1 船橋市図書館サービス推進計画(素案)へのパブリック・コメントと船橋市の考え方 番 該当個別事業名 (掲載ページ) 号 1 2 3 a a a コメント 船橋市の考え方 図書の 充実 (28p) ≪図書館の魅力づくりについて≫ 本屋さん(リサイクル含め)を使われている方が多く、そのサービスの方が魅力的なのであれば、図書館事業を税金 を使ってまで行う公共サービスとしては必要ないものと判断できるため、拠点の場所等も含めたサービスの質は、本 屋さんと競合できるレベルを目指すべきと思います。 利用率が図書館事業の必要性を問う主要なバロメーターの一利用率を上げた上で、本屋さんではできない公共性 の付加価値をつけていく方針とするべきだと思います。 図書の 充実 (28p) ≪図書の収集方針について≫ 一番やるべきことは子どもだけでなく、大人も活字離れを食い止め、市民の知的レベルを上げていくことだと思いま す。 必要な本が買える富裕層は困っていないのだから相手にしなくてもいいのではないでしょうか。自分の金で買える 本で満足しているのならばそれはそれでいい。 一方、本を買うのはもったいないが、タダなら読んでもいいと考える人には図書館の興味を持ってもらい、足を運ん でもらう努力をすべき。そのためのベストセラー本購入ならばそれはそれでいいかもしれない。ただいたずらにベスト セラー本を重複購入し、自分で買ってもいいと考えている人まで取り込んでサービスする必要はない。程よい程度に 抑えるのがいい。 図書の充実を求める意見の件数が多いが、私の知る限り小さな書店に平積みされるような新刊本はほぼ全て入荷 している。陳列されていないことを誤解しているのではないかという気がするがどうなのだろう?なぜそういう意見が多 数出てくるのか掘り下げて調査する必要があると思う。 図書の 充実 (28p) ≪学習参考書の収集について≫ 総じて市民の知的レベルを上げる方法として、本を与えるというのはとても割安な投資だ。あまりケチりすぎず、予 算の必要性を訴える必要があると思う。向学心のある人が勉強するのに、無料で本が読めるというのはとても助かる 学習参考書は繰り返し読んだり、記憶すべき点など書き込んだり線を引いたりすることが多いもので、 のだ。 そのような使い方をする図書であることから、次の利用者の使用に耐えない状況になることが見込まれま 図書館職員の方の話を聞くと、学習参考書などはキリがないので買わないという方針らしいが、多種類揃える必要 す。このようなことから、図書館では購入図書から除外しております。 はないが、子どものためにある程度買ってやるのもいいのではなかろうか。大した額ではない上に投資効果が非常に 高いだろうから。 新刊本・人気本をいち早く読みたいという市民ニーズに応えつつ、個人では購入するには高価であっ たり、専門性があっても市民の知的要求に応えることのできる図書を購入し、利用いただきながら保存す るということも、公立図書館の使命と考えております。 その両者のバランスを取りながら、図書の充実を図って行きたいと考えます。 4 a 図書の 充実 (28p) ≪図書資料の購入予算の拡大について≫ これまで複数の自治体の図書館を利用した経験から正直な感想を申し上げますと、船橋市の図書館は、私が知る 限りでは、最も資料が充実していないように思います。 検索していると、他の図書館では置いてある書籍や雑誌が、船橋市では置いていなくてがっかりすることが頻繁に 図書購入を一元化するなど効率的な図書購入を進め、収蔵タイトル数の増加を進めてまいります。 あります。また、CDやコミック類の貸出を一切行っていないことも残念な点です。 以前、職員の方が、予算が大変少ないとのことをちらりと仰っていましたが、もし本当に図書館予算が足りていない ためにサービスが低いのであれば、今回の計画案に、ぜひとも予算の拡大を盛り込んでいただきたいと思います。 5 a 図書の 充実 (28p) ≪リクエストできる総数の拡大について≫ 計画期間中に図書管理システムの更新を計画しており、その中でリクエスト枠の拡大について検討し リクエスト総数の増加を希望します。本が届くのにあまりに時間がかかるので、多数のリクエスト枠が必要になる。逆 てまいります。また、貸出や返却拠点などネットワークを拡充し、図書の回転率の向上を図ってまいりま に言えば本の回転が良くなればその必要はなくなる。 す。 6 a 図書の 充実 (28p) ≪図書予約枠の拡大について≫ 計画期間中に図書管理システムの更新を計画しており、その中でリクエスト枠の拡大について検討し 予約冊数を10から20へ増加させる。予約図書のあと何番かの表示をする。購入予定図書への貸し出し予約可能 てまいります。リサイクル本の予約については、図書の抜き取り等、年間を通じて実施している図書整理 にする。償却図書のリサイクルの場合、欲しい図書を予約できるようにする 。 作業の中では非常に煩雑な作業となることから実施は難しいと考えます。 7 a 図書の 充実 (28p) ≪雑誌リクエストの受付について≫ 本だけではなく、雑誌も受け付けて欲しい。希望理由もちゃんと聞いて深く吟味して選書して欲しい。 雑誌については多様な市民のご要望に応えるため、各ジャンルで最も発行部数の多い雑誌を購入し ております。寄せられた雑誌のリクエストについては、毎年度の図書購入計画策定時に参考とさせてい ただいております。 2 船橋市図書館サービス推進計画(素案)へのパブリック・コメントと船橋市の考え方 番 該当個別事業名 (掲載ページ) 号 コメント 船橋市の考え方 8 a 図書の 充実 (28p) ≪雑誌のリクエスト受付について≫ 現在、船橋市内で収集していない「書籍」については、リクエストカードを提出することで購入等を検討してもらえる 仕組みがありますが、それを「雑誌」についても受け付けてもらえるように、サービスを拡充することを要望します。 船橋市内にない雑誌を借りたい場合は、相互貸借サービスを利用する方法があるものの、申込みをしてからの時 間がかなりかかること、延長ができないことが挙げられ、船橋市内にある場合に比べて、利用し難い制度となっていま す。 雑誌については多様な市民のご要望に応えるため、各ジャンルで最も発行部数の多い雑誌を購入し また、発行されてから6箇月以内は相互貸借サービスを利用することができないため、借りたくても、最低半年は待 ております。寄せられた雑誌のリクエストについては、毎年度の図書購入計画策定時に参考とさせてい たなくてはなりません。 ただいております。 私の経験になりますが、こうした不便さもあり、船橋市でぜひ収集を検討していただきたいとリクエストカードを提出 したところ、雑誌については、リクエスト自体を受け付けていないとの返答でした。市民のための図書館のはずなの に、雑誌の選定について、原則要望を受付けてもらえないことに大変驚きました。 もちろん、雑誌の棚には限りがあり、予算の問題もあるとは思いますが、市民の要望すら届ける仕組みがないので あれば、雑誌の選定に関して、図書館側に一方的な権限があると言わざるを得ません。 雑誌についてもリクエストカードを受け付けてもらえるよう、ぜひ働きかけをお願いします。 9 a 図書の 充実 (28p) ≪図書の貸出冊数の上限について≫ 図書の貸出し冊数はMAX6冊で良いと思われる。 a 図書の 充実 (28p) ≪雑誌の閲覧について≫ 入荷後1週間は貸出しない。ただしコピーは可とする。または、入荷後1週間は貸出しない。入荷後2週間目は貸出 しないが、コピーはOK。3週目からはfreeとする。 図書館内での雑誌の複写については、著作権法の制約により、次号が刊行されるまで最新号を複写 (説明)現在は第1週目は貸し出しせず、コピーも取れないので筆写しなければならない。しかも2週間目は常連が することはできません。雑誌の複写を希望される場合には、図書予約をご利用ください。 早々と長期間借り出すので、一般のものは見ることも出来ない。上記の方法に改めれば必要な者は第2週間中にコ ピーを取ることが出来る。 a 図書の 充実 (28p) ≪雑誌コーナーについて≫ 雑誌の書架の「この棚の最新号は紛失が多いためカウンターで引き換えにお渡し~云々」の棚がいかに多いこと 貸出し処理をされない図書の持ち出しについては、図書館を利用される皆様のモラルに訴えるところ か。図書館側も書架を縮小するとか手を打っている努力は認めますが効果は難しいよう。大げさですが、「残念なが でありますが、図書へのICタグの貼り付け、アラームゲート設置など、物理的な防止策も検討してまいり ら読書モラルの低さ、市民の品格にまで」思いをめぐらせたくなります。受付の腰板に紛失の多い枠を移し一覧にす ます。 るとか、空いた後は新刊書欄にするなど工夫したいものです。要はPRと良識に待つしかないのかも知れませんが。 図書の 充実 (28p) ≪近隣市との連携・相互貸借について≫ 近隣の市との提携サービスの実現を希望します。すでに実現している市もあるようなので検討ください。(例:京王 沿線七市の市立図書館では相互利用できます。) 検索システムの並列化とか、データの一括管理までを希望しますが、まずは、近隣市からの図書貸出から実施をお 願いします。 隣接する市川市、習志野市、八千代市、鎌ヶ谷市、白井市の図書館利用券を作成することができる サービスは現在も実施しています。 近隣市との図書館システムの共有化は、各市が独自のシステムにより運営されていることから難しいと 考えます。 なお県立図書館の横断検索システムにより、県内の公立図書館の蔵書を一括して検索することができ ます。これを利用することで、県内の公立図書館の蔵書が確認でき、図書を取り寄せて貸出することが 可能となっています。 図書の 充実 (28p) ≪相互貸借図書のバーコード管理について≫ 市外の図書は本に記録されたバーコードが利用されず、別にビニール袋にいれた用紙でバーコードで管理されて おり、この操作が煩雑で公民館図書室に拠点の図書館から本が届いたときの登録や貸し出し、返却時の担当者の 負担が多くなっています。 たとえば、最初に別のバーコード用紙で市外の区別を行い、以降はその本のバーコードを利用するなど種々の簡 易化の方法が容易に考えられると思います。 相互貸借の図書についてビニール袋を使用しているのは、県立図書館と県内の公立図書館から借り た相互協力本であることが一目でわかること、船橋市と貸与いただいた図書館との信頼関係で借り受け た本なので、市民の方にも特に取り扱いに注意をしてほしいこと、本の保護、等が目的で実施しておりま す。 10 11 12 13 a a 図書の貸出上限冊数10冊とは、図書だけではなく、視聴覚資料や雑誌などの貸出も含んだ総数とし ており、上限の引き上げを要望される中で拡大してきた経緯から、現在の上限冊数としております。 3 船橋市図書館サービス推進計画(素案)へのパブリック・コメントと船橋市の考え方 番 該当個別事業名 (掲載ページ) 号 14 15 16 17 18 コメント 船橋市の考え方 図書の 充実 (28p) ≪相互貸借図書の受取りまでの時間について≫ 現在の私の利用状態からすると日曜日にリクエストをすると早いときで次の日曜日に借りられ順調な場合、納期1週 間となっています。しかし遅い場合は2、3週間あるいはそれ以上かかります。このばらつきの原因はどこにあるので しょうか。 現在は県の図書館の検索ページで本の動きがおおよそ推定できます。 また私が借りる本はほとんど他の人が借りることのない本で自分でいつも本の動きをチェックしています。 このチェックによると現在はスムーズに動いている場合は火曜日に市の予約一覧表に登録され、水曜日に県に予 約が入ります(県側が貸し出し中となる)。 この段階で県に予約のされない本が生じます。この差異はなにによるのでしょうか。私には担当者のミスとしか思え ません。このような本は当然担当者が気づくかあまりに遅い場合は私の催促で次の処理が行われることとなります。 県に順調に予約が入った本はだいたい次の日曜日(7日後)に受け取れますが、なかには県に予約が入っていな がら次の日曜日(7日後)に受け取れないものが生じます。これはどこかで死蔵されていると推定されます。どこに原 因があるのでしょうか。このような本については1、2度火曜日あるいは水曜日に受け取れた(公民館図書室に納入) ことがありますがほとんど翌週以降の日曜日となっています。 以上のようなことが原因で2、3週間以上遅れる場合もあります。 公民館図書室の担当者に事情を尋ねても担当者が代わって慣れていないものでというばかりです。このような担当 者に依存するシステムは是非改善して迅速な本の貸し出しができるようにしてもらいたいと思います。 なおかつては土、日にリクエストするとその日に県に予約が入ることもありました、また土曜日に公民館図書室に納 入されることもありました。処理の迅速化には県や市外の本の予約を本人が直接ネットでできるようにすることが望ま しいと思われます。できるだけ担当者の処理の迅速さ具合に依存することのないシステムにする必要があると思いま す。 県立図書館と県内の公立図書館が行っている相互貸借については、県立図書館と貸出す側の図書 館、県立図書館と借受ける側の図書館との図書の連絡便の運行日の関係で、取り寄せに時間がかかる ことがあります。 今後は県立図書館との連携を深める中で、受取りまでの期間短縮に努めてまいります。 a 図書の 充実 (28p) ≪リクエスト図書の新規購入と相互貸借について≫ 新しい本では時には市が購入してくれているような場合があります。 しかしこの場合は納入が非常に遅れる(1ヶ月 以上)のが常です。 本を新規購入してくれるのはありがたいのですが、県から借りると1、2週間で納入されるので、県にある本を市が新 規購入してから貸し出すのははっきり言ってありがた迷惑です。購入とは別に県から借りていただきたいと思います。 また現在は長期間本人にはどのような処理がなされているか不明の状態となっています。ネット上での表示に改善 が必要です。 財政の限られているなかで図書の貸し出しを充実させるためには図書の共有化とシステムの合理化、人手をできる だけかけないシステム化が要求される思います。そのためには以上のように特に市外の本を借りる方法について改 善、迅速化が求められると思います。 県立図書館と県内の公立図書館が行っている相互貸借については、県立図書館と貸出す側の図書 館、県立図書館と借受ける側の図書館との図書の連絡便の運行日の関係で、取り寄せに時間がかかる ことがあります。 今後は県立図書館との連携を深める中で、受取りまでの期間短縮に努めてまいります。 またリクエスト等の処理状況については、計画期間中に図書管理システムの更新を計画しており、その 中で予約システムについて検討してまいります。 a 図書の 充実 (28p) ≪郷土資料・地域資料の収集について≫ 地元の稀少本の収集は必要だ。だが、地元以外の本は最終的には国立国会図書館がある。将来国会図書館の本 郷土資料・地域資料の収集・整理・保存は、公立図書館の重要な役割のひとつであると考えておりま はおそらく図書館に置かれたネット端末で読めるようになるであろうから、船橋市が絶対にやらなければならないこと す。地域に関する情報は今後とも収集・整理・保存をしていきたいと考えております。 ではない。私はネット時代においては専門性は究極的には国会図書館1つだけに集約される方向にあると考えてい る。 図書の 充実 (28p) ≪郷土資料・地域資料の収集について≫ 郷土関係の図書や資料の保存、充実にも力を入れたい分野です。市の行政文書も合わせて保存公開。先にあげ た中央図書館のありかたも関わってきます。行政資料室があっても、市に関係のある方が利用し、一般の利用はしに くいのではないでしょうか。いずれ政令指定都市になることを見越して今から準備を進めるべきでしょう。 「ふなばし」の今と昔がわかる図書館を目指す項目は大いに意を強くいたしました。収蔵品の展示公開をぜひお願 いしたい。毎月の月替わりでも結構ですし、年1回でも図書館のロビーに錦絵や古地図などを展示できたらよろしい ですね。児童生徒のの社会勉強にもなります。 図書の 充実 (28p) ≪郷土資料・地域資料の収集について≫ 「おらがまちの宰相」ともいうべき野田佳彦首相の誕生に関連し、将来は「野田記念」とも言えるような資料の収集を 今から始めてはいかがでしょうか。中学、高校の卒業記念文集、部活動の入賞写真など、友人知人にも提供いただく 本市にゆかりのある人物の著作物については、郷土資料、地域資料として、中央図書館の郷土資料 ように呼びかけたら、結構意義あるものが集まると思います。 室において収集・整理・保存しております。 本県では終戦時の首相鈴木貫太郎大将の記念文庫が野田市関宿町にあります。寄贈された生家と数多くの資料 とともに公開されています。当市としても、戦後初の県人総理としてふさわしい展示室(館)を設けることは市民感情と しても充分理解されるのではないでしょうか。 a a a 郷土資料・地域資料の収集・整理・保存は、公立図書館の重要な役割のひとつであると考えておりま す。行政統計等の行政資料についても地域資料として収集・整理・保存してまいります。 図書館が収蔵する郷土資料の公開事業は現在も市民ギャラリーなどで実施しております。 計画期間中に整備する新西図書館では、郷土資料などの展示会を開催できるスペースを設ける事を 検討してまいります。 4 船橋市図書館サービス推進計画(素案)へのパブリック・コメントと船橋市の考え方 番 該当個別事業名 (掲載ページ) 号 19 20 コメント a 図書の 充実 (28p) ≪視聴覚資料の充実のいついて≫ 北図書館の視聴覚室は、機器は古く、ソフトも古いビデオばかりで、利用したいと思えません。時代の要請として、 DVD等視聴覚関係の充実も図書館の役割の一つとして重要ではないでしょうか。 a 図書の 充実 (28p) ≪視聴覚資料の充実について≫ ビデオ図書特にVHSビデオテープからDVDへのメディア移行を早くして欲しい。 船橋市の考え方 視聴覚資料については、DVDに順次更新してまいります。 21 a 図書の 充実 (28p) ≪洋書のペーパーバックでの収集について≫ 洋書は、ハードカバーの大型の本がほとんどで高額な上、大型で重いため、非常に扱いづらいです。 小説などで、ペーパーバック版が出ている場合には、価格もおよそ3分の1から4分の1に下がるので、そちらをを購 ペーパーバック等洋書については、貸出し処理をされない持出しが多いなど、図書の管理が難しい状 入した方が良いと思います。保存する上での耐久性などがネックになるのかも知れませんが、アメリカの図書館など 況が続いたため、現在は閉架書庫に保管しております。図書へのICタグの貼り付けアラームゲート設置 ではペーパーバックの本も通常の書籍と同じように貸し出しされています。より安価なペーパーバック版を選択するこ など、物理的な防止策を講じた上で、洋書の配架を検討してまいります。 とで、購入できる洋書の幅も広がると思います。 小学校での英語教育が本格化するにつれ、洋書を借りて英語を自学したい、という人もこれからますます増えてく ると思います。 22 a 図書の 充実 (28p) ≪外国語図書の収集について≫ 日本語の図書だけに限定せず、文化的、社会的な外国図書を原文で(英語、フランス語、中国語など)など触れら 多文化理解への図書館の役割として、貴重なご意見として承ります。 れる環境に必要最低限の図書で構わないので整備してほしい。 23 b 情報発信の ≪図書館の広報について≫ 図書館の所在をご存知ない市民への広報活動は重要な事項と考えており、多くの市民にご利用いた 充実 図書館を知らない方が27.9%、10人のうち2.5人もいるのには驚きです。PRも大切な役割でしょう。いくら図書を だけるような広報活動をしてまいります。 (29p) 充実しても利用されなければ、何にもなりませんから。 e 開館時間の ≪開館時間を延長について≫ 延長 現行の17時閉館を19時に、そして、水・金を21時にしていただけたら有難いです。 (34p) e ≪開館時間の延長について≫ 開館時間の サラリーマンであれば、図書館に来られる時間は18時ころになるのですが、そこから2~3時間位は読書なり、調べ 延長 物なりが出来る開館時間であって欲しい。 (34p) 個人的によく利用する千代田図書館や、江東区などの図書館の開館時間と比べてみて欲しい。21時くらいまでの 利用が出来るようにして欲しい。試験前の子供たちにあっても、それは同じです。 e ≪開館時間の延長について≫ 開館時間の より多くの方が利用できるように、図書館は是非21時まで開いていてほしいと思います。以前住んでいた市川市で 開館時間については、中央図書館、建替え後の西図書館が平日20時まで、他の3館が平日19時ま でとする計画であります。 延長 は、駅前図書館は21時まで開いており、会社帰りにも利用でき非常に助かっておりました。 (34p) 船橋市の図書館は遅くても19時までしか開いておらず、会社帰りにはとても使えない状態です。毎日とは言いませ んが、毎週1日でも21時まで開いていたら非常に使いやすくなります。 27 e ≪開館時間の延長について≫ 開館時間の 東図書館、西図書館の利用時間は、都内通勤者の利便を考え、平日19時ではなく、20時まで延長できないでしょ 延長 うか。ビジネス関連書籍の充実とあわせれば、いままで利用したくてもできなかった層のほりおこしになると思います。 (34p) 基幹施設の中央図書館は21時がよいと思います。 28 e 開館時間の ≪開館時間の延長は不用について≫ 延長 開館時間は東京地区の図書館が20時までなのでそれに準じようとされているのでしょうが船橋においては不要。経 これまで利用できなかった市民への利用促進のため、開館時間の延長を計画しております。 (34p) 費が増加し管理人員の確保も問題。 24 25 26 現在は、中央図書館については火曜~金曜は毎日19時まで開館、西、東、北の3図書館は水曜、金 曜は19時まで開館しております。 開館時間については、中央図書館、建替え後の西図書館が平日20時まで、他の3館が平日19時ま でとする計画であります。 5 船橋市図書館サービス推進計画(素案)へのパブリック・コメントと船橋市の考え方 番 該当個別事業名 (掲載ページ) 号 29 f 30 f 31 f 高度情報化社 会における図 書館サービス (35p) コメント 船橋市の考え方 ≪電子書籍の研究について≫ いくらでもコピー出来てしまう電子書籍をどう貸し出していくのかは国レベルで考えることだろうが、市図書館担当者 の能力向上のために市レベルでもある程度研究しておく必要はあるのだろう。 ≪情報化社会への対応について≫ 計画全体について、前期が平成28年度末までとなっていますが、長期的視野にいささかかけるところがあると云わ 高度情報化社 ざるをえません。特に日進月歩の情報化技術化の時代に対応する施策がもっともりこまれたらという感を強くいたしま 会における図 した。 書館サービス 中でも図書館協議会の意見では、情報化社会への対応がわずか4行(16ページ末尾から17ページ)ふれただけ (35p) で物足りなさを感じた次第です。これは「協議会の構成が年配者に多く携帯、デジタル世代の20代、30代の若い人 電子書籍などの新しい形態の資料については、その普及度・利便性・継続性などについて調査研究 が少ないせいかなあ」とあらぬ推測に思いをめぐらせました次第です。 してまいります。また電子書籍等の高度情報化に公立図書館がどう関わるかについても、研究してまい ≪中央図書館の位置づけと、情報化社会への対応について≫ ります。 高度情報化社 中央図書館の拠点としての意義、役割、期待がもっと鮮明に、はっきり盛り込まれたらよかったのではないでしょう 会における図 か。核としての存在が重要です。予算の一元化の実施(歓迎)はじめ月曜開館、夜間の延長など実験的施策が行わ 書館サービス れることなどに触れてはいますが、インターネットや携帯電話による電子書籍をはじめCD、DVDやデジタル化などの (35p) 将来的な課題については通り一遍の字句だけです。またそれに伴う職員の教育、啓発などの役割も上げられましょ う。特に電子図書との関連は問題が多岐です。 f 高度情報化社 会における図 書館サービス (35p) ≪電子書籍について≫ 年次計画は最終目標平成32年度となっているが、それでは遅くて世界の流れに取り残されると思われるので、平成 27年度を目標に変更して欲しい。合せて電子書籍を利用するツールとして具体的に世界標準になりつつある「iPad」 等を導入検討するのがベターと思われます。電子書籍を利用対象とする場合は紙ベースの本ではないのでネット ワークで読むシステムを導入する方向で研究して欲しい。 f 高度情報化社 会における図 書館サービス (35p) ≪情報データベースの導入について≫ 新聞記事などの情報データベースについて市レベルの図書館が手を出すのはいかがなものかと思う。既に民間で 高いサービスが出ているようなことをやる必要はないと思う。国会図書館なり、民間なりに任せればいいのでは?捨て るべき分野だと思う。具体的にどういう理由があって、どういう層のどういうニーズに合わせようとしているのかが、素案 からは分からなかった。 f 高度情報化社 会における図 書館サービス (35p) ≪図書館でのパソコン利用について≫ 試験勉強などではSAT, TOFEL,TOEIC, GMAT、司法試験、CFAなど、インターネットに接続したノートパソコンが ないないと、試験準備のための勉強も効率的にできないものが世界的に多くなってきている。こういった準備が今の 船橋市の図書館では全く難しく、図書館はなんの助けにもならないため、結局図書館を利用しないということになっ ています。 f ≪図書館でのパソコン利用について≫ 高度情報化社 図書館で効率的な調べ物や学習をするには、図書館の図書と並行して、ノートパソコンなどを使い、インターネット 会における図 上の情報も参照しながら、レポートなどを作成するのがほとんど学生・サラリーマンの姿になってきているにもかかわら 書館サービス ず、それが出来ない現状をなんとかして欲しい。持ち込みノートパソコンが利用出来るように、テーブルタップや電源 (35p) や、無線LANなどを提供することは、珍しいことではない。 f 高度情報化社 会における図 書館サービス (35p) ≪図書館でのパソコン利用について≫ 各図書館にPC持込可で無線LANの使用できる施設を用意してほしい。 i 業務委託の導 入と指定管理 者制度の調査 研究(38p) ≪業務委託の導入について≫ 平成26年度以降も市の直営のまま働き続けることができればと思いますが、もしも委託や指定管理者制度に変更さ 図書館業務の経験者の積極的な採用を求めるなどの配慮を検討してまいります。 れた場合でも希望すればこのまま残って勤められるような、非常勤職員における計画のご検討をお願い致します。 38 i 業務委託の導 入と指定管理 者制度の調査 研究(38p) ≪業務委託の導入について≫ 民間活力の積極的な活用も課題で大いに取り入れたい。民間委託は避けて通れない命題です。全国でも自治体 合理的な図書館運営の手段のひとつとして、窓口業務等の業務委託の導入を検討してまいります。 が公民館などと合せてすでに研究し実施に取り組んでいるのが流れと言えましょう。 39 j 新しい図書管 ≪インターネット予約について≫ 理システムの整 予約保管メール配信をこまめにしてほしいです。 備(40p) 32 33 34 35 36 37 図書館では新聞各紙の縮刷版を冊子として購入し、ご利用いただいているところですが、毎年増加す る冊子の収蔵スペースの確保などの課題があります。新聞社が提供する新聞記事の電子版サービスを 活用することにより、収納スペースの課題が解決できるほか、船橋市では収蔵していない過去の記事の 閲覧、キーワード検索など優位な点もあることから導入を検討してまいります。 計画期間中に整備する西図書館においては、館内無線LANや持ち込みパソコンが利用できる閲覧席 の設置を検討してまいります。 既存の図書館には各館数席のパソコン利用席を用意しております。なお、館内でのパソコン利用につ いては、使用音が気になるとの他の利用者からの声があることから、専用ブースの設置が必要となり既 存の施設では改修が必要となります。今後施設改修をする際に、設置を検討してまいります。 6 船橋市図書館サービス推進計画(素案)へのパブリック・コメントと船橋市の考え方 番 該当個別事業名 (掲載ページ) 号 コメント 船橋市の考え方 40 j ≪インターネットでの予約図書の待ち状況の確認について≫ 人気図書は400~500人待ちぐらいのものもあり、一年以上経過してやっと読むことができた本もあります。インター ネットの「各利用者の貸出・予約状況確認」のページを開き、予約一覧表示を開くと、予約日・タイトル・受取館などは 新しい図書管 表示されますが、自分が順番待ちで何番目なのかが全くわかりません。一年以上も待たされるようになると、正直に 計画期間中に図書管理システムの更新を計画しており、その中で予約システムについて検討してまい 理システムの整 ります。 いつになったら自分の順番がくるのだろうと首を長くして待っている方ばかりでイライラされる方も多いと思います。 備(40p) そこで、順番待ち状況で自分が今何番目かが利用者の状況確認のページで表示されるようになれば、なんとなく の目安になり安心して順番を待っていることができると思います。このようなサービスが実現されればいいなと思いま す。 41 j 新しい図書管 ≪予約図書の待ち状況について≫ 理システムの整 予約した図書が実際にいつごろ貸出可能なのかの情報提供して欲しい。(例:「1Q84」は最長2年もかかった。) 備(40p) ≪新刊図書のインターネットでのリクエスト受付について≫ 現在、図書館に蔵書のあるものについてはインターネットで予約できますが、新刊で蔵書のないものをリクエスト予 新しい図書管 約するときには、実際に図書館に行って、「予約・リクエスト用紙」に手書きで内容を記載して、カウンターに提出しな 理システムの整 ければ受付できないようになっています。借りる本がないときにわざわざリクエストの為だけに来館しないといけないこ 備(40p) とは面倒なので、できれば自宅にいてもリクエスト予約ができるようにWEBで処理するシステムにしてほしいと思いま す。(WEBで簡単に受付をしてしまうと安易な利用者が増えて図書館業務に多大な負荷がかかる可能性もあります が、このようなサービスもこれから先はあるべきだと思います。) インターネットからのリクエストについては課題が多く、実施は難しいと考えております。図書館の窓口 に設置する「予約・リクエスト用紙」にてお申し込みください。 新しい図書管 ≪新刊図書のインターネットでのリクエスト受付について≫ 理システムの整 新しい図書のリクエストもインターネットでできるようにして欲しい。 備(40p) 42 j 43 j 44 j 新しい図書管 ≪相互貸借図書のインターネット予約について≫ 理システムの整 市外の図書館から本を借りる場合、ネット予約ができず直接図書館でリクエスト用紙に申し込むようになっており、 備(40p) 借りる側も図書館側も煩雑となっています。是非ネット予約できるようにしていただきたい。 45 j 新しい図書管 ≪インターネット予約システムの更新について≫ 理システムの整 現在の図書は結構傷みが激しく、電子タグ、自動貸し出しでは、その痛みを増加させる。それよりはインターネット 備(40p) 予約システムの更新を検討ください。 計画期間中に図書管理システムの更新を計画しており、その中で予約システムの更新を検討してまい ります。 j 新しい図書管 ≪図書検索用端末の設置場所について≫ 理システムの整 検索装置が一箇所にかたまり数も少ないので、分散して数も増やしてくれたら、利用者の利便性も高まるのではな 備(40p) いでしょうか。 計画期間中に図書管理システムの更新を計画しており、その中で設置場所、設置台数を検討してまい ります。 j ≪図書検索用端末の児童室への設置について≫ 新しい図書管 児童図書室にはなぜ検索装置がないのでしょうか?学校の図書室でも、子供たちはPCの検索装置を使っていると 中央図書館と北図書館には児童室に検索用端末を各1台設置しております。 理システムの整 聞いていますし、はじめだけ説明してあげれば、すぐに覚えるのが子どもではないでしょうか。また、大人でも児童図 計画期間中に図書管理システムの更新を計画しており、その中で設置場所、設置台数を検討してま 備(40p) 書室で児童書を借りる人は多いと思います。検索装置がないと探すのに一苦労なので、児童図書室にぜひ導入して いります。 ほしいです。 j ≪図書検索用端末の仕様について≫ 図書館内の資料検索システムが、タッチパネル式のみで、しかもひらがな入力のみしかできないため、使いづらい と日頃から感じています。子どもや高齢者等にとってはタッチパネルの方が使いやすい面もあると思いますが、キー 新しい図書管 ボード操作に慣れている人も多数存在すると思います。キーボード操作は、慣れればタッチパネル式よりずっと速く 計画期間中に図書管理システムの更新を計画しており、その中で設置場所、設置台数とともに操作方 理システムの整 入力できますし、また漢字やカタカナも交えた検索が可能なことから、必要な情報により正確にたどり着きやすい利 法などの仕様について検討してまいります。 備(40p) 点があります。 キーボード式とタッチパネル式の両方を設置するという方法もあると思います。(以前千葉市の図書館を利用したと きは、両方設置されていましたが、数はキーボード式の方が多かったです。) 46 47 48 7 船橋市図書館サービス推進計画(素案)へのパブリック・コメントと船橋市の考え方 番 該当個別事業名 (掲載ページ) 号 コメント 船橋市の考え方 k ≪司書資格の重要性について≫ 船橋市は図書館が少ないと考えます。人口比に対してですが、この意見は市民に多いと思います。図書館サー ビスの内容が何を指すのかわかりませんが、以前、私が「自由学園明日館」これはフランク・ロイド・ライトの設計による 建造物ですが、図書館に行き調べたいと申しましたら、たちどころに関係書籍と一緒に明治の建築史の周辺の説明 職員配置と をしてくれた司書の方に出会いました。その迅速なこと、正確に分かり易い説明に感謝いたしました。 図書の案内役として司書は図書館に欠くことのできないものであると考えており、その育成と配置を進 専門職の確 司書職の在り方に感銘を受け、私がその立場であれほど明確に対応できただろうかと考えました。また県立図書館 めてまいります。 保(42p) からの貸し出しもいくども経験しましたが、気持ちの良い親切さで好感をもっています。 最近の司書取得試験の内容はかなり高く、やはり図書館業務と関連があるのだと存じます。サービスよりも内容の 充実でもあると考えます。人口にふさわしい文化行政、都市に近い市民意識にも配慮した行政の在り方を望みたい と考えます。 l ≪西図書館の整備、施設整備への提案について≫ 西図書館の建替えのような、箱物事業に血税を使った多くの予算を投じる前に、既存の施設等を使ったソフト的な 図書館の整 方法を模索した方が良いと思います。 備・充実(44 図書館の設置については、図書を保管する場所と、閲覧や教育の場としての位置づけを切り離して考えても良い p) のではないでしょうか?書籍の適正な管理(蔵書数の適正化、管理する人の労務費、土地建物等の箱物の所有・維 持管理費等)の効率化が図れると思います。 51 l ≪中央図書館の設置場所について≫ 図書館の整 船橋には本屋が少ない(少なくなった?)のですが、商店街の真中に中央図書館があるのは 本屋への営業妨害に 備・充実 なっているのではないでしょうか? 現在の中央図書館は、利用者の利便性を考慮し、再開発ビルの区分所有権を取得したものです。 (44p) 安っぽい商業ビルのフロアにあるのもどうかと思います。 運動公園あたりが環境は良いと思います。 サービスって 何? 行政批判をかわす卑屈な迎合? 52 l 53 l 54 l 図書館の整 ≪学習スペースについて≫ 備・充実 勉強室を作って欲しい。図書館の中に勉強ができるスペースを作って欲しい。 (44p) 55 l 図書館の整 ≪閲覧・学習スペースについて≫ 備・充実 閲覧室、学習室の充実も要望が高いと思います。前の人の視線が気にならないようなゆったりとした席で、くつろぎ (44p) ながら読書ができたらと思います。本をそろえるだけでなく、読書環境を整備していただけたらと思います。 56 ≪津田沼駅周辺への拠点整備について≫ 津田沼駅周辺は、船橋市の住民の方のかなりの人の流れがあるにもかかわらず、船橋市の図書を利用できる環境 ネットワーク にありません。東部公民館での貸し出し拠点サービスのような、ソフト的な計画は、早く実施して頂けないでしょうか。 計画期間中に東部公民館に貸出返却拠点を設置するとともに、鉄道駅近くへのサービス拠点の整備 m 化の推進 津田沼駅、船橋駅、西船橋駅等の主要な乗換駅に、貸し出しサービスがあれば、図書の利用率が上がると思いま について検討してまいります。 (45p) す。 アンケート結果にもあるように、図書を購入する方が多いので、その人たちを取り込むことができれば、より有効 なものとなると思います。 49 50 図書館の整 備・充実 (44p) 図書館の整 備・充実 (44p) 西図書館の再整備は、東日本大震災がきっかけですが、設置後42年を経過し老朽化が進んでいたこ とから、建替え時期を検討しておりました。建替えにより西部地域の拠点として、図書が借りやすく館内 での読書もできる親しみの持てる図書館にしたいと考えております。 図書の閲覧場所と保管場所を分けるというご提案は、今後の図書館のあり方を考え直す貴重なご意見 として参考とさせていただきます。 ≪中央図書館の閲覧席について≫ 中央図書館の窓際の席の椅子が高すぎて、テーブルとのバランスが悪く、物書きをする時に腰を痛めるので、低く 施設改修または、備品交換の際に、より利用しやすい設備にすることを検討してまいります。 していただきたい。 ≪大人の学習スペースについて≫ 子供たちも自習室などで勉強出来るようにはなっている所があるもののもっと、自習のためのスペースをサラリーマ ンにも確保してほしい。 計画期間中に整備する西図書館では、図書の閲覧や自習、学習スペースを確保することを計画して まいります。既存の施設については、施設改修時などに図書の閲覧や自習、学習スペースを確保する ことができるか検討してまいります。 8 船橋市図書館サービス推進計画(素案)へのパブリック・コメントと船橋市の考え方 番 該当個別事業名 (掲載ページ) 号 コメント 船橋市の考え方 57 ≪夏見地区への図書館整備について≫ 私は現在高校生から幼稚園までの3人の子どもを持つ母親です。上の子どもが小学校入学時からこの船橋市で生活し ている者として感じてきたこと、また今もなお強く感じ続けていることは「何故夏見地区にはきちんとした図書館がないのだ ろう」というものです。 幼児期には公民館等でのお話会や中央図書館での読み聞かせに積極的に参加し楽しませてもらっていました。移動図 書館の利用もしながら、時間と体力に余裕がある時には自転車で中央図書館へ出向き10冊の本を荷台に積み、帰りは子 どもも乗せながら夏見の坂を登って帰りますが、それは母親の体力的にもかなり過酷なものでした。 「たくさんある本の中から読みたい本を選びたい」「お話会で紹介された本は今すぐ借りて読みたい」と思う子どもの気持 ちを受け入れるためには、大変でもこうするしかないというのが現状でした。駅までの渋滞や駐車場のことを考えると自転 車を利用することになり、実際このような形で不便さを感じながら利用されている方は身の回り見てもとても多いです。 小学校に入ると図書室というものがありますが本好きの子どもはそれではあき足らず「ジャンルにこだわらず、自分で選び たい」気持ちは一層強くなります。題名がわかっているどうしても読みたい本がある時はインターネット予約を利用します が、時間が取れず図書館で受け取ることができないままながれてしまったことも多々あります。 ネットワーク このような不便さを感じながら結果として図書館を身近なサービスと捉えられないまま遠ざかってしまう方は多いのではな いでしょうか。 m 化の推進 また、学校での学年が上がるにつれ調べものやレポート課題などがでてきますが、図書館が坂の下の駅の向こうとあって (45p) は思うように通うこともできず学習意欲も損なわれてしまいがちです。 学校も多くマンションや戸建て住宅が建ち続けている夏見地区です。子どもが今後も増え続けていくであろうこの地区に 学びの拠点となるきちんとした図書館が抜け落ちてしまっていることに大変危惧しております。畑がショベルカーによって 更地になり、住宅に変わっていく光景に「この高台地区に子どもたちが利用できる図書館が必要だ」と強く思うのです。 財政難の中サービス拡充を考えていることはよくわかっております。しかし子どもたちは日々成長していきます。本を通じ ての学びの意欲が減退してしまうことのないためにも、ぜひともお考えいただきたいです。 公民館におけるサービス拡充に対しても、中央図書館から比較的近いためなのか夏見地区は手がつけられていませ ん。夏見地区は急坂の高台にあり、不便な地域である事、なにとぞご理解いただきたいです。 繰り返すこととなりますが、夏見地区は子どもの多いそして今後も更に増え続ける地域です。可能性を持った多くの子ど もたちに図書館という身近な学び場所を与えてあげてください。 畑や駐車場がすべて住宅になってしまうその前に、手遅れになってしまうその前にぜひとも考えていただきたいです。市 がそのような方向に動いてくれることを知るならば、夏見地区の方々は現状に苦慮しながらも将来の明るさに希望を持ち 長い目で待ってくれることと思います。 夏見地区についてはご指摘のとおり、生活動線が船橋駅と結ばれていることから、中央図書館のご利 用をお願いするところです。 図書館サービス拠点の整備の要望が強い地区であることから、既存の夏見公民館に貸出返却拠点を 設置いたします。 58 ≪夏見地区への拠点設置について≫ 夏見公民館でのサービス実施を強く希望します。中央図書館への利便性が高いとして実施対象外にしているのだ と思いますが、徒歩圏ではなく、バスに乗って駅を渡って行かなければなりません。小学生や高齢者がひとりで気軽 ネットワーク に行ける場所に、サービス拠点をおいてください。 m 化の推進 移動図書館も平日の2時過ぎに来るだけでは、利用者が限定されます。幼稚園や小学校の時間と重なってしまうの (45p) で、入園前のこどもと老人だけを対象にしたサービスなのかと疑問に思います。 以上より、夏見公民館での図書サービス実施、せめてインターネット予約の受取と返却を可能にしていただきたく、 何卒よろしくお願いいたします。 夏見地区についてはご指摘のとおり、生活動線が船橋駅と結ばれていることから、中央図書館のご利 用をお願いするところです。 図書館サービス拠点の整備の要望が強い地区であることから、既存の夏見公民館に貸出返却拠点を 設置いたします。 59 ≪飯山満地区への拠点整備について≫ ネットワーク 飯山満駅付近に住んでいますが、どの図書館も距離があり、駅からも遠く、なおかつ車で行くにしても駐車場の台 m 化の推進 数が非常に少なく、結局コインパーキングなどに一回千円程度払って駐車するしかなく、とても不便です。 (45p) 飯山満駅前は広大な未開発スペースがあり、ここに新たに新設するか西船図書館を移設してはどうでしょうか。 サービス拠点の整備については、4図書館と13公民館図書室のネットワーク構築を進めてまいります。 本計画におけるネットワーク公民館図書室の設置が整った時点で、その実績を評価する中で、さらな るサービス拠点の設置及び拠点におけるサービスの方法を検討してまいります。 60 ≪サービス拠点の整備について≫ 計画期間中に、公民館図書室のネットワーク化を現在の8館から13館まで増設し、図書館が身近にあ ネットワーク 学校など考えられうるさまざまな施設と連携することも考えたりしてコストを抑えつつ、サービス拠点を増やしていくこ る環境を整備してまいります。 m 化の推進 とも必要だろう。本を読みたくなるような大人向けの無料イベントを企画することも必要かもしれない。高齢者など特に 郷土資料の展示会、大人向けの読書会など、読書や図書に親しみを持っていただけるような事業も計 (45p) ターゲットになるだろう。 画してまいります。 9 船橋市図書館サービス推進計画(素案)へのパブリック・コメントと船橋市の考え方 番 該当個別事業名 (掲載ページ) 号 コメント 船橋市の考え方 61 ≪図書返却ポストの設置について≫ 公民館等市の施設だけでなく、是非鉄道の駅(船橋、北習志野等複数の路線が交差する主要駅だけでも)にも設 置していただきたく思います。 ネットワーク 平日仕事をしている社会人の利用が増えるかと思います。私自身、平日は仕事をしており、幼い子どももおります 鉄道駅への図書返却ポストの設置については、利用者皆様の利便性が向上するものであることを理 m 化の推進 ので、図書館を利用できるのは週末のみです。もっと図書館を利用したいと思ってはいるのですが、返却の手間を考 解しております。その一方解決すべき課題もありますことから、公民館の開館時間に合わせて職員の目 (45p) えると、利用できません。駅に返却ポストが設置されておりましたら、利用回数は現在の数倍になるかと思います。 のとどく場所に図書返却ポストを配置してまいります。 多摩市など、実際に駅に返却ポストを設置する市もあり、居住する方に尋ねてみたところ、大変便利で駅のポストは 欠かせないとおっしゃっていました。 62 ≪図書返却ポストの設置について≫ 「図書のインターネット予約」を活用して図書の貸し出しサービスを受けております。 図書の予約や検索及び貸し出 し延長手続きのすべてをインターネットを利用して大変便利なサービスの提供を受けており、非常に満足しておりま ネットワーク す。 ネットワーク公民館図書室が設置されている公民館には、公民館の開館時間に合わせて図書返却ポ m 化の推進 しかし、図書の返却に関しては、利用時間等の関係から返却出来ない時があります。公民館図書室が閉鎖されて ストを設置してまいります。 (45p) いても公民館が開いていれば、図書の返却を受け付けてもらえますが、公民館が閉まっている時は返却が出来ない で仕方なく持ち帰ったことが何度かあります。 以上のようなことから、いつでも図書の返却が可能な「返却ボックス」の設置を希望します。 q <ボランティアの活用> 市民との協 ボランティアも定着している点字だけでなくもっと幅広く協力スタッフのシステムを作るなどして組織化したい。例え 働の推進 市民との協働事業として、市民ボランティアとの連携を進めてまいります。 ばハンディキャップサービスや借り出し返却、宅配サービス等。段階の世代の退職者などがしばらく増え続けますの (51p) で好機到来です。期待できると思います。 64 q ≪地域の人材の活用について≫ 市民との協 図書室ネットワークサービスの拡充が取り上げられていますが賛成です。読書グループの結成普及にも団塊世代 働の推進 図書にかかわる各種ボランティアとの連携を深め、活動を支援してまいります。 の生きがいを含め力を発揮することを期待しています。競争原理の中で厳しく鍛えられた60代の能力を生かすため (51p) にも各種の活動が考えられましょう。 65 s 子どもの読 <子どもの読書環境の整備について> 書環境の整 不健全図書について中央図書館の使命があります。子どもの読書活動と合わせ学校の図書室とも提携し、健全育成 子どもの読書活動の推進について、図書館は学校等と連携を進めてまいります。 備(53p) に知恵を絞りたい。 63 66 ≪図書館サービス全般について≫ 図書館がこういった時代にそったニーズを満たすことができないため、利用者が減少し、その結果、図書館側は、 計画全体へ 利用者が減少していると勘違いをして、更にサービスを縮小してゆくというような悪循環になっていないか。サービス の意見 の提供する側の都合ばかりが重要視されていないか。出来ない理由を探すのではなく、どうやったら実現出来るか、 という方向でを考えて欲しい。 67 ≪図書館サービス全般について≫ 計画全体へ 葛飾区、江戸川区の図書館をたまに利用しますが、施設、システムとも更新され、複合施設となっていて、利用し サービス拠点の整備、効率的な運営を進める中で、図書館サービスの充実を図ってまいります。 の意見 やすいです。葛飾区は、財政が厳しい区ですが、区長の方針で図書館の充実をはかっています。船橋市の図書館 は、千葉県第二の都市にしては、施設、蔵書数、システムともさびしいと感じます。 68 ≪図書館サービス全般について≫ 計画全体へ 諸外国(アメリカ・中国や韓国、インドなど)より不便な図書館サービスの提供状態が長い期間続くと、子供たちの将 貴重なご意見として承り、今後とも図書館サービス水準の向上を図ってまいります。 の意見 来、ひいてはこの国の将来にも悪影響になるのではという懸念もある。 図書館のサービス指標をご覧いただきますと、近隣市との比較ではやや低い状況にありますが、年度 比較ではインターネット予約などの効果により、貸出冊数などは伸びております。 今後とも図書館利用者のニーズに応える図書館サービスの充実を実施していきたいと考えておりま す。
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