【会員倍加運動】 気軽にFCへ入会の声かけを

会員倍加運動
気軽にFCへ入会の声かけを
憲法9条ファンクラブ事務局
『憲法9条ファンクラブニューズレター』第 56 号(今年 1 月 23 日付)で「改憲策動を断ち切り、日本
国憲法を守り生かすために《FC 結成5周年記念 会員倍加運動》を呼びかける」と「会員倍加の運動」
を呼びかけてから、約6月。現在までに77名が新しく入会され、現在会員数は622名となっています。
掲げた目標にははるかに届いていませんが、ゆっくりですが会員数が増加してきています。これはとても
貴重なことですし、皆さんのお力添えによるものと感謝申し上げます。
改憲派による危険な策動がまたぞろ活発になってきています。
改憲を押しとどめる力を蓄積するために、
「会員倍加の運動」は今年いっぱい続けますので、いろいろなやり方、可能な方法で、引き続き会員の皆さ
んのご協力をいただきたいと存じます。よろしくお願いいたします。
以下、「会員倍加の運動」の中で新たに入会された方からの手紙と、多くの方に働きかけて入会しても
らった会員の方の報告を紹介します。私たちの周りの人々は、「いっしょに憲法を守る運動、平和を実現
する運動をやろうよ。FC の会員になろうよ」と私たち会員から声をかけられるのを待っているように思
います。期待にこたえるように、周りの方に気軽に声をかけましょう。
40 年ぶりに再会し青春時代を懐かしむ学友た
平和は、幸せの基本の基本
ちは、小学校校長を退職した人、退職後に慣れな
S先生、お元気でいらっしゃいますか。
い農業を担っている人、年老いた親の介護、孫の
生き方がずっと一貫していて、大好きな先生で
世話に奔走する人など、それぞれ皆、第2の人生
した。高校三年の時、定規をもって教室に現れ、
の門出に立っていました。とは言え、大半が現役
「ズボンのすそ幅を測れといわれたので……。」
時代に健康を損ね、心身ともに疲弊した印象を受
と、男子のラッパズボンのすそを測りはじめまし
けました。かつての変革への情熱は薄れ憔悴しき
たが、突然顔を真っ赤にして、
「やめた。やめた。
って見えました。しかし、話題が自然と学友の消
こんなバカらしいこと!」と叫び、授業を始めら
息を確認し、「現場」を振り返ることになると、
れました。その時、私は《ああ、マトモで、いい
学友たちは、一様に、冷静な判断力を持って「現
先生だ》とうれしくなりました。
場」
を分析し将来を危惧する能力を発揮しました。
三十七年も小学校教師の仕事をすることになり
教育問題、
平和と戦争、
そして現在の貧困問題、
ましたが、多感な十代に《いいな》と思った先生
どの方面から見ても、今、我が国が直面する諸課
の影響は、とても大きなものがあります。大学で
題は深刻であり、現状に怒っていました。このよ
は綴り方教師たちと出会い、いろいろ教えられま
うな現状をもたらした無責任な為政者に対して怒
した。ゴマもすらず、出世もせず、できるだけ好
っていました。そして、状況を面白半分に宣伝し
きなことだけをして、クビにもならず、ゴールで
て核心を反らすしかないマスコミの姿勢にも怒っ
きたことは幸せだったかもしれません。でも自分
ていました。
だけ幸せでも、それは本当の幸せじゃないですよ
学生時代には、真剣に子供たちの成長を願い、
ね。幸せの基本の基本、「平和」だけは守る努力
教育と民主主義の深まりを求めて討論しました。
をしたいと思います。
学友たちは、しがらみから解放された今こそ、自
大好きなS先生へ。……■こんな素敵な「ラブ
分たちの熱意を再燃させる時であると心密かに決
レター」とともに、W さんから「入会申込書」と
めています。皆、あの時のように若さに満ちあふ
一万円札が、事務局員のSさんのもとに届きまし
れ、燃える心を確かめるように入会用紙に記入し
た。
てくれました。もちろん、「また再び、これから
付き合いが始まるからね」と確かめ合いながら…
燃える心を確かめるように入会
…。『憲法9条ファンクラブニューズレター』が
これまでの常勤の勤めを終え、時間と心の余裕
私たちの熱い心をつなぎ、励ます「ラブレター」
ができた期間に、同じ団塊世代の FC 会員と一緒
でありつづけることを願っています。……■これ
に大学時代の学友たちを訪ね、一線を退いた報告
は「会員倍加運動」でこれまでに 18 名もの多く
かたがた、FC への入会の呼びかけをしました。
の新入会員をむかえた M さんからの報告です。