ホスピタリティ・マインド(思いやりの心)への気づき 2010年度 第5回 鳥取大学短期集中 ヒューマン・コミュニケ ーションセミナー すてきなあなたになるために 「家庭や地域、学校、職場でのコミュニケーションが足りない」という声をよく耳にします。 コミュニケーションは、お互いの考えや気持ちを理解し合うこと。 多忙な毎日の中で、ちょっとだけ立ち止まって、自分を見つめ、自分自身の生き方やふだん の人間関係を見直すことで、あなたの大切なものやすてきなあなたが見えてきます。 2010年 12月9日(木)~10日(金) 国立大学法人鳥取大学 【講師】髙塚 人志 ●鳥取大学医学部総合医学教育センター 准教授 大地にしっかりと根をはり 世界に羽ばたく鳥取大学 主催:鳥取大学 ●鳥取市湖山町南4丁目 101 電話 0857-31-6777 主管:鳥取大学社会貢献室、 鳥取大学医学部総合医学教育センター学部教育支援室 □講師からのメッセージ□ 人間関係が希薄になっている時代の中で、社会性に欠け、感情をコントロールできないなど、対人コミュニケ ーションに問題を抱える子どもや大人たちが増えています。相手を思いやったり感謝の気持ちを言葉に表現して 伝えたりすることすらできない人たちも少なくありません。 孤立感に苛まれ、自分や他人を傷つけるなどの社会 問題も後を絶ちません。まさに、人が人として成長しにくくなっているのではないでしょうか。 今の時代にあって、ふだんの生活の中で自然に人間関係を学べた時代と違い、人にとってあたりまえのはずの 人間関係を学び、作る場を意識的に提供することが必須な時代になっていると考えます。今回の「ヒューマン・ コミュニケーションセミナー(第5回)」は、鳥取大学のヒューマン・コミュニケーション授業の様子を伝える とともに、「やる気」など「気づきの体験学習」で、まずは人として、ひたすら自分と向き合い、自分を見つめ、 今の自分自身の生き方や人間関係を見直す一助になれば幸いです。 □昨年のセミナー受講者の感想から□ ○今まで、お互いが発言さえしていれば“コミュニケーションは成立している”という勝 手な勘違いをしていました。職場の中でも、 「お互いに言葉を話してはいるのに、どうして 分かり合えないんだろう?いや、どうしてこの人は私の話すことを受け取ってくれないん だろう?分ってくれないんだろう?」 ・・・という「くれない族」になってしまっていた自 分に気づきました。 高塚先生のコミュニケーションとは『お互いが気持ちよく過すために』という、この“気 持ちよく”という部分が抜けていたのです。この人に気持ちよくなってもらえるか?”を 考える事が、気持ちよい職場を作るのだと気づけました。まず、自分から動き出すことで すね! ○この二日間で様々な自分と対面する事ができました。 “人は皆違うし、それは当たり前” そのことを日々の生活の中で忘れていた自分がいました。人とコミュニケーションをとる ということが、単なる情報の伝達だと思っている自分がいました。それらの、今まで気づ かなかった自分と正面から向き合うことで、他の人を好きになるには、まず自分自身を好 きになってあげなくてはと思うようになりました。 自分がそばにいる大切な人々に生かされているように、自分自身も他の人の“善き隣人” になれるようこれからの生き方を見つめていきたいと強く思うことができました。 □受講者に質問?□このセミナーで得たことを、ふだんの生活や職場でどう生かしたいですか?□ ○もっと早くこの研修に出会えていたらよかったと思います。だから私が得た事を周りの人とのコミュニケーシ ョンによって伝えていけたらと思います。実践できる事はたくさんあります。まず挨拶から! 「Give and Give」を忘れず、優しさであふれる家庭、仲間作りが出来たらいいなと思います。 ○まず自分の近くに居る奥さんをはじめ、家族、職場、グループ活動の場で「ホスピタリティ・ マインド」…常に心がけて行動するようにしたい。 ○今の価値観や考え方は、これまでの人々との関係とで出来たものだから、これからの関わり 方で変っていくという事が印象に残りました。誰とも会話しない日はないので、相手が話したくなるような聴き 方を思い出し、いい関係が作っていければと思います。 《スケジュール》 ●12 月 10 日〔金〕 ●12 月 9 日〔木〕 9:15~ 9:15~ 受付開始 9:45~ 10:00~ 開会(主催者挨拶) 「電話の応答からコミュニケーションのあり方を考える」 12:45~ (人間力を高める気づきの体験学習) …… 昼食 …… 13:45~ 「話す・きく」 「きく力を磨く」 18:00~ 乳児との関わり体験 ※8:40 鳥取大学集合(バス移動) 10:20~ 関わり体験(ふりかえり・わかちあい) 11:30~ 12:30~ ※10:50 バス移動 …… 昼食 …… 「私の価値観」 「大切にされた体験」「相手の関心に関心をもつ」 「自分に気づく」 (人間力を高める気づきの体験学習) ※鳥取大学ヒューマン・コミュニケーション教育の現場より 15:30~ (人間力を高める気づきの体験学習) 修了証書授与 懇親会 15:50~ 閉会挨拶 《講 師 紹 介 》 鳥取大学医学部総合医学教育センター 学部教育支援室 准教授 高塚 人志(たかつか・ひとし) 昭和 25 年生まれ。順天堂大学体育学部卒業。 鳥取県立倉吉西高等学校、鳥取県立倉吉東高等学校、 鳥取県立赤碕高等学校保健体育科教諭を経て、平成 17 年 4 月より現職。 元文部科学省中央教育審議会専門委員。とっとりコミュニケーション研究会会長。 主な著書に「21世紀を担う子どもたちのために(富士書店) 」 「自分が好きになっていく(アリス館) 」 「17歳が変わる(小学館) 」 「いのちにふれる授業(小学館) 」 「いのちを慈しむヒューマン・コミュニケーション授業(大修館) 」 「そばにいる人から喜ばれる喜び(今井書店) 」 「赤ちゃん力(エイデル研究所) 」など多数。 受講生を募集します 保育園・幼稚園・小・中・高校・大学、教育委員会、医療、介護、子育て支援、 社会教育の関係者等で人間性・人間関係・コミュニケーション教育に関心のある方。 ●定員・・・・・30 名(定員になり次第締め切ります) ●費用・・・・・8,000 円 (内訳:研修実費 3,800 円、2 日分の昼食代 1,200 円、懇親会費 3,000 円) ※会場までの交通費、宿泊費は含まれません。当日、受付にて徴収いたします。 ●申込先・・・・・鳥取大学 研究・国際協力部 研究・地域連携課 社会貢献室 〒680-8550 鳥取市湖山町南 4 丁目 101 TEL 0857-31-6777 FAX 0857-31-6708 E-mail 《 [email protected] 》 ●申込締切・・・・・2010 年11月12 日(金) 案内の詳細は、申込後に御連絡いたします。 鳥取大学 湖山キャンパスまでのアクセス ○飛行機 東京―鳥取 約70分 ○JR (鳥取駅―鳥取大学前駅まで約 10 分) 大阪―鳥取 約 2 時間30分(スーパーはくと) 岡山―鳥取 約 2 時間(スーパーいなば) ○高速バス 東京―鳥取 約 10 時間 30 分(夜行) 岡山―鳥取 約 3 時間 京都―鳥取 約3 時間 40 分 広島―鳥取 約4 時間40 分 大阪―鳥取 約 3 時間10 分 福岡―鳥取 約 10時間 30 分(夜行) アクセス情報は、鳥取大学 HP でも御覧になれます。 鳥取大学ホームページ http://www.tottori-u.ac.jp/index.html 鳥取大学短期集中 ヒューマン・コミュニケーションセミナー 参 加 申 込 書 ふりがな 性別 氏 名 男 ・ 女 連絡先住所 (案内状の送付先) 〒 電話 ( ) FAX ( ) E-mail 勤務先 なお、上記申込書の内容と受講期間に撮影した写真等をセミナー受講生名簿の作成及び報告書に利用するこ とについて承諾して申込みをします。
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