3日 第二火曜日 (聖書 マルコ12:2834) 彼らの議論を聞いていた一人の律法学者が進み出、イエスが立派にお答えになったのを見て、尋 ねた。「あらゆる掟のうちで、どれが第一でしょうか。」イエスはお答えになった。「第一の掟は、 これである。『イスラエルよ、聞け、わたしたちの神である主は、唯一の主である。心を尽くし、 精神を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』第二の掟は、 これである。『隣人を自分のように愛しなさい。』この二つにまさる掟はほかにない。」律法学者は イエスに言った。 「先生、おっしゃるとおりです。 『神は唯一である。ほかに神はない』とおっしゃ ったのは、本当です。そして、『心を尽くし、知恵を尽くし、力を尽くして神を愛し、また隣人を 自分のように愛する』ということは、どんな焼き尽くす献げ物やいけにえよりも優れています。」 イエスは律法学者が適切な答えをしたのを見て、「あなたは、神の国から遠くない」と言われた。 もはや、あえて質問する者はなかった。 (祈り) 全能の神よ、 あなたの教会を、いつもいつくしみをもってお守りください。 あなたから離れては立つことのできないわたしたちを恵みによって支え、 滅びの道から遠ざけ、救いに導いてくださいますように。 聖霊の交わりの中で、あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、 わたしたちの主イエス・キリストによって祈ります。アーメン。 (詩編6編) 主よ、怒ってわたしを責めないでください 憤って懲らしめないでください。 主よ、憐れんでください/わたしは嘆き悲しんでいます。 主よ、癒してください、わたしの骨は恐れ わたしの魂は恐れおののいています。 主よ、いつまでなのでしょう。 主よ、立ち帰り/わたしの魂を助け出してください。 あなたの慈しみにふさわしく/わたしを救ってください。 死の国へ行けば、だれもあなたの名を唱えず 陰府に入れば/だれもあなたに感謝をささげません。 わたしは嘆き疲れました。 夜ごと涙は床に溢れ、寝床は漂うほどです。 苦悩にわたしの目は衰えて行き わたしを苦しめる者のゆえに/老いてしまいました。 悪を行う者よ、皆わたしを離れよ。 主はわたしの泣く声を聞き 主はわたしの嘆きを聞き 主はわたしの祈りを受け入れてくださる。 【主の祈り】
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