2008年夏のボーナス支給アンケート調査 この調査は、県内企業経営者を対象に実施した 2008 年夏のボーナス支給についてのアンケート調査結果 をまとめたものである。 調 査 概 要 (1)調査時点:2008 年5月上旬 (2)調査対象:埼玉県内企業 1015 社 (3)回答状況:273 社(回答率 26.9%) (4)調査方法:郵送によるアンケート方式 2008 年夏のボーナスの支給見込みについて聞いたところ、従業員一人当たりの平均支給額が昨夏と同程度 と回答したのは、全産業で前回調査(07 年)の 53%から2㌽増加して 55%だった。 「増加」するとの回答 は 15%で前回調査に比べ 12 ㌽も下がり、逆に「減少」する見込みの企業は同 10 ㌽上昇して 15%となって いる。原油高や米経済の減速、円高の進行などで先行き不透明感が増していることから、これまで蓄えた収 益を留保している模様で、昨夏にみられた従業員への所得移転が進んでいないことがうかがわれる。 (図1) 図 1 . ボーナス 支給見込 み ( %) 60 50 40 30 55 5456 20 10 0 15 17 11 15 16 15 増加 同程度 全体 製造業 減少 15 1318 未定 非製造業 企業規模別では規模の大きい企業(従業員 100 人以上)で約5割、規模の小さい企業(従業員 100 人未満) では6割弱が「同程度」と回答、前回調査とほぼ変わらない結果だった。 「増加」見込みは規模の大きい企業 で前回調査より7㌽減、規模の小さい企業は 17 ㌽減り、「減少」はそれぞれ9㌽、10 ㌽増加した。ただ、規 模の小さい企業では、経営状況が厳しいながらも昨夏と同程度の金額を支給しようとの意識が強くみられて いる。 (図2) 図 2 . 企業規模別 ( %) 60 50 59 40 51 30 20 10 0 18 17 12 増加 同程度 規模 の 大 き い企業 い 企業 12 減少 17 14 未定 規模 の 小 さい企業 さい 企業
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