導入事例 パナソニック ヘルスケア株式会社 メディカルシステムビジネスユニット 様 ∼ 健康・医療機器の製造・販売・サポート ∼ 医療ITソリューションのリモートメンテナンスに活用 操作指導やトラブル発生時の解決で 医療機関、保険調剤薬局様の日常業務をスムーズに ■ 所在地 群馬県邑楽郡大泉町坂田 1 丁目 1 番 1 号 ■ 設立 1969 年 11 月(メディコム発売 1972 年) ■ ホームページ http://panasonic.biz/healthcare/medicom/ パナソニック ヘルスケア株式会社様は、パナソニックグループ内のヘルスケア事業 を専門とし、健康・医療機器の製造・販売しています。 メディカルシステムビジネスユニットはメディコムブランドの診療所・病院用レセプ トコンピューター、電子カルテシステムおよび、保険調剤薬局向けレセプトコンピュー ター、電子薬歴システムの開発・販売・サポートを行っています。 診療所向けのレセプトコンピューターおよび電子カルテシステム、保険調剤薬局向け のレセプトコンピューターについては、長年国内の市場占有率で第 1 位※を確保し、同 パナソニック ヘルスケア株式会社様 群馬地区 社屋 社は医療 IT のマーケットにおいて確固たる地位を築いています。(※同社調べ) 『LAPLINK』のご利用履歴は 10 年以上前からと長く、各種コンピューターのリモートメンテナンスツールとしてご利用いただいています。 このたび『LAPLINK』を採用いただいた経緯や導入理由について、製品の開発を担当されているプラットフォームグループ プラットフォー ムチーム 主事 福江 卓巳様と馬 様にお話を伺いました。 導入の背景 電子カルテの販売開始により、リモートメンテナンスを本格的に検討 「『LAPLINK』を社内で使い始めたのは 10 年以上前からですね。そ 続けてもう一つの理由についてお話しいただきました。 れ以前からもリモートメンテナンスの要望はありましたが、決定的 「電子カルテにトラブルが発生した際、即時に解決することも課題で だったのは電子カルテを販売開始したことでした。それまで、カルテ した。電子カルテが止まるということは、院内の業務が止まってしま は紙に記録しなければならなかったのですが、1999 年に厚生労働省 うということにもなります。それはあってはならないので、電子カル (当時は厚生省)の通知で、カルテの電子媒体での保存が認められまし テの製品化のためには、リモートメンテナンスが必須でした。そのよ た。そこで、弊社でも電子カルテを販売するようになりました。」(福 うな状況と、ブロードバンドの 江様) 普及で、 『LAPLINK』の導入を 決めました。」(福江様) その後『LAPLINK』を導入いただくこととなった経緯について、お 話しいただきました。 「当初、医療機関、調剤薬局で リモートメンテナンスが必要な 「それまで弊社では医療事務コンピューターの販売をしていました 場合『LAPLINK』を推奨商品 が、操作方法については定型的な部分も多く、販売代理店が納品先の として販売代理店で購入頂いて 医療事務員の方に数回指導をすることでスムーズに運用していまし いましたが、納品先の医療機関 た。しかし、電子カルテについては医療機関の先生自身が操作される や調剤薬局、販売代理店からの こともあり、カルテ入力の為の主訴、処方、処置から検査結果の入力 要望が増えたことで標準搭載を まで操作も多岐にわたります。このため、先生のご都合に合わせ販売 検討致しました。その後、8 年 代理店から操作指導はしているものの、更に機能が増えてきたことか 程前からは『LAPLINK』を標 ら、きめの細かい操作指導を行う事も難しくなり、先生からの要望が 準搭載とさせて頂いています。」 あれば都度対応していく必要がありました。」(福江様) (馬様) 「リモートメンテナンスができる商品を納 品することがもう当たり前のようになって いますね。」と語る福江様 導入のポイント 充実した機能と手厚いサポート体制がポイントに 「導入理由の一つとしては、『LAPLINK』がパッケージとして完成 ね。」(福江様) していることが挙げられます。画面のリモートコントロールしかでき 「正直、これまでにも他社製品と比較検討をするような時はありまし ないというように機能が限定されるわけではなく、『リモートコント た。御社の競合製品や無料の製品も見たりしましたが、製品にはそれ ロール』、『ファイル転送』など機能が充実している点は大きいです ぞれ一長一短があると感じています。そのような中『LAPLINK』を (裏面へつづく) 導入事例 パナソニック ヘルスケア株式会社 メディカルシステムビジネスユニット 様 導入している理由としては、技術 「インターコムさんのサポートは安心で 信頼がおけます!」と語る馬様 弊社のサポート体制について、さらにお話しいただきました。 支援をはじめとしたサポート体制 「インターコムさんのサポート窓口はとても親切にしてくれますし、 が充実している点が挙げられます 対応は非常にいいですね。これまでには実際に足を運んでいただい ね。弊社からのこういう製品が作 て、実機で障害の調査をしてもらったこともあります。また、エラー りたいという要望に対して、御社 が出て問い合せをした際など、解決に時間が掛かる場合も途中経過を から技術支援や開発をしていただ 教えてもらえますし、問い合わせについて社内で対応していることが き、弊社の製品に合う仕様、例え よくわかります。」(馬様) ば Windows OS だけでなく他の 「他社の製品で問い合わせをした際、一般のサポート窓口に連絡を OS 等に『LAPLINK』をカスタ しても話が通じないことがよくあります。だいたいサポートはコン マイズしていただいたこともあり シューマーが主で、法人を対象としていない場合があったりします。 ます。そのお蔭で、弊社の要望す その点インターコムさんのサポートは、電話に出られた方が状況をす る製品を販売することができまし ぐに把握してくれて助かっています。社内で情報共有がきちんとでき た。」(馬様) ていることがすごくよく伝わりますね。」(福江様) 導入効果 トラブルの解決時間を短縮 「現在弊社のユーザー数は数万件ですが、 『LAPLINK』を標準搭載と また、トラブルの即時対応ができるようになった点も大きな効果で したことから、ほぼ全てのお客様で『LAPLINK』を導入しています。 す。電子カルテ等使用中のトラブルでお問い合わせがあった際も、す 離れた場所のお客様と同じ画面を見ながらの操作指導やリモートメン ぐに原因の究明・修復ができるので先生の診療業務を止めてしまうと テナンス、サポートが主な用途ですね。」(福江様) いったことを軽減できています。」(福江様) 続けて、『LAPLINK』の導入効果をお話しいただきました。 また、 『LAPLINK』だからこそ強く感じている効果についてもお話 「これまではお客様からの要望があれば、販売代理店のインストラク しいただきました。 ターが直接訪問をしてメンテナンスをしていましたが、これでは対応 「お客様が困っているにもかかわらず、その困りごとを救うための できる訪問件数にも限界があり効率も良くありませんでした。 ツールが使用できないということでは全く意味がありません。ですか 『LAPLINK』の導入でお客様からの要望に即時対応できる事が可能 ら、リモートメンテナンスツールは信頼性を重要視せざるを得ませ になった為、販売代理店のサポートの向上に繋がっていますし、出 ん。その点『LAPLINK』は、ソフトの安定稼働と手厚いサポートで 張回数が軽減したことから業務効率化に大きく貢献していると言え 高い信頼性があり、安心して使用しています。」(福江様) ます。 今後の予定 「『LAPLINK』の導入当初は、メリット等の啓発活動なども地道に れまでのサポートを変わらず行っていただければそれが一番だと思い 行っていたのですが、その甲斐があってか現在では販売代理店もリ ます。」(福江様) モートメンテナンスをすることが当たり前だと定着しています。ここ 数年の弊社の製品には、リモートメンテナンスはあって当然のアプリ ケーションになっていますし、今後も『LAPLINK』を搭載していく予 定ですが、製品の改良、改善を宜しくお願いしたいと思います。」(福 江様) また、『LAPLINK』へのご要望についてもお話しいただきました。 「これまでにも、バージョンアップの際はある程度弊社の意見要望も 採用いただいて、機能に反映していただいたりすることもあり、とて もありがたく感じていました。これからも医療機関、保険調剤薬局の お客様のニーズに合わせて『LAPLINK』に改良を加えていっていた だきたいですね。」(馬様) 「インターコムさんのサポートは、とてもしっかりしているので、こ 商品の詳細はホームページをご覧ください。 http://www.intercom.co.jp/laplink 14 / 2017.04
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