(1)課題:遅延証明書の偽造防止

(1)課題:遅延証明書の偽造防止
„遅延証明書
列車定刻通り運行できなかった際、列車が遅延したことを証
明するために、鉄道会社などから発行される。
z 次の記載事項があるとする。
‹発行会社名
‹駅名
‹列車が遅延した日付
‹遅延時分
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„課題
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発行した遅延証明書が本物であることを、Web上サイトで確
認するシステムを考える。
「課題:遅延証明書の偽造防止」岐阜経済大学 井戸伸彦
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(2)利用方法
„遅延証明書は、パソコン付属のプリンタにより普通紙
に印刷する。
„遅延証明書の記載事項には、偽造防止のための情報
を追加することが出来る。
„Webサイトで確認する際は、遅延証明書の記載事項
を入力する。これに対してサーバより、真偽を応答する。
サーバ
駅
確認を行う場所
(学校・会社)
遅延
証明書
「課題:遅延証明書の偽造防止」岐阜経済大学 井戸伸彦
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(3)条件、解答方法
„条件
駅のパソコンとサーバとを、オンラインで結ばれていなくても
良い方法としてください。ただし、パスワード等の情報を予め
共有させておくことは、OKです。
z 考えるシステムでは、片方向ハッシュ関数を用いてください。
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„解答方法
簡単なスライドを作成して、偽造を防止する仕組みを説明し
てください。
z 提案した仕組みでは防ぐことの出来ない不正にはどのような
ものがあるかを記しておいてください。
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「課題:遅延証明書の偽造防止」岐阜経済大学 井戸伸彦
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