便利な「右クリック操作」

140905-便利な「右クリック操作」
Windows パソコンの操作は、OS のバージョン(Windows
n.hino
VISTA,Win7,Win8 及び8.1等)や Office Soft の
バージョン(Office 2003,2007,2010,2013等々)によってツールバーやボタン操作が多少異なっています。
それは、新しいバージョンには新機能が追加されることが主な理由ですが、基本的な機能はどのバージョン
も略同じでます。そこで、基本機能だけでも各バージョンにおいても統一した操作を可能する方法が「右クリッ
ク操作」のやり方です。 この方法を覚えればパソコンを新しく買い替えた場合でも難なく使えるかと思います。
本項では、保存されたフォルダーやファイルを開いたり、コピー、貼り付け、新規フォルダーの作成、フォルダー
やファイルの名前の付け方・変更など利用頻度の多い操作について「右クリック」操作方法を紹介します。
<右クリックの操作メニューについて>
「右クリック」は、いろんなケースで利用できますが、表示されるメニューは、クリック場所によって異なります。
つまり、その場面において、最も便利で都合の良いメニューが表示される事になります。
右クリックを活用するとデスクトップの操作も向上します。どんどん試してみましょう!
1.
フォルダやファイルの操作
(開く、コピー、削除、送る、名前の変更など)
①
デスクトップ画面やマイドキュメントなどのウイン
ドウ内の、
① フォルダ又は、ファイルのアイコンの上
④
で右クリック、
② 「開く」、「送る」、「コピー」、「削除」、「名前
③
の変更」「印刷」、「ショートカットの作成」などのメ
ニューが表示されます。
③
②
「フォルダー」アイコンの場合のメニューに
は、フォルダーでは利用できない機能(編集、新
規作成、印刷など)は表示されません。
⑤
④ ファイルを開く場合、
「開く」をクリック(左又は右いずれも可)するとファ
イルは開きます。
⑤ コピーしたい場合
「コピー」をクリック(左又は右いずれも可)すると
ファイルは「クリップボード」にコピーされます。
⑦
その他、「削除」、「切り取り」などの頻繁に使用する操作も「右クリック操作」で簡単に行えます。
2項では、「コピー」ファイルを指定の場所を選んで、「右クリック」の操作で「貼り付け」の方法を説明します。
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<例―1>
n.hino
「ごみ箱」を空にしたり、削除したファイルの取戻し
デスクトップ上にある「ごみ箱」アイコンを右クリック
するとメニュー画面が表示されます。
各々のメニューを選択クリックして操作します
「開く」:
ごみ箱の中を見ることが出来る
内容を確認し、削除、元に戻すなどの操作が行え
ます。
「ごみ箱をからにする」:クリックするとごみ箱の内容
を削除することができます。
2.
ファイルやフォルダの複製
(コピーしたファイル又はフォルダーの貼り付け)
前項⑤の操作(「コピー」をクリック(左又は右いずれも可)するとファイルは「クリップボード」にコピーされたも
のを「右クリック操作」で指定の場所に張り付ける事が出来ます。
前項⑤の操作
①
②空白部分
前項⑤の操作に続いて、
①
「貼り付け先の場所」を開きます。
(尚、任意のフォルダ内に貼り付けたい場合は
そのフォルダーを選択)
③
②
続いて、開いたフォルダの空白部分を選択し
「右クリック」します。
③
メニューが表示されるので「貼り付け」をクリ
ックします。
④
ファイルは、指定の場所に貼り付きます。
<備考>
「コピー」されたファイルやフォルダーは、任意の場所や、
フォルダ又はファイルのアイコンを選択し、「右クリック操作」で
「貼り付け」することができます。この際、同一ファイル名又はフ
ォルダ名の場合は、上書き方法の警告表示があり設定を行う
④
事となります。
2
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3.
n.hino
新規フォルダの作成、フォルダ名の変更及び表示形式の変更など
新規にフォルダを作成したり、フォルダーやファイルの並べ替え、表示形式を変える場合には、表示画面内
の何もない“空白部分で右クリック”します。
3.1
新規フォルダの作成
<例-1 フォルダー内の空白部分で右クリック>
<例-2デスクトップの空白部分で右クリック>
①
②
③
①
空白部分で右クリックするとメニューが表示され
ます。 表示メニューは、フォルダー内とデスクトップ内
では、操作条件が違うためメニュー画面も異なります。
③
新規フォルダーの作成
④
表示メニューから「新規作成」をクリック→
④ 「フォルダー」の順にクリックすると
⑤ 「新しいフォルダ」が作成されます。
⑤
⑥ 「新しいフォルダー」を選択し、「右クリック」して、表示され
たメニューより「名前の変更」をクリックし、新しいフォルダーに
⑥
名前を付けると完成です。
3
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3.2 表示形式の変更
フォルダーやファイルの作成・整理の際に、利用目的に最適な表示方法に設定することができます。
① 表示形式を変更する場合、表示画面内の
何もない“空白部分で「右クリック」します。
①
メニュー画面がが表示されます。
続いて、
② メニューより「表示」をクリックします。
②
③ 右側に「表示形式のサブメニュー」が表示
されるのでその中から最適な形式を選択します。
xxアイコン: 画面例のとおりアイコン表示
一覧: フォルダー又はファイル名のリスト表示
詳細: フォルダ/ファイル名の他、更新日時、ファ
③
イルの種類など更に詳細事項を表示
4.
「プロパテイ」とは
マウス操作で写真などの画面を操作していると「プロパテイ」の表示が出る時があります。
プロパティとは、「特性」「特質」「属性」といった意味で使われます。つまり、「あるものに固有な性質」というこ
とです。ファイルのプロパティ、画面のプロパティなど、様々な場面で使用されます。
それぞれのファイルやフォルダには、固有の特性があり、対象のファイル又はフォルダを選んで「右クリック」す
ることで開いたメニューの一番下に「プロパティ」という項目があります。
クリックすると、「ファイルのプロパティ」というウィンドウが開き、ファイル名、容量などを確認できます。
また、プロパティの画面では、対象の状態を確認するたけでなく変更もできます。例えば、「コントロールパネル」
の中にある「画面」を ダブルクリックして、画面のプロパティを表示させてみましょう。
「Word ファイル」アイコンを「右クリック」して「プロパテイ」を表
示した例で概ね次の内容を確認できる。
①
ファイル名称
② ファイルの種類(Word、doc.x、画像の場合は ipg など)
③ 使用中のアプリソフト
④
対象ファイルの保存場所
⑤
ファイルのサイズ
⑥
作成日、更新日及びファイルのアクセス日時等
⑦
対象が画像の場合には、撮影日時やカメラ機種名、
撮影場所(GPS ありの場合)等、更に詳細を確認できる。
以上
4
(2014.9.6 作成)