Press Release 2011 年 9 月 29 日 三菱総研DCS株式会社 マイクロフォーカス株式会社 報道関係各位 三菱総研DCS、「SilkPerformer®」を利用した負荷テストサービス提供開始 三菱総研DCS株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:木村高志/以下DCS)は、 マイクロフォーカス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:田島裕史/以下 マイクロフォーカス)の 「SilkPerformer®」を利用した専門技術者による負荷テスト支援をパッケージ化し、サービスの提供を 2011 年 9 月より開始したことを発表いたします。 ●サービス策定の狙い システム開発期間の短縮化、高品質化や 24 時間 365 日稼働といった高可用性と、顧客ニーズは 日々高度化しています。 このような要件を満たすためにも、システム開発最終局面における負荷テストは、従来の打鍵テストか らはるかに高い品質が要求されます。 一方、負荷テストツールの重要性は認識しているが導入するためには初期導入コストに加え、ソフト ウェア保守料などランニングコストの負担や、ソフトウェアの操作の習熟、負荷テストの計画から実行、報 告書の作成までを行える人材の育成と、負荷テストツールの導入からテスト実施に至るには越えなけれ ばならないハードルがあることも事実です。 DCSではこのような状況を踏まえ、負荷テストツールと金融系ミッションクリティカルなシステムを主とし た案件にて実績を積み重ねてまいりました専門技術者による、負荷テストの計画から実行、報告書の 作成までをオールインワンにパッケージした負荷テストサービスを提供することと致しました。 本サービスにおいて、負荷テストツールはDCSで実績のある「SilkPerformer」を採用。マイクロフォーカ スはDCSに、ツールを最大限活用する為のサポートを行います。 ●サービス提供価格 サービス提供価格は、仮想ユーザ数、タームライセンス(時限ライセンス)有効期間、テストショット数に 応じた価格体系となっております。詳細はお問い合わせください。 仮想ユーザ数 ライセンス期間 テストショット数 プロトコル サービス提供価格 100 2週間 1回 http (WEB) ¥2,000,000- 100 1ヶ月 2回 http (WEB) ¥2,500,000- ※対応プロトコルは、http(一般的なWEBシステム)以外について別途個別お見積もりにて対応させて頂 きます。 -1- ●負荷テストフローイメージ モデルケースとしてテストショット1回とした際の、負荷テストサービスフローは以下の通りです。 作業項目 ヒアリング 負荷テスト計画書作成 負荷量定義 計画 操作内容定義 負荷テスト仕様書作成 負荷生成プログラム作成 テストデータ作成 準備 アプリケーション環境準備 インフラ環境準備 実施 テスト結果解析 結果解析 ボトルネック特定 結果報告 作業内容 負荷テスト実施にあたり、システム開発者/管理者とテス ト事前打ち合わせを実施し、ヒアリング内容を記入した ヒアリングシートを作成します。 ヒアリング内容を基にテストの目的に合わせた負荷テスト 計画を立案します。 負荷量について確認します。一般的な負荷テストに必要 なポイントを考慮しつつ負荷量を確定します。 テスト時にシミュレートする操作について定義します。 テスト対象となる操作を確認します。 負荷量定義、操作内容定義を基に負荷テスト仕様書 を作成します。 負荷テスト仕様書を基に負荷生成用スクリプトを作成し ます。 お客様にてテストデータを準備していただき、ご用意いた だいたデータをツールに反映します。 お客様にて準備していただいたテスト環境にてスクリプト 稼動確認を実施します。 ネットワーク機器、サーバ等のリソース取得準備をします。 テスト実施。当日は各種リソース取得、負荷生成時の 応答時間記録を実施します。 負荷テスト計画書にて定義した要件(応答時間/スルー プット)を満たせているか確認します。 各種リソース状況とテスト結果より、ボトルネック箇所の特 定をします。 各操作の応答時間、テスト時の各種機器のリソース状 況をまとめた報告書を作成します。 ●今後の展望 DCS は、「SilkPerformer」を用いた負荷テストサービスのオプションサービスとして、テスト対応プロトコ ルの拡充や、仮想ネットワーク環境との連携による、負荷テスト実施など、システム稼働環境をより本番 稼動環境に近似させテストの精度を向上させたサービスを開発中です。今後もお客様の多様なニーズ に応えられるように、マイクロフォーカスとともに負荷テストの精度向上やサービス拡充に取り組んでまいり ます。 -2- ■ SilkPerformer®について SilkPerformer®は、本業界で最も強力で、しかも使いやすい、エンタープライズクラスの負荷/性能テ ストツールです。 視覚的なスクリプト生成技術、および、数千人の仮想ユーザが同時利用する複数のアプリケーション 環境をテストできるその能力により、規模や複雑さにかかわらず、デプロイする前に、開発中のエンタープ ライズアプリケーションの信頼性、パフォーマンス、拡張性などを、徹底的にテストすることが可能になりま す。根本原因解析用の最強なツールや管理レポートを利用して、問題を切り分けし、迅速に決断する ことで、テストサイクルを最小化し、市場へリリースするまでの時間を短縮することができます。 http://www.microfocus.co.jp/products/silk/silkperformer/ ■ マイクロフォーカス株式会社について 英国ソフトウェア会社 Micro Focus は 1976 年の設立以来、コンピュータの急速な発展と普及を早 くから予想し、多種多様なコンピュータに対応する COBOL コンパイラおよび開発支援ツールの設計、開 発、販売、保守に取り組み、常に業界をリードしてきました。 世界中でフォーチュン 500 といった金融、製造そして物流にいたる著名企業の多くのビジネスアプリケー ション用 COBOL 開発環境としてマイクロフォーカス製品が採用され、事実上の業界標準 COBOL として 広く認められています。 新たにソフトウェア品質管理と効率的な開発のための各種開発支援ツール、テストツール等の製品・ サービスもラインナップに加わり、お客様のエンタープライズアプリケーションのビジネス価値を飛躍的に高め るための革新的なソフトウェアを提供しております。 http://www.microfocus.co.jp/ ■ 三菱総研DCS株式会社について 三菱総研 DCS は、銀行・クレジットカード等金融関連業務で豊富な経験・実績を有する他、千葉 情報センターを核としたアウトソーシングや BPO 業務などでも強みを持っています。また 1970 年の会社 創業以来からの主力サービスである給与人事サービス「PROSRV(プロサーブ)」は、受託数 2,000 事業 所と、わが国トップクラスのシェアを誇ります。 2004 年からは三菱総研グループの一員として一体的サービスを展開し、シンクタンク~コンサルティン グ~ソリューション~BPO の一貫したバリューチェーンをご提供できる日本でも数少ない企業集団として、 お客様の企業価値向上の実現に取り組んでおります。 http://www.dcs.co.jp/ ■サービスに関するお問い合わせ先 三菱総研DCS株式会社 〒140-8506 東京都品川区東品川四丁目 12 番 2 号 技術推進事業本部(AMQ 事業担当) TEL: 03-3458-9711 E-mail: [email protected] ■当リリースに関するお問い合わせ先 総合企画部(広報) 小笠原 TEL: 03-3458-8214 E-mail: [email protected] ※ 記載の会社名および商品名、Web サイトの URL などは、本リリース発表日現在のものです。 記載の会社名製品名は、各々の所有者の商標または登録商標です。 また敬称は省略いたしました。 -3-
© Copyright 2024 Paperzz