。
次に、農林業の振興についてであります。農業は市の基幹産業であります。その基盤ともなる農
道、用排水路の整備は重要施策であり、市単独の土地改良事業に2億2,716万5千円、県単土
地改良事業に7,375万7千円、団体営土地改良事業、県営土地改良事業に2億4,400万7千
円を計上いたしております。
また、農業振興対策事業として農地流動化地域総合推進事業、農業経営基盤強化促進事業等合わ
せて424万7千円を計上し、里山活性化整備事業、中山間地域等直接支払制度事業に2,101万
円を計上いたしております。さらに、水田農業経営確立対策事業としては、各支所に合わせて4,
514万6千円を計上いたし、先に申し上げました農業災害救済対策事業として、白根地区西部を
中心に発生した降雹による李等、果実の被害農家に対しまして農薬購入補助金600万円を計上い
たしております。
次に、林業振興についてであります。林道整備事業については、塩前第2林道開設事業、御庵沢
小武川林道開設事業合わせて8,200万円を計上いたしております。
次に、観光の振興についてであります。各地区に地域の特色や資源を生かした観光施設がありま
すが、これからの観光振興は新市の経済にとって大きな柱となり得るものであります。
南アルプス市観光協会、芦安地区夜叉神観光協会とも連携しながら全国に南アルプス市観光を
ピーアールする絶好の機会であります。このための経費として、観光協会運営経費に926万円、
巨摩野農業協同組合果樹観光事業に500万円、パンフレット作成、キャンペーン経費に734万
7千円、釜無川いかだ下りほかイベント開催経費に5,957万4千円、やまなみの湯ほか4施設
管理運営費合わせて2億2,338万3千円、風の丘しらね、ウッドビレッジ伊奈ケ湖ほか管理運
営委託料、人件費補助金合わせて1億2,511万4千円を計上いたしております。
次に、労働環境の整備につきまして、労働諸費に南アルプス市シルバー人材センター補助金1,
780万5千円、働く婦人の家管理運営費等合わせて700万円を計上いたしております。
第3に、うるおいと利便性のある都市づくりであります。
まず、道路網の整備についてであります。平成16年3月には、中部横断自動車道(仮称)南ア
ルプスインターチェンジの供用が開始されます。白根インターチェンジと併せ、新山梨環状線との
接続など連結する2つの高規格道路は、これからの南アルプス市の産業経済にとりまして大変重要
な基盤を形成してまいります。国内の物流拠点となり、山梨県の西の玄関としての役割を持つこと
は、これからの観光振興、活性化に大きな期待を抱くものであります。市といたしましても、幹線
道路9路線、生活道路29路線、公共施設等へのアクセス道路7路線の整備を進め、合わせて11億
7,923万9千円を計上いたしております。また、道路維持事業に、道路水路補修工事60路線
ほか維持補修全般にかかる経費、合わせて3億3,963万3千円を計上いたしております。
次に、治水対策についてであります。浸水や冠水を防止し、市民生活の安全性を確保してまいり
ます。
河川・水路の改修整備を促進するため2,207万2千円、河川維持補修工事3路線ほか河川水
路の維持補修管理費に2,608万6千円を計上いたしております。また、甲西支所に甲西工業団
地周辺の河川維持管理費に845万9千円を計上いたしております。
次に、都市空間の整備についてであります。人が住む最適な住環境、アメニティー環境の構築は
長期的な視野に基づいた都市計画の立案によるものであります。合併した後、各地区の特色を生か
しながら河川、都市下水路の整備、公園、街路整備、土地区画整理の促進、街並み景観づくりなど、
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住環境のバランスのとれた開発が望まれております。
このための予算として、都市計画立案事業に8,568万円、山寺桃園線、荊沢芦原線街路整備
事業ほかに合わせて2億951万3千円、
櫛形総合公園、
秋山川すももの郷公園整備事業に1億6,
405万6千円、櫛形総合公園ほか2公園管理事業に1億3,075万3千円を計上いたしており
ます。
次に、市街地の住環境の整備についてであります。花壇、石垣、緑と花のある美しい都市環境の
形成に969万円を計上いたしております。
次に、公共交通の整備についてであります。新交通システム等の調査および研究に18万8千円
を計上いたしております。
第4に、快適で心のかよいあう都市づくりであります。
まず、社会福祉の充実についてであります。医学の発達と少子化により、高齢者の占める割合は
年々高くなり、南アルプス市の高齢化率は平成15年4月の統計で18.59%と山梨県平均と比
べると低いものの、今後も高くなることは必然的であり、介護予防の観点から生きがいづくりに通
じる事業活動への積極的な支援施策が必要となってまいります。
このため、生きがい活動支援通所事業、食の自立支援事業、老人クラブ育成事業等合わせまして
1億865万2千円、寝たきり老人対策事業といたしまして在宅介護支援センター事業等合わせて
8,365万6千円を計上いたしております。また、県から移管されました生活保護支給事業に3億
2,535万5千円を計上いたしております。
さらに、子育て支援事業といたしまして児童手当支給事業等に4億4,433万円、櫛形北保育
所建設、若草保育所大規模修繕等に4億2,513万3千円、民間保育所特別保育事業等に2,
231万8千円を計上いたしております。心身障害者施策といたしまして、一時養護(レスパイト)
サービス事業ほか心身障害児・者援護事業に3億373万2千円、心身障害児・者支援事業に4億
5,448万6千円を計上いたしております。
少子化対策事業といたしましては、若草地区児童館建設事業に1億2,261万9千円、八田・
若草児童館活動事業、白根桃っ子サークル運営費、櫛形学童保育事業に合わせて2,849万円を
計上いたしております。総合保健福祉センター兼白根支所基礎調査事業に459万2千円を計上い
たしております。
次に、健康づくりの推進についてであります。明るく健康でありたいとの思いは、皆等しい願い
であります。一貫した健康管理事業として、妊婦・乳幼児健康審査から老人保健予防事業のほか健
康づくり施策に3億5,861万4千円、乳幼児医療費助成事業に9,870万7千円、感染症予
防対策事業に9,296万8千円を計上いたしております。また、健康福祉まつりにつきましても、
旧町村で実施されてきた特色ある内容を継承しながら、本年度は一本化せずに実施していくことと
し、953万3千円を計上いたしております。
次に、自然環境の保全と活用についてであります。環境基本計画策定のための調査研究並びに松
くい虫防除・枯損木緊急除去事業に4,258万円、森林整備地域活動支援事業に277万円を計
上いたしております。
次に、快適生活環境の整備についてであります。ゴミの減量化と堆肥化による資源の有効活用を
目的に、生ゴミ処理機購入助成事業として購入価格の2分の1、1台2万円を限度として540万
円、ボランティア団体や企業等が一定の場所を選んで里親となり、環境美化に取り組む制度である
アダプト・プログラム事業に77万8千円を計上いたしております。
次に、窓口サービスの拡充についてであります。県弁護士会との委託契約により月2回各支所を
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巡り、民事全般についての相談事業として100万8千円を計上いたしております。
第5に、個性と文化を育む都市づくりであります。
まず、生涯学習ネットワークの整備拡充についてであります。市内の、どの図書館でも市民の皆
さんに利用していただけるようネットワークシステム整備事業346万円、また、各種生涯学習講
座の開催経費として各教育事務所に合わせて1,112万7千円を計上いたしております。
なお、合併記念事業として本年9月28日に櫛形総合体育館で開催されます、「NHKのど自慢大
会」と11月2日に桃源文化会館において開催されます、
南アルプス市民ベートーベン「第9」演奏会
開催事業合わせて2,570万7千円を計上いたしております。
次に、学校教育の充実についてであります。教育は百年の大計といわれ、その重要性については
等しく認識するところであります。
合併したことにより南アルプス市には小学校15校4,958人、中学校7校2,492人が在
学いたしております。
計画的に増改築、耐震、大規模改築等施設整備に取り組んでまいります。今年度は南湖小学校普
通教室増改築事業に9億81万9千円、白根巨摩中学校体育館改築設計委託料、甲西中学校普通教
室増改築設計委託料合わせて5,400万2千円、その他、小・中学校施設改修に6,927万1千
円を計上いたしております。
また、青少年の健全育成につきましては、これまで各地域において、さまざまな青少年健全育成
事業に取り組んでおられました。本年度も各教育事務所を通じて同様に実施するための予算を計上
いたしておりますが、来年度からは地域に関係なく誰もが参加できる事業を実施してまいります。
次に、文化づくりの推進についてであります。これまで春仙美術館、白根桃源美術館とも、それ
ぞれ個性を生かした事業を展開してまいりましたが、合併した今後は姉妹館として共催も計画しな
がら、事業を展開してまいります。このための予算として合わせて8,947万7千円を計上いた
しております。
また、文化振興事業として各地区教育事務所に文化祭開催事業費等合わせて557万3千円を計
上いたしております。
次に、スポーツ・レクリエーションの振興であります。4月13日に開催されました合併記念南
アルプス桃源郷マラソンには、全国各地から約6千人の参加をいただき盛大に開催することができ
ました。この他、各種のスポーツ大会開催事業に923万1千円、新たに発足する南アルプス市体
育協会につきましては、補助金として2,203万1千円を計上いたしました。また、芦安プール
屋根設置工事費といたしまして7,600万円を計上いたしております。
以上の財源の主なものといたしまして市税、地方交付税、分担金及び負担金、国、県支出金、繰
入金、市債等を見込んでおります。
続きまして、特別会計予算案についてご説明いたします。
まず、
議案第7号 平成15年度南アルプス市国民健康保険特別会計予算案についてであります。
昨年10月に医療保険制度の改正として、高齢者医療負担制度における患者負担の見直しや、老人
医療費拠出金等の見直しが行われました。これは、高齢社会の急速な進展と、長引く不況による低
所得者層の増大等の要因によるものであります。
これらを踏まえた本年度の国保会計予算の総額は、
53億9,431万6千円といたしております。
次に、議案第8号、平成15年度南アルプス市老人保健特別会計予算案についてであります。本
会計につきましては、平成14年10月の法改正により、75歳以上の高齢者医療費の支払いに充
てられることとなりました。これらを踏まえ、本年度の老人保健会計予算の総額は61億9,
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810万5千円といたしております。
次に、議案第9号 平成15年度南アルプス市介護保険特別会計予算案についてであります。介
護保険制度は、発足以来4年目を迎え、3年に一度サービス給付の事業量を見直す時期となり、第
2期介護保険事業計画を策定し、この中で事業量の増加、保険受給者数などを検討し、保険料を2,
900円といたしたところであります。本年度の予算総額は合併したことにより13カ月分の予算
となり、予算総額を31億7,164万3千円といたしております。
次に、
議案第10号 平成15年度南アルプス市下水道事業特別会計予算案についてであります。
本年度の整備事業につきましては、国庫補助事業54.1ヘクタール、単独事業20.1ヘクター
ルであり予算総額を26億7,585万7千円といたしております。
次に、議案第11号 平成15年度南アルプス市芦安農業集落排水事業特別会計予算案について
であります。芦安地域全体を対象として平成15年4月現在、158世帯、加入率78%であり、
予算の総額を3,567万5千円といたしております。
次に、議案第12号 平成15年度南アルプス市農業体験実習館事業特別会計予算案についてで
あります。農業体験ができ都市と農村交流の拠点として、宿泊研修も可能な施設として利用されて
おります。加えて天然温泉「ふれあい館」や天文館、伝承館も含めた文化施設も整備されております。
これら施設管理運営費として、予算総額を6,824万8千円といたしております。
次に、議案第13号 平成15年度南アルプス市総合交流ターミナル事業特別会計予算案につい
てであります。八田地区の果樹等の生産物直売経費と、農家レストラン「キウイクラブ」などの施設
管理運営費として予算総額4,146万円といたしております。
次に、議案第14号 平成15年度南アルプス市南アルプス温泉ロッジ事業特別会計予算案につ
いてであります。昭和52年に開業し、夏の観光を中心として登山客等に利用されております。予
算の総額を8,669万3千円といたしております。
次に、議案第15号 平成15年度南アルプス市温泉給湯事業特別会計予算案についてでありま
す。現在、芦安地区のペンション、旅館、民宿合わせて11件に温泉を供給しております。予算総
額を325万3千円といたしております。
次に議案第16号 平成15年度南アルプス市山梨県北岳山荘管理事業特別会計予算案について
であります。昭和54年より旧芦安村が山梨県から委託を受け経営をしておりまして、年間1万人
を超える登山者に利用されております。予算総額を8,291万3千円といたしております。
次に、議案第17号 平成15年度南アルプス市白根簡易水道事業特別会計予算案についてであ
ります。白根簡易水道事業につきましては、平成17年4月の給水開始を目指し、本年度は主に駒
場配水池建設工事であり、予算の総額は1億9,466万3千円といたしております。
次に、議案第18号 平成15年度南アルプス市芦安簡易水道事業特別会計予算案についてであ
ります。簡易水道再編推進事業といたしまして主なものは、給水管布設工事費であります。予算の
総額を2億2,737万4千円といたしております。
次に、議案第19号 平成15年度南アルプス市櫛形簡易水道事業特別会計予算案についてであ
ります。主なものは山寺地内配水管布設工事、公債費償還金等であり、予算総額を1億7,890万
7千円といたしております。
次に、議案第20号 平成15年度南アルプス市甲西簡易水道事業特別会計予算案についてであ
ります。主なものは中央第4水源整備工事、江原地内ほか水道管布設工事であります。予算の総額
は3億8,651万6千円といたしております。
次に、議案第21号 平成15年度南アルプス市芦安恩賜県有財産保護財産区管理会特別会計予
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算案についてであります。主なものは間伐、下草刈り費、作業委託料等であり、予算総額を225万
4千円といたしております。
次に、議案第22号 平成15年度南アルプス市中尾山外一字恩賜県有財産保護財産区管理会特
別会計予算案についてであります。山林借地料、負担金等であり、予算総額は120万2千円とい
たしております。
次に、議案第23号 平成15年度南アルプス市高尾山外一字恩賜県有財産保護財産区管理会特
別会計予算案についてであります。主に間伐、下草刈り費等であります。予算総額は776万8千
円といたしております。
次に、議案第24号 平成15年度南アルプス市城山外一字恩賜県有財産保護財産区管理会特別
会計予算案についてであります。下草刈り費ほかであり、予算総額を219万円といたしておりま
す。
次に、議案第25号 平成15年度南アルプス市雨鳴山恩賜県有財産保護財産区管理会特別会計
予算案についてであります。主なものは借地料等であります。予算の総額は29万8千円といたし
ております。
次に、議案第26号 平成15年度南アルプス市水道事業会計予算案についてであります。野呂
川水道事業、若草水道事業合わせまして、収益的収入に10億858万7千円、同じく支出に7億
9,883万7千円を計上いたしております。
また、資本的支出といたしまして、平成11年度より実施しております第4期拡張事業基本計画
に基づいて、駒場浄水場沈殿池改修工事(Ⅱ工区)を始め、甲西バイパス、県道等配水管布設工事、
十日市場配水池築造工事等を行う資本的支出、10億7,705万8千円と資本的収入4億7,
772万8千円を見込んでおります。なお、不足いたします5億9,933万円につきましては過
年度分損益勘定内部留保資金等で補填をいたしております。
次に、
議案第27号 平成15年度南アルプス市自動車運送事業会計予算案についてであります。
本年度より新たに企業局において所管することになり、6月中旬の運行開始を見込んだ予算編成を
いたしておりますが、ご案内のとおり3個所の崩落がありまして運行について検討中であります。
本年度予算といたしまして、支出の自動車運送事業費用に3,558万6千円、収入の自動車運送
事業収益に3,572万2千円を計上いたしております。
続きまして、議案第28号 南アルプス市過疎地域自立促進計画についてであります。これは、
合併に伴い芦安地域の過疎地域自立促進計画を見直す必要が生じたため、計画を策定し過疎地域自
立促進特別措置法の規定により、議会の議決を求めるものであります。
次に、議案第29号と30号につきましては、市立南湖小学校増改築工事の建築主体工事と市立
櫛形北保育所改築工事の工事請負契約の締結についてであります。南湖小学校増改築工事につきま
しては、請負金額6億2,265万円、契約の相手方は代表構成員株式会社河村工務店と構成員宝
建設株式会社の共同企業体です。櫛形北保育所改築工事につきましては、請負金額2億1,105万
円、契約の相手方は、株式会社早野組とする2つの工事請負契約の締結について、議会の議決を求
めるものであります。
次に、同意案第15号から19号につきましては、市内の5つの恩賜県有財産保護財産区管理委
員の選任について同意を求める件であります。それぞれの財産区管理条例により管理会を組織する
ため、芦安財産区管理委員は5名、中尾山外一字財産区管理委員は6名、高尾山外一字財産区管理
委員は7名、城山外一字財産区は7名、雨鳴山財産区は7名、合計32名の委員につきまして、議
会の同意を求めるものであります。
21
以上、提出議案の内容についてご説明を申し上げました。
なにとぞ、よろしくご審議の上、ご議決ご同意をいただけますようお願い申し上げます。
平成15年6月20日
南アルプス市長
石川 豊
○議長(稲山徳仁君)
以上で市長の説明が終わりました。
ここで暫時休憩いたします。
再開は、午前11時25分からお願いいたします。
休憩
午前11時09分
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
再開
午前11時25分
○議長(稲山徳仁君)
再開いたします。
この際申し上げます。
ただ今議題となっております35案のうち、日程第3 議案第2号から日程第5 議案第4号ま
での条例案3件、および日程第7 議案第6号から日程第28 議案第27号までの一般会計等
21の特別会計等の予算案、以上25案件につきましては、議員協議会の申し合わせに基づき所管
の委員会に付託することになっておりますので、これらの案件については、大綱的な質疑に留めた
いと思います。
なお、従来の町村議会におきましては、委員会付託議案について市長の内容説明のあと、担当す
る執行部職員から補足説明が慣例として恒常的に行われてまいりました。合併により町村から市制
に移行した先進地の例、ならびに県内7市の議会におきましても、議会の効率的な運営を図るうえ
から、委員会付託案件については補足説明を省略いたしておりますので、本市議会におきましても
委員会付託案件につきましての、本会議における補足説明は省略いたしますので申し添えます。
それでは、ただいまより大綱的質疑の発言を許します。
24番、名取常雄君。
○24番議員(名取常雄君)
平成15年度の南アルプス市一般会計の予算について大綱質疑を行います。
15年度の一般会計につきましては、先ほどの市長の説明要旨にありますように、合併初年度で
ありますので、合併した旧6町村がそれぞれの財源を付して編成いたしました事務事業費を基本に
集計した予算、このことは私も認識をしておりますが、財政と予算を切り離して考えることはでき
ません。
旧6町村においても自主財源が乏しく、南アルプス市になったからといっても、依存財源に頼ら
ざるを得なくなっているのが現状であります。しかも、その依存財源の主体である地方交付税や国・
県の財政難により、補助金等もどうなるか分からない状況にあります。こうなってきますと、結局
地方債に頼らざるを得ない状況であります。
今回の予算につきましても、合併特例債を視野に入れた中の予算であります。
ただ、このことは合併協議会の主要施策、主要事業の中で合併特例債は、15年度はゼロであっ
たにもかかわらず、今回8億2,190万円の金額が計上されております。市長は財政計画をどの
ようにとらえ15年度予算を立てたのか、お聞きしたいと思います。
また、合併時の主要事業の中でどのような考えで事業の優先順位をつけ実施されていくお考えな
22
のか、お聞きしたいと思います。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
ただいまの名取議員さんのご質問にお答えをいたします。
ご指摘がございましたように、本年度の予算というのは、各町村からの持ちより予算であるとい
うことでございますけども、内容を精査いたしますと、財源的にも必ずしも確保できるものも、で
ないものも入っています。そういうことを精査した中で、今も議員さんからご指摘がございました
ように、合併特例債も財源を起債に頼らざるを得ないと。
ご案内のように合併特例債というのは、375億円と現在では、計画されておるわけでございま
すけど、ただ、三位一体の構造改革が進んでいく中で、交付税も減ってくるというようなことにな
りますと、果たして約束どおりの70%の元利償還金を将来の交付税の中で算定して、貰えるかど
うかというようなことについては、非常に危惧を持っているわけですよ。
それと同時に、すでに交付税の検討の中に、従来のように仕事をするために借金して仕事をする
と、その借金については将来、交付税で補填するというようなことを言ってきましたが、そういう
ものは今度、止めなさいというようなことを言っているわけですよね。だから、交付税会計の中の
パイというものはもう決まっていますから、それがだんだん減らされる中に、こうした合併による
特例債というものがだんだん膨らんできますと、どこかが減ってくると、減らざるを得ないと、こ
ういうことになりますと、一応これは制度として、果たしてそこまでの補填をしてもらえるかどう
かということが、将来、非常に危惧しているわけです。そんなことから、関係するのにも、そうい
うようなことで私も伺ってみたのですが、一応決めたことだから守りますが、それはそこが増えれ
ばどこから減らされるのだと、こういうようなことを言っていますから、おそらくこの7割の補助
というものが5割になるか3割になるかということは、将来負担になるのではないかというふうに
思っています。
今度の財源を検討した中で、例えば小学校の教室の問題とか、その他問題もございますが、道路
建設等の問題につきましても、当面、義務教育については、当然、義務教育の起債がつくというこ
とが言われておりますが、早期にこの有利の補助制度が認められる中で、できる限りこれを使って
いくほうがいいのではないかというような判断もございました。
そんなことでございますから、今後どういうものをするかといいましても、右肩上がりの時代と
は違って、375億円あるからといって、大きなものをどんどんつくるというような時代ではない
というように認識をしています。
したがいまして、今後の総合計画を策定する中で、そういう事業選択というものが行われていく
わけでございますが、生活に密着したものを優先的に取り上げていくと、そういう必要性があるの
ではないかということを考えておりまして、先ほどの私の要旨で申し上げましたけども、今、各地
域から要望が出てきている陳情というものは、水路を直してほしい、道路を真っ直ぐにしてほしい
というようなものがたくさん出てきているわけです。そういうものを優先して、今後していくこと
が、ああなるほど、今までいくら要求してもできなかったけども合併しただけにこういうものをだ
んだんしてくれるなと、合併してよかったなと、そういうものを実感として受け止めてもらえるの
ではないかというふうに思っているわけであります。
そんなことから、地域審議会の委員の皆さんともそういう点は十分論議していかないとならない
し、総合計画の中でも論議をしなくてはならないと思っていますが、大型のものを作るといえるの
23
も、むしろ本当に市民の皆さんが必要としているもの、そういうものを生活環境整備というものへ
重点的に財源配分をしていくといいのではないかというように考えています。
今回の場合はそこまで踏み込んでおりませんが、当面、財源を調整する中で、不足分について有
利の起債であるというようなことで配分したということでございます。
以上でございます。
○議長(稲山徳仁君)
ほかに質疑ありませんか。
名取常雄君。
○24番議員(名取常雄君)
そうしますと、市長の部分で言われたのは、今の現状が財源的に厳しいから特例債、要は有利な
部分でも使っていかなくてはいけないと。実際的に特例債自体もこの合併に伴って、いろんな新事
業も含めてあるわけですから、これは私も使うべきだというふうには思うんですが、ただ、前回の
臨時会ですか、市長の5つの柱という部分で、市長が1番最初に挙げているのは、行政の効率化と
財政基盤の強化、このことを挙げられているんですが、財政基盤の強化という部分は、実際問題と
して今、パイがないからその部分で事業もある程度縮小してやられるという形なのか、それとも、
ある程度その財政基盤という部分をこの新市として、
各6町村ではできなかったけども、
新市になっ
て7万人都市としてなったときに、こういった事業の中で財政基盤を、税収入は多くなるという部
分かもしれませんけども、実際的には、そういったことを作っていかれるような考えがあるかどう
か、これだけ、すみません。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
財政基盤の強化ということで、今、各県または市町村でも、法定税目以外ですね、新しい自営の
ことを設定して、そして自主財源を強化するというような方法がとられています。
東京都でも銀行税というようなものをしました。また、富士山麓の河口湖周辺の町村でも、入漁
税というような税金を求めて、そういうような一種の目的税的なもので、そういうものを補填した
というようなことがございます。
したがいまして、この地域にそういうような形のものがあるかどうかという問題が出てまいりま
すけども、今のこの時代というのは住民の皆さんそれぞれが、また、企業にいたしましても税負担
をするのに非常に厳しいという時代でございますから、当面は、財政基盤の強化というのは、私が
申し上げるのは、やるべき仕事であって、どうしてもやらなくてはならないというものはやります
が、送れるものはこの際送って、そして赤字を出さない。というのは、昭和の合併のときにも、最
終的には赤字団体がたくさん増えてきて、財政再建特別措置法というものが出まして、再建計画を
作ったという歴史があるわけですよ。だから、今度の合併はそういうことにしてはならないという
ようなことを基本的には考えております。
したがいまして、入るを計って出ずるを制するというようなことは私が申し上げましたが、そう
いう基本理念をきちっと踏まえた中で、あいまいな財源は財源としないというように考えていきた
いと思っています。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
ほかに質疑ありませんか。
24
23番、亀ケ川正広君。
○23番議員(亀ケ川正広君)
市長は今後、新市総合計画を作成するとして、この計画は合併前に策定した新市建設計画を検証
しつつ、地域審議会の意見を聞きながら作成すると話されました。そして、新市建設計画において
は、大型プロジェクトを多数掲げているが、時代の流れを汲み取りながら、何を行うべきかを見極
め、具体化できる計画としていきたいと話されました。
この、市長説明は、新市建設計画で掲げた400億円近い375億円でしたか、合併特例債を使っ
ての新市発展プロジェクトの見直しが必要であるという市長の認識であるのかどうか、改めて市長
の考えを伺いたいと思います。
そして、新市建設計画の最大の問題は、合併特例債を最大限使いながら、その一方で旧町村の総
合計画などで掲げた事業を、合併特例債事業とは別の起債事業として、これまで町村で起こしてき
た額と同程度を行う計画となっているということです。
このように合併特例債事業と、通常の起債事業の合計で後年度の返済額が膨大に膨れ上がること
になります。こういう事態は絶対に避けなければならないと思いますが、市長の考えどうでしょう
か。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
今、ご指摘があるような点は、おそらく議員の皆さん方、ご心配されていることではないかなと
思っています。そして、あの建設計画の中に軌道系の交通機関を設けるとか、大学を誘致するとか、
そういうような大きなものが組み込んでおります。しかし、今の時代の流れでして、当時の場合、
あの建設計画を作った時代には国の補助金を減らせるというようなことも言っておりませんでした。
そして、交付税も見直すということは言っておりません。そういうようなことを言っておりません
でしたから、その当時の財政のあり方というものの中で、ああいうものを組み立ててやられてきま
したですよね。
そういうことになりますと、今後はその国の補助金も減ってくる、そしてまた、交付税も見直し
されるということになると必然的に財政そのものが圧迫されてくるわけですね。だから、そうした
ことを考えた場合に、今、合併特例債というものは新規事業にみんな振り向けるんだというような
ことで、あとはまた同じように借金してやるんだというようなお話がございましたが、私はむしろ
それは危険があるのではないかというように思っております。
したがいまして、これからも計画をつくる中で、何を市民の皆さんが要求し、どういうことに優
先的にするかということを、じっくり話し合っていくべきではないかというふうに思っています。
前に、建設計画をつくる際にも、どの事業にどれだけの起債をつけるという数字は出ていないは
ずです。それは、今からやろうということになってますから、だから375億円というものをどう
いうように使うかということは、事業そのもので要望事項というものが挙がっていますが、それへ
どの程度振り向けるかというは、これからの総合計画をつくる中で決めていくということになって
おります。
したがいまして、そういうような時代の流れを汲み取ってということは私が申し上げましたが、
そういう世の中の動きというものも判断をしながら、今後の財政運営をやっていかないと、昭和の
合併と同じような結果を招くと、そういう心配がありますということを申し上げたいのです。
ですから、今後の計画をつくるにあたっては、それぞれの地域のご要望というものを十分汲み上
25
げながら、いわゆる南アルプスの力というものの中で、どれだけの仕事ができるかということを、
お互い認識しあって、計画を作っていくという事になろうかと思っています。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
亀ケ川正広君。
○23番議員(亀ケ川正広君)
今の市長のお話でも、昭和の合併のときのような財政再建団体に陥らないようにしなければなら
ないという点で、この点では同じ気持ちであります。
そして、新市建設計画の中では、具体的には額は決めていないんだというお話ですけど、これは
昨年9月でしたか、市の名称を決めた第9回合併協議会だったと思いますけど、そのときに合併特
例債事業の案を合併協議会は合併協議会委員に配布をして、回収しましたけど、そのときのものが
あります。具体的にこのくらいの額というのは示されているわけです。
それはそれとして、この問題で具体的な提案を行いたいと思います。
通常の起債事業として予定されているものとして、農林業振興とか、商工業振興とか、子育て支
援とか、高齢者対策とか、防災対策とか、文字どおり大切な事業が通常の起債事業の中には多く含
まれています。合併特例債の使い道をこれらの事業に振り替える、このことにより有利な起債であ
る合併特例債を使いきり、さらに後年度返済負担も増やさない、この方法を新市総合計画策定の手
法とする、このようにされたらどうかというふうに思いますが、市長の考えをお聞かせください。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
全てがそういう考え方でいくということになると、これからの財政の仕組みというのは常に動い
ていますから、毎年交付税も減ってくる、今度は補助金も切られたという中で、私はやはりその学
校の建設だとか、そういうようなものについては、これは地震対策等を考えますと、これはもう何
をさて置いてもする必要があるのではないかと、保育所の問題等ね。そういう問題を優先的にやは
り取り上げていくと。
そして、新たに防災センターをつくるとか、何とかというものは合併計画のほうでいくつか盛り
込んでおりますが、そういうようなものについては、十分に皆さんと議論をしていきながら、そう
した中で財政が許されるのであれば、そういう方面も当然していきたいというように思っています
が、だけども、基本的には市民の生活に密着する、私のところに、今、陳情がきているのは小さい
ような問題ですけども、今までなかなか陳情してもできなかったけども、こういうことしてくださ
い、ああいうことしてください、ということが出てきているわけですよ。
だからむしろ、合併してよかったなと思われるのは、そういうようなことを、この際、解決する
ことと思っています。375億円のお金を使うということになると、これは膨大なお金なんですよ
ね。私のところで予算が今年280億円ですよね。だからそれを10年間に分けても、1年35億
円というお金なんですよね。まあ、市役所を将来つくるということについて、これが70億円かか
るか80億円かかるか、それを使ってもまだ300億円あるということになれば、そのお金を使っ
て何をするかということを考えた場合には、やはり、いろいろの施設その他についてアンバランス
になるのであれば、そういうものを使って、全地域が同じレベルまで上げていくというようなこと
も考える必要があるんではないかなと。それではじめて合併して良かったという効果が生まれるん
ではないかという感じがするのです。
26
とにかく、今後考えていかなくてはならないことは、ただ単にそうしたハードな問題だけではな
くて、ソフトの問題も加味しながら考えていかなくてはならないと思っていますが、特に建設事業
等については、道路の整備でございますとか、さらには新しい南アルプス観光や観光費で必要な施
設でありますとか、そういうようなものを優先的に取り上げていくと、それは十分地域審議会の皆
さんと話し合いをして、最終結論を持ちたいというふうに思っています。ですから、どの仕事にど
ういう形で割り振るかということにつきましては、今後の総合計画の中で十分議論をしていただき
たいと思っています。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
穴水俊一君。
○89番議員(穴水俊一君)
今、亀ケ川議員の質問に関連をして、1、2お伺いします。
この、市長の説明要旨の22ページには、新庁舎建設推進事業についてというのが4行述べてお
ります。先ほど来、合併特例債を大型公共事業等にできるだけ使わないで、もっと身近な問題に、
地域の皆さんの要求に沿った内容で使うようにしたいというのが市長のお考えだというふうに伺っ
ております。
しかし、ここでは合併協で論議をされて速やかに検討せよということであるから、検討委員会を
設置して事前協議に入ると。つまり、これは選挙の中でも、選挙の後の市長のご答弁の中でも、私
の任期は4年だというふうにはっきりと言われておりまして、この間に大型公共事業等については
十分検討していきたいというふうなお話もあったように伺っております。その点で、この新庁舎建
設推進ということでありますから、推進ということですから、これは建設ということにとれるわけ
でありますが、しかし一方では、例えば甲西町役場、若草町役場等々見ましても、非常に大きな建物
が残っているわけです。
そして現状は、合併してこの旧櫛形町役場を支所と合わせて本庁としても使っているということ
を見ますと、決してこういうものを活用していけば、大型な、聞くところによれば99億円使って
新庁舎を建設するんだという計画があると、かのように伺っております。
果たして、この検討委員会というのは、あくまでも新庁舎を建設するということを前提とした検
討なのかどうなのか。あるいは、そういった旧町村役場等を活用しながら、今後どうしていくかと
いうことも含めた検討としていくのかどうなのか、その点についてのお考えを伺いたいのが1点で
あります。
それから、今度の一般質問でも伺う予定でありますが、震災対策等に伺いますが、当面その東海
沖地震とか、南関東直下型とかの危険が迫っていると、いつ来てもおかしくないと言われている中
で、各町村とも、とりわけ旧八田村におきましては、阪神淡路大震災の教訓に立って非常に立派な
八田村地域防災計画地震編というものを作ってあります。
ここで見ますと、おそらく各町村とも、あの教訓に立った計画が作られていると思います。ここ
で見ますと、市としての地域防災計画を立案する予算857万円を今回計上されておりますが、そ
の辺の旧6町村の今ある地域防災計画は、
どのような形で扱いながらこの地域防災計画にするのか。
あくまでも、それはそれとして、市は市として独自にしていくのかどうなのか、その点について
2点お伺いいたします。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
27
○市長(石川豊君)
市役所の庁舎の問題につきましては、合併協議会でも委員さんの中から早急に検討すべきだとい
うような意見が出まして、それで検討いたしてまいりました。そして、わざわざ委員会まで作って
検討した経過があるわけです。
その検討した経過の中では、結論は出ませんでした。出なかったから、新市になったならば直ち
に検討すべきだというような結論でなっているわけです。
だから、
そこで新市が発足した場合には、
まず職員を中心とした検討委員会を設けて、ある程度の形といいますか、方向付けが出たところで、
今度は市全体の学識経験者、関係者を含めた検討委員会をつくるということになっております。そ
れは、本格的な検討委員会でございまして、あくまでも職員がするという場合には、職員同士で位
置の問題、その他の問題について議論をしても、それから右から左へ、これでいいというわけには
まいりません。ですから、どういうような形でどの程度のものが必要であるかというような、その
調査の基本となるようなものを検討するというようなことになってまいると思います。
したがいまして、どの場所へどの程度つくるかと。しかし、その今までの経過の中で市役所はそ
んなに早くつくらなくてもいいんではないかというような意見もございました。だから、そういう
ものも総合的に、今後の検討委員会の中で検討してもらうというように私は考えております。
もう1つ、防災計画の問題ですが、この地域は6カ町村とも立地条件が非常に異なっています。
ですから、1つの防災計画で全てを網羅することはできないと思っております。
したがいまして、芦安は芦安なりの立地条件に基づく防災計画というものの作り方があるでしょ
う。さらにまた、甲西町の東部であります南湖方面につきましては、むしろ、水の問題もあるとい
うようなことがございますから、防災計画はそれぞれの地域地域のものを十分尊重した中で、地域
的な扱い方を網羅していくということになろうかと思います。
したがいまして、旧町村で作られた計画というものを基準にいたしまして、それを全体の新市の
防災計画とするというと同時に、それぞれの地域の防災計画については、地域別に十分意見を汲み
取った計画にしていかなければいけないんではないかなというふうに思っております。
あくまでも、事務的ではなくて住民の皆さんにも参加をしてもらって、こうした問題を積み上げ
ていかないと、という感じを持っています。
特に、自主防災組織を強化するということになりますと、地域の皆さんの協力を得なければでき
ませんものですから、それは十分配慮していきたいと思っています。
したがいまして、各町村の防災計画そのものは、今度の計画をつくる基盤になるのではないかと
いうように思っています。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
以上で、大綱質疑を終結いたします。
ただいま、議題となっております日程第3 議案第2号から日程第5 議案第4号まで、および
日程第7 議案第6号から日程第28 議案第27号までの25案件につきましては、お手元に配
布の付託表の通り、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
ここで、昼食のため暫時休憩いたします。
再開は午後1時30分といたします。
休憩
午前11時56分
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
再開
午後 1時30分
28
○議長(稲山徳仁君)
再開いたします。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(稲山徳仁君)
日程第6 議案第5号 議会の議決すべき事項のうち市長が専決処分することのできる事項の指定に
ついての補足説明を求めます。
総務部長、内田秀男君。
○総務部長(内田秀男君)
ただいま、議題となりました議案第5号について補足説明を申し上げます。
地方自治法第180条第1項の規定により、議会の議決すべき事項のうち、市長において専決処
分することができる事項を次のように指定する。
1 市営住宅にかかる訴訟の提起、裁判上の和解および調停に関すること。
2 和解および調停(前号に規定する和解および調定を除く)これは住宅に関することを除くも
のですが、その目的の価格が150万円以下のもの。
3 法律上、市の義務に属する損害賠償の額の決定で当該決定にかかる金額が150万円以下の
もの。
提案理由
市営住宅に関する訴え、和解および調停ほか、軽微な和解、調停や損害賠償の額の決定について
は、特に迅速な処理を求められるので、この案を提出いたすものでございます。
いずれにいたしましても、事務処理の能率的・合理的な運営を行うためのものでございます。
よろしくご審議をお願い申し上げます。
○議長(稲山徳仁君)
以上で補足説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑ありませんか。
( な し )
これより、討論に入ります。
討論ありませんか。
( な し )
討論なしと認めます。
これより、日程第6 議案第5号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり決しました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(稲山徳仁君)
日程第29 議案第28号 南アルプス市過疎地域自立促進計画についての補足説明を求めます。
企画部長、保坂俊朗君。
○企画部長(保坂俊朗君)
それでは、議案28号、6ページにございます。
29
朗読をさせていただきます。
南アルプス市過疎地域自立促進計画について
南アルプス市過疎地域自立促進計画を定めるため、議会の議決を求める。
平成15年6月20日 提出
南アルプス市長
石川 豊
南アルプス市過疎地域自立促進計画
別冊のように定める。
提案理由
南アルプス市過疎地域自立促進計画を定めるにあたり、過疎地域自立促進特別措置法第6条第
1項の規定により、この案を提出するものである。
この計画書につきましては、過疎地域自立促進特別措置法、これは平成12年から21年度の時
限立法により策定するものでございます。
法律の目的につきましては、人口の著しい減少に伴って、地域社会における活力が低下し生産機
能および生活環境の整備等が、他の地域に比較して低位にある地域について総合的かつ計画的な対
策を講じることにより、これらの地域の自立促進を図ることを目的としています。
旧芦安地域は、昭和45年度から過疎振興対策事業の一環といたしまして、過疎債を使って事業
を進めてまいりました。事業を導入していく場合は、5年ごとに芦安村過疎地域自立促進計画書を
作成しなければなりません。
今回の計画書は、平成12年度から16年度までの5年間の計画書でございます。平成12年度
から14年度までは、芦安村過疎地域自立促進計画に沿って事業を実施してきました。旧芦安地域
は合併前から過疎地域指定地域でありまして、合併後も合併特例法に規定されている過疎地域とみ
なされ、過疎債の発行が可能になります特別措置が適用されます。
新市移行後は、南アルプス市過疎地域自立促進計画書に置き換えて作成し、県と国の認可を得る
ために、過疎地域自立促進特別措置法の第6条の規定によりまして議会の議決を必要とするもので
あります。
計画書の策定にあたりましては、基本的には従来の事業計画を踏襲しながら計画書を策定いたし
ました。ほかの計画書については、過日、芦安地域審議会に市長から諮問をいたしまして、後日、
計画書どおりで異議なしとの答申をいただいております。
過疎債は単独事業については100%を基本としていますが、実績として事業費の95%前後が
借りられます。うち70%が交付税に算入される有利な起債でございます。
なお、右側の公文書は計画書の策定にあたって県と事前協議が必要でございます。これは、内諾
を頂いた回答文の写しでございます。
それでは、皆さんのお手元の方へ南アルプス市過疎地域自立促進計画がいってございますので、
これについて若干説明をしていきたいと思います。
先ほども、提案理由の中で申し上げましたように、合併によりまして新市に移行したということ
で、新市南アルプス市に置き換えたということでございます。それから、地域審議会において諮問
答申を頂いているというふうなことから、52ページにわたっての計画でございますけれども、一
応こちらの方で説明するのは、25ページから計画が入っているものについてのみご説明をさせて
いただきたいと思いますので、ご了解を願いたいと思います。
それでは、計画書の25ページをお開き頂きたいと思います。
25ページの下段の産業の振興からということで、ここには現況と問題点ということで、農林業
30
はじめ商工業観光がございます。
計画に入れてありますのは、その中でも芦安区域につきましては観光が主体でございますので、
観光の計画が載せてございます。
30ページの(3)の計画という中でございますけども、事業名が観光またはレクリエーション、
事業内容につきましては、お池小屋新築工事ということで、これは広河原から北岳に登る途中にあ
ります小屋でございますけれども、これは4年前の雪崩で倒壊してしまったと、それを再建すると
いうことでございます。
それから、
(2)の瀬戸、千段の滝遊歩道ということで橋梁2基、階段144段、手すり57メー
トルというふうなことでございますが、これは、岩園館の東側の裏山に位置するところにこの滝が
あるようでございます。
それから、
(3)の交通通信体系の整備ということで、30ページにございます。
これにつきましても、これは市道または農道等の整備ということで、非常に区域内の農道、市道
も幅員が狭く、整備が遅れているというようなことの中から、計画として34ページにございます
ように、ここに市町村道、道路、それから橋梁、それから林道、この2本が入って計画をしてござ
います。
それから、35ページの生活環境の整備ということで、ここには飲料水の供給から始まりまして、
配水、下水処理、ゴミ処理、といったものの項目がございます。その中で、計画に入れてあります
のが水道事業でございまして、区域内の水道事業につきましては、非常に豊富な湧水による簡易水
道で行っているということで、水質・水量とも問題がないという中で、配水管の漏水が最近見られ
て、その配水管の改修をするというふうなことで、41ページに、その老朽に伴う水道施設の一本
化という形の中で、老朽個所の配水管の整備を行っていくということでございます。
また、水道施設の一本化ということでございますけれども、これにつきましては現在、区内には
5カ所のそれぞれ水道がございます。料金も形態も別々というふうなことで、この一本化も整備を
しながら進めていくということでございます。
それから41ページの高齢者等の保健および福祉の向上および増進でございますけども、これに
つきましては、芦安区域内の65歳以上の高齢者が127人ということで、約21%弱ということ
で、高齢者人口も今後さらに増大するというふうなことの中で、高齢者の生きがいのある安定した
生活が送れるようにということで、高齢者福祉そういったいろいろな福祉についての整備を行って
いくという中で、44ページにそれぞれ福祉のふれあいペンダントから始まりまして温泉施設の利
用というふうなことが掲げてございますが、これにつきましては全部完了しているということです
が、新たに福祉の新しい事業が出た場合には困りますので、ここへ(1)を残して掲げておるとい
うことでございます。
それから46ページにつきましては教育振興でございますが、この中で計画に入れておりますの
が、プール施設が老朽化しているための整備ということで、48ページに計画としてここに載せて
ございますけれども、現在プールは完成しておるわけですが、これに屋根を付ける事業が残ってい
るということで、ここへ計画として載せてございます。
このプールは冬はゲートボール場にできるように、床を上げてフラットにして、そこをゲート
ボール場として冬場は使うというふうなことも考えております。
それから48ページの地域文化の振興等につきましては、49ページに書いてございますけれど
も、14年度に皆さんもご存じのように山岳館が完成をいたしました。多くの方たちがみえている
ということでございまして、駐車場が足りないという現状でございます。そこで山岳館の上に私有
31
地がございます。そこを整備して、約20台ぐらい停まれる駐車場にするという計画でございます。
それから集落の整備ということで50ページにございますけれども、この項目につきましては芦安
区域につきましては、
空き家として現存するものが多く、
集落として非常に機能ができなくなると。
そのために空き家の有効活用を図りまして、
各集落の特性を生かしながら整備を図るということで、
51ページの計画では、11世帯の空き家対策事業を取り入れて、地域の活性化を計画していると
いうことで計画に掲げてございます。
それから最後の10のその他地域の自立促進に関し必要な事項ということで、51ページに各種
イベントを計画しているというふうな一応計画になって、これをこれから県・国に認定をしていた
だいて、また予算付けのほうにつきましては、国・県のほうで配分をしていただくというふうな形
になっております。
以上、簡単にご説明いたしましたけども、よろしくお願いをいたしたいと思います。
○議長(稲山徳仁君)
以上で補足説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑ありませんか。
( な し )
質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論ありませんか。
( な し )
討論なしと認めます。
これより、日程第29 議案第28号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
ご異議なしと認めます。
よって本案は原案のとおり決しました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(稲山徳仁君)
日程第30 議案第29号 工事請負契約の締結についての補足説明を求めます。
総務部長、内田秀男君。
○総務部長(内田秀男君)
ただいま議題となりました議案第29号について補足説明を申し上げます。
地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第5号の規定により、次のとおり議会の
議決を求める。
平成15年6月20日 提出
南アルプス市長
工
事
名
石川 豊
市立南湖小学校増改築工事(建築主体工事)
施 工 個 所
南アルプス市西南湖地内
請 負 金 額
6億2,265万円
請 負 業 者
河村工務店・宝建設市立南湖小学校増改築工事(建築主体工事)共同企業体
32
代表構成員
山梨県甲府市大里町4,441番地
株式会社 河村工務店
代表取締役 河村幹彦
構
成
員
山梨県甲府市下飯田一丁目13番23号
宝建設 株式会社
代表取締役社長 三科 昭
提案理由
市立南湖小学校増改築工事(建築主体工事)の請負契約を締結したいので議会の議決に付すべき
契約および財産の取得又は処分の範囲を定める条例第2条の規定により、この案を提出いたすもの
でございます。
資料といたしまして、お手元に配布してあります資料をお願いを申し上げます。
入札結果についてということでございますが、6月12日に、14社7企業体による入札を実施
いたしました。
予定価格は6億120万円、落札金額が5億9,300万円、98.6%でございます。
次のページでございますが、工事請負仮契約書でございますが、この仮契約書は議会の議決を得
たときに、本契約として成立をいたすものでございます。
以下、位置図それから立面図、平面図等が添付してございますのでご覧頂きたいと思います。
それから、参考資料といたしましてお手元に配布してございますが、今回の増改築工事に付随す
る工事といたしまして、南湖小学校校舎の既存校舎解体撤去工事、これにつきましては、4月24日
に入札を実施いたしました。7社による入札を行ったわけですが、予定価格1,382万4千円、
落札業者が有限会社 荻原組、1,180万円で85.4%の落札率でございます。
次のページの南湖小学校増改築工事でございますが、これにつきましては6月12日に入札を
行ったわけですが、予定価格7,120万円、日本パイピング工業株式会社が落札をいたしました
が、3,999万円、落札率は56.2%でございます。
次の参考資料ですが、南湖小学校増改築工事の電気設備工事、6月12日に入札を行ったもので
ございますが。
今、説明しておりますのは議案には関係ないのですが、付随する工事ということで参考資料と
してご説明を申し上げております。
電気工事につきましては鶴田電気株式会社が5,050万円、落札率は98.1%。
以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(稲山徳仁君)
以上で、補足説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑ありませんか。
名取純一君。
○19番議員(名取純一君)
今日はだいぶ暑いんですが、学校の暑さ対策はどのようにされているのかお聞きしたいと思う
んです。文部科学省では全教室にエアコンを設置する方針が出されていますが、今度の南湖小学
校の改築工事で各教室の暑さ対策はどのようになっているのか。
それから調理室とか当然保健室、
図書室とか校長室のほうはどういうふうになっているのかお伺いいたします。
33
○議長(稲山徳仁君)
野沢教育長。
○教育長(野沢達也君)
お答えいたします。
環境問題、特に温度問題は今、地球規模で課題になっているわけでございますが、この地域に
おいては、文科省のほうでもエアコンについては補助を出すという方針でおるわけでございます
が、子供の健康その他を考えた中でエアコン設置は必要ないではないかと。
現在、大明小学校でも、扇風機を教室に2台設置しておるわけでございますが、特に3階、屋
上は温度の影響を直接受けますので、大変、普通の校舎であれば暑いわけですが、大明小は現在、
扇風機を教室に2台設置しておりまして、大変、先生方も子供も快適であると、このような状況
でありますので、一応暑さ対策については扇風機を設置すると、こういう状況でございます。も
ちろん10年、20年先にいきまして、地球温暖化ということで、この地域でも温度関係が問題
になってくれば当然考えていくわけでございますが、
現状はそのような状態で対応しております。
なお、今回の建築は普通教室等ですから特別教室については、ほとんど関係ありませんが、図
書室、それから多目的教室等については、エアコンを設置する予定になっております。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
名取純一君。
○19番議員(名取純一君)
文部省の方針で、エアコン設置に補助が出るということになっています。それで、この地域は
エアコンを設置する必要がないというのが回答なんですが、一昨年なんかは7月には30度以上
の真夏日が30日間続いているわけですよね。たった1日だけなんですよ、30度にならなかっ
た日は。
そういうふうな時代ですから、当然子供たちも文部省の方針でも28度を超えるところは暑さ
対策をしなさいということになっていますから。そういう通達もご存じだと思うんですけど。そ
こをやはり考えて、これからますます暑くなるのは目に見えているわけですから、暑さ対策をぜ
ひ、この際ですからしていただきたいということをお願いします。
それからもう1点、バリアフリーの問題なんです。身障者の方が最近は入学されてきておりま
す。トイレの問題とか、スロープの問題、その点はどうなっているのかお聞きします。
○議長(稲山徳仁君)
野沢教育長。
○教育長(野沢達也君)
バリアフリーにつきましては、最近文部省の方針としても養護学校等へいくような子供であっ
ても、地域の学校に希望があれば受け入れてあげるという方針でございますので、もちろん階段
等についてはスロープをつけるとか、あるいは南湖小学校の場合には、車イスで登校しなければ
ならないというような子供が入学した場合にも、対応できるようにエレベーターを設置しており
ます。
それからトイレにつきましても、洋式トイレ、それから和式、両方を兼ねて設置している状況
でございます。
○議長(稲山徳仁君)
他にありませんか。
34
亀ケ川正広君。
○23番議員(亀ケ川正広君)
この南湖小学校の増築工事の、建築主体工事についての入札について質問をいたします。
総務部長からお話があったように7つの共同企業体を指名し、河村工務店・宝建設共同企業体
が落札率98.6%、5億9,300万円で落札したということです。入札最高額は5億9,
900万円ですから、その差は600万円、これは予定価格の1%にあたります。このような落
札率の高値止まりは、税金の経済的な使い方としてあまりよくないというふうに考えます。
私は若草出身の議員ですが、若草の議会では、このような大型工事は一般競争入札で実施すべ
きと繰り返し求めてきましたが、当時の町長や契約担当の総務課長(今の内田総務部長です)の
答弁は「一般競争入札が理想ではあるが、事務量が多くて町村では難しい。合併して市になれば
専門の職員も配置できるので、できるようになります」というものでした。
今回、市議会としては一般競争入札の導入ということは、私、初めて言うことになりますから
今回のこの契約については賛成いたしますが、市長、今後このような大型工事については一般競
争入札、条件付きということですけれども、実施されるようにお願いしたいですが、考えはいか
がですか。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
この一般競争入札というのは、よく提案されます。実際問題について、先ほども話がございま
したように、事務処理が大変だと。一般競争入札ということになりますと、日本全国どこからで
も入札に参加できると、こういうことになりますから、それに対する、例えば設計書を全部配る
ということにいたしましても、そしていろいろの面におきましてもは、非常に事務が煩雑になる
というようなことで、その事務量が膨大にもなると、こういうようなことで指名競争入札という
ような形をとってきているわけでもございます。
それともう1つ、これは考え方の問題ですが、山梨県内の仕事は山梨県の業者にやってもらう
という考え方も、私は櫛形の町長時代は地元でできるものは地元というようなことで、地域の業
者を育てるためにも、また税金を納めている人たちにやってもらうという必要もあるではないか
ということでやってまいりました。
ですから将来、そういう問題も合わせて考えてみますけども、そういう、果物で言えば地産地
消というような問題もありますが、そういうことも合わせて考えた中で、この問題について対応
したいというように思っております。
以上です。
○23番議員(亀ケ川正広君)
まったく、検討の余地もないということですか。
部長、どうですか。
○議長(稲山徳仁君)
総務部長。
○総務部長(内田秀男君)
一般競争入札につきましては、ただいま市長が答弁いたしましたが、そのとおりということで
ございます。
また、最初のほうの質問でございました、落札率が高止まりになっているというようなご指摘
35
でございますが、これは予定価格に対して98.6%でございますが、その前に設計額があるわ
けですが、またそれとの比較も出てくるわけです。一概に予定価格との差が狭いから落札率が高
止まりになっているということではなかろうかと思います。
○議長(稲山徳仁君)
亀ケ川正広君。
○23番議員(亀ケ川正広君)
今の総務部長のお話では、予定価格だけでは判断しないでくださいと。設計価格からどのくら
い安くしたかということもあるんだからというお話ですから。ならば設計価格は、これはいくら
だったのかお話していただきたいと思います。
そして市長にもう1回お伺いしたいんですけれども、先ほどの話では一般競争入札で行うとい
うことは、なんか検討の余地もないような、そんなニュアンスのお話だったと思うんですが、も
う1回、ちょっとお考え直しいただけませんか。事によっては私、反対します。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
先ほど申し上げましたように、そういうような問題もあるということですから、合わせて考え
ました。よろしくお願いします。
○23番議員(亀ケ川正広君)
設計価格はいくらだったんですか。そういう説明をするんだったのだから言ってください。
○議長(稲山徳仁君)
総務部長。
○総務部長(内田秀男君)
手元に今、設計価格がございませんので、また後ほどお知らせいたします。
○議長(稲山徳仁君)
名取常雄君。
○24番議員(名取常雄君)
先ほどの予算の大綱質疑のなかで、市長の部分がですね、自主的に基盤の整備も含めて、地域
業者を育成していくという考えというのは、やはり進めていただきたいなと思うんですが、実際
的に今回の指名の中で地元業者を指名するとか、いろんなやり方があるんですけども、多分経審
の点数かなんかで指名されたと思うんですが、実際、今度、こういった部分であれば、地元業者
の育成とかいろんなことを考えたときに、そういった経審の点数とかそういうのに上乗せをする
とか、いろんなことを考えていく考えがあるかどうか。
それと、あと1つ。
今回の、議題だと本体工事のほうになってしまうんですが、設備のほうで56%という部分の
ものがありますけども、実際的に設備で50何%の落札というと、かなり業者が厳しいと思うん
ですよね。このへんの底の関係は、どのように考えられているか。安ければいいという問題では
ないと思うんですよね。こういう発注に関しては。やはりきちっとしたものをきちっとした形で
つくっていくというのには、やはり業者の部分もあると思うんです。そのへんのお考えだけ、お
聞かせ願えますか。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
36
○市長(石川豊君)
地元業者うんぬんというような話がございましたけども、仕事の内容によりけりですね。やっ
ぱり技術的な問題もあるし、当然、経審の点数も勘案しながらやればいいということになると思
います。
ただ、落札率の問題ですけども、最近は最低制限価格というのを、かつては大体8割ぐらいを
最低制限価格と決めておりましたけども、こういうような時代になりまして、ほとんど今、決め
ておりません。そして内容によっては50%を切るような入札結果も出てまいっております。
結局、設計そのものにはいろいろなものについては、機種もきちっと決まっていたしておりま
すから、設計の監理・監督をきちっとやるということと、その落とした業者が今までの実績を、
実際どの程度こなしておるかということも当然、審査の対象になります。
したがいまして、今回の場合も非常に落札率が低かったというような意味合いから、市役所の
中で、担当者で協議をいたし、業者の実績を調査し、資本その他を調査したところが十分こなせ
るというような結論が出まして、それで採用したと、こういうことでございます。
したがいまして、安いからいいという意味ではなくて、設計者がきちっと設計しておりますか
ら、その機種を当然使う締結であれば、設計・監理の面できちっと監督するというようなことで、
そうした問題について対処したいというように思っております。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
2番、仙洞田将行君。
○2番議員(仙洞田将行君)
今の関連質問でございますけども、建物のほうにおいては、おそらく経審とかそういう問題が
あって、こういうメンバーで、JVで組んでおると思うんですが、設備関係において、私が見て
いる限り、南アルプス市内の業者が2件の物件には入っておりません。その理由と、もし大きい
建物がJVであればいいというようなことまで指導しているとしましたら、もし経審が足りない
場合には、市長さんが申されたように、地元の業者を使って地元に利益をという考えがおありの
ようでございますので、例えば今の建物、2つの機械設備においてJVで組むような業者が、こ
のアルプス市にないのかどうなのか。確か、いるんではないかと考えておりますけど、そのへん
のお答えをお願いします。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
建設部門については、JVという方式を今までとってきております。総体的に分離発注しない
場合は、そういうことでJVでやってきています。こういうような施設関係については、今まで
JVを組みましたという例もあまり聞いておりません。ただ、業者さん側のほうから、零細業者
をある程度、
育成するためにそういう方法を組んでくれないかというようなお話もございました。
したがいまして、業者の中にも経営審査の中で点数で比較いたしますと、ABCぐらいに分か
れますから、そうした中で、きちっとJVが組めるであれば、今後の問題については検討してみ
たいなというふうに思っております。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
以上で質疑なしと認めます。
37
これより討論に入ります。
討論ありませんか。
( な し )
討論なしと認めます。
これより日程第30 議案第29号を採決いたします。
本案を原案のとおり、決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり決しました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(稲山徳仁君)
日程第31 議案第30号 工事請負契約の締結についての補足説明を求めます。
総務部長、内田秀男君。
○総務部長(内田秀男君)
ただいま議題となりました、議案第30号について補足説明を申し上げます。
工
事
名 南アルプス市立櫛形北保育所改築工事
施 工 個 所 南アルプス市桃園地内
請 負 金 額 2億1,105万円
請 負 業 者 山梨県甲府市東光寺1丁目4番10号
株式会社 早野組
代表取締役社長 早野 潔
提案理由
南アルプス市立櫛形北保育所改築工事の請負契約を締結したいので、議会の議決に付すべき契
約及び財産の取得又は処分の範囲を定める条例第2条の規定により、この案を提出いたすもので
ございます。
資料の2をお願いいたします。
入札結果についてでございますが、入札は6月12日に10業者により入札を実施いたしまし
た。
予定価格2億587万円に対し、落札金額が2億100万円。97.6%でございます。
次のページの工事請負仮契約書ですが、この仮契約書につきましては、市議会の議決を得たと
き本契約として成立をいたすものでございます。
以下、位置図、立面図、平面図等を添付してございますので、ご覧をいただきたいと思います。
また、参考資料として、これに付随する工事等の資料を添付してございますので、そちらのほ
うをご覧になっていただきたいと思います。
よろしくお願いを申し上げます。
○議長(稲山徳仁君)
以上で補足説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑ありませんか。
近藤輝男君。
38
○20番議員(近藤輝男君)
櫛形北保育所の建設につきまして、お尋ねいたします。
櫛形町時代から、北保育所が老朽しているということで、新市になりまして改築が決定いたし
まして、地元の議員といたしましては、非常に喜んでおるところでございますが、この中身につ
きまして、子育て支援の必要性を痛感しておりますが、そのための保育所が未満児の保育は、こ
れからこの保育所ではやるのか。あるいは時間外保育がございますが、時間帯はどのくらいの時
間やるのか。また未満児の保育は何人ぐらいとるのか、お尋ねいたしたいと思います。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
野中保健福祉部長。
○保健福祉部長(野中茂男君)
お答えをさせていただきます。
北保育所につきましては、今までこの0歳児保育につきましては、当然行っておりませんでし
た。したがいまして、今回の建設の中で0歳児教室というのを、22.50平方メートル。それ
に伴います調乳室6平方メートル。それから沐浴室9平方メートル。これらについては、0歳児
保育に対応するということで、新たに今回建設の中へ盛り込んでございます。
それから、あと延長保育のことなんですが、これは前々から、この保育所につきましては、延
長保育をやっております。したがって、従来どおり続けていく考えでございます。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
ほかにございませんか。
名取純一君。
○19番議員(名取純一君)
先ほどと同じように暑さ対策でお伺いいたします。
前年、完成しました豊保育園については、全館エアコンが設置されておりますが、今度のこの
北保育園もエアコンが設置されているのかどうか、お伺いいたします。
○議長(稲山徳仁君)
野中保健福祉部長。
○保健福祉部長(野中茂男君)
お答えをさせていただきます。
全体では今回の建設面積は945平方メートルという、建設面積になります。その中で、ほと
んどの部屋がエアコン設置がされております。むしろ、されていない部屋を申し上げますと、調
乳室はエアコンが入りません。それから食品庫、それから下処理の部屋、それから更衣室、物入
れ、それともう1つ、その他がございますが、それらがエアコンがないということで、あと全部
はエアコンが設置されております。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
清水勝則君。
○78番議員(清水勝則君)
入札についてお伺いするわけですが、先ほども8社中1社がご辞退をされている。それから、
この北保育園についても5社中1社が辞退をされている。こういう経緯を見るときに、今市長が
39
申されておりましたように、県内業者を育成するんだという、こういう前提に立って、おそらく
指名をされていると思うんですね。どういう理由付けか知らないですが、この不況のときに辞退
をするような業者を選んでいる、そのものに何かございませんか。そのへんをぜひ答えをお願い
します。
○議長(稲山徳仁君)
内田総務部長。
○総務部長(内田秀男君)
今回の入札業務につきまして、2社が辞退をしたということでございますが、それぞれが書類
不備ということでもって、当日、入札会場へは出向いてきたわけですが、書類不備のために入札
ができなかったということでございます。
○議長(稲山徳仁君)
清水勝則君。
○78番議員(清水勝則君)
この2社に対しましては、何か市としてペナルティがあるのかどうか。今、理由を聞きますと、
何か分からないでもないですけども、厳正な、そういう部分をもって、これから対応していくの
かどうか、そのへんもお答えを願いたいと思います。
○議長(稲山徳仁君)
内田総務部長。
○総務部長(内田秀男君)
今の時点ではペナルティ等は考えておりませんが、今後、入札指名選考会議等もございますの
で、その会議の席上、検討してまいりたいと思います。
○議長(稲山徳仁君)
清水勝則君。
○78番議員(清水勝則君)
町村におきましては、
この3月31日まで入札に参加しなかった場合には、
ペナルティ最低1年
間、こういうものがきちっと科せられておったわけですが、市になると、これが甘くなるのか。
それから、先ほど総務部長が言われるように、書類の不備であったということが理由なのか。ど
うであっても辞退という言葉には、これは付帯できちっと説明しておかなければいけないんです
ね。見るほうにしてみれば、遠慮しているのか、手間を掛けるのが嫌なのか、そういう部分もあ
ろうかと思いますので、お答えをお願いします。
○議長(稲山徳仁君)
総務部長。
○総務部長(内田秀男君)
まだ市として、
ペナルティ等の規則も設定してございませんので、
今後指名選考会議の中でもっ
て、そのへんを検討してまいりたいと思います。
○議長(稲山徳仁君)
仙洞田将行君。
○2番議員(仙洞田将行君)
先ほどの2つの物件を私、勘違いして言ってしまったんですが、今本体工事の問題でない、機
械設備のほうも地元の業者が外れているやに思います。そのへんの経審の点数の問題とか、機械
設備においても電気工事と、それから水道工事に分けるとか、そういう設備を分けることはでき
40
ると思うんですが、そのへん地元が入っていないことについては、私も非常に感じるところがあ
りますので、ご答弁願います。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
入札については、分離発注をやっておりました。そして、この北保育所につきましても、地元
の業者は電気についてはやっております。見ていただきまして、一番最後のところに、この水上
電工、小林電気商会、坂本電気商会、和田電気商会、これは全部地元の業者です。南アルプス市
の業者です。たまたま設備のほうは、大きな仕事が点数上できるような業者がたまたまいなかっ
たと、こういうことです。
ですから、今後はさっきもお話がございましたように、ジョイントを組ませてそういう人たち
を育てるという方法を考える必要があるんではないかと思っております。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論ありませんか。
( な し )
討論なしと認めます。
これより日程第31 議案第30号を採決いたします。
本案を原案のとおり、決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり決しました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(稲山徳仁君)
日程第32 認定第1号 鰍沢町外13ケ町村伝染病隔離病舎設置一部事務組合の平成14年度歳入
歳出決算の認定について補足説明を求めます。
保健福祉部長、野中茂男君。
○保健福祉部長(野中茂男君)
それでは認定第1号について補足説明を申し上げます。
認定第1号 鰍沢町外13ケ町村伝染病隔離病舎設置一部事務組合の平成14年度歳入歳出決
算の認定について
平成14年度鰍沢町外13ケ町村伝染病隔離病舎設置一部事務組合会計決算書を管理者旧であ
る鰍沢町長から提出されたので、地方自治法第233条第3項および第292条の規定により、
別紙監査委員の意見を付けて、議会の認定を求める。
平成15年6月20日 提出
南アルプス市長 石川 豊
提案理由
鰍沢町外13ケ町村伝染病隔離病舎設置一部事務組合が平成14年5月31日に解散したこと
に伴い、地方自治法第292条および同法施行令第5条第3項の規定により、決算の認定が必要
41
なので、この案件を提出するものである。
この鰍沢町外13ケ町村伝染病隔離病舎設置一部事務組合の解散につきましては、伝染病予防
法の改正により、
伝染病隔離病舎の業務が市町村から県へ移管されたことに伴い、
平成14年3月
議会において峡西6町村において、それぞれ議決をいただき、平成14年5月31日をもって解
散となったわけです。
組合の収支決算につきましては、旧組合の管理者がこれを行い、構成団体の長に対して送付す
ることになっています。これが13ページ、14ページにございますように、歳入歳出0の決算
書であります。この決算書の送付を受けましたので、地方自治法施行令の規定により監査委員の
審査を去る6月4日にお願いし、監査委員の意見が12ページにございますように、認定の際に
付する意見がない旨となっておりますので、議会の認定をお願いするものであります。
以上で補足説明を終わります。
○議長(稲山徳仁君)
以上で補足説明が終わりました。
ここで認定第1号の決算審査について、監査委員の意見を求めます。
代表監査委員、横山好孝君。
横山好孝君。
○代表監査委員(横山好孝君)
この意見書につきましては、
12ページに記載されておりますので、
それを朗読することによっ
てご報告に代えさせていただきます。
監査委員意見書
1.審査の期間
平成15年6月3日 火曜日
2.審査場所
南アルプス市監査委員室
3.審査した監査委員氏名
横山好孝 米山公雄 相原豊
4.監査に立ち会った者の氏名
健康増進課長 内藤かほる、健康増進課主幹 藤巻喜代子
5.審査意見
すでに一部事務組合としての機能はなく、事業も行っておらず、平成14年度予算額について
は歳入歳出とも0円であり、決算においても執行額は0円であります。
また財産においても、すでに厚生労働省の認可を受け、伝染病舎等取り壊し、滅失(財産処分)
されています。
(土地は社会保険庁と一部民有地の借地)
以上の結果、特に認定の際に付する意見はございません。
以上、申し上げまして意見書といたします。
終わります。
○議長(稲山徳仁君)
以上で監査委員の報告が終わりました。
ただいま議題となっております、日程第32 認定第1号につきましては、議員協議会の申し
合わせを順守いたしますと決算認定になりますので、決算特別委員会を設置した上で、同委員会
への付託することになります。
42
しかしながら、ただいまの説明のように、当一部事務組合は平成14年5月31日に解散とな
り、それ以降、事業活動休止、すなわち歳入歳出とも0決算であります。審査要件を備えており
ません。
よって、会議規則第35条第2項の規定により、決算特別委員会の設置および同委員会への付
託を省略し、本会議による審議といたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
ご異議なしと認めます。
よって、日程第32 認定第1号は委員会付託を省略することに決しました。
ここで暫時休憩いたします。
再開時間は2時40分といたします。
休憩
午後 2時26分
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
再開
午後 2時40分
○議長(稲山徳仁君)
休憩前に引き続き、認定第1号の質疑を行います。
質疑はありませんか。
( な し )
質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論ありませんか。
( な し )
討論なしと認めます。
これより日程第32 認定第1号を採決いたします。
本案を原案のとおり、認定することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり認定することに決しました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(稲山徳仁君)
日程第33 同意第15号 芦安恩賜県有財産保護財産区管理委員の選任についての同意を求めるこ
とについてから日程第37 同意第19号 雨鳴山恩賜県有財産保護財産区管理委員の選任につい
ての同意を求めることについて
の以上5議案の補足説明を求めます。
農林商工部長、名執雅人君。
名執雅人君。
○農林商工部長(名執雅人君)
それでは同意案の第15号から第19号まで、一括してご説明をさせていただきたいと思いま
す。
まず、同意案第15号 芦安恩賜県有財産保護財産区管理委員の選任について
次の者を芦安恩賜県有財産保護財産区管理委員に選任したいので、芦安恩賜県有財産保護財産
43
区管理会条例(平成15年南アルプス市条例第229号)第3条の規定により、議会の同意を求
める。
平成15年6月20日 提出
南アルプス市長 石川 豊
表になってございますが、住所、氏名、生年月日の順で朗読をさせていただきます。
住
所 南アルプス市芦安芦倉112
氏
名 伊東定雄
生年月日 大正15年5月29日
住
所 南アルプス市芦安芦倉488
氏
名 望月長德
生年月日 大正10年11月14日
住
所 南アルプス市芦安芦倉643
氏
名 森本茂
生年月日 昭和21年9月1日
住
所 南アルプス市芦安芦倉877
氏
名 清水百太郎
生年月日 大正13年7月3日
住
所 南アルプス市芦安芦倉1291
氏
名 深澤安弘
生年月日 昭和2年10月1日
提案理由
芦安恩賜県有財産保護財産区管理会条例(平成15年南アルプス市条例第229号)第2条に
より、管理会を設置するため、委員を選任する必要があるので、この案を提出するものである。
続きまして、次のページをお開きいただきたいと思います。
同意案第16号 中尾山外一字恩賜県有財産保護財産区管理委員の選任について
次の者を中尾山外一字恩賜県有財産保護財産区管理委員に選任したいので、中尾山外一字恩賜
県有財産保護財産区管理会条例
(平成15年南アルプス市条例第230号)
第3条の規定により、
議会の同意を求める。
平成15年6月20日 提出
南アルプス市長 石川 豊
先ほどと同じ順序で申し上げたいと思います。
住
所 南アルプス市中野1808
氏
名 小松幸茂
生年月日 昭和4年7月9日
住
所 南アルプス市中野253の1
氏
名 上田登
生年月日 昭和9年10月5日
住
所 南アルプス市上野201
氏
名 清水博巳
生年月日 昭和10年3月17日
44
住
所 南アルプス市上市之瀬1301
氏
名 高石登
生年月日 昭和11年1月3日
住
所 南アルプス市上市之瀬821
氏
名 青栁勝
生年月日 昭和10年5月27日
住
所 南アルプス市下市之瀬248
氏
名 横内勝
生年月日 昭和10年8月26日
提案理由については、先ほどと同じでございますが、中尾山のあとに外一字が抜けてございま
すので、申し訳ございません、加入をしていただきたいと思います。お詫びをして、訂正させて
いただきます。
続きまして、次のページをお願いいたします。
同意案第17号 高尾山外一字恩賜県有財産保護財産区管理委員の選任について
次の者を高尾山外一字恩賜県有財産保護財産区管理委員に選任したいので、高尾山外一字恩賜
県有財産保護財産区管理会条例
(平成15年南アルプス市条例第231号)
第3条の規定により、
議会の議決を求める。
平成15年6月20日 提出
南アルプス市長 石川 豊
同様に同じ順序で申し上げます。
住
所 南アルプス市曲輪田1142の6
氏
名 金丸叶
生年月日 昭和12年5月29日
住
所 南アルプス市曲輪田2857の1
氏
名 内藤友安
生年月日 大正13年6月27日
住
所 南アルプス市小笠原521の2
氏
名 稲山德仁
生年月日 昭和10年6月15日
住
所 南アルプス市在家塚729
氏
名 中込政巳
生年月日 昭和4年9月22日
住
所 南アルプス市曲輪田新田603
氏
名 杉山好幸
生年月日 昭和8年7月24日
住
所 南アルプス市藤田402の3
氏
名 河西民雄
生年月日 昭和6年8月7日
住
所 南アルプス市下宮地202の1
氏
名 足達孝德
生年月日 昭和10年9月5日
45
提案理由については、先ほどと同様ですので省略させていただきますが、ここも高尾山のあと
に外一字が抜けておりますので、ご加入をいただきたいと思います。すみません。よろしくお願
いします。
それから同意案第18号 城山外一字恩賜県有財産保護財産区管理委員の選任について
次の者を城山外一字恩賜県有財産保護財産区管理委員に選任したいので、城山外一字恩賜県有
財産保護財産区管理会条例(平成15年南アルプス市条例第232号)第3条の規定により、議
会の同意を求める。
平成15年6月20日 提出
南アルプス市長 石川 豊
先ほどと同じ、住所、氏名、生年月日の順で朗読いたします。
住
所 南アルプス市中野1808
氏
名 小松幸茂
生年月日 昭和4年7月9日
住
所 南アルプス市上野201
氏
名 清水博巳
生年月日 昭和10年3月17日
住
所 南アルプス市上市之瀬821
氏
名 青栁勝
生年月日 昭和10年5月27日
住
所 南アルプス市下市之瀬248
氏
名 横内勝
生年月日 昭和10年8月26日
住
所 南アルプス市湯沢908
氏
名 依田直秀
生年月日 昭和10年2月1日
住
所 南アルプス市川上563−2
氏
名 浅川宜基
生年月日 昭和10年3月1日
住
所 南アルプス市塚原57
氏
名 深澤富秋
生年月日 昭和11年11月15日
提案理由については、先ほどと同様ですので省略させていただきます。
もう1枚、おめくりをいただきたいと思います。
同意案第19号です。
同意第19号 雨鳴山恩賜県有財産保護財産区管理委員の選任について
次の者を雨鳴山恩賜県有財産保護財産区管理委員に選任したいので、雨鳴山恩賜県有財産保護
財産区管理会条例(平成15年南アルプス市条例第233号)第3条の規定により、議会の同意
を求める。
平成15年6月20日 提出
南アルプス市長 石川 豊
先ほどと同じ、住所、氏名、生年月日で申し上げます。
46
住
所 南アルプス市秋山213の3
氏
名 厚芝邦雄
生年月日 昭和7年5月1日
住
所 南アルプス市落合846
氏
名 櫻林忠司
生年月日 昭和9年10月4日
住
所 南アルプス市落合2070の1
氏
名 川窪一三
生年月日 昭和6年10月8日
住
所 南アルプス市落合839
氏
名 櫻林敏夫
生年月日 昭和14年1月20日
住
所 南アルプス市秋山736
氏
名 中澤明男
生年月日 昭和16年9月6日
住
所 南アルプス市湯沢908
氏
名 依田直秀
生年月日 昭和10年2月1日
住
所 南アルプス市湯沢1096
氏
名 横澤雅雄
生年月日 昭和9年11月20日
提案理由については、先ほどと同様ですので省略をいたします。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(稲山徳仁君)
以上で補足説明が終わりました。
ただいまの5議案につきましては一括質疑、一括討論とし、採決は議案ごとに行います。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
( な し )
質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論ありませんか。
( な し )
討論なしと認めます。
これより日程第33 同意案第15号を採決いたします。
本案について、これに同意することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。
次に日程第34 同意案第16号を採決いたします。
本案について、これに同意することにご異議ありませんか。
47
(異議なしの声)
ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。
中込政巳君、杉山好幸君、河西民雄君は退席をお願いいたします。
ここで暫時休憩いたします。
休憩
午後 2時52分
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
再開
午後 2時54分
○副議長(小池正夫君)
再開いたします。
副議長であります小池正夫が、稲山議長に代わってしばらくの間、議長を務めさせていただき
ます。
次に日程第35 同意案第17号を採決いたします。
本案について、これに同意することにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。
暫時休憩いたします。
休憩
午後 2時55分
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
再開
午後 2時56分
○議長(稲山徳仁君)
再開いたします。
次に日程第36 同意案第18号を採決いたします。
本案について、これに同意することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。
次に日程第37 同意案第19号を採決いたします。
本案について、これに同意することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(稲山徳仁君)
日程第38 請願第1号 教育基本法改正反対の意見書採択を求める請願は、文教常任委員会に付託
いたします。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(稲山徳仁君)
日程第39 南ア議第7号 税源移譲を基本とする三位一体改革の早期実現を求める意見書を議題と
いたします。
48
提出者であります内池虎雄君から提案理由の説明を求めます。
内池虎雄君。
○64番議員(内池虎雄君)
それでは、税源移譲を基本とする三位一体改革の早期実現を求める意見書についてを朗読いた
します。
平成15年6月20日 提出
南アルプス市議会議長 稲山徳仁殿
提出者 南アルプス市議会議員 内 池 虎 雄
賛成者 南アルプス市議会議員 齋 藤 秀 男
〃
〃
森本今朝盛
〃
〃
小野富夫
〃
〃
市川元就
〃
〃
村松文男
〃
〃
森岡千代野
〃
〃
戸沢
忠
提案理由の説明を行います。
政府においては、国庫補助負担金、地方交付税、税源移譲等を含む税源配分のあり方を三位一体
で改革し、6月末までに改革工程表を取りまとめることとしているので、地方自治法第99条の規
定により、この案を提出する。
税源移譲を基本とする三位一体改革の早期実現を求める意見書(案)
現下の地方財政はバブル経済崩壊後の税の大幅減収に加え、国が経済対策の一環として実施し
てきた国税、地方税を合わせた政策減税、景気対策による公共事業の追加等の経済財政運営によ
り、財源不足が拡大し、危機的な状況にある。
各都市においては徹底した行財政改革を積極的に取り組んでいるが、個性豊かな地域社会の形
成、少子・高齢化への対応、地域経済の活性化等の新たな行政課題に直面しており、真の分権型
社会を実現するためには自己決定、自己責任に基づく地方税財政基盤の確立が喫緊の課題となっ
ている。
政府においては、平成14年6月25日に閣議決定された経済財政運営と構造改革に関する基
本方針2002、骨太方針第2弾に基づき、国庫補助負担金、地方交付税、財源移譲等を含む税
源配分のあり方を三位一体で改革し、
6月末までに改革工程表を取りまとめることとされている。
この三位一体の改革にあたっては、地方分権の基本理念をふまえ、地方分権改革の残された最
大の課題である国と地方の役割分担を踏まえた、税源移譲等による地方税財源の充実強化が必要
不可欠である。
よって、
1 基幹税の再配分を基本とする税源移譲等の地方税財源の充実強化。
2 地方交付税を通じた財源保障機能と財源調整機能は不可欠であり、これの堅持。
3 国庫補助負担金の廃止・縮減は、単なる地方への財政負担の転嫁とせず、税源移譲等との
一体的実施。
これらの税源移譲を基本とする三位一体改革の早期実現を強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
平成15年6月20日 提出
49
提出先は、ここに記載のとおりであります。
以上でございます。
○議長(稲山徳仁君)
以上で説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑ありませんか。
( な し )
質疑なしと認めます。
次に討論を行います。
横内広志君
○63番議員(横内広志君)
63番、横内です。
ただいま提案のありました、税源移譲を基本とする三位一体改革の早期実現を求める意見書
(案)について述べさせていただきます。
これは、政府において平成14年6月25日に閣議決定されたということで、
「経済財政運営の
構造改革に関する基本方針2002」に、骨太方式ということで出された中身です。
その中で、一番の問題点は国庫補助を廃し削減の問題です。これについて、この中では一端触
れてはいるのですけれども、単なる地方への財政負担の転嫁に過ぎないのではないのかと、ここ
で問題なのは、現状で市長からも出されていますけれども、この行財政改革の一環として、地方
分権推進会議が答申いたしました三位一体の行政改革の内容は、財政基盤の希弱である地方公共
団体にとりまして、さらに厳しい課題を抱えることになっています。
特に出発して間もない本市にとりましても、答申を示す財源不足の解消と、地方交付税への依
存体質からの脱却は、誠に厳しい課題でありまして、その方向付けには大変な不安感を拭い去る
ことはできませんと、このようにも語っております。
さらにこの中で市長は、国庫支出金や地方交付税、国と地方の税源配分と地方財源のあり方を
巡る議論は不透明である。現に、今朝のニュースでも言われていましたけれども、この問題につ
いては、内容的に具体的な中身がなく、総理の判断によって進められようとしている。このこと
が現在非常に問題になっているわけです。そういう意味において、一見、地方交付税を通じた財
源補償の機能と財源調整機能で、地方には一見いいように見えるのですけれども、ここに1つの
落とし穴があると、私はそう考えております。
そういう意味で、市長からの先ほどのあいさつも含めて、単に、このことを早期に実現すると
いう問題は、もう少し慎重にすべきではないか、そういうことによって私はこの意見書の提出に
ついては止めるべきだと、
そのように考えますので、
反対として討論を終わらせていただきます。
○議長(稲山徳仁君)
ほかに討論はありませんか。
齋藤秀男君。
○31番議員(齋藤秀男君)
私は、南ア議第7号について、賛成の立場から討論いたします。
本市を含め、全国多くの地方公共団体の財政は、国から交付される地方交付税や補助金などに
大きく依存した財政運営を余儀なくされてきたところであります。
このため、地方自治体においては財源を自由に判断して使える、すなわち自由裁量権の行使に
50
一定の束縛があったわけであります。
今回の三位一体とした財政改革のその底流にある基本理念は、財政的にも、地方自治の真の自
立を目指した地方分権の推進であると信じて疑わないものであります。
この意見書が、全国多くの市町村議会において議決され、地方の声が国に届くことによって、
この改革の促進につながるものであり、賛成いたすものであります。
○議長(稲山徳仁君)
以上で討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、日程第39 南ア議第7号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(挙手多数)
挙手多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
ただいま可決いたしました南ア議第7号の意見書は、条項、字句、その他、整理を要するもの
については、その整理を議長に委任することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。
お諮りいたします。
6月23日から6月27日まで、および6月30日は委員会審査等のため、本会議を休会した
いと思います。
これにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
ご異議なしと認めます。
よって、6月23日から6月27日まで、および6月30日は本会議を休会とすることに決し
ました。
休会開け本会議は7月1日、午前10時から開会いたします。
次回本会議は市政一般に対する質問を予定しております。
市政一般に対する質問希望者は、6月23日月曜日、午前9時から午後3時までに、一般質問
通告書により、議会事務局まで通告をお願いいたします。
本日はこれをもちまして散会といたします。
どうもご苦労さまでした。
散会
午後 3時12分
51
平 成 1 5 年
南 ア ル プ ス 市 議 会 6 月 定 例 会
7
月
1
52
日
平成15年南アルプス市議会6月定例会(2日目)
平成15年 7月 1日
午 前 1 0 時 0 0 分
於
1.議事日程
(1)諸報告
日程第 1 市政一般に対する質問
質問順位
1番
志村裕子君
〃
2番
石川珠美君
〃
3番
横内広志君
〃
4番
市橋幸男君
〃
5番
亀ケ川正広君
〃
6番
浅野伸二君
〃
7番
鈴木徳平君
〃
8番
志村一郎君
〃
9番
西野浩蔵君
〃
10番
住吉國雄君
〃
11番
塩澤とみ子君
53
議
会
議
場
2.出席議員は、次のとおりである。
(93名)
1番 金 丸 忠 仁
2番 仙洞田 将 行
3番 西 野 浩 蔵
4番 清 水
5番 志 村 裕 子
6番 向 山 敏 宏
8番 塩 澤
忠
9番 石 川 俊 幸
10番 穴 水 一 正
11番 伊 東 隆 雅
12番 小 林 敏 徳
13番 住 吉 國 雄
14番 小 野 得 温
15番 川 村 浩 一
16番 小 野 秀 雄
17番 秋 山 武 彦
18番 森 岡 千代野
19番 名 取 純 一
20番 近 藤 輝 男
21番 名 執 義 廣
22番 河 野 敬 亮
23番 亀ケ川 正 広
24番 名 取 常 雄
25番 加 藤 和 教
26番 志 村 正 文
27番 内 藤
28番 石 川 珠 美
29番 五 味 栄 吾
30番 河 西 民 雄
31番 齋 藤 秀 男
32番 大 芝 孝 二
33番 小 澤 眞寸穂
34番 清 水 祝 子
36番 深 澤 永 雄
37番 志 村 一 郎
38番 西 海 勝 男
39番 村 松 文 男
40番 小 林 順 一
41番 今 津 三 夫
42番 厚 芝 邦 雄
43番 浅 野 伸 二
44番 清 水 勝 利
45番 樋 川
積
46番 久保田 松 幸
47番 森 本 聖 治
48番 伊 東
徹
49番 伊 東 義 己
50番 飯 野 冨士雄
51番 小笠原
孝
52番 芦 沢 清 人
53番 若 尾 敏 男
54番 齊 藤 哲 夫
55番 野呂瀬 久 雄
56番 齊 藤 勇 二
57番 杉 山 好 幸
58番 河 西 六 市
59番 小 池 正 夫
60番 市 川 元 就
61番 滝 澤 幸 保
62番 小 池 幸 雄
63番 横 内 広 志
64番 内 池 虎 雄
65番 入 倉 善 文
66番 三 枝 幹 男
67番 堀
68番 中 島 善 次
69番 戸 沢
70番 鈴 木 徳 平
71番 清 水 忠 次
72番 深 澤 米 男
73番 相 原
74番 内 田
75番 清 水 賢 吾
76番 塩 澤 とみ子
78番 清 水 勝 則
79番 齊 藤
80番 中 込
81番 深 澤 忠 夫
82番 小 野 富 夫
83番 清 水 喜代秀
84番 相 原 智 徳
85番 伊 東 健 治
86番 浅 利 尚 男
87番 津久井 豊 雄
88番 市 橋 幸 男
89番 穴 水 俊 一
90番 稲 山 徳 仁
91番 青 木 常 治
92番 中 込 政 巳
93番 横 内 光 明
94番 森 本 今朝盛
95番 築 野 仁 朗
実
7番 井 上 良 輝
進
忠
正
3.欠 席 議 員(2名)
35番 山 本 一 彦
77番 東 條 俊 昭
54
正
廣 男
豊
量
4.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名(27名)
市
収入役職務代理者
清 水 國 子
内 田 秀 男
企
長
保 坂 俊 朗
保健福祉部長
野 中 茂 男
農林商工部長
名 執 雅 人
建
長
内 藤 希 香
八 田 支 所 長
清 水
白 根 支 所 長
飯 室 好 文
芦 安 支 所 長
青 木 可 行
若 草 支 所 長
荻 野 忠 彦
櫛 形 支 所 長
森 田 煕美雄
甲 西 支 所 長
武 内
栄
企
業
局
長
中 澤
消
長
白 倉 靖 夫
秘
書
課
長
野 中 國 幹
総
務
部
設
部
防
長
石 川
長
豊
画
部
脩
勝
企
画
課
長
中 澤 友 好
総
務
課
長
高 野 敏 男
財
政
課
長
中 澤 都喜夫
市
民
課
長
中 嶌 義 仁
農
林
課
長
浅 原 知 義
建
設
課
長
手 塚
教 育 委 員 長
河 野 浩 士
教
長
野 沢 達 也
教
長
大 芝 政 則
教育総務課長
保 坂 昌 志
代表監査委員
横 山 好 孝
育
次
5.職務のため議場に出席した者の職氏名(6名)
議会事務局長
名 執 俊 一
書
記
古 屋 芳 雄
書
記
笹 本
書
記
河 野 敏 直
書
記
小 澤 勝 博
書
記
今 村 繁 樹
格
55
育
修
再開
午前10時00分
○議長(稲山徳仁君)
おはようございます。
これより本日の会議を開きます。
報告事項を申し上げます。
監査委員から平成15年3月末の例月出納検査報告書が提出されました。お手元に配布いたして
あります報告書によりご了承願いたいと思います。
次に35番、山本一彦君 77番、東條俊昭君は、一身上の都合により本日の会議を欠席する旨、
届け出がありました。
以上で報告を終わります。
この際、申し上げます。
本県の電力は東京電力により供給されているところですが、ご案内のようにこの夏は主要電力と
なります、原子力発電の原子炉の一部運転停止に伴い、電力需給がひっ迫する可能性があるといわ
れております。そこで、本議会では節電対策への協力のため、冷房温度を通常より若干高めに設定
してまいります。これでは暑いとお感じになるかもしれませんが、省エネルギー対策のため、是非
ともご理解の上ご協力をお願いいたします。
したがいまして、上着の着服はご自由にお願いいたします。
なお、本日の会議におきまして報道関係者等から撮影の申し出がございましたので、これを許可
いたしますのでご了承いただきたいと思います。
これより、日程に入ります。
本日の議事日程は、お手元に配布のとおりであります。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(稲山徳仁君)
日程第1 市政一般に対する質問を行います。
申し上げます。
去る6月23日の通告期限までに通告されたのは22名であります。質問者は、お手元に配布の
通告表に記載のとおりであります。通告順に従い、質問を行います。
通告1番、志村裕子さんの質問を許します。
5番、志村裕子さん。
○5番議員(志村裕子君)
私は、定例市議会に提出されました案件ならびに市政一般について質問させていただきます。
この度は、南アルプス市初議会で最初に登壇の機会を与えていただき、この上ない光栄と心より
感謝申し上げます。
さて、先の市長選では厳しい選挙戦を大勝利され、南アルプス市初代市長に就任されました、石
川市長さん、誠におめでとうございます。市長選での公約に一党一派に片寄らない、清潔・公平・
信頼の政治市政を堅持し、
開かれた行政を推進すると掲げられましたが、
どうか市民の目線に立ち、
新市建設計画実現のため間断なき努力をされますよう、
力いっぱいの指揮をよろしく申し上げます。
市の幹部職員の皆様には厳しい財政下ではありますが、知恵を絞り、教育・福祉をはじめ基盤整
備等、市の社会資本整備のため、果敢に対応していただけますよう合わせてお願い申し上げます。
先の統一地方選では、全国で女性議員がこれまでの議席以上の当選を果たしました。これは、女
性議員に対する期待の大きさの表れであり、その使命の重さに身の引き締まる思いでいっぱいでご
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ざいます。私も微力ではございますが、これからも女性の細やかさと粘り強さ、そしてあくまでも
現場主義の活動を展開し、新市建設のため頑張ってまいりますので、どうかよろしくお願い申し上
げます。
それでは、質問に入らせていただきます。
最初に、公共工事に関わる入札および契約の適正化の促進状況についてであります。
平成13年4月1日より、公共工事の入札および契約の適正化の促進に関する法律が施行され、
国・地方公共団体・特殊法人等のすべての公共工事の発注者が一体となって、透明性の確保、公平
な競争の促進、適正な施工の確保、不正行為の排除の徹底等を取り組むこととしたところです。最
近、国の指導でも一部の発注者においては、入札契約適正化法の厳正な運用に立ち遅れが見られる
との指摘もありました。本市においても、適正化法の厳正な運用を図り、公共工事の入札および契
約の適正化の促進に努められますようお願いいたしまして、次の内容についてお伺いいたします。
毎年度の発注見通し、発注工事名、入札時期の公表について。入札契約の過程、指名理由、予定
価格、契約金等の公表について。発注者による施工体制状況の点検等について。
以上について取り組み状況をお伺いいたします。
次に、地域活性化策としての構造改革特区構想の取り組みについてであります。特定の地域に限
定して、今までの規制を撤廃、緩和し、地域特性に応じた規制改革を実施するもので今、自治体や
民間企業からの関心も高まっております。本制度は、地方自治体や民間など、地域発の創造的な提
案による地域経済の活性化策と思います。改革特区には、これまで第1次、第2次合わせて全国で
117地域が認定されております。今、まさに地方自立の時代といわれております。地方が自らの
活路を切り拓いていかなければならない流れとなってまいりました。もちろん、特区の認定を受け
たからといって、ことがスムーズに運ぶわけではありませんが、真剣に考えた対応策、その過程は
これからの地域づくりに大きく役立つと思います。市のホームページ等を通じてアイデアを募るな
ど今後の第3次、第4次の提案募集に向けて市としての取り組みについてお伺いいたします。
次に、施策提案でございますが、市公用車の買い替えをやめ、リース車、特に軽自動車の導入に
ついてであります。県内のある地方自治体では、経費削減を目的に公用車の買い替えをやめ、リー
ス車を導入しております。公用車を逐次切り替えていくことで、新車購入費や車検代などが削減で
き市の負担はリース料と、燃料費、任意保険料だけとなります。試算では、5年間リースしたとす
ると新車を購入した場合に比べ、1台あたり少なくとも30万円の経費削減となるほか、維持や管
理に伴う人件費の削減にもなるとしております。先例を参考に積極的にリース車、特に、軽乗用車
への切り替えを進めるとともに、環境を考えたハイブリッドカーの導入についていかがかお伺いい
たします。市公用車の運行、予約状況などは庁内のオンラインで一括管理するシステムの導入はさ
れておるとのことですので、管理により公用車を減らす方法で検討されてはいかがかお伺いいたし
ます。
同じく、施策提案でございますが、地域経済と地域コミュニティーを活性化させるための地域通
貨の発行についてであります。県外の自治体の先例を参考にしますと、市が3%、事業者が2%負
担して計5%を割り引いて商品券を発売する。売り出し窓口は市役所出納室として、商品券を使え
るのは2%を負担する市内の登録業者となっております。最近、新聞記事で紹介されておりました
が新市誕生にちなんだ新商品「南アルプス饅頭」、南アルプスの山々と新市誕生日をプリントしたT
シャツ、そして文房具の南アルプス店の開店等、新市名ラッシュが続いており、そこで、新市名の
効果が活性化の起爆剤になればと、地元、商工会の期待の声も掲載されており、まさに今、時を得
たりの感がいたします。これを後押しするためにも、また、消費拡大につながりますよう、他の自
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治体の先例を参考に地域通貨の発行をご検討されてはいかがかお伺いいたします。
最後に、横川斎場周辺の公園緑地整備計画についてお伺いいたします。
三郡衛生組合が運営する横川斎場の火葬場事業については、これまで組合を構成していた7町に
加え、昨年12月から中巨摩郡内の6町村が新たに加入。利用者が増加したことなどに伴い、新た
な火葬場を建設中で、現在平成16年3月の完成を目指す計画と伺っております。旧甲西町の長期
計画によりますと、墓地については将来の土地利用などを勘案し、町民の憩いの場、緑地の計画な
どとも併せ、
公園墓地の検討を行うと計画されておりますが、
整備計画についてお伺いいたします。
以上、5項目について市当局のお考えをお聞かせください。
○議長(稲山徳仁君)
ただ今の志村裕子さんの一般質問の発言時間は、13分でした。
執行部に申し上げます。
持ち時間内に答弁が終わりますよう、お願いいたします。
石川市長。
○市長(石川豊君)
どうも、おはようございます。
志村裕子議員さんのご質問にお答えをいたします。
5点ほどのご質問がございましたが、私のほうからは入札の契約と、さらに構造改革特区と2点
についてご答弁をさせていただきます。
まず、公共工事に関わる入札および契約の適正化の問題でございますけれども、第1点目の毎年
度の工事発注の見通しを公表するという問題でございます。ご案内のように南アルプス市の発足も
3カ月が経過をいたしましたけれども、本定例会に本年度の本予算が上程されております。
したがいまして、予算の議決をしていただきまして、初めて年間の工事が決定されるということ
になるわけでございます。この予算をご議決いただいた後に予定価格が250万円を超えないもの
を除きまして、公共工事の名称、期間、種別および内容、2番目には入札および契約の方法、3番
目といたしまして入札を行う時期等について、本市のホームページ、掲載をいたすと同時に山梨建
設新聞等にも掲載をいたして公表するように、現在準備を進めておるところでもございます。
次に、2点目の入札契約の過程のうち、指名理由の公表についてでございます。業者の選定にあ
たりましては工事の種類、工事規模ならびにその内容等に応じまして、指名・選考委員会におきま
して会社の経営状況、
資本力、
信用度ならびに技術者の数と会社の内容を調査吟味をいたしまして、
選定をいたしております。当初は、暫定予算ということでもございまして、今までは指名理由の公
表は行っておりませんけれども、今後、県と同様な方法で公表していきたいというふうに考えてお
ります。
次に、3点目の工事施工体制状況の点検についてでございますけれども、新市が誕生し業務エリ
アも広範囲になってまいりまして、限られた職員では施工状況の監理・監督業務につきましては、
行き届かない点もあるやに考えられますので、市発足時に専門知識を持った工事検査監2名を新た
に配置をして、検査体制の強化を図ってまいる考えでございます。
次に、
地域活性化の対策としての構造改革特区の構想の取り組みについてのご質問でございます。
構造改革特区制度は小泉首相の提唱する、官から民へ国から地方へと骨太構造改革の一環として進
められたものでございまして、従来、官の規制等を受け護送船団方式で行われてきました各種事業
について、これからは民間地方の計画によって従来の規制を解除または緩和をし、地域の活性化を
図ろうとするものでございまして、地域民間事業者が計画を立て、それを国に申請して特区として
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の指定を受けるという制度でございます。県内ではすでに、山梨県のワイン産業振興特区、須玉町
の増富地区交流振興特区、富士吉田市の幼稚園入園事業特区、山梨市農地生き生き特区、以上の4つ
の特区が認定をされております。たまたまこれが、平成14年度の事業でございまして峡西6カ町
村それぞれ合併問題に取り組んでおりましたから、ここまで手がまわらなかったというようなこと
もございます。
これから、新市におきましては新しい総合計画を作ることになっておりますので、その際にこう
した問題についても考えていかなければならないんではないかと思っております。特に、荒廃農地
の増大でごさいますとか、幼稚園の入園問題というようなことについては、こうした特区を指定す
ることも必要ではないかと考えております。
また、ご指摘がございましたアイデア募集でございますが、市のホームページ等を通じまして市
民、NPO、企業、民間団体等の皆さんのご提案等も頂きながら、市と民間との知恵を結集して本
市にふさわしい特区の導入を図っていきたいなと思っております。
以上で、答弁を終わらせていただきます。
○議長(稲山徳仁君)
総務部長、内田秀男君。
○総務部長(内田秀男君)
それでは、私のほうから志村議員さんの市公用車としてリース車を導入することについて、お答
えを申し上げます。
現在、市の所有の公用車は本庁支所、出先を合わせて全部で279台あります。内訳といたしま
して、普通車が140台、軽貨物トラックが66台、その中にはハイブリッド車が4台、また、公
用車のうちリース車は36台でございます。議員ご指摘のとおり、経費面について考えますとリー
ス車両に切り替えることも重要な選択肢の1つであり、可能な車両についてはリース車両に変えて
いく考えでありますが、特殊車両や市内の自動車販売店の行く末を考えた場合、非常に難しい点が
あります。市内販売店を生かせるよう、配慮しながら車両の更新を考えていきたいと思っておりま
す。
また、軽車両ならびにハイブリッド車の導入についてでありますが、用途に応じ普通車両が必要
な場合を除き、軽車両の導入を積極的に進めてまいりたいと思います。ハイブリッド車については
現在普通乗用車のみでありますので、国土交通省認定の低排出ガス認定車への更新をも考えていき
たいと考えております。
次に、2点目についてでありますが、現在の公用車については旧6カ町村所有の車を支所に必要
な台数を残し、残りは本庁用として44台所有しております。このうち、市長車、議長車、事業課
用、徴収委員用として12台が専用自動車として利用。また、旧町村で使用していた黒塗りの乗用
者が4台あり、実用的な車としては事業課を除いた一般職員、共有車両は28台であります。これ
を17課41担当の職員が使用しており保有車両に不足が生じており、時には、緊急やむを得ず私
用車を使用することもある状況でございます。
したがいまして、現在の状況では公用車を減らすことは、業務への影響が生じる恐れがあり、困
難であるものと思われる状況でございます。
よろしくお願いを申し上げます。
○議長(稲山徳仁君)
農林商工部長、名執雅人君。
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○農林商工部長(名執雅人君)
志村裕子議員さんの地域通貨の発行についてのご質問にお答えさせていただきます。
ご質問の地域通貨の内容を簡単に申し上げますと、この制度は互いに助けられ、支え合うサービ
スや行為を時間や点数など地域やグループ独自の紙幣、これは正規の紙幣ではございません。紙券
などに置き換えまして、これを通貨としてサービスで物と交換をし、循環させるシステムのことだ
そうでございます。この実施方法は、地域通貨が使える範囲や人を設定し、その中で自分のできる
こと、あるいはしてほしいことを登録をしておきまして、お互いに助けたり助けられる関係や、生
産物、それから商品などの売り買いに使用ができるということでございます。
この地域通貨の大きな利点は、地域に限定される通貨でありますことから、その特定地域のみで
使用されますので、常に地域内で流通しているということでございまして、地域に購買力を根付か
せるなどの活性化やさまざまな人たちが使うことによりまして、新たな人間関係、つまり新しいコ
ミュニティーが活発化すると言われております。
地域通貨の現状は、世界におきましてはヨーロッパやアメリカなどの多くの国で発行されており
ますが、日本ではまだまだ始まったばかりでございまして、実験的段階が多いのが実情ということ
でございます。県内では、先ほど議員さんが申し述べられましたように、市単位では甲府市や都留
市で独自のグループや商店街などで平成14年より実験的に行われておりまして、町村におきまし
ても、お隣の竜王町や高根町など7町村で試行されております。
本市の近くの竜王町が平成14年7月より6カ月間を、第1次流通実験期間として実施した経過
がありまして、参加登録者数が142名、協力店40店、協力ボランティア21団体で発行された
地域通貨は134万6千余ポイントであったそうです。竜王町では1ポイント1ドラゴン、これは
竜王町の竜をなぞったそうでございますけども、1ドラゴンと言い替えまして、これを1円相当と
して使用したそうでございます。正規のお金に換算すると、134万円あまりの経済効果に相当し
たことになります。
本市におきましても民間の皆様、諸団体等からこうした地域通貨システムの導入についてのご希
望もいただいておりますので、今後関係する商工会や地域の方々などのご意見もいただきながら、
また、先ほど申しましたように先進地の視察や研修を積極的に実施する中で、検討してまいりたい
と考えておりますが、先進例によりますと、先ほど議員さんご指摘のように行政からの補助金等金
銭的な支援も必要になりますので、議員始め、市民の皆様のご理解を頂きながら進めてまいりたい
と思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
以上でございます。
○議長(稲山徳仁君)
保健福祉部長、野中茂男君。
○保健福祉部長(野中茂男君)
それでは、私の方から志村裕子議員さんの5点目の横川斎場周辺の公園緑地整備計画についての
ご質問にお答えします。
旧町村の長期計画にありました、公園墓地計画を市としてどのように考えているかのご質問であ
りますが、今回の横川斎場建設も構成町村の増加により、新たに9,356平方メートルの用地取
得を行い、工事を執行しているところでございます。敷地に対して34%の緑地整備をいたす計画
となっております。建設にあたり、人にやさしい環境、自然環境に十分配慮した実施内容となって
おります。
目下、平成16年3月の完成に向け取り組んでいるところであります。公園墓地となりますと、
60
用地をどこに選定するかという問題があり、土地利用計画の位置付けが必要となります。
したがいまして、今後、策定いたします南アルプス市総合計画ならびに諸計画策定にあたり検討
をしてまいりたいと考えております。
○議長(稲山徳仁君)
志村裕子さんの持ち時間は、これまでの答弁で全て使いきりました。
以上で、志村裕子さんの質問を終結いたします。
次に、通告2番、石川珠美さんの質問を許します。
28番、石川珠美さん。
○28番議員(石川珠美君)
スポーツの推進と体育施設の使用料について、
南アルプス市が発足し3カ月が経過いたしました。
市民となったその日から、社会体育施設、学校体育施設の使用料が値上がりし、有料化されました。
3月まで使用した社会体育施設は、夜間7時から10時まで1年間、毎週使用して1万1千円の電
気料としての使用料でしたが、
4月からの一覧表の夜7時から10時の使用の例をとって見ますと、
社会体育施設は1回2千円 月4回 12カ月で9万6千円、約8.7倍、月5週の場合を入れま
すと、10万円を超えます。
学校市立は無料だったものが、1時間300円の使用料となりましたが、社会体育施設より安く
利用できますので、各部のスポーツクラブやグループは学校体育施設に移動し、3月までは毎晩明
るく活気に溢れていた社会体育施設は利用されず、暗い夜を送っております。
町民のスポーツの推進と健康増進を図る目的で、何億という莫大な費用を投入して、建設した施
設の意味がなくなってしまいました。そこで次の質問をいたします。
1 社会体育施設や学校施設の利用料は、合併後も当分の間現状維持と聞いていましたが、合併
時に使用料を高いところに統一した経過と、社会体育施設と学校体育施設との使用料の違いについ
て。
2 市民1人1スポーツを推進し、市民の体育の向上と健康増進のため、地域の施設を開放し利
用しやすくしていくお考えは。
3 年々、高齢化が進む中、今後、保健行政に力を入れていただき、国保・老健・介護などの予
防対策として高齢者にもスポーツで健康づくりの推進を図るお考えがありますか。
市長の答弁を頂きたいと思います。
次に、クリーンな南アルプス市を目指し、禁煙・分煙運動について質問します。健やか山梨21と
して県内でも禁煙・分煙運動が始まっております。1カ月ほど前、県庁でも終日灰皿撤去、山梨市、
韮崎市なども分煙運動を市民に呼び掛け、浸透を図っているとの報道がテレビ、新聞等でありまし
た。煙草の煙害がいかに市民の健康を蝕んでいるか、現在、日本の喫煙者の平均本数は世界一と言
われ、肺ガンの死亡率は1998年の資料では、胃ガンを超えて1位になっております。
喫煙は、年齢が若いとき喫煙を始めた人ほど、ガンになりやすいと結論付けられております。ま
ず、家族が吸う煙草の煙から、児童喫煙の健康被害は吸う本人より大きいと言われ、子供、幼児は
さらに影響が大きく、煙草の煙は子供への虐待とまで言われております。
喫煙する父親の3分の1は、まだ子供の前で吸っているとの答えが出ております。県外において
も、自動販売機の撤去、歩き煙草の罰則規定を設けたところ、生活環境条例を設置して対策を進め
ているところなど、全国的に禁煙、分煙運動が広まりつつあります。市民の健康増進のため、南ア
ルプス市にクリーンな環境を作り、場所によっては禁煙区域、喫煙者には分煙を、吸い殻等のポイ
捨てを無くすなど、クリーンな環境都市を目指すお考えはありませんか。
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以上、2問の質問を終わりますが、市長のお考えをお聞かせください。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
石川珠美議員さんのご質問にお答えいたします。
石川議員さんからは、スポーツの推進と体育施設の使用料という問題、さらには、禁煙・分煙運
動と、2つのご質問をいただきました。
この、スポーツ関係につきましては所管が教育委員会でございますので、教育委員会から答弁さ
せていただきまして、私のほうからは禁煙・分煙の点についてお答えしたいと思っています。議員
さんの言われるように、喫煙は、ガン・呼吸器疾患・循環器疾患と生活習慣病の元といわれており
まして、本人のみならず、周囲の人々にも多大な影響を及ぼしておるわけでもございます。また、
本年5月1日に国におきましては健康増進法という法律を作り、これが施行されました。この中に
も、児童喫煙の防止と、いわゆる煙草を吸わない人が煙草を吸っている人のために影響を受けると
いうことを防止する、ということでございますが、こういうような規定を設けられました。そんな
ことから、これからの喫煙対策というのは一層推進されていくんではないかなというように思って
おります。
小笠原の保健所で実施をいたしました、小中高の生徒たちに対する飲酒・喫煙に関する調査をい
たしましたところが、小学校の6年生で10%、中学生が11%、高校3年生で40%とこういう
ような児童・生徒が、煙草を吸ったり酒を飲んでいるというような答えがあったようでもございま
す。こうしたことから、市内の学校関係者では「許さない、子供を狙う、煙草、酒」ということを目
標といたしまして、運動対策推進会議が設けられておりますし、また、子供をすくすく地域で育て
る会が禁煙事業等も実施しております。
南アルプス市といたしましても、新設の健康増進法の趣旨を受けまして、市民の皆さんに対して
禁煙・分煙対策の普及啓発、また、市役所内におきましても禁煙、喫煙場所の明確化と職員の分煙
対策の徹底をも図ってまいりました。こうした問題は、住民の皆様のご協力をいただくことが何よ
りのことではないかなと思っておりまして、今後さらに関係者とも話し合いを進めまして、禁煙対
策を進めていきたいなというように思っております。
また、議員さんからもご指摘がございましたように、喫煙は単に健康を害するということだけで
はなくて、煙草の吸い殻のポイ捨て等によりまして、道路・公園・集会場等を汚しております。地
区によっては、罰金を課せるというような条例も設けてあるところもございます。
こうした問題につきましては、先ほど申し上げましたように十分地域の皆さんに徹底をして、喫
煙者としてのマナーを十分履行していただくということが、こうした問題に対する一番大事なこと
ではないかなと思っています。特に喫煙者に対しましてはこういう点を今後とも趣旨を徹底してま
いりたいと思っています。そして、住民の皆様方共々、健康の地域づくりということに意を尽くし
てまいりたいと思ってます。
以上でございます。
○議長(稲山徳仁君)
教育長、野沢達也君。
○教育長(野沢達也君)
石川珠美議員さんの質問にお答えいたします。
議員さんからは、スポーツの推進と体育施設の使用料についてということで3点についてご質問
62
があるわけでございますが、私のほうから3点目の高齢化が進む中、国保・老健・介護などの予防
対策の一環として、高齢者もスポーツで健康づくりの推進を図る考えがあるかについて、お答えを
いたします。
2002年我が国では、75歳以上の人口が1万人を超えています。超高齢化社会の下で、高齢
者にも健康に対する不安や孤独感などが高まっていると言われています。そうした中、スポーツが
健康の保持・増進と生きがいづくりなどにさまざまな良い影響をもたらしています。介護や介助な
どなしで生活できる体力と気力を持とうという意欲が高まっています。
こうした時、
高齢者もスポー
ツで健康づくりを推進することは、大変重要であります。国は2000年、スポーツ振興基本計画
を策定し、総合型地域スポーツクラブを2022年までに市町村に一カ所創設することとされてい
ます。
クラブは生涯スポーツの振興を目標とし、成人の週1回以上のスポーツ実施率を50%に上げる
ことを目指すとともに地域住民の誰もが集い、年齢・興味・関心・体力・技術レベルなどに応じて
活動できるので、健康増進はもとより地域コミュニティーの活性化にも有効と考えます。県でも、
アルプス市にクラブが創設されることを期待しておりますので、私どもも前向きに検討してまいり
たいと思います。
以上でございます。
失礼いたしました。
人口が1千万人を超えています。
失礼しました。
○議長(稲山徳仁君)
教育次長、大芝政則君。
○教育次長(大芝政則君)
石川珠美議員の質問要旨の1番の社会体育施設や学校施設の使用料についてお答え申し上げます。
社会体育施設と学校開放施設の使用料についてでありますが、
社会体育施設は市民の体育、
スポー
ツおよびレクリエーションの振興を図るための施設でありますが、旧町村のスポーツ施策等の違い
により、設置されている施設の種類や規模、さらには、維持管理費にも相違があり、現状での使用
料の統一算定が難しく、旧町村で定めた使用料を新市条例に引継いだところであります。また、学
校開放施設については、児童生徒が学校生活の中で使用する施設を社会開放しているものでありま
す。文部省基準による整備がされており、児童生徒数の多少の違いがあるにしても規模や内容につ
いて大差はありません。
したがって、使用料にしても開きが少なく、使用料の地域間調整も容易であったと聞いておりま
す。高い金額に統一されているということは考えられませんが、一部の地域の施設に限って特定の
団体に特例的な減免措置がされていた経過があったようであります。一般市民への公平・サービス
という点で調整をしてきましたので、この団体では実質的に使用料が高くなったという感があるの
ではないでしょうか。使用料につきましては、公平な受益者負担の観点から必要であり、市民の施
設として、大切に使われることでも繋がるものとしております。合併協議会、合併準備にかかる協
議、調整の中で、十分、町村間で協議がされております。社会経済状況によっても、変更は可能で
ありますが、当面、南アルプス市社会体育施設条例によることとなりますので、ご理解をお願いい
たします。
続きまして、2番の市民1人1スポーツ推進についてお答えいたします。
南アルプス市民の皆さんが、いつでも、どこでも、誰とでも気軽にスポーツを楽しんでいただき、
63
それが健康増進につながる1人1スポーツ推進運動が推進できれば、大変すばらしいことだと思っ
ております。教育委員会でも、全市民を対象に第1期スポーツ教室を開催しておりますが、市内の
公共施設を知っていただくことを含めて、会場を分散して実施しております。旧町村の枠を超えた
交流がすでに始まっております。施設利用については、不便のないよう、各教育事務所で申し込み
がされております。ご利用をお願いします。今後もご提言をいただきながら、より利用しやすい施
設に向かって努力いたしますので、これからご提言、ご指導をよろしくお願いをして答弁といたし
ます。
○議長(稲山徳仁君)
石川珠美さん。
○28番議員(石川珠美君)
先ほど、社会体育条例があれば反論はできませんけれども、やはり公共施設の料金という問題が
本当に少し気になりますけども、スポーツ愛好者のほうが、スポーツをしない人にも健康の方が多
いと思います。65歳以上が高齢者と言われておりますが、まだまだ70歳を超えても高齢者とし
ての意識を持たず、若い人と一緒に同じ感覚でスポーツを行っております。
50歳、60歳代の人が、スポーツクラブ等に入会していますが、今、技術的な向上を目的では
なく、ほとんどの人が自分の健康のために、週1回運動不足の解消を目的として、楽しんでいる人
が多いようですけれども、やはり高齢者は年齢にあった軽スポーツでまた体を動かす生活習慣、こ
んなものを図ることが大切ではないかと思います。
15年度の歳入予算を少し見ましたら、社会体育施設の利用料が231万3千円、学校開放施設
の使用料が270万5千円ということで、合計501万8千円が計上されておりますが、この額で
すと、今、介護者を1人出すことによって、介護者5段階の人ですね、400万円から500万円
の費用がかかるわけです。転ばぬ先の杖として、将来に向け、これから10年、20年先の高齢化
社会を支えるには、健康市民を増やすこと、行財政を効果的に効率的に運営していくには、予防対
策を中心にする以外に国保・老健・介護料の上昇を押さえることはできないと思います。
参考に15年度の国保の予算が54億円、
老健が62億円、介護が32億円、合計で147億6,
400万円、これが医療関係で毎年入れていくお金ですけれども、やはり、使用料の何百円がどう
こうということではなく、施設を開放し、市民の健康の増進のため、たったの500万円と言って
は申し訳ないのですが、先行投資というほどの額ではありませんが、市長の保健行政の今後の取り
組みをお聞かせください。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
高齢者がこれから健康づくりに努力していただくということは、当然、必要でございまして、そ
れに対しましても、今までもそれぞれの地域で老人クラブ、そして最近は、生き生きクラブなんて
言っておりますが、そういう形の中でやってきておるわけであります。
したがいまして、今後とも、そうした輪を広げるようにやっていかなくてはいけないと思ってい
ますが、各町村とも福祉健康まつりというのをしておりまして、そこで運動会のような形をしたり
して、高齢者の皆さんに対していろいろのスポーツにも親しんでもらうように、いたしておるわけ
であります。
もう1点は今も介護の問題については、介護予防施設というのを各個所へ造ってまいりました。
それと同時に、
国民健康保険が非常にお金がかかるではないかというお話がございます。
それで今、
64
市としても検討しているのは、保健婦さんたちに積極的にお年寄りの健康相談に取り組んでいただ
いて、それをすることによって、そうした面が非常に有効に動いているというような実情でござい
まして、県のほうでも専門官を置いて、そういうような指導をするという話になっております。
したがいまして、本市といたしましても、できれば今年度からそういう仕事が始まりますから、
それのモデル町として指定を受けて、積極的に取り組もうではないかというような話を、今、進め
ております。県とも打ち合わせに入るようにということを指示してございますが、そういうことを
受けながら、
できる限り高齢者も生涯現役という気持ちを出して頑張ってもらうような形に、
今後、
持っていくように取り組んでいきたいというふうに思っています。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
石川珠美さん。
○28番議員(石川珠美君)
2問目の問題も、私、健康増進につながる質問でしたけれども、やはり先ほどの3つの医療費の
増高を押さえるための方法としても、環境整備ということにつながっていくわけですけれども、南
アルプスの素晴らしい自然環境の中で、将来の子供たちが伸び伸びと健全育成できるよう、この社
会環境を整備していくというのは、行政の仕事だと思います。
やはり、先ほどのお話を聞きましたけれども、本当に前向きな検討で、いい答弁を市長からいた
だきましたけれども、やはり私の提案といたしまして、禁煙区域というものを、やはり、保育園と
か、幼稚園とか、学校内、そういうものを中心に将来の子供たちのために、禁煙区域というような
形で進んでいっていただきたいなとそんなふうに思いますけど、よろしくお願いいたします。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
ご指摘の意見につきましては、十分、分かります。現在、市役所内部におきましても煙草を吸っ
た方に対しましては、その煙草を全部吸収するように機械を設置してなるべく他に影響を及ぼさな
いようにというような形でしてまいっております。これから、学校、保育園、幼稚園等につきまし
ても、そういう趣旨を十分徹底をして、いわゆる煙草の弊害というものを除去するように努力をし
ていきたいなと。地域を指定してというようなお話がございましたが、これらにつきましては十分
検討していきたいと思っています。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
石川珠美さんの持ち時間は、25分を経過いたしました。
よって、他の諸君の関連質問は打ち切ります。
以上で、石川珠美さんの質問を終結いたします。
ここで、暫時休憩いたします。再開を11時10分といたします。
休憩
午前10時55分
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
再開
午前11時10分
○議長(稲山徳仁君)
休憩前に引き続き、会議を開きます。
次に通告3番、横内広志君の質問を許します。
65
63番、横内広志君。
○63番議員(横内広志君)
私は、南アルプス市議会6月議会において、まず、合併時の課題、そのことについて、旧町村時
代からアルプス時代になって、いくつかの制度で変わっている部分等が出ている点について伺いた
いと思います。
旧町村単位で実施していたが、南アルプス市になって未実施の内容のものもいくつかでているよ
うです。こうした中で、住民からの要望もいくつか出されているところです。今回は、こうした意
見の出されている内容の一部を、住民の意見を反映していく、生かしていく立場で、質問させてい
ただきます。
まず最初に、
重度身障者医療費の助成制度の窓口無料化の実施についてです。
この課題について、
今年度に入って、
命と健康を守る峡西峡南地域連絡会等で市長にも申し入れをしてまいりましたが、
そのときの答弁の中では、県からもペナルティーがある等で実施は不可能と。そういう中で、さら
に県にも働きかけていくと、答弁もいただきましたが、現に昨年度まで、旧甲西町地域では、町内
の医療機関に限って実施してきた制度でもあります。こういう点から見ると、一部であっても福祉
の後退といわざるを得ません。
また、
重度障害者医療費の助成制度の窓口無料化を実施することで、
担当者等市の職員が対応する手続きが簡素化されること、障害者本人は市役所に大変な思いをして
いかなければならない状況も緩和され、市にとっても本人にとっても便利で、有利な、有効な、制
度と考えます。
以上を踏まえて以下に伺います。
1 重度身障者は、現在、何人おりますか。また、医療費は、どのくらいかかっていますか。こ
の医療費は、総医療費の何%になりますか。
2 重度障害者の医療費助成制度の窓口無料化を、実施する考えはありますか。2つ目に、身障
者に配布している福祉タクシー券の3級、24枚から36枚に増やす件について伺いたいと思いま
す。
この制度は、旧町村時代どこの町村も実施していたのですが、金額や配布枚数等で多少の違いが
ありました。旧八田村、櫛形町、甲西町では、3級も含めて36枚を支給していました。しかし、
今年度の予算を見ても、3級は24枚で計上されています。これは、旧八田、櫛形、甲西地区にお
いては後退している。合併時には、福祉は後退しないとの話もされていたがと記憶していますが、
このことは私だけでしょうか。いずれにしても、こうした部分に一部後退している制度を元に戻す、
そういう考えで以下の質問をしていきます。
1 現在、3級に該当する福祉タクシー券、24枚から36枚に増やした場合、どの程度の金額
が伸びますか。
2 重度身障者の福祉タクシー券を、24枚から36枚に増やしてください。
3つ目に、国民健康保険税の引き下げの実現についてです。
今年度の国保税は、旧6カ町村の過去の実績を基に算出されたと伺っています。平成14年度の
旧6カ町村の繰入金は、今年度会計に反映されています。しかし、国保基金は4億6千万円ほどと
ありますが、療養費の12%を越すくらい保有しています。こうした状況から見ると、国保の厳し
さはうかがえますが、市民の場から見ると、もう少し国保税の減額をしてもらえばと考え、希望し
ている部分もあるわけです。私は、市民が安心してかかりやすい国保制度で国保納税率が限りなく
100%に近づけられるような国保税、国保会計が望ましいと考えています。
以上を踏まえて、以下に伺います。
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1 現状の国保基金の状況はどのように考えますか。
2 短期交付証の人数の現状を教えてください。
3 国保税を引き下げる考えはありますか。
4 学童保育を全市統一実施と児童館の建設についてです。
現在、学童保育の未実施は旧甲西町のみとなっています。ただし、旧甲西町でも夏休み期間中に
ついては行っておりました。低学年を持つ母親からは、年間を通して実施していただければと現在
の世相を反映してか、多くの意見が出されています。こうした中において、ぜひ、夏休み中の学童
保育だけでなく年間を通した学童保育の実施を進めていただきたい。
さらにもう1つ、児童館を学校区毎でも、学校の近くに造ってほしいという声も多く聞かれてい
ます。こういう意見を多くの若い方からも要望が出されている、こういう点で町づくりに生かして
いく、そのことを含めて伺いたいと思います。
1 甲西町地域に年間を通した学童保育を直ちに実施してください。
2 児童館を全市学校区に計画的に実施してください。
以上、大きく4点について質問しますが、資料等は別途いただくとし、本題のみ、簡潔明瞭、短
時間にお願いをいたします。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
横内広志議員さんのご質問にお答えをいたします。
まず、重度障害者医療費助成制度の窓口無料化という問題についてでございます。
そこで、医療費にかかる人数はどのくらいいるかということでございますが、現在1,770人
おりまして、これに対する助成金は1億7,818万4千円という数字でございます。この経費が
医療費の何%だというご質問でございますが、これは、国保分と老人保健分を合わせますと、それ
に対しては5.1%というような状況でもございます。
2点目の窓口の無料化のご質問でございますけども、議員さんもご承知のようにこの点につきま
しては国の制度では、本人が医療機関の窓口で自己負担分をいったん支払いをいたしまして、その
証明書を申請書に添付して、
あとで助成金を受けるというような形になっているわけでございます。
窓口無料化ということになりますと、当然、お医者さんは今度新しく、窓口ではお金をもらえま
せんから、保険者に対して改めて医療費を請求するという事務が新しく出てくるわけです。そんな
ことがございまして、なかなか医師会との話し合いがつかなくて、今、県下一斉にこの問題につい
てはできないというような現実でございます。
甲西町ではというようにお話がございましたが、おそらく甲西町も甲西町町内のお医者さんがご
理解をいただいて、国民健康保険分についてそういう扱いになっていたのではないかと、社会保険
分については無理ではないかというように思っていますが、かつて櫛形もそんなことで町内のお医
者さんにお願いをして、国民健康保険の分についてのみ無料化、という形をとってまいってきてお
ります。
したがいまして、老人医療については県と医師会とで話し合いをして、事務費を応分に負担する
というような形の中でこの協定がまとまっているわけです。ですから、県のほうへもそういうこと
を今後とも話をして、
できれば重度障害者というような負担については無料化できるようなことを、
県には要請をしていきたいと思っております。
また、南アルプス市内の医師会とも相談をいたしまして、甲西、櫛形でしていたと同じように市
67
内のお医者さんたちに、せめて国民健康保険の医療費の分だけでも無料化ができるかどうか、この
点については要請をしてまいりたいというように思っております。
次に、国民健康保険税の引き下げをというようなお話がございました。第1点目の基金の状態は
どうかというようなご質問でございますが、この基金につきましては合併協議会で新市に引継ぐ際
に、平成13年度の国民健康保険特別会計の決算額の、10%を持ちよろうというようになってお
りまして、そんなような形でそれぞれの町村が持ち込んでおります。これが4月1日現在で4億6,
450万6千331円というような数字でございます。しかしこれは、保険給付費等の合計額と比
較いたしますと約9.5%ということでございます。
県の指導では、被保険者が1万人から3万人の規模においては、20%くらいの基金を持てとい
うようなことを言っておりまして、現在においては10%ですから、基金が不足しているというよ
うな状況でもございます。この基金というのは、
急激な医療費が増えた場合、
流行性の感冒がはやっ
たとかといいますと、そういうときに保険税の値上げをしなくても、その基金を使って補うという
ような形で設けられておるものでございますから、ある程度適正な積立金というものは持っていな
くてはならないのではないかな、というふうに思っております。
さらに、この国保税を引き下げられないかというご質問がございました。これも、議員さん十分
ご承知だと思いますが、
国保税というのは歳入である国・県からの支出金、支払基金からの交付金、
また一般会計からの繰入金というのは決められておりますから、そうしたものを算定をいたしまし
て足りない分を国保税として頂く、というようなことになっているわけでもございます。
本市の15年度の予算でございますけれども、予算に計上してある現年度分の国保税は18億9,
501万7千円が必要となっておりますけれども、これに対しまして試算をしてみますと、現在の
ところ18億8,322万2千円というようなことで、所得が確定した段階では約1千万円くらい
不足すると、こういうことになるわけであります。
そういうことになりますとこの不足額を年度中途で税を上げるというわけにはまいりませんか
ら、基金等を充当してこれについては対処したいと思っているわけでもございます。そういうこと
を考えますとやはり、国保税というのはある程度税金を下げるということになると、国からの報奨
金がもらえないという問題も出てまいっております。
したがいまして、できる限り税金そのものは急激に伸びなくて、なだらかな形で国保の税率とい
うものは運営されるということが望ましいのではないのかな、というように思っております。そん
なことから、基金があるからといってそれを全て使って税金を下げてしまえば、翌年度は、今度は
さらに税金を大幅に増やさなくてはならない、というような異常事態が出てまいりますので、その
点についてはご理解をいただきたいというふうに思っています。
次に、学童保育の問題でございます。ご承知のように学童保育については各地域とも現在してお
りますが、甲西地域につきましては夏休みの期間中のみ、農村改善センターを使用して、実施をして
いるというような状況でもございます。そんなことから、先般、保健福祉部に、全地域で実施するよ
うに検討しなさい、というようなことを指示をいたしてございます。これは、各小学校ごとにする
ということになりますと、当然、施設も必要になってきております。甲西地域でも、それぞれの学
校別に、今、施設を選択しておりまして、その施設もそのまま使えるというわけにはいきませんから、
トイレの整備でございますとか、いろいろな整備がございますので、それを今年度中に整備をして、
できれば整備ができたところで学童保育をする、というような形で、今、準備を進めているわけで
もございます。
したがいまして、来年度以降は、全市にわたって各学校ごとにこの学童保育ができるんではない
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かというふうに思っております。
次に、児童館を全市の学校区に計画的に建設しなさいというようなお話でございます。現在、児
童館につきましては八田に1館、若草町に1館ございまして2館ありますが、それに今年度は若草
町の国庫補助金が決まっておりますから、さらに1館増やすということで3つあるわけでございま
す。できれば各小学校ごとに、この児童館の建設をすることが望ましいと思っております。
したがいまして、今後、国の補助金等を貰いながら建設を年次計画でするように、いたしたいと
思っていますが、できれば既存の公共施設等も使っていきたいというようなことも考えております
が、そのようなことで今後、総合計画を作る上で検討をし、その中に組み込んでまいりたいという
ように思っています。
身障者のタクシー券につきましては、担当部長から答弁いたさせます。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
保健福祉部長、野中茂男君。
○保健福祉部長(野中茂男君)
それでは、私の方から横内広志議員さんの2番目の身体障害者に配布している福祉タクシー券の
3級を36枚に増やすことについての中の、1点目の3級の福祉タクシー券を24枚から36枚に
増やした場合の金額の伸びでございますが、現在、3級の申請者が68人おりまして24枚で
107万7千円、36枚に増やした場合は、161万5千円となります。53万8千円の増加とな
ります。
2点目の、
3級の福祉タクシー券を24枚を36枚に増やすことについてのご質問でありますが、
今後の利用状況等を把握する中で、可能かどうかを検討してまいりたいと思います。また、先ほど
未交付のご質問があったわけですけれども、未交付世帯につきましては、383世帯が未交付世帯
となっております。
以上でございます。
平成15年度の保険証の交付は、平成15年3月に発送いたしました、発行数は1万1,547通
でございます。その時点では未発送は1,547通ありました。6月1日時点で短期保険証286通
を含む1,164通の交付を行い、現在383通の未交付があります。6月16日付で更新通知も
出し、手続をするよう呼び掛けもしております。税の未納者に対しましては、相談に応じていると
ころでございます。
○議長(稲山徳仁君)
ただいま、横内広志君のここまでの消化時間は19分です。残り6分ですので再々質問は簡潔に
お願いしたいと思います。
横内広志君。
○63番議員(横内広志君)
特に今回出した4点の内で、私、どうしてもこれはぜひお願いしたいなというのは、先ほど市長の
ほうから国・県との関係もあるということで出されておりましたけれども、重度身障者の医療費の
窓口無料化制度、これをなんとか実現できないかと。確かに、国・県との関係はあるんですけれど、
具体的にこういう人たちが本当に、その手続をすることが非常に大変なんですよね。そういう意味
で、この辺を検討していく余地があるかどうか、その辺について再度答弁を願いたい。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
69
○市長(石川豊君)
先ほど申し上げましたように、この問題についてはお医者さんの協力がなくてはできないです。
したがいまして、南アルプス市の医師会の皆さんとも相談して、一斉にしていただけるのかどう
なのか。お医者さんとすれば、本来ならば、手元でお金が入るのが、わざわざ別途、請求書を市役
所へ出して、そして貰うというようなことになりますから、事務費も余分にかかります。
老人保健等につきましては、その事務費については応分の負担を県なり市町村がしているわけで
す。そういう制度が成り立つかどうかということですが、すでに甲西町、櫛形町でも医師会の協力
によって実施をした経過がございますから、これから話をして他の4カ町村も同様な扱いをしてい
ただけるような、ご理解をいただくようお願いをしながら検討してみたいと思っています。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
横内広志君。
○63番議員(横内広志君)
ぜひ、この点について、今、市長の答弁のとおり実現できるようにお願いしたいと思います。あ
と、個々に触れていると時間がありませんので、要望的なお願いというか、まとめをさせていただき
ますけれども、今出された、重度身障者の医療費は、金額的には約1億8千万円弱なんですよね。
そういう意味で、そういう医療費の5%足らずというところですので、そういう意味でぜひ、今、
市長が答弁されたように、この市にどうしても負担がかかるとかいうところの金額ではないという
ふうに見ているので、ぜひ実施に向けてお願いをしたい。
2つ目に質問をしました、身障者の3級への福祉タクシー配布、先ほどの答弁でも言っています
けれども68名。いただいた資料の中では、1,632名ということであります。金額的に増額す
るのが53万8,560円の増で161万5千680円なんですよね。ということは、福祉予算全
体で見てもごくわずか。何とかここを増やす検討をしてほしい。そして、先ほども述べましたけれ
ども、旧八田・櫛形・甲西にしてみると、今まで36枚もらっていた人が24枚に減ってしまった
と、いうことになりますので、そういう点含めて、ぜひ、検討をしていただきたいと。
3つ目の国保税の問題ですけれども、国保税も旧町村単位で見ていくと、櫛形町で約2千円、甲
西町で約6千円、芦安村で約1万6千円の引き上げになる現状なんです。そして、国保税が高いと
支払い、納入状況が落ちてくるというのが実態なんですね。こうした中で、短期保険証も286件、
国保世帯の2.4%強となってますけど、国保会計を円滑に運用することも大事だというふうに考
えています。そういう意味で南アルプス市の国保会計が基金保有額、ギリギリに算定してみても、
これはそっくりそのままということではないですけれども、8千万円取り崩すことによって、1人
当り3千円程度。これに該当する額を基金とか一般会計からの繰り入れも含めて検討して、南アル
プス市が初年度である、そういう中で負担割合を多くしないでできる方法を検討していくというこ
とも、大事だろうと。そういう意味では、国保税をそういう内容で検討していくということ。一概
に何でも基金を全て取り崩せばいいというふうには思っていませんので、
そのことも含めて、
ぜひ、
検討をしていただきたい。
そのことをお願いして、次の4つ目の学童のもう1つの問題です。先ほどの答弁でいきますと、
具体的に全地域で実施できるように進めている、そういう通達も出したということで特に甲西町の
地域においては、今年度中に整備をして、整備ができたところから実施も進めるようにということ
ですので、
この点については、ぜひ、
早い段階での整備をしていただきながら進めていただきたい。
70
そのことをまた、地域にもきちっと連絡して、地域の若いお母さんたちが本当に安心して働けるよ
うな、そう暮らせるような町づくりを進めてほしい。
最後に、児童館の建設です。これは、今、学童保育との関係で他施設を使いながら学校の近くで
というふうにしております。児童館というのはそれなりの運用の仕方があるんですけれども、今回、
若草町に造られるのは、その学校から非常に遠い地域だと。ただ、あの地域にしてみれば確かに一
定の割合のところにあると思いますので、ぜひそのことをそういうことも含めながら、その児童館
の学校区ごとの建設をお願いして、私の質問は終わらせていただきます。
○議長(稲山徳仁君)
以上で、横内広志君の持ち時間は経過いたしました。
よって、これをもちまして横内広志君の質問を終結いたします。
次に、通告4番、市橋幸男君の質問を許します。
88番、市橋幸男君。
○88番議員(市橋幸男君)
私は、今議会にあたりまして、4点ほどの問題を提起して質問をいたします。
県内外から注目を浴びて誕生した南アルプス市も4月の選挙で見事当選を果たした、初代、石川
市長によって第1歩を踏み出しており、長年にわたっての行政手腕と力量に大いに期待を持つとこ
ろであります。
さて、21世紀に向けて行財政はどのようにあるべきか。21世紀がスタートした今、ここに、
南アルプス市におきましても多くの政治課題が山積しており、また、地方分権時代の本格的な到来
を踏まえ、本市にあっても行財政基盤を充実させるためにも、南アルプス市の行財政の確立を図る
ことこそ、最も重要な課題であると認識を持つものであります。国におきましても、地方税源の充
実、交付税の見直し、補助金等の縮小、三位一体の改革のなされる時期であり、地方自治体にあっ
ても過渡期でもあり、本格的に行政に取り組む姿勢が要求されるのであります。人事の刷新をはじ
め行財政の改革は、避けて通れない今日の課題であることを深く感ずるものであります。
合併して3カ月とはいえ、今、市民の間では多少に関わらず行政に関する不信感が漂っているこ
とは見逃せない事実であります。市長をはじめ、職員にありましても歴史的転換期の中で21世紀
に向けての行政のかじ取りをしっかりと行い、住民の要望や期待にしっかりと応えていただきたい
のであります。市長はまちづくりを進めるべく5つの柱を掲げておりますが、行財政改革には特に
触れていないように見受けられましたが、政策の視点等、南アルプス市が、今、ここに石川市長に
よって軌道が敷かれて行くのでありますので一番大事なことであり、南アルプス市に取り組む市長
の政治姿勢をお伺いするものであります。
それに行政ばかりでなく、議員に対しても今は市民の評価は、非常に残念ながら低くなっており
ます。自己保身にきゅうきゅうとしておるとの酷評も耳にしております。7万人のアルプス市の市
民も大局的視点に立ち、
住民福祉の向上に精出すことこそ責任を果たす、責任を重く受け止め、我々
議員も意識改革に努め議会内の活性化を図り、住民の負託に応えるべき私はこの場において議員の
一人として誓うものであります。
次に、日曜日窓口サービスについてであります。市民とのコミュニケーションは以前より違って
欠けておるとの声を耳にしておることだし、懸念を抱くものであります。まず、職員の意識改革で
あり、市民の奉仕者としての職務の遂行、徹底した政策の形成、能力ある発揮、機能の充実を図る
べきだと思います。今までと違って各家庭にありましても夫婦共働きの人が多く、日曜日の業務の
取り計らいを望んでいることですし、行政区域も広がり、行政にあっても住民にとっても、民意を
71
率直に反映される面からも、市民の要望を受け入れるためにも、行政の日曜日窓口サービスの予定
が、あるかどうかお尋ねいたすものであります。
次に、市財政収入の見通しであります。国庫補助金の廃止、地方交付税の見直しなど、地方行財
政改革の方向を踏まえ、
今、自治体にあっても税収の伸び悩みがされ、
市債も14年度には300億
に上るという借金、これからもまだまだ増える予想があります。まさに、黄信号が予告されており、
職員にあっても大変なことだと思います。予算計上した財政収入が過去の見通しについてお伺いい
たします。
次に、特色ある峡西果樹地帯の生かした観光農業の推進であります。南アルプス市は代表的な
山々を仰ぎ、四季を通じて古くから果物としての知名度を高く持っております。全国にも、生産量
もあり、知名度も上げております。しかしながら、近年農業を取り巻く環境は厳しいものがあり、
農業所得も毎年下落傾向であり、耕作放棄、農地の遊休化が進んでおり、それに後継者不足も重な
り、農業の経営はますます不安が募るばかりであります。そこで考えられるのが、農業の活性化、
観光農業であると思います。峡西地域でも、共通できる潜在的可能性を生かして、観光農業を目指
した農業の振興に取り組むべきだと思います。1年間に山梨を訪れる旅行者、観光客は約2,
600万人であると。しかし、そのうち南アルプス市にあっては、旧白根町を中心に約10万人の
観光客がきております。今の時代は、若い人たちや、高齢者を問わず余暇を利用して、観光を親し
む生活意識が変わってきております。南アルプス市におきましても、独自の観光政策を打ち出すべ
きだと思いますが、市長のお考えをお聞きいたします。
次に、市政モニターの設置であります。
時あたかも男女共同参画社会が条例化されて、
以前と違っ
て行政に関心を持つ人たちが多くなってきております。情報化社会が構築され、市にあっても広く
市政を市民に知ってもらい、また、市民からも市に対して意見や提言、時には批判や勧告を受けな
がら執行者も、その意図を受けながら市政運営にあたって、大きな励みになるんではないかと思い
ます。また、市長をはじめ職員にあっても、住民の親近感も深まり、住民主役の市政推進になされ
るんではないかと思いますので、市長のお考えをお聞きします。
以上をもちまして、私の質問を終わります。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
市橋議員さんのご質問にお答えをいたします。
まず、市長の政治姿勢についてでございます。ご案内のように先の臨時会におきまして、私の市
政に取り組む基本姿勢といたしましては、清潔・公平・信頼を堅持する中で5つの柱を芯として、
掲げさせていただきました。
したがいまして、まず、市政の基盤整備というのは私の掲げた大きな目標でございますから、そ
れを念頭におきながら健全財政を堅持いたしまして、市民の皆様の要望の強い生活関連事業を最優
先に、効率的な配分が行われるよう、行政運営を推進してまいりたいと思っております。
しかしながら、地方自治体の現状は少子高齢化・国際化・高度情報化等の進展に伴いまして、ま
た、一方では三位一体の改革など、国の財政状況も不透明な部分がございます。特に本市では、究
極の行政改革であります、市町村合併を選択したのでございますけれども、これからどのような行
政改革を行い、効率的な運営を行っていこうということは、全国的にも注目されております。この
ため、本年度は早速、行政改革大綱を策定いたしまして、旧町村の良いところを取り入れ、悪いと
ころは改善し、独自の工夫を加えながら進めてまいりたいと思っています。
72
具体的には、市となりまして3カ月が経過をいたしました。早急に検討しなければならない問題
といたしましては、本庁と支所との関係、それに伴う職員体制等、事務の効率化であります。この
ため、庁内組織によるワーキンググループを早期に設けますとともに、学識経験者等を含みました
行政改革推進委員会も設けまして、システム化・スリム化・スピーディーを基本に職員のアンケー
ト調査、さらには市民のアンケート調査等も視野に入れまして、優先すべき改革項目を選考しなが
ら実践いたしてまいりたいと思っております。
また、財政問題につきましては、特に財政の基本となります、財政力指数、経常収支比率、さら
に公債費比率、こういうものは財政の指標となっておりますから、こうした点に、十分、留意しな
がら今後の予算編成等につきましても単に費目的でなく、性質別な組み替え等を行ってまいりまし
て、財政力指数というのは税収入はいかに入っておるか、一般財源の収入の力でございますから、
少なくとも0.5を超えるように努力をいたしたいと思っていますし、経常支出比率については、
おおむね、市については80%というような数字が出ておりますから、それを目標に経常費の節約
をすると。また、公債費比率につきましても制限比率、その他を勘案しながら12∼13%ぐらい
で抑えるような形で、そういう指標をきっちり守りながら、今後も運営をしていきたいというふう
に思っているところでもございます。
ともかく、全国の注目を浴びている南アルプス市といたしまして、単に財源が厳しいから合併し
たということでなく、持続可能な地域の望ましい方向を検討した結果で、それで合併をしたんだと
言われるように、不屈の決意で行政改革を行いながら、魅力あるまちづくりを進めたいというよう
に考えております。
次に、市政モニターの設置でございます。同規模の先進地を検討して見ますと、定数はおおむね
30人程度。任期は2年、活動内容はモニター会議の開催・議会の傍聴・各施設の見学・さらにモ
ニターアンケートの実施・市政への任意の提案・市長との意見交換というようなことがその活動内
容でもあるわけでございます。
したがいまして、市政モニターの設置は本市におきましても、市民参加の市政を進めていくとい
う面から考えましても、必要と考えております。今後、設置する方向でこの問題については検討い
たしたいというように思っております。
あと、窓口サービスの問題と観光農業の問題につきましては、それぞれ担当部長から、答弁をい
たさせます。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
総務部長、内田秀男君。
○総務部長(内田秀男君)
それでは、私の方から、市橋幸男議員さんの窓口サービスについてお答えを申し上げます。
時間外窓口サービスについては、旧町村でそれぞれ夜間サービスと窓口サービスを実施してまい
りました。山梨県下におきましても、同様な夜間サービス業務は多くの市町村で実施しており、特
に、甲府市では本年4月から日曜窓口をスタートし、1日平均200人あまりが来庁し、活用して
いるようでございます。
こうした状況等から、南アルプス市においてもサービス水準を低下させないように、新市スター
トと同時に、毎月第1、第3水曜日に、午後8時まで夜間サービス業務を試行、実施してまいりま
した。4月5月の利用者は本庁・支所合わせて来庁者が395人、電話による相談120件の合計
515件あり、1回平均130人弱が利用をしております。特に、印鑑登録証明書、住民票の写し、
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および各種税証明の発行が大部分を占めております。今後は、これらの利用状況を踏まえ市民ニー
ズや社会状況に応えるため、費用対効果を見極め、職員の協力も得る中で充実を図ってまいりたい
と考えております。
次に、財政税収の見通しについてお答えをいたします。
まず、財政の現状についてご説明をいたします。予算編成で重要なのは、財源の確保であります。
平成15年度一般会計歳入総額の24%を占めます、
地方交付税のうち普通交付税につきましては、
対前年度に対しまして10%の減少であります。13年度対比ですと、実に22%の減少となって
おります。さらに、小泉総理の地方税財政、三位一体改革において国庫補助金を2006年度まで
に4兆円程度の減額が答申されたことが、つい最近、報道をされました。このことは、財源のうち
地方交付税、国県補助金等の依存財源が57.6%と高い本市の財政状況は、今後、さらに厳しく
なることが予測されます。このように厳しい財政運営を乗り切るためには、実際、自主財源の確保
と、事務的経費の抑制を基本に財政運営をしてまいりたいと思います。合併特例債の使途につきま
しても、
総合計画立案の中で新市建設計画を精査し、
財源の確保最優先で事業実施してまいります。
よろしくお願いを申し上げます。
○議長(稲山徳仁君)
農林商工部長、名執雅人君。
○農林商工部長(名執雅人君)
市橋議員さんの、観光農業の推進についての質問にお答えをさせていただきます。
南アルプス山麓を背景といたします大自然の懐にある本市は、四季おりおりの季節感が肌で実感
でき、生産される農産物も四季をとおし多彩に富んでおります。また、それぞれの地域の特性が生
かされた農産物も数多くございます。
ご質問の観光農業の推進ですが、現在、定着しつつあります、さくらんぼ狩りを主体とする果樹
観光を強力に推進するとともに、食の安全を重視した農業と観光の融合化が重要であると考え、地
域に根付いた農業に立脚しての、観光農業の推進に努めてまいりたいと考えております。
今後、JAこま野、市商工会とも連携を密にいたしまして、地域資源を生かした取り組みを行っ
てまいりたいと考えておりますが、
JAにおきましても今後、市からの補助金を原資に観光農業によ
り一層積極的に取り組むことになりました。この他、現在市内のいくつかの地域では、自ら、朝市、
直売所を開設するなどして活性化に取り組んでおりますので、これらの組織を優良な先例といたし
まして、こうした活動が全市にわたり普及するような施策の展開や、組織づくりに着手してまいり
たいと思っております。
また、果樹園や農家などを観光資源として活用するなど、都市部と農村部の交流によるグリーン
ツーリズムの推進も進めてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、このことにつ
きましては農家の皆様をはじめとして、各関係組織等が一層連携を密にして事業にあたることが肝
要と考えますので、関係各位の今後のご協力をよろしくお願いする次第でございます。
○議長(稲山徳仁君)
ただいま、市橋幸雄君のここまでの消化時間は19分です。
残り6分ですので、質問は簡潔、手短にお願いいたします。
市橋幸男君。
○88番議員(市橋幸男君)
先ほどの執行者の答弁で大枠分かりましたけれども、やはり、借金が多くなれば財政環境は厳し
くなるのは間違いない。自主財源は、昔は3割自治と言われてきたんですけども、3割自治、3割
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を自主財源を確保すればいい町でしたが、やはり、本市におきましても25.5%の3割に満たな
いと。したがって、どうしても国の地方交付税に頼るわけですが、今、言ったとおり地方交付税は、
これはこれからがとても望めないと。いわゆる、不透明な時代でありまして、やはり市におきまし
ても住民の要望なり、そういって答えるためにやはりどうしても歳出が増えてくると。歳出面が増
えてきて、結局それを補うためには、これは、借金をする以外にないと。借金が多くなれば、公債
費が多くなって健全財政を圧迫するのでございまして、むやみに起債をするということは好ましく
ない。これから、今言ったとおり特例債も今年は組み込みされるが、やはり、特例債につきまして
も一般市民は非常に関心を持っておりますので、やはりそれはあまり乱用して行政にあたっていく
のであれば、この件についても、十分、考慮しながら市民なり住民が納得するような財政効果をあ
げるために、この特例債につきましても有意義に使っていただきたいと思います。
人件費につきましても、これはもちろん事務的経費の中にも人件費を含めて検討する余地がある
んではないかと思われます。実はこの間、私ども産業土木委員会で2日やりましたけれど、やはり
各課長さんの説明の中で感じたことは、これは、旧町村の14年度のものを持ち込むといいながら
も、考えてみれば非常に無駄があり、これは改革しなくてはならないというような点が私どもだけ
でなく、行政・財政の改革が必要ということを感じておりました。これからは、15年度の予算に
つきましては、一応、今までの持ち寄りがありますので、やはり16年度につきましては、きちっ
として行政・財政改革をしたうえでもって、時代に合った予算の構築をしていただきたいと思いま
す。
それから、窓口サービスでございますけど、先ほど、夜間窓口サービスをこれは県がいたるとこ
ろでもやっておられますけど、
日曜日のサービスということは甲府市では7月からしておりまして、
そこに今言ったとおり、いい手本です。本市におきましても、先の説明であれば、まだ日曜サービ
スでは、はっきりとした対応が出ていないように受け取れますけれど、これから、夜間サービスも
いいですけれど、できれば、同じ大きな甲府に次ぐ大都市でございますので、日曜日を利用して、
まず1つ、その窓口サービスをしていただくことを望んでおります。
観光ですけれど、これは私が申すまでもなく、今までは各町村におきましては、白根町あたりで
は観光課を設けておりまして、非常に観光客の誘致に取り組んでおることを私も知っております。
私も実は、こま野農協へ行っていろいろ調べましたが、こま野農協でもそういった取り組みをして
おりますが、やはり、行政とは違って、今一歩という感じがいたしました。農協といたしましては、
大きな市の支援を非常に期待しておりますので、これからJAとも協力をいたしまして、観光農業
に努めていただきたい。やはり、農業にいたしましても、今の農業の実態は非常に収入が減ってい
ます。過去の状況からいいますと、こま野農協の6町村にあっても白根がトップです。やはり、白
根は早くから観光農業を取り入れたために支所の所得も、あるいは個人の所得も非常に上がってい
ます。他のところは、それから見ればかなり落ちております。やはり、観光農業を取り入れたこと
によって、白根町の農家の人は非常に潤っております。やはり、それから考えても観光農業は非常
に重要でありまして、これからもやはり農産物について、ただ市場出荷ではなくて、そういう方面
から改革をしていかなければ、農業の活性化は図れませんので、そのへんを1つ、お願いをいたし
まして答弁はいりませんので、以上で私の質問を終わります。
○議長(稲山徳仁君)
以上で、市橋幸男君の質問を終結いたします。
ここで、昼食のため暫時休憩いたします。午後の再開は1時15分といたします。
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休憩
午後12時02分
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
再開
午後 1時15分
○議長(稲山徳仁君)
休憩前に引き続き、会議を開きます。
次に、通告5番、亀ケ川正広君の質問を許します。
23番、亀ケ川正広君。
○23番議員(亀ケ川正広君)
日本共産党、亀ケ川正広です。市政への一般質問を行います。
第1は、新市発展プロジェクトについてです。市長提案説明では、新市建設計画においては大型
プロジェクトを数多く掲げておりますが、時代の流れを汲み取りながら何を行うべきかを見定め、
具体化できる計画としていきたいとされました。また、大綱質疑への答弁では、国の地方への支出
が減らされる下で375億円の合併特例債と、その後の後年度交付税算入も流動性があり、新市建
設プロジェクトを全て実施するのは危険であるという答弁をされました。日本共産党議員団は、合
併協議のときから合併特例債の大型プロジェクトが、後年度の財政負担を大きくする問題点を指摘
し、見直しを求めてきたので、市長の大型プロジェクトの精査が必要だという表明・趣旨を歓迎す
るとともに、今後の具体化を注視していきたいと考えています。以下、具体的に質問いたします。
まずは、新市発展プロジェクトの第1に掲げた軌道交通システムについてです。国・県・関係市
町村・事業者との連携で、整備導入を進めるとした新軌道交通システムですが、社会情勢に鑑み、
これらの連携・整備導入は困難であるので、この計画の中止を表明されたい。
次に、南アルプス山岳道路についてです。国・県事業として実施を要望しているとし、県の調査
段階とのことですが、国・県事業としての実施ができないとなったらどうするのか。150億円の
事業費とのことですが、新市建設計画で掲げたものだから、関係市町村事業として実施をするとな
れば、巨額の財政負担となります。市長の考えを伺います。
次に、合併特例債事業を地域密着型の事業に振り替えることについてです。新市建設計画・新市
主要施策・主要事業では、合併特例債事業とともに旧町村が総合計画などで掲げた事業を通常の起
債事業として行う。毎年、旧町村合計分程度を行う計画です。この合計で事業費がふくれ上がり、
後年度返済が大変になる。合併特例債事業を通常の起債事業として掲げている、生活密着型の事業
に振り替えられたいがどうか。市長の考えを伺います。
大きな2つ目、入札改善についてです。
まず最初は、大型工事の入札についてです。契約承認された、南湖小学校の増改築工事・建築主
体工事のような、大型工事の入札高値止まりが続いております。大型工事は例えば、県内に限定し
た一般競争入札というように、条件をつけた一般競争入札にすべきではありませんか。大型工事の
入札を指名競争入札であえてこれからも続けるというのであるならば、入札時に抽選で3分の2の
業者のみに入札を行わせる、抽選式指名競争入札の実施で落札調整を抑制する効果が期待できると
思うが、市長の考えはどうか。
地元業者育成のために、大型工事も大手企業と地元業者の共同企業体方式で実施されたいが、市
長の考えはどうか。
次に、中規模以下工事の入札についてです。地域業者育成のために、地元業者を指名することを
原則とすること。地元業者で事業委託をできる業者が少ない場合でも、1、市内業者の比重を高め
ること。2、市内業者優先にとどまらず、下水道などの地域密着工事は旧町村の業者を優先するこ
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と。これらについての市長の考えを伺います。
大きな3つ目です。
市内へのエコパーク誘致運動についてです。
若草下今井鏡中条地域にエコパーク誘致運動があります。県のエコパーク構想は、県下15カ所
の公共ゴミ焼却施設をエコパークに一括統廃合しようというものであり、計画の再検討が必要との
動向もあります。このような、特殊な施設計画については慎重に対応されたいが市長の考えを伺い
ます。
以上で、冒頭の質問を終わります。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
亀ケ川議員さんのご質問にお答えをいたします。
まず、新市建設計画の中にある軌道系新交通システムの導入についてでございます。ご指摘のよ
うにバブルが崩壊いたしまして、それ以後、我が国の経済は低迷をいたしております。地方財政も
非常に不透明であり、経済の好転の兆しも見えない渦中にありますが、膨大な事業費、経費が必要
となる軌道系交通システムの導入をすることについては、現段階では困難であるというふうに思っ
ております。しかしながら、合併前の旧6カ町村の住民説明会におきまして、住民から昭和37年
今後、
6月30日に廃止になった、
旧山梨交通電車の復興の要望が強く出されたことを考えますと、
長い間の検討事項として位置付けていきたいなと思っております。
次に、南アルプス山岳道路についてでありますけれども、この道路は本市の芦安地域と、早川町
とを結ぶ山岳道路でございます。すでに平成13年度に、この道路の促進のために南アルプス周遊
自動車道期成同盟会というものが設立をされまして、
この南アルプス市の管内の6カ町村をはじめ、
早川町・増穂町・鰍沢町・中富町・身延町という現在の6カ市町村で、県のほうに要望をいたして
まいっております。特に最近、南アルプス林道が崩壊をしたというような現実を見ますと、これか
らの北岳、さらには広河原へアクセスをするのに、どういう方法があるかというようなことが大き
な問題になってくるわけでもございます。そういうことを考えますと、この計画をぜひとも何とか
して実現をしたいというようなことを、今、考えております。
国・県の事業で実施できなかった場合にはどうなるか、というようなご質問でございますが、こ
の問題につきましては先般、山本知事さんにも、陳情をいたしました。その際、知事さんからも、
今後、山梨県とすれば観光立県でいくことが大事であると。したがいまして、私とすれば観光局の
設置も考えていると。そういうようなことから、こうした公共事業はいろいろあるけれども、必要
であるものについては考えてみたいというようなお答えをいだいております。
ご存じのように、この本市にとりましては南アルプスの魅力ということで多くの観光客が訪れて
来ていただいていますから、今後の本市の観光事業のメインでもあるというようなことを考えてお
りますので、何とかこのルートを完成するように、今後とも努力いたしてまいりたいというふうに
思っております。
特に、ずい道建設ということになりますと、林道では無理であるというようなご意見もございま
す。したがいまして、県道として新たに認定をしていただいて、現在は観光立国・観光立県と、そ
れぞれ国・県も掲げておりますから、そうした中で何とか国庫補助費を得て県営事業として、この
計画を進めるように、
今後とも国、
さらに県に強く要望していきたいというふうに思っております。
市が単独でするということは、少し今の状態では考えておりません。
77
次に、合併特例債事業の問題の質問がございました。今来の合併規模によりまして合併特例債が
375億円というように認められるわけでございますが、この使途につきましては現在の国におけ
る経済状況も不透明でありますし、交付税が減少すると。さらにまた、三位一体の改革ということ
を進めてまいりますと、非常に財政的にも厳しい状況が想定されておりますが、しかし、現行の起
債措置の中では、最も有利な起債であることも事実であります。
したがいまして、交付税で全額補填されるものではございませんけれども、今後とも、公債費比
率に十分配慮しながら、有効財源として活用してまいりたいというように考えております。
ご質問の、特例債を新規事業のみでなく、地域に密着した事業に振り替えたらどうかというよう
なご意見がございましたけれども、合併したことによって市民の皆さんが何を望んでおられるのか
と。そうした要望に可能な限りお応えをしてまいらなければなりませんので、これから策定をいた
します総合計画を積み上げる中で、これらの財源としてこれは充当するように検討していきたいと
いうようにも思っております。
次に、エコパークの問題でございます。県内の今、出されるゴミの多くが県外に運び出されて汲
み取られているのが事実でございます。しかし、全国的に最終処分場の整備が難しくなっておりま
して、近い将来は行き場所がなくなってしまうというような深刻な話題も出ております。
中巨摩地区の広域事務組合におきましても、焼却灰につきましては、県外の最終処分場に処理を
委託しているという実態がございます。
こうしたことを考えますと、再資源化施設と地域の振興に資する熱利用というようなことを考え
ますと、こうした一体となったエコパーク構想を県で示しているわけでございますけれども、この
エコパーク構想につきましては当初、中道町の米倉山に計画をされましたが、地域の住民との話し
合いが思うようにいかず、大変、厳しい状況であるようであります。
したがって、県では他の地域も含めて検討するというようなことになっているように聞いていま
す。
すでに、御坂町で誘致運動があるというようなことも聞いております。また、当市の鏡中条地域
で、このエコパークに関する勉強会の開催をしておるということも聞いておりますが、これから循
環型社会を目指すことが極めて重要でもございますので、再資源化施設はなくてはならない施設で
あるというように考えております。
したがいまして、地域の皆さんの今後の考え方を踏まえた中で、十分、この問題については検討
をしながら対応してまいりたいというふうに思っております。
ただ、この施設は明野村の最終処分場の施設の建設とも当然、関連が出てまいっておりますので、
決定するまではある程度の時間がかかるのではないかなというように思っています。
入札の問題につきましては、担当部長のほうから答弁いたします。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
総務部長、内田秀男君。
○総務部長(内田秀男君)
それでは、私のほうから亀ケ川正広議員さんの入札改善についてお答えを申し上げます。
議員申し出の条件付き一般競争入札を導入すべきとの質問についてでありますが、現行の入札方
法は、ほとんどの自治体で指名競争入札方式を導入している状況でございます。その大きな理由と
いたしましては、指名参加資格申請書の提出がなされており、その申請書により、資力・信用度・
施工実績等が的確に把握できることにより、工事規模に応じ特定多数の中から選考でき、確実な施
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工ができることにより導入しているものであります。
指名競争入札は、沿革的には一般競争入札と随意契約のおのおのの長所を取り入れた折衷的な方
式であり、業者が特定していることにより一般競争入札に比し、不信用・不誠実のものを排除でき
る優位な点を考慮し、導入しているものでございます。
最近の新聞紙上によりますと、
日本道路公団発注工事で一般競争入札を実施いたしましたところ、
1社のみが応札し落札したことが報じられていました。この結果についてのコメントに、談合結果
により1社のみが応札したのではないかとの記述がされておりました。
入札方法については、いまだ、いかなる方法がベストであるか明確な方策はありませんが、議員
提案の方法を含め、指名選考委員会ならびに公正入札調査委員会等で入札方法の改善に向け、検討
を行っていきたいと考えております。
また、地元業者の育成のために大手業者と地元業者のJV方式についても、議会初日に市長が答
弁したとおり、選択肢の1つとして考えていきたいと考えております。
2点目の質問についてでありますが、合併し南アルプス市として発足し3カ月が過ぎました。こ
の間、緊急を要する案件として、暫定予算に計上された15件の入札を執行してまいりました。業
者選定にあたりましては、事業規模および内容等に応じ、同程度の業者を選考し指名してまいりま
したが、議員要望の旧町村単位の業者を優先し、指名すべきであるといわれておりますが、旧町村
単位だけの業者を優先指名いたしますと、俗に言う低ランク、Bランクの業者が混同をし、公正な
執行が妨げられる恐れが出てまいりますので、指名を行うにあたりましては、地域性を十分考慮す
る中で公正・公平の立場で同ランクの業者を中心に、指名選考を行ってまいりたいと考えておりま
す。よろしくお願いを申し上げます。
○議長(稲山徳仁君)
23番、亀ケ川正広君。
○23番議員(亀ケ川正広君)
では、入札についてのみ、再質問を行います。
私は、若草出身の2期目の議員です。4年前の町議選の直前に、うちの町長を含む中巨摩4町長
が下水道工事をめぐる収賄事件で逮捕されるという中で私たちは生まれた議員として、こういう事
件を二度と起こさないということを、私は自らの決意として取り組んでまいっています。そういう
点で、大型工事の上限貼り付けということに大変、心を痛めております。
これまで1億5千万円以上の大型工事の入札実績を挙げます。冒頭に述べた南湖小学校の増改築
工事が98.64%、櫛形北保育園改築工事が97.6%。若草町では、昨年度、中学校の体育館
新築工事が98.9%、生涯学習センターが97.89%、一昨年の中学校大規模改造耐震工事が
96.62%という具合に、大型工事建築主体工事の高値落札が続いております。
総務部長は今、どこかの道路公団の例を挙げて、一般競争入札で1社しか応札がなかったという
ふうに言いますけれども、山梨県では、今、3億円以上の工事を一般競争入札で実施しています。
昨年度は23件、一般競争入札で実施し平均落札率は94.93%です。先ほどの答弁、もう1回
再考する答弁をお願いします。実施をしていただきたいということです、一般競争入札を。
○議長(稲山徳仁君)
総務部長、内田秀男君。
○総務部長(内田秀男君)
先ほども答弁で申し上げましたが、入札業務につきましては旧町村の時代からそれぞれの町村で
入札改善をしてまいりました。現在も入札改善については、いろいろ研究をしております。議員提
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案につきましても、今後、検討いたしまして、できる限り公正・公平な業務が執行できるよう検討
を進めてまいりたいと思います。
○議長(稲山徳仁君)
ただいま、亀ケ川正広君のここまでの消化時間は21分です。残り4分ですので質問は簡潔、手
短にお願いいたします。
○23番議員(亀ケ川正広君)
では、エコパークについて再質問を行います。
市長の答弁では、エコパークは県下的に必要な施設であるから検討が必要だという答弁でした。
文字どおり、ゴミの焼却施設は必要な施設ではあるんですけれども、私、先ほど峡北の広域事務組
合のガス化溶融炉の施設を視察にしてまいりました。1,200度の高温で焼却するという、理論
上は焼却灰が出ないという施設なんですけれども、処理費用がトンあたり1万1千円から1万2千
円という高い費用がかかる。従来のストーカ炉よりも割高である。国際的に、ゴミ環境問題はいか
にゴミを出さないシステムを作るかということが主流。それに対して、このガス化溶融炉というの
は何でも入れ込んで破砕して焼却するという、そういう現代のゴミ処理の方法と逆行するものだと
いうふうに思います。とは言っても、両方の意見があるものです。多くの賛否両論あるものですか
ら、地域と自治体が自ら呼び込むような性質のものではないと私は思います。そういう点で、もう
一度市長のお考えをお願いします。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
お答えいたします。
前提として、当然、ゴミというものはなるべく少なくしようという前提の上に立って、今のお話
を申し上げたわけです。ただ、やたらゴミを出して全部その溶融炉へ入れるという意味ではござい
ません。そのへんは誤解のないようにしていただきたいと思います。
そうは申しましても、ある程度のゴミは生ずるわけですから、そのゴミの処理というのは市町村
の仕事になるということになっております。今、焼却いたしておりますけれども、800度以上の
もので燃さないと、いずれにしろダイオキシンが出るというような話も出てまいっております。そ
ういうことを考えますと、ある程度の高熱で処理して、処理したあとの残滓は、伺うところによる
と建設工事等にも使えるというようなことで、現に今、韮崎にございます峡北地方の施設でも、残っ
た残滓は業者が引き取って、それをそういうものに使っているというような話も聞いているわけで
す。
だから、循環型社会を今後とも目指すということになりますと、何でもかんでも、それに入れて
処理をするということではなくて、分別収集もしっかりやり、利用できるものは利用し、どうして
も処理できないものはそういう形でやっていくと、こういうことでございますのでひとつご理解を
いただきたいと思います。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
以上で、亀ケ川正広君の質問を終結いたします。
次に、通告6番、浅野伸二君の質問を許します。
43番、浅野伸二君。
80
○43番議員(浅野伸二君)
ただいま、議長のお許しをいただきましたので、私からの一般質問をさせていただきます。
今議会は、新市南アルプス市にとって初の定例議会であり、6色の夢きらめく躍動の新文化都市
と銘打って合併した南アルプス市がどのように執行されていくのか、強い関心を持っている多くの
報道関係者の皆様、また、目を輝かせている執行部の皆様や、私たち議員一人ひとりの活動を見つ
める傍聴席にいらっしゃる皆様、大変ご苦労さまでございます。
私も、八田村の議会では何度か一般質問をさせていただきましたが、いつも、緊張の連続であり
ました。いつ、普段の自分が出せるか、自分自身期待しておりましたが、今日はまた、特に緊張し
ております。皆様方のご期待に沿えるよう、合併による在任特例期間の1年11カ月間、議員活動
を一生懸命、頑張らせていただきますので今後とも皆様方のご指導、ご協力をよろしくお願い申し
上げます。
それでは、先に通告いたしました、石川市政の基本姿勢についてお伺いいたします。
南アルプス市は、合併協議会設立当時から6町村合併という枠組みは全国的にも初めてというこ
とで注目されておられ、また、全国では初めてのカタカナ市として新たに脚光を浴び、誕生いたし
ました。
本年6月17日の山日新聞の記者ノートの欄に、第73回全国市長会議に出席したときの石川市
長の言葉に予想以上に反響が大きく、名前負けしないよう中身も充実させないと、とコメントして
おりました。それだけに、市民の市政運営に対する関心も高く、また、全国の自治体も注目を寄せ、
見守っていると思われます。
そのため、石川市長は初代市長として南アルプス市の存在を広く全国にアピールするためにも、
新市政のプライドを守り、透明性のある理想的な行政運営が求められます。さらに、申し上げるな
らば、南アルプス市の誕生は合併協議会が設立され、わずか2年6カ月で合併の調印が行われたと
いう短期間での合併により、合併に対する市民の理解不足や、合併協議会において先送りされた協
議項目がいくつか残されております。多くの不安や、課題が残されているものと思われます。市民
が合併して良かったと言われる市政・夢と希望が持てる市政・不信や不安のない安心して生活でき
る市政を実現していくことこそ、初代市長に課せられた大きな責務と考えます。そのためには、市
政に対する信頼が一番大切であり、市政に対し市民の不信を抱いたり、市民の信頼を裏切るような
行政運営は絶対にあってはならないと思います。
私は昔から言われている「政治は最大の道徳である」という、ことわざを政治信念として今日まで
政治活動をしてきました。そこで、石川市長に2点ほどお伺いいたします。
まずはじめに、去る4月執行された市長選挙のときに、市内のほとんどの家庭に郵送された文書
の中に、石川陣営を取り巻く一部の権力者の支配のもとに談合・密約による助役・収入役の人事の
約束がなされたことが報じられておりました。その中の文章には密約をした場所、集まった顔ぶれ、
具体的な役職の人事名まで記されておりました。
私は、その文章を持っておりますが、あえて名前まで申し上げることはいたしませんが、その約
束が事実かどうか、真実をお答え願います。もし、それが事実とするならば、まさに市民不在の行
政であり、市民の信頼を大きく裏切ることになります。また今後、噂をされた人事が提案されるよ
うなことがあったとしたならば、まさしく噂どおりの密約・談合を裏付ける事実を証明することに
なり、許しがたい行為であります。
第2点目といたしまして、今後、今、申し上げたとおりの噂されるような人事を考えているのか
否かをはっきりとお答え願いたいと思います。
81
次に、私から1つ、ご提案させていただきます。それは、合併前の旧6町村の特別職人事を振り
返りますと、旧甲西町の助役を除くすべての町村は、退職前の職員から採用されてきた経緯があり
ます。石川市長さんも、旧櫛形町長時代に常日頃言っていたそうですが、職員に張り合いを持たせ
るために職員から上げてやることが一番良い方法だということで、踏襲されてきたと思います。新
しい合併により新市の誕生であるからこそ、そういうレールをしっかり敷いてやることが職員も意
欲を持って働けると思います。また、市民も世論さえも、いちばん理解していただける方法だと思
いますが、市長のお考えをお伺いいたします。
私は、合併により誕生した南アルプス市の初代市長の責任は重く、開かれた市政運営を願うもの
であり、権力に屈することなく勇気と英断を持って、市民から信頼される市政運営を心から願う一
人であります。よろしく、ご答弁お願い申し上げます。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
浅野議員さんのご質問にお答えをいたします。
当然、全国で注目されている新市でございます。したがいまして、この新市の名前に負けないよ
うな、
しかもまた、
市民の皆さんから合併して良かったと言われるような市をつくるということは、
どなたも考えていることは当然だと思っております。そうした中で、ご指摘がございましたように
透明性のある行政を執行しなさいというようなことを言われておりますが、私も、先ほどもご答弁
申し上げましたように、やはり5つの項目を掲げながら基盤整備と同時に、市民参加の行政をやり
ますというようなことをお約束してきたのも事実でございます。
ご案内のように合併の協議会におきましても、すべてがまとまったということでもございません
で、協議項目が残っていることも事実であります。今後、こういう問題をどのように解決していく
か、ということも念頭においての行政執行をやっていかなければならないんではないか、というよ
うに思っておるわけであります。当然また、それが市政に対する信頼につながるものというように
思っているわけであります。
ご質問の第1点の、助役・収入役の選任について密約があったというようなお話がございました。
私は今回の選挙を通じまして、いろいろの誹謗中傷の文書が配られたことも承知をいたしておりま
す。その中の1つのものであるというように、この問題については理解をいたしておりますけども、
密約があったかないかにつきましては、一切、私は関与しておりません。
したがいまして、私にいたしましては密約はないということを、申し上げたいというように思っ
ています。それ以外に、個人的に中傷誹謗もだいぶされました。しかし、それは一切無視をしてき
ました。しかし、そういう問題に対する判断は選挙民の皆さんがしていただけると、そういう立場
で選挙運動をしっかりしてきたつもりであります。
したがいまして、こういう選挙結果が表れたということは、いろいろな誹謗中傷の文書が流れた
けども、それよりか何よりも、いい市をつくろうという熱意を買っていただいたというように私は
信じております。ですから、密約はないというようにご理解をいただきたいと思います。
次に、助役について職員登用はどうかというようなことがございました。確かに職員の登用も必
要でありましょう。県によりましたら、職員から登用することもございます。ただ、ご案内のよう
に県によっては副知事を中央から招いてくることもございます。また、一般の政治活動をしている
政治家から招くこともございます。
したがいまして、この特別職というのは、あくまでも市長を補佐すると。助役というのは「スケ
82
ヤク」と書いてありますから、助ける役でございまして、助役と意思をしっかり通じ合って、それ
を支援するだけの人でなければ、という考えはどなたもお持ちではないかというように思っており
ます。
私も当初、この問題について密約があったのでないかということがございましたから、当選した
以後、関係者の皆さんには、助役人事については一切そういうことはないというように理解をして
おりますと。したがいまして、そのようなことは考えておりませんというようなことを申し上げて
まいりました。そんなことから、すでに2カ月を経過いたしてまいっております。
しかし、実際、今、仕事をやっていく上で先ほどお話がございましたように、協議項目の中でも
いくつか残された問題があるわけであります。6カ町村が1つになるということは大変な仕事であ
ります。6カ町村長がそれぞれの意見を交わしながら、また、協議しながら、我慢すべきところは
我慢し、譲り合うときは譲り合って、はじめてこの6カ町村の合併というものが実現したと。
こういうことを考えますと、ただ単に、一般の職員を上げるということよりかも、常に合併で一
緒に苦労し、汗を流し、議論しあった、そういう人たちの参加を得て、そして、今後の市政の基盤
をつくるということは大事なことではないかというように思っております。
そういうことを考えますと、やはり、それなりの、しかも、地域の偏在をなくすように、ある程
度各町村からも関係者に出ていただくということが基盤づくりには大事ではないか、というように
思っているわけであります。今、そういうようなことを念頭におきながら、今後、助役・収入役の
選任を進めていきたいというように思っておりますので、ぜひ、ご理解をいただきたいと思います。
以上でございます。
○議長(稲山徳仁君)
43番、浅野伸二君。
○43番議員(浅野伸二君)
ただいま、市長から密約・談合はなかったということでお答えをいただきましたので、それを信
じるように努力はいたしますけれども、誹謗中傷文が両陣営ともあったことは確かでありますけど
も、その内容は地域住民の皆さん方に聞いてみますと、大体合っているようなことを聞きました。
確かに市長職は激務だと思いますし、各地域の催しもの等に市長あるいは助役がみえないのは寂
しい限りでありますので、一日も早く助役・収入役をおくべきだとは思います。
しかし、噂されている人事を執行しようとすると、住民の声や世論が私には目に映るようであり
ますし、噂される人の中には、この人事を反対する人に対し、脅迫に近いような内容の電話をかけ
てきたと聞きました。この人事がとおるということは、一番困るのは市長自身ではないかと思いま
す。確かに人事案件を提出するのは市長であり、任命権は市長にありますので、ご自由であります
が、今一度お伺いいたします。
6月定例議会が始まり、今のところ特別職の人事に対する案件が提出されておりませんが、この
噂される人事案件を議会に提出するのはいつごろか。また、いつ予定しているのか、再度お伺いい
たします。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
今、誹謗中傷文書が相互でというお話がございましたが、私は自分の選挙で相手の誹謗中傷文書
を出した覚えはございません。その点はひとつ皆さんにもご理解をいただきたいというように思っ
ております。
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議員さんたちもすでに、私のところへ何回かおいでいただいています。そのときにいろいろ話し
合いもいたしました。そして、私はそれなりに、私の考え方を皆さん方にもお伝えをしたというこ
とでもございます。
したがいまして、私の考え方につきましては、その点についてはある程度皆さんもご承知いただ
いているのではないかなというように思っています。噂される人物とか何とかということではなく
て、これからの新市をつくるのに、どのように、今まで新市をつくるについて理解をし、努力をし、
汗を流してきた人たちと一緒になってしていくかと、こういうことが私は大事だと言っているわけ
でもございます。そういう観点から、今後の人事を進めていきたいと思っておりますし、できれば
今議会中に提案をし、ご承認をいただきたいというように思っています。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
43番、浅野伸二君。
○43番議員(浅野伸二君)
この南アルプス市をバランスよく執行するにあたり、地域のバランスのとれた人事も新市の出発
には必要なことだと思いますが、
それぞれの地域の中には、
その職にふさわしい人材もおりますし、
噂される人だけにこだわる必要はないと思います。
南アルプス市の合併は全国でも初めてだという住民発議による合併でありますが、なんといって
も政府の財政的理由が多分に含まれており、新市の計画の中に今後3年間で40人程度の職員の削
減を目標としている南アルプス市にとって、くどいようですが、職員からあげてやることが望まし
いと思います。
透明性のある、市民から信頼される市政運営を進めることが、今後の南アルプス市の発展につな
がることだと思います。くどいようですが、決して権力に屈することなく、勇気と英断を持って市
民から信頼される市政運営を心から切望して、私からの一般質問を終わります。
ありがとうございます。
○議長(稲山徳仁君)
次に、他の諸君の関連質問を許します。
( な し )
以上で、関連質問を打ち切ります。
以上で、浅野伸二君の質問を終結いたします。
次に通告7番、鈴木徳平君の質問を許します。
70番、鈴木徳平君。
○70番議員(鈴木徳平君)
70番、鈴木です。
ただいまより、一般質問を通告の順に従って行っていきたいと思います。
最初に、介護保険の改善についてであります。市は合併に伴い、旧6カ町村の介護保険料統一を
いたしました。第1号被保険者、65歳以上の高齢者の方々の保険料は、月額2,900円と最大
38%が引き上げられました。そもそも介護保険料はわずかな年金からも天引きされたり、税金の
かからない非課税の家庭でも支払わなければならないため、保険料の負担が大幅に増えることは生
活費を一層削ることになり、とりわけ、低所得者の皆さんにとっては、非常に重い負担となってお
ります。また、利用料の負担は、年金で暮らす多くの高齢者にとりまして重い負担となるため、利
用を差し控える傾向にもなります。
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私は、必要なサービスの充実を図りながら、安心して受けられる介護保険のためにも、以下の点
について市長にお尋ねをしたい。
1つは、介護保険料が重い負担とならないよう、一般財源を補填してでも引き下げを図れないか
という問題であります。
2つ目には、
介護保険料利用料に、
南アルプス市独自の減額免除制度を創設する考えがないかと、
この2点について、介護保険の問題についてお尋ねをしたいと。
次に、人間ドックの実施についてお尋ねをしたいと思います。
人間ドックが受けられる年齢、料金が変わりました。市の健康増進課によりますと、基本検診診
査の対象年齢を高い水準に合わせたことや、人間ドックが受けられる医療機関が拡大したことが特
徴というふうに述べられておられますが、旧町村によっては対象年齢が狭められたり、個々の負担
金が増えているところがございます。例えば旧芦安村、旧櫛形町、そして若草町では、これまで皆
さんご存じのように30歳から毎年人間ドックを受けることができておりました。しかし、市に
なって受けられる年齢は35歳からと後退をし、しかも50歳までは5年ごとに一度ずつしか受け
られなくなってしまったのであります。そこで市長に、この問題で2点についてお尋ねをしたいと。
1つは、人間ドックを受ける市民の対象年齢を30歳まで引き下げられないかと。そして、毎年
受けられるようにすることができないだろうかということであります。見解を求めます。
2つ目には、自己負担金を当初、市が考えました1万円程度を、これを旧町村の最も少なかった
負担金にすることができないだろうかという問題についてお尋ねをいたします。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
鈴木議員さんの介護保険の改善についてのご質問にお答えをいたします。
ご案内のように、この介護保険制度というのは高齢化社会の到来によりまして、寝たきり老人が
大分増えてきたと。その面倒をみるのに家庭内ではみきれないと。これを社会の中で、全体でみよ
うというようなことで始まった制度でございまして、そのためには国も市町村も金を出したり、ま
た、
住民の皆さんも40歳以上の皆さんから応分の負担をしていこうと、
こういうことであります。
それで今まで、この介護保険料というものは、6カ町村のうちでも高いところで2,300円と
いうような状況でございました。しかし、今回3年に1回ごとの見直しを行っていますから、その
見直しを行って今後の受益者といいますか、介護を受ける人たちの状況を調査いたしましたところ、
当初の2,300円を設定したところより、非常に伸びてきておりますから当然、伸びた分につい
ては、それぞれが負担というものを増やしていかなくてはならないとこういうことになっておりま
す。全国的にも約3,200円くらいが平均値だというようなことを聞いておりますが、新市では
2,900円という数字が出ておるわけでもございます。
したがいまして、この問題は今後、高齢者が毎年毎年、増えてくるわけですから、当然この介護
を受ける人も増えてきますから、これはますます、上がっていくのではないかなと感じがいたして
おります。
したがいまして、こうした段階の中で、この制度をどのように維持していくかということは、大
きな議論になっていくのではないかなというように思っております。しかし、現在、国のほうの状
況を見ますと制度の趣旨から、保険料の全額免除はうまくないと。また、保険料の減免分に対して
一般財源の繰り入れをするようなことはうまくないと。こういうようなことで見解を示しているわ
けでもございます。
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今までも2,150円というような保険料でしていたところは、結果的には赤字を出したと。そ
の赤字を新市に持ち込んだと、こういうことになっています。
ですから、やはり独立採算といいますか、ある程度をするということになりますと、保険料はい
ただくということでないと財政がもちません。なんでもかんでも上げなくて、増えた分は全部、一
般財源で持てと、こう言われましても、先ほど来申し上げてきましたように、非常に、いろいろ厳
しい状況がございますから、そんな状況でございますので、今の段階ではこの一般財源を補填して
この保険料を下げるということについては、お答えのしようもないというような状況でございます。
次に介護保険の利用料、使用料について、市独自で減免制度を設ける考えはないかというような
ご意見でございますけれども、これも、やはり同様の考え方でございまして、現在のところ、減免
しておりますのは、低所得者減免という制度の中で、第1は法施行のときに、訪問介護という、サー
ビスを受けた利用者の負担額の減免をいたしておりまして、所得税非課税世帯については、利用負
担額の10%を6%にするということで、4%軽減をいたしております。平成14年度の対象者は
市内で51名ございます。
第2は、障害者のホームヘルプの利用者の支援措置でございまして、所得税非課税世帯について
は、利用者負担10%を3%にということで7%を軽減いたしておりまして、これにつきましては
11名が対象になっています。
第3は、社会福祉法人等による利用者の負担の減免でございまして、訪問介護・デイサービス・
ショートステイ、こういうものに対する福祉施設での入所者で、市民税非課税世帯が対象となって
おりまして、利用負担の2分の1を軽減いたしておりますが、この対象者は施設入所ということも
ございまして、360人ということになっておるわけでありまして、こうした減免を受けている人
が約422名、要介護者の25%が、4分の1の方がこうした減額対象になっております。減額の
額も総額で1,400万円というようなことになっているわけでございます。
したがいまして、この介護保険については今後、被介護者が増えると、毎年毎年この保険料とい
うものは増えていくわけでございますので、おそらくこの問題については国全体でも今後検討し、
どうするかという問題について、例えば国の負担率を上げるのか、市町村の負担率を上げるのか、
そういうことも考えながら、この問題には検討されると思っております。
以上でございます。
○議長(稲山徳仁君)
保健福祉部長、野中茂男君。
○保健福祉部長(野中茂男君)
それでは、私のほうから鈴木議員さんの2番目の人間ドック実施についてお答えをいたします。
まず1点目の、人間ドックを受ける市民の対象年齢を30歳以上の人が受けられるよう、拡大を
図る考えはないかについてであります。
平成15年度は35歳、40歳、45歳、50歳からは1歳刻みで69歳の方々を対象に実施す
る予定です。対象年齢は旧6カ町村において、ばらつきがございました。国・県で示しております
35歳から65歳の5歳刻みに比較し、年齢の拡大を図っております。
また、県下の他市においては国・県と同様に行っております。また、成人の検診として集団で実
施する総合健康診査は基本検診・胃ガン検診・肝ガン検診・大腸ガン検診・肺ガン検診等を実施し
ます。
検診の基本となる基本健康診査については、対象年齢を19歳から実施することとし、精度の高
い検診内容としますので、この検診も活用をしていただきたいと思います。
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国・県からの負担金も年々減少傾向にあります。健康づくりの基本は健康診査を受けることであ
り、大切なものとして、なお、意を用いてまいりたいと思います。
また2点目の自己負担金についてでありますが、自己負担金を引き下げる程度でありますが、旧
6カ町村では8千円から1万6千円の負担金でありました。市といたしましても1万円をご負担し
ていただきます。健やか山梨21におきましても、生活習慣病の予防が重要とされているようです。
今後も予防事業に取り組んでまいりたいと考えております。
○議長(稲山徳仁君)
70番、鈴木徳平君。
○70番議員(鈴木徳平君)
答弁ありがとうございました。
最初に市長が述べておりました、いわゆる厚生労働省からの指導、三原則の話をしていましたけ
れども、私は、それはあまり議論をするつもりはありませんけれども、少なくとも国会の中でも、
それを地方自治体が3点にわたって、従ってしなければいけないということではないと思うんです
ね。いろいろ言われましたけども、とにかく話の中にありました町村によって2,150円のとこ
ろから2,300円のところもある。最大限38%。いずれにしても26%以上、上がったわけで
す。当然、合併での合併協定書なり新市構想なりでも、健診の問題についても介護保険の問題につ
いてもいろいろ、やはり福祉の問題を後退させないという、くだりも載っておりますけれども、少
なくともやはり市独自として今回合併にあたって、それらを検討しながらこういう制度をというふ
うに私は思うんです。
甲府市だと思うんですが、今年の4月より減免をつくりました。山梨県でも、例えばこの近隣で
は、昭和町を含めて全県下でいくつかの町村がしていたと。あるいはまた、全国的に見ますと4分
の1に相当する800以上の自治体が利用料の減免制度をしていると、あるいはまた、保険料の減
免を431の自治体もしていると。これは介護保険ができたときよりも、今日ますますこういう自
治体が増えていると。何を意味しているかというと、やはり安心して介護保険が受けられないとい
う実態が広がっているんだと思うんですね。ぜひ、そういう実態に即して、市としても市民の実態
を明らかにしながら、安心して受けられる介護という問題について、もう少し国とは別に市として
の独自の問題として、もう1回答弁をお願いしたいと。
それと健診ですが、いろいろ話されました。しかし、3つの町村では明らかに長い間30歳から
健診をしてきたわけです。市になって、この合併協定書等々でも健診の補助を含めて後退させない
というふうにきちっと述べてあるわけですね。だからそれを重視するということだと思いますし、
確かに県のいろんな健診の制度なんかも利用しながらという話もありました。しかし、やはり6カ
町村のうちの3カ町村は30歳からしてきたんですよ。実績にもあるんです。ぜひ、後退させない
ということとの関係で、どう考えているのかと。
それと、5月23日で人間ドックの申し込みはすでに締め切りました。実際このドックに対する
希望ですね、旧町村でやられた数と比べてどうなのかと。多いのか、増えているのか、あるいはど
のくらい、きているのかという数字も少し教えていただいて、やはり数が増えていれば期待してい
るんだと。逆にそういうふうなことで予算が増えますけれども、負担を軽くするということは逆に
必要なのではないかというふうに思いますが、2点について答弁お願いします。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
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○市長(石川豊君)
ご質問のサービスは落とさなくて、納めるのは低くと、これは確かに理想でございます。しかし
実際問題として、ここで議論されているのは上がるものだけの議論が出ておりまして、下がるもの
については何も議論がされていないわけですね。例えば、国民健康保険税についても下がるところ
もあるわけですよ。上がるところもあるけれども、下がるところもあると。それは上がるところは、
いわゆる積立金があるから10%持ち込めばいいということだから、余ったものはみんな、それで
はそれにつぎ込んでしまえと、こういうようなことをしてきております。そのまま持ち込んでこら
れると、今度はその分だけは背負わなければならないということになるでしょ。だから私は、櫛形
町の場合には10%ではなくて、国民健康保険で残った積立金は全額、組み込みなさいと、こうい
うことでしてきたわけです。だから1番たくさん持ってきたところは、今度は若干でも上がるとい
う形が出てきているわけです。
だから、今これをどう調整するかということが非常に大きな問題になっていまして、上がるから
駄目ではないか、駄目ではないかと言われるかもしれませんけれども、この介護保険の問題につい
ても負担率というものは決まっていて、全国平均では3,200円という数字に比べると、約2,
900円というのは低いんですよね。だから、そういう点を理解していただいて、かつての6カ町
村の中で安く決めたところは赤字を出したとこういう事実がありますから、そういうことを考えま
すと、ある程度赤字を出さないようにするという面で、この点についてはご理解をいただきたいと
いうように思っております。
今、その点が一番我々の頭の痛いところでございまして、人間ドックの問題にいたしましても、
先ほど来お話がございます、いくつかの問題がございますが、それをどのように調整をして一つの
線を引くかということが大きな課題でございまして、今後そういうような問題がいくつかあるわけ
ですよ。だからそれを今、やはりそのときに一緒に苦労した人たちが知恵をもう一回絞って、この
程度でいこうではないかというような、お互いに協議し知恵を貸してほしいというようなことも考
えているということでございます。それでご理解いただきたいと思います。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
保健福祉部長、野中茂男君。
○保健福祉部長(野中茂男君)
人間ドックの申し込み状況というお尋ねでございますが、それと同時に、さらにその人間ドック
総合健診等の関連ということでございます。
人間ドックの申し込み手続につきましては、平成14年度につきましては芦安・若草・櫛形につ
きましては1,113人という状況です。それが平成15年度は1,255人ということで、先ほ
ど議員さんがおっしゃったように、この町村については3町村が30歳からしているという町村で
ございますが、今年度は若干増えております。そういう状況でございます。
○議長(稲山徳仁君)
鈴木徳平君。
○70番議員(鈴木徳平君)
介護保険が先々にも大変だという話もそうだと思います。少なくとも例えば、私はここで実際多
くの人たちが保険料が上がる、利用料を支払うのも大変だという事態の中では、やはり受けている
人、第1号被保険者、そういう人たちがどんな実態、状態にあるのかということについては、やは
りきちっとつかんでほしいと、今後一層、それはやはり、政治施策に反映するということに市長の
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みならず、みんなと考えて知恵を出せばいいことですから。やはりぜひ実態を反映し、住民の生活
向上のためにするということ。
あと、人間ドックはやはり申し込みが増えているはずなんです。5月23日に締め切って、今い
ろいろ最後の段階の事務的なところを含めてしてきているんだと思うんですけれども、やはり、自
分の健康に対する不安だとか、今までしていた健診の良さというのが、そういうものがあってする
わけですから、ぜひそんなことを含めて、希望している人たちが受けられるということを含めて、
30歳問題については、今後の問題としてもぜひ考えてほしいと。やはり、成果はあるんです。そ
ういうふうにしてきた旧町村でも、
自分たちがしてきた誇りや、
そういうものを持っていますから、
ぜひそれを、むしろ広げていくということだと思いますので、まとめている段階ですし、これから
実施されていくわけですから、ぜひ多くの人たちの意見も汲み取りながら実施をしていただきたい
と。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
鈴木徳平君の持ち時間は23分を経過いたしました。
よって他の諸君の関連質問を打ち切ります。
以上で、鈴木徳平君の質問を終結いたします。
ここで、暫時休憩いたします。
再開時間は午後2時40分にいたします。
休憩
午後 2時13分
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
再開
午後 2時40分
○議長(稲山徳仁君)
再開いたします。
次に通告8番、志村一郎君の質問を許します。
37番、志村一郎君。
○37番議員(志村一郎君)
37番、志村です。よろしくお願いいたします。
それでは質問に入ります。
1番としまして、南アルプス市のスタートにあたり健全な発展のための道筋をつける一番大事な
ときです。その取り組みについて石川市長のお考えを伺います。
昨年11月、山日紙上で南アルプス市財政10年予測の中で、マイナス150億円と掲載され心
配しておりましたが、15年度予算の普通建設費は43億円余りで大幅な減額となり、一段と厳し
い状況です。さらに、国の三位一体の改革や少子高齢化の進展により一層な悪化が懸念されます。
今後、石川市政の行財政の抜本的な改革に期待するものです。
まず、時間の関係で要望を先に述べておきます。
1として思い切った行財政改革・組織改革・職員配置の見直し・職員の意識改革・事務処理の効
率化・職員数の適正化計画ほかの推進をお願いしておきます。
2番といたしまして、地域審議会の委員報酬額なんかも市民に理解されるものに再検討をお願い
します。
以上、1、2については要望のみとしておきます。
それでは以下は、質問にお答えをお願いします。
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まず1番としまして、平成15年度普通建設費予定額84億円からマイナス41億円と大幅な減
額となりましたが、来年度以降の普通建設費の予定額に対しての見通しを伺います。
2番としまして、事業実施の際、地域間が引っ張り合いがなく、かつ格差是正を図ることのでき
る施策の確立が必要ではないかと思います。その確立により、引っ張り合いの懸念が払しょくでき
ると思います。そのためには、地域バランスが図れる整備方針や、基準を設ける必要を強く感じま
す。市長はどのように考えていますか。
私なりの考えですけども、施設整備に対しては、1番として地域バランスを図り、これからのま
ちづくりに必要不可欠な整備施設の選定を行うことが必要ではないかと思います。特に地域バラン
スということは、合併協議会のなかでも謳われておりまして、すでに認知されているわけですけど
も、これをいかに進めていくかということが、今後の南アルプス市の発展につながるものと思うわ
けです。
続いて道路関係の考えですけども、1番としまして整備改良率なども考慮していくことが必要で
はないでしょうか。6町村の中で最高80数%、悪いところで40何%という、そういう改良率も
あります。
2番としまして、生活道路にも周辺住民に理解される、道路状況に見合う整備の必要性や幅員、
選択基準を設け、事業推進を図ることが必要ではないでしょうか。その中には安全性、公共施設周
辺、あるいは通行量、通学道路、地元要望、あるいは防災等を考慮して事業の選択を行うことが必
要ではないでしょうか。
3番目としまして、格差是正等、効率良い運用を図るために公共施設整備検討委員会、および道
路整備検討委員会を設置することが必要ではないかと思います。特にその中での取り組みとして、
私なりにこう考えております。
1番としまして、公共施設旧庁舎等は相当空きが目立っております。これの有効利用を検討する
こと。そして新たにそういったものを有効利用したもとに、これからの時代に見合う整備方針を築
いていくことが大切ではないかと思います。
そして2番目といたしまして、道路の関係では、周辺住民に理解される道路状況に見合う整備の
必要性や幅員、選択基準を設けて事業の推進を図る。これはやはり、全市の道路状況の現状という
ものの把握をもとに、検討委員会等で整備方針や基準を設置していくということが必要ではないで
しょうか、このように考えております。そして、いかがでしょうか。
大きい2つ目として、まちづくりの施策ということで、地域公会堂、集会場あるいは広場等の助
成制度を高度なものにお願いしたいと思います。これは地域の拠点であり、コミュニティ活動や生
涯学習にも生かせ、子供からお年寄りまで身近に活用できる公会堂、集会場ということで、役割は
大きいものがあります。さらに合併により心配されている周辺部配慮にもつながります。旧櫛形町
では限度額2,500万円、甲西町では1千万円という状況がありました。どうか、過去の実績も
考慮して、地域づくり、人づくりの施策として高度な助成制度の確立を願うものです。
以上、大きく2点の質問を行います。よろしくお願いします。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
志村一郎議員さんのご質問にお答えをいたします。
志村議員さんからは、新市の健全な発展のための取り組みについてということで、まず、地域バ
ランスを図り、
これからの時代に必要不可欠な整備施設の選択というようなご質問がございました。
90
公共的な施設の整備につきましては、ご指摘にもございましたように、効率的な施設の整備と運
営を進めていく必要があることは当然であります。
したがいまして、地域の特殊性を考慮するとともに、交通、情報通信網といった基盤整備状況等
も踏まえまして、市民の皆さんが利用しやすいというような原則に立って、配慮していく必要があ
るのではないかと思っています。
具体的には、新たな施設の整備につきましては、財政状況等も考えながら事業の効果や効率性に
ついて、十分検討をいたしましすとともに、既存の公共施設をご指摘のように可能な限り有効に活
用するなど、無駄な施設ではないというようなことを考えてまいりたいと思っています。
また、時代の流れを汲み取りながら、何を行うべきかを見極めまして、可能な限り新市の一体性
を醸成し、地域バランスのある発展を期するための事業の位置付けをしてまいりたいと思っており
ます。
次に、道路の整備についての考え方でございますけれども、1点目の各地域の道路の整備・改良
率などを考慮し、地域格差の改善を図る方針を定めたらどうかというようなご質問でございます。
合併前の各町村におきましては、それぞれの地域の立地条件等に応じまして、道路の整備率も市
道、農道、林道について格差が生じておることも事実でございます。
平成14年度の道路現況調査に基づく本市の市道の整備率について申し上げますと、旧6カ町村
の平均値では、改良率は58%、舗装率では89%の整備率でございます。このうち、改良率の最
も低い率が25%、最も高い率は81%ということになっておりまして、また舗装のほうも、最も
低い率が82%、最も高いのは93%というようになっています。舗装のほうは比較的、率はいい
んですが、改良率のほうは25%という低いのは、特に集落の密集する地域におきましては、道路
を広げたいけれども、家屋が連たんしておって手が付けられないというような個所がございますか
ら、そういうような意味合いで、やはり整備率が低くなっておるというような実情でございます。
したがいまして、当然このような格差につきましては、これからの市の方針といたしましても、
整備率も地域のバランスが取れるように十分配慮いたしてまいりますとともに、その必要性や緊急
度も考慮しながら、6カ町村、均衡レベルを基本として整備を進めていくというように考えており
ます。
次に2点目の、生活道路にも周辺住民に理解される道路状況に見合う整備の必要性や、幅員、選
択基準を設け事業の推進を図ったらどうかというようなご指摘でございました。
いわゆる生活関連道路の整備につきましては、市民の日常生活の中で快適な生活環境づくりの
1つとして、そのニーズが非常に高いというものでございまして、合併後の最も要望の多い事業の
1つでございます。
議員さんのご指摘のように、道路整備計画にはその地域の安全性、公共施設等周辺の状況、通行
量・通学道路等を考慮する中で、当然計画されるものであります。
したがいまして、市の幹線道路、地域間交流連絡道路、公共施設等へのアクセス道路、それに生
活関連道路というように、その道路の利用区分や利用状況等に配慮をする中で、今後とも道路の構
造、幅員構成等を決定をしていきたいというように思っております。
なお、本市は芦安地区を除きまして、すべて都市計画区域内でありますので、市道改良等の道路
整備につきましては、最低4メートルの道路幅員を確保することとされております。
冒頭申し上げましたように、特に地域に密着した生活関連道路につきましては、地域の安全と利
便性を第一に考えておりますので、これからも規定幅員の確保について、地権者等のご理解をいた
だきますよう、今後ともよろしくお願いいたしたいというように思っております。
91
また、道路整備検討委員会の設置というようなご提言もございました。先ほど申し上げましたよ
うに、今後の生活関連道路を含む道路整備につきましては、地域バランスを図る中で地域のご要望
に基づき、それぞれの実情を十分調査していただいた上で取り組もうと思っているところでござい
ます。
したがいまして、
ご提言の道路整備検討委員会なる組織を新たに設置するということではなくて、
まず、各地域における地域審議会や区長会等の組織を活用する中から、特に市からも資料等も提供
いたしまして、それぞれの地域における実情把握と意見集約をしていただいた上で、市とも協議を
していただき、事業に取り組むというような形をとってまいりたいと思っております。
次に、公共施設整備検討委員会の設置の考えがあるかというご質問もございました。ご指摘のよ
うに合併に伴い、今まで使われていた旧町村の庁舎ならびに各施設につきましては、利用度が極端
に減少したり、まったく使われていない施設も見受けられることは事実でございます。旧庁舎等の
公共施設の有効利用につきましては、現在の利用状況を調査いたしまして、今後、市の行政運営の
中で施設有効活用、また場合によっては廃棄処分等も考えてまいりたいと思っております。
したがって、今後の整備計画策定のための検討委員会につきましても、必要であれば検討して、
そこで十分審議していただきたいというように思っております。
また、公共施設の整備につきましては、ご指摘がございましたように、時代の流れを汲み取りな
がら行うという基本的な考え方を持ちながら、今後とも取り組んでまいりたいと思いますので、よ
ろしくご指導ご鞭撻をお願い申し上げたいと思います。
以上で、答弁を終わらせていただきます。
○議長(稲山徳仁君)
総務部長、内田秀男君。
○総務部長(内田秀男君)
それでは私のほうから、志村一郎議員さんの来年度以降の普通建設費の予定額に対しての見通し
について、お答えを申し上げます。
平成15年度予算における普通建設事業費は43億2,600万余円を計上し、今議会でご審議
をいただいておるところでございます。
ご質問の来年度以降の普通建設事業費につきましては、現時点では新市総合計画も立案されてお
りませんので数値としてお答えできませんが、まず、健全な財政運営であること。次に、市民の皆
様の声を反映し、地域審議会の皆様とも協議する中で必要性等を十分検討し、地域バランスに配慮
しながら計画実施をしてまいりたいと考えております。
次に、まちづくりの施策として、地域公会堂、広場等の助成制度を高度なものについて、お答え
を申し上げます。
公会堂や集会施設についての助成制度については、旧町村において、区などが建設の主体で行政
が助成を行う旧町村の例や、地区の集会施設であっても、国・県補助金等を導入して町村が事業主
体として建設し、地区あるいは区に維持管理と運営を委託している旧町村の例があります。自治会
に対する行政側のスタンスの違いで、こうした公会堂等の建設経費については、町村によってさま
ざまな例があり、その建設主体や所有形態、また運営形態の大きく異なることから、合併協議の中
で、こうした助成制度等については自治会の再編と併せて、すり合わせを実施していくべきとの見
解でございました。
したがいまして、今年度においては旧町村地域において、そのまま旧制度を適用して対応するこ
とになっております。今後は、区長会、連合会等において地域の実情を十分に調査・把握する中で、
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地域の意見を集約して、南アルプス市として、地域コミュニティーの力が十分発揮できるような、
公民館等の集会施設や広場の建設について、統一した制度の確立が急務と考えております。
そんなことで、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(稲山徳仁君)
志村一郎君。
○37番議員(志村一郎君)
お答え、ありがとうございました。
16年度普通建設費は分からないということで、これはやむを得ません。
それでは、施設整備の関係ですけれども、これは要望ということで、どうしてもこれからは規模
とか装飾は考えていかなければいけないと思うわけです。やはり、必要性と機能性を重視していた
だきたいと思います。
道路整備に関してですけれども、必要、地域の要望によるというようなそういうお考えで、検討
委員会等は必要がないというようなことですけれども、ただ、この道路に関して言いますと、例え
ば行政のほうの考え方がはっきりしたものがないと、地域住民から、どうしてここは広げるんです
か、どういう考えですかという、そういうことをよく聞かれるわけです。ですから、例えば、公共
施設の周辺は通常より広いとか、そして優先的にするとか、そういったものの考え方の基本だけで
も、これからしっかり作っておいていただければ、事業進行においてもスムーズに進行できるので
はないかとそういう感もするわけです。現実に取り組んでそういったことを強く感じております。
そのへんはいかがでしょうか。市長、いかがでしょうか。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
ご質問にお答えをいたします。
当然、
公共施設につきましては必要性と機能性を配慮するというようなご指摘がございましたが、
ただ、建物を建てるということではなくて、先ほど申し上げましたように、無駄のない施設にした
いというようなことで、今後ともやってまいりたいと思っております。
道路整備についてのことにつきましては、ある程度、検討委員会をつくれと、こういうお話でご
ざいます。たまたま先ほど申し上げましたように、芦安地域を除いて全地域が、都市計画地域に指
定されておるということを申し上げましたが、したがいまして、今後この都市計画地域の中の計画
というものは、改めて作らなければならないというような事態になっております。
したがいまして、ご指摘がございましたような道路の幅員の問題でございますとか、新しい道路
を造るとかというようなことは、都市計画を定める中で位置付けをしているということになります
から、当然これにつきましては都市計画審議会というものがございますので、そこでご審議をいた
だいてやっていくということになっておりますから、それぞれの所管の委員会で検討していただく
というようなことで、ご理解をいただきたいというように思っております。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
志村一郎君の持ち時間は残りわずかであります。
よって、再々質問は要望のみに留め、簡潔にお願いいたします。
○37番議員(志村一郎君)
道路に関してですけれども、生活道路関連において、いろんな決まりがはっきりしない部分があ
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ると思いますから、そのへんをできるだけ、地域住民に分かりやすいような考え方をお示しいただ
きたいと思います。
それと、公共施設の旧庁舎とかそういったものは、やはり検討委員会等を設けて、ぜひ全市的に
検討をいただきたいと思います。
そして最後の地域公会堂の関係ですけれども、今年度は旧制度ということで進むということです
けれども、これも政治的配慮といいますか、やはり合併してこの分だけはきっちりといい形で進め
ていくということが、新市のまちづくりにつながるということになろうかと思いますから、政治的
配慮といいますか、高度な考えで、ぜひ推し進めていただきたいと思います。
よろしくお願いします。
以上をもって終わります。
○議長(稲山徳仁君)
以上で、志村一郎君の質問を終結いたします。
次に、通告9番、西野浩蔵君の質問を許します。
3番、西野浩蔵君。
○3番議員(西野浩蔵君)
私は、ただいま議長より指名を受けました、3番、西野浩蔵です。
よろしくお願いいたします。
まず、去る20日、本会議での市長の説明要旨ならびに、これまで何回かの市長の発言を聞いて
おりますと、市長は現実を直視し生活密着型事業を重視し、なおかつどの事業が優先であるべきか
をしっかりと見据えた中で執行していくとのお考え、今日の財政環境の厳しい状況の下、私もまっ
たく同感であります。どうか7万1,500余人の市民の先頭に立ち、頑張っていただきたいと思
います。
それでは、通告をいたしておきました質問の内容へと移らせていただきます。
私は、新生南アルプス市の将来を左右する大きな問題として、財政基盤の強化のためには会計改革
が不可欠との認識の中で、質問を1つに絞り提言してまいります。
今、全国の多くの自治体が会計改革に取り組み始めたことはご承知のことと思います。自治体の
事業や資産の実態を明らかにして、具体的な政策につなげ、すべての住民に情報として公開をし、
行財政改革の理解を求めていく、多くの自治体が基本的にはこのような目的のため、会計改革に動
き始めておると私は理解をしているところであります。
自治体の従来の予算・決算書では、資産の実態、施設等の減価償却、将来の必要な負担額、事業
別の細部にわたるコスト計算、またそれに使う財源等、分かりづらいことが多いように私は常日頃
強く感じております。そして、施設ごとの維持管理コスト等もまったく同じであります。そのこと
と同時に予算の面では、単年度主義のため複数年度にまたがる事業の総支出額も明確でないように
思われてなりません。民間企業は時価会計や連結決算など、厳しい基準の中で財務管理をしており
ます。そして、この不況の中をなんとか生き延びるため必死に努力・奮闘している状況であります。
南アルプス市も6色の夢きらめく躍動の新文化都市として、全国注目の中、華々しくスタートを
切ったわけですが、取り巻く環境、現実は誠に厳しい、この一言ではないでしょうか。
その要因の第1に、昨年暮れの合併協議会において、それまで6町村の住民に対し示しておりま
した、合併後10年間の財政計画のうち歳入合計額を、なんと150億円も下方修正見直しをした
ことであります。
私は、合併算定替えにより、今まで6町村に交付されてきた地方交付税の合計額は、向こう10年
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間保証されると思っておりました。ところが実情はまったく違い、地方交付税は年々減額を余儀な
くされていくという状況下にあるということが事実ではないでしょうか。
第2に、平成14年度末の地方債の残高は306億5千万円、表現を変えて申しますと、市民1人
当たり42万8千円の借金を背負って南アルプス市スタートであります。また今後、市庁舎の建設
地震対策としての防災情報センター等、大型事業を展開し、これに合併特例債を充てるとすれば、
特例債を含んだ地方債残高は10年後には、
なんと600億円近くになると予想されます。
これは、
大変な事態であります。市民一人ひとりの借金に換算しますと、現在の倍ということで80万円近
くになるということであります。
第3に、政府が現在、強力に推し進めておる三位一体論も政策として、表向きは心地よい伝え方
を地方に発信していますが、果していかがなものでしょうか。補助金の削減、交付税の見直し、肝
心な税源の移譲、しかしながら、この税源の移譲の中身の姿が一向に見えてこなく漠然としており
ます。本当の目的は、国の借金の解消の政策と疑いたくなるような気持ちにかられます。それと同
時に、各省庁は従来よりの権限を守るため、三位一体の改革の骨格すら、なし崩しにしようとする
動きさえ見え隠れしているではありませんか。
石川市長もアンケートに答えた1人だと思いますが、今年春先、県内の市町村長に対し意識調査
が行われたそうです。その調査の中で、自治体財政は将来どうなると認識しているかとの質問に対
し、県内の市町村長53人、なんと81.5%の方々が悪化すると答えているそうです。
以上のような、さまざまな要因の中で、私が今まで述べてきましたように、南アルプス市の将来
にわたる財政状況は、予断・判断の難しい厳しい状況のもとにあると言っても過言ではないと思い
ます。しかしながら、この厳しい財政環境の中で我々の南アルプス市は健全財政を保ちつつ、生き
抜いていく道を模索していかなければなりません。そのためには、これからは1つの事業に対し、
いくらの財源を配分することが効果的か、そして、どの事業を実施すれば市民のために効率的な成
果が得られるか、しっかりと評価システムを盛り込んだ会計基準の改革を確立しなければならない
と、私は強く思うところであります。
それと同時に、我が市は今だからこそ、会計改革に取り組むことができる絶好のときとも思って
おります。今までの6町村から今日に至るまでの会計基準の問題点を、この際、徹底的に洗い出し、
南アルプス市にしっかりと適応した独自のバランスシート・損益計算書を作り、財政の管理・運用
をしっかりと推し進めていく以外、健全財政を守っていく方策はないと私は確信を持って申し上げ
ます。
そして、これからは職員一人ひとりがそれぞれの事業の原価意識・コスト計算ならびにその行政
評価と、統一的な視点と手段によって行われる時代とも思っております。そうした考え、認識のも
とに、合併による職員の皆さんは施設の一元性の有効利用また、整合性など、常に無駄・無理・む
らのない、市民のための行政を推進していかなければならないとも思っております。また同時に、
すべての市民が心から住んでよかったと実感できるような、真の文化都市・南アルプス市を構築す
ることを目標に努力することが、我々行政に携わる人間の責任でもあるわけであります。
以上のような観点から、財政の専門家と聞いております石川市長は、会計改革を行う必要性をお
感じになっておられるか、また、同時に今後、会計改革を導入するお考えがあるか、ご所見をお聞
かせ願います。
次に、総務部長にも、運用実施の責任者として、私がこれまで述べてきました会計改革の必要性
に対し、どのような認識をお持ちになっておるか、市長のご答弁をいただいたあと、総務部長のお
考えも続いてお話しいただけますようお願いいたしまして、私の質問とさせていただきます。
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○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
西野議員さんのご質問にお答えいたします。
西野議員さんからは、財政基盤強化のための会計改革という問題につきまして、民間並みの財務
諸表を作って健全財政のためにも会計改革を導入すると、また、そういうようなご質問がございま
した。さらにまた、現在の国・地方を通じての財政の厳しさというものを、いろいろとご指摘をい
ただいたわけでもございます。ご案内のように市町村の会計というものは、いわゆる公会計制度と
いいまして法律で定められておりまして、民間のいうような複式簿記を使っておりません。単式簿
記でございます。
したがいまして、これを複式簿記を基準とした、バランスシートを作るというのは非常に大変で
はないかという感じもいたしております。例えば資産の問題にいたしましても、道路でありますと
か、学校でありますとかというものは、ある程度の価格はあっても、それを売買の対象にすること
はできませんから、したがいまして、資産価値といっても、形の上では非常に額が大きく出てまい
りますけれども、実際それが借金の補填に回されるとかなんとかというものではないわけですね。
そういうことを考えますと、非常に難しい問題がはらんでおります。
ただ、最近になりまして総務省のほうでも、そういった問題についても、地方自治体としてバラ
ンスシートを作れというようなことを言われておりまして、その作り方につきましてもいろいろの
指示がきております。
したがいまして、その指示によりまして山梨県内でも、すでに13年度には20の自治体が、こ
のバランスシートで公表をいたしております。すでに、櫛形町も白根町もかつてそれで公表をした
ことがございました。
そんなことでございますから、
南アルプス市におきましても、
今後の財政状況の公表については、
当然、このバランスシートを作って公表するというようなことでしていきたいなというように思っ
ております。
ただ、起債の問題なんかは非常に306億円といって多いではないかというようなことがありま
すが、今までの制度の中では、この起債についても公共事業なり景気浮揚ということで、地方に仕
事をさせると、ついてはその償還費のある程度の分は交付税で見ますというような制度がございま
して、そんなふうな形で借り入れた起債がございますから、そういうものを勘案して、結局、起債
の中には起債の制限比率というものを設けまして、その制限比率が20%を超えた場合には、もう
起債はできないというような制度もあるわけです。
だから、
それらを考えますと今、
南アルプス市とすれば12%くらいのところでございますから、
決して起債の額が多いからといって、これが財政を圧迫するというような状況ではないというよう
に思っています。
ただ、先ほども少しご質問にお答えしたんですが、今後とも経常収支比率と、いわゆる一般の事
務的経費を始め、投資以外の経常経費が、市においては80%を限度というような標準もございま
す。
また、起債の公債費比率等もございますから、そういうものを頭の中に置きながら、今後の予算
編成なり借り入れをするなり、そういうような形でしていきたいなというように思っているわけで
あります。
ただ、合併の場合には特例債というような新しい制度が出まして、70%を交付税でみるという
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ようなことをいっています。私も先般、総務省の担当者にもその話を聞きまして、合併町村がだん
だん増えてきて、この70%の補填をするというところが多くなった場合には、交付税の全体のパ
イというものが決まっているのだから、それを枠の中で処理しきれるかというようなことを質問い
たしましたけれども、すべて今までしてきた他の優遇措置というものを、今度、全部打ち切ってし
まうと。例えば、過疎債の問題であるとか、公共事業の特例債の問題であるとかと、そういうよう
なものは今度打ち切っていくということになるから、そのうち切った部分が、今度はこの特例債の
ほうへ回せるのではないかと、いうようなことを言っておりました。
しかし、三位一体というようなことが言われておりますし、また、この三位一体そのものは国の
赤字対策ではないかといいますが、まさにそのとおりだと思っています。国がもう地方を通じまし
て700兆円という借金を背負っていますから、この借金をこれ以上増やすわけにはいかないと。
そのためには、地方への補助金も減らしたり交付税も減らしたり、そして、財源付与をするという
けれども、それぞれの地域が知恵を絞って自分たちの地域は自分たちの力で賄っていけと、こうい
うのが国の考え方ですから、そういうようなことを考えますと、これから財政運営というのはます
ます厳しくなるのではないかなと思っています。
したがいまして、新市建設計画を作る当時と今とは、財政環境が全然違っていますから、その違っ
た中で新しい総合計画を作るということになると、今までのことはある程度念頭に置きながらも、
精査をしていく必要があるのではないかと思っています。
十分、
議員さんのおっしゃることは理解もできますし、
またそのとおりだと考えておりますので、
今後ともバランスシートを作って、
市民の皆さんには南アルプス市の本当の力はどれだけの力だと。
この力の中でどういう仕事を選択して何をすることがいいかというようなことを問いかけながら、
やっていくという姿勢が必要ではないかなと思っています。
そういうことを考えながら今後とも取り組んでいきたいと思っていますので、よろしくご指導ご
鞭撻をお願いします。
○議長(稲山徳仁君)
総務部長、内田秀男君。
○総務部長(内田秀男君)
それでは私のほうから、西野浩蔵議員さんの職員の会計改革の必要性に対する認識について、お
答えを申し上げます。
職員の会計改革の必要性に対する認識についてのご質問でありますが、制度の大きな違いは現金
主義に対して発生主義であろうかと思います。公会計に比べて企業会計が優れている点といたしま
しては、
固定資産や長期債務などのストックに関する情報を適確に把握できることが挙げられます。
単年度の現金のやり取りだけに着目する公会計では、資産や負債の把握が困難であります。長期的
な債務状況を把握できる企業会計的手法によって、自治体の財政状況をより正確に認識する必要が
高まっております。現金主義に基づいた会計処理は、行政が議会で決められた予算に従って、税金
等を正しく使っていることを管理するということでは、大変有効でありましたが行政運営の実態を
正確に把握するには、機能面に不十分な面もありまして、これらを総合的に判断し、職員において
も長期的な視野に立ち、特に特別会計においては、企業会計の導入を検討していかなければならな
いと考えているものでございます。
よろしくお願い申し上げます。
○議長(稲山徳仁君)
西野浩蔵君。
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○3番議員(西野浩蔵君)
ただいま、市長ならびに総務部長から前向きなご意見をいただきまして、誠にありがとうござい
ます。
今、総務部長がおっしゃったように、普通会計は現金主義、企業会計、公社会計、出資法人等は
一部を除いて発生主義、私も認識をしております。しかし、そういう中で現在、総務省、多くの自
治体が総合化という形の中で連結決算方式を模索し、もうすでに作り上げている自治体もあるわけ
でございます。
やはり、先ほど市長がおっしゃいましたように、現在の地点では確かに12%以下の起債制限比
率と健全財政の部類へ入ると、これは私もそのとおりだと思いますが、いろいろの要因を考えます
と、これから財政は厳しくなるという以外考えられません。そういう形の中でこれを乗り切るため
には、少なくてもコスト意識を持つということは、これは大事なことだと思います。やはり、1つ
の事業に対しコスト意識を持って、そして、その事業の成果をしっかりと評価していくということ
を、これから十二分に考えていかなければならないと思っております。
これが隣の韮崎市の昨年11月の広報ですが、もう韮崎市では民間のシンクタンクと提携しまし
て、会計改革をすでに終わっております。その中で、ただいま市長がお話ししたような難しい問題
はありますが、市の財産のすべてをバランスシートの中で市民に提示しております。そして、いく
ら借金がございますよということも提示しております。そして、職員の退職金の引当等、すべてそ
ういうものも含めた中でしております。しかも、施設ごとのバランスシートは施設の素顔という形
の中で、どれだけの財産があって、どれだけの減価償却をして、土地は購入時のようですが、そう
いう形の中でしております。そして、それのいくら利用者があって、どれだけの1人当たりのコス
トがかかったというコスト計算までしっかりしております。これは、これからこういう形の中で市
民に状態を公開して、理解を得て、市民とともに行政改革をしていく、行政を行っていくというの
が私は基本と思っております。
そんな中でやはり、これから職員も意識を持っていただくという形の中でお願いいたしまして、
私の質問を終らせていただきます。ありがとうございました。
○議長(稲山徳仁君)
西野浩蔵君の持ち時間は23分を経過いたしました。
よって、諸君の関連質問は打ち切ります。
以上で西野浩蔵君の質問を終結いたします。
ここで、暫時休憩いたします。3時45分に再開いたします。
休憩
午後 3時30分
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
再開
午後 3時45分
○議長(稲山徳仁君)
再開いたします。
次に、通告10番、住吉國雄君の質問を許します。
23番、住吉國雄君。
○23番議員(住吉國雄君)
皆さん、こんにちは。
南アルプス市になり、初の6月定例会での一般質問をさせていただきます。
始めに、公明党は若年層の雇用対策として、製造業や商業だけではなく、人手が足りず崩壊が進
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んでいる農林畜産業も雇用の受け皿になればと、若者地域づくり支援事業の取り組みを提案しまし
た。この事業は、高校を卒業後、未就業の若者を募り約半年間、耕作放棄地などで農業体験をする
もので、
若年層の雇用確保と職業意識の向上を目指すと同時に、
農業の魅力を若者に知ってもらい、
農村の荒廃や農業後継者不足の克服を図ろうとする取り組みであります。
今年度は、鳥取県の智頭町と福部村で実施され、受け入れは地域の農業者らでつくる協同組合等
が主体となって行い、
そのメンバーの1人が実習生の支援指導にあたる専任アドバイザーに就任し、
その人件費等に雇用対策のため、平成13年度の第1次補正予算に充当した、緊急雇用創出特別交
付基金事業を活用します。
この支援事業は、後継者不足の解消と若者の雇用促進を目指すものであり、観光と農業が南アル
プス市発展の活路であるといわれていることもあり、このことに関しての本市のお考えをお伺いし
ます。
次に、子供読書運動についてですが、4月23日から5月12日まで子供読書週間でしたが、家
庭や地域・学校で読書運動の輪が着実に広がり、多彩な行事が全国各地で行われました。
平成13年12月に公明党の推進によって、子供読書活動推進法が成立しましたが、朝の読書運
動では実施以降も急速に拡大し、4月25日現在で1万2,488校に上っています。読み聞かせ
では、親子のふれあいや豊かな心と人間性が育まれ、家庭や地域・学校などで活発に実施されてお
ります。また、子供の読書活動推進法の制定を受け、国は学校図書館の充実のために各自治体に5年
間で650億円、年間130億円を学校図書館図書整備費として交付することを決めました。地方
交付税は使途が制限されていないため、自治体の65%が本購入に使われておらず、他の使途に振
り向けられているのが実態であります。そこで、本市での学校図書整備費の使途について、お伺い
いたします。
また、子供読書運動を始め、家庭での読み聞かせをサポートしているブックスタート事業では、
平成14年度定例会のときに一般質問させていただきました。乳幼児健診などの際に、絵本やガイ
ドブックなどをセットで贈呈するもので、日本では平成元年4月に21市区町村でスタートし、こ
れまでに316の市区町村までに拡大、2年間で約15倍にも増えています。
南アルプス市では、昨年、芦安地区で小学校3年生まで実施されました。今回の市長説明要旨で
は、本市でもブックスタート事業を実施されるということですが、いつからか、また何歳まででき
るのかをお伺いいたします。
次に、サル対策についてですが、南アルプス市上宮地田頭町内会から、数年前より4つの群れで
約200頭生息すると言われている、サルの農作物荒しが多発しているため、なんとかしてほしい
という住民からの要望がありました。
住民によれば、被害を受けている農家は約20戸で、年間をとおして出没し、特に9月から6月
にかけて多発しており、果樹や野菜等を食い荒らします。今までに、各農家で対策を行ってきまし
たが、効果がなく最近エスカレートしてきたため、本市のサル対策へのお考えをお伺いいたします。
以上で質問を終わります。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
住吉議員さんのご質問にお答えをいたします。
私からは、農業後継者育成のための雇用対策についてのご質問でございます。
農業者の高齢化・後継者不足によりまして、この市内にも遊休農地がだんだん増えてまいってお
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りまして、農業関係は非常に厳しいというような大きな変革期を迎えております。
したがいまして、元気な明るい農村・農業を作るためには、若手の活力ある地域農業の担い手の
育成は重要な施策と考えております。それにはなんといっても、地域農業構造の現状およびその見
通しのもとに、農業が職業として選択し得る魅力と、やりがいがあるものとなるような農業経営を
していく必要があるというように考えるわけであります。
しかし、これは非常に難しい問題でございまして、作物の価格も下落しているというような状況
の中と同時に、この山梨の場合には、ある程度の企業の働き場所もあるということでございますか
ら、どうしても若い人たちはそちらへ行ってしまうというような状況で、現在、農業の後継者とい
うのは、60歳を過ぎた定年退職者だというようなことも言われているような現状でございます。
今後もそんなことを考えますと、農業の振興や就農意欲の啓発等も行いまして、若手の就農希望
者を掘り起こしていくことが必要ではないかというように思っています。
では、こうした問題について本市ではどんなふうな対策を持っているかということでございます
が、具体的には農業後継者の奨学助成金支給制度というものがございます。これは、県立農業大学
に行きたいというような生徒に対しましては、奨学助成金を支給して、そして卒業後は農業後継者
となってほしいという制度でございますが、農業大学校へ行って必ずしも農業後継者になるという
ような状況ではなくて、募集をいたしましても、なかなかこの奨学助成金を得てやるというような
方が少ないようでございます。
また、農業振興資金の貸付金条例も制定をいたしまして、農業後継者や認定農業者によりまして
は200万円以内、それ以外は150万円以内の無利子で融資をいたしまして、5年間で償還して
というような形をとっております。これらは、農業の機械を買うというようなときに利用されてお
るような状況でございまして、こうした制度のピーアールも積極的に今後とも進めてまいりたいと
思っています。
議員さんからご指摘のありました、雇用創出特別交付金をこれに充ててしたらどうかというよう
なお話がございましたが、現在そうした事業は行っておりませんで、現在この雇用創出特別交付金
の使い道は、今年度は小中学校の総合学習支援教員事業に1,900万円、松くい虫の防除事業に
1,400万円の充当をいたしております。また、2次予防といたしまして、街路樹の剪定・枝打
ち等に500万円、さらに市道の清掃事業に400万円、また、リサイクルステーションの清掃等、
そういうような環境保全に380万円を計画していまして、要望をしている状況でもございます。
資料として提供いたしました、鳥取県の取り組みで、若者地域づくり支援事業に、この雇用創出
特別基金を充てているというような資料をいただきました。内容を見ますと、やはり山間地のよう
なところでございまして、こういうような事業が本市の中で取り入れられるかどうかも、今後、検
討をしていきたいというように思っています。ただ、当地は果樹産地として、これからも農業後継
者の育成は大事な事業でございますので、いかにして農業に親しみを持つ若者を育成するかという
ようなことにつきまして、十分施策をめぐらせてまいりたいと思っていますが、今後とも議員さん
方のご提言ご指導をお願い申し上げる次第であります。
以上でございます。
○議長(稲山徳仁君)
教育長、野沢達也君。
○教育長(野沢達也君)
住吉國雄議員さんの質問にお答えいたします。
まず、ブックスタート事業についてでございますが、平成13年12月、子供読書活動の推進に
100
関する法律が制定され、それ以来、読書活動が大変活発になってきておるということを、先ほど議
員さんのほうからお話がございました。まさに、そのとおりでございまして、市内におきましても
各学校それぞれ工夫されまして、朝の10分間読書とか、あるいは読書集会、それぞれ学校の個性
を生かしながら取り組んでおるところでございます。
子供読書年を機に、乳児に読み聞かせ用の絵本をプレゼントするブックスタートが始まったわけ
でございますが、温かくぬくもりの中でやさしく語り合う時間を大切に、絵本を読んであげること
による言葉かけは、親子の絆とコミュニケーションを深める機会になるといわれています。南アル
プス市内に生まれた全ての赤ちゃんが、元気で心豊かに育まれることを願い、絵本をとおして地域
として子育てを支援していくことを目的としています。
本を手渡すことにより読書への動機付けを図り、図書館を利用してたくさんの本に出会うきっか
けづくりとなり、また、親子の健やかな成長を願い、行政、市民団体などの連携を得て、子育て支
援に関するさまざまな情報と機会を提供していきたいと考えております。
これから市民の間に広く、子供の読書活動についての感心と理解を深めるとともに、親子の積極
的な読書活動の意欲を高めるため必要なことだと考え、ゼロ歳児を対象といたします。対象児は市
内に約750人おります。今後、早い時期に配布する予定でございます。
次に、学校図書整備費の使途についてお答えいたします。
国や学校図書館充実のため、各自治体に5年間、650億円を普通交付税の需要額として算定し
ているということは、先ほど議員さんからもお話がありました。
小学校の普通交付税の経常経費の算定額を見ますと、平均18学級の学校で41万8千円、本市
内小学校の学校規模は6学級から17学級で、予算措置額では37万円から238万円であり、平
均103万円の予算措置がしてあります。なお、中学校の普通交付税の経常経費の算定額を見ます
と、
平均15学級規模で67万円であり、
市内の中学校の規模は1校当たり3学級から18学級で、
30万円から160万円であり、
本市の中学校の場合、
平均121万円が予算措置されております。
本市においては、普通交付税の目的のとおり、金額においても平均以上に計上してあります。
以上でございます。
○議長(稲山徳仁君)
農林商工部長、名執雅人君。
○農林商工部長(名執雅人君)
住吉國雄議員さんのサル対策についてのご質問にお答えをいたします。
ご承知のとおり、南アルプス市におきましても、サル・イノシシなどによる作物被害が増加をし
ております。特に、このサルの被害はひと昔前の比ではない状況でございます。これは、サルの個体
数の増加と相まって、人里近くへの分布域の拡大、本来の生息場であります奥山の落葉広葉樹林の
減少や、サルにとっては好適な餌場となる遊休農地の増加、それに加えまして農業に従事する人た
ちの高齢化や、過疎化に伴うサルの追い払いがなかなかできないというような状況、それにサルの
人馴れ等、さまざまな要因が重なってきているのが原因ではないかと考えられております。
これにつきましては、有害鳥獣対策というようなことで駆除を行っているわけでございますけれ
ども、この4月からJAこま野農協をはじめ、各地区の猟友会や地域の皆様のご協力のもと、実施
しているところでございます。
現在の、このサル等の被害防止につきましては、主に電気柵の対応を行っておりますのが現状で
ございます。状況が議員さんご指摘のようなことが多くなれば、この電気柵も、もっと密度を濃く
するなりして、この対策も十分な検討をしていかなければならないと思っているところでございま
101
す。
この電気柵の設置の現在の状況でございますが、
南アルプス市となりまして行っているところは、
櫛形それから白根地区でございまして、櫛形地域につきましては県営の中山間地域総合整備事業の
中で取り組んでまいりました。白根地区につきましても、県単土地改良の事業で対応をしていると
ころでございます。今年からは甲西地区につきましても、この中山間事業の中で取り組むこととい
たしております。
議員さんご指摘にございました、櫛形地区については一応、設置が完了したような形にはなって
おりますけれども、そういう状況であるということでございますので、早速、詳しいお話を聞かせ
ていただきまして、調査・研究をさせていただき、対策をしたいと思いますのでよろしくお願いを
したいと思います。
○議長(稲山徳仁君)
住吉國雄君。
○13番議員(住吉國雄君)
ご答弁、ありがとうございました。
まず、サル対策の件でございますが、この上宮地田頭町内会というところは皆さんもご存じのよ
うに、うしろは山で両サイドが川で、サルが本当に出やすい地域であります。そして先月は、もう
朝6時半から、夜から本当に現地の人が、すがる思いで電話を家にかけてきます。そういう上から
も、今、現場は本当に想像を絶するくらい、今、深刻な問題に達しています。このままでは、本当
にある農家においては、死活問題にも発展せざるを得ないというような状況であります。ですから
今、部長さんが言われたように、現地へ行って調べて現地の人の意見を聞いて、今後の対策に早期
解決をお願いします。
次に、
学校図書整備費についてですが、
今、
ご答弁がありましたけれども、
自治体の全国で約30%
しか使用されていないと。これは今、全国学校図書の協議会の中で出た言葉ですが、今、現場は調
べ学習の活用が叫ばれています。でも、本を使って調べようにも本を買っていなければ、調べよう
がないという、そういうご指摘もあります。そういう上から、ぜひ財政難で大変だと思いますけれ
ども、未来を託す児童のために、学校図書整備費に使用されますことを強く要望いたしまして、私
の再質問を終わります。
○議長(稲山徳仁君)
住吉國雄君の持ち時間は残りわずかであります。
よって、他の諸君の関連質問は打ち切ります。
以上で、住吉國雄君の質問を終結いたします。
次に通告11番、塩澤とみ子さんの質問を許します。
76番、塩澤とみ子さん。
○76番議員(塩澤とみ子君)
皆さん、こんにちは。
本日の最後の一般質問となりました。よろしくお願いいたします。
新市、南アルプス市の初の一般質問をさせていただくことに、大変、うれしく光栄に思っており
ます。また、市長さんをはじめ執行部の皆様方には、日夜をとおしてご苦労さまでございます。こ
れからの南アルプス市の市民の声が反映できる、人にやさしい住んでよかったという、新市つくり
ができますことを期待しております。
さて、私は先に通告しておきました、南アルプス市男女共同参画プランについて質問をいたしま
102
す。本年4月1日新市南アルプス市が誕生し、全国で初めてのカタカナ文字の南アルプス市という
爽やかなインパクトの強い南アルプス市誕生の将来に、県民はじめ全国の人々が関心と期待を持っ
て見つめていることと思います。
初代の石川市長が誕生し、市長は就任のあいさつの中で、まず、新市の基盤づくりが私に課せら
れた仕事であると言っております。以来、市長はじめ議員はもちろんのこと、市役所職員全てが一
丸となって真剣に取り組んでいる姿が見受けられ、大変、喜ばしく思っております。そこで私は、
新市南アルプス市誕生とともに、その基盤づくりに女性の社会参画なくしては到底、達しえられな
いものと考えております。
石川市長は旧櫛形町長時代に男女共同参画社会実現に向けて取り組んでまいられ、第1次櫛形町
女性プランを策定し、続いて6年後、第2次櫛形町男女共同参画プランに見直され、全国に先駆け
て男女共同参画都市宣言を行ってまいりました。新市誕生となった現在、南アルプス市全体の広域
的な女性の社会参画の実現に向けて取り組む必要があると思いますが、市長さんのお考えをお伺い
いたします。
次に私は、南アルプス市男女共同参画基本条例制定について市長にお伺いいたします。
国においては11年6月、男女共同参画社会基本法が施行され、男女共同参画社会実現に向けて
の各種施策が取り組まれてまいりました。本市においても旧6カ町村が、それぞれに女性の社会参
画のための女性プランを策定し、または、策定するために取り組もうと考えているところもあった
と思います。しかし、その取り組みの程度や成果はまちまちだと思います。現状では、意思決定の
場に女性が参加しにくいなど、
男女間の不平等を感じたりすることも、
まだまだたくさんあります。
私は昨年6月、旧櫛形町の一般質問の中で男女共同参画条例の制定について、町長のお考えをお
伺いしたことがあります。当時の石川町長は、新市誕生を目前に控えているので、新市になってか
ら新市長のもとで検討していただくとの答弁をいただきました。この際、新市誕生を機に広域的に
地域の格差のない男女共同参画社会を進めるためにも、南アルプス市男女共同参画基本条例制定に
向けて、取り組みを考えていただきたいと思います。
地域の特性に応じた問題点を認識し、具体的な、また、実行性のある男女共同参画行政の推進と
男女間のパートナーシップを形成するため、南アルプス市男女共同参画基本条例の制定を切に要望
いたします。でき得れば、早急にぜひ取り組んでいただきたくお願いいたしまして、以上で私の一
般質問は終わります。ありがとうございました。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
塩澤議員さんのご質問にお答えをいたします。
男女共同参画についてということで、共同参画プランと参画基本条例とこの問題についてご質問
がございました。議員さんには女性議員として、女性の地位の向上と社会参加を常に提唱されてお
りまして、旧櫛形町議会でのご提言が女性プランの策定、また男女共同参画都市宣言をもたらした
と言っても過言ではないと思っております。こうした議員さんの、この道一筋のご熱意に敬意を表
しながらお答えをさせていただきます。
まず、男女共同参画についてでございますが、1点目のプラン策定につきましては、合併前の旧
6町村の策定状況は白根町・若草町・櫛形町の3町が策定されております。そして、推進委員を中
心にさまざまな活動がなされてまいりました。本市といたしましては、この旧3町のプラン内容と
活動経過を尊重する中で、新市としての計画を定めていくように考えております。
103
まず、各地域の学識経験者・女性関係団体代表者による研究組織を設置いたしまして、その中で
プランの未策定地域の状況や、各地域の活動経過・課題等を調査・研究を重ねまして基本方針を定
め、さらに今年度中にはプラン策定委員会の設定をいたし、順次、策定に向けた検討を行っていく
つもりであります。
策定委員には、教育団体や福祉団体、市内の企業等あらゆる団体・機関から参加をお願いし、ま
た、各地域からの公募等も考えながら広く住民参加を呼びかけていくつもりであります。
新しい市の基本計画は、これからの社会基盤をつくる上でも重要な計画でありますので、策定委
員の皆さんとともに広い視点の見地から、特色ある計画をつくっていきたいと考えております。
次に、2点目の男女共同参画基本条例の制定についてでございます。
今まで旧6町村では、条例の制定はありませんでした。県内ではすでに3市4町が条例の制定を
行っております。
平成11年6月に国におきましては、
男女共同参画社会基本法が施行されまして、
地方公共団体は積極的に男女共同参画社会の形成を推進する責務があるというようなことが謳われ
ております。
市におきましては、先の基本計画と合わせまして条例の目的・理念を検討し、市の将来を見据え
た中で条例化に取り組んでまいりたいと考えております。男女がお互いの人権を尊重しあい、社会
の対等なパートナーとなって、その個性と能力を十分発揮できる男女共同参画社会の実現は、新し
い市の地域づくりの基盤となるものでもございますし、したがいまして、多くの市民の理解をいた
だきながら、今後とも諸活動を推進してまいりたいと考えております。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
76番、塩澤とみ子さん。
○76番(塩澤とみ子君)
ただいまは市長さんの大変前向きなご答弁、誠にありがとうございました。ご期待を申し上げる
ところでございます。
市長様からお話がございましたが、私も先日、男女共同参画条例制定について山梨県の市町村に
ついて県に聞きに行ってまいりました。それによりますと、先ほど市長さんがおっしゃられたとお
り、
県では14年に策定してありました。
都留市と身延町が12年、
高根町が14年、
小淵沢が15年、
続きまして甲府市、富士吉田市、下部町と15年には4つの市町が制定いたしました。
こうして見ますと、最近になって男女共同参画基本条例の制定が施行された市町村が一段と多く
なり、女性の社会参画が強力に進められてまいっております。この際、本市南アルプス市でも早急
に男女共同参画基本条例を制定し、市民や事業者、行政が共通の意識の中で一体となって取り組む
必要があると思います。市民の皆様の理解の中で、人と人とが憲法で保障されている、お互いの人
権を尊重できる人にやさしい新市づくり・町づくりが推進されますよう、切に市長さんにご協力の
お願いを、さらにお願い申し上げるものでございます。
本当にありがとうございました。よろしくお願いいたします。
○議長(稲山徳仁君)
次に、他の諸君の関連質問を許します。
( な し )
以上で、関連質問を打ち切ります。
以上で、塩澤とみ子さんの質問を終結いたします。
以上で、本日の議事日程は終了いたしました。
104
次の本会議は、明日7月2日午前10時より引き続き市政一般に対する質問を行います。
本日はこれをもって散会といたします。
どうも、ご苦労さまでした。
閉会
午後 4時21分
105
平 成 1 5 年
南 ア ル プ ス 市 議 会 6 月 定 例 会
7
月
2
106
日
平成15年南アルプス市議会6月定例会(3日目)
平成15年 7月 2日
午 前 1 0 時 0 0 分
於
1.議事日程
(1)諸報告
日程第 1 市政一般に対する質問
質問順位
12番
穴水俊一君
〃
13番
森岡千代野君
〃
14番
飯野冨士雄君
〃
15番
清水祝子君
〃
17番
名取常雄君
〃
18番
小林敏徳君
〃
19番
齊 藤 正 君
〃
20番
伊東隆雅君
〃
21番
横内光明君
〃
22番
金丸忠仁君
107
議
会
議
場
2.出席議員は、次のとおりである。
(93名)
1番 金 丸 忠 仁
2番 仙洞田 将 行
3番 西 野 浩 蔵
4番 清 水
5番 志 村 裕 子
6番 向 山 敏 宏
8番 塩 澤
忠
9番 石 川 俊 幸
10番 穴 水 一 正
11番 伊 東 隆 雅
12番 小 林 敏 徳
13番 住 吉 國 雄
14番 小 野 得 温
15番 川 村 浩 一
16番 小 野 秀 雄
17番 秋 山 武 彦
18番 森 岡 千代野
20番 近 藤 輝 男
21番 名 執 義 廣
22番 河 野 敬 亮
23番 亀ケ川 正 広
24番 名 取 常 雄
25番 加 藤 和 教
26番 志 村 正 文
27番 内 藤
正
28番 石 川 珠 美
29番 五 味 栄 吾
30番 河 西 民 雄
31番 齋 藤 秀 男
32番 大 芝 孝 二
33番 小 澤 眞寸穂
34番 清 水 祝 子
35番 山 本 一 彦
36番 深 澤 永 雄
37番 志 村 一 郎
38番 西 海 勝 男
39番 村 松 文 男
40番 小 林 順 一
41番 今 津 三 夫
42番 厚 芝 邦 雄
43番 浅 野 伸 二
44番 清 水 勝 利
45番 樋 川
積
46番 久保田 松 幸
47番 森 本 聖 治
48番 伊 東
徹
49番 伊 東 義 己
50番 飯 野 冨士雄
51番 小笠原
孝
52番 芦 沢 清 人
53番 若 尾 敏 男
54番 齊 藤 哲 夫
55番 野呂瀬 久 雄
56番 齊 藤 勇 二
57番 杉 山 好 幸
58番 河 西 六 市
59番 小 池 正 夫
60番 市 川 元 就
61番 滝 澤 幸 保
62番 小 池 幸 雄
63番 横 内 広 志
64番 内 池 虎 雄
65番 入 倉 善 文
66番 三 枝 幹 男
67番 堀
68番 中 島 善 次
69番 戸 沢
70番 鈴 木 徳 平
71番 清 水 忠 次
72番 深 澤 米 男
73番 相 原
74番 内 田
75番 清 水 賢 吾
76番 塩 澤 とみ子
78番 清 水 勝 則
79番 齊 藤
80番 中 込
81番 深 澤 忠 夫
82番 小 野 富 夫
83番 清 水 喜代秀
84番 相 原 智 徳
85番 伊 東 健 治
86番 浅 利 尚 男
87番 津久井 豊 雄
88番 市 橋 幸 男
89番 穴 水 俊 一
90番 稲 山 徳 仁
91番 青 木 常 治
92番 中 込 政 巳
93番 横 内 光 明
94番 森 本 今朝盛
95番 築 野 仁 朗
実
7番 井 上 良 輝
進
忠
正
3.欠 席 議 員(2名)
19番 名 取 純 一
77番 東 條 俊 昭
108
廣 男
豊
量
4.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名(27名)
市
収入役職務代理者
清 水 國 子
内 田 秀 男
企
長
保 坂 俊 朗
保健福祉部長
野 中 茂 男
農林商工部長
名 執 雅 人
建
長
内 藤 希 香
八 田 支 所 長
清 水
白 根 支 所 長
飯 室 好 文
芦 安 支 所 長
青 木 可 行
若 草 支 所 長
荻 野 忠 彦
櫛 形 支 所 長
森 田 煕美雄
甲 西 支 所 長
武 内
栄
企
業
局
長
中 澤
消
長
白 倉 靖 夫
秘
書
課
長
野 中 國 幹
総
務
部
設
部
防
長
石 川
長
豊
画
部
脩
勝
企
画
課
長
中 澤 友 好
総
務
課
長
高 野 敏 男
財
政
課
長
中 澤 都喜夫
市
民
課
長
中 嶌 義 仁
農
林
課
長
浅 原 知 義
建
設
課
長
手 塚
教 育 委 員 長
河 野 浩 士
教
長
野 沢 達 也
教
長
大 芝 政 則
教育総務課長
保 坂 昌 志
代表監査委員
横 山 好 孝
育
次
5.職務のため議場に出席した者の職氏名(6名)
議会事務局長
名 執 俊 一
書
記
古 屋 芳 雄
書
記
笹 本
書
記
河 野 敏 直
書
記
小 澤 勝 博
書
記
今 村 繁 樹
格
109
育
修
110
再開
午前10時00分
○議長(稲山徳仁君)
おはようございます。
これより本日の会議を開きます。
報告事項を申し上げます。
19番、名取純一君、77番、東條俊昭君は、一身上の都合により、本日の会議を欠席する旨、
届け出がありました。
以上で報告を終わります。
これより日程に入ります。
本日の議事日程はお手元に配布のとおりであります。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(稲山徳仁君)
日程第1 市政一般についての質問を議題といたします。
昨日に引き続き、市政一般質問を行います。
なお、お手元に配布してあります発言通告表の質問順位12番より議事を進行いたします。
通告12番、穴水俊一君の質問を許します。
89番、穴水俊一君。
○89番議員(穴水俊一君)
それでは通告しました3項目につきまして市政一般質問を行います。
まず震災対策についてお伺いをいたします。
旧峡西6町村合併協議会がまとめました新市将来構想の第5章の新市建設プロジェクトの6項目
の新市発展プロジェクトの中に新たな防災拠点の整備を掲げております。人命や財産などに甚大な
被害をもたらした阪神・淡路大震災の教訓を生かし、来たるべき東海地震などに万全の備えをする
ことは焦眉の課題であります。
そこで以下についてお伺いいたします。
第1に南アルプス市地域防災計画の策定はいつか。旧6町村の防災計画との整合性を図りつつ策
定するとのことですが、いつから始めていつごろでき上がるのか、その点についてお伺いをいたし
ます。
次に建設費86億円ともいわれます新たな防災拠点の整備の具体的な内容について、新市将来構
想の中の新たな防災拠点の整備の項は次のように述べています。
「自然災害や大規模災害、さらには
地球環境問題などを背景に住民の生活に関する安全意識はますます高まっている。また、本市は東
海地震や南関東直下型地震が予測される地域にあるとともに、日本列島を地質上分断する大断層、
『糸魚川静岡構造線』が本市の近くをとおり、地域内に釜無川活断層があるなど、防災対策には特
別な配慮が求められる。こうしたことから、6町村合併を契機に、防災情報管理センター、大規模
な避難スペースや備蓄倉庫、貯水槽を兼ね備えた防災公園、ヘリポートなどを整備し、県の防災バッ
クアップ拠点ともなり得る新市の防災拠点を整備するとともに、市民の身近なところに各地区防災
拠点の整備を進めます」と述べています。そこで、改めて具体的なその中身、建設時期、予算規模
等について、市の見解を伺うものであります。
次に南アルプス市消防本部は、昭和49年建設の建物の老朽化などから、峡西消防本部時代から
6町村が基金を拠出してきた消防本部庁舎建設基金が4,725万2千円ありました。本15年度
の予算で500万円を新たに積み立て、5,225万2千円となっています。そこで、建て替えの
111
計画および市防災拠点との関係について伺うものであります。
次に市内のすべての公共施設の耐震診断と耐震補強の実施を求めるものであります。保育所や小
中学校校舎、体育館などの公共の建物の対象数、それらの現状と今後の計画はどうかについてお伺
いをいたします。
次に住宅耐震診断の実施とそれへの助成の具体化はどうかについてお伺いいたします。
大きな2番目として、核兵器廃絶に向けてお伺いをいたします。
核兵器廃絶平和都市宣言の実施を求めるものであります。イラク戦争や有事法制、北朝鮮問題、
イラク派兵法など、平和憲法下の日本が戦争をする国になる危険性が高まっていればこそ、旧6町
村の宣言の精神を引き継いで、
新市の反核平和の宣言を高らかに国内外に発信すべきと思いますが、
市長の考えをお伺いいたします。
最後に3つ目として、自衛隊への中学校卒業者名簿の提供は中止すべきだという点についてお伺
いをいたします。
自衛隊山梨地方連絡部、いわゆる山梨地連が県内の市町村に対し、適齢者として中学校卒業者名
簿の提供を依頼したのに対し、県内47自治体が住民基本台帳の閲覧対象4項目、すなわち氏名、
生年月日、住所、性別以外の本籍地や親の職業など、13項目の情報を提供していたことが明らか
になりました。
そこで、本市合併前の旧6町村それぞれについて、いつごろ提供し、その項目はどういう内容だっ
たのか明らかにしていただきたいと思います。
今後については、住民基本台帳の閲覧可能な4情報以外の情報が記載された中学校卒業者名簿の
提供は、プライバシーの侵害であり、提供しないことを強く求めたいというふうに思います。
市長の明確な答弁をお願いしまして、以上で終わります。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
穴水議員さんのご質問にお答えをいたします。
議員さんからは防災計画、
また防災拠点の問題ほかいくつかのご質問をいただきましたけれども、
私からは計画の策定、拠点の整備、さらに核兵器の廃絶と、この3点についてご答弁申し上げたい
と思っております。
まず震災対策の1の1点目の防災計画の策定でございます。この計画は南アルプス市防災会議が
策定するものでございまして、本市の地域における大規模災害に対処するために、県や地方行政機
関等を含めまして、総合的かつ計画的な防災対策を定めることによりまして、市民誰もが安心で安
全に暮らせる災害に強い町づくりの推進を図るのが目的でございます。
目下、防災会議の条例に基づきまして、30名の委員の選任を行うべく、準備を進めております。
でき得れば今月中に初会合を開きまして、計画の策定についての協議を始めたいというように思っ
ております。特に旧6町村におきましては、それぞれ地域防災計画が策定されておりますので、そ
の計画とのすり合わせも行い、この防災というのは、南アルプス市は非常に広域な面積を持ってお
りますし、それぞれの立地条件が違いますから、それぞれの地域に応じた、やはりきめの細かいも
のを作らなければいけないんじゃないかなというようなことを考えておりますので、旧町村間での
対応の違いや、それぞれが抱えている問題点等十分チェックをして、新市の防災上の課題という形
で整備をしていきたいなと思っております。
また、この計画の内容は県が策定をいたしております山梨県地域防災計画の内容との整合も図ら
112
なければなりません。さらにこれから作ります市総合計画やいろいろの計画がございますが、そう
いうものとの、十分調整を図る必要があるなと思っております。したがいまして、防災会議で協議
を経まして、素案を策定して、できれば今年度中にはこの素案の策定を終わりたいと思っています
が、来年度へ入りまして、県と協議を重ねまして、再度、市の防災会議の承認をいただいて決定と
いうことになりますから、16年度中には策定を終わりたいというように思っております
次に2点目の防災拠点の整備の考え方と具体的な中身、建設の時期と予算規模というようなご質
問がございました。
まず、防災拠点の整備でありますけれども、災害時の応急対策活動を迅速かつ的確に実習するた
めの場所の提供や、他の地域から派遣される要員や緊急物資の受け入れ、情報通信の拠点等の役割
を担う市内の広域防災拠点というものと、さらに災害時に避難場所となる小中学校や公園などを中
心とする身近な防災拠点と、この2つが考えられるではないかと思っております。
ご案内のように、阪神・淡路大震災の際にも、市民に身近な防災拠点として学校・公共施設等が、
被災者の多くを受け入れる避難施設となりまして、重要な役割を果たしたということはご承知のと
おりでございます。特にこれらの施設には多くのトイレ・給食調理場・保健室や家庭科教室をはじ
めとする生活機能も備わっておりますから、災害時にはそれらの設備が有効な働きをいたすと思っ
ております。したがいまして、身近な防災拠点として整備するため、学校等の公共建物耐震補強、
給食施設の耐震化、備蓄倉庫の充実、耐震水槽等用水の確保など、こういう面について計画を進め
てまいりたいというふうに思っております。
また、市の防災拠点となるような広域防災拠点の問題でございますが、これは新市の建設計画の
中にも盛り込まれておりますが、これから総合計画を策定する際に十分審議をしながら、規模の問
題等も併せて精査をして進めてまいりたいと思っております。したがいまして、現在どの程度のお
金がかかるかということについては定かではございません。今後、十分検討してまいりたいと思っ
ています。でき得れば消防署の充実という問題もございますので、こうしたものとの兼ね合いをど
うするかということも考え合わせながら、消防署の整備等も関連性を持ちながら、この問題につい
ては検討いたしてまいりたいというように思っております。
次に核兵器の問題でございますけれども、核兵器の廃絶に向けましては、6町村においては、既
に昭和60年から62年にかけまして、議会で議決しておる、または首長宣言というような、形は
違いますけれども、いずれの町村も宣言を行ってきております。したがいまして、こうした状況を
踏まえて、南アルプスにおきましても早い時期に核兵器の廃絶と恒久平和について、21世紀の現
在の状況にふさわしい宣言を行ってまいりたいというように思っておるところでもございます。
以上2点をご答弁申し上げまして、
あとの点につきましてはそれぞれ担当部長から答弁させます。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
保健福祉部長、野中茂男君。
○保健福祉部長(野中茂男君)
穴水議員さんの1番目の震災対策についての、4点目の市内公共施設の耐震診断と耐震補強の実
施のご質問の中の保育所についてお答えをいたします。
耐震補強につきましては、昭和56年6月以前に建築確認申請した建物が対象となります。保育
所は公立16園ありますが、
改築等が計画的に進んだことで、
あと4園が未整備となっております。
今後も耐震補強については、
改築等の整備計画によりまして順次進めていきたいと考えております。
なお、耐震診断については未実施でありますので、実施をしてまいりたいと思います。
113
○議長(稲山徳仁君)
教育次長、大芝政則君。
○教育次長(大芝政則君)
ただいまの穴水俊一議員さんの公共施設の耐震診断の状況で、私のほうから小学校・中学校につ
いてお答えしたいと思います。
まず、耐震診断につきましては、旧6町村により実施してまいりました。その耐震診断状況は、
4月1日現在、耐震診断の対象とされる昭和56年以前に建築された小中学校の校舎の棟数は
21棟です。体育館の棟数は11棟であります。耐震診断を実施した校舎の棟数は20棟、体育館
は6棟でございます。
実施の結果、改修の必要のない棟および改修を実施した校舎数は16棟、体育館は3棟でありま
す。なお、耐震診断の結果、改修の必要、また耐力度調査の結果、改築の必要な棟数は、校舎にお
きましては、大明小学校の特別教室、甲西中学校の普通教室、甲西中学校の特別教室2棟、南湖小
学校の普通教室等の5棟でございます。
続きまして、改修の必要な体育館につきましては、小笠原小学校の体育館、豊小学校の体育館、
南湖小学校の体育館、白根巨摩中学校の体育館、白根御勅使中学校の体育館でございます。
これらの建物の改修計画につきましては、耐震等の危険度の状況、建設年次を考慮し、順次改修
していきます。
また、耐震診断未実施の建物につきましては、白根源小学校体育館、白根飯野小学校体育館、白
根東小学校の体育館の3棟であります。3棟につきましては、今後、早い時期に調査を行っていき
たいと思っております。
以上でございます。
○議長(稲山徳仁君)
建設部長、内藤希香君。
○建設部長(内藤希香君)
それでは私のほうから、穴水議員さんの震災対策の中の5項目と6項目、個人住宅耐震診断の実
施、それへの助成の具体化を。それから診断結果に基づく耐震補強への補助をということで、一括
でお答えを申し上げます。
過日、県が東海地震や南関東直下型地震の被害想定がされる中、木造住宅の耐震診断に助成制度
を、今年度創設する方向で検討に入ったことに伴いまして、本市におきましても個人の木造住宅の
耐震対策につきましては、地震の予防対策や市民の安全の確保を図るため、まず現行の耐震基準以
前、すなわち昭和56年5月以前に建てられた木造住宅につき、先の議会で市長が申し上げました
ように、耐震診断を先行実施していきたいと考えております。
このことにつきまして、過日、県土木部職員、8市担当職員、山梨県建築士会、山梨県建築士事
務所協会のメンバーで木造住宅耐震診断ワーキンググループが創設され、耐震診断が円滑に実施で
きるよう検討に入っているところでございますので、県の状況等も把握した中で対処してまいりた
いと思います。
なお、予算計上等につきましては、9月補正でお願いをしたいと考えておりますので、よろしく
お願いいたします。
○議長(稲山徳仁君)
総務部長、内田秀男君。
114
○総務部長(内田秀男君)
それでは私から、穴水俊一議員さんの自衛隊への中学校卒業者名簿の提供は中止をについて、お
答えを申し上げます。
まず1点目の旧6町村の対応状況でありますが、いずれの町村も自衛隊山梨中央連絡部からの文
書による依頼と、県からの協力依頼の文書に基づいて行っておりました。
旧八田村は専用の名簿作成で、性別を除く3項目の提供。白根町は専用の名簿作成で4項目およ
び世帯主名の提供。芦安村は住民基本台帳からの書き写しで4項目の提供。若草町と櫛形町は中学
校卒業者名簿を加工し、性別を除く3項目の提供。甲西町は専用の名簿作成で4項目の提供で、そ
れぞれ対応してまいりました。中学校の卒業者名簿を利用していた2町についても、3項目の情報
に加工をしておりました。
続きまして、2点目の今後の対応でございますが、こうした適齢者情報提供の法的根拠は、自衛
隊法第97条に、都道府県知事および市町村長は、政令の定めるところにより自衛官募集の事務の
一部を行うとされております。同法施行令第119条広報宣伝、第120条報告または資料の提供
等に規定をされております。しかも同法施行令第135条事務の区分では、この事務は第1号法定
受託事務とされていることから、住民基本台帳法第11条住民基本台帳の一部の写しの閲覧等に定
められた4項目、いわゆる氏名・生年月日・住所・性別の情報提供は問題ないとされております。
また、行政機関の保有する情報の公開に関する法律第5条で、法令の規定により公にすることが
予定されている個人情報は開示が可能とされていることからも問題はないと考えられます。そこで
国からの指針が示されるまで、現時点においては適齢者の情報として、市が自衛隊山梨中央連絡部
の要請を受けて個人4情報に限定した適齢者情報名簿を作成し、住民基本台帳法第11条閲覧、第
12条写し等の交付に基づいて、自衛隊に無料で閲覧ないし写しの交付を行うことは可能であると
考えられておりますので、そのような対応をしてまいりたいと、今現在思っております。
以上です。
よろしくお願いします。
○議長(稲山徳仁君)
ただいま穴水俊一君のここまでの消化時間は21分です。
残り4分ですので、再質問は簡潔、手身近にお願いいたします。
なお、答弁も簡単にお願いいたします。
89番、穴水俊一君。
○89番議員(穴水俊一君)
丁寧な答弁をいただいた結果、時間がなくなるわけですが、今後、次の議会からの時間の配分等
についても、やっぱり検討しなければいけないというのが実際の感想です。
それでは1点、防災拠点についてだけ再質問いたします。
南アルプス山岳道路とか、あるいは軌道系交通機関とか、たとえば庁舎の建設とか、あるいはそ
の防災拠点とか、たいへん多額の費用を要する計画が合併協の中では組み入れられておりました。
ただ、
軌道系については、
これは出資しないというのが市長の見解だというふうに伺っております。
そこで防災拠点については、あくまでも基本的な準備をして、30名の審議を経て実施するとい
うふうにいっておりますが、これは市長は、個人的にはこのような場所にこのような形で造ってい
きたいと、こういうふうな見解をお持ちだと思いますので、そのへん、いずれにしましても市長の
意向というものが非常に大きく影響されるわけですから、その点のお考えについて伺いたいと思い
ます。
115
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
お答えいたします。
この防災拠点というのは、先ほど申し上げましたように、集中的に本部として使う拠点と。そし
て、各地域の人たちの避難を受ける拠点と、こういうものがあると思います。当面、それぞれの地
域の人たちが避難をしなければならないような拠点、これについては、当然、早急に対応して、い
つ地震が起きてもこれに対応できるような措置を取っていかなければならないじゃないかと思って
います。
そして、もう1つの拠点の問題については、各地域にも公園もございますし、広場もございます
し、そういうことを考えますと、また既存の施設等もございます。昨日もご質問がございましたよ
うに、役場庁舎等におきましても使ってない施設もあるというようなことでございますから、そう
いうものの状況等も勘案しながら、極力、使えるものは使っていきたいと。既存のものを使ってい
きたいと。そして、それに対して新たに必要なものをどうしていくかという問題を加味した中で検
討していきたいと思っています。
また、ただ消防署につきましては、非常に老朽化をいたしてきております。現在の建物を改築す
る時期にもきておるなというふうに思っていますから、これらについては合併特例債を使って、き
ちんとしたものを造る必要があるんじゃないかなと。そういうことになりますと、消防署そのもの
が、ある意味では防災拠点にも使用できるじゃないかなということを考えています。ただ、位置の
問題等もございますから、そういうことを加味しながら、総合的に検討していきたいというように
思っています。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
以上で穴水俊一君の質問を終結いたします。
次に通告13番、森岡千代野さんの質問を許します。
18番、森岡千代野さん。
○18番議員(森岡千代野君)
6月定例市議会一般質問を行います。
新市における健康づくりの推進と危機管理について質問いたします。
まず健康づくり推進について、先に国が策定した21世紀における国民健康づくり運動、
「健康日
本21」を踏まえ、県では「すこやか山梨21計画」を策定し、健康づくりの社会的・専門的支援
を行い、それに基づき人生分岐における健康課題を提案しております。この計画の下、6町村は個々
に取り組み、実施してきたところでありますが、新市としまして、これまでの活動を踏まえ、より
具体的なものですぐ実施でき、
その上市民の声を反映することで一人ひとりが身近に感じられる
「す
こやか南アルプス21(仮称)
」を策定する計画はあるか、市長にお伺いいたします。
次に、今回配布された健康診断の申込書についてですが、各自が自分の健康状態を把握する上で
も重要な意味を持つ健康診断の申込書が、各家庭に郵送で届きました。去年までは、私の地区では
広く会議を起こし、愛育会の皆様方にお願いし、1軒1軒訪問し、地域の方々と直接ふれあいなが
ら申込書を配布していただきました。配布方法が郵送になったことを受けて、市民の方から「新市
になったので管理が優先し、去年までの取り組みはどうなったのか」とか、
「毎年、申込書を配布し
てもらいながら病床のおじいちゃんやおばあちゃんに声をかけてもらう」などといった意見を耳に
116
しました。市長も多様化する市民のニーズに的確に対応していくことがまちづくりに求められてお
り、その原点は心の豊かさと発言されています。私自身、合併の効率性からも郵送を否定するもの
ではありませんが、
健康診断の申込書の配布といった行為を通して、
直接対話することを必要とし、
また楽しみにしておられる市民の方々がいらっしゃるのも事実です。
こうした意見を踏まえて、行き届いたきめの細やかな福祉行政サービスをしていくためにも今後
どのような取り組みをしていくのか、担当部長さんにお伺いしたいと思います。
次に危機管理についてであります。
市民生活の安全を確保するために、早速に市独自の防災計画を作成しているとのこと。一日も早
い計画の策定を希望するところであり、その計画が災害に強いまちづくりの内容であることを心か
ら願うものであります。身近なところから防災を心がけていく上で重要な役目を果たすであろう自
主防災組織についてお伺いしたいと思います。
私の住んでいます旧白根飯野地区では、女性自主消防クラブを結成して4年になります。このク
ラブは、無理をしないで長続きする防災クラブとして活動しております。今年は初期消火の訓練に
留まらず、
皆で学ぶ救急の仕方、
独り暮らしのお年寄りの防災連携方法の作成計画をしております。
こんな自主グループが各地に置かれたら市民への防災の普及・啓蒙の一端を担うことができると考
えますが、まず第1点目に、市として地域に働きかけていく用意があるか。第2点として、講習会
等、市民が防災について学べる機会の準備などがあるかお伺いしたいと思います。
なお、
住宅耐震の補助制度については、
一日も早い実現をお願いして私の一般質問といたします。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
森岡議員さんのご質問にお答えをいたします。
まず市民の健康づくりということで、
「すこやか南アルプス21」の策定というようなご提言がご
ざいました。この計画につきましては、国では「健康日本21」や、また「すこやか親子21」
。ま
た、県におきましても「すこやか山梨21」を既に策定をいたしております。昨日申し上げました
ように、平成15年5月1日には健康増進法が施行されまして、健康増進計画というものを策定す
ることが望ましいというようなことが、その法律の中にも書かれているわけであります。したがい
まして、旧町村はそれぞれの町村ごとにこういう計画は既に作ってきております。しかし、これら
を踏まえまして、市全体におきましても、生涯にわたる一貫した、きめ細かな健康づくり事業を推
進するためには、基本となる健康増進計画を策定をしなければならないというように思っておると
ころであります。したがいまして、新しい計画は平成17年度から平成21年度までの5カ年を計
画期間といたしておりまして、15年、16年の両年度で策定する予定でございます。策定委員会
の設置や、さらには細部の研究会、これはでき得れば公募等によって一般の人たちにも参加をして
いただいて、部門別に提言をいただくというような形をとっていきたいと思っていますが、そんな
形で市民の声を十分反映した計画づくりをいたしてまいりたいというように思っています。
次に危機管理の問題でございます。
東海地震がいつ起きてもおかしくないというような状況でございますから、この問題については
早急に対応しなければならないと思っておるわけでございますが、特にその中で自主防災組織の育
成についてでございますが、阪神・淡路の大震災の際においても、地域に密着した自主防災組織の
必要性が痛感されたということを関係者が言っております。したがって、当市といたしましても、
自治会・町内会等に対する指導・助言を積極的に行いまして、実効性のある自主防災組織の育成に
117
今後とも努めてまいりたいと思っています。
議員さんが参加されている女性自主防災クラブなどの防災組織は、地域を守るためさまざまな活
動を行っていただいていると伺っております。特に昼間等は男性が少ないというような社会状況で
ございますから、災害が発生した際には初期消火活動、被害者の救助、情報の収集、避難場所の運
営と、こういうような直接の問題について重要な役割を担っていただくことになるというように
思っております。こんなことを考えますと、こうした組織は、全地域に広げていくということが必
要だと思っております。市といたしましても、消防本部との連絡調整を含めまして、救命講習会、
さらには防災機器の普及等を図りまして、組織の拡大を図っていきたいと思っております。
私も常々申し上げているように、コミュニティーというものはこれからあらゆる問題に大事じゃ
ないかと思っています。例えば福祉の問題にいたしましても、高齢者の介護の問題、さらには子育
ての問題、こうした、また災害の問題、青少年の健全育成と。こういうことを考えますと、やっぱ
り小学校単位のコミュニティーというものがしっかりした組織づくりをして、連携を作っていくと
いうことが身近な、
お互いに助け合いというような形が必要じゃないかと思っていますから、
コミュ
ニティーの充実と同時に、併せてこの自主防災組織を、私たちの町は私たちで守るという気持ちで
やっていただくように、精力的にやってまいりたいと思っています。それにつきましては、ご提言
の計画的な自主防災リーダーというものを当然育成しなければならないと思ってますし、できうれ
ば先進地の視察等も含めながら組織の活性化を図るようにいたしてまいりたいと思っております。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
保健福祉部長、野中茂男君。
○保健福祉部長(野中茂男君)
森岡千代野議員さんの市民の健康づくりについての2点目の総合健診の実態調査についてお答え
をいたします。
総合健診実態調査についてでありますが、昨年までは愛育会の役員さん方の協力を得て行ってま
いりました。この結果、地域の受診率が県平均よりも高く、これは愛育会の方々のきめ細かな活動
の成果だと思っております。
今回、愛育会の役員さん方に依頼できなかったのは、調査用紙によって家庭内容が分かってしま
う。いわゆるプライバシーの問題、電算システム対応、それから組織の未整備等により郵送といた
しました。
愛育会は、そのため回収について特に意を用い、愛育班だよりでの啓蒙や声かけ、特に高齢者世
帯には訪問をしていただきました。市民の健康に関する意識も多種多様で、自らの責任において検
診を受けるという意見も聞かれますし、高齢者は申し込み用紙への記入すら困難でございます。健
康づくりは、本人はもとより、地域全体で進めていくものでございますので、愛育会等の地域組織
の方々と協力し合いながら事業を進めてまいりたいと思っております。
○議長(稲山徳仁君)
18番、森岡千代野さん。
○18番議員(森岡千代野君)
ご回答いただきましたので、期待しているところであります。
現在、日本では約4∼5人に1人が災害弱者と推定されています。災害弱者と言っても、その範
囲は非常に異なりますが、ぜひ、災害弱者にもきめ細かな計画ができますことを期待しながら私の
一般質問を終わりたいと思います。
118
○議長(稲山徳仁君)
次に他の諸君の関連質問を許します。
久保田松幸君。
○46番議員(久保田松幸君)
森岡議員の災害時のときの危機管理について関連質問を行いたいと思います。
本市においては東海地震の強化指定地域であり、何時発生しても不思議でない南関東直下型地震
など、住民の不安も非常に高いものがあります。地震等、災害時等においては各地とも旧役場庁舎
である支所が対策本部と位置づけられ、学校等、公共施設が住民の避難場所となるものと思われま
すが、そこで私たちの旧白根町においては、ご案内のように、庁舎はすでに半世紀近く経過し、老
朽化が著しいものがあり、対策本部としてはその機能が十分果たせない状況であります。しかしな
がら、この間、町の施策としては、子供の安全を第一に考え、小中学校校舎の耐震整備を優先して
実施してまいりました。住民の方々もその主旨をご理解いただきながら、我慢していただいたのが
現状であります。一昨年、合併に際して、住民説明会において示された拠点プロジェクトに旧白根
町が健康づくりの拠点の役割を担うことが示されたことにより、
町当局は議会において、
平成14年
度予算の新市保健センター、支所建設計画費として、議員総意の中で31億5千万円を決議したと
ころであります。われわれ市会議員として、他町は十分承知しておりますが、決して地域エゴとい
うことでなく、住民の期待を背負って、最重点課題でもあります。特に基本設計では地震に強い免
震構造を取り入れられており、災害時の避難拠点として防災機能を併せ持つ福祉センターおよび支
所計画早期推進について市長にお聞きしたいと思います。
よろしくお願いします。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
この問題につきましては、今回の予算に調査費を計上いたしてございます。したがいまして、そ
の調査によって設計の準備にも入るというような状況になっていますから、その状況を見ながら、
果たして30億円がいいかどうかということは別問題として、検討いたします。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
久保田松幸君。
○46番議員(久保田松幸君)
ぜひ、市長が毎回申しているとおり、安心で安全、快適な市政にしたいという。求められる、わ
れわれ旧白根町にも7万2千人のうち3割近くは白根町に住んでおります。ぜひともその要望を聞
いていただき、早期推進をよろしくお願いします。
もう1点お願いしたいんですけれども、消防団、私も消防の白根分団の役員をしておるわけです
けれども、前から言っているんですけれども、幹部の皆さんも市長にお願いしていると思うんです
けれども、支所に、昔は役場単位に消防主任がおりまして、いろいろの事業、消防署との打ち合わ
せの中で消防団へ下りてきたんですけれども、今は消防署、消防団分団と言っているんですけれど
も、われわれがちょうど副分団長でございますので、そういう事業費というか、そういうものを何
100万円も集まる。あるいは消防団に、下へいろいろなことを流すということが、ちょっと不備
な点がいろいろ、われわれも仕事を持っておりますので、この仕事自体が増えてきますと、消防副
分団長等も受け手がなくなるではないかと。今、消防団員のなり手もないような状況ですから、そ
119
のへんは市職員にも協力していただき、ぜひ、その支所に消防担当員ですか、それを設置してほし
いなと。それは要望でございます。
併せて、切に要望しますので、よろしくお願いいたします。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
今、消防団の問題につきましては、この間、市の区長会の連合会をつくりました際にも、区長さ
ん方から、
今、
区と消防団との連携というものが全然取れてないというようなお話もございました。
そんなことですから、各分団と地域の支所とのつながりというものを改めてきちんと持って、その
地域の問題については、その支所の職員が十分承知をしながら、消防団と連絡を取るというような
形を取る必要があるなということを痛感しています。したがいまして、現在支所に庶務課がござい
ますから、その庶務課の中へ、担当者等を決めながら、各分団の分団長さんたちと連絡を取り合っ
て、支所と地域の問題については連絡が取れるような方法をとっていきたいと思っています。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
ほかにございませんか。
( な し )
以上で関連質問を打ち切ります。
以上で森岡千代野さんの質問を終結いたします。
次に通告14番、飯野冨士雄君の質問を許します。
50番、飯野冨士雄君。
○50番議員(飯野冨士雄君)
平成15年6月の定例市議会に当たり、市長の所信表明の中から市政一般について質問いたしま
す。
地方分権時代の幕開けから丸3年がたった今、全国市町村の大多数は過疎化・高齢化・少子化の
止まるところを知らない進行。これまで地域経済を潤してきた公共事業の大幅な削減などによって
社会の活力が低下し続け、未曾有の受難期に入ってまいりました。地方自治体も高齢化に伴う老人
福祉、介護保険、医療保険など、福祉サービスの義務付けや住民の生活を守り向上させるための環
境整備、町づくり、自然や郷土的・文化的景観などの遺産を守るための施策など、多方面にわたる
強い行政需要に応ずるためにかなりの財源が必要とされます。
南アルプス市も例外ではありません。普通地方交付税配分額の大幅な減少に伴い、合併後の財政
計画も、既に住民に示した合併後10年間の歳入合計額を約150億円も大幅に下方修正したこと
は記憶に新しいところであります。今後も国の地方への財政支援が厳しさを増す中、地方交付税の
減額は今後も続く可能性が高いといわれております。こんなときこそ市長の長い政治経験と行政手
腕が望まれる時と思います。市長の所感をお聞きします。
併せて、市内全域で地域懇談会を行いたいとありますが、どのくらいの規模でいつごろ行う考え
かお聞きします。
次に新市総合計画についてお伺いいたします。
合併特例債約375億円も、将来、元利償還金の交付税算入の70%が減少されるおそれも想定
されます。地方税財政の三位一体改革、補助金削減、税源移譲、交付税見直しを一括で行い、
2006年が一応の達成目標とされておりますが、もともと国の財政が苦しいために行う改革です
120
ので、地方の自治体にはその影響は計り知れないと思われます。地域エゴをなくし、新市として最
も必要なものから具現化し、計画の策定を望むものでありますが、そのお考えはありますか。市民
からのアンケート調査も必要ではないかと思います。
次に南アルプスブランドについてお伺いいたします。
市長は、全国市長会での席上、名刺交換の多さにはびっくりしたとおっしゃられましたが、南ア
ルプス市は全国的にも知れ渡っております。
私も南アルプスブランドの確立には大賛成であります。
地理的にも果樹・野菜・米と、ほとんどの作物が栽培されており、温泉や南アルプス山系の高山植
物をはじめとする豊富な自然資源もあります。全国に発信するのにはブランド品が必要との願いは
市民の皆様も同じ思いだと思います。南アルプスブランドの確立にはどのようなことをお考えなの
か、また山岳観光や果樹観光の育成と振興はどのような方法をお考えなのか、併せて地産地消の施
策もお聞かせ願います。
次に環境保全についてお伺いします。
森林や里山、農用地、河川などの貴重な自然環境の保全に努めるとおっしゃっておりますが、具
体的にどのような施策を考えているのかお聞かせ願います。
次に安心して子供を生み、育てられる環境づくりですが、わが国の人口は2007年頃をピーク
に、それ以降は減少基調となっていくと推計されております。そのため世界でも類を見ない急速な
高齢化が進展するものと予測されております。こうした人口構造の変化は労働市場や消費行動など
に大きな影響を与えると同時に、都市づくりや福祉などの行政サービスにも新たな対応を迫られる
ことになってまいります。少子化対策がうまく機能いたしますと、各自治体の問題点はほとんど解
決されるといわれております。この問題は最重要課題として取り組んでいただきたいと思います。
いろいろな施策を考えていると思われますが、
新市にふさわしい施策をお示し願いたいと思います。
次に次代を担う子供たちの健全育成を目指してについてであります。
地域づくりは人づくりと申します。家庭も社会も国家も人によって発展もし、滅びもすることは
今日の社会状況から心ある人々が痛感しているところであります。今、騒がれている不審火事件も
人づくりをおろそかにしたツケが表れているとも言えます。具体的な施策をお聞かせ願いまする
最後に水道事業についてお伺いいたします。
合併時にも問題となりましたが、旧6町村の水道料金についてお聞きします。旧野呂川水道企業
団は、
地方公営企業法に基づき水道料金によって運営されてまいりました。
独立採算性であります。
そのため他の水道事業より料金は高くなっております。
なぜそのようになっているかと申しますと、
他の簡易水道は税金で補填し、
水道料金を低く設定してあります。
ですが南アルプス市になった今、
それは問題であり、不平等であります。早く整合性を付け、市民が等しく同じ水道料金になるよう
願うのは当たり前のことだと思います。
そこでお聞きいたしますが、現在、水道料金はどのようになっているか。将来、同じ水道料金に
するお考えなのか。
以上のことをお伺いし、私の質問といたします。
○議長(稲山徳仁君)
ここで暫時休憩いたします。
再開は午前11時10分といたします。
休憩 午前10時55分
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
再開 午前11時10分
121
○議長(稲山徳仁君)
再開いたします。
石川市長。
○市長(石川豊君)
飯野議員さんの質問にお答えをいたします。
質問事項が非常に多ございますから、簡潔な答弁でお許しいただきたいと思っています。
まず第1番目の厳しい時代への対応というようなことで、どんな考えを持っているかというよう
なご質問がございました。常々、私が申し上げておりますように、今、国・地方を通じまして、非
常に財政が厳しくなっております。借金も700兆円を超えるというような状況になってきており
まして、こうした中で、今後の国家財政、地方財政をどうするかというようなことで、三位一体の
構造改革というような問題を取り上げてきているわけであります。三位一体の構造改革というのは
聞こえがいいようでございますけれども、要は国から地方へ流れる金を少なくすると、こういうよ
うなことでございまして、それを財政再建に充てるということでございますから、そういうことを
きちんと認識した上で、今後、やっていかなきゃならないじゃないかなと思っています。
そして、この合併についても、当初の合併のときに作った建設計画の状況と、現在の環境の中で
の状況というものを照らし合わせて見ますと、非常にひずみが出てきておると。前にも申し上げま
したけれども、人件費ひとつ取っても自制をしてきたということで、人件費が増えてきているとい
うようなことを伺いますと、結局、ここでもう1回原点に帰って、この南アルプス市という市はど
の程度の力があるのかと。税金がどのくらい入って、交付税をどのくらいもらって、そしてその力
の中で何ができるかと、こういうことを改めて考え直さなきゃならないじゃないかなというように
思っています。
したがいまして、今年度の予算というのは、各町村が財源を付けて持ち込んだ予算でございます
から、これについては、それを集計したというのが基本になっております。したがいまして、来年
度以降については、本当に新市として何をやるかということでやるということになりますと、今年
度のような総花的の予算にはとても組めないというように思っています。したがいまして、市の力
をしっかり見極めた上で、今後、このことへ対応するということでございますから、やはりこれか
らは我慢することは我慢すると。譲り合うべきところは譲り合うというような気持ちを、それぞれ
の皆さんに持っていただかないと大変だなということを感じておるのが実態でございます。
そんなことから、これから地域懇談会も極力やりまして、市民の皆さんにもそういう実態をよく
知ってもらうという姿勢はございますから、地域懇談会も計画してまいりたいと思っていますが、
ただ、いつやるかということでございますが、ちょうどこの農繁期等になりますと大変でございま
すから、農閑期へ入ってからやるということになりますと、11月以降、新年度予算を編成する前
にある程度のご意見をうかがうということになりますと、10月の中旬以降、12月の中旬頃まで
ではないかなというように思っております。ただ、場所・規模等につきましては、いずれ区長会の
皆さんとも相談をしながら決めてまいりたいと思いますけれども、全区を歩くというわけにはまい
りませんから、合併説明会をやった程度の地域の中で、今後、これについては開催をいたしまして、
そして市民の皆さんが市の行政に対してどんなことを望んでおるかというようなことと、また市の
ほうから市民の皆さんにこういう実態だということを率直にお話を申し上げながら、新しい町の総
合計画等の資料にもいたしたいと思っておるところでもございます。
また、ご質問ございました新市の総合計画の策定でございますけれども、これにつきましても
「6色の夢きらめく躍動の新文化都市」というひとつの目標を掲げてきておりますが、できれば
122
16年度中には完成をしたいと思っています。したがいまして、現在の議員さんたちが在任期間中
には、この計画というのは完成をさせたいと思っております。そこで、後ほどにもお話がございま
すような地域審議会というような問題があるわけでございますが、もう一度この地域審議会におい
て議員の皆さん方が自分たちの地域として何を地域の人たちが求めておるかというようなことを十
分吟味をしていただきまして、そうした中で何を優先して仕事をやっていくかというようなことを
やっていきたいというように思っているわけでもございます。
それと同時に、
市としては行政改革ということを当面並行してやっていかないとなりませんから、
そういうようなことを考えながら、あくまでも住民参加の中での新市づくりというような形を、今
後とも取っていきたいなというように思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。
次に南アルプスブランドというお話がございます。ブランドというのはこちらが作ってできるも
のではございません。あくまでも消費者の立場で、あそこの品物はいい品物であると。だからとい
うことで、そこにひとつのブランドができ、会社なら会社の、その会社の名前が売れると。例えば
ソニーが売れる場合には、ソニーのこういうものはいいということで、こちらのほうでブランドを
作りたいといっていろいろやったところで、結局、できるものではございませんで、あくまでも品
質に対する保証ということ。さらには、結局どこで作っているかということ。また、それを宣伝す
るというようなことが、このブランドの大切なことじゃないかなと思っております。ただ、考えら
れることは、南アルプスという地域で作られた農産物。いわゆる水も非常においしい水が採れる所
だと、空気もきれいだと、景色もいいと。ここで採れる農産物・果物はそれなりにいいものじゃな
いかという、一般の消費者のほうが、県内はいざ知らず、県外の人たちはそういう思いを抱いてい
ただいているんじゃないかと思っています。これが名前による付加価値じゃないかと思っています
が。
ただ、その付加価値をきちんと保証するだけのものを作らないといけないということでございま
すから、
先般も農業協同組合の幹部の方とお会いしてお話ししたときにも、
ぜひとも今後は果物を、
いいものを作るということに重点的に力を入れていただいて、そして農業者の皆さんにも、いいも
のを作ればそれだけ買い手も多くなるし、また価格も上がると。こういうことを知っていただくよ
うな施策をとっていかなきゃならないじゃないかなと、いうように思っておるわけでもあります。
そんなことから、先般もJAのほうと、この際、市とJA関係者、さらには普及所の人等も交えて、
今後の方針をきちんと決めていこうじゃないかということも内々、決めておりますから、そんなこ
とをやりながら、やはり南アルプスの果物というのは、名前に違わずいいものがあるなというよう
な形になるように進めていきたいなと思っております。
また、地産地消の問題でございますが、やはり食の安全ということが最近非常に言われてまいっ
ております。農薬の問題等も当然からんでくるわけでございますけれども、食の安全ということに
なると、自分の地域で採れたものを自分たちが食べるということが、安全性が一番分かっておるわ
けでございますが、ただ、この農薬の使用等につきましては、十分生産者も気をつけていただいて、
そして、先のブランドづくりではございませんけれども、農薬の使用、それ等についても規制をし
ていくと。そしていいものを作るというような形を取っていかなきゃならないじゃないかと思って
いますが、現に、今、学校給食等では、それぞれの地域で採れたものを提供しようということで、
農協のほうにも申し込みがあるようでございます。したがいまして、作れば売れるという形を取る
ということは、この地産地消ということが大きな支えになるじゃないかなというように思っており
ます。ですから、ブランドづくりを行うと同時に、さらには地産地消も併せて行って、昨日もご質
問が出ました活力ある農業基盤づくりということが、一番大事なことじゃないかなと思っています
123
から、そんな形で取り組んでいきたいなと思っています。
私からの答弁は以上にさせていただきます。
○議長(稲山徳仁君)
農林商工部長、名執雅人君。
○農林商工部長(名執雅人君)
飯野富士雄議員さんの環境保全についてのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。
環境保全につきましては、現在、森林や農地・河川などの自然環境を保全することは、今や全世
界的な規模での問題になっております。
本市におきましては、森林は全市面積の73%を占め、産業の主体でございます農業の用地も
11%、それに河川等を加えますと、実に90%近くが自然環境地域ということになります。近年、
里山といわれる民間の森林はもちろんですが、農用地の一部までもが放置されるような状況でござ
いまして、公害問題等の環境全般からの視点も含め、さまざまな形で深刻な社会問題になっており
ます。
議員ご質問の自然環境の保全対策につきましては、今後、基本的には新市の総合計画に位置づけ
る中で、森林につきましては南アルプス市森林整備計画、そのほか中山間地域山村総合整備事業、
農地につきましては遊休農地解消総合対策事業、農業経営基盤強化促進活動事業や、その他の諸計
画に具体的な事業を取り上げてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思い
ます。
しかしながら、こうした計画や事業が、この所期の目的に沿って達成されるためには、なんと言
いましても、
そこを管理する地権者の絶大なご協力とご理解が求められるものでございます。
また、
行政がその責任のすべてを負えるものでもありませんから、対象の内容によっては、例えばボラン
ティアの活用や、学校林等におきましては学童の経験的な意味での参加も検討するなどの管理体制
の確立も図る必要がありますので、これらのことを含め、市民の皆様のさまざまなご協力をいただ
きながら進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
保健福祉部長、野中茂男君。
○保健福祉部長(野中茂男君)
飯野富士雄議員さんの安心して子供を生み育てられる環境づくりについてお答えをいたします。
安心して子供を産み育てられる環境づくりについてのご質問でありますが、議員仰せのように少
子化は核家族化のいろんな要因が進み、さらに少子化が進行しているものと思います。
本市では保育施設について、順次改築を進めながら、ゼロ歳児乳児保育の充実を図り、さらに時
間外の延長保育については、市長の方針でもございますので、市内全保育所で可能なため、要望に
応えられるよう準備をしております。
子育ての支援策といたしましては、育児不安等についての相談・指導や子育てサークル等の育成・
支援等について、なお一層取り組みの強化を図り、若いお母さん方に対する子育てを支援してまい
ります。
また、学童保育につきましても、早速市長から指示がありましたので、全小学区ごとに開設でき
るよう対応してまいりたいと考えております。
次に重点的に推進すべき少子化対策の具体的実施計画、いわゆる新エンゼルプランの策定であり
ますが、県の指導により、本年度は住民の声を聞きながらニーズ調査を行い、平成16年度策定を
124
予定をしております。このプランは施策の具体的な実施計画を策定するものであり、その効果的な
推進に期待を寄せるものであります。今後も少子化対策に関する事業には積極的に取り組んでまい
りたいと思います。
○議長(稲山徳仁君)
教育委員長、河野浩士君。
○教育委員長(河野浩士君)
飯野富士雄議員さんの質問の子供たちの健全育成と人づくりについてお答えいたします。
子供たちの健全育成と人づくりということは、非常に大切な問題であるというように思います。
今日の青少年の状況を見ると、多くの青少年は前向きに努力しながら、明るく、のびのびと成長し
ています。多くの子供は親や大人たちの手厚い保護を受けながら学校生活、学校外生活を通じて心
身を鍛え、将来の希望を求めて努力しています。
また、その一方で非行の粗暴化や低年齢化、いじめや不登校などの増加問題は依然深刻な状況に
あります。
また、社会への関心が薄く、優雅に独身生活を送り、仕事はフリーターとして気ままに生きてい
る若者も増加の傾向にあるようです。こうした青少年の現状は、社会や親、大人の生き方が少なか
らず反映していると思われます。これを踏まえ、青少年の心を育てるキャンペーンとして青少年育
成国民運動として、
「大人が変われば子供も変わる」に取り組んでいます。
南アルプス市でもコミュニティの力といいますか、地域の教育力を高めたいということがひとつ
のテーマであります。南アルプス市青少年育成総合対策本部、青少年育成南アルプス市民会議、青
少年南アルプス市地区民会議をもとに、住民全体で子供の生活基盤であり、成長環境のひとつであ
る地域社会の育成機能の向上を図るための体制づくり、地域住民関係諸団体が緊密に連携したネッ
トワークづくりにより、子供たちが多様な大人と交わり、体験を共にし、活動するための組織を固
めております。この組織で年間を通じて青少年育成を推進しています。青少年育成市民運動の総合
計画、関係諸団体との連絡調整、青少年の自覚の高揚と健全な青少年団体およびグループの育成、
青少年の社会参加促進活動、家庭の健全化を図る運動、社会環境浄化および調整活動、家庭・学校・
社会の連携を図る活動などを実施してまいります。
よろしくお願いいたします。
○議長(稲山徳仁君)
企業局長、中澤勝君。
○企業局長(中澤勝君)
飯野議員さんの水道事業についてのご質問にお答えをいたしたいと思います。
現在の水道料金はどのようになっているか。将来、同じ水道料金にする考えはあるかについてで
あります。
南アルプス市発足に伴い、水道行政については新しく設置した企業局に一元化され、市全体の水
道の維持管理をはじめとした業務を担当することになりました。ご承知のように、旧町村および企
業団において運営されていた4簡易水道事業と2上水道事業の経営の合理化や能率性の向上、さら
に管理体制の一本化を図るため、新市へ現状のまま移行されたものであります。
ご質問の水道料金については、現在、それぞれの簡易水道、上水道ごとの徴収となっており、料
金は6体系に分かれております。基本料金をはじめとして、それぞれ格差があります。また、給水
戸数10戸くらいの沢水・湧水を利用している小規模水道や、40戸ぐらいで運営している簡易水
道には料金を取っていないところ、維持管理費だけを徴収しているところなど、それぞれ違いがあ
125
ります。現在、旧町村から引き継いだ小規模水道や簡易水道事業については、統合整備事業を実施
しており、完成後は簡易水道から上水道に認可変更すべく、水道事業の一本化に向けた努力を行っ
ているところであります。
なお、小規模水道や簡易水道の事業遂行には膨大な費用が必要となりますが、国・県等の補助金、
さらに一般会計からの繰り出しを受けながら早急に事業の完成を目指していきたいと思いますので、
ご理解をお願いいたします。いずれにしましても、今後においては各簡易水道および上水道の整備
事業の見直し・検討を行いながら計画的に南アルプス市全域の水道供給体制を確立し、管理や料金
の統一をして健全経営の中で市民の皆さんにさらに安全でおいしい水を安定的に供給するようにし
ていきたいと考えておりますので、議員各位のご協力をお願いいたします。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
時間になりましたので、以上で飯野冨士雄君の質問を終結いたします。
次に通告15番、清水祝子さんの質問を許します。
34番、清水祝子さん。
○34番議員(清水祝子君)
34番、清水です。
通告しておきました少子化対策につきまして質問させていただきます。
本年6月5日に厚生労働省が公表した人口動態統計によりますと、昨年1年間に生まれた赤ちゃ
んは115万3,866人、前年比1.4%減で、過去最低を更新したことが分かりました。
なお、昨年1年間に死亡した人は98万2,371人、人口の自然増加率は17万1,495人
で過去最低となりました。この状態が続きますと、50年後の人口は8,970万人、100年後
は4,440万人と試算されています。
世界でも例を見ない少子化の加速と、それに伴う人口の急激な減少は日本の社会や経済のシステ
ム等に大幅な転換が迫られています。既に小学校の統廃合、年金の問題、医療の問題等、若い世代
に関わる分野に影響が出始めています。少子化の加速により高齢人口と生産年齢人口の比率が急激
に変わって、社会の根幹を揺るがしかねないことが危惧されます。早急に対処しなければならない
重要な課題であると思います。
政府では、平成2年度より少子化の問題に取り組まれてきましたが、その傾向は強まるばかりで
す。そこで、政府でも少子化に歯止めをかけ、子供が産める社会環境にするためにと方策を転換し
た少子化社会対策基本法が今国会で審議されています。注目すべきは、基本法の第2章第12条、
地域社会における子育て支援体制の整備は、
自治体が先頭に立って推進する課題であると考えます。
少子化対策は重要な課題でありながら、若い人たちの生き方に関わっていますので、要望的な質問
になるかと思いますが、5点お伺いいたします。
まず1点。南アルプス市の平成14年度の出生の状況と10年後の出生動向について。
2点目、小・中・高生に子供を産み育てることに夢が持てるように、心をはぐくむ教育の推進に
ついて。市長さんが櫛形町長の時代、1992年でした。櫛形町、巨摩高、保健所の3者で推進さ
れた思春期体験学習、そのときの高校生の感想文を読まれての市長さんのお言葉。
「かわいい赤ちゃ
んを手にした実感から、ご自分のご両親の愛、夫婦・親子のあり方、命の神秘さを知り、社会に巣
立っていく高校生として深く人生について考えさせられた」とのお言葉でした。保健所長さんのお
言葉。
「この体験学習が父性・母性の両性につながり、加えて生命の尊さと正しい性知識を得るよい
機会だったと思います」と述べています。この教育がベースになって広まっていけばと思います。
126
3点目、一般企業への取り組みについて。公務員と比較した場合、育児休業、労働時間、職場復
帰の問題など、雇用環境に問題があるように思います。本市の中の企業に対してご指導をしていた
だき、働く女性のための相談室、チェック機関等を設けるなどして、女性が働きながら子供を生め
る環境を推進していくべきかと思います。さらにそれを県にも発信していただければと思います。
4点目、保育サービスの充実について。保育機関は年々充実されてきていますが、幼児保育、一
時保育、休日保育等の整備はなされていないと思います。急用のとき、心を癒したいときなど、母
親に必要ではないかと思いますが、あえて言えば子供のデイサービス的なものです。
5点目、社会の連携の中で子供を生み育てるための地域社会の環境整備について。はじめに独身
男女の出会いの場作りの推進をしていただければと思います。旧櫛形町の結婚相談機関の成婚率が
県下最高であると新聞紙上で報道されましたが、ここを基盤に市内に広めていただければと思いま
す。
次に南アルプス市の愛育会は今年4月、全国の模範愛育班に指定されました。もう既に全国各地
から視察・研修に見えています。愛育会を基盤に、他団体と連携して愛育の発祥の地にふさわしい
子育て支援ができ、さらに全国に発信できるように行政の支援をしていただけることをお願いした
いと思います。
以上です。
よろしくお願いいたします。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
清水議員さんのご質問にお答えいたします。
ご質問は少子化対策ということでございます。
議員さんのご指摘のように、現在の少子化傾向というのは、わが国の将来にとって大きな問題に
なるということは火を見るよりも明らかであります。
総務省の統計局等による人口動態調査によりますと、現在、日本人の人口というのは1億2,
700万人というような数字になっております。これが50年後、先ほど議員さんは8,500万
人と言われしましたけれども、この統計によりますと約1億人というように減るということを言っ
ています。そんなことで、これは、今、1人の女性が子供さんを産む数というのが1.36という
ような最悪の状態になってきているわけでありまして、われわれが子供の頃には、1軒の家に子供
が4人、5人は普通でありまして、多い家では10人ぐらいの子供さんがあったというような状況
でもございますが、そういうことがだんだんだんだん核家族というような問題もございますし、ま
た子育てが大変だということもございます。そんなことから減ってきているような状態でございま
す。
ただ、これが人口が減るということでなくて、人口の構成そのものが減ってきているわけであり
まして、と申しますのは、この統計資料を見ましても、現在の1億2,700万人のときの65歳
以上の人たちの数というのが2,200万人ということですが、50年後には1億人に減るけれど
も、65歳以上の人たちが3,500万人というような状況です。逆に、働き盛りの人たちが8,
600万人から5,300万人に減るということです。だから、保険金をもらったり、介護保険を
受けたりと、そういう人の数がどんどん増えていくけれども、そういう経費を負担する人、若者の
数がだんだん減ってくると。こういうことになりますから、この問題は対岸の火を見るというよう
な状況でなくて、国民全体が、今後、この問題については積極的に考えながら取り組まなければな
127
らないじゃないかなというように思っているわけでもございます。
既に社会保険の問題もどうするかというようなことがございますし、年金の問題等のことも論議
をされておりますが、これはわれわれが子供の頃は、よくヨーロッパのほうは子供がだんだん減っ
てきていると。これはもう国が弱くなることであると。日本はこのまま人口が増えているから、日
本の国は強いんだというような教育を受けましたけれども、今はそれが逆転現象が生じておると。
ですから、発展途上国のほうは子供がどんどん増えているけれども、日本の国民がだんだん減って
くるということは、これは大きな問題じゃないかなと思っています。
議員さんは山梨県の母子愛育会の会長さんをやっておられますから、こうしたことが社会経済に
及ぼす影響が非常に大きいということの懸念が強いのではないかと思います。私もこの点について
は同感でございまして、今の時代から、ご指摘がございますような各種対策を積極的に取り組んで
いって、そして、子供の数を増やすと同時に、ある程度、人口のバランスというものを考えていか
なければいけないじゃないかなと思っております。したがいまして、市当局といたしましても、こ
の問題につきましてはできる限りの努力を重ねてまいる考えでございます。
なお、ご質問の具体的な事項につきましては、それぞれ担当部長から答弁いたさせます。
以上でございます。
○議長(稲山徳仁君)
教育長、野沢達也君。
○教育長(野沢達也君)
清水祝子議員さんの小・中・高生の教育について(思春期教育、家庭や子供を生み育てることに
夢が持てる心の教育について)に私のほうから答弁をさせていただきます。
たいへん大きなテーマであるわけでございますが、小中学校において子供を育てることに夢を持
てるような教育に取り組むことは極めて大切なことだと考えております。
市内の中学校においては、家庭科の中で保育体験を計画し、保育士の協力を得て、乳幼児とふれ
あう中で子育ての苦労や喜びと命を育むことの大切さを知り、さらには親に対する感謝の気持ちを
持つこと、親になることの意味と責任といった内容の授業を行っております。
また、ある学校においては、総合的な学習の時間に、年間約70時間という時間を割いて、テー
マを「人と共に生き、共に考えよう」というテーマのもとに取り組んでいる学校もございます。
教科の中では、保健という教科の中で、発達段階に応じた思春期教育を進めております。
また、小学校などでは、生活科の中で保育所を訪ね、赤ちゃんとともに遊んだり、あやしたりす
る中で命の大切さを体験的に知る機会を設けているところもあります。各学校で行政、保健所、あ
るいは保健福祉センターといった関係機関と協力しあいながら、命の大切さを体験的に知っていく
実践が行われております。これからも体験を重視した心の教育の充実に力を入れていく所存であり
ます。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
農林商工部長、名執雅人君。
○農林商工部長(名執雅人君)
引き続きまして清水議員さんの3つ目の一般企業への取り組みについてのご質問にお答えをさせ
ていただきます。
議員ご指摘のように、少子高齢化、核家族化が進行する中で、仕事と家庭を容易に両立させ、生
涯を通じて充実した労働生活を送ることができるようにすることは大きな課題となっております。
128
こうした少子化などの進展は将来のわが国の社会経済に深刻な影響を与えることが懸念されている
ところでもございます。
ご質問の育児休業制度の充実および労働時間の短縮について、企業への取り組みはどのように
なっているかとの件につきましてですが、関連から2つのことを合わせてお答えをさせていただき
たいと思います。
国では、平成3年に育児介護休業法を制定し、その後も毎年労働関係諸法の改正を行い、育児や
介護を行う労働者の支援を行ってまいりました。この中で育児または家族介護を行う労働者の時間
外労働の制限や勤務時間の短縮等の対象となる子の年齢の引き上げ、子供の看護のための休暇、育
児または家族介護を行うものの、配置に関する配慮の規定などを定め、さらに週休2日制の普及や
年次休暇の消化、連続休暇の定着化、サービス残業防止などを積極的に進めております。しかしな
がら、現実的にはまだまだその重要性が理解されていないのが現状であります。
このような状況でありますので、本市といたしましても、今後、労働者の環境整備の推進を図る
ことを目的として、国・県の啓発事業などとタイアップしながら、市の広報誌の活用や市内各事業
所への協力依頼を積極的に行ってまいりたいと考えております。
次に再就職についてでございますが、近年の社会情勢の中で、企業の厳しい雇用の減少によりま
して多くの失業者が出ております。そのため再就職対策につきましては、その促進を図るため危惧
される雇用保険制度の加入促進や就業支援センターの活用などを推進しているところでありますが、
現実はなかなか困難な問題でございます。特に育児などにより、一度退職した女性にとって再就職
は大きな問題となっております。
本市におきましては、地域の現状把握や、現在策定を進めております男女共同参画プランに企業
参加をお願いをすることはもとより、男女雇用機会均等法および育児介護休業法の運用と企業にお
ける人事・労務管理の改善や職場環境の整備を促し、より女性が働きやすく再就職が容易にできる
ように努めてまいりたいと考えております。
また、女性の就業を促進するため、ファミリーサポートセンターの整備や企業内の託児所等の設
置促進なども働きかけるなどの検討もしてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいた
します。
以上でございます。
○議長(稲山徳仁君)
保健福祉部長、野中茂男君。
○保健福祉部長(野中茂男君)
清水議員さんのご質問にお答えいたします。
まず1点目の本市の平成14年度の出生状況と10年後の出生動向についてでございますが、当
市の平成14年度の出生数は697人で、平成10年からの5年間の動向を見てみると出生数は横
ばいの状況が続いております。
10年後の出生の動向ですが、昭和46年から49年の第2次ベビーブーム世代の母親が生む時
代から外れていくことに加え、その後の世代は人口そのものが減るため、南アルプス市としても大
きな出生の伸びは望めないものと思われます。
次に4点目の保育サービスの充実についてのご質問でありますが、まず幼児保育は本県では甲府
市にある、みそべこどもクリニック内の甲府市乳幼児健康支援一時預かり虹の家の1カ所が開設を
しているのが現状であります。
この事業の実施に当たっては、
幼児専用保育室の確保および看護師、
保育士が必要になります。ニーズ等把握して、検討してまいりたいと思います。
129
一時保育について、当市では昨年、豊保育所の改築に伴い、国の補助を受け、一時保育が可能な
施設として整備いたしましたので、この7月1日から実施をいたしております。今後も市内全体で
は5カ所ぐらい必要ではないかと考えます。できるだけ早い時期に受け入れの態勢を整えまして、
実行してまいりたいと思います。
休日保育は保護者の就労等により日曜・祝日等に保育する特別保育事業となっております。現状
では県下で1保育所が実施しておる現状でありますので、人数等を把握しながら検討してまいりま
す。
5点目の地域社会の環境整備のうち独身男女の出会いの場づくりについてのご質問にお答えしま
す。
少子化対策といえば子育てに関係する施設が重要な対策でもありますが、ご質問の独身の男女の
方に出会いの場を提供し、サポートしていくことが重要な施策と考えています。
当市では出会いの場づくりとして市社会福祉協議会が中心となり、結婚相談事業として登録制度
による出会い・お見合いを提供しております。特に大きな成果を挙げている市社会福祉協議会櫛形
支所の結婚相談センターは、昭和62年9月に発足し、以来、昨年の11月で500組を達成いた
しました。同センターの登録者数は依然として多く、県内外から約2,300人の登録があり、こ
の中で市内在住者は520人となっています。社会情勢の変化に伴い、結婚観も変わっていく状況
であり、当市としてもなおいっそう社会福祉協議会の結婚相談事業を推進し、また民間交流団体と
のネットワークづくり等についても検討し、さらに出会いの場づくりが広がるよう取り組んでまい
りたいと考えております。
続いて5点目の愛育会の民間団体と連携した子育て支援についてですが、本市内旧源村は愛育会
発祥の地で、愛育会活動は地道ながら母子保健の向上に努めてまいりました。4月の18日、愛育
班員全国大会の席上、模範愛育班として指定をされました。このため視察が非常に多くて、山梨大
学の看護学生、それから福島県の大越町愛育班、それから恩賜財団母子愛育会、それから保健所関
係者、こういう視察が訪れております。
ご承知のとおり、愛育活動は近隣の住民の方々に気軽に声かけをしながら地域の健康づくりをす
ることが主なことです。この愛育会をはじめとする民間団体の方々には、市が実施する乳幼児健康
等各種検診に対する理解と参加のすすめといった普及活動を、行事等での子供を預かりルームの担
当や、お話しや絵本の読み聞かせ、子育てサークルの紹介といった子育ての支援を市と連携する中
で実施・協力していただいているところでございます。
○議長(稲山徳仁君)
清水祝子さんの持ち時間は残りわずかであります。よって、再質問は要望のみにとどめ、簡潔に
お願いいたします。
清水祝子さん。
○34番議員(清水祝子君)
ご答弁ありがとうございました。
それでは2点要望しておきたいと思います。
まず人口減少は税金の減少など、地域に与える影響が大きいと思います。NHKで金曜日の夜で
したでしょうか、放映していました。室蘭市でコンパクトな町づくりを推進しているということが
いわれていましたけれども、おそらく長期計画の中で石川市長さんはそんなことを考えていないの
ではないかと思いますけれども、そのことも頭に入れておいていただきたいと思います。
それから、これはちょっと外れますけれども、9月に県の愛育大会を、本市をお借りして行うこ
130
とが決定いたしました。9月20日です。恩賜財団母子愛育会、子供未来財団から補助金をいただ
いて行うものです。またそのときはご迷惑をおかけするかと思いますけれども、よろしくお願いい
たします。
以上です。
ありがとうございました。
○議長(稲山徳仁君)
以上で清水祝子さんの質問を終結いたします。
ここで昼食のため暫時休憩いたします。
午後の再開は1時30分といたします。
休憩 午前11時57分
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
再開 午後 1時30分
○議長(稲山徳仁君)
再開いたします。
次に通告17番、名取常雄君の質問を許します。
24番、名取常雄君。
○24番議員(名取常雄君)
24番、名取常雄です。
2点について一般質問を行います。
まず公職選挙法における不在者投票についてであります。
南アルプス市に合併以降、4月13日に県議会選挙、4月27日に衆議院山梨3区の補欠選挙、
また南アルプス市市長選挙が行われたわけですが、6町村合併後の始めての選挙とあって職員の
方々をはじめ、また関係者には何かと大変ではなかったかと思います。
さて、この選挙において不在者投票は本庁の1カ所で行われたわけですが、このことに住民は合
併したら不在者投票所も1カ所で、今まで以上の苦労をしないと不在者投票にも行けない。これは
合併のデメリットとなっているとの意見を聞いております。合併は住民サービスの低下はさせない
として合併をしたのですから、不在者投票所は従来の支所で行うべきではないでしょうか。4月に
行われた選挙については仕方がないにしても、投票率を上げる努力を各市町村も行っている中で、
今後の公職選挙における不在者投票個所を各支所で行えるような考えはないか。各支所の就業時間
内に立会い人を職員とすれば、
このことに対する予算の増加はなく、
少しでも住民の利便性を図り、
投票率が上げられるような考えを持たないか、市長にお聞きしたいと思います。
次に南アルプス市指定のゴミ袋販売委託についてお伺いいたします。
合併して料金は最低に、サービスは低下させないと、合併のメリット的に考えられたことが崩れ
ると、住民は合併に対して不信感、市に対して不満を持つと思います。旧各町村で指定ゴミ袋の販
売委託はその町村の特色の中で行われておりましたが、今回、仕入れは行政が行い、販売委託をJ
Aこま野、商工会で行い、小売店から市民が買うように流れを統一していくことになっていると聞
いています。このことは現状において市民の利便性を考えた方法であると評価はいたしますが、し
かし、市指定のゴミ袋の料金が少しでも上がる地域があるとすれば、その地域の住民は「仕方がな
い」と思うでしょうか。合併して料金を統一することは理解できるんですが、料金を上げなくても
このことはできるはずです。市民に密接した問題である市指定のゴミ袋を下げる考えはないか、市
長にお伺いしたいと思います。
131
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
名取常雄議員さんのご質問にお答えいたします。
不在者投票の件でございますが、これは選挙管理委員会の所管事項でございまして、私どもでど
うする、こうするというようなことは申し上げられませんが、ただ、私の耳にも不在者投票が本庁
1カ所であると。今まで、それぞれ旧役場でできておるのが、わざわざ遠くまでいかなければなら
ないと。でき得れば地元でできるようにしてほしいというようなことも聞いております。そんなこ
とで、今、選挙管理委員会のほうでも検討していただけるということになっておるようでございま
すが、ただ、投票立会人とか、そういう資格問題等もあるようでございまして、支所でどの程度こ
の問題をクリアできるかなという問題もございますし、しかし、一面、多少金がかかっても政治に
参加する形として投票ということがあるわけでございますから、その点については、また選管のほ
うへ十分検討してもらうように、こちらからも申し入れをいたしたいというふうに思っています。
次に市の指定のゴミ袋の販売の問題でございます。
町村別に単価の違いがあったというようなこともございますが、20円に統一したということで
ございます。
昨日も申し上げましたように、上がるものもあるし、下がるものもあるというようなことで、た
だゴミ袋の問題につきましては、かつて櫛形町時代にいろいろ議論になりました。何もわざわざ袋
を作らなくても、今は袋がたくさんあると。だからその袋を使って出せばいいのであって、わざわ
ざ金を取って袋まで作ってやる必要はないじゃないかというような議論はありました。しかし、な
んで中巨摩郡で全部同じような袋を使っておるかというようなことになりますと、ある程度あの袋
には名前も書くようになっておりまして、どういうゴミを誰が出したかということまで明確になる
ようにいたしてございますが、そういうようなことで、今、ゴミの搬出というのは大きな問題になっ
ていまして、ともかくこの処理についても、新市でも約8億円ぐらいの金がかかるわけです。そう
いうことを考えますと、かつて私も櫛形のときに申し上げたんですが、ゴミ袋で、例えば5円でで
きるものを20円で売るのは市が儲けるじゃないかというと、これは市の儲けじゃないんですよ。
市の儲けという考え方じゃなくて、むしろ受益者負担として、ある程度ゴミの処理料を負担しても
らうと。ゴミをたくさん出す人は袋をたくさん使うから、それに伴って増えた分だけは負担しても
らうと、こういう考え方でいるわけですよ。だから、市が儲けるとかなんとかというような視点じゃ
なくて、いかにしてゴミの処理についてのお金がかかる面を、たくさん出す人はある程度の負担は
してもらうと。なんでもかんでも出せばただでやってもらうというような時代ではなくなっている
というようなご理解をいただきたいなというように思っております。
実際に原価は5円50銭だそうです。そしてこれを農協と商工会へ任せてありますが、このとき
に手数料として1円50銭ですか、何か手数料を農協へ出して、そして、あとこれを20円で売る
と、こういうことになっているわけでございますが、枚数にいたしまして282万枚作られていま
すから、これに原価計算、その他やりますと、約2,200万円ぐらいの収益が上がっております。
しかし、この2,200万円の収益というのは、8億円かかる、いわゆる経費の中から見ると3%
足らずなんですよ。2.75%ということですから、儲けるとか儲けないとかという議論でなくて、
ある程度、市民として必要である経費には応分の負担をしてもらうというような考え方に立ってお
りますので、若干上がるところはあるかと思いますが、それにはご理解をいただきたいなと思って
います。
132
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
選挙管理委員会書記長、総務課長、高野敏男君。
○総務課長(高野敏男君)
それでは名取常雄議員さんの不在者投票の増設についての質問にお答えいたします。
公職選挙における不在者投票についてですが、4月13日に行われました県議会議員選挙では投
票者全体の不在者投票者は2,987人で、8.16%であります。また、4月27日、南アルプ
ス市長選挙では投票者全体の不在者投票者数は2,733人であり、7.14%であります。
不在者投票者数は、県内では甲府市を除く市町村において1カ所で実施している状況にあり、甲
府市が今年度から2カ所の不在者投票を設置しております。
不在者投票は不在者投票管理者の権限の下で、その投票事務のすべてを行うもので、その不在者
投票管理者には選挙管理委員会の委員長が当たることになっております。いわゆる当日投票の例外
の制度として不在者投票がございます。不在者投票所の増設は、不正投票の防止、不在者投票用紙、
投票された投票の保管、各不在者投票所に選挙事務精通者の配置、事務従事者の確保など、さらに
名取議員がご提案のありました不在者投票立会人に支所職員を充てると職務専念義務との関連など
の課題があります。
また、期日前投票の制度が今国会をとおり、近く施行される予定であります。現在使用している
不在者投票システムの変更が必要となりますので、それらを考慮しなければなりません。
しかしながら、身近にある不在者投票所を気軽に選択できることは有権者の利便を図る上で有効
な手段でありますので、適正な増設個所数等も考慮しながら、今後、先進地の実施結果等をさらに
調査するとともに、当市の実情を精査し、慎重に検討してまいりたいと思いますので、よろしくご
理解いただきたいと思います。
以上でございます。
○議長(稲山徳仁君)
24番、名取常雄君。
○24番議員(名取常雄君)
それではまず、今、選管の書記長、総務課長から話があった部分で再質問させていただきます。
今回、4月になってからの2つの投票率を発表していただいたんですが、合併前の2月2日に知
事選があったわけですね。そうすると、そのときの投票率から比べて、時間がないので私のほうで
全部話をしますけれども、投票率から比べれば、旧各町村の部分が実質的にどこが一番下がってい
るかということですね。じゃあ櫛形町が下がったのか、八田のほうが下がった、白根が下がって、
若草が下がったと。そうしますと、今の現状で見ますと、白根が272票、芦安が111票、櫛形
が減の1ですね。若草は204票、八田が55票減ですね。甲西町がプラス7。これは知事選と県
議選を比べた場合です。そうしますと、確実に遠くの町村が落ちているということになります。こ
のことについては、やはりそういった利便性がないから投票率が下がっているという部分。現実的
には、全体の投票率も下がっているはずなんです。ですから、このことは、やはり旧町村の支所と
いうのが、結局、南アルプス市は支所を残しているわけですから、甲府市が今回2つにするという
のは、
なかなか選管の投票個所として指定する部分も含めて大変だということだと思うんです。
今、
現実的に選管、要は県の選管の見解を聞いても、実質的にどこに問題があるのかと、要は支所でや
る場合に。これを教えてもらいたいんですよ。もし選管のほうで、支所でやった場合。先ほど、職
員の専任、身近な部分であれば職員の専任の部分だとまずいという部分もあります。ただ、3人以
133
上の部分を指名すれば、5人までの部分ですね。5人以下の立会人の指名はできるわけですから、
いくらでも交代はできるわけですね。投票だって、結局は一番多いところでも千人ぐらい。これは
7日で割っても、たかだか、1日に来るのは30人かそこらですよ、実質的には。そうなると、そ
のときに随時ついてて、ずっと業務を離れろという話じゃなくて、1名がそこで管理していても、
投票するときの立会人は2人ないし3人いればいいわけですから、交代でいくらでもできるんじゃ
ないかということなんですよ。
ですから、今言ったように、これが選挙管理機関でもあるし、要は選挙の投票、7日、告示から
投票までの、不在者投票ですから、その期間もそんなに長くないんだから、1年を通してやれとか
という話じゃないので、そのへん、もし職務上、その職員以外に臨時を考えなければならないとか、
よっぽど切羽詰っているのか、そのへんもう1回、答弁をお願いします。
次に市のゴミ袋の問題ですけれども、市長が言われた2,200万円の部分で、収益という部分
が、今回の予算では、135ページですか、収入の指定ゴミ袋売却収入というのが4,335万7千
円盛ってありますよね。これが実質的にここに書いてある内訳の部分がちょっとないので、私もこ
の差がどういうふうになっているか、ちょっと分かりませんから、それはまたご説明していただき
たいんですが、その中で、今言われるように、応分の負担というのが、実質2,200万円。
要は、今回の部分の20円にした経過の中で、各旧町村については実質的に全然町村に利益が上
がってないところもあるわけです、実際的には。今まで、各町村では3つの取り方をやっているん
ですね。6カ所で合併していますけれども、3つの方法で違いがあると。今回、1つにそれをまと
めているんですけれども、実際的に全然各町村にこの利益が入ってないところもあるんですよ、今
までは。それで、各町村が執行部のほうでそれを一般会計の中から補填していたという部分もある
わけなんですね。合併したから、今度はこの辺の負担を全市民が一律でやるという部分も分かるん
です。分かるし、実際問題としてこれからそういうこともやっていかなければゴミが多くなっても
困るということも分かるんです。しかし、この部分が2,200万円。例えば2円下げるとして、
たかだか500何十万円か600万円の話ですよ。2円下げると。全部の282万枚を下げたとし
ても。だとすれば、この合併によって2円下げられるという部分が、何も一般財源とかなんとかじゃ
なくて、応分の負担を見直すことによってもできるはずなんです。このへんが、応分の負担がいく
らでいいかという論議は、実際問題として行政側の部分で、今回、確かに行政でその応分の負担の
部分でこういった、
やられた努力というのは私も買います。
本当にこれは大変な部分で統一性を図っ
たと思います。だけど、その応分の負担を、市民が本当に直接袋を買うときに、やっぱり婦人の方
は10円、20円というより、1円、2円の卵を安く買うために飛び歩いている時代ですから、や
はりそのへんも、
ゴミ袋についても、
応分の負担ももらいながらもここまでの部分で18円を20円
に上げなくてもできるんじゃないかということで、このへんもう1回、そのへん踏まえて、担当の
部長でも結構ですから、お答えをお願いいたします。
○議長(稲山徳仁君)
選挙管理委員会書記長、総務課長、高野敏男君。
○総務課長(高野敏男君)
先ほどのご質問でございますが、まず単純にそれぞれ不在者投票所を各支所なりへ設けるかとい
うのは非常に難しい問題等がございます。それは先ほど私が申し上げましたように、選挙経験者な
り、精通者がいないと非常に難しい問題がございます。
そういうような状況の中で、今後、先ほど申し上げましたように、選挙管理委員会の中で十分調
査をさせていただきながら、今後、検討させていただくということでご理解いただきたいと思いま
134
す。
以上でございます。
○議長(稲山徳仁君)
保健福祉部長、野中茂男君。
○保健福祉部長(野中茂男君)
第1点目の質問の中で、歳入につきまして4千数百万円の歳入があるということの、この内容に
ついてまず説明をさせていただきます。
市の収入についてでありますが、予算で見ると4,335万7千円の収入となっております。こ
れは市から15円でJAこま野、それから市商工会へ卸値という形で282万枚を出します。1枚
当たり15円で計算すると4,230万円と、こういう金額になります。
それともう1つ、白根町の3月分の売払い収入ということで、予算の中へ105万7千円が入っ
ておりましたから、それを合わせると4,335万7千円という数字になります。
一方、歳出のほうでございますが、ゴミ袋の仕入れ価格というのは5円50銭といたしますと、
282万枚を計算しますと、1,628万5,500円というのは、今度は歳出で、これは仕入れ
のときにお金を払わなければならないということで、この額が歳出の中で計上されております。し
たがいまして、売払い収入、それから仕入れ代金、JAこま野、商工会等の費用の委託費、こうい
うものを全部差し引きますと、先ほど市長が言いました1枚8円が市の収入となってくるというこ
とで、この金額につきましては2,256万円となります。先ほど、市長が申し上げましたように、
中巨摩地区の広域事務組合への負担金、それ等々のお金が8億2千万円ぐらいかかるというような
中で、この市に入った2,256万円については、約3%のお金を全額ゴミ処理の経費に充当をい
たしております。
それからもう1つ、3つ目の、それぞれの市町村の状況ということなんですが、確かに言われる
ように、仕入れ関係においても、今回、だいぶ違っておりました。しかし、販売価格ということで
の統一は5町村が全部20円という形で今まで行っておりました。若草町においては18円という
ことであったわけです。それで、その町村の中には、直売方式といって、町村がそれぞれ仕入れか
ら卸し、全部やっていた町村もあるし、例えば商工会、農協を通じて卸しをやっていた町村もある。
そういう中で、今回、その合併の中で協議をして、今回、20円という統一価格、また袋について
は45リッターの袋を使用すると、こういう統一のものが出てきて、今回のゴミ袋のことになった
ところです。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
名取常雄君。
○24番議員(名取常雄君)
最後になると思うので要望的な部分でお願いしますけれども、選管の検討については前向きに、
実施できるような形の中でぜひとも検討していただきたい、このように要望しておきます。
それと、最後に厚生常任委員会のほうに要望いたしますけれども、ただいま私が一般質問しまし
た南アルプス市の指定のゴミ袋委託についてでありますが、議員各位、住民の身近な問題として関
心は強いと思います。合併直後に少しでも住民の直接負担を軽減することに異議を申し立てる議員
の方々はおられないと思います。市の指定のゴミ袋が、合併して少しでも下がる。合併の効果であ
るというふうに市民は判断してくれると思うんです。このことが行政の努力によって行われること
はいうまでもありませんが、議員がこの料金決定までの経過の中でどこの審議にも参加しておりま
135
せん。
この料金問題は単にゴミ袋の料金だけではなくて、
ゴミ処理全体を考えなくてはいけません。
このことから、この料金について調査する必要があると思います。したがいまして、厚生常任委員
会で閉会中の調査をぜひともやっていただけるようにお願いいたします。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
今、ゴミ袋の問題がいろいろ議論になっておるんですが、今、この市庁舎にいたしましても、結
局、下水を使う場合には下水道料金として払っていただいております。それと同時に、またいろい
ろなものは受益者負担というのはいただくのは当然なんですよ。なんでゴミについてだけいろいろ
議論になるかと、こういうことなんですが。ゴミについて取っているのはこれだけなんですよね。
ほかには何も取っていない。しかもそれで8億円も金をかけている。こういう実態を考えてもらえ
ば、この問題にどう対応するかということは皆さんでご判断していただきたいと思います。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
以上で名取常雄君の質問を終結いたします。
次に通告18番、小林敏徳君の質問を許します。
12番、小林敏徳君。
○12番議員(小林敏徳君)
定例会において一般質問の機会を得たことを感謝いたします。
質問も17番目となると、
皆さんも少々退屈になってきていると思いますが、
私も入れてあと5人
ですので、昼食の後、眠いとは思いますけれども、少々我慢して聞いていただきたいなと思います。
私は4項目、5点について質問したいと思います。
1点目は森林の保護育成について質問いたします。
森林は資源の乏しいわが国にとってかけがえのない、再生可能な資源であります。森林は木材を
われわれに供給し、水源を守り、空気を浄化し、その上天然自然の美しい景観をわれわれに与えて
くれています。しかし、明日の森林を考えると暗い話題ばかりです。
林業は長い年月と根気の必要な仕事であり、その育成には40年、50年の歳月を要します。森
林は緑のダムといわれ、特に天然林は人工林に比べて保水力に優れているといわれています。立派
な森林を育て上げるためには下刈り、枝打ち、間伐といった作業が不可欠であります。
これまでは木造住宅が中心であったが、強度・不燃化などに対する法的規制の強化や海外木材の
輸入の増加等によって国内産木材の需要が著しく低下をきたし、森林産業は経済的に大きな打撃を
受けてきました。
木材の需要不足の結果、民間林業者は経営意欲を失い、山林が放置されたまま荒廃するという問
題が起き、林業の担い手がなくなってしまいました。林野庁でも山林所有者以外の人を募って分収
育林制度を設立した。これは都市の出資者が緑のふれあいを深め、森林の成長を楽しめるという植
林計画であったがうまくいかなかった。平成13年度には、林野庁は森林林業基本法を設定して、
森林の多面的機能に持続的に発揮させるため森林整備計画を策定し、水土保全林、森林と人との共
生林、資源の循環利用林に区分した森作りを目指すことになっています。本市にも県有財産保護財
産区が5カ所あります。また、旧白根町と韮崎市の共有財産区、御勅使川入旧36カ村入会山恩賜
組合があります。
136
そこで質問いたします。これらの山林の保護と管理について、市として今後どのようにしていく
のであるかお尋ねします。
2点目としまして、不法投棄監視員について質問いたします。
本市は山間部が多く、美しい景観に囲まれています。しかし、山間部が多いことがかえって悪く、
最近、不法投棄が非常に多く目に付くようになりました。よって、不法投棄員を設定してください
と、白根町議会で質問し、不法投棄監視員を設定してもらいましたが、合併により平成15年度で
任期が切れてしまいます。ゴミの世の中になってきています。行政でいくら監視しても不法投棄は
なくなりません。行政と市民が一体となって監視に当たらなければ不法投棄はなくならないと思い
ます。せっかく作ったこの不法投棄監視員を今後どのようにしていくか、市長のお考えをお伺いし
たいと思います。
3点目としまして、職員の意識改革について質問いたします。
接遇マニュアルでお役所意識から脱却を。来庁者や電話応対の基本的なマナーを解説した職員接
遇マニュアルを作成し、全職員に配布した町があります。作成したきっかけは、住民から電話の応
対が悪い、あいさつができないなどといった苦情があったために職員自らの手で職場改革をしよう
と発足したものです。お客様である住民に対して顧客意識を持つことは大切であり、あいさつから
言葉使い、クレームの対応方法まで丁寧に書かれています。本来であれば行政マンとして当たり前
のことであり、マニュアルまで改めて作成すべきものではないはずですが、今は言われなければや
らない、言われてもやらない傾向になりつつあるからです。
わが南アルプス市もスタートして早3カ月が過ぎました。職員も何をどのようにしていったらよ
いか手探り状態の中から、少しずつ本来の仕事が見えているところでありましょう。手詰まりの事
務所で一生懸命仕事をしている姿勢がうかがえますが、見えてきた仕事の中から気の緩みも生じて
きます。小さな費用で大きなサービス、これが行政の最も行うべき姿勢です。より能力を上げるた
めに仕事のやり方や事務、事業、不要事務の見直しをし、整理すべき仕事は整理をして能率よく住
民サービスができるようにすべきであると考えます。モラルの欠落等、住民から指摘を受けたので
は、市長が言うように全国各地から注目されている模範となるような町づくりを推進して行くため
に誠心誠意努力をするといった姿勢が無駄になってしまいます。モラルの欠落等、住民から指摘を
受ける前に、1点目として職員接遇マニュアルなるものを作成し、職員の意識改革を行う考えはあ
るか。2点目としまして、今後、市職員として教育研修をどのように行っていくか。職員意識の問
題については2点質問いたします。
4点目としまして、助役設置について質問いたします。
助役設置については、私はもう一般質問通告書のときに全文を当局にも提出しました。よって、
当局は質問内容は分かっていると思います。内容をちょっと変えさせていただきました。
私の質問は、
本市は6町村が合併してできたものであります。
6町村のすべての行事を市長が1人
で遂行していくには、市長も高齢でいらっしゃるので、無理をして健康を害するようなことがあっ
ては元も子もありません。1日でも早く助役を設けて、助役にできることは助役に任せ、市長には
新市政の舵取り役として、市長にはわが市が全国各地からモデル市として注目されているので、全
国各地の方々にすばらしい市づくりができたと言われるように、誠心誠意努力していただきたいと
思います。そのために助役設置をどう考えるかという質問をする予定でいました。
昨日、特別職の質問を聞いて家に帰りました。すると手紙が届いておりました。中を開いて見ま
した。私はこの手紙を見て腹が立ちました。手紙を出した人たちよりもわれわれ議員は常識がない
のか。また無知なのか。手紙で教えを乞わないと分からないのかと。このようなビラを配ること自
137
体がそもそもおかしいんですよ。ほかの議員さんはどう考えていますか。
市長が言った、密約もなければ、選挙で怪文書も出していないといったのが正しいことだなと理
解できました。もう一度市長にお考えを力強く、自信に満ちた声で答弁をしていただきたいと思い
ます。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
小林議員さんのご質問にお答えします。
まず第1点の森林の保護育成という問題でございます。
現在、林業経営は非常に厳しい状況下に置かれております。木材価格が、外材等の影響によりま
して低迷をいたしておりまして、また伐採するにも人件費が非常に高いということでございますか
ら、今、林業経営は経済面では成り立たないというのが実態でもございます。そんなことで、林業
経営に対する意欲が、関心が少なくなりまして、管理不十分な森林がますます増加しているという
こともご指摘のとおりでございます。
しかしながら、議員も申されましたように、山林の持つ機能というのは、ただ単に木を売ってお
金を得るというような問題だけでなくて、国土の保全、水源の涵養、自然環境の保全と、こういう
ような公的な面がたくさんあるわけでございまして、これをないがしろにするわけにはいかないわ
けでございます。
今、全国の山間地域の町村が森林交付税を新設してほしいというようなことを言っております。
しかし、これもなかなか実現はいたしておりませんが、ともかく山を守るということを、その大切
さを国家的見地から認識していただいて、公的支援を導入することもやぶさかではないと。銀行が
赤字を出したから、それには1兆円を超すような金を出すけれども、山を守るということについて
は国は金を出さないのかと、こういうような意見も出ているわけでもございます。
それはともかくといたまして、こうした問題につきましては、森林を今後とも生態系と捉えまし
て、森林に対する多彩な要請に永続的に対応すべきだという、持続可能な森林経営をやっていくべ
きではないかなというように思うわけでもございます。
本市の場合には、国有林も一部ございますし、さらに県有林もございます。それらにつきまして
は保護組合等も設置されておりますが、ともかく民有林の経営そのものが、実際問題としても大変
だなということを思っているわけでございます。今後、南アルプス市の森林整備計画というものが
作られるわけでございますが、こうした問題を通じて、水を、また土を守る、そうしたことをこの
森林なり、山に頼っているわけでございますから、今後とも、国にも積極的に働きかけ、また県に
も働きかけまして、農業につきましては先般来より直接支払い方式というものが出まして、予算で
農地を守ろうというような企画が出ましたが、おそらく林業についても、またそうしたような方向
付けができていくんじゃないかなという感じは持っております。現在といたしましては、松くい虫
防除でありますとか、
間伐の問題でございますとか、
そういうものには補助制度がございますので、
若干でも、市といたしましても、そういうものに対して助成を上乗せして、この事業が円滑にいく
ように努めてまいりたいというように思っております。
次に職員の意識改革の問題でございます。
4月、合併して、早くも3カ月が経過をいたしました。心配されました職員間における旧町村意
識という垣根もなくなりまして、職員が南アルプス市という新しい城を築いていくために、今、一
丸となって取り組んでくれております。今、地方自治体を取り巻く環境は、今までもいろいろお話
138
しがございましたけれども、非常に地方分権などの進展に伴いまして、めまぐるしく変化をいたし
ております。
また、
財政的にも非常に厳しいというようなことがいわれておるわけでございますが、
ともあれ職員が町民の皆さんからいただいた税金を自分の給与として働いているんだと。こういう
専門職の人たちの意識をしっかり持ってほしいということも言ってまいりました。特に就任のとき
の訓示の中でも、職員一人ひとりが自分の使命と責任を自覚をして、常に問題意識を持つ中で仕事
に取り組んでほしいと。そしてまた、常に市民の目線を持ってものを考え、行動する職員であって
ほしいというように訴えてきたわけでもございます。
特にこのご質問の職員の接遇でございますけれども、あいさつは接遇の基本でもございます。来
庁者への窓口対応、電話の対応、市民に親しまれる丁寧な対応は言うまでもありません。窓口事務
というのは市役所の顔でもあると言われております。したがいまして、これからもそういう考え方
が職員に徹底されるように、今後とも機会あるごとに訴えてまいりたいというように思っておりま
す。
また、ご提言のございました職員の接遇マニュアルの作成につきましても、専門家の意見等を聞
く中で検討いたしてまいりたいというように思っております。
次に助役の選任の件ですが、昨日、浅野議員さんのご質問に対しまして、考え方は率直に申し上
げてまいりました。その考え方は今も変わっておりません。結局、この6カ町村の合併を進めてま
いりまして、いろいろございましたけれども、私自身は談合と申しますか、密室の中の話し合いと
いうことは一切関与をしておりませんし、そういうことがあったこと事実も知りませんでした。し
たがいまして、当初は当選した直後ですね、関係の町村長さんたちにもそういうような噂が流れて
いると。それを裏づけすることはできませんと。したがいまして、そういう考え方は持っておりま
せんということを申し上げてきたわけでもございます。
しかしながら、就任して2カ月間、いろいろのことをやってまいりまして、特にまだまだ、昨日
もお話がございましたように、合併の際にも調整はしきれない問題がいくつかあるわけでございま
す。それを今後しっかりと仕切っていくということになるんですが、これをやるためには、やはり
合併のときに一緒になっていろいろなことを協議し、またいろいろなことを相談し、そして汗を流
し合ってきた人たちと、やはりそうした問題については一緒に取り組むということがいい基盤づく
りにつながるではないかというように考えているわけでもございます。したがいまして、できれば
最終日に助役・収入役、それに固定資産評価員と、3人の人事を提案するように考えておりまして、
今日、議会運営委員会を開いていただくということでございますので、そこでご説明申し上げたい
というように思っておりますが、決してこれはある特定の人たちだけが有利になるとかということ
でなくて、お互いに新しく生まれた新市を立派なものにしようということで、汗を流しながらやっ
ていこうというような気持ちで取り組んでおる問題でございますので、ぜひともご理解をいただき
たいというように思っています。
以上でございます。
○議長(稲山徳仁君)
保健福祉部長、野中茂男君。
○保健福祉部長(野中茂男君)
小林敏徳議員さんの2点目の不法投棄監視員を今後どのようにしていくかについてお答えいたし
ます。
南アルプス市は旧6町村の頃からも山間部を中心に、
日常出る生活ゴミ、
タンスや電化製品といっ
た粗大ゴミ、また放置車両などの不法投棄があとを絶たず、町村ごとに不法投棄監視員や環境衛生
139
監視員等の組織を設置し、パトロールや指導を行ってまいりました。また、広域的な監視をするた
め、甲府市を含めた中巨摩地域でつくる峡中地域廃棄物対策連絡協議会においても、県からの補助
金と旧6町村からの負担金により不法投棄等の監視員を設置し、旧6町村を中心に定期的なパト
ロールを実施してきたところです。
南アルプス市がスタートした現在、市内各地区において従来からの環境監視員を中心に、資源ゴ
ミ・粗大ゴミ収集等への指導・協力とともに、不法投棄への監視も行っていただいているところで
す。今後は各地区の環境監視員等について、庁内担当者会議を既に開催し、庁内全体を対象とした
不法投棄監視員組織を設置する方向で検討をいたしております。
これとは別に、郵便局の集配事業や山林従事者等のご協力をいただき、不法投棄の発見時には通
報をいただくことを予定をしております。
不法投棄対策については、議員の皆さんをはじめ、警察や民間企業、地域住民の方々との連携が
必要となりますので、ご協力を得られるような方策を検討していかなければならないと考えており
ます。
○議長(稲山徳仁君)
総務部長、内田秀男君。
○総務部長(内田秀男君)
私からは小林議員さんの職員の意識改革についての2点目の質問で、市職員としての教育研修を
どのように行っていくかについてお答えをいたします。
平成12年4月から地方分権一括法が施行され、市町村が自己決定・自己責任の原則に基づいて
行政課題に対応していくことが求められております。したがいまして、職員にはさまざまな行政課
題に対し的確に判断できるよう、今まで以上に意識改革と行政能力を高めることが求められており
ます。そして、主役はあくまでも市民であるとの認識を常に持ち、市民とともに考えて地域づくり
に取り組むことが大切ではないかと常々申し上げておるところであります。
こうしたことから、既に担当課において職員研修計画を策定いたしており、この計画に基づき、
先般、新任職員から管理職職員、合わせて474名の職員それぞれの研修日程を示したところでご
ざいます。また、研修計画と併せて、市町村アカデミーといった全国規模の研修や県市町村課等に
も積極的に職員を派遣して、市町村が直面している行政課題を適切に処理する能力を要請してまい
りたいと考えております。
したがいまして、今後とも職員研修にはより一層力を入れ、各部門において人材育成を図ってま
いりたいと考えております。
よろしくお願いを申し上げます。
○議長(稲山徳仁君)
小林敏徳君の持ち時間は残りわずかであります。よって、再質問は要望のみに留め、簡潔にお願
いいたします。
12番、小林敏徳君。
○12番議員(小林敏徳君)
1点目の山の問題ですけれども、これは山はもともと農民のものであって、明治維新のときに国
の人たちが税金を高くかけるので取ったものです。取っちゃったもので、今度は木材が売れるとき
はいいんだけれども、売れなくなってきたらだんだん困ってきてしまったというようなことで、林
野庁とか、あるいは営林局でもなかなか減らしてやっていくんだというような方針が示されていま
す。私も基本法なんかをもらって読みましたけれども、これで一体山が守れるのかなというような
140
実感を受けました。
時間がないので、先ほど答弁いただきました市長の森林計画を作ってこれから山林を守る方向で
進めていくという答弁をいただきましたので、ぜひこのように進めていっていただきたいなと思い
ます。また機会がありましたら、この件について質問いたしたいと考えております。
2点目の不法投棄についてですけれども、今、部長のほうから答弁いただきまして、今から大々
的に行っていくということですので、ぜひこれはこのまま続けていって、不法投棄をなくし、きれ
いな町ができますように、ぜひお願いしたいと思います。
3点目の職員の意識改革ですけれども、接遇マニュアル等を、これから専門家を招いて作るうん
ぬんと言いましたけれども、私が接遇マニュアルについて、先ほど質問しましたのは勝沼町で実際
に行われておりました。それで資料を問い合わせまして、ここに職員接遇マニュアルがありますの
で、ぜひこれを総務部長にお渡ししますから参考になさって、ぜひいいものを作っていただきたい
なと、このように考えております。
それと4点目の助役設定の件ですけれども、昨日も言いました、一般職員の登用よりも合併に一
緒に苦労された方々と議論を重ねていいまちをつくっていくんだという市長の姿勢で、このまま貫
いていって、ぜひ全国に誇れる、立派な市になるように努力していただきたいなと思います。
以上で私の一般質問は終わらせていただきます。
○議長(稲山徳仁君)
以上で小林敏徳君の質問を終結いたします。
ここで暫時休憩いたします。
休憩時間は15分間とし、再開は午後2時35分といたします。
休憩 午後 2時20分
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
再開 午後 2時35分
○議長(稲山徳仁君)
再開いたします。
次に通告19番、齋藤正君の質問を許します。
79番、齋藤正君。
○79番議員(齋藤正君)
まずもって市議の中にも消防団長、また消防団の副団長もいらっしゃいますけれども、ぜひ私が
この消防のことにつきまして質問をさせていただきますけれども、ご理解を願いたいと思います。
市長および職員の皆さんには合併当初よりご活躍いただき、市政がスムーズに推移されています
こと、誠に感謝に堪えない次第でございます。心より厚く御礼を申し上げます。
さて、私は2問の質問をいたします。
1問目は消防団員および地域消防協力隊の災害補償についての質問でございます。
消防団員は、地域は自分たちで守っていくという自発的精神で入団し、通常は自分の仕事を持ち
ながら、火災、風水害、市民の生命・財産を守るため防火・防災活動を積極的に遂行するなど、日
夜訓練に励んで、災害時の対応に備えております。
また、昨今、各地で不審火があり、発生防止のための夜の巡回、また行方不明者の捜索や各種行
事など、幅広い範囲にわたり活動し、地域に貢献しております。
また隊員の皆さんは、各自仕事を持ち、大概の団員は市外に就職している現状でございます。急
遽の場合には間に合わない場合があります。初期消火で大事に至らないためには地域消防協力隊、
141
また近隣の協力が必要で、欠かせない状況であります。このような状況下、消防活動の中で不幸に
して災害に遭われたときの公務災害補償制度についてお尋ねいたします。もちろん消防団員であれ
ば、公務災害補償制度に加入しているとは思いますが、細部にわたっての市条例の内容等を詳細に
ご答弁を願いたいと思います。旧町村におきましては、確たる公務災害補償制度があやふやだった
と心得ております。市の条例集におきましても、消防条例の中には公務災害補償制度は見当たりま
せん。おそらく市の条例の中にないということは、消防法を適用するということではないかと思い
ますけれども、確たるご答弁をお願いいたします。
次に各家庭に消火器の無料配布についてお尋ねいたします。
昨年は峡西消防署管内で建物火災が15件のうち、お勝手からの火災が5件ございました。うち
1件は全焼でございました。消防団でも、年次、消火器の設置を進めていますが、高齢者家庭が多
くなっている現在、いざというときに使用できず、大火に至ってしまったと、こういう話も聞いて
おります。なぜかと言いますと、ピンを抜くだけで、やはり慌てると抜けない。これが高齢者にとっ
て非常に残念な状態でございます。
現在は初期消火活動において、
簡単で手軽に使用できるスプレー
式消火器がございます。この消火器はガス使用ですので、室内の汚れもなく、初期ですと瞬時に消
火できるとのことでございます。本定例会の市長説明要旨の中で、安全な環境づくりに地域防災計
画を立案する予算も盛り込まれていますが、これらのことも真摯に受け止めていただき、ご決裁の
ほどをよろしくお願い申し上げ、質問といたします。
以上でございます。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
齋藤議員さんのご質問にお答えいたします。
消防団の公務災害補償の問題につきましては、消防長のほうから具体的な問題等についてお話を
申し上げますが、お話を伺いますと、若草地区にかつて、消防団活動で障害を被ったけれども、そ
れに対する補償が、消防団等公務災害補償等基金の中では十分でなかったというような話も聞いて
おります。実態につきましてはよく調査をいたしまして、そうした場合にはどうするかというよう
なことについても、今後とも十分に吟味をしていきたいなというように思っております。
また、各家庭に消火器の無料配布という件でございます。
ご要望は十分分かりますけれども、自分の家は自分で守るという気持ちを持っていただいて、十
分、消火器ぐらいは何はさておいても各家庭で準備をしてもらいたいなと思います。
ただ、独り暮らしの老人宅ですね、こういう人たちに対する取り扱いをどうするかというような
ご指摘がございました。消防本部も、また消防団でも独り暮らしの老人宅の防火診断も実施をいた
しておるようであります。実情を聞いてみますと、大体80%以上のお年寄りのご家庭には消火器
があるようでございます。ただ、今、ご指摘がございましたように、その操作が簡単にできないと
いうようなお話もございますので、
ただ消防本部が言うには、
スプレー式の簡易消火器というのは、
簡単なものならいいけれども、かえって、逆に消火できなかった場合は火事を大きくするというよ
うな問題もあるようです。ですから、そういうことも考えまして、今後、老人家庭を訪問する際に
も、十分指導をし、またそういうものが使えないような方たちに対する手立てというものをどうし
たらいいかということも考えなければいけませんので、その点につきましては消防本部と十分協議
しながら取り組んでいきたいと思います。
以上です。
142
○議長(稲山徳仁君)
消防長、白倉靖夫君。
○消防長(白倉靖夫君)
齋藤議員さんの消防団員および地域消防協力隊の災害補償についての質問にお答えいたします。
消防団員および地域消防協力隊の災害補償につきましては、ご質問の内容のとおり、消防組織法
の第15条の4、消防法の36条の2の規定に基づきまして、消防団員等公務災害補償等共済基金
で補償されております。
補償の対象者は、消防団員、民間の消防協力者でございまして、消火訓練等の消火活動などで負っ
た負傷・疾病・障害または死亡の身体的損失でございます。
なお、公務の範囲、それから補償の内容等、細部につきましては非常勤消防団員等に関わる損害
補償の基準を定める政令によりまして、それぞれの補償につきまして基準が示されております。
また、補償の事務処理につきましては、同基金が作成しております運用指針で行っているところ
でございます。
その他、消防団災害活動におきまして、団員が使用した自家用車等に損害が発生した場合に、そ
の損害に対して見舞金を支給することにもなっております。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
齋藤正君。
○79番議員(齋藤正君)
消防法によりますと、第2条の第1に、
「団員が公務災害を受けた場合に、市は被災団員または遺
族に対し、災害によって生じた災害を補償し、併せて被災団員の社会復帰の促進、遺族の援護等を
図るために必要な福祉事業を行うものとする。そして、団員の所有者である市は、使用者としての
過失責任の有無に関わらず、賠償責任を負うものとする。
」公務の範囲といたしましては、消火活動
や訓練等の本来の消防団活動のみならず、往復行為、行き帰りですね。待機等も公務に含まれると。
非常に消防活動におきましては厚い保護の下に災害補償制度が成立しているわけでございます。ぜ
ひともその点につきましても市当局のご高配を願いたいと、このように思うわけでございます。
よろしくひとつお願いしたいと思います。
それから負傷した場合のことにつきましては、そういうこともやはり載っておりまして、1日に
つき100分の60の補償はしていくんだと、このようなことも載っております。車のことにつき
ましては、今、消防長が申されたとおりでございます。このようなことをぜひともひとつ市長さん
もご理解願って、消防活動にご協力をお願いをしたいと思いますけれども、一言お願いしたいと思
います。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
一般的な状態でございますと、この災害補償等共済基金の中で大体補償できるではないかという
感じがいたします。ただ、お話を伺いますと、たまたまリストラにあって会社を辞めてしまったと
いうような方のために、休業補償というような面がみてもらえなかったというようなことのようで
あります。当然、けがをした分についての災害の医療費等については、当然給付されますけれども、
日常の生活費というものについてはほとんどなかったというようなお話を聞いております。そんな
ことですから、今後の消防団確保の面におきましても、十分そういう点について配慮しなければい
143
けませんし、保険制度もあるわけでございますから、別途、そういうような形で補填できるような
形も検討させていただきたいと思っています。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
齋藤正君。
○79番議員(齋藤正君)
先月、神戸市におきまして消防士4人が火災現場におきまして殉職をいたしました。プロであり
ましてもこのような悲惨な事故に遭うおそれがございます。訓練に訓練を重ねている消防団員では
ありますが、災害現場で十分な活躍をしていただくためには災害補償問題がこと重要であります。
団員および協力者の中には、自営業、農業従事者、また不幸にして失業中の方々がおります。この
方々のためにも、基準を定める政令第2条第2項等を遵守していただきまして、災害補償問題を終
わらせていただきます。
次に財政的には非常に厳しい折でございますけれども、簡易スプレー式消火器を無料配布につき
ましては、市長よりお答えがございました。やはり私も各家庭80%の保有率がございますけれど
も、本当にいざというときに完全に使えると、こういう問題もございます。スプレー式でございま
すれば、市長も申されましたけれども、簡単に使えるというようなことで、高齢者にも本当に簡単
に使えるんじゃないかと、このようなことで、ぜひともこれはご検討をお願いを申し上げまして、
以上をもって私の質問を終わります。
ありがとうございました。
○議長(稲山徳仁君)
次に他の諸君の関連質問を許します。
33番、小澤眞寸穂君。
○33番議員(小澤眞寸穂君)
消防長に1点お伺いしたいと思います。
実は、私のところの上高砂消防団・八田村第3部でございますが、第3部の消防団の部長から、
4月の交代時期に半鐘がひび割れしておると、こういうふうなことで、実は区長、それを対応して
くれないかと、こういうふうなことを申された訳でございます。その時点で支所に飛びまして、半
鐘にひびが入って音が聞きにくいと、こんなようなことで対応してくれないかということを申し出
ました。ところが、それは聞いてくれたのが、これは消防署のほうへ連絡すると、こういうような
ことで、部長から直接連絡しろと、こういうことをお受けしまして、部長に直接電話させました。
それなりに対応したわけでございますが、今日現在、今になってもそれが対応がされていないと、
こんなようなことでございますが、この消防団の話が出たついでに、一言そういうふうなことがど
ういう形で遅れているのか、まだまだ市の本当の姿がまわっていないのか、その点をちょっとお聞
きしたいと思います。
○議長(稲山徳仁君)
消防長、白倉靖夫君。
○消防長(白倉靖夫君)
小澤議員さんの質問にお答えいたします。
本年4月1日から旧町村で行われておりました消防団事務は、合併に伴いまして当消防本部の消
防課が受け持っております。ただ、まだ3カ月足らずでありますので、事務の執行の要領もまだ分
かっておりません。そういった意味におきまして、ちょっと遅れているではないかと思います。
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なお、予算の計上につきましては、15年度の予算は各町村が持ち上げられた予算を非常備消防
におきましては準備室で一応調整して計上されたものでございます。
それで、半鐘のひび割れでございますけれども、これについては消防器具と申しますか、そういっ
た修繕費について盛っております。そういった意味で、ちょっと対応が遅れているということでご
ざいますので、早急に対応してまいりたいと思います。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
89番、穴水俊一君。
○89番議員(穴水俊一君)
1つだけお伺いいたします。
先ほど、災害補償の問題で質疑がありましたが、火事現場の実態を見ますと、火災が発生したと
きに一番先に飛んでくるのは役場の職員と農協の職員、それから近所の人、あるいは田畑で働いて
いる人。峡西消防本部から消防車が来る前に、そういう人たちが、おそらく駆けつけてくると。そ
して、僕も経験がありますが、地域の消防車が来ても人がいないと。そして、法被を着た人、着な
い人が入り乱れてホースを持ったり、あるいはいろんな消火作業に当たっているわけです。そうい
う場合、先ほどは消防団員の災害補償等についての問題がありましたが、ひとつ関連して、知らな
いので教えていただきたいんですが、こういう火事現場において消火に協力した中でけがをした、
あるいは不慮の、いろんな問題が起こったという場合、民間人の協力者に対する補償というのは一
体どうなっているのか、その点について伺っておきたいと思います。
○議長(稲山徳仁君)
消防長、白倉靖夫君。
○消防長(白倉靖夫君)
穴水議員さんの質問にお答えいたします。
先ほどの災害補償につきましては、根拠規定が消防法の規定がございます。火災現場付近にある
ものは消火に協力をしなければならないという、消防法の規定が載っています。ですから、消防団
と入り乱れて消火してけがをする場合については、その補償がなされるわけでございます。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
ほかにございませんか。
( な し )
以上で関連質問を打ち切ります。
以上で齋藤正君の質問を終結いたします。
次に通告20番、伊東隆雅君の質問を許します。
11番、伊東隆雅君。
○11番議員(伊東隆雅君)
11番、伊東隆雅です。
2点について一般質問をいたします。
まず1点目、県営林道南アルプス線の早期開通について。
南アルプス市芦安地内から南アルプスの登山口である広河原に通ずる県営林道南アルプス線は、
昨年秋から今年の春先にかけて4カ所にわたり岩盤の崩落、路肩の決壊により通行止めが続いてお
ります。石川市長におかれましては、県の関係機関に早期解決の陳情を早急にしていただき、また、
145
議長、副議長、産業土木常任委員会の皆様には、現地の視察を直ちにしていただきまして、地元の
議員として感謝申し上げます。
さて、この林道は南アルプス観光の生命線であり、通行止めは地元観光業者にとりましては死活
問題であります。一日も早い開通を願わずにはいられません。市長を先頭に、その早期開通と安全
対策に関係機関への働きかけなど、最大限の努力をお願いいたします。
しかしながら道路状況は非常に厳しいものがありますが、せめて最低限、朝夕1回の時間規制で
も結構ですので、通行可能な時間帯を確保できるよう、関係機関への働きを重ねてお願いし、最初
の質問とします。
次に広河原夜叉神峠入口の駐車場について。
南アルプス山岳観光のシーズンに入ると、広河原・夜叉神峠入口の駐車場は飽和状態で、林道の
路肩に毎年数多くの車が駐車されています。登山者・観光客の皆さんの苦情も多く、交通安全面で
もよくありません。市としてどのような対策を考えているのか伺います。
以上、2点を私の質問とします。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
伊東議員さんのご質問にお答えをいたします。
昨年秋から今年の春先にかけまして県営林道南アルプス線は、シレイ沢地内をはじめ、4カ所に
わたりまして岩盤の崩壊および路肩の決壊が発生をいたしました。したがって、昨年の10月末よ
り通行止めとなっております。南アルプス市の誕生に伴い、これから全国的に発信するという矢先
だけに、非常に残念であります。
それを受けまして、当市といたしましては、5月22日、峡中地域振興局、さらに林務・土木の
県の関係機関に議会および地元関係者ともども、早期開通と当面の対策として、目下、整備をして
いる早川町から広河原に通ずる県道南アルプス公園線の通行利用を早期にしてほしいというような
ことを陳情をいたしてまいりました。
また6月24日には、同様の陳情を山本知事さんにも行いました。その際、アルプス林道は建設
後40年を経過し、老朽化が著しいと。また、非常に地質が軟弱なため、今、復旧工事に取りかかっ
ているけれども、その工事は非常に困難を極め、また安全の確保を最優先ということから、全線に
わたって安全点検を実施したいというような回答がありました。知事さんをはじめ、関係者も地元
の実情につきましては十分把握をしていただいておりまして、理解を示してくれました。今後につ
きましては早期開通には鋭意努力はしてまいりたいというように考えると言っておりました。
また時間規制による通行についての件でございますけれども、工事等の進捗状況をみながら、関
係機関と協議し、対応してまいりたいと思っております。
さらに御立台までの交通止めの期間中の通行につきましては、先般の話し合いの中では、地元の
関係者の車両に限って通行証を発行して対応するということになっております。したがいまして、
地元の車によって観光客をそこまでは案内できるということでございまして、南アルプス市の雄大
な景観を楽しんでいただくことができることとなりましたので、ご理解をいたしたいと思います。
なお、7月1日から時間規制を実施しながら、早川町より広河原までの県道につきましては一般
車両が入れることになっております。ともあれ、この道路そのものは旧芦安地区にとっては観光の
面の生命線であるということでございますので、早急に復旧できるように、今後とも県に力強い要
望をいたしてまいりたいと思っております。
146
次に駐車場の問題でございますけれども、広河原・夜叉神峠入口の駐車場でございますが、広河
原は夏山の登山シーズン中、
また夜叉人峠入口につきましては新緑および紅葉の時期には利用者が、
登山者・ハイキング客であるために駐車時間が長く、混雑状況に陥ります。したがいまして、定期
バス等の運行にも支障を来たしまして、路上駐車も目立っておるのが現状でもございます。広河原
の駐車場につきましては県有地でもございますから、国立公園法で集団施設地区として位置付けら
れておりまして、抜本的な対策も含め、関係機関とも協議する中で検討してまいりたいと考えてお
ります。
また、夜叉神峠の入口の駐車場につきましては、その整備の方法、利用計画、道路の新設および
改良計画、さらに県立公園の地域内であるということで、自然公園法上可能であるかというような
各般についての検討を重ねたいと思います。これは新設するということでございますので、当該地
は個人の所有地でございまして、地権者も市で必要とする場合には譲ってもいいというような話は
いただいておるわけでございます。ただ、傾斜地へ新しい平面を造るということになりますと、相
当の土砂も必要となってまいりますし、工事も大きな工事になるということでございますから、工
事のやり方等につきましても十分検討して、方向付けをしなきゃならないじゃないかなというよう
に思っているところでもございます。
今、こうしたようないくつかの条件をお話しいたしたんですが、これから南アルプス市観光につ
いては、やっぱり総体的な対策をどうやっていけばいいかということを改めて検討する時期を迎え
たんじゃないかと思っています。
たまたま林道そのものが40年を経過して、老朽化しているということになりますと、このまま
でいいのか。前にも申し上げましたように、広河原へ到達するのに、ずい道でひとつやってもらえ
ないかというようなことを、関係者共々お願いをいたしておるわけでございますが、そういうこと
を含めまして、この際、芦安の地区を含めて、南アルプス観光の方向付けというものを検討するよ
うにいたしたいというように思っています。
以上でございます。
○議長(稲山徳仁君)
伊東隆雅君。
○11番議員(伊東隆雅君)
最初に夜叉神峠入口の駐車場については、これは市が直接できる事業だと思いますので、旧芦安
村から計画があったことで、
周辺の用地の買収も一部してあると聞いております。
いろいろ問題が、
国立公園等、問題があると思いますが、ぜひ早期の実現をお願いします。
次に再質問をさせていただきます。
わが市には日本第2の高峰北岳に代表される南アルプス地域は、本市にとって最大の観光資源で
あると思います。市の名前の示すとおり、本市の看板であると言えます。その観光拠点に通ずるア
クセスルートが現在のような状況にあるというのは、本市にとって大変マイナスであるということ
は言うまでもありません。安定的に一年を通じて誰もが安全にアクセス可能なルートにしてこそ将
来に向けた観光戦略が可能となるのではないかと考えます。具体的には、現在の南アルプス林道の
大規模改修および現状のルートに代わる新たなアクセスルートの建設等に早急に取り組むべきでは
ないかと考えるわけですが、市としてどのような構想をお持ちなのか伺います。
また、このたびの南アルプス林道通行止めおよびここ数年来続く期間内の林道閉鎖等により、芦
安ルートからの南アルプス地域へのアクセスはあてにならないという風潮が広く世間に蔓延し、今
後、南アルプス地域および本市を経由する観光登山計画を見合わせる方もかなりの数にのぼると予
147
想されます。今現在の宿泊客のキャンセルが想像以上にあります。また、山小屋は例年の半数以下
と聞いております。地元観光業者にとっては深刻な問題になっています。このことは将来に向けて
大きなマイナスであることは必至であり、信頼回復に全力を傾けていただきたいと思います。それ
にはまず本年の林道開通日の目標を明確に示してもらい、開通の際は全国に向けた大規模なピー
アールを展開し、年内の観光は、林道開通後においても壊滅的な打撃を受けることは間違いないと
思われます。その対策についても重ねて市の考えを伺います。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
伊東議員さんのお話しは十分理解ができますし、ご要望も分かるわけですが、なにせ市が発足し
てまだ3月です。したがいまして、こうした大きな問題についてさあどうだと言われましても、こ
こでこうします、ああしますというふうなお答えを申し上げるだけの、まだ力がございません。し
たがいまして、私が先ほど申し上げましたように、今後どうするかということを根本から検討しな
きゃいけないじゃないかというように申し上げました。ですから、開山祭の際に、皆さんの前でそ
ういうようなお約束をしてきたということでございます。
県のほうでも精力的にやっていただいておりまして、峡中地区の振興局の部長も、誠に管理をし
ておる立場として申し訳ないということを言っておりますが、いかんせん、ご案内のようにあそこ
はフォッサマグナと言って、軟弱な地盤のところでございますから、大雨が降ったりすると必ず崩
壊があるというような状況でもあるわけです。皆さんのおっしゃるには、毎年、3億円以上の投資
をしてきたと、こういうことを言っていました。今度、全面的な調査をやるということで、7月1日
ということですから、昨日、調査の入札が終わったと思っています。この調査をやるだけでも10月
頃までかかるということを言っていますから、それから対策を立てて、そして基盤整備をやるとい
うことですが、国のほうの東京営林局の局長も今月になって現地へ行くというような話も聞いてい
ます。したがいまして、直轄事業もございますから、そういうものと両々あいまって整備をしなきゃ
いけないなというように思っております。
ともあれ、南アルプスという山は、新市の観光のメインであるということは十分承知をいたして
おります。したがいまして、これからそういう問題についても取り組んでいきたいと思っています
が、ともかくこの問題につきましては、本市と南のほうの早川町、さらには増穂、鰍沢、中富、身
延と、こういうようなところで、今、期成同盟がつくられていますから、そんなふうなことを通じ
て、実は、今回の県議会においても名取県議のほうからこの問題については質問をしてくれるとい
うような話が決まっていまして、今日あたりそういうような、今、県会議場で質問がかわされてい
るんじゃないかというように思っております。ともかく、県の方にも要望いたしまして、また市の
方としてもできるだけの手立てを講じたいと思っていますので、ご理解いただきたいと思います。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
伊東隆雅君。
○11番議員(伊東隆雅君)
旧芦安時代から、これは本当に県にお願い、要望するしかない、直接できないというのも何か本
当に歯がゆいというか、イライラするんですけれども、市としてできること、また考えることがあ
ると思いますので、最大限の努力をお願いしながら私の質問を終わります。
148
○議長(稲山徳仁君)
次に他の諸君の関連質問を許します。
48番、伊東徹君。
○48番議員(伊東徹君)
ただいま伊東議員さんからの質問の中から、夜叉神峠登山口の駐車場問題について関連質問をい
たします。
ただいま市長からご答弁ございましたが、将来、広河原までのアクセスをシャトルバスとか、あ
るいは駆動式交通機関とか、環境面に配慮しての意見が各方面から出ております。これは今回のこ
の林道の崩落事故以前からこういう意見が出ておりますが、これらも視野に入れた、その拠点とし
ての駐車場の整備を、
いろいろな制約もあるかと思いますが、
考えているのか伺いたいと思います。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
お答えいたします。
ですから、先ほど来申し上げましたように、ここで、いわゆる南アルプス観光をどうするんだと
いう基本的なことを、やはり議論をし、またいろいろな人たちの意見を聞きながらどういう形のも
のをつくればいいのかということを検討しないと、ただちにこうだということのような問題でもな
いようでございます。したがいまして、夜叉神峠入口の駐車場も造って、それをどういうように活
用していくかということもありますし、あそこへ駐車場を造るということになりますと、相当の土
砂も必要とするということになりまして、今後、林道の改修をやった場合に、できる土砂等もそこ
へ持ち込むというようなことも加味しながらやるような形を取るのかというようなこともございま
す。そんなことでございますが、用地等につきましては地権者のほうからは提供してもいいという
ような話もございます。知事さんも観光立県ということを言っておるし、公共事業がうんぬん言わ
れるけれども必要なものはやるよと、こういうような、この前陳情したときに言っていただきまし
たから、こういうことについては、今後、十分詰めながら、この問題については対応していきたい
なと思っております。
とにかく、芦安地区の皆さんにとっては確かに死活問題ですから、十分それは承知をいたしてお
ります。その上で対応するというようにご理解願いたいと思います。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
48番、伊東徹君。
○48番議員(伊東徹君)
今、市長、今ここで、今早急にどうのこうのという、あれではないというようなお話でございま
したが、実際、あの夜叉神峠登山口付近へ、ゴールデンウィーク以降、シーズンに登ってみますと、
車の擦れ合いもできないと。向こうのトンネルの中まで双方から突っ込んでどうにもならない、本
当にパニック状態に陥っている、毎年の状態でございます。当時、芦安村にいたしましても、その
問題に苦慮いたしまして、約3千平方メートルぐらいの駐車場用地を購入して、あそこへ駐車場を
ということで進めてまいったわけでございますが、先ほど申されたように、公園法とか、いろいろ
な制約の中でなかなか実現できない状態で、今おります。それをなんとかここで整備していただけ
れば、あそこの交通渋滞が緩和される、何とかそのへんの実情を理解していただきまして、お願い
をしたいと思います。
149
終わります。
○議長(稲山徳仁君)
以上で関連質問を打ち切ります。
以上で伊東隆雅君の質問を終結いたします。
ここで暫時休憩いたします。
休憩時間を15分間とし、再開は午後3時40分といたします。
休憩 午後 3時25分
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
再開 午後 3時40分
○議長(稲山徳仁君)
再開いたします。
次に通告21番、横内光明君の質問を許します。
93番、横内光明君。
○93番議員(横内光明君)
本議会の年度始めの質問ですので、市行政の基本的理念と財政の動向について、総括的に質問す
るつもりでございましたが、今議会当初に市長説明がありましたので、これは省きまして、いっぺ
んに各論的な埋蔵文化財センター建設の具体的対応について質問いたします。
埋蔵文化財は日本国内全般の各地域ごとの歴史が表現され、過去の住民の生活状況を究明でき得
る唯一の資料であり、体験することができない、またとない貴重な資料でもあります。地域各地の
先住民の居住地の調査をして、土中にうずもれております古来の土器・資料を丁寧に掘り出して成
形作業場に搬入して、成形作業に取り掛かりますが、元の型の土器はほとんどないので、各破片を
集めて1個の資料に形成する作業が現在も、市教育委員会の職員が市発足前に引き続いて実施して
おります。この作業は本当に地味な、目立たない作業ですが、現今の作業場の市内の平岡地内の地
域で6千年前の居住地の跡があり、そこから貴重な土器が出ております。この工程を確実に実行し
て、後世に埋蔵文化財として収蔵保管して、完全に残すことこそ現行の行政に課せられた責任では
ないかと思いますが、市長の確実な答弁を求めます。
市内数カ所に作業場と収蔵保管場所がありますが、完全に収蔵して長く保管でき得る施設はまっ
たくなく、現今のこの場所でも近々いっぱいとなりまして、収蔵できなくなる現状ではないでしょ
うか。
昨年、小学校児童会議で文化財の保管・展示について質問され、当時の教育長が、皆さんの要望
が実現できるように努めますと答えられたそうです。その後、児童の数人から幾度も「まだ造らな
いのか」と聞かれますが、
「大丈夫、市長さんが理解があるから必ず造ってくれるから、今少し待っ
ていてほしい」と答えておるのが現状であります。市民の数人からもこの件につきましては要望も
受けております。事実、現今では火災や地震に耐えられないので、貴重な文化財が一瞬にして全滅
する危険性が指摘されておる現状であります。早く対応すべきであると、厳しい提言を受けており
ます。再現でき得ない文化財を収蔵保管するほか、現行の行政の重責であると市民の永久保管に対
し、市長の対応について答弁を求めます。
6カ町村総合計画費の総合計画の総括表によりますと、埋蔵文化財の保全と文化財の活用の筆頭
に埋蔵文化財センター建設事業として5億円の総事業費が計上され、平成16年、17年の実施計
画となっています。
なお、総合文化財センター建設国庫補助要綱によりますと、1つとして、趣旨として埋蔵文化財
150
の調査および収蔵文化財の整理、貯蔵、収蔵、展示を行うために必要な施設を建設するために要す
る経費についての補助事業であり、補助対象として埋蔵文化財の調査および埋蔵文化財等の整理収
蔵展示等を行うために十分な機能を備え、耐火や防災機能に配慮した構造で、総面積がおおむね
750平方メートル以上の施設の建物で、
既存の建物を利用する場合も改築に含むとしてあります。
なお、補助額といたしまして、対象経費の2分の1とする。ただし、建物の規模により上限額に
格差がある。延べ面積1,500平方メートル以上の施設、国庫補助額上限単位当たり、5,250万
円の2カ年で、計1億500万円まで。事業費総額、上限、2カ年で2億1千万円。国が50%、
県が25%、地元市町村が25%となっております。
以上、6カ町村総合計画事業総括表による実施計画と埋蔵文化財センター建設国庫助成要綱の確
認について市長の答弁を願いますが、
県補助25%は明野村におきまして既に前例がありますので、
市長の行政力によって国庫助成の確保も見ていただきまして、埋蔵文化財センターの実現ができ得
るよう、ぜひひとつお願いいたしまして、私の一般質問を終わります。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
横内議員さんの埋蔵文化財センターの建設についてのご質問にお答えをいたします。
当市は美しい自然に囲まれた地域でございまして、御勅使川扇状地に広がる、古きよき伝統に培
われた風土の歴史とさまざまな文化財があるところでもございます。
国の重要文化財に指定されているものから無形・有形のものまで、さまざまなものが点在してお
りますが、いずれも卓越した技による造形美の文化財は見るものを圧倒し、何世代も前から脈々と
受け継がれてきた生命の営みと時の流れを教えてくれております。これからも大切に守り続けてい
かなければならないと思っておりますし、またこれが南アルプス市の財産でもあると感じておりま
す。
埋蔵文化財の調査といたしましては、本年度は櫛形地区の平岡の活性化広場発掘調査、若草地区
の寺部の新山梨環状線発掘調査や、さらに野牛島大塚遺跡などがございまして、発掘作業、整理作
業、形成作業、報告書の作成作業等が行われております。地帯の遺構・遺跡指定地は471カ所ご
ざいます。
南アルプス市から主な出土品は国重要文化財の指定を受けているものといたしましては、
旧櫛形の鋳物師屋遺跡の縄文時代の「人体模様付有孔鍔付土器」
「円錐形土偶」
「猿型土製品」また、
同じく櫛形の北原C遺跡の「水煙形土器」また、八田の石橋北屋敷遺跡の甕や坏須恵器の壷、若草
の寺部村附第6遺跡の須恵器の大きな甕、樽などのハソウ。このハソウというのは、何か酒樽だそ
うですが。また、同じく若草の溝呂木山遺跡、溝呂木道上第5遺跡など、多くの遺跡がございまし
て、それぞれ出土品があるわけであります。
埋蔵文化財の管理施設といたしましては、市内に3カ所ございまして、教育事務所のある甲西町
のかつての役場の中に南アルプス市文化財調査事務所というのがございます。
また、
八田に整理室、
櫛形にも整理室がございます。現在はそれぞれの場所で文化財の整理作業等が行われているわけで
もございます。
先ほど来申し上げておりますように、
文化財の出土品は市民共有の大切な財産でもございまして、
収蔵・保管などが大切になってきております。さらに出土品につきましては、多くの市民に公開し、
保全と普及を考え、教育的な活用も重要なポイントになってくるものだと思います。一部につきま
しては、既に櫛形生涯学習センターに展示をされております。したがいまして、センターの建設に
ついてでございますけれども、当面、現有の公共施設等を利用をしながら、センター展示室等を含
151
めましたセンターにつきましては、これから作る総合計画の中で十分ご論議をしていただいて、位
置づけていきたいと思っております。当然、市としても必要な施設でございますので、そういう形
で前向きに取り組んでいきたいと思っています。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
93番、横内光明君。
○93番議員(横内光明君)
ただいまの市長の答弁、誠にありがとうございました。
実は私もこの問題につきましては関心がありまして、昭和61年からこういった方面で、現在亡
くなりましたが、清水さんが全国的に有数な研究者でございましたので、協力してこの方面の問題
に対して対策してきたような過去でございます。
一番困っているのが、掘り出したものをそのまま置いたのでは困るねなんて、いつも言われてき
た現実でございますが、こういったものを、私が先ほどお話ししましたように、二度と出てこない
んだというような、非常に貴重なものであると。こういう観点からして、私もこういったものは完
全な収蔵・保管してもらいたいというようなことをとくとお願いしたいわけでございますし、先ほ
ど私が調査いたしました国庫助成等が現存していると思いますので、市長の行政力によってこう
いったものを活用して、完全な収蔵設備を早く造ってもらいたいというようなことをとくとお願い
していますし、また、いろいろのものにつきまして、私、今までの関係からいたしまして、協力で
きるものは全面的に協力したいと、こういうふうな気持ちに変わりはございませんので、ぜひひと
つその点、前向きに一歩進んでもらいたいということをとくとお願いするわけでございます。市長
の答弁をお願いします。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
先ほどご答弁申し上げましたように、これから総合計画を作るということでございまして、その
計画の中でどれを優先順位に取るかということが今度論議されるじゃないかと思っています。した
がいまして、そういう中へすっかりと位置づけておいて、計画の10カ年間の中へ盛り込んでいき
たいというように思っています。
特に文化財につきましては、5千年以上前のものも出てくるというような状況でございまして、
そういうものが当時の生活実態等も知ることができる資料にもなるというようなことでもございま
すし、また櫛形から発掘されたもの等につきましては、既にイギリスであるとか、東南アジアでや
るとか。あらゆるところから要請を受けて行っているような状況でもございまして、非常に西郡地
区にはそうした貴重な文化財があるということでございますから、その発掘されたものをきちんと
整理をして展示し、それがまた南アルプス市の市民に、誇りになってもらうような形を取っていく
必要があるんじゃないかなと考えておりますので、それでご理解いただきたいと思います。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
横内光明君。
○93番議員(横内光明君)
ただいま市長の答弁、誠にありがとうございました。
なお一歩進んで、前向きのお願いをとくとお願いいたしまして私の質問を終わります。
152
ありがとうございました。
○議長(稲山徳仁君)
次に他の諸君の関連質問を許します。
( な し )
以上で関連質問を打ち切ります。
以上で横内光明君の質問を終結いたします。
次に通告22番、金丸忠仁君の質問を許します。
1番、金丸忠仁君。
○1番議員(金丸忠仁君)
まず初めに今年2月23日に行われた旧若草町議会議員選挙におきまして、私、金丸忠仁を支援
してくださった有権者の皆様に感謝申し上げます。
その温かい支援により、
ここでこうして支援者の声を代弁することになり、
光栄に思っています。
先に通告してありました2つの事項について質問いたしますので、よろしくお願いします。
初めに議員95名、1年11カ月任期についてであります。
石川市長も5月の臨時議会の所信の中で述べられておりました5つの柱の1番目、行政の効率化
と財政基盤の強化。これは言い換えれば、
「合併は究極の行政改革である」ではないでしょうか。新
しいスタートをしようとする表れです。だが、そうした中、95名で南アルプス市になっても地域
の声を地域の代表として市政に反映させる。また、合併協議会において協定書で決められた項目の
実施・チェック等95名。1年11カ月必要という声も一部にあることは存じております。
私の選挙戦の中、2月21日の新聞に峡北7町村合併の関係の記事が掲載されました。内容は在
任特例を適用せず、定数特例を使い、合併直後に新市議を選挙で決める形を取る。なぜこの形を取っ
たのか、私は峡北地域合併協議会に行って聞いてきました。議長会や議会、分科会等の中で、在任
特例はスリム化を図る合併の趣旨に反する。町長、村長、特別職が辞職するのに議員が残っていて
は地域住民が納得しないという声が上がり、定数特例を適用することになったと聞いてきました。
これが本来の姿だと思います。
では、本当に、今、南アルプス市民が95名の議員をどのように思っているか。大規模な調査は
できませんでしたが、旧若草町以外の66名よりアンケートの回答が得られました。なぜ旧若草町
の市民を入れなかったといいますと、私の議会報告を6月22日から23日に新聞折り込みで3千
部を若草地区に入れさせていただいたからです。議会報告を読むことにより、その影響が調査結果
に出るものと判断したからであります。
調査結果を配布しようとしましたが、66サンプルでは少なすぎると、議長・事務局に言われ、
配布できなかったので差し上げることができませんが、この議場を出たところに、テーブルの上に
10部くらい用意してありますので、必要な方はご覧になってください。
ここで調査結果を抜粋して発表します。
対象者は白根22名、八田8名、櫛形14名、甲西22名で、男子25名、女子40名。約40代
から60代が中心です。問1、南アルプス市に95人いますが、ご存知ですか。
「はい」57名、86.
4%。
「いいえ」9名、13.6%。問2、95人は多いと思いますか。
「はい」が66名で全員で
す。問3、95人いて地域の声が市政に反映されると思いますか。
「はい」4名で、
「いいえ」61名、
92.4%。66名が少なくても市民の声です。市長に95人の議員数と1年11カ月の在任期間
について見解をお聞かせ願いたいと思います。
次に地域審議委員についてであります。私は第1回臨時議会の穴水俊一議員の地域審議会の設置
153
に関する協議の質問の前から地域審議会のあり方に興味を持ち、次第に疑問を感じるようになりま
した。というのは、合併協定書の中で一番紙面を使い、委員の構成は市議会の議員、公共的団体等
を代表するもの、学識経験者とあるのに議員がそのまま95名、いや94名ですね。私が委嘱を辞
退しましたから94名の議員がそのまま横滑りで地域審議委員になっています。
今定例市議会の冒頭、石川市長の説明要旨の地域審議会の項には、合併前に策定した新市建設計
画を継承しつつ、先に委嘱しました地域審議会の皆様の意見をお聞きしながらとありますが、新市
建設計画のときにも少なからず今の議員さんが関わっているし、それを検証する、その検証の議会
での質問、
そして地域審議会の意見を聞く。
これでは議員の意見しか反映されないのではないでしょ
うか。
例として今回の議案第28号 南アルプス市過疎地域自立促進計画が地域審議委員に諮問され、
芦安地区の議員さんによって審議し、答申されましたが、再度芦安の議員さんも含め、議会で議決
される。行政の効率化に逆行していると思いますが、なぜ市議会議員のみに委嘱したのか、その理
由をお聞かせ願いたいと思います。
以上、2つの事項についてであります。
よろしくお願いします。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
金丸議員さんのご質問にお答えをいたします。
その前に一言申し上げたいんですけれども、6カ町村が1つになるということは、これは大変な
仕事なんですよ。金丸議員さんは、この合併を仕上げるまでの経過についてはぜんぜん参加してお
られません。したがいまして、その間にどのような議論が出され、またどのような考え方が述べら
れ、
そしていろいろやってきたかということを考えますと、
そういうことに全然関与してない人と、
実際に関与してきた人との間には、やっぱりこういう問題に対する思いの違いがあるのかなという
感じを持っています。まずその点をご理解いただきたいと思います。
まず、この任期の問題は、これは法律で定められているんですよ。2年以内は延期してもよろし
いと。ということは、結局、合併をして、そして合併後に果たして新しく作られる総合計画の中に、
合併の際にいろいろ議論してきた事項がきちんと盛り込まれるかどうかと、こういうようなことも
検証する必要があるじゃないかと。新しい議員さんの中には、当然、合併を経験した人もあるであ
りましょうし、しない人もあるけれども、少なくとも95人の皆さんが残られたということは、そ
の仕事をやるということです。
先ほど、金丸議員さんは、議員だけではおかしいじゃないかと、こういうご議論がございますが、
私は、議会議員さんというのは、立候補する際に、私はこの地域をこのようにいたしますと、この
ようなことをやってやりますということを選挙民の皆さんに公約をしながら、そして、いわゆるま
ちづくりに対する意欲を持った方たちがみんな立候補して選挙を戦って当選してきているわけです
よ。だから、その人たちが地域の声を一番掌握もしているし、また反映できる力を持っておると、
こういうように私は思っています。だから、この前私のところへ金丸さんがお見えになったときに
申し上げましたけれども、したがいまして、市民からも報酬もいただいていると。10数万の報酬
をいただいていますね。だけれども、その中で、やはり新しい計画を作るについて、一番意見を持っ
ている人たちがこの問題について取り組んでいただくことが合併の成果を実現する基になるんじゃ
ないかというように思っているわけです。
154
そして、条例に学識経験者、もしくは公共団体の代表者と、これを書いたのは95人の議員さん
たちがずっと4年間いるのであれば、これは地域審議会の条例を作る必要はなかったんです。です
から、当初、この協議会をつくるときにも、たまたま合併の説明会をやってくるときに、合併いた
しますと直ちに地域審議会を造りますと。そして、それぞれの地域の声をその地域審議会で集約を
して、それを市政に反映させますと、こういう説明をしてきたわけですね。だから、そのあとで議
員さんたちが残ると、1年11カ月残るということが決まったわけですよ。ですから、そういうよ
うなことを考えた場合に、じゃあ地域審議会は、この際設けなくて、95人の議員さんたちを中心
に審議してもらえばいいじゃないかというような議論もございました。議論もございましたけれど
も、合併をするときに住民の皆さんの中に地域審議会を設けるということを約束をしてきたんだか
ら、これは当初から設けなければいけないじゃないかと、こういうようなことになっています。
そして、地域審議会の設置の解説書を読みますと、この地域審議会には市会議員さんは全員入れ
と、こういうことになっています。というのは、地域審議会で決められたことを、今度は集めてき
て、議会へ提案した場合に、われわれはそんなことは知らないというような意見が出てくるという
ことになると非常に不合理であると。たから、例えば今後30人の議員さんになりましても、議会
議員さんは全部地域審議会の委員として残ると、こういうことになるわけです。そういうことを考
えますと、今度の今の95人の人たちが残っている以上、現在の議員さんを地域審議委員として残
すことは当然であります。ただ、それに対して、まだプラスアルファーで幾人乗せるかということ
になるわけですが、おおむね20人足らずということであれば、現在の地域の議員さんの数で十分
間に合うじゃないかというような議論もあってこうなりました。
そういうような経過がございますから、この点につきましては全て結果でいろいろ議論すること
もありますけれども、
その結果を積み上げるまでの過程の中にいろいろあるわけですよ。
今まで6カ
町村が1つになるということは、それもいろいろのことで、だから私が常々言っているとおり、我
慢すべきことは我慢する。譲り合うべきことは譲り合うと。そういう気持ちがなければ合併は成功
しませんよというようなことで、6カ町村長もそういう気持ちで取り組んできましたから、市役所
の位置の決定にしても、
市の名前を決めるについても、
いろいろ議論の中でまとまってきたんです。
今、よその関係のところを見ますと、既に市の名前でヤンサヤンサやりかえっていると。そして、
市役所の位置を決定するということで、そこに市役所ができるんじゃあ私のところは合併から出る
というようなこともあるのと同じように、そういうようないろいろの、6カ町村が1つになるにつ
いては積み上げがあり、議論もし、汗も流し、そうした形でここに6カ町村の合併ということが仕
上がったと、こういうことを考えますと、簡単に6カ町村が合併できたんじゃないんですよ。そう
いう過程を考えていただいて、結果論だけで議論してもらっては困ると私は思っています。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
金丸忠仁君。
○1番議員(金丸忠仁君)
今、石川市長から怒られましたけれども、前、市長室へ行ったときにもやり込められるから気を
つけようと、心には強く誓っていつも行くんですけれども、何かやり込められそうなんですけれど
も。
実はここのところ、議会が始まってから支持者と話をする機会がありまして、今回、アルプス市
になってどうなったかというのが、僕は説明しようとしたときに、何にも変わってないよというこ
とを言いたいんですよね。市になったからといって何か変わったということを期待しては困ると、
155
僕はあえて言いました。というのは、予算を見てもそうですけれども、今、積み上げなんですね。
予算に関してだけではありません。支所の関係もそうです。どこか変わったというのを市民に見せ
たいんです、僕は。合併は確かに大変だったでしょう、だけどもう進んでいるんです。南アルプス
市として進んでいこうとしたときに、合併は大変だった。そればっかりいっているんじゃなくて、
先に進むと言ったときに、何か変えてあげたいんです、市民に分かりやすいように。というのは、
一番分かりやすい、僕が公約で、僕は1人で選挙を打ちましたけれども、こうやって選挙を打って、
ここで当選してしゃべれるというのも公約を僕は果たそうとする強い力をみんなに、市民に分かっ
てもらったからだと思うんです。
そういう意味では、
さっき言うように、
議会を早く解散して、
30人
で、本当に、さっき市長が言いましたね。公約を掲げて、意欲のある議員が審議委員になってもらっ
て、その審議委員は全員でなる。全然問題はないと言いましたけれども、じゃあこの中で公約を覚
えている方は何人いますか。何年も前の話でしょう、おそらく選挙を打ったのは。そういうことも
ありますので、分かりました。合併のときに大変苦労して、そのままうまくスムーズに移行すると
いう気持ちも、僕も勉強しますから、また市長さんも95人は多いなというような、心のちょっと
隅に置いておいていただきたいと思います。
そして、実は6月6日に提出した、僕が委嘱を辞退しました。そのときに一番最後の行に、私以
外の方ですね、公共的団体等を代表する方になってほしいと、僕は一筆書いたはずですけれども、
それを見てもらったと思うんですけれども、それに関するお答えはどうなっているでしょうか。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
先ほど申し上げましたように、この4年間かけて積み上げてきた中で、いろいろ取り決めをやっ
てきたわけですよね。取り決めをやってきた中に、こういうことがみんな取り決められているんで
すよ。それで皆さんが納得して合併に賛成してくれたと。これを私は言っているんですよ。だから、
そういうようないくつかのことがあるんだけれども、いろいろあるけれども、だから法律で認めて
いるんですよ。必要でないものであれば、わざわざ法律にそんなこと書くことはないんですよ。だ
から合併を今まで、昭和の合併もあったし、いろいろやってきました。その中で、いろいろやって
くる中で、まとめるにはどういうことが問題があるかというようなことで、議員さんたちの問題も
当然議論されてきて、行政の調査会なり、そういう形の中で法律で決められたと、こういうことで
すから、合併協議会で決定したこと、そのことについては、これは守ろうということは当然であり
ますし、市長としても当然それを守らなければならないというように思っています。
私は辞めるから私の代わりに誰かと、こういうお話ですが、今、旧6カ町村の審議会とも、議員
さんたちで構成をされております。したがいまして、一部のところだけこうだと、20人以内とい
うことになっていますが、10人のところもあるし、15人のところもあるし、17人のところも
あるし、20人のところもあると。こういうことでございますが、私はマスコミの方からも聞かれ
たときにも、議員さんというのが一番地域の声を代表する人たちであると、こう思っています。だ
から、議員さんたちに地域の声を代表していただいて、そしてがんばってほしいと、こういうふう
に願っているところでもございます。
以上でございます。
○議長(稲山徳仁君)
金丸忠仁君。
156
○1番議員(金丸忠仁君)
それでは、先に開催されました特別職報酬等審議委員という委員会がありましたね、4月13日
に開催されたと思うんですけれども、その人たちは、当然、議員の報酬を決めたわけですから、議
員が入るわけにいかないんですけれども、1日で結構スムーズに、それは何時間か時間はかかった
と思うんですけれども、ある程度、市民にも、金額的な面ですけれども、市民にもそんなに不評は
なくて、われわれも納得した、議会であれしたわけですけれども、要するに民間の力、民間の力と
いう言い方はおかしいけれども、市民の力というのをもうちょっと評価して、地域審議委員にもう
一度市民の代表とか、学識経験者を入れる気持ちはありませんか。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
審議委員さんの性質によって、議員さんがやるべきことと、議員さんたちが、いわゆる自分のこ
とを自分たちで決めたんじゃあ、これは手前味噌じゃないかと、こう言われますから、だから第三
者が公平の身で報酬等は決めると。これは制度そのものがそうなんですよ。そうでしょう。そうい
うことになれば、その分野、分野において、いわゆる委員の選任の方法もいくつかあるわけです。
ですから、そういうことの中で、私がさっきから申し上げていますように、95人の人が多い、少
ないという議論はありますが、今度の、いわゆる総合計画を作るについて、非常に厳しい状況です。
ですから、当初盛られた計画に盛られていることが、すべてが載せられるかどうか財政的にも難し
いと。そのために議員さんたちに中心になって地域の声をまとめてもらって、新しい計画をここで
作ると。むしろここでもう1回今までのことを見直して、新しいものを作るというような時期を迎
えていますから、そういうことになりますと、やはり当初のことを議論をし、決定をしていただい
た人たちにこれに関わってもらうと。そういうことにならないと、なんだ、同じように決めたこと、
いつか知らない間に変えてしまったじゃないかと、こういう議論になります。だから、いろいろ物
事というのは順序というものがあるし、手立てというものがあって、そういうことで多少無駄があ
るんだとは思うものについても必要のあるものもあるんですよ。そういうことは十分またご理解を
いただきたいと思います。
以上です。
○議長(稲山徳仁君)
次に他の諸君の関連質問を許します。
亀ケ川正広君。
○23番議員(亀ケ川正広君)
金丸議員の地域審議会の構成の見直しについて同調する再質問を行います。
金丸議員は2月、議員になられたということですけれども、私は合併協議をずっと見てきました
から、それなりに事情は分かっているつもりであります。
この問題で一番大きなかけ違いの出発点は、地域審議会は議員が減ることの代替策として合併特
例法により定められた審議会であります。だから、在任特例中はこの地域審議会は設置しないとい
う方針を6町村の合併協議会では取る必要があった。だけど、地域の説明会で、地域の声が通らな
くなる心配があるんじゃないかという答えに、地域審議会があるから大丈夫だという、その場しの
ぎの答弁をしてしまったことがことの発端です。
議員たちは、そもそも在任特例中は地域審議会は事実上開催しなくていいじゃないか。とりあえ
ず議員がなっておけばいいという、住民に対する説明と議員の協議会の場での説明の2本立てに
157
なっちゃって、それでも住民に説明してきちゃったものだから条例化せざるを得なかったというこ
とでちぐはぐが生じているということです。それでも、市長は先ほどのお話で、地域審議会に議員
は入るように説明書では書いてありますよという話なんだけれども、これは在任特例が終了した時
点での旧町村議員については入るべきだということのはずです。説明書で書いてあるからそうして
いると言うならば、条例で各団体の代表、学識を入れるというふうに、条例化を市長専決処分で行っ
たんだから、こっちこそ重視して、構成を見直すべきだというふうに私は思います。そういう点で、
とは言っても、この議員が地域審議会委員になるというのは、市長だけの責任ではなくて、これま
で町村議員の、各町村議会の議員協議会で協議した結果でもあるんだから、そういう点で、市長を
含めた議員協議会で再構成の話し合いを行うべきだということを、党の議員団は議長に申し入れを
しているところです。そういう点で、最終日にでもそのことを、市長を含めてみんなで話し合えれ
ばなというふうに思っております。市長の一言をお話しいただければと思いますけれども。お願い
します。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
いろいろ話を聞きますと、議員さんたちが地域審議会の委員になるということはうまくないと、
こういうことですか。私はむしろ地域審議会として、委員として活躍してもらうということは、こ
れは大事なことじゃないですか。一番活躍しやすい立場にあるじゃないですか。だからそれぞれの
地域の声を、いわゆる区長さんや学識経験者を入れなければ反映できないんですか。そんなことに
なる議員そのものの資質を問われますよ。
○23番議員(亀ケ川正広君)
条例どおりやってくださいと言っているんですよ。
○市長(石川豊君)
条例どおりということでなくて、少なくともそういう考え方の中で最高の、やっぱり地域の代表
者であると。こういうことを考えますと、これは議員さんたちが、審議会がある以上、なることに
ついてはなんのやぶさかでないと私は思っています。
以上です。
○23番議員(亀ケ川正広君)
そういう考えだということですね。
○議長(稲山徳仁君)
以上で関連質問を打ち切ります。
以上で金丸忠仁君の質問を終結いたします。
以上で本日の議事日程は全部終了いたしました。
次回本会議は7月4日、午前10時から、委員長報告、質疑・討論・採決を行います。
本日はこれをもちまして散会といたします。
どうもご苦労さまでした。
散会
午後 4時26分
158
平 成 1 5 年
南 ア ル プ ス 市 議 会 6 月 定 例 会
7
月
4
159
日
平成15年南アルプス市議会6月定例会(4日目)
平成15年 7月 4日
午 前 1 0 時 0 0 分
於
議
会
議
場
1.議事日程
(1)諸報告
日程第 1
議案第 2号 南アルプス市手数料条例の一部改正について
日程第 2
議案第 3号 アヤメの里伊奈ケ湖周辺保健休養施設条例の一部改正につい
て
日程第 3
議案第 4号 南アルプス市長職務執行者の給与及び旅費に関する条例の廃
止について
日程第 4
議案第 6号 平成15年度南アルプス市一般会計予算
日程第 5
議案第 7号 平成15年度南アルプス市国民健康保険特別会計予算
日程第 6
議案第 8号 平成15年度南アルプス市老人保健特別会計予算
日程第 7
議案第 9号 平成15年度南アルプス市介護保健特別会計予算
日程第 8
議案第10号 平成15年度南アルプス市下水道事業特別会計予算
日程第 9
議案第11号 平成15年度南アルプス市芦安農業集落排水事業特別会計予
算
日程第10
議案第12号 平成15年度南アルプス市農業体験実習館事業特別会計予算
日程第11
議案第13号 平成15年度南アルプス市総合交流ターミナル事業特別会計
予算
日程第12
議案第14号 平成15年度南アルプス市南アルプス温泉ロッジ事業特別会
計予算
日程第13
議案第15号 平成15年度南アルプス市温泉給湯事業特別会計予算
日程第14
議案第16号 平成15年度南アルプス市山梨県北岳山荘管理事業特別会計
予算
日程第15
議案第17号 平成15年度南アルプス市白根簡易水道事業特別会計予算
日程第16
議案第18号 平成15年度南アルプス市芦安簡易水道事業特別会計予算
日程第17
議案第19号 平成15年度南アルプス市櫛形簡易水道事業特別会計予算
日程第18
議案第20号 平成15年度南アルプス市甲西簡易水道事業特別会計予算
日程第19
議案第21号 平成15年度南アルプス市芦安恩賜県有財産保護財産区管理
会特別会計予算
日程第20
議案第22号 平成15年度南アルプス市中尾山外一字恩賜県有財産保護財
産区管理会特別会計予算
日程第21
議案第23号 平成15年度南アルプス市高尾山外一字恩賜県有財産保護財
産区管理会特別会計予算
160
日程第22
議案第24号 平成15年度南アルプス市城山外一字恩賜県有財産保護財産
区管理会特別会計予算
日程第23
議案第25号 平成15年度南アルプス市雨鳴山恩賜県有財産保護財産区管
理会特別会計予算
日程第24
議案第26号 平成15年度南アルプス市水道事業会計予算
日程第25
議案第27号 平成15年度南アルプス市自動車運送事業会計予算
追加日程第 1 同意案第20号 固定資産評価員の選任についての同意を求めることについて
追加日程第 2 同意案第21号 助役の選任についての同意を求めることについて
追加日程第 3 同意案第22号 収入役の選任についての同意を求めることについて
2.出席議員は、次のとおりである。
(93名)
1番 金 丸 忠 仁
2番 仙洞田 将 行
3番 西 野 浩 蔵
4番 清 水
5番 志 村 裕 子
6番 向 山 敏 宏
8番 塩 澤
忠
9番 石 川 俊 幸
10番 穴 水 一 正
11番 伊 東 隆 雅
12番 小 林 敏 徳
13番 住 吉 國 雄
14番 小 野 得 温
15番 川 村 浩 一
16番 小 野 秀 雄
17番 秋 山 武 彦
18番 森 岡 千代野
20番 近 藤 輝 男
21番 名 執 義 廣
22番 河 野 敬 亮
23番 亀ケ川 正 広
24番 名 取 常 雄
25番 加 藤 和 教
26番 志 村 正 文
27番 内 藤
正
28番 石 川 珠 美
29番 五 味 栄 吾
30番 河 西 民 雄
31番 齋 藤 秀 男
32番 大 芝 孝 二
33番 小 澤 眞寸穂
34番 清 水 祝 子
35番 山 本 一 彦
36番 深 澤 永 雄
37番 志 村 一 郎
38番 西 海 勝 男
39番 村 松 文 男
40番 小 林 順 一
41番 今 津 三 夫
42番 厚 芝 邦 雄
43番 浅 野 伸 二
44番 清 水 勝 利
45番 樋 川
積
46番 久保田 松 幸
47番 森 本 聖 治
48番 伊 東
徹
49番 伊 東 義 己
50番 飯 野 冨士雄
51番 小笠原
孝
52番 芦 沢 清 人
53番 若 尾 敏 男
54番 齊 藤 哲 夫
55番 野呂瀬 久 雄
56番 齊 藤 勇 二
57番 杉 山 好 幸
58番 河 西 六 市
59番 小 池 正 夫
60番 市 川 元 就
61番 滝 澤 幸 保
62番 小 池 幸 雄
63番 横 内 広 志
64番 内 池 虎 雄
65番 入 倉 善 文
66番 三 枝 幹 男
67番 堀
68番 中 島 善 次
69番 戸 沢
70番 鈴 木 徳 平
71番 清 水 忠 次
72番 深 澤 米 男
73番 相 原
74番 内 田
75番 清 水 賢 吾
76番 塩 澤 とみ子
78番 清 水 勝 則
79番 齊 藤
80番 中 込
81番 深 澤 忠 夫
82番 小 野 富 夫
83番 清 水 喜代秀
84番 相 原 智 徳
85番 伊 東 健 治
86番 浅 利 尚 男
実
7番 井 上 良 輝
進
161
忠
正
廣 男
豊
量
87番 津久井 豊 雄
88番 市 橋 幸 男
89番 穴 水 俊 一
90番 稲 山 徳 仁
91番 青 木 常 治
92番 中 込 政 巳
93番 横 内 光 明
94番 森 本 今朝盛
95番 築 野 仁 朗
3.欠 席 議 員(2名)
19番 名 取 純 一
77番 東 條 俊 昭
4.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名(27名)
市
収入役職務代理者
清 水 國 子
内 田 秀 男
企
長
保 坂 俊 朗
保健福祉部長
野 中 茂 男
農林商工部長
名 執 雅 人
建
長
内 藤 希 香
八 田 支 所 長
清 水
白 根 支 所 長
飯 室 好 文
芦 安 支 所 長
青 木 可 行
若 草 支 所 長
荻 野 忠 彦
櫛 形 支 所 長
森 田 煕美雄
甲 西 支 所 長
武 内
栄
企
業
局
長
中 澤
消
長
白 倉 靖 夫
秘
書
課
長
野 中 國 幹
総
務
部
設
部
防
長
石 川
長
豊
画
部
脩
勝
企
画
課
長
中 澤 友 好
総
務
課
長
高 野 敏 男
財
政
課
長
中 澤 都喜夫
市
民
課
長
中 嶌 義 仁
農
林
課
長
浅 原 知 義
建
設
課
長
手 塚
教 育 委 員 長
河 野 浩 士
教
長
野 沢 達 也
教
長
大 芝 政 則
教育総務課長
保 坂 昌 志
代表監査委員
横 山 好 孝
育
次
5.職務のため議場に出席した者の職氏名(6名)
議会事務局長
名 執 俊 一
書
記
古 屋 芳 雄
書
記
笹 本
書
記
河 野 敏 直
書
記
小 澤 勝 博
書
記
今 村 繁 樹
格
162
育
修
163
再開
午前10時00分
○議長(稲山徳仁君)
おはようございます。
これより本日の会議を開きます。
報告事項を申し上げます。
19番、名取純一君、77番、東條俊昭君は、一身上の都合により、本日の会議を欠席する旨、
届け出がありましたのでご報告いたします。
以上で報告を終わります。
これより日程に入ります。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(稲山徳仁君)
日程第1 議案第2号を議題といたします。
ただいま議題といたしました案件については、審査を厚生常任委員会に付託してありますので、
審査の結果報告を厚生委員長に求めます。
厚生委員長、森本今朝盛君。
○厚生常任委員長(森本今朝盛君)
6月定例会の厚生常任委員会の報告を申し上げます。
6月20日の本会議におきまして厚生常任委員会に付託されました議案第2号 南アルプス市手
数料条例の一部改正について、本委員会における審査経過と結果についてご報告いたします。
本委員会は、6月26日、27日の2日間、委員会室におきまして厚生常任委員のほか、議長、
副議長同席のもと、本委員会を開催いたしました。
なお、執行部から保健福祉部長をはじめ、市民課長、介護福祉課長、福祉課長、健康増進課長お
よび環境課長、さらには各6支所から支所長ならびに支所の各課長の出席を求め、詳細な説明を受
けて審査を行いました。議案第2号 南アルプス市手数料条例の一部改正についてでありますが、
本案は住民基本台帳法の一部を改正する法律の施行に伴い条例改正を行うものでありましたので、
特に質疑はなく、全会一致で原案のとおり可決されました。
以上、厚生常任委員会に付託を受けました条例の審査経過と結果の報告といたします。
○議長(稲山徳仁君)
以上で厚生委員長の報告は終わりました。
これより厚生委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
( な し )
質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
( な し )
討論なしと認めます。
これより日程第1 議案第2号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。
本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
164
ご異議なしと認めます。
よって、本案は委員長の報告のとおり可決いたしました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(稲山徳仁君)
日程第2 議案第3号を議題といたします。
ただいま議題といたしました案件については、審査を産業土木常任委員会に付託してありますの
で、審査の結果報告を産業土木委員長に求めます。
産業土木委員長、市川元就君。
○産業土木常任委員長(市川元就君)
産業土木常任委員会に付託されました議案第3号についての経過と結果の報告をいたします。
去る6月20日の本会議において当委員会に付託されました議案第3号 アヤメの里伊奈ケ湖周
辺保健休養施設条例の一部改正につきまして、6月26日に慎重に審査した経過と結果についてご
報告いたします。
本案は県民の森グリーンロッジおよびキャンプ場が山梨県から南アルプス市に移譲されたのに伴
い、市条例で使用料を制定する必要があり、条例の一部改正を行おうとするものであります。
施設の移譲に当たっては、県において約3,500万円をかけ施設の改修が行われたこと。建物
は無償提供であり、土地使用料についても無料であるとの説明がありました。
施設等の利用者数の質疑に対し、
平成14年度実績で、
グリーンロッジの宿泊利用者が959人、
キャンプ場の利用者が590人であったとの説明があり、今回の改修等により利用者の増加が見込
まれるのではないかと答弁がありました。その後、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のと
おり可決をいたしました。
以上、産業土木常任委員会に付託されました議案第3号についての審査の経過と結果の報告とい
たします。
○議長(稲山徳仁君)
以上で産業土木委員長の報告は終わりました。
これより産業土木委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
( な し )
質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論ございますか。
( な し )
討論なしと認めます。
これより日程第2 議案第3号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。
本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
よって、本案は委員長の報告のとおり可決いたしました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
165
○議長(稲山徳仁君)
日程第3 議案第4号を議題といたします。
ただいま議題といたしました案件については、審査を総務常任委員会に付託してありますので、
審査の結果報告を総務委員長に求めます。
総務委員長、内池虎雄君。
○総務常任委員長(内池虎雄君)
去る6月20日、本会議において総務常任委員会に付託されました議案第4号 南アルプス市長
職務代理者の給与及び旅費に関する条例の廃止について、本委員会における審査経過と結果につい
てご報告いたします。
本委員会は6月24日、委員会室において総務常任委員のほか、総務部長をはじめ、関係各課長
の出席をいただき、開催いたしました。担当課長より説明があり、その後、質疑・討論はなく、採
決の結果、全会一致により原案のとおり可決いたしました。
以上をもちまして、総務常任委員会に付託されました議案第4号 南アルプス市長職務代理者の
給与及び旅費に関する条例の廃止についての委員長報告を終わります。
○議長(稲山徳仁君)
これより総務委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
( な し )
質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
( な し )
討論なしと認めます。
○総務常任委員長(内池虎雄君)
お詫びして訂正を申し上げたいと思います。
一部訂正個所がございます。
「南アルプス市長職務代理者」と申し上げましたが、
「職務執行者」でございますので、訂正して
お詫び申し上げます。
○議長(稲山徳仁君)
これより日程第3 議案第4号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。
本案は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
よって、本案は委員長の報告のとおり可決いたしました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(稲山徳仁君)
日程第4 議案第6号から日程第25 議案第27号までを一括議題といたします。
ただいま議題といたしました案件については、審査を各委員会に付託してありますので、審査の
結果報告を各委員長に求めます。
まず総務委員長に報告を求めます。
総務委員長、内池虎雄君。
166
○総務常任委員長(内池虎雄君)
それでは、これより去る6月20日の本会議において総務常任委員会に付託されました議案第
6号 平成15年度南アルプス市一般会計予算の審査経過と結果についてのご報告を只今よりいた
します。
本委員会は6月24日、25日の2日間、委員会室において執行部から総務部長ほか関係各課長
の出席をいただき、開催いたしました。2日間の審議では、委員から各般にわたり活発な意見・質
疑が出されたところでありますが、主なる議論についてのみ報告させていただきます。
まず、歳入のうち第1款市税、第1項市民税につきましては、税務課長より説明があり、その後、
市税を除くすべての歳入について財政課長より説明がありました。
質疑では、委員から平成15年度地方交付税の見込みについての質問や市税の滞納繰越金につい
ての徴収方法についての質問があり、5名の徴収員で収納率の向上に努めているとの回答がありま
した。
そのほかに不納欠損の取り扱いについて、入湯税について、社会施設の入館料、旧町村の住宅の
使用料、古い住宅の取り扱いなどの質問があり、担当課長よりそれぞれ説明がありました。
第2款総務費、第1項総務費、第1目一般管理費の委託料に職員採用試験委託料があるが、来年
度の採用についてはどのように考えているのかとの質問に、人事課長より定数812人に対し、現
在776人であり、来年3月には12人の退職予定者があるので、来年度は一般事務職を若干名採
用していくとの考えであることの説明がありました。
そのほか、自治会館運営負担金、職員健診に臨時職員は含まれているのか、職員健診の方法、内
容などの質問があり、人事課長より22条職員、いわゆる臨時職員は健診未対象であるが、パート
の臨時職員については除いているとの説明がありました。
第2款総務費、第1項総務管理費の第7目企画費の交流事業は市内全域の児童・生徒を対象にし
ているのか。総合計画策定推進事業の住民アンケートの方法、委託業者について。海の家はどこに
あるのか。利用料金、利用手続きはどのようにするのか。国際交流事業経費は新規に職員を採用す
るのか。事務所はどこに置くのかとの質問に対し、総合計画策定推進事業については、調査費に
600万円を計上してあり、職員によるワーキンググループを立ち上げて、業務内容は専門的にな
るので業者委託となる。また、八田地域の海の家利用補助について、使用料等の詳細説明を担当支
所長、課長等から受けました。
企画調整経費の中の総合保健福祉センター兼白根支所基礎調査費312万2千円があるが、どの
程度の規模になるのか。市全体的な福祉センターなのかの質問に対し、担当課長からこれまでの経
過説明と施設建設規模を含めた計画概要等の説明がありました。
第2款総務費、第1項総務管理費、第12目諸費の地域活動推進費のうち区長手当て、組長手当
ての報酬にばらつきがあるとの質問があり、今後、区長会とも協議して、なるべく早い時期に決定
していきたいとの回答がありました。
第9款消防費、第1項消防費、第1目常備消防のうち婦人消防隊に補助金を出しているが、活動
状況はどのようになっているかの質問に、月1回のポンプの点検、放水訓練を行っているとの説明
がありました。
第2日目、非常備消防費のうち100トン級の貯水槽はどこに建設するのかという質問があり、
これに対し、旧白根町のB&Gの敷地内に建設予定であるとの説明がありました。
すべて質疑を終了した後、討論に入り、反対討論・賛成討論の発言がありました。
この後採決を行い、
議案第6号 平成15年度南アルプス市一般会計歳入歳出予算案については、
167
賛成多数で原案のとおり可決されましたので、ここにご報告申し上げます。
以上、総務常任委員会に付託を受けました議案の審査経過の結果とその報告といたします。
なお、7月3日、昨日でありますが、総務常任委員会として市内6支所および南アルプス市消防
本部の視察を実施いたしましたことをここにご報告申し上げ、付け加えさせていただきます。
以上で総務常任委員会に付託されました案件についてのご報告を終わります。
○議長(稲山徳仁君)
以上で総務委員長の報告は終わりました。
これより総務委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
市橋幸男君。
○88番議員(市橋幸男君)
今、総務委員長の報告がありまして、滞納ですけれども、これは旧町村時代からどこの町村でも
悩んでおりまして、やはり自主財源確保とする点においては、この滞納の整理が一番重要な課題で
ありまして、今、全国的にも滞納が増えてきておると。いろいろ納税者にとりましても、いろいろ
状況がありましたけれども、調べてみますと、やはり滞納者が意識的に納めないということは、や
はり行政に対する税金の適正化とか、あるいは無駄使いではないかと、いろいろ要望とか、意見が
ありまして、中には、率直に言って、意識的に、そういう行政に対する不満があって納めない人も
あるというようなことで、非常に悩んでおりまして、本市におきましても、これからも滞納が予想
されると思いますけれども、今まで、この滞納につきましては、アルプス市になってわずかだけれ
ども、どういう経過で滞納に対する徴収とか説得をなされたか、その点ひとつお伺いしたいわけで
す。
○総務常任委員長(内池虎雄君)
お答えいたします。
今まで、滞納整理については各支所、今回、ここに出されたものは過去のものでございまして、
各支所ごとに十分討議もされてきたし、市橋議員もご承知のように、甲西町の議会の中でもいろい
ろとそういった努力はしておると。税務課の職員、大変な協力、税務課ばかりでなくて、私たち議
員もそれに加わりながら滞納をなさっておられる方の事情などを聞いたりしながら滞納整理には努
力してきた、そんな経過が報告されました。
そして、なお、中には滞納しながら、督促に行ったときには、もうその方が住居を変えてしまっ
た。その変えた先を訪ねて行って整理に努力しているというようなこともたびたびあるということ
で、今後、アルプス市においては5名の徴収員でそれらの回収に努めていくということで討議がな
されました。
○議長(稲山徳仁君)
市橋幸男君。
○88番議員(市橋幸男君)
いずれにいたしましても、旧村のものであっても、やはりこれは新しい市になってからの責任と
いうか、督促しなきゃならなくて、今、類型的に旧町村で滞納額はどのくらいの額になっているか、
教えてください。
○議長(稲山徳仁君)
暫時休憩いたします。
168
休憩 午前10時25分
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
再開 午前10時26分
○議長(稲山徳仁君)
再開いたします。
総務委員長、内池虎雄君。
○総務常任委員長(内池虎雄君)
市橋議員さんのご質問でございますが、資料を整えまして、後ほどお届けしたいと思います。
○議長(稲山徳仁君)
ほかにございませんね。
( な し )
質疑なしと認めます。
次に文教常任委員長に報告を求めます。
文教委員長、戸沢忠君。
○文教常任委員長(戸沢忠君)
去る6月20日の本会議において文教常任委員会に付託されました議案第6号 平成15年度南
アルプス市一般会計歳出予算のうち第10款教育費について、本委員会における審査経過と結果に
ついてご報告をいたします。
本委員会は6月24日、委員会室におきまして開催をいたしました。執行部からは教育次長をは
じめ教育総務課長、学校教育課長、生涯学習課長、社会体育課長および6教育事務所長が出席をし、
詳細な説明を受けて審査を行いました。
まず審査過程において特に論議されました事項等につき、その概要を申し上げます。
初めに第10款教育費、第1項教育総務費、第2目事務局費の予算審査につきましては英語指導
教師、国際交流事業等によって市内の小中学校に招致している英語指導教師について、その設置人
数等はどうなっているかの質問に対し、旧八田村では1人、旧白根町で3人、旧若草町は1人、旧
櫛形町では2人、旧甲西町では1人で、合計8人を招致し、配置しておりますとの説明がありまし
た。
説明のあと、現状の配置については、旧町村間にばらつきがあり、教育格差等に問題が生じるの
ではないかとの指摘がありました。この指摘に対し、当局からは、今後、英語指導教師の均等の取
れた配置を検討し、市内小中学校で同じ教育をしていきたいとの回答でありました。
次に小中学校舎の耐震調査による強度不足、校舎および増改築を必要とする校舎がどれくらいあ
るかとの質問に対し、耐震不足校舎3カ所、改築を必要とする校舎6カ所との説明がありました。
この説明に対し、地震等の災害時には市民の避難場所になるもので、できるだけ速やかに改修をし
てもらいたいとの要望が出されました。
次に第2項小学校費、第3項中学校費につきましては、各小中学校費のパソコン台数の設置状況
についての質問に対し、各小学校については20台、中学校については42台、小中学校ともに均
一で配備しているとの説明がありました。しかし、この説明に対しては、児童・生徒数に対する自
足率の不備が指摘された上で、1人1台パソコンになるには何年後かとの答弁を求めたところ、今
後の課題でありますが、平成17年度までには小中学校とも1人1台パソコンを実施させたいとの
回答がありました。
第4項社会教育費、第3目生涯学習推進費については、第1回南アルプス市成人式の内容につい
169
ての質問があり、市全体での成人式を実施したいとの説明に対し、各地域での実施の考えがあるか
という見直し余地について問われたところ、成人者も参加していただいた中で、新市として挙行す
る来年1月の成人式の結果を見ながら、再来年の実施方法について検討をしていきたいとの回答が
ありました。
第3目図書館費については、図書を借りるのにほかの図書館にある図書を借りたい場合、日時が
かかるとの質問に、今月中にカード化になりますので、できるだけ早く貸し出しができるよう対処
したいとの回答がありました。
第5目文化財保護費については、文化財審議会委員10名では市全体の文化財の掌握は困難では
ないかとの質問に対し、委員の中には旧町村の委員を1名委嘱して万全を期しているつもりである
が、委員定数の見直しを含め、今後、検討していきたいとの回答がありました。
第6目文化振興費については、桃源文化会館の音響リース料について質問があり、1年で1,
100万円が予算計上されているが、10年で1億円かかっていることになり、経費面について検
討していく必要があるのではないかとの質問に、県内外の類似施設を参考にしながら、平成16年
度予算に向けて検討したいとの回答がありました。
第5項保健体育費、第3目学校給食費につきましては、給食センターで使用する給食材料の購入
についての質問に、栄養士の考えを聞きながら、地元で生産されている作物をできるだけ使用して
いきたいと思います。
なお、すべての費・目について共通した意見として、今回の予算編成については、旧6町村にお
ける従来の予算執行経費を計上した、いわゆる持ち寄り予算となっている面があり、各予算経費に
旧町村間にばらつきがあり、地域住民にとって不公平感が否めない経費も見受けられるとの指摘が
ありました。このことに関しましては、当局からも来年度予算の編成に向けて可能な限り地域格差
のないよう、統一した事業執行が図れるよう十分検討を重ねていくとの回答でありました。
すべての質疑を終了した後討論に入り、反対討論、賛成討論の発言がありました。この後採決を
行い、議案第6号 平成15年度南アルプス市一般会計歳出予算のうち第10款教育費については
賛成多数で原案のとおり可決されましたので、ここにご報告をいたします。
以上、文教常任委員会に付託を受けました議案の審議の経過と結果の報告といたします。
なお、6月25日、文教常任委員会として芦安山岳館にある櫛形図書館芦安分館の視察を実施し
ましたことを報告事項として付け加えておきます。
以上であります。
○議長(稲山徳仁君)
以上で文教委員長の報告は終わりました。
これより文教委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
( な し )
質疑なしと認めます。
次に厚生委員長に報告を求めます。
厚生委員長、森本今朝盛君。
○厚生常任委員長(森本今朝森君)
厚生常任委員会の報告をいたします。
議案第6号 平成15年度南アルプス市一般会計歳出予算のうち、第2款総務費、第1項総務管
理費、第11目交通安全対策費、第12目諸費および第13目市民相談費、第3項戸籍住民基本台
170
帳費、第3款民生費、第4款衛生費および議案第7号平成15年度南アルプス市国民健康保険特別
会計予算、
議案第8号 平成15年度南アルプス市老人保健特別会計予算、
議案第9号 平成15年
度南アルプス市介護保険特別会計予算について、本委員会における審査経過と結果をご報告いたし
ます。
まず審査過程において特に論議されました事項等につき、その概要を申し上げます。
初めに議案第6号 平成15年度南アルプス市一般会計歳出予算のうち第2款総務費、第1項総
務管理費、第11目交通安全対策費、第12目諸費及び第13目市民相談費の予算審査につきまし
ては、各地区の防犯灯電気使用料補助金について、委員からその補助の内訳の内容が問われたとこ
ろ、旧八田村では100万円の定額補助、旧若草町が128万円、旧櫛形町が248万円と、使用
料総額の2分の1をそれぞれ各地区への補助金として支出すべく予算措置がなされており、旧白根
町、旧芦安村、旧甲西町については、それぞれ各支所で防犯灯の電気料を全額支払うという予算措
置になっているとの説明でありました。今後、防犯灯の電気料に対する市の負担のあり方の統一化
に向けて検討していくとの当局の回答がありました。
次に第3款民生費については、櫛形地区に所在する南アルプス市ボランティアセンターをアルプ
ス市全体のボランティア拠点として、
今後、
広域的な活用を図ってほしいという要望がありました。
また、
障害者福祉費のうち各種福祉団体への補助金の額が、
旧各町村によって異なっているため、
格差の是正を図ってほしいとの要望もありました。
さらに健康づくり推進事業のうち健康祭り関係予算が各支所によって異なっているため、この事
業内容についても質疑がありました。
第4款衛生費については、まず環境監視員の報償費の予算計上科目が各支所ごとに異なっている
との質疑もあり、今後、統一していくとの当局の回答でありました。
また、若草支所については、支所内の3カ所にリサイクルステーションの設置に対する補助金
90万円の計上があり、こちらについても他の支所との対応の違いがありました。
以上のように、今回の予算編成については旧6町村における従来の予算編成経費を集計した、い
わゆる持ち寄り予算となっている面があり、各支所間にとってはそれぞれ独自の施策での予算対応
となっておりました。このことに関しまして、当局からは来年度予算の編成に向けて可能な限り地
域住民に対しての統一したサービスができるよう、十分検討を重ねていくとの回答でありました。
また、国民健康保険特別会計予算については、財政調整基金を取り崩してでも国保税を下げてほ
しいとの意見がありました。
また、介護保険特別会計予算については、介護保険料標準段階では月額2,900円になり、住
民負担が重くなったとの意見もありました。
こうした質疑の後、討論を経て採決を行ったところ、各案件とも賛成多数で原案のとおり可決さ
れました。
なお、老人保健特別会計予算につきましては、特に質疑はなく、全会一致で原案のとおり可決さ
れました。
さらに、条例案および予算案審議終了後、各支所の介護福祉施設等の視察を行い、お年寄りがデ
イサービスを利用している状況などを研修いたしました。
以上、厚生常任委員会に付託を受けました議案の審査経過と結果の報告といたします。
○議長(稲山徳仁君)
以上で厚生委員長の報告は終わりました。
これより厚生委員長の報告に対する質疑に入ります。
171
質疑はありませんか。
穴水俊一君。
○89番議員(穴水俊一君)
老人福祉費に関して1点お伺いいたします。
9月15日に敬老の日がまた回ってきますけれども、今年の市の敬老の日の記念行事等はどのよ
うな内容でやろうとされているのかについてお伺いいたします。
実は、旧八田村におきましては、例年、数10年と、毎年、敬老の日に対象者、関係者集まって
式典と飲食を提供しながら、そして文化活動も含めて、1日、敬老の日を本当に楽しんできた経過
がありました。しかし、聞くところによりますと、今年はそれはやめて、別途やっていた健康祭り
と統一してやるというように聞いております。これは他町村に聞きますと、そういう形ではやって
こなかったし、やっているところでも地区別にやってきた。そういうことで、逆に八田がそういう
形で引き続き八田地区だけがやると不平等であろうし、
また支所になって職員体制も減っていると。
いろんな状況からそういうふうにされてきたというふうに思います。その点で、その八田地区の敬
老会の中身を今後どうするのかということを含めて、今年度の敬老の日の行事等についてどのよう
にお考えか伺っておきたい。
○議長(稲山徳仁君)
厚生委員長。
○厚生常任委員長(森本今朝盛君)
では、穴水議員さんの質問ついて申し上げます。
この件につきましては、後ほど回答させていただきます。
○議長(稲山徳仁君)
ほかにございませんか。
( な し )
質疑なしと認めます。
次に産業土木委員長に報告を求めます。
産業土木委員長、市川元就君。
○産業土木常任委員長(市川元就君)
産業土木常任委員会の審査についてご報告をいたします。
去る6月20日の本会議において、当委員会に付託されました議案第6号 平成15年度一般会
計予算のうち土木費をはじめ、所管する関係予算および議案第10号から議案第27号までの平成
15年度の各会計予算19案件について、6月26日と27日の2日間にわたり慎重に審査した経
過と結果について、順を追って報告をいたします。
まず一般会計予算について申し上げます。
5款の労働費では、シルバー人材センターへの補助金の使途について質疑があり、主に人件費、
消耗品費であるとの説明がありました。
第6款の農林水産業費では、農事組合長手当については支給されていない地域があると質したの
に対し、平成15年度予算は旧町村からの持ち寄り予算であり、町村により手当等の有無があった
ためであり、来年度予算では統一について検討していきたいとの答弁がありました。
また、農業関係団体や関係事業の補助金等に旧町村によりばらつきがあり、調整していく上で行
政委員会等で一方的に決めるのは好ましくないとの発言があり、執行部より、幅広く意見を聞きな
がら進めていきたいとの答弁がありました。
172
7款商工費では、市内各温泉施設等の利用状況や起債残高等の問いに対し、資料準備・配布のあ
と説明がありました。
国道52号線沿いの商店街空き店舗対策について質したのに対し、
電線の地中化による道路改良、
店舗利用者の発掘、朝市の開催などを行って歯止めをかけていきたいとの答弁がありました。
商工会への補助金について、新規事業計画についての計画書の提出がなされているかと質したの
に対し、計画書の写しの配布および説明がありました。
また、商工会一般事業補助額についての質疑に対し、旧町村ごとにそれぞれ補助していた経緯が
あり、今年度はその積み上げであるとの説明がありました。
イベント関係で芦安新緑祭りは駐車場をより広く取ったらどうかと質したのに対し、来年の開催
に当たってはシャトルバスの導入を検討したいとの答弁がありました。
8款土木費では、道路未登記についての質疑があり、これについては2,473件の未登記があ
り、その原因として未登録物件等が多くあるとの説明でありました。すべての登記完了は困難が予
想されますが、できるだけ早く処理をしたいとの答弁がありました。
また、道路新設改良費では、八田地区の事業が少ないように思うがどうかとの問いに対し、旧町
村の持ち寄り予算であるため、各町村における重点施策の違いから事業別にばらつきがあるとの説
明があり、将来は地域バランスを見て決めたいとの答弁がありました。
櫛形総合公園は防災公園としているが、新市建設計画のプロジェクトの防災公園との関係を質し
たのに対し、同公園は既に県の地域防災計画の中で広域避難地として指定されており、駐車場の整
備を行うものであり、新市建設計画の事業とは別であるとの説明がありました。
次に土地区画整理事業費について、櫛形地区柿平の残区画地についての質疑があり、50弱の区
画が残っておる。平成14年度の実績で8区画の販売があり、今後も同程度を見込んでいるとの答
弁がありました。
また、柿平地区土地区画整理組合への補助についての質疑があり、金額は借入金の利息相当額で
あり、旧町時代の交付要項を新市に引き継いで計上しているとの説明がありました。
なお、補助金にあっても旧町村時代のものをそのまま踏襲するだけでなく、新市において抑制し
ていくことが必要ではないかとの意見がありました。
建築確認事務は、地方分権推進法により建築主事を設置することにより市で許認可が行えると聞
いているが、対応はどうかと質したのに対し、県内では甲府市、富士吉田市で一部実施されており、
本市としても検討していきたいとの答弁がありました。
これに対し、大きな自治体になったのを機会に積極的に進めてほしいとの意見がありました。
以上が平成15年度の一般会計予算のうち当委員会が所管する関係予算の審査における概要であ
ります。
この後、反対・賛成討論がありました。採決の結果、多数をもって原案のとおり可決するものと
決しました。
次に各特別会計予算等について申し上げます。
下水道特別会計予算については、下水道加入促進のより強力な推進を質したのに対し、事業施行
に当たり、工事説明会、加入説明会を各地域で開催し、加入促進を進めており、引き続き行ってい
くこと。また、加入促進のための助成措置についても各町村でばらつきがあったが、一番有利な制
度を採用したとの答弁がありました。
また、各種イベント等の機会を捉え、事業のピーアールを行うなど、一層の加入促進を図るよう
求める意見がありました。
173
次に芦安農業集落排水事業特別会計予算については、事業についての質疑があり、芦安地区にお
ける下水道事業と同じ性格のものであるとの説明がありました。
農業体験実習館特別会計予算については、特に質疑がありませんでした。
総合交流ターミナル特別会計予算については、農産物の販売等の収支についての質疑があり、収
支については一般会計からの繰り入れがあることから赤字であるとの説明があり、これに対して農
業観光とタイアップして進めていくことだが、
赤字を削減する努力を一層求める意見がありました。
また、接客態度改善について質したのに対し、執行部より、今後、十分注意し、接遇を学んでい
くとの答弁がありました。
南アルプス温泉ロッジ特別会計予算については、やはり接客について質す意見があり、サービス
改善に努めていくとの答弁がありました。
また、料金についての質疑があり、1泊2食付き7千円、冬季は6,500円で、送迎も希望に
より行っているとの説明がありました。
温泉給湯事業特別会計予算については、特に質疑はありませんでした。
次に山梨県北岳山荘管理特別会計予算については、北岳山荘の基金に関する経費について質した
のに対し、歳入利子をそのまま基金に積んでいるとの説明がありました。
また、宿泊料についての質疑があり、2食付き7,700円、寝具のみ5千円、寝具なし4千円
であるとの説明がありました。
次に白根簡易水道特別会計予算については、水道会計全般の事項として、現在、複数ある水道料
金の統一時期についての質疑があり、旧町村時代はそれぞれの会計別に整備計画が進められてきた
が、今後については新市全体として計画の見直し等を行う中で、料金統一について検討していきた
いとの答弁がありました。
芦安簡易水道特別会計予算および甲西簡易水道特別会計予算については、特に質疑はありません
でした。
櫛形簡易水道特別会計予算については、消火栓の設置可能数の質疑に対し、地域の要望を聞いた
中で対応していきたいとの答弁がありました。
次に芦安恩賜県有財産保護財産区管理会特別会計予算および中尾山外一字恩賜県有財産保護財産
区管理会特別会計予算については、特に質疑はありませんでした。
高尾山外一字恩賜県有財産保護財産区管理会特別会計予算については、この管理会特別会計予算
のみ一般会計からの繰入金があることについて質したのに対し、
合併前からの管理会条例に基づき、
収入が不足する場合は組合構成町村に負荷できるとされており、今年度は同様にしたとの答弁があ
りました。これに対し、組合内の条例であり、今後、改正する余地がないか、また手当等について
も各会計で平等にしていくべきではないかとの意見や、この会計については学校林があり、今も枝
打ちの体験学習も実施されている経緯等により条例が定められているので、理解をしてほしいと意
見がありました。
次に城山外一字恩賜県有財産保護財産区管理会特別会計予算、雨鳴山恩賜県有財産保護財産区管
理会特別会計予算および水道事業会計予算については、特に質疑はありませんでした。
自動車運送事業会計予算については、6月15日より運行予定であったが、崩落事故のため遅れ
ており、歳入減が見込まれるとの説明がありました。
以上が平成15年度の特別会計予算等の審査における概要であります。
議案第10号 平成15年度南アルプス市下水道特別会計予算から議案第27号 平成15年度
南アルプス市自動車運送事業会計予算までの18案件については、討論はなく、採決の結果、全員
174
異議なく原案のとおり可決するものと決しましたのでご報告いたします。
以上で産業土木委員会に付託を受けました議案の審査経過と結果の報告といたします。
○議長(稲山徳仁君)
以上で産業土木委員長の報告は終わりました。
これより産業土木委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
浅野伸二君。
○43番議員(浅野伸二君)
議案第12号の平成15年南アルプス市農業体験実習館事業特別会計予算、事業実施の1点につ
いてお伺いいたします。
樹園の中にお風呂がありますけれども、このお風呂は、今まで八田地区、旧八田村では80歳以
上と障害者には無料で入浴させておりました。ところが4月1日の合併から、障害者は外され、対
象者に何の説明もなく、諸団体にも何の説明もなく、いきなり無料だということが切られました。
これは合併協議会による、サービスは高いほうにというふうなことからすれば、打ち切られるとい
うことはとんでもない話でありまして、
本来なら各地区にある施設等においても、
この80歳以上、
障害者無料というのは適用されてもいいというふうなことは思っていたわけなんですけれども、い
きなり止められちゃったというのはいかがなものかというふうに思います。これは聞いたところに
よると、合併協議会で決まったからというふうな一言の返事でありましたけれども、このことの説
明を、今日でなくても、委員長で説明しろといっても無理ですので、後ほど回答をいただきたいと
思います。
○議長(稲山徳仁君)
産業土木委員長、市川元就君。
○産業土木常任委員長(市川元就君)
農業体験実習館特別会計予算については、
委員会においては特に審査がございませんでしたので、
詳細については後ほど担当のほうから資料なりをもって回答いたします。よろしくご承知を。
○議長(稲山徳仁君)
ほかにございますか。
( な し )
質疑なしと認めます。
ここで暫時休憩いたします。
休憩時間は10分間とし、再開は午前11時15分といたします。
休憩 午前11時05分
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
再開 午前11時15分
○議長(稲山徳仁君)
再開いたします。
採決に先立ちまして申し上げます。
これより各議案の討論・採決に入りますが、議事進行上採決に対する執行部の答礼はすべての議
案の採決終了後、一括してお願いいたします。
これより議案第6号 平成15年度南アルプス市一般会計予算について討論に入ります。
討論ありませんか。
175
亀ケ川正広君。
○23番議員(亀ケ川正広君)
日本共産党を代表して議案第6号 平成15年一般会計予算案に反対をいたします。
本予算案は、サービスは高く負担は軽くという合併の約束が多くの点で反故にされている予算案
です。
例えば、櫛形、若草、芦安では、人間ドックが30歳から毎年受けられましたが、この予算では
35歳からに後退し、さらに5年に1回しか受けられなくなりました。甲西町で実施されていた重
度障害者医療費の窓口無料化も本市では実施されなくなりました。福祉タクシー券も後退した町村
があります。これらのサービス低下の内容は、合併協議会では協議されておらず、行政内部の調整
で決められたこともことさら重大です。これらサービスは高くとした合併の約束どおりにすべきで
す。
そして、本予算案には新庁舎建設推進事業費が計上されております。合併協定では、新たな庁舎
建設については検討していくと、検討課題としていたのが、今回、推進事業にすりかわっています。
合併自治体では、新庁舎建設は財政が大変だから合併しかないという説明と逆行するなどの批判の
集中点となっております。既存の施設の活用なども含めた検討事項にすべきであり、建設推進の前
に市民意向の把握を先行させるべきです。
このように本予算案は住民サービス低下、市民不在の内容であり、適切でありません。
以上、一般会計予算への反対討論といたします。
ありがとうございました。
○議長(稲山徳仁君)
ほかに討論ありませんか。
齋藤秀男君。
○31番議員(齋藤秀男君)
一般会計について、私は原案に賛成の立場で討論いたします。
この当初予算は、歳入において地方交付税などが減少する一方で、歳出の義務的経費が4割以上
を占めるなど、大変厳しい財政状況となっています。
こうした状況において、経常経費の徹底した削減と市税の確保に努めて編成されたこの予算案に
ついては、長期的視点の中で健全財政を堅持し編成されており、合併間もない南アルプス市の一般
会計予算として適切な予算であると確信いたしております。
よって、本予算案に賛成するものであります。
○議長(稲山徳仁君)
以上で討論を打ち切ります。
これより日程第4 議案第6号を採決いたします。
本案に対する各委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。
本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
( 挙 手 多 数 )
挙手多数であります。
よって、本案は委員長の報告のとおり可決いたしました。
次に議案第7号 平成15年度南アルプス市国民健康保険特別会計予算について討論に入ります。
討論はありませんか。
176
横内広志君。
○63番議員(横内広志君)
私は今議会に提案された国民健康保険特別会計予算に反対の討論を行います。
まず、私は医療福祉に働く者として、今回、この予算の中で負担は軽くサービスは高くとした考
え方から、医療福祉の面が一部後退している部分がある。特に先ほど一般会計の中で出されてきた
重度身障者の医療費の窓口無料化については、一部であっても後退している、こういう形がとられ
ています。会計上償還払いであるし、国保会計には直接関係がないのかもしれませんが、重度身障
者の立場に立つと、医療費の窓口無料化は重要な課題となっています。
私はこうした観点から、住民の立場で少しでも住みやすい南アルプス市として考えて国保会計を
考えました。
そういう中で、一般質問でも行いましたが、国保加入者が払いやすい国保税に、加入率を限りな
く100%にし、納入率も高くしていく。そういうことが市当局にも求められていく。そういう中
で、今回の国保税が確定した以降、国保税は納入を行うことで7月以降、1カ月8,100円、9カ
月分7万2,900円と出されました。しかし、この時点で短期保険証の交付が286世帯と報告
されました。こういう状況は国保税が確定してなく、6月までは国保税は未納と考えているのです
が、こうした短期保険証の交付があるということはまことに感じますし、不思議に思っています。
また、合併1年目の国保会計で、療養費等計りきれない面も多いと推測されます。そうした中で
あっても合併1年目ということを考慮し、国保加入者の負担をできる限り減らして、2年目以降に
向けての国保会計の安定を図るべきと考えております。
したがって、今回は基金の取り崩し等も含め、国保会計を安定させることが必要と考えると、一
般会計からの繰り入れをもう少し増やしていく。このことも大切と考えています。そうした中で住
民負担を減らすことができるよう努力し、具体的な実施をすることが必要だと考えます。
再度申しますが、合併時に負担は軽く、サービスは高くとした考え方を踏襲するならば、今予算
は一部であっても国保加入者の負担が増えているという点と、直接国保会計には影響のない制度か
もしれませんが、福祉制度が後退している、こういう部分を見ると、現状では今年度国民健康保険
特別会計に賛成しかねるという予算と言わざるを得ません。
以上、今年度国保会計の予算に対して、個々の内容では一定の努力が見られることは評価しつつ
も、国保税の決め方や国保会計全般のあり方を指摘して反対討論といたします。
○議長(稲山徳仁君)
ほかに討論ありませんか。
小野富夫君。
○82番議員(小野富夫君)
国民健康保険特別会計の反対に対しまして、賛成討論をいたします。
私は原案に賛成の立場で討論いたします。
このほど提出されました国民健康保険特別会計予算については、国民健康保険に加入する被保険
者の保険給付に必要な経費、老人保健拠出金等の納付に必要とする経費等、国民健康保険事業の適
正かつ安定な運営を図るために編成したものであります。平成15年度南アルプス市国民健康保険
特別会計予算として適正に作成されていると思います。
よって、私は本予算に対しまして賛成いたします。
よろしくお願いします。
177
○議長(稲山徳仁君)
以上で討論を打ち切ります。
これより日程第5 議案第7号を採決いたします。
本案に対する各委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。
本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
( 挙 手 多 数 )
挙手多数であります。
よって、本案は委員長の報告のとおり可決いたしました。
次に議案第8号 平成15年度南アルプス市老人保健特別会計予算について討論に入ります。
討論はありませんか。
( な し )
討論なしと認めます。
これより日程第6 議案第8号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。
本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
ご異議なしと認めます。
よって、本案は委員長の報告のとおり可決いたしました。
次に議案第9号 平成15年度南アルプス市介護保険特別会計予算について討論に入ります。
討論ありませんか。
鈴木徳平君。
○70番議員(鈴木徳平君)
ただいまより議案第9号 平成15年度南アルプス市介護保険特別会計予算に対して反対の討論
を行います。
住民への負担増であり、低所得者に対する予算措置がされてないということであります。
65歳以上の高齢者の保険料は、一部の人を除きまして年金から天引きされております。生活が
いくら困難でも、保険料の支払いを拒否はできません。さらに介護サービスを受けるときは10%
の利用料を支払わなくてはなりません。ですから、低所得者ほど保険料を取られてもサービスが受
けられないことになりかねません。低所得者は、今回の値上げで暮らしは一層困難となりますし、
今月から低所得者に対する介護サービスにかかる利用率が3%から6%と倍になりました。制度に
対する対応をしないと大変だというふうに思います。
ところで市長は、本議会で市独自で減免を実施する考えを質したところの答弁で、国で三原則と
いうものを示しているし、その1つに一般財源からの繰り入れというものもあり、したがって、趣
旨から不適当だというふうに述べられました。介護保険というのは、市の、皆さんご存じの自治事
務でございますから、本来、国の権力的な関与が及ばないものですから、全国でも、例えば利用料
の減免制度は全自治体のおおよそ4分の1の825自治体が実施しておりますし、県内では、例え
ば大月市でもこの4月から保険料の減免制度を、また甲府市でもこの4月から保険料の減額制度が
作られるなど、県内でも低所得者に対するこういう措置を行っている、こういうことが徐々に増え
ている。市も大変な財政状況だということについては、それに私どもも理解はしておりますけれど
178
も、しかし、先ほど来述べておりますように、低所得者、一層かかりにくくなっているということ
は事実でありますし、低所得者対策を確立することは制度の存続の不可欠の条件であり、国の責任
で、これを行政としても求めていく必要があるだろうというふうに思います。
いずれにいたしましても、介護保険が安心して、新しい市になって、一層受けやすくするという
のが市としての責務ではなかろうかというふうに思います。
よって、反対の討論を終わります。
○議長(稲山徳仁君)
ほかに討論ありますか。
( な し )
討論なしと認めます。
これより日程第7 議案第9号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。
本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
( 挙 手 多 数 )
挙手多数であります。
よって、本案は委員長の報告のとおり可決いたしました。
次に議案第10号 平成15年度南アルプス市下水道事業特別会計予算について討論に入ります。
討論ありませんか。
( な し )
討論なしと認めます。
これより日程第8 議案第10号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。
本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
よって、本案は委員長の報告のとおり可決いたしました。
次に議案第11号 平成15年度南アルプス市芦安農業集落排水事業特別会計予算について討論
に入ります。
討論ありませんか。
( な し )
討論なしと認めます。
これより日程第9 議案第11号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。
本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
よって、本案は委員長の報告のとおり可決いたしました。
次に議案第12号 平成15年度南アルプス市農業体験実習館事業特別会計予算について討論に
入ります。
討論ありませんか。
179
( な し )
討論なしと認めます。
これより日程第10 議案第12号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。
本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
よって、本案は委員長の報告のとおり可決いたしました。
次に議案第13号 平成15年度南アルプス市総合交流ターミナル事業特別会計予算について討
論に入ります。
討論ありませんか。
( な し )
討論なしと認めます。
これより日程第11 議案第13号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。
本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
よって、本案は委員長の報告のとおり可決いたしました。
次に議案第14号 平成15年度南アルプス市南アルプス温泉ロッジ事業特別会計予算について
討論に入ります。
討論ありませんか。
( な し )
討論なしと認めます。
これより日程第12 議案第14号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。
本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
よって、本案は委員長の報告のとおり可決いたしました。
次に議案第15号 平成15年度南アルプス市温泉給湯事業特別会計予算について討論に入りま
す。
討論ありませんか。
( な し )
討論なしと認めます。
これより日程第13 議案第15号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。
本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
よって、本案は委員長の報告のとおり可決いたしました。
180
次に議案第16号 平成15年度南アルプス市山梨県北岳山荘管理事業特別会計予算について討
論に入ります。
討論ありませんか。
( な し )
討論なしと認めます。
これより日程第14 議案第16号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。
本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
よって、本案は委員長の報告のとおり可決いたしました。
次に議案第17号 平成15年度南アルプス市白根簡易水道事業特別会計予算について討論に入
ります。
討論ありませんか。
( な し )
討論なしと認めます。
これより日程第15 議案第17号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。
本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
よって、本案は委員長の報告のとおり可決いたしました。
次に議案第18号 平成15年度南アルプス市芦安簡易水道事業特別会計予算について討論に入
ります。
討論ありませんか。
( な し )
討論なしと認めます。
これより日程第16 議案第18号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。
本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
よって、本案は委員長の報告のとおり可決いたしました。
次に議案第19号 平成15年度南アルプス市櫛形簡易水道事業特別会計予算について討論に入
ります。
討論ありませんか。
( な し )
討論なしと認めます。
これより日程第17 議案第19号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。
181
本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
よって、本案は委員長の報告のとおり可決いたしました。
次に議案第20号 平成15年度南アルプス市甲西簡易水道事業特別会計予算について討論に入
ります。
討論ありませんか。
( な し )
討論なしと認めます。
これより日程第18 議案第20号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。
本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
よって、本案は委員長の報告のとおり可決いたしました。
次に議案第21号 平成15年度南アルプス市芦安恩賜県有財産保護財産区管理会特別会計予算
について討論に入ります。
討論ありませんか。
( な し )
討論なしと認めます。
これより日程第19 議案第21号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。
本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
よって、本案は委員長の報告のとおり可決いたしました。
次に議案第22号 平成15年度南アルプス市中尾山外一字恩賜県有財産保護財産区管理会特別
会計予算について討論に入ります。
討論ありませんか。
( な し )
討論なしと認めます。
これより日程第20 議案第22号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。
本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
よって、本案は委員長の報告のとおり可決いたしました。
次に議案第23号 平成15年度南アルプス市高尾山外一字恩賜県有財産保護財産区管理会特別
会計予算について討論に入ります。
討論ありませんか。
( な し )
討論なしと認めます。
182
これより日程第21 議案第23号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。
本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
よって、本案は委員長の報告のとおり可決いたしました。
次に議案第24号 平成15年度南アルプス市城山外一字恩賜県有財産保護財産区管理会特別会
計予算について討論に入ります。
討論ありませんか。
( な し )
討論なしと認めます。
これより日程第22 議案第24号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。
本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
よって、本案は委員長の報告のとおり可決いたしました。
次に議案第25号 平成15年度南アルプス市雨鳴山恩賜県有財産保護財産区管理会特別会計予
算について討論に入ります。
討論ありませんか。
( な し )
討論なしと認めます。
これより日程第23 議案第25号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。
本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
よって、本案は委員長の報告のとおり可決いたしました。
次に議案第26号 平成15年度南アルプス市水道事業会計予算について討論に入ります。
討論ありませんか。
( な し )
討論なしと認めます。
これより日程第24 議案第26号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。
本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
よって、本案は委員長の報告のとおり可決いたしました。
次に議案第27号 平成15年度南アルプス市自動車運送事業会計予算について討論に入ります。
討論ありませんか。
( な し )
183
討論なしと認めます。
これより日程第25 議案第27号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
お諮りいたします。
本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
よって、本案は委員長の報告のとおり可決いたしました。
ただいま市長から同意案第20号 固定資産評価員の選任についての同意を求めることについて、
同意案第21号 助役の選任についての同意を求めることについて、同意案第22号 収入役の選
任についての同意を求めることについて、以上3案件が提出されました。
この際、これを日程に追加し、議題としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
ご異議なしと認めます。
よって、同意案第20号から同意案第22号までを日程に追加し、議題とすることに決定いたし
ました。
議案を配布いたします。
(議案の配布)
市長から提出議案の説明を求めます。
石川市長。
○市長(石川豊君)
ただいま提出いたしました同意案件3件につきましてご説明を申し上げます。
まず、同意案第20号につきましては、固定資産評価員の選任についてであります。
固定資産評価員には、
南アルプス市上高砂711番地の小澤茂夫氏を選任いたしたいと思います。
次に同意案第21号につきましては、助役の選任についてであります。
助役には南アルプス市西野177番地の小池通義氏を選任いたしたいと思います。
続いて同意案第22号につきましては、収入役の選任についてであります。
収入役には南アルプス市藤田209番地の5の塩澤佳文氏を選任いたしたいと思います。
なお、詳細につきましては総務部長に説明いたさせます。
なにとぞよろしくご審議の上ご同意をいただきますようお願い申し上げます。
○議長(稲山徳仁君)
総務部長、内田秀男君。
○総務部長(内田秀男君)
ただいま議題となりました同意案20号、21号、22号について補足説明を申し上げます。
同意案20号 固定資産評価員の選任についてでありますが、小澤茂夫氏を選任いたしたく、議
会の同意を求めるものでございます。
生年月日は昭和17年1月22日、住所は南アルプス市上高砂711番地、職業は農業でござい
ます。
公職歴等は、
昭和35年8月1日から平成12年3月31日まで八田村職員。
平成12年4月1日
から平成15年3月31日まで、八田村の助役の職に就いておりました。
次に同意案21号でございますが、助役の選任について、小池通義氏を選任いたしたく、議会の
同意を求めるものでございます。
184
生年月日、昭和17年6月8日、住所は南アルプス市西野177番地、職業、農業でございます。
公職歴等は、昭和61年4月1日から平成3年3月31日まで、白根町教育委員会委員。平成2年
6月29日から平成3年3月31日まで、白根町教育委員会委員長。平成3年4月30日から平成
7年4月15日まで、白根町議会議員。平成8年11月17日から平成15年3月31日まで、白
根町長。平成15年4月1日から平成15年4月27日まで、南アルプス市長職務執行者、それぞ
れの職に就いておられました。
次に同意案22号 収入役の選任についてでございますが、塩澤佳文氏を選任いたしたく、議会
の同意を求めるものでございます。
生年月日、昭和18年7月15日、住所、南アルプス市藤田209番地5、職業、農業でござい
ます。
公職歴等は、昭和38年8月1日から平成8年3月31日まで、若草町職員。平成8年4月1日
から平成11年3月8日まで、若草町収入役。平成11年3月28日から平成15年3月27日ま
で、若草町長の職に就いておられました。
よろしくお願いを申し上げます。
○議長(稲山徳仁君)
ここで昼食のため暫時休憩いたします。
再開を午後2時からといたします。
休憩 午前11時53分
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再開 午後 2時00分
○議長(稲山徳仁君)
再開いたします。
これより各案件の質疑・討論・採決に入ります。
追加日程第1 同意案第20号 固定資産評価員の選任についての同意を求めることについての
質疑に入ります。
質疑はありませんか。
( な し )
質疑なしと認めます。
次に討論に入ります。
( な し )
討論なしと認めます。
これより同意案第20号を採決いたします。
本案について、これに同意することに賛成の諸君の挙手を求めます。
( 挙 手 多 数 )
挙手多数であります。
よって、同意案第20号については、これに同意することに決しました。
追加日程第2 同意案第21号 助役の選任についての同意を求めることについての質疑に入り
ます。
質疑はありませんか。
浅野伸二君。
185
○43番議員(浅野伸二君)
私が一般質問において述べた噂による特別職人事が提出されました。前回は固有名詞がありませ
んでしたので、今回、助役に小池通義氏の名前が出ましたので、私が市長にお聞きしたいのは、た
だ1点であります。
旧白根町長として2期7年間、町長職を務め、旧白根町の発展に多大に寄与したことや、私も一
緒に務めさせていただきました5年間でありましたけれども、白根・八田学校給食組合の管理者と
して老朽化した給食センターの新規建て替えに努力され、関係者に大変評価していただいたことな
どは私ばかりでなく、多くの皆様方が認めるところであります。
しかし、2期7年の町長職にありながら、よしあしは別として、数々の武勇伝は白根町地区出身
の議員さん方はよくご存じだと思いますが、
酒の席での失態であります。
少々の酒量では穏やかに、
また和やかな雰囲気の中で楽しいひと時を過ごせるのですが、ある一定の量を超えますと他人にか
らみ、喧嘩をしたり、怒鳴りつけたり、町長としての自覚を見失うときが多々ありました。その翌
日、早朝、電話で言い訳をしたり、謝ったことなど、1回や2回ではありません。石川市長さんも
耳にしたことはあると思いますが、今回の人事案件にいたしましても、そのことの反対者に対し、
「あなたの息子が市役所に勤めているが、俺が辞めさせてやる」とか、また、違う人には、
「あなた
の親戚の会社は俺が社長をしている行政と関係がある会社に出入りしている仕事をしているが、出
入りを止めさせてやる」と電話をかけてきたそうです。電話での話の内容は酒に酔っていたようで
したけれども、本人もそれを認めているそうです。酒の上の話だと切り返されましたが、市長職も
大変な激務であり、早急に助役設置が必要だと思いますし、石川市長さんのおっしゃる合併協の中
で共に苦労してきた人が最適任者だとは申しませんが、適任者だということも理解いたします。人
間ですから失敗や間違いは誰にでもあることですが、今後、新市、南アルプス市の助役として、今
申し上げたようなことが一度でもあってはなりません。今回、市長が指名する以上、連帯責任を取っ
ていただけるようここで約束してもらいたいと思いますが、いかがでしょうか。約束していただけ
るであれば、私はこれ以上反対はいたしません。
以上であります。
○議長(稲山徳仁君)
石川市長。
○市長(石川豊君)
お答えいたします。
私も小池さんとは町長としてずっとお付き合いをいたしてまいりました。県外へも一緒に出張も
したし、宴席も交えたこともございます。そのような事実は一切ございませんでした。したがいま
して、今お話しのあったようなことがあったかどうかということについては、全然知らないという
状況でございます。われわれのいろいろ今まで付き合った範囲の中では、非常にいい意見も出して
いただいて、改革面においては、私とは10歳以上年が違いますから、そういう面では非常に先進
的な意見を持っている人だなというように理解をいたしております。そんなことで、お酒のことに
ついては、私自身は存じておりませんので、少なくとも私も自分が助役として選任する以上、そう
いうことは皆さんにご迷惑をかけるようなことがないように、しっかり監督いたすつもりでござい
ます。
よろしくひとつお願いいたします。
○議長(稲山徳仁君)
ほかにございませんね。
186
( な し )
質疑なしと認めます。
次に討論に入ります。
討論はありませんか。
横内広志君。
○63番議員(横内広志君)
私は、今同意案21号に対して、反対の立場で討論させていただきます。
この特別職の人事は非常に重要と考えています。旧町村時代は人事案件については全会一致を基
本として進めてきました。そういう中で、今回は議員全員が全会一致の合意が得られるべきと考え
るが、現状ではそういうふうな状況にない状況が見受けられます。しかるに、この人事案件は今後
の市政運営に禍根を残しかねない、そういう人事なので避けるべきだとも考えます。また、新市の
発展を願うべく、職員からの登用をすべきだと、このように考えています。
よって、今人事には同意をしかねます。
以上で私の発言を終わります。
○議長(稲山徳仁君)
ほかに討論ございますか。
浅利尚男君。
○86番議員(浅利尚男君)
私は助役選任の人事案件に対しまして、賛成の立場から討論をしてまいりたいと思います。
人事案件が反対・賛成の討論によって決めなければならなくなったのは実に残念であります。小
池通義氏につきましては、皆様もよくご存じのように、卓越した感性と行動力をもって地域をまと
め上げ、新市建設のため石川市長とともに汗をかき、論議を尽くし、平和な南アルプス市の出発を
願い、心血を注いで努力された小池通義氏が、助役に選任されるならば、石川市政にとっては盤石
な布陣であり、あとに続くであろう多くの市町村の立派な手本となることでありましょう。
私は、小池氏の助役選任に改めて賛意を表し、賛成の討論といたします。
○議長(稲山徳仁君)
以上で討論を打ち切ります。
これより同意案第21号を採決いたします。
本案について、これに同意することに賛成の諸君の挙手を求めます。
( 挙 手 多 数 )
挙手多数であります。
よって、同意案第21号については、これに同意することに決しました。
追加日程第3 同意案第22号 収入役の選任についての同意を求めることについての質疑に入
ります。
質疑はありませんか。
( な し )
質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論ありますか。
横内広志君。
187
○63番議員(横内広志君)
同意案22号 収入役選任について、反対の立場で討論させていただきます。
内容的には、先ほどの助役の選任と同一の理由になりますので、中身は省略して、同一理由とい
うことで反対といたします。
○議長(稲山徳仁君)
ほかにございませんか。
齋藤正君。
○79番議員(齋藤正君)
私は市長提案の収入役の人事案件について賛成いたすものでございます。
ただいま反対意見者の、職員からの登用の件につきましては、まず納得いたしますが、今議会に
おきましては時期尚早ではないでしょうか。今や日本が、日本全国が注目している南アルプス市で
あることを忘れてはいないでしょうか。追加案件の略歴書を皆さん見てください。塩澤佳文君にお
きましては、30年間の職員生活を送り、そして若草町長にもなった人でございます。本当に1か
ら10まで心得ているのが塩澤佳文君でございます。6町村合併のことは容易なことではありませ
ん。6町村長が、あるときはしのぎを削り、また互いに和を重んじて、汗水流して合併にこぎつけ
た功績は多大なものであります。市長としては互いに汗を流した朋友のサポートが必要であり、南
アルプス市の土台づくりの根源と考えていることと確信いたします。
よって、人事案件には賛成するものでございます。
○議長(稲山徳仁君)
以上で討論は打ち切ります。
これより追加日程第3 同意案第22号を採決いたします。
本案について、これに同意することに賛成の諸君の挙手を求めます。
( 挙 手 多 数 )
挙手多数であります。
よって、同意案第22号については、これに同意することに決しました。
次に総務、文教、厚生および産業土木の各常任委員長から、目下、委員会において審査中の事件
および所管事務の調査について、委員会条例第37条の規定により、別紙、申出書のとおり閉会中
継続審査および調査の申し出がありました。
お諮りいたします。
各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査および調査に付することにご異議ありませ
んか。
(異議なしの声)
ご異議なしと認めます。
よって、各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査および調査に付することに決し
ました。
以上で本定例会の日程は全部終了いたしました。
これをもちまして平成15年6月定例会を閉会いたします。
ご苦労さまでした。
閉会
午後 2時14分
188
この会議の経過を記載して、その内容が相違ないことを証するために
ここに署名する。
平成
南アルプス市議会議長
稲
山
徳
仁
会 議 録 署 名 議 員
志
村
裕
子
会 議 録 署 名 議 員
浅
利
尚
男
会 議 録 署 名 議 員
津久井
豊雄
本会議録の作成にあたった者の氏名は次のとおりである。
議会事務局 長
名 執 俊 一
同
書
記
古 屋 芳 雄
同
書
記
笹 本
同
書
記
河 野 敏 直
同
書
記
小 沢 勝 博
同
書
記
今 村 繁 樹
189
格
年
月
日