進化を遂げたHFCシステム

N シリーズ構成機器
Nシリーズ機器の自動調整を実現するために必要な上り調整用信号レベル
測定機能を内蔵した RFモデムです。ヘッドエンド装置に組み込み、ステータ
レベル測定機能付き
RF モデム
(MODMN-RLMRA-JE)
進化を遂げたHFCシステム
スセンター装置と協調することにより、各機器の上り信号自動調整を実現し
ます。当社のステータスセンター装置を導入いただいている場合は、センター
モデムを本器に交換することによりNシリーズ機器の自動調整が可能となり
ます。また、当社のステータスセンター装置を導入されていない場合でも、
Nシリーズの自動調整制御を行う制御ソフトを付属しておりますので、制御
ソフト用のパソコンをご準備いただければNシリーズの自動調整機能の利用
本格的なデジタル時代に対応した770MHzHFCシステム機器
が可能です。
シ リ ー ズ で す。Nシ リ ー ズ のNは「Nonプ ラ グ イ ン」のNで す。
セル分割対応4ポート型光ノード装置は光受信部、光送信部、光パッシブ部
従来のHFC機器は設置時のレベル調整にプラグイン(ATT / EQ
をユニット構成としており、通常の光ノードとして運用開始後に光受信・送信
セル分割対応 4 ポート型
光ノード装置
(MOSN-77MF-ND4)
ユニットを追加することにより、セル分割(最大下り2分割、上り4分割)す
/ BON)を使用していましたが、Nシリーズではプラグインを必要
ることができます。小セル化を従来のシステムと比べ効率的かつ経済的に構築
としない自動調整機能を光ノード、増幅器に共通で搭載しています。
することが可能です。また、下り出力ならびに上り入力レベルを自在に設定す
ることができ、自社、他社の様々な機器と交換運用することが可能です。
ボタン1つで、下り、上りの運用レベルの自動調整が可能となり
ました。これにより機器設置時間が短縮され、更にプラグイン計算・
設計の必要がなくなりますのでコスト削減に繋がります。
Nシリーズとして新たに開発した 4ポート型光ノード装置は光回線のルート
またNシリーズは低消費電力設計になっており、消費電力を当
冗長ならびに機器冗長に対応可能となっており、RF信号の下り出力ならびに
社従来比で最大1/3に削減しました。これにより今まで従量電灯
上り入力レベルを自在に設定することができ、自社、他社の様々な光ノード
4 ポート型光ノード装置
装置と交換運用することが可能です。
契約で運用していた伝送路を、定額電灯契約に変更できるので、
(MOSN-77MF-N4)
電気代を大幅に削減することが可能です。
更新時期を迎えたHFCシステム機器の後継機として是非、ご検討
ください。
Nシリーズとして新たに開発した HFCシステム用ハイブリッドマルチファ
ンクション増幅器です。770MHz双方向増幅器として動作し、光ユニット
ハイブリッド
マルチファンクション増幅器
(MHMF-4750-N4)
(OPU)を実装することにより光ノード装置としても機能します。増幅器とし
驚きの低消費電力を実現
てシステム構築した後に、OPUを追加することにより小セル対応が可能です。
また、上り回線のみ小セル分割を行う PRNシステムにも対応可能です。増幅
当社従来製品のシステム
器の機能としては、下り・上り入力レベル設定、下り幹線・分岐出力レベル設
定の機能を設けることで、自社・他社の様々なTBA・TDA のレベルに設定を行
EA
うことができます。既設の増幅器を再調整する必要がなく、元位置交換に対
応することも可能です。
ノード
EA
TBA
N シリーズを導入した場合
EA
TBA
TBA
ノード
TBA
長増幅器としても使用可能です。ラインスプリッタ、タップオフなどの広域
ミニブリッジャー増幅器
減衰特性を補正するトリム機能を標準搭載しています。
EA
EA
EA
EA
900VA
PS
(MBMB-4750-N2)
1 セルあたり
PS は900VA の
ままだと…
¥9,331/ 月
59%削減
従量電灯 B 契約
USB/232C 変換器
(MUSC-N)
PCにて機器の調整を行う場合には、このUSB/232C変換器を経由して接続
本 社/〒247-8538 神奈川県鎌倉市岩瀬1285
TEL 0467
(44)9111(代)FAX 0467(44)6491
大阪 仙台 名古屋 広島 福岡
1 セルあたり
510VA
消費電力
70VA
42VA
34VA
510VA
消費電力
機器
台数
1台
ノード
4台
TBA
8台
EA
0台
PS(360VA)
1台
PS(900VA)
消費電力合計
※各商品の仕様・デザイン・価格等は予告無く変更することがあります。
¥3,826/ 月
EA
EA
TBA
EA
EA
TBA
EA
TBA
EA
EA
360VA
PS
PS を360VA に交換すると、
さらに…
75%削減
1 セルあたり
¥970/ 月
定額契約
90%削減
フォーマットを変換する装置です。付属の管理端末ソフトをインストールした
します。
1 セルあたり
従量電灯 A 契約
Nシリーズ機器の設定制御を行う管理端末 PC とNシリーズ機器間のデータ
TBA
電気代
Nシリーズとして新たに開発した HFC システム用ミニブリッジャー増幅器
です。AGC 機能を装備した 2 出力双方向分岐増幅器として動作し、高機能延
EA
EA
53%削減
機器
台数
1台
ノード
4台
TBA
8台
EA
1台
PS(360VA)
0台
PS(900VA)
消費電力合計
消費電力
23VA
27VA
14VA
243VA
1 セルあたり
243VA
http://www.miharu.co.jp
2013年7月
M015A
※N シリーズ導入シミュレーション
東京電力の料金体系にて試算(2012 年 6 月現在)
進化を遂げたHFCシステム
RF 入出力レベルを自在に設定可能
セル分割を低コストで実現
●パッシブノード、光ノードを追加します。
従来のセル分割
●パッシブノードと追加した光ノード間の光ファイバケー
セル
ブルの追い張りが必要ですので、その分の追加費用が発
セル1
追加
光ノード
パッシブ
ノード
分割
生します。
追加
光ノード
PCによる簡単設定
N シリーズの RF レベル設定
追加
追加
Nシリーズに交換
自動調整のみ
セル2
下り入力の
調整必要なし
前段
正常/異常
後段
セル3
LAN ケーブル
(ストレート)
USB ケーブル
(USB2.0)
RJ-45
USB/232C 変換器
セル4
光ノード/増幅器
上り出力の調整必要なし
追い張り
●下りRF入出力、上りRF入力レベルを自在に設定できますの
で、当社の機器だけではなく、他社の機器と交換が可能です。
●運用中の光ノードを、Nシリーズのセル分割対応4ポート型光
N シリーズでのセル分割
ノード装置に交換するだけで、下り2分割、上り4分割が可能です。
セル
セル1
セル2
光ノード
分割
セル3
セル分割対応4ポート型
光ノード装置
セル4
●従来の分割方式のように、パッシブノード、光ノードの追加、
●レベル設定は、TDA(フラットタイプ)
、TDA(チルトタ
●RF入出力レベル、ステータスアドレス等、機器の基本設定は管理端末ソフトを
実装した管理端末PCから簡単に設定が可能です。
●管理端末ソフトは、USB/232C変換器に付属しております。
イプ)、TBAなど違うタイプの機器の設定が可能なため、
●機器との接続は、市販のUSBケーブルとLANケーブルで行います。
複数のタイプの予備機を準備する必要がありません。
●PCのUSBパワーをUSB/232C変換器経由で機器内のCPUに電源供給できま
すので、機器設定を現場事務所で行う場合、電源供給器の準備が必要ありません。
並びに光ファイバケーブルの追い張り工事の必要がなく、セル分
●自動調整に加え、微調整、制御を行えます。
割を低コストで実現できます。
●管理端末PCの機能
●パッシブノードの機能である WDMフィルタをセル分割対応 4
・機器の各種設定
ポート型光ノード装置に搭載しています。
・自動調整、系統切替などの全ての制御
●セル分割対応4ポート型光ノード装置に交換し、1セルで運用後、
セル分割が必要になった時点で、NC光受信ユニットと光送信ユ
・トリム、出力レベルの微調整制御
ニットを追加することによりセルを分割することができます。
・動作状態取得
・測定データ等の任意入力
●セル分割対応4ポート型光ノード装置の消費電力は、フル実装時
・ファイル出力(設定情報、動作状態情報、調整情報、任意入力情報)
でも従来の光ノード装置より小さいため、電源装置の追加は必要
ありません。
Nonプラグインで自動調整
流合雑音調査に威力を発揮
または
N シリーズでの流合雑音調査
今までは 80 種類以上の
プラグインで調整
管理端末 PC から自動調整
従来増幅器
機器内のスイッチで自動調整
レベル測定機能付き
RFモデム
ステータスセンター
PC
N シリーズ増幅器
プラグイン
EQ/BON
D
/
F
上り前段
プラグイン
EQ
RS232C
下り入力
上り出力
プラグイン
ATT
●増幅器のRF入出力レベルの調整に必要だったプラグインアクセサリーをなくし、新たに
開発したケーブル等価減衰器の電子制御による自動調整が可能になりました。
●システム設計時に必要だった線路図によるプラグインアクセサリーのdB計算、手配の
必要がありませんので、設計時間の短縮、コストの削減に繋がります。
●調整時に計算値±数dBの余分なアクセサリーの準備も必要ありません。
D
/
F
RS
232C
FSK変調部
下り電子制御
ケーブル等価減衰器
下り後段
上り電子制御
ケーブル等価減衰器
上り前段
FSK
PSK復調部
分
SNMP
配
エージ レベル測定部
ェント
プラグイン
ATT
下り後段
下り入力
上り出力
雑音検出
機器確定
ポート確定
PSK
17MHz
HE
混合
分配
E/O
雑音検出
雑音検出
O/E
雑音
LAN
雑音検出
CPU
●従来はCMTSのS/N劣化、パストラックなどにより雑音レベルを確
●レベル測定機能付きRFモデムのPSK復調部をデジタル処理するこ
認し、機器のゲートATT制御を行うなどして雑音発生経路の調査を
とによりC/N特性の性能が向上し、流合雑音発生によるステータス
していました。
●Nリーズ機器では、各ポートに雑音検出機能を搭載したので、ステー
タスセンター装置から、どの機器の、どこのポートで雑音を検出し
たかを確認でき、雑音発生位置の特定が瞬時に可能です。
システム通信異常の発生を防止できます。
●ステータス上りPSK信号を17MHz標準としたので、CMTS通信帯
域を効率的に運用できます。